JP2003034201A - 車載用データ再生装置、データ再生方法、及びデータ再生プログラム - Google Patents
車載用データ再生装置、データ再生方法、及びデータ再生プログラムInfo
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- JP2003034201A JP2003034201A JP2001224718A JP2001224718A JP2003034201A JP 2003034201 A JP2003034201 A JP 2003034201A JP 2001224718 A JP2001224718 A JP 2001224718A JP 2001224718 A JP2001224718 A JP 2001224718A JP 2003034201 A JP2003034201 A JP 2003034201A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両において、外部から提供される音楽デー
タ等を安価な通信料金で再生可能とする車載用データ再
生装置を提供する。 【解決手段】 車両内において2系統の通信経路からデ
ジタルデータの配信を受け、このデジタルデータを再生
する車載用データ再生装置であって、所定の場所に備え
られたデータ配信端末から暗号化処理が施されたデジタ
ルデータを受信するデータ受信部と、データ受信部にお
いて受信したデジタルデータを記憶するデータ記憶部
と、携帯端末を介して暗号化されたデジタルデータを復
号するための復号化キーを受信するキー情報受信部と、
キー情報受信部において受信した復号化キーによって、
データ記憶部に記憶されたデジタルデータを復号して出
力するデータ再生制御部と、データ再生制御部から出力
されたデジタルデータを所定の信号に変換して出力する
データ出力部とを備える。
タ等を安価な通信料金で再生可能とする車載用データ再
生装置を提供する。 【解決手段】 車両内において2系統の通信経路からデ
ジタルデータの配信を受け、このデジタルデータを再生
する車載用データ再生装置であって、所定の場所に備え
られたデータ配信端末から暗号化処理が施されたデジタ
ルデータを受信するデータ受信部と、データ受信部にお
いて受信したデジタルデータを記憶するデータ記憶部
と、携帯端末を介して暗号化されたデジタルデータを復
号するための復号化キーを受信するキー情報受信部と、
キー情報受信部において受信した復号化キーによって、
データ記憶部に記憶されたデジタルデータを復号して出
力するデータ再生制御部と、データ再生制御部から出力
されたデジタルデータを所定の信号に変換して出力する
データ出力部とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
において、外部から提供される音楽データ等を安価な通
信料金で再生可能とする車載用データ再生装置、データ
再生方法、及びデータ再生プログラムに関する。
において、外部から提供される音楽データ等を安価な通
信料金で再生可能とする車載用データ再生装置、データ
再生方法、及びデータ再生プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
などの車両において、外部から提供される音楽データを
ダウンロードするには、インターネット接続可能な携帯
端末を使用するのが一般的である。しかしながら、無線
通信事業者と携帯端末との間の通信速度は低速であるた
めに利用者が所望の音楽データを取得するまでには多大
なダウンロード時間を要するため、通信料金が高額にな
ってしまうという問題がある。また、従来のデータのダ
ウンロード方法は、所望のデータがありそうなサーバを
利用者が探し出し、さらに、サーバ内に所望のデータが
存在するかを確認して、存在すればそのデータをダウン
ロードするという、pull型の手順であったために、
所望のデータを取得するまでに多大な時間を要するとい
う問題もある。
などの車両において、外部から提供される音楽データを
ダウンロードするには、インターネット接続可能な携帯
端末を使用するのが一般的である。しかしながら、無線
通信事業者と携帯端末との間の通信速度は低速であるた
めに利用者が所望の音楽データを取得するまでには多大
なダウンロード時間を要するため、通信料金が高額にな
ってしまうという問題がある。また、従来のデータのダ
ウンロード方法は、所望のデータがありそうなサーバを
利用者が探し出し、さらに、サーバ内に所望のデータが
存在するかを確認して、存在すればそのデータをダウン
ロードするという、pull型の手順であったために、
所望のデータを取得するまでに多大な時間を要するとい
う問題もある。
【0003】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、自動車などの車両において、外部から提供さ
れる音楽データ等を安価な通信料金で再生可能とする車
載用データ再生装置、データ再生方法、及びデータ再生
プログラムを提供することを目的とする。
たもので、自動車などの車両において、外部から提供さ
れる音楽データ等を安価な通信料金で再生可能とする車
載用データ再生装置、データ再生方法、及びデータ再生
プログラムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車両内において2系統の通信経路からデジタルデー
タの配信を受け、このデジタルデータを再生する車載用
データ再生装置であって、前記車載用データ再生装置
は、所定の場所に備えられたデータ配信端末から暗号化
処理が施された前記デジタルデータを受信するデータ受
信部と、前記データ受信部において受信した前記デジタ
ルデータを記憶するデータ記憶部と、携帯端末を介して
暗号化された前記デジタルデータを復号するための復号
化キーを受信するキー情報受信部と、前記キー情報受信
部において受信した復号化キーによって、前記データ記
憶部に記憶されたデジタルデータを復号して出力するデ
ータ再生制御部と、前記データ再生制御部から出力され
たデジタルデータを所定の信号に変換して出力するデー
タ出力部とを備えたことを特徴とする。
は、車両内において2系統の通信経路からデジタルデー
タの配信を受け、このデジタルデータを再生する車載用
データ再生装置であって、前記車載用データ再生装置
は、所定の場所に備えられたデータ配信端末から暗号化
処理が施された前記デジタルデータを受信するデータ受
信部と、前記データ受信部において受信した前記デジタ
ルデータを記憶するデータ記憶部と、携帯端末を介して
暗号化された前記デジタルデータを復号するための復号
化キーを受信するキー情報受信部と、前記キー情報受信
部において受信した復号化キーによって、前記データ記
憶部に記憶されたデジタルデータを復号して出力するデ
ータ再生制御部と、前記データ再生制御部から出力され
たデジタルデータを所定の信号に変換して出力するデー
タ出力部とを備えたことを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の発明は、前記車載用デー
タ再生装置は、前記データ配信端末と前記データ受信部
とを接続するためのコネクタが車両の給油口の近傍に設
けたことを特徴とする。
タ再生装置は、前記データ配信端末と前記データ受信部
とを接続するためのコネクタが車両の給油口の近傍に設
けたことを特徴とする。
【0006】請求項3に記載の発明は、前記車載用デー
タ再生装置は、前記データ配信端末と前記データ受信部
との間が光通信であり、前記コネクタは、光ファイバコ
ネクタであることを特徴とする。
タ再生装置は、前記データ配信端末と前記データ受信部
との間が光通信であり、前記コネクタは、光ファイバコ
ネクタであることを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の車載用データ再生装置に対して、
データを配信するデータ配信システムであって、前記デ
ータ配信システムは、配信するデジタルデータを保有
し、要求に応じてデジタルデータを要求元に対して提供
するデータ提供サーバと、前記データ提供サーバから提
供されるデジタルデータに対して暗号化処理を施し、こ
の暗号化されたデジタルデータを配信するとともに、暗
号を復号するための復号化キーを前記車載用データ再生
装置に接続された携帯端末を介して配信するデータ秘匿
サーバと、前記車載用データ再生装置に対して、前記デ
ータ秘匿サーバから配信されたデジタルデータをダウン
ロードするデータ配信装置とを備えたことを特徴とす
る。
3のいずれかに記載の車載用データ再生装置に対して、
データを配信するデータ配信システムであって、前記デ
ータ配信システムは、配信するデジタルデータを保有
し、要求に応じてデジタルデータを要求元に対して提供
するデータ提供サーバと、前記データ提供サーバから提
供されるデジタルデータに対して暗号化処理を施し、こ
の暗号化されたデジタルデータを配信するとともに、暗
号を復号するための復号化キーを前記車載用データ再生
装置に接続された携帯端末を介して配信するデータ秘匿
サーバと、前記車載用データ再生装置に対して、前記デ
ータ秘匿サーバから配信されたデジタルデータをダウン
ロードするデータ配信装置とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】請求項5に記載の発明は、前記データ配信
装置は、インターネットを介してデータ秘匿サーバから
デジタルデータの配信を受けるデータ配信サーバと、前
記データ配信サーバとネットワークを介して接続され、
前記車載用データ再生装置に対してデータのダウンロー
ドを行う少なくとも1台のデータ配信装置とからなり、
前記データ配信端末は、ガソリンスタンドの給油機に備
えられたことを特徴とする。
装置は、インターネットを介してデータ秘匿サーバから
デジタルデータの配信を受けるデータ配信サーバと、前
記データ配信サーバとネットワークを介して接続され、
前記車載用データ再生装置に対してデータのダウンロー
ドを行う少なくとも1台のデータ配信装置とからなり、
前記データ配信端末は、ガソリンスタンドの給油機に備
えられたことを特徴とする。
【0009】請求項6に記載の発明は、前記データ配信
システムは、前記データ秘匿サーバにおいて得られた前
記携帯端末の電話番号に基づいて、データ配信に対する
対価の決済を行う決済サーバをさらに備えたことを特徴
とする。
システムは、前記データ秘匿サーバにおいて得られた前
記携帯端末の電話番号に基づいて、データ配信に対する
対価の決済を行う決済サーバをさらに備えたことを特徴
とする。
【0010】請求項7に記載の発明は、車両内において
2系統の通信経路からデジタルデータの配信を受け、こ
のデジタルデータを再生するデータ再生方法であって、
前記データ再生方法は、所定の場所に備えられたデータ
配信端末から暗号化処理が施された前記デジタルデータ
を受信するデータ受信過程と、前記データ受信過程にお
いて受信した前記デジタルデータを記憶するデータ記憶
過程と、携帯端末を介して暗号化された前記デジタルデ
ータを復号するための復号化キーを受信するキー情報受
信過程と、前記キー情報受信過程において受信した復号
化キーによって、前記データ記憶部に記憶されたデジタ
ルデータを復号して出力するデータ出力過程と、前記デ
ータ出力過程において出力されたデジタルデータを所定
の信号に変換して出力するデータ再生過程とを有するこ
とを特徴とする。
2系統の通信経路からデジタルデータの配信を受け、こ
のデジタルデータを再生するデータ再生方法であって、
前記データ再生方法は、所定の場所に備えられたデータ
配信端末から暗号化処理が施された前記デジタルデータ
を受信するデータ受信過程と、前記データ受信過程にお
いて受信した前記デジタルデータを記憶するデータ記憶
過程と、携帯端末を介して暗号化された前記デジタルデ
ータを復号するための復号化キーを受信するキー情報受
信過程と、前記キー情報受信過程において受信した復号
化キーによって、前記データ記憶部に記憶されたデジタ
ルデータを復号して出力するデータ出力過程と、前記デ
ータ出力過程において出力されたデジタルデータを所定
の信号に変換して出力するデータ再生過程とを有するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項8に記載の発明は、2系統の通信経
路を使用して車両内へデジタルデータの配信を行うデー
タ配信方法であって、前記データ配信方法は、配信する
デジタルデータを保有し、要求に応じてデジタルデータ
を要求元に対して配信するデータ提供過程と、前記デー
タ提供過程から配信されるデジタルデータに対して暗号
化処理を施し、この暗号化されたデジタルデータを配信
するとともに、暗号を復号するための復号化キーを携帯
端末を介して配信する秘匿データ配信過程と、秘匿デー
タ配信過程によって配信されたデジタルデータを車両内
にダウンロードするデータ配信過程とを有することを特
徴とする。
路を使用して車両内へデジタルデータの配信を行うデー
タ配信方法であって、前記データ配信方法は、配信する
デジタルデータを保有し、要求に応じてデジタルデータ
を要求元に対して配信するデータ提供過程と、前記デー
タ提供過程から配信されるデジタルデータに対して暗号
化処理を施し、この暗号化されたデジタルデータを配信
するとともに、暗号を復号するための復号化キーを携帯
端末を介して配信する秘匿データ配信過程と、秘匿デー
タ配信過程によって配信されたデジタルデータを車両内
にダウンロードするデータ配信過程とを有することを特
徴とする。
【0012】請求項9に記載の発明は、前記データ配信
過程は、ガソリンスタンドにおいて給油を行うのと同時
に実行されることを特徴とする。
過程は、ガソリンスタンドにおいて給油を行うのと同時
に実行されることを特徴とする。
【0013】請求項10に記載の発明は、前記データ配
信方法は、前記復号化キーを配信する場合に得られた前
記携帯端末の電話番号に基づいて、データ配信に対する
対価の決済を行う決済過程をさらに有することを特徴と
する。
信方法は、前記復号化キーを配信する場合に得られた前
記携帯端末の電話番号に基づいて、データ配信に対する
対価の決済を行う決済過程をさらに有することを特徴と
する。
【0014】請求項11に記載の発明は、車両内におい
て2系統の通信経路からデジタルデータの配信を受け、
このデジタルデータを再生するデータ再生プログラムで
あって、前記データ再生プログラムは、所定の場所に備
えられたデータ配信端末から暗号化処理が施された前記
デジタルデータを受信するデータ受信処理と、前記デー
タ受信処理において受信した前記デジタルデータを記憶
するデータ記憶処理と、携帯端末を介して暗号化された
前記デジタルデータを復号するための復号化キーを受信
するキー情報受信処理と、前記キー情報受信処理におい
て受信した復号化キーによって、記憶されたデジタルデ
ータを復号して出力するデータ出力処理と、前記データ
出力処理において出力されたデジタルデータを所定の信
号に変換して出力するデータ再生処理とをコンピュータ
に行わせることを特徴とする。
て2系統の通信経路からデジタルデータの配信を受け、
このデジタルデータを再生するデータ再生プログラムで
あって、前記データ再生プログラムは、所定の場所に備
えられたデータ配信端末から暗号化処理が施された前記
デジタルデータを受信するデータ受信処理と、前記デー
タ受信処理において受信した前記デジタルデータを記憶
するデータ記憶処理と、携帯端末を介して暗号化された
前記デジタルデータを復号するための復号化キーを受信
するキー情報受信処理と、前記キー情報受信処理におい
て受信した復号化キーによって、記憶されたデジタルデ
ータを復号して出力するデータ出力処理と、前記データ
出力処理において出力されたデジタルデータを所定の信
号に変換して出力するデータ再生処理とをコンピュータ
に行わせることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
データ再生装置を図面を参照して説明する。図1は同実
施形態の全体の構成を示すブロック図である。この図に
おいて、符号1は、自動車に搭載されたデータ再生装置
である。符号2は、自動車に備えられたオーディオ装置
であり、スピーカ3が接続されており、データ再生装置
1によって再生された音楽データが発声する。符号4
は、ガソリンスタンドに備えられたデータ配信端末であ
り、ネットワーク43によってデータ配信サーバ42と
接続される。このデータ配信端末4は、ガソリンスタン
ドの給油機のそれぞれに1台備え付けられている。ここ
では、ガソリンスタンドには、3台の給油機があるもの
として、3台のデータ配信端末4を図示する。符号44
は、ガソリンスタンドに備えられたデータ配信装置であ
り、データ配信端末4、データ出力端子41、データ配
信サーバ42、及びネットワーク43から構成される。
データ再生装置を図面を参照して説明する。図1は同実
施形態の全体の構成を示すブロック図である。この図に
おいて、符号1は、自動車に搭載されたデータ再生装置
である。符号2は、自動車に備えられたオーディオ装置
であり、スピーカ3が接続されており、データ再生装置
1によって再生された音楽データが発声する。符号4
は、ガソリンスタンドに備えられたデータ配信端末であ
り、ネットワーク43によってデータ配信サーバ42と
接続される。このデータ配信端末4は、ガソリンスタン
ドの給油機のそれぞれに1台備え付けられている。ここ
では、ガソリンスタンドには、3台の給油機があるもの
として、3台のデータ配信端末4を図示する。符号44
は、ガソリンスタンドに備えられたデータ配信装置であ
り、データ配信端末4、データ出力端子41、データ配
信サーバ42、及びネットワーク43から構成される。
【0016】符号5は、通信回線の一部に無線通信を用
いている携帯端末である。符号51は、携帯端末5が無
線通信によって通信回線を確立するための基地局であ
る。符号52は、公衆網であり基地局51が接続され
る。符号6は、配信するデータを提供するデータ提供元
が所有するデータ提供サーバである。ここでは、1つの
データ提供サーバ6を図示したが、複数あってもよい。
また、ここでは、扱うデータを音楽データとする。符号
7は、複数のデータ提供サーバ6が提供するデータを集
めて、このデータに対して暗号化処理を施すデータ秘匿
サーバであり、携帯端末5を介して、データ再生装置1
と接続した場合に、携帯端末5の発信電話番号を取得す
る機能を有している。符号8は、配信したデータの数に
応じて、利用者に対する決済を行う決済サーバである。
符号9は、インターネットであり、データ配信サーバ4
2、データ提供サーバ6、データ秘匿サーバ7及び決済
サーバ8が図示しないルータを介してそれぞれ接続され
る。
いている携帯端末である。符号51は、携帯端末5が無
線通信によって通信回線を確立するための基地局であ
る。符号52は、公衆網であり基地局51が接続され
る。符号6は、配信するデータを提供するデータ提供元
が所有するデータ提供サーバである。ここでは、1つの
データ提供サーバ6を図示したが、複数あってもよい。
また、ここでは、扱うデータを音楽データとする。符号
7は、複数のデータ提供サーバ6が提供するデータを集
めて、このデータに対して暗号化処理を施すデータ秘匿
サーバであり、携帯端末5を介して、データ再生装置1
と接続した場合に、携帯端末5の発信電話番号を取得す
る機能を有している。符号8は、配信したデータの数に
応じて、利用者に対する決済を行う決済サーバである。
符号9は、インターネットであり、データ配信サーバ4
2、データ提供サーバ6、データ秘匿サーバ7及び決済
サーバ8が図示しないルータを介してそれぞれ接続され
る。
【0017】次に、データ再生装置1の構成を説明す
る。符号11は、配信されたデータを再生する場合にデ
ータ再生装置1を統括するデータ再生制御部である。符
号12は、データ配信端末4から配信されるデータを受
信するデータ受信部である。符号13は、デジタルデー
タを記憶する磁気記憶装置等からなるデータ記憶部であ
る。符号14は、データ記憶部13に対してデジタルデ
ータの読み書きを行う入出力部である。符号15は、暗
号化されたデータを復号化するためのキー情報を受信す
るキー情報受信部である。符号16は、オーディオ装置
2において再生する音楽データを出力するデータ出力部
である。符号17は、データ配信端末4のケーブルを接
続するためのコネクタである。符号18は、携帯端末5
が有するデータ通信用端子と接続するためのコネクタで
ある。符号19は、外部のデータ記録装置に対してデー
タ記憶部13に記憶されているデータを出力するための
出力端子である。符号20は、表示装置及び入力装置か
らなる操作部である。
る。符号11は、配信されたデータを再生する場合にデ
ータ再生装置1を統括するデータ再生制御部である。符
号12は、データ配信端末4から配信されるデータを受
信するデータ受信部である。符号13は、デジタルデー
タを記憶する磁気記憶装置等からなるデータ記憶部であ
る。符号14は、データ記憶部13に対してデジタルデ
ータの読み書きを行う入出力部である。符号15は、暗
号化されたデータを復号化するためのキー情報を受信す
るキー情報受信部である。符号16は、オーディオ装置
2において再生する音楽データを出力するデータ出力部
である。符号17は、データ配信端末4のケーブルを接
続するためのコネクタである。符号18は、携帯端末5
が有するデータ通信用端子と接続するためのコネクタで
ある。符号19は、外部のデータ記録装置に対してデー
タ記憶部13に記憶されているデータを出力するための
出力端子である。符号20は、表示装置及び入力装置か
らなる操作部である。
【0018】次に、図4、5を参照して、図1に示すコ
ネクタ17とデータ出力端子41の取り付け位置につい
て説明する。図4は、車体の給油口の蓋Aを開けた状態
における給油口近傍の構成を示す図である。図4におい
て、符号Bは、給油口のキャップであり、給油時におい
ては、このキャップBを外して燃料を給油する。コネク
タ17は、給油口のキャップBの横に設けられ、給油時
にデータ出力端子41を差し込んで接続する。これによ
ってデータ配信端末4とデータ受信部12が接続され、
通信可能となる。なお、データ配信端末4とデータ受信
部12との間は電気信号による通信であってもよいが、
コネクタ17が給油口近傍に設置されているため安全の
ために、光ファイバによる光通信であることが望まし
い。このとき、データ配信端末4及びデータ受信部12
には、電気信号から光信号へ変換する変換器を備えるよ
うにして、データ配信端末4とデータ受信部12との間
を光による通信を用いれば安全性が向上する。また、光
通信を行うときに、データ出力端子41及びコネクタ1
7を光ファイバコネクタとすればよい。
ネクタ17とデータ出力端子41の取り付け位置につい
て説明する。図4は、車体の給油口の蓋Aを開けた状態
における給油口近傍の構成を示す図である。図4におい
て、符号Bは、給油口のキャップであり、給油時におい
ては、このキャップBを外して燃料を給油する。コネク
タ17は、給油口のキャップBの横に設けられ、給油時
にデータ出力端子41を差し込んで接続する。これによ
ってデータ配信端末4とデータ受信部12が接続され、
通信可能となる。なお、データ配信端末4とデータ受信
部12との間は電気信号による通信であってもよいが、
コネクタ17が給油口近傍に設置されているため安全の
ために、光ファイバによる光通信であることが望まし
い。このとき、データ配信端末4及びデータ受信部12
には、電気信号から光信号へ変換する変換器を備えるよ
うにして、データ配信端末4とデータ受信部12との間
を光による通信を用いれば安全性が向上する。また、光
通信を行うときに、データ出力端子41及びコネクタ1
7を光ファイバコネクタとすればよい。
【0019】図5は、ガソリンスタンドに備えられた給
油機の構成を示す図である。図5において、符号Cは、
ガソリンスタンドに備えられた給油機である。この図に
示すように、データ配信端末4は、1台の給油機につい
て、1台のデータ配信端末4が備えられる。ガソリンス
タンドの店員は、利用者(車両のドライバー)の要求に
応じて、給油するとともに、データ出力端子41をコネ
クタ17へ差し込む。これによって、データ配信端末4
とデータ受信部12との間で通信が行われ、データが配
信される。
油機の構成を示す図である。図5において、符号Cは、
ガソリンスタンドに備えられた給油機である。この図に
示すように、データ配信端末4は、1台の給油機につい
て、1台のデータ配信端末4が備えられる。ガソリンス
タンドの店員は、利用者(車両のドライバー)の要求に
応じて、給油するとともに、データ出力端子41をコネ
クタ17へ差し込む。これによって、データ配信端末4
とデータ受信部12との間で通信が行われ、データが配
信される。
【0020】次に、以下の説明で用いる用語を定義す
る。「データ」とは、データ再生装置1で取り扱う最小
単位のデジタルデータのことであり、例えば、音楽デー
タの1曲分のデータに相当する。「データ群」とは、デ
ータの集まりであり、例えば、同一のタイトルのCDア
ルバムに収録された複数の音楽データに相当する。「デ
ータ内容一覧」とは、データまたはデータ群の内容を示
した情報であり、例えば、音楽データの曲名などであ
る。「復号化キー情報」とは、暗号化されたデータ、ま
たはデータ群を復元するための鍵情報である。「用途制
限」とは、利用者が復号化キー情報を取得する際に指示
するパラメータであり、「制限有り」と「制限無し」が
ある。「制限有り」の復号化キー情報は、データ利用期
間制限や機能限定など、データ使用に制限を設けるため
のものであり、音楽データを試聴する場合に用いられ
る。「制限無し」の復号化キー情報は、データの永久的
利用など、データ使用に制限を設けないものであり、音
楽データを購入する場合に用いられる。
る。「データ」とは、データ再生装置1で取り扱う最小
単位のデジタルデータのことであり、例えば、音楽デー
タの1曲分のデータに相当する。「データ群」とは、デ
ータの集まりであり、例えば、同一のタイトルのCDア
ルバムに収録された複数の音楽データに相当する。「デ
ータ内容一覧」とは、データまたはデータ群の内容を示
した情報であり、例えば、音楽データの曲名などであ
る。「復号化キー情報」とは、暗号化されたデータ、ま
たはデータ群を復元するための鍵情報である。「用途制
限」とは、利用者が復号化キー情報を取得する際に指示
するパラメータであり、「制限有り」と「制限無し」が
ある。「制限有り」の復号化キー情報は、データ利用期
間制限や機能限定など、データ使用に制限を設けるため
のものであり、音楽データを試聴する場合に用いられ
る。「制限無し」の復号化キー情報は、データの永久的
利用など、データ使用に制限を設けないものであり、音
楽データを購入する場合に用いられる。
【0021】次に、図6〜8を参照して、データの構成
を説明する。図6は、データ群の構成を示す図である。
図6に示すように、データ群は、「データ群識別番
号」、「データ識別番号」、「暗号化有無」、「情報実
体(データそのもの)」とから構成される。この例で
は、m個のデータ群が存在し、データ群識別番号が
「1」であるデータ群は、n1個のデータからなり、デ
ータ群識別番号が「m」であるデータ群は、n2個のデ
ータからなることを示している。図6に示すデータ群
は、複数のデータからなる例を示しているが、データ
は、1個であってもよい。このようにデータは、データ
群識別番号とデータ識別番号によって一意に識別可能で
ある。
を説明する。図6は、データ群の構成を示す図である。
図6に示すように、データ群は、「データ群識別番
号」、「データ識別番号」、「暗号化有無」、「情報実
体(データそのもの)」とから構成される。この例で
は、m個のデータ群が存在し、データ群識別番号が
「1」であるデータ群は、n1個のデータからなり、デ
ータ群識別番号が「m」であるデータ群は、n2個のデ
ータからなることを示している。図6に示すデータ群
は、複数のデータからなる例を示しているが、データ
は、1個であってもよい。このようにデータは、データ
群識別番号とデータ識別番号によって一意に識別可能で
ある。
【0022】図7は、データ内容一覧の構成を示す図で
ある。図7に示すように、データ内容一覧は、「データ
群識別番号」、「データ群名称」、「データ識別番
号」、「データ名」、「供給日時」、「供給版数」から
構成される。データ内容一覧は、データ群、及びデータ
の名称が個々に定義されている情報である。
ある。図7に示すように、データ内容一覧は、「データ
群識別番号」、「データ群名称」、「データ識別番
号」、「データ名」、「供給日時」、「供給版数」から
構成される。データ内容一覧は、データ群、及びデータ
の名称が個々に定義されている情報である。
【0023】図8は、復号化キー情報の構成を示す図で
ある。図8に示すように、復号化キー情報は、「用途制
限」、「データ群識別番号」、「データ群復号化キー実
体」、「データ識別番号」、「データ復号化キー実体」
から構成される。ここで、データ群の復号化キーは、デ
ータ群を構成するデータの全てに対して1つの復号化キ
ーを用いて復号化を行う時に用いるものである。データ
群キーを用いるかデータキーを用いるかは、提供したデ
ータの単位によって使い分けるものである。
ある。図8に示すように、復号化キー情報は、「用途制
限」、「データ群識別番号」、「データ群復号化キー実
体」、「データ識別番号」、「データ復号化キー実体」
から構成される。ここで、データ群の復号化キーは、デ
ータ群を構成するデータの全てに対して1つの復号化キ
ーを用いて復号化を行う時に用いるものである。データ
群キーを用いるかデータキーを用いるかは、提供したデ
ータの単位によって使い分けるものである。
【0024】次に、図2、3を参照して、図1に示す各
装置の動作を説明する。図2は、データ配信装置44を
介して、データ記憶部13へデータを記憶する動作を示
すシーケンス図である。図3は、データ記憶部13に記
憶されているデータを再生する動作を示すシーケンス図
である。初めに、データ配信装置44を介して、データ
記憶部13へデータを記憶する動作を説明する。まず、
データ秘匿サーバ7は、インターネット9を介して、複
数のデータ提供サーバ6からデータ、またはデータ群の
提供を受ける(ステップS1)。このとき、受け取るデ
ータには、データ内容一覧の情報が含まれる。続いて、
データ秘匿サーバ7は、データ提供サーバ6から受け取
ったデータ、またはデータ群に対して暗号化処理を施す
(ステップS2)。そして、データ秘匿サーバ7は、暗
号化したデータを復号化するための復号化キー情報を内
部に記憶する。
装置の動作を説明する。図2は、データ配信装置44を
介して、データ記憶部13へデータを記憶する動作を示
すシーケンス図である。図3は、データ記憶部13に記
憶されているデータを再生する動作を示すシーケンス図
である。初めに、データ配信装置44を介して、データ
記憶部13へデータを記憶する動作を説明する。まず、
データ秘匿サーバ7は、インターネット9を介して、複
数のデータ提供サーバ6からデータ、またはデータ群の
提供を受ける(ステップS1)。このとき、受け取るデ
ータには、データ内容一覧の情報が含まれる。続いて、
データ秘匿サーバ7は、データ提供サーバ6から受け取
ったデータ、またはデータ群に対して暗号化処理を施す
(ステップS2)。そして、データ秘匿サーバ7は、暗
号化したデータを復号化するための復号化キー情報を内
部に記憶する。
【0025】次に、データ秘匿サーバ7は、データ配信
サーバ42の要求に応じて、暗号化処理を施したデータ
をデータ配信サーバ42へ配信する(ステップS3)。
ここで配信されるデータには、データ内容一覧が含まれ
る。これを受けてデータ配信サーバ42は、データ秘匿
サーバ7から配信されたデータを内部に保持する(ステ
ップS4)。この動作によって、データ配信サーバ42
には、データ、またはデータ群、さらには、必要に応じ
て複数のデータ群が保持されるとともに、各データに対
応するデータ内容一覧が関連付けられて保持される。
サーバ42の要求に応じて、暗号化処理を施したデータ
をデータ配信サーバ42へ配信する(ステップS3)。
ここで配信されるデータには、データ内容一覧が含まれ
る。これを受けてデータ配信サーバ42は、データ秘匿
サーバ7から配信されたデータを内部に保持する(ステ
ップS4)。この動作によって、データ配信サーバ42
には、データ、またはデータ群、さらには、必要に応じ
て複数のデータ群が保持されるとともに、各データに対
応するデータ内容一覧が関連付けられて保持される。
【0026】次に、自動車に搭載されたデータ再生装置
1にデータをダウンロードする動作を説明する。まず、
利用者は、データ再生装置1が搭載された自動車でガソ
リンスタンドへ出向き、ガソリン給油を依頼するととも
に、データダウンロードを合わせて依頼する。これを受
けて、ガソリンスタンドの店員は、給油機によって給油
をするとともに、データ出力端子41をコネクタ17へ
接続する。この接続を検出すると、データ受信部12
は、データ配信端末4に対してデータのダウンロードを
要求する(ステップS5)。これを受けてデータ配信端
末4は、データ配信サーバ42に対してデータ出力要求
を行う(ステップS6)。
1にデータをダウンロードする動作を説明する。まず、
利用者は、データ再生装置1が搭載された自動車でガソ
リンスタンドへ出向き、ガソリン給油を依頼するととも
に、データダウンロードを合わせて依頼する。これを受
けて、ガソリンスタンドの店員は、給油機によって給油
をするとともに、データ出力端子41をコネクタ17へ
接続する。この接続を検出すると、データ受信部12
は、データ配信端末4に対してデータのダウンロードを
要求する(ステップS5)。これを受けてデータ配信端
末4は、データ配信サーバ42に対してデータ出力要求
を行う(ステップS6)。
【0027】次に、データ配信サーバ42は、データ配
信端末4からのデータ出力要求に応じて、内部に保持し
ているデータ、またはデータ群及びデータ内容一覧の全
てをデータ配信端末4に対して出力する(ステップS
7)。これを受けてデータ配信端末4は、データ再生装
置1に対してデータをダウンロードする(ステップS
8)。このダウンロードされたデータは、データ受信部
12によって受信される。これを受けて、データ再生制
御部11は、データ受信部12において受信されたデー
タを順次読み出し、入出力部14を介してデータ記憶部
13に記憶する(ステップS9)。この動作によってデ
ータ記憶部13には、データ配信サーバ42に保持され
ているデータまたはデータ群の全てが記憶されることと
なる。この時点で記憶されたデータは暗号化された状態
のデータであるが、データ内容一覧だけは暗号化処理が
施されていない。
信端末4からのデータ出力要求に応じて、内部に保持し
ているデータ、またはデータ群及びデータ内容一覧の全
てをデータ配信端末4に対して出力する(ステップS
7)。これを受けてデータ配信端末4は、データ再生装
置1に対してデータをダウンロードする(ステップS
8)。このダウンロードされたデータは、データ受信部
12によって受信される。これを受けて、データ再生制
御部11は、データ受信部12において受信されたデー
タを順次読み出し、入出力部14を介してデータ記憶部
13に記憶する(ステップS9)。この動作によってデ
ータ記憶部13には、データ配信サーバ42に保持され
ているデータまたはデータ群の全てが記憶されることと
なる。この時点で記憶されたデータは暗号化された状態
のデータであるが、データ内容一覧だけは暗号化処理が
施されていない。
【0028】次に、図3を参照して、データ記憶部13
に記憶されたデータを再生する動作を説明する。データ
の再生は、ガソリンスタンドにおいてデータをダウンロ
ードした後であれば、いつでも、どこでも再生動作を行
うことができるものである。まず、利用者は、操作部2
0を操作して、データ記憶部13に記憶されているデー
タ内容一覧を読み出し、操作部20の表示装置へ表示す
る。利用者は、表示されたデータ内容一覧の中に再生し
たいデータが存在するかを確認する。そして、再生した
いデータがある場合、利用者は、コネクタ18を携帯端
末5が有するデータ通信用端子と接続する。続いて、利
用者は、操作部20の入力装置から接続要求する操作を
行う。データ再生制御部11は、この接続要求の操作を
読み取り、キー情報受信部15に対して、データ秘匿サ
ーバ7との接続を指示する。これを受けてキー情報受信
部15は、携帯端末5に対して、接続要求を行う(ステ
ップS10)。携帯端末5は、所定の番号をダイヤルし
て(ステップS11)、データ秘匿サーバ7の通信回線
を確立する。この通信回線は、通常のインターネット接
続可能な携帯端末5が通信を確立する場合と同様に、基
地局51、公衆網52を介して確立される。
に記憶されたデータを再生する動作を説明する。データ
の再生は、ガソリンスタンドにおいてデータをダウンロ
ードした後であれば、いつでも、どこでも再生動作を行
うことができるものである。まず、利用者は、操作部2
0を操作して、データ記憶部13に記憶されているデー
タ内容一覧を読み出し、操作部20の表示装置へ表示す
る。利用者は、表示されたデータ内容一覧の中に再生し
たいデータが存在するかを確認する。そして、再生した
いデータがある場合、利用者は、コネクタ18を携帯端
末5が有するデータ通信用端子と接続する。続いて、利
用者は、操作部20の入力装置から接続要求する操作を
行う。データ再生制御部11は、この接続要求の操作を
読み取り、キー情報受信部15に対して、データ秘匿サ
ーバ7との接続を指示する。これを受けてキー情報受信
部15は、携帯端末5に対して、接続要求を行う(ステ
ップS10)。携帯端末5は、所定の番号をダイヤルし
て(ステップS11)、データ秘匿サーバ7の通信回線
を確立する。この通信回線は、通常のインターネット接
続可能な携帯端末5が通信を確立する場合と同様に、基
地局51、公衆網52を介して確立される。
【0029】次に、通信回線の確立ができた時点で、キ
ー情報受信部15は、データ秘匿サーバ7に対してデー
タ再生要求を行う(ステップS12)。このデータ再生
要求には、どのデータを再生するかを指示する情報と、
用途制限の情報が含まれる。また、再生指示の情報は、
データを個別にそれぞれ指示するか、複数のデータから
なるデータ群をそれぞれ指示するか、または、記憶され
ている全てのデータを指示するかのいずれかである。
ー情報受信部15は、データ秘匿サーバ7に対してデー
タ再生要求を行う(ステップS12)。このデータ再生
要求には、どのデータを再生するかを指示する情報と、
用途制限の情報が含まれる。また、再生指示の情報は、
データを個別にそれぞれ指示するか、複数のデータから
なるデータ群をそれぞれ指示するか、または、記憶され
ている全てのデータを指示するかのいずれかである。
【0030】次に、データ秘匿サーバ7は、再生の指示
がされたデータまたはデータ群に対して施されている暗
号化を復号するための復号化キーを検索する(ステップ
S13)。そして、検索の結果得られた復号化キーを携
帯端末5を介してデータ再生装置1へ出力する(ステッ
プS14)。この復号化キーはキー情報受信部15によ
って受信される。これを受けてキー情報受信部15は、
キー情報を受信したことをデータ再生制御部11へ通知
する。
がされたデータまたはデータ群に対して施されている暗
号化を復号するための復号化キーを検索する(ステップ
S13)。そして、検索の結果得られた復号化キーを携
帯端末5を介してデータ再生装置1へ出力する(ステッ
プS14)。この復号化キーはキー情報受信部15によ
って受信される。これを受けてキー情報受信部15は、
キー情報を受信したことをデータ再生制御部11へ通知
する。
【0031】次に、データ再生制御部11は、再生が指
示されたデータをデータ記憶部13から読み出す。そし
て、読み出したデータに対応する復号化キーをキー情報
受信部15から読み出し、再生が指示されたデータに対
する暗号を復号化して(ステップS15)、データ出力
部16へ出力する。これを受けてデータ出力部16は、
受け取ったデータをオーディオ装置2において再生可能
な信号に変換(例えばデジタル−アナログ変換)して、
オーディオ装置2へ出力する(ステップS16)。これ
によって、所望の音楽データがオーディオ装置2におい
て再生される。ただし、取得した復号化キーが「制限あ
り」であれば、制限付きの再生が行われる。ここでいう
制限とは、1回のみ再生可能であるとか、再生できる期
間が3日間であるとかであり、予め復号化キーに含まれ
ている制限情報に基づいて制限付きの再生が行われる。
一方、「制限なし」であれば、何度でも再生可能であ
り、また同時に、出力端子19からデジタルデータを出
力することが可能であり、CD−R等の記録媒体に記録
することも可能である。
示されたデータをデータ記憶部13から読み出す。そし
て、読み出したデータに対応する復号化キーをキー情報
受信部15から読み出し、再生が指示されたデータに対
する暗号を復号化して(ステップS15)、データ出力
部16へ出力する。これを受けてデータ出力部16は、
受け取ったデータをオーディオ装置2において再生可能
な信号に変換(例えばデジタル−アナログ変換)して、
オーディオ装置2へ出力する(ステップS16)。これ
によって、所望の音楽データがオーディオ装置2におい
て再生される。ただし、取得した復号化キーが「制限あ
り」であれば、制限付きの再生が行われる。ここでいう
制限とは、1回のみ再生可能であるとか、再生できる期
間が3日間であるとかであり、予め復号化キーに含まれ
ている制限情報に基づいて制限付きの再生が行われる。
一方、「制限なし」であれば、何度でも再生可能であ
り、また同時に、出力端子19からデジタルデータを出
力することが可能であり、CD−R等の記録媒体に記録
することも可能である。
【0032】また、データ秘匿サーバ7は、復号化キー
を出力した後に、復号化キーをデータ再生装置1に対し
て出力する度に、データ提供サーバ6へ復号化キー出力
情報を通知する(ステップS17)。この復号化キー出
力情報には、どのデータの復号化キーを出力したかと用
途制限を示す情報が含まれる。また、データ秘匿サーバ
7は、決済サーバ8に対して、決済要求を行う(ステッ
プS18)。この決済要求には、どのデータの復号化キ
ーを出力したかと用途制限を示す情報、及び携帯端末5
の電話番号が含まれる。これを受けて決済サーバ8は、
決済要求に含まれる情報に基づいて、決済を行う(ステ
ップS19)。このとき、決済サーバ8は、データ秘匿
サーバ7から通知された携帯端末5の電話番号に基づい
て、データの利用者を特定して、データ提供に対する対
価の請求を行い、支払いを受ける。続いて、決済サーバ
8は、データ提供に対する決済が終了した時点で、決済
が終了したことを示す決済情報をデータ提供サーバ8へ
通知する。
を出力した後に、復号化キーをデータ再生装置1に対し
て出力する度に、データ提供サーバ6へ復号化キー出力
情報を通知する(ステップS17)。この復号化キー出
力情報には、どのデータの復号化キーを出力したかと用
途制限を示す情報が含まれる。また、データ秘匿サーバ
7は、決済サーバ8に対して、決済要求を行う(ステッ
プS18)。この決済要求には、どのデータの復号化キ
ーを出力したかと用途制限を示す情報、及び携帯端末5
の電話番号が含まれる。これを受けて決済サーバ8は、
決済要求に含まれる情報に基づいて、決済を行う(ステ
ップS19)。このとき、決済サーバ8は、データ秘匿
サーバ7から通知された携帯端末5の電話番号に基づい
て、データの利用者を特定して、データ提供に対する対
価の請求を行い、支払いを受ける。続いて、決済サーバ
8は、データ提供に対する決済が終了した時点で、決済
が終了したことを示す決済情報をデータ提供サーバ8へ
通知する。
【0033】このように、音楽データのように大量のデ
ータを2系統の通信経路を用いて、車両に備えられたデ
ータ再生装置1へ配信するようにしたため、外部から提
供される音楽データ等を安価な通信料金で再生すること
が可能となる。また、データ提供サーバ6を運用管理す
るレコード会社等は、ガソリンスタンドに備えたデータ
配信端末4によってデータ配信を行うようにしたため、
給油の度に新しいデータの配信を積極的に行うことが可
能となり、従来のデータ提供形態であるpull型のデ
ータ提供形態と比較すると、利用者がデータを入手する
確率が高くなり、幅広くデータを広めることができると
共に購入率の向上を図ることが可能となる。さらに、デ
ータは暗号化した形で利用者に配信されるため、配信後
のデータ不正利用、データ改ざんなどを防止することが
できる。一方、データ配信端末4を備えるガソリンスタ
ンドは、ガソリンの販売に加えてデータを配信するサー
ビスを提供することができるために、従来以上の集客効
果が得られる。さらには、データ再生装置1に対して、
一括してデータ配信を行うようにしたため、広告情報の
提供なども合わせて行うことが可能となり、新たなビジ
ネスの発展が望まれる。
ータを2系統の通信経路を用いて、車両に備えられたデ
ータ再生装置1へ配信するようにしたため、外部から提
供される音楽データ等を安価な通信料金で再生すること
が可能となる。また、データ提供サーバ6を運用管理す
るレコード会社等は、ガソリンスタンドに備えたデータ
配信端末4によってデータ配信を行うようにしたため、
給油の度に新しいデータの配信を積極的に行うことが可
能となり、従来のデータ提供形態であるpull型のデ
ータ提供形態と比較すると、利用者がデータを入手する
確率が高くなり、幅広くデータを広めることができると
共に購入率の向上を図ることが可能となる。さらに、デ
ータは暗号化した形で利用者に配信されるため、配信後
のデータ不正利用、データ改ざんなどを防止することが
できる。一方、データ配信端末4を備えるガソリンスタ
ンドは、ガソリンの販売に加えてデータを配信するサー
ビスを提供することができるために、従来以上の集客効
果が得られる。さらには、データ再生装置1に対して、
一括してデータ配信を行うようにしたため、広告情報の
提供なども合わせて行うことが可能となり、新たなビジ
ネスの発展が望まれる。
【0034】なお、図1に示すデータ再生装置1には、
自動車に備えられたナビゲーション装置が接続され、こ
のナビゲーション装置に必要な地図情報データをデータ
配信装置44から取得するようにしてもよい。また、デ
ータに対して施す暗号化処理は、データ圧縮処理であっ
てもよい。この場合、圧縮されているデータを伸張して
再生するようにし、復号化キーの代わりにデータを伸張
するプログラムを配信するようにすれば、暗号化処理と
同様の処理によってデータ配信処理を行うことが可能と
なる。
自動車に備えられたナビゲーション装置が接続され、こ
のナビゲーション装置に必要な地図情報データをデータ
配信装置44から取得するようにしてもよい。また、デ
ータに対して施す暗号化処理は、データ圧縮処理であっ
てもよい。この場合、圧縮されているデータを伸張して
再生するようにし、復号化キーの代わりにデータを伸張
するプログラムを配信するようにすれば、暗号化処理と
同様の処理によってデータ配信処理を行うことが可能と
なる。
【0035】また、図1における各処理部の機能を実現
するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラ
ムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行すること
によりデータ再生処理を行ってもよい。なお、ここでい
う「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等の
ハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ
システム」は、WWWシステムを利用している場合であ
れば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含
むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記
録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディス
ク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータ
システムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のこ
とをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒
体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線
等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサ
ーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の
揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラム
を保持しているものも含むものとする。
するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラ
ムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行すること
によりデータ再生処理を行ってもよい。なお、ここでい
う「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等の
ハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ
システム」は、WWWシステムを利用している場合であ
れば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含
むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記
録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディス
ク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータ
システムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のこ
とをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒
体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線
等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサ
ーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の
揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラム
を保持しているものも含むものとする。
【0036】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、自動車などの車両にダウンロードするデータ、また
はデータ群の通信経路を、ガソリンスタンドに備えられ
たデータ配信端末からの通信経路と、携帯端末の通信経
路の2系統とし、携帯端末を介して受け取る情報を復号
化キーのみにしたため、通信事業者に支払う通信料金を
安価にすることができるとともに、ダウンロード時間を
短縮することができるという効果が得られる。また、こ
の発明によれば、データ通信を行うためのケーブルを接
続するためのコネクタを給油口近傍に設けたため、車両
の外観を損なうこと無くデータ通信用のケーブル接続が
行えるという効果が得られる。また、この発明によれ
ば、通信を光通信にして、電気信号が不要となるように
したため、燃料の給油中であってもデータ通信を行うこ
とが可能となり、安全性も向上するという効果が得られ
る。
ば、自動車などの車両にダウンロードするデータ、また
はデータ群の通信経路を、ガソリンスタンドに備えられ
たデータ配信端末からの通信経路と、携帯端末の通信経
路の2系統とし、携帯端末を介して受け取る情報を復号
化キーのみにしたため、通信事業者に支払う通信料金を
安価にすることができるとともに、ダウンロード時間を
短縮することができるという効果が得られる。また、こ
の発明によれば、データ通信を行うためのケーブルを接
続するためのコネクタを給油口近傍に設けたため、車両
の外観を損なうこと無くデータ通信用のケーブル接続が
行えるという効果が得られる。また、この発明によれ
ば、通信を光通信にして、電気信号が不要となるように
したため、燃料の給油中であってもデータ通信を行うこ
とが可能となり、安全性も向上するという効果が得られ
る。
【図1】 本発明の一実施形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】 データ再生装置1に対してデータのダウンロ
ードを行う動作を示すシーケンス図である。
ードを行う動作を示すシーケンス図である。
【図3】 データ再生装置1においてダウンロードされ
たデータの再生動作を示すシーケンス図である。
たデータの再生動作を示すシーケンス図である。
【図4】 車両の給油口に設けられたデータ配信端末4
のケーブルを接続するためのコネクタの位置を示す説明
図である。
のケーブルを接続するためのコネクタの位置を示す説明
図である。
【図5】 給油機の構成を示す説明図である。
【図6】 データの構成を示す説明図である。
【図7】 データ内容一覧の構成を示す説明図である。
【図8】 復号化キー情報の構成を示す説明図である。
1・・・データ再生装置、 11・・・データ再生制御
部、12・・・データ受信部、 13・・・データ記憶
部、14・・・入出力部、 15・・・キー情報受
信部、16・・・データ出力部、 17・・・コネク
タ、18・・・コネクタ、 19・・・出力端子、
20・・・操作部、 2・・・オーディオ装置、
3・・・スピーカ、 4・・・データ配信端末、
41・・・データ出力端子、42・・・データ配信サー
バ、43・・・ネットワーク、 44・・・データ配信
装置、5・・・携帯端末、 51・・・基地局、
52・・・公衆網、 6・・・データ提供サー
バ、7・・・データ秘匿サーバ、8・・・決済サーバ、
9・・・インターネット。
部、12・・・データ受信部、 13・・・データ記憶
部、14・・・入出力部、 15・・・キー情報受
信部、16・・・データ出力部、 17・・・コネク
タ、18・・・コネクタ、 19・・・出力端子、
20・・・操作部、 2・・・オーディオ装置、
3・・・スピーカ、 4・・・データ配信端末、
41・・・データ出力端子、42・・・データ配信サー
バ、43・・・ネットワーク、 44・・・データ配信
装置、5・・・携帯端末、 51・・・基地局、
52・・・公衆網、 6・・・データ提供サー
バ、7・・・データ秘匿サーバ、8・・・決済サーバ、
9・・・インターネット。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 入野 康秀
東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ
ィ・ティ・コムウェア株式会社内
(72)発明者 秋山 一
東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ
ィ・ティ・コムウェア株式会社内
(72)発明者 内田 和宏
東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ
ィ・ティ・コムウェア株式会社内
Fターム(参考) 5J104 AA12 EA15 PA10 PA11
5K061 AA09 BB12 FF01 JJ07
Claims (11)
- 【請求項1】 車両内において2系統の通信経路からデ
ジタルデータの配信を受け、このデジタルデータを再生
する車載用データ再生装置であって、 前記車載用データ再生装置は、 所定の場所に備えられたデータ配信端末から暗号化処理
が施された前記デジタルデータを受信するデータ受信部
と、 前記データ受信部において受信した前記デジタルデータ
を記憶するデータ記憶部と、 携帯端末を介して暗号化された前記デジタルデータを復
号するための復号化キーを受信するキー情報受信部と、 前記キー情報受信部において受信した復号化キーによっ
て、前記データ記憶部に記憶されたデジタルデータを復
号して出力するデータ再生制御部と、 前記データ再生制御部から出力されたデジタルデータを
所定の信号に変換して出力するデータ出力部と、 を備えたことを特徴とする車載用データ再生装置。 - 【請求項2】 前記車載用データ再生装置は、 前記データ配信端末と前記データ受信部とを接続するた
めのコネクタが車両の給油口の近傍に設けたことを特徴
とする請求項1に記載の車載用データ再生装置。 - 【請求項3】 前記車載用データ再生装置は、 前記データ配信端末と前記データ受信部との間が光通信
であり、前記コネクタは、光ファイバコネクタであるこ
とを特徴とする請求項2に記載の車載用データ再生装
置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の車
載用データ再生装置に対して、データを配信するデータ
配信システムであって、 前記データ配信システムは、 配信するデジタルデータを保有し、要求に応じてデジタ
ルデータを要求元に対して提供するデータ提供サーバ
と、 前記データ提供サーバから提供されるデジタルデータに
対して暗号化処理を施し、この暗号化されたデジタルデ
ータを配信するとともに、暗号を復号するための復号化
キーを前記車載用データ再生装置に接続された携帯端末
を介して配信するデータ秘匿サーバと、 前記車載用データ再生装置に対して、前記データ秘匿サ
ーバから配信されたデジタルデータをダウンロードする
データ配信装置と、 を備えたことを特徴とするデータ配信システム。 - 【請求項5】 前記データ配信装置は、 インターネットを介してデータ秘匿サーバからデジタル
データの配信を受けるデータ配信サーバと、 前記データ配信サーバとネットワークを介して接続さ
れ、前記車載用データ再生装置に対してデータのダウン
ロードを行う少なくとも1台のデータ配信装置とからな
り、 前記データ配信端末は、 ガソリンスタンドの給油機に備えられたことを特徴とす
る請求項4に記載のデータ配信システム。 - 【請求項6】 前記データ配信システムは、 前記データ秘匿サーバにおいて得られた前記携帯端末の
電話番号に基づいて、データ配信に対する対価の決済を
行う決済サーバをさらに備えたことを特徴とする請求項
4または5に記載のデータ配信システム。 - 【請求項7】 車両内において2系統の通信経路からデ
ジタルデータの配信を受け、このデジタルデータを再生
するデータ再生方法であって、 前記データ再生方法は、 所定の場所に備えられたデータ配信端末から暗号化処理
が施された前記デジタルデータを受信するデータ受信過
程と、 前記データ受信過程において受信した前記デジタルデー
タを記憶するデータ記憶過程と、 携帯端末を介して暗号化された前記デジタルデータを復
号するための復号化キーを受信するキー情報受信過程
と、 前記キー情報受信過程において受信した復号化キーによ
って、前記データ記憶部に記憶されたデジタルデータを
復号して出力するデータ出力過程と、 前記データ出力過程において出力されたデジタルデータ
を所定の信号に変換して出力するデータ再生過程と、 を有することを特徴とするデータ再生方法。 - 【請求項8】 2系統の通信経路を使用して車両内へデ
ジタルデータの配信を行うデータ配信方法であって、 前記データ配信方法は、 配信するデジタルデータを保有し、要求に応じてデジタ
ルデータを要求元に対して配信するデータ提供過程と、 前記データ提供過程から配信されるデジタルデータに対
して暗号化処理を施し、この暗号化されたデジタルデー
タを配信するとともに、暗号を復号するための復号化キ
ーを携帯端末を介して配信する秘匿データ配信過程と、 秘匿データ配信過程によって配信されたデジタルデータ
を車両内にダウンロードするデータ配信過程と、 を有することを特徴とするデータ配信方法。 - 【請求項9】 前記データ配信過程は、 ガソリンスタンドにおいて給油を行うのと同時に実行さ
れることを特徴とする請求項8に記載のデータ配信方
法。 - 【請求項10】 前記データ配信方法は、 前記復号化キーを配信する場合に得られた前記携帯端末
の電話番号に基づいて、データ配信に対する対価の決済
を行う決済過程をさらに有することを特徴とする請求項
8または9に記載のデータ配信方法。 - 【請求項11】 車両内において2系統の通信経路から
デジタルデータの配信を受け、このデジタルデータを再
生するデータ再生プログラムであって、 前記データ再生プログラムは、 所定の場所に備えられたデータ配信端末から暗号化処理
が施された前記デジタルデータを受信するデータ受信処
理と、 前記データ受信処理において受信した前記デジタルデー
タを記憶するデータ記憶処理と、 携帯端末を介して暗号化された前記デジタルデータを復
号するための復号化キーを受信するキー情報受信処理
と、 前記キー情報受信処理において受信した復号化キーによ
って、記憶されたデジタルデータを復号して出力するデ
ータ出力処理と、 前記データ出力処理において出力されたデジタルデータ
を所定の信号に変換して出力するデータ再生処理と、 をコンピュータに行わせることを特徴とするデータ再生
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001224718A JP2003034201A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 車載用データ再生装置、データ再生方法、及びデータ再生プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001224718A JP2003034201A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 車載用データ再生装置、データ再生方法、及びデータ再生プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003034201A true JP2003034201A (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=19057832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001224718A Pending JP2003034201A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 車載用データ再生装置、データ再生方法、及びデータ再生プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003034201A (ja) |
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