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JP2003186590A - 機器操作学習装置 - Google Patents

機器操作学習装置

Info

Publication number
JP2003186590A
JP2003186590A JP2001382574A JP2001382574A JP2003186590A JP 2003186590 A JP2003186590 A JP 2003186590A JP 2001382574 A JP2001382574 A JP 2001382574A JP 2001382574 A JP2001382574 A JP 2001382574A JP 2003186590 A JP2003186590 A JP 2003186590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
sentence
routine procedure
learning
explanation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001382574A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kuromushiya
健一 黒武者
Ryoichi Sato
亮一 佐藤
Hiromi Shiraishi
裕美 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001382574A priority Critical patent/JP2003186590A/ja
Publication of JP2003186590A publication Critical patent/JP2003186590A/ja
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  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 マルチビーム走査装置における複数の半導体
レーザ(LD)を制御するための制御ラインの数を低減
し、LDに対する適正な制御を行うことを可能にする。 【解決手段】 複数のLD1B〜1Yからのレーザ光に
より走査する走査ユニット部100と、LDを制御する
ための基準信号を送出するコントローラ部200とを備
える。コントローラ部200は複数のLDをそれぞれ制
御するための複数のデューティ信号を時間軸上に並べて
走査ユニット部100に出力する。走査ユニット部10
0は複数のLDをそれぞれ個別に駆動するための複数の
駆動回路110B〜110Yと、各デューティ信号を電
圧に変換するデューティ電圧回路140と、各デューテ
ィ信号から各駆動回路に対応するデューティ信号を検出
し、この検出信号に同期してデューティ電圧を基準電圧
として対応する駆動回路に入力する基準電圧回路120
B〜120Y,130B〜130Yを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が、種々の
機能を備える機器の操作方法を学習するための機器操作
学習装置に関し、特に、使用者が機器の機能を検索する
ための要求文を入力することのできる、機器操作学習装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサ(以下、ワープ
ロと略す)等の情報機器、あるいは、ビデオデッキ等の
家電機器には、操作がわからなくなったときに、「ヘル
プキー」を押す等、特定の操作が行なわれることによ
り、機能の操作説明を表示するアシスト機能、あるい
は、ヘルプ機能と呼ばれる機能が備えられている。これ
により、使用者は、機器について、全ての操作方法を覚
えなくとも、必要なときに必要な機能を容易に達成する
ことができる。
【0003】なお、機能数が非常に多い機器の場合、単
に機能説明を表示するだけでは、使用者にとって必要な
機能を見つけ出すことが困難な場合があった。
【0004】そして、特開平10−55372号公報に
は、「使用者が機器の使用途中に当該機器の使用方法が
わからなくなった場合、使用者に要求文の入力を促し、
入力された要求文の文意に合致する機能を検索して、検
索された機能を簡便に実行できる」ように構成された検
索型機能実行装置が開示されている。
【0005】また、特開2000−207085公報に
は、上記の公報に記載されたような「要求文の文意に合
致する機能の検索」に加え、「当該機能についての操作
方法を使用者が覚えられるように、擬人化エージェント
を表示させながら、機能の実行手順を表示させる」検索
型機能実行装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の技術では、ある程度機器の操作が分かっ
ている使用者が対象とされている。つまり、使用者が、
機器の備えている機能自体の存在を知らない機器操作の
初心者や、検索の元となる要求文としてどのような要求
文を入力すればよいかわからないような検索型機能実行
装置に不慣れな使用者にとっては、機器の操作方法の学
習に役立つものとは言い難かった。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、機器操作の初心者、および、
入力した要求文に応じて機器の機能を検索させ実行させ
る検索型機能実行装置に不慣れな使用者が、機器の操作
方法の学習に役立てることのできる、機器操作学習装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に従った機器操作
学習装置は、要求文を入力するための要求文入力手段
と、種々の機能を備える機器の機能を説明する機能説明
文と、当該機能を実現するための操作の手続きを示す機
能操作定型手続とを、前記機器の機能の名称と関連付け
て保持する機能説明データベースと、前記要求文入力手
段に入力された前記要求文に対し前記機能説明データベ
ースから該当する機能の名称を検索する検索手段と、前
記名称検索手段の検索結果として挙げられた機能につい
ての前記機能操作定型手続を実行する機能操作定型手続
実行手段と、前記要求文入力手段への前記要求文の入力
について説明する内容を表示させる要求文入力説明手段
とを含むことを特徴とする。
【0009】本発明に従うと、機器の使用者は、要求文
入力説明手段により、要求文の入力についての説明を受
けることができる。
【0010】これにより、機器の備えている機能の存在
を知らない使用者や、検索の元となる要求文としてどの
ような要求文を入力すれば良いのかわからない使用者
も、要求文の入力を行なえるようになる。したがって、
本発明の機器操作学習装置を用いれば、上記のような使
用者が、機器の操作方法を学習できる。
【0011】また、本発明の機器操作学習装置では、前
記要求文入力説明手段は、前記機器の機能を使用者が選
択できるように列挙して表示し、当該選択された機能に
ついての前記要求文の例を表示し、さらに、当該要求文
の例を前記要求文入力手段に入力するよう指示する内容
を表示することが好ましい。
【0012】これにより、使用者は、表示された機能か
ら所望の機能を選択することにより、どのような要求文
を要求文入力手段に入力すれば良いか、指示される。し
たがって、使用者は、要求文入力手段に入力する要求文
を自ら考えられない場合でも、適切な要求文を要求文入
力手段に入力できる。
【0013】また、本発明の機器操作学習装置では、前
記名称検索手段は、前記要求文および前記機能説明文か
らキーワードを抽出し、前記機能の名称の対応する機能
説明文が含むキーワードと前記要求文に含まれるキーワ
ードとが一致する度合いに基づいて、前記該当する機能
の名称を検索することが好ましい。
【0014】これにより、要求文の文意に沿う度合いに
応じて、機能の名称が選出される。また、本発明の機器
操作学習装置では、前記名称検索手段は、単語と当該単
語の意味を表す単語ベクトルとが関連付けられた単語辞
書を備え、前記要求文および前記機能説明文とについ
て、含まれるすべての単語の前記単語ベクトルを足しあ
わせて正規化することにより文ベクトルを作成し、前記
要求文と前記機能説明文の文ベクトルの距離に基づい
て、前記該当する機能の名称を検索することが好まし
い。
【0015】これにより、要求文と機能説明文の間で
の、含まれる単語の意味に基づいて、検索手段による検
索が実行される。つまり、要求文と機能説明文に、たと
え同一の単語が用いられなくとも、要求文の文意に沿う
機能説明文に関連付けられた機能が検索結果として挙げ
られる。
【0016】また、本発明の機器操作学習装置は、前記
機器において前記機能操作定型手続が一つ実行される毎
に、当該実行された機能操作定型手続の内容を表示する
実行内容表示手段と、前記実行手段に対して、当該実行
された機能操作定型手続を実行してから、所定の待ち時
間だけ、次の前記機能操作定型手続の実行を待たせるタ
イマ手段とをさらに含むことが好ましい。
【0017】これにより、確実に、使用者に、機能操作
定型手続の内容を理解させることができる。
【0018】また、本発明の機器操作学習装置は、前記
機器に前記機能操作定型手続を実行させるために操作す
べき場所を指示する、操作場所指示手段をさらに含むこ
とが好ましい。
【0019】これにより、確実に、使用者が、機器の操
作方法を学習できる。また、本発明の機器操作学習装置
では、前記操作場所指示手段は、前記操作すべき場所の
指示に、擬人化エージェントの表示を用いることが好ま
しい。
【0020】これにより、使用者に対して、機器の操作
方法についての情報が、使用者に受け入れられ易い態様
で提供される。
【0021】また、本発明の機器操作学習装置では、前
記要求文入力説明手段は、前記機器の操作方法を説明す
る機器操作説明文と、ならびに、前記機器操作説明文を
表示する手順と、前記要求文入力手段、前記機能説明デ
ータベース、前記検索手段、および、前記機能操作定型
手続実行手段を備えた検索型機能実行装置を制御する手
順を示す操作学習定型手続を保持する操作学習定型手続
保持手段と、前記操作学習定型手続を実行する操作学習
定型手続実行手段と、前記要求文入力手段に入力された
要求文に対して、前記操作学習定型手続保持手段から該
当する前記機器操作説明文を検索する操作学習定型手続
検索手段とを備え、前記操作学習定型手続実行手段は、
前記操作学習定型手続検索手段の検索結果に応じて、前
記操作学習定型手続を実行することが好ましい。
【0022】これにより、操作学習定型手続が実行され
ることにより示される「検索型機能実行装置を制御する
手順」が、使用者によって入力された情報に応じたもの
となるため、要求文入力説明手段によって表示される内
容が、使用者にとって不要なものを含むことが回避され
る。なお、検索型機能実行装置とは、要求文入力手段、
機能説明データベース、検索手段、および、機能操作定
型手続実行手段を備える装置であり、本発明の機器操作
学習装置と一体的に構成されていても良いし、別体で構
成されても良い。
【0023】また、本発明の機器操作学習装置では、前
記要求文入力説明手段は、前記機器の操作方法を説明す
る機器操作説明文と、ならびに、前記機器操作説明文を
表示する手順と、前記要求文入力手段、前記機能説明デ
ータベース、前記検索手段、および、前記機能操作定型
手続実行手段を備えた検索型機能実行装置を制御する手
順を示す操作学習定型手続を保持する操作学習定型手続
保持手段と、前記操作学習定型手続を実行する操作学習
定型手続実行手段と、前記名称検索手段による検索の結
果として挙げられた機能の名称に関連付けられた機能説
明文に対して、前記操作学習定型手続保持手段から該当
する前記機器操作説明文を検索する操作学習定型手続検
索手段とを備え、前記操作学習定型手続実行手段は、前
記操作学習定型手続検索手段の検索結果に応じて、前記
操作学習定型手続を実行することが好ましい。
【0024】これにより、使用者は、検索型機能実行装
置によって検索された各機能に関連した機能について、
操作方法を学習できる。
【0025】また、本発明の機器操作学習装置では、前
記要求文入力説明手段は、前記機器の操作方法を説明す
る機器操作説明文と、ならびに、前記機器操作説明文を
表示する手順と、前記要求文入力手段、前記機能説明デ
ータベース、前記検索手段、および、前記機能操作定型
手続実行手段を備えた検索型機能実行装置を制御する手
順を示す操作学習定型手続を保持する操作学習定型手続
保持手段と、前記操作学習定型手続を実行する操作学習
定型手続実行手段と、前記名称検索手段の検索結果およ
び前記機能操作定型手続実行手段による前記機能操作定
型手続の実行の状態を取得するための状態取得手段とを
備え、前記操作学習定型手続実行手段は、前記状態取得
手段により取得した前記検索結果および前記実行の状態
に応じて、前記操作学習定型手続の実行の分岐条件を変
化させることが好ましい。
【0026】これにより、機器操作学習装置は、効率よ
く、情報を提供できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0028】[第1の実施の形態]図1に、本発明の第
1の実施の形態である機器操作学習装置の概略構成を示
す。この機器操作学習装置は、要求文を入力するキーボ
ード、マウス、マイクロフォン等の入力手段1と、ディ
スプレイ,スピーカ等の出力手段2と、制御手段3と、
機能を説明する機能説明文,および,機能を実現するた
めの操作の手続き(アクションスクリプト)を保持する
機能説明データベース4と、機器操作説明文,機器操作
説明文を表示する手順を示すスクリプト,および,機器
操作学習装置を制御する手順を示すスクリプト(チュー
トリアルスクリプト)を保持するチュートリアルスクリ
プト保持手段5とからなる。機器操作説明文とは、本実
施の形態の機器操作学習装置によって操作を学習する対
象となる機器の、操作方法を説明するものである。
【0029】制御手段3は、機能説明データベース4の
検索を行なう検索手段6、機能説明データベース4内の
アクションスクリプトを実行するスクリプト実行手段
7、チュートリアルスクリプト保持手段5内のチュート
リアルスクリプトを実行するチュートリアルスクリプト
実行手段8を備える。機能説明データベース4、および
/または、チュートリアルスクリプト保持手段5は、機
器操作学習装置内に含める必要はない。これらは、たと
えばコンピュータ上で実装される場合にはハードディス
ク装置やCD−ROM装置等の外部記憶装置上に存在さ
せてもよく、目的に応じて切り替える形式になっていて
もよい。
【0030】本実施の形態では、ワープロの検索型機能
実行装置を例にとって、その機器操作学習装置部分につ
いて説明する。図2に、機能説明データベース4の一例
を示す。機能説明データベース4には「センタリング」
「プリント」「セーブ」などのワープロの機能名と共
に、その機能の説明、機能を実現する操作手順の説明、
及び操作手順を自動実行できる形式で書き下したアクシ
ョンスクリプトが保持されている。
【0031】図3は、スクリプト実行手段7の概略構成
とその動作を説明するための図である。スクリプト実行
手段7は、コマンド対応表21と、コマンド列(アクシ
ョンスクリプト)を一時的に格納するバッファ22と、
コマンド実行部23とから構成される。コマンド対応表
21には、例えばアルファベット順に並べられたスクリ
プトのコマンド名と、そのコマンドを実行するルーチン
のワープロソフトの全プログラムリスト25の中のアド
レスが格納されている。
【0032】図3から、例えばスクリプトのコマンド
「GetString()」に対応するプログラムのル
ーチンは20550番地から始まることが分かる。ここ
で、10023番地から始まるルーチンはメニューを開
くルーチンで、引数として開くメニュー項目を指定す
る。18802番地から始まるルーチンは開いたメニュ
ーの中から項目を選ぶルーチンで、引数として選ぶ項目
を指定する。20550番地から始まるルーチンは文字
列の情報を得るルーチンで、文字列の指定を促すメツセ
ージを出し使用者がキーボードあるいはマウス等のポイ
ンティング装置で文字列を指定するまで待つ。
【0033】バッファ22は、実行するコマンド列を一
時的に格納する。コマンド実行部23は、バッファ22
に蓄えられたスクリプトコマンドを順に読み込み、コマ
ンド対応表21を参照することにより当該コマンドに対
応するアドレスを検出し、そのアドレスへ制御を移す。
以上の動作をバッファ22に格納された最終のコマンド
が実行されるまで繰り返す。
【0034】図4は、機器操作学習装置が種々の機能を
実行する際の手順を説明するフローチャートである。ワ
ープロの操作が分からなくなった使用者によってヘルプ
キーが押下されたことを確認すると(Sll)、従来の
ヘルプ機能によってその時点でのワープロ操作状況に応
じたワープロの編集機能の名称と当該機能の説明文とを
表示する(S12)。ここで表示される機能は、1つの
場合もあれば複数の場合もある。
【0035】その中に、使用者によって所望する機能を
選択する操作があれば(S13でYES判断時)、さら
に、所定の操作の有無等を判断することにより、使用者
がその機能の実行を希望しているか否かを判断する(S
19)。実行を希望する場合に、複数の機能が表示され
ていれば、表示された機能の中から所望の機能の選択を
受付ける(S20)。機能が選択されると、検索手段5
に、その選択された機能のアクションスクリプトをバッ
ファ22に格納させる(S21)。その後、スクリプト
実行手段7は、バッファ22に格納されたスクリプトを
順に実行する(S22)ことにより、その機能を実現す
る。
【0036】一方、S19において、その機能の確認だ
けで実行まで要求されなかった場合(S19でNO判断
時)には、そのまま処理が終了される。
【0037】また、S13で、従来のヘルプ機能によっ
て表示された情報の中に所望の機能についての情報がな
かった場合(NO判断時)、制御手段3は、使用者に対
して、入力手段1からの要求文の入力を促す(S1
4)。要求文が入力されなかった場合には(S15でN
O判断時)、処理は終了される。
【0038】一方、S15において、要求文の入力があ
った場合(YES判断時)、検索手段6は機能説明デー
タベース4から要求文に合致する機能を検索し(S1
6)、検索された機能名及びその機能説明を出力手段2
に表示する(S17)。ここで表示される機能は1つの
場合もあるし、複数の場合もある。
【0039】そして、使用者によって所望する機能を選
択する操作があれば(S18でYES判断時)、さら
に、所定の操作の有無等を判断することにより、使用者
がその機能の実行を希望しているか否かを判断する(S
19)。実行を希望する場合、複数の機能が表示されて
いれば、その中から所望の機能を選択する(S20)。
機能が選択されると、検索手段6は選択された機能のア
クションスクリプトをバッファ22に格納する(S2
1)。その後、スクリプト実行手段7はバッファ22に
格納されたスクリプトを順に実行することでその機能を
実現する(S22)。S19で、その機能の確認だけで
実行までは希望されない場合には、そのまま処理を終了
する。なお、S17において表示された機能の中に使用
者の所望する機能がない場合(S18でNO判断時)に
は、再びS14に戻り、別の要求文の入力を促す。
【0040】図4に示した処理を具体的に説明するため
に、使用者が「センタリングをしたい」という要求文の
入力を行ない、その結果検索された機能名が「センタリ
ング」のみであるとして、この機能が使用者が必要とし
ていた機能で、S19で実行を希望すると判断した場合
を例に挙げる。この場合、検索手段6は、検索された機
能名「センタリング」のアクションスクリプトをバッフ
ァ22にコピーする(S21)。これにより、バッファ
22内には、次の3つのコマンド列が格納されることに
なる。
【0041】GetString() OpenMenu(HENSYU) Choose(CENTERING) 次に、スクリプト実行手段7は、バッファ22に格納さ
れたコマンドを順に実行する(S22)。すなわち、G
etString()で20550番地に制御を移し、
そして、OpenMenu(HENSYU)で、HEN
SYUを引数として10023番地に制御を移し、最後
にChoose(CENTERING)でCENTER
INGを引数として18802番地に制御を移す(図3
参照)。ここで引数の「HENSYU」「CENTER
ING」は、各々「編集」「センタリング」の項目を意
味する。
【0042】ここまで説明した各ルーチンの動作と合わ
せて、再度、スクリプト実行手段7の動作を説明する。
まず、20550番地で文字列の指定を促し、使用者が
文字列の指定を行なうまで待つ。次に、10023番地
で引数HENSYUに対応する項目「編集」が開かれ
る。最後に、18802番地で引数CENTERING
に対応する項目「センタリング」が選ばれる。この一連
の動作は、「センタリング」機能の操作手順をそのまま
実行したものと同じである。すなわち、「センタリン
グ」機能がスクリプト実行手段7によって自動実行され
る。
【0043】ここでは「センタリング」機能に限って説
明したが、他の機能についても同様であり、特に複雑な
操作を必要とする機能においては、その操作手順をスク
リプト実行手段7が代行することで使用者の負担が大幅
に軽減する。
【0044】次に、パーソナルコンピュータの操作に関
する機器操作学習装置を説明する。図5(A)〜図5
(G)に、チュートリアルスクリプト実行手段8が、出
力手段2に出力させる画面の一例を示す。図5(A)〜
図5(G)の画面は、使用者が機器の操作を学習したい
と考えたとき等に、所定の操作を行なうことによって表
示される画面である。なお、図5(A)〜図5(G)の
各図の画面には、メッセージ等を表示する欄51、画面
表示を次の内容に送る「次へ」ボタン52、現在の処理
を終了させるための「終了」ボタン53、画面表示の内
容を戻すための「戻す」ボタン54が表示されている。
さらに、各図の画面には、各表示内容に合わせたボタン
が表示されている。
【0045】チュートリアルスクリプト保持手段5に
は、機器の操作説明のための一連のスクリプトが格納さ
れており、図5に示す例では、まず、図5(A)の欄5
1内に示されるようなメニュー画面が表示される。この
メニュー画面には、「画面について」「メールについ
て」「ワープロについて」「印刷について」という4つ
のメニューが表示され、また、それぞれに対応して
「1」〜「4」の各数字に対応するボタンも表示されて
いる。
【0046】図5(A)の画面が表示されることによ
り、使用者は、次に表示させる内容として、「画面につ
いて」「メールについて」「ワープロについて」「印刷
について」の4つの大きな項目から1つの項目を選択す
ることができる。例えば、ここで、使用者が「1」のボ
タンを押して「画面について」を選択したとすると、図
5(B)のような画面が表示される。
【0047】図5(B)の画面の欄51内には、「フォ
ントサイズを変える」「解像度を変える」「壁紙を変え
る」という、図5(A)に表示された「画面について」
に関しての細かい項目、および、それらの各々に対応し
た「1」〜「3」のボタンが表示されている。そして、
例えば、使用者が「1」のボタンを押して「フォントサ
イズを変える」を選択したとすると、図5(C)のよう
な画面が表示される。
【0048】図5(C)の画面の欄51内には、「フォ
ントサイズを変える」という内容の説明が表示されてい
る。そして、使用者が図5(C)の画面内の「次へ」ボ
タン52を押すと、図5(D)のような画面が表示され
る。
【0049】図5(D)の画面の欄51には、機器操作
学習装置に「文字を大きくしたい」という要求文を入力
するようにという指示内容が表示されている。使用者が
機器操作学習装置にその通りの要求文を入力した場合の
画面の一例を図6に示す。なお、図6に示す画面は、図
5(D)の画面と同時に、出力手段2に表示される。ま
た、図6に示す画面には、質問入力欄61、質問入力キ
ー62、検索結果表示欄63、検索結果実行キー64が
表示されている。そして、使用者が、質問入力欄61に
要求文を入力し、質問入力キー62を押すと、要求文に
対応する操作内容の単数または複数の候補を示す文章
が、検索結果表示欄63に表示される。
【0050】そして、使用者が図5(D)の画面内の
「次へ」ボタン52を押すと、図5(E)のような画面
が表示される。図5(E)の画面の欄51には、図6に
示した画面に表示された検索結果の中から「画面上のフ
ォントサイズを大さくする」を選択し、検索結果実行キ
ー64を押すように指示するメッセージが表示されてい
る。
【0051】そして、使用者が、図6に表示された検索
結果の中から「画面上のフォントサイズを大きくする」
を選択し、図6の画面内の検索結果実行キー64を押す
と、機器操作学習装置は、画面上のフォントのサイズを
大きくするというアクションスクリプトを実行する。そ
して、アクションスクリプトが実行された後、使用者が
図5(E)の「次へ」ボタン52を押すと、図5(F)
のような画面が表示され、説明が終了する。
【0052】なお、使用者が、さらに、図5(F)の画
面内の「次へ」ボタン52を押すと、図5(G)のよう
に次の項目の説明へと移動する。ここで項目についての
「次へ」とは、図5(B)に表示された複数の項目の中
の「フォントサイズを変える」の次に表示されている項
目へ説明を移す、ということである。
【0053】図7に、上述した例で使用したチュートリ
アルスクリプト保持手段5の一部の一例を示す。この例
で説明したチュートリアルスクリプト実行手段8は、イ
ベント駆動型でスクリプトの実行が行なわれ、ページが
切り替えられた時と、図5に示した画面上のボタンを押
された時に、図7のスクリプトを実行する。図7中の
「※PAGE」以下のスクリプトはページ切り替え時に
実行され、「※BUTTON」以下の行はボタンが押さ
れた時に実行される。なお、図7中に「注釈」として記
載しているように、各図中のアットマークは、本明細書
中の記号「※」に対応している。
【0054】チュートリアルスクリプト実行手段8は内
部にページ番号を持ち、その初期値は0である。図7に
示したスクリプトの「=」で始まる行は、ページ番号に
よる分岐を示していて、図7中の「=0」以下の行はペ
ージ番号が0の場合に、「=1」以下の行はページ番号
が1の場合に実行される。機器操作学習装置が起動され
た時には、ページ番号を0が初期化された上で、「※P
AGE」のスクリプトが実行される。
【0055】図7において、※PAGEの「=0」以下
の行を見てみると、「TXT:」と「BTN:」という
スクリプトが記述されている。「TXT:」は指定した
文字列を出力手段2の画面上に表示させるスクリプトで
あり、「BTN:」は指定したボタンを当該画面上に表
示させるスクリプトである。これらのスクリプトが実行
されることで、図5(A)のような画面が表示される。
【0056】ここまでのスクリプトが実行されると、ス
クリプトの実行が一旦停止され、機器操作学習装置は、
使用者からのボタンの入力待ち状態となる。そして、使
用者がボタンを押すと、※BUTTON以下のスクリプ
トが実行される。
【0057】ここでもページ番号による分岐が行なわ
れ、この場合には「=0」以下のスクリプトが実行され
る。「IF:」は指定した条件を満たすかどうかの判定
を行ない、かつ、満たした場合に条件の後に書かれてい
るスクリプトを実行するためのスクリプトである。「$
BTN」は変数で、使用者が押したボタンの種類が格納
されている。また、「PAG:」はページ番号を指示し
た値に変えてページ切り替えを行なう。
【0058】例えば、使用者が画面上の「1」のボタン
を押した場合には、「PAG:1」のスクリプトが実行
されることによりページ番号が1に変更された上で、
「※PAGE」以下のスクリプトが実行される。そし
て、「※PAGE」の「=1」以下のスクリプトが実行
され、図5(B)のような画面が表示されることにな
る。
【0059】このような手順で、チュートリアルスクリ
プト実行手段8は、チュートリアルスクリプト保持手段
5を実行し、機器の操作説明の表示を行ないながら、使
用者に、機器操作学習装置への要求文の入力、および、
アクションスクリプトの実行を行なわせることにより、
機器の操作方法を学習させることができる。つまり、本
実施の形態では、チュートリアルスクリプト実行手段8
により、要求文入力説明手段が構成されている。
【0060】また、「画面について」や「メールについ
て」のような関連項目の一連の機能を体系的に学習でき
るため、検索型機能実行装置さえ使えないような機器操
作の初心者であっても、機器の操作方法を覚えることが
できるようになる。
【0061】また、チュートリアルスクリプト実行手段
8による説明内容は固定的なものではなく、機能説明デ
ータベース4やチュートリアルスクリプト保持手段5を
目的に応じて変更することができる。これにより、別の
機能の説明を簡単に追加したり、中級者向けの機能の説
明や、上級者向けの機能の説明を行なうことができ、汎
用的な学習用途に使用することができる。
【0062】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態について説明する。本実施の形態の機器操作学習装
置では、図1の機器操作学習装置において、検索手段6
が使用者が入力手段1から入力する要求文と機能説明デ
ータベース4の機能説明文とで、キーワードが一致する
度合いに基づいて、検索が行なわれる。つまり、要求文
の全文から、機能データベース4の機能名および機能説
明の項目内の文から漢字およびカタカナ文字列がキーワ
ードとして抽出され、検索に使用される。
【0063】具体的に説明すると、たとえば、要求文と
して「中央に移動」という文が入力された場合、キーワ
ードとして「中央」「移動」が抽出される。そして、機
能説明データベース4が図2のように構成されていると
すると、機能説明データベース4の機能名「センタリン
グ」の機能名および機能説明の項目から「センタリン
グ」「文字」「行」「中央」「移動」が抽出される。同
様に、機能名「プリント」の機能名および機能説明の項
目からは「プリント」「文書」「プリンタ」「印字」
が、機能名「セーブ」の機能名および機能説明の項目か
らは「セーブ」「文書」「ファイル」「保存」が、キー
ワードとして抽出される。そして、その後行なわれる検
索は、要求文のキーワードのAND検索で行なわれる。
つまり、この例では、機能名「センタリング」が、要求
文から抽出されたキーワード「中央」「移動」のどちら
にもマッチするため要求文に対応する機能名として検索
結果に挙げられる。一方、機能名「プリント」、「セー
ブ」については、キーワードがマッチしないため、検索
結果には挙げられない。
【0064】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。本実施の形態の機器操
作学習装置では、図1の機器操作学習装置に示した検索
手段6において、ベクトル検索が行なわれる。図8は、
ベクトル検索を行なう場合の検索手段6の概略構成図で
ある。図8を参照して、検索手段6は、単語ベクトルを
保持する単語辞書31、ベクトルに基づいて検索を行な
う検索部32、ベクトルを生成するベクトル生成部3
3、および、検索に必要な情報を一時的に保持しておく
バッファからなる記憶部34から構成される。
【0065】図9は、単語辞書31に記憶される情報の
一部を示したものである。単語辞書31は各単語に対し
てその意味を表す単語ベクトルを保持している。単語ベ
クトルは、N個の特徴単語に関連させて単語の意味を分
散的に表現したものである。たとえば、一例として特徴
単語のリストを{テキスト、文書、位置、空間、印刷、
移動、形状、記憶、表示}と含むN個の特徴単語を含む
ものとした場合、単語辞書31では、「移動」「印刷」
「印字」等の単語(図9の表中の左欄に挙げられた単
語)とこれらN個の特徴単語との関連性が、その関連の
程度に応じて多値あるいは最も簡単には2値で表現する
ことによって生成されたN次元のベクトル(単語ベクト
ル)によって、格納されている。
【0066】図9では、説明を容易にするため、「移
動」「印刷」「印字」等の単語と各特徴単語との関連性
が、関係の有無の2値で表現される例が示されている。
ここで、図9に挙げられている単語の一例として、「文
字」という単語について、詳細に説明する。
【0067】「文字」という単語は特徴単語「テキス
ト」「文章」「形状」「表示」とは関係を有するので
「1」となり、特徴単語「位置」「空間」「印刷」「移
動」「記憶」とは関係が薄いので「0」となるため、
「文字」の単語ベクトルとして(1,1,0,0,0,
0,1,0,1)が得られる。なお、単語ベクトルの作
成に関しては、信学技法AI92−99(1993−
1)「大規模文書データベースからの連想検索」(電子
情報通信学会)に、百科事典を利用することにより人間
の知識を反映した大規模な単語ベクトルの構成方法が提
案されている。
【0068】次に、文ベクトルについて説明する。例と
して「文書をプリンタに印字する」という文章を取り上
げる。文ベクトルとは、文章中に含まれる単語を抽出
し、その単語の単語ベクトルを加算したのち正規化した
ものである。単語の摘出方法としては、単語辞典を用い
て単に文字列一致によって抽出する方法や形態素解析を
用いる方法がある。
【0069】「文書をプリンタに印字する」と言う文か
らは「文書」「プリンタ」「印字」の3つの単語が抽出
される。これらの単語ベクトルがそれぞれ(1,1,
0,0,0,0,0,0,0),(0,1,0,0,
1,0,0,0,1),(0,1,0,0,1,0,
0,0,1)であるとすると、それらを足し合わせると
(1,3,0,0,2,0,0,0,2)となる。そし
て、これを正規化したものが「文書をプリンタに印字す
る」という文章の文ベクトルになる。なお、正規化と
は、ベクトルを一定の長さに揃えることである。そし
て、上記の文ベクトルの長さを10に正規化すると、以
下の式(1)のVのように文ベクトルが求められる。な
お、式(1)中のLは、式(2)のように表される。
【0070】 V=(10/L)(1,3,0,0,2,0,0,0,2) =( 2.4, 7.1, 0.0, 0.0, 4.7, 0.0, 0.0, 0.0,4.7) …(1) L=(12 +32 +02 +02 +22 +02 +02 +02 +22 1/2 =181/2 …(2) 次に、検索方法について説明する。2つの文が与えられ
た時、それらの文ベクトルの方向が近い時に2つ文の類
似度は高いものと判断する。各文ベクトルは、正規化さ
れているため、方向の近さは内積の大きさで表される。
つまり、2つの文ベクトルの内積が大きい場合に、2つ
の文の類似度は高いと言える。そして、本実施の形態で
は、機器操作学習装置側に予め記憶された各項目の文ベ
クトルと要求文の文ベクトルとの内積が求められ、それ
が大きい項目が検索結果として挙げられる。
【0071】図10は、ベクトル検索を実行する検索手
段6における処理を示すフローチャートの一例である。
まず、ベクトル生成部33は、入力された要求文に基づ
いて上述のように要求文の文ベクトルQVを生成する
(S31)。次に、インデックスiを1に初期化し(S
32)、機能説明データベース4からi番目の機能名の
機能説明文を取り出し、その文ベクトルBViを生成す
る(S33)。そして、QVとBViの内積piを計算
し、記憶部34のバッファに格納する(S34)。そし
て、iが最後の機能名を指していればS37に移り(S
35)、そうでなければiを1加算更新して(S3
6)、S33に戻る。なお、図10のフローチャートで
は、機能説明データベース4にM個の機能名が記憶され
ている例が示されており、iがMに到達すると、処理が
S35からS37以降に移行される。
【0072】全ての機能名の文ベクトルとの内積を計算
し終わると(S35)、バッファに格納されている内積
pjの中で最大のものを選び(S37)、そのインデッ
クス番号に対応する機能名を検索結果とする(S3
8)。
【0073】例えば、要求文「紙に打ち出したい」が与
えられた場合の検索について説明する。まず要求文か
ら、2つの単語「紙」「打ち出」が抽出される。なお、
単語辞典には活用語は語幹で登録されているものとす
る。そして、それらの単語ベクトルを足して正規化する
ことで要求文の文ベクトルQVが生成される(S3
1)。2つの単語「紙」「打ち出」の単語ベクトルはそ
れぞれ(1,1,0,0,1,0,0,0,1),
(0,1,0,1,1,0,0,0,0)であるから、
要求文の文ベクトルQVは以下の式(3),(4)に示
すように得られる。
【0074】 QV=(10/L)(1,2,0,1,2,0,0,0,1) =( 3.0, 6.0, 0.0, 3.0, 6.0, 0.0, 0.0, 0.0, 3.0)…(3) L=12 +22 +02 +12 +22 +02 +02 +02 +12 1/2 =111/2 …(4) そして、上記のように求められた文ベクトルQVと機能
説明データベースの各項目の機能説明文の文ベクトルと
の内積を計算する。ここでは、例として機能名「センタ
リング」との内積と、機能名「プリント」との内積とを
計算する。まず、機能名「センタリング」に対しては、
その機能説明文「文字を行の中央に移動する」から「文
字」「行」「中央」「移動」の4単語が抽出され、4つ
の単語の単語ベクトルはそれぞれ(1,1,0,0,
0,0,1,0,1)、(0,1,1,1,0,0,
0,0,0)、(0,0,1,1,0,0,0,0,
0)であり、これから文ベクトルBVは以下の式
(5),(6)で与えられる。
【0075】 BV=(10/L)(1,2,3,3,0,1,1,0,1) =( 2.0, 3.9, 5.9, 5.9, 0.0, 2.0, 2.0, 0.0, 2.0)…(5) L=(12 +22 +32 +32 +02 +12 +12 +02 +12 1/2 =261/2 …(6) そして、QVとBVの内積Pは以下の式(7)のように
計算される。
【0076】 P=3.0×2.0+6.0×3.9+0.0×5.9+3.0×5.9 +6.0×0.0+0.0×2.0+0.0×2.0+0.0×0.0 +3.0×2.0 =53.1 …(7) 次に、機能名「プリント」の機能説明文「文書をプリン
タに印字する」から文ベクトルBVを生成する。なお、
この文ベクトルBVは、上述の例で既に求めた通り、
( 2.4, 7.1, 0.0, 0.0, 4.7, 0.0, 0.0, 0.0,
4.7)である。そして、QVとBVとの内積Pは以下の
式(8)のように計算される。
【0077】 P=3.0×2.4+6.0×7.1+0.0×0.0+3.0×0.0 +6.0×4.7+0.0×0.0+0.0×0.0+0.0×0.0 +3.0×4.7=92.1 …(8) 以上説明したように、この例では、要求文と、機能名
「センタリング」との内積は53.1、機能名「プリン
ト」との内積は92.1となった。このことから、要求
文「紙に打ち出したい」は、「センタリング」よりも
「プリント」との類似度が高いと判定される。そして、
他に、要求文の文ベクトルQVとの内積が92.1以上
になる機能名がなければ「プリント」という機能名が検
索結果として得られる。その後は、図6を用いて説明し
たキーワード検索の場合と同様に、検索された機能名お
よび/または機能説明文を表示する。そして、使用者が
実行を選択した場合には「プリント」のアクションスク
リプトをバッファ22にコピーした後、スクリプト実行
手段7によってバッファ内のスクリプトが順に実行され
る。
【0078】このようにして、検索手段6により、要求
文に意味的に合致する機能が検索され、自動的に実行さ
れる。なお、この例では検索のたびに各機能項目の機能
説明文から文ベクトルを生成したが、機能説明文の文ベ
クトルは予め生成しておき別のバッファに蓄えておいて
もよい。その場合には、各機能名から文ベクトルを生成
するS33は不要となり、単にバッファから文ベクトル
を取り込めばよく、処理の高速化を図ることができる。
【0079】また、本実施の形態では、トップに検索さ
れた機能名のみを表示したが、内積の大きい機能名を複
数個表示し、使用者に選択させるようにしてもよい。
【0080】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態について説明する。図11に、本実施の形
態の機器操作学習装置の概略構成図の一例を示す。図1
に対して、本実施の形態の特徴的な部分では、スクリプ
ト実行手段7がアクションスクリプトを実行する際に各
スクリプトの操作法の表示を行なう操作法表示手段42
と、スクリプト実行手段7でアクションスクリプトの表
示を行なう際に各スクリプトの実行毎に一定時間の時間
待ち処理を行なうタイマ手段41が加えられている。な
お、操作法表示手段42は、出力手段2と兼用とされて
もよい。
【0081】操作法表示手段42によって表示される操
作法の一例を、図12(A)〜図12(C)を用いて説
明する。なお、図12(A)は、操作法表示手段42で
表示される画面図であり、図2の機能名「センタリン
グ」の機能を実行した場合の操作法の表示の例である。
GetString()によって選択中の文字列を取得
した後、OpenMenu(HENSYU)によってワ
ープロの画面の「編集」エリアが反転表示され、図12
(A)から図12(B)に画面が変化する。また、図1
2(B)では、操作法表示手段42により、図12
(A)の画面に加えて、編集についてのメニュー画面1
20が表示されている。そして、Coose(CENT
ERING)によって、メニュー画面120の「編集」
メニューから「センタリング」項目が選択されるような
表示がなされた後、図12(C)のように画面が変化す
る。
【0082】以上、図12(A)〜図12(C)を用い
て説明したように、アクションスクリプトの実行時に、
操作法表示手段42により、各スクリプトの実行毎にそ
のスクリプトの実行の様子(操作方法及びその手順)が
使用者に分かるように表示されることにより、使用者が
操作法を覚えられるようになる。
【0083】なお、上記のままでは、スクリプト実行手
段7によりアクションスクリプトが時間を置かずに次々
と実行されてしまい、使用者は、操作法表示手段42に
よって表示される操作法をゆっくりと見ることができな
い。そのため、本実施の形態では、スクリプト実行手段
7は、アクションスクリプトを次々と実行する際に、タ
イマ手段41によって一定時間の時間待ち処理を行なう
よう構成されている。つまり、タイマ手段41では、ス
クリプト実行手段7で1つのスクリプトの実行を行なう
たびに割込みを掛け、一定時間のウェイト処理を行な
う。
【0084】図13はスクリプト実行手段7の、図14
はタイマ手段41の、アクションスクリプト実行時のフ
ローチャートである。図13および図14に示す処理
は、アクションスクリプトの実行時に、各スクリプトが
実行される毎に当該スクリプト実行の様子(操作方法及
びその手順)を使用者に分かるように表示するために、
タイマ手段41が一定時間のウェイト処理を行ない、当
該ウェイト処理後、残っているアクションスクリプトの
実行に移行するものである。なお、これらの処理は、図
4のS22の部分の内容を詳細に示したものに相当す
る。
【0085】まず、図13を参照して、アクションスク
リプトを実行する際、スクリプト実行手段7は、図11
のS21でバッファ22に格納されたスクリプトのコマ
ンドをバッファ22から読み出す(Sl)。次に、読み
出した内容、つまりバッファ22にスクリプトのコマン
ドが存在しているか否かをチェックする(S2)。その
結果、読み出した内容がない場合(S2で“YES”判
断時)には、バッファ22にスクリプトのコマンドがも
はや存在していないことを意味するため、本処理を終了
する。一方、読み出した内容がある場合(S2で“N
O” 判断時)には、読み出したスクリプトのコマンド
がまだ存在していることを意味するため、読み出したバ
ッファのコマンドを実行する(S3)。
【0086】S3の処理の後、スクリプト実行手段7
は、タイマ手段41を呼び出して、タイマ処理を実行さ
せる(S4、図14参照)。そして、タイマ処理が終了
すると、再度、バッファ22からの読み出し処理(S
l)に戻り、バッファ22が空になるまでS1〜S4の
処理を繰り返す。
【0087】次に、図14を参照して、タイマ手段41
によるタイマ処理について説明する。まず、タイマ手段
41は、あらかじめ設定されているタイマ値を読み出し
てタイマの待ち時間を設定する(S5)。次に、タイマ
の待ち時間をチェックし(S6)、待ち時間がゼロの場
合には本処理を終了する(S6で“YES”判断時)。
一方、待ち時間がゼロでない場合は、待ち時間の減算処
理を行なう(S7)。その後、タイマ待ち時間をチェッ
クする処理(S6)に戻り、待ち時間がゼロになるまで
繰り返す。なお、図14におけるタイマ処理が終了する
と、図13のS4からS1に処理が進められる。
【0088】S5で設定されるタイマの待ち時間とし
て、例えば、「10秒」が設定されている場合、図12
(A)の画面が10秒間表示されると図12(B)へ、
そして、図12(B)の画面が10秒間表示されると図
12(C)へ、それぞれ表示が移行するといったように
画面の切り替えがなされる。これによって、使用者は操
作法表示手段42に表示される操作法及びその手順をゆ
っくりと見ることができる。
【0089】[第5の実施の形態]次に、本発明の第5
の実施の形態について説明する。本実施の形態の機器操
作学習装置は、たとえば、図11に示された機器操作学
習装置によって構成できる。なお、本実施の形態では、
第4の実施の形態に比べて、スクリプト実行手段7でア
クションスクリプトの実行を行なう際に各スクリプトの
操作場所の指示表示を行なうための操作場所指示手段4
3が特徴的に動作する。なお、操作場所指示手段43
は、出力手段2と兼用構成されてもよい。
【0090】第1〜第4の実施の形態として説明したよ
うに、本発明の機器操作学習装置では、機能説明データ
ベース4に記述されているアクションスクリプト(図2
参照)に従って、検索された機能が実行される。
【0091】そして本実施の形態では、検索された機能
の実行と同時に、操作法表示手段42および操作場所指
示手段43に、各スクリプトの操作法と、その操作を行
なう場所を指示するための表示を行なわせる。これによ
り、使用者はその機能の操作法を見ることで機能が実行
できると共に、操作法を視覚的に覚えることができる。
そのために、本実施の形態では、第1〜第4の実施の形
態の説明で用いられてきたアクションスクリプトに、操
作法表示と操作場所表示の処理が付加される。図15
に、本実施の形態における機能説明データベースを示
す。
【0092】図2および図15を参照して、例えば、に
対応するアクションスクリプトは、図2の機能説明デー
タベースでは、3つのスクリプトのコマンド、Get
String(),OpenMenu(HENSY
U),Choose(CENTERING)であった
が、図15に示す本実施の形態の機能説明データベース
では、新しいコマンド、GetString_Age
nt(),OpenMenu_Agent(HENS
YU),Choose_Agent(CENTERI
NG)に置換えられている。
【0093】上記新しいコマンドにはそれぞれ擬人化エ
ージェント用のコマンドが付加されている。ここで、こ
れら擬人化エージェント用のコマンド処理内容を、図1
6のフローチャートを参照して説明する。
【0094】図16(A)は、コマンド“AgentM
ove()”を表している。このコマンドは、現在の位
置に対して、第1引数の位置を取得してその位置を
(X,Y)とし(SA1)、その位置(X,Y)に移動
させる(SA2)ような機能に対応している。そのた
め、例えば、引数を“CENTER”とすると、コマン
ド“AgentMove(CENTER)”によって、
画面中央に移動がなされる。
【0095】図16(B)は、コマンド“AgentS
peak()”を表している。このコマンドは、第1引
数を吹き出しの形で表示する(SB1)機能に対応して
いる。そのため、例えば、引数を「センタリングを行な
う文字列を選択してください」という文字列とすると、
コマンド“AgentSpeak(『センタリングを行
なう文字列を選択してください』)”が実行されて、該
当する操作位置に上記の文字列が表示される。
【0096】図16(C)は、コマンド“AgentP
oint()”を表している。このコマンドは、第1引
数の位置を取得し、操作場所表示手段43を用いて指示
する(SC1)機能に対応している。そのため、例え
ば、引数を“CENTERING_MENU”とする
と、コマンド“AgentPoint(CENTERI
NG_MENU)”で「センタリング」項目が指し示さ
れる。
【0097】図17は、図15および図16に示された
3つの新しいスクリプトが実行された場合の操作法の表
示内容を示す図である。
【0098】ここで、上記3つのスクリプトはそれぞれ
以下の動作を行なう。まず、コマンド“GetStri
ng()”が実行される前にコマンド“AgentMo
ve(CENTER)”が実行される。このコマンド
“AgentMove(CENTER)”が実行される
ことによって、図17(A)に示すように、キャラクタ
170が画面中央まで移動するよう表示された後、「セ
ンタリングを行なう文字列を選択してください」という
発声の動作コマンド“AgentSpeak(『センタ
リングを行なう文字列を選択してください』)”が実行
され「センタリングを行なう文字列を選択してくださ
い」という文字列に従った音声が流れ、さらに、当該文
字列が、キャラクタ170の吹き出しとして操作場所表
示手段43に表示される。これらの図17(A)の表示
に関連する処理を実行させるコマンドを、コマンド“G
etString_Agent()”とする。
【0099】次に、コマンド“OpenMenu(HE
NSYU)”が実行されることにより、ワープロの画面
の「編集」メニューが開かれる様子が、操作法表示手段
42にて表示される。これにより、図17(B)に示す
ように、画面内には「編集」についてのメニュー画面1
20が新たに表示される。その後、コマンド“Agen
tMove(HENSYU_MENU)”が実行される
ことにより、図17(B)に示すように、キャラクタ1
70が「編集」メニューの場所近くに移動されて表示さ
れ、コマンド“AgentPoint(HENSYU_
MENU)”が実行されることにより、当該キャラクタ
170が「編集」メニューを指し示すような表示がなさ
れる。そして、コマンド“Agentspeak
(『「編集」メニューを選択します』)”が実行される
ことにより、『「編集」メニューを選択します』という
文字列に対応した音声が流れ、かつ、が操作場所表示手
段43にてキャラクタ170の吹き出しとして表示さ
れ、さらに、タイマ手段41で一定時間のウェイト処理
が行なわれる。これらの処理を実行させるコマンドを、
コマンド“OpenMenu_Agent()”とす
る。
【0100】そして、上記のウェイト処理が終了する
と、コマンド“Choose(CENTERING)”
が実行される。これにより、図17(C)に示すよう
に、メニュー画面120において、「編集」に関するメ
ニューから「センタリング」項目が選択される様子が、
操作法表示手段42にて表示される。また、コマンド
“AgentMove(CENTERING_MEN
U)”が実行されることにより、図17(C)に示すよ
うに、キャラクタ170が「センタリング」メニューの
場所の近くに移動するような表示がなされ、そして、コ
マンド“AgentPoint(CENTERING_
MENU)”が実行されることにより、キャラクタ17
0がメニュー画面120内の「センタリング」項目を指
し示すような表示がなされる。また、コマンド“Age
ntSpeak(『「センタリング」を選択しま
す』)”が実行されることにより、図17(C)に示す
ように、『「センタリング」を選択します』という文字
列が、キャラクタ170の吹き出しとして操作場所表示
手段10にて表示され、その後、タイマ手段41によ
り、一定のウェイト処理が行なわれる。以上の各処理を
実行するコマンドをコマンド“Choose_Agen
t()”とする。
【0101】図17(B)、図17(C)のメニュー画
面120では、操作場所表示手段43にて指し示されて
いる場所が、図12を用いて説明したときと同様に、使
用者が操作方法を視覚的に認識できるように項目は反転
表示されている。これによって、一連の処理の流れの操
作を使用者は覚えることができる。このように、操作場
所を指示表示したり、擬人化エージェント(キャラクタ
170)を表示させて操作方法を言葉で説明したりする
ことで使用者の注意を引き、使用者が操作法を視覚的に
認識して覚えられるようになる。
【0102】[第6の実施の形態]次に、本発明の第6
の実施の形態について説明する。図18に、本実施の形
態の機器操作学習装置の概略構成図の一例を示す。
【0103】図11に示した機器操作学習装置に対し
て、図18に示す本実施の形態の機器操作学習装置で
は、チュートリアルスクリプト保持手段5の検索を行な
うチュートリアルスクリプト検索手段51、チュートリ
アル検索手段51での検索結果として挙げられたスクリ
プトの起動を行なうチュートリアル起動手段52、機器
操作学習装置の状態を取得する状態取得手段53がさら
に加えられている。
【0104】本実施の形態の機器操作学習装置をパーソ
ナルコンピュータ上で実現した場合の、画面表示の一例
を図19に示す。図6に示した画面表示に対して、図1
9の画面表示では、質問入力欄61、質問入力キー6
2、検索結果表示欄63、および、検索結果実行キー6
4に加えて、チェックボックス190と、「チュートリ
アルスクリプトの検索を行なう。」という文字列とが表
示されている。このチェックボックス190をチェック
している時はチュートリアルスクリプト保持手段5の検
索が行なわれ、チェックされていない時は機能説明デー
タベース4の検索が行なわれる。
【0105】図20に、チュートリアルスクリプト保持
手段5を検索する際の処理の流れの一例を示す。機器操
作学習装置は、図19に示す画面で質問入力欄61が押
下(S41)されたことを確認すると、要求文が入力さ
れているかの確認を行なう(S42)。要求文が入力さ
れていない場合は、何も行なわず、そのまま処理を終了
する。一方、要求文が入力されている場合には、「チュ
ートリアルスクリプトの検索を行なう」のチェックボッ
クス190がチェックされているかの確認を行なう(S
43)。
【0106】チェックが行なわれていない場合は、図4
を用いて説明した機能説明データベース4の検索処理に
進む(S44)。
【0107】チェックが行なわれている場合には、チュ
ートリアルスクリプト検索手段51がチュートリアルス
クリプト保持手段5の検索を行なう(S45)。チュー
トリアルスクリプトは図7のようになっているとし、こ
こでは検索対象は※PAGEのスクリプトで、検索単位
は「=」で区切られる範囲とする。また、検索対象文字
列は説明項目の表示を行なっている“TXT:☆”で始
まる行とする。つまり、図5を用いて説明すると、図5
(C)、図5(G)が検索対象となり、検索対象文字列
はそれぞれ、「フォントサイズを変える」「解像度を変
える」となる。検索方法については、第2の実施の形態
における検索手段6のように、要求文と検索対象文字列
とのキーワードの一致度合いに基づくものでもよいし、
第3の実施の形態における検索手段6のように、ベクト
ルを用いたものでもよい。
【0108】S45における検索の結果は、図19に示
すように検索結果表示欄63に表示される。使用者は、
検索結果のチュートリアルスクリプトを見たいと思う場
合には検索結果実行キー64を押す。そして、機器操作
学習装置は、検索結果実行キーの押下があったか否かを
判断し(S46)、押下があった場合(“YES”判断
時)には、チュートリアル起動手段52が該当部分(検
索結果表示欄63に表示された検索結果の中で選択され
ているもの)のチュートリアルスクリプト保持手段5の
起動を行ない(S47)、チュートリアルスクリプト実
行手段8が該当部分のチュートリアルスクリプト保持手
段5を実行する(S48)。なお、図19は、検索結果
表示欄63に、「フォントサイズを変える」「解像度を
変える」「ワープロのフォントを変える」の3つの検索
結果が表示され、その中で、「フォントサイズを変え
る」というものが選択された状態が示されている。
【0109】第1〜第5の実施の形態の機器操作学習装
置では、チュートリアルスクリプト実行手段8がチュー
トリアルスクリプト保持手段5の先頭のスクリプトから
順に実行して、機器操作学習装置が説明のための動作を
行なうだけであったが、本実施の形態の機器操作学習装
置では、使用者により、チェックボックス190にチェ
ックがされていれば、図5に示すような画面に従って要
求文が入力されることにより、その要求文に対応する項
目の検索・実行までが実行される。このように、要求文
入力説明手段が表示させた内容に従って要求文が入力さ
れたことによりチュートリアルスクリプト保持手段5
(機能説明データベース)内の情報の検索が実行される
ことにより、使用者は、要求文入力説明手段による機能
の操作説明を最初の項目から見る必要がなくなるため使
用者が不要とする部分の説明を見る手間が省け、かつ、
必要とする説明だけを素早く見ることができるようにな
る。
【0110】[第7の実施の形態]次に、本発明の第7
の実施の形態について説明する。本実施の形態の機器操
作学習装置の概略構成は、図18に示すものとすること
ができる。
【0111】そして、本実施の形態の機器操作学習装置
をパーソナルコンピュータ上で実現した場合の画面表示
の一例を図21に示す。図6に示した画面表示に対し
て、図21の画面表示では、質問入力欄61、質問入力
キー62、検索結果表示欄63、および、検索結果実行
キー64に加えて、「チュートリアルスクリプトの実
行」というボタン211と、「関連するチュートリアル
も実行」という文字列に対応して設けられたチェックボ
ックス210が表示されている。
【0112】本実施の形態では、検索手段6による機能
説明データベース4の検索結果の中から1項目が選択さ
れ、かつ、「チュートリアルスクリプトの実行」が押下
されると、選択した検索結果に関するチュートリアルス
クリプト保持手段5が実行される。そして、さらに、チ
ェックボックス210がチェックされている場合には、
選択した検索結果に関する機能そのものの説明に加え
て、当該機能に関連する機能のチュートリアルスクリプ
ト保持手段5が実行される。
【0113】図22に、本実施の形態において、チュー
トリアルスクリプト保持手段5の検索がなされる際の処
理の一例のフローチャートを示す。以下、図21および
図22を参照して、本実施の形態における処理につい
て、説明する。
【0114】図21に示した画面について、要求文の入
力から機能説明データベース4の検索までの処理は、第
1の実施の形態において図6を用いて説明した処理と同
様である。そして、検索結果表示欄63に検索結果が表
示された際に、使用者が「チュートリアルスクリプトの
実行」のボタン211を押下したことを確認すると(S
51)、検索結果表示欄63に表示されている機能説明
データベース4の検索結果の中のいずれかを使用者が選
択しているか否かを確認する(S52)。
【0115】検索結果が選択されていない場合には、そ
のまま、処理が終了される。一方、検索結果が選択され
ている場合には、チュートリアルスクリプト検索手段5
1が、その検索結果の機能に関するチュートリアルスク
リプト保持手段5を検索する(S53)。この検索は、
機能説明データベース4の機能から、チュートリアルス
クリプト保持手段5の各説明項目を検索することにより
実行されることもできるが、本実施の形態では、図7の
「※PAGEの=2」のスクリプトのように、チュート
リアルスクリプト保持手段5の各説明項目に対して「R
EM:」で始まる行で対応する機能説明データベース4
の機能名を記述しておき、ここに記述されている機能名
を検索することにより実行される。
【0116】なお、機能操作学習装置では、図21に示
す画面中の、チュートリアルスクリプト保持手段5の
「画面のフォントのサイズを大きくする」という説明項
目に対して、機能説明データベース4の「文字を大きく
する」と「文字を小さくする」の2つの機能が関連付け
られている。また、チュートリアルスクリプト保持手段
5の実行時には、「REM:」で始まる行は注釈として
扱われ、無視される。
【0117】次に、「関連するチュートリアルスクリプ
トも実行」のチェックボックス210がチェックされて
いるかを確認する(S54)。チェックされていない場
合は、チュートリアルスクリプト検索手段51で検索し
たスクリプトの起動をチュートリアル起動手段52で行
ない(S56)、チュートリアルスクリプト実行手段8
でそのスクリプトを実行する(S57)。
【0118】一方、チェックボックス210がチェック
されている場合には、チュートリアルスクリプト検索手
段51で検索したスクリプトのページを遡り、同分類の
機能の説明が表示されているページを見つけ出し、その
ページのスクリプトの起動をチュートリアル起動手段5
2で行なった(S55)後、チュートリアルスクリプト
実行手段8でそのスクリプトを実行する(S57)。例
えば、チュートリアルスクリプト保持手段5が図7のよ
うに記述されている場合、同分類の説明が説明されるペ
ージには「TXT:◎」で始まる行が含まれる。このこ
とから、S53で図7の「=2」のスクリプトが検索さ
れた場合は、ページをさかのぼって「TXT:◎」で始
まる行の存在する「=1」のページのスクリプトが実行
されることになる。なお、「=1」のページのスクリプ
トの実行画面は図5(B)に示したように、「=2」の
ページのスクリプトの実行画面は図5(C)に示したよ
うなる。
【0119】以上説明したように、本実施の形態による
と、使用者は、機器操作学習装置を使っている途中で、
機能説明データベース4の検索結果の中から、それに関
連する機能のチュートリアルスクリプト保持手段5の検
索を実行させることができる。これにより、使用者は、
機器操作学習装置の操作方法をさらに詳しく知りたいと
思った場合等に、関連する一連の操作方法の説明を見る
ことができる。
【0120】[第8の実施の形態]次に、本発明の第8
の実施の形態について説明する。本実施の形態の機器操
作学習装置では、状態取得手段53によって機器操作学
習装置の状態を取得することにより、チュートリアルス
クリプト実行手段8でのスクリプトの実行の分岐条件を
変化させることができる。たとえば、図6に示したのよ
うな機器操作学習装置の表示画面において検索結果実行
ボタン64が押された場合、チュートリアルスクリプト
実行手段8でイベントを発生させて、チュートリアルス
クリプトを実行させることが考えられる。
【0121】第1〜第7の実施の形態では、図5(E)
のような画面が表示されている場合、使用者は、機器操
作学習装置の画面(図6に示したような画面)の検索結
果実行ボタン64を押した後で、図5(E)の「次へ」
ボタン52を押す必要があった。しかし、機器操作学習
装置側で、検索結果実行ボタン64が押されたことを認
識することができれば、チュートリアルスクリプト実行
手段8が自動的に次のページに表示を切り替えることが
できるようになる。
【0122】機器操作学習装置で検索結果実行ボタン6
4が押された時にイベントを発生させる場合のチュート
リアルスクリプト保持手段5の例を図23に示す。な
お、図23に記載されたスクリプトは、ページ番号が4
の場合の部分を抜き出したものであり、図5(E)に示
した画面表示に対応する。また、図7と同様に、図23
中のアットマークは、本明細書中の記号「※」に対応し
ている。
【0123】図23を参照して、「※PAGE」「※B
UTTON」は、第1の実施の形態において説明された
ものと同じものである。図23では、これに加えて、
「※ONDEMAND_BUTTON」というイベント
が追加されている。これは、機器操作学習装置のボタン
が押された時に発生するイベントで、「$ONDEMA
ND−BTN」(押されたボタンの種類に応じた値)を
変数とする。図23に示すスクリプトでは、検索結果実
行ボタン64が押された際に、ページ番号を5に切り替
えている(つまり、図5に示した一連の画面について、
次のページの画面を表示する処理を行っている)。
【0124】この他にも、使用者が、図5(D)の画面
表示に従って機器操作学習装置に検索を行なわせたと
き、使用者が目的とする内容が検索結果に挙げられた場
合にのみ図5(E)の画面に表示が進み、検索に失敗し
た場合には質問入力欄61に要求文を入れ直すように注
意を促すような画面表示を行なうよう構成することも考
えられる。
【0125】また、図5(E)の画面表示の後、アクシ
ョンスクリプトが実行される際、アクションスクリプト
が実行されている最中には「実行中です」という画面表
示が行なわれ、アクションスクリプトの実行が終了した
時点で自動的に図5(F)に画面を切り替えるといった
構成も考えられる。
【0126】このように、機器操作学習装置では、チュ
ートリアルスクリプト実行手段8が、機器操作学習装置
の状態(検索手段6によって使用者が目的とする検索結
果が得られたか否か、アクションスクリプトの実行中
等)に応じて、チュートリアルスクリプトに従った表示
(実行内容)を切り替えることにより、説明を見せる際
に使用者に掛ける負担を減らすことができるようにな
る。
【0127】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0128】
【発明の効果】本発明における機器操作学習装置では、
以下のような効果が得られる。
【0129】請求項1から請求項7に記載の発明は、機
器の操作説明の表示を行ないながら、使用者に機器操作
学習装置に要求文の入力とアクションスクリプトの実行
を行なわせ、使用者に機器の操作方法を学習させること
ができる。これにより、機器の備えている機能の存在を
知らない使用者や、検索の元となる要求文としてどのよ
うな要求文を入力すれば良いのかわからない使用者も、
機器の操作方法を学習できる。
【0130】また、要求文入力説明手段(チュートリア
ルスクリプト実行手段)によって表示される、要求文の
入力を説明する内容では、「画面について」や「メール
について」のような関連項目の一連の機能が表示され
る。これにより、使用者は、機器の機能の存在を知り、
それらについて体系的に学習できる。
【0131】また、説明内容は固定的なものではなく、
機能説明データベースやチュートリアルスクリプトを目
的に応じて変更することができるため、別の機能の説明
を簡単に追加したり、中級者向けの機能の説明や、上級
者向けの機能の説明を行ったりすることができ、汎用的
な学習用途に使用することができる。
【0132】請求項8に記載の発明では、操作学習定型
手続が実行されることにより示される「検索型機能実行
装置を制御する手順」が、使用者によって入力された情
報に応じたものとなるため、要求文入力説明手段によっ
て表示される内容が、使用者にとって不要なものを含む
ことが回避される。なお、検索型機能実行装置とは、要
求文入力手段、機能説明データベース、検索手段、およ
び、機能操作定型手続実行手段を備える装置であり、本
発明の機器操作学習装置と一体的に構成されていても良
いし、別体で構成されても良い。
【0133】請求項9に記載の発明では、使用者が入力
した内容に応じて検索された機能、および、当該検索さ
れた機能に関連した機能について、操作方法を学習でき
る。
【0134】請求項10に記載の発明では、機器操作学
習装置の状態に応じて要求文入力説明手段の処理内容を
変更させることにより、操作学習定型手続(チュートリ
アルスクリプト)の実行の分岐条件にして、機器操作学
習装置でアクションスクリプトが実行された時にチュー
トリアルスクリプト実行手段の画面表示を変えるといっ
たように、チュートリアルスクリプトの実行を使用者に
とって半自動で進めることができる。これにより、説明
を見せる際に、使用者に掛ける負担を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の機器操作学習装
置の概略構成を示す図である。
【図2】 図1の機能説明データベースの一例を示す図
である。
【図3】 図1のスクリプト実行手段の概略構成とその
動作を説明するための図である。
【図4】 図1の機器操作学習装置が種々の機能を実行
する際の手順を説明するフローチャートである。
【図5】 図1のチュートリアルスクリプト実行手段が
出力する画面の一例を示す図である。
【図6】 図1のチュートリアルスクリプト実行手段が
出力する画面の一例を示す図である。
【図7】 図5に示した画像表示に使用されたチュート
リアルスクリプトの一部の一例を示す図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態の検索手段の概略
構成図である。
【図9】 図8の単語辞書に記憶される情報の一部を示
す図である。
【図10】 本発明の第3の実施の形態において、ベク
トル検索を実行する検索手段での処理を示すフローチャ
ートの一例である。
【図11】 本発明の第4の実施の形態の機器操作学習
装置の概略構成を示す図である。
【図12】 図11の操作法表示手段によって表示され
る操作法の一例を説明するための図である。
【図13】 第4の実施の形態における、スクリプト実
行手段の、アクションスクリプト実行時のフローチャー
トである。
【図14】 第4の実施の形態における、タイマ手段
の、アクションスクリプト実行時のフローチャートであ
る。
【図15】 本発明の第5の実施の形態の機能説明デー
タベースを示す図である。
【図16】 本発明の第5の実施の形態における擬人化
エージェント用のコマンド処理内容を示すフローチャー
トである。
【図17】 図15および図16に示された3つの新し
いスクリプトが実行された場合の、機器操作学習装置に
おける操作法の表示内容を示す図である。
【図18】 本発明の第6の実施の形態の機器操作学習
装置の概略構成を示す図である。
【図19】 本発明の第6の実施の形態の機器操作学習
装置をパーソナルコンピュータ上で実現した場合の、画
面表示の一例を示す図である。
【図20】 本発明の第6の実施の形態において、チュ
ートリアルスクリプトを検索する際の処理のフローチャ
ートである。
【図21】 本発明の第7の実施の形態の機器操作学習
装置をパーソナルコンピュータ上で実現した場合の、画
面表示の一例を示す図である。
【図22】 本発明の第7の実施の形態において、チュ
ートリアルスクリプトを検索する際の処理のフローチャ
ートである。
【図23】 本発明の第8の実施の形態におけるチュー
トリアルスクリプトの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力手段、2 出力手段、3 制御手段、4 機能
説明データベース、5チュートリアルスクリプト保持手
段、6 検索手段、7 スクリプト実行手段、8 チュ
ートリアルスクリプト実行手段、21 コマンド対応
表、22 バッファ、23 コマンド実行部、25 プ
ログラムリスト、41 タイマ手段、42 操作法表示
手段、43 操作場所表示手段、51 チュートリアル
スクリプト検索手段、52 チュートリアル起動手段、
53 状態取得手段。
フロントページの続き (72)発明者 白石 裕美 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C028 BA01 BB04 BB05 BB06 BB08 BC05 BD03 CA12 5B009 TB01 5B075 ND20 PP03 PP23 5E501 AC37 BA03 BA05 CA02 CA08 CB02 CB09 CB15 EA10 EB05 FA05 FA43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要求文を入力するための要求文入力手段
    と、 種々の機能を備える機器の機能を説明する機能説明文
    と、当該機能を実現するための操作の手続きを示す機能
    操作定型手続とを、前記機器の機能の名称と関連付けて
    保持する機能説明データベースと、 前記要求文入力手段に入力された前記要求文に対し前記
    機能説明データベースから該当する機能の名称を検索す
    る名称検索手段と、 前記名称検索手段の検索結果として挙げられた機能につ
    いての前記機能操作定型手続を実行する機能操作定型手
    続実行手段と、 前記要求文入力手段への前記要求文の入力について説明
    する内容を表示させる要求文入力説明手段とを含む、機
    器操作学習装置。
  2. 【請求項2】 前記要求文入力説明手段は、前記機器の
    機能を使用者が選択できるように列挙して表示し、当該
    選択された機能についての前記要求文の例を表示し、さ
    らに、当該要求文の例を前記要求文入力手段に入力する
    よう指示する内容を表示する、請求項1に記載の機器操
    作学習装置。
  3. 【請求項3】 前記名称検索手段は、前記要求文および
    前記機能説明文からキーワードを抽出し、前記機能の名
    称の対応する機能説明文が含むキーワードと前記要求文
    に含まれるキーワードとが一致する度合いに基づいて、
    前記該当する機能の名称を検索する、請求項1または請
    求項2に記載の機器操作学習装置。
  4. 【請求項4】 前記名称検索手段は、 単語と当該単語の意味を表す単語ベクトルとが関連付け
    られた単語辞書を備え、 前記要求文および前記機能説明文とについて、含まれる
    すべての単語の前記単語ベクトルを足しあわせて正規化
    することにより文ベクトルを作成し、 前記要求文と前記機能説明文の文ベクトルの距離に基づ
    いて、前記該当する機能の名称を検索する、 請求項1または請求項2に記載の機器操作学習装置。
  5. 【請求項5】 前記機器において前記機能操作定型手続
    が一つ実行される毎に、当該実行された機能操作定型手
    続の内容を表示する実行内容表示手段と、 前記機能操作定型手続実行手段に対して、当該実行され
    た機能操作定型手続を実行してから、所定の待ち時間だ
    け、次の前記機能操作定型手続の実行を待たせるタイマ
    手段とをさらに含む、請求項1〜請求項4のいずれかに
    記載の機器操作学習装置。
  6. 【請求項6】 前記機器に前記機能操作定型手続を実行
    させるために操作すべき場所を指示する、操作場所指示
    手段をさらに含む、請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の機器操作学習装置。
  7. 【請求項7】 前記操作場所指示手段は、前記操作すべ
    き場所の指示に、擬人化エージェントの表示を用いる、
    請求項6に記載の機器操作学習装置。
  8. 【請求項8】 前記要求文入力説明手段は、 前記機器の操作方法を説明する機器操作説明文と、なら
    びに、前記機器操作説明文を表示する手順と、前記要求
    文入力手段、前記機能説明データベース、前記名称検索
    手段、および、前記機能操作定型手続実行手段を備えた
    検索型機能実行装置を制御する手順を示す操作学習定型
    手続を保持する操作学習定型手続保持手段と、 前記操作学習定型手続を実行する操作学習定型手続実行
    手段と、 前記要求文入力手段に入力された要求文に対して、前記
    操作学習定型手続保持手段から該当する前記機器操作説
    明文を検索する操作学習定型手続検索手段と、 を備え、 前記操作学習定型手続実行手段は、前記操作学習定型手
    続検索手段の検索結果に応じて、前記操作学習定型手続
    を実行する、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の機
    器操作学習装置。
  9. 【請求項9】 前記要求文入力説明手段は、 前記機器の操作方法を説明する機器操作説明文と、なら
    びに、前記機器操作説明文を表示する手順と、前記要求
    文入力手段、前記機能説明データベース、前記検索手
    段、および、前記機能操作定型手続実行手段を備えた検
    索型機能実行装置を制御する手順を示す操作学習定型手
    続を保持する操作学習定型手続保持手段と、 前記操作学習定型手続を実行する操作学習定型手続実行
    手段と、 前記名称検索手段による検索の結果として挙げられた機
    能の名称に関連付けられた機能説明文に対して、前記操
    作学習定型手続保持手段から該当する前記機器操作説明
    文を検索する操作学習定型手続検索手段と、 を備え、 前記操作学習定型手続実行手段は、前記操作学習定型手
    続検索手段の検索結果に応じて、前記操作学習定型手続
    を実行する、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の機
    器操作学習装置。
  10. 【請求項10】 前記要求文入力説明手段は、 前記機器の操作方法を説明する機器操作説明文と、なら
    びに、前記機器操作説明文を表示する手順と、前記要求
    文入力手段、前記機能説明データベース、前記検索手
    段、および、前記機能操作定型手続実行手段を備えた検
    索型機能実行装置を制御する手順を示す操作学習定型手
    続を保持する操作学習定型手続保持手段と、 前記操作学習定型手続を実行する操作学習定型手続実行
    手段と、 前記名称検索手段の検索結果および前記機能操作定型手
    続実行手段による前記機能操作定型手続の実行の状態を
    取得するための状態取得手段と、 を備え、 前記操作学習定型手続実行手段は、前記状態取得手段に
    より取得した前記検索結果および前記実行の状態に応じ
    て、前記操作学習定型手続の実行の分岐条件を変化させ
    る、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の機器操作学
    習装置。
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