JP2003106613A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2003106613A JP2003106613A JP2001300228A JP2001300228A JP2003106613A JP 2003106613 A JP2003106613 A JP 2003106613A JP 2001300228 A JP2001300228 A JP 2001300228A JP 2001300228 A JP2001300228 A JP 2001300228A JP 2003106613 A JP2003106613 A JP 2003106613A
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- air
- air conditioner
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本体内部の除菌・脱臭を行うオゾンクリーン
運転時に、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路の隅々にま
でオゾンを行きわたらせることができるようにした空気
調和機を提供する。 【解決手段】 吸込口2と吹出口3とを結ぶ空気通路
に、垂直部10a と、同垂直部10a の上端を折曲して後方
に傾斜させた後方傾斜部10b と、同後方傾斜部10b の後
端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部10c とで逆略
V字状に折曲された熱交換器10と、送風ファン11とを設
けると共に、前記熱交換器10の風上に除菌および脱臭用
のオゾンを発生させるオゾン発生部12を設け、除菌およ
び脱臭運転を行う際、上下風向板5で前記吹出口3を閉
じ、上位および下位の開閉ルーバ7および8で前記前面
上部の吸込口2を閉じると共に、前記送風ファン11を所
定の時間逆回転させるようにした。
運転時に、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路の隅々にま
でオゾンを行きわたらせることができるようにした空気
調和機を提供する。 【解決手段】 吸込口2と吹出口3とを結ぶ空気通路
に、垂直部10a と、同垂直部10a の上端を折曲して後方
に傾斜させた後方傾斜部10b と、同後方傾斜部10b の後
端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部10c とで逆略
V字状に折曲された熱交換器10と、送風ファン11とを設
けると共に、前記熱交換器10の風上に除菌および脱臭用
のオゾンを発生させるオゾン発生部12を設け、除菌およ
び脱臭運転を行う際、上下風向板5で前記吹出口3を閉
じ、上位および下位の開閉ルーバ7および8で前記前面
上部の吸込口2を閉じると共に、前記送風ファン11を所
定の時間逆回転させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、本体内部の除菌・脱臭を行うオゾン
クリーン運転時に、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路の
隅々にまでオゾンを行きわたらせることができるように
した構造に関する。
り、より詳細には、本体内部の除菌・脱臭を行うオゾン
クリーン運転時に、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路の
隅々にまでオゾンを行きわたらせることができるように
した構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、図3(A)および
図3(B)で示すように、ベース1の前面に、前面上部
および上面に吸込口2を設け、前面下部に吹出口3を設
けた前面パネル4が装着され、前記前面上部の吸込口2
には、同吸込口2を開閉する複数の開閉パネル7'を備え
た前面グリル9が設けられ、前記上面の吸込口2には、
同吸込口2を開閉する複数の開閉パネル8'が設けられ、
前記吹出口3には上下方向の風向を偏向する上下風向板
5が回動自在に軸支されてなる構成であった。
図3(B)で示すように、ベース1の前面に、前面上部
および上面に吸込口2を設け、前面下部に吹出口3を設
けた前面パネル4が装着され、前記前面上部の吸込口2
には、同吸込口2を開閉する複数の開閉パネル7'を備え
た前面グリル9が設けられ、前記上面の吸込口2には、
同吸込口2を開閉する複数の開閉パネル8'が設けられ、
前記吹出口3には上下方向の風向を偏向する上下風向板
5が回動自在に軸支されてなる構成であった。
【0003】前記吸込口2と前記吹出口3とを結ぶ空気
通路には、フィルタ6と、除菌および脱臭用のオゾンを
発生させるオゾン発生部12と、前記吸込口2から吸い込
まれた吸込空気を熱交換する熱交換器10と、同熱交換器
10によって熱交換された空気を前記吹出口3に送出する
送風ファン11とが順次設けられていた。
通路には、フィルタ6と、除菌および脱臭用のオゾンを
発生させるオゾン発生部12と、前記吸込口2から吸い込
まれた吸込空気を熱交換する熱交換器10と、同熱交換器
10によって熱交換された空気を前記吹出口3に送出する
送風ファン11とが順次設けられていた。
【0004】前記熱交換器10は、垂直部10a と、同垂直
部10a の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部10
b と、同後方傾斜部10b の後端を折曲して下方に傾斜さ
せた下方傾斜部10c とで逆略V字状に折曲され、前記オ
ゾン発生部12は、前記後方傾斜部10b の風上側に沿うよ
うに設けられていた。
部10a の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部10
b と、同後方傾斜部10b の後端を折曲して下方に傾斜さ
せた下方傾斜部10c とで逆略V字状に折曲され、前記オ
ゾン発生部12は、前記後方傾斜部10b の風上側に沿うよ
うに設けられていた。
【0005】前記熱交換器10などが配置された前記空気
通路を除菌および脱臭するための運転を行う際、前記送
風ファン11を逆回転することによって、図3(A)の破
線で示す空気流のように、前記オゾン発生部12から発生
したオゾンは前記熱交換器10の後方傾斜部10b を通過
し、前記送風ファン11を経て前記吹出口3へと導かれる
ようになっていた。
通路を除菌および脱臭するための運転を行う際、前記送
風ファン11を逆回転することによって、図3(A)の破
線で示す空気流のように、前記オゾン発生部12から発生
したオゾンは前記熱交換器10の後方傾斜部10b を通過
し、前記送風ファン11を経て前記吹出口3へと導かれる
ようになっていた。
【0006】しかしながら、前記上下風向板5を回動し
て前記吹出口3を開くと共に、図示はしないが、前記前
面上部の吸込口2の下部に前記熱交換器10の垂直部10a
に向けて導風する導風路を設けたとしても、前記熱交換
器10の後方傾斜部10b 以外の箇所、とくに前記下方傾斜
部10c は前記オゾン発生部12から発生したオゾンが通過
しないため、該箇所における除菌および脱臭の効果は不
充分になってしまうという問題点を有していた。
て前記吹出口3を開くと共に、図示はしないが、前記前
面上部の吸込口2の下部に前記熱交換器10の垂直部10a
に向けて導風する導風路を設けたとしても、前記熱交換
器10の後方傾斜部10b 以外の箇所、とくに前記下方傾斜
部10c は前記オゾン発生部12から発生したオゾンが通過
しないため、該箇所における除菌および脱臭の効果は不
充分になってしまうという問題点を有していた。
【0007】また、前記送風ファン11を停止した場合、
図3(B)の破線で示すように、オゾン臭が前記吹出口
3から漏れることによって不快感を感じさせてしまうと
いう問題点を有していた。
図3(B)の破線で示すように、オゾン臭が前記吹出口
3から漏れることによって不快感を感じさせてしまうと
いう問題点を有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、本体内部の除菌・脱臭を行うオゾンクリーン
運転時に、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路の隅々にま
でオゾンを行きわたらせることができるようにした空気
調和機を提供することを目的としている。
を解決し、本体内部の除菌・脱臭を行うオゾンクリーン
運転時に、吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路の隅々にま
でオゾンを行きわたらせることができるようにした空気
調和機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、ベースと、同ベースの前面に装着され、
前面上部および上面に吸込口を設けると共に、前面下部
に吹出口を設けた前面パネルと、前記吹出口に回動自在
に軸支され、同吹出口を開閉すると共に上下方向の風向
を偏向する上下風向板と、前記前面上部の吸込口に面し
て着脱自在に装着されたフィルタと、前記前面パネルに
回動自在に装着され、前記前面上部の吸込口を開閉する
上位および下位の開閉ルーバを備えた前面グリルと、前
記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、垂
直部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後
方傾斜部と、同後方傾斜部の後端を折曲して下方に傾斜
させた下方傾斜部とで逆略V字状に折曲された熱交換器
と、同熱交換器で熱交換された空気を前記吹出口に送出
する送風ファンと、前記熱交換器の風上に設けられ、除
菌および脱臭用のオゾンを発生させるオゾン発生部とを
備えてなり、除菌および脱臭運転を行う際、前記上下風
向板で前記吹出口を閉じ、前記上位および下位の開閉ル
ーバで前記前面上部の吸込口を閉じると共に、前記送風
ファンを所定の時間逆回転させるようにした構成となっ
ている。
解決するため、ベースと、同ベースの前面に装着され、
前面上部および上面に吸込口を設けると共に、前面下部
に吹出口を設けた前面パネルと、前記吹出口に回動自在
に軸支され、同吹出口を開閉すると共に上下方向の風向
を偏向する上下風向板と、前記前面上部の吸込口に面し
て着脱自在に装着されたフィルタと、前記前面パネルに
回動自在に装着され、前記前面上部の吸込口を開閉する
上位および下位の開閉ルーバを備えた前面グリルと、前
記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、垂
直部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後
方傾斜部と、同後方傾斜部の後端を折曲して下方に傾斜
させた下方傾斜部とで逆略V字状に折曲された熱交換器
と、同熱交換器で熱交換された空気を前記吹出口に送出
する送風ファンと、前記熱交換器の風上に設けられ、除
菌および脱臭用のオゾンを発生させるオゾン発生部とを
備えてなり、除菌および脱臭運転を行う際、前記上下風
向板で前記吹出口を閉じ、前記上位および下位の開閉ル
ーバで前記前面上部の吸込口を閉じると共に、前記送風
ファンを所定の時間逆回転させるようにした構成となっ
ている。
【0010】また、前記送風ファンを、断続的に逆回転
させるようにした構成となっている。
させるようにした構成となっている。
【0011】また、前記オゾン発生部が、前記熱交換器
の垂直部に沿うように設けられた構成となっている。
の垂直部に沿うように設けられた構成となっている。
【0012】また、前記オゾン発生部が、前記熱交換器
の後方傾斜部に沿うように設けられた構成となってい
る。
の後方傾斜部に沿うように設けられた構成となってい
る。
【0013】また、前記オゾン発生部が、前記熱交換器
の下方傾斜部に沿うように設けられた構成となってい
る。
の下方傾斜部に沿うように設けられた構成となってい
る。
【0014】更に、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空
気通路またはその近傍に、マイナスイオン発生器を設け
た構成となっている。
気通路またはその近傍に、マイナスイオン発生器を設け
た構成となっている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機の一実施例を示す説明図で、(A)は
吸込口の一部を閉じて送風ファンを逆回転させた状態を
示す断面図、(B)は送風ファンを停止させた状態を示
す断面図であり、図2は本発明による空気調和機の他の
実施例を示す説明図で、(A)はオゾン発生部を熱交換
器の後方傾斜部に沿わせた状態を示す断面図、(B)は
下方傾斜部に沿わせた状態を示す断面図である。
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機の一実施例を示す説明図で、(A)は
吸込口の一部を閉じて送風ファンを逆回転させた状態を
示す断面図、(B)は送風ファンを停止させた状態を示
す断面図であり、図2は本発明による空気調和機の他の
実施例を示す説明図で、(A)はオゾン発生部を熱交換
器の後方傾斜部に沿わせた状態を示す断面図、(B)は
下方傾斜部に沿わせた状態を示す断面図である。
【0016】本発明による空気調和機は、図で示すよう
に、ベース1の前面に、前面上部および上面に吸込口2
を設け、前面下部に吹出口3を設けた前面パネル4が装
着されている。
に、ベース1の前面に、前面上部および上面に吸込口2
を設け、前面下部に吹出口3を設けた前面パネル4が装
着されている。
【0017】前記前面上部の吸込口2には、同吸込口2
を開閉する複数の開閉パネル7および8を上下に備えた
前面グリル9が設けられている。
を開閉する複数の開閉パネル7および8を上下に備えた
前面グリル9が設けられている。
【0018】前記吹出口3には、上下方向の風向を偏向
する複数の上下風向板5が回動自在に軸支され、前記吸
込口2と前記吹出口3とを結ぶ空気通路には、フィルタ
6と、除菌および脱臭用のオゾンを発生させるオゾン発
生部12と、前記吸込口2から吸い込まれた吸込空気を熱
交換する熱交換器10と、同熱交換器10によって熱交換さ
れた空気を前記吹出口3に送出する送風ファン11とが順
次設けられた構成になっている。
する複数の上下風向板5が回動自在に軸支され、前記吸
込口2と前記吹出口3とを結ぶ空気通路には、フィルタ
6と、除菌および脱臭用のオゾンを発生させるオゾン発
生部12と、前記吸込口2から吸い込まれた吸込空気を熱
交換する熱交換器10と、同熱交換器10によって熱交換さ
れた空気を前記吹出口3に送出する送風ファン11とが順
次設けられた構成になっている。
【0019】前記熱交換器10は、垂直部10a と、同垂直
部10a の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部10
b と、同後方傾斜部10b の後端を折曲して下方に傾斜さ
せた下方傾斜部10c とで逆略V字状に折曲され、前記オ
ゾン発生部12は、前記熱交換器10の垂直部10a 、後方傾
斜部10b または下方傾斜部10c の何れかの風上側に沿わ
せて設けられるようになっている。
部10a の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部10
b と、同後方傾斜部10b の後端を折曲して下方に傾斜さ
せた下方傾斜部10c とで逆略V字状に折曲され、前記オ
ゾン発生部12は、前記熱交換器10の垂直部10a 、後方傾
斜部10b または下方傾斜部10c の何れかの風上側に沿わ
せて設けられるようになっている。
【0020】以上の構成において、次にその動作につい
て説明する。通常の冷暖房運転を行う際、図で示す破線
のように前記複数の開閉パネル7および8を回動して前
記前面上部の吸込口2を解放するようにしている。
て説明する。通常の冷暖房運転を行う際、図で示す破線
のように前記複数の開閉パネル7および8を回動して前
記前面上部の吸込口2を解放するようにしている。
【0021】そして、前記熱交換器10などが配置された
前記空気通路を除菌および脱臭するための運転を行う
際、一実施例として図1(A)で示すように、前記上下
風向板5で前記吹出口3を閉じ、前記上位および下位の
開閉ルーバ7および8で前記前面上部の吸込口2を閉じ
ると共に、前記送風ファン11を所定の時間、例えば数分
間にわたって逆回転させるようにした構成となってい
る。
前記空気通路を除菌および脱臭するための運転を行う
際、一実施例として図1(A)で示すように、前記上下
風向板5で前記吹出口3を閉じ、前記上位および下位の
開閉ルーバ7および8で前記前面上部の吸込口2を閉じ
ると共に、前記送風ファン11を所定の時間、例えば数分
間にわたって逆回転させるようにした構成となってい
る。
【0022】これによって、図1(A)で示すように、
破線で囲った前記空気通路の全域にわたって、矢印で示
すように前記オゾン発生部12から発生したオゾンが隅々
にまで循環するようになり、空気調和機の本体内部全体
の除菌・脱臭がムラを生じさせることなく効果的に行わ
れるようになる。
破線で囲った前記空気通路の全域にわたって、矢印で示
すように前記オゾン発生部12から発生したオゾンが隅々
にまで循環するようになり、空気調和機の本体内部全体
の除菌・脱臭がムラを生じさせることなく効果的に行わ
れるようになる。
【0023】なお、前記送風ファン11を断続的に逆回転
させるようにしたことで、図1(A)で示すように、例
えば前記オゾン発生部12を前記熱交換器10の垂直部10a
に沿わせて設置した場合、前記オゾン発生部12から発生
したオゾンを、前記熱交換器10の後方傾斜部10b 、前記
下方傾斜部10c 、前記送風ファン11および前記垂直部10
a に順次通過させながら、空気調和機の本体内部全体に
充分に行きわたらせることができるようになる。
させるようにしたことで、図1(A)で示すように、例
えば前記オゾン発生部12を前記熱交換器10の垂直部10a
に沿わせて設置した場合、前記オゾン発生部12から発生
したオゾンを、前記熱交換器10の後方傾斜部10b 、前記
下方傾斜部10c 、前記送風ファン11および前記垂直部10
a に順次通過させながら、空気調和機の本体内部全体に
充分に行きわたらせることができるようになる。
【0024】より詳細には、所定の時間逆回転を続けた
のち前記送風ファン11を停止することにより、図1
(B)で示すように、破線で囲った前記空気通路の下位
部に前記オゾン発生部12から発生したオゾンを充満させ
ることができるので、例えば前記送風ファン11を約5秒
間にわたって逆回転させることにより、上記説明のよう
に前記オゾン発生部12から発生したオゾンを空気調和機
の本体内部全体に循環させ、次に、例えば前記送風ファ
ン11を約60秒間にわたって停止させることにより、上
記説明のように前記空気通路の下位部に前記オゾンを充
満させることができるようになって、前記送風ファン11
を再度逆回転させれば、充満させた前記オゾンを空気調
和機の本体内部全体にわたって効果的に循環させること
ができるようになる。
のち前記送風ファン11を停止することにより、図1
(B)で示すように、破線で囲った前記空気通路の下位
部に前記オゾン発生部12から発生したオゾンを充満させ
ることができるので、例えば前記送風ファン11を約5秒
間にわたって逆回転させることにより、上記説明のよう
に前記オゾン発生部12から発生したオゾンを空気調和機
の本体内部全体に循環させ、次に、例えば前記送風ファ
ン11を約60秒間にわたって停止させることにより、上
記説明のように前記空気通路の下位部に前記オゾンを充
満させることができるようになって、前記送風ファン11
を再度逆回転させれば、充満させた前記オゾンを空気調
和機の本体内部全体にわたって効果的に循環させること
ができるようになる。
【0025】すなわち、このように前記送風ファン11を
約5秒間逆回転させたのち、約60秒間停止させるとい
う動作(運転形態)を複数回繰り返すことによって、前
記オゾン発生部12から発生したオゾンが繰り返し隅々に
まで循環するようになり、空気調和機の本体内部全体の
除菌・脱臭がムラを生じさせることなく更に効果的に行
われるようになる。
約5秒間逆回転させたのち、約60秒間停止させるとい
う動作(運転形態)を複数回繰り返すことによって、前
記オゾン発生部12から発生したオゾンが繰り返し隅々に
まで循環するようになり、空気調和機の本体内部全体の
除菌・脱臭がムラを生じさせることなく更に効果的に行
われるようになる。
【0026】なお、前記送風ファン11を逆回転させる時
間を約5秒間とし、停止させる時間を約60秒間とし、
これらの動作(運転形態)を複数回繰り返すようにし
て、図1(A)で示すように、例えば前記オゾン発生部
12を前記熱交換器10の垂直部10a に沿わせて設置した場
合、前記オゾン発生部12から発生したオゾンを、前記熱
交換器10の後方傾斜部10b 、前記下方傾斜部10c 、前記
送風ファン11および前記垂直部10a に順次通過させなが
ら、空気調和機の本体内部全体に繰り返し充分に、且つ
長時間を要することなく効率的に行きわたらせることが
できる。
間を約5秒間とし、停止させる時間を約60秒間とし、
これらの動作(運転形態)を複数回繰り返すようにし
て、図1(A)で示すように、例えば前記オゾン発生部
12を前記熱交換器10の垂直部10a に沿わせて設置した場
合、前記オゾン発生部12から発生したオゾンを、前記熱
交換器10の後方傾斜部10b 、前記下方傾斜部10c 、前記
送風ファン11および前記垂直部10a に順次通過させなが
ら、空気調和機の本体内部全体に繰り返し充分に、且つ
長時間を要することなく効率的に行きわたらせることが
できる。
【0027】また、他の実施例として図2(A)で示す
ように、前記オゾン発生部12が前記熱交換器10の後方傾
斜部10b に沿うように設けられた場合には、前記オゾン
発生部12から発生したオゾンを、前記熱交換器10の後方
傾斜部10b 、前記下方傾斜部10c 、前記送風ファン11お
よび前記垂直部10a に順次通過させながら、空気調和機
の本体内部全体に繰り返し充分に、且つ長時間を要する
ことなく効率よく行きわたらせることができる。
ように、前記オゾン発生部12が前記熱交換器10の後方傾
斜部10b に沿うように設けられた場合には、前記オゾン
発生部12から発生したオゾンを、前記熱交換器10の後方
傾斜部10b 、前記下方傾斜部10c 、前記送風ファン11お
よび前記垂直部10a に順次通過させながら、空気調和機
の本体内部全体に繰り返し充分に、且つ長時間を要する
ことなく効率よく行きわたらせることができる。
【0028】また、他の実施例として図2(B)で示す
ように、前記オゾン発生部12が前記熱交換器10の下方傾
斜部10c に沿うように設けられた場合には、前記オゾン
発生部12から発生したオゾンを、前記熱交換器10の下方
傾斜部10c 、前記送風ファン11、前記垂直部10a および
前記後方傾斜部10b に順次通過させながら、空気調和機
の本体内部全体に繰り返し充分に、且つ長時間を要する
ことなく効率的に行きわたらせることができる。
ように、前記オゾン発生部12が前記熱交換器10の下方傾
斜部10c に沿うように設けられた場合には、前記オゾン
発生部12から発生したオゾンを、前記熱交換器10の下方
傾斜部10c 、前記送風ファン11、前記垂直部10a および
前記後方傾斜部10b に順次通過させながら、空気調和機
の本体内部全体に繰り返し充分に、且つ長時間を要する
ことなく効率的に行きわたらせることができる。
【0029】なお、前記オゾン発生部12が、前記熱交換
器10の垂直部10a 、前記後方傾斜部10b または前記下方
傾斜部10c の何れに沿って設けられるようにするかにつ
いては、空気調和機本体の大きさや形状、もしくは前記
熱交換器10の大きさや形状などに対応して設定すればよ
い。
器10の垂直部10a 、前記後方傾斜部10b または前記下方
傾斜部10c の何れに沿って設けられるようにするかにつ
いては、空気調和機本体の大きさや形状、もしくは前記
熱交換器10の大きさや形状などに対応して設定すればよ
い。
【0030】また、前記吸込口2と、前記吹出口3とを
結ぶ前記空気通路またはその近傍には、マイナスイオン
を発生するマイナスイオン発生器13が設けられた構成と
なっており、これによって、前記空気通路およびその近
傍における除菌・脱臭効果を更に高めた運転が可能とな
り、被空調室の快適性が更に高まることになる。
結ぶ前記空気通路またはその近傍には、マイナスイオン
を発生するマイナスイオン発生器13が設けられた構成と
なっており、これによって、前記空気通路およびその近
傍における除菌・脱臭効果を更に高めた運転が可能とな
り、被空調室の快適性が更に高まることになる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
本体内部の除菌・脱臭を行うオゾンクリーン運転時に、
吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路の隅々にまでオゾンを
行きわたらせることができるようにした空気調和機とな
る。
本体内部の除菌・脱臭を行うオゾンクリーン運転時に、
吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路の隅々にまでオゾンを
行きわたらせることができるようにした空気調和機とな
る。
【図1】本発明による空気調和機の一実施例を示す説明
図で、(A)は吸込口の一部を閉じて送風ファンを逆回
転させた状態を示す断面図であり、(B)は送風ファン
を停止させた状態を示す断面図である。
図で、(A)は吸込口の一部を閉じて送風ファンを逆回
転させた状態を示す断面図であり、(B)は送風ファン
を停止させた状態を示す断面図である。
【図2】本発明による空気調和機の他の実施例を示す説
明図で、(A)はオゾン発生部を熱交換器の後方傾斜部
に沿わせた状態を示す断面図であり、(B)は下方傾斜
部に沿わせた状態を示す断面図である。
明図で、(A)はオゾン発生部を熱交換器の後方傾斜部
に沿わせた状態を示す断面図であり、(B)は下方傾斜
部に沿わせた状態を示す断面図である。
【図3】従来例による空気調和機の説明図で、(A)は
吸込口の一部を閉じて送風ファンを正回転させた状態を
示す断面図であり、(B)は送風ファンを停止させた状
態を示す断面図である。
吸込口の一部を閉じて送風ファンを正回転させた状態を
示す断面図であり、(B)は送風ファンを停止させた状
態を示す断面図である。
1 ベース
2 吸込口
3 吹出口
4 前面パネル
5 上下風向板
6 フィルタ
7、8 開閉ルーバ
9 前面グリル
10 熱交換器
10a 垂直部
10b 後方傾斜部
10c 下方傾斜部
11 送風ファン
12 オゾン発生部
13 マイナスイオン発生器
Claims (6)
- 【請求項1】 ベースと、同ベースの前面に装着され、
前面上部および上面に吸込口を設けると共に、前面下部
に吹出口を設けた前面パネルと、前記吹出口に回動自在
に軸支され、同吹出口を開閉すると共に上下方向の風向
を偏向する上下風向板と、前記前面上部の吸込口に面し
て着脱自在に装着されたフィルタと、前記前面パネルに
回動自在に装着され、前記前面上部の吸込口を開閉する
上位および下位の開閉ルーバを備えた前面グリルと、前
記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、垂
直部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後
方傾斜部と、同後方傾斜部の後端を折曲して下方に傾斜
させた下方傾斜部とで逆略V字状に折曲された熱交換器
と、同熱交換器で熱交換された空気を前記吹出口に送出
する送風ファンと、前記熱交換器の風上に設けられ、除
菌および脱臭用のオゾンを発生させるオゾン発生部とを
備えてなり、除菌および脱臭運転を行う際、前記上下風
向板で前記吹出口を閉じ、前記上位および下位の開閉ル
ーバで前記前面上部の吸込口を閉じると共に、前記送風
ファンを所定の時間逆回転させるようにしたことを特徴
とする空気調和機。 - 【請求項2】 前記送風ファンを、断続的に逆回転させ
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の空気調
和機。 - 【請求項3】 前記オゾン発生部が、前記熱交換器の垂
直部に沿うように設けられてなることを特徴とする請求
項1に記載の空気調和機。 - 【請求項4】 前記オゾン発生部が、前記熱交換器の後
方傾斜部に沿うように設けられてなることを特徴とする
請求項1に記載の空気調和機。 - 【請求項5】 前記オゾン発生部が、前記熱交換器の下
方傾斜部に沿うように設けられてなることを特徴とする
請求項1に記載の空気調和機。 - 【請求項6】 前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通
路またはその近傍に、マイナスイオン発生器を設けてな
ることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300228A JP2003106613A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300228A JP2003106613A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003106613A true JP2003106613A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=19120837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001300228A Pending JP2003106613A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003106613A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005069565A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の室内ユニット |
JP2008500219A (ja) * | 2004-05-25 | 2008-01-10 | バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト | 自動車両空気調節装置を消毒するための装置 |
JP2011163643A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Fujitsu General Ltd | オゾン発生装置及びこれを備えた空気調和機 |
JP2011163644A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2011163645A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
EP3961120B1 (en) * | 2019-06-10 | 2024-09-11 | Daikin Industries, Ltd. | Humidity control unit and humidity control system |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001300228A patent/JP2003106613A/ja active Pending
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