JP2003151928A - Polishing composition - Google Patents
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体、各種メモ
リーハードディスク用基板等の研磨に使用される研磨用
組成物に関し、特に半導体のデバイスウエハーの表面平
坦化加工に好適に用いられる研磨用組成物に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】エレクトロニクス業界の最近の著しい発
展により、トランジスター、IC、LSI、超LSIと進化して
きており、これら半導体素子に於ける回路の集積度が急
激に増大するに伴って半導体デバイスのデザインルール
は年々微細化が進み、デバイス製造プロセスでの焦点深
度は浅くなり、パターン形成面の平坦性はますます厳し
くなってきている。
【0003】一方で配線の微細化による配線抵抗の増大
をカバーするために、配線材料としてアルミニウムやタ
ングステンからより電気抵抗の小さな銅配線が検討され
てきている。しかしながら銅を配線層や配線間の相互接
続に用いる場合には、絶縁膜上に配線溝や孔を形成した
後、スパッタリングやメッキによって銅膜を形成し、化
学的機械的研磨法(CMP)によって絶縁膜上の不要な
銅が取り除かれる。
【0004】かかるプロセスでは銅が絶縁膜中に拡散し
てデバイス特性を低下させるので、通常は銅の拡散防止
のために絶縁膜上にバリア層としてタンタルやタンタル
ナイトライドの層を設けることが一般的になっている。
【0005】このようにして最上層に銅膜を形成させた
デバイスの平坦化CMPプロセスにおいては、初めに不
要な部分の銅膜を絶縁層上に形成されたタンタル化合物
の表面層まで研磨し、次のステップでは絶縁膜上のタン
タル化合物の層を研磨しSiO2面が出たところで研磨
が終了していなければならない。このようなプロセスを
図1に示したが、かかるプロセスにおけるCMP研磨で
は銅、タンタル化合物、SiO2などの異種材料に対し
て研磨レートに選択的性があることが必要である。
【0006】即ちステップ1では銅に対する研磨レート
が高く、タンタル化合物に対してはほとんど研磨能力が
ない程度の選択性が必要である。さらにステップ2では
タンタル化合物に対する研磨レートは大きいがSiO2
に対する研磨レートが小さいほどSiO2の削りすぎを
防止できるので好ましい。
【0007】このプロセスを理想的には一つの研磨材で
研磨できることが望まれるが、異種材料に対する研磨レ
ートの選択比をプロセスの途中で変化させることはでき
ないので、プロセスを2ステップに分けて異なる選択性
を有する2つのスラリーでそれぞれのCMP工程を実施
する。通常溝や孔の銅膜の削りすぎ(ディッシング、リ
セス、エロージョン)を防ぐためにステップ1ではタン
タル化合物上の銅膜は少し残した状態で研磨を終了させ
る。ついでステップ2ではSiO2層をストッパーとし
て残ったわずかな銅とタンタル化合物を研磨除去する。
【0008】ステップ1に用いられる研磨用組成物に対
しては、ステップ2でリカバーできないような表面上の
欠陥(スクラッチ)を発生させることなく銅膜に対して
のみ大きい研磨レートを有することが必要である。
【0009】このような銅膜用の研磨用組成物として
は、特開平7−233485号公報に示されているが、
アミノ酢酸およびアミド硫酸から選ばれる少なくとも1
種類の有機酸と酸化剤と水とを含有する研磨用組成物で
ある。銅に対して比較的大きな研磨レートが得られてい
るがこれは酸化剤によってイオン化された銅が上記の有
機酸とキレートを形成して機械的に研磨されやすくなっ
たためと推定できる。
【0010】しかしながら前記研磨用組成物を用いて、
銅膜およびタンタル化合物を有する半導体デバイスを研
磨すると、銅とタンタル化合物の研磨選択比が充分でな
かったり、銅に対する選択比を高めると配線溝や孔の銅
膜が削られ過ぎたり、銅膜表面の平滑性が損なわれる等
の問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、銅膜とタン
タル化合物を有する半導体デバイスのCMP加工プロセ
スにおいて、銅の研磨レートは大きいがタンタル化合物
の研磨レートが小さいという選択性の高い研磨用組成物
を提供することにあり、更に銅膜表面の平滑性にも優れ
たCMP加工用の研磨用組成物である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)研磨
材、(B)式(1)であらわされるピリジンカルボン
酸、(C)有機酸、(D)過酸化水素、及び(E)水を
含む研磨用組成物であり、(A)研磨材が、フュームド
シリカ、コロイダルシリカ、フュームドアルミナ、及び
コロイダルアルミナのうちから選ばれる少なくとも1種
であり、該研磨材の一次粒子が0.01〜0.2μmで
あり、(B)研磨用組成物中の濃度が5〜30重量%で
あり、ピリジンカルボン酸の研磨用組成物中の濃度が
0.01〜5重量%であり、(C)有機酸がクエン酸、
酒石酸、リンゴ酸の中から選択される少なくとも一種以
上の酸であり、研磨用組成物中の濃度が0.01〜5重
量%であり、(D)過酸化水素の研磨用組成物中の濃度
が0.03〜5重量%である研磨用組成物である。
【化2】
【0013】
[発明の詳細な説明]本発明はかかる上記の問題点を解
決するために種々検討した結果、特定の研磨材、特定の
化合物、酸化剤および水を含有する研磨用組成物を用い
ることにより、銅膜に対する研磨レートが大きく、タン
タル化合物に対する研磨レートが小さい、高い選択性を
得ることができ、銅膜表面の平滑性にも優れた結果が得
られることを見いだし、発明を完成するに至ったもので
ある。
【0014】本発明に用いられる研磨材は、フュームド
シリカ、コロイダルシリカ、フュームドアルミナ、およ
びコロイダルアルミナのうちから選ばれる少なくとも1
種類からなるものである。これらのものを単独或いは任
意に組み合わせて用いることができる。組み合わせや比
率などは特に限定されるものではない。
【0015】また、これらの研磨材は被研磨物表面に研
磨材起因のスクラッチの発生を防止したり、保存中に沈
殿して組成変化することがないよう粒子径が比較的そろ
い径の小さなものが好ましい。
【0016】研磨材の一次粒子径は走査型電子顕微鏡に
よって観察することができるが、0.01〜0.2μm
の範囲にあることが好ましい。0.01μmより小さい
と研磨レートが大きくなりにくいので好ましくなく、
0.2μmを越えると被研磨物表面にスクラッチを発生
しやすくなったり、タンタル化合物の研磨レートを押さ
えることが難しくなるので好ましくない。
【0017】研磨材の研磨用組成物中の濃度は5〜30
重量%であることが望ましい。研磨材の濃度が小さくな
りすぎると機械的な研磨能力が減少し研磨レートが低下
するので好ましくなく、濃度が高すぎると機械的研磨能
力が増大してタンタル化合物の研磨レートをおさえるこ
とができなくなり、選択性が低下するので好ましくな
い。
【0018】本発明の研磨用組成物は式(1)で示され
るピリジンカルボン酸誘導体を含有する。例を挙げる
と、2−ピリジンカルボン酸、3−ピリジンカルボン
酸、4−ピリジンカルボン酸、キノリン酸、2,4−ピ
リジンジカルボン酸、2,5−ピリジンジカルボン酸、
2,6−ピリジンジカルボン酸、3,4−ピリジンジカ
ルボン酸、3,5−ピリジンジカルボン酸等である。研
磨用組成物中の濃度は0.01〜5重量%であることが
望ましい。キノリンカルボン酸の量が0.01重量%未
満であると銅膜の研磨レートが小さいので好ましくな
く、5重量%を超えると銅膜の研磨レートが過度に大き
くなり制御できなくなるので好ましくない。
【0019】本発明の研磨用組成物は有機酸が含まれ
る。本発明における有機酸は銅とのキレートを形成し、
銅の研磨速度を制御しやすくなるので好ましい。具体的
な例を挙げるとクエン酸、酒石酸、リンゴ酸の中から選
ばれた少なくとも一つの有機酸である。添加量について
は研磨組成物中、0.01〜5重量%の範囲で使用す
る。0.01重量%未満ではキレート形成効果が不十分
であり、5重量%を越えると研磨速度が制御できなくな
り過研磨になるので好ましくない。
【0020】本発明の研磨用組成物は過酸化水素を含有
する。本発明における研磨用組成物において過酸化水素
は酸化剤として作用しているものである。過酸化水素は
銅膜に対して酸化作用を発揮し、イオン化を促進するこ
とによって銅膜の研磨レートを高める働きがあるが、研
磨用組成物中の濃度は0.03〜5重量%であることが
望ましい。この範囲の濃度から高くなっても低くなり過
ぎても銅膜の研磨レートが低下するので好ましくない。
【0021】本発明の研磨用組成物の媒体は水であり、
イオン性不純物や金属イオンを極力減らしたものである
ことが望ましい。研磨用組成物中の水の量は、80〜9
4重量%である。80重量%未満であるとスラリー粘度
が高くなり作業性が低下したり、研磨時に発熱したりす
るので好ましくなく、94重量%を超えると研磨速度が
低下したり、研磨選択性が低下するので好ましくない。
【0022】本発明の研磨用組成物は前記の研磨材、ピ
リジンカルボン酸、有機酸等を水に混合、溶解、分散さ
せて製造する。過酸化水素は、研磨直前に前記の混合液
に添加、混合するが予め混合しておくことも可能であ
る。それらの混合方法は、任意の装置で行うことができ
る。例えば、翼式回転攪拌機、超音波分散機、ビーズミ
ル分散機、ニーダー、ボールミルなどが適用可能であ
る。
【0023】また上記成分以外に種々の研磨助剤を配合
してもよい。このような研磨助剤の例としては、分散助
剤、防錆剤、消泡剤、pH調整剤、防かび剤等が挙げら
れるが、これらはスラリーの分散貯蔵安定性、研磨速度
の向上の目的で加えられる。分散助剤としてはヘキサメ
タリン酸ソーダ等が挙げられる。もちろん各種界面活性
剤などを添加して分散性を向上させることができること
は言うまでもない。pH調整剤としてはアンモニアなど
の塩基性化合物や酢酸、塩酸、硝酸等の酸性化合物が挙
げられる。消泡剤としては流動パラフィン、ジメチルシ
リコーンオイル、ステアリン酸モノ、ジグリセリド混合
物、ソルビタンモノパルミチエート等が挙げられる。
【0024】
【実施例】本発明を実施例で具体的に説明する。
<実施例1>研磨材として一次粒子の平均粒径が30n
mであるコロイダルシリカを用い、過酸化水素、2−ピ
リジンカルボン酸、クエン酸が表1に示された濃度にな
るように0.5μmのカートリッジフィルターで濾過さ
れたイオン交換水に混合し、高速ホモジナイザーで攪拌
して均一に分散させて研磨用組成物を得た。
【0025】<実施例2〜8、比較例1〜7>表1に示
された配合によって実施例1と同様に研磨用組成物を調
整し、研磨性特性を評価した。
【0026】<研磨性評価>被研磨物は6インチのシリ
コンウエハー上にスパッタリングで2000Åのタンタ
ル(Ta)並びに電解メッキで10000Åの銅を製膜
したものを準備し、銅、Ta面を研磨した。
【0027】研磨は定盤径600mmの片面研磨機を用
いた。研磨機の定盤にはロデール社製(米国)のポリウ
レタン製研磨パッドIC−1000/Suba400を
専用の両面テープで張り付け、研磨液組成物(スラリ
ー)を流しながら1分間、銅、タンタル膜を研磨した。
研磨条件としては加重を300g/cm2、定盤の回転
数を40rpm、ウエハー回転数40rpm、研磨材組
成物の流量を200ml/minとした。
【0028】ウエハーを洗浄、乾燥後減少した膜厚を求
めることにより研磨速度(Å/min)を求めた。タン
タルの研磨速度に対する銅の研磨速度の比を選択比とし
た。また光学顕微鏡で研磨面を観察して研磨状態を調べ
以下のランク分けをした。
◎:良好、○:ごく一部にやや平滑不足があるも全般に
良好、×:平滑不足、××:著しく腐食され平滑性NG
【0029】結果を表1に示した。
【表1】【0030】
【発明の効果】本発明によれば、銅膜、タンタル膜を含
む半導体デバイスのCMP加工プロセスにおいて、銅膜
を優先的に研磨可能な研磨液組成物が得られ、半導体デ
バイスを効率的に製造することができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a polishing composition used for polishing semiconductors, substrates for various types of memory hard disks, etc., and more particularly, to planarizing the surface of semiconductor device wafers. The present invention relates to a polishing composition suitably used for processing. 2. Description of the Related Art With recent remarkable developments in the electronics industry, transistors, ICs, LSIs, and super LSIs have been evolving. As the degree of integration of circuits in these semiconductor devices has rapidly increased, semiconductors have been developed. The design rules of devices have been miniaturized year by year, the depth of focus in the device manufacturing process has become shallower, and the flatness of the pattern formation surface has become increasingly severe. On the other hand, in order to cover an increase in wiring resistance due to miniaturization of wiring, copper wiring having a lower electric resistance is being studied from aluminum and tungsten as a wiring material. However, when copper is used for wiring layers and interconnections between wirings, after forming wiring grooves and holes on the insulating film, a copper film is formed by sputtering or plating, and the film is formed by chemical mechanical polishing (CMP). Unnecessary copper on the insulating film is removed. In such a process, copper diffuses into the insulating film to deteriorate device characteristics. Therefore, it is usual to provide a tantalum or tantalum nitride layer as a barrier layer on the insulating film in order to prevent the diffusion of copper. It is becoming. [0005] In the planarization CMP process of a device in which a copper film is formed on the uppermost layer as described above, an unnecessary portion of the copper film is first polished to a tantalum compound surface layer formed on the insulating layer. In the next step, the tantalum compound layer on the insulating film must be polished and the polishing must be completed when the SiO 2 surface comes out. Although such a process is shown in FIG. 1, CMP polishing in such a process requires that the polishing rate be selective with respect to different materials such as copper, a tantalum compound, and SiO 2 . That is, in step 1, the polishing rate for copper is high, and the selectivity is such that there is almost no polishing ability for tantalum compounds. Although further polishing rate is greater for Step 2 in tantalum compound SiO 2
The smaller the polishing rate is, the more preferable it is because it can prevent excessive removal of SiO 2 . [0007] Ideally, it is desired that this process can be polished with a single abrasive. However, since the selectivity of the polishing rate for different materials cannot be changed during the process, the process is divided into two steps. Each CMP step is performed with two selective slurries. In order to prevent the copper film in the grooves and holes from being excessively ground (dishing, recess, erosion), the polishing is terminated in step 1 with the copper film on the tantalum compound being left slightly. Then, in step 2, a small amount of copper and tantalum compound remaining using the SiO 2 layer as a stopper is polished and removed. The polishing composition used in step 1 needs to have a high polishing rate only for the copper film without generating surface defects (scratch) that cannot be recovered in step 2. It is. [0009] Such a polishing composition for a copper film is disclosed in JP-A-7-233485.
At least one selected from aminoacetic acid and amidosulfuric acid
This is a polishing composition containing various organic acids, an oxidizing agent, and water. A relatively large polishing rate is obtained for copper, which is presumed to be because copper ionized by the oxidizing agent forms a chelate with the above-mentioned organic acid and is easily polished mechanically. [0010] However, using the polishing composition,
When a semiconductor device having a copper film and a tantalum compound is polished, the polishing selectivity of copper and the tantalum compound is not sufficient. There was a problem that the smoothness was deteriorated. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has a high selectivity that a polishing rate of copper is high but a polishing rate of tantalum compound is low in a CMP processing process of a semiconductor device having a copper film and a tantalum compound. An object of the present invention is to provide a polishing composition and a polishing composition for a CMP process which is excellent in the smoothness of a copper film surface. The present invention provides (A) an abrasive, (B) a pyridinecarboxylic acid represented by the formula (1), (C) an organic acid, (D) hydrogen peroxide, and (E) a polishing composition containing water, wherein (A) the abrasive is at least one selected from fumed silica, colloidal silica, fumed alumina, and colloidal alumina; The particles have a concentration of 0.01 to 0.2 μm, the concentration of (B) in the polishing composition is 5 to 30% by weight, and the concentration of pyridinecarboxylic acid in the polishing composition is 0.01 to 5% by weight. Wherein (C) the organic acid is citric acid,
At least one acid selected from tartaric acid and malic acid; the concentration in the polishing composition is 0.01 to 5% by weight; and (D) the concentration of hydrogen peroxide in the polishing composition. Is 0.03 to 5% by weight. Embedded image DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION As a result of various studies to solve the above problems, the present invention uses a polishing composition containing a specific abrasive, a specific compound, an oxidizing agent and water. Thereby, the polishing rate for the copper film is large, the polishing rate for the tantalum compound is small, high selectivity can be obtained, and it has been found that excellent results can be obtained also on the smoothness of the copper film surface, and the invention is completed. It has been reached. The abrasive used in the present invention is at least one selected from fumed silica, colloidal silica, fumed alumina, and colloidal alumina.
It consists of types. These can be used alone or in any combination. The combination and ratio are not particularly limited. These abrasives have a relatively small particle diameter so as to prevent the generation of scratches due to the abrasive on the surface of the object to be polished, and to prevent precipitation and change in composition during storage. Is preferred. The primary particle size of the abrasive can be observed with a scanning electron microscope.
Is preferably within the range. If it is smaller than 0.01 μm, it is not preferable because the polishing rate is difficult to increase,
If the thickness exceeds 0.2 μm, scratches are likely to occur on the surface of the object to be polished, and it becomes difficult to suppress the polishing rate of the tantalum compound, which is not preferable. The concentration of the abrasive in the polishing composition is 5 to 30.
% By weight. If the concentration of the abrasive is too low, the mechanical polishing ability decreases and the polishing rate decreases, which is not preferable.If the concentration is too high, the mechanical polishing ability increases and the polishing rate of the tantalum compound cannot be suppressed. This is not preferred because the selectivity decreases. The polishing composition of the present invention contains a pyridinecarboxylic acid derivative represented by the formula (1). Examples include 2-pyridinecarboxylic acid, 3-pyridinecarboxylic acid, 4-pyridinecarboxylic acid, quinolinic acid, 2,4-pyridinedicarboxylic acid, 2,5-pyridinedicarboxylic acid,
2,6-pyridinedicarboxylic acid, 3,4-pyridinedicarboxylic acid, 3,5-pyridinedicarboxylic acid and the like. The concentration in the polishing composition is desirably 0.01 to 5% by weight. If the amount of the quinoline carboxylic acid is less than 0.01% by weight, the polishing rate of the copper film is small, which is not preferable. If it is more than 5% by weight, the polishing rate of the copper film becomes excessively large and cannot be controlled. The polishing composition of the present invention contains an organic acid. The organic acid in the present invention forms a chelate with copper,
This is preferable because the polishing rate of copper can be easily controlled. Specific examples include at least one organic acid selected from citric acid, tartaric acid, and malic acid. The additive amount is used in the range of 0.01 to 5% by weight in the polishing composition. If it is less than 0.01% by weight, the effect of forming a chelate is insufficient, and if it exceeds 5% by weight, the polishing rate cannot be controlled, resulting in overpolishing, which is not preferable. The polishing composition of the present invention contains hydrogen peroxide. In the polishing composition of the present invention, hydrogen peroxide acts as an oxidizing agent. Hydrogen peroxide exerts an oxidizing effect on the copper film and has a function of increasing the polishing rate of the copper film by promoting ionization, but the concentration in the polishing composition is 0.03 to 5% by weight. It is desirable. If the concentration is too high or too low, the polishing rate of the copper film is undesirably reduced. [0021] The medium of the polishing composition of the present invention is water,
It is desirable that ionic impurities and metal ions are reduced as much as possible. The amount of water in the polishing composition is 80 to 9
4% by weight. If the amount is less than 80% by weight, the slurry viscosity becomes high and the workability decreases, and heat is generated during polishing, which is not preferable. If the amount exceeds 94% by weight, the polishing rate decreases, and the polishing selectivity decreases. Absent. The polishing composition of the present invention is prepared by mixing, dissolving and dispersing the above-mentioned abrasive, pyridinecarboxylic acid, organic acid and the like in water. Hydrogen peroxide is added to and mixed with the above mixed solution immediately before polishing, but it is also possible to mix them in advance. These mixing methods can be performed with any device. For example, a blade-type rotary stirrer, an ultrasonic disperser, a bead mill disperser, a kneader, a ball mill and the like can be applied. Various polishing aids other than the above components may be blended. Examples of such polishing aids include dispersing aids, rust preventives, defoamers, pH adjusters, fungicides, and the like, which are used to improve the dispersion storage stability of the slurry and the polishing rate. Added for purpose. Examples of the dispersing aid include sodium hexametaphosphate. Of course, it is needless to say that the dispersibility can be improved by adding various surfactants and the like. Examples of the pH adjuster include basic compounds such as ammonia and acidic compounds such as acetic acid, hydrochloric acid, and nitric acid. Examples of the antifoaming agent include liquid paraffin, dimethyl silicone oil, monostearic acid, a mixture of diglycerides, and sorbitan monopalmitate. EXAMPLES The present invention will be specifically described with reference to Examples. <Example 1> The average particle size of primary particles as an abrasive was 30 n.
m, colloidal silica, hydrogen peroxide, 2-pyridinecarboxylic acid, and citric acid were mixed with ion-exchanged water filtered through a 0.5 μm cartridge filter so as to have the concentration shown in Table 1, The mixture was uniformly dispersed by stirring with a homogenizer to obtain a polishing composition. <Examples 2 to 8 and Comparative Examples 1 to 7> Polishing compositions were prepared according to the formulations shown in Table 1 in the same manner as in Example 1, and the polishing properties were evaluated. <Evaluation of Abrasiveness> An object to be polished was prepared by forming a 2000-inch tantalum (Ta) film on a 6-inch silicon wafer by sputtering and a 10000-cm copper film by electrolytic plating, and the copper and Ta surfaces were polished. . For polishing, a single-side polishing machine having a platen diameter of 600 mm was used. A polishing pad IC-1000 / Suba400 made by Rodale (USA) is attached to the surface plate of the polishing machine with a special double-sided tape, and the copper and tantalum films are polished for 1 minute while flowing a polishing composition (slurry). did.
The polishing conditions were a load of 300 g / cm 2 , a rotation speed of the platen of 40 rpm, a wafer rotation speed of 40 rpm, and a flow rate of the abrasive composition of 200 ml / min. After the wafer was washed and dried, the reduced film thickness was determined to determine the polishing rate (Å / min). The ratio of the polishing rate of copper to the polishing rate of tantalum was used as the selectivity. In addition, the polished surface was observed with an optical microscope to check the polished state, and the following ranking was made. :: good, :: only a part of the surface was slightly insufficiently smooth, but generally good, ×: insufficiently smooth, XX: markedly corroded and NG. The results are shown in Table 1. [Table 1] According to the present invention, in a CMP process of a semiconductor device including a copper film and a tantalum film, a polishing composition capable of preferentially polishing a copper film can be obtained, and the efficiency of the semiconductor device can be improved. It can be manufactured in a special way.
【図面の簡単な説明】
【図1】銅膜を形成させたデバイスの研磨プロセスの模
式図
【符号の説明】
1.Cu
2.Ta
3.SiO2 BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic view of a polishing process of a device having a copper film formed thereon. Cu 2. Ta3. SiO 2
Claims (1)
されるピリジンカルボン酸、(C)有機酸、(D)過酸
化水素、及び(E)水を含む研磨用組成物であり、
(A)研磨材が、フュームドシリカ、コロイダルシリ
カ、フュームドアルミナ、及びコロイダルアルミナのう
ちから選ばれる少なくとも1種であり、該研磨材の一次
粒子が0.01〜0.2μmであり、(B)研磨用組成
物中の濃度が5〜30重量%であり、ピリジンカルボン
酸の研磨用組成物中の濃度が0.01〜5重量%であ
り、(C)有機酸がクエン酸、酒石酸、リンゴ酸の中か
ら選択される少なくとも一種以上の酸であり、研磨用組
成物中の濃度が0.01〜5重量%であり、(D)過酸
化水素の研磨用組成物中の濃度が0.03〜5重量%で
あることを特徴とする研磨用組成物。 【化1】 Claims 1. An abrasive (A), a pyridinecarboxylic acid (B) represented by the formula (1), an organic acid (C), hydrogen peroxide (D), and water (E) A polishing composition comprising:
(A) the abrasive is at least one selected from fumed silica, colloidal silica, fumed alumina, and colloidal alumina, and the primary particles of the abrasive are 0.01 to 0.2 μm; B) The concentration in the polishing composition is 5 to 30% by weight, the concentration of pyridinecarboxylic acid in the polishing composition is 0.01 to 5% by weight, and (C) the organic acid is citric acid or tartaric acid. , At least one acid selected from malic acid, the concentration in the polishing composition is 0.01 to 5% by weight, and the concentration of (D) hydrogen peroxide in the polishing composition is A polishing composition characterized by being 0.03 to 5% by weight. Embedded image
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