JP2003149826A - 露光装置、及び露光方法 - Google Patents
露光装置、及び露光方法Info
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Abstract
ターンに部分的に生じる不具合を解消できる露光装置を
提供する。 【解決手段】 各々が基板(10)に向けて光を照射す
る複数の発光部を含む光源(U1、U2・・・)を用い
て、マスク(20)に描かれた回路パターンを基板に露
光する露光装置(100)において、露光後の後工程を
施された基板における回路パターンの特性を基板の異な
る領域毎に示す後工程特性情報に基づいて、発光部の各
々が光を照射する位置と当該発光部が出力すべき光量と
の関係を示す光量データを記憶手段(120)に保存
し、記憶手段が記憶している光量データに基づいて、発
光部の各々の光量を制御する。
Description
パターンを基板に露光する露光装置に関し、特に、光源
が複数の発光部を含む露光装置に関する。
イスをプリント基板に取り付け、互いに接続することに
より製作されている。電子デバイスの取り付けに利用さ
れるプリント基板は、フォトレジストが塗布された基材
を回路パターンが形成されたマスクを介して露光し、そ
の後、露光された基板に現像、エッチング等の後工程を
施すことにより製造される。基板に露光された回路パタ
ーンは、そのままの形状で現像、エッチングされること
が理想的である。しかし、現実には、現像、エッチング
を行う個々の装置の特性により、最終的にプリント基板
に形成される回路パターンにいわゆる太りや細りが生じ
ることがある。しかも、このような太り、細りは、プリ
ント基板全体に一様ではなく、部分的に生じることがあ
った。
生じる場合、予めフォトマスクに描かれる回路パターン
を、後工程の特性を補正するように形成することにより
対処することが可能である。しかし、フォトマスクの制
作には多大の時間と費用が必要とされるため、フォトマ
スクを変えることなく、上記問題を解消する手段が望ま
れていた。
ォトマスク上のパターンに忠実な回路パターンが基板上
に形成されるように、プリント基板を露光した後の後工
程の特性を考慮して露光を行う露光装置および露光方法
を提供することを目的とする。
に、本発明は、マスクに描かれた回路パターンを基板に
露光し、所定の後工程を施すことによりプリント基板を
製造するプリント基板製造システムに用いられる露光装
置であって、各々がその基板に向けて光を照射する複数
の発光部を含む光源と、後工程特性情報に基づいて定め
られた上記発光部の各々が光を照射する位置と当該発光
部が出力すべき光量との関係を示す光量データを記憶す
る光量データ記憶手段と、その光量データ記憶手段が記
憶している光量データに基づいて、各発光部の光量を制
御する光量制御手段とを備える露光装置を提供する。こ
こで、後工程特性情報とは、露光後の後工程を施された
基板における回路パターンの特性を基板の異なる領域毎
に示す情報である。このような露光装置では、光量制御
手段が、光量データに従い、基板の異なる領域毎にその
後工程特性に合わせて、その領域を露光する発光部の光
量を設定する。このため、上記の露光装置は、後工程に
関与する種々の装置の癖が後工程特性に及ぼす影響を低
減するように基板を露光することができる。特に、光量
データが、後工程を施された基板における回路パターン
の特性がその基板の領域によらず実質的に一定となるよ
うに、発光部の各々が光を照射する位置と当該発光部が
出力する光量との関係を定めていると、そのような利益
を効果的に得ることができる。なお、上記露光装置は、
後工程特性情報が設定される後工程特性情報設定手段
と、その後工程特性設定手段が記憶している後工程特性
情報に基づいて、光量データを生成する光量データ演算
手段とをさらに備え、露光装置において光量データを生
成することとしてもよい。
て光を照射する複数の発光部を含む光源と、後工程を施
された上記基板における回路パターンの特性を示す後工
程特性情報が設定される後工程特性情報設定手段と、そ
の後工程特性情報設定手段に設定されている後工程特性
情報に基づいて発光部の各々が発光すべき光量を示す光
量データを生成する光量データ演算手段と、生成された
光量データに基づいて発光部の各々の光量を制御する光
量制御手段とを備える露光装置をも提供する。このよう
な露光装置においても、後工程特性情報に基づいて、後
工程の特性を考慮した露光を行うことができる。特に、
後工程特性情報が、回路パターンの特性を基板の異なる
領域毎に示す情報であれば、基板のその領域毎に適切な
露光が行われるように各発光部の光量を調整できるよう
になる。このことは、例えば、光量データ演算手段が、
発光部の各々が光を照射する位置と当該発光部が出力す
べき光量との関係を示す光量データを求めることにより
可能になる。
に基板を現像する現像工程、及び基板をエッチングする
エッチング工程の少なくとも一方が含まれる。
から照射された光を基板上で所定の走査方向に走査させ
る走査手段と、光源から照射された光の基板上の位置に
関する位置情報を出力する位置情報出力手段とをさらに
備え、光量制御手段は、上記の位置情報に基づいて複数
の発光部の各々の光量を制御することであってもよい。
露光装置をこのように構成すると、パルス波レーザ、X
線源、発光ダイオード等、大面積に一度に光を照射でき
ない光源を利用する装置にも本発明を適用できるように
なる。この場合、特に、走査手段が、光源と基板とを相
対移動させることにより光源から照射された光を走査方
向に走査させることとすることが好ましい。このように
すれば、例えば光源と基板の間に、光を走査させるため
の回転ミラー等を配置する必要がなくなり、露光装置を
コンパクトに構成できる。
が一定の条件で配列されている発光部ユニットを走査方
向に複数配置させており、光量調整手段が、複数の発光
部ユニットのうち、予め定められた一部の発光部ユニッ
トに含まれる発光部に限り光量を調整することとしても
よい。この場合には、光量調整手段が制御する対象を減
らすことで、光量調整手段の負荷を軽くできる等の利益
がある。
発光部が、2次元配列された複数の発光ダイオードであ
ることが好ましい。光源を小型化できる上に、高圧水銀
灯等と比較して耐久性を向上させるとともに、消費電力
を低減できるからである。
フォトマスクにおける前記回路パターンのデータが記憶
されているマスクデータ記憶手段をさらに備えていても
よい。この場合には、後工程特性情報は、そのテスト用
フォトマスクを用いて回路パターンが露光された基板か
ら取得される。そして、光量データ演算手段は、マスク
データ記憶手段に記憶されているテスト用フォトマスク
のデータをも利用して光量データを生成する。
て光を照射する複数の発光部を含む光源を用いて、マス
クに描かれた回路パターンを基板に露光する露光方法で
あって、露光後の後工程を施された基板における回路パ
ターンの特性を基板の異なる領域毎に示す後工程特性情
報に基づいて、発光部の各々が光を照射している位置と
当該発光部が出力すべき光量との関係を示す光量データ
を記憶手段に保存し、記憶手段が記憶している光量デー
タに基づいて、発光部の各々の光量を制御することを特
徴とする露光方法を提供する。
に係る露光装置の一実施形態について説明する。本発明
に係る露光装置は、複数の発光素子のアレイからなる光
源を用いて基板を露光する。本実施形態では、はじめに
テスト用フォトマスクを用いてテストパターンを基板に
露光する。露光後、一般に知られているように、基板は
後工程を施される。ここで、後工程とは、露光装置によ
ってフォトマスクのマスクパターンが露光された後に基
板に施される工程をいい、本実施形態では、特に現像及
びエッチングの工程をいう。
の場合、基板に現像とエッチングの処理が施された後、
基板から後工程特性情報が取得される。ここで、後工程
特性情報とは、後工程を施された基板に形成されたテス
トパターンの特性、特にテストパターンの形状的特性を
示す情報をいう。後工程特性情報には、例えば、現像後
に基板のレジスト膜に現れるテストパターンの線幅、エ
ッチング後の基板の銅板部分に現れるテストパターンの
線幅が含まれる。特に本実施形態の場合には、後工程特
性情報は後者を意味する。
の露光装置に入力される。そして、露光装置は、後工程
特性情報に基づいて、マスクパターンに忠実な導体パタ
ーンが基板に形成され、基板の部分々々で導体パターン
がマスクパターンを再現している程度に差異が生じない
ように、各発光素子の露光条件を再設定する。これによ
り、露光装置は、後工程を終了した基板において、例え
ば回路パターンの局所的な太りや細りを抑制する。
の構成を示すブロック図である。以下、図2等を用いな
がら露光装置100について説明するが、以下の説明に
おいて、基板の露光面に平行な面をxy平面と呼び、x
y平面内で互いに直交する2つの方向をそれぞれx方向
およびy方向と呼ぶこととする。
は、基板10を保持し、かつ、基板10をx、y2方向
に移動させることができる基板ステージ102、その基
板ステージ102の動作を制御する基板テーブル制御部
104、及び、基板10の露光面に平行にフォトマスク
20を保持するマスクステージ106を備える。本実施
形態において、マスクステージ106は、基板10の露
光面から数ミクロンから数十ミクロンの間隔をおいてフ
ォトマスク20を保持する。あるいは、マスクステージ
106は、基板10の露光面にフォトマスク20が密着
するようにフォトマスク20を保持する。したがって、
本実施形態では、フォトマスク20に描かれているパタ
ーンがほぼ1:1の縮尺比で基板10に露光される。
て光を照射する光源108を備えている。本実施形態の
場合、光源108は、後述するように、各々が基板10
へ向けて光を照射するように2次元的に配列された複数
の発光素子を備えている。
予め定められた走査方向(本実施形態の場合にはx方
向)に前後駆動する光源駆動部110と、その光源駆動
部110の動作を制御することにより光源を走査させる
光源走査制御部112と、光源108の走査方向位置を
検出し、光源走査制御部112へ出力するエンコーダ等
の位置検出部114とを備える。また、露光装置100
は、光源108が出力する光量を制御する光量制御部1
16と、光源108が備える各発光素子について、その
発光素子に供給される電力(又は電流、電圧)とその結
果得られる光量との関係を示すデータを保存している供
給電力−光量関係データ記憶部132とを備える。この
光量制御部116は、供給電力−光量関係データ記憶部
132に記憶されているデータを参照しながら、光源1
08が有する各発光素子へ供給する電力(又は電流、電
圧)を調整することで、それらの出力する光量を個別に
制御する。また、光量制御部116は、位置検出部11
4が出力する光源108の位置情報を利用して、各発光
素子の光量を、その発光素子の走査方向の位置に応じて
制御する。
12、光量制御部116、及び基板テーブル104の動
作を制御し、それにより露光装置100の円滑な露光動
作を達成する主制御部118を備えている。
16が光源108の光量を制御するときに参照すべきデ
ータ、すなわち、各発光素子の走査方向位置と、その発
光素子の光量との関係を示す光量データを記憶する光量
データ記憶部120と、その光量データを生成する光量
データ演算部122とを有する。また、露光装置100
は、光量データ演算部122が上記の光量データを生成
するときに参照すべきデータをそれぞれ記憶しているマ
スクデータ記憶部124、後工程特性設定部126、光
量補正データ記憶部128、及び基準光量設定部130
を備えている。
各発光素子が出力すべき標準的な光量が入力、設定され
る。本実施形態では、例えば、テスト用フォトマスク2
00を用いて基板にテストパターンを露光するときは、
光源108が有する各発光素子が基準光量設定部130
に設定されている光量で、つまり、全発光素子が同じ光
量で発光させられる。
を生成するために必要となる、テスト用フォトマスク2
00に関するデータを記憶している記憶装置である。テ
スト用フォトマスク200は、前述したように、後工程
特性情報を取得するために利用するフォトマスクであ
る。
ォトマスク200の一例の斜視図を示す。テスト用フォ
トマスク200には、図中点線による仮想線で示されて
いる複数のエリアA1からA9が定義されており、各エ
リアにテストパターンが描かれている。また、フォトマ
スク200の例えば4角には、アライメント用の基準マ
ーク202が設けられている。本実施形態では、フォト
マスク200上の位置が、予め定められた一つの基準マ
ーク202を原点とするx−y直交座標系で表される。
例えば、エリアA1の4角の位置は、図中に示してある
ように、そのx−y座標系を用いて(x0、y0)、
(x1、y0)、(x1、y1)、及び(x0、y1)
でそれぞれ表される。このテスト用フォトマスク200
は、種々のサイズの基板10に対応できるように、種々
の異なるサイズが用意される。なお、図2では、テスト
用フォトマスク200にA1からA9までの9つのエリ
アが定義される例を示しているが、これは、テスト用フ
ォトマスク上に定義するエリアの個数を限定するもので
はなく、テスト用フォトマスク200には、任意の数の
エリアを定義することができる。
記憶部124が記憶しているデータ内容の一例を示す図
である。図示のように、マスクデータ記憶部124に
は、マスク番号、エリア番号、エリア範囲データ、及び
パターン線幅が互いに対応づけられて記憶されている。
ォトマスク200を識別するための識別情報として各テ
スト用フォトマスク200に与えられる番号である。エ
リア番号は、テスト用フォトマスク上に定義された各エ
リアを識別するための識別情報として各エリアに与えら
れる番号である。図2において各エリアに付してあるA
1〜A9の番号がこれに該当する。エリア範囲データ
は、各エリアのテスト用フォトマスク上の範囲を示すデ
ータである。本実施形態の場合、図2で説明した各エリ
アの4角の座標がエリア範囲データとして利用される。
00の各エリアに描かれたテストパターンがそれぞれ目
標としているの線幅である。テスト用フォトマスク20
0の各エリアに目標値の異なる線幅のテストパターンを
設けた場合には、パターン線幅は各エリア番号毎に一つ
ずつ記録される。本実施形態では、全てのエリアに同じ
線幅W1を目標値とするテストパターンを設けたので、
パターン線幅は全マスク番号に対して1つの値のみが記
録されている。
は、前述した後工程特性情報が入力、設定される。図4
に、本実施形態において後工程特性設定部126に入力
される後工程特性情報の例を示す。図示のように、後工
程特性情報には、後工程特性情報を取得するために利用
されたテスト用フォトマスク200のマスク番号、その
テスト用フォトマスク上に定義されているエリアのエリ
ア番号、及び各エリア番号に対応するパターン線幅が含
まれる。パターン線幅は、テスト用フォトマスク200
の各エリア内のテストパターンが基板に露光され、現
像、エッチングされた結果、その基板に形成された各導
体パターンの線幅である。露光後の基板を現像する現像
装置、又はエッチングを行うエッチング装置の特性によ
り、現像又はエッチングに偏りが生じ、その結果、基板
に形成されたパターンに部分的な太り又は細りが生じた
場合には、それは、後工程特性情報のパターン線幅の値
のばらつきとなって現れる。
8は、パターン線幅比率と、光源の光量補正量との関係
を記憶する記憶部である。ここで、パターン線幅比率と
は、テスト用フォトマスク200のパターン線幅W(図
3参照)に対する、実際に基板を現像、エッチングして
得られたパターンの線幅w(図4参照)の比率(w/
W)である。また、光量補正量とは、光源108の発光
素子が出力する光量を基準光量設定部130で設定され
ている基準光量から変化させるべき割合である。
レジスト膜を使用する場合に、光量補正データ記憶部1
28が記憶するデータの一例を示した。図示のように、
光量補正データ記憶部128は、複数のパターン幅比率
及び光量補正量を1対1に対応づけて記憶している。図
において、αは正の値を取り、光量を増大させることを
意味し、βは負の値を取り、光量を減少させることを意
味する。
は、テスト用フォトマスク200に描かれているテスト
パターンの線幅と同一の線幅を有する導体パターンがエ
ッチング後に基板に形成されたことを示している。つま
り、基板に形成された導体パターンには太りも細りも発
生していないことが示されている。図5では、パターン
線幅比率「1.00」に対して、光量補正量0%が対応
づけられている。つまり、基板10に形成されたパター
ンに太りも細りも発生していない場合には、光源108
の発光素子が出力する光量を基準光量設定部130に設
定されている基準光量に維持し、変化させないことが示
されている。
スト用フォトマスク200に描かれているテストパター
ンの線幅に対して、基板に形成された導体パターンの線
幅が2%大きい、つまり太りが生じていることを示して
いる。ポジティブなレジスト膜を使用した場合に、基板
に形成されたパターンに太りが生じたときは、レジスト
膜の露光量を増大させることで、その太りを抑制するこ
とができる。このために、図5に示すように、パターン
幅比率「1.02」に対しては、光量補正量+α2%が
対応づけられており、光源108の発光素子が出力する
光量を基準光量からα2%だけ増大させることが示され
ている。
源108の構成についてより詳細に説明する。図6は、
基板ステージ102側から斜めに見た光源108を示す
斜視図である。光源108は、光源108の走査方向
(x方向)に並べられた複数のユニットU1、U2、・
・・・・、Unを備えている。各光源ユニットは、基板
10の露光面に平行な面内に2次元配列された複数の発
光素子136を備えている。各発光素子136は、各々
の光量を独立して制御できるように、不図示の配線によ
り光量制御部116(図1参照)に接続されている。
あり、基板10の露光面に垂直であり、かつ、y方向に
平行な面に沿った光源ユニットU1の断面の一部を示し
ている。光源ユニットU1内には、プリント基板134
が配置されており、そのプリント基板134に前述した
複数の発光素子136が取り付けられている。本実施形
態の場合、発光素子136として発光ダイオード(LE
D)を用いることが望ましい。発光ダイオードを用いた
場合には、光源108の耐久性を向上させることがで
き、また、その消費電力を抑制することもできるからで
ある。また、基板10に紫外線に反応するタイプのレジ
スト膜が塗布されている場合には、紫外域の光を発光す
る発光ダイオードを利用することも可能である。
は、レンズパネル138が備えられている。レンズパネ
ル138は、ガラス又は光透過性のある樹脂からなり、
各発光素子136から照射された光の通過位置にコリメ
ータレンズ140が形成されている。従って、各発光素
子136から出た光は、コリメータレンズ140によっ
て平行光に変換され、その後、基板10又はフォトマス
ク20に照射される。
136の配列を説明するための図である。図8におい
て、黒点pは発光素子136の位置を表しており、破線
による円形部qは各発光素子136からコリメータレン
ズ140を介して照射された光が、基板10又はフォト
マスク20に形成するビームスポットを表している。
でy方向に配置された発光素子136の列が、x方向、
つまり走査方向へ等間隔bで複数列配置されている。発
光素子136の各列は、光源ユニットがx方向に走査さ
れたときに、1つの光源ユニット内の2つの発光素子1
36がそれぞれ形成するビームスポットqが走査方向に
おいて完全に重なることがないように、y方向に互いに
一定距離cだけずらされて配置されている。
源ユニット内の発光素子136の列数mとすると、発光
素子136は、次式が成立するように配列される; (d×m)≧a ・・・(1) (c×m)=a ・・・(2) 式(1)、(2)が満たされている場合には、光源ユニ
ットをx方向に走査させると、図8において、斜線部r
およびsで示すように、相前後する列の発光素子136
のビームスポットがそれぞれ基板10上を通過する領域
が一部において重複する。このために、光源ユニットが
x方向に走査されたときに、基板10の全面に光源ユニ
ットからの光が照射され、光が照射されず、露光されな
い領域が残るという事態が生じない。
置100の動作について説明する。図9は、テスト用フ
ォトマスク200を用いて基板10にテストパターンを
露光する場合の露光装置100の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。また、図10は、テスト用フォトマ
スク200を用いて基板10にテストパターンを露光す
るときの光源108が備える発光素子136の走査方向
位置Xと、その発光素子136が出力する光量Lとの関
係を特定の発光素子136aを例に説明する図である。
200を用いて露光を行う場合には、露光装置100に
基板10およびテスト用フォトマスク200が取り付け
られ、また、それらのアライメントが行われた後に、基
準光量設定部130に基準光量L1が入力、設定される
(S102)。入力される基準光量L1は、光源108
が備えている発光素子136が出力できる光量範囲中の
任意の値とすることができるが、後に、光量を調整でき
る範囲を可能な限り大きくとることを考慮して、光量調
整可能な範囲のほぼ中央の光量を基準光量L1とするこ
とが望ましい。
うに、走査を開始する走査開始位置へ移動される(S1
04)。本実施形態の場合、走査開始位置は、光源10
8において走査方向の最も前方に位置する発光素子13
6が、基板10より手前に位置し、その発光素子136
からの光が直接基板10を露光しない位置である。
える各発光素子136を点灯、発光させる(S10
6)。このとき、光量制御部116は、基準光量設定部
130から基準光量L1を読み取り、全ての発光素子1
36の光量が読み取った基準光量L1となるように各発
光素子136へ供給する電力を調整する。
110を制御して、光源108を走査開始位置から、光
源108の全体が基板10を完全に通過した走査終了位
置まで、一定の速度で移動させる(S108)。図10
において発光素子136aを例に示すように、光源10
8が走査開始位置X1から走査終了位置X2まで走査す
る間、光量制御部116は、各発光素子136の光量L
を基準光量L1に維持する。このために、S108で
は、基板10の全面がほぼ均一な光量で露光される。
と、光量制御部116は、各発光素子136を消灯させ
る(S110)。これにより、露光装置100によるテ
スト用フォトマスク200を用いた基板10の露光は終
了する。
れた基板10が後工程に回され、現像、エッチング等の
後工程を施される。そして、本実施形態の場合には、エ
ッチング処理が終了した後にテスト用フォトマスク20
0の各エリアA1〜A9により基板10に形成された各
テストパターンの線幅が計測される。計測された線幅
は、図4において説明した後工程特性情報として利用さ
れる。
データを生成するときの露光装置100の動作を示すフ
ローチャートである。また、図12は、光量データ記憶
部120に記憶されている光量データを利用して露光を
行うときの露光装置100の動作を示すフローチャート
である。さらに、図13は、露光装置100が光量デー
タ記憶部120に記憶されている光量データを利用して
露光を行う場合に、光源108が備える発光素子136
の走査方向位置Xと、その発光素子136が出力する光
量Lとの関係を2つの発光素子136b及び136cを
例に説明する図である。
る場合には、はじめに、基準光量L1、および前述した
手順により取得された後工程特性情報(図4参照)がそ
れぞれ基準光量設定部130、および後工程特性設定部
126に入力、設定される(S202)。
特性設定部126に記憶されている後工程特性情報と、
マスクデータ記憶部124に記憶されているテスト用フ
ォトマスク200に関するデータ(図3参照)とに基づ
いて、パターン幅比率をエリア番号毎に求める(S20
4)。具体的には、光量データ演算部122は、まず、
後工程特性情報が有するマスク番号と同一のマスク番号
に対応づけられてマスクデータ記憶部124に記憶され
ているパターン線幅を取得する。図3および図4に示し
たデータの例に従って説明すれば、後工程特性情報に
は、マスク番号1が記録されているので、光量データ演
算部122は、マスクデータ記憶部124から、マスク
番号1に対応づけられて記憶されているパターン線幅W
1を読み出す。次に、光量データ演算部122は、後工
程特性情報において各エリア番号に対応づけられている
パターン線幅(w1〜w9)を上記パターン線幅W1で
除すことにより、各エリア番号毎にパターン線幅比率を
求める。なお、ここでは、簡単のため、エリア番号A5
について求められたパターン線幅比率は0.99であ
り、他のエリア番号について求められたパターン線幅比
率は全て1.00であったと仮定して以下の説明を行
う。
番号毎の発光素子の光量補正量を求める(S206)。
具体的には、光量データ演算部122は、光量補正デー
タ記憶部128に記憶されているデータを参照すること
で、S204において各エリア番号について求めたパタ
ーン線幅比率に対応する光量補正量を求める。本実施形
態では、パターン線幅比率0.99であったエリア番号
A5については、光量補正量として−β1%が得られ
(図5参照)、他のエリア番号については、0%が得ら
れる。
08が備える各発光素子136について、走査方向の位
置Xと、その位置で出力すべき光量Lとの関係、つまり
光量データを求める(S208〜S218)。すなわ
ち、光量データ演算部122は、はじめにデータを参照
すべき対象エリアの番号をA1と定める。(S20
8)。次に、光量データ演算部122は、マスクデータ
記憶部124にその対象エリアに対応して記憶されてい
るy座標の範囲と、例えば光量データ演算部122が実
行するプログラムに予め設定されている各発光素子のy
方向位置とを比較することにより、対象エリアのy座標
範囲内に位置する発光素子136を特定する(S21
0)。例えば、対象エリアがA5であれば、y1〜y2
の範囲内に位置する発光素子136を特定する(図13
中、発光素子136b〜136g参照)。これにより、
光量データ演算部122は、光源108をx方向に走査
した場合に、対象エリアを露光することとなる発光素子
136を求めることができる。
0で特定した各発光素子136が、走査中に、対象エリ
アのx座標範囲に位置するときに出力すべき光量L2を
定める(S212)。光量L2は、S206で求められ
た対象エリアの光量補正量をγ%とすれば、次式より求
められる。 L2=L1×(1+γ/100)・・・(2) 前述したエリアA5を例に説明すれば、光量データ演算
部122は、発光素子136b〜136gの各々が、x
1〜x2の範囲内に位置しているときに出力すべき光量
を、L2=L1×(1+β1/100)に定める。ま
た、対象エリアが例えばA2であれば、光量データ演算
部122は、発光素子136b〜136gの各々が、x
0〜x1の範囲内に位置しているときに出力すべき光量
を、L2=L1×(1+0/100)、つまり、L1に
定める。
びS212の処理を、A1〜A9までの全てのエリアに
ついて順に行う(S214:y、S216)。この結
果、光量データ演算部122は、基板10上を通過する
各発光素子136について、走査方向の位置Xと、その
位置で出力すべき光量との関係、つまり光量データを得
ることができる。得られた光量データは、光量データ演
算部122から光量データ記憶部120へ送信され、光
量データ記憶部120において保存される(S21
8)。以上で、光量データを生成するときの露光装置1
00の一連の動作が終了する。
生成された光量データを利用して露光を行う場合につい
て説明する。図12に示すように、この場合には、露光
装置100に基板10およびフォトマスク20が取り付
けられ、また、それらのアライメントが行われた後に、
光源走査制御部112が光源駆動部110を制御して、
光源108を露光開始位置へ移動させる(S302)。
次に、光量制御部116が、光源108が備える各発光
素子136を点灯させ、その光量の制御を開始する(S
304)。このとき、光量制御部116は、位置検出部
114が出力する光源108の走査方向位置の情報を参
照しつつ、光量データ記憶部120に記憶されている光
量データに基づいて発光素子136の光量を制御する。
110を制御して光源108を露光開始位置から露光終
了位置まで走査する(S306)。走査中、光量制御部
116が、光量データに基づいて各発光素子の光量を制
御するので、図13に発光素子136b及び136gで
例示したように、各発光素子136は、それらが位置す
る走査方向位置Xに応じて、換言すれば、光を照射して
いるエリアにおける後工程特性に応じて、その出力する
光量を変化させる。これにより、後工程を施した後に基
板10に形成される導体パターンに、部分的な太り細り
等が生じないように基板10を露光することが可能とな
る。
後、光量制御部116は、各発光素子136の光量制御
を終了して、それらを消灯する(S308)。これによ
り、露光装置100は、その一連の動作を終了する。
たが、本発明に係る露光装置は、上記実施形態に限定さ
れず、本発明の技術的思想の範囲内において上記実施形
態に種々の変形を加えることが可能である。例えば、上
記実施形態では、光量制御部116が各発光素子136
の出力する光量を制御する場合について説明したが、こ
れは、光源108とマスクテーブル106との間に、光
透過率を複数段階に変化させることができる液晶素子を
2次元的に複数個配列した液晶シャッターを設け、光量
制御部116が各液晶素子の光透過率を制御することに
より、基板10及びマスク20の各エリアに光源108
から照射される光量を調整することとしてもよい。この
場合、光源108としては、複数の発光素子のアレイの
代わりに、例えば水銀灯など大面積に一度に光を照射で
きる光源を使用することもできる。また、光源を上記実
施形態のように走査させる代わりに、光源を静止させ、
液晶シャッター、又は、基板及びマスクを走査方向に移
動させることとすることとしてもよい。あるいは、液晶
シャッターを通過した光を回転しているミラーで反射さ
せることにより、その光を基板及びマスク上に走査させ
ることとしてもよい。
として、基板をエッチングした後に基板に形成される導
体パターンの線幅を用いる例について説明したが、後工
程特性情報としては、現像処理を行った後にレジスト膜
に形成されるパターンの線幅を用いてもよい。
複数の光源ユニットU1〜Unを有する例について説明
したが、光源108は、光源ユニットを一つのみ備える
ことであってもよい。また、光源108が複数の光源ユ
ニットを複数備える場合には、光量制御部116が光量
データ記憶部120に保存されている光量データに基づ
いて全ての光源ユニットにおける発光素子の光量を制御
してもよいし、一部の光源ユニットにおける発光素子の
光量のみを光量データに基づいて制御し、他の光源ユニ
ットにおける発光素子は、基準光量L1その他の予め定
められた一定の光量が発光されるように制御することで
あってもよい。
では、光源が複数の発光部を有し、光量制御手段が、後
工程特性情報に基づいてそれら発光部の光量を制御する
ので、フォトマスク上のパターンに忠実な回路パターン
が基板上に形成することが可能になる。
すブロック図である。
マスクの例示する斜視図を示す。
部が記憶しているデータ内容の一例を示す図である。
に入力される後工程特性情報の例を示す。
ィブなレジスト膜が使用される場合に、光量補正データ
記憶部が記憶するデータの一例を示す。
図である。
るための図である。
ターンを露光する場合の露光装置の動作の一例を示すフ
ローチャートである。
パターンを露光するときの発光素子の走査方向位置Xと
光量Lとの関係を説明する図である。
するときの露光装置の動作を示すフローチャートであ
る。
タを利用して露光を行うときの露光装置の動作を示すフ
ローチャートである。
光素子の走査方向位置Xと光量Lとの関係を説明する図
である。
Claims (12)
- 【請求項1】 マスクに描かれた回路パターンを基板に
露光し、所定の後工程を施すことによりプリント基板を
製造するプリント基板製造システムに用いられる露光装
置であって、 各々が前記基板に向けて光を照射する複数の発光部を含
む光源と、 前記後工程を施された前記基板における前記回路パター
ンの特性を前記基板の異なる領域毎に示す後工程特性情
報に基づいて定められた前記発光部の各々が光を照射す
る位置と当該発光部が出力すべき光量との関係を示す光
量データを記憶する光量データ記憶手段と、 前記光量データ記憶手段が記憶している光量データに基
づいて、前記発光部の各々の光量を制御する光量制御手
段とを備えることを特徴とする露光装置。 - 【請求項2】 前記後工程特性情報が設定される後工程
特性情報設定手段と、 前記後工程特性設定手段に設定されている前記後工程特
性情報に基づいて、前記光量データを生成する光量デー
タ演算手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1
に記載の露光装置。 - 【請求項3】 マスクに描かれた回路パターンを基板に
露光し、所定の後工程を施すことによりプリント基板を
製造するプリント基板製造システムに用いられる露光装
置であって、 各々が前記基板に向けて光を照射する複数の発光部を含
む光源と、 前記後工程を施された前記基板における前記回路パター
ンの特性を示す後工程特性情報が設定される後工程特性
情報設定手段と、 前記後工程特性情報設定手段に設定されている前記後工
程特性情報に基づいて前記発光部の各々が発光すべき光
量を示す光量データを生成する光量データ演算手段と、 前記光量データに基づいて前記発光部の各々の光量を制
御する光量制御手段とを備えることを特徴とする露光装
置。 - 【請求項4】 前記後工程特性情報は、前記回路パター
ンの特性を前記基板の異なる領域毎に示していることを
特徴とする請求項3に記載の露光装置。 - 【請求項5】 前記光量データは、前記発光部の各々が
光を照射する位置と当該発光部が出力すべき光量との関
係を示すことを特徴とする請求項4に記載の露光装置。 - 【請求項6】 前記後工程は、露光後に前記基板を現像
する現像工程及び前記基板をエッチングするエッチング
工程の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1
又は3に記載の露光装置。 - 【請求項7】 前記光量データは、前記後工程を施され
た前記基板における前記回路パターンの特性が前記基板
の領域によらず実質的に一定となるように、前記発光部
の各々が光を照射する位置と当該発光部が出力する光量
との関係を定めていることを特徴とする請求項1又は5
に記載の露光装置。 - 【請求項8】 前記光源から照射された光を前記基板上
で所定の走査方向に走査させる走査手段と、 前記光源から照射された光の前記基板上の位置に関する
位置情報を出力する位置情報出力手段とをさらに備え、 前記光量制御手段は、前記位置情報に基づいて前記複数
の発光部の各々の光量を制御することを特徴とする請求
項1又は3に記載の露光装置。 - 【請求項9】 前記走査手段は、前記光源と前記基板と
を相対移動させることにより前記光源から照射された光
を前記走査方向に走査させることを特徴とする請求項8
に記載の露光装置。 - 【請求項10】 前記複数の発光部は、2次元配列され
た複数の発光ダイオードであることを特徴とする請求項
1又は3に記載の露光装置。 - 【請求項11】 テスト用フォトマスクにおける前記回
路パターンのデータが記憶されているマスクデータ記憶
手段をさらに備え、 前記後工程特性情報は、前記テスト用フォトマスクを用
いて前記回路パターンが露光された前記基板から取得さ
れており、 前記光量データ演算手段は、前記マスクデータ記憶手段
に記憶されている前記データをも利用して前記光量デー
タを生成することを特徴とする請求項2又は3に記載の
露光装置。 - 【請求項12】 各々が基板に向けて光を照射する複数
の発光部を含む光源を用いて、マスクに描かれた回路パ
ターンを前記基板に露光する露光方法であって、 前記露光後の後工程を施された前記基板における前記回
路パターンの特性を前記基板の異なる領域毎に示す後工
程特性情報に基づいて、前記発光部の各々が光を照射す
る位置と当該発光部が出力すべき光量との関係を示す光
量データを記憶手段に保存し、 前記記憶手段が記憶している光量データに基づいて、前
記発光部の各々の光量を制御することを特徴とする露光
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351317A JP2003149826A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 露光装置、及び露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351317A JP2003149826A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 露光装置、及び露光方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003149826A true JP2003149826A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19163644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001351317A Pending JP2003149826A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 露光装置、及び露光方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003149826A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007011288A (ja) * | 2005-03-28 | 2007-01-18 | Fujifilm Holdings Corp | 光量調整方法、画像記録方法及び装置 |
JP2009277900A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | V Technology Co Ltd | 露光装置及びフォトマスク |
JP2012133163A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Tokyo Electron Ltd | 局所露光方法 |
TWI548947B (zh) * | 2009-11-10 | 2016-09-11 | V科技股份有限公司 | 曝光裝置及光罩 |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001351317A patent/JP2003149826A/ja active Pending
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TWI495959B (zh) * | 2010-12-22 | 2015-08-11 | Tokyo Electron Ltd | 局部曝光方法及局部曝光裝置 |
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