JP2003170879A - 自動二輪車用リアインナーフェンダの取付構造および自動二輪車用リアインナーフェンダ - Google Patents
自動二輪車用リアインナーフェンダの取付構造および自動二輪車用リアインナーフェンダInfo
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- JP2003170879A JP2003170879A JP2001370636A JP2001370636A JP2003170879A JP 2003170879 A JP2003170879 A JP 2003170879A JP 2001370636 A JP2001370636 A JP 2001370636A JP 2001370636 A JP2001370636 A JP 2001370636A JP 2003170879 A JP2003170879 A JP 2003170879A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リアインナーフェンダの十分な取付強度が得
られるとともに振動を防止でき、しかも、外観品質のが
得られる自動二輪車用リアインナーフェンダの取付構造
を提供する。 【解決手段】 一対のリアアーム2a、2bに後輪3が
装着され、かつ一対のリアアーム2a、2bに後輪3の
上部を覆うリアインナーフェンダ10が固着された取付
構造であって、リアインナーフェンダ10は車幅方向に
沿って断面した形状が略U字状のフェンダ本体11を有
し、フェンダ本体11の車幅方向の一方側9の側面部1
1aには、リアサスペンション6aの前側位置において
下方に突出する取付片14が延長して形成されて一方の
リアアーム2aに取付けられるとともに、取付片14の
前側部位12が一方のリアアーム2aに取付けられ、フ
ェンダ本体11のリアサスペンション6bの前側部位が
他方のリアアーム2bに取付けられている。
られるとともに振動を防止でき、しかも、外観品質のが
得られる自動二輪車用リアインナーフェンダの取付構造
を提供する。 【解決手段】 一対のリアアーム2a、2bに後輪3が
装着され、かつ一対のリアアーム2a、2bに後輪3の
上部を覆うリアインナーフェンダ10が固着された取付
構造であって、リアインナーフェンダ10は車幅方向に
沿って断面した形状が略U字状のフェンダ本体11を有
し、フェンダ本体11の車幅方向の一方側9の側面部1
1aには、リアサスペンション6aの前側位置において
下方に突出する取付片14が延長して形成されて一方の
リアアーム2aに取付けられるとともに、取付片14の
前側部位12が一方のリアアーム2aに取付けられ、フ
ェンダ本体11のリアサスペンション6bの前側部位が
他方のリアアーム2bに取付けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動二輪車の後輪
を覆うリヤインナーフェンダの取付構造の改良に関す
る。
を覆うリヤインナーフェンダの取付構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車の車体にリアアームを
介して揺動可能に設けられた後輪の直近上部がリアイン
ナーフェンダで覆われたものが知られている。
介して揺動可能に設けられた後輪の直近上部がリアイン
ナーフェンダで覆われたものが知られている。
【0003】後輪の周囲には、車幅方向の両側に配置さ
れる一対のリアアームの他に、一対のリアサスペンショ
ン、後輪の駆動機構、マフラー等の多数の部材が配置さ
れるため、リアインナーフェンダはこれらの部材の間に
取付けられる必要があり、取付構造が複雑になってい
た。
れる一対のリアアームの他に、一対のリアサスペンショ
ン、後輪の駆動機構、マフラー等の多数の部材が配置さ
れるため、リアインナーフェンダはこれらの部材の間に
取付けられる必要があり、取付構造が複雑になってい
た。
【0004】この取付構造として、リアインナーフェン
ダの前端側を一対のリアアームに固定し、後端側をマフ
ラーに固定した取付構造が知られている。ここでは、マ
フラーが車幅方向の最外側に配置されて後輪から離間し
ているため、リアインナーフェンダとマフラーとの間に
は例えばステーを配置して、このステーを介してリアイ
ンナーフェンダをマフラーに固定するようにしていた。
ダの前端側を一対のリアアームに固定し、後端側をマフ
ラーに固定した取付構造が知られている。ここでは、マ
フラーが車幅方向の最外側に配置されて後輪から離間し
ているため、リアインナーフェンダとマフラーとの間に
は例えばステーを配置して、このステーを介してリアイ
ンナーフェンダをマフラーに固定するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなリアインナーフェンダの取付構造では、ステーを
介してリアインナーフェンダの後端側がマフラーに固定
されるため、リアインナーフェンダの後端側の固定位置
の間隔が広く、取付状態でリアインナーフェンダの剛性
が不足して変形し易いという問題点があった。また、エ
ンジンの駆動時にマフラーが激しく振動するため、騒音
発生等の悪影響があった。しかも、リアインナーフェン
ダから水平方向に延長されたステーが車両の側面側ある
いは後面側から視認され、外観品質の低下を招くという
問題点も有していた。
ようなリアインナーフェンダの取付構造では、ステーを
介してリアインナーフェンダの後端側がマフラーに固定
されるため、リアインナーフェンダの後端側の固定位置
の間隔が広く、取付状態でリアインナーフェンダの剛性
が不足して変形し易いという問題点があった。また、エ
ンジンの駆動時にマフラーが激しく振動するため、騒音
発生等の悪影響があった。しかも、リアインナーフェン
ダから水平方向に延長されたステーが車両の側面側ある
いは後面側から視認され、外観品質の低下を招くという
問題点も有していた。
【0006】この発明は、従来の問題点を解決するため
になされたもので、取付状態におけるリアインナーフェ
ンダの十分な剛性が得られ、エンジン駆動時の振動を防
止でき、しかも外観品質に優れた自動二輪車用リアイン
ナーフェンダの取付構造および自動二輪車用リアインナ
ーフェンダを提供することを目的とする。
になされたもので、取付状態におけるリアインナーフェ
ンダの十分な剛性が得られ、エンジン駆動時の振動を防
止でき、しかも外観品質に優れた自動二輪車用リアイン
ナーフェンダの取付構造および自動二輪車用リアインナ
ーフェンダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る請求項1に記載の自動二輪車用リアインナーフェンダ
の取付構造は、車体に一対のリアアームを介して揺動可
能に後輪が装着されるとともに、前記一対のリアアーム
の一方の外側にマフラーが配設され、かつ前記一対のリ
アアームに前記後輪の上部を覆うリアインナーフェンダ
が固着された取付構造であって、前記リアインナーフェ
ンダは車幅方向に沿って断面した形状が略U字状を呈す
るフェンダ本体を有し、該フェンダ本体の前記車幅方向
の一方側である前記マフラー側の側面部には、リアサス
ペンションの前側位置において下方に突出する取付片が
延長されて形成され、該取付片の下端部が前記一方のリ
アアームに取付けられるとともに、前記一方側の側面部
の前記取付片より前側の部位が前記一方のリアアームに
取付けられ、前記フェンダ本体のリアサスペンションの
前側部位が他方のリアアームに取付けられたことを特徴
としている。
る請求項1に記載の自動二輪車用リアインナーフェンダ
の取付構造は、車体に一対のリアアームを介して揺動可
能に後輪が装着されるとともに、前記一対のリアアーム
の一方の外側にマフラーが配設され、かつ前記一対のリ
アアームに前記後輪の上部を覆うリアインナーフェンダ
が固着された取付構造であって、前記リアインナーフェ
ンダは車幅方向に沿って断面した形状が略U字状を呈す
るフェンダ本体を有し、該フェンダ本体の前記車幅方向
の一方側である前記マフラー側の側面部には、リアサス
ペンションの前側位置において下方に突出する取付片が
延長されて形成され、該取付片の下端部が前記一方のリ
アアームに取付けられるとともに、前記一方側の側面部
の前記取付片より前側の部位が前記一方のリアアームに
取付けられ、前記フェンダ本体のリアサスペンションの
前側部位が他方のリアアームに取付けられたことを特徴
としている。
【0008】また、請求項2に記載の自動二輪車用リア
インナーフェンダの取付構造は、請求項1の記載の特徴
に加え、前記取付片の下端部の取付位置の側方が、前記
マフラーで覆われていることを特徴としている。
インナーフェンダの取付構造は、請求項1の記載の特徴
に加え、前記取付片の下端部の取付位置の側方が、前記
マフラーで覆われていることを特徴としている。
【0009】さらに、請求項3に記載の自動二輪車用リ
アインナーフェンダは、車体に一対のリアアームを介し
て揺動可能に後輪が装着されるとともに、前記一対のリ
アアームの一方の外側にマフラーが配設され、かつ前記
後輪の上部を覆うように前記一対のリアアームに固定さ
れたリアインナーフェンダであって、車幅方向に沿って
断面した形状が略U字状を呈するフェンダ本体を有し、
該フェンダ本体の前記車幅方向の一方側である前記マフ
ラー側の側面部には、リアサスペンションの前側位置に
おいて下方に突出する取付片が延長されて形成され、該
取付片の下端部が前記一方のリアアームに取付けられる
とともに、前記一方側の側面部の前記取付片より前側の
部位が前記一方のリアアームに取付けられ、前記フェン
ダ本体のリアサスペンションの前側部位が他方のリアア
ームに取付けられることを特徴としている。
アインナーフェンダは、車体に一対のリアアームを介し
て揺動可能に後輪が装着されるとともに、前記一対のリ
アアームの一方の外側にマフラーが配設され、かつ前記
後輪の上部を覆うように前記一対のリアアームに固定さ
れたリアインナーフェンダであって、車幅方向に沿って
断面した形状が略U字状を呈するフェンダ本体を有し、
該フェンダ本体の前記車幅方向の一方側である前記マフ
ラー側の側面部には、リアサスペンションの前側位置に
おいて下方に突出する取付片が延長されて形成され、該
取付片の下端部が前記一方のリアアームに取付けられる
とともに、前記一方側の側面部の前記取付片より前側の
部位が前記一方のリアアームに取付けられ、前記フェン
ダ本体のリアサスペンションの前側部位が他方のリアア
ームに取付けられることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0011】図1乃至図6はこの発明の実施の形態を示
す。
す。
【0012】図において、1は自動二輪車の車体であ
り、車体1に一対のリアアーム2a、2bを介して揺動
可能に後輪3が装着されていて、この後輪3の上部を後
輪3に沿って覆うようにリアインナーフェンダ10が、
リアフェンダ7の下側に装着されている。
り、車体1に一対のリアアーム2a、2bを介して揺動
可能に後輪3が装着されていて、この後輪3の上部を後
輪3に沿って覆うようにリアインナーフェンダ10が、
リアフェンダ7の下側に装着されている。
【0013】また、このリアインナーフェンダ4が装着
される後輪3の周囲には、車幅方向の両側に配置された
一対のリアアーム2a,2bの他に、一方のリアアーム
2aの外側に配置されたマフラー9、他方のリアアーム
2bと一体に形成された駆動機構5、後輪3の回転軸3
aより後側のリアアーム2a、2bに装着された一対の
リアサスペンション6a,6b等の多数の部材が配置さ
れている。
される後輪3の周囲には、車幅方向の両側に配置された
一対のリアアーム2a,2bの他に、一方のリアアーム
2aの外側に配置されたマフラー9、他方のリアアーム
2bと一体に形成された駆動機構5、後輪3の回転軸3
aより後側のリアアーム2a、2bに装着された一対の
リアサスペンション6a,6b等の多数の部材が配置さ
れている。
【0014】リアインナーフェンダ10は、図4乃至図
6に示すように、車幅方向に沿って断面した形状が略U
字状を呈して、車体前後方向に延長するフェンダ本体1
1を有している。車両前後方向の前側の両側面11a,
11bにはそれぞれ一対のリアアーム2a、2bに固定
するための前側固定部12a、12bが設けられてい
る。
6に示すように、車幅方向に沿って断面した形状が略U
字状を呈して、車体前後方向に延長するフェンダ本体1
1を有している。車両前後方向の前側の両側面11a,
11bにはそれぞれ一対のリアアーム2a、2bに固定
するための前側固定部12a、12bが設けられてい
る。
【0015】フェンダ本体11の車幅方向のマフラー9
側の側面部11aには、図4に示すように、リアサスペ
ンション6aより前側の位置に、フェンダ本体11から
下方に向けて突出するように形成された取付片14が設
けられ、この取付片14の下端部には取付部14aが設
けられている。また、この側面部11aには、取付片1
4より前側に大きな切欠き部15が形成されている。
側の側面部11aには、図4に示すように、リアサスペ
ンション6aより前側の位置に、フェンダ本体11から
下方に向けて突出するように形成された取付片14が設
けられ、この取付片14の下端部には取付部14aが設
けられている。また、この側面部11aには、取付片1
4より前側に大きな切欠き部15が形成されている。
【0016】一方、フェンダ本体11の車幅方向の他方
側の側面部11bには、図5に示すように、前記前側固
定部12bの後方位置に取付部16が設けられている。
側の側面部11bには、図5に示すように、前記前側固
定部12bの後方位置に取付部16が設けられている。
【0017】また、このリアインナーフェンダ10は弾
性変形可能な樹脂等の材料から形成されていて、フェン
ダ本体11および取付片14は一体に成形されている。
性変形可能な樹脂等の材料から形成されていて、フェン
ダ本体11および取付片14は一体に成形されている。
【0018】このような構成のリアインナーフェンダ1
0を車体1に取付けるには、車両前後方向の前側の両側
面11a,11bの前側固定部12a、12bを一対の
リアアーム2a、2bに固定し、側面部11aの取付片
14の取付部14aをリアアーム2aのリアサスペンシ
ョン6aより前側の中間位置に固定し、他方側の側面部
11bの取付部16を駆動機構5と一体に設けられたリ
アアーム2bのリアサスペンション6bより前側の中間
位置に固定することにより取付けられている。
0を車体1に取付けるには、車両前後方向の前側の両側
面11a,11bの前側固定部12a、12bを一対の
リアアーム2a、2bに固定し、側面部11aの取付片
14の取付部14aをリアアーム2aのリアサスペンシ
ョン6aより前側の中間位置に固定し、他方側の側面部
11bの取付部16を駆動機構5と一体に設けられたリ
アアーム2bのリアサスペンション6bより前側の中間
位置に固定することにより取付けられている。
【0019】このようにしてリアインナーフェンダ10
を取付けた状態では、取付片14が後輪3の揺動時にリ
ヤサスペンション6aと干渉しない間隙を有してリヤサ
スペンション6aの近接位置に配置されている。また、
取付片14の取付部14aは、前上がりに傾斜したリア
アーム2aの上縁に固定されているため、後輪3の回転
軸3aより上側に配置されている。そして、この取付部
14aの位置には、後上がりに傾斜したマフラー9が車
幅方向の外側に配置され、取付部14aがマフラー9に
より覆われて目視されないようになっている。
を取付けた状態では、取付片14が後輪3の揺動時にリ
ヤサスペンション6aと干渉しない間隙を有してリヤサ
スペンション6aの近接位置に配置されている。また、
取付片14の取付部14aは、前上がりに傾斜したリア
アーム2aの上縁に固定されているため、後輪3の回転
軸3aより上側に配置されている。そして、この取付部
14aの位置には、後上がりに傾斜したマフラー9が車
幅方向の外側に配置され、取付部14aがマフラー9に
より覆われて目視されないようになっている。
【0020】このように取付けたリアインナーフェンダ
10によれば、フェンダ本体11の車幅方向のマフラー
9側の側面部に、リアサスペンション6の前側位置に下
方に突出する取付片14が形成され、この取付片14の
下端部の取付部14aが一方のリアアーム2に取付けら
れ、また、フェンダ本体11の他方側の側面部11bに
おいてリアサスペンション6の前側部位が他方のリアア
ーム2に取付けられているので、フェンダ本体11の車
幅方向の中心から取付片14の取付部14aまでの距離
を従来に比べて短くすることができ、リアインナーフェ
ンダ11の取付状態の剛性を従来より向上させることが
可能であり、取付状態においてリアインナーフェンダ1
0の変形を防止することができる。
10によれば、フェンダ本体11の車幅方向のマフラー
9側の側面部に、リアサスペンション6の前側位置に下
方に突出する取付片14が形成され、この取付片14の
下端部の取付部14aが一方のリアアーム2に取付けら
れ、また、フェンダ本体11の他方側の側面部11bに
おいてリアサスペンション6の前側部位が他方のリアア
ーム2に取付けられているので、フェンダ本体11の車
幅方向の中心から取付片14の取付部14aまでの距離
を従来に比べて短くすることができ、リアインナーフェ
ンダ11の取付状態の剛性を従来より向上させることが
可能であり、取付状態においてリアインナーフェンダ1
0の変形を防止することができる。
【0021】しかも、この実施の形態では、リアサスペ
ンション6bが後輪3の回転軸3aより後側に装着され
ているため、リアサスペンション6bと干渉しない間隙
を設けて取付片14が配置されていても、前側固定部1
2からより離れた後側の位置で取付片14を取付けるこ
とができ、取付状態におけるリアインナーフェンダ10
の剛性をより向上させることができる。
ンション6bが後輪3の回転軸3aより後側に装着され
ているため、リアサスペンション6bと干渉しない間隙
を設けて取付片14が配置されていても、前側固定部1
2からより離れた後側の位置で取付片14を取付けるこ
とができ、取付状態におけるリアインナーフェンダ10
の剛性をより向上させることができる。
【0022】また、取付片14がマフラー9ではなくリ
アアーム2aに固定されているので、マフラー9の振動
によりフェンダ本体11が振動することがなく、エンジ
ンの駆動中の振動による騒音発生等の悪影響を抑制する
ことができる。
アアーム2aに固定されているので、マフラー9の振動
によりフェンダ本体11が振動することがなく、エンジ
ンの駆動中の振動による騒音発生等の悪影響を抑制する
ことができる。
【0023】さらに、取付片14が後輪3に隣接するリ
アアーム2aに固定されるため、水平に延びるステー等
を用いる必要がなく、車両の側面側あるいは後面側から
の外観品質を向上させることができる。
アアーム2aに固定されるため、水平に延びるステー等
を用いる必要がなく、車両の側面側あるいは後面側から
の外観品質を向上させることができる。
【0024】しかも、この実施の形態では、取付片14
の取付部14aがマフラー9により覆われて、側面側か
ら取付部14aが目視されないように配置されているの
で、さらに外観品質を向上させることができる。
の取付部14aがマフラー9により覆われて、側面側か
ら取付部14aが目視されないように配置されているの
で、さらに外観品質を向上させることができる。
【0025】また、リアインナーフェンダ10が弾性変
形可能な材質からなり、取付片14がフェンダ本体11
から突出して形成されているので、取付片14が変形可
能であり、そのため、マフラー9側から後輪3を着脱す
る際に、リアインナーフェンダ10を取外すことなく、
取付片14等を変形させて後輪3を容易に着脱すること
ができる。しかも、取付片14の前側に大きな切欠き部
15が形成されているので、さらに後輪3の着脱が容易
である。
形可能な材質からなり、取付片14がフェンダ本体11
から突出して形成されているので、取付片14が変形可
能であり、そのため、マフラー9側から後輪3を着脱す
る際に、リアインナーフェンダ10を取外すことなく、
取付片14等を変形させて後輪3を容易に着脱すること
ができる。しかも、取付片14の前側に大きな切欠き部
15が形成されているので、さらに後輪3の着脱が容易
である。
【0026】なお、上記実施の形態においては、駆動機
構5とリアアーム2bとが一体に形成された車体1にリ
アインナーフェンダ10を装着した例について説明した
が、駆動機構15とリアアーム2bとが別々に設けられ
た車体1であっても前記と同様にこの発明を適用するこ
とが可能である。
構5とリアアーム2bとが一体に形成された車体1にリ
アインナーフェンダ10を装着した例について説明した
が、駆動機構15とリアアーム2bとが別々に設けられ
た車体1であっても前記と同様にこの発明を適用するこ
とが可能である。
【0027】また、前記では、マフラー9が傾斜して後
輪3の回転軸3aより上側に配置された車体3について
説明したが、マフラー9が後輪3の回転軸3aより下側
に配置されていても、本発明のリアインナーフェンダ1
0を取り付けることは可能である。
輪3の回転軸3aより上側に配置された車体3について
説明したが、マフラー9が後輪3の回転軸3aより下側
に配置されていても、本発明のリアインナーフェンダ1
0を取り付けることは可能である。
【0028】
【発明の効果】以上詳述の通り、この発明によれば、フ
ェンダ本体の車幅方向の一方側であるマフラー側の側面
部に、リアサスペンションの前側位置に下方において突
出する取付片が延長されて形成され、この取付片の下端
部が一方のリアアームに取付けられ、また、フェンダ本
体のリアサスペンションの前側部位が他方のリアアーム
に取付けられているので、車幅方向の両側の取付位置間
の幅を狭くして、リアインナーフェンダの取付状態にお
ける剛性を従来より向上することが可能である。また、
マフラー側の側面部の取付片がマフラーではなくリアア
ームに固定されているので、マフラーの振動によりフェ
ンダ本体が振動することがなく、エンジンの駆動中に騒
音発生等の悪影響を抑制することができる。しかも、マ
フラー側の側面部の取付片が後輪に隣接するリアアーム
に固定されるので、水平に延びるステー等の部材を用い
る必要がなく、車両の側面側あるいは後面側からの外観
品質を向上することができる。
ェンダ本体の車幅方向の一方側であるマフラー側の側面
部に、リアサスペンションの前側位置に下方において突
出する取付片が延長されて形成され、この取付片の下端
部が一方のリアアームに取付けられ、また、フェンダ本
体のリアサスペンションの前側部位が他方のリアアーム
に取付けられているので、車幅方向の両側の取付位置間
の幅を狭くして、リアインナーフェンダの取付状態にお
ける剛性を従来より向上することが可能である。また、
マフラー側の側面部の取付片がマフラーではなくリアア
ームに固定されているので、マフラーの振動によりフェ
ンダ本体が振動することがなく、エンジンの駆動中に騒
音発生等の悪影響を抑制することができる。しかも、マ
フラー側の側面部の取付片が後輪に隣接するリアアーム
に固定されるので、水平に延びるステー等の部材を用い
る必要がなく、車両の側面側あるいは後面側からの外観
品質を向上することができる。
【0029】また、前記に加え、取付片の下端部の取付
位置がマフラーで覆われている構成を有すれば、側面側
からリアインナーフェンダの取付位置が目視されること
がなく、外観品質をより向上することができる。
位置がマフラーで覆われている構成を有すれば、側面側
からリアインナーフェンダの取付位置が目視されること
がなく、外観品質をより向上することができる。
【図1】 この発明の実施の形態のリアインナーフェン
ダを装着した自動二輪車の後輪付近の右側面図である。
ダを装着した自動二輪車の後輪付近の右側面図である。
【図2】 図1の自動二輪車の後輪付近の左側面図であ
る。
る。
【図3】 図1のリアインナーフェンダの配置を示す平
面図である。
面図である。
【図4】 図1のリアインナーフェンダの左側面図であ
る。
る。
【図5】 図1のリアインナーフェンダの右側面図であ
る。
る。
【図6】 図4のA−A位置で切断したリアインナーフ
ェンダのマフラー側の端面を示す図である。
ェンダのマフラー側の端面を示す図である。
1 車体
2a、2b リアアーム
3 後輪
6a、6b リアサスペンション
9 マフラー
10 リアインナーフェンダ
11 フェンダー本体
11a、11b 側面部
12 前側固定部
14 取付片
14a、16 取付部
Claims (3)
- 【請求項1】 車体に一対のリアアームを介して揺動可
能に後輪が装着されるとともに、前記一対のリアアーム
の一方の外側にマフラーが配設され、かつ前記一対のリ
アアームに前記後輪の上部を覆うリアインナーフェンダ
が固着された取付構造であって、 前記リアインナーフェンダは車幅方向に沿って断面した
形状が略U字状を呈するフェンダ本体を有し、 該フェンダ本体の前記車幅方向の一方側である前記マフ
ラー側の側面部には、リアサスペンションの前側位置に
おいて下方に突出する取付片が延長されて形成され、該
取付片の下端部が前記一方のリアアームに取付けられる
とともに、前記一方側の側面部の前記取付片より前側の
部位が前記一方のリアアームに取付けられ、 前記フェンダ本体のリアサスペンションの前側部位が他
方のリアアームに取付けられたことを特徴とする自動二
輪車用リアインナーフェンダの取付構造。 - 【請求項2】 前記取付片の下端部の取付位置の側方
が、前記マフラーで覆われていることを特徴とする請求
項1に記載の自動二輪車用リアインナーフェンダの取付
構造。 - 【請求項3】 車体に一対のリアアームを介して揺動可
能に後輪が装着されるとともに、前記一対のリアアーム
の一方の外側にマフラーが配設され、かつ前記後輪の上
部を覆うように前記一対のリアアームに固定されたリア
インナーフェンダであって、 車幅方向に沿って断面した形状が略U字状を呈するフェ
ンダ本体を有し、 該フェンダ本体の前記車幅方向の一方側である前記マフ
ラー側の側面部には、リアサスペンションの前側位置に
おいて下方に突出する取付片が延長されて形成され、該
取付片の下端部が前記一方のリアアームに取付けられる
とともに、前記一方側の側面部の前記取付片より前側の
部位が前記一方のリアアームに取付けられ、 前記フェンダ本体のリアサスペンションの前側部位が他
方のリアアームに取付けられることを特徴とする自動二
輪車用リアインナーフェンダ。
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