JP2003104542A - 農産物の分配供給装置 - Google Patents
農産物の分配供給装置Info
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- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
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Abstract
れた複数の処理装置に対して略均等かつスムーズに分配
供給し得て大量処理が可能な農産物の分配供給装置を提
供する。 【解決手段】搬送手段2の終端部の幅方向略中心位置に
設けられ該搬送手段2の搬送有効幅よりも狭い幅を有す
る搬送コンベア22と、該搬送コンベア22の両側にそ
の搬送方向ニ、ホが前記幅方向外側となるようにして設
けられその搬送幅が前記搬送コンベア22の長さと略同
一の第1の分岐コンベア23と、該第1の分岐コンベア
23に対応し前記搬送コンベア22の終端部にその搬送
方向ヘ、トが前記幅方向外側となるようにして設けられ
た第2の分岐コンベア24とを備え、前記第1の分岐コ
ンベア23と第2の分岐コンベア24の終端部を処理装
置3にそれぞれ連結したことを特徴とする。
Description
れる例えばみかん、柿等の農産物を、この搬送装置より
も下流側において所定間隔隔てて並設配置された処理装
置に略均等に分配供給することのできる農産物の分配供
給装置に関する。
る農産物を、この搬送装置より下流側において所定距離
隔てて並設配置された複数の処理装置に向けて供給する
装置としては、例えば特開平10−113623号公報
に開示のものが知られている。この装置は、コンテナダ
ンパーから送られる果実を、該コンテナダンパーの送り
出し方向と直交する横(左右)方向に並設された等級選
別部に分岐することができる分岐コンベアを左右に2条
づつそれぞれ並設しており、この分岐コンベアの条数
は、上流側から送られてくる農産物の量によってさらに
多く並設し得るように構成されている。
置においては、分岐コンベアが片側だけで複数条(2〜
4条)ある場合、上流側の搬送装置から最も遠い位置
(下流側)の分岐コンベア上には、上流側の搬送装置か
ら送られる農産物がスムーズに運ばれないという問題点
を有している。そのため、搬送装置で搬送される農産物
が搬送装置の最も近い位置(上流側)の分岐コンベアの
みで搬送されることになって、後工程での搬送姿が例え
ば手選コンベア上の幅方向の一方側に偏って搬送される
状態となり、手選作業者の選別作業がし難いという状況
を招き易い。
コンベア上にスムーズに送り出されないと、搬送装置と
分岐コンベアとの境において農産物の噛み込み等のトラ
ブルが発生する虞があり、特に転がり難い農産物の場合
や傷み易い農産物の場合にその危険度が高くなり易いと
いう問題点を有している。そこで、これらの問題点を少
しでも解消するために、上流側から供給する農産物の量
を抑える等の処置がとられる場合があるが、この場合は
農産物の例えば手選コンベア上への供給能率が上がら
ず、その改善が望まれているのが実状である。
たもので、その目的は、前工程から搬送される農産物を
後工程に並設された複数の処理装置に対して略均等かつ
スムーズに分配供給し得て大量処理が可能な農産物の分
配供給装置を提供することにある。
く、本発明のうち請求項1に記載の発明は、上流側の搬
送手段と、この搬送手段より下流側において該搬送手段
の搬送方向と略直交する幅方向に所定間隔隔てて並設配
置された複数の処理装置との間に設けられる農産物の分
配供給装置であって、前記搬送手段の終端部の幅方向略
中心位置に設けられ該搬送手段の搬送有効幅よりも狭い
幅を有する搬送コンベアと、該搬送コンベアの両側にそ
の搬送方向が前記幅方向外側となるようにして設けられ
その搬送幅が前記搬送コンベアの長さと略同一の第1の
分岐コンベアと、該第1の分岐コンベアに対応し前記搬
送コンベアの終端部にその搬送方向が前記幅方向外側と
なるようにして設けられた第2の分岐コンベアとを備
え、前記第1の分岐コンベアと第2の分岐コンベアの終
端部を前記処理装置にそれぞれ連結したことを特徴とす
る。
搬送手段で搬送される農産物のうち搬送手段の終端部に
おいて、搬送幅方向の両側に位置する農産物は、搬送手
段から第1の分岐コンベアにそれぞれ送出されて下流側
に搬送され、該第1の分岐コンベアに連結された処理装
置にそれぞれ供給される。また、搬送手段の搬送幅方向
の略中央部に位置する農産物は、搬送コンベア上に送出
されて下流側に搬送され、その終端部に設けられた第2
の分岐コンベアで搬送されて該第2の分岐コンベアに連
結された処理装置にそれぞれ供給される。これにより、
搬送手段で搬送される農産物が、第1の分岐コンベアと
搬送コンベアを介した第2の分岐コンベアとに分配され
て処理装置にそれぞれ供給されることから、搬送手段上
の農産物の位置に応じた所定の分岐コンベアへの送出が
可能となって、略均等分配した状態での農産物がスムー
ズに処理装置に供給される。
記載の発明のように、その搬送有効幅が前記搬送手段の
搬送有効幅の略1/2に設定されていることが好まし
い。このように構成することにより、搬送コンベアの搬
送有効幅を所定に設定することで、搬送手段の搬送有効
幅が所定割合で分割状態とされて、搬送手段上の農産物
を所定の分岐コンベアに略均等に送出できる。
載の発明のように、短尺状に形成されていることが好ま
しい。このように構成することにより、第2の分岐コン
ベアが連結される搬送コンベアの長さが短尺状に設定さ
れていることから、搬送コンベアを介した第2の分岐コ
ンベアへの農産物の送出時間を短縮できて、搬送手段上
の農産物の両分岐コンベアへの送出時間差を極力小さく
できる。
4に記載の発明のように、その搬送面の高さが前記第1
の分岐コンベアに対して低くなるようにして設けられて
いることが好ましい。このように構成することにより、
第1の分岐コンベアと第2の分岐コンベアとが下流側に
向けて下り階段状に設けられていることから、搬送手段
上の農産物の下り傾斜を利用した移動が可能となって、
農産物の種類等に係わらず搬送手段上から各分岐コンベ
アへの農産物の供給がスムーズに行える。
記搬送コンベアと第1の分岐コンベアとの間及び第1の
分岐コンベアと第2の分岐コンベアとの間に分岐壁を備
えることが好ましい。このように構成することにより、
分岐壁によって搬送コンベアと第1の分岐コンベア間あ
るいは両分岐コンベア間での農産物の移動が確実に防止
されることから、両分岐コンベアに均等分配された農産
物の状態が安定する。
記第1の分岐コンベアと第2の分岐コンベアのうちの少
なくとも一方が複数条に設定され、各条の長さが上流側
が下流側より長く設定されていることが好ましい。この
ように構成することにより、長さの異なる複数条の分岐
コンベアで農産物をそれぞれ搬送して異なる位置の終端
部から処理装置に供給できることから、農産物を処理装
置により一層均等分配状態で供給できる。
記搬送手段がその幅方向に揺動する揺動コンベアを備え
ることが好ましく、この場合、前記揺動コンベアは、請
求項8に記載の発明のように、その上流側に設けられた
コンテナ反転ダンパーからの農産物の供給タイミングと
関連付けられて揺動することが好ましい。このように構
成することにより、揺動コンベアの揺動で搬送手段上の
農産物をその搬送幅方向に均等に分散できることから、
両分岐コンベアによる分配がより一層均等化される。ま
た、揺動コンベアをコンテナ反転ダンパーからの農産物
の供給タイミングと関連付けて揺動することで、揺動コ
ンベア上の農産物の均一分散状態が容易に得られる。
に基づいて詳細に説明する。図1〜図4は、本発明に係
わる農産物の分配供給装置の一実施例を示し、図1がそ
の平面図、図2が図1のA−A線矢視図、図3が図1の
B−B線矢視図、図4が図2のC−C線矢視図である。
上流側に配置された搬送手段2と、下流側に配置された
2台の処理装置としての一次手選ローラコンベア3との
間に配置されている。前記搬送手段2は、コンテナ反転
ダンパー4、揺動コンベア5及び清浄機6等を備え、コ
ンテナ反転ダンパー4は、農産物入りコンテナ搬送コン
ベア7で搬送されてくる農産物入りのコンテナ8を反転
させて、その内部の農産物を排出口に設けた搬送コンベ
ア9上に排出する。また、コンテナ反転ダンパー4の排
出口には、反転され内部の農産物が排出されて空となっ
たコンテナ8を回収する空コンテナ回収装置10が配置
され、この空コンテナ回収装置10には、空コンテナ搬
送コンベア11が連結されている。
側に向けて若干下がり傾斜して設けられると共に、図2
及び図4に示すように、架台12上に配置された揺動フ
レーム13を有している。この揺動フレーム13が架台
12に固定したモータ14の回転軸にリンク15を介し
て連結され、また架台12には、揺動フレーム13のガ
イド21が摺動可能に係合するレール16が設けられて
いる。そして、モータ14が回転駆動することにより、
リンク15を介して揺動フレーム13が架台12のレー
ル16に沿って、図4に示す基点Oを中心に矢印ロ、ハ
方向(搬送手段2の搬送方向イと直交する方向)に交互
に移動して揺動するように構成されている。
示すように、該揺動コンベア5の搬送幅方向端部が前記
コンテナ反転ダンパー4の搬送コンベア9の搬送幅より
常に内側に位置しない、すなわち揺動コンベア5の最大
振幅揺動時の搬送有効幅が、搬送コンベア9の搬送有効
幅より外れないように設定されている。また、揺動コン
ベア5のモータ14の回転駆動は、コンテナ反転ダンパ
ー4のコンテナ8の反転動作に関連付けられて制御され
る。
位置に例えば2個のコンテナ検出センサ17を配置し、
このコンテナ検出センサ17でコンテナ8の送り間隔を
検出し、この送り間隔と揺動コンベア5の揺動周期とが
一致するように制御装置18によってモータ14の回転
駆動が制御される。これにより、コンテナ反転ダンパー
4の搬送コンベア9上の農産物が揺動コンベア5の幅方
向に所定の状態(例えば前回と同じ位置に供給されるこ
とのない状態)で供給されることになる。
つ回転自在に配置された多数の回転ブラシ19を有し、
この回転ブラシ19の下方には除去した塵埃等を収容す
る受け皿20が配置されている。そして、回転している
回転ブラシ19上を農産物が転動しながら移動すること
で、農産物の表面の汚れが除去されて清浄化される。な
お、清浄機6の構成としては、この例に限らず他の適宜
の構成を採用し得る。
に配置される前記分配供給装置1は、本発明の搬送コン
ベアとしての短尺コンベア22と、一対の第1の分岐コ
ンベア23及び一対の第2の分岐コンベア24等を備え
ている。短尺コンベア22は、その上流側が清浄機6の
終端部でその搬送幅方向の中間位置に、その搬送面が清
浄機6の搬送面より低い状態で連結され、図3に示すよ
うに短尺コンベア22の搬送有効幅は、清浄機6の搬送
有効幅Lの1/2(すなわちL/2)に設定され、清浄
機6の搬送有効幅Lが、短尺コンベア22のL/2部分
とその両側にそれぞれ形成されたL/4部分とに分割状
態とされている。
長)が、2条の分岐コンベア23a、23bからなる第
1の分岐コンベア23の搬送有効幅と略同一に設定さ
れ、これにより、短尺コンベア22の搬送幅方向の両側
に第1の分岐コンベア23(2条の分岐コンベア23
a、23b)が外側に向けて、例えばその両搬送面が略
面一状態でそれぞれ連結されている。この一対の第1の
分岐コンベア23の2条の分岐コンベア23a、23b
は、その搬送方向ニ、ホが短尺コンベア22の搬送幅方
向のそれぞれ外側に向く(すなわち一対の第1の分岐コ
ンベア23が互いに逆方向に向く)ように設定されると
共に、上流側の分岐コンベア23aの長さが下流側の分
岐コンベア23bの長さより所定寸法長く設定されて、
上流側の分岐コンベア23aの終端部が下流側の分岐コ
ンベア23bの終端部より搬送方向ニ、ホの外側に位置
するようにそれぞれ設定されている。
その搬送面が短尺コンベア22の搬送面より低い状態で
一対の第2の分岐コンベア24が連結されている。この
第2の分岐コンベア24は、それぞれ2条の分岐コンベ
ア24a、24bからなり、その各分岐コンベア24
a、24bの上流側端面が短尺コンベア22の搬送幅方
向の中心位置で突き合わせ連結されると共に、その搬送
方向ヘ、トが短尺コンベア22の搬送幅方向の外側に向
く(すなわち一対の第2の分岐コンベア24が互いに逆
方向に向く)ように設定されている。また、この第2の
分岐コンベア24も、2条の分岐コンベア24a、24
bのうち上流側の分岐コンベア24aと下流側の分岐コ
ンベア24bの長さを異ならせることで、上流側の分岐
コンベア24aの終端部が下流側の分岐コンベア24b
の終端部より搬送方向へ、トの外側に位置するように設
定されている。
ベア23との間、及び第1の分岐コンベア23の下流側
の分岐コンベア23bと第2の分岐コンベア24の上流
側の分岐コンベア24aとの間には、隣接するコンベア
間での農産物の移動を阻止する板状の所定高さの分岐壁
25がそれぞれ設けられている。また、第2の分岐コン
ベア24の下流側の分岐コンベア24bには、所定高さ
の落下防止板28がそれぞれ設けられている。
分岐コンベア24の各分岐コンベア23a、23b、2
4a、24bの下流側下方には、ベルトコンベア26が
それぞれ配置され、このベルトコンベア26上で第1の
分岐コンベア23と第2の分岐コンベア24との境部分
には、山形形状の仕切部材27がそれぞれ設けられてい
る。この仕切部材27の下流側に前記一次手選ローラコ
ンベア3の上流側が連結され、この一次手選ローラコン
ベア3の下流側に、図示しない例えば6条に分配する分
配コンベアが連結されると共に、さらにその下流側に6
条の選別コンベアが連結されている。
説明する。先ず、農産物入りコンテナ搬送コンベア7で
搬送されてくる荷受けされた農産物入りのコンテナ8
は、コンテナ反転ダンパー4に供給されて、その反転動
作で内部の農産物が搬送コンベア9上に排出され、この
搬送コンベア9から揺動コンベア5上に供給される。こ
の時、コンテナ反転ダンパー4によるコンテナ8の送り
間隔と揺動コンベア5の揺動動作を前述したように制御
装置18で制御することにより、搬送コンベア9上の農
産物が、揺動している揺動コンベア5上の所定位置(例
えば前回のコンテナ8で供給されていない位置)に供給
される。
揺動コンベア5の揺動動作によって該コンベア5の幅方
向に分散されつつ下流側に搬送され、清浄機6に供給さ
れて清浄化される。この揺動コンベア5から清浄機6へ
の農産物の搬送中においても、揺動コンベア5の揺動動
作や清浄機6の回転ブラシ19による回転動作で農産物
が幅方向により均一に分散した状態となる。
は、分配供給装置1に供給されて次のように分配され
る。すなわち、清浄機6で搬送されてくる農産物のうち
清浄機6の終端部において、搬送幅方向の中央部分に位
置する農産物は、短尺コンベア22上に送出されてその
下流側に搬送され、第2の分岐コンベア24の2条の分
岐コンベア24a、24bの始端部に供給される。
中央部分で、その中心位置より図1の搬送方向イ左側に
位置する農産物は、一方の第2の分岐コンベア24の2
条の分岐コンベア24a、24b上に送出され、搬送方
向イ右側に位置する農産物は、他方の第2の分岐コンベ
ア24の2条の分岐コンベア24a、24b上に送出さ
れ、それぞれ図1の矢印へ、ト方向に搬送される。また
この時、第2の分岐コンベア24の搬送面が短尺コンベ
ア22の搬送面より低く設定されていることから、清浄
機6上の農産物が短尺コンベア22から第2の分岐コン
ベア24の各分岐コンベア24a、24b上に、各コン
ベア22、24間での噛み込み等を防止した状態でスム
ーズに送出される。
位置する農産物は、第1の分岐コンベア23の各分岐コ
ンベア23a、23bに直接送出され、この時、清浄機
6の搬送方向イ左側に位置する農産物が一方の第1の分
岐コンベア23の2条の分岐コンベア23a、23bに
送出され、清浄機6の搬送方向イ右側に位置する農産物
が他方の第1の分岐コンベア23の2条の分岐コンベア
23a、23bにそれぞれ送出される。
端部の位置に応じて、短尺コンベア22を介して第2の
分岐コンベア24に送出されるか、直接第1の分岐コン
ベア23に送出されることになり、この時、第1の分岐
コンベア23と第2の分岐コンベア24が2条づつ設け
られていることから、その位置により各分岐コンベア2
3a、23b、24a、24bに均等に分配送出される
ことになる。
ア23と第2の分岐コンベア24上に送出された農産物
は、分岐壁25で隣接する分岐コンベア等への移動が阻
止された状態で、下流側にそれぞれ搬送され、各分岐コ
ンベア23a、23b、24a、24bの終端部から、
ベルトコンベア26上に排出されて図1の矢印チ〜ルの
如く一次手選ローラコンベア3に供給される。このベル
トコンベア26上における搬送時にも、ベルトコンベア
26上に設けた仕切部材27で第1の分岐コンベア23
と第2の分岐コンベア24で搬送されてきた農産物が混
じることなく搬送されて、各分岐コンベア23a、23
b、24a、24bの農産物が分配されたままの均一分
配状態で、一次手選ローラコンベア3に供給されること
になる。
の終端部の搬送幅方向の中間位置に所定幅の短尺コンベ
ア22を連結配置することで、搬送幅方向を各分岐コン
ベア23a、23b、24a、24bに対応した4分割
状態とすることができることから、清浄機6上で分散さ
れている農産物を左右4つの各分岐コンベア23a、2
3b、24a、24bに略均等分配することができるわ
けである。
にあっては、清浄機6の終端部の幅方向略中心位置に短
尺コンベア22を連結配置し、この短尺コンベア22の
両側にその搬送幅が短尺コンベア22の長さと略同一の
一対の第1の分岐コンベア23を連結配置すると共に、
短尺コンベア22の終端部に一対の第2の分岐コンベア
24を連結配置しているため、短尺コンベア22で搬送
される農産物のうち、搬送幅方向両側の農産物を第1の
分岐コンベア23に直接送出して分配し、搬送幅方向の
中間部分の農産物を短尺コンベア22を介して第2の分
岐コンベア24に送出して分配することができ、清浄機
6上の農産物をその終端部の位置に応じて所定の分岐コ
ンベア23a、23b、24a、24bに均等分配し、
この農産物を一次手選ローラコンベア3にスムーズに供
給することができる。
浄機6の搬送有効幅の略1/2に設定されていることか
ら、清浄機6上の農産物を4等分した状態で第1の分岐
コンベア23か第2の分岐コンベア24に略均等に分配
送出することができる。また、短尺コンベア22の長さ
を第1の分岐コンベア23の搬送幅方向と略同一の短尺
状に設定していることから、短尺コンベア22を介した
第2の分岐コンベア24への農産物の送出時間を短縮で
きて、清浄機6上の農産物の第1の分岐コンベア23と
第2の分岐コンベア24への送出時間の時間差を極力小
さくすることができる。
1の分岐コンベア23及び第2の分岐コンベア24が下
り階段状に設けられていることから、清浄機6から送出
される農産物を下り傾斜に沿って所定方向に移動させる
ことができて、例えば転がり難い農産物や傷み易い農産
物であっても、各コンベアの連結部分への噛み込み等を
防止した状態で、スムーズに第1の分岐コンベアや第2
の分岐コンベアに送出することができる。
ベア23との間や第1の分岐コンベア23と第2の分岐
コンベア24との間に分岐壁25がそれぞれ設けられて
いることから、この分岐壁25によって短尺コンベア2
2と第1の分岐コンベア23間あるいは両分岐コンベア
23、24間での農産物の移動を確実に阻止することが
できると共に、第2の分岐コンベア24の分岐コンベア
24bに落下防止板28が設けられていることから、こ
の落下防止板28で農産物の分岐コンベア24b外への
落下を確実に防止することができて、両分岐コンベア2
3、24に分配された農産物の分配状態を安定させるこ
とができる。
2の分岐コンベア24が共に2条の分岐コンベア23
a、23b、24a、24bを有し、上流側の分岐コン
ベア23a、24aの長さが下流側の分岐コンベア23
b、24bよりそれぞれ長く設定されていることから、
各条の分岐コンベア23a、23b、24a、24bに
分配された農産物を異なる位置でベルトコンベア26上
に排出できると共に、仕切部材27で農産物の混ざりを
防止できて、各分岐コンベア23a、23b、24a、
24b上の農産物をベルトコンベア26の終端部で幅方
向に均一分散した状態とすることができる。
物の供給量を抑えることなく、分配供給装置1による農
産物の分配状態を一層均等化することができて、農産物
の大量処理が可能になると共に、均等分配された農産物
の一次手選ローラコンベア3への供給により、例えば農
産物の手選作業を容易かつ確実に行うことができる等、
農産物の選別処理作業の能率を高めること等が可能にな
る。
揺動コンベア5を配置すると共に、この揺動コンベア5
の揺動動作がコンテナ反転ダンパー4からの農産物の供
給タイミングと関連付けて行われるため、コンテナ反転
ダンパー4から揺動コンベア5に農産物を分散した状態
で供給できると共に、揺動コンベア5の揺動でこの農産
物をより均一に分散できて、清浄機6上における農産物
の均一分散化を一層良好な状態とすることができる。
1の分岐コンベア23の搬送有効幅と略同一に設定する
ことで、短尺コンベア22と第1の分岐コンベア23及
び第2の分岐コンベア24を最小面積内に配置できても
これらの効率的な配置が可能になる。
コンベア23と第2の分岐コンベア24をそれぞれ2条
の分岐コンベアで形成したが、本発明はこれに限定され
るものでもなく、例えば1条の分岐コンベアであっても
よいし3条以上の分岐コンベアで構成しても良く、また
第1の分岐コンベア23と第2の分岐コンベア24の条
数を異ならせることもできる。また、上記実施例におけ
る短尺コンベア22の搬送幅、搬送手段2の構成や処理
装置の構成等も一例であって、本発明の各発明に係わる
要旨を逸脱しない範囲において種々変更することができ
る。
発明によれば、搬送手段で搬送される農産物が、第1の
分岐コンベアと搬送コンベアを介した第2の分岐コンベ
アに送出されて処理装置にそれぞれ供給されるため、農
産物の供給量を抑えることなく搬送手段上の位置に応じ
た農産物の送出分配が可能となり、搬送手段上の農産物
を略均等分配した状態で処理装置にスムーズに供給する
ことができる。
求項1に記載の発明の効果に加え、搬送コンベアの搬送
有効幅が搬送手段の搬送有効幅の略1/2に設定されて
いるため、搬送手段の搬送有効幅を所定割合で分割でき
て、搬送手段上の農産物を第1の分岐コンベアと第2の
分岐コンベアに略均等に送出することができる。
求項1または2に記載の発明の効果に加え、第2の分岐
コンベアが連結される搬送コンベアの長さが短尺状に設
定されているため、搬送コンベアを介した第2の分岐コ
ンベアへの農産物の送出時間が短縮されて、搬送手段上
の農産物の両分岐コンベアへの送出時間差を極力小さく
することができる。
求項1ないし3に記載の発明の効果に加え、第1の分岐
コンベアと第2の分岐コンベアが下流側に向けて下り階
段状に設けられているため、搬送手段上の農産物の下り
傾斜を利用した移動が可能となって、農産物の種類に係
わらず搬送手段上から各分岐コンベアへの農産物の供給
をスムーズに行うことができる。
求項1ないし4に記載の発明の効果に加え、搬送コンベ
アと第1の分岐コンベア間あるいは両分岐コンベア間に
分岐壁が設けられているため、この分岐壁で農産物の移
動を確実に防止することができて、両分岐コンベアによ
る農産物の均等分配状態を安定させることができる。
求項1ないし5に記載の発明の効果に加え、第1の分岐
コンベアと第2の分岐コンベアの少なくとも一方が長さ
の異なる複数条の分岐コンベアで形成されているため、
各分岐コンベアで農産物をそれぞれ搬送して異なる位置
の終端部から処理装置に供給できて、農産物を処理装置
により一層均等分配状態で供給することができる。
求項1ないし6に記載の発明の効果に加え、搬送手段が
その幅方向に揺動する揺動コンベアを備えるため、揺動
コンベアの揺動で搬送手段上の農産物をその搬送幅方向
に均等に分散でき、両分岐コンベアによる分配をより一
層均等化することができる。
求項7に記載の発明の効果に加え、揺動コンベアがコン
テナ反転ダンパーからの農産物の供給タイミングと関連
付けられて揺動するため、揺動コンベア上の農産物の均
一分散した状態が容易に得られ、両分岐コンベアで農産
物をより一層均等分配することができる等の効果を奏す
る。
Claims (8)
- 【請求項1】上流側の搬送手段と、この搬送手段より下
流側において該搬送手段の搬送方向と略直交する幅方向
に所定間隔隔てて並設配置された複数の処理装置との間
に設けられる農産物の分配供給装置であって、 前記搬送手段の終端部の幅方向略中心位置に設けられ該
搬送手段の搬送有効幅よりも狭い幅を有する搬送コンベ
アと、該搬送コンベアの両側にその搬送方向が前記幅方
向外側となるようにして設けられその搬送幅が前記搬送
コンベアの長さと略同一の第1の分岐コンベアと、該第
1の分岐コンベアに対応し前記搬送コンベアの終端部に
その搬送方向が前記幅方向外側となるようにして設けら
れた第2の分岐コンベアとを備え、前記第1の分岐コン
ベアと第2の分岐コンベアの終端部を前記処理装置にそ
れぞれ連結したことを特徴とする農産物の分配供給装
置。 - 【請求項2】前記搬送コンベアは、その搬送有効幅が前
記搬送手段の搬送有効幅の略1/2に設定されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の農産物の分配供給装
置。 - 【請求項3】前記搬送コンベアは、短尺状に形成されて
いることを特徴とする請求項1または2に記載の農産物
の分配供給装置。 - 【請求項4】前記第2の分岐コンベアは、その搬送面の
高さが前記第1の分岐コンベアに対して低くなるように
して設けられていることを特徴とする請求項1ないし3
のいずれかに記載の農産物の分配供給装置。 - 【請求項5】前記搬送コンベアと第1の分岐コンベアと
の間及び第1の分岐コンベアと第2の分岐コンベアとの
間に分岐壁を備えることを特徴とする請求項1ないし4
のいずれかに記載の農産物の分配供給装置。 - 【請求項6】前記第1の分岐コンベアと第2の分岐コン
ベアのうちの少なくとも一方が複数条に設定され、その
上流側の長さが下流側より長く設定されていることを特
徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の農産物の
分配供給装置。 - 【請求項7】前記搬送手段は、その幅方向に揺動する揺
動コンベアを備えることを特徴とする請求項1ないし6
のいずれかに記載の農産物の分配供給装置。 - 【請求項8】前記揺動コンベアは、その上流側に設けら
れたコンテナ反転ダンパーからの農産物の供給タイミン
グと関連付けられて揺動することを特徴とする請求項7
に記載の農産物の分配供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001299460A JP4371398B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 農産物の分配供給装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003104542A true JP2003104542A (ja) | 2003-04-09 |
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-
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- 2001-09-28 JP JP2001299460A patent/JP4371398B2/ja not_active Expired - Fee Related
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