JP2003152722A - 障害情報表示システム - Google Patents
障害情報表示システムInfo
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Abstract
合に下位側ネットワーク機器の障害発生通知が重複表示
されて画面表示が煩雑化することを防止する。 【解決手段】 障害の発生したネットワーク機器のリソ
ース名(識別情報)を障害情報一覧テーブル10に記憶
すると共に、このネットワーク機器のリソース名を上位
リソース名とするネットワーク機器の障害表示を一時的
に禁止する(ステップc1〜ステップc9)。また、障
害の復旧したネットワーク機器の障害情報を障害情報一
覧テーブル10から削除すると共に、当該ネットワーク
機器のリソース名を上位リソース名とするネットワーク
機器の障害表示を再実行する(ステップc11〜ステッ
プc15)。これにより、下位側ネットワーク機器の障
害発生通知が上位側ネットワーク機器の障害発生通知と
重複して表示されるのを防止し、上位側ネットワーク機
器の障害復旧後に改めて下位側ネットワーク機器の障害
発生通知が表示されるようにする。
Description
接続されたネットワーク機器の障害の発生をオペレータ
に知らせる障害情報表示システムの改良に関する。
は、ネットワーク機器からネットワーク上の監視端末に
通知された障害情報の全てを一括表示する方式が、例え
ば、特開昭59−154558号等によって既に提案さ
れている。
ピュータネットワークに接続されるネットワーク機器に
おいては、多数の機器が主従関係を持って階層的に接続
されており、階層が上位のネットワーク機器に障害が発
生すると、その障害に起因して下位側のネットワーク機
器にも障害が検出されるのが普通である。
従来の障害情報表示システムにおいては、各ネットワー
ク機器から出力された障害発生通知の全てが一括して監
視端末に表示されるようになっていたため、前述のよう
に上位側のネットワーク機器の障害が原因して下位側の
ネットワーク機器に障害が発生したような場合であって
も、それ自体には何ら問題のない下位側の多数のネット
ワーク機器の障害が監視端末に表示されることになり、
一括して表示される障害発生通知の件数が多くなり過ぎ
て、実際に問題のあるネットワーク機器を特定すること
が難しくなる場合があった。
の欠点を解消し、上位側のネットワーク機器に障害が発
生した場合に、下位側のネットワーク機器の障害発生通
知が大量に表示されて画面表示が煩雑化することを防止
することのできる障害情報表示システムを提供すること
にある。
ネットワークに接続されたネットワーク機器の障害を検
知するための障害情報表示システムであり、前記目的を
達成するため、特に、ネットワーク上に接続されたネッ
トワーク機器の主従関係を各ネットワーク機器の識別情
報の対応関係によって記憶する構成情報データベース
と、前記ネットワーク機器から識別情報と共に出力され
る障害発生通知と障害復旧通知とを受信し、障害発生通
知が受信された場合には、前記構成情報データベースを
検索して、受信した識別情報を有するネットワーク機器
の上位側のネットワーク機器の識別情報の有無を判定
し、上位側のネットワーク機器の識別情報があれば受信
した識別情報および上位側のネットワーク機器の識別情
報と障害発生通知を出力する一方、上位側のネットワー
ク機器の識別情報がなければ受信した識別情報と障害発
生通知を出力し、また、障害復旧通知が受信された場合
には、受信した識別情報と障害復旧通知を出力する障害
情報管理部と、障害が発生したネットワーク機器の識別
情報および上位側のネットワーク機器の識別情報と障害
発生表示の実行・非実行とを対応させて記憶する障害情
報一覧テーブルと、前記障害情報管理部から出力される
障害発生通知と障害復旧通知とを受信し、障害発生通知
が受信された場合には、この障害発生通知に上位側のネ
ットワーク機器の識別情報が付されているか否かを判定
し、上位側のネットワーク機器の識別情報が付されてい
れば受信した識別情報と上位側のネットワーク機器の識
別情報を対応させて前記障害情報一覧テーブルに追加し
て障害発生表示の実行を記憶する一方、上位側のネット
ワーク機器の識別情報が付されていなければ受信した識
別情報を前記障害情報一覧テーブルに追加して障害発生
表示の実行を記憶し、上位側のネットワーク機器の識別
情報の有無に関わりなく、受信した識別情報を上位側の
ネットワーク機器の識別情報として記憶したネットワー
ク機器の識別情報が前記障害情報一覧テーブルに記憶さ
れているか否かを判定し、受信した識別情報を上位側の
ネットワーク機器の識別情報として記憶したネットワー
ク機器の識別情報が記憶されていれば受信した識別情報
を上位側のネットワーク機器の識別情報として記憶した
ネットワーク機器の識別情報に対応させて障害発生表示
の非実行を記憶し、また、障害復旧通知が受信された場
合には、受信した識別情報を識別情報として前記障害情
報一覧テーブルに記憶された識別情報に関連するデータ
を削除し、受信した識別情報を上位側のネットワーク機
器の識別情報として記憶したネットワーク機器の識別情
報が前記障害情報一覧テーブルに記憶されているか否か
を判定し、受信した識別情報を上位側のネットワーク機
器の識別情報として記憶したネットワーク機器の識別情
報が記憶されていれば受信した識別情報を上位側のネッ
トワーク機器の識別情報として前記障害情報一覧テーブ
ルに記憶された識別情報に対応させて障害発生表示の実
行を記憶する障害表示判定部と、前記障害情報一覧テー
ブルから障害発生表示の実行が記憶された識別情報のみ
を選択して表示手段に障害発生通知を表示する障害表示
部とを備えたことを特徴とする構成を有する。
ワーク機器に障害が生じると、このネットワーク機器か
ら識別情報と共に障害発生通知が出力される。次いで、
ネットワーク機器からの識別情報と障害発生通知を受信
した障害情報管理部が、ネットワーク上に接続されたネ
ットワーク機器の主従関係を各ネットワーク機器の識別
情報の対応関係によって記憶した構成情報データベース
を検索し、受信した識別情報を有するネットワーク機器
の上位側のネットワーク機器の識別情報の有無を判定す
る。そして、上位側のネットワーク機器の識別情報があ
れば、障害情報管理部は、受信した識別情報および上位
側のネットワーク機器の識別情報と障害発生通知を出力
し、また、上位側のネットワーク機器の識別情報がなけ
れば、障害情報管理部は、受信した識別情報と障害発生
通知を出力する。次いで、障害情報管理部からの障害発
生通知を受信した障害表示判定部は、この障害発生通知
に上位側のネットワーク機器の識別情報が付されている
か否かを判定し、上位側のネットワーク機器の識別情報
が付されていれば、受信した識別情報と上位側のネット
ワーク機器の識別情報を対応させて障害情報一覧テーブ
ルに追加して障害発生表示の実行を記憶し、また、上位
側のネットワーク機器の識別情報が付されていなければ
受信した識別情報を障害情報一覧テーブルに追加して障
害発生表示の実行を記憶する。障害表示判定部は、更
に、受信した識別情報を上位側のネットワーク機器の識
別情報として記憶したネットワーク機器の識別情報が障
害情報一覧テーブルに記憶されているか否かを判定し、
受信した識別情報を上位側のネットワーク機器の識別情
報として記憶したネットワーク機器の識別情報が記憶さ
れていれば、受信した識別情報を上位側のネットワーク
機器の識別情報として記憶したネットワーク機器の識別
情報に対応させて障害発生表示の非実行を記憶する。こ
れにより、それまで障害の発生があるものとして記憶さ
れていたネットワーク機器のうち、上位側のネットワー
ク機器に障害のあることが確認された下位側のネットワ
ーク機器の障害発生表示が一時的に禁止される。一方、
ネットワーク上に接続されたネットワーク機器の障害が
復旧した場合には、このネットワーク機器から識別情報
と共に障害復旧通知が出力され、これを受信した障害情
報管理部が識別情報と障害復旧通知を出力する。次い
で、障害情報管理部からの障害復旧通知を受信した障害
表示判定部は、受信した識別情報を識別情報として障害
情報一覧テーブルに記憶された識別情報に関連するデー
タを削除する。これにより、受信した識別情報に対応す
るネットワーク機器の障害復旧が障害情報一覧テーブル
に記憶される。障害表示判定部は、更に、受信した識別
情報を上位側のネットワーク機器の識別情報として記憶
したネットワーク機器の識別情報が障害情報一覧テーブ
ルに記憶されているか否かを判定する。そして、受信し
た識別情報を上位側のネットワーク機器の識別情報とし
て記憶したネットワーク機器の識別情報が記憶されてい
れば、障害表示判定部は、受信した識別情報を上位側の
ネットワーク機器の識別情報として障害情報一覧テーブ
ルに記憶された識別情報に対応させて障害発生表示の実
行を記憶する。これにより、障害復旧したネットワーク
機器の下位側のネットワーク機器の障害発生表示が再び
許容されることになる。そして、最終的に、障害表示部
は、障害情報一覧テーブルから障害発生表示の実行が記
憶された識別情報のみを全て選択して表示手段に障害発
生通知を表示する。以上に述べた通り、主従関係のある
ネットワーク機器のうち、下位側のネットワーク機器の
障害発生に次いで上位側のネットワーク機器の障害が重
複して検出された場合には、下位側のネットワーク機器
の障害発生表示を一時的に禁止して上位側のネットワー
ク機器の障害発生表示のみを実行し、上位側のネットワ
ーク機器の障害が復旧した時点で上位側のネットワーク
機器の障害発生表示を終わらせると共に改めて下位側の
ネットワーク機器の障害発生を再表示するようにしてい
るので、上位側のネットワーク機器の障害に起因した下
位側のネットワーク機器の障害発生通知を非表示として
画面表示の煩雑化を防止することができる。
部の作動後に自動的に表示手段の障害発生通知の表示を
更新する障害表示自動更新機能を設けることが望まし
い。
害表示判定部の作動、つまり、ネットワーク機器からの
障害発生通知や障害復旧通知の出力に連動して、表示手
段の障害発生通知をリアルタイムで自動更新することが
できるようになる。
テーブルに記憶された全ての識別情報を選択して表示手
段に障害発生通知を表示する障害一括表示機能を設ける
ことが可能である。
位側のネットワーク機器の障害が復旧される前の段階で
あっても、予め検出された下位側のネットワーク機器か
らの障害発生通知を従来の障害情報表示システムと同様
の画面表示で確認することが可能となる。
理部と障害情報一覧テーブルと障害表示判定部と障害表
示部は、ネットワーク上に接続された単一のコンピュー
タに配備してもよい。
表示システムの構築に必要とされるハードウェア資源が
節約されるメリットがある。
理部とをネットワーク上に接続された第一のコンピュー
タに配備し、障害情報一覧テーブルと障害表示判定部お
よび障害表示部とをネットワーク上に接続された第二の
コンピュータに配備する構成であってもよい。
表示システムを構築する第一,第二のコンピュータの負
荷が軽減されるため、大規模のネットワークシステムに
も無理なく対処することができるようになる。
施形態について詳細に説明する。図1は本発明を適用し
た一実施形態の障害情報表示システムの概略を示した機
能ブロック図である。
図1に示される通り、コンピュータネットワーク2上に
接続された第一のコンピュータ3(以下、マネージャと
称する)と、第二のコンピュータ4(以下、監視端末と
称する)、および、監視端末4に接続されたCRTディ
スプレイ等の表示手段5によって構成される。
も、演算手段としてのCPU,起動プログラム等を格納
したROM,演算データの一時記憶用のRAM,OSの
格納およびデータ等の記憶に用いられるハードディスク
等の不揮発性記憶手段を備えた通常のパーソナルコンピ
ュータ、あるいは、ワークステーション等によって構成
することが可能である。
段には、コンピュータネットワーク2上に接続された他
のコンピュータおよび周辺装置等のネットワーク機器
A,B,C,・・・の主従関係を各ネットワーク機器
A,B,C,・・・の識別情報(以下、リソース名と称
する)の対応関係によって記憶した構成情報データベー
ス6が保存されている。
接続されたネットワーク機器A,B,C,・・・の主従
関係の一例を図2に、また、図2の主従関係に対応する
構成情報データベース6の一例を図3に示す。
トワーク2に接続する最上位の階層にネットワーク機器
A,F,Iが接続され、ネットワーク機器Aの下位には
ネットワーク機器B,Cが、更に、ネットワーク機器C
の下位にはネットワーク機器D,Eが接続されている。
また、ネットワーク機器Fの下位にはネットワーク機器
G,Hが接続される一方、ネットワーク機器Iの下位に
はネットワーク機器J,Mが接続され、更に、ネットワ
ーク機器Jの下位にネットワーク機器K,Lが接続され
ている。
タベース6は、例えば、図3に示されるようにして、階
層を縦割りにしたときに上下に直近する2つのネットワ
ーク機器の主従関係のみを記憶する。つまり、図3の記
憶方法によれば、ネットワーク機器Aの上位に位置する
ネットワーク機器はなく、ネットワーク機器B,Cの上
位にはネットワーク機器Aが位置し、また、ネットワー
ク機器D,Eの上位にはネットワーク機器Cが位置する
ことになる。
ク機器A,B,C,・・・の各々には、夫々のネットワ
ーク機器における障害の発生と復旧を検出する障害検出
部7と、障害検出部7の作動状態に応じて当該ネットワ
ーク機器A,B,C,・・・に固有のリソース名と共に
障害発生通知あるいは障害復旧通知を出力するエージェ
ント8とが設けられている。障害検出部7は、実質的に
は、各ネットワーク機器A,B,C,・・・のOSやア
プリケーションプログラムが所定周期毎に繰り返し実行
する自己診断プログラム等によって構成され、また、エ
ージェント8は、各ネットワーク機器A,B,C,・・
・のOSの一部であって、OS側の処理によって所定周
期毎に繰り返し実行されるようになっている。
処理の概略を示したフローチャートである。
C,・・・に障害が発生していない状態では、障害検出
フラグFの値はリセット状態に保持されているため、エ
ージェント8は、所定周期毎の障害通知処理においてス
テップa1,ステップa5の判定処理を繰り返し実行す
るのみであり、実質的な処理は何ら行われない。
成される障害検出部7によってネットワーク機器A,
B,C,・・・の障害、例えば、内部デバイスの応答不
良やバスエラー等の障害発生が検出された場合には、エ
ージェント8がステップa1の判定処理において障害検
出部7からの障害発生の通知を受け取る。
グFがセットされているか否かを判定し(ステップa
2)、障害検出フラグFが未設定である場合に限り、当
該ネットワーク機器A,B,C,・・・に固有のリソー
ス名と障害発生通知をマネージャ3に宛てて出力し(ス
テップa3)、障害検出フラグFをセットする(ステッ
プa4)。
ップa1の判定結果は真となり続けるが、この段階では
既に障害検出フラグFがセットされているので、1つの
障害の発生に対してリソース名や障害発生通知が重複し
て出力されることはない。
自己修復作業(異常検出時の再起動処理等)によって障
害が復旧されると、エージェント8はステップa1の判
定処理において障害検出部7からの障害復旧の通知を受
け取る。
グFがセットされているか否かを判定することになるが
(ステップa5)、障害復旧直後の段階では障害検出フ
ラグFはセット状態に保持されているので、エージェン
ト8は、当該ネットワーク機器A,B,C,・・・に固
有のリソース名と障害復旧通知をマネージャ3に宛てて
出力し(ステップa6)、障害検出フラグFをリセット
して(ステップa7)、再び、障害検出部7による障害
検出を待つ初期の待機状態、つまり、ステップa1,ス
テップa5の判定処理の繰り返しに復帰する。
は、マネージャ3のCPUが所定周期毎に繰り返し実行
する障害管理処理によって実質的に構成される。
ネージャ3のCPUが所定周期毎に実行する障害管理処
理の概略を示したフローチャートである。
・に障害が発生していない状態では、ネットワーク機器
A,B,C,・・・からの障害発生通知や障害復旧通知
は検出されないので、障害情報管理部9として機能する
マネージャ3のCPUは、所定周期毎にステップb1,
ステップb7の判定処理を繰り返し実行するのみであ
り、実質的な処理は何ら行われない。
・・から出力された障害発生通知と固有のリソース名が
入力されたことがステップb1の判定処理で検出される
と、障害情報管理部9として機能するマネージャ3のC
PUは、このリソース名を読み込み(ステップb2)、
図3に示したような構成情報データベース6を検索して
(ステップb3)、入力されたリソース名のネットワー
ク機器に対応する上位側のネットワーク機器のリソース
名が記憶されているか否かを判定する(ステップb
4)。
ース名が構成情報データベース6に記憶されていれば、
障害情報管理部9として機能するマネージャ3のCPU
は、ステップb2の処理で読み込んだリソース名および
ステップb3の処理で検出した上位側のネットワーク機
器のリソース名と障害発生通知を監視端末4に宛てて出
力する一方(ステップb5)、上位側のネットワーク機
器のリソース名が構成情報データベース6に記憶されて
いなければ、ステップb2の処理で読み込んだリソース
名と障害発生通知のみを監視端末4に宛てて出力する
(ステップb6)。
器Aを備えたネットワーク機器Bから障害発生通知と固
有のリソース名Bが入力された場合には、ステップb2
の処理で読み込まれたリソース名Bおよびステップb3
の処理で検出された上位側のネットワーク機器のリソー
ス名Aと障害発生通知とが監視端末4に宛てて出力さ
れ、また、上位側にネットワーク機器を備えないネット
ワーク機器Aから障害発生通知と固有のリソース名Aが
入力された場合には、ステップb2の処理で読み込まれ
たリソース名Aと障害発生通知のみが監視端末4に宛て
て出力されることになる。
C,・・・から出力された障害復旧通知と固有のリソー
ス名が入力されたことがステップb7の判定処理で検出
された場合には、障害情報管理部9として機能するマネ
ージャ3のCPUは、このリソース名を読み込み(ステ
ップb8)、ステップb8の処理で読み込んだリソース
名と障害復旧通知とを監視端末4に宛てて出力する(ス
テップb9)。
は、障害が発生したネットワーク機器のリソース名およ
び障害が発生したネットワーク機器の上位側に位置する
ネットワーク機器のリソース名と障害発生表示の実行・
非実行とを対応させて記憶するための障害情報一覧テー
ブル10が設けられている。
一例を示した概念図である。この障害情報一覧テーブル
10は、例えば、図7(a)に示されるように、障害が
発生したネットワーク機器のリソース名を記憶するため
のリソース名の欄、および、リソース名の欄に記憶され
たネットワーク機器の上位側に位置するネットワーク機
器のリソース名を記憶するための上位リソース名の欄
と、リソース名の欄に記憶されたネットワーク機器の障
害発生表示の実行・非実行を記憶するための表示マーク
の欄の3つのデータフィールドからなる1レコードの情
報を必要な数だけ記憶するように構成されている。ま
た、各データフィールドにおける情報の書き替え、およ
び、特定レコード内のデータの一括削除等は、監視端末
4のCPUからの指令に応じて実行されるようになって
いる。
利用して障害情報一覧テーブル10にネットワーク機器
A,B,C,・・・に関連する障害の発生および復旧の
状況を記憶させたり障害表示の実行・非実行を記憶させ
たりするために必要とされるファイル操作を行うための
障害表示判定部11と、障害発生表示の実行が記憶され
たレコードのリソース名のみを障害情報一覧テーブル1
0から選択して表示手段5に表示させるための障害表示
部12とが設けられている。障害表示判定部11と障害
表示部12は、実質的には、監視端末4のCPUが所定
周期毎に繰り返し実行する障害表示処理によって構成さ
れている。
部12として機能する監視端末4のCPUが所定周期毎
に実行する障害表示処理の概略を示したフローチャート
である。
障害復旧通知が入力されていない状態では、障害表示判
定部11として機能する監視端末4のCPUは、ステッ
プc1,ステップc11,ステップc16の判定処理を
繰り返し実行するのみであり、実質的な処理は何ら行わ
れない。
が入力されたことがステップc1の判定処理で検出され
ると、障害表示判定部11として機能する監視端末4の
CPUは、このリソース名を読み込み(ステップc
2)、図7(a)に示したような障害情報一覧テーブル
10の最新レコードのリソース名の欄に、ステップc2
の処理で読み込まれたリソース名を追加して記憶し(ス
テップc3)、このレコードの表示マークの欄に、障害
発生表示の実行を記憶させる(ステップc4)。
る監視端末4のCPUは、ステップc2の処理で読み込
まれたリソース名と共に上位側のネットワーク機器のリ
ソース名が付されているか否かを判定し(ステップc
5)、上位側のネットワーク機器のリソース名が付され
ている場合に限って、上位側のネットワーク機器のリソ
ース名を同一レコード内の上位リソース名の欄に記憶さ
せる(ステップc6)。また、上位側のネットワーク機
器のリソース名が付されていなければ、ステップc6の
処理は非実行とされる。
害発生通知が入力された場合の例について示したもので
ある。ネットワーク機器Bの障害発生通知には、マネー
ジャ3の処理により上位側のネットワーク機器のリソー
ス名Aが付されているので、ステップc6の判定結果は
真となり、障害情報一覧テーブル10の最新レコードの
リソース名の欄にはリソース名Bが、また、このレコー
ドの上位リソース名の欄にはリソース名Aが記憶され、
このレコードの表示マークの欄に障害発生表示の実行が
記憶されることになる。
る監視端末4のCPUは、障害情報一覧テーブル10の
全てのレコードの上位リソース名の欄を検索して(ステ
ップc7)、ステップc2の処理で読み込んだリソース
名、つまり、今回の処理で障害の発生を検出されたネッ
トワーク機器に対応したリソース名を上位リソース名と
して記憶したレコードがあるか否かを判定する(ステッ
プc8)。そして、今回の処理で障害の発生を検出され
たネットワーク機器に対応したリソース名を上位リソー
ス名として記憶したレコードが検出された場合に限っ
て、このリソース名を上位リソース名として記憶した全
てのレコードの表示マークの欄に障害発生表示の非実行
を記憶させる(ステップc9)。また、今回の処理で障
害の発生を検出されたネットワーク機器に対応したリソ
ース名を上位リソース名として記憶したレコードが検出
されなければ、ステップc9の処理は非実行とされる。
発生を検出されたネットワーク機器に対応したリソース
名、つまり、リソース名Bを上位リソース名の欄に記憶
したレコードは検出されないので、ステップc9の処理
は非実行となる。
新機能実現手段として機能する監視端末4のCPUは、
障害情報一覧テーブル10の全てのレコードを検索して
表示マークの欄に障害発生表示の実行が記憶されたレコ
ードを選択し、表示マークの欄に障害発生表示の実行が
記憶されているレコードのリソース名の欄に記憶されて
いるリソース名のみを障害の発生しているネットワーク
機器として表示手段5に表示する(ステップc10)。
例えば、「“リソース名X”障害発生」といったものを利
用することが可能である。ここで“リソース名X”は変
数であり、この変数には、ステップc10の処理で選択
された単数または複数のリソース名が代入される。図7
(a)の例では、表示マークの欄に障害発生表示の実行
が記憶されているレコードは第1レコードのみであり、
この第1レコードのリソース名の欄に記憶されているリ
ソース名はリソース名Bであるから、表示手段5には
「リソース名B障害発生」のコメントが表示されることに
なる。
や障害復旧通知が改めて入力されなければ、障害表示判
定部11として機能する監視端末4のCPUは、障害表
示処理において前記と同様にしてステップc1,ステッ
プc11,ステップc16の判定処理のみを繰り返し実
行するので、表示手段5の表示状態は変化せず、例え
ば、「リソース名B障害発生」といったコメントがそのま
ま表示され続けることになる。
ップc1,ステップc11,ステップc16の判定処理
のみを繰り返し実行する間に、再び、マネージャ3から
の障害発生通知が入力されたことがステップc1の判定
処理で検出されると、障害表示判定部11として機能す
る監視端末4のCPUは、前記と同様の処理を繰り返し
実行する。ここでは、一例として、ネットワーク機器B
の上位側に位置するネットワーク機器Aからの障害発生
通知が入力された場合について説明する。
入力されると、障害表示判定部11として機能する監視
端末4のCPUは、リソース名Aを読み込み(ステップ
c2)、障害情報一覧テーブル10の最新レコードのリ
ソース名の欄に、ステップc2の処理で読み込まれたリ
ソース名Aを追加して記憶し(ステップc3)、このレ
コードの表示マークの欄に、障害発生表示の実行を記憶
させる(ステップc4)。
る監視端末4のCPUは、ステップc2の処理で読み込
まれたリソース名Aに上位側のネットワーク機器のリソ
ース名が付されているか否かを判定する(ステップc
5)。しかし、ネットワーク機器Aの障害発生通知に
は、マネージャ3の処理によって上位側のネットワーク
機器のリソース名が付されることはないので、ステップ
c5の判定結果は偽となり、ステップc6の処理は非実
行とされて、当該最新レコードにおける上位リソース名
の欄は図7(b)に示されるように空欄の状態に保持さ
れる。
る監視端末4のCPUは、障害情報一覧テーブル10に
おける全てのレコードの上位リソース名の欄を検索して
(ステップc7)、ステップc2の処理で読み込んだリ
ソース名、つまり、今回の処理で障害の発生を検出され
たネットワーク機器に対応したリソース名Aを上位リソ
ース名の欄に記憶したレコードがあるか否かを判定する
(ステップc8)。
ス名の欄にリソース名Aが記憶されているので、ステッ
プc8の判定結果は真となり、図7(c)に示されるよ
うに、今回の処理で障害の発生を検出されたネットワー
ク機器に対応したリソース名Aを上位リソース名の欄に
記憶した第1レコードの表示マークの欄に障害発生表示
の非実行が記憶されることになる(ステップc9)。
新機能実現手段として機能する監視端末4のCPUは、
障害情報一覧テーブル10の全てのレコードを検索して
表示マークの欄に障害発生表示の実行が記憶されたレコ
ードを全て選択し、表示マークの欄に障害発生表示の実
行が記憶されているレコードのリソース名の欄に記憶さ
れているリソース名のみを障害の発生しているネットワ
ーク機器として表示手段5に表示する(ステップc1
0)。
示マークの欄に障害発生表示の実行が記憶されているレ
コードは第2レコードのみであり、この第2レコードの
リソース名の欄にはリソース名Aが記憶されているか
ら、障害表示部12の障害表示自動更新機能実現手段と
して機能する監視端末4のCPUによって実行されるス
テップc10の処理により、それまで表示されていた
「リソース名B障害発生」のコメントが自動的に消去さ
れ、これに代えて、「リソース名A障害発生」のコメント
が表示手段5に表示されることになる。
や障害復旧通知が改めて入力されなければ、障害表示判
定部11として機能する監視端末4のCPUは、前記と
同様にしてステップc1,ステップc11,ステップc
16の判定処理のみを繰り返し実行するので、表示手段
5の表示状態は変化せず、「リソース名A障害発生」のコ
メントがそのまま表示され続けることになる。
Uがステップc1,ステップc11,ステップc16の
判定処理のみを繰り返し実行する間に、マネージャ3か
らの障害復旧通知が入力されたことがステップc11の
判定処理で検出されると、障害表示判定部11として機
能する監視端末4のCPUは、このリソース名を読み込
み(ステップc12)、図7(c)に示したような障害
情報一覧テーブル10からステップc12の処理で読み
込まれたリソース名をリソース名の欄に記憶したレコー
ドのデータを一括して削除する(ステップc13)。
害復旧通知が入力された場合の例について示したもので
あり、この場合、図7(c)のような状態にあった障害
情報一覧テーブル10からリソース名Aをリソース名の
欄に記憶した第2レコードに含まれるデータが一括して
削除され、障害情報一覧テーブル10の内容が、図7
(d)のような状態に更新されることになる。
る監視端末4のCPUは、障害情報一覧テーブル10の
全てのレコードの上位リソース名の欄を検索し、ステッ
プc12の処理で読み込んだリソース名、つまり、今回
の処理で障害の復旧を検出されたネットワーク機器に対
応したリソース名を上位リソース名の欄に記憶したレコ
ードがあるか否かを判定し(ステップc14)、今回の
処理で障害の復旧を検出されたネットワーク機器に対応
したリソース名を上位リソース名の欄に記憶したレコー
ドが検出された場合に限って、このリソース名を上位リ
ソース名として記憶したレコードの表示マークの欄に障
害発生表示の実行を記憶させる(ステップc15)。ま
た、今回の処理で障害の復旧を検出されたネットワーク
機器に対応したリソース名を上位リソース名として記憶
したレコードが検出されなければ、ステップc15の処
理は非実行とされる。
復旧を検出されたネットワーク機器に対応したリソース
名、つまり、リソース名Aを上位リソース名の欄に記憶
したレコードが障害情報一覧テーブル10の第1レコー
ドに存在するので、図7(e)に示されるように、この
第一レコードの表示マークの欄に障害発生表示の実行が
記憶されることになる。
新機能実現手段として機能する監視端末4のCPUは、
障害情報一覧テーブル10の全レコードを検索して表示
マークの欄に障害発生表示の実行が記憶されたレコード
を全て選択し、表示マークの欄に障害発生表示の実行が
記憶されているレコードのリソース名の欄に記憶されて
いるリソース名のみを障害の発生しているネットワーク
機器として表示手段5に表示する(ステップc10)。
示マークの欄に障害発生表示の実行が記憶されているレ
コードは第1レコードのみであり、この第1レコードの
リソース名の欄にはリソース名Bが記憶されているか
ら、障害表示部12の障害表示自動更新機能実現手段と
して機能する監視端末4のCPUによって実行されるス
テップc10の処理により、それまで表示されていた
「リソース名A障害発生」のコメントが自動的に消去さ
れ、これに代えて、「リソース名B障害発生」のコメント
が表示手段5に表示されることになる。
や障害復旧通知が改めて入力されなければ、障害表示判
定部11として機能する監視端末4のCPUは、障害表
示処理において前記と同様にしてステップc1,ステッ
プc11,ステップc16の判定処理のみを繰り返し実
行するので、表示手段5の表示状態は変化せず、例え
ば、「リソース名B障害発生」といったコメントがそのま
ま表示され続けることになる。
発生の原因が上位側のネットワーク機器Aの障害に起因
するものであった場合には、ネットワーク機器Aの障害
復旧によってネットワーク機器Bの障害が自動的に復旧
する可能性がある。
らマネージャ3を介して監視端末4に入力される障害復
旧通知とリソース名Bが障害表示処理におけるステップ
c11の判定処理において監視端末4のCPUによって
検出されるので、図7(e)に示されるような状態にあ
る障害情報一覧テーブル10から、リソース名の欄にリ
ソース名Bを記憶した第1レコードのデータが一括して
削除され、この障害情報一覧テーブル10を参照して行
われるステップc10の処理によって、表示手段5の画
面から「リソース名B障害発生」のコメントが自動的に消
去されることになる。
らの障害発生通知が入力されたことがステップc1の判
定処理で検出された場合には、障害表示判定部11とし
て機能する監視端末4のCPUによって前記と同様にし
てステップc2〜ステップc9の処理が繰り返し実行さ
れ、また、マネージャ3からの障害復旧通知が入力され
たことがステップc11の判定処理で検出された場合に
は、障害表示判定部11として機能する監視端末4のC
PUによって前記と同様にしてステップc12〜ステッ
プc15の処理が繰り返し実行される。そして、このよ
うにして障害表示判定部11による処理が実行される度
に、障害表示部12の障害表示自動更新機能実現手段と
して機能する監視端末4のCPUが、ステップc10の
処理で障害情報一覧テーブル10を検索し、表示マーク
の欄に障害発生表示の実行が記憶されたレコードのリソ
ース名の欄に記憶されているリソース名のみを障害の発
生しているネットワーク機器として表示手段5に改めて
再表示し、表示手段5の障害発生通知をリアルタイムで
自動更新する。
のうち、下位側のネットワーク機器の障害発生に次いで
上位側のネットワーク機器の障害が重複して検出された
場合には、下位側のネットワーク機器の障害発生表示が
一時的に禁止されて上位側のネットワーク機器の障害発
生表示のみが実行され、また、上位側のネットワーク機
器の障害が復旧した段階で、それまで禁止されていた下
位側のネットワーク機器の障害発生の表示が改めて実行
されることになる。
器の障害に起因する下位側のネットワーク機器の障害発
生通知を非表示とすることにより、表示手段5における
画面表示の煩雑化は未然に防止され、オペレータは、障
害の発生状況を速やかに確認することが可能となる。
復旧した場合には改めて下位側のネットワーク機器の障
害が表示され、しかも、上位側のネットワーク機器の障
害復旧によって障害が復旧した下位側のネットワーク機
器の障害表示が自動的に消去されることになるので、オ
ペレータは、実際に問題のあるネットワーク機器を的確
に特定して復旧作業を行うことが可能となる。
般的な復旧作業の手順は、下位側のネットワーク機器に
影響を与える可能性のある上位側のネットワーク機器の
障害を取り除き、上位側のネットワーク機器が正常に動
作するようにしてから下位側に位置する個々のネットワ
ーク機器の障害の有無を確認するのが普通であるから、
本実施形態のように、ネットワーク接続の主従関係にお
いて上位側に位置するネットワーク機器の障害発生を優
先的に表示し、その障害の復旧後に改めて下位側のネッ
トワーク機器の障害を表示するようにした障害情報表示
システム1は、実際の運用面から見ても使い勝手のよい
ものである。
1においては、必要とあれば、従来の障害情報表示シス
テムと同様に、その時点で障害の発生している全てのネ
ットワーク機器の一覧表示を行うことも可能である。
備されたキーボード等を利用して、障害表示部12の障
害一括表示機能実現手段として機能する監視端末4のC
PUに、全件表示のコマンドを入力する。
におけるステップc16の判定処理で監視端末4のCP
Uに検出され、これを検出したCPUは、障害情報一覧
テーブル10を参照し、表示マークの欄に障害発生表示
の実行が記憶されているか否かに関わりなく、各レコー
ドのリソース名の欄に記憶された全てのリソース名を表
示手段5に表示する(ステップc17)。
0の内容が図7(c)に示されるような状況下にあると
き、つまり、下位側のネットワーク機器Bの障害発生後
に上位側のネットワーク機器Aの障害が検出されてネッ
トワーク機器Aの障害のみが表示されている状況下でオ
ペレータが全件表示のコマンドを入力したとすれば、そ
れまで表示されていた「リソース名A障害発生」のコメン
トに代えて、「リソース名B障害発生」と「リソース名A
障害発生」のコメントが表示手段5に同時に表示される
ことになる。
監視端末4で障害情報表示システム1を構成し、マネー
ジャ3の側に構成情報データベース6と障害情報管理部
9を配備する一方、監視端末4の側に障害情報一覧テー
ブル10と障害表示判定部11および障害表示部12を
配備して表示手段5を接続した例について説明したが、
構成情報データベース6,障害情報管理部9,障害情報
一覧テーブル10,障害表示判定部11,障害表示部1
2の全てをコンピュータネットワーク2上の単一のコン
ピュータ(例えば、監視端末4)に配備して表示手段5
を接続するようにしてもよい。
情報一覧テーブル10を前記単一のコンピュータの不揮
発性記憶手段の内部に構築し、障害情報管理部9の機能
を実現するための図5の障害管理処理と、障害表示判定
部11および障害表示部12の機能を実現するための図
6の障害表示処理を、前記単一のコンピュータのCPU
のマルチタスク処理として略並列的に実行することにな
る。障害情報管理部9から障害表示判定部11へのデー
タの受け渡しに関しては、障害管理処理におけるステッ
プb5,ステップb6,ステップb9の出力対象データ
を該単一のコンピュータのRAM内のデータ記憶領域
(以下、障害情報管理部9および障害表示判定部11か
らのアクセスが共に可能であるという意味合いで、この
データ記憶領域を共有RAMと称する)に一時的に保持
し、その処理周期で実行される障害表示処理におけるス
テップc1,ステップc11の処理で共有RAMから前
述の出力対象データを読み込んで前記と同様にして障害
表示処理を実行し、当該処理周期における障害表示処理
の終了時点で共有RAMのデータを消去するようにすれ
ばよい。
9,障害情報一覧テーブル10,障害表示判定部11,
障害表示部12の全てをコンピュータネットワーク2上
の単一のコンピュータに集中配備する構成を適用した場
合には、障害情報表示システム1の構築に必要とされる
ハードウェア資源が節約されるメリットがあり、また、
構成情報データベース6,障害情報管理部9,障害情報
一覧テーブル10,障害表示判定部11,障害表示部1
2を複数のコンピュータに分散配備する構成を適用した
場合には、障害情報表示システム1を構成するコンピュ
ータの負荷が軽減され、大規模のネットワークシステム
にも対処することが可能となるメリットがある。
関係のあるネットワーク機器のうち、下位側のネットワ
ーク機器の障害発生に次いで上位側のネットワーク機器
の障害が重複して検出された場合に、下位側のネットワ
ーク機器の障害発生表示を一時的に禁止して上位側のネ
ットワーク機器の障害発生表示のみを実行し、上位側の
ネットワーク機器の障害が復旧してから下位側のネット
ワーク機器の障害発生を再表示することで障害発生通知
の画面表示の煩雑化を防止しているので、オペレータが
障害の発生状況を速やかに確認することができるように
なる。
される度に表示手段における障害発生通知の表示を自動
的に更新するようにしているので、ネットワーク機器か
らの障害発生通知や障害復旧通知の出力に連動して障害
の発生状況をリアルタイムで確認することができる。特
に、上位側のネットワーク機器の障害の復旧に連動して
下位側のネットワーク機器の障害が自動的に復旧した場
合には、上位側のネットワーク機器の障害復旧によって
障害が復旧した下位側のネットワーク機器の障害表示も
自動的に消去されるので、実際に問題のあるネットワー
ク機器を的確に特定して復旧作業を行うことが可能とな
る。
に関わりなく全ての障害情報を一括表示することもでき
るので、上位側のネットワーク機器の障害が復旧される
前の段階であっても、予め検出された下位側のネットワ
ーク機器からの障害発生通知を従来の障害情報表示シス
テムと同様の画面表示で確認することが可能である。
コンピュータによって障害情報表示システムを構成する
ことによってシステムの構築に必要とされるハードウェ
ア資源を節約することができ、複数のコンピュータによ
って障害情報表示システムを構成すれば、障害情報表示
システムを構成する各コンピュータの負荷を軽減して大
規模のネットワークシステムに対処することができる。
ステムの概略を示した機能ブロック図である。
トワーク機器の主従関係の一例を示した概念図である。
ある。
害通知処理の概略を示したフローチャートである。
理処理の概略を示したフローチャートである。
略を示したフローチャートである。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 コンピュータネットワークに接続された
ネットワーク機器の障害を検知するための障害情報表示
システムであって、 ネットワーク上に接続されたネットワーク機器の主従関
係を各ネットワーク機器の識別情報の対応関係によって
記憶する構成情報データベースと、 前記ネットワーク機器から識別情報と共に出力される障
害発生通知と障害復旧通知とを受信し、障害発生通知が
受信された場合には、前記構成情報データベースを検索
して、受信した識別情報を有するネットワーク機器の上
位側のネットワーク機器の識別情報の有無を判定し、上
位側のネットワーク機器の識別情報があれば受信した識
別情報および上位側のネットワーク機器の識別情報と障
害発生通知を出力する一方、上位側のネットワーク機器
の識別情報がなければ受信した識別情報と障害発生通知
を出力し、また、障害復旧通知が受信された場合には、
受信した識別情報と障害復旧通知を出力する障害情報管
理部と、 障害が発生したネットワーク機器の識別情報および上位
側のネットワーク機器の識別情報と障害発生表示の実行
・非実行とを対応させて記憶する障害情報一覧テーブル
と、 前記障害情報管理部から出力される障害発生通知と障害
復旧通知とを受信し、障害発生通知が受信された場合に
は、この障害発生通知に上位側のネットワーク機器の識
別情報が付されているか否かを判定し、上位側のネット
ワーク機器の識別情報が付されていれば受信した識別情
報と上位側のネットワーク機器の識別情報を対応させて
前記障害情報一覧テーブルに追加して障害発生表示の実
行を記憶する一方、上位側のネットワーク機器の識別情
報が付されていなければ受信した識別情報を前記障害情
報一覧テーブルに追加して障害発生表示の実行を記憶
し、上位側のネットワーク機器の識別情報の有無に関わ
りなく、受信した識別情報を上位側のネットワーク機器
の識別情報として記憶したネットワーク機器の識別情報
が前記障害情報一覧テーブルに記憶されているか否かを
判定し、受信した識別情報を上位側のネットワーク機器
の識別情報として記憶したネットワーク機器の識別情報
が記憶されていれば受信した識別情報を上位側のネット
ワーク機器の識別情報として記憶したネットワーク機器
の識別情報に対応させて障害発生表示の非実行を記憶
し、また、障害復旧通知が受信された場合には、受信し
た識別情報を識別情報として前記障害情報一覧テーブル
に記憶された識別情報に関連するデータを削除し、受信
した識別情報を上位側のネットワーク機器の識別情報と
して記憶したネットワーク機器の識別情報が前記障害情
報一覧テーブルに記憶されているか否かを判定し、受信
した識別情報を上位側のネットワーク機器の識別情報と
して記憶したネットワーク機器の識別情報が記憶されて
いれば受信した識別情報を上位側のネットワーク機器の
識別情報として前記障害情報一覧テーブルに記憶された
識別情報に対応させて障害発生表示の実行を記憶する障
害表示判定部と、 前記障害情報一覧テーブルから障害発生表示の実行が記
憶された識別情報のみを選択して表示手段に障害発生通
知を表示する障害表示部とを備えたことを特徴とする障
害情報表示システム。 - 【請求項2】 前記障害表示部は、前記障害表示判定部
の作動後に自動的に前記表示手段の障害発生通知の表示
を更新する障害表示自動更新機能を備えていることを特
徴とする請求項1記載の障害情報表示システム。 - 【請求項3】 前記障害表示部は、前記障害情報一覧テ
ーブルに記憶された全ての識別情報を選択して前記表示
手段に障害発生通知を表示する障害一括表示機能を備え
ていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
障害情報表示システム。 - 【請求項4】 前記構成情報データベースと障害情報管
理部と障害情報一覧テーブルと障害表示判定部と障害表
示部とを前記ネットワーク上に接続された単一のコンピ
ュータに配備したことを特徴とする請求項1,請求項2
または請求項3記載の障害情報表示システム。 - 【請求項5】 前記構成情報データベースと障害情報管
理部とを前記ネットワーク上に接続された第一のコンピ
ュータに配備し、前記障害情報一覧テーブルと障害表示
判定部および障害表示部とを前記ネットワーク上に接続
された第二のコンピュータに配備したことを特徴とする
請求項1,請求項2または請求項3記載の障害情報表示
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001348725A JP3622719B2 (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 障害情報表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001348725A JP3622719B2 (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 障害情報表示システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003152722A true JP2003152722A (ja) | 2003-05-23 |
JP3622719B2 JP3622719B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=19161502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001348725A Expired - Fee Related JP3622719B2 (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 障害情報表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3622719B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7581145B2 (en) | 2006-03-24 | 2009-08-25 | Fujitsu Limited | Information processing device, failure notification method, and computer product |
JP2009296320A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Nec Corp | 監視制御統合装置、伝送装置、監視制御方法およびプログラム |
JP2010086097A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Ntt Data Corp | ネットワーク監視装置、ネットワーク監視方法 |
JP2010108382A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Fujitsu Frontech Ltd | 監視プログラム、監視方法および情報処理装置 |
-
2001
- 2001-11-14 JP JP2001348725A patent/JP3622719B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7581145B2 (en) | 2006-03-24 | 2009-08-25 | Fujitsu Limited | Information processing device, failure notification method, and computer product |
JP2009296320A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Nec Corp | 監視制御統合装置、伝送装置、監視制御方法およびプログラム |
JP2010086097A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Ntt Data Corp | ネットワーク監視装置、ネットワーク監視方法 |
JP2010108382A (ja) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Fujitsu Frontech Ltd | 監視プログラム、監視方法および情報処理装置 |
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---|---|
JP3622719B2 (ja) | 2005-02-23 |
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