[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2003031702A - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP2003031702A
JP2003031702A JP2001215360A JP2001215360A JP2003031702A JP 2003031702 A JP2003031702 A JP 2003031702A JP 2001215360 A JP2001215360 A JP 2001215360A JP 2001215360 A JP2001215360 A JP 2001215360A JP 2003031702 A JP2003031702 A JP 2003031702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate electrode
floating gate
insulating film
memory device
semiconductor memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001215360A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Tsuji
直樹 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001215360A priority Critical patent/JP2003031702A/ja
Priority to TW091103931A priority patent/TW523915B/zh
Priority to US10/135,443 priority patent/US6818505B2/en
Priority to KR10-2002-0033439A priority patent/KR100438242B1/ko
Publication of JP2003031702A publication Critical patent/JP2003031702A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/01Manufacture or treatment
    • H10D30/021Manufacture or treatment of FETs having insulated gates [IGFET]
    • H10D30/0411Manufacture or treatment of FETs having insulated gates [IGFET] of FETs having floating gates
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/60Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
    • H10D30/68Floating-gate IGFETs
    • H10D30/6891Floating-gate IGFETs characterised by the shapes, relative sizes or dispositions of the floating gate electrode
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D64/00Electrodes of devices having potential barriers
    • H10D64/01Manufacture or treatment
    • H10D64/031Manufacture or treatment of data-storage electrodes
    • H10D64/035Manufacture or treatment of data-storage electrodes comprising conductor-insulator-conductor-insulator-semiconductor structures

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フローティングゲート電極の最大膜厚さ部分
を大きくすることなく、フローティングゲート電極とコ
ントロールゲート電極とのオーバーラップ面積を十分確
保することを可能とする、不揮発性半導体記憶装置およ
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 フローティングゲート電極を、第1、第
2および第3フローティングゲート電極3,7,9の3
層構造とし、また、第1フローティングゲート電極3を
取囲む第1層間絶縁膜に段差部を設けることにより、第
2フローティングゲート電極7の底面の位置が、第1フ
ローティングゲート電極3の上面の位置よりも高い位置
となるように配置することが可能になる。その結果、従
来の不揮発性半導体装置におけるフローティングゲート
電極とコントロールゲート電極とのオーバラップ面積に
比べ、第1層間絶縁膜に段差部を設けた分だけ、オーバ
ラップ面積を増加させることが可能になる。また、フロ
ーティングゲート電極としての膜厚さが従来の構造のよ
うに厚くなることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性半導体
記憶装置およびその製造方法に関し、より特定的には、
不揮発性半導体記憶装置の構造の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、フローティングゲート電極と
コントロールゲート電極とを有するスタックゲート型の
不揮発性半導体記憶装置においては、不揮発性半導体装
置のパフォーマンス向上のために、フローティングゲー
ト電極と基板との間の容量よりも、フローティングゲー
ト電極とコントロールゲート電極との間の容量を十分に
大きくする必要があった。ここでいう半導体装置のパフ
ォーマンスとは、セルの書き込み時や消去時の電圧を下
げる、あるいは書き込み時間や消去時間を短くすること
を意味する。
【0003】フローティングゲート電極とコントロール
ゲート電極との間の容量は、フローティングゲート電極
とコントロールゲート電極とのオーバーラップ面積と、
フローティングゲート電極とコントロールゲート電極と
間の絶縁膜(通常は、酸化膜/窒化膜/酸化膜のいわゆ
るONO膜により構成される積層膜)の厚さとによっ
て、おおよそ決定される。フローティングゲート電極と
コントロールゲート電極との間の容量を大きくするため
には、絶縁膜を薄くすればよいが、フローティングゲー
ト電極に蓄えられた電荷を保持するためには、あまり薄
くすることはできない。また、セルサイズの微細化にと
もない、従来の構造のままでは、フローティングゲート
電極とコントロールゲート電極との十分なオーバーラッ
プ面積を確保するのが困難になってきている。
【0004】図17に、従来のAND型不揮発性半導体
記憶装置の断面構造を示す。半導体基板20の主表面の
所定位置に、活性領域を規定するように、所定の間隔を
隔てて素子分離領域1が形成されている。活性領域にお
いては、半導体基板1の主表面の上に、ゲート絶縁膜2
を介在して、ポリシリコン膜からなるT字型のフローテ
ィングゲート3,7が設けられている。フローティング
ゲート電極3は、層間絶縁膜6に埋め込まれるように設
けられ、フローティングゲート電極7は、フローティン
グゲート電極3に接し、層間絶縁膜6に所定のパターン
形状に設けられている。フローティングゲート電極7の
上には、絶縁膜(ONO膜)9が設けられ、この絶縁膜
9の上には、コントロールゲート電極12が設けられて
いる。コントロールゲート電極12の上には、層間絶縁
膜14が設けられている。フローティングゲート電極を
T字型としているのは、フローティングゲート電極とコ
ントロールゲート電極とのオーバーラップ面積を十分に
確保するためである。
【0005】一方、セルサイズが微細化すると必然的に
確保可能な横方向のオーバーラップ長さ(図17中の寸
法a)は短くなり、オーバーラップ面積は小さくなる。
そこで、セルサイズが微細化した場合に、オーバーラッ
プ面積を増やして、フローティングゲート電極とコント
ロールゲート電極との間の容量を確保するために、図1
8の断面図に示すように、横方向に延びるフローティン
グゲート電極7の膜厚さ(図中b)を厚くして、側面で
のオーバーラップ面積を増やす方法が採用されている
(図中のa+2×bがオーバーラップ長さ、ワード線幅
(奥行き方向)がオーバーラップ幅、よって、オーバー
ラップ面積=オーバーラップ長さ×オーバーラップ
幅)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、横方向に延び
るフローティングゲート電極7の膜厚さ(図中b)を厚
くすると、ゲート酸化膜2の上面から絶縁膜9の下面ま
でのポリシリコン膜厚(図中C)が必然的に厚くなる。
ワード線方向(図中左右方向)のエッチング時には、こ
のポリシリコン膜厚の最大部分を必ずエッチングしなけ
ればならない。しかし、エッチング時間を長くするとワ
ード線が横方向(紙面垂直方向)にもエッチングされ、
ワード線の幅が細くなるという問題が挙げられる。
【0007】また、ポリシリコンからなるフローティン
グゲート電極3の下部に設けられるゲート酸化膜2は、
その膜厚さが薄い。そのため、オーバーエッチング時間
に限界があり、また、時間制御も困難であることから、
ゲート酸化膜2がエッチングされSi基板までエッチン
グされる問題、またはポリシリコン残が発生する問題が
生じ易いことが考えられる。
【0008】したがって、この発明の目的は、上記問題
点を解決するためになされたものであり、ポリシリコン
からなるフローティングゲート電極の最大膜厚さ部分を
大きくすることなく、フローティングゲート電極とコン
トロールゲート電極とのオーバーラップ面積を十分確保
することを可能とする、不揮発性半導体記憶装置および
その製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に基いた不揮発
性半導体装置においては、半導体基板と、上記半導体基
板の主表面に設けられるゲート絶縁膜と、上記ゲート絶
縁膜の上に設けられる層間絶縁膜と、上記ゲート絶縁膜
に接し、上面のみが露出するように上記層間絶縁膜に埋
め込まれるように設けられる第1フローティングゲート
電極と、上記層間絶縁膜上に設けられる第2フローティ
ングゲート電極と、上記第1フローティングゲート電極
と上記第2フローティングゲート電極とを電気的に接続
するため、上記第1フローティングゲート電極、上記第
2フローティングゲート電極、および上記層間絶縁膜を
覆うように設けられる第3フローティングゲート電極
と、上記第3フローティングゲート電極を覆うように設
けられる絶縁膜と、上記絶縁膜を覆うように設けられる
コントロールゲート電極とを備え、上記第2フローティ
ングゲート電極の底面の位置が、上記第1フローティン
グゲート電極の上面の位置よりも高い位置に設けられ
る。
【0010】また、この発明に基いた不揮発性半導体装
置の製造方法においては、半導体基板の主表面にゲート
絶縁膜を形成する工程と、上記ゲート絶縁膜の上に周囲
が層間絶縁膜で取囲まれた第1フローティングゲート電
極を形成する工程と、上記層間絶縁膜および上記第1フ
ローティングゲート電極の上面に半導体層を形成する工
程と、上記第1フローティングゲート電極の上面位置
を、上記層間絶縁膜の上面の位置よりも低くなるように
するとともに、上記層間絶縁膜の上面にのみ上記半導体
層を残存させるように、上記第1フローティングゲート
電極および上記半導体層のエッチングを行ない、残存す
る上記半導体層により第2フローティングゲート電極を
形成する工程と、上記第1フローティングゲート電極、
上記層間絶縁膜、および第2フローティングゲート電極
を覆うように第3フローティングゲート電極を形成する
工程と、上記第3フローティングゲート電極を覆うよう
に形成される絶縁膜と、上記絶縁膜を覆うように形成さ
れるコントロールゲート電極とを備える。
【0011】上記不揮発性半導体装置およびその製造方
法によれば、第2フローティングゲート電極の底面の位
置が、第1フローティングゲート電極の上面の位置より
も高い位置となるように配置することにより、下方に位
置する第1フローティングゲート電極、上方に位置する
第2フローティングゲート電極、および第1フローティ
ングゲート電極と第2フローティングゲート電極を連結
する第3フローティングゲート電極の3層構造とするこ
とが可能になる。また、高さ方向に異なる位置に第1フ
ローティングゲート電極と第2フローティングゲート電
極とを配置したことから、第3フローティングゲート電
極に傾斜部分を生じさせることができる。その結果、フ
ローティングゲート電極のコントロールゲート電極との
接触長さが長くなり、フローティングゲート電極とコン
トロールゲート電極とのオーバラップ面積を増加させる
ことが可能になる。
【0012】また、上記不揮発性半導体装置の発明にお
いて好ましくは、上記層間絶縁膜に、上記第1フローテ
ィングゲート電極の上面高さと略同じ高さとなる平坦面
が設けられる。
【0013】また、上記不揮発性半導体装置の発明にお
いて好ましくは、上記層間絶縁膜に、上記第1フローテ
ィングゲート電極の上端部から上記第1層間絶縁膜の上
面に延びる斜面が設けられる。この構成によれば、第2
フローティングゲート電極と半導体基板に設けられる拡
散層配線領域との距離が十分設けられるため、第2フロ
ーティングゲート電極寄生容量と拡散層配線領域との間
の寄生容量の増大による不揮発性半導体装置のカップリ
ング比の低下を未然に解消することが可能になる。
【0014】また、上記不揮発性半導体装置の発明にお
いて好ましくは、上記第1フローティングゲート電極、
および上記第2フローティングゲート電極は、空間的に
離れたところに位置し、上記第3フローティングゲート
電極により上記第1フローティングゲート電極と上記第
2フローティングゲート電極との電気的接続が図られ
る。
【0015】この構成により、フローティングゲート電
極としての膜厚さを従来の構造のように大きくなること
がない。その結果、フローティングゲート電極の最大膜
厚さ部分を大きくすることなく、フローティングゲート
電極とコントロールゲート電極とのオーバーラップ面積
を十分確保することが可能になる。
【0016】また、上記不揮発性半導体装置およびその
製造方法の発明において好ましくは、上記第2フローテ
ィングゲート電極の膜厚さは、上記第1フローティング
ゲート電極の膜厚さよりも薄く設けられる。これによ
り、ワード線方向のフローティングゲート電極のエッチ
ング時に、膜厚さが薄いゲート酸化膜に過剰なオーバー
エッチングがかかることが防止することが可能になる。
【0017】また、上記不揮発性半導体装置の発明にお
いて好ましくは、上記第3フローティングゲート電極
は、n型の不純物を含むシリコンで構成される。
【0018】また、上記不揮発性半導体装置およびその
製造方法の発明において好ましくは、上記第3フローテ
ィングゲート電極は、上記第1フローティングゲート電
極よりn型の不純物を多く含む。これにより、第3フロ
ーティングゲート電極から第1フローティングゲート電
極に向けて不純物を拡散させることによって、不純物濃
度の薄い第1フローティングゲート電極の濃度を高め
て、セル動作時の印加電圧による空乏化を防ぐことが可
能になる。
【0019】また、上記不揮発性半導体装置およびその
製造方法の発明において好ましくは、上記第2フローテ
ィングゲート電極は、上記第1フローティングゲート電
極よりn型の不純物を多く含む。これにより、第2フロ
ーティングゲート電極から不純物を拡散させることによ
って、不純物濃度の薄い第1フローティングゲート電極
の不純物濃度を高めて、セル動作時の印加電圧による空
乏化を防ぐことが可能になる。
【0020】また、上記不揮発性半導体装置の製造方法
の発明において好ましくは、上記第2フローティングゲ
ート電極を形成する工程は、上記第1フローティングゲ
ート電極および上記半導体層のエッチングに用いられる
エッチャントに、上記第1フローティングゲート電極と
上記層間絶縁膜とのエッチングにおける速度比が1:1
となるエッチャントが用いられる。これにより、上記層
間絶縁膜に、上記第1フローティングゲート電極の上面
高さと略同じ高さとなる平坦面を形成することが可能に
なる。
【0021】また、上記不揮発性半導体装置の製造方法
の発明において好ましくは、上記第2フローティングゲ
ート電極を形成する工程は、上記第1フローティングゲ
ート電極および上記半導体層のエッチングに用いられる
エッチャントに、上記第1フローティングゲート電極と
上記層間絶縁膜とのエッチングにおける速度比が5:1
以上となるエッチャントが用いられる。これにより、上
記層間絶縁膜に、上記第1フローティングゲート電極の
上端部から上記第1層間絶縁膜の上面に延びる斜面を形
成することが可能になる。
【0022】また、上記不揮発性半導体装置の製造方法
の発明において好ましくは、上記第1フローティングゲ
ート電極、上記第2フローティングゲート電極、および
上記第3フローティングゲート電極は、アモルファスシ
リコンである。
【0023】また、上記不揮発性半導体装置の製造方法
の発明において好ましくは、上記第1フローティングゲ
ート電極、上記第2フローティングゲート電極、および
上記第3フローティングゲート電極は、ポリシリコンで
ある。
【0024】また、上記不揮発性半導体装置の製造方法
の発明において好ましくは、上記層間絶縁膜は、CVD
酸化膜である。
【0025】また、上記不揮発性半導体装置の製造方法
の発明において好ましくは、ワード線形成工程をさらに
備え、上記ワード線に形成される開口部に堆積した上記
第3、第2、および第1フローティングゲート電極材料
を除去した後に、さらに上記開口部の底面部分に残存す
る上記フローティングゲート電極材料を除去する工程を
有する。また、好ましくは、上記開口部の底面部分に残
存する第1フローティングゲート電極材料の除去に、希
アンモニア溶液を用いる。これにより、開口部の底面部
分に残存する第1フローティングゲート電極材料を確実
に除去することが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に基いた各実施の形
態における不揮発性半導体装置の構造およびその製造つ
いて図を参照しながら説明する。
【0027】(実施の形態1)まず、本実施の形態にお
ける不揮発性半導体装置の構造およびその製造方法つい
て、図1から図9を参照しながら説明する。なお、本実
施の形態における不揮発性半導体装置は、AND型フラ
ッシュメモリであり、図1は本実施の形態における不揮
発性半導体装置の構造を示す断面図であり、図2から図
9は本実施の形態における不揮発性半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【0028】(不揮発性半導体装置の構造)図1を参照
して、半導体基板であるシリコン基板20の所定位置に
活性領域を規定するように、素子分離領域1が設けられ
ている。シリコン基板20の主表面にはゲート絶縁膜2
が設けられている。ゲート絶縁膜2の上には第1層間絶
縁膜6が設けられるとともに、ゲート絶縁膜2に接し、
上面のみが露出するように第1層間絶縁膜6に埋め込ま
れる第1フローティングゲート電極3が設けられてい
る。第1フローティングゲート電極3を取囲む周囲の第
1層間絶縁膜6には、第1フローティングゲート電極3
の上面の高さと同じ高さとなる平坦面6aが設けられ、
この平坦面6aの端部から第1層間絶縁膜6の上面に延
びる斜面6bが設けられている。また、素子分離領域1
の上方に位置する第1層間絶縁膜6の上面は、第1フロ
ーティングゲート電極3の上面よりも高くなるように設
けられている。素子分離領域1の上方に位置する第1層
間絶縁膜6の上面には、ワード線方向に所定の間隔を隔
てて分離された第2フローティングゲート電極7が設け
られている。その結果、第2フローティングゲート電極
7の底面の位置が、第1フローティングゲート電極3の
上面の位置よりも高い位置となる。
【0029】第1フローティングゲート電極3、第2フ
ローティングゲート電極7および、層間絶縁膜6の上面
には、第1フローティングゲート電極3と第2フローテ
ィングゲート電極7とを電気的に接続するための第3フ
ローティングゲート電極9が、第1フローティングゲー
ト電極3と第2フローティングゲート電極7との間に連
続的に設けられている。この第3フローティングゲート
電極9の上面には、ワード線方向に連続する絶縁膜11
が設けられている。さらに、この絶縁膜11の上には、
絶縁膜11に沿って第1および第2コントロールゲート
電極12,13が設けられている。さらに、第2コント
ロールゲート電極13の上には、第2コントロールゲー
ト電極13に沿って第2層間絶縁膜14が設けられてい
る。
【0030】(不揮発性半導体記憶装置の製造方法)次
に、上記構造からなる不揮発性半導体記憶装置の製造方
法について、図2から図9を参照して説明する。まず、
図2を参照して、シリコン基板20の表面にドライエッ
チングによりトレンチ溝を形成する。その後、このトレ
ンチ溝にCVD(Chemical Vapor De
position)法等によりSiO 2等からなる素子
分離領域1を形成する。次に、シリコン基板20の主表
面に、膜厚さ約8.5nmの熱酸化膜からなるゲート絶
縁膜2を形成する。その後、ゲート絶縁膜2の上に、膜
厚さ約150nm、不純物濃度約1×1020/cm3
度の第1リンドープアモルファスシリコン膜3を堆積す
る。さらに、この第1リンドープアモルファスシリコン
膜3の上に膜厚さ約200nmのシリコン窒化膜4を堆
積する。
【0031】このとき、第1リンドープアモルファスシ
リコン膜3のリン濃度は、セルの電気的動作を考えると
電圧を印加したときの空乏化をさけるためには1×10
20/cm3より十分濃度が高い方が良い。しかし、リン
濃度を高くすると、後のプロセスフローの熱リン酸処理
時に、この第1リンドープアモルファスシリコン膜3に
熱リン酸が拡散し、第1リンドープアモルファスシリコ
ン膜3の下方に位置するゲート酸化膜2に悪影響をおよ
ぼす。したがって、セルの電気特性の観点からはリン濃
度は高い方が望ましいが、リン濃度を1×1020/cm
3より高くすることはできない。
【0032】次に、シリコン窒化膜4の上の第1フロー
ティングゲート電極が形成される領域に対応する位置
に、所定のパターン形状を有するフォトレジスト膜5
を、フォトリソグラフィ技術を用いて形成する。その
後、このフォトレジスト膜5をマスクとして異方性エッ
チングにより、シリコン窒化膜4のパターニングを行な
う。このとき周辺回路領域はフォトレジスト膜5で覆わ
れており、周辺回路領域のシリコン窒化膜4はエッチン
グされない。なお、周辺回路領域の図示は省略する。
【0033】次に、図3を参照して、フォトレジスト膜
5を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜4
をマスクとして異方性エッチングにより、第1リンドー
プアモルファスシリコン膜3のパターニングを行なう。
このエッチング工程においても、周辺回路領域は、シリ
コン窒化膜4により全面が覆われているためエッチング
されることはない。
【0034】次に、パターニングされた第1リンドープ
アモルファスシリコン膜3をマスクにして、シリコン基
板20にヒ素(As)を約1×1013/cm2程度イオ
ン注入法により打ち込み、ソース/ドレイン領域4aを
形成する。なお、図示しないが、第1リンドープアモル
ファスシリコン膜3の側面にサイドウォールを形成した
後、サイドウォールおよび第1リンドープアモルファス
シリコン膜3をマスクにして、シリコン基板20にヒ素
を約2×1015/cm2程度イオン注入法により打ち込
み、LDD構造のソース/ドレイン領域を形成する工程
を採用することも可能である。
【0035】次に、図4を採用して、シリコン基板20
の表面全面に、CVD法によりTEOS酸化膜からなる
第1層間絶縁膜6を約500nm堆積する。その後、C
MP(Chemical Mechanical Po
lishing)法により、シリコン窒化膜4が露出す
るまで第1層間絶縁膜6の表面を平滑にする。
【0036】次に、図5を参照して、第1層間絶縁膜6
およびシリコン窒化膜4を約150nm程度、同時にド
ライエッチバックする。シリコン窒化膜4は、このドラ
イエッチバックにより完全に除去されることはない。ド
ライエッチバックの後、熱リン酸によって第1リンドー
プアモルファスシリコン膜3上のシリコン窒化膜4を完
全に除去し、第1リンドープアモルファスシリコン膜3
の表面を露出させる。この時点で、第1リンドープアモ
ルファスシリコン膜3の上面高さと、その周りを囲む第
1層間絶縁膜6の上面高さが略等しくなる。
【0037】次に、フッ酸を用いて、露出している第1
リンドープアモルファスシリコン膜3の上面に形成され
た自然酸化膜を除去した後、第1層間絶縁膜6および第
1リンドープアモルファスシリコン膜3の上面に、不純
物濃度が約4×1020/cm 3程度の第2リンドープア
モルファスシリコン膜7を約75nm堆積する。
【0038】この第2リンドープアモルファスシリコン
膜7の堆積膜厚さは、図2に示す工程で説明した第1リ
ンドープアモルファスシリコン膜3の堆積厚さ(150
nm)よりも薄い方が好ましい。
【0039】その理由は、ワード線方向のフローティン
グゲート電極のエッチング時に、第1リンドープアモル
ファスシリコン膜3および第2リンドープアモルファス
シリコン膜7の両方を同時に除去する必要があるため、
膜厚さ約8.5nmのゲート酸化膜2上に存在する第1
リンドープアモルファスシリコン膜3より、ソース/ド
レイン領域4aの上に位置する膜厚さ約500nmの第
1層間絶縁膜6上に存在する第2リンドープアモルファ
スシリコン膜7の方が薄い方がエッチング時には好まし
いからである。つまり、膜厚さが薄いゲート酸化膜2に
過剰なオーバーエッチングがかかると、エッチャントが
エッチングストッパーであるゲート酸化膜2を突き抜
け、シリコン基板20をエッチングする結果になるから
である。
【0040】また、第2リンドープアモルファスシリコ
ン膜7のリン濃度は、第1リンドープアモルファスシリ
コン膜3のリン濃度より高くなるように設けられてい
る。これは、第2リンドープアモルファスシリコン膜7
からリンを拡散させることによって、不純物濃度の薄い
第1リンドープアモルファスシリコン膜3の不純物濃度
を高めて、セル動作時の印加電圧による空乏化を防ぐた
めである。
【0041】また、第1リンドープアモルファスシリコ
ン膜3の不純物濃度を最初から高くしなかったのは前述
のとおりである。したがって、本工程においては、熱リ
ン酸処理は既に終了した段階であるので、拡散現象によ
り第1リンドープアモルファスシリコン膜3の濃度が高
くなっても何ら問題は生じない。
【0042】再び、図5を参照して、活性領域に上方位
置を開口し、素子分離領域1の上方に残存するように、
第2リンドープアモルファスシリコン膜7上に、フォト
レジスト膜8を形成する。その後、図6を参照して、こ
のフォトレジスト膜8をマスクとしてドライエッチング
プロセスにより、第2リンドープアモルファスシリコン
膜7および第1リンドープアモルファスシリコン膜3を
約150nm相当エッチングする。これにより、メモリ
セル部の第2リンドープアモルファスシリコン膜7が除
去され、さらに第1リンドープアモルファスシリコン膜
3も半分程度エッチングされる。
【0043】その結果、第1リンドープアモルファスシ
リコン膜からなる第1フローティングゲート電極3が完
成する。なお、このドライエッチングプロセスにおいて
は、リンドープアモルファスシリコン膜と第1層間絶縁
膜6とのエッチング速度比が1:1となるエッチャント
を用いて行なう。その後、フォトレジスト膜8を除去す
る。
【0044】これにより、図6に示すように、第1フロ
ーティングゲート電極3と第1層間絶縁膜6とが同時に
エッチングされ、第1層間絶縁膜6には、第1フローテ
ィングゲート電極3の上面の高さと同じ高さとなる平坦
面6aと、この平坦面6aの端部から第1層間絶縁膜6
の上面に延びる斜面6bが設けられる。
【0045】また、素子分離領域1の上方に位置する第
1層間絶縁膜6の上面は、フォトマスクに覆われている
ため、エッチングされることはなく、第1フローティン
グゲート電極3の上面よりも高くなる。なお、図示はし
ないが、周辺回路領域はフォトレジスト膜8で覆われて
おり、エッチングはされない。なお、このエッチング工
程においては、フォトレジスト膜8を用いて、メモリセ
ル部の第1フローティングゲート電極3の上方領域が開
口するパターンを形成したが、たとえば窒化膜を上記の
ようにパターニングして、窒化膜マスクでリンドープア
モルファスシリコン膜をエッチングし、熱リン酸によっ
て窒化膜マスクを除去する工程の採用も可能である。し
たがって、フォトマスクは、フォトレジスト膜に限定さ
れるものではない。
【0046】次に、図7を参照して、HF処理にて第1
フローティングゲート電極3および第2リンドープアモ
ルファスシリコン膜7の上面に形成された自然酸化膜を
除去した後、膜厚さが約20nm程度の第3リンドープ
アモルファスシリコン膜9を堆積する。これにより、第
1フローティングゲート電極3と第2リンドープアモル
ファスシリコン膜7とが電気的に接続される。この第3
リンドープアモルファスシリコン膜9の不純物濃度は約
4×1020/cm3程度で、第1リンドープアモルファ
スシリコン膜3の不純物濃度より高く形成されている。
これは、第3リンドープアモルファスシリコン膜9から
第1フローティングゲート電極3に向けてリンを拡散さ
せることによって、不純物濃度の薄い第1フローティン
グゲート電極3の濃度を高めて、セル動作時の印加電圧
による空乏化を防ぐためである。
【0047】次に、図8を参照して、メモリセル部の第
2リンドープアモルファスシリコン膜7の略中央領域に
開口部を有するフォトレジスト膜10を形成する。その
後、図9を参照して、フォトレジスト膜10をマスクと
して、第3リンドープアモルファスシリコン膜9および
第2リンドープアモルファスシリコン膜7をドライエッ
チングし、第1層間絶縁膜6でエッチングを止める。こ
れにより、第3リンドープアモルファスシリコン膜9お
よび第2リンドープアモルファスシリコン膜7が、分離
上で分断されることにより、第2フローティングゲート
電極7および第3フローティングゲート電極9の1方向
が完成する。その後、フォトレジスト膜10を除去す
る。
【0048】次に、図10を参照して、HF処理によ
り、露出する第2フローティングゲート電極7および第
3フローティングゲート電極9の表面を清浄にして、C
VD法により酸化膜、窒化膜、酸化膜の積層膜からなる
絶縁膜11を堆積させる。この絶縁膜11は不揮発性半
導体装置でのいわゆるONO膜である。その後、酸素雰
囲気中でこのONO膜からなる絶縁膜11に対してアニ
ール処理を行う。
【0049】次に、図示しないが、周辺回路領域のみが
開口したフォトレジストマスクを形成する。このフォト
レジストマスクを用いて、周辺回路領域の絶縁膜11、
第3フローティングゲート電極9、第2フローティング
ゲート電極7、および第1フローティングゲート電極3
形成するために堆積した第3、第2、および第1リンド
ープアモルファスシリコン膜9,7,3を、順次エッチ
ングにより除去する。
【0050】さらに、図示しないが、周辺回路領域のみ
に上記フォトレジストマスクを設けたまま、HF液によ
って周辺回路領域のゲート絶縁膜2をエッチングにより
除去し、周辺回路領域のシリコン基板20の表面を露出
させる。その後、H2SO4/H22溶液(硫酸過水溶
液)等でフォトレジストマスクを除去する。さらにフッ
酸液(HF液)で、シリコン基板20の表面を清浄した
後、周辺回路領域にゲート酸化膜となる熱酸化膜を20
nm形成する。
【0051】再び図1を参照して、コントロールゲート
電極を構成する、リンドープアモルファスシリコン膜1
2を、シリコン基板20の上方全面に約100nm堆積
し、さらにリンドープアモルファスシリコン膜12の上
全面にタングステンシリコン膜13を約100nm堆積
する。その後、タングステンシリコン膜13の上に、C
VD法によりTEOS膜からなる第2層間絶縁膜14を
約220nm堆積する。
【0052】フォトレジストにより、周辺回路ゲート、
メモリセル部のワード線をパターニングする。このフォ
トレジストをマスクとしてTEOS膜14をドライエッ
チング後、レジストを除去する。さらに、パターニング
されたTEOS膜14をマスクとして、メモリセル部と
周辺回路部のタングステンシリコン膜13と、その下の
アモルファスシリコン膜12を異方性エッチングする。
これにより、図10に示す断面形状の半導体装置が得ら
れる。なお、図10は、図1に示す断面構造のワード線
に形成される開口部の断面図である。ワード線部は、図
1に示す構造のままである。
【0053】次に、メモリセ部のみを開口したパターン
を有するフォトレジスト膜を形成した後に、先にパター
ニングされたTEOS膜14をマスクにして、ワード線
とワード線との間のONO膜11を異方性ドライエッチ
ングにより除去する。さらに、異方性ドライエッチング
により、ワード線とワード線との間に積層された第3お
よび第1アモルファスシリコン膜9,3と、積層された
第3および第2アモルファスシリコン膜9,7をそれぞ
れ除去する。これにより、図11に示す断面形状の半導
体装置が得られる。なお、図11は、図1に示す断面構
造のワード線に形成される開口部の断面図である。ワー
ド線部は、図1に示す構造のままである。
【0054】次に、周辺回路領域を覆っているレジスト
膜を除去した後に、希アンモニア溶液で、拡散層上の厚
い絶縁膜6と、第1ゲート3の境界の底に残っている、
先にドライエッチングで除去しきれなかったメモリセル
部の第1アモルファスシリコン膜の残磋をウエットエッ
チングにより除去する。従来のドライエッチングプロセ
スでは、厚い絶縁膜6に囲まれた第1アモルファスシリ
コン膜3は、第1ゲートの形状が順テーパ気味になった
とき、図12に示すように、厚い絶縁膜6の上部ががひ
さしとなって、下部に残磋が発生しやすかった。
【0055】しかしながら、希アンモニア溶液は、液体
なので、回り込んでエッチングする効果があるため、ド
ライエッチングでは陰になってエッチングプラズマが入
りにくいために、エッチングされにくい部分のポリシリ
コン残磋を問題なく除去することが可能になる。
【0056】なお、図12(a)は、本実施の形態1に
おける問題点を指摘するための断面図であり、図12
(b)は、第1アモルファスシリコン膜3が、残磋とし
て残った場合の問題点を指摘するための断面図である。
【0057】次に、図示しないが、 周辺回路領域のn
チャネルトランジスタのソース領域およびドレイン領域
にn型不純物をイオン注入法により注入し、pチャネル
トランジスタのソース及びドレイン領域にp型不純物を
イオン注入法によりそれぞれ注入する。その後、層間絶
縁膜を1000nm堆積後、各素子にコンタクトを取る
ための穴を開口し、Alなどのメタルによって回路を接
続する。これにより、図1に示す、本実施の形態におけ
る不揮発性半導体装置が完成する。
【0058】(作用・効果)以上、本実施の形態におけ
る不揮発性半導体装置およびその製造方法によれば第2
フローティングゲート電極7の底面の位置が、第1フロ
ーティングゲート電極3の上面の位置よりも高い位置と
なるように配置することにより、下方に位置する第1フ
ローティングゲート電極3、上方に位置する第2フロー
ティングゲート電極7、および第1フローティングゲー
ト電極3と第2フローティングゲート電極7とを連結す
る第3フローティングゲート電極9の3層構造とするこ
とが可能になる。また、高さ方向に異なる位置に第1フ
ローティングゲート電極3と第2フローティングゲート
電極7とを配置したことから、第3フローティングゲー
ト電極9に傾斜部分を生じさせることができる。これに
より、フローティングゲート電極のコントロールゲート
電極との接触長さが長くなり、フローティングゲート電
極とコントロールゲート電極とのオーバラップ面積を増
加させることが可能になる。
【0059】その結果、リンドープアモルファスポリシ
リコンからなるフローティングゲート電極の最大膜厚さ
部分を大きくすることなく、フローティングゲート電極
とコントロールゲート電極とのオーバーラップ面積を十
分確保することが可能になる。
【0060】(実施の形態2)次に、本発明に基いた実
施の形態における不揮発性半導体装置の構造およびその
製造方法ついて図13から図15を参照しながら説明す
る。なお、本実施の形態における不揮発性半導体装置
は、AND型フラッシュメモリであり、図13は本実施
の形態における不揮発性半導体装置の構造を示す断面図
であり、図14および図15は本実施の形態における不
揮発性半導体装置の製造方法を示す断面図である。な
お、以下の説明においては、本実施の形態における特徴
的構造部分のみを説明することとし、上記実施の形態1
と同一または相当部分については、同一の参照番号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0061】(不揮発性半導体装置の構造)まず、上記
実施の形態1における不揮発性半導体装置の構造におい
ては、図1を参照して、第1フローティングゲート電極
3を取囲む周囲の第1層間絶縁膜6も、第1フローティ
ングゲート電極3の上面の高さと同じ高さとなるように
設けられている。その結果、この領域において、第2フ
ローティングゲート電極7とソース/ドレイン領域4a
との距離が近くなり、寄生容量が増大して、不揮発性半
導体装置のカップリング比が低下する問題が生じること
が考えられる。そこで、本実施の形態における不揮発性
半導体装置においては、この問題を解決する構造を備え
ている。
【0062】図13を参照して、本実施の形態における
不揮発性半導体装置は、第1フローティングゲート電極
3を取囲む周囲の第1層間絶縁膜6には、第1フローテ
ィングゲート電極3の上面の高さと同じ高さの平坦面が
形成されることなく、第1フローティングゲート電極3
の上端部から第1層間絶縁膜6の上面に延びる斜面6c
が形成されている。その他の構成は、上記実施の形態1
における不揮発性半導体装置と同じである。
【0063】(不揮発性半導体装置の製造方法)次に、
上記構造からなる不揮発性半導体記憶装置の製造方法に
ついて、図5、図14および図15を参照して説明す
る。なお、上記図2から図4に示すまでの工程は上記実
施の形態1と同じであるため、その説明は省略する。
【0064】図5を参照して、フォトレジスト8をマス
クとしてドライエッチングプロセスにより、第2リンド
ープアモルファスシリコン膜7および第1リンドープア
モルファスシリコン膜3を約150nm相当エッチング
する。これにより、図14に示すように、メモリセル部
の第2リンドープアモルファスシリコン膜7が除去さ
れ、さらに第1リンドープアモルファスシリコン膜3も
半分程度エッチングされる。
【0065】その結果、リンドープアモルファスシリコ
ン膜からなる第1フローティングゲート電極3が完成す
る。なお、このドライエッチングプロセスにおいては、
リンドープアモルファスシリコン膜と第1層間絶縁膜6
とのエッチング速度比が、実施の形態1とは異なり、
5:1以上となるエッチャントを用いて行なう。その
後、フォトレジスト8を除去する。
【0066】これにより、図14に示すように、第1フ
ローティングゲート電極3のみがエッチグされ、第1層
間絶縁膜6は実施の形態1のように大きくエッチングさ
れることなく、第1フローティングゲート電極3の上端
部から第1層間絶縁膜6の上面に延びる斜面6cのみが
形成されることになる。
【0067】次に、図15を参照して、上記実施の形態
1の場合と同様に、HF処理にて第1フローティングゲ
ート電極3および第2リンドープアモルファスシリコン
膜7の上面に形成された自然酸化膜を除去した後、膜厚
さが約20nm程度の第3リンドープアモルファスシリ
コン膜9を堆積する。その後、上記実施の形態1におい
て示した、図8〜図11に示す工程と同様の工程を採用
することにより、図13に示す、本実施の形態における
不揮発性半導体装置が完成する。
【0068】(作用・効果)以上、本実施の形態におけ
る不揮発性半導体装置およびその製造方法によれば、上
記実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
また、図12に説明したのと同様の問題の発生について
も(図16参照)、本実施の形態において解決すること
が可能になる。さらに、本実施の形態においては、第1
フローティングゲート電極3を取囲む周囲の第1層間絶
縁膜6には、第1フローティングゲート電極3の上面の
高さと同じ高さの平坦面が形成されることなく、第1フ
ローティングゲート電極3の上端部から第1層間絶縁膜
6の上面に延びる斜面6cが形成されていることから、
第2フローティングゲート電極7とソース/ドレイン領
域4aとの距離が実施の形態に比べて離されることにな
り、寄生容量の増大による不揮発性半導体装置のカップ
リング比の低下を未然に解消することが可能になる。
【0069】なお、上記各実施の形態において、第1リ
ンドープアモルファスシリコン膜3に代わり、ノンドー
プアモルファスシリコンを用いることも可能である。ま
た、アモルファスシリコン膜についてはポリシリコンを
使用することも可能である。さらに、堆積時はアモルフ
ァスシリコンであっても、後のプロセスフローにおける
熱処理によって、ポリシリコンに変わることがある。
【0070】以上、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられ
る。本発明の技術的範囲は上記した説明ではなくて特許
請求の範囲によって画定され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0071】
【発明の効果】この発明に基いた不揮発性半導体装置お
よびその製造方法によれば、フローティングゲート電極
の最大膜厚さを大きく増やすことなく、段差部を増やす
ことでフローティングゲート電極とコントロールゲート
電極とのオーバーラップ面積を飛躍的に向上させること
が可能になる。
【0072】また、メモリセル部のワード線形成時のゲ
ートエッチングにおいて、周囲を層間絶縁膜とワード線
とに囲まれた開口部において、プラズマが入り込み難
く、ドライエッチングでは開口部の底部に導電層の残磋
が出やすい場合に、ドライエッチングで形状形成後にウ
エットエッチングを行うことにより、開口部の底部の残
磋を確実に除去することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に基いた実施の形態1における不揮
発性半導体装置の構造を示す断面図である。
【図2】 この発明に基いた実施の形態1における不揮
発性半導体装置の製造工程を示す第1断面図である。
【図3】 この発明に基いた実施の形態1における不揮
発性半導体装置の製造工程を示す第2断面図である。
【図4】 この発明に基いた実施の形態1における不揮
発性半導体装置の製造工程を示す第3断面図である。
【図5】 この発明に基いた実施の形態1における不揮
発性半導体装置の製造工程を示す第4断面図である。
【図6】 この発明に基いた実施の形態1における不揮
発性半導体装置の製造工程を示す第5断面図である。
【図7】 この発明に基いた実施の形態1における不揮
発性半導体装置の製造工程を示す第6断面図である。
【図8】 この発明に基いた実施の形態1における不揮
発性半導体装置の製造工程を示す第7断面図である。
【図9】 この発明に基いた実施の形態1における不揮
発性半導体装置の製造工程を示す第8断面図である。
【図10】 この発明に基いた実施の形態1における、
メモリセル部のワード線形成エッチングの、ワードライ
ンと平行する方向の第1開口部断面図である。
【図11】 この発明に基いた実施の形態1における、
メモリセル部のワード線形成エッチングの、ワードライ
ンと平行する方向の第2開口部断面図である。
【図12】 (a),(b)は、メモリセル部のワード
線形成エッチングにおける問題を示す、ワードラインと
平行する方向の開口部断面図である。
【図13】 この発明に基いた実施の形態2における不
揮発性半導体装置の構造を示す断面図である。
【図14】 この発明に基いた実施の形態2における不
揮発性半導体装置の製造工程を示す第5断面図である。
【図15】 この発明に基いた実施の形態2における不
揮発性半導体装置の製造工程を示す第6断面図である。
【図16】 (a),(b)は、メモリセル部のワード
線形成エッチングにおける問題を示す、ワードラインと
平行する方向の開口部断面図である。
【図17】 従来の技術における第1の不揮発性半導体
装置の構造を示す断面図である。
【図18】 従来の技術における第2の不揮発性半導体
装置の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 素子分離領域、2 ゲート絶縁膜、3 第1フロー
ティングゲート電極(第1リンドープアモルファスシリ
コン膜)、4a ソース/ドレイン領域、6第1層間絶
縁膜、6a 平坦面、6b,6c 斜面、7 第2フロ
ーティングゲート電極(第2リンドープアモルファスシ
リコン膜)、9 第3フローティングゲート電極(第3
リンドープアモルファスシリコン膜)、11 絶縁膜、
12第1コントロールゲート電極(リンドープアモルフ
ァスシリコン膜)、13 第2コントロールゲート電極
(タングステンシリコン膜)、14 第2層間絶縁膜、
20 シリコン基板。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の主表面に設けられるゲート絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜の上に設けられる層間絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜に接し、上面のみが露出するように前
    記層間絶縁膜に埋め込まれるように設けられる第1フロ
    ーティングゲート電極と、 前記層間絶縁膜上に設けられる第2フローティングゲー
    ト電極と、 前記第1フローティングゲート電極と前記第2フローテ
    ィングゲート電極とを電気的に接続するため、前記第1
    フローティングゲート電極、前記第2フローティングゲ
    ート電極、および前記層間絶縁膜を覆うように設けられ
    る第3フローティングゲート電極と、 前記第3フローティングゲート電極を覆うように設けら
    れる絶縁膜と、 前記絶縁膜を覆うように設けられるコントロールゲート
    電極とを備え、 前記第2フローティングゲート電極の底面の位置が、前
    記第1フローティングゲート電極の上面の位置よりも高
    い位置に設けられる、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記層間絶縁膜に、前記第1フローティ
    ングゲート電極の上面高さと略同じ高さとなる平坦面が
    設けられる、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記層間絶縁膜に、前記第1フローティ
    ングゲート電極の上端部から前記第1層間絶縁膜の上面
    に延びる斜面が設けられる、請求項1に記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1フローティングゲート電極、お
    よび前記第2フローティングゲート電極は、空間的に離
    れたところに位置し、前記第3フローティングゲート電
    極により前記第1フローティングゲート電極と前記第2
    フローティングゲート電極との電気的接続が図られる、
    請求項1から3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第2フローティングゲート電極の膜
    厚さは、前記第1フローティングゲート電極の膜厚さよ
    りも薄く設けられる、請求項1から4のいずれかに記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第3フローティングゲート電極は、
    n型の不純物を含むシリコンで構成される、請求項1か
    ら5のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第3フローティングゲート電極は、
    前記第1フローティングゲート電極よりn型の不純物を
    多く含む、請求項1から6のいずれかに記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記第2フローティングゲート電極は、
    前記第1フローティングゲート電極よりn型の不純物を
    多く含む、請求項1から7のいずれかに記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板の主表面にゲート絶縁膜を形
    成する工程と、 前記ゲート絶縁膜の上に周囲が層間絶縁膜で取囲まれた
    第1フローティングゲート電極を形成する工程と、 前記層間絶縁膜および前記第1フローティングゲート電
    極の上面に半導体層を形成する工程と、 前記第1フローティングゲート電極の上面位置を、前記
    層間絶縁膜の上面の位置よりも低くなるようにするとと
    もに、前記層間絶縁膜の上面にのみ前記半導体層を残存
    させるように、前記第1フローティングゲート電極およ
    び前記半導体層のエッチングを行ない、残存する前記半
    導体層により第2フローティングゲート電極を形成する
    工程と、 前記第1フローティングゲート電極、前記層間絶縁膜、
    および第2フローティングゲート電極を覆うように第3
    フローティングゲート電極を形成する工程と、 前記第3フローティングゲート電極を覆うように形成さ
    れる絶縁膜と、 前記絶縁膜を覆うように形成されるコントロールゲート
    電極と、を備える、不揮発性半導体記憶装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第2フローティングゲート電極を
    形成する工程は、 前記第1フローティングゲート電極および前記半導体層
    のエッチングに用いられるエッチャントに、前記第1フ
    ローティングゲート電極と前記層間絶縁膜とのエッチン
    グにおける速度比が1:1となるエッチャントが用いら
    れる、請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 前記第2フローティングゲート電極を
    形成する工程は、 前記第1フローティングゲート電極および前記半導体層
    のエッチングに用いられるエッチャントに、前記第1フ
    ローティングゲート電極と前記層間絶縁膜とのエッチン
    グにおける速度比が5:1以上となるエッチャントが用
    いられる、請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2フローティングゲート電極の
    膜厚さは、前記第1フローティングゲート電極の膜厚さ
    よりも薄く形成される、請求項9から11のいずれかに
    記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1フローティングゲート電極、
    前記第2フローティングゲート電極、および前記第3フ
    ローティングゲート電極は、アモルファスシリコンであ
    る、請求項9から12のいずれかに記載の不揮発性半導
    体記憶装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1フローティングゲート電極、
    前記第2フローティングゲート電極、および前記第3フ
    ローティングゲート電極は、ポリシリコンである、請求
    項9から12のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装
    置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第3フローティングゲート電極の
    不純物濃度が、前記第1フローティングゲート電極の不
    純物濃度より高いことを特徴とする、請求項9から14
    のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 前記第2フローティングゲート電極の
    不純物濃度が、前記第1フローティングゲート電極の不
    純物濃度より高いことを特徴とする、請求項9から15
    のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方
    法。
  17. 【請求項17】 前記層間絶縁膜は、CVD酸化膜であ
    る、請求項9から16のいずれかに記載の不揮発性半導
    体記憶装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 ワード線形成工程をさらに備え、 前記ワード線に形成される開口部に堆積した前記第3、
    第2、および第1フローティングゲート電極材料を除去
    した後に、さらに前記開口部の底面部分に残存する前記
    第1フローティングゲート電極材料を除去する工程を有
    する、請求項9から17のいずれかに記載の不揮発性半
    導体記憶装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記開口部の底面部分に残存する第1
    フローティングゲート電極材料の除去に、希アンモニア
    溶液を用いる、請求項18に記載の不揮発性半導体記憶
    装置の製造方法。
JP2001215360A 2001-07-16 2001-07-16 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 Withdrawn JP2003031702A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001215360A JP2003031702A (ja) 2001-07-16 2001-07-16 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
TW091103931A TW523915B (en) 2001-07-16 2002-03-04 Non-volatile semiconductor memory device and manufacturing method thereof
US10/135,443 US6818505B2 (en) 2001-07-16 2002-05-01 Non-volatile semiconductor memory device and manufacturing method thereof
KR10-2002-0033439A KR100438242B1 (ko) 2001-07-16 2002-06-15 비휘발성 반도체 기억 장치 및 그 제조 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001215360A JP2003031702A (ja) 2001-07-16 2001-07-16 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003031702A true JP2003031702A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19050014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001215360A Withdrawn JP2003031702A (ja) 2001-07-16 2001-07-16 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6818505B2 (ja)
JP (1) JP2003031702A (ja)
KR (1) KR100438242B1 (ja)
TW (1) TW523915B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7508026B2 (en) 2005-06-08 2009-03-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory device having a two-layer gate electrode transistor and method of manufacturing the device
JP2012099701A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体装置及びその製造方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4282359B2 (ja) * 2003-04-11 2009-06-17 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
KR100676204B1 (ko) * 2005-08-25 2007-01-30 삼성전자주식회사 이이피롬 셀 트랜지스터
JP4528718B2 (ja) * 2005-12-27 2010-08-18 株式会社東芝 不揮発性半導体メモリの製造方法
KR100695820B1 (ko) * 2006-02-01 2007-03-20 삼성전자주식회사 비휘발성 반도체 장치 및 그 제조 방법
JP4521366B2 (ja) * 2006-02-22 2010-08-11 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JP2013219114A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法および半導体装置
US8941161B2 (en) * 2013-05-07 2015-01-27 International Business Machines Corporation Semiconductor device including finFET and diode having reduced defects in depletion region
US12096620B2 (en) * 2021-04-07 2024-09-17 Changxin Memory Technologies, Inc. Method for manufacturing memory and memory

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2635410B1 (fr) * 1988-08-11 1991-08-02 Sgs Thomson Microelectronics Memoire de type eprom a haute densite d'integration avec une organisation en damier et un facteur de couplage ameliore et procede de fabrication
US5306935A (en) * 1988-12-21 1994-04-26 Texas Instruments Incorporated Method of forming a nonvolatile stacked memory
JPH08213572A (ja) * 1994-11-30 1996-08-20 Nkk Corp 不揮発性半導体装置およびその製造方法
US5684739A (en) * 1994-11-30 1997-11-04 Nkk Corporation Apparatus and method for determining current or voltage of a semiconductor device
JP3008812B2 (ja) * 1995-03-22 2000-02-14 日本電気株式会社 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JPH09283751A (ja) * 1996-04-11 1997-10-31 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法
US5886376A (en) * 1996-07-01 1999-03-23 International Business Machines Corporation EEPROM having coplanar on-insulator FET and control gate
US5923063A (en) * 1998-02-19 1999-07-13 Advanced Micro Devices, Inc. Double density V nonvolatile memory cell
JPH11330431A (ja) * 1998-05-18 1999-11-30 Nec Corp 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JP2000174148A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JP2001035943A (ja) * 1999-07-23 2001-02-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置および製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7508026B2 (en) 2005-06-08 2009-03-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory device having a two-layer gate electrode transistor and method of manufacturing the device
JP2012099701A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR100438242B1 (ko) 2004-07-02
US20030013254A1 (en) 2003-01-16
KR20030006997A (ko) 2003-01-23
US6818505B2 (en) 2004-11-16
TW523915B (en) 2003-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7309635B2 (en) Phosphorous doping methods of manufacturing field effect transistors having multiple stacked channels
US7229884B2 (en) Phosphorous doping methods of manufacturing field effect transistors having multiple stacked channels
US7511331B2 (en) Semiconductor device having side wall spacers
US7994572B2 (en) MOSFET having recessed channel
JP4270670B2 (ja) 半導体装置及び不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JPH08264738A (ja) 不揮発性メモリ製造方法
JP2003086718A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2012084882A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0414880A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置の製造方法
JP2003031702A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JP2006261161A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2004349377A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2004228571A (ja) Sonos型不揮発性メモリ及びその製造方法
US6953973B2 (en) Self-aligned trench isolation method and semiconductor device fabricated using the same
JP3651760B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100493065B1 (ko) 트렌치 게이트형 트랜지스터를 구비하는 반도체 소자 및그 제조 방법
JP2018026455A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4672197B2 (ja) 半導体記憶装置の製造方法
US20060202259A1 (en) Semiconductor device and method of fabricating the same
JPH07254652A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
US20080197402A1 (en) Methods of Forming Nonvolatile Memory Devices and Memory Devices Formed Thereby
JP2005150687A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JP3588449B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
KR20060082670A (ko) 플래시 메모리 제조 방법
JP2001284557A (ja) 不揮発性半導体記憶装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081007