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JP2003175143A - ゴルフ用手袋 - Google Patents

ゴルフ用手袋

Info

Publication number
JP2003175143A
JP2003175143A JP2002032121A JP2002032121A JP2003175143A JP 2003175143 A JP2003175143 A JP 2003175143A JP 2002032121 A JP2002032121 A JP 2002032121A JP 2002032121 A JP2002032121 A JP 2002032121A JP 2003175143 A JP2003175143 A JP 2003175143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glove
golf
palm
slip
finger
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002032121A
Other languages
English (en)
Inventor
Seisaburo Yasui
安井誠三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AICHI TEBUKURO KK
Original Assignee
AICHI TEBUKURO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AICHI TEBUKURO KK filed Critical AICHI TEBUKURO KK
Priority to JP2002032121A priority Critical patent/JP2003175143A/ja
Publication of JP2003175143A publication Critical patent/JP2003175143A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】装着者の手に素手感覚のソフトなフィット感を
与えるとともに、ムレによる不快感を改善し、さらには
優れた滑り止め効果のあるゴルフ用手袋により、インパ
クト時の衝撃によって出来る豆や、胼胝(タコ)から手
を保護するゴルフ用手袋を提供すること。 【解決手段】伸縮性のある繊維素材を使用して、シーム
レス手袋編機で編成した縫目が無くしかも全体が伸縮性
を有するゴルフ用手袋であって、人差指2・中指3・薬
指4の掌側などといったゴルフクラブを振る際にゴルフ
のグリップに触れる部分を主に選択して樹脂又はゴム製
の滑り止め6が配置されているゴルフ用手袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフ用手袋の構造
に関するものであり、伸縮性のある繊維素材(ポリエス
テルのウーリー加工糸、又はナイロンのウーリー加工糸
など)を使用してシームレス手袋を編成し、塩化ビニー
ルなどの樹脂又はゴムにて滑り止め加工を掌部に施した
ゴルフ用手袋であって、好ましくは左右手袋の掌部にそ
れぞれ別々の配置にて滑り止め加工を施したゴルフ用手
袋である。
【0002】
【従来の技術】従来のゴルフ用手袋は素材として天然皮
革、又は人口皮革が使用されている。部分的に別の新素
材が使用されている物もあるが、あくまでも革類が主流
を占めている。しかも縫製品であるため手袋のサイズは
手の甲回りを基に男女とも1cm間隔で各5サイズ〈2
1cm、22cm、23cm,24cm,25cm)が
規格化されている。しかしながら、これらの手段によっ
ても、千差万別の人の手に手袋を完全にフィットさせる
事が出来ない不満があった。
【0003】また、手袋装着時の発汗等によって手袋内
部で水分を発散させるため、各指袋の表面に直径1mm
の孔を、指単位に20個から40個程配置するのが一般
的である。更に人工皮革の中には吸汗、発汗加工等の素
材を用いて対処している物もある。しかしながら、これ
らの手段にも係わらず環境温湿度の高い夏期等の装着時
では吸汗発汗作用が不充分であり、装着者においてムレ
の不快感があった。
【0004】また、従来のゴルフ用手袋は水に濡れると
滑り易く、雨の日など時々新しい手袋に取り換えなけれ
ばならないという問題があった。しかも従来のゴルフ用
手袋には、耐洗濯性や保管方法にも難点があった。
【0005】近年のゴルフボール及びクラブは、より遠
くへ飛ばすため材質並びに形状が日進月歩で改良され、
インパクト時の衝撃も両手に大きく影響する様になって
いるにも係わらず、手袋については余り改良されていな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のゴルフ用手袋
は、伸縮性がほとんど無い素材を用いており、微妙なサ
イズの違いに基づいて装着時のフィット性が良くない、
特に指先のフィット性が良くないという問題を有してい
た。
【0007】また、従来のゴルフ用手袋は、装着時にム
レるという不快感と共に、グリップの滑りに問題を有し
ていた。
【0008】本発明は、従来のゴルフ用手袋が有するこ
の様な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは装着者の手に素手感覚のソフトなフィット
感を与えるとともに、ムレによる不快感を改善すること
にある。また、本発明は、ゴルフクラブのグリップに触
れる部分に効率的に滑り止めを施すことで優れた滑り止
め効果のあるゴルフ用手袋を提供し、インパクト時の衝
撃によって出来る豆や、胼胝(タコ)から手を保護する
ゴルフ用手袋を提供しようとするものである。本発明の
ゴルフ用手袋は、両手に装着する事によって、より一層
効果的なものとなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はゴルフ用手袋装着者の手のサイズに合せる
ため伸縮性を有する繊維素材を用い、更に手袋内部で発
生する水分によるムレの不快感を解消するため、上述の
繊維素材を全自動シームレス手袋編機で編成する。ま
た、好ましくは本発明のゴルフ用手袋は両手に装着され
るものであり、さらには、ゴルフクラブのグリップとの
接触部分を考慮し、塩化ビニールなどの樹脂又はゴムに
て滑り止め加工を左右手袋の掌部においてそれぞれ別々
の配置にて施すものである。
【0010】具体的には、請求項1に記載のゴルフ用手
袋は、「伸縮性のある繊維素材を使用して、シームレス
手袋編機で編成した縫目が無く、しかも全体が伸縮性を
有するゴルフ用手袋であって、ゴルフクラブを振る際に
ゴルフクラブのグリップに触れる部分を主に選択して樹
脂又はゴム製の滑り止めが配置されていること」を特徴
とする。上記構成により、装着者の手に素手感覚のソフ
トなフィット感が与えられるとともに、ムレによる不快
感が改善され、さらにはゴルフクラブのグリップに触れ
る部分に主に配置された滑り止めによって優れた滑り止
め効果が得られ、また、インパクト時の衝撃によって出
来る豆や、胼胝から手が保護される。
【0011】請求項2に記載のゴルフ用手袋は、請求項
1に記載のゴルフ用手袋において、「樹脂又はゴム製の
滑り止めは、中指・薬指・小指の掌側と、右利き用の手
袋においては、左手の掌部の上部及び右下部、左利き用
の手袋においては、右手の掌部の上部及び左下部を主に
選択し、ゴルフクラブをしっかりと握れる様に効果的に
配置されて固定されていること」を特徴とする。上記構
成は、滑り止めがゴルフクラブのグリップに触れる部分
を主に選定して配置されるものであり、効率的にゴルフ
クラブをしっかりと握れる様になるものであるが、上記
各部分以外でゴルフクラブのグリップに触れる部分にも
適宜追加して滑り止めを配置してもよいことを意図する
ものである。尚、本明細書中において、掌部の上部とは
指先側を意味し、下部とは手首側を意味するものであ
る。
【0012】さらに、請求項3に記載のゴルフ用手袋に
おいては、「ゴルフクラブを振る際にゴルフクラブのグ
リップに触れる部分を主に選択して樹脂又はゴム製の滑
り止めが配置されている左右一組のゴルフ用手袋であっ
て、前記樹脂又はゴム製の滑り止めは、左右の中指・薬
指の掌側と、右利き用の手袋においては、左手の掌部の
上部及び右下部、左利き用の手袋においては、右手の掌
部の上部及び左下部を主に選択し、手袋の掌部の左右別
々の位置にゴルフクラブをしっかりと握れる様に効果的
に配置されて固定されていること」を特徴とする。上記
構成により、ゴルフクラブのグリップに触れる部分に効
率的に滑り止めを施すことで優れた滑り止め効果のある
ゴルフ用手袋が提供され、インパクト時の衝撃によって
出来る豆や、胼胝(タコ)から手を保護するゴルフ用手
袋が提供される。このゴルフ用手袋は、左右一組であ
り、両手に装着する事によって、より一層効果的なもの
となる。
【0013】請求項4に記載のゴルフ用手袋は、「伸縮
性のある繊維素材を使用して、シームレス手袋編機で編
成した縫目が無くしかも全体が伸縮性を有するゴルフ用
手袋であって、樹脂又はゴム製の滑り止めが、人差指・
中指・薬指の掌側及び甲側の両側に配置され、さらに、
小指の掌側と、掌部の上部及び親指と反対側の掌部の下
部を主に選択し、ゴルフクラブをしっかりと握れる様に
効果的に配置されて固定されていること」を特徴とす
る。上記のように構成された手袋においては、その掌側
と甲側とを自由に選択して使用可能となり、同じ構成の
手袋2個にて左右の手袋用として用いることが可能とな
る。
【0014】請求項5に記載のゴルフ用手袋は、請求項
1から4のいずれかに記載のゴルフ用手袋において、
「樹脂又はゴム製の滑り止めは、指の関節部分を避ける
ように配置されて固定されていること」を特徴とする。
上記構成により、手袋を装着した状態でも指先をスムー
ズに曲げることができるため、ゴルフのプレイ中に違和
感や不便を感じることがない。
【0015】請求項6に記載のゴルフ用手袋は、「伸縮
性のある繊維素材を使用して、シームレス手袋編機で編
成した縫目が無くしかも全体が伸縮性を有する左右一組
のゴルフ用手袋であって、樹脂又はゴム製の滑り止め
が、左右の人差指・中指・薬指の掌側において指の関節
部分を避けるように配置され、さらに、右利き用の手袋
においては、左手の小指の掌側と、左手の掌部の上部及
び右下部、左利き用の手袋においては、右手の小指の掌
側と、右手の掌部の上部及び左下部を主に選択し、手袋
の掌部の左右別々の位置にゴルフクラブをしっかりと握
れる様に効果的に配置されて固定されていること」を特
徴とする。上記構成により、ゴルフプレイの際の装着者
の手に素手感覚のソフトなフィット感が与えられるとと
もに、ムレによる不快感が改善され、さらにはゴルフク
ラブのグリップに触れる部分に主に配置された滑り止め
によって優れた滑り止め効果が得られ、また、インパク
ト時の衝撃によって出来る豆や、胼胝から手が保護され
る。このゴルフ用手袋は、左右一組であり、両手に装着
する事によって、より一層効果的なものとなるばかり
か、手袋を装着した状態でも指先をスムーズに曲げるこ
とができ、ゴルフのプレイ中に違和感や不便を感じるこ
とがない。
【0016】請求項7に記載のゴルフ用手袋は、請求項
1から6のいずれかに記載のゴルフ用手袋において、
「樹脂又はゴム製の滑り止めは、直径が1mmから3m
m、高さが0.2mmから1.5mm程度の大きさで、
複数形成されていること」を特徴とする。この大きさの
滑り止めは、互いに隣接して複数配置されることで必要
な滑り止め効果を生ずるものであり、その具体的な個数
は、手袋のサイズ、滑り止めの材質又は必要な滑り止め
効果の大小に応じて適宜設定される。上記構成により、
ゴルフクラブのスイング時の指先及び掌のフィーリング
を損なうことなく、効率的に必要な滑り止め効果が得ら
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、吋10ゲージから吋1
3ゲージの全自動シームレス手袋編機を用いて、手にフ
ィットしやすい糸、例えばポリエステルウーリー糸、又
はナイロンウーリー糸等を用いて手袋を編成している。
これらの糸は長繊維からなっており、ほつれや毛羽立ち
が生じにくく、耐久性に優れたものとなる。そして、左
右手袋の掌側には、直径1mmから3mm、高さが0.
2mmから1.5mm程度のゴムや塩化ビニールなどの
樹脂からなる粒状の滑り止め6を、ゴルフクラブを握っ
た際に、グリップと触れる部分に効果的に多数配置し塗
布することで固定してある。この滑り止め6の高さとし
ては、その材質に応じてゴルフグリップとの摩擦力と強
度や耐久性を確保できる範囲で適宜選定すればよいが、
0.2mmから0.7mm程度がフィーリングを害さな
いことから好ましい。
【0018】前記滑り止め6は、具体的には、図1及び
図2に示すように右利き用の手袋において、左右の人差
指2・中指3・薬指4の掌側と、左手の小指5の掌側
と、左手の掌部の上部及び右下部(図1に示す実施例に
おいて、親指と反対側の掌部の下部における逆三角形状
の位置)を主に選択し、手袋の掌部7の左右別々の位置
にゴルフクラブをしっかりと握れる様に効果的に配置さ
れて固定されている。即ち、右利きのゴルファー用の手
袋において、右手の掌部7は、ゴルフクラブのグリップ
とあまり触れることがないため、滑り止め6を設けてい
ない。
【0019】同様に、左利きのゴルファー用の手袋にお
いては、左右の人差指・中指・薬指の掌側と、右手の小
指の掌側と、右手の掌部の上部及び左下部(親指と反対
側の掌部の下部)を主に選択し、手袋の掌部の左右別々
の位置にゴルフクラブをしっかりと握れる様に効果的に
滑り止めを配置して固定することで製造される(図面は
省略)。そして、左利きのゴルファー用の手袋におい
て、左手の掌部7は、ゴルフクラブのグリップとあまり
触れることがないため、滑り止め6を設けなくてよい。
尚、このような小指5の掌側の滑り止め6の配置は、ゴ
ルフクラブのグリップとして標準的なインターロッキン
ググリップに対応したものである。
【0020】前記滑り止め6の配置は、手袋の掌側全面
に滑り止めが施されていると(従来公知の作業用手
袋)、ゴルフプレイの際にフィーリングが害されるとい
う不都合を解消するものであり、特に掌部7の滑り止め
6は、ゴルフクラブのグリップに沿うように、斜め方向
に設けられているものである(図1参照)。
【0021】手袋の甲部8には、装飾又は商標などを施
すのが一般的であり、甲部側を掌側として用いるという
ような、右手用と左手用の両用タイプとする場合を除い
て、滑り止め6を設けていない(図3参照)。また、本
実施例の手袋においては、親指1にも滑り止め6を設け
ていないが、親指1の掌側に滑り止め6を設けて実施し
てもよい。
【0022】本実施例の手袋においては、左手側の小指
5の掌側に滑り止め6を設けているが、この滑り止め6
を省略して実施してもよい。また、左手側又は右手側の
人差指2の掌側の滑り止め6を省略して実施してもよ
い。
【0023】本実施例の樹脂又はゴム製の滑り止め6
は、各指の関節部分を避けるように配置されて固定され
るとともに、掌部7においても、ゴルフクラブを握る際
に大きく曲げられる部分(図1に示すように、掌部7の
ほぼ中央部のB−B’線の手首寄りの部分)に対応する
位置には、配置されていない。従って、ゴルフクラブの
グリップを自然に握ることができ、スイングの際のフィ
ット感が害されることがない。
【0024】次に、請求項4に記載の発明に係るゴルフ
用手袋の実施例について、上記の説明を援用しつつ説明
する。この実施例のゴルフ用手袋は、上記にて説明した
ゴルフ用手袋と同様に伸縮性のある繊維素材を使用し
て、シームレス手袋編機で編成した縫目が無くしかも全
体が伸縮性を有するゴルフ用手袋であって、樹脂又はゴ
ム製の滑り止め6が、人差指2・中指3・薬指4の掌側
及び甲側の両側に配置されるものである。さらに、この
実施例のゴルフ用手袋においては、小指5の掌側と、掌
部7の上部及び親指1と反対側の掌部7の下部を主に選
択し、ゴルフクラブをしっかりと握れる様に効果的に配
置されて固定されている。
【0025】従って、右利きのゴルファー用の場合、こ
のゴルフ用手袋の掌側は図1に示すような状態となって
おり、甲側は図2に示すような状態となっている。但
し、図2において、掌部7とあるのは、甲部である。上
記の構成により、この実施例のゴルフ用手袋において
は、その掌側と甲側とを自由に選択して使用可能とな
り、同じ構成の手袋2個にて左右の手袋用として用いる
ことができる。即ち、片方のゴルフ用手袋の甲側を掌側
として使用することで、左右両手に用いることができ
る。
【0026】尚、本実施例のゴルフ用手袋は、伸縮性の
ある繊維素材を使用して、シームレス手袋編機で編成し
た縫目が無くしかも全体が伸縮性を有するものであり、
説明の便宜上掌側、甲側との文言を用いたが、どちら側
を掌側として用いてもよいように編成されている。従っ
て、上記のように、掌側と甲側とを自由に選択して使用
可能となっている。
【0027】以上詳述したように、本発明のゴルフ用手
袋においては、ゴルフクラブを振る際にゴルフクラブの
グリップに触れる掌側の部分を主に選択して樹脂又はゴ
ム製の滑り止めを配置することを特徴とするものであ
り、その滑り止めの具体的な材質、位置、大きさ、数
量、形状、左右のバリエーションなどを適宜変更して実
施してもよい。例えば、個々の滑り止め6の大きさを直
径3mmから10mm程度としたり、高さを0.2mm
未満としたり、その形状を円形から3角形、4角形、そ
の他の多角形状としたり、線状の滑り止めを複数並べて
縞状としたり、滑り止めをキャラクターその他の絵柄状
として実施してもよい。
【0028】また、滑り止めとしては、滑り止め効果を
有するシート状の素材(樹脂又はゴムなど)を掌部に縫
い付けたり、貼着することで形成してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る手袋は、上述の様に伸縮性
を有する繊維素材にて編成した場合において、従来のゴ
ルフ用手袋と比較してより優れたフィット性が得られ
る。特に指先の自然なフィット感が特徴である。
【0030】また、この手袋の有する大きな伸縮性から
個々の手の大小にもよく順応し、従来の男女共に5サイ
ズ(21cm、22cm、23cm、24cm、25c
m)必要であったのを、3サイズ即ち、S(20cmか
ら21cm)、M(22cmから23cm)、L(24
cmから25cm)程度に絞る事ができるため、ユーザ
ーのサイズ選定が容易となり、さらには製造・流通コス
トを下げることも可能となる。
【0031】また、全自動シームレス手袋編機を使用し
て手袋を作成することによっても製作コストを低減させ
る事が可能となり、また素手感覚のフィット性によって
左手のみの装着が主流であったものが、両手の装着も可
能となる。しかも、左右の手袋に効果的に滑り止め加工
を施す方法によってゴルフクラブのグリップをしっかり
と握れるだけでなく、雨の日にもグリップの滑り止め効
果をかなり改善することができる。本発明の手袋を両手
に装着する事によって、インパクト時の衝撃により出来
る豆や胼胝の低減、右手の日焼け防止、寒冷時には防寒
の効果も奏する。
【0032】特に、請求項1に記載のゴルフ用手袋にお
いては、装着者の手に素手感覚のソフトなフィット感を
与えることができるとともに、ムレによる不快感を改善
できさらにはゴルフクラブのグリップに触れる部分に主
に配置された滑り止めによって優れた滑り止め効果が得
られ、また、インパクト時の衝撃によって出来る豆や胼
胝から手を保護することができる。
【0033】請求項2に記載のゴルフ用手袋において
は、滑り止めがゴルフクラブのグリップに触れる部分を
主に選定して配置されているため、効率的にゴルフクラ
ブをしっかりと握れる様になる。
【0034】さらに、請求項3に記載のゴルフ用手袋に
おいては、ゴルフクラブのグリップに触れる部分に効率
的に滑り止めを施すことで優れた滑り止め効果のあるゴ
ルフ用手袋を提供することができ、インパクト時の衝撃
によって出来る豆や、胼胝から手を保護するゴルフ用手
袋を提供することができる。このゴルフ用手袋は、左右
一組であり、両手に装着する事によって、より一層効果
的なものとなる。
【0035】請求項4に記載のゴルフ用手袋において
は、その掌側と甲側とを自由に選択して使用可能とな
り、同じ構成の手袋2個にて左右の手袋用として用いる
ことができるという優れた効果を奏する。また、左手の
みに手袋を装着するプレーヤーにとっては、2個セット
になった手袋を購入しても、それらを左手用として使用
できるため、無駄なく手袋を用いることができる。
【0036】請求項5に記載のゴルフ用手袋において
は、手袋を装着した状態でも指先をスムーズに曲げるこ
とができるため、ゴルフのプレイ中に違和感や不便を感
じることがない。
【0037】請求項6に記載のゴルフ用手袋において
は、素手感覚のソフトなフィット感を得ることができ、
ムレによる不快感を改善でき、優れた滑り止め効果を得
ることができ、また、インパクト時の衝撃によって出来
る豆や、胼胝から手を保護することができる。このゴル
フ用手袋は、左右一組であり、両手に装着する事によっ
て、より一層効果的なものとなるばかりか、手袋を装着
した状態でも指先をスムーズに曲げることができるた
め、ゴルフのプレイ中に違和感や不便を感じることがな
い。
【0038】請求項7に記載のゴルフ用手袋において
は、ゴルフクラブのスイング時の指先及び掌のフィーリ
ングを損なうことなく、効率的に必要な滑り止め効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】左手袋掌部の平面図である。
【図2】右手袋掌部の平面図である。
【図3】左手袋の甲部の平面図である。
【図4】図1のA−A’の断面図である。
【図5】図1のB−B’の断面図である。
【図6】図2のC−C’の断面図である。
【図7】左手袋の斜視図である。
【符号の説明】 1 親指 2 人差指 3 中指 4 薬指 5 小指 6 滑り止め 7 掌部 8 甲部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮性のある繊維素材を使用して、シーム
    レス手袋編機で編成した縫目が無くしかも全体が伸縮性
    を有するゴルフ用手袋であって、 ゴルフクラブを振る際にゴルフクラブのグリップに触れ
    る部分を主に選択して樹脂又はゴム製の滑り止めが配置
    されていることを特徴とするゴルフ用手袋。
  2. 【請求項2】樹脂又はゴム製の滑り止めは、 中指・薬指・小指の掌側と、 右利き用の手袋においては、左手の掌部の上部及び右下
    部、 左利き用の手袋においては、右手の掌部の上部及び左下
    部を主に選択し、ゴルフクラブをしっかりと握れる様に
    効果的に配置されて固定されていることを特徴とする請
    求項1に記載のゴルフ用手袋。
  3. 【請求項3】ゴルフクラブを振る際にゴルフクラブのグ
    リップに触れる部分を主に選択して樹脂又はゴム製の滑
    り止めが配置されている左右一組のゴルフ用手袋であっ
    て、 前記樹脂又はゴム製の滑り止めは、 左右の中指・薬指の掌側と、 右利き用の手袋においては、左手の掌部の上部及び右下
    部、 左利き用の手袋においては、右手の掌部の上部及び左下
    部を主に選択し、手袋の掌部の左右別々の位置にゴルフ
    クラブをしっかりと握れる様に効果的に配置されて固定
    されていることを特徴とするゴルフ用手袋。
  4. 【請求項4】伸縮性のある繊維素材を使用して、シーム
    レス手袋編機で編成した縫目が無くしかも全体が伸縮性
    を有するゴルフ用手袋であって、 樹脂又はゴム製の滑り止めが、人差指・中指・薬指の掌
    側及び甲側の両側に配置され、 さらに、小指の掌側と、掌部の上部及び親指と反対側の
    掌部の下部を主に選択し、ゴルフクラブをしっかりと握
    れる様に効果的に配置されて固定されていることを特徴
    とするゴルフ用手袋。
  5. 【請求項5】樹脂又はゴム製の滑り止めは、指の関節部
    分を避けるように配置されて固定されていることを特徴
    とする請求項1から4のいずれかに記載のゴルフ用手
    袋。
  6. 【請求項6】伸縮性のある繊維素材を使用して、シーム
    レス手袋編機で編成した縫目が無くしかも全体が伸縮性
    を有する左右一組のゴルフ用手袋であって、 樹脂又はゴム製の滑り止めが、左右の人差指・中指・薬
    指の掌側において指の関節部分を避けるように配置さ
    れ、 さらに、右利き用の手袋においては、左手の小指の掌側
    と、左手の掌部の上部及び右下部、 左利き用の手袋においては、右手の小指の掌側と、右手
    の掌部の上部及び左下部を主に選択し、手袋の掌部の左
    右別々の位置にゴルフクラブをしっかりと握れる様に効
    果的に配置されて固定されていることを特徴とするゴル
    フ用手袋。
  7. 【請求項7】樹脂又はゴム製の滑り止めは、直径が1m
    mから3mm、高さが0.2mmから1.5mm程度の
    大きさで、複数形成されていることを特徴とする請求項
    1から6のいずれかに記載のゴルフ用手袋。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2403395A (en) * 2003-07-03 2005-01-05 Roger Parsons Golf glove
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