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JP2003104551A - 容器の段積み装置 - Google Patents

容器の段積み装置

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JP2003104551A
JP2003104551A JP2001299457A JP2001299457A JP2003104551A JP 2003104551 A JP2003104551 A JP 2003104551A JP 2001299457 A JP2001299457 A JP 2001299457A JP 2001299457 A JP2001299457 A JP 2001299457A JP 2003104551 A JP2003104551 A JP 2003104551A
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container
containers
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orientation
reversing
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JP2001299457A
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Takuya Gondo
卓也 権藤
Koji Ueda
浩二 上田
Akira Nakano
彰 中野
Yutaka Goto
豊 後藤
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Daifuku Co Ltd
Maki Manufacturing Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
Maki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ランダムな向きで搬送されてくる容器の向きを
搬送状態を停止させることなくスムーズに所定の向きに
揃えて積み重ねることができて、段積み作業の能力向上
が図れると共に装置の構成を簡易にして安価に形成し得
る容器の段積み装置を提供する。 【解決手段】ネスティング用の容器5を一列で搬送する
容器搬送手段2と、容器搬送手段2により前後の向きが
ランダムに搬送されてくる容器5の向きを検出する向き
検出手段35と、容器搬送手段2の側方に設けられ容器
搬送手段2から供給される容器5を搬送しつつ水平面内
で180度回転させる反転手段3と、向き検出手段35
によって検出した容器5の向きに応じて当該容器5を反
転手段3と容器搬送手段2とに仕分けすると共に該仕分
けされた容器5を所定の順序で合流させる制御手段28
と、制御手段28で合流された容器5を所定数段状に積
み重ねる積み重ね手段4と、を備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用しない時に重
ね合わせ(以下、ネスティングという)て置くことで、
嵩の低い積み重ね状態を維持し、収容物を入れた時に重
ね合わせ(以下、スタッキングという)て嵩の高い積み
重ね状態を維持することができるネスティング用容器の
段積み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネスティング及びスタッキングが
可能な容器(実公平6−35943号公報等参照)を所
定の向きに揃えて複数段に段積みする装置としては、例
えば特開平10−338352号公報に開示されてい
る。この段積み装置は、搬送されてくる容器の向きを揃
えるために、容器を水平面内で180度反転させる反転
装置を備えており、この反転装置は、搬送されてくる容
器をストッパ等で一時停止させ、その後昇降シリンダに
より容器を搬送面上から若干持ち上げて、ロータリーア
クチュエータ等の回転手段でその向きを水平面内で18
0度反転させて搬送面上に降ろすようにしたものであ
る。
【0003】また、他の装置として、コンテナの積み重
ねがネスティングモードかまたはスタッキングモードか
を設定し、この設定モードに基づいて、3つ以上の支持
ローラで容器を下方より持ち上げ、支持ローラの少なく
とも一つを支持ローラ駆動装置で回転駆動させることに
より、持ち上げた容器を水平面内で180度反転させて
搬送面上に降ろす反転装置を備えた段積み装置も知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の段積み装置にあっては、反転装置で容器を180度反
転させる際に当該容器を搬送面上から一旦持ち上げて水
平面内で回転させる方式であるため、容器の搬送を一時
停止させて反転動作させる必要があり、反転動作が間欠
的となりスムーズな流れ作業が困難で、段積み作業の能
力面で限界があるという問題点を有している。また、反
転装置に、ストッパ、回転板昇降用シリンダ、水平回転
シリンダ、制御装置、あるいは支持ローラ、支持ローラ
駆動装置等が必要になり、その構成が複雑化してコスト
高になり易いという問題点も有している。
【0005】さらに、容器を搬送面から持ち上げ、この
位置で容器を180度水平面内で回転動作させるため、
容器に回転による慣性力が作用して、容器の種類や大き
さ等によっては、容器が所定角度以上回転したりあるい
は回転不足となり、反転動作の確実性の面で劣るという
問題点を有している。そこで、この問題点の解消のため
に、容器の水平回転動作をストッパ等で強制的に規制す
ることも考えられるが、この場合は、強制停止時の容器
の位置ズレや容器の傷付き、ストッパ等への衝突時の設
備の耐久性あるいは騒音発生等の観点から好ましくな
い。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、ランダムな向きで搬送されてく
る容器の向きを容器の搬送状態を停止させることなくス
ムーズに所定の向きに揃えて積み重ねることができ、段
積み作業の能力向上が図れると共に装置の構成を簡易に
して安価に形成し得る容器の段積み装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、ネスティング
用の容器を所定の向きで所定数段状に積み重ねる容器の
段積み装置であって、前記容器を一列で搬送する容器搬
送手段と、該容器搬送手段により前後の向きがランダム
に搬送されてくる容器の向きを検出する向き検出手段
と、前記容器搬送手段の側方に設けられ該容器搬送手段
から供給される容器を搬送しつつ当該容器を水平面内で
180度回転させる反転手段と、前記向き検出手段によ
って検出した容器の向きに応じて当該容器を前記反転手
段と容器搬送手段とに仕分けすると共に該仕分けされた
容器を所定の順序で合流させる制御手段と、該制御手段
で合流された容器を所定数段状に積み重ねる積み重ね手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】このように構成することにより、容器搬送
手段で前後の向きがランダムな状態で搬送されてくるネ
スティング可能な容器は、向き検出手段でその前後の向
きが検出され、この検出結果に基づいて制御手段によ
り、容器の向きを反転させる反転手段か容器をそのまま
の向きで搬送する容器搬送手段のいずれかに仕分けされ
る。この時、反転手段に仕分け供給された容器は、該反
転手段上で搬送されつつ水平面内で180度回転させら
れて向きが反転される。そして、反転手段で反転された
容器と向きがそのままの状態で容器搬送手段で搬送され
た容器は、制御手段で合流させられて積み重ね手段で段
積みされる。これにより、容器の搬送状態を停止させる
ことなく反転動作がスムーズに行われ、段積み作業の処
理能力の向上が図れると共に、反転装置の構成が簡略化
されて安価に形成される。
【0009】そして、前記制御手段は、請求項2記載の
発明のように、前記向き検出手段によって検出した容器
の向きと予め記憶してある向きとを比較し検出に係わる
向きが適正でない容器を前記反転手段に仕分ける仕分制
御手段と、前記反転手段で搬送される容器と前記容器搬
送手段で搬送される容器とを所定の順序で合流させる合
流制御手段と、を有することが好ましい。このように構
成することにより、向き反転を必要とする容器が仕分制
御手段で反転手段上に仕分け供給され、この反転された
容器と反転されない容器とが合流制御手段で合流される
ことから、反転が必要な容器を反転手段上に確実に供給
でき、またこの反転された容器の合流も確実に行える。
【0010】また、前記反転手段は、請求項3記載の発
明のように、平面視で180度曲がったカーブコンベア
であることが好ましい。このように構成することによ
り、反転手段として、例えば平面視で略コ字状、または
略半円弧状のカーブコンベアを使用できることから、反
転手段自体の構成の一層の簡略化が図れると共に、搬送
しながらの反転であることからその動作がスムーズで確
実かつ容易に行える。
【0011】また、前記容器は、請求項4記載の発明の
ように、ネスティング用のコンテナであることが好まし
い。このように構成することにより、容器としてネステ
ィング用のコンテナを使用できることから、例えば段積
み作業時の容器自体の傷付きや破損等が防止されて、農
産物選果場のコンテナ等に好適に使用できる。
【0012】また、前記制御手段は、請求項5記載の発
明のように、前記容器をネスティング状態で積み重ねる
ようにその向きを制御することが好ましい。このように
構成することにより、制御手段の制御で容器がネスティ
ング状態で積み重ねられることから、制御手段自体の制
御の簡略化が図れると共に、容器の保管が効率的に行え
る。
【0013】また、前記制御手段は、請求項6記載の発
明のように、前記容器を2個づつ同時に積み重ねるよう
にその向きを制御することが好ましい。このように構成
することにより、制御手段の制御で容器が2個つづ同時
に積み重ねられることから、段積み作業が効率化され
て、その処理能力の一層の向上が図れる。
【0014】また、前記制御手段は、請求項7記載の発
明のように、仕分けされる容器に対して順番付けすると
共にその順番で合流させることが好ましい。このように
構成することにより、制御手段で順番付けされた容器が
仕分けされかつその順番で合流されることから、例えば
向き検出手段で検出した順番にしたがって所定の向きで
合流させることができて、ネスティング状態の段積み作
業が一層確実に行える。
【0015】また、前記向き検出手段は、請求項8記載
の発明のように、前記容器の向きを示す色情報を検出す
るものであることが好ましい。このように構成すること
により、向き検出手段が容器の色を検出することから、
例えば一目でその向きが把握されるように着色されネス
ティング状態が容易に確認できる容器であっても、その
向きを確実に検出できる。
【0016】また、前記仕分制御手段は、請求項9記載
の発明のように、搬送状態の容器を押圧しながらかつ傾
動させて前記反転手段に供給することが好ましい。この
ように構成することにより、容器搬送手段で搬送されて
くる容器が、一時停止することなく押圧動作と傾動動作
によって反転手段上に仕分け供給されることから、容器
搬送手段から反転手段への容器の供給が一層スムーズか
つ確実に行えて、容器のより一層確実な反転動作が得ら
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図12は、本発明に
係わる段積み装置の一実施例を示し、図1がその平面
図、図2が図1のA−A線矢視図、図3が図1のB−B
線矢視図、図4〜図7が動作説明図、図8〜図12がコ
ンテナの説明図である。
【0018】図1において、段積み装置1は、通過ライ
ン2bの上流及び下流側に供給ライン2a及び合流ライ
ン2cが形成された容器搬送手段としてのコンテナ搬送
コンベア2と、このコンテナ搬送コンベア2の通過ライ
ン2bに並設状態で設けられた反転手段としての反転コ
ンベア3と、コンテナ搬送コンベア2の合流ライン2c
に設けられた積み重ね手段としての積み重ね装置4等を
有している。
【0019】前記コンテナ搬送コンベア2は、例えば一
対の搬送帯20(図2参照)を有するコンベアで直線状
に形成され、また、前記反転コンベア3は、平面視略コ
字状の例えばローラコンベアで形成されて、コンテナ5
を略コ字状に搬送することで当該コンテナ5を水平面内
で180度反転させるように構成されている。そして、
コンテナ搬送コンベア2と反転コンベア3の上流側との
接続部である仕分けステーションS1には、傾動装置2
1と押出装置22が配設されている。
【0020】この傾動装置21は、図2に示すように、
コンテナ搬送コンベア2の一対の搬送帯20の間と反転
コンベア3側の搬送帯20より外側とに配置された複数
本(図では5本)の傾動ローラ23を有し、この各傾動
ローラ23は傾動シリンダ24のピストンロッドが連結
された傾動フレーム25の上端部に回転自在に軸支され
ている。また、傾動フレーム25は、その一端がコンベ
アフレーム26に軸27を中心に回動可能に枢支され、
前記傾動シリンダ24は制御手段としての制御装置28
(図1参照)に接続されている。
【0021】そして、制御装置28の制御信号により傾
動シリンダ24が作動してそのピストンロッドが進出す
ることで、傾動フレーム25が軸27を支点にして二点
鎖線で示す位置まで傾動し、5本の傾動ローラ23の上
面で形成される搬送面が図2に示すように左下がりに傾
斜するようになっている。なお、傾動装置21の傾動フ
レーム25や傾動ローラ23の傾動及び元位置への復帰
動作は、コンテナ搬送コンベア2の搬送帯20の搬送動
作に何等影響しないように設定されている。
【0022】一方、前記押出装置22は、コンベアフレ
ーム26に軸29を中心に回動可能に配置された回動杆
30を有し、この回動杆30の先端部には先端が球状に
形成された押出棒31が長さ調整可能に配設されてい
る。また、回動杆30の基端部には押出シリンダ32の
ピストンロッドが連結され、この押出シリンダ32は前
記制御装置28に接続されている。そして、制御装置2
8の制御信号で押出シリンダ32が作動してそのピスト
ンロッドが後退することにより、回動杆30を介して押
出棒31が図2の二点鎖線で示す位置まで回動するよう
になっている。
【0023】この押出棒31の回動動作によって、後述
する如く所定のコンテナ5がコンテナ搬送コンベア2の
側方に押されて反転コンベア3上に供給される。なお、
前記制御装置28は、図示しないCPU、記憶装置等を
有する例えばパソコンやシーケンサー等で構成されて、
その内部に本発明の仕分制御手段や合流制御手段が構築
されている。
【0024】前記コンテナ搬送コンベア2の仕分けステ
ーションS1には、向き検出手段としてのカラーセンサ
35が、コンベアフレーム26に固定された取付板36
を介して配置されている。このカラーセンサー35は、
後述するネスティング及びスタッキングが可能なコンテ
ナ5の、側壁の内外面や底壁内面に着色された色を検出
するためのもので、例えばコンテナ5の長手方向である
搬送方向イの前半分の色を検出して、その検出信号を前
記制御装置28に出力する。なお、コンテナ5の向きを
検出する手段としては、この種のネスティング用の容器
が色分けされていることからカラーセンサ35の使用が
最も好ましいが、例えばバーコードや各種情報によりそ
の向きが検出できる場合は、バーコードリーダ等の適宜
の検出装置を使用することができる。
【0025】また、コンテナ搬送コンベア2と反転コン
ベア3の下流側との接続点である合流ステーションS2
には、図1に示すように、各コンベア2、3に合流制御
用のストッパ37、38が配置されている。このストッ
パ37、38は、その駆動装置(図示せず)が前記制御
装置28に接続され、該制御装置28の制御信号で下降
することにより停止しているコンテナ5を下流側に送り
出し、上昇することにより各コンベア2、3で搬送され
てくるコンテナ5を停止させるようになっている。
【0026】前記積み重ね装置4は、図3に示すよう
に、筐体39内に配置された昇降装置40と挟持装置4
1及び前記コンテナ搬送コンベア2に接続されたローラ
コンベア42等を有している。昇降装置40は、垂直状
態で配置された昇降シリンダ43のピストンロッドに、
例えば複数の昇降板44が所定の間隔を有して水平状態
で連結され、この昇降板44がローラコンベア42のロ
ーラ間を上昇することで、ローラ上のコンテナ5が上方
に持ち上げられるように構成されている。
【0027】また、挟持装置41は、筐体39の高さ方
向の略中間位置に、取付フレーム45を介して対向する
状態で水平配置された一対の挟持シリンダ46を有し、
この挟持シリンダ46のピストンロッドに挟持板47が
それぞれ連結されている。そして、この挟持シリンダ4
6及び前記昇降シリンダ43も、前記制御装置28に接
続されており、該制御装置28の制御信号により、挟持
シリンダ46が作動してそのピストンロッドが進出する
ことで挟持板47によって、昇降シリンダ43の作動で
所定位置まで上昇しているコンテナ5の対向する第1側
壁部5aが挟持されて該位置に保持されるように構成さ
れている。
【0028】また、コンテナ搬送コンベア2の合流ライ
ン2cの下流側、すなわち積み重ね装置4の直上流に
は、図1に示すように、積み重ね装置4内に常に2個の
コンテナ5を送り込むためのストッパ48が配置されて
おり、このストッパ48もその駆動装置(図示せず)が
前記制御装置28に接続されて該制御装置28でその上
下動が制御されるようになっている。この積み重ね装置
4は、搬送方向イの前後2個(2連)のコンテナ5を同
時に上昇させたり保持できるように、その昇降装置40
や挟持装置41が構成されている。なお、積み重ね装置
4の構成としては、この例に限らず、例えば挟持装置を
上下動可能に配設し、この挟持装置と昇降装置とを組み
合わせる等、他の適宜構成の積み重ね装置を使用するこ
とができる。
【0029】ここで、前記段積み装置1に使用されるネ
スティング用容器としての前記コンテナ5の一例を、図
8〜図12に基づいて説明する。なお、図においてハッ
チング部分は非ハッチング部分と色が異なることを示し
ている。本発明で使用されるコンテナ5は、図8に示す
ように、例えば樹脂成形により第1側壁部5aと第2側
壁部5b及び底壁部5cを有している。そして、高さ方
向の上半分に外形形状が大きい第1側壁部5aが形成さ
れ、下半分に第1側壁部5aより外形形状が小さく第1
側壁部5a内に嵌挿し得る第2側壁部5bが形成される
と共に、第1側壁部5aの内面には例えば係合用の2種
類の係合溝50a、50bが形成され、第2側壁部5b
の外面には前記係合溝50a、50bに係合し得る2種
類の係合突起51a、51bが形成されている。
【0030】また、係合溝50a、50bと係合突起5
1a、51bの形状をコンテナ5の長手方向で異ならせ
ることにより、コンテナ5上に別のコンテナ5を載置し
た際に、上方のコンテナ5の第2側壁部5bが下方のコ
ンテナ5の第1側壁部5a内に嵌挿される図9及び図1
0に示すネスティング状態になったり、上方のコンテナ
5の第2側壁部5bが下方のコンテナ5の第1側壁部5
a内に嵌挿されない図11及び図12に示すスタッキン
グ状態になるように構成されている。なお、このコンテ
ナ5の第1側壁部5aや第2側壁部5b及び係合溝50
a、50bや係合突起51a、51bの形状等も一例で
あって、ネスティング及びスタッキングが可能な他の適
宜形状のコンテナを使用することができる。
【0031】次に、この段積み装置1によるコンテナ5
の段積み方法の一例について説明する。先ず、前記制御
装置28の図示しない記憶装置には、積み重ね装置4に
よる2連のコンテナ5の段積み状態がネスティング状態
になるように、積み重ね装置4に順番に供給されるコン
テナ5の向きが予め記憶されている。そして、この状態
において、コンテナ搬送コンベア2の供給ライン2aに
供給されたコンテナ5は、該供給ライン2aでその前後
の向きがランダムな状態で搬送され、仕分けステーショ
ンS1においてカラーセンサ35でその色が検出され、
この色の検出データが制御装置28に出力される。
【0032】制御装置28は、カラーセンサ35から検
出データが入力されるとその検出データでコンテナ5の
向きを判定し、この判定した向きと記憶装置に記憶され
ている向きとを比較し、向きが合致(一致)しない場合
は、押出装置22と傾動装置21を作動させて、当該コ
ンテナ5を仕分けステーションS1から反転コンベア3
上に供給し、該反転コンベア3で搬送することにより水
平面内で180度反転させる。
【0033】この時、押出装置22は、制御装置28の
制御信号で押出シリンダ32が作動してそのピストンロ
ッドが後退し、回動杆30を回動させてその押出棒31
の先端で当該コンテナ5の第2側壁部5b外面を反転コ
ンベア3方向に押す。また、この押出装置22の作動と
略同時に、制御装置28の制御信号で傾動シリンダ24
が作動してそのピストンロッドが進出することにより、
傾動装置21の傾動フレーム25が回動して該フレーム
25に設けられている5本の傾動ローラ23の一方側
(押出装置22側)が高くなって傾き、この傾きと押出
装置22による押圧力で当該コンテナ5が傾動装置21
の傾動ローラ23上を滑走して反転コンベア3上に移動
させられる。
【0034】これにより、コンテナ5がコンテナ搬送コ
ンベア2上から反転コンベア3上に仕分け供給され、こ
の反転コンベア3上に供給された時点のコンテナ5の向
きはコンテナ搬送コンベア2上のままの姿勢を維持し、
このコンテナ5が平面視略コ字状の反転コンベア3で搬
送されて合流ステーションS2直上流のストッパ38の
位置で停止することにより、その向きが180度水平面
内で回転した状態となっている。つまり、コンテナ5を
コンテナ搬送コンベア2から平面視略コ字状の反転コン
ベア3上に単に供給し、これを搬送移動するだけで合流
ステーションS2において当該コンテナの向きが180
度反転していることになる。
【0035】一方、カラーセンサ35の検出データによ
るコンテナ5の向きが記憶されている向きと一致する場
合は、押出装置22や傾動装置21を作動させることな
く、当該コンテナ5を、コンテナ搬送コンベア2の仕分
けステーションS1からそのまま当該コンベア2の通過
ライン2bに仕分け供給する。この通過ライン2bに供
給されるコンテナ5の向きは、供給ライン2a上の向き
をそのまま維持し、このコンテナ5は合流ステーション
S2直前のストッパ37で停止させられる。
【0036】そして、このようにしてコンテナ搬送コン
ベア2の仕分けステーションS1で、その向きに応じて
反転コンベア3や通過ライン2bに仕分けされ、各スト
ッパ37、38で停止させられているコンテナ5は、制
御装置28による各ストッパ37、38の作動によっ
て、所定の順序で合流ステーションS2に供給されて合
流させられ、合流ライン2cで下流側に搬送される。こ
れにより、制御装置28の記憶装置に予め記憶されてい
る向きとなったコンテナ5が合流ライン2cでその順番
にしたがって搬送され、積み重ね装置4に供給されるこ
とになる。
【0037】ここで、この制御装置28によるコンテナ
5の向き制御の一例を図4〜図7に基づいて説明する。
先ず、コンテナ5の向きを、図6(a)の状態が向き
「A」で図6(b)の状態が向き「B」とし、2連のコ
ンテナ5が図7(a)に示すネスティング状態で段積み
されるものとする。
【0038】図4は、前記供給ライン2a(P1)、通
過ライン2b(P2)、反転コンベア3(P3)及び合
流ライン2c(P4)のコンテナ5の向きを示すもの
で、合流ライン2cにおけるコンテナ5の向きは、図7
(a)のネスティング状態が得られるように、「AAB
BAA・・・」と2個つづ同じ向きに設定されている。
なお、図4の供給ライン2a先頭の等の数字は、コ
ンテナ番号を示しているが、実際の制御では、〜の
4個のコンテナ5を1ブロックとしてこれを繰り返すこ
とでプログラムの容易化を図っている。この説明では便
宜上連番を使用して説明する。
【0039】図4において、のコンテナが供給ライン
2aで搬送され、カラーセンサ35でその向きが「A」
であると検出されると、制御装置28はこの向き「A」
と合流ライン2cの向き(記憶されている向き)「A」
を比較し、同じ「A」で向きが一致することから、押出
装置22や傾動装置21を作動させることなく、通過ラ
イン2bにそのままの向き「A」で供給する。また、
のコンテナ及びのコンテナものコンテナと同様に通
過ライン2bに供給される。
【0040】一方、のコンテナは、その向きが「A」
であるのに対し合流ライン2cの向きが「B」で向きが
一致しないことから、制御装置28の制御信号で前述し
たように押出装置22や傾動装置21を作動させて、
のコンテナを反転コンベア3に供給して、その向きを
「B」に反転する。のコンテナについても、のコン
テナと同様に、反転コンベア3に供給してその向きを
「A」に反転させる。
【0041】つまり、制御装置28により、供給ライン
2aでランダムに搬送されてくるコンテナ5の向きと、
当該コンテナ5に対応して予め記憶されている向き(合
流ライン2cの向き)とを比較することにより、通過ラ
イン2bに供給してそのままの向きとするか、あるいは
反転コンベア3に供給して向きを反転させるかが制御さ
れることになる。そして、この通過ライン2bのストッ
パ37で停止させられた所定番号のコンテナ5及び反転
コンベア3のストッパ38で停止させられた所定番号の
コンテナ5は、制御装置28の制御信号により、両スト
ッパ37、38で停止させられているコンテナ5の番号
順に両ストッパ37、38が作動(例えば下降動作)す
ることで合流ステーションS2に供給される。
【0042】すなわち、図4に示す例の場合、図5に示
すように、通過ライン2bに例えば、、・・・の
コンテナ5が供給され、反転コンベア3に、、・
・・のコンテナ5が供給されることから、制御装置28
の制御信号で両ストッパ37、38をコンテナ5の番号
順に作動させることにより、合流ライン2c上にから
所定番号のコンテナ5が番号順に合流させられて搬送さ
れる。そして、この番号順の2連のコンテナ5が、制御
装置28の制御信号でストッパ48が所定のタイミング
で作動することにより積み重ね装置4に供給されること
になる。
【0043】次に、この積み重ね装置4による段積み作
業について説明する。ストッパ48の作動で積み重ね装
置4内に2連のコンテナ5が供給されると、このコンテ
ナ5を昇降装置40によって上昇させ、この上昇位置で
コンテナ5を挟持装置41により挟持し、その後昇降装
置40を元位置に下降させることで一段目の2個のコン
テナ5が保持される。次に、昇降装置40の上昇でロー
ラコンベア42上に供給された次の2段目の2連のコン
テナ5を上昇させ、挟持装置41で保持されている1段
目のコンテナ5に二段目のコンテナ5をネスティングし
つつ、挟持装置41の挟持状態を解除し、2段積みコン
テナを挟持位置まで上昇させ、この位置で下段のコンテ
ナ5を前記挟持装置41で挟持する。
【0044】この動作を4回繰り返すことにより4段の
コンテナ5が積み重ねられると、挟持装置41の挟持状
態を解いた状態で昇降板44を下降させ、4段の段積み
コンテナ5Aを積み重ね装置4のローラコンベア42上
に位置させる。そして、この段積みコンテナ5Aは、例
えば次に段積みされるコンテナ5で押圧されることによ
り積み重ね装置4外に排出されて、図示しない合流装置
を介して段積みコンテナ保管庫等に供給される。なお、
この積み重ね装置4も、前記制御装置28によってスト
ッパ48等と関連付けられて制御される。
【0045】このように、上記実施例の段積み装置1に
あっては、コンテナ搬送コンベア2の仕分けステーショ
ンS1と合流ステーションS2間に平面視略コ字状の反
転コンベア3を連結し、カラーセンサ35で検出した向
きが反転必要なコンテナ5の場合に、当該コンテナ5を
反転コンベア3に供給して反転させるため、コンテナ5
を搬送状態のままで反転コンベア3上に供給することが
できて、反転動作時に当該コンテナ5をコンテナ搬送コ
ンベア2上で一時停止させる必要がなくなり、例えば従
来のコンテナを一時停止させて所定高さまで持ち上げて
反転動作する場合に比較して、コンテナ5の反転動作に
係わる流れをスムーズに行うことができる。
【0046】特に、コンテナ5が反転コンベア3上を搬
送移動することで反転させられるため、コンテナ5自体
が回転する場合の慣性力等を受けることがなく、安定し
た反転動作が得られ、結果として、仕分けや合流及び積
み重ね作業全体の処理能力を高めることができて、この
段積み装置1を多数のコンテナ5が使用される農産物選
果場等に好適に使用することが可能になる。
【0047】また、コンテナ5の反転動作が、コンテナ
5を平面視略コ字状の反転コンベア3上に供給し、これ
を下流側に搬送させるだけで行うことができるため、反
転コンベア3として一般的なカーブコンベアを使用でき
て、例えば従来のように持ち上げたコンテナを回転させ
る機構等が不要になる等、反転させるための装置の構成
が簡略化されて安価に形成でき、処理能力向上によるコ
ストダウンと合わせ段積み装置1のコストの低減化を図
ることが可能になる。
【0048】さらに、コンテナ搬送コンベア2の仕分け
ステーションS1に、その傾動ローラ23の上面による
搬送面が所定角度傾く傾動装置21を配置すると共に、
コンテナ5を傾動方向に押圧する押出装置22を配置し
ているため、反転が必要なコンテナ5を、この両装置2
1、22の関連した動作で傾斜を利用しつつ速やかに反
転コンベア3上に押し出すことができて、コンテナ5を
確実にかつ一層スムーズに反転コンベア3上に供給する
ことができる。
【0049】また、制御装置28により、カラーセンサ
35で検出したコンテナ5の順番に応じて、合流ステー
ションS2の直上流部の通過ライン2bと反転コンベア
3に設けたストッパ37、38が作動するため、予め記
憶してある向きの順番にしたがって、合流ステーション
S2で各コンテナ5を合流させることができ、所定の向
きで積み重ね装置4にコンテナ5を確実に供給すること
ができる。これらのことから、コンテナ5の積み重ね作
業の確実性を高めることが可能になる。
【0050】またさらに、積み重ね装置4によって、コ
ンテナ5が2個づつ段積みされるため、段積み作業時間
が短縮化される等、段積み作業の作業効率を向上させる
ことができる。また、積み重ね装置4でコンテナ5がネ
スティング状態で例えば4段段積みされるように構成さ
れているため、常にネスティングモードでの使用となっ
て、制御装置28の制御プログラムや積み重ね装置4の
動作制御を簡略化することができると共に、コンテナ5
が4段積みされることから、段積みコンテナ保管庫等に
おける保管効率を高めることもできる。
【0051】図13は、本発明における段積み装置の他
の実施例を示す図1と同様の平面図である。以下、上記
実施例と同一部位には同一符号を付して説明する。この
実施例の段積み装置1の特徴は、上記実施例が積み重ね
装置1でコンテナ5を2個つづ積み重ねるのに対し、積
み重ね装置4でコンテナ5を1個づつ積み重ねるように
構成した点にある。
【0052】すなわち、反転コンベア3を3台の直線状
のローラコンベア3aと2台の90度カーブコンベア3
bで構成し、中間のローラコンベア3aにストッパ49
を配置してこのローラコンベア3aを待機位置とする。
そして、このストッパ49と前記ストッパ37、38を
制御装置28で関連付けて作動させ、積み重ね装置4に
供給されるコンテナ5の向きを例えば「ABABAB・
・」と交互にすることにより、図7(b)に示す1連の
ネスティング状態の段積みコンテナ5Aが得られる。こ
の実施例においても、上記実施例と同様の作用効果が得
られることは言うまでもない。
【0053】なお、上記実施例においては、反転コンベ
ア3として平面視略コ字状のローラコンベア等で構成し
たが、搬送中にコンテナ5の前後の向きが180度水平
回転される平面視略半円弧状のコンベアやその他適宜形
態のコンベアを使用することができるし、コンテナ搬送
コンベア2の平面視形状やそのコンベア形態等も一例で
あって、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲
において適宜に変更することができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、ネスティング可能な容器の向きが向き検出
手段で検出され、制御手段で検出結果に基づいて容器が
反転手段か容器搬送手段のいずれかに仕分けされ、この
反転手段による容器の反転が搬送されつつ水平面内で1
80度回転させられることで行われるため、容器の搬送
状態を停止させることなく反転動作をスムーズに行っ
て、各容器の向きを所定の向きに確実に揃えることがで
きて、容器の段積み作業の処理能力を向上させることが
できると共に、反転手段の構成を簡素化して安価な段積
み装置を得ることができる。
【0055】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、仕分制御手段で向き反転
を必要とする容器が反転手段上に供給され、この反転さ
れた容器と反転されない容器とが合流制御手段で合流さ
れるため、反転が必要な容器を反転コンベア上に確実に
供給できると共に、この反転された容器を所定の順番で
確実に合流させることができる。
【0056】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2記載の発明の効果に加え、反転手段が例え
ば平面視で略コ字状または略半円弧状のカーブコンベア
で形成できるため、反転手段自体の構成の一層の簡素化
を図ることができると共に、容器を搬送しながら反転さ
せることができてその動作をスムーズで確実かつ容易に
行うことができる。
【0057】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3記載の発明の効果に加え、容器がネスティ
ング用のコンテナで形成されるため、例えば段積み作業
時の容器自体の傷付きや破損等を防止することができ
て、農産物選果場等のコンテナに好適に使用することが
できる。
【0058】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項1ないし4記載の発明の効果に加え、制御手段の制御
で容器がネスティング状態で積み重ねられるため、制御
手段自体の制御の簡略化を図ることができると共に、容
器を効率的に保管することができる。
【0059】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項1ないし5記載の発明の効果に加え、制御手段の制御
で容器が2個つづ同時に積み重ねられるため、段積み作
業を効率化することができて、段積み装置の処理能力の
一層の向上を図ることができる。
【0060】また、請求項7記載の発明によれば、請求
項1ないし6記載の発明の効果に加え、制御手段により
順番付けされた容器が仕分けされその順番で再び合流さ
れるため、例えば向き検出手段で検出した順番にしたが
って各容器を所定の向きで合流させることができて、ネ
スティング状態の段積み作業を一層確実に行うことがで
きる。
【0061】また、請求項8記載の発明によれば、請求
項1ないし7記載の発明の効果に加え、向き検出手段が
容器の色を検出するため、例えば一目でその向きが把握
されるように着色されネスティング状態が容易に確認で
きる容器であっても、その向きを確実に検出することが
できる。
【0062】また、請求項9記載の発明によれば、請求
項2ないし8記載の発明の効果に加え、容器搬送手段で
搬送されてくる容器が一時停止することなく押圧動作と
傾動動作によって反転手段上に仕分け供給されるため、
容器搬送手段から反転手段への容器の供給をスムーズか
つ確実に行うことができて、容器のより一層確実な反転
動作を得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる段積み装置の一実施例を示す平
面図
【図2】同図1のA−A線矢視図
【図3】同図1のB−B線矢視図
【図4】同段積み装置の動作説明図
【図5】同他の動作説明図
【図6】同さらに他の動作説明図
【図7】同段積み状態のコンテナの説明図
【図8】同ネスティング用コンテナの斜視図
【図9】同コンテナのネスティング状態の要部の斜視図
【図10】同その正面図
【図11】同コンテナのスタッキング状態の要部の斜視
【図12】同その正面図
【図13】同段積み装置の他の実施例を示す図1と同様
の平面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・段積み装置 2・・・・・・・・コンテナ搬送コンベア 2a・・・・・・・供給ライン 2b・・・・・・・通過ライン 2c・・・・・・・合流ライン 3・・・・・・・・反転コンベア 3a・・・・・・・ローラコンベア 3b・・・・・・・90度カーブコンベア 4・・・・・・・・積み重ね装置 5・・・・・・・・コンテナ 5a・・・・・・・第1側壁部 5b・・・・・・・第2側壁部 5c・・・・・・・底壁部 5A・・・・・・・段積みコンテナ 21・・・・・・・傾動装置 22・・・・・・・押出装置 23・・・・・・・傾動ローラ 24・・・・・・・傾動シリンダ 25・・・・・・・傾動フレーム 28・・・・・・・制御装置 30・・・・・・・回動杆 31・・・・・・・押出棒 32・・・・・・・押出シリンダ 35・・・・・・・カラーセンサ 37、38・・・・ストッパ 40・・・・・・・昇降装置 41・・・・・・・挟持装置 43・・・・・・・昇降シリンダ 46・・・・・・・挟持シリンダ 48、49・・・・ストッパ S1・・・・・・・仕分けステーション S2・・・・・・・合流ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 浩二 大阪府大阪市西淀川区御幣島3丁目2番11 号 株式会社ダイフク内 (72)発明者 中野 彰 静岡県浜松市篠ケ瀬町630番地 株式会社 マキ製作所内 (72)発明者 後藤 豊 静岡県浜松市篠ケ瀬町630番地 株式会社 マキ製作所内 Fターム(参考) 3F029 AA09 BA01 CA10 CA52 EA05 3F081 AA20 BA01 BE04 BE09 CA00 CC08 CC12 CE10 CE13 CE14 EA09 EA15 EA16 FA01 FB01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネスティング用の容器を所定の向きで所定
    数段状に積み重ねる容器の段積み装置であって、 前記容器を一列で搬送する容器搬送手段と、該容器搬送
    手段により前後の向きがランダムに搬送されてくる容器
    の向きを検出する向き検出手段と、前記容器搬送手段の
    側方に設けられ該容器搬送手段から供給される容器を搬
    送しつつ当該容器を水平面内で180度回転させる反転
    手段と、前記向き検出手段によって検出した容器の向き
    に応じて当該容器を前記反転手段と容器搬送手段とに仕
    分けすると共に該仕分けされた容器を所定の順序で合流
    させる制御手段と、該制御手段で合流された容器を所定
    数段状に積み重ねる積み重ね手段と、を備えたことを特
    徴とする容器の段積み装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記向き検出手段によっ
    て検出した容器の向きと予め記憶してある向きとを比較
    し検出に係わる向きが適正でない容器を前記反転手段に
    仕分ける仕分制御手段と、前記反転手段で搬送される容
    器と前記容器搬送手段で搬送される容器とを所定の順序
    で合流させる合流制御手段と、を有することを特徴とす
    る請求項1記載の容器の段積み装置。
  3. 【請求項3】前記反転手段は、平面視で180度曲がっ
    たカーブコンベアであることを特徴とする請求項1また
    は2記載の容器の段積み装置。
  4. 【請求項4】前記容器は、ネスティング用のコンテナで
    あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の容器の段積み装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記容器をネスティング
    状態で積み重ねるようにその向きを制御することを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の容器の段積
    み装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記容器を2個づつ同時
    に積み重ねるようにその向きを制御することを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の容器の段積み装
    置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、仕分けされる容器に対し
    て順番付けすると共にその順番で合流させることを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれかに記載の容器の段積
    み装置。
  8. 【請求項8】前記向き検出手段は、前記容器の向きを示
    す色情報を検出するものであることを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれかに記載の容器の段積み装置。
  9. 【請求項9】前記仕分制御手段は、搬送状態の容器を押
    圧しながらかつ傾動させて前記反転手段に供給すること
    を特徴とする請求項2ないし8のいずれかに記載の容器
    の段積み装置。
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