JP2003153716A - 杖 - Google Patents
杖Info
- Publication number
- JP2003153716A JP2003153716A JP2002262078A JP2002262078A JP2003153716A JP 2003153716 A JP2003153716 A JP 2003153716A JP 2002262078 A JP2002262078 A JP 2002262078A JP 2002262078 A JP2002262078 A JP 2002262078A JP 2003153716 A JP2003153716 A JP 2003153716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cane
- ground
- flexible joint
- cane body
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Abstract
方には関係なく接地部が床や地面等へよく馴染んで滑ら
ないように安定し、杖に頼る老人や身障者の安全を確保
することができる杖を提供することをその課題とする。 【解決手段】 杖本体2の基部にフレキシブルジョイン
ト3を介して接地部4を連結し、この接地部4が杖本体
2を垂直状態に保持できる程度の大きさを有するととも
に、接地部4と杖本体2との相対角度を上記フレキシブ
ルジョイント3によって自在に変えられるようにする構
成を採用する。
Description
歩行を補助する杖に関する。
基部に連結した接地部を杖本体が直立状態に保持される
程度の大きさにしたものは公知であり、このような杖は
杖本体の基部に4本脚型の接地部を固定してある(例え
ば特許文献1参照)。
上がるときに、図6に示されるように、握り部14を握
って杖本体12を床等へ斜めに突くと、接地部16が床
等と部分接触するに過ぎないため、極めて不安定で滑り
易く、また、段差や傾斜のある床や地面等を歩行すると
き、杖本体12を垂直に床や地面等に突く場合も、接地
部16は段差や傾斜の高い所と部分接触するに過ぎない
ため、前記同様に不安定で滑り易いから転倒事故等を多
発している現状であった。
解消し、杖本体の突き方には関係なく接地部が床や地面
等へよく馴染んで滑らないように安定し、杖に頼る老人
や身障者の安全を確保することができる杖を提供するこ
とをその課題とする。
め、本発明に係る杖は、杖本体の基部にフレキシブルジ
ョイントを介して接地部を連結し、この接地部が杖本体
を垂直状態に保持できる程度の大きさを有するととも
に、接地部と杖本体との相対角度を上記フレキシブルジ
ョイントによって自在に変えられる構成を採用すること
を特徴とする。
明に係る杖を示す。この杖1は、杖本体2とこの杖本体
2の基部にフレキシブルジョイント3により連結した接
地部4と杖本体2の上部に設けた握り5とにより構成さ
れる。
棒材、パイプ材等を用いて所定の長さに形成するか、写
真三脚等のような伸縮継ぎ手(図面省略)を用いて、長
さの加減ができるように形成する。
に接するもので、この接地部4により杖本体2を自立さ
せる。従って、その大きさを杖本体2が垂直状態を保持
して安定している程度の大きさに形成し、形状は図3
(a)(b)に示す円等の板状か、図5に示すような四
本脚状等に形成する。
6を取付けるのが好ましい。この滑り止め6はゴム等の
摩擦係数が大きい材料に形成するもので、板状の接地部
4の場合は、図3(a)に示すような突起状のものを所
要間隔で多数取付けるか、図3(b)に示すように環状
のものを取り付け、四本脚状等の場合は図5に示すよう
なキャップ形のものを各脚先に被せるようにする。
7の両端に接合金具15を固定するとともに、ボルト
8、9を弾性体7の内部に固定したもので、杖本体2の
基部に一方のボルト8をねじ込み、他方のボルト9を接
地部4を貫通させて受け凹部11でナット10により固
定したものである。接地部4の下面には滑り止め6が固
定されている。
性体7は、図2等においては防振ゴムを用いているが、
ゴム系に限定されるものではなく、金属製のコイルスプ
リングや板スプリングを組み合わせたもの、その他、こ
の用途に適したものを任意に選択できることは勿論であ
る。
地部4がフレキシブルジョイント3における弾性体7の
作用により杖本体2との相対角度を図1、図2に示す通
り直角に保持されるから、接地部4を床等に当接させて
杖本体2はベットや椅子等の傍に置けば、杖本体2は自
立して手を伸ばせば直ぐに掴める状態を保持する。
2の握りを持って、杖本体2を床に図4に示す通り斜め
に突くと、接地部4の後側が床に当るためフレキシブル
ジョイント3の弾性体7が撓んで杖本体2と接地部4と
の相対角度を図4に示すように変化させる。このため接
地部4はその全体が床等へ平均に当って滑らない状態で
安定するほか、身体の荷重は接地部4の中心で支えるよ
うに作用するので、立ち上がりを安全に楽に行うことが
できる。なお、この作用は立ち姿勢からベッドや椅子へ
腰を掛けるときも、前記と同様に行なわれて腰掛けをも
安全で楽に行なえる。
行するとき、杖本体2を床や地面等に垂直に突くと、フ
レキシブルジョイント3の弾性体7により杖本体2と直
角の相対角を保持される接地部4の一部分が段差や傾斜
の高い部分へ当る。このため、フレキシブルジョイント
3の弾性体7が撓んで接地部4を段差や傾斜に馴染むよ
うに傾かせ、接地部4の全体を平均に床や地面等に当ら
せて滑らない状態で安定させ、段差や傾斜のある床や地
面等を安全で楽に歩行することができるようにする。
させるためには、上述のようにフレキシブルジョイント
を用いる代わりに、図5に示されるように、杖本体2の
基部に弾性体からなる接地部4を連結し、この接地部4
が杖本体2を垂直状態に保持できる程度の大きさに形成
した構成であってもよい。
が奏される。 (1)接地部により自立する杖は、老人や身障者が直ぐ
に持てる位置に置くことができる。 (2)杖本体の突き方に関係なく、接地部はフレキシブ
ルジョイントの作用により床や地面へ馴染んで滑らない
状態になるから、ベッドや椅子からの立ち上がりや反対
の腰掛けを腰に負担を掛けず安全容易に行なうことがで
き、また、段差や傾斜のある面の歩行時も接地部が段差
や傾斜によく馴染んで杖を安定させるため安全で楽な歩
行ができる。
ルジョイントを必要としないので、構造が簡単になる。
す側面図。
面図。
示す底面図。
相対角度の変化を示す説明図。
示す側面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 杖本体の基部にフレキシブルジョイント
を介して接地部を連結し、この接地部が杖本体を垂直状
態に保持できる程度の大きさを有するとともに、接地部
と杖本体との相対角度を上記フレキシブルジョイントに
よって変えられるようにしたことを特徴とする杖。 - 【請求項2】 杖本体の基部に弾性体からなる接地部を
連結し、この接地部が杖本体を垂直状態に保持できる程
度の大きさに形成したことを特徴とする杖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002262078A JP2003153716A (ja) | 2001-09-10 | 2002-09-06 | 杖 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001273982 | 2001-09-10 | ||
JP2001-273982 | 2001-09-10 | ||
JP2002262078A JP2003153716A (ja) | 2001-09-10 | 2002-09-06 | 杖 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003153716A true JP2003153716A (ja) | 2003-05-27 |
Family
ID=26621932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002262078A Pending JP2003153716A (ja) | 2001-09-10 | 2002-09-06 | 杖 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003153716A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7735501B2 (en) * | 2001-03-30 | 2010-06-15 | Bioquest Prosthetics Llc | Mobility assistance apparatus and method |
US7954502B2 (en) | 2001-03-30 | 2011-06-07 | Bioquest Prosthetics, Llc | Mobility assistance apparatus |
KR101301306B1 (ko) * | 2011-08-09 | 2013-08-28 | 코리아케어서프라이 주식회사 | 보행용 지팡이 |
JP2015097783A (ja) * | 2014-08-08 | 2015-05-28 | 株式会社ひまわり | 杖用石突き |
CN109349754A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-02-19 | 东莞毅德复合材料有限公司 | 用于手杖-拐杖-登山杖上的脚垫结构 |
JP2020116344A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 東莞▲毅▼徳複合材料有限公司 | ステッキ、杖、登山用ストックに用いる杖先パッド構造 |
-
2002
- 2002-09-06 JP JP2002262078A patent/JP2003153716A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7735501B2 (en) * | 2001-03-30 | 2010-06-15 | Bioquest Prosthetics Llc | Mobility assistance apparatus and method |
US7954502B2 (en) | 2001-03-30 | 2011-06-07 | Bioquest Prosthetics, Llc | Mobility assistance apparatus |
KR101301306B1 (ko) * | 2011-08-09 | 2013-08-28 | 코리아케어서프라이 주식회사 | 보행용 지팡이 |
JP2015097783A (ja) * | 2014-08-08 | 2015-05-28 | 株式会社ひまわり | 杖用石突き |
CN109349754A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-02-19 | 东莞毅德复合材料有限公司 | 用于手杖-拐杖-登山杖上的脚垫结构 |
JP2020116344A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 東莞▲毅▼徳複合材料有限公司 | ステッキ、杖、登山用ストックに用いる杖先パッド構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051021 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061010 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061213 |