JP2003172437A - ベルト式無段変速機の冷却構造 - Google Patents
ベルト式無段変速機の冷却構造Info
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Abstract
図ったベルト式無段変速機の冷却構造を提供するにあ
る。 【解決手段】ドライブプーリ43とドリブンプーリ間に
Vベルト50を張架すると共に、ドライブプーリシャフ
ト41をクランクシャフト38の側方にこのクランクシ
ャフト38と同軸線上に配置し、このクランクシャフト
38とドライブプーリシャフト41とを自動遠心式クラ
ッチ装置58によって接・断続可能に連結したベルト式
無段変速機36において、自動遠心式クラッチ装置58
をクランクシャフト38の端部に保持するドライブプレ
ートボス64にクランクシャフト38の端部外方に向か
って延びる延設部67を設けてその内部に凹部68を形
成し、この凹部68内にドライブプレートボス64をク
ランクシャフト38に固着するナット66を収納すると
共に、延設部67の外周部にワンウェイクラッチ69を
設け、このワンウェイクラッチ69を上記クランクシャ
フト38の軸方向に見て上記ナット66とオーバーラッ
プさせたものである。
Description
機の冷却構造に関する。
するエンジンを備えたものがある。図5は、一般的なベ
ルト式無段変速機を備えたエンジンユニットの一例を示
す平断面図であり、図6は図5の要部VIを拡大した図
である。図5および図6に示すように、このエンジンA
のクランクシャフトBの一端部には自動遠心式クラッチ
装置CがナットDによって固着される。また、ドライブ
プーリEを支持するドライブプーリシャフトFがクラン
クシャフトBの側方にこのクランクシャフトBと同軸線
上に配置され、自動遠心式クラッチ装置Cを介してクラ
ンクシャフトBに接・断続可能に連結されている。さら
に、ドライブプーリシャフトFは自動遠心式クラッチ装
置Cに隣接配置されたベアリングGによって変速機Hの
ベルトケースJに回動自在に軸支されている。
部に配置されるドライブプーリE、ドリブンプーリK、
VベルトL等の各部材を冷却する冷却装置を備えてい
る。この冷却装置は、例えばドライブプーリEに冷却用
ファンMを回転一体に設け、エンジンAの回転に伴って
冷却用ファンMが回転することによりベルトケースJに
設けられた吸気口Nから外気を取り入れてベルト式無段
変速機H内部の各部材を冷却するようにしたものであ
る。
EにエンジンAの内側を向くように取り付けられている
ことにより、エンジンA内部が発生する熱をベルトケー
スJに設けられた排気口Pから外部に排出可能に構成さ
れている。
Hの幅を短縮化するためにクランクシャフトBとドライ
ブプーリシャフトFとを近接配置すると、自動遠心式ク
ラッチ装置CをクランクシャフトBの一端部に固着する
ナットDとドライブプーリシャフトFを軸支するベアリ
ングGとがオーバーラップしてしまい、ベアリングGが
不必要に大径化されると共に、ベアリングGの大径化に
伴ってこのベアリングGを支持するベルトケースJの壁
QとドライブプーリEの冷却用ファン面との間に形成さ
れる冷却風通路Rの間隔Sが狭まって変速機H内部に十
分な量の外気を導くことができない。
もので、冷却風通路の間隔を拡大して冷却効率の向上を
図ったベルト式無段変速機の冷却構造を提供することを
目的とする。
段変速機の冷却構造は、上述した課題を解決するため
に、請求項1に記載したように、ドライブプーリシャフ
トに設けられたドライブプーリとドリブンプーリシャフ
トに設けられたドリブンプーリ間にVベルトを張架する
と共に、上記ドライブプーリシャフトをクランクシャフ
トの側方にこのクランクシャフトと同軸線上に配置し、
このクランクシャフトと上記ドライブプーリシャフトと
を自動遠心式クラッチ装置によって接・断続可能に連結
したベルト式無段変速機において、上記自動遠心式クラ
ッチ装置を上記クランクシャフトの端部に保持するドラ
イブプレートボスに上記クランクシャフトの端部外方に
向かって延びる延設部を設けてその内部に凹部を形成
し、この凹部内に上記ドライブプレートボスを上記クラ
ンクシャフトに固着するナットを収納すると共に、上記
延設部の外周部にワンウェイクラッチを設け、このワン
ウェイクラッチを上記クランクシャフトの軸方向に見て
上記ナットとオーバーラップさせたものである。
求項2に記載したように、上記自動遠心式クラッチ装置
と上記ドライブプーリとの間に上記ドライブプーリシャ
フトを軸支するベアリングを配置し、このベアリングと
上記ドライブプーリとの間に外気を導く外気導入通路を
設けたものである。
請求項3に記載したように、上記ドライブプーリを構成
する固定ドライブフェースおよび可動ドライブフェース
のうち、上記ドライブプーリシャフトに回転一体に固着
される上記固定ドライブフェースを上記外気導入通路側
に配置すると共に、その上記自動遠心式クラッチ装置を
収納するクラッチ室とベルト式無段変速機を収納するベ
ルト室とを隔離する隔壁に対向する面に冷却用ファンを
回転一体に形成したものである。
に、請求項4に記載したように、上記ベルト式無段変速
機を収納するベルトケースを備えると共に、上記外気導
入通路の上流側に位置する上記ベルトケース内側開口部
に導風板を配置し、この導風板と、上記隔壁と、上記固
定ドライブフェースとで上記ドライブプーリの軸中心付
近を指向する冷却風通路を形成したものである。
請求項5に記載したように、上記導風板を上記冷却用フ
ァンの内径側端縁の延長線上に配置したものである。
基づいて説明する。
の一例を示す右側面透視図であり、図2は同平面透視図
である。
体フレーム2を備える。車体フレーム2は、左右一対の
フロントアッパーパイプ3およびフロントロアーパイプ
4と、同じく左右一対のリヤアッパーパイプ5およびリ
ヤロアーパイプ6と、前部でフロントアッパーパイプ3
およびフロントロアーパイプ4の間を縦方向に連結する
左右一対の縦パイプ7と、この縦パイプ7とフロントア
ッパーパイプ3の前部との間を前後方向に連結する左右
一対の横パイプ8と、上記左右一対の各部材3〜8の間
を車幅方向に連結する複数のブリッジ部材10〜22等
を備えて略ケージ状に構成される。
いサスペンション機構を介して左右一対の前輪25と後
輪26が設けられ、この前後輪25,26の間に位置す
るようにエンジンユニット27が車体フレーム2に搭載
される。
には鞍乗型の着座シート28が設置され、その前方に燃
料タンク29が設置される。さらにその前方に前輪25
を操向するためのステアリングハンドル30が設けられ
る。また、車体フレーム2の前部は前輪25の車軸略上
方まで延設され、その最前部付近にエンジンユニット2
7の熱交換器31(オイルクーラーやラジエーター等)
が設置される。そして、その後方にエンジンユニット2
7冷却用の冷却ファン32が設置される。
2の前部上方を覆うフロントカバー33が設けられ、車
体後部には後輪26および車体フレーム2の後部上方を
覆うリヤカバー34が設けられる。なお、これらのカバ
ー33,34は合成樹脂成型品である。
ル単気筒のエンジン35と、ベルト式無段変速機36と
が一体に構成されたものである。図3は、エンジンユニ
ット27下部の平断面図であり、図4は図3の要部IV
を拡大した図である。図3および図4に示すように、エ
ンジン35の下部を構成するクランクケース37内には
クランクシャフト38が水平且つ車両の進行方向と直交
して配置される。また、クランクケース37の側部、本
実施形態においては右側部にはベルト式無段変速機36
を内装したベルトケース39が配置される。さらに、ベ
ルトケース39の右側部はケースカバー40によって覆
われる。
シャフト38の側方にこのクランクシャフト38と同軸
線上に配置されたドライブプーリシャフト41と、この
ドライブプーリシャフト41の後方にドライブプーリシ
ャフト41と平行に配置されたドリブンプーリシャフト
42とを備え、ドライブプーリシャフト41にはドライ
ブプーリ43が、ドリブンプーリシャフト42にはドリ
ブンプーリ44がそれぞれ設けられる。
ャフト41に回転一体に固着された固定ドライブフェー
ス45と、ドライブプーリシャフト41上に回動自在且
つ軸方向に摺動自在に設けられた可動ドライブフェース
46とから構成され、互いに対向配置されると共に、固
定ドライブフェース45は軸方向内側(図3における左
側、すなわちクランクシャフト38側)に配置され、そ
の後述する自動遠心式クラッチ装置58を収納するクラ
ッチ室とベルト式無段変速機36を収納するベルト室と
を隔離する隔壁52に対向する面に冷却用ファン47が
回転一体に形成される。
ーリシャフト42に回転一体に固着された固定ドリブン
フェース48と、ドリブンプーリシャフト42上に回動
自在且つ軸方向に摺動自在に設けられた可動ドリブンフ
ェース49とから構成され、互いに対向配置されると共
に、固定ドリブンフェース48は軸方向外側(図3にお
ける右側)に配置される。そして、両プーリ43,44
間にはVベルト50が張架され、ドライブプーリシャフ
ト41の回転がドリブンプーリシャフト42に伝達され
るように構成される。
がケースカバー40内側に設けられたベアリング51に
よって軸支されると共に、ドライブプーリシャフト41
の左端はクランクケース37に面した側のベルトケース
39の壁52に設けられたベアリング53によって軸支
される。そして、ベルトケース壁52(後述する自動遠
心式クラッチ装置58を収納するクラッチ室とベルト式
無段変速機36を収納するベルト室とを隔離する隔壁)
に設けられたベアリング53と上記固定ドライブフェー
ス45との間の前方のベルトケース39前面に吸気口5
4が形成される。なお、ドリブンプーリ44の略後方の
ベルトケース39後面には排気口55が形成され、吸気
口54と排気口55との間に車両進行方向に略沿った外
気導入通路(冷却風通路57)が形成される。
開口部には導風板56が配置される。この導風板56は
上記冷却用ファン47の内径側端縁の延長線上に配置さ
れ、この導風板56と、クランクケース37に面した側
のベルトケース壁52内側と、固定ドライブフェース4
5とでドライブプーリ43の軸中心付近を指向する冷却
風通路57が形成される。
ャフト41とは自動遠心式クラッチ装置58によって接
・断続可能に連結される。また、ドリブンプーリシャフ
ト42は減速歯車機構であり、動力伝達装置でもあるミ
ッション機構59を介してプロペラシャフト機構60,
61に作動連結され、エンジン35の出力(クランクシ
ャフト38の回転)はベルト式無段変速機36により無
段階に変速されてプロペラシャフト機構60,61を介
して前後輪25,26に伝達される。
ドライブプレート62とクラッチハウジング63とから
構成される。円盤状のドライブプレート62はその中央
部分がクランクシャフト38の右端部に回転一体にスプ
ライン結合されたスリーブ状のドライブプレートボス6
4外周面に固着されると共に、ドライブプレート62は
その盤面に径方向に向かって揺動自在に支持されたクラ
ッチウェイト65を備える。
イブプレートボス64はクランクシャフト38の軸方向
に見てクラッチウェイト65とオーバーラップするよ
う、その軸方向長さおよび位置が設定され、クランクシ
ャフト38の右端に締付されたナット66により軸方向
の移動が規制される。
クランクシャフト38の右端部の外方、すなわち、ドラ
イブプレート62とクランクケース37とに面した側の
ベルトケース壁52との間に向かって延びるスリーブ状
の延設部67が設けられてその内部に凹部68を形成
し、この凹部68内に上記ナット66が収納される。そ
して、延設部67の外周部にはクランクシャフト38の
軸方向に見てワンウェイクラッチ69がナット66とオ
ーバーラップするように設けられる。一方、クラッチハ
ウジング63はコの字状の断面形状を有し、ドライブプ
レート62を外方、図3および図4における右側から同
心上にて覆うように配置される。
ルトケース壁52に設けられたベアリング53によって
軸支されるドライブプーリシャフト41の左端はクラン
クケース37の方向に向かって突出し、この突出部分の
末端部がワンウェイクラッチ69の外周面に接続される
と共に、この末端部にクラッチハウジング63が固着さ
れる。
チシュー70が設けられ、クランクシャフト38が回転
することによりドライブプレート62に設けられたクラ
ッチウェイト65が遠心力によって径方向外側に向かっ
て揺動し、所定の回転数に達するとクラッチウェイト6
5外周縁のクラッチシュー70が対向するクラッチハウ
ジング63の内面に設けられたクラッチライニング71
に摩擦係合することによりクランクシャフト38の回転
駆動力がドライブプーリシャフト41に伝達される。
部にはオルタネータ72が設けられ、さらにその外側に
はリコイル式のエンジン始動装置73が設けられる。
トカバー33との間に合成樹脂成型品のインダクション
ボックス74が設けられ、このインダクションボックス
74と、ベルト式無段変速機36を内装したベルトケー
ス39の前部に開口する吸気口54との間がゴム製のコ
ネクターパイプ(図示せず)を介してインレットダクト
75で接続される一方、ベルトケース39の後部に開口
する排気口55にはゴム製のコネクターパイプ(図示せ
ず)を介してアウトレットダクト76が接続される。そ
して、インダクションボックス74の上面前部には、フ
ロントカバー33の下面に近接して開口するように冷却
風吸入口77が設けられる。
ト75は熱交換器31と冷却ファン32との間を通り、
かつ冷却ファン32の下方を通って後方に延びてベルト
式無段変速機36の吸気口54に接続されるようにレイ
アウトされる。
式無段変速機36の排気口55から後斜め上方に延びた
後、後輪26の車軸の上方付近にて急角度に上方へ向き
を変え、さらに着座シート28後端の直下付近で車体左
側に向きを変え、その最下流端(最左端部)に外部に開
放される冷却風排出口78が前方に向かって開口するよ
うに開設される。
る。
39内部に配置されるベルト式無段変速機36のドライ
ブプーリ43(固定ドライブフェース45)に回転一体
に設けられたベルト式無段変速機36の冷却用ファン4
7が回転してインレットダクト75側に負圧を掛けるた
め、外気が冷却風としてインダクションボックス74の
冷却風吸入口77を経てインダクションボックス74内
に吸入され、この冷却風がインレットダクト75を経て
吸気口54からベルト式無段変速機36の内部に吸入さ
れる。
ドライブプーリ43、ドリブンプーリ44、Vベルト5
0等の各部材を冷却した後、排気口55からコネクター
パイプ46を通り、冷却風排出口78から外部に排出さ
れる。なお、鞍乗型四輪車1の前進走行時には前方から
吹く走行風がインダクションボックス74内に押し込ま
れるため、ベルト式無段変速機36に供給される冷却風
の量が増加して冷却効率が向上する。
スプライン結合される、自動遠心式クラッチ装置58を
構成するスリーブ状のドライブプレートボス64からク
ランクシャフト38の端部外方に向かって延びるスリー
ブ状の延設部67を設けてその内部に凹部68を形成
し、この凹部68内にドライブプレートボス64をクラ
ンクシャフト38に固着するナット66を収納し、さら
に、延設部67の外周部にクランクシャフト38の軸方
向に見てワンウェイクラッチ69をナット66とオーバ
ーラップするように設けたことにより、ナット66とド
ライブプーリシャフト41を軸支するベアリング53と
がオーバーラップすることなくクランクシャフト38と
ドライブプーリシャフト41とを近接配置できると共
に、ベアリング53の小径化も可能となる。
トケース壁52内側と固定ドライブフェース45とによ
って形成される冷却風通路57の間隔79を拡大でき、
ベルト式無段変速機36の冷却効率が向上し、Vベルト
50の耐久性も向上する。
でクラッチウェイト65とオーバーラップするよう、そ
の軸方向長さおよび位置を設定したことにより、クラッ
チウェイト65の揺動に伴って発生するドライブプレー
トボス64のクランクシャフト38に対するかじりが防
止できる。
ライブプーリ43との間にドライブプーリシャフト41
を軸支するベアリング53を配置し、このベアリング5
3とドライブプーリ43との間の前方に吸気口54を設
けたことにより、高温になる、クランクケース37に面
した側のベルトケース39の壁52近傍に冷却風を導入
でき、変速機36の冷却性が向上する。
る固定ドライブフェース45および可動ドライブフェー
ス46のうち、ドライブプーリシャフト41に回転一体
に固着される固定ドライブフェース45を冷却風の吸気
口54側に配置すると共に、そのクランクシャフト38
に対向する面に冷却用ファン47を回転一体に形成した
ことにより、ベルトケース39内に安定した冷却風を常
時導くことができる。
側開口部に導風板56を配置し、この導風板56と、ク
ランクケース37に面した側のベルトケース壁52内側
と、固定ドライブフェース45とでドライブプーリ43
の軸中心付近を指向する冷却風通路57を形成したこと
により、冷却用ファン47によって押し出される冷却風
と干渉しない位置に新たな冷却風を導くことができるの
で、冷却風の導入効率が向上する。
ン47の内径側端縁の延長線上に配置すれば、冷却用フ
ァン47に遮られることなく冷却風を固定ドライブフェ
ース45の中心近傍に導くことができる。
ト式無段変速機の冷却構造によれば、ベルト式無段変速
機の冷却効率やVベルトの耐久性を向上させることがで
きる。
ャフトに対するかじりが防止できる。
ルトケース内に安定した冷却風を常時導くことができ
る。
一実施形態を示す鞍乗型四輪車の右側面透視図。
ニットの一例を示す平断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 ドライブプーリシャフトに設けられたド
ライブプーリとドリブンプーリシャフトに設けられたド
リブンプーリ間にVベルトを張架すると共に、上記ドラ
イブプーリシャフトをクランクシャフトの側方にこのク
ランクシャフトと同軸線上に配置し、このクランクシャ
フトと上記ドライブプーリシャフトとを自動遠心式クラ
ッチ装置によって接・断続可能に連結したベルト式無段
変速機において、上記自動遠心式クラッチ装置を上記ク
ランクシャフトの端部に保持するドライブプレートボス
に上記クランクシャフトの端部外方に向かって延びる延
設部を設けてその内部に凹部を形成し、この凹部内に上
記ドライブプレートボスを上記クランクシャフトに固着
するナットを収納すると共に、上記延設部の外周部にワ
ンウェイクラッチを設け、このワンウェイクラッチを上
記クランクシャフトの軸方向に見て上記ナットとオーバ
ーラップさせたことを特徴とするベルト式無段変速機の
冷却構造。 - 【請求項2】 上記自動遠心式クラッチ装置と上記ドラ
イブプーリとの間に上記ドライブプーリシャフトを軸支
するベアリングを配置し、このベアリングと上記ドライ
ブプーリとの間に外気を導く外気導入通路を設けた請求
項1記載のベルト式無段変速機の冷却構造。 - 【請求項3】 上記ドライブプーリを構成する固定ドラ
イブフェースおよび可動ドライブフェースのうち、上記
ドライブプーリシャフトに回転一体に固着される上記固
定ドライブフェースを上記外気導入通路側に配置すると
共に、その上記自動遠心式クラッチ装置を収納するクラ
ッチ室とベルト式無段変速機を収納するベルト室とを隔
離する隔壁に対向する面に冷却用ファンを回転一体に形
成した請求項2記載のベルト式無段変速機の冷却構造。 - 【請求項4】 上記ベルト式無段変速機を収納するベル
トケースを備えると共に、上記外気導入通路の上流側に
位置する上記ベルトケース内側開口部に導風板を配置
し、この導風板と、上記隔壁と、上記固定ドライブフェ
ースとで上記ドライブプーリの軸中心付近を指向する冷
却風通路を形成した請求項3記載のベルト式無段変速機
の冷却構造。 - 【請求項5】 上記導風板を上記冷却用ファンの内径側
端縁の延長線上に配置した請求項4記載のベルト式無段
変速機の冷却構造。
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