JP2003145163A - 電気脱イオン装置及び電気脱イオン方法 - Google Patents
電気脱イオン装置及び電気脱イオン方法Info
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Abstract
な、電極間の印加電圧が低くて足りる電気脱イオン装置
であって、供給水中のカルシウム濃度及び重炭酸イオン
濃度が高い場合であっても、炭酸カルシウムの析出を防
止することができる電気脱イオン装置と、この電気脱イ
オン装置を用いた電気脱イオン方法を提供する。 【解決手段】 陰極1と陽極2との間にカチオン交換膜
3とアニオン交換膜4とを1枚ずつ配置し、陰極1とカ
チオン交換膜3との間に濃縮室兼陰極室5を形成し、陽
極2とアニオン交換膜4との間に濃縮室兼陽極室6を形
成し、カチオン交換膜3とアニオン交換膜4との間に脱
塩室7を形成している。濃縮室兼の陰極室5及び陽極室
6にはそれぞれカチオン交換樹脂8が充填されている。
脱塩室7にはカチオン交換樹脂8とアニオン交換樹脂9
とが混合状態にて充填されている。脱塩室7からの脱イ
オン水の一部を濃縮室兼陽極室6、或いは濃縮室兼陽極
室6と濃縮室兼陰極室5に通水する。
Description
び電気脱イオン方法に係り、詳しくは単位時間当りの脱
イオン水(生産水)の生産水量が少ない場合に好適な電
気式脱イオン装置であって、高濃度のカルシウムイオ
ン、重炭酸イオンが供給水中に含まれる場合においても
装置内での炭酸カルシウムの析出を防止することができ
る電気脱イオン装置と、この電気脱イオン装置を用いた
電気脱イオン方法に関する。
と陰極)同士の間に複数のカチオン交換膜とアニオン交
換膜とを交互に配列して脱塩室と濃縮室とを交互に形成
し、脱塩室にイオン交換樹脂を充填した構成を有する。
陽極、陰極間に電圧を印加しながら脱塩室に被処理水を
流入させると共に、濃縮室に濃縮水を流通させて被処理
水中の不純物イオンを除去することにより脱イオン水を
製造するが、陰極と陽極との間に複数の脱塩室と濃縮室
とを交互に形成したものであるため、陰極と陽極との間
の電気抵抗が大きく、このため両極間の印加電圧が高い
という欠点がある。
は、脱塩室からカチオン交換膜を透過してカルシウムイ
オン(Ca2+)を含むカチオンが移動して、濃縮さ
れ、アニオン交換膜を透過して重炭酸イオン(HCO3
−)を含むアニオンが移動して、濃縮される。また、ア
ニオン交換膜面では、直流電流の通電に伴って、OH−
イオンが発生し、局所的に高いpHとなっている。この
ため、濃縮室内のpH、重炭酸イオン濃度、カルシウム
イオン濃度が炭酸カルシウムの析出条件を満たしていな
くとも、濃縮室内のアニオン交換膜面では、その高pH
条件と、脱塩室から移動し、膜面で高濃度に濃縮された
重炭酸イオンと濃縮室内のカルシウムイオン濃度とが炭
酸カルシウムの析出条件を満たすようになり、炭酸カル
シウムが析出する場合がある。
出は、濃縮室を閉塞させたり、電気脱イオン装置内の電
気抵抗を上昇させ、最終的には電気脱イオン装置の運転
に大きな支障をきたすこととなる。
るために、電気脱イオン装置の供給水中の、重炭酸イオ
ン又はカルシウムイオンを予め除去する処理が行われて
いた。
は、軟水器を利用することが簡易であるが、軟水器は定
期的な再生作業が必要であり、電気脱イオン装置で連続
的に脱イオン水を得ようとした場合には、2系列を設け
て、再生と運転とを交互に行うことが必要となる。ま
た、再生にNaClを使用するため、定期的な保守管理
が必要である。
H酸性で脱炭酸塔によって除去する手段、真空ポンプに
よる減圧で除去する手段が用いられるが、pH酸性とす
るためには、塩酸、硫酸等の強酸が必要であり、運転管
理が難しい。また、真空ポンプを利用する場合は、真空
ポンプの動力費が高く、ランニングコスト上の問題とな
っていた。
は、陰極室内に導電体を充填し、陰極の有効表面積を増
大させることによって、局所的なOH−濃度の上昇を抑
制して炭酸カルシウムの析出を防止する方法が記載され
ている。この方法は、陰極室内部での炭酸カルシウムの
析出防止には有効であるが、濃縮室内での炭酸カルシウ
ムの析出防止には効果がなく、供給水中に高濃度のカル
シウムイオンと重炭酸イオンが存在する場合には、濃縮
室内部で重炭酸イオンとカルシウムイオンの濃度が高く
なり、炭酸カルシウムが析出してくる。
少ない場合に採用するのに好適な、電極間の印加電圧が
低くて足りる電気脱イオン装置であって、供給水中のカ
ルシウム濃度及び重炭酸イオン濃度が高い場合であって
も、炭酸カルシウムの析出を防止することができる電気
脱イオン装置と、この電気脱イオン装置を用いた電気脱
イオン方法を提供することを目的とする。
置は、陰極と陽極との間にカチオン交換膜とアニオン交
換膜とが1枚ずつ配置され、該陰極とカチオン交換膜と
の間に濃縮室兼陰極室が設けられ、該陽極とアニオン交
換膜との間に濃縮室兼陽極室が設けられ、該カチオン交
換膜とアニオン交換膜との間に脱塩室が設けられ、該濃
縮室兼陽極室内及び濃縮室兼陰極室内にそれぞれ導電体
が充填され、該脱塩室内にイオン交換体が充填されてな
る電気脱イオン装置であって、前記脱塩室から流出する
脱イオン水の一部を前記濃縮室兼陽極室に通水する手段
を備えることを特徴とする。
との間にカチオン交換膜とアニオン交換膜とが1枚ずつ
配置され、該陰極とカチオン交換膜との間に濃縮室兼陰
極室が設けられ、該陽極とアニオン交換膜との間に濃縮
室兼陽極室が設けられ、該カチオン交換膜とアニオン交
換膜との間に脱塩室が設けられ、該濃縮室兼陽極室内及
び濃縮室兼陰極室内にそれぞれ導電体が充填され、該脱
塩室内にイオン交換体が充填されてなる電気脱イオン装
置の前記脱塩室に被処理水を通水し、該脱塩室から脱イ
オン水を取り出す電気脱イオン方法であって、該脱イオ
ン水の一部を前記濃縮室兼陽極室に通水することを特徴
とする。
室が1室であり、且つこの脱塩室の両側にはそれぞれ陽
極室を兼ねた濃縮室と陰極室を兼ねた濃縮室とが配置さ
れているため、電極間距離が小さく、電極間の印加電圧
が低い。本発明では、脱塩室が1室であり、単位時間当
たりの生産水量が少ないが、小規模実験用、小型燃料電
池用などには十分に実用することができる。
室内では脱塩室からアニオン交換膜を透過して被処理中
の重炭酸イオン、その他のアニオン成分が移動、濃縮さ
れるが、濃縮室兼陽極室には脱イオン水が供給され、こ
の給水中にはカルシウムイオンが殆ど含まれていないた
め、炭酸カルシウムの析出は起こらない。一方、濃縮室
兼陰極室では、脱塩室からカチオン交換膜を透過して被
処理水中のカルシウムイオン、その他のカチオン成分が
移動、濃縮されるが、濃縮室兼陰極室には導電体が充填
されており、陰極としての有効面積が増大しているた
め、局所的なOH −濃度の上昇の問題はないため、炭酸
カルシウムの析出傾向は低い。
水することにより、濃縮室兼陰極室における炭酸カルシ
ウムの析出をより一層確実に防止することができる。
陰極室に通水した場合には、脱イオン水の回収率が低下
するため、脱イオン水を濃縮室兼陽極室のみに通水する
か、濃縮室兼陽極室と濃縮室兼陰極室とに通水するか
は、原水の水質、即ち、炭酸カルシウムの析出傾向と、
必要とされる水回収率を勘案して決定すれば良い。
について説明する。図1は実施の形態に係る電気脱イオ
ン装置の概略的な縦断面図である。
間にカチオン交換膜3とアニオン交換膜4とを1枚ずつ
配置し、陰極1とカチオン交換膜3との間に濃縮室兼陰
極室5を形成し、陽極2とアニオン交換膜4との間に濃
縮室兼陽極室6を形成し、カチオン交換膜3とアニオン
交換膜4との間に脱塩室7を形成している。濃縮室兼用
の陰極室5及び陽極室6にはそれぞれカチオン交換樹脂
8が充填されている。脱塩室7にはカチオン交換樹脂8
とアニオン交換樹脂9とが混合状態にて充填されてい
る。
態にて原水を脱塩室7に導入し、脱イオン水として取り
出す。図1(a)の電気脱イオン装置では、脱イオン水
の一部を濃縮室兼陽極室6に流通させ、濃縮室兼陰極室
5には原水の一部を流通させる。図1(b)の電気脱イ
オン装置では、脱イオン水の一部をそれぞれ濃縮室兼陰
極室5及び濃縮室兼陽極室6に流通させる。
過し、濃縮室兼陰極室5の陰極電極水に混入して排出さ
れる。原水中のアニオンはアニオン交換膜4を透過して
濃縮室兼陽極室6の陽極電極水に混入し、排出される。
と陽極2との間にそれぞれ1個の脱塩室7、濃縮室兼陽
極室6及び濃縮室兼陰極室5のみが配置されており、陰
極1と陽極2との距離が小さい。そのため、電極1,2
間の印加電圧が低くても十分に電極1,2間に電流を流
して脱イオン処理することができる。
を透過して原水中の重炭酸イオンを含むアニオンが移
動、濃縮され、濃縮室兼陰極室5ではカチオン交換膜3
を透過して原水中のカルシウムイオンを含むカチオンが
移動、濃縮されるが、図1(b)の電気脱イオン装置に
あっては、この濃縮室兼陽極室6及び濃縮室兼陰極室5
に重炭酸イオン及びカルシウムイオンを殆ど含まない脱
イオン水を通水するため、濃縮室兼陰極室5においても
濃縮室兼陽極室6においても炭酸カルシウムの析出は起
こらない。また、図1(a)の電気脱イオン装置では、
濃縮室兼陰極室5には原水を通水するが、濃縮室兼陰極
室5には導電体としてのカチオン交換樹脂8が充填され
ており、炭酸カルシウムの析出傾向が低いため、炭酸カ
ルシウムの析出は防止される。
ら、電極水として脱イオン水を通水しても電気抵抗が過
度に高くなることはなく、しかも、電極室兼濃縮室5,
6には導電体が充填されているため、この導電体により
電気伝導度が高められ、これによっても、電極1,2間
の印加電圧が低くても電極1,2間に十分に電流を流す
ことが可能となる。
塩室と並流通水でも向流通水でもよいが、脱塩室を下降
流通水とし、電極室兼濃縮室5,6を上昇流通水とする
向流通水が望ましい。これは、各電極室兼濃縮室5,6
には、直流電流によってH2,O2等の気体が発生する
ので、上昇流で通水して気体の排出を促進させて偏流を
防ぐためである。
たイオン交換樹脂は、アニオン交換樹脂とカチオン交換
樹脂との混合物であるが、充填するイオン交換樹脂とし
ては、アニオン交換樹脂、カチオン交換樹脂、両性イオ
ン交換樹脂のうちの1種又は2種以上の混合物のいずれ
でも良い。
電体としては、カチオン交換樹脂又は繊維、アニオン交
換樹脂又は繊維、それらの混合物、活性炭、金属メッシ
ュ等を用いることができ、濃縮室兼陰極室5と濃縮室兼
陽極室6とで異なる導電体が充填されていても良い。
〜5mg/L asCaCO3、無機炭素濃度2〜10
mg/L asC程度の原水であっても、炭酸カルシウ
ムの析出の問題を引き起こすことなく、低い印加電圧で
効率的に処理して良好な水質の脱イオン水を得ることが
できる。
濃縮室兼陽極室6に通水し、原水を濃縮室兼陰極室5に
通水しているが、水回収率の向上のために濃縮室兼陰極
室5には、濃縮室兼陽極室6から排出される濃縮水を通
水するようにしても良い。この場合、濃縮室兼陽極室6
の濃縮水には重炭酸イオンが濃縮されているが、カルシ
ウムイオンを殆ど含まず、この濃縮水を濃縮室兼陰極室
5に通水しても、濃縮室兼陰極室5内は炭酸カルシウム
の析出傾向が低いため、炭酸カルシウムの析出を防止す
ることができる。
り具体的に説明する。
/L asC、カルシウムイオンを4mg/L asC
aCO3含む表1に示す水質の水を原水として、図1
(a)に示す電気脱イオン装置で脱イオン水の製造を行
った。
である。 脱塩室7:厚さ5mm, アニオン交換樹脂(三菱化学(株)製「SA10
A」):カチオン交換樹脂(三菱化学(株)製「SK1
B」)=7:3(体積比)の混合物を20mL充填 濃縮室兼陽極室6:厚さ2.5mm, カチオン交換樹脂(三菱化学(株)製「SK1B」)を
10mL充填 濃縮室兼陰極室5:厚さ2.5mm, カチオン交換樹脂(三菱化学(株)製「SK1B」)を
10mL充填
し、残部3L/hは濃縮室兼陰極室5に向流通水し、濃
縮水は系外へ排出した。また、得られた脱イオン水のう
ちの一部1.5L/hは濃縮室兼陽極室6に向流通水し
て濃縮水は系外へ排出し、残部は処理水として取り出し
た。
電圧の変化を調べ、結果を表1に示した。また、得られ
た脱イオン水の水質を表1に併記した。
い、図1(b)に示す如く、原水3L/hを脱塩室7に
通水し、得られた脱イオン水のうちの1L/hずつを各
々濃縮室兼陽極室6及び濃縮室兼陰極室5に向流通水し
て濃縮水を系外へ排出した。その他の運転条件は実施例
1と同様とした。
電圧の変化を調べ、結果を表1に示した。また、得られ
た脱イオン水の水質を表1に併記した。
い、図2に示す如く、原水の一部3L/hを脱塩室7に
通水し、残部3L/hを濃縮室兼陽極室6に並流通水
し、濃縮室兼陽極室6から流出する濃縮水を濃縮室兼陰
極室5に向流通水して濃縮水を系外へ排出した。その他
の運転条件は実施例1と同様とした。
電圧の変化を調べ、結果を表1に示した。また、得られ
た脱イオン水の水質を表1に併記した。
に原水を通水した比較例1では、24時間の運転で、印
加電圧が約2倍にも上昇しているのに対し、濃縮室兼陽
極室に脱イオン水を通水した実施例1、及び、濃縮室兼
陽極室及び濃縮室兼陰極室に脱イオン水を通水した実施
例2では、電圧の上昇は殆どなかった。
を点検したところ、比較例1の電気脱イオン装置ではア
ニオン交換膜の濃縮膜面に炭酸カルシウムの析出が認め
られたが、実施例1,2の電気脱イオン装置ではこのよ
うな炭酸カルシウムの析出が認められなかった。
ずれも殆ど差異はなく、良好な水質の脱イオン水を得る
ことができた。
シウムの析出を防止して、低電圧にて連続的な脱イオン
水の製造が可能であることがわかる。
オン装置が、陰極と陽極との間にそれぞれ1個の脱塩
室、濃縮室兼陰極室及び濃縮室兼陽極室を配置したもの
であるため、電極間距離が小さく、また電極室と濃縮室
とが兼用され電極水が高電気伝導度の濃縮水となってい
るため、電極間の印加電圧を低くしても必要量の電流を
流し、十分に脱イオン処理することができる。
いは濃縮室兼陽極室と濃縮室兼陰極室とに通水すること
により、高濃度のカルシウムイオン及び重炭酸イオンを
含む水を処理する場合であっても、炭酸カルシウムの析
出、及びこれによる電極室兼濃縮室の閉塞や電気抵抗の
上昇による印加電圧の上昇の問題を引き起こすことな
く、長期に亘り、安定かつ効率的な運転を行うことがで
きる。このため、本発明によれば、脱塩室の前段のカル
シウムイオン除去手段や重炭酸イオン除去手段を省略す
ることができ、脱イオン水製造系統の簡素化、低価格化
を図ることができ、簡易かつ安価な装置により脱イオン
水を連続的に製造することが可能となる。
小規模実験室用、小型燃料電池用など生産水量が少量の
用途にきわめて好適である。
縦断面図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 陰極と陽極との間にカチオン交換膜とア
ニオン交換膜とが1枚ずつ配置され、 該陰極とカチオン交換膜との間に濃縮室兼陰極室が設け
られ、 該陽極とアニオン交換膜との間に濃縮室兼陽極室が設け
られ、 該カチオン交換膜とアニオン交換膜との間に脱塩室が設
けられ、 該濃縮室兼陽極室内及び濃縮室兼陰極室内にそれぞれ導
電体が充填され、該脱塩室内にイオン交換体が充填され
てなる電気脱イオン装置であって、 前記脱塩室から流出する脱イオン水の一部を前記濃縮室
兼陽極室に通水する手段を備えることを特徴とする電気
脱イオン装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記脱塩室から流出
する脱イオン水の一部を前記濃縮室兼陽極室及び濃縮室
兼陰極室にそれぞれ通水する手段を備えることを特徴と
する電気脱イオン装置。 - 【請求項3】 陰極と陽極との間にカチオン交換膜とア
ニオン交換膜とが1枚ずつ配置され、 該陰極とカチオン交換膜との間に濃縮室兼陰極室が設け
られ、 該陽極とアニオン交換膜との間に濃縮室兼陽極室が設け
られ、 該カチオン交換膜とアニオン交換膜との間に脱塩室が設
けられ、 該濃縮室兼陽極室内及び濃縮室兼陰極室内にそれぞれ導
電体が充填され、該脱塩室内にイオン交換体が充填され
てなる電気脱イオン装置の前記脱塩室に被処理水を通水
し、該脱塩室から脱イオン水を取り出す電気脱イオン方
法であって、 該脱イオン水の一部を前記濃縮室兼陽極室に通水するこ
とを特徴とする電気脱イオン方法。 - 【請求項4】 請求項3において、該脱イオン水の一部
を前記濃縮室兼陽極室及び濃縮室兼陰極室にそれぞれ通
水することを特徴とする電気脱イオン方法。
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