JP2003169358A - 情報提供システム、情報提供方法、携帯端末装置、基地局装置およびサーバ - Google Patents
情報提供システム、情報提供方法、携帯端末装置、基地局装置およびサーバInfo
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- JP2003169358A JP2003169358A JP2001369172A JP2001369172A JP2003169358A JP 2003169358 A JP2003169358 A JP 2003169358A JP 2001369172 A JP2001369172 A JP 2001369172A JP 2001369172 A JP2001369172 A JP 2001369172A JP 2003169358 A JP2003169358 A JP 2003169358A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 提供可能な情報を容易かつ適切に選別し、ユ
ーザに対し、効率的に提供すること。 【解決手段】 情報提供システム1は、基地局20が、
テンプレートを端末30に送信し、端末30において、
所定項目が入力されることにより、プロファイルが生成
される。そして、このプロファイルを基地局20に送信
することにより、基地局20から端末30に、プロファ
イルに基づいて情報が提供される。したがって、端末3
0のユーザは、提供される情報を容易かつ適切に選別す
ることができ、希望する情報を効率的に取得することが
できる。
ーザに対し、効率的に提供すること。 【解決手段】 情報提供システム1は、基地局20が、
テンプレートを端末30に送信し、端末30において、
所定項目が入力されることにより、プロファイルが生成
される。そして、このプロファイルを基地局20に送信
することにより、基地局20から端末30に、プロファ
イルに基づいて情報が提供される。したがって、端末3
0のユーザは、提供される情報を容易かつ適切に選別す
ることができ、希望する情報を効率的に取得することが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、必要な情報を適切
に選択して提供可能な情報提供システム、情報提供方
法、携帯端末装置、基地局装置およびサーバに関する。
に選択して提供可能な情報提供システム、情報提供方
法、携帯端末装置、基地局装置およびサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットにおけるWWW
(World Wide Web)が普及し、膨大な情報を利用可能な
環境が提供されている。このような環境の下、ユーザ
は、提供される情報の中から、必要とする情報を選別し
て取得することを求められる。ここで、ユーザに対し、
情報を選別して提供するための方法として、ユーザの位
置情報を利用して情報を提供することが考えられてい
る。
(World Wide Web)が普及し、膨大な情報を利用可能な
環境が提供されている。このような環境の下、ユーザ
は、提供される情報の中から、必要とする情報を選別し
て取得することを求められる。ここで、ユーザに対し、
情報を選別して提供するための方法として、ユーザの位
置情報を利用して情報を提供することが考えられてい
る。
【0003】例えば、特開2000−197021号公
報には、特定の地域内に位置しているユーザの端末装置
に、携帯電話の文字メッセージサービスを利用して情報
を配信するシステムに関する技術が開示されている。ま
た、特開2001−211443号公報および特開20
01−217788号公報には、携帯電話やPDA(Pe
rsonal Digital Assistant)等の携帯情報端末の受信能
力、表示能力あるいはコストに応じて、情報(主に動画
像)を提供する方法に関する技術が開示されている。特
に、特開2001−21788号公報に開示された技術
は、端末局が、情報を配信する配信局に対してキーワー
ドを送信し、配信局が、そのキーワードに対応したコン
テンツを配信する方法である。
報には、特定の地域内に位置しているユーザの端末装置
に、携帯電話の文字メッセージサービスを利用して情報
を配信するシステムに関する技術が開示されている。ま
た、特開2001−211443号公報および特開20
01−217788号公報には、携帯電話やPDA(Pe
rsonal Digital Assistant)等の携帯情報端末の受信能
力、表示能力あるいはコストに応じて、情報(主に動画
像)を提供する方法に関する技術が開示されている。特
に、特開2001−21788号公報に開示された技術
は、端末局が、情報を配信する配信局に対してキーワー
ドを送信し、配信局が、そのキーワードに対応したコン
テンツを配信する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術においては、以下のような問題があった。
特開2001−197021号公報に開示された技術
は、特定の地域内に位置している利用者に対し、同報送
信を行うものであり、利用者が必要とする情報であると
は限らない。また、特開2001−21443号公報お
よび特開2001−217788号公報に開示された技
術は、携帯情報端末の性能に応じた情報提供を行うもの
である。
た従来の技術においては、以下のような問題があった。
特開2001−197021号公報に開示された技術
は、特定の地域内に位置している利用者に対し、同報送
信を行うものであり、利用者が必要とする情報であると
は限らない。また、特開2001−21443号公報お
よび特開2001−217788号公報に開示された技
術は、携帯情報端末の性能に応じた情報提供を行うもの
である。
【0005】なお、特開2001−217788号公報
に開示された情報配信方法では、配信局が、端末局から
送信されたキーワードに対応するコンテンツを配信する
ものの、端末局から配信されるキーワードに制限が加え
られていない(任意のキーワードを送信し得る)。その
ため、端末局のユーザは、配信局がキーワードとして情
報の選別に用いない(無意味な)キーワードを送信して
しまう可能性がある。また、端末局のユーザが、複数の
キーワードを組み合わせて情報を選別したい場合、複数
のキーワードの組み合わせによる情報の選別に対応して
いないか、煩雑な手続きを要する。
に開示された情報配信方法では、配信局が、端末局から
送信されたキーワードに対応するコンテンツを配信する
ものの、端末局から配信されるキーワードに制限が加え
られていない(任意のキーワードを送信し得る)。その
ため、端末局のユーザは、配信局がキーワードとして情
報の選別に用いない(無意味な)キーワードを送信して
しまう可能性がある。また、端末局のユーザが、複数の
キーワードを組み合わせて情報を選別したい場合、複数
のキーワードの組み合わせによる情報の選別に対応して
いないか、煩雑な手続きを要する。
【0006】本発明の課題は、提供可能な情報を容易か
つ適切に選別し、ユーザに対し、効率的に提供すること
である。
つ適切に選別し、ユーザに対し、効率的に提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、所定情報を記憶する記憶手
段(例えば、図2の補助記憶装置14)と、所定の無線
通信可能領域を有する基地局装置(例えば、図1の基地
局20)と、該基地局装置と無線通信可能な携帯端末装
置(例えば、図1の端末30)とを含み、前記基地局装
置の無線通信可能領域に前記携帯端末装置が位置してい
る場合に、前記記憶手段に記憶された所定情報を選択的
に前記基地局装置から前記携帯端末装置に送信可能な情
報提供システムであって、前記記憶手段に記憶された所
定情報のうち、前記携帯端末装置に送信する選別情報を
該携帯端末装置と対応付けて選別する選別手段(例え
ば、図3の中央演算装置21)を備え、前記基地局装置
は、前記選別情報を前記携帯端末装置に送信することを
特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、所定情報を記憶する記憶手
段(例えば、図2の補助記憶装置14)と、所定の無線
通信可能領域を有する基地局装置(例えば、図1の基地
局20)と、該基地局装置と無線通信可能な携帯端末装
置(例えば、図1の端末30)とを含み、前記基地局装
置の無線通信可能領域に前記携帯端末装置が位置してい
る場合に、前記記憶手段に記憶された所定情報を選択的
に前記基地局装置から前記携帯端末装置に送信可能な情
報提供システムであって、前記記憶手段に記憶された所
定情報のうち、前記携帯端末装置に送信する選別情報を
該携帯端末装置と対応付けて選別する選別手段(例え
ば、図3の中央演算装置21)を備え、前記基地局装置
は、前記選別情報を前記携帯端末装置に送信することを
特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の情
報提供システムであって、前記携帯端末装置は、前記基
地局装置の無線通信可能領域に位置している場合に、前
記基地局装置に対し、前記記憶手段が記憶している所定
情報のうち、自装置に送信を要求する情報を選別するた
めのプロファイルを送信し、前記選別手段は、該プロフ
ァイルに基づいて、前記携帯端末装置に送信する情報を
選別することを特徴としている。
報提供システムであって、前記携帯端末装置は、前記基
地局装置の無線通信可能領域に位置している場合に、前
記基地局装置に対し、前記記憶手段が記憶している所定
情報のうち、自装置に送信を要求する情報を選別するた
めのプロファイルを送信し、前記選別手段は、該プロフ
ァイルに基づいて、前記携帯端末装置に送信する情報を
選別することを特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の情
報提供システムであって、前記基地局装置は、前記携帯
端末装置に対し、前記プロファイルを生成するためのテ
ンプレートを送信し、前記携帯端末装置は、該テンプレ
ートに基づいて、前記プロファイルを生成することを特
徴としている。
報提供システムであって、前記基地局装置は、前記携帯
端末装置に対し、前記プロファイルを生成するためのテ
ンプレートを送信し、前記携帯端末装置は、該テンプレ
ートに基づいて、前記プロファイルを生成することを特
徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の情
報提供システムであって、前記基地局装置を1または複
数含み、前記記憶手段に記憶された所定情報のうち、該
基地局装置から送信可能な提供可能情報を設定し、前記
テンプレートには、前記提供可能情報を識別するための
識別情報が含まれることを特徴としている。
報提供システムであって、前記基地局装置を1または複
数含み、前記記憶手段に記憶された所定情報のうち、該
基地局装置から送信可能な提供可能情報を設定し、前記
テンプレートには、前記提供可能情報を識別するための
識別情報が含まれることを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の情
報提供システムであって、前記基地局装置には、自装置
が設置された場所(例えば、トレッキングコース、スー
パーマーケットあるいは駅等)に応じて、前記提供可能
情報が設定されることを特徴としている。請求項6記載
の発明は、請求項1記載の情報提供システムであって、
前記選別情報のうち、自装置と対応付けられた情報を送
信可能な送信用基地局装置(例えば、トレッキングコー
スのコース中に設置された基地局20等)を含み、該送
信用基地局装置は、前記選別情報の送信先である前記携
帯端末装置が、自装置の無線通信可能領域に位置してい
る場合に、前記選別情報のうち自装置と対応付けられた
情報を該携帯端末装置に送信することを特徴としてい
る。
報提供システムであって、前記基地局装置には、自装置
が設置された場所(例えば、トレッキングコース、スー
パーマーケットあるいは駅等)に応じて、前記提供可能
情報が設定されることを特徴としている。請求項6記載
の発明は、請求項1記載の情報提供システムであって、
前記選別情報のうち、自装置と対応付けられた情報を送
信可能な送信用基地局装置(例えば、トレッキングコー
スのコース中に設置された基地局20等)を含み、該送
信用基地局装置は、前記選別情報の送信先である前記携
帯端末装置が、自装置の無線通信可能領域に位置してい
る場合に、前記選別情報のうち自装置と対応付けられた
情報を該携帯端末装置に送信することを特徴としてい
る。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の情報提供システムであって、前記記憶手
段は、前記基地局装置に備えられることを特徴としてい
る。請求項8記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに
記載の情報提供システムであって、前記基地局装置と通
信可能なサーバをさらに含み、前記記憶手段は、該サー
バに備えられることを特徴としている。
ずれかに記載の情報提供システムであって、前記記憶手
段は、前記基地局装置に備えられることを特徴としてい
る。請求項8記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに
記載の情報提供システムであって、前記基地局装置と通
信可能なサーバをさらに含み、前記記憶手段は、該サー
バに備えられることを特徴としている。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項8記載の情
報提供システムであって、前記サーバは、外部ネットワ
ークと接続され、前記記憶手段に記憶する情報を、外部
ネットワークを介して取得可能であることを特徴として
いる。請求項10記載の発明は、請求項1〜9のいずれ
かに記載の情報提供システムであって、前記選別手段
は、前記基地局装置に備えられることを特徴としてい
る。
報提供システムであって、前記サーバは、外部ネットワ
ークと接続され、前記記憶手段に記憶する情報を、外部
ネットワークを介して取得可能であることを特徴として
いる。請求項10記載の発明は、請求項1〜9のいずれ
かに記載の情報提供システムであって、前記選別手段
は、前記基地局装置に備えられることを特徴としてい
る。
【0014】請求項11記載の発明は、請求項1〜9の
いずれかに記載の情報提供システムであって、前記基地
局装置と通信可能なサーバをさらに含み、前記選別手段
は、該サーバに備えられることを特徴としている。請求
項12記載の発明は、請求項2または3記載の情報提供
システムであって、前記携帯端末装置は、複数の前記プ
ロファイルを相互に対応付けることが可能であり、前記
選別手段は、対応付けられた複数の前記プロファイルに
基づいて、情報を選別することを特徴としている。
いずれかに記載の情報提供システムであって、前記基地
局装置と通信可能なサーバをさらに含み、前記選別手段
は、該サーバに備えられることを特徴としている。請求
項12記載の発明は、請求項2または3記載の情報提供
システムであって、前記携帯端末装置は、複数の前記プ
ロファイルを相互に対応付けることが可能であり、前記
選別手段は、対応付けられた複数の前記プロファイルに
基づいて、情報を選別することを特徴としている。
【0015】請求項13記載の発明は、請求項2または
3記載の情報提供システムであって、前記テンプレート
あるいは前記プロファイルは、文書構造を拡張可能な言
語(例えば、XML等)によって記述されたことを特徴
としている。請求項14記載の発明は、請求項13記載
の情報提供システムであって、前記携帯端末装置は、該
携帯端末装置の仕様に関する情報を前記文書構造を拡張
可能な言語で記述した端末情報を記憶し、前記プロファ
イルに、該端末情報の内容を反映させることを特徴とし
ている。
3記載の情報提供システムであって、前記テンプレート
あるいは前記プロファイルは、文書構造を拡張可能な言
語(例えば、XML等)によって記述されたことを特徴
としている。請求項14記載の発明は、請求項13記載
の情報提供システムであって、前記携帯端末装置は、該
携帯端末装置の仕様に関する情報を前記文書構造を拡張
可能な言語で記述した端末情報を記憶し、前記プロファ
イルに、該端末情報の内容を反映させることを特徴とし
ている。
【0016】請求項15記載の発明は、請求項13記載
の情報提供システムであって、前記携帯端末装置は、該
携帯端末装置のユーザに関する情報を前記文書構造を拡
張可能な言語で記述したユーザ情報を記憶し、前記プロ
ファイルに、該ユーザ情報の内容を反映させることを特
徴としている。請求項16記載の発明は、請求項1〜1
5のいずれかに記載の情報提供システムであって、前記
記憶手段に記憶された所定情報は、トレッキングに関す
る情報であることを特徴としている。
の情報提供システムであって、前記携帯端末装置は、該
携帯端末装置のユーザに関する情報を前記文書構造を拡
張可能な言語で記述したユーザ情報を記憶し、前記プロ
ファイルに、該ユーザ情報の内容を反映させることを特
徴としている。請求項16記載の発明は、請求項1〜1
5のいずれかに記載の情報提供システムであって、前記
記憶手段に記憶された所定情報は、トレッキングに関す
る情報であることを特徴としている。
【0017】請求項17記載の発明は、請求項1〜15
のいずれかに記載の情報提供システムであって、前記記
憶手段に記憶された所定情報は、所定店舗における買い
物に関する情報であることを特徴としている。請求項1
8記載の発明は、請求項1〜15のいずれかに記載の情
報提供システムであって、前記記憶手段に記憶された所
定情報は、交通機関の利用に関する情報であることを特
徴としている。
のいずれかに記載の情報提供システムであって、前記記
憶手段に記憶された所定情報は、所定店舗における買い
物に関する情報であることを特徴としている。請求項1
8記載の発明は、請求項1〜15のいずれかに記載の情
報提供システムであって、前記記憶手段に記憶された所
定情報は、交通機関の利用に関する情報であることを特
徴としている。
【0018】請求項19記載の発明は、請求項1〜15
のいずれかに記載の情報提供システムであって、前記記
憶手段に記憶された所定情報は、展示物の解説に関する
情報であることを特徴としている。請求項20記載の発
明は、請求項1〜19のいずれかに記載の情報提供シス
テムであって、前記基地局と前記携帯端末装置とは、近
距離無線通信によって通信可能であることを特徴として
いる。
のいずれかに記載の情報提供システムであって、前記記
憶手段に記憶された所定情報は、展示物の解説に関する
情報であることを特徴としている。請求項20記載の発
明は、請求項1〜19のいずれかに記載の情報提供シス
テムであって、前記基地局と前記携帯端末装置とは、近
距離無線通信によって通信可能であることを特徴として
いる。
【0019】請求項21記載の発明は、所定情報を記憶
する記憶手段と、所定の無線通信可能領域を有する基地
局装置と、該基地局装置と無線通信可能な携帯端末装置
とを含み、前記基地局装置の無線通信可能領域に前記携
帯端末装置が位置している場合に、前記記憶手段に記憶
された所定情報を選択的に前記基地局装置から前記携帯
端末装置に送信可能な情報提供システムにおける情報提
供方法であって、前記記憶手段に記憶された所定情報の
うち、前記携帯端末装置に送信する選別情報を該携帯端
末装置と対応付けて選別するステップと、前記基地局装
置が、前記選別情報を前記携帯端末装置に送信するステ
ップと、を含むことを特徴としている。
する記憶手段と、所定の無線通信可能領域を有する基地
局装置と、該基地局装置と無線通信可能な携帯端末装置
とを含み、前記基地局装置の無線通信可能領域に前記携
帯端末装置が位置している場合に、前記記憶手段に記憶
された所定情報を選択的に前記基地局装置から前記携帯
端末装置に送信可能な情報提供システムにおける情報提
供方法であって、前記記憶手段に記憶された所定情報の
うち、前記携帯端末装置に送信する選別情報を該携帯端
末装置と対応付けて選別するステップと、前記基地局装
置が、前記選別情報を前記携帯端末装置に送信するステ
ップと、を含むことを特徴としている。
【0020】請求項22記載の発明は、所定情報を記憶
する記憶手段と、所定の無線通信可能領域を有する基地
局装置と、該基地局装置と無線通信可能な携帯端末装置
とを含み、前記基地局装置の無線通信可能領域に前記携
帯端末装置が位置している場合に、前記記憶手段に記憶
された所定情報を選択的に前記基地局装置から前記携帯
端末装置に送信可能な情報提供システムのための携帯端
末装置であって、前記記憶手段に記憶された所定情報の
うち、自装置と対応付けられた選別情報を受信可能であ
ることを特徴としている。
する記憶手段と、所定の無線通信可能領域を有する基地
局装置と、該基地局装置と無線通信可能な携帯端末装置
とを含み、前記基地局装置の無線通信可能領域に前記携
帯端末装置が位置している場合に、前記記憶手段に記憶
された所定情報を選択的に前記基地局装置から前記携帯
端末装置に送信可能な情報提供システムのための携帯端
末装置であって、前記記憶手段に記憶された所定情報の
うち、自装置と対応付けられた選別情報を受信可能であ
ることを特徴としている。
【0021】請求項23記載の発明は、請求項22記載
の携帯端末装置であって、前記基地局装置の無線通信可
能領域に位置している場合に、前記基地局装置に対し、
前記記憶手段が記憶している所定情報のうち、自装置に
送信を要求する情報を選別するためのプロファイルを送
信することを特徴としている。請求項24記載の発明
は、請求項23記載の携帯端末装置であって、前記基地
局装置から、前記プロファイルを生成するためのテンプ
レートを受信し、該テンプレートに基づいて、前記プロ
ファイルを生成することを特徴としている。
の携帯端末装置であって、前記基地局装置の無線通信可
能領域に位置している場合に、前記基地局装置に対し、
前記記憶手段が記憶している所定情報のうち、自装置に
送信を要求する情報を選別するためのプロファイルを送
信することを特徴としている。請求項24記載の発明
は、請求項23記載の携帯端末装置であって、前記基地
局装置から、前記プロファイルを生成するためのテンプ
レートを受信し、該テンプレートに基づいて、前記プロ
ファイルを生成することを特徴としている。
【0022】請求項25記載の発明は、請求項22記載
の携帯端末装置であって、前記情報提供システムは、前
記選別情報のうち、自装置と対応付けられた情報を送信
可能な送信用基地局装置を含み、前記送信用基地局装置
の無線通信可能領域に位置している場合に、前記選別情
報のうち該送信用基地局装置と対応付けられた情報を受
信することを特徴としている。
の携帯端末装置であって、前記情報提供システムは、前
記選別情報のうち、自装置と対応付けられた情報を送信
可能な送信用基地局装置を含み、前記送信用基地局装置
の無線通信可能領域に位置している場合に、前記選別情
報のうち該送信用基地局装置と対応付けられた情報を受
信することを特徴としている。
【0023】請求項26記載の発明は、請求項23また
は24記載の携帯端末装置であって、複数の前記プロフ
ァイルを相互に対応付けることが可能であることを特徴
としている。請求項27記載の発明は、請求項23また
は24記載の携帯端末装置であって、前記テンプレート
あるいは前記プロファイルは、文書構造を拡張可能な言
語によって記述されたことを特徴としている。
は24記載の携帯端末装置であって、複数の前記プロフ
ァイルを相互に対応付けることが可能であることを特徴
としている。請求項27記載の発明は、請求項23また
は24記載の携帯端末装置であって、前記テンプレート
あるいは前記プロファイルは、文書構造を拡張可能な言
語によって記述されたことを特徴としている。
【0024】請求項28記載の発明は、請求項27記載
の携帯端末装置であって、自装置の仕様に関する情報を
前記文書構造を拡張可能な言語で記述した端末情報を記
憶し、前記プロファイルに、該端末情報の内容を反映さ
せることを特徴としている。請求項29記載の発明は、
請求項27記載の携帯端末装置であって、自装置のユー
ザに関する情報を前記文書構造を拡張可能な言語で記述
したユーザ情報を記憶し、前記プロファイルに、該ユー
ザ情報の内容を反映させることを特徴としている。
の携帯端末装置であって、自装置の仕様に関する情報を
前記文書構造を拡張可能な言語で記述した端末情報を記
憶し、前記プロファイルに、該端末情報の内容を反映さ
せることを特徴としている。請求項29記載の発明は、
請求項27記載の携帯端末装置であって、自装置のユー
ザに関する情報を前記文書構造を拡張可能な言語で記述
したユーザ情報を記憶し、前記プロファイルに、該ユー
ザ情報の内容を反映させることを特徴としている。
【0025】請求項30記載の発明は、請求項22〜2
9のいずれかに記載の携帯端末装置であって、前記基地
局と近距離無線通信によって通信可能であることを特徴
としている。請求項31記載の発明は、所定情報を記憶
する記憶手段と、所定の無線通信可能領域を有する基地
局装置と、該基地局装置と無線通信可能な携帯端末装置
とを含み、前記基地局装置の無線通信可能領域に前記携
帯端末装置が位置している場合に、前記記憶手段に記憶
された所定情報を選択的に前記基地局装置から前記携帯
端末装置に送信可能な情報提供システムのための基地局
装置であって、前記情報提供システムは、前記記憶手段
に記憶された所定情報のうち、前記携帯端末装置に送信
する選別情報を該携帯端末装置と対応付けて選別する選
別手段を備え、前記選別情報を前記携帯端末装置に送信
することを特徴としている。
9のいずれかに記載の携帯端末装置であって、前記基地
局と近距離無線通信によって通信可能であることを特徴
としている。請求項31記載の発明は、所定情報を記憶
する記憶手段と、所定の無線通信可能領域を有する基地
局装置と、該基地局装置と無線通信可能な携帯端末装置
とを含み、前記基地局装置の無線通信可能領域に前記携
帯端末装置が位置している場合に、前記記憶手段に記憶
された所定情報を選択的に前記基地局装置から前記携帯
端末装置に送信可能な情報提供システムのための基地局
装置であって、前記情報提供システムは、前記記憶手段
に記憶された所定情報のうち、前記携帯端末装置に送信
する選別情報を該携帯端末装置と対応付けて選別する選
別手段を備え、前記選別情報を前記携帯端末装置に送信
することを特徴としている。
【0026】請求項32記載の発明は、請求項31記載
の基地局装置であって、前記記憶手段が記憶している所
定情報のうち、前記端末装置が該端末装置に対する送信
を要求する情報を選別するために送信するプロファイル
であって、自装置の無線通信可能領域に該携帯端末装置
が位置している場合に該端末装置が送信するプロファイ
ルを受信することを特徴としている。
の基地局装置であって、前記記憶手段が記憶している所
定情報のうち、前記端末装置が該端末装置に対する送信
を要求する情報を選別するために送信するプロファイル
であって、自装置の無線通信可能領域に該携帯端末装置
が位置している場合に該端末装置が送信するプロファイ
ルを受信することを特徴としている。
【0027】請求項33記載の発明は、請求項32記載
の基地局装置であって、前記携帯端末装置に対し、前記
プロファイルを生成するためのテンプレートを送信する
ことを特徴としている。請求項34記載の発明は、請求
項33記載の基地局装置であって、前記記憶手段に記憶
された所定情報のうち、自装置から送信可能な提供可能
情報が設定され、前記テンプレートには、前記提供可能
情報を識別するための識別情報が含まれることを特徴と
している。
の基地局装置であって、前記携帯端末装置に対し、前記
プロファイルを生成するためのテンプレートを送信する
ことを特徴としている。請求項34記載の発明は、請求
項33記載の基地局装置であって、前記記憶手段に記憶
された所定情報のうち、自装置から送信可能な提供可能
情報が設定され、前記テンプレートには、前記提供可能
情報を識別するための識別情報が含まれることを特徴と
している。
【0028】請求項35記載の発明は、請求項34記載
の基地局装置であって、自装置が設置された場所に応じ
て、前記提供可能情報が設定されることを特徴としてい
る。請求項36記載の発明は、請求項31〜35のいず
れかに記載の基地局装置であって、前記記憶手段を備え
ることを特徴としている。
の基地局装置であって、自装置が設置された場所に応じ
て、前記提供可能情報が設定されることを特徴としてい
る。請求項36記載の発明は、請求項31〜35のいず
れかに記載の基地局装置であって、前記記憶手段を備え
ることを特徴としている。
【0029】請求項37記載の発明は、請求項31〜3
6のいずれかに記載の基地局装置であって、前記選別手
段を備えることを特徴としている。請求項38記載の発
明は、請求項32または33記載の基地局装置であっ
て、前記選別手段は、前記携帯端末装置によって相互に
対応付けられた複数の前記プロファイルに基づいて、情
報を選別することを特徴としている。
6のいずれかに記載の基地局装置であって、前記選別手
段を備えることを特徴としている。請求項38記載の発
明は、請求項32または33記載の基地局装置であっ
て、前記選別手段は、前記携帯端末装置によって相互に
対応付けられた複数の前記プロファイルに基づいて、情
報を選別することを特徴としている。
【0030】請求項39記載の発明は、請求項32また
は33記載の基地局装置であって、前記テンプレートあ
るいは前記プロファイルは、文書構造を拡張可能な言語
によって記述されたことを特徴としている。請求項40
記載の発明は、請求項31〜39のいずれかに記載の基
地局装置であって、前記記憶手段に記憶された所定情報
は、トレッキングに関する情報であることを特徴として
いる。
は33記載の基地局装置であって、前記テンプレートあ
るいは前記プロファイルは、文書構造を拡張可能な言語
によって記述されたことを特徴としている。請求項40
記載の発明は、請求項31〜39のいずれかに記載の基
地局装置であって、前記記憶手段に記憶された所定情報
は、トレッキングに関する情報であることを特徴として
いる。
【0031】請求項41記載の発明は、請求項31〜3
9のいずれかに記載の基地局装置であって、前記記憶手
段に記憶された所定情報は、所定店舗における買い物に
関する情報であることを特徴としている。請求項42記
載の発明は、請求項31〜39のいずれかに記載の基地
局装置であって、前記記憶手段に記憶された所定情報
は、交通機関の利用に関する情報であることを特徴とし
ている。
9のいずれかに記載の基地局装置であって、前記記憶手
段に記憶された所定情報は、所定店舗における買い物に
関する情報であることを特徴としている。請求項42記
載の発明は、請求項31〜39のいずれかに記載の基地
局装置であって、前記記憶手段に記憶された所定情報
は、交通機関の利用に関する情報であることを特徴とし
ている。
【0032】請求項43記載の発明は、請求項31〜3
9のいずれかに記載の基地局装置であって、前記記憶手
段に記憶された所定情報は、展示物の解説に関する情報
であることを特徴としている。請求項44記載の発明
は、請求項31〜43のいずれかに記載の基地局装置で
あって、前記携帯端末装置と近距離無線通信によって通
信可能であることを特徴としている。
9のいずれかに記載の基地局装置であって、前記記憶手
段に記憶された所定情報は、展示物の解説に関する情報
であることを特徴としている。請求項44記載の発明
は、請求項31〜43のいずれかに記載の基地局装置で
あって、前記携帯端末装置と近距離無線通信によって通
信可能であることを特徴としている。
【0033】請求項45記載の発明は、請求項8、請求
項9あるいは請求項11のいずれか1項に記載の情報提
供システムのためのサーバである。請求項46記載の発
明は、所定情報を記憶する記憶手段と、ネットワークに
接続された情報提供装置と、該情報提供装置とネットワ
ークを介して通信可能な端末装置とを含み、前記情報提
供装置から前記端末装置に対し、前記記憶手段に記憶さ
れた所定情報を選択的に送信可能な情報提供システムで
あって、前記記憶手段に記憶された所定情報のうち、前
記端末装置に送信する選別情報を該端末装置と対応付け
て選別する選別手段を備え、前記情報提供装置は、前記
選別情報を前記端末装置に送信することを特徴としてい
る。
項9あるいは請求項11のいずれか1項に記載の情報提
供システムのためのサーバである。請求項46記載の発
明は、所定情報を記憶する記憶手段と、ネットワークに
接続された情報提供装置と、該情報提供装置とネットワ
ークを介して通信可能な端末装置とを含み、前記情報提
供装置から前記端末装置に対し、前記記憶手段に記憶さ
れた所定情報を選択的に送信可能な情報提供システムで
あって、前記記憶手段に記憶された所定情報のうち、前
記端末装置に送信する選別情報を該端末装置と対応付け
て選別する選別手段を備え、前記情報提供装置は、前記
選別情報を前記端末装置に送信することを特徴としてい
る。
【0034】本発明によれば、選別手段によって選別さ
れた選別情報が、基地局装置から携帯端末装置に送信さ
れる。したがって、携帯端末装置のユーザは、提供され
る情報を容易かつ適切に選別することができ、希望する
情報を効率的に取得することができる。また、基地局装
置から携帯端末装置に送信する情報が、必要十分な量と
なるため、通信コストの低減および通信効率の向上を図
ることができる。
れた選別情報が、基地局装置から携帯端末装置に送信さ
れる。したがって、携帯端末装置のユーザは、提供され
る情報を容易かつ適切に選別することができ、希望する
情報を効率的に取得することができる。また、基地局装
置から携帯端末装置に送信する情報が、必要十分な量と
なるため、通信コストの低減および通信効率の向上を図
ることができる。
【0035】また、基地局装置がテンプレートを携帯端
末装置に送信し、携帯端末装置において、所定のプロフ
ァイルが生成される。そして、このプロファイルを基地
局装置に送信することにより、基地局装置から携帯端末
装置に、プロファイルに基づいて情報が提供される。し
たがって、提供される情報をより容易かつ適切に選別す
ることが可能となる。
末装置に送信し、携帯端末装置において、所定のプロフ
ァイルが生成される。そして、このプロファイルを基地
局装置に送信することにより、基地局装置から携帯端末
装置に、プロファイルに基づいて情報が提供される。し
たがって、提供される情報をより容易かつ適切に選別す
ることが可能となる。
【0036】さらに、テンプレートおよびプロファイル
は、文書構造を拡張可能な言語によって記述されている
ため、異なるプロファイル間の対応付けや所定プロファ
イルから項目を自動的にテンプレートに記入するといっ
たことが容易となり、ユーザが情報を選別するための負
担が軽減される。また、携帯端末装置の仕様に関する情
報あるいは携帯端末装置のユーザに関する情報を記憶し
ておくことができるため、ユーザがテンプレートに項目
を入力する負担がさらに軽減される。
は、文書構造を拡張可能な言語によって記述されている
ため、異なるプロファイル間の対応付けや所定プロファ
イルから項目を自動的にテンプレートに記入するといっ
たことが容易となり、ユーザが情報を選別するための負
担が軽減される。また、携帯端末装置の仕様に関する情
報あるいは携帯端末装置のユーザに関する情報を記憶し
ておくことができるため、ユーザがテンプレートに項目
を入力する負担がさらに軽減される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
情報提供システムの実施の形態を詳細に説明する。ま
ず、構成を説明する。図1は、本発明を適用した情報提
供システム1の機能構成を示すブロック図である。図1
において、情報提供システム1は、サーバ10と、複数
の基地局20と、複数の端末30とを含んで構成され
る。
情報提供システムの実施の形態を詳細に説明する。ま
ず、構成を説明する。図1は、本発明を適用した情報提
供システム1の機能構成を示すブロック図である。図1
において、情報提供システム1は、サーバ10と、複数
の基地局20と、複数の端末30とを含んで構成され
る。
【0038】図1において、サーバ10と基地局20と
は、LAN(Local Area Network)等で接続され、基地
局20と端末30とは、BluetoothあるいはIrDA(I
nfrared Data Association)等の近距離無線通信によっ
て通信可能に構成されている。以下、サーバ10、基地
局20および端末30の機能構成について図を参照して
説明する。図2は、サーバ10の機能構成を示すブロッ
ク図である。図2において、サーバ10は、中央演算装
置11と、入力装置12と、主記憶装置13と、補助記
憶装置14と、表示装置15と、通信装置16とから構
成される。
は、LAN(Local Area Network)等で接続され、基地
局20と端末30とは、BluetoothあるいはIrDA(I
nfrared Data Association)等の近距離無線通信によっ
て通信可能に構成されている。以下、サーバ10、基地
局20および端末30の機能構成について図を参照して
説明する。図2は、サーバ10の機能構成を示すブロッ
ク図である。図2において、サーバ10は、中央演算装
置11と、入力装置12と、主記憶装置13と、補助記
憶装置14と、表示装置15と、通信装置16とから構
成される。
【0039】中央演算装置11は、サーバ10全体を制
御するもので、入力装置12から入力される各種の指示
信号に従って、補助記憶装置14に記憶された各種処理
に関するプログラムを読み出して実行する。また、中央
演算装置11は、基地局20から送信された情報送信要
求に基づいて、情報送信要求を送信した基地局に所定の
情報を送信する。そして、中央演算装置11は、各種プ
ログラム等を実行した処理結果を主記憶装置13や補助
記憶装置14の所定の領域に格納したり、表示装置15
に表示させたりする。
御するもので、入力装置12から入力される各種の指示
信号に従って、補助記憶装置14に記憶された各種処理
に関するプログラムを読み出して実行する。また、中央
演算装置11は、基地局20から送信された情報送信要
求に基づいて、情報送信要求を送信した基地局に所定の
情報を送信する。そして、中央演算装置11は、各種プ
ログラム等を実行した処理結果を主記憶装置13や補助
記憶装置14の所定の領域に格納したり、表示装置15
に表示させたりする。
【0040】入力装置12は、カーソルキーや数字入力
キー等を備えたキーボード及びマウス等のポインティン
グデバイスを含み、キーボードにおいて押下されたキー
の押下信号やマウスの位置信号を中央演算装置11に出
力する。主記憶装置13は、各種データを記憶するもの
で、中央演算装置11により実行される各種処理におい
て生成された各種データを一時的に格納するワークエリ
ア13aを有する。
キー等を備えたキーボード及びマウス等のポインティン
グデバイスを含み、キーボードにおいて押下されたキー
の押下信号やマウスの位置信号を中央演算装置11に出
力する。主記憶装置13は、各種データを記憶するもの
で、中央演算装置11により実行される各種処理におい
て生成された各種データを一時的に格納するワークエリ
ア13aを有する。
【0041】補助記憶装置14は、ハードディスク装置
あるいはフラッシュROM等の不揮発性の記憶装置で構
成される。この補助記憶装置14は、サーバ10の制御
のための各種処理に関するプログラムを記憶する。ま
た、補助記憶装置14は、基地局20から端末30に提
供される各種情報を記憶している。表示装置15は、例
えばドットマトリクスタイプのカラー液晶表示セルもし
くはCRT(Cathode Ray Tube)等から構成され、中央
演算装置11からの指示に従って各種データを表示す
る。
あるいはフラッシュROM等の不揮発性の記憶装置で構
成される。この補助記憶装置14は、サーバ10の制御
のための各種処理に関するプログラムを記憶する。ま
た、補助記憶装置14は、基地局20から端末30に提
供される各種情報を記憶している。表示装置15は、例
えばドットマトリクスタイプのカラー液晶表示セルもし
くはCRT(Cathode Ray Tube)等から構成され、中央
演算装置11からの指示に従って各種データを表示す
る。
【0042】通信装置16は、中央演算装置11から送
信指示された各種データに対し、所定の形式へのデータ
変換処理および変調処理を施して、ネットワークを介し
て送信先の基地局20に出力する。また、通信装置16
は、基地局20から送信された信号を受信し、元信号へ
の復調処理およびオリジナルデータ形式へのデータ変換
処理を施して、中央演算装置11に出力する。次に、基
地局20の機能構成について説明する。
信指示された各種データに対し、所定の形式へのデータ
変換処理および変調処理を施して、ネットワークを介し
て送信先の基地局20に出力する。また、通信装置16
は、基地局20から送信された信号を受信し、元信号へ
の復調処理およびオリジナルデータ形式へのデータ変換
処理を施して、中央演算装置11に出力する。次に、基
地局20の機能構成について説明する。
【0043】図3は、基地局20の機能構成を示すブロ
ック図である。図3において、基地局20は、中央演算
装置21と、主記憶装置22と、補助記憶装置23と、
通信装置24とから構成される。中央演算装置21は、
基地局20全体を制御するもので、通信装置24から入
力される各種の信号に対応して、補助記憶装置23に記
憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行
する。また、中央演算装置21は、情報提供処理(後
述)を実行することにより、端末30に対する情報の提
供を管理する。即ち、中央演算装置21は、基地局20
と通信可能な領域に位置する端末30に対し、テンプレ
ート(後述)を送信し、それに対応して端末30から送
信されたプロファイル(後述)に基づいて、端末30の
現在の位置を示す位置情報を参照しつつ、適宜、その端
末30に所定情報を送信する。この際、中央演算装置2
1は、サーバ10に対し、所定情報の送信を要求するた
めの情報送信要求を送信し、必要な情報を取得する。そ
して、中央演算装置21は、各種プログラム等を実行し
た処理結果を主記憶装置22や補助記憶装置23の所定
の領域に格納したり、通信装置24を介して送信したり
する。
ック図である。図3において、基地局20は、中央演算
装置21と、主記憶装置22と、補助記憶装置23と、
通信装置24とから構成される。中央演算装置21は、
基地局20全体を制御するもので、通信装置24から入
力される各種の信号に対応して、補助記憶装置23に記
憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行
する。また、中央演算装置21は、情報提供処理(後
述)を実行することにより、端末30に対する情報の提
供を管理する。即ち、中央演算装置21は、基地局20
と通信可能な領域に位置する端末30に対し、テンプレ
ート(後述)を送信し、それに対応して端末30から送
信されたプロファイル(後述)に基づいて、端末30の
現在の位置を示す位置情報を参照しつつ、適宜、その端
末30に所定情報を送信する。この際、中央演算装置2
1は、サーバ10に対し、所定情報の送信を要求するた
めの情報送信要求を送信し、必要な情報を取得する。そ
して、中央演算装置21は、各種プログラム等を実行し
た処理結果を主記憶装置22や補助記憶装置23の所定
の領域に格納したり、通信装置24を介して送信したり
する。
【0044】主記憶装置22は、各種データを記憶する
もので、中央演算装置21により実行される各種処理に
おいて生成された各種データを一時的に格納する。補助
記憶装置23は、ハードディスク装置あるいはフラッシ
ュROM等の不揮発性の記憶装置で構成される。この補
助記憶装置23は、基地局20の制御のための各種処理
に関するプログラムを記憶する。通信装置24は、Blue
toothあるいはIrDA(Infrared Data Association)
等の近距離無線通信によって端末30と通信可能な近距
離無線通信装置と、インターネット等のネットワークに
よってサーバ10と通信可能なネットワーク通信装置と
を含んで構成される。そして、通信装置24は、中央演
算装置21から送信指示された各種データに対し、所定
の形式へのデータ変換処理および変調処理を施して、送
信先の端末30あるいはサーバ10に出力する。また、
通信装置24は、端末30あるいはサーバ10から送信
された信号を受信し、元信号への復調処理およびオリジ
ナルデータ形式へのデータ変換処理を施して、中央演算
装置21に出力する。
もので、中央演算装置21により実行される各種処理に
おいて生成された各種データを一時的に格納する。補助
記憶装置23は、ハードディスク装置あるいはフラッシ
ュROM等の不揮発性の記憶装置で構成される。この補
助記憶装置23は、基地局20の制御のための各種処理
に関するプログラムを記憶する。通信装置24は、Blue
toothあるいはIrDA(Infrared Data Association)
等の近距離無線通信によって端末30と通信可能な近距
離無線通信装置と、インターネット等のネットワークに
よってサーバ10と通信可能なネットワーク通信装置と
を含んで構成される。そして、通信装置24は、中央演
算装置21から送信指示された各種データに対し、所定
の形式へのデータ変換処理および変調処理を施して、送
信先の端末30あるいはサーバ10に出力する。また、
通信装置24は、端末30あるいはサーバ10から送信
された信号を受信し、元信号への復調処理およびオリジ
ナルデータ形式へのデータ変換処理を施して、中央演算
装置21に出力する。
【0045】次に、端末30の機能構成について説明す
る。図4は、端末30の機能構成を示すブロック図であ
る。図4において、端末30は、中央演算装置31と、
入力装置32と、主記憶装置33と、補助記憶装置34
と、通信装置36と、音響装置37とから構成される。
中央演算装置31は、端末30全体を制御するもので、
入力装置32から入力される各種の指示信号に従って、
補助記憶装置34に記憶された各種処理に関するプログ
ラムを読み出して実行する。また、中央演算装置31
は、プロファイル作成処理(後述)を実行し、基地局2
0から送信されたテンプレートを表示した後、ユーザに
よって提供を要求する情報が入力されたプロファイルを
基地局20に送信する。そして、中央演算装置31は、
各種プログラム等を実行した処理結果や基地局20から
送信された情報を主記憶装置33や補助記憶装置34の
所定の領域に格納したり、表示装置35に表示させたり
する。
る。図4は、端末30の機能構成を示すブロック図であ
る。図4において、端末30は、中央演算装置31と、
入力装置32と、主記憶装置33と、補助記憶装置34
と、通信装置36と、音響装置37とから構成される。
中央演算装置31は、端末30全体を制御するもので、
入力装置32から入力される各種の指示信号に従って、
補助記憶装置34に記憶された各種処理に関するプログ
ラムを読み出して実行する。また、中央演算装置31
は、プロファイル作成処理(後述)を実行し、基地局2
0から送信されたテンプレートを表示した後、ユーザに
よって提供を要求する情報が入力されたプロファイルを
基地局20に送信する。そして、中央演算装置31は、
各種プログラム等を実行した処理結果や基地局20から
送信された情報を主記憶装置33や補助記憶装置34の
所定の領域に格納したり、表示装置35に表示させたり
する。
【0046】入力装置32は、タッチタブレットあるい
はカーソルキーや数字入力キー等を備えるキーボードあ
るいはマウス等のポインティングデバイスを含み、タッ
チタブレットの入力信号、キーボードにおいて押下され
たキーの押下信号やマウスの位置信号を中央演算装置3
1に出力する。主記憶装置33は、各種データを記憶す
るもので、中央演算装置31により実行される各種処理
において生成された各種データを一時的に格納する。
はカーソルキーや数字入力キー等を備えるキーボードあ
るいはマウス等のポインティングデバイスを含み、タッ
チタブレットの入力信号、キーボードにおいて押下され
たキーの押下信号やマウスの位置信号を中央演算装置3
1に出力する。主記憶装置33は、各種データを記憶す
るもので、中央演算装置31により実行される各種処理
において生成された各種データを一時的に格納する。
【0047】補助記憶装置34は、フラッシュROM等
の不揮発性の記憶装置で構成される。この補助記憶装置
34は、端末30の制御のための各種処理に関するプロ
グラムを記憶する。また、補助記憶装置34は、プロフ
ァイル作成処理のためのプロファイル作成処理プログラ
ムを記憶する。表示装置35は、例えばドットマトリク
スタイプのカラー液晶表示セルもしくはEL(Electrol
uminescence)表示部材等から構成され、中央演算装置
31からの指示に従って各種データを表示する。
の不揮発性の記憶装置で構成される。この補助記憶装置
34は、端末30の制御のための各種処理に関するプロ
グラムを記憶する。また、補助記憶装置34は、プロフ
ァイル作成処理のためのプロファイル作成処理プログラ
ムを記憶する。表示装置35は、例えばドットマトリク
スタイプのカラー液晶表示セルもしくはEL(Electrol
uminescence)表示部材等から構成され、中央演算装置
31からの指示に従って各種データを表示する。
【0048】通信装置36は、BluetoothあるいはIr
DA(Infrared Data Association)等の近距離無線通
信によって基地局20と通信可能な近距離無線通信装置
であり、中央演算装置31から送信指示された各種デー
タに対し、所定の形式へのデータ変換処理および変調処
理を施して、近距離無線通信により基地局20に出力す
る。また、通信装置36は、基地局20から近距離無線
通信によって送信された信号を受信し、元信号への復調
処理およびオリジナルデータ形式へのデータ変換処理を
施して、中央演算装置31に出力する。
DA(Infrared Data Association)等の近距離無線通
信によって基地局20と通信可能な近距離無線通信装置
であり、中央演算装置31から送信指示された各種デー
タに対し、所定の形式へのデータ変換処理および変調処
理を施して、近距離無線通信により基地局20に出力す
る。また、通信装置36は、基地局20から近距離無線
通信によって送信された信号を受信し、元信号への復調
処理およびオリジナルデータ形式へのデータ変換処理を
施して、中央演算装置31に出力する。
【0049】音響装置37は、スピーカ等を備え、中央
演算装置31からの指示に従って、表示装置35に表示
された情報に関連する音声情報等の音声データを出力す
る。次に、動作を説明する。まず、情報提供システム1
全体の動作の概略について説明する。情報提供システム
1においては、所定箇所に設置された基地局20の付近
に端末30が接近し、近距離無線通信が可能となること
を契機として、情報提供に関する処理が開始される。
演算装置31からの指示に従って、表示装置35に表示
された情報に関連する音声情報等の音声データを出力す
る。次に、動作を説明する。まず、情報提供システム1
全体の動作の概略について説明する。情報提供システム
1においては、所定箇所に設置された基地局20の付近
に端末30が接近し、近距離無線通信が可能となること
を契機として、情報提供に関する処理が開始される。
【0050】ここで、以下の説明における「テンプレー
ト」とは、特定の施設、場所等ごとに用意されたデータ
であって、基地局20を介してユーザに提供可能な情報
の概略と、その情報のうち、ユーザが提供を要求する情
報を選択するか否か(選択情報)を入力可能となってい
るデータである。また、「プロファイル」とは、テンプ
レートにユーザが選択情報を入力することによって構成
されるデータであり、特定の施設、場所等でのユーザの
行動において、そのユーザが必要とする情報を選別する
ための情報である。
ト」とは、特定の施設、場所等ごとに用意されたデータ
であって、基地局20を介してユーザに提供可能な情報
の概略と、その情報のうち、ユーザが提供を要求する情
報を選択するか否か(選択情報)を入力可能となってい
るデータである。また、「プロファイル」とは、テンプ
レートにユーザが選択情報を入力することによって構成
されるデータであり、特定の施設、場所等でのユーザの
行動において、そのユーザが必要とする情報を選別する
ための情報である。
【0051】なお、「テンプレート」および「プロファ
イル」は、XML(eXtensible Markup Language)によ
って記載し、端末30においては、XHTML(eXtens
ibleHyperText Markup Language)に変換した上で、ブ
ラウザによって閲覧あるいは入力等を行うことが考えら
れる。情報提供システム1において、端末30が基地局
20の近距離無線通信可能領域に進入すると、基地局2
0から端末30に、必要なプロファイル(例えば、特定
のスーパーマーケットでの買い物に関するプロファイ
ル)の種類が通知され、端末30は、そのプロファイル
を記憶している場合には、基地局20にそのプロファイ
ルを送信する。一方、端末30が、そのプロファイルを
記憶していない場合には、基地局20にそのプロファイ
ルに関連するテンプレートの送信を要求する。
イル」は、XML(eXtensible Markup Language)によ
って記載し、端末30においては、XHTML(eXtens
ibleHyperText Markup Language)に変換した上で、ブ
ラウザによって閲覧あるいは入力等を行うことが考えら
れる。情報提供システム1において、端末30が基地局
20の近距離無線通信可能領域に進入すると、基地局2
0から端末30に、必要なプロファイル(例えば、特定
のスーパーマーケットでの買い物に関するプロファイ
ル)の種類が通知され、端末30は、そのプロファイル
を記憶している場合には、基地局20にそのプロファイ
ルを送信する。一方、端末30が、そのプロファイルを
記憶していない場合には、基地局20にそのプロファイ
ルに関連するテンプレートの送信を要求する。
【0052】基地局20は、端末30からプロファイル
が送信された場合には、そのプロファイルに基づいて、
端末30に対し、選別された情報を送信する。また、基
地局20は、端末30からテンプレートの送信が要求さ
れた場合には、そのテンプレートを送信し、それに対応
して返信されたプロファイルに基づいて、端末30に対
し、選別された情報を送信する。このとき、基地局20
は、サーバ10に情報送信要求を送信し、端末30に送
信する情報を取得する。また、端末30は、その端末3
0固有の情報(端末30の通信装置36の種類、通信速
度、表示能力、演算能力、音声出力能力、入力装置32
の種類等)に関するプロファイル(以下、「端末プロフ
ァイル」と言う。)を記憶しておくことができる。
が送信された場合には、そのプロファイルに基づいて、
端末30に対し、選別された情報を送信する。また、基
地局20は、端末30からテンプレートの送信が要求さ
れた場合には、そのテンプレートを送信し、それに対応
して返信されたプロファイルに基づいて、端末30に対
し、選別された情報を送信する。このとき、基地局20
は、サーバ10に情報送信要求を送信し、端末30に送
信する情報を取得する。また、端末30は、その端末3
0固有の情報(端末30の通信装置36の種類、通信速
度、表示能力、演算能力、音声出力能力、入力装置32
の種類等)に関するプロファイル(以下、「端末プロフ
ァイル」と言う。)を記憶しておくことができる。
【0053】さらに、端末30は、端末30のユーザ固
有の情報(例えば、氏名、性別、住所、電話番号、E-ma
ilアドレス、クレジットカード番号、使用する言語、身
長、体重等)に関するプロファイル(以下、「ユーザプ
ロファイル」と言う。)を記憶しておくことができ、こ
れらの情報は、端末30のユーザが適宜変更可能である
こととする。そして、端末30は、特定のプロファイル
が作成される際、端末プロファイルあるいはユーザプロ
ファイルを反映して、その特定のプロファイルを作成可
能である。
有の情報(例えば、氏名、性別、住所、電話番号、E-ma
ilアドレス、クレジットカード番号、使用する言語、身
長、体重等)に関するプロファイル(以下、「ユーザプ
ロファイル」と言う。)を記憶しておくことができ、こ
れらの情報は、端末30のユーザが適宜変更可能である
こととする。そして、端末30は、特定のプロファイル
が作成される際、端末プロファイルあるいはユーザプロ
ファイルを反映して、その特定のプロファイルを作成可
能である。
【0054】具体的には、特定の施設のためのプロファ
イル(特定施設プロファイル)を作成する際、端末プロ
ファイルあるいはユーザプロファイルに基づいて、その
特定施設プロファイルの内容の一部あるいは全部を自動
的に入力することができる。なお、プロファイルの作成
においては、デフォルトの設定内容を用意しておき、ユ
ーザが入力を省略した項目等については、デフォルトの
設定を用いることが可能である。また、プロファイルに
は、入力の省略が可能な項目が含まれており、このよう
な項目については、入力がなされなかった場合、項目が
削除される。
イル(特定施設プロファイル)を作成する際、端末プロ
ファイルあるいはユーザプロファイルに基づいて、その
特定施設プロファイルの内容の一部あるいは全部を自動
的に入力することができる。なお、プロファイルの作成
においては、デフォルトの設定内容を用意しておき、ユ
ーザが入力を省略した項目等については、デフォルトの
設定を用いることが可能である。また、プロファイルに
は、入力の省略が可能な項目が含まれており、このよう
な項目については、入力がなされなかった場合、項目が
削除される。
【0055】さらに、プロファイルには、有効期限や有
効地域等を設定可能である。続いて、端末30および基
地局20の動作について説明する。図5は、端末30の
中央演算装置31が実行するプロファイル作成処理を示
すフローチャートである。プロファイル作成処理は、端
末30が基地局20の近距離無線通信可能領域に進入
し、端末30が必要なプロファイルを記憶していないた
め、基地局20にテンプレートの送信を要求することに
より開始される。
効地域等を設定可能である。続いて、端末30および基
地局20の動作について説明する。図5は、端末30の
中央演算装置31が実行するプロファイル作成処理を示
すフローチャートである。プロファイル作成処理は、端
末30が基地局20の近距離無線通信可能領域に進入
し、端末30が必要なプロファイルを記憶していないた
め、基地局20にテンプレートの送信を要求することに
より開始される。
【0056】図5において、端末30の中央演算装置3
1は、基地局20から入力対象となるテンプレート(入
力対象テンプレート)を受信し(ステップS1)、入力
対象テンプレートの各項目を自動的に入力できるか否か
を判定する(ステップS2)。ステップS2において、
入力対象テンプレートの各項目が自動的に入力できると
判定した場合、中央演算装置31は、入力対象テンプレ
ートに関連するプロファイルの中から、入力する項目に
該当する項目を検索し(ステップS3)、検索した項目
の内容を入力対象テンプレートの各項目に入力する(ス
テップS4)。
1は、基地局20から入力対象となるテンプレート(入
力対象テンプレート)を受信し(ステップS1)、入力
対象テンプレートの各項目を自動的に入力できるか否か
を判定する(ステップS2)。ステップS2において、
入力対象テンプレートの各項目が自動的に入力できると
判定した場合、中央演算装置31は、入力対象テンプレ
ートに関連するプロファイルの中から、入力する項目に
該当する項目を検索し(ステップS3)、検索した項目
の内容を入力対象テンプレートの各項目に入力する(ス
テップS4)。
【0057】ステップS2において、入力対象テンプレ
ートの各項目が自動的に入力できないと判定した場合、
あるいは、ステップS4の後、中央演算装置31は、テ
ンプレートをXHTML形式に変換して表示し(ステッ
プS5)、端末30のユーザによって項目の入力が行わ
れたか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6
において、端末30のユーザが、項目の入力を行ったと
判定した場合、中央演算装置31は、ユーザが入力した
内容を項目として設定する(ステップS7)。一方、端
末30のユーザが、項目の入力を行っていないと判定し
た場合、中央演算装置31は、その項目について、デフ
ォルトの設定があるか否かの判定を行う(ステップS
8)。
ートの各項目が自動的に入力できないと判定した場合、
あるいは、ステップS4の後、中央演算装置31は、テ
ンプレートをXHTML形式に変換して表示し(ステッ
プS5)、端末30のユーザによって項目の入力が行わ
れたか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6
において、端末30のユーザが、項目の入力を行ったと
判定した場合、中央演算装置31は、ユーザが入力した
内容を項目として設定する(ステップS7)。一方、端
末30のユーザが、項目の入力を行っていないと判定し
た場合、中央演算装置31は、その項目について、デフ
ォルトの設定があるか否かの判定を行う(ステップS
8)。
【0058】ステップS8において、その項目につい
て、デフォルトの設定があると判定した場合、中央演算
装置31は、デフォルトの設定の内容を項目として設定
する(ステップS9)。一方、ステップS8において、
その項目について、デフォルトの設定がないと判定した
場合、中央演算装置31は、その項目が省略可能である
か否かの判定を行う(ステップS10)。ステップS1
0において、その項目が省略可能でないと判定した場
合、中央演算装置31は、その項目が省略可能ではない
旨をユーザに通知し(ステップS11)、ステップS6
に移行する。ステップS10において、その項目が省略
可能であると判定した場合、その項目を削除する(ステ
ップS12)。
て、デフォルトの設定があると判定した場合、中央演算
装置31は、デフォルトの設定の内容を項目として設定
する(ステップS9)。一方、ステップS8において、
その項目について、デフォルトの設定がないと判定した
場合、中央演算装置31は、その項目が省略可能である
か否かの判定を行う(ステップS10)。ステップS1
0において、その項目が省略可能でないと判定した場
合、中央演算装置31は、その項目が省略可能ではない
旨をユーザに通知し(ステップS11)、ステップS6
に移行する。ステップS10において、その項目が省略
可能であると判定した場合、その項目を削除する(ステ
ップS12)。
【0059】そして、ステップS7、ステップS9、ス
テップS11の後、中央演算装置31は、プロファイル
作成処理を終了する。次に、基地局20の中央演算装置
21が実行する情報提供処理について説明する。図6
は、基地局20の中央演算装置21が実行する情報提供
処理を示すフローチャートである。情報提供処理は、端
末30が基地局20の近距離無線通信可能領域に進入
し、端末30との通信が可能となった場合に開始され
る。
テップS11の後、中央演算装置31は、プロファイル
作成処理を終了する。次に、基地局20の中央演算装置
21が実行する情報提供処理について説明する。図6
は、基地局20の中央演算装置21が実行する情報提供
処理を示すフローチャートである。情報提供処理は、端
末30が基地局20の近距離無線通信可能領域に進入
し、端末30との通信が可能となった場合に開始され
る。
【0060】図6において、基地局20の中央演算装置
21は、端末30との近距離無線通信を開始し(ステッ
プS101)、端末30が、その基地局20に適合する
プロファイル(必要なプロファイル)を記憶しているか
否かの判定を行う(ステップS102)。ステップS1
02において、端末30がその基地局20に適合するプ
ロファイルを記憶していないと判定した場合、中央演算
装置21は、必要なプロファイルに対応するテンプレー
ト(入力対象テンプレート)を端末30に送信し(ステ
ップS103)、端末30からプロファイルを受信する
(ステップS104)。
21は、端末30との近距離無線通信を開始し(ステッ
プS101)、端末30が、その基地局20に適合する
プロファイル(必要なプロファイル)を記憶しているか
否かの判定を行う(ステップS102)。ステップS1
02において、端末30がその基地局20に適合するプ
ロファイルを記憶していないと判定した場合、中央演算
装置21は、必要なプロファイルに対応するテンプレー
ト(入力対象テンプレート)を端末30に送信し(ステ
ップS103)、端末30からプロファイルを受信する
(ステップS104)。
【0061】ステップS102およびステップS104
の後、中央演算装置21は、プロファイルを読み込み
(ステップS105)、読み込んだプロファイルの内容
を解釈する(ステップS106)。次いで、中央演算装
置21は、解釈したプロファイルの内容に基づいて、端
末30から要求された(選別された)情報を順次送信す
る(ステップS107)。このとき、端末30の位置に
応じて、1つの基地局20によってあるいは複数の基地
局20が連携して、情報の提供を行う。
の後、中央演算装置21は、プロファイルを読み込み
(ステップS105)、読み込んだプロファイルの内容
を解釈する(ステップS106)。次いで、中央演算装
置21は、解釈したプロファイルの内容に基づいて、端
末30から要求された(選別された)情報を順次送信す
る(ステップS107)。このとき、端末30の位置に
応じて、1つの基地局20によってあるいは複数の基地
局20が連携して、情報の提供を行う。
【0062】そして、ステップS107の後、中央演算
装置21は、情報提供処理を終了する。次に、上述の情
報提供システム1を利用して、種々の情報が提供される
場合の具体的な態様について説明する。初めに、端末3
0のユーザがトレッキングを行う場合に、情報提供シス
テム1が利用される例について説明する。
装置21は、情報提供処理を終了する。次に、上述の情
報提供システム1を利用して、種々の情報が提供される
場合の具体的な態様について説明する。初めに、端末3
0のユーザがトレッキングを行う場合に、情報提供シス
テム1が利用される例について説明する。
【0063】情報提供システム1の利用にあたり、端末
30には、端末プロファイルおよびユーザプロファイル
が記憶されている。なお、ユーザプロファイルには、ユ
ーザの年齢、性別等のデータの他、過去のトレッキング
の経歴や、趣味・嗜好等についての情報が含まれてい
る。例えば、トレッキング中に花あるいは鳥を観察する
ことを好む、風景写真を撮影するといった内容がユーザ
プロファイルに記述されている。
30には、端末プロファイルおよびユーザプロファイル
が記憶されている。なお、ユーザプロファイルには、ユ
ーザの年齢、性別等のデータの他、過去のトレッキング
の経歴や、趣味・嗜好等についての情報が含まれてい
る。例えば、トレッキング中に花あるいは鳥を観察する
ことを好む、風景写真を撮影するといった内容がユーザ
プロファイルに記述されている。
【0064】そして、端末30を携帯してユーザが登山
口に到着すると、登山口に設置された基地局20から、
トレッキングコースの地図、コースの状況、天気予報、
花の開花情報あるいは動物の目撃情報等が端末30に送
信される。また、端末30は、記憶しているユーザプロ
ファイルのトレッキング経歴に基づいて、トレッキング
コースの予想される所要時間を提供する。なお、これら
の情報は、サーバ10において記憶されているが、サー
バ10は、インターネット等を介して逐次これらの情報
を収集し、更新している。また、目撃情報等に関して
は、そのトレッキングコースを実際に歩行したハイカー
が、所定の書式に基づいて、サーバ10に投稿した情報
に基づいて更新される。そして、端末30は、これらの
情報をトレッキングコースの地図と重ねて表示する。
口に到着すると、登山口に設置された基地局20から、
トレッキングコースの地図、コースの状況、天気予報、
花の開花情報あるいは動物の目撃情報等が端末30に送
信される。また、端末30は、記憶しているユーザプロ
ファイルのトレッキング経歴に基づいて、トレッキング
コースの予想される所要時間を提供する。なお、これら
の情報は、サーバ10において記憶されているが、サー
バ10は、インターネット等を介して逐次これらの情報
を収集し、更新している。また、目撃情報等に関して
は、そのトレッキングコースを実際に歩行したハイカー
が、所定の書式に基づいて、サーバ10に投稿した情報
に基づいて更新される。そして、端末30は、これらの
情報をトレッキングコースの地図と重ねて表示する。
【0065】また、端末30には、基地局20から、ト
レッキングコースにおいて利用可能な情報に関するテン
プレート(以下、「トレッキングテンプレート」と言
う。)が送信される。そして、端末30のユーザは、ト
レッキングテンプレートにおいて、コース内のわかり難
い分岐において道案内をする、花の開花している場所に
近づいたときには通知する、行動記録をつけるといった
項目を設定する。このとき、ユーザプロファイルに含ま
れている項目は、自動的にトレッキングテンプレートに
設定され、トレッキングのためのトレッキングプロファ
イルが作成される。図7は、ユーザによってトレッキン
グテンプレートに項目が設定される状態を示す図であ
る。
レッキングコースにおいて利用可能な情報に関するテン
プレート(以下、「トレッキングテンプレート」と言
う。)が送信される。そして、端末30のユーザは、ト
レッキングテンプレートにおいて、コース内のわかり難
い分岐において道案内をする、花の開花している場所に
近づいたときには通知する、行動記録をつけるといった
項目を設定する。このとき、ユーザプロファイルに含ま
れている項目は、自動的にトレッキングテンプレートに
設定され、トレッキングのためのトレッキングプロファ
イルが作成される。図7は、ユーザによってトレッキン
グテンプレートに項目が設定される状態を示す図であ
る。
【0066】また、端末30のユーザは、トレッキング
コースを歩行する際、入山届を提出する場合があるが、
この入山届を所定書式のテンプレートとして基地局20
から端末30に配信し、端末30は、ユーザテンプレー
トに基づいて、この入山届を基地局20に送信すること
が可能である。さらに、スケジュール帳アプリケーショ
ンを利用して、スケジュールに行動予定を書き込んでお
き、そのスケジュールをプロファイルとして利用するこ
ととすれば、入山届に行動予定を自動的に記入すること
も可能となる。あるいは、端末30に表示された地図を
クリックしてコースを選択し、予想される所要コースタ
イムを利用することによっても自動的に行動予定を記入
できる。
コースを歩行する際、入山届を提出する場合があるが、
この入山届を所定書式のテンプレートとして基地局20
から端末30に配信し、端末30は、ユーザテンプレー
トに基づいて、この入山届を基地局20に送信すること
が可能である。さらに、スケジュール帳アプリケーショ
ンを利用して、スケジュールに行動予定を書き込んでお
き、そのスケジュールをプロファイルとして利用するこ
ととすれば、入山届に行動予定を自動的に記入すること
も可能となる。あるいは、端末30に表示された地図を
クリックしてコースを選択し、予想される所要コースタ
イムを利用することによっても自動的に行動予定を記入
できる。
【0067】そして、入山届の記入が完了し、端末30
から基地局20に入山届が送信され、基地局20からネ
ットワークを介して営林署あるいは警察署等に入山届が
提出(送信)される。なお、入山届で入力された行動予
定は、トレッキングプロファイルに記憶され、端末30
によって行われるコースを外れていないか等のチェック
に使用される。
から基地局20に入山届が送信され、基地局20からネ
ットワークを介して営林署あるいは警察署等に入山届が
提出(送信)される。なお、入山届で入力された行動予
定は、トレッキングプロファイルに記憶され、端末30
によって行われるコースを外れていないか等のチェック
に使用される。
【0068】続いて、端末30のユーザがトレッキング
コースを歩き出すと、コースの所定位置に設置された基
地局20が、トレッキングプロファイルに基づいて、適
宜情報を提供する。例えば、トレッキングプロファイル
に、花の開花情報を通知する設定としてある場合、花が
咲いている位置に接近すると、基地局20から花の開花
情報が端末30に送信され、端末30はアラームを鳴ら
し、花の写真あるいは説明文が表示される。これを実現
する方法としては、基地局20は、近距離無線通信装置
(通信装置24)と比較的容量の小さい補助記憶装置2
3とを備え、トレッキングプロファイルの開花情報につ
いての項目が、「花の開花情報を自動的に通知する」と
設定されている場合には、基地局20は、花についての
情報が掲載されたホームページのURL(Uniform Reso
urce Locator)を端末30に送信することが考えられ
る。一方、端末30は、基地局20から送信されたUR
Lを受信すると、携帯電話のネットワーク等を介して、
インターネットでそのURLにアクセスし、花について
の情報を表示する(図8参照)。
コースを歩き出すと、コースの所定位置に設置された基
地局20が、トレッキングプロファイルに基づいて、適
宜情報を提供する。例えば、トレッキングプロファイル
に、花の開花情報を通知する設定としてある場合、花が
咲いている位置に接近すると、基地局20から花の開花
情報が端末30に送信され、端末30はアラームを鳴ら
し、花の写真あるいは説明文が表示される。これを実現
する方法としては、基地局20は、近距離無線通信装置
(通信装置24)と比較的容量の小さい補助記憶装置2
3とを備え、トレッキングプロファイルの開花情報につ
いての項目が、「花の開花情報を自動的に通知する」と
設定されている場合には、基地局20は、花についての
情報が掲載されたホームページのURL(Uniform Reso
urce Locator)を端末30に送信することが考えられ
る。一方、端末30は、基地局20から送信されたUR
Lを受信すると、携帯電話のネットワーク等を介して、
インターネットでそのURLにアクセスし、花について
の情報を表示する(図8参照)。
【0069】また、ユーザが、コースの分岐に差し掛か
ると、トレッキングプロファイルにおいて道案内の表示
を行うように設定している場合、いずれの道に進めばよ
いかを基地局20が端末30に通知する。このとき、行
動の履歴として、分岐点の到着時間が端末30に記録さ
れる。そして、分岐点に設置された基地局20を介し
て、入山届の提出先である営林署あるいは警察署に、通
過時間が通知される。さらに、分岐点の通過時間が、入
山届に記入した行動予定と比べて大幅に遅れている場合
には、代替ルートを提示したり、引き返す旨を指示する
警告を行うことが可能である。
ると、トレッキングプロファイルにおいて道案内の表示
を行うように設定している場合、いずれの道に進めばよ
いかを基地局20が端末30に通知する。このとき、行
動の履歴として、分岐点の到着時間が端末30に記録さ
れる。そして、分岐点に設置された基地局20を介し
て、入山届の提出先である営林署あるいは警察署に、通
過時間が通知される。さらに、分岐点の通過時間が、入
山届に記入した行動予定と比べて大幅に遅れている場合
には、代替ルートを提示したり、引き返す旨を指示する
警告を行うことが可能である。
【0070】また、端末30のユーザが、貴重な動植物
を見つけた場合には、端末30に備えられたカメラ等で
撮影した画像にコメントを加えて、端末30に保存する
ことができる。そして、基地局20を介して、この画像
やコメントをサーバ10あるいはインターネット上のサ
ーバ等に送信し、公開するといったことが可能である。
また、頂上等の目的地にユーザが到着した場合、到着時
間が端末30に記録される。そして、この到着時間の記
録に基づいて、山小屋あるいはビジターセンター等で登
頂証明を発行してもらうといったことができる。また、
頂上において、そこからの景色についての説明(山の名
前等)が基地局20から端末30に送信される。さら
に、天気が悪く、景色が見え難い場合等には、晴天であ
れば見えるはずの景色の写真を基地局20から端末30
に送信可能である。
を見つけた場合には、端末30に備えられたカメラ等で
撮影した画像にコメントを加えて、端末30に保存する
ことができる。そして、基地局20を介して、この画像
やコメントをサーバ10あるいはインターネット上のサ
ーバ等に送信し、公開するといったことが可能である。
また、頂上等の目的地にユーザが到着した場合、到着時
間が端末30に記録される。そして、この到着時間の記
録に基づいて、山小屋あるいはビジターセンター等で登
頂証明を発行してもらうといったことができる。また、
頂上において、そこからの景色についての説明(山の名
前等)が基地局20から端末30に送信される。さら
に、天気が悪く、景色が見え難い場合等には、晴天であ
れば見えるはずの景色の写真を基地局20から端末30
に送信可能である。
【0071】続いて、ユーザがトレッキングコースの終
点に到達し、下山する場合には、途中の分岐点を通過し
た時間および下山時間が下山届に記入される。そして、
この下山届は、入山届を提出した営林署あるいは警察署
等に提出(送信)される。このようにして、トレッキン
グにおける情報提供システム1による情報提供が行われ
る。なお、標準の所要コースタイムと、ユーザの所要コ
ースタイムとを比較することにより、ユーザの体力や技
術を判定し、次回のトレッキングにおける所要コースタ
イムの計算に利用することが可能であり、そのために、
比較結果等をユーザプロファイルに記入することも可能
である。
点に到達し、下山する場合には、途中の分岐点を通過し
た時間および下山時間が下山届に記入される。そして、
この下山届は、入山届を提出した営林署あるいは警察署
等に提出(送信)される。このようにして、トレッキン
グにおける情報提供システム1による情報提供が行われ
る。なお、標準の所要コースタイムと、ユーザの所要コ
ースタイムとを比較することにより、ユーザの体力や技
術を判定し、次回のトレッキングにおける所要コースタ
イムの計算に利用することが可能であり、そのために、
比較結果等をユーザプロファイルに記入することも可能
である。
【0072】また、トレッキングコースの地図と、各分
岐点の到着時間とが記録されていることから、行動記録
を整理する場合にも便利である。次に、端末30のユー
ザがスーパーマーケットにおいて買い物をする場合に、
情報提供システム1が利用される場合について説明す
る。情報提供システム1の利用にあたり、買うものが決
まっている場合、ユーザは、予め端末30のメモ帳アプ
リケーションによって、メモ帳に買い物のリストを記述
しておく。
岐点の到着時間とが記録されていることから、行動記録
を整理する場合にも便利である。次に、端末30のユー
ザがスーパーマーケットにおいて買い物をする場合に、
情報提供システム1が利用される場合について説明す
る。情報提供システム1の利用にあたり、買うものが決
まっている場合、ユーザは、予め端末30のメモ帳アプ
リケーションによって、メモ帳に買い物のリストを記述
しておく。
【0073】そして、ユーザがスーパーに買い物に出か
けると、スーパーの入り口では、そのスーパーで利用で
きる情報に関するテンプレート(以下、「スーパーテン
プレート」と言う。)を基地局20が端末30に送信す
る。このスーパーテンプレートに、端末30がメモ帳に
記載されている買い物リストの内容を反映させてプロフ
ァイル(以下、「買い物予定プロファイル」と言う。)
を作成する。なお、スーパーテンプレートには、「今日
の特売品」等の商品に関連する情報が含まれており、ユ
ーザが必要なものをチェックすることにより、その商品
が買い物リストに加えられる。
けると、スーパーの入り口では、そのスーパーで利用で
きる情報に関するテンプレート(以下、「スーパーテン
プレート」と言う。)を基地局20が端末30に送信す
る。このスーパーテンプレートに、端末30がメモ帳に
記載されている買い物リストの内容を反映させてプロフ
ァイル(以下、「買い物予定プロファイル」と言う。)
を作成する。なお、スーパーテンプレートには、「今日
の特売品」等の商品に関連する情報が含まれており、ユ
ーザが必要なものをチェックすることにより、その商品
が買い物リストに加えられる。
【0074】また、「旬のもの」、「低カロリー」等の
キーワードや、嗜好品の種類を買い物予定プロファイル
に入力することも可能である。なお、ユーザプロファイ
ルに基づいて、端末30が買い物予定プロファイルに、
ユーザの年齢、性別等を記入し、これらの条件を分析し
た結果に応じて、基地局20から端末30に嗜好品に関
する商品情報を送信することも可能である。このよう
に、今日の特売品の中でチェックした商品、キーワード
等に該当する商品あるいは嗜好品に関する商品が買い物
予定プロファイルに登録され、ユーザがスーパーの店内
を移動した場合に、各商品の付近に設置された基地局2
0が、該当する商品の情報を端末30に送信する。ま
た、基地局20から端末30にスーパーの店内地図が送
信され、買い物予定プロファイルに基づいて情報を表示
する商品が、店内のどこに位置しているかが表示され
る。
キーワードや、嗜好品の種類を買い物予定プロファイル
に入力することも可能である。なお、ユーザプロファイ
ルに基づいて、端末30が買い物予定プロファイルに、
ユーザの年齢、性別等を記入し、これらの条件を分析し
た結果に応じて、基地局20から端末30に嗜好品に関
する商品情報を送信することも可能である。このよう
に、今日の特売品の中でチェックした商品、キーワード
等に該当する商品あるいは嗜好品に関する商品が買い物
予定プロファイルに登録され、ユーザがスーパーの店内
を移動した場合に、各商品の付近に設置された基地局2
0が、該当する商品の情報を端末30に送信する。ま
た、基地局20から端末30にスーパーの店内地図が送
信され、買い物予定プロファイルに基づいて情報を表示
する商品が、店内のどこに位置しているかが表示され
る。
【0075】さらに、スーパーの店内の所定位置に、献
立に関する情報を送信する基地局20を設置しておくこ
とにより、この基地局20に接近したユーザに対し、レ
シピの一覧を送信できる。そして、ユーザが、そのレシ
ピの中から希望のレシピを選択すると、必要な材料が表
示され、買い物予定プロファイルに登録される。同時
に、端末30に調理方法がダウンロードされ、後にユー
ザが調理を行う際、この調理方法を閲覧可能となる。な
お、このとき、調理方法をダウンロードする他、調理方
法が掲載されたホームページのURLをダウンロードす
ることとしてもよい。この場合、端末30のユーザは、
端末30がインターネットに接続可能な場合、端末30
によって、あるいは、自宅等のPC(Personal Compute
r)からダウンロードしたURLにアクセスし、調理方
法を閲覧することが可能となる。
立に関する情報を送信する基地局20を設置しておくこ
とにより、この基地局20に接近したユーザに対し、レ
シピの一覧を送信できる。そして、ユーザが、そのレシ
ピの中から希望のレシピを選択すると、必要な材料が表
示され、買い物予定プロファイルに登録される。同時
に、端末30に調理方法がダウンロードされ、後にユー
ザが調理を行う際、この調理方法を閲覧可能となる。な
お、このとき、調理方法をダウンロードする他、調理方
法が掲載されたホームページのURLをダウンロードす
ることとしてもよい。この場合、端末30のユーザは、
端末30がインターネットに接続可能な場合、端末30
によって、あるいは、自宅等のPC(Personal Compute
r)からダウンロードしたURLにアクセスし、調理方
法を閲覧することが可能となる。
【0076】次に、端末30のユーザが駅を利用する場
合に、情報提供システム1が利用される例について説明
する。端末30のユーザが駅に入ると、駅の入り口に設
置された基地局20から、駅で利用できる情報のテンプ
レート(以下、「駅テンプレート」と言う。)が端末3
0に送信される。そして、ユーザが行き先等の項目を入
力することにより駅の利用ためのプロファイル(以下、
「駅プロファイル」と言う。)が基地局20に送信され
る。
合に、情報提供システム1が利用される例について説明
する。端末30のユーザが駅に入ると、駅の入り口に設
置された基地局20から、駅で利用できる情報のテンプ
レート(以下、「駅テンプレート」と言う。)が端末3
0に送信される。そして、ユーザが行き先等の項目を入
力することにより駅の利用ためのプロファイル(以下、
「駅プロファイル」と言う。)が基地局20に送信され
る。
【0077】一方、ユーザが駅テンプレートに何も記入
しない場合、基地局20から路線図が送信される。そし
て、ユーザが行き先を入力すると、端末30に、その行
き先に関連する時刻表と、目的地までの普通運賃とが表
示される。また、ユーザが発車時刻あるいは到着時刻を
指定するとそれに適合する電車が所定数表示される。さ
らに、ユーザが、普通列車あるいは特急列車、自由席あ
るいは指定席といった指定を行うと、所定の運賃が算出
され、端末30に表示される。
しない場合、基地局20から路線図が送信される。そし
て、ユーザが行き先を入力すると、端末30に、その行
き先に関連する時刻表と、目的地までの普通運賃とが表
示される。また、ユーザが発車時刻あるいは到着時刻を
指定するとそれに適合する電車が所定数表示される。さ
らに、ユーザが、普通列車あるいは特急列車、自由席あ
るいは指定席といった指定を行うと、所定の運賃が算出
され、端末30に表示される。
【0078】また、駅テンプレートでは、現在の運行状
況、ダイヤ改正のお知らせ、駅長おすすめの旅行プラン
あるいは駅の地図といった項目が選択可能となってい
る。さらに、駅テンプレートにおいて乗車する電車等を
指定することにより、駅プロファイルが作成される。そ
して、駅プロファイルを基地局20に送信すると、駅プ
ロファイルの内容に応じて、基地局20から端末30に
改札からホームまでの道案内、おみやげや駅弁の情報等
が送信される。
況、ダイヤ改正のお知らせ、駅長おすすめの旅行プラン
あるいは駅の地図といった項目が選択可能となってい
る。さらに、駅テンプレートにおいて乗車する電車等を
指定することにより、駅プロファイルが作成される。そ
して、駅プロファイルを基地局20に送信すると、駅プ
ロファイルの内容に応じて、基地局20から端末30に
改札からホームまでの道案内、おみやげや駅弁の情報等
が送信される。
【0079】また、スケジュール帳アプリケーションに
よって書き込まれたスケジュールを反映させて駅プロフ
ァイルを作成することが可能である。即ち、ユーザが、
スケジュール帳アプリケーションによって、スケジュー
ル帳に「Aさん宅に午後2時までに行く。」と書き込ん
でおく。ユーザが駅に到着すると、駅テンプレートが端
末30にダウンロードされる。そして、端末30は、ス
ケジュール帳に書き込まれた内容に基づいて、駅プロフ
ァイルを自動的に作成する。具体的には、住所録を管理
するアプリケーション等によって、Aさんの自宅の住所
を検索し、現在の駅から、Aさんの自宅の最寄駅までの
経路を検索する。ユーザは、このように検索された経路
の中から、到着時刻に応じた経路等を指定することがで
き、駅プロファイルが作成される。
よって書き込まれたスケジュールを反映させて駅プロフ
ァイルを作成することが可能である。即ち、ユーザが、
スケジュール帳アプリケーションによって、スケジュー
ル帳に「Aさん宅に午後2時までに行く。」と書き込ん
でおく。ユーザが駅に到着すると、駅テンプレートが端
末30にダウンロードされる。そして、端末30は、ス
ケジュール帳に書き込まれた内容に基づいて、駅プロフ
ァイルを自動的に作成する。具体的には、住所録を管理
するアプリケーション等によって、Aさんの自宅の住所
を検索し、現在の駅から、Aさんの自宅の最寄駅までの
経路を検索する。ユーザは、このように検索された経路
の中から、到着時刻に応じた経路等を指定することがで
き、駅プロファイルが作成される。
【0080】このようにして駅プロファイルを作成する
ことにより、ユーザは、駅に着いた際に、利用する電車
の種類(特急あるいは普通電車等)や到着時間等の指定
といったわずかな入力操作のみで、駅プロファイルを作
成し、また、運賃等も知ることができる。なお、座席の
指定や予約状況を表示するためのプロファイルは、XM
Lによって記載されている。したがって、予約状況等を
文字で表示する他、スタイルシート等を利用することに
よって、図を用いて表示することも可能である。図9
は、文字によって予約状況等を表示する場合の画面の
例、図10は、図を用いて予約状況等を表示する場合の
画面の例を示す図である。図9および図10の場合のい
ずれにおいても、空席の中から、ユーザが希望する座席
をチェックし、基地局20に送信することによって、予
約内容が、基地局20からサーバ10を介して交通機関
の予約サーバ等に送信され、予約を行うことができる。
ことにより、ユーザは、駅に着いた際に、利用する電車
の種類(特急あるいは普通電車等)や到着時間等の指定
といったわずかな入力操作のみで、駅プロファイルを作
成し、また、運賃等も知ることができる。なお、座席の
指定や予約状況を表示するためのプロファイルは、XM
Lによって記載されている。したがって、予約状況等を
文字で表示する他、スタイルシート等を利用することに
よって、図を用いて表示することも可能である。図9
は、文字によって予約状況等を表示する場合の画面の
例、図10は、図を用いて予約状況等を表示する場合の
画面の例を示す図である。図9および図10の場合のい
ずれにおいても、空席の中から、ユーザが希望する座席
をチェックし、基地局20に送信することによって、予
約内容が、基地局20からサーバ10を介して交通機関
の予約サーバ等に送信され、予約を行うことができる。
【0081】以上のように、本実施の形態に係る情報提
供システム1は、基地局20が、テンプレートを端末3
0に送信し、端末30において、所定項目が入力される
ことにより、プロファイルが生成される。そして、この
プロファイルを基地局20に送信することにより、基地
局20から端末30に、プロファイルに基づいて情報が
提供される。したがって、端末30のユーザは、提供さ
れる情報を容易かつ適切に選別することができ、希望す
る情報を効率的に取得することができる。
供システム1は、基地局20が、テンプレートを端末3
0に送信し、端末30において、所定項目が入力される
ことにより、プロファイルが生成される。そして、この
プロファイルを基地局20に送信することにより、基地
局20から端末30に、プロファイルに基づいて情報が
提供される。したがって、端末30のユーザは、提供さ
れる情報を容易かつ適切に選別することができ、希望す
る情報を効率的に取得することができる。
【0082】また、基地局20から端末30に送信する
情報が、必要十分な量となるため、通信コストの低減お
よび通信効率の向上を図ることができる。さらに、テン
プレートおよびプロファイルは、XMLによって記述さ
れているため、異なるプロファイル間の対応付けや所定
プロファイルから項目を自動的にテンプレートに記入す
るといったことが容易となり、ユーザが情報を選別する
ための負担が軽減される。
情報が、必要十分な量となるため、通信コストの低減お
よび通信効率の向上を図ることができる。さらに、テン
プレートおよびプロファイルは、XMLによって記述さ
れているため、異なるプロファイル間の対応付けや所定
プロファイルから項目を自動的にテンプレートに記入す
るといったことが容易となり、ユーザが情報を選別する
ための負担が軽減される。
【0083】また、端末プロファイルあるいはユーザプ
ロファイルを記憶しておくことができるため、ユーザが
テンプレートに項目を入力する負担がさらに軽減され
る。加えて、プロファイルには、有効期限や有効地域と
いった制限を加えることができるため、常に適切なプロ
ファイルを使用することができる。なお、本実施の形態
においては、本システムをトレッキング等に利用する場
合を例に挙げて説明したが、情報を提供し得るものであ
れば、美術館、博物館等における解説、オフィス内の施
設案内(会議室の予約状況等)といったものに利用する
ことが可能である。
ロファイルを記憶しておくことができるため、ユーザが
テンプレートに項目を入力する負担がさらに軽減され
る。加えて、プロファイルには、有効期限や有効地域と
いった制限を加えることができるため、常に適切なプロ
ファイルを使用することができる。なお、本実施の形態
においては、本システムをトレッキング等に利用する場
合を例に挙げて説明したが、情報を提供し得るものであ
れば、美術館、博物館等における解説、オフィス内の施
設案内(会議室の予約状況等)といったものに利用する
ことが可能である。
【0084】また、本実施の形態においては、基地局2
0は、サーバ10と接続され、サーバ10が種々の情報
を記憶しているものとして説明したが、基地局20が種
々の情報を記憶しておくこととしてもよい(図11参
照)。さらに、複数の基地局20がそれぞれサーバの機
能を有し、他の基地局20に情報を送信するといったこ
とや、サーバ10が各基地局20から端末30に情報を
選別して提供する処理を一括して管理するといったこと
も可能である。
0は、サーバ10と接続され、サーバ10が種々の情報
を記憶しているものとして説明したが、基地局20が種
々の情報を記憶しておくこととしてもよい(図11参
照)。さらに、複数の基地局20がそれぞれサーバの機
能を有し、他の基地局20に情報を送信するといったこ
とや、サーバ10が各基地局20から端末30に情報を
選別して提供する処理を一括して管理するといったこと
も可能である。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、選別手段によって選別
された選別情報が、基地局装置から携帯端末装置に送信
される。したがって、携帯端末装置のユーザは、提供さ
れる情報を容易かつ適切に選別することができ、希望す
る情報を効率的に取得することができる。また、基地局
装置から携帯端末装置に送信する情報が、必要十分な量
となるため、通信コストの低減および通信効率の向上を
図ることができる。
された選別情報が、基地局装置から携帯端末装置に送信
される。したがって、携帯端末装置のユーザは、提供さ
れる情報を容易かつ適切に選別することができ、希望す
る情報を効率的に取得することができる。また、基地局
装置から携帯端末装置に送信する情報が、必要十分な量
となるため、通信コストの低減および通信効率の向上を
図ることができる。
【0086】また、基地局装置がテンプレートを携帯端
末装置に送信し、携帯端末装置において、所定のプロフ
ァイルが生成される。そして、このプロファイルを基地
局装置に送信することにより、基地局装置から携帯端末
装置に、プロファイルに基づいて情報が提供される。し
たがって、提供される情報をより容易かつ適切に選別す
ることが可能となる。
末装置に送信し、携帯端末装置において、所定のプロフ
ァイルが生成される。そして、このプロファイルを基地
局装置に送信することにより、基地局装置から携帯端末
装置に、プロファイルに基づいて情報が提供される。し
たがって、提供される情報をより容易かつ適切に選別す
ることが可能となる。
【0087】さらに、テンプレートおよびプロファイル
は、文書構造を拡張可能な言語によって記述されている
ため、異なるプロファイル間の対応付けや所定プロファ
イルから項目を自動的にテンプレートに記入するといっ
たことが容易となり、ユーザが情報を選別するための負
担が軽減される。また、携帯端末装置の仕様に関する情
報あるいは携帯端末装置のユーザに関する情報を記憶し
ておくことができるため、ユーザがテンプレートに項目
を入力する負担がさらに軽減される。
は、文書構造を拡張可能な言語によって記述されている
ため、異なるプロファイル間の対応付けや所定プロファ
イルから項目を自動的にテンプレートに記入するといっ
たことが容易となり、ユーザが情報を選別するための負
担が軽減される。また、携帯端末装置の仕様に関する情
報あるいは携帯端末装置のユーザに関する情報を記憶し
ておくことができるため、ユーザがテンプレートに項目
を入力する負担がさらに軽減される。
【図1】本発明を適用した情報提供システム1の機能構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】サーバ10の機能構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】基地局20の機能構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】端末30の機能構成を示すブロック図である。
【図5】端末30の中央演算装置31が実行するプロフ
ァイル作成処理を示すフローチャートである。
ァイル作成処理を示すフローチャートである。
【図6】基地局20の中央演算装置21が実行する情報
提供処理を示すフローチャートである。
提供処理を示すフローチャートである。
【図7】ユーザによってトレッキングテンプレートに項
目が設定される状態を示す図である。
目が設定される状態を示す図である。
【図8】端末30が基地局20から送信されたURLに
基づいて、インターネットを介して花の開花情報を取得
する場合を示す図である。
基づいて、インターネットを介して花の開花情報を取得
する場合を示す図である。
【図9】文字によって予約状況等を表示する場合の画面
の例である。
の例である。
【図10】図を用いて予約状況等を表示する場合の画面
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図11】基地局20が種々の情報を記憶する場合の例
を示す図である。
を示す図である。
1 情報提供システム
10 サーバ
11,21,31 中央演算装置
12,32 入力装置
13,22,33 主記憶装置
13a ワークエリア
14,23,34 補助記憶装置
15,35 表示装置
16,24,36 通信装置
37 音響装置
20 基地局
30 端末
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04M 3/493 H04Q 7/04 Z
11/00 302 H04B 7/26 M
H04Q 7/34 106B
Fターム(参考) 5B075 KK07 PR08
5K015 AB01
5K067 AA21 BB04 BB21 DD11 DD51
EE02 EE10 EE16 FF02 FF23
FF25 HH22 JJ53
5K101 KK16 KK17 LL12 NN03 NN18
Claims (46)
- 【請求項1】 所定情報を記憶する記憶手段と、所定の
無線通信可能領域を有する基地局装置と、該基地局装置
と無線通信可能な携帯端末装置とを含み、前記基地局装
置の無線通信可能領域に前記携帯端末装置が位置してい
る場合に、前記記憶手段に記憶された所定情報を選択的
に前記基地局装置から前記携帯端末装置に送信可能な情
報提供システムであって、 前記記憶手段に記憶された所定情報のうち、前記携帯端
末装置に送信する選別情報を該携帯端末装置と対応付け
て選別する選別手段を備え、 前記基地局装置は、前記選別情報を前記携帯端末装置に
送信することを特徴とする情報提供システム。 - 【請求項2】 前記携帯端末装置は、前記基地局装置の
無線通信可能領域に位置している場合に、前記基地局装
置に対し、前記記憶手段が記憶している所定情報のう
ち、自装置に送信を要求する情報を選別するためのプロ
ファイルを送信し、 前記選別手段は、該プロファイルに基づいて、前記携帯
端末装置に送信する情報を選別することを特徴とする請
求項1記載の情報提供システム。 - 【請求項3】 前記基地局装置は、前記携帯端末装置に
対し、前記プロファイルを生成するためのテンプレート
を送信し、 前記携帯端末装置は、該テンプレートに基づいて、前記
プロファイルを生成することを特徴とする請求項2記載
の情報提供システム。 - 【請求項4】 前記基地局装置を1または複数含み、前
記記憶手段に記憶された所定情報のうち、該基地局装置
から送信可能な提供可能情報を設定し、前記テンプレー
トには、前記提供可能情報を識別するための識別情報が
含まれることを特徴とする請求項3記載の情報提供シス
テム。 - 【請求項5】 前記基地局装置には、自装置が設置され
た場所に応じて、前記提供可能情報が設定されることを
特徴とする請求項4記載の情報提供システム。 - 【請求項6】 前記選別情報のうち、自装置と対応付け
られた情報を送信可能な送信用基地局装置を含み、 該送信用基地局装置は、前記選別情報の送信先である前
記携帯端末装置が、自装置の無線通信可能領域に位置し
ている場合に、前記選別情報のうち自装置と対応付けら
れた情報を該携帯端末装置に送信することを特徴とする
請求項1記載の情報提供システム。 - 【請求項7】 前記記憶手段は、前記基地局装置に備え
られることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の情報提供システム。 - 【請求項8】 前記基地局装置と通信可能なサーバをさ
らに含み、前記記憶手段は、該サーバに備えられること
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の情報提供
システム。 - 【請求項9】 前記サーバは、外部ネットワークと接続
され、前記記憶手段に記憶する情報を、外部ネットワー
クを介して取得可能であることを特徴とする請求項8記
載の情報提供システム。 - 【請求項10】 前記選別手段は、前記基地局装置に備
えられることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
載の情報提供システム。 - 【請求項11】 前記基地局装置と通信可能なサーバを
さらに含み、前記選別手段は、該サーバに備えられるこ
とを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の情報提
供システム。 - 【請求項12】 前記携帯端末装置は、複数の前記プロ
ファイルを相互に対応付けることが可能であり、前記選
別手段は、対応付けられた複数の前記プロファイルに基
づいて、情報を選別することを特徴とする請求項2また
は3記載の情報提供システム。 - 【請求項13】 前記テンプレートあるいは前記プロフ
ァイルは、文書構造を拡張可能な言語によって記述され
たことを特徴とする請求項2または3記載の情報提供シ
ステム。 - 【請求項14】 前記携帯端末装置は、該携帯端末装置
の仕様に関する情報を前記文書構造を拡張可能な言語で
記述した端末情報を記憶し、前記プロファイルに、該端
末情報の内容を反映させることを特徴とする請求項13
記載の情報提供システム。 - 【請求項15】 前記携帯端末装置は、該携帯端末装置
のユーザに関する情報を前記文書構造を拡張可能な言語
で記述したユーザ情報を記憶し、前記プロファイルに、
該ユーザ情報の内容を反映させることを特徴とする請求
項13記載の情報提供システム。 - 【請求項16】 前記記憶手段に記憶された所定情報
は、トレッキングに関する情報であることを特徴とする
請求項1〜15のいずれかに記載の情報提供システム。 - 【請求項17】 前記記憶手段に記憶された所定情報
は、所定店舗における買い物に関する情報であることを
特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の情報提供
システム。 - 【請求項18】 前記記憶手段に記憶された所定情報
は、交通機関の利用に関する情報であることを特徴とす
る請求項1〜15のいずれかに記載の情報提供システ
ム。 - 【請求項19】 前記記憶手段に記憶された所定情報
は、展示物の解説に関する情報であることを特徴とする
請求項1〜15のいずれかに記載の情報提供システム。 - 【請求項20】 前記基地局と前記携帯端末装置とは、
近距離無線通信によって通信可能であることを特徴とす
る請求項1〜19のいずれかに記載の情報提供システ
ム。 - 【請求項21】 所定情報を記憶する記憶手段と、所定
の無線通信可能領域を有する基地局装置と、該基地局装
置と無線通信可能な携帯端末装置とを含み、前記基地局
装置の無線通信可能領域に前記携帯端末装置が位置して
いる場合に、前記記憶手段に記憶された所定情報を選択
的に前記基地局装置から前記携帯端末装置に送信可能な
情報提供システムにおける情報提供方法であって、 前記記憶手段に記憶された所定情報のうち、前記携帯端
末装置に送信する選別情報を該携帯端末装置と対応付け
て選別するステップと、 前記基地局装置が、前記選別情報を前記携帯端末装置に
送信するステップと、 を含むことを特徴とする情報提供方法。 - 【請求項22】 所定情報を記憶する記憶手段と、所定
の無線通信可能領域を有する基地局装置と、該基地局装
置と無線通信可能な携帯端末装置とを含み、前記基地局
装置の無線通信可能領域に前記携帯端末装置が位置して
いる場合に、前記記憶手段に記憶された所定情報を選択
的に前記基地局装置から前記携帯端末装置に送信可能な
情報提供システムのための携帯端末装置であって、 前記記憶手段に記憶された所定情報のうち、自装置と対
応付けられた選別情報を受信可能であることを特徴とす
る携帯端末装置。 - 【請求項23】 前記基地局装置の無線通信可能領域に
位置している場合に、前記基地局装置に対し、前記記憶
手段が記憶している所定情報のうち、自装置に送信を要
求する情報を選別するためのプロファイルを送信するこ
とを特徴とする請求項22記載の携帯端末装置。 - 【請求項24】 前記基地局装置から、前記プロファイ
ルを生成するためのテンプレートを受信し、該テンプレ
ートに基づいて、前記プロファイルを生成することを特
徴とする請求項23記載の携帯端末装置。 - 【請求項25】 前記情報提供システムは、前記選別情
報のうち、自装置と対応付けられた情報を送信可能な送
信用基地局装置を含み、 前記送信用基地局装置の無線通信可能領域に位置してい
る場合に、前記選別情報のうち該送信用基地局装置と対
応付けられた情報を受信することを特徴とする請求項2
2記載の携帯端末装置。 - 【請求項26】 複数の前記プロファイルを相互に対応
付けることが可能であることを特徴とする請求項23ま
たは24記載の携帯端末装置。 - 【請求項27】 前記テンプレートあるいは前記プロフ
ァイルは、文書構造を拡張可能な言語によって記述され
たことを特徴とする請求項23または24記載の携帯端
末装置。 - 【請求項28】 自装置の仕様に関する情報を前記文書
構造を拡張可能な言語で記述した端末情報を記憶し、前
記プロファイルに、該端末情報の内容を反映させること
を特徴とする請求項27記載の携帯端末装置。 - 【請求項29】 自装置のユーザに関する情報を前記文
書構造を拡張可能な言語で記述したユーザ情報を記憶
し、前記プロファイルに、該ユーザ情報の内容を反映さ
せることを特徴とする請求項27記載の携帯端末装置。 - 【請求項30】 前記基地局と近距離無線通信によって
通信可能であることを特徴とする請求項22〜29のい
ずれかに記載の携帯端末装置。 - 【請求項31】 所定情報を記憶する記憶手段と、所定
の無線通信可能領域を有する基地局装置と、該基地局装
置と無線通信可能な携帯端末装置とを含み、前記基地局
装置の無線通信可能領域に前記携帯端末装置が位置して
いる場合に、前記記憶手段に記憶された所定情報を選択
的に前記基地局装置から前記携帯端末装置に送信可能な
情報提供システムのための基地局装置であって、 前記情報提供システムは、前記記憶手段に記憶された所
定情報のうち、前記携帯端末装置に送信する選別情報を
該携帯端末装置と対応付けて選別する選別手段を備え、 前記選別情報を前記携帯端末装置に送信することを特徴
とする基地局装置。 - 【請求項32】 前記記憶手段が記憶している所定情報
のうち、前記端末装置が該端末装置に対する送信を要求
する情報を選別するために送信するプロファイルであっ
て、自装置の無線通信可能領域に該携帯端末装置が位置
している場合に該端末装置が送信するプロファイルを受
信することを特徴とする請求項31記載の基地局装置。 - 【請求項33】 前記携帯端末装置に対し、前記プロフ
ァイルを生成するためのテンプレートを送信することを
特徴とする請求項32記載の基地局装置。 - 【請求項34】 前記記憶手段に記憶された所定情報の
うち、自装置から送信可能な提供可能情報が設定され、
前記テンプレートには、前記提供可能情報を識別するた
めの識別情報が含まれることを特徴とする請求項33記
載の基地局装置。 - 【請求項35】 自装置が設置された場所に応じて、前
記提供可能情報が設定されることを特徴とする請求項3
4記載の基地局装置。 - 【請求項36】 前記記憶手段を備えることを特徴とす
る請求項31〜35のいずれかに記載の基地局装置。 - 【請求項37】 前記選別手段を備えることを特徴とす
る請求項31〜36のいずれかに記載の基地局装置。 - 【請求項38】 前記選別手段は、前記携帯端末装置に
よって相互に対応付けられた複数の前記プロファイルに
基づいて、情報を選別することを特徴とする請求項32
または33記載の基地局装置。 - 【請求項39】 前記テンプレートあるいは前記プロフ
ァイルは、文書構造を拡張可能な言語によって記述され
たことを特徴とする請求項32または33記載の基地局
装置。 - 【請求項40】 前記記憶手段に記憶された所定情報
は、トレッキングに関する情報であることを特徴とする
請求項31〜39のいずれかに記載の基地局装置。 - 【請求項41】 前記記憶手段に記憶された所定情報
は、所定店舗における買い物に関する情報であることを
特徴とする請求項31〜39のいずれかに記載の基地局
装置。 - 【請求項42】 前記記憶手段に記憶された所定情報
は、交通機関の利用に関する情報であることを特徴とす
る請求項31〜39のいずれかに記載の基地局装置。 - 【請求項43】 前記記憶手段に記憶された所定情報
は、展示物の解説に関する情報であることを特徴とする
請求項31〜39のいずれかに記載の基地局装置。 - 【請求項44】 前記携帯端末装置と近距離無線通信に
よって通信可能であることを特徴とする請求項31〜4
3のいずれかに記載の基地局装置。 - 【請求項45】 請求項8、請求項9あるいは請求項1
1のいずれか1項に記載の情報提供システムのためのサ
ーバ。 - 【請求項46】 所定情報を記憶する記憶手段と、ネッ
トワークに接続された情報提供装置と、該情報提供装置
とネットワークを介して通信可能な端末装置とを含み、
前記情報提供装置から前記端末装置に対し、前記記憶手
段に記憶された所定情報を選択的に送信可能な情報提供
システムであって、 前記記憶手段に記憶された所定情報のうち、前記端末装
置に送信する選別情報を該端末装置と対応付けて選別す
る選別手段を備え、 前記情報提供装置は、前記選別情報を前記端末装置に送
信することを特徴とする情報提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001369172A JP2003169358A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 情報提供システム、情報提供方法、携帯端末装置、基地局装置およびサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001369172A JP2003169358A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 情報提供システム、情報提供方法、携帯端末装置、基地局装置およびサーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003169358A true JP2003169358A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19178618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001369172A Withdrawn JP2003169358A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 情報提供システム、情報提供方法、携帯端末装置、基地局装置およびサーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003169358A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005029361A1 (ja) * | 2003-09-24 | 2005-03-31 | Nec Corporation | 観光情報提供サーバ、方法、およびプログラム |
JP2005147953A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Asaza Kikin | 環境データ計測システム,方法,プログラム、環境データ計測システムに用いる集計サーバ,センサ端末 |
JP2006056678A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータシステム |
JP2008193337A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Fujitsu Ltd | 通信プログラムおよび携帯端末装置 |
JP2014135060A (ja) * | 2014-01-31 | 2014-07-24 | Casio Comput Co Ltd | 端末装置、情報管理装置及びプログラム |
JP2018005756A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム |
-
2001
- 2001-12-03 JP JP2001369172A patent/JP2003169358A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
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JP2018005756A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理装置、端末装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム |
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