JP2003165186A - 美麗な印刷物を与える積層耐水紙 - Google Patents
美麗な印刷物を与える積層耐水紙Info
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Abstract
れ、美麗な印刷物を与える積層耐水紙を提供する。 【解決手段】 紙基材の少なくとも一方の表面に、この
紙基材と接するようにシングルサイト系触媒により合成
された直鎖状低密度ポリエチレン(SS−LLDPE)
を積層する。かかる積層耐水紙は、高光沢処理により、
従来であれば残存していた微小な窪みもない、きわめて
平滑な表面を与えるので、この表面に印刷を行った場合
には美麗な仕上がりとなり、オフセット印刷においても
白抜けのない美麗な印刷物が得られる。なお、高光沢度
及び表面強度の観点からは、このSS−LLDPE層上
に、ポリプロピレン層を積層することが好ましい。
Description
紙に関する。
ら、紙基材の表面に熱可塑性合成樹脂をラミネートした
積層耐水紙が知られている。この積層耐水紙は、通常、
押出しラミネーション法や共押出しラミネーション法に
よって製造される。即ち、巻取りロールから繰出された
紙基材層の表面に、Tダイ製膜機から溶融した熱可塑性
合成樹脂を押出し、又は、2種以上の熱可塑性合成樹脂
を共押出しし、クーリングロールとニップロール間で直
ちに、紙基材層とこの(これらの)熱可塑性合成樹脂層
を押圧・圧着して積層することにより製造される。
性を有しながら比較的安価で、廃棄処理も容易であると
いう優れた特性をもつことから、選挙用や商業用等の屋
外ポスターが主要な用途の一つとなっている。
ターにおいては、何よりも美麗性が重要視される。この
ため、かかるポスター用の印刷紙には、高光沢な面調が
好まれる傾向にある。上記積層耐水紙においては、溶融
した熱可塑性合成樹脂と紙基材とを圧着する際に、周面
を鏡面仕上げとしたクーリングロールを用いることで、
この鏡面を熱可塑性合成樹脂表面に転写し、このような
高光沢を付与している。
耐水紙には、その表面に微小な窪みが散在し、この耐水
紙にオフセット印刷を施した場合には、この窪み部分に
インキが転写されず、いわゆる白抜けになってしまい、
出来上がりの印刷物の美麗性を却って損ねてしまうとい
う問題があった。
沢を有しながらオフセット印刷性にも優れ、美麗な印刷
物を与える積層耐水紙を提供することを目的とする。
の結果、紙基材上に積層する熱可塑性合成樹脂として、
シングルサイト系触媒にて合成された直鎖状低密度ポリ
エチレン(SS−LLDPE)を選択することにより、
上記課題が解決されることを見出し、本願発明を完成し
た。
方の表面に、一層以上の熱可塑性合成樹脂層が積層され
ており、かつ、それらの熱可塑性合成樹脂層のうち紙基
材と接する層が、SS−LLDPEからなる積層耐水紙
に関するものである。
る。
は植物繊維とその他の繊維を絡み合わせ、膠着させて製
造したものを言う。このような紙基材であれば、何であ
れ本願発明に使用することができるが、出来上がりの積
層耐水紙に高光沢性を付与する観点からは、紙基材とし
て、できるだけ平滑な紙、例えば上質紙、コート紙等の
使用が好ましい。
方又は両方の表面にSS−LLDPEからなる熱可塑性
合成樹脂層(以下、単にSS−LLDPE層という。)
を積層したものである。もちろん、かかるSS−LLD
PE層以外に他の熱可塑性合成樹脂層が積層されていて
も構わない。但し、紙基材のどちらか一方の面には常
に、SS−LLDPE層が紙基材と接するようにして積
層されていることを要する。従って、本願発明の積層耐
水紙は、紙基材/SS−LLDPE層といった最も単純
なものの他、例えば、紙基材/SS−LLDPE層/他
の熱可塑性合成樹脂層、他の熱可塑性合成樹脂層/紙基
材/SS−LLDPE層、他の熱可塑性合成樹脂層/紙
基材/SS−LLDPE層/他の熱可塑性合成樹脂層、
SS−LLDPE層/紙基材/SS−LLDPE層、S
S−LLDPE層/紙基材/SS−LLDPE層/他の
熱可塑性合成樹脂層、他の熱可塑性合成樹脂層/SS−
LLDPE層/紙基材/SS−LLDPE層/他の熱可
塑性合成樹脂層等の積層構成を採ることができる。な
お、ここで、他の熱可塑性合成樹脂層は2層以上であっ
てもよい。そして、他の熱可塑性合成樹脂層が紙基材の
両方の面に存在している場合には、これを形成する熱可
塑性合成樹脂の種類や、これら他の熱可塑性合成樹脂層
の積層順序は、一方の面と他方の面とで同一であっても
異なっていても構わない。
しては、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリ
エチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L
LDPE)、SS−LLDPE、ランダムポリプロピレ
ン、ホモポリプロピレンといったポリオレフィン系樹脂
を始め、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂等を
使用することができる。中でもポリプロピレンはランダ
ムであるとホモであるとにかかわらず光沢が高く、しか
も硬くて傷つき難いことから、本願発明の積層耐水紙の
最外層を形成する樹脂として好ましい。加えて、このポ
リプロピレンはSS−LLDPEとの接着性も良いの
で、SS−LLDPE層の上にこのポリプロピレンを積
層して最外層とすることができる。
性、筆記性等を持たせる目的で酸化チタン、炭酸カルシ
ウム等の無機填料を配合することもできる。ただし、無
機填量の配合は、積層耐水紙の表面性を悪化させる原因
ともなるため、配合量は、これが配合される最外層に対
して25重量%以下、できれば15重量%以下とするこ
とが好ましい。
基材、SS−LLDPE層及び他の熱可塑性合成樹脂層
には、本願発明の目的を害さない限り、上記した以外に
も種々の添加剤を添加したり、塗工剤を塗工したりする
ことができる。例えば、これらの添加剤や塗工剤とし
て、紙基材にはサイズ剤、無機填料(酸化チタン、炭酸
カルシウム、クレー、タルク、シリカ等)、SS−LL
DPE層及び他の熱可塑性合成樹脂層には帯電防止剤、
耐ブロッキング剤(アクリルビーズ、ガラスビーズ、シ
リカ等)など、一般的に使用される添加剤や塗工剤を使
用することができる。
ション法や共押出しラミネーション法等、公知の方法を
単独で、又はこれらを適宜組合せて用いて、紙基材にS
S−LLDPE層又はSS−LLDPE層と他の熱可塑
性合成樹脂層を積層し、製造することができる。前記し
たように、不透明性等を目的として酸化チタン等の無機
填料を最外層樹脂に配合すると、ラミネーション加工性
は悪化するが、かかる場合には、この最外層樹脂を、無
機填料を含まない樹脂と共に共押出しラミネートすれ
ば、樹脂層の厚さを薄くしても、いわゆる膜切れ等のト
ラブルの発生を押さえて、安定的な製造を行うことがで
きる。
ミネーションにあたり、溶融した樹脂と接するクーリン
グロールとして周面を鏡面仕上げとしたものを用い、さ
らに、ニップロールとして硬度の大きいものを用いて、
高い線圧で樹脂と紙基材等との押圧・圧着を行えば、積
層された樹脂表面を高光沢とすることができる。この目
的のため、ニップロールとしては硬度80度(JIS
K−6253)以上のものを用い、線圧は15kgf/
cm以上で押圧・圧着を行うことが好ましい。本願発明
の積層耐水紙において、少なくとも最外層の樹脂を積層
する際にかかる高光沢処理を行えば、当該最外層樹脂の
表面、ひいては当該最外層樹脂の積層された積層耐水紙
表面を高光沢とすることができる。なお、ここで高光沢
とは、JIS P−8142に準じた測定法により光沢
度75度以上を示すことをいう。
SS−LLDPEが積層された側(以下、単に、紙基材
のSS−LLDPE層側という。)の積層耐水紙最外層
となる樹脂を積層する際に行うことで、大きな効果が得
られる。この場合には、当該最外層樹脂が積層された積
層耐水紙の表面は、従来であれば残存していた微小な窪
みも消え、きわめて平滑なものとなるからである。従っ
て、こうした積層耐水紙表面に印刷を行えば、美麗な仕
上がりが得られ、オフセット印刷においても白抜けのな
い美麗な印刷物が得られることとなる。
PE層側に積層された樹脂層全体(紙基材に接して積層
されたSS−LLDPE層自体も含む。)の厚さは15
μm以上、殊に20〜40μmの範囲内であることが好
ましい。この樹脂層全体の厚さが15μm未満では、本
願発明の積層耐水紙においても、きわめて優れた表面平
滑性と印刷の美麗性という上記効果を確保することが困
難となる。一方、この樹脂層全体の厚さが40μmを超
えると、コストが上昇するのみならず、紙基材の厚さに
対して樹脂層の厚さが厚くなりすぎ、積層耐水紙の腰が
なくなって印刷適性が悪化する傾向を示す。
LDPE層自体の厚さは8μm以上であることが好まし
い。このSS−LLDPE層の厚さが8μ未満である
と、上記樹脂層全体の厚さを厚くしたとしても、やは
り、きわめて優れた表面平滑性と印刷の美麗性という効
果の確保は困難となる。
雑に絡み合って構成しているため、その表面には微小な
凹凸が無数に存在する。従って、押出しラミネーション
法や共押出しラミネーション法によりこの紙基材に熱可
塑性合成樹脂を積層する場合、紙基材表面に薄い膜状に
押出された溶融樹脂は、その表面の凹凸に追従して積層
されることとなる(図2)。このような凹凸は、紙基材
と溶融樹脂とを押圧して圧着する際に、溶融樹脂と接
し、これを圧するクーリングロールとして、周面を高平
滑とした鏡面仕上げのものを用い、この表面性状を樹脂
表面に転写することである程度矯正されるが、それでも
なお矯正しきれない凹部が残り、これが積層耐水紙表面
の微小な窪みとなって、オフセット印刷における白抜け
等のトラブルを起こす原因となっていた。
紙基材に接してSS−LLDPE層を設けることにより
解決する。即ち、SS−LLDPEは、押出しラミネー
ション法や共押出しラミネーション法によって紙基材に
積層しても、紙基材の凹凸、特に凹部にはあまり追従し
ないでSS−LLDPE層を形成する(図1)。従っ
て、このSS−LLDPE層をクーリングロールで圧し
た場合、又は、このSS−LLDPE層上に積層したそ
の他の熱可塑性合成樹脂層をクーリングロールで圧した
場合には、クーリングロールの表面性状がほぼ完全に樹
脂表面に転写される。かかるクーリングロールとして、
周面を鏡面仕上げとしたものを用いれば、きわめて平滑
な表面を有し、美麗な印刷物、特に、オフセット印刷に
おいては白抜けのない印刷物が得られる、高光沢性の積
層耐水紙が得られることとなる。
おそらく、この層を形成するSS−LLDPE自体の溶
融張力に起因するものと考えられる。SS−LLDPE
は、メタロセン系触媒等、均一な活性点を有する触媒を
用いて合成されることから、分子量分布が狭く、高分子
物質としてはかなり均一な分子量組成を有している。こ
のため結晶構造が比較的緻密となって高い溶融張力を示
し、溶融された樹脂が紙基材上に押出された場合でも、
その表面の凹凸に追従することなく紙基材上に積層され
るのであろう。
る。
積率は、ローランド社製オフセット印刷機304にて4
色印刷を行ったサンプルの墨単色ベタ印刷面10mm×
10mm領域の画像データを、解像度2400dpiで
スキャナ(アグファゲバルト社製『デュオスキャンT2
500』)から取込み、画像処理ソフト「ウィンルー
フ」(三谷商事(株)製)を用いて処理することにより
求めた、画像データ取込み領域に対するインキ非転写部
の面積率である。
混合した溶融ホモポリプロピレン(MFR23g/10
分、密度0.91g/cm3)を、溶融SS−LLDP
E(日本ポリオレフィン(株)製『ハーモレックスNH
725N』)と共に、坪量81g/m2の上質紙の片面
に、SS−LLDPEが上質紙側に位置するようにTダ
イを用いて押出温度300℃にて共押出しし、これらの
溶融樹脂と上質紙とを、周面を鏡面仕上げとしたクーリ
ングロールと硬度95度のニップロールとを用い、線圧
15kgf/cmで押圧・圧着して積層耐水紙を製造し
た。即ち、この積層耐水紙は、上質紙/酸化チタン無添
加SS−LLDPE層/酸化チタン添加ホモポリプロピ
レン層という積層構成を有する。なお、このとき、SS
−LLDPE層の厚さは10μm、ホモポリプロピレン
層の厚さは20μm、また、SS−LLDPE層とホモ
ポリプロピレン層とが積層された側の積層耐水紙表面の
光沢度は89.5(JIS P−8142に準じて測
定。以下同じ。)であった。
層表面にオフセット印刷を行い、白抜け面積率を測定し
た結果を表1に示す。
混合したホモポリプロピレンに代えて、酸化チタン15
重量%を添加混合したSS−LLDPE(日本ポリオレ
フィン(株)製『ハーモレックスNH725N』)を用
いた他は、実施例1と同様にして積層耐水紙を製造し
た。即ち、この積層耐水紙は、上質紙/酸化チタン無添
加SS−LLDPE層/酸化チタン添加SS−LLDP
E層という積層構成を有する。なお、このとき、酸化チ
タン無添加SS−LLDPE層の厚さは10μm、酸化
チタン添加SS−LLDPE層の厚さは20μm、これ
らのSS−LLDPE層が積層された側の積層耐水紙の
光沢度は80.2であった。
−LLDPE層表面にオフセット印刷を行い、白抜け面
積率を測定した結果を表1に示す。
DPE(三井化学(株)製『11P』)を用いた他は、
実施例1と同様にして積層耐水紙を製造した。即ち、こ
の積層耐水紙は、上質紙/酸化チタン無添加LDPE層
/酸化チタン添加ホモポリプロピレン層という積層構成
を有する。なお、このとき、LDPE層の厚さは10μ
m、酸化チタン添加ホモポリプロピレン層の厚さは20
μm、LDPE層とホモポリプロピレン層とが積層され
た側の積層耐水紙の光沢度は84.0であった。
層表面にオフセット印刷を行い、白抜け面積率を測定し
た結果を表1に示す。
質紙に積層した他は、実施例1と同様にして積層耐水紙
を製造した。即ち、この積層耐水紙は、上質紙/酸化チ
タン無添加ホモポリプロピレン層という積層構成を有す
る。なお、このとき、ホモポリプロピレン層の厚さは3
0μm、ホモポリプロピレン層が積層された側の積層耐
水紙の光沢度は83.5であった。
層表面にオフセット印刷を行い、白抜け面積率を測定し
た結果を表1に示す。
LDPEを用いた他は、実施例2と同様にして積層耐水
紙を製造した。即ち、この積層耐水紙は、上質紙/酸化
チタン無添加LLDPE層/酸化チタン添加LLDPE
層という積層構成を有する。なお、このとき、酸化チタ
ン無添加LLDPE層の厚さは10μm、酸化チタン添
加LLDPE層の厚さは20μm、これらのLLDPE
層が積層された側の積層耐水紙の光沢度は75.8であ
った。
DPE層表面にオフセット印刷を行い、白抜け面積率を
測定した結果を表1に示す。
層を紙基材と接して設けた実施例1及び2の積層耐水紙
は、いずれも白抜け面積率が1.1%台を示した。これ
に対して、比較例1〜3の積層耐水紙の白抜け面積率は
いずれも2%以上であり、本願発明の積層耐水紙が、オ
フセット印刷においても白抜けのない、高光沢で美麗な
印刷物を与えることが実証された。
より、従来であれば高光沢処理後も残存していた微小な
窪みすらもない、きわめて平滑な表面を与える。このた
め、この表面に印刷を行った場合には美麗な仕上がりと
なり、オフセット印刷においても白抜けのない美麗な印
刷物が得られる。
て最適な、高光沢で美麗な印刷物を与えることができ
る。
を示す、模式的な断面図である。
成樹脂からなる層を積層した状態を示す、模式的な断面
図である。
層
Claims (4)
- 【請求項1】 紙基材の少なくとも一方の表面に、一層
以上の熱可塑性合成樹脂層が積層されており、かつ、そ
れらの熱可塑性合成樹脂層のうち紙基材と接する層が、
シングルサイト系触媒にて合成された直鎖状低密度ポリ
エチレンからなることを特徴とする、積層耐水紙。 - 【請求項2】 紙基材に積層された熱可塑性合成樹脂層
のうち最外層をなす層がポリプロピレンからなる、請求
項1記載の積層耐水紙。 - 【請求項3】 少なくとも、シングルサイト系触媒にて
合成された直鎖状低密度ポリエチレンからなる層が紙基
材と接して積層されている側の積層耐水紙表面が、JI
S P−8142に準じた測定法により光沢度75度以
上を示す、請求項1又は2に記載の積層耐水紙。 - 【請求項4】 最外層の熱可塑性合成樹脂層に25重量
%以下の無機填料が配合された、請求項1、2又は3に
記載の積層耐水紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001369118A JP4284904B2 (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 美麗な印刷物を与える積層耐水紙 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007513802A (ja) * | 2003-12-03 | 2007-05-31 | コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼーション | 生鮮食料品の輸送及び貯蔵用の包装材料の製造処理 |
CN107933036A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-04-20 | 黄志强 | 一种改善人工气候老化性能的聚乙烯丙纶高分子防水卷材 |
-
2001
- 2001-12-03 JP JP2001369118A patent/JP4284904B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107933036A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-04-20 | 黄志强 | 一种改善人工气候老化性能的聚乙烯丙纶高分子防水卷材 |
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