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JP2003033333A - 磁気共鳴イメージング用rfコイル - Google Patents

磁気共鳴イメージング用rfコイル

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Publication number
JP2003033333A
JP2003033333A JP2002191597A JP2002191597A JP2003033333A JP 2003033333 A JP2003033333 A JP 2003033333A JP 2002191597 A JP2002191597 A JP 2002191597A JP 2002191597 A JP2002191597 A JP 2002191597A JP 2003033333 A JP2003033333 A JP 2003033333A
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coil
spoiler
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signal
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JP2002191597A
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Eddy B Boskamp
エディー・ビー・ボスカンプ
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
    • G01R33/34046Volume type coils, e.g. bird-cage coils; Quadrature bird-cage coils; Circularly polarised coils
    • G01R33/34076Birdcage coils

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜磁場の直線性並びにRF送信コイルにお
けるDC磁場の均一性の改善。 【解決手段】 無線周波数(RF)コイルは、二つの端
部(56、58)を有する概して筒状の構造を形成し、
コイル・ボリュームを規定するように間隔をおいた複数
のアキシャル導体を有する主コイル素子(50)と、各
々が概して筒状の構造を形成しかつコイル・ボリューム
を規定するように間隔をおいた複数のアキシャル導体を
備えている第1のスポイラー・コイル対(52、54)
を備える。スポイラー・コイルの各々は主コイルの一方
の端部(56、58)と重なり合うように配置される。
スポイラー・コイルのRF信号が主コイルのRF信号に
対し180度の位相ずれでRF信号を運ぶように適合さ
せ、主コイルの端部(56、58)の領域内で主コイル
が発生させたRF磁場を急激に低下させ、撮像域の外部
から生じるエイリアシング・アーチファクトの発生を低
減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、磁気共鳴イメージング(MR
I)システムの分野に関し、さらに詳細には、こうした
システムで使用するための無線周波数(RF)コイルに
関する。
【0002】
【発明の背景】MRIシステム(すなわち、核磁気共鳴
(NMR)システム)では、その無線周波数の信号は、
主磁場に一致した回転軸を有する環状に偏向した磁場ま
たは回転磁場の形態で提供される。次いで、検査対象領
域に対して静磁場と直角方向にRF磁場を印加してこの
領域内で磁気共鳴を励起させ、得られるRF信号を検出
しかつ処理している。主磁場の存在下にある被検体の画
像を提供するため、受信コイルは、この被検体が生成さ
せる無線周波数磁場を捕らえている。典型的には、こう
したRFコイルは、その具体的な用途に応じてサーフェ
ス・タイプのコイルかボリューム・タイプのコイルかの
いずれかである。通常は、励起と検出とで別々のRFコ
イルを使用するが、この両方の目的で同じコイルまたは
同じコイル・アレイを使用することもある。
【0003】従来のMRIシステムにはアーチファクト
の問題が多くある。例えば、共鳴物体の画像に不要信号
のエイリアシングが入ることはMRIの用途ではよくあ
る問題の一つである。エイリアシング・アーチファクト
と呼ぶこともあるアーチファクトの具体的な一形態は、
MRIシステム内で周波数方向と位相方向のいずれかの
方向に生じる可能性がある。この種のアーチファクトで
は、少なくとも部分的に全身用コイルの励起磁場内にあ
るような解剖構造のエリアは、撮像域内の画素と同一の
局所ラーモア周波数を有している。この現象は典型的に
は、撮像域外のエリアから生じるものであるが、画像の
内部にアーチファクトを生じさせる。この現象は傾斜磁
場の非直線性及び/またはDC磁場の不均一性の結果と
して生じることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、不要なア
ーチファクトの発生を減少させるために、傾斜磁場の直
線性並びにRF送信コイルにおけるDC磁場の均一性を
改善させ、撮像域の外部での感度をゼロにしたMRIシ
ステムが必要とされている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、イメージン
グ・ボリューム内では感度がよいが撮像域の外部では感
度が急激に低下するような新規の送信コイルまたはコイ
ル・アレイを設けることにより上述の問題を解決してい
る。本発明の利点の一つは、本発明ではエイリアシング
・アーチファクトを発生させるような部位においてスピ
ン系を励起させることがないことである。
【0006】詳細には、本発明は、二つの端部を有する
概して筒状の構造を形成しかつコイル・ボリュームを規
定するように間隔をおいた複数のアキシャル導体を有す
る主コイル素子と、第1のスポイラー・コイル対と、を
備えている磁気共鳴イメージング/解析のための無線周
波数(RF)コイル系を提供する。このスポイラー・コ
イルの各々は、概して筒状の構造を形成しかつコイル・
ボリュームを規定するように間隔をおいた複数のアキシ
ャル導体を備えている。スポイラー・コイルの各々は、
主コイルの一方の端部に隣接すると共に若干重なり合う
ように配置させている。主コイルとスポイラー・コイル
の各々はさらに、スポイラー・コイルの桟(rung)
の信号が主コイルの桟の信号に対して180度だけ位相
ずれするようにしてRF信号を運ぶように適合させてい
る。
【0007】本発明の別の態様では、第1のスポイラー
・コイル対に隣接した外側に追加のスポイラー・コイル
対を付加し、追加のスポイラー・コイル対が運ぶ信号が
第1のスポイラー・コイル対が運ぶ信号に対して180
度だけ位相ずれするようにしている。
【0008】本発明のさらに別の態様では、核磁気共鳴
(NMR)システムで使用するためのRF装置を提供す
る。このRFコイルは、イメージング・ボリュームを規
定している内側壁と外側壁とにより規定される概して筒
状の構造を有している。RFコイルはさらに、内側壁と
外側壁の間に配置すると共に筒状構造の周りで円周方向
に等しく離間させた複数の離散的導電性部材を備え、対
向する導電性部材の対を形成させている。これらの導電
性部材の各々は、主コイル・セクションと主コイル・セ
クションの各端部に位置するスポイラー・コイル・セク
ションとを有する導電性ループであって、スポイラー・
コイルの各々と主コイルとは、これらの間にある交差領
域で該ループ上の信号電流が互いに反対方向になるよう
に構成させている導電性ループを備えている。
【0009】本発明の利点の一つは、撮像域全体にわた
って磁場の均一性を提供すると共に撮像域の外部では感
度を急激に低下させ、エイリアシング・アーチファクト
の発生確率を低減させていることである。本発明のその
他の目的及び利点は、以下の詳細な説明及び添付の特許
請求の範囲を読み、かつ添付の図面を参照することによ
り明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に対するより完全
な理解を得るために、添付の図面でより詳細に図示する
と共に以下で本発明の一例として記載している実施形態
を参照すべきである。
【0011】核磁気共鳴(NMR)や磁気共鳴イメージ
ング法(MRI)への応用では、その系の信号対雑音比
を最大にすること、並びに検査対象のすべての部分を同
一強度のRF磁場にさらすことが重要である。この点に
おいて、RF送信コイルの重要な特徴の一つは、RFコ
イルのボリューム内で均一な磁場を提供することであ
る。逆に、コイルが均一な励起を提供していれば、この
コイルによるNMR信号の受信も均一な方式となる。し
たがって、以下の検討において、本発明によるコイルの
励起分布に関する記載はコイルのNMR受信器としての
使用に関しても同等の適合性で当てはまる。さらに、本
発明は「バードケージ(birdcage)」型の全身
用送信コイルと全身用RF送信コイルに関連して記載す
ることにするが、ここに示す教示はNMRイメージング
用途で使用される他のタイプのボリューム・コイルにも
等しく適用可能である。
【0012】ここで図1を参照すると、従来技術による
単一クワドラチャ型(singlequadratur
e)のバードケージ・コイル10の斜視図を示してい
る。バードケージ・コイル10は二つのリング12、1
4により構成されており、これらのリングは、導電性接
続部材(すなわち、桟)16により互いに接続させると
共に互いに離間させた円形の導電性ループを形成してい
る。典型的には、円形の導電性リング12、14を結合
している導電性接続部材16は8個、12個または16
個あり、かつ各桟は円周方向に等しく離間させている。
こうしたクワドラチャ型の送信/受信コイル10は、
膝、下肢、上肢など身体の様々な解剖部位、あるいは全
身を受け入れるように設計されており、このためボリュ
ーム・コイル(volume coil)と呼ばれてい
る。コイル10は、典型的には、コイル10に対して構
造上の支持を提供する中空の円筒状ドラム(図示せず)
の周りに配置されている。コイル10の主RF磁場は図
1に示すz軸方向と直角である。
【0013】送信では、波形発生器及びパワー増幅器は
RF波形を導電性部材に伝え、RF磁場を発生させる。
受信では、電気結線(図示せず)をコイル10に接続さ
せ、受信した信号を当技術分野で周知のデータ収集シス
テムに伝えている。こうしたデータ処理システムは、典
型的には、バードケージ・コイル10に接続された対応
する同軸結線により受け取った画像信号を処理するため
に、個別の増幅器、フィルタ及びA/D変換器を含んだ
データ処理チャンネルを備えている。次いで、データ処
理チャンネルの出力は、マイクロプロセッサにより処理
アルゴリズムに従って多重化されかつ結合され、全体の
画像信号を作成して表示させている。
【0014】バードケージ・コイル設計の利点の一つ
は、この設計では、x−y平面内、かつある限定した範
囲ではz軸方向に、均一なRF磁場が生成されることで
ある。しかし、このコイルの欠点の一つは、このコイル
がコイル端の外側にかなりの量の浮遊磁場を有すること
である。画像アーチファクトの発生を防止するために
は、撮像域の外側では磁場が急激に低下していることが
好ましい。
【0015】ここで図2及び図7を参照すると、本発明
の実施の一形態による送信器/受信器系の概略図を表し
ている。両図のコイル系は、一つの主バードケージ・コ
イル50と、主バードケージ50の両端にあるスポイラ
ー52、54と呼ばれる二つの小さなバードケージ・コ
イルという三つのバードケージ・コイルを備えている。
これらのバードケージは、スポイラー52、54の桟電
流が主バードケージ50を流れる桟電流に対して180
°だけ位相ずれするように配置させる。これにより、主
バードケージ・コイル50のそれぞれの端56、58に
おいて、その磁場振幅をこの区域内で急激に下げさせ、
その結果、主バードケージ・コイル50の撮像域の外部
の浮遊磁場を大幅に低下させるような拮抗磁場(cou
nterfield)が生成される。増幅器62から受
け取った信号の電流位相を180°だけシフトさせるた
めには、不均等パワー分割器60を使用し、その後、信
号は均等パワー分割器64により分割されスポイラー5
2、54の各々に送られている。別法として、その不均
等パワー分割器60は、所望の電流位相シフトを達成す
るために二つの増幅器を備えることができる。この場合
では、不均等パワー分割器60が備える二つの増幅器の
うちの一方は均等パワー分割器64に対して給電し、も
う一方はスポイラー・バードケージ52、54の各々に
送られる信号に対して電流が180°だけ位相ずれした
状態で主バードケージ50に対して給電している。
【0016】主バードケージ50及びスポイラー52、
54のそれぞれは、図のようなリニア型(lenea
r)バードケージとすることも、上述したようなクワド
ラチャ型バードケージとすることも可能である。主バー
ドケージ50と各スポイラー52、54のそれぞれとを
重複させる量は概ね2〜10mm程度である。さらに、
電流位相をシフトさせているため、主バードケージ50
の端部リング56の電流はスポイラー52の端部リング
70の電流と流れが同じ方向となる。同様に、主バード
ケージ50の端部リング58の電流は、スポイラー54
の端部リング72の電流と同じ方向となる。しかし、主
バードケージ50及びスポイラー52、54のそれぞれ
の桟を流れる電流は、同じ方位角に対しては反対向きと
なる。
【0017】好ましい実施の一形態では、主バードケー
ジ50はz軸方向に概ね40cmの長さであり、またス
ポイラー・バードケージ52、54の各々はz軸方向に
12cmの長さである。
【0018】さらに、その各々がその隣接するバードケ
ージ52、54の桟に対して180°だけ位相ずれした
桟電流を有するような追加のバードケージ・スポイラー
53、55を付加することもできる。磁場低下の量及び
ゼロ交差を過ぎた後の磁場回復の大きさは、主バードケ
ージ50の長さ、スポイラー52、54の長さ、主バー
ドケージ50とその対応するスポイラー52、54の間
の電流比、導体とz軸またはRFシールドの間の角度を
変更すること、並びに主バードケージ50を囲繞するス
ポイラー組の組数を変更することにより調整することが
できる。
【0019】ここで図5を参照すると、大きさが等しく
方向が反対の電流振幅を運んでいる12cmのスポイラ
ー52、54を伴う40cmの主バードケージ50に関
する、矢状面におけるRF磁場振幅の等しい等高線図を
表している。図5の等高線図から、主バードケージ50
の中心からz軸に沿って概ね±20cmの位置におい
て、その磁場はゼロまで低下することは明白である。こ
の位置は、スポイラーのないバードケージの場合と比べ
て主バードケージ50の端部リング56、58に極めて
近くなる。動作時には、この感度の低い区域は、スポイ
ラーがなければエイリアシング・アーチファクトを生じ
させるような区域を覆うように配置させ、これにより関
心領域内のスピン系に対する励起を生じさせることがな
くエイリアシング・アーチファクトを除去することがで
きる。
【0020】ここで図3を参照すると、本発明の別の実
施形態によるRF送信コイルの端部像を表している。こ
の例では、RF送信コイル80は8導体のコイルであ
り、その離散的導体82の各々は円周方向に等しく離間
させると共に入力導体経路81及び帰還導体経路83を
含んでいる。RF送信コイル80はシールド79により
囲繞している。
【0021】ここで図4を参照すると、対向する導体対
82を示すために図3のRFコイル配置を線4−4に沿
って切った側面断面図を表している。図4に示すよう
に、RFコイルの各導体82は、その各端部の位置に拮
抗コイル・セクション86、88を有する主コイル・セ
クション84を備えている。好ましい実施の一形態で
は、RFコイル80のシールド直径D4は60cmに等
しく、主コイル84の長さL1は45cmに等しく、ま
た拮抗コイル86、88の長さL2、L3は15cmに
等しい。
【0022】図4から分かるように、拮抗コイル86、
88が主コイル84と接続されている領域90において
導電性素子を通過する矢印92で示す電流は互いに反対
向きである。この方法では、RFコイルにより発生させ
たRF磁場は領域90内でゼロに向かって下げられ、こ
れにより図2の重ね合わせ型バードケージ設計と同じ効
果が得られる。好ましい実施の一形態では、コイル・セ
クション94、96は水平方向に対して45°の角度に
設定し、これらのコイル・セクションが互いに直角とな
るようにしている。さらに、帰還電流経路83は外部シ
ールド79の近くに設けることが好ましい。好ましい一
配置は、60cmのシールド直径D4と概ね58cmの
帰還電流経路直径D3を備えている。
【0023】好ましい別の実施形態では、その主コイル
84は、D2の位置での概ね55cmの直径から、中心
D1の位置での概ね56.6cmの直径までテーパが付
けられている。
【0024】ここで図6を参照すると、40cmの主コ
イル長さと12cmの拮抗コイル長さを有する本発明に
よるRF送信コイルに関して、矢状面においてRF磁場
振幅が等しい等高線図を表している。図6から分かるよ
うに、主コイルの概ね端部領域においてRF磁場の明瞭
なゼロ交差が存在する。この点において、本発明のRF
コイルでは、エイリアシング・アーチファクト領域にお
いてスピン系を励起させないことによりエイリアシング
・アーチファクトを効果的に除去することができる。
【0025】図2に示すバードケージ配置と同様に、主
コイル84の長さL1、拮抗コイル86、88の長さL
2、L3、拮抗コイル86、88及び主コイル84に関
するシールド79の距離、主コイル84と拮抗コイル8
6、88の間の領域90における導体間の角度、並びに
主コイル84の各端部における拮抗コイルの個数を変更
することにより、図4のRF送信コイル配置は、主コイ
ル84の端部領域90の位置における低下量、並びにゼ
ロ交差を越えた後にRF磁場を回復させる量を最適化す
るように構成させることができる。
【0026】上述のことに鑑み、従来の送信コイルに対
して利点を提供できるような、新たな改良したMRI用
途向けの送信コイルが当技術分野にもたらされることが
分かる。本発明を一つまたは複数の実施形態に関連して
記載してきたが、本発明はこれらの実施形態に限定され
ないことを理解すべきである。逆に、本発明は添付の特
許請求の範囲の精神及び趣旨の範囲に属するようなすべ
ての代替形態、修正形態、等価形態に及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による単一クワドラチャ型バードケー
ジ・コイルの斜視図である。
【図2】本発明の実施の一形態による受信器/送信器コ
イル系の概略図である。
【図3】本発明の別の実施形態によるRFコイルの側面
像である。
【図4】図3のRFコイルを線4−4に沿って切った断
面図である。
【図5】図2の受信器/送信器系に関してx−y平面に
投影したRF磁場振幅の等高線図である。
【図6】図3のRFコイルに関してx−y平面に投影し
たRF磁場振幅の等高線図である。
【図7】本発明の実施の一形態による受信器/送信器コ
イル系の斜視図である。
【符号の説明】
10 バードケージ・コイル、送信/受信コイル 12 導電性リング 14 導電性リング 16 導電性接続部材、桟 50 主バードケージ・コイル 52 スポイラー・バードケージ、スポイラー 54 スポイラー・バードケージ、スポイラー 56 端部リング 58 端部リング 60 不均等パワー分割器 62 増幅器 64 均等パワー分割器 70 端部リング 72 端部リング 79 シールド 80 RF送信コイル 81 入力導体経路 82 対向する導体対 83 帰還導体経路 84 主コイル 86 拮抗コイル 88 拮抗コイル 90 接続領域 94 コイル・セクション 96 コイル・セクション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エディー・ビー・ボスカンプ アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、メノ モニー・フォールズ、ストーンフィール ド・ロード、ダブリュー168・エヌ5083番 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB22 AB34 AD02 AD10 AD23 CC05 CC06 CC07 CC12 CC16 CC33 CD09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの端部(56、58)を有する概して
    筒状の構造を形成しかつコイル・ボリュームを規定する
    ように間隔をおいた複数のアキシャル導体を備える主コ
    イル(50)と、 その各々が概して筒状の構造を形成しかつコイル・ボリ
    ュームを規定するように間隔をおいた複数のアキシャル
    導体を備えている第1のスポイラー・コイル対(52、
    54)であって、該スポイラー・コイル(52、54)
    の各々は前記主コイル(50)の一方の端部に隣接して
    配置されている第1のスポイラー・コイル対(52、5
    4)と、を備える共鳴イメージング/解析のための無線
    周波数(RF)コイル系であって、 前記主コイルとスポイラー・コイルの各々は、前記スポ
    イラー・コイルの前記アキシャル導体内のRF信号が前
    記主コイルの前記アキシャル導体内のRF信号に対して
    180度だけ位相ずれするようにしてRF信号を運ぶよ
    うに適合されていることを特徴とする無線周波数(R
    F)コイル系。
  2. 【請求項2】 その各々が概して筒状の構造を形成しか
    つコイル・ボリュームを規定するように間隔をおいた複
    数のアキシャル導体を備えている第2のスポイラー・コ
    イル対(53、55)であって、該第2のスポイラー・
    コイル対(53、55)の各々は、前記第1のスポイラ
    ー・コイル対(52、54)の外部端部に隣接して配置
    されると共に、該第2のスポイラー・コイル対(53、
    55)の前記アキシャル導体内のRF信号が前記第1の
    スポイラー・コイル対(52、54)の前記アキシャル
    導体内のRF信号に対して180度だけ位相ずれしてい
    ると共に前記主コイル(50)の前記アキシャル導体内
    のRF信号とは同相であるようにして前記RF信号を運
    ぶようにように適合させた第2のスポイラー・コイル対
    (53、55)を備える請求項1に記載のRFコイル
    系。
  3. 【請求項3】 前記第1のスポイラー・コイル対(5
    2、54)は等しい長さであり、かつ前記主コイル(5
    0)の長さは前記スポイラー・コイル(52、54)と
    比べてより長いことを特徴とする請求項1に記載のRF
    コイル系。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のスポイラー・コイル
    対(52、54)は等しい長さであり、かつ前記主コイ
    ル(50)の長さは前記スポイラー・コイル(52、5
    4)の各々と比べてより長いことを特徴とする請求項2
    に記載のRFコイル系。
  5. 【請求項5】 前記第1のスポイラー・コイル対(5
    2、54)内の前記信号の電流振幅が等しく、かつ前記
    主コイル(50)内の前記信号の電流振幅と比べてより
    小さいことを特徴とする請求項1に記載のRFコイル
    系。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2のスポイラー・コイル
    対(52、54)内の前記信号の電流振幅が等しく、か
    つ前記主コイル(50)内の前記信号の電流振幅と比べ
    てより小さいことを特徴とする請求項2に記載のRFコ
    イル系。
  7. 【請求項7】 イメージング・ボリュームを規定してい
    る内側壁と外側壁とにより規定される概して筒状の構造
    を有する核磁気共鳴(NMR)システムで使用するため
    のRFコイル装置であって、該RFコイルは、導電性部
    材の対向する対を形成するように前記内側壁と前記外側
    壁の間に配置されると共に前記筒状構造の周りで円周方
    向に等しく離間させた複数の導電性部材(82)を備え
    ており、前記導電性部材(82)の各々は主コイル・セ
    クション(84)と該主コイル・セクションの各端部の
    位置にあるスポイラー・コイル・セクション(86、8
    8)とを有する導電性ループであって、前記スポイラー
    ・コイル(86、88)の各々と前記主コイル(84)
    の間の交差領域(90)内では該ループ上の信号電流が
    互いに反対方向となるように構成させた導電性ループを
    備えていることを特徴とするRFコイル装置。
  8. 【請求項8】 前記対向する導体対(82)により、前
    記導電性ループの主導体経路に沿った内径(D1)と、
    前記導電性ループの帰還導体経路に沿った外径(D3
    とが規定されると共に、前記対向する導電性素子の各対
    の帰還導体経路は前記外側壁(79)に隣接しており、
    かつ前記内径は対向する主コイル・セクションの長さ方
    向に可変であることを特徴とする請求項7に記載のRF
    コイル装置。
  9. 【請求項9】 前記内径(D1)が、対向する主コイル
    ・セクションの中央部分において前記主コイル・セクシ
    ョンの対向する端部部分間の直径(D2)と比べてより
    大きいことを特徴とする請求項7に記載のRFコイル。
  10. 【請求項10】 前記主コイル(84)の各々は概ね4
    0〜45センチメートルの長さであり、かつ前記スポイ
    ラー・コイル(86、88)の各々は概ね12〜15セ
    ンチメートルの長さであることを特徴とする請求項7に
    記載のRFコイル。
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