JP2003180885A - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブヘッド及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2003180885A JP2003180885A JP2001390014A JP2001390014A JP2003180885A JP 2003180885 A JP2003180885 A JP 2003180885A JP 2001390014 A JP2001390014 A JP 2001390014A JP 2001390014 A JP2001390014 A JP 2001390014A JP 2003180885 A JP2003180885 A JP 2003180885A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crown
- face
- golf club
- head
- club head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0466—Heads wood-type
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0408—Heads characterised by specific dimensions, e.g. thickness
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B2209/00—Characteristics of used materials
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0437—Heads with special crown configurations
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
する。 【解決手段】 ソール部をなすソール壁部14に、トウ
側からヒール側を連ねるサイド壁部15とホーゼル部1
6とを設けかつクラウン部側のクラウン開口部Ocと、
前側のフェース開口部Ofとを有するヘッド主部11、
クラウン開口部Ocに取り付けられることによりクラウ
ン部を形成するクラウン部材13、及び前記フェース開
口部Ofに取り付けられるフェース部材12を一体に溶
着することにより内部に空所を形成したゴルフクラブヘ
ッド1である。フェース部材12は、少なくともクラウ
ン部側の縁部に、後方に曲がる折曲げ部12aを有す
る。クラウン部材13の厚さを0.3〜1.5mmとす
る。クラウン部材13の前縁に、折曲げ部12aの空所
側の内面に向かって垂下する垂下片10Aを介して折曲
げ部12aの内面を受ける受片10Bを有する鍵状部1
0を形成する。
Description
ラウン部の変形を防止し形状安定性を向上しうるゴルフ
クラブヘッド及びその製造方法に関する。
料からなるウッド型のゴルフクラブヘッドとしては、例
えば複数個の部品を溶接により一体に固着して製造され
る。図14、図15には、従来の2ピー構造のヘッドを
例示している。図14のヘッドa1は、底部を開口bと
したヘッド本体部cと、このヘッド本体部cの前記開口
bに溶接により固着される板状のソール部材dとから構
成されている。ヘッド本体部cは、フェース部e、クラ
ウン部f、ホーゼル部g、サイド部jを一体に具えてい
る。また図15に示すヘッドa2は、上面を開口bとし
たヘッド本体部kと、この開口bに溶着されるクラウン
部材mとから構成されている。このヘッド本体部kは、
フェース部e、ホーゼル部g、サイド部j、ソール部n
を一体に具えている。
トワックス精密鋳造などにより成形された鋳造品が用い
られる。このような鋳造品では、ヘッド本体部c、kの
各部の厚さを例えば連続的に変化させ得るなど自在に設
計でき、所望の重量配分を行うことができる。従って、
ヘッドの重心位置や慣性モーメント等の設計自由度が高
いという利点がある。
c、kは、いずれもボールを打撃するフェース部eを一
体に具えるため、結果として該フェース部eは鋳造可能
な金属材料でしか形成できない。一般にフェース部e
は、ボールと直接接触してヘッドの反発性能に大きく影
響する部分であるため、より高強度かつ高硬度でしかも
反発性の良い種々の材料を選定可能であることが望まれ
るが、従来の構造ではフェースeの材料選定自由度が低
くなる。
フェース部材p、クラウン部材q、ソール部nとサイド
部jとを一体に形成したサイド付きソール部材s、及び
ホーゼル部材uの4ピースで構成することも提案されて
いる。このようなヘッドa3では、フェース部材pを独
立した部材としているため、該フェース部材の材料選定
自由度が高く、ヘッドの反発性能を種々改善することが
できる。しかしながら、このヘッドa3は、ライ角、ロ
フト角といったクラブの角度設定に影響を与える前記ネ
ック部材uをサイド付きソール部材sに溶接にて固着す
るものであるため、前記諸角度のバラツキが鋳造の場合
よりも大きくなり易い。
く、クラウン部材qの薄肉化が進んでいる。このため、
クラウン部材qとフェース部材pとの厚さの差が大きく
なり、両部材の接合部において溶接不良が生じ易い。と
りわけ薄肉化されたクラウン部材qにおいて、溶接熱に
よる変形が生じ、溶接後に表面が凹凸化するおそれがあ
る。
されたもので、フェース部の材料選定自由度を損ねず、
また溶接後のクラウン部の形状安定性に優れたゴルフク
ラブヘッド及びその製造方法を提供することを目的とし
ている。
載の発明は、ソール部をなすソール壁部に、トウ側から
ヒール側を連ねるサイド壁部とホーゼル部とを設けかつ
クラウン部側のクラウン開口部と、前側のフェース開口
部とを有するヘッド主部、前記クラウン開口部に取り付
けられることによりクラウン部を形成するクラウン部
材、及び前記フェース開口部に取り付けられるフェース
部材を一体に溶着することにより内部に空所を形成し、
前記フェース部材は少なくともクラウン部側の縁部に、
後方に曲がる折曲げ部を有し、かつ前記クラウン部の前
側部分の厚さを0.3〜1.5mmとするとともに、該前
側部分の前縁に、前記折曲げ部の前記空所側の内面に向
かって垂下する垂下片を介して前記折曲げ部の内面を受
ける受片を有する鍵状部を形成したことを特徴としてい
る。
部材は、厚さが0.3〜1.5mmをなしかつその前縁に
前記鍵状部が一体に形成されてなることを特徴とする請
求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
は、前記前縁における接線方向に対して前記垂下片が4
5゜〜90゜の角度かつ前記前縁から前に突出して形成
され、しかも前記フェース部材を前記鍵状部に支持させ
たとき、前記垂下片の前面と折曲げ部の後端面との間に
開先を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の
ゴルフクラブヘッドである。
前後方向の長さが2〜5mmであることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドであ
る。
部は、鋳造により一体成形された鋳造品からなり、かつ
前記クラウン部材はプレス加工により前記鍵状部を一体
に形成された塑性加工品からなることを特徴とする請求
項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドであ
る。
溶接により一体に固着してゴルフクラブヘッドを製造す
るゴルフクラブヘッドの製造方法であって、ソール部を
なすソール壁部に、トウ側からヒール側を連ねるサイド
壁部とホーゼル部とを設けかつクラウン部側のクラウン
開口部と、前側のフェース開口部とを有するヘッド主
部、前記クラウン開口部に取り付けられることによりク
ラウン部を形成するクラウン部材、及び前記フェース開
口部に取り付けられ少なくともクラウン部側の縁部に、
後方に曲がる折曲げ部を有したフェース部材を用いると
ともに、前記クラウン部材は、厚さが0.3〜1.5mm
でありしかも前縁に前記折曲げ部の前記空所側の内面に
向かって垂下する垂下片を介して前記折曲げ部の内面を
受ける受片を有する鍵状部が形成されるとともに、前記
鍵状部により前記折曲げ部の内面を支持させて仮組みす
る仮組み工程と、少なくとも前記折曲げ部の後端面と前
記垂下片の前面との間を溶接する溶接工程とを含むこと
を特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法である。
に基づき説明する。図1は本発明の実施形態に係るゴル
フクラブヘッドの斜視図、図2はその溶接前の分解斜視
図、図3はヒール側から見た分解斜視図、図4は各部材
を溶接前に仮組みした仮組み状態の平面図をそれぞれ示
している。
下、単に「ヘッド」ということがある。)1は、ボール
を打撃するフェース部2と、このフェース部2の上縁2
aに連なりヘッド上面をなすクラウン部3と、前記フェ
ース部2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部
4と、前記クラウン部3とソール部4との間を前記フェ
ース2のトウ側縁2cからバックフェースを通りヒール
側縁2dまでのびるサイド部5と、図示しないシャフト
が装着されるホーゼル6とを具えたものが例示される。
また本例のヘッド1は、金属材料からなりかつ内部に空
所を形成したウッド型のものが例示されている。
のヘッド1は、ヘッド主部11と、その前部に配される
フェース部材12と、前記ヘッド主部10の上部に配さ
れるクラウン部材13との3つの部材を溶接により一体
に固着して形成される。
なすソール壁部14に、トウ側からヒール側を連ねるサ
イド壁部15とホーゼル部16とを設けかつクラウン部
側にクラウン開口部Ocを、前側にフェース開口部Of
をそれぞれ有する。
ストワックス精密鋳造により成形された鋳造品20から
なる。該ヘッド主部11のサイド壁部15は、本例では
ヘッド1のサイド部5とクラウン部3との間の稜線Eを
クラウン部3側に小巾で超える周縁部15aを有したも
のを示す。この周縁部15aは、前記クラウン部3の一
部を形成する。また周縁部15aには、前記クラウン部
材13を載置して図4に示す如く仮組み状態に保持しう
る載置片15bが複数個隔設されたものを示す。これ
は、クラウン部材13とヘッド主部11との溶接時の作
業性を能率化するのに役立つ。なお載置片15bは、周
縁部15aに連続して形成することもできる。
ャフトを差込む差込孔Oを有し上端側から斜め下方にヘ
ッド内方にのびる筒状部16Aと、この筒状部16Aの
上部側で一体かつ末広がりのコーン状をなす裾部16B
とを具える。ホーゼル部16はヘッド主部11に予め一
体に形成される。このため、ホーゼル部16を別部材と
しこれを溶接した従来の4ピース構造のヘッド(図1
6)に比べると、ソール部4に対するホーゼル部16の
角度のバラツキを減じ精度を高めるのに役立つ。
えばサイド壁部15及び/又はソール壁部14の厚さを
連続的ないし段階的に変化させるなど、厚さを非一定と
することにより、所望の重量配分設計をなすことができ
る。好適にはヘッド主部11の最小厚さを0.8mm程度
とし、最大厚さを3.5mm程度とするのが望ましい。最
小厚さが0.8mm未満になると、鋳造時に鋳型内に溶湯
が十分に行き渡らず成形不良が生じやすい傾向があり、
逆に最大厚さが3.5mmを超えると、ヘッド重量が大と
なり、ヘッドの大型化を阻害する傾向がある。
ド主部11を鋳造品20としたときには、ソール壁部1
4、サイド壁部15の厚さ(肉厚)を各位置にて容易に
変化させることができ、効果的な重量配分設計が可能と
なる。その結果、ヘッドの重心位置の設計や慣性モーメ
ントの設計の自由度を大幅に高めうる。特に好ましく
は、ヘッド主部11を鋳造に適しかつ高強度かつ低比重
のチタン合金、例えばTi−6Al−4Vを採用するの
が望ましい。
含む他、図2、及び図2のA−A断面、B−B断面であ
る図5(A)、(B)に示すように、前記ホーゼル部1
6との接合される部分を除いて該フェース部2の各縁部
2a、2b、2c及び2dで折れ曲がりヘッド後方にの
びるクラウン側の折曲げ部12a、ソール側の折曲げ部
12b、トウ側の折曲げ部12c及びヒール側の折曲げ
部12dを有するお椀状のものが例示される。なおホー
ゼル部16との接続部分には前記折曲げ部を切り欠いた
凹所12eが形成されている。
前記フェース開口部Ofに配され溶接により取り付けら
れる。そしてソール側の折曲げ部12bはソール壁部1
4と溶着により一体化しソール部4の一部を形成する。
また前記トウ側の折曲げ部12c、ヒール側の折曲げ部
12dは、ヘッド主部11のサイド壁部15に溶着され
て一体化しサイド部5の一部を構成する。なおクラウン
側の折曲げ部12aは、本例ではクラウン部材13と溶
着される。これについては後述する。
フェース部2の各縁部2aないし2dからヘッドの後方
への長さ(各折曲げ部表面に沿って測定される長さ)L
は、特に限定はされないが、好ましくはホーゼル部16
との接合部を除き、5〜30mm、より好ましくは8〜2
0mm、さらに好ましくは10〜15mm程度とするのが望
ましい。このように折曲げ部12aないし12dの長さ
Lを限定したときには、フェース部材12と、クラウン
部材13又はヘッド主部11との溶接箇所を、大きな衝
撃力が作用するフェース部2から負荷応力の小さいヘッ
ド後方側の領域へとより遠ざけることができる。このた
め、クラウン部材13、フェース部材12などのさらな
る薄肉化が可能となる。
間鍛造により成形した塑性加工品21が用られる。この
ため、フェース部材12に使用可能な金属材料の選択の
幅が広がり、材料選定の自由度が向上する。例えばTi
−6Al−4Vよりも高い引張強度を有するチタン合
金、例えばTi−15V−3Al−3Sn−3CrやT
i−4.5Al−3V−2Fe−2Mo、Ti−10V
−2Fe−3Al、Ti−22V−4Al等のβ型チタ
ン合金は鋳造には適していないが、鍛造又はプレスによ
って種々成形できる。本発明のように。ヘッド主部11
とフェース部材12とを別体とすることにより、上述の
ような高強度のチタン合金をフェース部材12に採用す
ることが可能とななる。これは、フェース部材12のさ
らなる薄肉化を可能とし、反発性を高め飛距離を増大さ
せるのに役立つ。
るものではないが、例えばフェース部2における厚さt
f(図5(B)に示す)が例えば2.0〜3.5mm、よ
り好ましくは2.0〜3.0mmであるのが望ましい。フ
ェース部2の厚さtfが2.0mm未満になると、耐久性
や強度が低下する傾向があり、逆に3.5mmを超える
と、剛性が過度に高められて反発性が低下しかつヘッド
重量の増大を招き易い傾向がある。
は、圧延材などの金属板材を所定形状に打ち抜き、これ
をプレス加工することにより形成された塑性加工品21
から形成され、各部が実質的に同一厚さをなしている。
このクラウン部材13の厚さtcは、0.3〜1.5m
m、より好ましくは0.3〜0.8mm、さらに好ましく
は0.5〜0.8mmとするのが望ましい。このように、
クラウン部材13を薄肉化することによって、ヘッドの
上部の重量を削減でき、低重心化を図りうる他、軽量
化、大型化などにも役立つ。また圧延材は、厚さが小の
ものでも鋳造品に見られるような「巣」といった材料欠
陥が少なく、緻密な結晶構造を具えている。従って、圧
延材をクラウン部材13に用いたときには、クラウン部
3を薄肉化しつつ材料欠陥に伴う強度低下を効果的に抑
制しうる。なおクラウン部材13の厚さtcが0.3mm
未満であると、十分な強度が得られずに耐久性が低下す
る傾向があり、逆に1.5mmを超えると、ヘッド重心が
高くなるなど打ちこなすのが難いヘッドになる傾向があ
る。
の外面をなす基部9の前縁eに鍵状部10が形成されて
いる。該鍵状部10は、図2、図3及び図6に示すよう
に、クラウン側の折曲げ部12aの前記空所i側を向く
内面12aiに向かって垂下する垂下片10Aを介して
前記折曲げ部12aの内面12aiを受ける受片10B
を有する。
て、フェース部材12とクラウン部材13との接合部の
フェース面と直角な断面図を示す。本実施形態の鍵状部
10は、垂下片10Aが斜め前方に垂下する。この垂下
片10Aは、前記断面において、その前面10A1が前
記基部9の前縁eでの接線方向に対して45゜〜90
゜、より好ましくは45〜75゜の角度θをなす。また
鍵状部10は、前記基部9の前縁eから前に突出して形
成されている。
5゜以上かつ90゜未満としたときには、フェース部材
12のクラウン側の折曲げ部12aを、該鍵状部10の
受片10Bに支持させた仮組み状態において、折曲げ部
12aの端部を、垂下片10Aと受片10Bとのコーナ
部Qに衝合させてその位置決めを行うことができる点で
好ましい。これにより、両部材の溶接時に位置決めが容
易にかつ正確に行うことを可能とする。
A1と折曲げ部12aの後端面12a2との間には、本
例ではクラウン部3の外面に向かって広がるV型状の開
先jが形成される。従って、溶接金属を両部材間に十分
に盛ることができ、溶接部の接合強度を向上しかつ安定
化しうる。
ラウン部材13においてフェース部材との接合部の剛性
を高めることができる。従って、溶接熱によるクラウン
部材13の前縁部分の変形などを効果的に防止してヘッ
ドの形状を安定化させることができる。また前記受片1
0Bは、いわゆる裏当て金として作用し、溶接金属のヘ
ッド内部への溶け落ちを防ぐことができる。これによっ
ても、薄いクラウン部材13の過度の溶け落ちによる表
面の凹凸化などを効果的に防止できる。
後方向の長さSは、例えば2mm以上が好ましい。該受片
10Bの長さが2mm未満になると、クラウン側の折曲げ
部12aの支持が不安定となり易く、前記位置決めやク
ラウン部材13の接合部分の剛性を高める効果が低下し
やすくなる。より好ましくは3mm以上とするのが望まし
い。なお受片10Bの前記長さSの上限は、特に限定は
されないが、不必要にヘッド重量を増加させぬよう前記
下限値のいずれかとの組み合わせにおいて10mm以下、
より好ましくは5mm以下とするのが望ましい。
ン部材13との溶接時の断面を示し、図8にはさらにそ
の後、研磨された断面をそれぞれ示す。前記開先jに盛
られた溶接金属Mは、フェース部材12とクラウン部材
13とを溶融させ、均一な溶接継手を形成することがで
き接合部の強度を安定化させる。このとき、受片10B
は溶接金属Mの溶け落ちを防ぎかつ自らも部分的に溶融
して継手強度を高める。また溶接後、開先jに盛り上げ
られた溶接金属は、図8に示したように、研磨によりク
ラウン部材13の基部9の外面と、クラウン側の折曲げ
部12aの外面とを滑らかに継ぐ曲面に形成される。こ
れにより、厚さTSが2.0〜3.0mm程度のクラウン
側の折曲げ部12aと、厚さtcが0.3〜1.5mm程
度のクラウン部材とを精度良く位置決めしつつ溶接で
き、しかも溶接接合部の強度を高めることができる。ま
たクラウン部材13の鍵状部10によって溶接熱を広範
囲で吸収できるため、従来のようにクラウン部材の接合
部付近が変形等するのを効果的に防止しうる。
に、クラウン部材13の前縁の実質的に全長さに亘り形
成されたものを示すが、図9に示すように断続的に設け
られるものでも良い。このとき、前縁eの長さの50%
以上に鍵状部10(垂下片10Aと受片10B)を形成
するのが好適である。また鍵状部10が形成されない部
分には、好ましくは垂下片10Aだけを形成しておくこ
ともできる。
びクラウン部材13を溶接する際には、例えば、3つの
部材を仮組みして順次溶接することができる。また、例
えばヘッド主部11のクラウン開口部Ocの載置片15
bにフェース部材12を載せて仮組みして両部材を溶接
し、しかる後、クラウン部材13に形成した前記受片1
0Bにフェース部材12のクラウン側の折曲げ片12a
の内面を支持させて仮組みし、前記折曲げ部12aの後
端面12a2と垂下片10Aの前面10A1との間を溶
接することができる。ただし、溶接する順序などはこれ
らに限定されるものではない。
す。この形態では、前記折曲げ部12aの後端面12a
2をクラウン部材13に向かって下降する向きに傾斜さ
せたものを示す。この形態では、両部材の位置決めを可
能としつつ、開先角度δをより大としたバランスの良い
V型の開先jを形成することができる。
記接線方向に対してほぼ90゜とし、これに向き合う折
曲げ部12aの後端面12a2を図10と同様、クラウ
ン部材13に向かって下降する向きに傾斜させている。
このような形態においても、クラウン部3の外面に向か
って広がるV型の開先を形成することができる。
前記接線方向に対してほぼ90゜とし、これに向き合う
折曲げ部12aの後端面12a2も前記接線に対してほ
ぼ90゜としている。そして、垂下片10Aの前面10
A1と折曲げ部12aの後端面12a2との間に隙間を
設けることにより、I型の開先jを形成することができ
る。このとき、例えば折曲げ部12aの内面12ai又
は受片10Bのいずれか一方に、前記開先jを確保しか
つ両部材を位置決めしうる位置決め部20を設けること
が望ましい。本例では、前記位置決め部20として、折
曲げ部12aの内面に、受片10Bの先端部が当接する
凸部21からなるが、種々変形しうるのは言うまでもな
い。
を示している。この形態のヘッド主部11は、クラウン
開口部Ocと、フェース開口部Ofとの間を区切る継ぎ
部23が形成されている。この継ぎ部23は、巾Wが例
えば3〜5mm程度をなすとともにクラウン部3の前側部
分をなしその厚さを0.3〜1.5mmとしている。そし
て、この継ぎ部23の前縁eに、前記鍵状部10を設け
ている。本発明は、このような形態としても実施でき
る。
ッド体積が250cm3 以上のものに適用することがより
効果的である。ヘッド体積が250cm3 以上になると、
ヘッド大型化に伴う重量増加を抑制するために各部材の
薄肉化がさらに要求され、かつその中で重心設計を行わ
ねばならないため、重心設計の自由度が高くかつフェー
ス部材12の材料選定の自由度を向上しうるという本発
明の効果がより顕著に発揮される。このような観点よ
り、ヘッド体積は、好ましくは280cm3 以上、より好
ましくは300cm3 以上とすることが望ましい。またフ
ェース部材12は、冷間鍛造又はプレス加工されたもの
でも良く、クラウン部材13にも鍛造品を用いることが
できる。さらには、フェース部材12には少なくともク
ラウン側の折曲げ部12aを有していれば良く、他の折
曲げ部を省略しても良い。さらに図2に示す如く、ヘッ
ド主部11のソール壁部14の前縁にフェース部材のソ
ール側の折曲げ部12bの内面に当接しうる保持片25
を設けても良い。この場合、フェース部材12の位置決
めをより確実とする。
3 、ヘッド質量が186gの略同一外形のウッド型ゴル
フクラブヘッドを試作するとともに、クラウン部材の加
工性、溶接時の変形不良率、位置決め不良率、ヘッドの
耐久性を評価した。なおフェース部材は、いずれもTi
−4.5Al−3V−2Fe−2Moを熱間鍛造した塑
性加工品とし、図2に示すお椀状のものを用いた。また
ヘッド主部は、いずれもTi−6Al−4Vを真空精密
鋳造した鋳造品とした。テストの内容は次の通りであ
る。
加工したときの不良品発生率を調査した。数値が小さい
ほど良好であることを示す。
クラウン部の凹凸などを、ヘッド塗装後、目視により観
察し、凹凸が生じたものを不良品としてその発生率を求
めた。数値が小さいほど良好であるが5%以下であれば
ほぼ合格レベルである。
ラウン部材とフェース部材との位置決め性などを総合的
に評価した。位置決めが容易でないものを不良とし、そ
の発生率を調べた。数値が小さいほど良好であるが5%
以下であればほぼ合格レベルである。
製の同一のシャフトを装着し46インチのウッド型ゴル
フクラブを試作するとともに、該クラブをスイングロボ
ットに取り付け、ヘッドスピードが54m/sとなるよ
うに調節して2ピースゴルフボールを各クラブ毎に30
00球づつ打撃し、フェース面の損傷具合を目視により
観察した。テスト結果などを表1に示す。
6記載の発明では、フェース部材、クラウン部材が、ヘ
ッド主部とは別体をなす。このため、材料選定の自由度
が増し、例えばフェース部材には高反発性に優れた材料
を用いて飛距離の向上を図り、またクラウン部材につい
ては最低強度を確保しつつ可能な限り薄肉化してヘッド
の軽量化、大型化を図りうる。またクラウン部は、少な
くとも前側部分の厚さを0.3〜1.5mmとしているた
め、ヘッドの軽量化、低重心化、大型化に寄与しうる。
さらにクラウン部は、前側部分の前縁に、前記折曲げ部
の前記空所側の内面に向かって垂下する垂下片を介して
前記折曲げ部の内面を受ける受片を有する鍵状部を形成
しているため、フェース部材と溶接される薄肉のクラウ
ン部が溶接熱によって変形するのを効果的に防止しう
る。
は、例えばクラウン部材の前縁における接線方向に対し
て垂下片が45゜〜90゜の角度かつ前縁から前に突出
して形成されるときには、垂下片の前面にて折曲げ部の
位置決めをなすことができ、両部材の溶接時において正
確に位置決めするのに役立つ。しかも前記フェース部材
を前記鍵状部に支持させたとき、前記垂下片の前面と折
曲げ部の後端面との間に開先を形成するときには、溶接
金属を垂下片の前面と折曲げ部と後端面との間に十分に
盛ることができ、溶接継手部の接合強度を向上しかつ安
定化しうる。
片の前後方向の長さを一定範囲に規制したときには、鍵
状部9の剛性を増しかつ折曲げ部の支持を確実とすると
ともに無駄な重量増加を抑制できる。
主部を、鋳造により一体成形された鋳造品としたときに
は、ソール壁部及び又はサイド壁部において、連続的な
厚さのコントロールが可能となり、これによりヘッド重
心や慣性モーメントなどを最適な諸元で設定しうる。ま
たホーゼル部が予め一体に形成されるため、ライ角など
のバラツキも減じうる。またクラウン部材を、プレス加
工により前記鍵状部を一体に形成した塑性加工品とした
ときには、薄肉の圧延材などを用いて容易に形成でき、
生産性を高めるのに役立つ。
る。
前の拡大断面図である。
後の拡大断面図である。
た状態の拡大断面図である。
る。
視図である。
18)
間鍛造により成形した塑性加工品21が用られる。この
ため、フェース部材12に使用可能な金属材料の選択の
幅が広がり、材料選定の自由度が向上する。例えばTi
−6Al−4Vよりも高い引張強度を有するチタン合
金、例えばTi−15V−3Al−3Sn−3CrやT
i−10V−2Fe−3Al、Ti−22V−4Al等
のβ型チタン合金やTi−4.5Al−3V−2Fe−
2Moは鋳造には適していないが、鍛造又はプレスによ
って種々成形できる。本発明のように、ヘッド主部11
とフェース部材12とを別体とすることにより、上述の
ような高強度のチタン合金をフェース部材12に採用す
ることが可能となる。これは、フェース部材12のさら
なる薄肉化を可能とし、反発性を高め飛距離を増大させ
るのに役立つ。
Claims (6)
- 【請求項1】ソール部をなすソール壁部に、トウ側から
ヒール側を連ねるサイド壁部とホーゼル部とを設けかつ
クラウン部側のクラウン開口部と、前側のフェース開口
部とを有するヘッド主部、 前記クラウン開口部に取り付けられることによりクラウ
ン部を形成するクラウン部材、及び前記フェース開口部
に取り付けられるフェース部材を一体に溶着することに
より内部に空所を形成し、 前記フェース部材は少なくともクラウン部側の縁部に、
後方に曲がる折曲げ部を有し、 かつ前記クラウン部の前側部分の厚さを0.3〜1.5
mmとするとともに、該前側部分の前縁に、前記折曲げ部
の前記空所側の内面に向かって垂下する垂下片を介して
前記折曲げ部の内面を受ける受片を有する鍵状部を形成
したことを特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】前記クラウン部材は、厚さが0.3〜1.
5mmをなしかつその前縁に前記鍵状部が一体に形成され
てなることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘ
ッド。 - 【請求項3】前記鍵状部は、前記前縁における接線方向
に対して前記垂下片が45゜〜90゜の角度かつ前記前
縁から前に突出して形成され、 しかも前記フェース部材を前記鍵状部に支持させたと
き、前記垂下片の前面と折曲げ部の後端面との間に開先
を形成することを特徴とする請求項1又は2記載のゴル
フクラブヘッド。 - 【請求項4】前記受片は、前後方向の長さが2〜5mmで
あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項5】前記ヘッド主部は、鋳造により一体成形さ
れた鋳造品からなり、かつ前記クラウン部材はプレス加
工により前記鍵状部を一体に形成された塑性加工品から
なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項6】複数の部品を溶接により一体に固着してゴ
ルフクラブヘッドを製造するゴルフクラブヘッドの製造
方法であって、 ソール部をなすソール壁部に、トウ側からヒール側を連
ねるサイド壁部とホーゼル部とを設けかつクラウン部側
のクラウン開口部と、前側のフェース開口部とを有する
ヘッド主部、 前記クラウン開口部に取り付けられることによりクラウ
ン部を形成するクラウン部材、及び前記フェース開口部
に取り付けられ少なくともクラウン部側の縁部に、後方
に曲がる折曲げ部を有したフェース部材を用いるととも
に、 前記クラウン部材は、厚さが0.3〜1.5mmでありし
かも前縁に前記折曲げ部の前記空所側の内面に向かって
垂下する垂下片を介して前記折曲げ部の内面を受ける受
片を有する鍵状部が形成されるとともに、 前記鍵状部により前記折曲げ部の内面を支持させて仮組
みする仮組み工程と、 少なくとも前記折曲げ部の後端面と前記垂下片の前面と
の間を溶接する溶接工程とを含むことを特徴とするゴル
フクラブヘッドの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001390014A JP2003180885A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
US10/303,909 US6875126B2 (en) | 2001-12-21 | 2002-11-26 | Golf club head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001390014A JP2003180885A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003180885A true JP2003180885A (ja) | 2003-07-02 |
Family
ID=19188325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001390014A Pending JP2003180885A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6875126B2 (ja) |
JP (1) | JP2003180885A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006062920A2 (en) * | 2004-12-06 | 2006-06-15 | Macgregor Golf Company | Golf driver having shaft and titanium head |
JP2007029710A (ja) * | 2005-06-20 | 2007-02-08 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
US7396291B2 (en) * | 2005-03-03 | 2008-07-08 | Fu Sheng Industrial Co., Ltd. | Golf club head and manufacturing method therefor |
US7762909B2 (en) * | 2006-06-07 | 2010-07-27 | Sri Sports Limited | Hollow metal golf club head and method for manufacturing the same |
US7785214B2 (en) | 2008-11-26 | 2010-08-31 | Sri Sports Limited | Golf club head |
JP2018000470A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
KR20200143212A (ko) | 2019-06-14 | 2020-12-23 | 스미토모 고무 코교 카부시키카이샤 | 골프 클럽 헤드 |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6623378B2 (en) | 2001-06-11 | 2003-09-23 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Method for manufacturing and golf club head |
JP2003210625A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-07-29 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフクラブヘッド |
TWI277435B (en) * | 2002-12-02 | 2007-04-01 | Mizuno Kk | Golf club head and method for producing the same |
US6969326B2 (en) * | 2002-12-11 | 2005-11-29 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club head |
US20040116207A1 (en) | 2002-12-11 | 2004-06-17 | De Shiell Drew T. | Golf club head and method of manufacture |
CN1217721C (zh) * | 2003-07-30 | 2005-09-07 | 世元运动器材(上海)有限公司 | 高尔夫球头制造方法 |
JP4355245B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2009-10-28 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
US7651414B2 (en) | 2004-10-13 | 2010-01-26 | Roger Cleveland Golf Company, Inc. | Golf club head having a displaced crown portion |
TWI263517B (en) * | 2005-05-03 | 2006-10-11 | Nelson Prec Casting Co Ltd | Golf club head |
US20060270490A1 (en) * | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Fu Sheng Industrial Co., Ltd. | Golf club head having a thin-type cover plate structure |
US20060293119A1 (en) * | 2005-06-22 | 2006-12-28 | Nelson Precision Casting Co., Ltd. | Striking plate for golf club head |
JP4473808B2 (ja) * | 2005-11-04 | 2010-06-02 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
US20080039233A1 (en) * | 2006-08-14 | 2008-02-14 | Chen Archer C C | Structure of face member and neck of housing member of golf club head |
TW200819173A (en) * | 2006-10-27 | 2008-05-01 | Chen Ching Chi | Jointing structure between shell and sole of golf club head |
TW200819174A (en) * | 2006-10-30 | 2008-05-01 | Chen Ching Chi | Golf club head |
US7500926B2 (en) | 2006-12-22 | 2009-03-10 | Roger Cleveland Golf Co., Inc. | Golf club head |
JP5160136B2 (ja) * | 2007-04-20 | 2013-03-13 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド及びこのヘッドを備えたゴルフクラブ |
TW200846050A (en) * | 2007-05-22 | 2008-12-01 | Chin-Chi Chen | Two-piece golf club wood head |
JP5120878B2 (ja) * | 2007-09-06 | 2013-01-16 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
US20100151962A1 (en) * | 2008-12-16 | 2010-06-17 | Breier Joshua G | Two piece club construction apparatus and method |
US8425349B2 (en) * | 2009-09-15 | 2013-04-23 | Callaway Golf Company | Multiple material golf club head and a method for forming a golf club head |
JP2011156248A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブ |
JP5659776B2 (ja) * | 2010-12-20 | 2015-01-28 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
JP5736985B2 (ja) * | 2011-06-13 | 2015-06-17 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッドの製造方法 |
US20130281229A1 (en) * | 2012-04-24 | 2013-10-24 | Chi-Hung Su | Wood golf club head |
US8956244B1 (en) * | 2012-06-08 | 2015-02-17 | Callaway Golf Company | Golf club head with center of gravity adjustability |
US9833666B2 (en) * | 2015-05-28 | 2017-12-05 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club head with molded polymeric body |
US10076687B2 (en) * | 2016-10-14 | 2018-09-18 | Callaway Golf Company | Golf club head with hosel support structure |
JP6809212B2 (ja) * | 2016-12-27 | 2021-01-06 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
US10583334B2 (en) | 2018-03-06 | 2020-03-10 | Acushnet Company | Golf club having a low modulus crown |
JP2022120289A (ja) * | 2021-02-05 | 2022-08-18 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
TWI758177B (zh) * | 2021-05-05 | 2022-03-11 | 明安國際企業股份有限公司 | 高爾夫球桿頭 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4021047A (en) * | 1976-02-25 | 1977-05-03 | Mader Robert J | Golf driver club |
US4432549A (en) * | 1978-01-25 | 1984-02-21 | Pro-Pattern, Inc. | Metal golf driver |
US4438931A (en) * | 1982-09-16 | 1984-03-27 | Kabushiki Kaisha Endo Seisakusho | Golf club head |
JP3225596B2 (ja) | 1992-05-21 | 2001-11-05 | ヤマハ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
JP3769314B2 (ja) | 1995-07-22 | 2006-04-26 | マルマン株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
US5704850A (en) * | 1996-09-12 | 1998-01-06 | Shieh; Tien Wu | Structure of golf club head |
JP3580476B2 (ja) | 1999-01-18 | 2004-10-20 | ダイワ精工株式会社 | メタルウッド |
US6663504B2 (en) * | 1999-11-01 | 2003-12-16 | Callaway Golf Company | Multiple material golf club head |
US6299549B1 (en) * | 1999-12-07 | 2001-10-09 | Wuu Horng Industrial Co., Ltd. | Structure of golf club head |
US6663506B2 (en) * | 2000-10-19 | 2003-12-16 | The Yokohama Rubber Co. | Golf club |
US6524194B2 (en) * | 2001-01-18 | 2003-02-25 | Acushnet Company | Golf club head construction |
US6506129B2 (en) * | 2001-02-21 | 2003-01-14 | Archer C. C. Chen | Golf club head capable of enlarging flexible area of ball-hitting face thereof |
US6602149B1 (en) * | 2002-03-25 | 2003-08-05 | Callaway Golf Company | Bonded joint design for a golf club head |
US6648774B1 (en) * | 2002-05-01 | 2003-11-18 | Callaway Golf Company | Composite golf club head having a metal striking insert within the front face wall |
-
2001
- 2001-12-21 JP JP2001390014A patent/JP2003180885A/ja active Pending
-
2002
- 2002-11-26 US US10/303,909 patent/US6875126B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006062920A2 (en) * | 2004-12-06 | 2006-06-15 | Macgregor Golf Company | Golf driver having shaft and titanium head |
WO2006062920A3 (en) * | 2004-12-06 | 2007-08-02 | Macgregor Golf Co | Golf driver having shaft and titanium head |
US7396291B2 (en) * | 2005-03-03 | 2008-07-08 | Fu Sheng Industrial Co., Ltd. | Golf club head and manufacturing method therefor |
JP2007029710A (ja) * | 2005-06-20 | 2007-02-08 | Sri Sports Ltd | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
US7762909B2 (en) * | 2006-06-07 | 2010-07-27 | Sri Sports Limited | Hollow metal golf club head and method for manufacturing the same |
US7785214B2 (en) | 2008-11-26 | 2010-08-31 | Sri Sports Limited | Golf club head |
US8182366B2 (en) | 2008-11-26 | 2012-05-22 | Sri Sports Limited | Golf club head |
JP2018000470A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
KR20200143212A (ko) | 2019-06-14 | 2020-12-23 | 스미토모 고무 코교 카부시키카이샤 | 골프 클럽 헤드 |
US11311782B2 (en) | 2019-06-14 | 2022-04-26 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Golf club head |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030119603A1 (en) | 2003-06-26 |
US6875126B2 (en) | 2005-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003180885A (ja) | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 | |
JP4256405B2 (ja) | ゴルフクラブヘッドの製造方法 | |
US7025693B2 (en) | Golf club head | |
US6966848B2 (en) | Golf club head and method of manufacturing the same | |
KR101906600B1 (ko) | 골프 클럽 헤드 | |
US6857969B2 (en) | Metal wood | |
US6916253B2 (en) | Golf club | |
JP4326562B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP4473808B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 | |
JP4000797B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JPH078583A (ja) | アイアン型ゴルフクラブヘッド | |
JPH09215783A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP2006212092A (ja) | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 | |
JP2007275552A (ja) | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 | |
JP4608060B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP4335059B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP2007029710A (ja) | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 | |
JP2005006698A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP4138442B2 (ja) | ゴルフクラブヘッドの製造方法 | |
JP2004167115A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP2004215724A (ja) | アイアンゴルフクラブヘッド | |
JP2001293115A (ja) | ゴルフクラブ | |
JP5616576B2 (ja) | ゴルフクラブヘッドの製造方法 | |
JP2004057645A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP4654518B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041029 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050520 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070731 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070925 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080212 |