JP2003173659A - 記録メディア装置 - Google Patents
記録メディア装置Info
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- JP2003173659A JP2003173659A JP2001373262A JP2001373262A JP2003173659A JP 2003173659 A JP2003173659 A JP 2003173659A JP 2001373262 A JP2001373262 A JP 2001373262A JP 2001373262 A JP2001373262 A JP 2001373262A JP 2003173659 A JP2003173659 A JP 2003173659A
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- recording medium
- holder
- eject
- recording media
- pole
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/12—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
- G11B33/121—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
- G11B33/123—Mounting arrangements of constructional parts onto a chassis
- G11B33/124—Mounting arrangements of constructional parts onto a chassis of the single recording/reproducing device, e.g. disk drive, onto a chassis
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は記録メディア装置に関し、記録メデ
ィアを装着するとき及びイジェクトするときの操作性の
向上を、簡単な構造で実現することを課題とする。 【解決手段】 トーションコイルばね61が、その一の
腕部61aを記録メディア装置のベース上のポール62
に係止させ、別の腕部61を記録メディアホルダの底板
部上のポール63に係止させて設けてある。記録メディ
アホルダの位置に応じて、トーションコイルばね61は
ポール62を中心に回動してその向きが変化する。記録
メディアホルダが押されて途中まで移動されると、トー
ションコイルばね61のばね力が、記録メディアを装着
するときには記録メディアを記録メディア装置の内部に
引き込む方向に作用し、記録メディアをイジェクトする
ときには記録メディアを記録メディア装置の外部に突き
出させる方向に作用する。
ィアを装着するとき及びイジェクトするときの操作性の
向上を、簡単な構造で実現することを課題とする。 【解決手段】 トーションコイルばね61が、その一の
腕部61aを記録メディア装置のベース上のポール62
に係止させ、別の腕部61を記録メディアホルダの底板
部上のポール63に係止させて設けてある。記録メディ
アホルダの位置に応じて、トーションコイルばね61は
ポール62を中心に回動してその向きが変化する。記録
メディアホルダが押されて途中まで移動されると、トー
ションコイルばね61のばね力が、記録メディアを装着
するときには記録メディアを記録メディア装置の内部に
引き込む方向に作用し、記録メディアをイジェクトする
ときには記録メディアを記録メディア装置の外部に突き
出させる方向に作用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録メディア装置に
係り、特に記録メディアの全体が収容されて装着される
構成の記録メディア装置に関する。
係り、特に記録メディアの全体が収容されて装着される
構成の記録メディア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録メディアは、内部に情報を記録する
半導体素子又は磁気記録媒体、又は情報の記録及び再生
を行う磁気ヘッド装置等を有している構成である。記録
メディア装置は、記録メディアが装着され、且つ装着さ
れた記録メディアを排出できるようになっており、且
つ、装着された記録メディアにアクセスして情報を記録
したり、情報を読み取ったりすることが可能である装置
である。
半導体素子又は磁気記録媒体、又は情報の記録及び再生
を行う磁気ヘッド装置等を有している構成である。記録
メディア装置は、記録メディアが装着され、且つ装着さ
れた記録メディアを排出できるようになっており、且
つ、装着された記録メディアにアクセスして情報を記録
したり、情報を読み取ったりすることが可能である装置
である。
【0003】記録メディア装置には、記録メディアの後
端側の部分を除く部分が記録メディア装置の内部に挿入
される構成のものと、記録メディアの全体が記録メディ
ア装置の内部に収容される構成のものがある。
端側の部分を除く部分が記録メディア装置の内部に挿入
される構成のものと、記録メディアの全体が記録メディ
ア装置の内部に収容される構成のものがある。
【0004】記録メディアの全体が記録メディア装置の
内部に収容される構成の記録メディア装置では、記録メ
ディアホルダ挿入口を通って途中の位置まで挿入された
記録メディアを記録メディア装置の内部に引き込むと共
に、イジェクト操作によって記録メディアを記録メディ
ア装置の外部に排出する構成となっている。
内部に収容される構成の記録メディア装置では、記録メ
ディアホルダ挿入口を通って途中の位置まで挿入された
記録メディアを記録メディア装置の内部に引き込むと共
に、イジェクト操作によって記録メディアを記録メディ
ア装置の外部に排出する構成となっている。
【0005】従来の装着時及びイジェクト時に記録メデ
ィアを支持する記録メディアホルダを移動させる機構
は、モータを動力源とし、ギヤ及びラック等を使用した
構成であった。
ィアを支持する記録メディアホルダを移動させる機構
は、モータを動力源とし、ギヤ及びラック等を使用した
構成であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、記録メディ
アホルダ移動機構が占めるスペースが広くなってしま
い、小型の記録メディア装置には適用が困難であった。
アホルダ移動機構が占めるスペースが広くなってしま
い、小型の記録メディア装置には適用が困難であった。
【0007】また、記録メディアホルダ移動機構は部品
点数が多く、また、コストの高い部品であるモータ等を
使用しているため、製造コストが高くなってしまうとい
う問題もあった。
点数が多く、また、コストの高い部品であるモータ等を
使用しているため、製造コストが高くなってしまうとい
う問題もあった。
【0008】そこで、本発明は、上記課題を解決した記
録メディア装置を提供することを目的とする。
録メディア装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
メディアが挿入口を通して挿入されて内部に収容される
構成である記録メディア装置において、ばね部材を有す
る構成であり、該挿入口を通して挿入された記録メディ
アを支持して記録メディアが挿入される方向に途中まで
移動された記録メディアホルダを、上記ばね部材のばね
力によって、上記記録メディアを記録メディア装置内に
引き込む位置に移動させる記録メディアホルダ移動機構
を有する構成としたものである。
メディアが挿入口を通して挿入されて内部に収容される
構成である記録メディア装置において、ばね部材を有す
る構成であり、該挿入口を通して挿入された記録メディ
アを支持して記録メディアが挿入される方向に途中まで
移動された記録メディアホルダを、上記ばね部材のばね
力によって、上記記録メディアを記録メディア装置内に
引き込む位置に移動させる記録メディアホルダ移動機構
を有する構成としたものである。
【0010】少ない操作量で記録メディアを大きく動か
せる構成を、モータ等を使用している従来の装置に比べ
て簡単な構造で実現することが可能となる。
せる構成を、モータ等を使用している従来の装置に比べ
て簡単な構造で実現することが可能となる。
【0011】請求項2の発明は、内部に収容されている
記録メディアを、イジェクト操作によって該記録メディ
アが挿入口から突き出す位置まで排出される構成である
記録メディア装置において、ばね部材を有する構成であ
り、イジェクト操作によって記録メディアが挿入される
方向に途中まで移動された記録メディアホルダを、上記
ばね部材のばね力によって、上記記録メディアが上記挿
入口から突き出す位置に移動させる記録メディアホルダ
移動機構を有する構成としたものである。
記録メディアを、イジェクト操作によって該記録メディ
アが挿入口から突き出す位置まで排出される構成である
記録メディア装置において、ばね部材を有する構成であ
り、イジェクト操作によって記録メディアが挿入される
方向に途中まで移動された記録メディアホルダを、上記
ばね部材のばね力によって、上記記録メディアが上記挿
入口から突き出す位置に移動させる記録メディアホルダ
移動機構を有する構成としたものである。
【0012】イジェクト釦の押し込みストロークが短く
て足りるようにした構成を、簡単な構造で実現すること
が可能となる。
て足りるようにした構成を、簡単な構造で実現すること
が可能となる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2記載の記録メ
ディア装置において、イジェクト操作時に釦が押し込ま
れたときに回動されて、記録メディアホルダを上記挿入
口の方向に押して移動させる回動レバーを、その回動中
心からイジェクト操作の力が作用する位置までの腕の長
さが回動中心から記録メディアホルダを押す位置までの
腕の長さより短くしてある構成であるイジェクト機構を
有する構成としたものである。
ディア装置において、イジェクト操作時に釦が押し込ま
れたときに回動されて、記録メディアホルダを上記挿入
口の方向に押して移動させる回動レバーを、その回動中
心からイジェクト操作の力が作用する位置までの腕の長
さが回動中心から記録メディアホルダを押す位置までの
腕の長さより短くしてある構成であるイジェクト機構を
有する構成としたものである。
【0014】記録メディアホルダを押す部分の移動量が
釦を押し込むストロークに比べて拡大され、イジェクト
釦の押し込みストロークが更に短くて足りるようにな
る。
釦を押し込むストロークに比べて拡大され、イジェクト
釦の押し込みストロークが更に短くて足りるようにな
る。
【0015】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
記載の記録メディア装置において、該ばね部材を係止す
る位置を変えることが可能であるようにしたものであ
る。
記載の記録メディア装置において、該ばね部材を係止す
る位置を変えることが可能であるようにしたものであ
る。
【0016】ばね部材を係止する位置を変えることによ
って、ばね部材が記録メディアホルダにそれまでと同じ
方向に移動させる力を作用し始めるときの記録メディア
ホルダの位置が調整される。
って、ばね部材が記録メディアホルダにそれまでと同じ
方向に移動させる力を作用し始めるときの記録メディア
ホルダの位置が調整される。
【0017】
【発明の実施の形態】説明の便宜上、先ず、図1(A)
乃至(G)を参照して、本発明の一実施例になる記録メ
ディア装置20について概略的に説明する。Y1が記録
メディア10を挿入する方向であり、Y2が記録メディ
ア10を取り出す方向である。記録メディア装置20
は、例えばデジタルカメラ、コンピュータ等の電子機器
に組み込まれて使用される。記録メディア10は、略四
角形の箱型形状であり、内部に情報を記録する半導体素
子又は磁気ディスク、磁気ヘッド等を有しており、挿入
する方向の先端にコネクタ11を有する構成である。
乃至(G)を参照して、本発明の一実施例になる記録メ
ディア装置20について概略的に説明する。Y1が記録
メディア10を挿入する方向であり、Y2が記録メディ
ア10を取り出す方向である。記録メディア装置20
は、例えばデジタルカメラ、コンピュータ等の電子機器
に組み込まれて使用される。記録メディア10は、略四
角形の箱型形状であり、内部に情報を記録する半導体素
子又は磁気ディスク、磁気ヘッド等を有しており、挿入
する方向の先端にコネクタ11を有する構成である。
【0018】記録メディア装置20は、記録メディア1
0が挿入される挿入口21が形成してあるフロントベゼ
ル22と、Y1方向に移動可能に支持されており、挿入
された記録メディア10を保持する箱形状の記録メディ
アホルダ30と、記録メディアホルダ30のY1方向端
の奥に設けてあり、上記コネクタ11が接続されるコネ
クタ40と、記録メディアホルダロック機構50と、記
録メディアホルダ移動機構60と、蓋機構70とを有す
る。蓋機構70は、第1の蓋71と、第2の蓋77とを
有する。コネクタ40のY1方向側には、フレキシブル
フラットケーブル80が接続してある。
0が挿入される挿入口21が形成してあるフロントベゼ
ル22と、Y1方向に移動可能に支持されており、挿入
された記録メディア10を保持する箱形状の記録メディ
アホルダ30と、記録メディアホルダ30のY1方向端
の奥に設けてあり、上記コネクタ11が接続されるコネ
クタ40と、記録メディアホルダロック機構50と、記
録メディアホルダ移動機構60と、蓋機構70とを有す
る。蓋機構70は、第1の蓋71と、第2の蓋77とを
有する。コネクタ40のY1方向側には、フレキシブル
フラットケーブル80が接続してある。
【0019】記録メディアホルダロック機構50は、記
録メディアホルダ30をY1方向に移動しないようにロ
ックしており、記録メディア10が記録メディアホルダ
30内にコネクタ11がコネクタ40に接続されるまで
挿入されたときにロックが解除される構成である。記録
メディアホルダ移動機構60は、Y1方向に移動されて
きて位置P0を越えた記録メディアホルダ30を位置P
1まで移動させ、Y2方向に移動されてきて位置P0を
越えた記録メディアホルダ30を位置P2まで移動させ
る。第1の蓋71は、記録メディア10が収容されてい
ないときに、挿入口21を塞ぐ。第2の蓋77は、記録
メディア10が収容されているときに、挿入口21を塞
ぐ。
録メディアホルダ30をY1方向に移動しないようにロ
ックしており、記録メディア10が記録メディアホルダ
30内にコネクタ11がコネクタ40に接続されるまで
挿入されたときにロックが解除される構成である。記録
メディアホルダ移動機構60は、Y1方向に移動されて
きて位置P0を越えた記録メディアホルダ30を位置P
1まで移動させ、Y2方向に移動されてきて位置P0を
越えた記録メディアホルダ30を位置P2まで移動させ
る。第1の蓋71は、記録メディア10が収容されてい
ないときに、挿入口21を塞ぐ。第2の蓋77は、記録
メディア10が収容されているときに、挿入口21を塞
ぐ。
【0020】記録メディア10を収容する前の状態で
は、記録メディア装置20は、図1(A)に示す状態に
ある。記録メディアホルダ30は位置P2に位置してお
り、ロック機構50によってロックされている。第1の
蓋71が挿入口21を塞いでいる。
は、記録メディア装置20は、図1(A)に示す状態に
ある。記録メディアホルダ30は位置P2に位置してお
り、ロック機構50によってロックされている。第1の
蓋71が挿入口21を塞いでいる。
【0021】図1(A)に示すように、操作者は記録メ
ディア10を手で掴んで、コネクタ11をY1側に向け
て、挿入口21を通して挿入し、第1の蓋71を押して
開いて、記録メディア装置20内に挿入し、図1(B)
に示すように、指で記録メディア10の後端面12を押
して、記録メディア10を強く押し込む。
ディア10を手で掴んで、コネクタ11をY1側に向け
て、挿入口21を通して挿入し、第1の蓋71を押して
開いて、記録メディア装置20内に挿入し、図1(B)
に示すように、指で記録メディア10の後端面12を押
して、記録メディア10を強く押し込む。
【0022】この操作によって、先ず、図1(B)に示
すように、コネクタ11がこのコネクタ11の相手方で
あるコネクタ40に接続され、続いて、ロック機構50
のロックが解除され、記録メディア10が記録メディア
ホルダ30及びコネクタ40を押しつつ、記録メディア
装置20内に更に挿入され、記録メディアホルダ30及
びコネクタ40がY1方向に移動される。
すように、コネクタ11がこのコネクタ11の相手方で
あるコネクタ40に接続され、続いて、ロック機構50
のロックが解除され、記録メディア10が記録メディア
ホルダ30及びコネクタ40を押しつつ、記録メディア
装置20内に更に挿入され、記録メディアホルダ30及
びコネクタ40がY1方向に移動される。
【0023】図1(C)に示すように記録メディアホル
ダ30が位置P0を通り過ぎると、記録メディアホルダ
移動機構60が記録メディアホルダ30を、図1(D)
に示すようにY1方向に位置P1まで移動させる。コネ
クタ11がコネクタ40に接続されているため、記録メ
ディア10は記録メディアホルダ30と共にY1方向に
移動されて記録メディア装置20内に引き込まれ、全体
が記録メディア装置20内に収容されて隠される。ま
た、第2の蓋77が挿入口21を塞ぐ。
ダ30が位置P0を通り過ぎると、記録メディアホルダ
移動機構60が記録メディアホルダ30を、図1(D)
に示すようにY1方向に位置P1まで移動させる。コネ
クタ11がコネクタ40に接続されているため、記録メ
ディア10は記録メディアホルダ30と共にY1方向に
移動されて記録メディア装置20内に引き込まれ、全体
が記録メディア装置20内に収容されて隠される。ま
た、第2の蓋77が挿入口21を塞ぐ。
【0024】この状態が、記録メディア10が記録メデ
ィア装置20内に装着された状態であり、この状態で、
記録メディア10に情報が書き込まれる。
ィア装置20内に装着された状態であり、この状態で、
記録メディア10に情報が書き込まれる。
【0025】情報の書き込みが終了して記録メディア1
0を排出する場合には、操作者はイジェクト釦を押すイ
ジェクト操作をする。イジェクト操作をすると、図1
(E)に示すように、記録メディアホルダ30がY2方
向に移動され、第2の蓋77が記録メディア10によっ
て押されて開かれ、記録メディア10の後端面12が挿
入口21から突き出す。記録メディアホルダ30が位置
P0を通り過ぎると、記録メディアホルダ移動機構60
が記録メディアホルダ30を、図1(F)に示すように
Y2方向に位置P2まで移動させる。
0を排出する場合には、操作者はイジェクト釦を押すイ
ジェクト操作をする。イジェクト操作をすると、図1
(E)に示すように、記録メディアホルダ30がY2方
向に移動され、第2の蓋77が記録メディア10によっ
て押されて開かれ、記録メディア10の後端面12が挿
入口21から突き出す。記録メディアホルダ30が位置
P0を通り過ぎると、記録メディアホルダ移動機構60
が記録メディアホルダ30を、図1(F)に示すように
Y2方向に位置P2まで移動させる。
【0026】この状態で、操作者は、図1(G)に示す
ように、記録メディア10のうち挿入口21から突き出
している部分13を手で掴んで、Y2方向に強く引く。
これによって、コネクタ11がコネクタ40から外され
て、記録メディア10が記録メディア装置20から取り
出される。記録メディア10が記録メディア装置20か
ら取り出されると、図1(A)に示すように、第1の蓋
71が挿入口21を塞ぐ。
ように、記録メディア10のうち挿入口21から突き出
している部分13を手で掴んで、Y2方向に強く引く。
これによって、コネクタ11がコネクタ40から外され
て、記録メディア10が記録メディア装置20から取り
出される。記録メディア10が記録メディア装置20か
ら取り出されると、図1(A)に示すように、第1の蓋
71が挿入口21を塞ぐ。
【0027】次に、本発明の一実施例になる記録メディ
ア装置20について記録メディア装置の動作は図1
(A)乃至(F)を参照しながら詳細に説明する。
ア装置20について記録メディア装置の動作は図1
(A)乃至(F)を参照しながら詳細に説明する。
【0028】図2は積み重なってドッキングしている記
録メディア装置20をフロントベゼル22側の上方から
見た斜視図、図3は記録メディア装置20を背面側の上
方から見た斜視図、図4は記録メディア装置20を背面
側の下方から見た斜視図、図5(A)は積み重なってド
ッキングしている記録メディア装置20の平面図、図5
(B)は図5(A)中、B−B線に沿う断面図、図5
(C)は底面図である。X1−X2は幅方向、Y1−Y
2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。各図
中、図1(A)乃至(G)に示す構成部分と対応する部
分には同じ符号を付す。
録メディア装置20をフロントベゼル22側の上方から
見た斜視図、図3は記録メディア装置20を背面側の上
方から見た斜視図、図4は記録メディア装置20を背面
側の下方から見た斜視図、図5(A)は積み重なってド
ッキングしている記録メディア装置20の平面図、図5
(B)は図5(A)中、B−B線に沿う断面図、図5
(C)は底面図である。X1−X2は幅方向、Y1−Y
2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。各図
中、図1(A)乃至(G)に示す構成部分と対応する部
分には同じ符号を付す。
【0029】記録メディア装置20−1、20−2は積
み重なってドッキングされた状態にある。上側の記録メ
ディア装置20−1は、記録メディア10が記録メディ
ア装置20内に装着されている状態にあり、下側の記録
メディア装置20−2は、記録メディア10が記録メデ
ィア装置20内に装着されていない状態にある。
み重なってドッキングされた状態にある。上側の記録メ
ディア装置20−1は、記録メディア10が記録メディ
ア装置20内に装着されている状態にあり、下側の記録
メディア装置20−2は、記録メディア10が記録メデ
ィア装置20内に装着されていない状態にある。
【0030】記録メディア装置20は、ベース部材10
0と、フロント部材110と、記録メディアホルダ30
と、コネクタ40と、記録メディアホルダロック機構5
0と、記録メディアホルダ移動機構60と、蓋機構70
と、イジェクト機構120と、カバー部材130等を有
する。
0と、フロント部材110と、記録メディアホルダ30
と、コネクタ40と、記録メディアホルダロック機構5
0と、記録メディアホルダ移動機構60と、蓋機構70
と、イジェクト機構120と、カバー部材130等を有
する。
【0031】ベース部材100は、図2及び図4に示す
ように、Z2側に配してあり、フロント部材110、ロ
ック機構50、記録メディアホルダ移動機構60と、蓋
機構70と、イジェクト機構120等を支持する。図3
に示すように、ベース部材100には、Y2側の幅方向
の両側及びY1側の幅方向の両側に、4つの脚部101
及び受け部102が形成してあり、記録メディア装置2
0は単独で使用される他に、図2及び図5(B)に示す
ように、例えば二台の記録メディア装置20−1,20
−2が上側の記録メディア装置20−1の脚部101を
下側の記録メディア装置20−2の受け部102に固定
されて、積み重なって連結されてドッキングされた状態
でも使用される。
ように、Z2側に配してあり、フロント部材110、ロ
ック機構50、記録メディアホルダ移動機構60と、蓋
機構70と、イジェクト機構120等を支持する。図3
に示すように、ベース部材100には、Y2側の幅方向
の両側及びY1側の幅方向の両側に、4つの脚部101
及び受け部102が形成してあり、記録メディア装置2
0は単独で使用される他に、図2及び図5(B)に示す
ように、例えば二台の記録メディア装置20−1,20
−2が上側の記録メディア装置20−1の脚部101を
下側の記録メディア装置20−2の受け部102に固定
されて、積み重なって連結されてドッキングされた状態
でも使用される。
【0032】図2及び図5(A)、(B)に示すよう
に、カバー部材130は、フロントベゼル22の直ぐY
1側に配置されて、X1−X2側をベース部材100に
固定されており、記録メディアホルダ30の上側を覆っ
ている。カバー部材130と装着された記録メディア1
0の上面14との間に、開いて水平となっている第1の
蓋71を収容するための空間131が形成してある。
に、カバー部材130は、フロントベゼル22の直ぐY
1側に配置されて、X1−X2側をベース部材100に
固定されており、記録メディアホルダ30の上側を覆っ
ている。カバー部材130と装着された記録メディア1
0の上面14との間に、開いて水平となっている第1の
蓋71を収容するための空間131が形成してある。
【0033】図3に示すように、フロント部材110
は、ベース部材100のY2側に固定してあり、挿入口
21が形成してあるフロントベゼル22と、フロントベ
ゼル22のうち挿入口21の両側の位置からY1方向に
延びている2つの腕部111、112とを有する。
は、ベース部材100のY2側に固定してあり、挿入口
21が形成してあるフロントベゼル22と、フロントベ
ゼル22のうち挿入口21の両側の位置からY1方向に
延びている2つの腕部111、112とを有する。
【0034】図3及び図5(B)に示すように、記録メ
ディアホルダ30は、断面がU字形状であり、記録メデ
ィア10に対応する寸法を有し、腕部111、112を
その外側から包み込むようにして腕部111、112に
支持されており、腕部111、112に案内されつつY
1方向に移動可能である。この記録メディアホルダ30
は、挿入された記録メディア10のY1側を保持する。
コネクタ40は、記録メディアホルダ30のY1側端
に、Y2方向に向いて固定してある。コネクタ40は、
そのY1側には、別のコネクタ部41を有する。コネク
タ40の接触端子は、コネクタ部41にまで延びてい
る。図3に示すように、コネクタ部41に、フレキシブ
ルフラットケーブル80の端のコネクタが接続してあ
る。フレキシブルフラットケーブル80は、ベース部材
100のY1側の立ち上がっている壁部103の穴10
4を通ってガイドされている。
ディアホルダ30は、断面がU字形状であり、記録メデ
ィア10に対応する寸法を有し、腕部111、112を
その外側から包み込むようにして腕部111、112に
支持されており、腕部111、112に案内されつつY
1方向に移動可能である。この記録メディアホルダ30
は、挿入された記録メディア10のY1側を保持する。
コネクタ40は、記録メディアホルダ30のY1側端
に、Y2方向に向いて固定してある。コネクタ40は、
そのY1側には、別のコネクタ部41を有する。コネク
タ40の接触端子は、コネクタ部41にまで延びてい
る。図3に示すように、コネクタ部41に、フレキシブ
ルフラットケーブル80の端のコネクタが接続してあ
る。フレキシブルフラットケーブル80は、ベース部材
100のY1側の立ち上がっている壁部103の穴10
4を通ってガイドされている。
【0035】記録メディアホルダロック機構50は、図
3に示すように、記録メディアホルダ30の上面に軸5
1に回動可能に支持されているロックアーム52と、ベ
ース部材100上に固定してあるロック板53と、ロッ
クアーム52上のロックピン54と、トーションコイル
ばねとを有する構成である。通常は、ロックピン54が
ロック板53に係止されており、記録メディアホルダ3
0はP2に位置して、Y1方向に動かないようにロック
されている。記録メディア10を強く押し込んでも、コ
ネクタ40の位置は固定されており、コネクタ11がコ
ネクタ40に確実に接続される。記録メディア10がそ
のコネクタ11がコネクタ40に接続されるまで挿入さ
れると、記録メディア10のY1方向の前端面17がロ
ックアーム52を押して回動させ、ロックピン54がロ
ック板53から外れて、ロックが解除され、記録メディ
アホルダ30及びコネクタ40は押し込まれる記録メデ
ィア10によって押されつつY1方向に移動される。
3に示すように、記録メディアホルダ30の上面に軸5
1に回動可能に支持されているロックアーム52と、ベ
ース部材100上に固定してあるロック板53と、ロッ
クアーム52上のロックピン54と、トーションコイル
ばねとを有する構成である。通常は、ロックピン54が
ロック板53に係止されており、記録メディアホルダ3
0はP2に位置して、Y1方向に動かないようにロック
されている。記録メディア10を強く押し込んでも、コ
ネクタ40の位置は固定されており、コネクタ11がコ
ネクタ40に確実に接続される。記録メディア10がそ
のコネクタ11がコネクタ40に接続されるまで挿入さ
れると、記録メディア10のY1方向の前端面17がロ
ックアーム52を押して回動させ、ロックピン54がロ
ック板53から外れて、ロックが解除され、記録メディ
アホルダ30及びコネクタ40は押し込まれる記録メデ
ィア10によって押されつつY1方向に移動される。
【0036】記録メディアホルダ移動機構60について
は後述する。
は後述する。
【0037】図5(B)に示すように、蓋機構70は、
記録メディア10が収容されていないときに挿入口21
を閉じている第1の蓋71と、記録メディア10が収容
されているときに挿入口21を閉じている第2の蓋77
とを有する。
記録メディア10が収容されていないときに挿入口21
を閉じている第1の蓋71と、記録メディア10が収容
されているときに挿入口21を閉じている第2の蓋77
とを有する。
【0038】イジェクト機構120は、図2に示すよう
に、ベース部材100のX1側にY1−Y2方向に移動
可能に支持されているロッド121と、ロッド121の
Y2端に固定してあり、フロントベゼル22の開口11
3から突き出ているイジェクト釦122と、ベース部材
100のY1端側に固定してある軸部材123に固定し
てあるイジェクトレバー124と、イジェクトレバー1
24のX2方向の端のイジェクトポール125とを有す
る。ロッド121のY1方向の端は、イジェクトレバー
124のX1方向の端と連結してある。イジェクトポー
ル125は、記録メディアホルダ30のY1方向の端と
対向している。記録メディア10が記録メディア装置2
0内に装着されていない状態では、下側の記録メディア
装置20のように、イジェクト釦122は開口113内
に凹んでおり、記録メディア10が記録メディア装置2
0内に装着されている状態では、上側の記録メディア装
置20のように、イジェクト釦122は開口113から
突き出している。
に、ベース部材100のX1側にY1−Y2方向に移動
可能に支持されているロッド121と、ロッド121の
Y2端に固定してあり、フロントベゼル22の開口11
3から突き出ているイジェクト釦122と、ベース部材
100のY1端側に固定してある軸部材123に固定し
てあるイジェクトレバー124と、イジェクトレバー1
24のX2方向の端のイジェクトポール125とを有す
る。ロッド121のY1方向の端は、イジェクトレバー
124のX1方向の端と連結してある。イジェクトポー
ル125は、記録メディアホルダ30のY1方向の端と
対向している。記録メディア10が記録メディア装置2
0内に装着されていない状態では、下側の記録メディア
装置20のように、イジェクト釦122は開口113内
に凹んでおり、記録メディア10が記録メディア装置2
0内に装着されている状態では、上側の記録メディア装
置20のように、イジェクト釦122は開口113から
突き出している。
【0039】イジェクト釦122を押すと、イジェクト
レバー124が反時計方向に回動され、イジェクトポー
ル125が記録メディアホルダ30を押してY2方向へ
移動させる。
レバー124が反時計方向に回動され、イジェクトポー
ル125が記録メディアホルダ30を押してY2方向へ
移動させる。
【0040】記録メディア10を収容する場合には、操
作者は、記録メディア10を手で掴んで「MEDIA
OUT」の表示部77aが見えている挿入口21内に挿
入して強く押し込む操作を行う。この操作によって、コ
ネクタ11がコネクタ40に接続され、続いて、ロック
機構50のロックが解除され、続いて、記録メディアホ
ルダ移動機構60が動作して、記録メディア10が図5
(B)の上側の記録メディア装置20−1に示すよう
に、内部に引き込まれて収容される。
作者は、記録メディア10を手で掴んで「MEDIA
OUT」の表示部77aが見えている挿入口21内に挿
入して強く押し込む操作を行う。この操作によって、コ
ネクタ11がコネクタ40に接続され、続いて、ロック
機構50のロックが解除され、続いて、記録メディアホ
ルダ移動機構60が動作して、記録メディア10が図5
(B)の上側の記録メディア装置20−1に示すよう
に、内部に引き込まれて収容される。
【0041】情報の書き込みが終了して記録メディア1
0を排出する場合には、操作者はイジェクト釦122を
押す。この操作によって、イジェクト機構120が動作
し、ホルダ30がY2方向に移動され、途中からはホル
ダ移動機構60が動作して、記録メディアホルダ30が
ホルダ移動機構60によって移動され、図3に示すよう
に、記録メディア10の後端部12が挿入口21から突
き出す。
0を排出する場合には、操作者はイジェクト釦122を
押す。この操作によって、イジェクト機構120が動作
し、ホルダ30がY2方向に移動され、途中からはホル
ダ移動機構60が動作して、記録メディアホルダ30が
ホルダ移動機構60によって移動され、図3に示すよう
に、記録メディア10の後端部12が挿入口21から突
き出す。
【0042】なお、図2及び図3示すように、イジェク
トレバー124にはスリット124aが形成してあり、
イジェクトポール125は上方からねじでもって固定さ
れる構成である。よって、イジェクトレバー124上、
イジェクトポール125の位置は調整可能である。イジ
ェクトポール125の位置を調整することによって、イ
ジェクトポール125が記録メディアホルダ30を押す
作用点が位置が調整され、後述する腕の長さL2が調整
され、最終的には記録メディア10を排出する場合にイ
ジェクト釦122を押し操作するストロークが調整され
る。
トレバー124にはスリット124aが形成してあり、
イジェクトポール125は上方からねじでもって固定さ
れる構成である。よって、イジェクトレバー124上、
イジェクトポール125の位置は調整可能である。イジ
ェクトポール125の位置を調整することによって、イ
ジェクトポール125が記録メディアホルダ30を押す
作用点が位置が調整され、後述する腕の長さL2が調整
され、最終的には記録メディア10を排出する場合にイ
ジェクト釦122を押し操作するストロークが調整され
る。
【0043】次に、本発明の要部をなす記録メディアホ
ルダ移動機構60について、図6、図7、図8及び図9
を併せ参照して説明する。
ルダ移動機構60について、図6、図7、図8及び図9
を併せ参照して説明する。
【0044】図6は記録メディアホルダ移動機構60の
要部を取り出して示す。図7は記録メディア装置20の
記録メディア10を挿入する前の状態であり、記録メデ
ィアホルダ移動機構60は図6(A)に示す状態にあ
る。図8は記録メディア装置20の記録メディア10を
挿入する途中の状態であり、記録メディアホルダ移動機
構60は図6(B)に示す状態にある。図9は記録メデ
ィア10が収容されたときの状態であり、記録メディア
ホルダ移動機構60は図6(C)に示す状態にある。
要部を取り出して示す。図7は記録メディア装置20の
記録メディア10を挿入する前の状態であり、記録メデ
ィアホルダ移動機構60は図6(A)に示す状態にあ
る。図8は記録メディア装置20の記録メディア10を
挿入する途中の状態であり、記録メディアホルダ移動機
構60は図6(B)に示す状態にある。図9は記録メデ
ィア10が収容されたときの状態であり、記録メディア
ホルダ移動機構60は図6(C)に示す状態にある。
【0045】記録メディアホルダ移動機構60は、図6
(A)に示すように、所謂反転ばねとして機能するトー
ションコイルばね61を使用した構成である。トーショ
ンコイルばね61は、コイル部61cと、このコイル部
から延びている二つの腕部61a,61bとよりなる。
各腕部61a,61bの先端には、リング部61a1,
61b1が形成してある。自由な状態では、トーション
コイルばね61は二点鎖線で示す状態にあり、腕部61
a,61b間の開き角度はβである。
(A)に示すように、所謂反転ばねとして機能するトー
ションコイルばね61を使用した構成である。トーショ
ンコイルばね61は、コイル部61cと、このコイル部
から延びている二つの腕部61a,61bとよりなる。
各腕部61a,61bの先端には、リング部61a1,
61b1が形成してある。自由な状態では、トーション
コイルばね61は二点鎖線で示す状態にあり、腕部61
a,61b間の開き角度はβである。
【0046】図7等に示すベース部材100の下面に
は、鍔部62aを有する鍔部付きの円柱のポール62が
ねじによって固定されている。記録メディアホルダ30
の底板部32の下面には、鍔部63aを有する鍔部付き
のポール63が固定してある。鍔部付きの円柱のポール
63は、図10に示すように、底板部32の上面側か
ら、底板部32に形成してある4つのスリット33−1
〜33−4のうちの一つのスリット33−1に嵌合して
あるねじ64によって固定してある。トーションコイル
ばね61は、リング部61a1が支点及び固定点として
のポール62に嵌合し、リング部61b1が作用点とし
てのポール63に嵌合して、取り付けてある。鍔部62
a、63aによって、トーションコイルばね61の脱落
が防止されている。また、ポール62、63は十分な強
度を有しており、トーションコイルばね61は安定に取
り付けられており、記録メディアホルダ移動機構60は
十分な機械的強度を有し、且つ、十分は耐衝撃強度を有
する。
は、鍔部62aを有する鍔部付きの円柱のポール62が
ねじによって固定されている。記録メディアホルダ30
の底板部32の下面には、鍔部63aを有する鍔部付き
のポール63が固定してある。鍔部付きの円柱のポール
63は、図10に示すように、底板部32の上面側か
ら、底板部32に形成してある4つのスリット33−1
〜33−4のうちの一つのスリット33−1に嵌合して
あるねじ64によって固定してある。トーションコイル
ばね61は、リング部61a1が支点及び固定点として
のポール62に嵌合し、リング部61b1が作用点とし
てのポール63に嵌合して、取り付けてある。鍔部62
a、63aによって、トーションコイルばね61の脱落
が防止されている。また、ポール62、63は十分な強
度を有しており、トーションコイルばね61は安定に取
り付けられており、記録メディアホルダ移動機構60は
十分な機械的強度を有し、且つ、十分は耐衝撃強度を有
する。
【0047】ポール63は、記録メディアホルダ30と
共に、図6(A)中、線65で示す軌道で、Y1−Y2
方向に、ポール62の直ぐ横を通過して移動される。6
3P2は記録メディアホルダ30が図1中P2に位置し
ているときのポール63の位置である。63P0は記録
メディアホルダ30がP0に位置しているときのポール
63の位置であり、ポール62のX2側の位置である。
63P1は記録メディアホルダ30がP1に位置してい
るときのポール63の位置である。
共に、図6(A)中、線65で示す軌道で、Y1−Y2
方向に、ポール62の直ぐ横を通過して移動される。6
3P2は記録メディアホルダ30が図1中P2に位置し
ているときのポール63の位置である。63P0は記録
メディアホルダ30がP0に位置しているときのポール
63の位置であり、ポール62のX2側の位置である。
63P1は記録メディアホルダ30がP1に位置してい
るときのポール63の位置である。
【0048】記録メディア装置20が図7(A),
(B)に示す状態にあるとき、トーションコイルばね6
1は、図6(A)に示す状態となっている。腕部61
a,61b間の開き角度はβ2であり、これは上記のβ
より狭い。トーションコイルばね61は腕部61a,6
1b間を広げようとするばね力を発生しており、このば
ね力がポール63に作用しており、記録メディアホルダ
30はP2に位置してY2方向に付勢されている。トー
ションコイルばね61は、ポール62の位置を基準に見
た場合に、X2とY1との間の方向を向いている。ま
た、記録メディアホルダ30はこのトーションコイルば
ね61のばね力によって位置P2に保たれている。
(B)に示す状態にあるとき、トーションコイルばね6
1は、図6(A)に示す状態となっている。腕部61
a,61b間の開き角度はβ2であり、これは上記のβ
より狭い。トーションコイルばね61は腕部61a,6
1b間を広げようとするばね力を発生しており、このば
ね力がポール63に作用しており、記録メディアホルダ
30はP2に位置してY2方向に付勢されている。トー
ションコイルばね61は、ポール62の位置を基準に見
た場合に、X2とY1との間の方向を向いている。ま
た、記録メディアホルダ30はこのトーションコイルば
ね61のばね力によって位置P2に保たれている。
【0049】操作者が記録メディア10を挿入口21を
通して挿入して押し込むと、コネクタ11がこのコネク
タ11の相手方のコネクタ40と接続され、この後に、
記録メディア10が記録メディアホルダ30を押して、
記録メディアホルダ30がY1方向に移動を開始する。
通して挿入して押し込むと、コネクタ11がこのコネク
タ11の相手方のコネクタ40と接続され、この後に、
記録メディア10が記録メディアホルダ30を押して、
記録メディアホルダ30がY1方向に移動を開始する。
【0050】記録メディアホルダ30が押されて移動を
開始すると、トーションコイルばね61は、腕部61a
と腕部61bとの開き角度β2が狭められ、即ち、トー
ションコイルばね61にばね力を蓄えられ、且つ、ポー
ル62を中心に図6(A)及び図7(B)中反時計方向
に回動させられる。記録メディアホルダ30はトーショ
ンコイルばね61のばね力に抗して移動される。ここ
で、トーションコイルばね61にばね力が蓄えられるけ
れども、トーションコイルばね61が反時計方向に回動
されて向きを変えることによって、上記のばね力のうち
Y2方向の成分が減るため、操作者は押し込み操作が特
に重くなったとは感ぜず、記録メディア10を押し込む
操作は円滑になされる。
開始すると、トーションコイルばね61は、腕部61a
と腕部61bとの開き角度β2が狭められ、即ち、トー
ションコイルばね61にばね力を蓄えられ、且つ、ポー
ル62を中心に図6(A)及び図7(B)中反時計方向
に回動させられる。記録メディアホルダ30はトーショ
ンコイルばね61のばね力に抗して移動される。ここ
で、トーションコイルばね61にばね力が蓄えられるけ
れども、トーションコイルばね61が反時計方向に回動
されて向きを変えることによって、上記のばね力のうち
Y2方向の成分が減るため、操作者は押し込み操作が特
に重くなったとは感ぜず、記録メディア10を押し込む
操作は円滑になされる。
【0051】記録メディアホルダ30が位置P0に到
り、ポール63が位置63P01に到ると、トーション
コイルばね61は、図6(B)及び図8(B)に示す状
態となる。腕部61aと腕部61bとの開き角度は、腕
部61aと腕部61bとが平行である零度を越えてマイ
ナスとなり、最も狭くなって、−β0となり、且つ、ト
ーションコイルばね61は、ポール62に対してY1方
向を向いた状態となる。
り、ポール63が位置63P01に到ると、トーション
コイルばね61は、図6(B)及び図8(B)に示す状
態となる。腕部61aと腕部61bとの開き角度は、腕
部61aと腕部61bとが平行である零度を越えてマイ
ナスとなり、最も狭くなって、−β0となり、且つ、ト
ーションコイルばね61は、ポール62に対してY1方
向を向いた状態となる。
【0052】記録メディアホルダ30が位置P0を通過
すると、トーションコイルばね61がX1の方向を向く
ようになり、トーションコイルばね61のポール63に
作用するばね力にY1方向の成分が現れるようになる。
記録メディアホルダ30が位置P0を通過したのちの寸
法が増えるにつれて、トーションコイルばね61が反時
計方向に回動されて更にX1の方向を向くようになり、
トーションコイルばね61のポール63に作用するばね
力のうちのY1方向の成分が増える。
すると、トーションコイルばね61がX1の方向を向く
ようになり、トーションコイルばね61のポール63に
作用するばね力にY1方向の成分が現れるようになる。
記録メディアホルダ30が位置P0を通過したのちの寸
法が増えるにつれて、トーションコイルばね61が反時
計方向に回動されて更にX1の方向を向くようになり、
トーションコイルばね61のポール63に作用するばね
力のうちのY1方向の成分が増える。
【0053】よって、記録メディア10を押さなくても
記録メディアホルダ30はトーションコイルばね61の
ばね力によってY1方向に移動を開始し、イジェクトポ
ール125を押し、イジェクトレバー124が図2に示
すようにX1−X2線と略平行となるP1まで素早く移
動される。ポール63は位置63P01に到る。トーシ
ョンコイルばね61は、図6(C)に示す状態となり、
ポール62の位置を基準に見た場合にX1とY1との間
の方向を向き、腕部61a,61b間の開き角度はβ1
となる。記録メディアホルダ30はこのトーションコイ
ルばね61のばね力によって位置P1に保たれる。
記録メディアホルダ30はトーションコイルばね61の
ばね力によってY1方向に移動を開始し、イジェクトポ
ール125を押し、イジェクトレバー124が図2に示
すようにX1−X2線と略平行となるP1まで素早く移
動される。ポール63は位置63P01に到る。トーシ
ョンコイルばね61は、図6(C)に示す状態となり、
ポール62の位置を基準に見た場合にX1とY1との間
の方向を向き、腕部61a,61b間の開き角度はβ1
となる。記録メディアホルダ30はこのトーションコイ
ルばね61のばね力によって位置P1に保たれる。
【0054】即ち、操作者が記録メディア10を押し込
む操作によってY1方向に移動される記録メディアホル
ダ30は、途中からは記録メディアホルダ移動機構60
によって移動され、記録メディア10は記録メディア装
置20の内部に引き込まれて装着されて収容され、記録
メディア装置20は、図9(A),(B)に示す状態と
なる。この状態で、記録メディア10に情報の書き込み
が行われる。
む操作によってY1方向に移動される記録メディアホル
ダ30は、途中からは記録メディアホルダ移動機構60
によって移動され、記録メディア10は記録メディア装
置20の内部に引き込まれて装着されて収容され、記録
メディア装置20は、図9(A),(B)に示す状態と
なる。この状態で、記録メディア10に情報の書き込み
が行われる。
【0055】情報の書き込みが終了して記録メディア1
0を排出するべく、操作者がイジェクト釦122を押す
と、図2に示すイジェクト機構120が動作し、イジェ
クトレバー124が軸部材123を中心に反時計方向に
回動され、イジェクトポール125が記録メディアホル
ダ30を押してY2方向へ移動させる。
0を排出するべく、操作者がイジェクト釦122を押す
と、図2に示すイジェクト機構120が動作し、イジェ
クトレバー124が軸部材123を中心に反時計方向に
回動され、イジェクトポール125が記録メディアホル
ダ30を押してY2方向へ移動させる。
【0056】記録メディアホルダ30が押されて移動を
開始すると、トーションコイルばね61及びこれと関連
する部分は、上記の記録メディア10を挿入して装着す
るときとは逆の順序で、即ち、図6(C)の状態から図
6(B)の状態となって、最終的には図6(A)の状態
となるように動作する。
開始すると、トーションコイルばね61及びこれと関連
する部分は、上記の記録メディア10を挿入して装着す
るときとは逆の順序で、即ち、図6(C)の状態から図
6(B)の状態となって、最終的には図6(A)の状態
となるように動作する。
【0057】先ず、トーションコイルばね61は、腕部
61aと腕部61bとの開き角度β1を狭められ、且
つ、ポール62を中心に図6(C)及び図9(B)中時
計方向に回動させられる。記録メディアホルダ30はト
ーションコイルばね61のばね力に抗して移動される。
61aと腕部61bとの開き角度β1を狭められ、且
つ、ポール62を中心に図6(C)及び図9(B)中時
計方向に回動させられる。記録メディアホルダ30はト
ーションコイルばね61のばね力に抗して移動される。
【0058】記録メディアホルダ30が位置P0に到
り、ポール63が位置63P0に到ると、トーションコ
イルばね61は、図6(B)及び図8(B)に示す状態
となる。腕部61aと腕部61bとの開き角度は、最も
狭くなって、−β0となり、且つ、トーションコイルば
ね61は、ポール62に対してY1方向を向いた状態と
なる。
り、ポール63が位置63P0に到ると、トーションコ
イルばね61は、図6(B)及び図8(B)に示す状態
となる。腕部61aと腕部61bとの開き角度は、最も
狭くなって、−β0となり、且つ、トーションコイルば
ね61は、ポール62に対してY1方向を向いた状態と
なる。
【0059】記録メディアホルダ30が位置P0を通過
すると、トーションコイルばね61がX2の方向を向く
ようになり、トーションコイルばね61のポール63に
作用するばね力にY2方向の成分が現れるようになる。
記録メディアホルダ30が位置P0を通過したのちの寸
法が増えるにつれて、トーションコイルばね61が時計
方向に回動されて更にX2の方向を向くようになり、ト
ーションコイルばね61のポール63に作用するばね力
のうちのY2方向の成分が増える。
すると、トーションコイルばね61がX2の方向を向く
ようになり、トーションコイルばね61のポール63に
作用するばね力にY2方向の成分が現れるようになる。
記録メディアホルダ30が位置P0を通過したのちの寸
法が増えるにつれて、トーションコイルばね61が時計
方向に回動されて更にX2の方向を向くようになり、ト
ーションコイルばね61のポール63に作用するばね力
のうちのY2方向の成分が増える。
【0060】よって、操作者がイジェクト釦122を更
に押し込まなくても記録メディアホルダ30はトーショ
ンコイルばね61のばね力によってY2方向に移動を開
始し、ストッパに当たる元の位置P2まで素早く移動さ
れる。ポール63は位置63P2に到る。トーションコ
イルばね61は、図6(A)に示す状態となり、ポール
62を中心に見た場合にX2とY1との間の方向を向
き、腕部61a,61b間の開き角度はβ2となる。記
録メディアホルダ30はこのトーションコイルばね61
のばね力によって位置P2に保たれる。
に押し込まなくても記録メディアホルダ30はトーショ
ンコイルばね61のばね力によってY2方向に移動を開
始し、ストッパに当たる元の位置P2まで素早く移動さ
れる。ポール63は位置63P2に到る。トーションコ
イルばね61は、図6(A)に示す状態となり、ポール
62を中心に見た場合にX2とY1との間の方向を向
き、腕部61a,61b間の開き角度はβ2となる。記
録メディアホルダ30はこのトーションコイルばね61
のばね力によって位置P2に保たれる。
【0061】即ち、操作者がイジェクト釦122を押し
込む操作によってY1方向に移動される記録メディアホ
ルダ30は、途中からは記録メディアホルダ移動機構6
0が動作して、記録メディアホルダ30が記録メディア
ホルダ移動機構60によって移動され、図3に示すよう
に、記録メディア10はその後端部12が掴みしろ分、
挿入口21から突き出した状態となる。
込む操作によってY1方向に移動される記録メディアホ
ルダ30は、途中からは記録メディアホルダ移動機構6
0が動作して、記録メディアホルダ30が記録メディア
ホルダ移動機構60によって移動され、図3に示すよう
に、記録メディア10はその後端部12が掴みしろ分、
挿入口21から突き出した状態となる。
【0062】よって、イジェクト操作時に操作者がイジ
ェクト釦122を押し込むのは記録メディアホルダ移動
機構60が動作を開始するまでで足り、イジェクト釦1
22を押し込むストロークは短くて済み、操作性が良
い。なお、操作者がイジェクト釦122から手を離す
と、コイルばね126によってイジェクト機構120が
元の状態に戻され、イジェクト釦122はフロントベゼ
ル22からY2方向に突き出す。
ェクト釦122を押し込むのは記録メディアホルダ移動
機構60が動作を開始するまでで足り、イジェクト釦1
22を押し込むストロークは短くて済み、操作性が良
い。なお、操作者がイジェクト釦122から手を離す
と、コイルばね126によってイジェクト機構120が
元の状態に戻され、イジェクト釦122はフロントベゼ
ル22からY2方向に突き出す。
【0063】ここで、図2に示すイジェクト機構120
についてみてみる。イジェクトレバー124の回動中心
である軸部材123からロッド121までの腕の長さL
1は、軸部材123からイジェクトポール125までの
腕の長さL2より短くなっている。このため、ロッド1
21をY1方向へ距離A移動させた場合に、イジェクト
ポール125がY1方向へ移動する距離Bは、距離Aの
L2/L1倍となる。
についてみてみる。イジェクトレバー124の回動中心
である軸部材123からロッド121までの腕の長さL
1は、軸部材123からイジェクトポール125までの
腕の長さL2より短くなっている。このため、ロッド1
21をY1方向へ距離A移動させた場合に、イジェクト
ポール125がY1方向へ移動する距離Bは、距離Aの
L2/L1倍となる。
【0064】この構成によって、イジェクト操作時に操
作者がイジェクト釦122を押し込むストロークは更に
短くて済み、操作性は更に良い。
作者がイジェクト釦122を押し込むストロークは更に
短くて済み、操作性は更に良い。
【0065】また、トーションコイルばね61のリング
部61a1が円柱のポール62に緩く嵌合し、リング部
61b1が円柱のポール63に緩く嵌合してあるため、
トーションコイルばね61の向きの変化は、抵抗無く円
滑に行われる。よって、記録メディアホルダ移動機構6
0は円滑に動作する。
部61a1が円柱のポール62に緩く嵌合し、リング部
61b1が円柱のポール63に緩く嵌合してあるため、
トーションコイルばね61の向きの変化は、抵抗無く円
滑に行われる。よって、記録メディアホルダ移動機構6
0は円滑に動作する。
【0066】また、図10に示すように、記録メディア
ホルダ30の底板部32の下面上のポール63の位置
は、4つのスリット33−1〜33−4のうちの何れか
のスリットを選択することでY1−Y2方向上で変えら
れ、且つ、スリットの長手方向上の位置を選択すること
でX1−X2方向上で変えられるようになっている。
ホルダ30の底板部32の下面上のポール63の位置
は、4つのスリット33−1〜33−4のうちの何れか
のスリットを選択することでY1−Y2方向上で変えら
れ、且つ、スリットの長手方向上の位置を選択すること
でX1−X2方向上で変えられるようになっている。
【0067】このように、ポール63の固定位置を変え
ることによって、トーションコイルばね61の作用点が
変えられ、記録メディアホルダ30に作用するトーショ
ンコイルばね61のばね力の方向が転換する記録メディ
アホルダ30の位置、即ち、移動されてきた記録メディ
アホルダ30をそれまでと同じ方向に移動させるように
する記録メディアホルダ30の位置、及び、トーション
コイルばね61が記録メディアホルダ30に作用する力
等が適宜調整される。
ることによって、トーションコイルばね61の作用点が
変えられ、記録メディアホルダ30に作用するトーショ
ンコイルばね61のばね力の方向が転換する記録メディ
アホルダ30の位置、即ち、移動されてきた記録メディ
アホルダ30をそれまでと同じ方向に移動させるように
する記録メディアホルダ30の位置、及び、トーション
コイルばね61が記録メディアホルダ30に作用する力
等が適宜調整される。
【0068】記録メディアホルダ30に作用するトーシ
ョンコイルばね61のばね力の方向が転換する記録メデ
ィアホルダ30の位置が調整されることによって、装着
時に操作者が記録メディア10を押し込まなければなら
ない最終の位置が調整され、且つ、イジェクト時に押し
込まなければならないイジェクト釦122のストローク
が調整される。
ョンコイルばね61のばね力の方向が転換する記録メデ
ィアホルダ30の位置が調整されることによって、装着
時に操作者が記録メディア10を押し込まなければなら
ない最終の位置が調整され、且つ、イジェクト時に押し
込まなければならないイジェクト釦122のストローク
が調整される。
【0069】また、トーションコイルばね61を各腕部
の先端に曲げ部を有する構成とし、この曲げ部がベース
部材100の孔及び記録メディアホルダ30の底板部3
2の孔に嵌合した構成とすることも出来る。
の先端に曲げ部を有する構成とし、この曲げ部がベース
部材100の孔及び記録メディアホルダ30の底板部3
2の孔に嵌合した構成とすることも出来る。
【0070】また、トーションコイルばね61に変え
て、両端にリング部を有するV字形状のトーションばね
を使用することも可能である。
て、両端にリング部を有するV字形状のトーションばね
を使用することも可能である。
【0071】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ばね部材
を有する構成の記録メディアホルダ移動機構を設け、途
中まで移動された記録メディアホルダを、上記のばね部
材のばね力によって、記録メディアを記録メディア装置
内に引き込むように或いは記録メディアが挿入口から突
き出すように移動させる構成であるため、少ない操作量
で記録メディアを大きく動かせる構成を、モータ等を使
用している従来の装置に比べて簡単な構造で実現するこ
とが出来る。イジェクト釦を押し込んでイジェクトさせ
る構成にあっては、イジェクト釦の押し込みストローク
を短くすることが出来、操作性の改善を図ることが出来
る。
を有する構成の記録メディアホルダ移動機構を設け、途
中まで移動された記録メディアホルダを、上記のばね部
材のばね力によって、記録メディアを記録メディア装置
内に引き込むように或いは記録メディアが挿入口から突
き出すように移動させる構成であるため、少ない操作量
で記録メディアを大きく動かせる構成を、モータ等を使
用している従来の装置に比べて簡単な構造で実現するこ
とが出来る。イジェクト釦を押し込んでイジェクトさせ
る構成にあっては、イジェクト釦の押し込みストローク
を短くすることが出来、操作性の改善を図ることが出来
る。
【図1】本発明の一実施例になる記録メディア装置の概
略を示す図である。
略を示す図である。
【図2】積み重なってドッキングしている本発明の一実
施例になる記録メディア装置をフロントベゼル側の上方
から見た斜視図である。
施例になる記録メディア装置をフロントベゼル側の上方
から見た斜視図である。
【図3】記録メディア装置を背面側の上方から見た斜視
図である。
図である。
【図4】記録メディア装置を背面側の下方から見た斜視
図である。
図である。
【図5】記録メディア装置を示す図である。(A)は平
面図、(B)は(A)中、B−B線に沿う断面図、
(C)は底面図である。
面図、(B)は(A)中、B−B線に沿う断面図、
(C)は底面図である。
【図6】記録メディアホルダ移動機構の要部を取り出し
て示す図である。
て示す図である。
【図7】記録メディアを挿入する前の状態の記録メディ
ア装置を示す図である。
ア装置を示す図である。
【図8】記録メディアを挿入する途中の状態の記録メデ
ィア装置を示す図である。
ィア装置を示す図である。
【図9】記録メディアが装着されて収容されたときの状
態の記録メディア装置を示す図である。
態の記録メディア装置を示す図である。
【図10】ポールの記録メディアホルダの底板への取り
付けを示す図である。
付けを示す図である。
10 記録メディア
11 コネクタ
20 記録メディア装置
21 挿入口
22 フロントベゼル
30 記録メディアホルダ
32 底板部
33−1〜33−4 スリット
40 コネクタ
50 記録メディアホルダロック機構
60 記録メディアホルダ移動機構
61 トーションコイルばね
61a,61b 腕部
61a1,61b1 リング部
61c コイル部
62、63 鍔付きポール
71 第1の蓋
77 第2の蓋
120 イジェクト機構
121 ロッド
123 軸部材
124 イジェクトレバー
125 イジェクトポール
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 岡崎 和博
茨城県水戸市元吉田町1297番地 ミツミニ
ューテク株式会社内
(72)発明者 唐橋 聡
茨城県水戸市元吉田町1297番地 ミツミニ
ューテク株式会社内
Fターム(参考) 4E360 AA02 AB02 AB12 AB20 AB23
AB24 BA04 BA08 BB02 BB20
BC08 ED03 ED16 ED17 ED23
ED27 FA02 GA06 GA46 GB43
Claims (4)
- 【請求項1】 記録メディアが挿入口を通して挿入され
て内部に収容される構成である記録メディア装置におい
て、 ばね部材を有する構成であり、該挿入口を通して挿入さ
れた記録メディアを支持して記録メディアが挿入される
方向に途中まで移動された記録メディアホルダを、上記
ばね部材のばね力によって、上記記録メディアを記録メ
ディア装置内に引き込む位置に移動させる記録メディア
ホルダ移動機構を有する構成としたことを特徴とする記
録メディア装置。 - 【請求項2】 内部に収容されている記録メディアを、
イジェクト操作によって該記録メディアが挿入口から突
き出す位置まで排出される構成である記録メディア装置
において、 ばね部材を有する構成であり、イジェクト操作によって
記録メディアが挿入される方向に途中まで移動された記
録メディアホルダを、上記ばね部材のばね力によって、
上記記録メディアが上記挿入口から突き出す位置に移動
させる記録メディアホルダ移動機構を有する構成とした
ことを特徴とする記録メディア装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の記録メディア装置におい
て、 イジェクト操作時に釦が押し込まれたときに回動され
て、記録メディアホルダを上記挿入口の方向に押して移
動させる回動レバーを、その回動中心からイジェクト操
作の力が作用する位置までの腕の長さが回動中心から記
録メディアホルダを押す位置までの腕の長さより短くし
てある構成であるイジェクト機構を有する構成としたこ
とを特徴とする記録メディア装置。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の記録メディ
ア装置において、 該ばね部材を係止する位置を変えることが可能であるよ
うにしたことを特徴とする記録メディア装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001373262A JP2003173659A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 記録メディア装置 |
US10/307,774 US7035109B2 (en) | 2001-12-06 | 2002-12-02 | Recording media unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001373262A JP2003173659A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 記録メディア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003173659A true JP2003173659A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19182014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001373262A Pending JP2003173659A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 記録メディア装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7035109B2 (ja) |
JP (1) | JP2003173659A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7709938B2 (en) | 2005-06-22 | 2010-05-04 | Infineon Technologies Ag | Arrangement for electrically connecting semiconductor circuit arrangements to an external contact device and method for producing the same |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4046037B2 (ja) * | 2003-07-22 | 2008-02-13 | 豊田合成株式会社 | 引き出し装置 |
JP4676006B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2011-04-27 | 株式会社東芝 | 記録媒体着脱装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2221783B1 (ja) * | 1973-03-16 | 1977-09-16 | Staar Sa | |
US4716477A (en) * | 1983-11-15 | 1987-12-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Mechanism for automatically loading a cassette in recording and/or reproducing apparatus including pinching means for applying varying pinching action |
JP2949876B2 (ja) | 1991-02-14 | 1999-09-20 | ソニー株式会社 | ディスク装置 |
US5598319A (en) * | 1993-12-29 | 1997-01-28 | Goldstar Co., Ltd. | Magnetic recording and reproducing apparatus with game pack driver |
JP2891127B2 (ja) | 1994-12-28 | 1999-05-17 | ティアック株式会社 | ディスク装置 |
US6282086B1 (en) * | 1999-03-18 | 2001-08-28 | Hewlett-Packard Company | Card device receptacles |
US6285555B1 (en) * | 1999-04-13 | 2001-09-04 | Dell Usa, L.P. | Apparatus and method for mounting a peripheral device in a computer system |
-
2001
- 2001-12-06 JP JP2001373262A patent/JP2003173659A/ja active Pending
-
2002
- 2002-12-02 US US10/307,774 patent/US7035109B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7709938B2 (en) | 2005-06-22 | 2010-05-04 | Infineon Technologies Ag | Arrangement for electrically connecting semiconductor circuit arrangements to an external contact device and method for producing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030107972A1 (en) | 2003-06-12 |
US7035109B2 (en) | 2006-04-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040629 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |