JP2003142827A - 多層プリント配線基板及びその製造方法 - Google Patents
多層プリント配線基板及びその製造方法Info
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- JP2003142827A JP2003142827A JP2001335405A JP2001335405A JP2003142827A JP 2003142827 A JP2003142827 A JP 2003142827A JP 2001335405 A JP2001335405 A JP 2001335405A JP 2001335405 A JP2001335405 A JP 2001335405A JP 2003142827 A JP2003142827 A JP 2003142827A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストの低減を図る。
【解決手段】 主面上に配線層2a、2b及びビア部6
を覆う接続凸部7が形成されている第1の基板2と、主
面上に配線層3a、3b及び接続凸部7と相対するビア
部9が形成されている第2の基板3と、接合材となる絶
縁層部4とを備え、接続凸部7が、第1の基板2と第2
の基板3との間に節煙層部4を介在させながら第1の基
板2と第2の基板3とを相対する方向に加圧して積層す
ることによって、絶縁層部4に貫入してビア部9と電気
的に接続することにより、第1の基板2と第2の基板3
との電気的な層間接続が容易にできることから製造コス
トの低減が図られる。
を覆う接続凸部7が形成されている第1の基板2と、主
面上に配線層3a、3b及び接続凸部7と相対するビア
部9が形成されている第2の基板3と、接合材となる絶
縁層部4とを備え、接続凸部7が、第1の基板2と第2
の基板3との間に節煙層部4を介在させながら第1の基
板2と第2の基板3とを相対する方向に加圧して積層す
ることによって、絶縁層部4に貫入してビア部9と電気
的に接続することにより、第1の基板2と第2の基板3
との電気的な層間接続が容易にできることから製造コス
トの低減が図られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン配線が複
数層に設けられた多層プリント配線基板及びその製造方
法に関する。
数層に設けられた多層プリント配線基板及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、電子技術の進歩によって、例
えば携帯電話、携帯型コンピューター等、軽薄短小化さ
れた電子機器等が実用化されている。これに伴い、この
ような電子機器等に実装される配線基板でも、軽薄短小
化が求められている。また、この配線基板は、電子機器
の開発スピードアップによる納期の短縮、及び低価格で
あることも要求されている。配線基板では、例えば配線
を高密度にすることによって軽薄短小化させることが可
能となる。具体的には、例えば絶縁基板や絶縁樹脂等か
らなる絶縁層と配線層とを多層に積層させた配線基板、
すなわちビルドアップ構造の多層プリント配線基板によ
って配線の高密度化を図ることができる。
えば携帯電話、携帯型コンピューター等、軽薄短小化さ
れた電子機器等が実用化されている。これに伴い、この
ような電子機器等に実装される配線基板でも、軽薄短小
化が求められている。また、この配線基板は、電子機器
の開発スピードアップによる納期の短縮、及び低価格で
あることも要求されている。配線基板では、例えば配線
を高密度にすることによって軽薄短小化させることが可
能となる。具体的には、例えば絶縁基板や絶縁樹脂等か
らなる絶縁層と配線層とを多層に積層させた配線基板、
すなわちビルドアップ構造の多層プリント配線基板によ
って配線の高密度化を図ることができる。
【0003】この多層プリント配線基板の製造方法とし
ては、例えば、絶縁基板にレーザで形成したビアホール
に導電材を充填してビア部を形成し、絶縁基板の主面上
にビア部と接続する配線層を形成し、この配線層上に絶
縁層を形成する工程を繰り返すといったレーザビアを用
いた方法や、絶縁基板に感光性樹脂を用い、フォトリソ
グラフ技術によって絶縁基板に形成したビアホールに導
電材を充填してビア部を形成し、絶縁基板の主面上にビ
ア部と接続する配線層を形成し、この配線層上に感性光
樹脂の絶縁層を形成する工程を繰り返すといったフォト
ビアを用いた方法等がある。
ては、例えば、絶縁基板にレーザで形成したビアホール
に導電材を充填してビア部を形成し、絶縁基板の主面上
にビア部と接続する配線層を形成し、この配線層上に絶
縁層を形成する工程を繰り返すといったレーザビアを用
いた方法や、絶縁基板に感光性樹脂を用い、フォトリソ
グラフ技術によって絶縁基板に形成したビアホールに導
電材を充填してビア部を形成し、絶縁基板の主面上にビ
ア部と接続する配線層を形成し、この配線層上に感性光
樹脂の絶縁層を形成する工程を繰り返すといったフォト
ビアを用いた方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した方
法で製造された多層プリント配線基板では、ビア部、バ
ンプ、開口部等が形成された配線層上に絶縁層及び配線
層を順次積層することで製造されることから、配線層が
増えるに従い製造工程が煩雑になり、製造に掛かる時間
も長くなるといった問題がある。また、この多層プリン
ト配線基板では、製造工程が煩雑であることから、歩留
まりの低下や、製造コストが高くなるといった問題もあ
った。
法で製造された多層プリント配線基板では、ビア部、バ
ンプ、開口部等が形成された配線層上に絶縁層及び配線
層を順次積層することで製造されることから、配線層が
増えるに従い製造工程が煩雑になり、製造に掛かる時間
も長くなるといった問題がある。また、この多層プリン
ト配線基板では、製造工程が煩雑であることから、歩留
まりの低下や、製造コストが高くなるといった問題もあ
った。
【0005】このような問題を解決する多層プリント配
線基板の製造方法としては、例えば、予め絶縁基板の両
主面上に配線層が形成されたフレキシブル基板を複数用
意し、両主面に形成された配線層のうちの一方の配線層
の一部に導電材からなるバンプを形成し、バンプを有す
る配線層と、バンプのない配線層とが対向するように可
撓性を有する絶縁層を介した複数のフレキシブル基板を
一括して接合することで、絶縁層に貫入したバンプが配
線層に接触して層間接続された多層プリント配線基板を
製造する方法等がある。
線基板の製造方法としては、例えば、予め絶縁基板の両
主面上に配線層が形成されたフレキシブル基板を複数用
意し、両主面に形成された配線層のうちの一方の配線層
の一部に導電材からなるバンプを形成し、バンプを有す
る配線層と、バンプのない配線層とが対向するように可
撓性を有する絶縁層を介した複数のフレキシブル基板を
一括して接合することで、絶縁層に貫入したバンプが配
線層に接触して層間接続された多層プリント配線基板を
製造する方法等がある。
【0006】しかしながら、この多層プリント配線基板
では、フレキシブル基板の面方向の伸縮が大きく、バン
プと配線層との接触位置のずれにより、バンプと配線層
との間で接触不良が生じるといった問題がある。また、
この多層プリント配線基板では、高価なフレキシブル基
板を用いることによるコストアップや、剛性のない基板
であるため、電子機器への実装が難しいといった問題も
あった。
では、フレキシブル基板の面方向の伸縮が大きく、バン
プと配線層との接触位置のずれにより、バンプと配線層
との間で接触不良が生じるといった問題がある。また、
この多層プリント配線基板では、高価なフレキシブル基
板を用いることによるコストアップや、剛性のない基板
であるため、電子機器への実装が難しいといった問題も
あった。
【0007】この多層プリント配線基板では、バンプの
接触により層間接続されているので、層間接続の信頼性
が得られないといった問題もあった。
接触により層間接続されているので、層間接続の信頼性
が得られないといった問題もあった。
【0008】そこで、本発明は、このような従来の事情
に鑑みて考案されたものであり、製造方法の簡略化によ
る製造コストの低減及びパターン配線の層間接続の信頼
性の向上が図られた多層プリント配線基板及びその製造
方法を提供することを目的とする。
に鑑みて考案されたものであり、製造方法の簡略化によ
る製造コストの低減及びパターン配線の層間接続の信頼
性の向上が図られた多層プリント配線基板及びその製造
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る多層プリント配線基板は、主面上に
パターン配線が形成されていると共に、厚み方向に貫通
するビア部上に接続凸部が形成されている第1の基板部
と、主面上にパターン配線が形成され、接続凸部と相対
する位置に厚み方向に貫通するビア部が形成されている
第2の基板部と、第1の基板部と第2の基板部とを積層
接合する際の接合材となる絶縁層部とを備え、第1の基
板部の主面と第2の基板部の主面との間に絶縁層部を介
在させながら、第1の基板部と第2の基板部とが相対す
る方向に所定の圧力で加圧して積層接合することによ
り、第1の基板部の接続凸部が、第1の基板部の主面と
第2の基板部の主面との間に介在している絶縁層部に貫
入することで第2の基板部のビア部と電気的に接続して
いる。そして、この多層プリント配線基板は、第1の基
板部の接続凸部と第2の基板部のビア部とが、第1の基
板部と第2の基板部とを積層接合する際に、第1の基板
部の接続凸部と第2の基板部のビア部との間に形成され
る接続体部によって電気的に接続されている。
めに、本発明に係る多層プリント配線基板は、主面上に
パターン配線が形成されていると共に、厚み方向に貫通
するビア部上に接続凸部が形成されている第1の基板部
と、主面上にパターン配線が形成され、接続凸部と相対
する位置に厚み方向に貫通するビア部が形成されている
第2の基板部と、第1の基板部と第2の基板部とを積層
接合する際の接合材となる絶縁層部とを備え、第1の基
板部の主面と第2の基板部の主面との間に絶縁層部を介
在させながら、第1の基板部と第2の基板部とが相対す
る方向に所定の圧力で加圧して積層接合することによ
り、第1の基板部の接続凸部が、第1の基板部の主面と
第2の基板部の主面との間に介在している絶縁層部に貫
入することで第2の基板部のビア部と電気的に接続して
いる。そして、この多層プリント配線基板は、第1の基
板部の接続凸部と第2の基板部のビア部とが、第1の基
板部と第2の基板部とを積層接合する際に、第1の基板
部の接続凸部と第2の基板部のビア部との間に形成され
る接続体部によって電気的に接続されている。
【0010】本発明に係る多層プリント配線基板によれ
ば、第1の基板部の接続凸部が、第1の基板部の主面と
第2の基板部の主面との間に介在している絶縁層部に貫
入することで第2の基板部のビア部と電気的に接続され
ることから、絶縁層部に層間接続のためのビア部を形成
する必要がなく、各基板部間のパターン配線の層間接続
が容易できる。この多層プリント配線基板によれば、接
続体部が、第1の基板部の接続凸部と第2の基板部のビ
ア部との間に形成されることによって、接続凸部とビア
部とを適切に接続させることから、パターン配線の層間
接続の信頼性を向上させる。
ば、第1の基板部の接続凸部が、第1の基板部の主面と
第2の基板部の主面との間に介在している絶縁層部に貫
入することで第2の基板部のビア部と電気的に接続され
ることから、絶縁層部に層間接続のためのビア部を形成
する必要がなく、各基板部間のパターン配線の層間接続
が容易できる。この多層プリント配線基板によれば、接
続体部が、第1の基板部の接続凸部と第2の基板部のビ
ア部との間に形成されることによって、接続凸部とビア
部とを適切に接続させることから、パターン配線の層間
接続の信頼性を向上させる。
【0011】また、上述の目的を達成するために、本発
明に係る多層プリント配線基板の製造方法は、主面上に
パターン配線が設けられていると共に、厚み方向に貫通
するビア部上に接続凸部が設けられている第1の基板部
を形成する第1の基板形成工程と、主面上にパターン配
線が設けられ、接続凸部と相対する位置に、厚み方向に
貫通するビア部が設けられている第2の基板部を形成す
る第2の基板形成工程と、第1の基板部の主面と第2の
基板部の主面との間に接合材となる絶縁層部を介在させ
ながら、第1の基板部と第2の基板部とを相対する方向
に所定の圧力で加圧することによって、第1の基板部と
第2の基板部とを絶縁層部を介して積層接合する基板積
層工程とを有し、基板積層工程において、第1の基板部
の接続凸部が、第1の基板部と第2の基板部とを絶縁層
部を介して積層接合する際に、絶縁層部に貫入していき
第2の基板部のビア部と電気的に接続する。
明に係る多層プリント配線基板の製造方法は、主面上に
パターン配線が設けられていると共に、厚み方向に貫通
するビア部上に接続凸部が設けられている第1の基板部
を形成する第1の基板形成工程と、主面上にパターン配
線が設けられ、接続凸部と相対する位置に、厚み方向に
貫通するビア部が設けられている第2の基板部を形成す
る第2の基板形成工程と、第1の基板部の主面と第2の
基板部の主面との間に接合材となる絶縁層部を介在させ
ながら、第1の基板部と第2の基板部とを相対する方向
に所定の圧力で加圧することによって、第1の基板部と
第2の基板部とを絶縁層部を介して積層接合する基板積
層工程とを有し、基板積層工程において、第1の基板部
の接続凸部が、第1の基板部と第2の基板部とを絶縁層
部を介して積層接合する際に、絶縁層部に貫入していき
第2の基板部のビア部と電気的に接続する。
【0012】そして、多層プリント配線基板の製造方法
は、基板積層工程において、第1の基板部の主面と第2
の基板部の主面との間に絶縁層部を介在させながら加熱
することによって、絶縁層部を軟化させる軟化工程と、
第1の基板部と第2の基板部とを相対する方向に加圧
し、軟化した絶縁層部に第1の基板部の接続凸部を貫入
させることで、第1の基板部の接続凸部と第2の基板部
のビア部とを接触させる接触工程と、接触した状態の第
1の基板部の接続凸部と第2の基板部のビア部とを加熱
し、少なくとも第1の基板部の接続凸部の一部を溶融さ
せることで、第1の基板部の接続凸部と第2の基板部の
ビア部との間に、これらを金属結合で接続する接続体部
を形成する接続体部形成工程と、第1の基板部と第2の
基板部との間で軟化した状態の絶縁層部を加熱し、硬化
させることで、第1の基板部と第2の基板部とを積層接
合する接合工程とを有している。
は、基板積層工程において、第1の基板部の主面と第2
の基板部の主面との間に絶縁層部を介在させながら加熱
することによって、絶縁層部を軟化させる軟化工程と、
第1の基板部と第2の基板部とを相対する方向に加圧
し、軟化した絶縁層部に第1の基板部の接続凸部を貫入
させることで、第1の基板部の接続凸部と第2の基板部
のビア部とを接触させる接触工程と、接触した状態の第
1の基板部の接続凸部と第2の基板部のビア部とを加熱
し、少なくとも第1の基板部の接続凸部の一部を溶融さ
せることで、第1の基板部の接続凸部と第2の基板部の
ビア部との間に、これらを金属結合で接続する接続体部
を形成する接続体部形成工程と、第1の基板部と第2の
基板部との間で軟化した状態の絶縁層部を加熱し、硬化
させることで、第1の基板部と第2の基板部とを積層接
合する接合工程とを有している。
【0013】本発明に係る多層プリント配線基板の製造
方法によれば、基板積層工程において、第1の基板部の
接続凸部が、第1の基板部と第2の基板部とを絶縁層部
を介して積層接合する際に、絶縁層部に貫入していき第
2の基板部のビア部と電気的に接続するから、絶縁層部
に層間接続のためのビア部を形成するといった工程を必
要とせず、各基板部間のパターン配線の層間接続が容易
にできる多層プリント配線基板が得られる。この多層プ
リント配線基板の製造方法によれば、基板接合工程にお
いて、第1の基板部の接続凸部と第2の基板部のビア部
との間に接続体部を形成することによって、この接続体
部が接続凸部とビア部とを金属結合によって電気的に接
続することから、パターン配線の層間接続の信頼性を向
上させた多層プリント配線基板が得られる。
方法によれば、基板積層工程において、第1の基板部の
接続凸部が、第1の基板部と第2の基板部とを絶縁層部
を介して積層接合する際に、絶縁層部に貫入していき第
2の基板部のビア部と電気的に接続するから、絶縁層部
に層間接続のためのビア部を形成するといった工程を必
要とせず、各基板部間のパターン配線の層間接続が容易
にできる多層プリント配線基板が得られる。この多層プ
リント配線基板の製造方法によれば、基板接合工程にお
いて、第1の基板部の接続凸部と第2の基板部のビア部
との間に接続体部を形成することによって、この接続体
部が接続凸部とビア部とを金属結合によって電気的に接
続することから、パターン配線の層間接続の信頼性を向
上させた多層プリント配線基板が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された多層プ
リント配線基板及びその製造方法について図面を参照に
して詳細に説明する。本発明を適用した図1に示す多層
プリント配線基板(以下、多層基板と記す。)1は、リ
ジットな板状の第1の基板2及び第2の基板3と、絶縁
層部4と、接続体部5とを備えている。
リント配線基板及びその製造方法について図面を参照に
して詳細に説明する。本発明を適用した図1に示す多層
プリント配線基板(以下、多層基板と記す。)1は、リ
ジットな板状の第1の基板2及び第2の基板3と、絶縁
層部4と、接続体部5とを備えている。
【0015】第1の基板2は、両主面上に第1の配線層
2a及び第2の配線層2bがパターニングされており、
これらの配線層2a、2bを電気的に接続するビア部6
が所定の位置に形成されている。第1の基板2は、第2
の配線層2b側の主面上のビア部6上に接続凸部7が形
成されている。接続凸部7は、接続端子7aと、この接
続端子7a上に成膜された接続めっき層7bとによって
構成されている。第1の基板2は、その両主面上にパタ
ーニングされた第1の配線層2a及び第2の配線層2b
を覆うようにレジスト層8が形成されている。第1の基
板2においては、レジスト層8がビア部6及びビア部6
の周囲の第2の配線層2bが外方に露出するように部分
的に開口している。
2a及び第2の配線層2bがパターニングされており、
これらの配線層2a、2bを電気的に接続するビア部6
が所定の位置に形成されている。第1の基板2は、第2
の配線層2b側の主面上のビア部6上に接続凸部7が形
成されている。接続凸部7は、接続端子7aと、この接
続端子7a上に成膜された接続めっき層7bとによって
構成されている。第1の基板2は、その両主面上にパタ
ーニングされた第1の配線層2a及び第2の配線層2b
を覆うようにレジスト層8が形成されている。第1の基
板2においては、レジスト層8がビア部6及びビア部6
の周囲の第2の配線層2bが外方に露出するように部分
的に開口している。
【0016】第2の基板3は、両主面上に第3の配線層
3a及び第4の配線層3bがパターニングされており、
これらの配線層3a、3bを電気的に接続するビア部9
が第1の基板2におけるビア部6と相対する位置に形成
されている。第2の基板3は、その両主面上にパターニ
ングされた第3の配線層3a及び第4の配線層3bを覆
うようにレジスト層10が形成されている。第1の基板
2においては、レジスト層10がビア部9及びビア部9
の周囲の第3の配線層3aが外方に露出するように部分
的に開口している。
3a及び第4の配線層3bがパターニングされており、
これらの配線層3a、3bを電気的に接続するビア部9
が第1の基板2におけるビア部6と相対する位置に形成
されている。第2の基板3は、その両主面上にパターニ
ングされた第3の配線層3a及び第4の配線層3bを覆
うようにレジスト層10が形成されている。第1の基板
2においては、レジスト層10がビア部9及びビア部9
の周囲の第3の配線層3aが外方に露出するように部分
的に開口している。
【0017】絶縁層部4は、第1の基板2の第2の配線
層2b側の主面と第2の基板3の第3の配線層3a側の
主面との間に介在されており、第1の基板2と第2の基
板3とを積層接合する際の接合材として機能することと
なる。この絶縁層部4には、主成分である例えばエポキ
シ系樹脂、ポリイミド系樹脂、シアネートエステル系樹
脂、ビスマレイミドトリアジン、ポニフェニレンエーテ
ル等の絶縁性樹脂に、銅、金、銀、錫、半田合金のうち
何れか一種又は複数種からなる合金等を含有する接続助
剤が混合されている機能性樹脂を用いる。なお、絶縁層
部4は、例えば絶縁層樹脂と接続助剤とが第1の基板2
の面方向に層状に積層された二層構造でも良い。
層2b側の主面と第2の基板3の第3の配線層3a側の
主面との間に介在されており、第1の基板2と第2の基
板3とを積層接合する際の接合材として機能することと
なる。この絶縁層部4には、主成分である例えばエポキ
シ系樹脂、ポリイミド系樹脂、シアネートエステル系樹
脂、ビスマレイミドトリアジン、ポニフェニレンエーテ
ル等の絶縁性樹脂に、銅、金、銀、錫、半田合金のうち
何れか一種又は複数種からなる合金等を含有する接続助
剤が混合されている機能性樹脂を用いる。なお、絶縁層
部4は、例えば絶縁層樹脂と接続助剤とが第1の基板2
の面方向に層状に積層された二層構造でも良い。
【0018】接続体部5は、第1の基板2の接続凸部7
と第2の基板3のビア部9との間に位置し、これらを電
気的に接続させている。具体的に、接続体部5は、例え
ば銅、金、銀、錫、半田合金のうち何れか一種又は複数
種からなる合金等で形成されており、金属結合によって
接続凸部7とビア部9とを接続させている。
と第2の基板3のビア部9との間に位置し、これらを電
気的に接続させている。具体的に、接続体部5は、例え
ば銅、金、銀、錫、半田合金のうち何れか一種又は複数
種からなる合金等で形成されており、金属結合によって
接続凸部7とビア部9とを接続させている。
【0019】このような構成の多層基板1は、第1の基
板2の第2の配線層2b側の主面と、第2の基板3の第
3の配線層3a側の主面との間の全面に亘って絶縁層部
4を介在させながら、第1の基板2と第2の基板3とを
相対する方向に所定の温度及び圧力で加熱加圧させるこ
とによって、第1の基板2と第2の基板3とが絶縁層部
4を介して積層接合された構造となっている。この多層
基板1においては、第1の基板2と第2の基板3とを絶
縁層部4を介して積層接合する際に、第1の基板2の接
続凸部7が絶縁層部4に貫入していき、第2の基板2の
ビア部9と電気的に接続することとなる。このため、こ
の多層基板1では、第1の基板2の接続凸部7と第2の
基板2のビア部9とを接続させるための例えばビア部等
を絶縁層部4に形成する必要がなく、第1の基板2の第
2の配線層2bと、第2の基板3の第3の配線層3aと
を容易に接続することができる。
板2の第2の配線層2b側の主面と、第2の基板3の第
3の配線層3a側の主面との間の全面に亘って絶縁層部
4を介在させながら、第1の基板2と第2の基板3とを
相対する方向に所定の温度及び圧力で加熱加圧させるこ
とによって、第1の基板2と第2の基板3とが絶縁層部
4を介して積層接合された構造となっている。この多層
基板1においては、第1の基板2と第2の基板3とを絶
縁層部4を介して積層接合する際に、第1の基板2の接
続凸部7が絶縁層部4に貫入していき、第2の基板2の
ビア部9と電気的に接続することとなる。このため、こ
の多層基板1では、第1の基板2の接続凸部7と第2の
基板2のビア部9とを接続させるための例えばビア部等
を絶縁層部4に形成する必要がなく、第1の基板2の第
2の配線層2bと、第2の基板3の第3の配線層3aと
を容易に接続することができる。
【0020】また、この多層基板1おいて、接続助剤を
含有する機能性樹脂である絶縁層部4は、第1の基板2
と第2の基板3とを絶縁層部4を介して積層接合する際
の加熱加圧によって溶融した接続凸部7の接続めっき層
7bが、接続凸部7とビア部9との間で接続体部5にな
るように機能することとなる。これにより、多層基板1
では、接続凸部7の接続めっき層7bが溶融して接続凸
部7とビア部9との間に形成された接続体部5が、接続
凸部7とビア部9とを金属結合で接続させることから、
第1の基板2と第2の基板3との電気的な層間接続の信
頼性を向上させることができる。
含有する機能性樹脂である絶縁層部4は、第1の基板2
と第2の基板3とを絶縁層部4を介して積層接合する際
の加熱加圧によって溶融した接続凸部7の接続めっき層
7bが、接続凸部7とビア部9との間で接続体部5にな
るように機能することとなる。これにより、多層基板1
では、接続凸部7の接続めっき層7bが溶融して接続凸
部7とビア部9との間に形成された接続体部5が、接続
凸部7とビア部9とを金属結合で接続させることから、
第1の基板2と第2の基板3との電気的な層間接続の信
頼性を向上させることができる。
【0021】さらに、多層基板1では、第1の基板2及
び第2の基板3がリジット基板であり、積層構造にする
際の加熱による面方向及び厚み方向の伸縮が抑制される
ことから、接続凸部7とビア部9との位置ずれによる第
1の基板2と第2の基板3との電気的な接触不良を防止
することができる。
び第2の基板3がリジット基板であり、積層構造にする
際の加熱による面方向及び厚み方向の伸縮が抑制される
ことから、接続凸部7とビア部9との位置ずれによる第
1の基板2と第2の基板3との電気的な接触不良を防止
することができる。
【0022】次に、以上のような構成の多層基板1の製
造方法について図2〜図18を参照にて説明する。多層
基板1は、図2に示すように、両主面上に配線層2a、
2bが設けられ、ビア部6と接続凸部7とを有する第1
の基板2を形成する第1の基板形成工程s−1と、両主
面上に配線層3a、3bが設けられ、ビア部9を有する
第2の基板3を形成する第2の基板形成工程s−2と、
第1の基板2の第2の配線層2b側の主面と第2の基板
3の第3の配線層3a側の主面との間に絶縁層部4を介
在させて積層接合する基板積層工程s−3とを経ること
で得られる。
造方法について図2〜図18を参照にて説明する。多層
基板1は、図2に示すように、両主面上に配線層2a、
2bが設けられ、ビア部6と接続凸部7とを有する第1
の基板2を形成する第1の基板形成工程s−1と、両主
面上に配線層3a、3bが設けられ、ビア部9を有する
第2の基板3を形成する第2の基板形成工程s−2と、
第1の基板2の第2の配線層2b側の主面と第2の基板
3の第3の配線層3a側の主面との間に絶縁層部4を介
在させて積層接合する基板積層工程s−3とを経ること
で得られる。
【0023】この多層基板1を製造する際は、先ず、例
えばビア部6や接続凸部7等を有する第1の基板2を形
成する第1の基板形成工程s−1を行う。第1の基板形
成工程s−1としては、第1の基板2の中核となるコア
基板11として、いわゆる両面基板を用意する。このコ
ア基板11は、図3に示すように、厚みを0.2mm程
度とする絶縁性樹脂で形成されたコア部12の両主面上
に、厚みを12μm程度とする金属膜13a、13bが
それぞれ成膜された構造となっている。具体的には、日
立化成工業社製の銅張積層板(品名:MCL−E−67
9)を用いる。
えばビア部6や接続凸部7等を有する第1の基板2を形
成する第1の基板形成工程s−1を行う。第1の基板形
成工程s−1としては、第1の基板2の中核となるコア
基板11として、いわゆる両面基板を用意する。このコ
ア基板11は、図3に示すように、厚みを0.2mm程
度とする絶縁性樹脂で形成されたコア部12の両主面上
に、厚みを12μm程度とする金属膜13a、13bが
それぞれ成膜された構造となっている。具体的には、日
立化成工業社製の銅張積層板(品名:MCL−E−67
9)を用いる。
【0024】次に、コア基板11には、図4に示すよう
に、例えばNCドリル装置等によって穿孔加工が施され
て厚み方向に貫通するビアホール14が形成される。次
に、ビアホール14には、その内側面に、例えばパネル
めっき法、いわゆる部分的にめっきを施す方法によって
銅めっき15が成膜される。次に、内側面に銅めっき1
5が施されたビアホール14には、図5に示すように、
例えば充填材16を埋め込むといった永久穴埋処理が施
される。これにより、ビアホール14の内側面に施され
た銅めっき14では、後の工程のエッチング処理のエッ
チャント等による腐食が防止される。
に、例えばNCドリル装置等によって穿孔加工が施され
て厚み方向に貫通するビアホール14が形成される。次
に、ビアホール14には、その内側面に、例えばパネル
めっき法、いわゆる部分的にめっきを施す方法によって
銅めっき15が成膜される。次に、内側面に銅めっき1
5が施されたビアホール14には、図5に示すように、
例えば充填材16を埋め込むといった永久穴埋処理が施
される。これにより、ビアホール14の内側面に施され
た銅めっき14では、後の工程のエッチング処理のエッ
チャント等による腐食が防止される。
【0025】次に、外部に臨む充填材16の表面上に
は、銅等のめっきが施されて蓋部17が形成される。こ
れにより、コア基板11には、その厚み方向に貫通し、
両主面上にそれぞれ成膜された金属膜13a、13bを
導通させるビア部6が形成される。このビア部6では、
永久穴埋処理が施されていることから、後の基板積層工
程s−3で、その上方に形成される接続凸部7が加圧さ
れてビアホール14に埋没してしまうことを防止でき
る。なお、充填材16に半田溶接が可能な導電材料、例
えばタツタ電線社製の導電ペースト材(品名:AE30
30)等を用いることで蓋部17を必要としないビア部
を形成しても良い。
は、銅等のめっきが施されて蓋部17が形成される。こ
れにより、コア基板11には、その厚み方向に貫通し、
両主面上にそれぞれ成膜された金属膜13a、13bを
導通させるビア部6が形成される。このビア部6では、
永久穴埋処理が施されていることから、後の基板積層工
程s−3で、その上方に形成される接続凸部7が加圧さ
れてビアホール14に埋没してしまうことを防止でき
る。なお、充填材16に半田溶接が可能な導電材料、例
えばタツタ電線社製の導電ペースト材(品名:AE30
30)等を用いることで蓋部17を必要としないビア部
を形成しても良い。
【0026】次に、コア基板11には、図6に示すよう
に、金属膜13a、13bに例えば所望の形状にエッチ
ング処理等が施されて、両主面に第1の配線層2a及び
第2の配線層2bがパターン形成される。これらの配線
層2a、2bは、例えばセミアディティブ法やフルアデ
ィティブ法等によってパターン形成されても良い。次
に、コア基板11には、図7に示すように、両主面に形
成された第1の配線層2a及び第2の配線層2bを覆う
ようにレジスト層8が形成される。このとき、第2の配
線層2b側のレジスト層8には、ビア部6及び第2の配
線層2bを外方に露出する開口部8aが設けられる。レ
ジスト層8には、例えば感光性絶縁樹脂等、一般に知ら
れているレジスト材料を用いる。具体的には、太陽イン
キ社製のレジスト材料(品名:PVI−500)を用い
る。
に、金属膜13a、13bに例えば所望の形状にエッチ
ング処理等が施されて、両主面に第1の配線層2a及び
第2の配線層2bがパターン形成される。これらの配線
層2a、2bは、例えばセミアディティブ法やフルアデ
ィティブ法等によってパターン形成されても良い。次
に、コア基板11には、図7に示すように、両主面に形
成された第1の配線層2a及び第2の配線層2bを覆う
ようにレジスト層8が形成される。このとき、第2の配
線層2b側のレジスト層8には、ビア部6及び第2の配
線層2bを外方に露出する開口部8aが設けられる。レ
ジスト層8には、例えば感光性絶縁樹脂等、一般に知ら
れているレジスト材料を用いる。具体的には、太陽イン
キ社製のレジスト材料(品名:PVI−500)を用い
る。
【0027】次に、レジスト層8には、その表面に改質
処理が施される。このレジスト層8の表面の改質処理に
は、過マンガン酸カリウム水溶液、硫酸ヒドロキシルア
シン水溶液等にレジスト層8の表面を曝す方法を用い
る。これにより、第2の配線層2b側のレジスト層8
は、後の工程でその表面上に金属導体層18が形成され
た際に、この金属導体層18との密着性を向上させるこ
ととなる。なお、レジスト層8は、例えばN−メチルピ
ロリドン等の有機溶剤を用いる方法、アルゴンや酸素等
のプラズマを用いる方法、高圧又は低圧水銀灯を用いる
方法、メタルハイドランプやエキシマレーザー等の紫外
光を用いる方法等をによって、表面の改質が行われても
良い。
処理が施される。このレジスト層8の表面の改質処理に
は、過マンガン酸カリウム水溶液、硫酸ヒドロキシルア
シン水溶液等にレジスト層8の表面を曝す方法を用い
る。これにより、第2の配線層2b側のレジスト層8
は、後の工程でその表面上に金属導体層18が形成され
た際に、この金属導体層18との密着性を向上させるこ
ととなる。なお、レジスト層8は、例えばN−メチルピ
ロリドン等の有機溶剤を用いる方法、アルゴンや酸素等
のプラズマを用いる方法、高圧又は低圧水銀灯を用いる
方法、メタルハイドランプやエキシマレーザー等の紫外
光を用いる方法等をによって、表面の改質が行われても
良い。
【0028】次に、コア基板11には、図8に示すよう
に、第2の配線層2b側の主面上の全面に亘って例えば
銅等の金属導体層17が形成される。金属導体層18
は、例えば無電解めっき法、電解めっき法等で形成さ
れ、その厚みが60μm程度とされている。次に、金属
導体層18には、図9に示すように、その表面上のビア
部6に対応する位置、具体的には開口部8aに対応する
位置にマスク部19が形成される。このマスク部19
は、金属導体層18の表面上に感光性のドライフィルム
タイプのレジストフィルムをラミネートし、このレジス
トフィルムにフォトリソグラフ処理を施すことで得られ
る。
に、第2の配線層2b側の主面上の全面に亘って例えば
銅等の金属導体層17が形成される。金属導体層18
は、例えば無電解めっき法、電解めっき法等で形成さ
れ、その厚みが60μm程度とされている。次に、金属
導体層18には、図9に示すように、その表面上のビア
部6に対応する位置、具体的には開口部8aに対応する
位置にマスク部19が形成される。このマスク部19
は、金属導体層18の表面上に感光性のドライフィルム
タイプのレジストフィルムをラミネートし、このレジス
トフィルムにフォトリソグラフ処理を施すことで得られ
る。
【0029】次に、金属導体層18には、図10に示す
ように、マスク部19でマスキングされてない領域にて
エッチング処理が施される。このエッチング処理は、エ
ッチャントとして例えば塩化第2鉄溶液等を用いる、湿
式法によって行われる。なお、エッチャントとしては、
例えば塩化第2銅溶液、アルカリエッチング溶液等を用
いても良い。次に、マスク部19は、部分的に残ってい
る金属導体層18上より除去される。マスク部19は、
コア基板11ごとを例えば苛性ソーダ水溶液等に浸漬さ
せることで、金属導体層18より剥離される。これによ
り、コア基板11においては、図11に示すように、そ
の第2の配線層2b側の主面上のビア部6に対応する位
置でエッチング処理が施されずに残った金属導体層18
が接続端子7aとなる。
ように、マスク部19でマスキングされてない領域にて
エッチング処理が施される。このエッチング処理は、エ
ッチャントとして例えば塩化第2鉄溶液等を用いる、湿
式法によって行われる。なお、エッチャントとしては、
例えば塩化第2銅溶液、アルカリエッチング溶液等を用
いても良い。次に、マスク部19は、部分的に残ってい
る金属導体層18上より除去される。マスク部19は、
コア基板11ごとを例えば苛性ソーダ水溶液等に浸漬さ
せることで、金属導体層18より剥離される。これによ
り、コア基板11においては、図11に示すように、そ
の第2の配線層2b側の主面上のビア部6に対応する位
置でエッチング処理が施されずに残った金属導体層18
が接続端子7aとなる。
【0030】次に、コア基板11において、接続端子7
aには、図12に示すように、その表面を覆うように接
続めっき層7bが形成される。接続めっき層7bは、接
続端子7aに無電解半田めっきを施したあとに、半田リ
フロー処理を施すことによって形成される。この接続め
っき層7bは、後の基板積層工程s−3にて加熱加圧さ
れることで接続体部5となる。これにより、コア基板1
1には、その第2の配線層2b側の主面上に、接続端子
7aと接続めっき層7bとで構成された接続凸部7が形
成されることとなる。このようにして、コア基板11に
対して第1の基板形成工程s−1が施されることにより
第1の基板2が形成される。
aには、図12に示すように、その表面を覆うように接
続めっき層7bが形成される。接続めっき層7bは、接
続端子7aに無電解半田めっきを施したあとに、半田リ
フロー処理を施すことによって形成される。この接続め
っき層7bは、後の基板積層工程s−3にて加熱加圧さ
れることで接続体部5となる。これにより、コア基板1
1には、その第2の配線層2b側の主面上に、接続端子
7aと接続めっき層7bとで構成された接続凸部7が形
成されることとなる。このようにして、コア基板11に
対して第1の基板形成工程s−1が施されることにより
第1の基板2が形成される。
【0031】次に、例えばビア部9等を有する第2の基
板3を形成する第2の基板形成工程s−2を行う。第2
の基板形成工程s−2は、図13に示すように、第2の
基板3の中核となるコア基板20として、いわゆる両面
基板を用意する。具体的には、コア基板11と同様に、
日立化成工業社製の銅張積層板(品名:MCL−E−6
79)を用意する。なお、第2の基板形成工程s−2に
おいては、上述した第1の基板形成工程s−1における
ビア部6、第2の配線層2a及び第2の配線層2bを形
成する方法と同じとするビア部9、第3の配線層3a及
び第4の配線層3bを形成する方法の詳細な説明を省略
する。
板3を形成する第2の基板形成工程s−2を行う。第2
の基板形成工程s−2は、図13に示すように、第2の
基板3の中核となるコア基板20として、いわゆる両面
基板を用意する。具体的には、コア基板11と同様に、
日立化成工業社製の銅張積層板(品名:MCL−E−6
79)を用意する。なお、第2の基板形成工程s−2に
おいては、上述した第1の基板形成工程s−1における
ビア部6、第2の配線層2a及び第2の配線層2bを形
成する方法と同じとするビア部9、第3の配線層3a及
び第4の配線層3bを形成する方法の詳細な説明を省略
する。
【0032】ビア部9、第3の配線層3a及び第4の配
線層3bが形成されたコア基板20には、図14に示す
ように、両主面に形成された第3の配線層3a及び第4
の配線層3bを覆うようにレジスト層10が形成され
る。このとき、第3の配線層3a側のレジスト層10に
は、ビア部9及び第3の配線層3aを外方に露出する開
口部10aが設けられる。レジスト層10には、例えば
感光性絶縁樹脂等、一般に知られているレジスト材料を
用いる。具体的には、太陽インキ社製のレジスト材料
(品名:PSR−4000 BEC03)を用いる。
線層3bが形成されたコア基板20には、図14に示す
ように、両主面に形成された第3の配線層3a及び第4
の配線層3bを覆うようにレジスト層10が形成され
る。このとき、第3の配線層3a側のレジスト層10に
は、ビア部9及び第3の配線層3aを外方に露出する開
口部10aが設けられる。レジスト層10には、例えば
感光性絶縁樹脂等、一般に知られているレジスト材料を
用いる。具体的には、太陽インキ社製のレジスト材料
(品名:PSR−4000 BEC03)を用いる。
【0033】次に、開口部10aで露出しているビア部
9及び第3の配線層3aには、図15に示すように、例
えばニッケルめっきと金めっきとを順次施すことによっ
て構成されるめっき層21が形成される。このめっき層
21は、例えば無電解めっき処理、電解めっき処理等が
施すことによって形成される。そして、このめっき層2
1は、後の基板積層工程s−3にて加熱加圧されること
接続体部5と金属結合されることとなる。このようにし
て、コア基板20に対して第2の基板形成工程s−2が
施されることにより第2の基板3が形成される。
9及び第3の配線層3aには、図15に示すように、例
えばニッケルめっきと金めっきとを順次施すことによっ
て構成されるめっき層21が形成される。このめっき層
21は、例えば無電解めっき処理、電解めっき処理等が
施すことによって形成される。そして、このめっき層2
1は、後の基板積層工程s−3にて加熱加圧されること
接続体部5と金属結合されることとなる。このようにし
て、コア基板20に対して第2の基板形成工程s−2が
施されることにより第2の基板3が形成される。
【0034】次に、以上のようにして形成した第1の基
板2及び第2の基板3を用いて、基板積層工程s−3を
行う。この基板積層工程s−3は、第1の基板2の第2
の配線層2b側の主面と、第2の基板3の第3の配線層
3a側の主面との間の全面に亘って接合材となる絶縁層
部4を介在させながら積層接合するといった作業が行わ
れる。
板2及び第2の基板3を用いて、基板積層工程s−3を
行う。この基板積層工程s−3は、第1の基板2の第2
の配線層2b側の主面と、第2の基板3の第3の配線層
3a側の主面との間の全面に亘って接合材となる絶縁層
部4を介在させながら積層接合するといった作業が行わ
れる。
【0035】具体的には、図16に示すように、第1の
基板2と、第2の基板3と、絶縁層部4となる接合板材
22を用意する。接合板材22には、主成分である例え
ばエポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、シアネートエス
テル系樹脂、ビスマレイミドトリアジン、ポニフェニレ
ンエーテル等の絶縁性樹脂に、銅、金、銀、錫、半田合
金のうち何れか一種又は複数種からなる合金等を含有す
る接続助剤が混合されている機能性樹脂を用いる。この
基板積層工程s−3においては、接合板材22の主成分
として、味の素株式会社製のエポキシ樹脂(品名:AB
F−G)を用いる。
基板2と、第2の基板3と、絶縁層部4となる接合板材
22を用意する。接合板材22には、主成分である例え
ばエポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、シアネートエス
テル系樹脂、ビスマレイミドトリアジン、ポニフェニレ
ンエーテル等の絶縁性樹脂に、銅、金、銀、錫、半田合
金のうち何れか一種又は複数種からなる合金等を含有す
る接続助剤が混合されている機能性樹脂を用いる。この
基板積層工程s−3においては、接合板材22の主成分
として、味の素株式会社製のエポキシ樹脂(品名:AB
F−G)を用いる。
【0036】次に、接合板材22は、第2の配線層2b
側の主面と第3の配線層3a側の主面とが対向するよう
に第1の基板2と第2の基板3とに挟持され、真空ラミ
ネート処理が施されることで第1の基板2と第2の基板
3とを積層接合する。真空ラミネート処理には、図17
に示すように、ドライラミネート装置30(日機装社
製、型名:DL−II)を用いる。このドライラミネート
装置30は、対向配置された一対の加圧用定盤31を備
えており、この加圧用定盤31が、その周囲を真空状態
にしながら昇温できるようになっている。
側の主面と第3の配線層3a側の主面とが対向するよう
に第1の基板2と第2の基板3とに挟持され、真空ラミ
ネート処理が施されることで第1の基板2と第2の基板
3とを積層接合する。真空ラミネート処理には、図17
に示すように、ドライラミネート装置30(日機装社
製、型名:DL−II)を用いる。このドライラミネート
装置30は、対向配置された一対の加圧用定盤31を備
えており、この加圧用定盤31が、その周囲を真空状態
にしながら昇温できるようになっている。
【0037】真空ラミネート処理を施す場合は、先ず、
第1の基板2の第2の配線層2b側の主面と、第2の基
板3の第3の配線層3a側の主面との間に絶縁板材22
を介在させながらドライラミネート装置30の加圧用定
盤31で挟持する。次に、一対の加圧用定盤31を、1
00℃/分とする昇温速度で160℃程度まで昇温する
ことによって、絶縁板材22を軟化させる。次に、一対
の加圧用定盤31を、図17中矢印Aで示す第1の基板
2と第2の基板3とが相対する方向に30kgf/cm
2程度の圧力で10秒程度の時間で加圧する。このと
き、真空ラミネート処理においては、第1の基板2の接
続凸部7が、軟化した絶縁板材22に貫入していき、第
2の基板3のビア部9と接触することとなる。
第1の基板2の第2の配線層2b側の主面と、第2の基
板3の第3の配線層3a側の主面との間に絶縁板材22
を介在させながらドライラミネート装置30の加圧用定
盤31で挟持する。次に、一対の加圧用定盤31を、1
00℃/分とする昇温速度で160℃程度まで昇温する
ことによって、絶縁板材22を軟化させる。次に、一対
の加圧用定盤31を、図17中矢印Aで示す第1の基板
2と第2の基板3とが相対する方向に30kgf/cm
2程度の圧力で10秒程度の時間で加圧する。このと
き、真空ラミネート処理においては、第1の基板2の接
続凸部7が、軟化した絶縁板材22に貫入していき、第
2の基板3のビア部9と接触することとなる。
【0038】次に、一対の加圧用定盤31は、第1の基
板2と第2の基板3とが相対する方向の加圧力が開放さ
れる。次に、絶縁板材22を介して積層された第1の基
板2及び第2の基板3を挟持した状態の一対の加圧用定
盤31を、100℃/分とする昇温速度で190℃程度
まで昇温することによって、接続凸部7の接続めっき層
7bを溶融させる。このとき、接続めっき層7aは、昇
温した温度と接続助剤を含有する機能性樹脂である接合
板材22とによって、接続凸部7とビア部9との間で接
続体部5になる。これにより、第1の基板2の接続凸部
7と第2の基板3のビア部9とは、接続体部5により金
属結合で接続されることになる。
板2と第2の基板3とが相対する方向の加圧力が開放さ
れる。次に、絶縁板材22を介して積層された第1の基
板2及び第2の基板3を挟持した状態の一対の加圧用定
盤31を、100℃/分とする昇温速度で190℃程度
まで昇温することによって、接続凸部7の接続めっき層
7bを溶融させる。このとき、接続めっき層7aは、昇
温した温度と接続助剤を含有する機能性樹脂である接合
板材22とによって、接続凸部7とビア部9との間で接
続体部5になる。これにより、第1の基板2の接続凸部
7と第2の基板3のビア部9とは、接続体部5により金
属結合で接続されることになる。
【0039】次に、絶縁板材22を介して積層された第
1の基板2及び第2の基板3を挟持した状態の一対の加
圧用定盤31には、200℃以上程度の温度の加熱処理
が施される。これにより、第1の基板2と第2の基板3
との間で軟化している接合板材22は、加熱処理により
加熱されて硬化することから、第1の基板2と第2の基
板3とを積層接合させることとなる。このような真空ラ
ミネート処理によって、第1の基板2と第2の基板3と
が接合板材22を介して積層接合され、第1の基板2と
第2の基板3との間でこれらを積層接合させる接合板材
22が絶縁層部4となる。
1の基板2及び第2の基板3を挟持した状態の一対の加
圧用定盤31には、200℃以上程度の温度の加熱処理
が施される。これにより、第1の基板2と第2の基板3
との間で軟化している接合板材22は、加熱処理により
加熱されて硬化することから、第1の基板2と第2の基
板3とを積層接合させることとなる。このような真空ラ
ミネート処理によって、第1の基板2と第2の基板3と
が接合板材22を介して積層接合され、第1の基板2と
第2の基板3との間でこれらを積層接合させる接合板材
22が絶縁層部4となる。
【0040】以上のような工程を経ることによって、図
18に示すように、第1の基板2と第2の基板3との間
の全面に亘って絶縁層部4が介在した積層構造の多層基
板1を製造することができる。
18に示すように、第1の基板2と第2の基板3との間
の全面に亘って絶縁層部4が介在した積層構造の多層基
板1を製造することができる。
【0041】この多層基板1の製造方法によれば、真空
ラミネート処理の際に、第1の基板2の接続凸部7が絶
縁層部4に貫入していき、第2の基板2のビア部9と電
気的に接続することから、第1の基板2の接続凸部7と
第2の基板2のビア部9とを接続させる例えばビア部等
を絶縁層部4に形成する必要がなく、第1の基板2の配
線層と第2の基板3の配線層とを容易に接続することが
できる。これにより、この多層基板1の製造方法によれ
ば、基板間の電気的な層間接続が容易であることから、
例えば複数の両面基板と複数の絶縁層部4とを交互に積
層させて真空ラミネート処理を施すことで多層基板を一
括して製造することが可能であり、製造工程を簡略化し
て、歩留まりの向上や、製造コストの低減を図ることが
できる。
ラミネート処理の際に、第1の基板2の接続凸部7が絶
縁層部4に貫入していき、第2の基板2のビア部9と電
気的に接続することから、第1の基板2の接続凸部7と
第2の基板2のビア部9とを接続させる例えばビア部等
を絶縁層部4に形成する必要がなく、第1の基板2の配
線層と第2の基板3の配線層とを容易に接続することが
できる。これにより、この多層基板1の製造方法によれ
ば、基板間の電気的な層間接続が容易であることから、
例えば複数の両面基板と複数の絶縁層部4とを交互に積
層させて真空ラミネート処理を施すことで多層基板を一
括して製造することが可能であり、製造工程を簡略化し
て、歩留まりの向上や、製造コストの低減を図ることが
できる。
【0042】また、この多層基板1の製造方法によれ
ば、真空ラミネート処理によって形成された接続体部5
が、接続凸部7とビア部9とを金属結合で接続させるこ
とから、第1の基板2と第2の基板3の第3との電気的
な層間接続の信頼性を向上させた多層基板1を得ること
ができる。
ば、真空ラミネート処理によって形成された接続体部5
が、接続凸部7とビア部9とを金属結合で接続させるこ
とから、第1の基板2と第2の基板3の第3との電気的
な層間接続の信頼性を向上させた多層基板1を得ること
ができる。
【0043】さらに、この多層基板1の製造方法によれ
ば、第1の基板2及び第2の基板3にリジット基板を用
いており、積層接合にする際の真空ラミネート処理によ
る多層基板1の面方向及び厚み方向の伸縮が抑制される
ことから、接続凸部7とビア部9との位置ずれによる第
1の基板2と第2の基板3との電気的な接触不良が防止
された多層基板1を得ることができる。
ば、第1の基板2及び第2の基板3にリジット基板を用
いており、積層接合にする際の真空ラミネート処理によ
る多層基板1の面方向及び厚み方向の伸縮が抑制される
ことから、接続凸部7とビア部9との位置ずれによる第
1の基板2と第2の基板3との電気的な接触不良が防止
された多層基板1を得ることができる。
【0044】ところで、この多層基板1においては、第
1の基板2の接続めっき層7bが半田めっきで形成され
ているが、例えば無電解めっき処理で錫めっきとして形
成しても良い。この場合、第2の基板3のめっき層21
を無電解めっき処理で銀めっきとして形成し、真空ラミ
ネート処理における接続体部5を形成する温度を250
℃程度にすることによって接続体部5が銀錫合金によっ
て形成されることとなる。これにより、多層基板1で
は、鉛等の有害金属を含有することなく、環境に対する
安全性を高くすることができる。
1の基板2の接続めっき層7bが半田めっきで形成され
ているが、例えば無電解めっき処理で錫めっきとして形
成しても良い。この場合、第2の基板3のめっき層21
を無電解めっき処理で銀めっきとして形成し、真空ラミ
ネート処理における接続体部5を形成する温度を250
℃程度にすることによって接続体部5が銀錫合金によっ
て形成されることとなる。これにより、多層基板1で
は、鉛等の有害金属を含有することなく、環境に対する
安全性を高くすることができる。
【0045】以上、リジット基板を2枚用いた多層基板
1及びその製造方法について説明したが、本発明は、例
えば、図19に示すリジット基板を3枚用いた配線層を
6層有する多層基板40等にも適用可能である。なお、
多層基板40においては、上述した多層基板1と同等な
構成、部位及び製造方法について、説明を省略すると共
に図面において同じ符号を付するものとする。
1及びその製造方法について説明したが、本発明は、例
えば、図19に示すリジット基板を3枚用いた配線層を
6層有する多層基板40等にも適用可能である。なお、
多層基板40においては、上述した多層基板1と同等な
構成、部位及び製造方法について、説明を省略すると共
に図面において同じ符号を付するものとする。
【0046】この多層基板40は、第1の基板41の両
面に接続凸部42を形成し、第1の基板41と第2の基
板43との間、及び第1の基板41と第3の基板44と
の間に絶縁層部45をそれぞれ介在させて真空ラミネー
ト処理を施すことで一括製造される。このように、本発
明によれば、複数枚の両面基板と絶縁層部とを交互に積
層させて真空ラミネート処理を施すことで複数の配線層
が積層された多層プリント配線基板を一括して製造する
ことが可能であり、両面基板の枚数が増えるほど、層間
接続に掛かる製造工程が大幅に簡略化されることから、
更に、歩留まりの向上及び製造コストの低減を図ること
ができる。
面に接続凸部42を形成し、第1の基板41と第2の基
板43との間、及び第1の基板41と第3の基板44と
の間に絶縁層部45をそれぞれ介在させて真空ラミネー
ト処理を施すことで一括製造される。このように、本発
明によれば、複数枚の両面基板と絶縁層部とを交互に積
層させて真空ラミネート処理を施すことで複数の配線層
が積層された多層プリント配線基板を一括して製造する
ことが可能であり、両面基板の枚数が増えるほど、層間
接続に掛かる製造工程が大幅に簡略化されることから、
更に、歩留まりの向上及び製造コストの低減を図ること
ができる。
【0047】上述した実施の形態において、第1の基板
2は、接続端子7aが無電解めっき処理、フォトリソグ
ラフ処理、エッチング処理によって形成されるが、図2
0に示すように、接続端子50がセミアディティブめっ
き処理を用いることで形成されても良い。なお、接続端
子50においては、上述した第1の基板2と同等な構
成、部位及び製造方法について、説明を省略すると共に
図面において同じ符号を付するものとする。
2は、接続端子7aが無電解めっき処理、フォトリソグ
ラフ処理、エッチング処理によって形成されるが、図2
0に示すように、接続端子50がセミアディティブめっ
き処理を用いることで形成されても良い。なお、接続端
子50においては、上述した第1の基板2と同等な構
成、部位及び製造方法について、説明を省略すると共に
図面において同じ符号を付するものとする。
【0048】接続端子50を製造する際は、図20
(a)に示すように、先ず、第1の基板作製工程s−1
と同様の方法で、両主面上に第1の配線層2a及び第2
の配線層2bと、これら配線層2a、2bを覆うと共に
開口部8aを有するレジスト層8とが形成されたコア基
板11を用意する。次に、コア基板11には、図20
(b)に示すように、両主面を覆うようにマスク層51
が形成される。このとき、マスク層51には、開口部8
aと対応する位置に開口部51aが設けられる。この開
口部51aは、マスク層51に感光性のドライフィルム
タイプのレジストフィルムを用い、このマスク層51に
フォトリソグラフ処理を施すことで形成される。このマ
スク層51には、東京応化社製の耐電解銅めっき用レジ
ストフィルム(品名:ORDYL MP100)を用い
る。
(a)に示すように、先ず、第1の基板作製工程s−1
と同様の方法で、両主面上に第1の配線層2a及び第2
の配線層2bと、これら配線層2a、2bを覆うと共に
開口部8aを有するレジスト層8とが形成されたコア基
板11を用意する。次に、コア基板11には、図20
(b)に示すように、両主面を覆うようにマスク層51
が形成される。このとき、マスク層51には、開口部8
aと対応する位置に開口部51aが設けられる。この開
口部51aは、マスク層51に感光性のドライフィルム
タイプのレジストフィルムを用い、このマスク層51に
フォトリソグラフ処理を施すことで形成される。このマ
スク層51には、東京応化社製の耐電解銅めっき用レジ
ストフィルム(品名:ORDYL MP100)を用い
る。
【0049】次に、マスク層51には、図20(c)に
示すように、第2の配線層2b側の表面上及び開口部5
1a内に電解めっき処理によって銅めっき層52が形成
される。次に、レジスト層51は、図20(d)に示す
ように、コア基板11上より除去される。マスク層51
及びマスク層51上の銅めっき層52は、コア基板11
ごとを例えば硫酸や過酸化水素水溶液等のソフトエッチ
ャントに浸漬させることでエッチング処理が施されて除
去される。このようにして、コア基板11の第2の配線
層2b側の主面上のビア部6に対応する位置に接続端子
50が形成される。
示すように、第2の配線層2b側の表面上及び開口部5
1a内に電解めっき処理によって銅めっき層52が形成
される。次に、レジスト層51は、図20(d)に示す
ように、コア基板11上より除去される。マスク層51
及びマスク層51上の銅めっき層52は、コア基板11
ごとを例えば硫酸や過酸化水素水溶液等のソフトエッチ
ャントに浸漬させることでエッチング処理が施されて除
去される。このようにして、コア基板11の第2の配線
層2b側の主面上のビア部6に対応する位置に接続端子
50が形成される。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、第1の基板部の接続凸部が、第1の基板部の主
面と第2の基板部の主面との間に介在している絶縁層部
に貫入することで第2の基板部のビア部と電気的に接続
されることから、絶縁層部に層間接続のためのビア部等
を形成する必要がなく、各基板部間のパターン配線の層
間接続が容易できる。したがって、本発明によれば、基
板部間の電気的な層間接続が容易であり、多層プリント
配線基板を一括して製造することが可能であることか
ら、製造工程を簡略化できて、歩留まりの向上や、製造
コストの低減を図ることができる。
よれば、第1の基板部の接続凸部が、第1の基板部の主
面と第2の基板部の主面との間に介在している絶縁層部
に貫入することで第2の基板部のビア部と電気的に接続
されることから、絶縁層部に層間接続のためのビア部等
を形成する必要がなく、各基板部間のパターン配線の層
間接続が容易できる。したがって、本発明によれば、基
板部間の電気的な層間接続が容易であり、多層プリント
配線基板を一括して製造することが可能であることか
ら、製造工程を簡略化できて、歩留まりの向上や、製造
コストの低減を図ることができる。
【0051】また、多層プリント配線基板によれば、第
1の基板部と第2の基板部とを絶縁層部を介して積層す
る際に形成される接続体部が、第1の基板部の接続凸部
と第2の基板部のビア部とを金属結合で接続させること
から、第1の基板部及び第2の基板部におけるパターン
配線の層間接続の信頼性を向上させることができる。
1の基板部と第2の基板部とを絶縁層部を介して積層す
る際に形成される接続体部が、第1の基板部の接続凸部
と第2の基板部のビア部とを金属結合で接続させること
から、第1の基板部及び第2の基板部におけるパターン
配線の層間接続の信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明に係る多層プリント配線基板を示す断面
図である。
図である。
【図2】同多層プリント配線基板の製造工程図である。
【図3】同多層プリント配線基板における第1の基板の
形成工程を説明するため図であり、第1の基板の中核と
なるコア基板を示す断面図である。
形成工程を説明するため図であり、第1の基板の中核と
なるコア基板を示す断面図である。
【図4】同多層プリント配線基板における第1の基板の
形成工程を説明するため図であり、コア基板にビアホー
ルが形成された状態を示す断面図である。
形成工程を説明するため図であり、コア基板にビアホー
ルが形成された状態を示す断面図である。
【図5】同多層プリント配線基板における第1の基板の
形成工程を説明するため図であり、コア基板にビア部が
形成された状態を示す断面図である。
形成工程を説明するため図であり、コア基板にビア部が
形成された状態を示す断面図である。
【図6】同多層プリント配線基板における第1の基板の
形成工程を説明するため図であり、コア基板の両主面上
に配線層が形成された状態を示す断面図である。
形成工程を説明するため図であり、コア基板の両主面上
に配線層が形成された状態を示す断面図である。
【図7】同多層プリント配線基板における第1の基板の
形成工程を説明するため図であり、コア基板の両主面上
にレジスト層が形成された状態を示す断面図である。
形成工程を説明するため図であり、コア基板の両主面上
にレジスト層が形成された状態を示す断面図である。
【図8】同多層プリント配線基板における第1の基板の
形成工程を説明するため図であり、コア基板の第2の配
線層側の金属導体層が形成された状態を示す断面図であ
る。
形成工程を説明するため図であり、コア基板の第2の配
線層側の金属導体層が形成された状態を示す断面図であ
る。
【図9】同多層プリント配線基板における第1の基板の
形成工程を説明するため図であり、コア基板の第2の配
線層側のマスク部が形成された状態を示す断面図であ
る。
形成工程を説明するため図であり、コア基板の第2の配
線層側のマスク部が形成された状態を示す断面図であ
る。
【図10】同多層プリント配線基板における第1の基板
の形成工程を説明するため図であり、マスク部以外の領
域の金属導体層を除去した状態を示す断面図である。
の形成工程を説明するため図であり、マスク部以外の領
域の金属導体層を除去した状態を示す断面図である。
【図11】同多層プリント配線基板における第1の基板
の形成工程を説明するため図であり、コア基板の第2の
配線層側の主面に接続端子が形成された状態を示す断面
図である。
の形成工程を説明するため図であり、コア基板の第2の
配線層側の主面に接続端子が形成された状態を示す断面
図である。
【図12】同多層プリント配線基板における第1の基板
の形成工程を説明するため図であり、第1の基板を示す
断面図である。
の形成工程を説明するため図であり、第1の基板を示す
断面図である。
【図13】同多層プリント配線基板における第2の基板
の形成工程を説明するため図であり、第2の基板の中核
となるコア基板を示す断面図である。
の形成工程を説明するため図であり、第2の基板の中核
となるコア基板を示す断面図である。
【図14】同多層プリント配線基板における第2の基板
の形成工程を説明するため図であり、コア基板の両主面
上にレジスト層が形成された状態を示す断面図である。
の形成工程を説明するため図であり、コア基板の両主面
上にレジスト層が形成された状態を示す断面図である。
【図15】同多層プリント配線基板における第2の基板
の形成工程を説明するため図であり、第2の基板を示す
断面図である。
の形成工程を説明するため図であり、第2の基板を示す
断面図である。
【図16】同多層プリント配線基板における基板積層工
程を説明するため図であり、第1の基板と第2の基板と
の間に接合板材を介在させる状態を示す断面図である。
程を説明するため図であり、第1の基板と第2の基板と
の間に接合板材を介在させる状態を示す断面図である。
【図17】同多層プリント配線基板における基板積層工
程を説明するため図であり、ドライラミネート装置の要
部断面図である。
程を説明するため図であり、ドライラミネート装置の要
部断面図である。
【図18】同多層プリント配線基板の製造工程を説明す
るため図であり、製造された多層プリント配線基板を示
す断面図である。
るため図であり、製造された多層プリント配線基板を示
す断面図である。
【図19】配線層を6層構造とする多層プリント配線基
板を示す断面図である。
板を示す断面図である。
【図20】同多層プリント配線基板における接続端子の
他の形成工程を説明するため図であり、同図(a)は配
線層、レジスト層、ビア部が形成されたコア基板を示す
断面図、同図(b)はコア基板の両主面上にマスク層が
形成された状態を示す断面図、同図(c)は第2の配線
層側のマスク層上に銅めっき層が形成された状態を示す
断面図、同図(d)はコア基板の第2の配線層側の主面
上に接続端子が形成された状態を示す断面図である。
他の形成工程を説明するため図であり、同図(a)は配
線層、レジスト層、ビア部が形成されたコア基板を示す
断面図、同図(b)はコア基板の両主面上にマスク層が
形成された状態を示す断面図、同図(c)は第2の配線
層側のマスク層上に銅めっき層が形成された状態を示す
断面図、同図(d)はコア基板の第2の配線層側の主面
上に接続端子が形成された状態を示す断面図である。
1,40 多層プリント配線基板、2 第1の基板、2
a 第1の配線層、2b 第2の配線層、3 第2の基
板、3a 第3の配線層、3b 第4の配線層、4 絶
縁層部、5 接続体部、6,9 ビア部、7 接続凸
部、7a 接続端子、7b 接続めっき層、8,10
レジスト層、11,20 コア基板 12コア部、13
a,13b 金属膜、14 ビアホール、17 蓋部、
18 金属導体層、19 マスク部、21 めっき層、
22 接合板材、30 ドライラミネート装置
a 第1の配線層、2b 第2の配線層、3 第2の基
板、3a 第3の配線層、3b 第4の配線層、4 絶
縁層部、5 接続体部、6,9 ビア部、7 接続凸
部、7a 接続端子、7b 接続めっき層、8,10
レジスト層、11,20 コア基板 12コア部、13
a,13b 金属膜、14 ビアホール、17 蓋部、
18 金属導体層、19 マスク部、21 めっき層、
22 接合板材、30 ドライラミネート装置
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フロントページの続き
(72)発明者 河畑 佳樹
東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ
ー株式会社内
(72)発明者 小松 信夫
東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ
ー株式会社内
Fターム(参考) 5E317 AA24 BB02 BB03 BB12 BB13
BB14 BB18 CC53 CC60 CD21
CD31 GG11 GG16
5E346 AA06 AA12 AA15 AA16 AA22
AA26 AA32 AA35 AA43 BB01
BB16 CC08 CC09 CC10 CC32
CC33 CC38 CC39 CC40 CC41
CC46 CC52 DD02 DD22 DD32
DD44 EE02 EE06 EE07 EE12
EE14 EE15 FF24 FF34 FF35
FF36 GG17 GG22 GG25 GG28
HH07 HH33
Claims (6)
- 【請求項1】 主面上にパターン配線が形成されている
と共に、厚み方向に貫通するビア部上に接続凸部が形成
されている第1の基板部と、 主面上にパターン配線が形成され、上記接続凸部と相対
する位置に厚み方向に貫通するビア部が形成されている
第2の基板部と、 上記第1の基板部と上記第2の基板部とを積層接合する
際の接合材となる絶縁層部とを備え、 上記第1の基板部の主面と上記第2の基板部の主面との
間に上記絶縁層部を介在させながら、上記第1の基板部
と上記第2の基板部とが相対する方向に所定の圧力で加
圧して積層接合することにより、上記第1の基板部の接
続凸部が、上記第1の基板部の主面と上記第2の基板部
の主面との間に介在している上記絶縁層部に貫入するこ
とで上記第2の基板部のビア部と電気的に接続している
多層プリント配線基板。 - 【請求項2】 上記第1の基板部の接続凸部と上記第2
の基板部のビア部とが、上記第1の基板部と上記第2の
基板部とを積層接合する際に、上記第1の基板部の接続
凸部と上記第2の基板部のビア部との間に形成される接
続体部によって電気的に接続されている請求項1記載の
多層プリント配線基板。 - 【請求項3】 上記接続体部が、銅、金、銀、錫、半田
合金のうち何れか一種又は複数種からなる合金で形成さ
れている請求項2記載の多層プリント配線基板。 - 【請求項4】 主面上にパターン配線が設けられている
と共に、厚み方向に貫通するビア部上に接続凸部が設け
られている第1の基板部を形成する第1の基板形成工程
と、 主面上にパターン配線が設けられ、上記接続凸部と相対
する位置に、厚み方向に貫通するビア部が設けられてい
る第2の基板部を形成する第2の基板形成工程と、 上記第1の基板部の主面と上記第2の基板部の主面との
間に接合材となる絶縁層部を介在させながら、上記第1
の基板部と上記第2の基板部とを相対する方向に所定の
圧力で加圧することによって、上記第1の基板部と上記
第2の基板部とを上記絶縁層部を介して積層接合する基
板積層工程とを有し、 上記基板積層工程において、上記第1の基板部の接続凸
部が、上記第1の基板部と上記第2の基板部とを上記絶
縁層部を介して積層接合する際に、上記絶縁層部に貫入
していき上記第2の基板部のビア部と電気的に接続する
多層プリント配線基板の製造方法。 - 【請求項5】 上記基板積層工程は、 上記第1の基板部の主面と上記第2の基板部の主面との
間に上記絶縁層部を介在させながら加熱することによっ
て、上記絶縁層部を軟化させる軟化工程と、 上記第1の基板部と上記第2の基板部とを相対する方向
に加圧し、軟化した上記絶縁層部に上記第1の基板部の
接続凸部を貫入させることで、上記第1の基板部の接続
凸部と上記第2の基板部のビア部とを接触させる接触工
程と、 接触した状態の上記第1の基板部の接続凸部と上記第2
の基板部のビア部とを加熱し、少なくとも上記第1の基
板部の接続凸部の一部を溶融させることで、上記第1の
基板部の接続凸部と上記第2の基板部のビア部との間
に、これらを金属結合で接続する接続体部を形成する接
続体部形成工程と、 上記第1の基板部と上記第2の基板部との間で軟化して
いる上記絶縁層部を加熱し、硬化させることで、上記第
1の基板部と上記第2の基板部とを積層接合する接合工
程とを有する請求項4記載の多層プリント配線基板の製
造方法。 - 【請求項6】 上記接続体部形成工程においては、上記
接続体部を、銅、金、銀、錫、半田合金のうち何れか一
種又は複数種からなる合金で形成する請求項5記載の多
層プリント配線基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001335405A JP2003142827A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 多層プリント配線基板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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---|---|
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