JP2003029519A - 封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置 - Google Patents
封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置Info
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- JP2003029519A JP2003029519A JP2001217312A JP2001217312A JP2003029519A JP 2003029519 A JP2003029519 A JP 2003029519A JP 2001217312 A JP2001217312 A JP 2001217312A JP 2001217312 A JP2001217312 A JP 2001217312A JP 2003029519 A JP2003029519 A JP 2003029519A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トナー補給容器の画像形成装置本体への着脱
及びトナー補給動作を簡単な動作及び構成で確実に行な
うことのできる封止部材、トナー補給容器及びトナー補
給装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置本体に着脱可能であって、
画像形成装置本体へトナーを補給するためのトナー補給
容器1は、回転力伝達部材20からの駆動力を受ける回
転力受部3aと、回転力受部3aを画像形成装置本体に
係止するための係止部3と、を有し、回転力受部3aに
は画像形成装置本体の回転力伝達部20材が逆回転する
ことにより、係止部3が変位して、画像形成装置本体と
の係止が解除される解除部3cが設けられる。
及びトナー補給動作を簡単な動作及び構成で確実に行な
うことのできる封止部材、トナー補給容器及びトナー補
給装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置本体に着脱可能であって、
画像形成装置本体へトナーを補給するためのトナー補給
容器1は、回転力伝達部材20からの駆動力を受ける回
転力受部3aと、回転力受部3aを画像形成装置本体に
係止するための係止部3と、を有し、回転力受部3aに
は画像形成装置本体の回転力伝達部20材が逆回転する
ことにより、係止部3が変位して、画像形成装置本体と
の係止が解除される解除部3cが設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真画
像形成装置などとされる画像形成装置の本体に着脱可能
なトナー補給容器、トナー補給容器の開口部を封止する
封止部材及びトナー補給装置に関する。
像形成装置などとされる画像形成装置の本体に着脱可能
なトナー補給容器、トナー補給容器の開口部を封止する
封止部材及びトナー補給装置に関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置とは、電子写
真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するもの
である。そして、電子写真画像形成装置としては、例え
ば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザー
ビームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ
装置及びワードプロセッサー等が含まれる。
真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するもの
である。そして、電子写真画像形成装置としては、例え
ば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザー
ビームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ
装置及びワードプロセッサー等が含まれる。
【0003】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やプリンタ等の電
子写真画像形成装置には現像剤としての微粉末のトナー
が使用されている。そして、電子写真画像形成装置本体
のトナーが消費された場合には、トナー供給容器(トナ
ー補給容器)を用いて画像形成装置本体へトナーを補給
することが行われている。
子写真画像形成装置には現像剤としての微粉末のトナー
が使用されている。そして、電子写真画像形成装置本体
のトナーが消費された場合には、トナー供給容器(トナ
ー補給容器)を用いて画像形成装置本体へトナーを補給
することが行われている。
【0004】トナーは極めて微細な粉末であるため、ト
ナー補給作業時には、トナーが飛散しないようにトナー
補給容器を画像形成装置本体内の内部に据え置いて、小
さな開口部から少量ずつトナーを排出する方式が知られ
ている。
ナー補給作業時には、トナーが飛散しないようにトナー
補給容器を画像形成装置本体内の内部に据え置いて、小
さな開口部から少量ずつトナーを排出する方式が知られ
ている。
【0005】これらの上述したトナー補給容器は、いず
れの場合も画像形成装置本体側から、何らかの駆動を受
けて、トナー補給容器側の搬送部材や容器本体を駆動さ
せることで、トナーを排出させる構成になっている。こ
うした駆動伝達手段としては幾つかの方法があり、例え
ば実開平05−75768号公報に記載されているよう
に、トナー補給容器としてのトナーボトルの外周面にギ
ア部を設け、このギアに駆動源に連結された回転する駆
動ギアを噛み合わせてトナーボトルを回転駆動させる構
成がある。
れの場合も画像形成装置本体側から、何らかの駆動を受
けて、トナー補給容器側の搬送部材や容器本体を駆動さ
せることで、トナーを排出させる構成になっている。こ
うした駆動伝達手段としては幾つかの方法があり、例え
ば実開平05−75768号公報に記載されているよう
に、トナー補給容器としてのトナーボトルの外周面にギ
ア部を設け、このギアに駆動源に連結された回転する駆
動ギアを噛み合わせてトナーボトルを回転駆動させる構
成がある。
【0006】又、特開平10−63084号公報に記載
されているような、トナーボトルの端面に回転駆動用の
突起を設け、この突起を画像形成装置本体からの駆動部
に設けた凹み部に係合させて、駆動を伝達する構成等が
ある。
されているような、トナーボトルの端面に回転駆動用の
突起を設け、この突起を画像形成装置本体からの駆動部
に設けた凹み部に係合させて、駆動を伝達する構成等が
ある。
【0007】又、その他の例としては特開平10−63
076号公報に開示されているような方法もある。これ
は画像形成装置本体の回転力伝達部の内径に複数の係合
溝を設け、一方、トナー容器側にはその係合溝に係合す
るような突起が設けてあり、それらを係合させて回転駆
動を伝達する構成となっている。
076号公報に開示されているような方法もある。これ
は画像形成装置本体の回転力伝達部の内径に複数の係合
溝を設け、一方、トナー容器側にはその係合溝に係合す
るような突起が設けてあり、それらを係合させて回転駆
動を伝達する構成となっている。
【0008】このように、トナー補給容器を駆動させる
方法として、種々の駆動伝達方法が提案されている。
方法として、種々の駆動伝達方法が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では幾つかの技術的課題があった。
来例では幾つかの技術的課題があった。
【0010】実開平05−75768号公報に記載の方
法の場合はトナーボトルを画像形成装置本体に挿入セッ
トする際、トナーボトルの外周面に設けたギア部と画像
形成装置本体内の駆動ギア部とをうまく噛み合わせる必
要があり、この作業はユーザー自身が注意して挿入する
必要があり、そのためユーザーに補給操作性における負
担を強いることとなっていた。又、ギアとギアの噛み合
わせによりトナーボトルを回転させるため、トナーボト
ルは回転モーメントにより、軸直角方向にずれようとす
る力を受け、このため、トナーボトルが浮き上がった
り、横ずれして正常な回転ができなくなるおそれがあ
る。このようなずれを防止するために、トナーボトルの
周囲を全部包囲して支持する必要があるが、そのように
すると今度はトナーボトルの着脱操作を簡単に行うこと
ができなくなると同時に補給システム自体の構成が複雑
化し、コストアップにつながる。
法の場合はトナーボトルを画像形成装置本体に挿入セッ
トする際、トナーボトルの外周面に設けたギア部と画像
形成装置本体内の駆動ギア部とをうまく噛み合わせる必
要があり、この作業はユーザー自身が注意して挿入する
必要があり、そのためユーザーに補給操作性における負
担を強いることとなっていた。又、ギアとギアの噛み合
わせによりトナーボトルを回転させるため、トナーボト
ルは回転モーメントにより、軸直角方向にずれようとす
る力を受け、このため、トナーボトルが浮き上がった
り、横ずれして正常な回転ができなくなるおそれがあ
る。このようなずれを防止するために、トナーボトルの
周囲を全部包囲して支持する必要があるが、そのように
すると今度はトナーボトルの着脱操作を簡単に行うこと
ができなくなると同時に補給システム自体の構成が複雑
化し、コストアップにつながる。
【0011】又、特開平10−63084号公報や特開
平10−63076号公報記載の方法の場合は、トナー
ボトル端面の突起(又は凹み部)を本体駆動部の凹み部
(又は突起)に係合するようにトナーボトルを挿入する
際に、トナーボトルの回転方向の位置合わせが必要とな
り、これをユーザー自ら行うことは補給操作性の低下を
招くとともに、わずかな位置ずれにより、駆動が的確に
伝達されない状態になる場合がある。
平10−63076号公報記載の方法の場合は、トナー
ボトル端面の突起(又は凹み部)を本体駆動部の凹み部
(又は突起)に係合するようにトナーボトルを挿入する
際に、トナーボトルの回転方向の位置合わせが必要とな
り、これをユーザー自ら行うことは補給操作性の低下を
招くとともに、わずかな位置ずれにより、駆動が的確に
伝達されない状態になる場合がある。
【0012】このような係合不良を防止するために常に
トナーボトル挿入時の回転方向の位置が決まるようにト
ナーボトル外面にガイドリブを設けたり、又、それに対
応して本体駆動部の係合凹み部が常に所定の回転位置で
停止するように回転動作を制御する必要があり、いずれ
も補給システムの構成の複雑化・コストアップ要因とな
る。
トナーボトル挿入時の回転方向の位置が決まるようにト
ナーボトル外面にガイドリブを設けたり、又、それに対
応して本体駆動部の係合凹み部が常に所定の回転位置で
停止するように回転動作を制御する必要があり、いずれ
も補給システムの構成の複雑化・コストアップ要因とな
る。
【0013】又、こうした凹凸の係合によるカップリン
グ駆動伝達の多くは、トナーボトルと本体駆動部の位相
がズレて挿入された場合、本体駆動部をばねで退避させ
て、位相が合うと係合位置に戻るような構成にする場合
がある。このような構成では、トナーボトルを挿入した
時にボトルの位相がずれていても、本体駆動部が退避す
るため、そのうちボトルを回転させると位相が合って、
係合することが可能になるが、本体駆動部の構成が複雑
化することと、本体駆動部を奥側に退避させるため、余
計なスペースを必要とすることから、装置本体のコンパ
クト化といった観点からも好ましくない。
グ駆動伝達の多くは、トナーボトルと本体駆動部の位相
がズレて挿入された場合、本体駆動部をばねで退避させ
て、位相が合うと係合位置に戻るような構成にする場合
がある。このような構成では、トナーボトルを挿入した
時にボトルの位相がずれていても、本体駆動部が退避す
るため、そのうちボトルを回転させると位相が合って、
係合することが可能になるが、本体駆動部の構成が複雑
化することと、本体駆動部を奥側に退避させるため、余
計なスペースを必要とすることから、装置本体のコンパ
クト化といった観点からも好ましくない。
【0014】本発明は、前述した従来のトナー補給容器
を更に発展させたものである。
を更に発展させたものである。
【0015】本発明の目的は、トナー補給容器の画像形
成装置本体への着脱及びトナー補給動作を簡単な動作及
び構成で確実に行なうことのできる封止部材、トナー補
給容器及びトナー補給装置を提供することである。
成装置本体への着脱及びトナー補給動作を簡単な動作及
び構成で確実に行なうことのできる封止部材、トナー補
給容器及びトナー補給装置を提供することである。
【0016】本発明の他の目的は、トナー補給容器によ
るトナー補給操作時にトナー補給容器の回転方向の位置
合わせを必要とせず、簡単な操作で確実に補給できる封
止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置を提供する
ことである。
るトナー補給操作時にトナー補給容器の回転方向の位置
合わせを必要とせず、簡単な操作で確実に補給できる封
止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置を提供する
ことである。
【0017】本発明の他の目的は、トナー補給容器及び
画像形成装置本体の機構が簡単で安価にすることができ
る封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置を提供
することである。
画像形成装置本体の機構が簡単で安価にすることができ
る封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置を提供
することである。
【0018】本発明の他の目的は、画像形成装置本体を
コンパクト化できる封止部材、トナー補給容器及びトナ
ー補給装置を提供することである。
コンパクト化できる封止部材、トナー補給容器及びトナ
ー補給装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置にて達成
される。要約すれば、第1の本発明によると、画像形成
装置本体に着脱可能であって、前記画像形成装置本体に
トナーを補給するトナー補給容器の開口部を封止する封
止部材において、前記画像形成装置本体に係止される係
止部と、前記画像形成装置本体からトナー補給を行うた
めの回転力を受ける回転力受部と、前記係止部を変位さ
せて前記画像形成装置本体との係止を解除するための解
除部であって、前記回転力とは逆の回転力を受ける解除
部と、を有することを特徴とする封止部材が提供され
る。
封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置にて達成
される。要約すれば、第1の本発明によると、画像形成
装置本体に着脱可能であって、前記画像形成装置本体に
トナーを補給するトナー補給容器の開口部を封止する封
止部材において、前記画像形成装置本体に係止される係
止部と、前記画像形成装置本体からトナー補給を行うた
めの回転力を受ける回転力受部と、前記係止部を変位さ
せて前記画像形成装置本体との係止を解除するための解
除部であって、前記回転力とは逆の回転力を受ける解除
部と、を有することを特徴とする封止部材が提供され
る。
【0020】第2の本発明によると、画像形成装置本体
に着脱可能であって、前記画像形成装置本体へトナーを
補給するトナー補給容器において、前記画像形成装置本
体に係止される係止部と、前記画像形成装置本体からト
ナー補給を行うための回転力を受ける回転力受部と、前
記係止部を変位させて前記画像形成装置本体との係止を
解除するための解除部であって、前記回転力とは逆の回
転力を受ける解除部と、を有することを特徴とするトナ
ー補給容器が提供される。
に着脱可能であって、前記画像形成装置本体へトナーを
補給するトナー補給容器において、前記画像形成装置本
体に係止される係止部と、前記画像形成装置本体からト
ナー補給を行うための回転力を受ける回転力受部と、前
記係止部を変位させて前記画像形成装置本体との係止を
解除するための解除部であって、前記回転力とは逆の回
転力を受ける解除部と、を有することを特徴とするトナ
ー補給容器が提供される。
【0021】第3の本発明によると、トナーを補給する
トナー補給装置であって、前記トナー補給装置に係止さ
れる係止部と、トナー補給を行うための回転力を受ける
回転力受部と、を有するトナー補給容器が着脱可能にセ
ットされるトナー補給装置において、前記回転力受部に
回転力を伝達する回転力伝達部材と、前記係止部を変位
させて前記トナー補給装置と前記トナー補給容器との係
止を解除するための解除部であって、前記回転力とは逆
の回転力を受ける解除部と、を有することを特徴とする
トナー補給装置が提供される。
トナー補給装置であって、前記トナー補給装置に係止さ
れる係止部と、トナー補給を行うための回転力を受ける
回転力受部と、を有するトナー補給容器が着脱可能にセ
ットされるトナー補給装置において、前記回転力受部に
回転力を伝達する回転力伝達部材と、前記係止部を変位
させて前記トナー補給装置と前記トナー補給容器との係
止を解除するための解除部であって、前記回転力とは逆
の回転力を受ける解除部と、を有することを特徴とする
トナー補給装置が提供される。
【0022】上記本発明によると、トナー補給容器を挿
入するだけで確実に画像形成装置本体と係合し、且つ取
出す時には画像形成装置本体の回転力伝達部材が逆回転
するだけの動作で容易に係合が解除されるので非常に簡
単な動作・構成でトナーボトルの補給動作が行える操作
性の高いトナー補給容器、封止部材及びトナー補給装置
が提供できる。
入するだけで確実に画像形成装置本体と係合し、且つ取
出す時には画像形成装置本体の回転力伝達部材が逆回転
するだけの動作で容易に係合が解除されるので非常に簡
単な動作・構成でトナーボトルの補給動作が行える操作
性の高いトナー補給容器、封止部材及びトナー補給装置
が提供できる。
【0023】本発明の一実施態様によると、前記トナー
補給容器は凸状部を有し、前記凸状部は前記係止部、前
記回転力受部及び前記解除部を備え、又、前記凸状部は
弾性変形可能とされる。他の実施態様によれば、前記ト
ナー補給容器は開口を有する容器本体と前記開口を封止
する封止部材とを有し、前記回転力受部、係止部、及び
解除部は前記封止部材に設けている。この構成により、
封止部材の開閉動作と駆動力の伝達動作を一つの封止部
材で行うことができるのでコンパクトで安価な構成とな
る。
補給容器は凸状部を有し、前記凸状部は前記係止部、前
記回転力受部及び前記解除部を備え、又、前記凸状部は
弾性変形可能とされる。他の実施態様によれば、前記ト
ナー補給容器は開口を有する容器本体と前記開口を封止
する封止部材とを有し、前記回転力受部、係止部、及び
解除部は前記封止部材に設けている。この構成により、
封止部材の開閉動作と駆動力の伝達動作を一つの封止部
材で行うことができるのでコンパクトで安価な構成とな
る。
【0024】他の実施態様によると、前記トナー補給容
器は開口を有する容器本体と前記開口を封止する封止部
材とを有し、前記回転力受部、係止部、及び解除部は前
記容器本体に設けている。容器本体に直接、回転力受
部、係止部、解除部が設けてあるので、確実に駆動力が
伝達され、安定した駆動が維持できるとともに容器本体
のコンパクト化、コストダウンが図れる。
器は開口を有する容器本体と前記開口を封止する封止部
材とを有し、前記回転力受部、係止部、及び解除部は前
記容器本体に設けている。容器本体に直接、回転力受
部、係止部、解除部が設けてあるので、確実に駆動力が
伝達され、安定した駆動が維持できるとともに容器本体
のコンパクト化、コストダウンが図れる。
【0025】他の実施態様によると、前記回転力受部、
係止部、及び解除部は弾性変形可能な弾性部材である。
この構成により、弾性変形を利用して回転力伝達部材と
回転力受部の係合・脱着を容易に行うことができる。
係止部、及び解除部は弾性変形可能な弾性部材である。
この構成により、弾性変形を利用して回転力伝達部材と
回転力受部の係合・脱着を容易に行うことができる。
【0026】他の実施態様によると、前記回転力受部、
係止部、及び解除部は、直鎖状ポリアミド系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ABS樹脂、HIPS樹脂のいずれかにより形
成される。この構成では、適度な弾性を有するため、回
転力伝達部材と回転力受部との係合・脱着を容易に行う
ことができ、しかも充分な耐久性を有する。
係止部、及び解除部は、直鎖状ポリアミド系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ABS樹脂、HIPS樹脂のいずれかにより形
成される。この構成では、適度な弾性を有するため、回
転力伝達部材と回転力受部との係合・脱着を容易に行う
ことができ、しかも充分な耐久性を有する。
【0027】他の実施態様によると、前記回転力受部、
係止部、及び解除部が複数箇所設けられている。この構
成により、より高い係合強度を保つことができ、且つ耐
久性に優れた構成とされる。
係止部、及び解除部が複数箇所設けられている。この構
成により、より高い係合強度を保つことができ、且つ耐
久性に優れた構成とされる。
【0028】他の実施態様によると、前記回転力受部、
係止部、及び解除部は回転駆動の中心に対して対称に配
置している。回転力受部、係止部、解除部が回転中心に
対して対称配置されていることにより、回転駆動力が均
等にバランスよく配分され、偏芯の無い安定した回転駆
動力が得られるとともに、係合を解除する際の解除力も
同様に均等に配分されることから、確実で正確な解除動
作が実現できる。
係止部、及び解除部は回転駆動の中心に対して対称に配
置している。回転力受部、係止部、解除部が回転中心に
対して対称配置されていることにより、回転駆動力が均
等にバランスよく配分され、偏芯の無い安定した回転駆
動力が得られるとともに、係合を解除する際の解除力も
同様に均等に配分されることから、確実で正確な解除動
作が実現できる。
【0029】他の実施態様によると、前記解除部は画像
形成装置回転力伝達部材が逆回転した時に前記係止部が
解除するような傾斜面であり、前記解除部の傾斜面の傾
斜角度が45°〜80°の範囲とすることができる。こ
の構成では、画像形成装置本体の回転力伝達部材が逆回
転するだけで、容易に駆動力の伝達を解除できるため、
画像形成装置本体側に特別な解除機構などを設ける必要
が無く、装置本体のコストダウン化、コンパク化が図れ
る。又、スムーズで滑らかなトナーボトルと本体駆動部
の脱着動作を実現できる。
形成装置回転力伝達部材が逆回転した時に前記係止部が
解除するような傾斜面であり、前記解除部の傾斜面の傾
斜角度が45°〜80°の範囲とすることができる。こ
の構成では、画像形成装置本体の回転力伝達部材が逆回
転するだけで、容易に駆動力の伝達を解除できるため、
画像形成装置本体側に特別な解除機構などを設ける必要
が無く、装置本体のコストダウン化、コンパク化が図れ
る。又、スムーズで滑らかなトナーボトルと本体駆動部
の脱着動作を実現できる。
【0030】他の実施態様によると、前記トナー補給容
器は、一端にトナーを排出するための開口部と、前記開
口部を開閉自在に封止する封止部材とを有し、前記封止
部材は前記トナー補給容器本体と、回転方向には互いに
係止され、軸線方向へは互いに移動自在であり、前記開
口部を開口した状態においても、前記トナー補給容器本
体と回転方向には係合した状態を保つように構成され、
前記回転力受部、係止部及び解除部が前記封止部材に設
けられている。この構成とすることにより、トナー補給
容器内に回転駆動を伝達するにあたり、回転軸受け機構
が不要であり、簡単な構成でしかも軸受け部でのトナー
漏れ、トルクアップ、粗粒発生などの弊害を生じない。
器は、一端にトナーを排出するための開口部と、前記開
口部を開閉自在に封止する封止部材とを有し、前記封止
部材は前記トナー補給容器本体と、回転方向には互いに
係止され、軸線方向へは互いに移動自在であり、前記開
口部を開口した状態においても、前記トナー補給容器本
体と回転方向には係合した状態を保つように構成され、
前記回転力受部、係止部及び解除部が前記封止部材に設
けられている。この構成とすることにより、トナー補給
容器内に回転駆動を伝達するにあたり、回転軸受け機構
が不要であり、簡単な構成でしかも軸受け部でのトナー
漏れ、トルクアップ、粗粒発生などの弊害を生じない。
【0031】他の実施態様によると、前記トナー補給容
器は前記封止部材を画像形成装置本体に係止して、画像
形成装置本体からの作用により封止部材が引き抜かれる
ことでトナー補給容器の開口部が開封される。この構成
では、トナー補給容器の開封動作を画像形成装置本体内
で補給動作に連動させて行うために、ユーザー自身が開
封作業を行う必要が無く、ユーザーは手を汚さずに簡単
な補給が行える。
器は前記封止部材を画像形成装置本体に係止して、画像
形成装置本体からの作用により封止部材が引き抜かれる
ことでトナー補給容器の開口部が開封される。この構成
では、トナー補給容器の開封動作を画像形成装置本体内
で補給動作に連動させて行うために、ユーザー自身が開
封作業を行う必要が無く、ユーザーは手を汚さずに簡単
な補給が行える。
【0032】他の実施態様によると、前記トナー補給容
器は前記封止部材を画像形成装置本体に係止して、画像
形成装置本体からの作用によりトナー補給容器が移動す
ることによってトナー補給容器の開口部が開封される。
この構成では、トナー補給容器の開封動作を画像形成装
置本体内で補給動作に連動させて行うために、ユーザー
自身が開封作業を行う必要が無く、ユーザーは手を汚さ
ずに簡単な補給が行える。
器は前記封止部材を画像形成装置本体に係止して、画像
形成装置本体からの作用によりトナー補給容器が移動す
ることによってトナー補給容器の開口部が開封される。
この構成では、トナー補給容器の開封動作を画像形成装
置本体内で補給動作に連動させて行うために、ユーザー
自身が開封作業を行う必要が無く、ユーザーは手を汚さ
ずに簡単な補給が行える。
【0033】更に他の実施態様によると、前記トナー補
給容器は略円筒形状であって、前記回転力受部から伝達
された回転駆動力によって回転することでトナーを搬送
・排出するように構成されている。この構成によって、
トナー補給容器内に回転駆動を伝達するにあたり、回転
軸受け機構が不要であり、簡単な構成でしかも軸受け部
でのトナー漏れ、トルクアップ、粗粒発生などの弊害を
生じない。
給容器は略円筒形状であって、前記回転力受部から伝達
された回転駆動力によって回転することでトナーを搬送
・排出するように構成されている。この構成によって、
トナー補給容器内に回転駆動を伝達するにあたり、回転
軸受け機構が不要であり、簡単な構成でしかも軸受け部
でのトナー漏れ、トルクアップ、粗粒発生などの弊害を
生じない。
【0034】又、他の実施態様によると、前記解除動作
がなされた時にトナー補給容器を離間する方向へ付勢す
る付勢部材を前記トナー補給容器及び前記回転力伝達部
材の少なくともどちらか一方に設けることができる。こ
の構成によると、使用済のトナー補給容器が付勢部材に
よってユーザーが取り出しやすい位置まで押し出される
ので、非常に操作性が良い。
がなされた時にトナー補給容器を離間する方向へ付勢す
る付勢部材を前記トナー補給容器及び前記回転力伝達部
材の少なくともどちらか一方に設けることができる。こ
の構成によると、使用済のトナー補給容器が付勢部材に
よってユーザーが取り出しやすい位置まで押し出される
ので、非常に操作性が良い。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る封止部材、ト
ナー補給容器及びトナー補給装置を図面に則して更に詳
しく説明する。
ナー補給容器及びトナー補給装置を図面に則して更に詳
しく説明する。
【0036】まず、本発明に係るトナー補給容器が装着
される画像形成装置の一例である電子写真画像形成装置
の構成について図1に基づいて説明する。
される画像形成装置の一例である電子写真画像形成装置
の構成について図1に基づいて説明する。
【0037】[電子写真画像形成装置]図1に示す電子
写真複写機本体(以下、「装置本体」という)100に
おいて、原稿101が原稿台ガラス102の上に置かれ
ると、原稿101の画像情報に応じた光像が光学部10
3の複数のミラーMとレンズLnにより、像担持体とし
ての電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」と
いう)104上に結像する。カセット105、106、
107、108に積載された記録媒体(以下、「用紙」
という)Pのうち、図2に示す操作部100aから使用
者(ユーザー)が入力した情報もしくは原稿101の紙
サイズから最適な用紙Pをカセット105〜108の用
紙サイズ情報から選択する。ここで、記録媒体としては
用紙に限定されずに、例えばOHPシート等適宜選択で
きる。
写真複写機本体(以下、「装置本体」という)100に
おいて、原稿101が原稿台ガラス102の上に置かれ
ると、原稿101の画像情報に応じた光像が光学部10
3の複数のミラーMとレンズLnにより、像担持体とし
ての電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」と
いう)104上に結像する。カセット105、106、
107、108に積載された記録媒体(以下、「用紙」
という)Pのうち、図2に示す操作部100aから使用
者(ユーザー)が入力した情報もしくは原稿101の紙
サイズから最適な用紙Pをカセット105〜108の用
紙サイズ情報から選択する。ここで、記録媒体としては
用紙に限定されずに、例えばOHPシート等適宜選択で
きる。
【0038】そして、給紙・分離装置105A、106
A、107A、108Aにより搬送された1枚の用紙P
を、搬送部109を経由してレジストローラ110まで
搬送し、更にレジストローラ110により用紙Pを感光
体ドラム104の回転と、光学部103のスキャンのタ
イミングを同期させて転写部に搬送する。転写部では、
転写放電器111によって、感光体ドラム104上に形
成されたトナー像を用紙Pに転写する。そして、分離放
電器112によって、トナー像の転写された用紙Pを感
光体ドラム104から分離する。
A、107A、108Aにより搬送された1枚の用紙P
を、搬送部109を経由してレジストローラ110まで
搬送し、更にレジストローラ110により用紙Pを感光
体ドラム104の回転と、光学部103のスキャンのタ
イミングを同期させて転写部に搬送する。転写部では、
転写放電器111によって、感光体ドラム104上に形
成されたトナー像を用紙Pに転写する。そして、分離放
電器112によって、トナー像の転写された用紙Pを感
光体ドラム104から分離する。
【0039】この後、搬送部113により定着部114
へ搬送された用紙Pは、定着部114において熱と圧力
により用紙P上のトナー像を定着させた後、片面コピー
の場合には、排紙反転部115を通過し、排紙ローラ1
16により排紙トレイ117へ排出される。又、両面コ
ピーの場合には、排紙反転部115のフラッパ118の
制御により、再給紙搬送路119、120を経由してレ
ジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場
合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出され
る。
へ搬送された用紙Pは、定着部114において熱と圧力
により用紙P上のトナー像を定着させた後、片面コピー
の場合には、排紙反転部115を通過し、排紙ローラ1
16により排紙トレイ117へ排出される。又、両面コ
ピーの場合には、排紙反転部115のフラッパ118の
制御により、再給紙搬送路119、120を経由してレ
ジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場
合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出され
る。
【0040】又、多重コピーの場合には、用紙Pは排紙
反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一部
が装置外へ排出される。そして、この後、用紙Pの終端
がフラッパ118を通過し、排紙ローラ116にまだ挟
持されているタイミングでフラッパ118を制御すると
共に排紙ローラ116を逆回転させることにより、再度
装置本体100内へ搬送される。更にこの後、再給紙搬
送部119、120を経由してレジストローラ110ま
で搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたど
って排紙トレイ117へ排出される。
反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一部
が装置外へ排出される。そして、この後、用紙Pの終端
がフラッパ118を通過し、排紙ローラ116にまだ挟
持されているタイミングでフラッパ118を制御すると
共に排紙ローラ116を逆回転させることにより、再度
装置本体100内へ搬送される。更にこの後、再給紙搬
送部119、120を経由してレジストローラ110ま
で搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたど
って排紙トレイ117へ排出される。
【0041】ところで、上記構成の装置本体100にお
いて、感光体ドラム104の回りには現像手段としての
現像装置201、クリーナ装置202、一次帯電器20
3等が配置されている。
いて、感光体ドラム104の回りには現像手段としての
現像装置201、クリーナ装置202、一次帯電器20
3等が配置されている。
【0042】現像装置201は、原稿101の情報が光
学部103により感光体ドラム104に形成された静電
潜像を、トナーを用いて現像するものである。そして、
この現像装置201へトナーを補給するためのトナー補
給容器1が使用者によって装置本体100に着脱可能に
装着されている。
学部103により感光体ドラム104に形成された静電
潜像を、トナーを用いて現像するものである。そして、
この現像装置201へトナーを補給するためのトナー補
給容器1が使用者によって装置本体100に着脱可能に
装着されている。
【0043】又、現像装置201は、収容手段としての
トナーホッパー201aと現像器201bとを有してい
る。トナーホッパー201aは、トナー補給容器1から
補給されたトナーを撹拌するための撹拌部材201cを
有している。そして、この撹拌部材201cにより撹拌
されたトナーは、マグネットローラ201dにより現像
器201bに送られる。現像器201bは、現像ローラ
201fと、送り部材201eを有している。そして、
マグネットローラ201dによりトナーホッパー201
aから送られたトナーは、送り部材201eにより現像
ローラ201fに送られて、この現像ローラ201fに
より感光体ドラム104に供給される。
トナーホッパー201aと現像器201bとを有してい
る。トナーホッパー201aは、トナー補給容器1から
補給されたトナーを撹拌するための撹拌部材201cを
有している。そして、この撹拌部材201cにより撹拌
されたトナーは、マグネットローラ201dにより現像
器201bに送られる。現像器201bは、現像ローラ
201fと、送り部材201eを有している。そして、
マグネットローラ201dによりトナーホッパー201
aから送られたトナーは、送り部材201eにより現像
ローラ201fに送られて、この現像ローラ201fに
より感光体ドラム104に供給される。
【0044】尚、クリーナ装置202は、感光体ドラム
104に残留しているトナーを除去するためのものであ
る。又、一次帯電器203は、感光体ドラム104を帯
電するためのものである。
104に残留しているトナーを除去するためのものであ
る。又、一次帯電器203は、感光体ドラム104を帯
電するためのものである。
【0045】図2に示す外装カバーの一部であるトナー
補給容器交換用前カバー15(以下、「交換用前カバ
ー」という)を図3に示すように使用者が開けると、容
器受け台50が、駆動系(不図示)によって所定の位置
まで引き出される。そして、この容器受け台50上にト
ナー補給容器1を載置する。使用者がトナー補給容器1
を装置本体100から取り出す際には、容器受け台50
を引き出し、容器受け台50に載っているトナー補給容
器1を取り出す。ここで、交換用前カバー15はトナー
補給容器1を着脱(交換)するための専用カバーであっ
て、トナー補給容器1を着脱するためだけに開閉され
る。尚、装置本体100のメンテナンスは、前面カバー
100cを開閉することによって行われる。
補給容器交換用前カバー15(以下、「交換用前カバ
ー」という)を図3に示すように使用者が開けると、容
器受け台50が、駆動系(不図示)によって所定の位置
まで引き出される。そして、この容器受け台50上にト
ナー補給容器1を載置する。使用者がトナー補給容器1
を装置本体100から取り出す際には、容器受け台50
を引き出し、容器受け台50に載っているトナー補給容
器1を取り出す。ここで、交換用前カバー15はトナー
補給容器1を着脱(交換)するための専用カバーであっ
て、トナー補給容器1を着脱するためだけに開閉され
る。尚、装置本体100のメンテナンスは、前面カバー
100cを開閉することによって行われる。
【0046】尚、容器受け台50を介することなく、ト
ナー補給容器1を装置本体100に直接装着し、又、装
置本体100から取り外してもよい。
ナー補給容器1を装置本体100に直接装着し、又、装
置本体100から取り外してもよい。
【0047】[トナー補給動作]先ず、図7(A)〜図
7(C)を用いて本実施例におけるトナー補給容器(以
下、「トナーボトル」という)のトナー補給動作につい
て説明する。図7(A)〜図7(C)は本実施例におけ
るトナーボトル1を装置本体100内に挿入してトナー
補給を行う過程の状態を各段階毎に示した図である。
7(C)を用いて本実施例におけるトナー補給容器(以
下、「トナーボトル」という)のトナー補給動作につい
て説明する。図7(A)〜図7(C)は本実施例におけ
るトナーボトル1を装置本体100内に挿入してトナー
補給を行う過程の状態を各段階毎に示した図である。
【0048】同図に示すように、装置本体100にはト
ナー補給装置400が設けられ、更にトナー補給装置4
00には、トナーボトル1と連結してトナーボトル1を
回転駆動させる駆動力伝達部、即ち、回転力伝達部材2
0が設けられている。回転力伝達部材20はベアリング
23によって回転可能に支持され、装置本体100内に
設けた不図示の駆動モータにより回転駆動する構成にな
っている。
ナー補給装置400が設けられ、更にトナー補給装置4
00には、トナーボトル1と連結してトナーボトル1を
回転駆動させる駆動力伝達部、即ち、回転力伝達部材2
0が設けられている。回転力伝達部材20はベアリング
23によって回転可能に支持され、装置本体100内に
設けた不図示の駆動モータにより回転駆動する構成にな
っている。
【0049】又、装置本体100には、ホッパー201
aに連通するトナー補給路24を形成する隔壁25が設
けられ、この隔壁25には、トナーボトル1の一部を回
転可能に支持し、かつトナー補給路24を密封する内外
ベアリング26a、26bが固着されている。更に、ト
ナー補給路24には補給トナーをホッパー201aに搬
送するためのスクリュー部材27が配置されている。
aに連通するトナー補給路24を形成する隔壁25が設
けられ、この隔壁25には、トナーボトル1の一部を回
転可能に支持し、かつトナー補給路24を密封する内外
ベアリング26a、26bが固着されている。更に、ト
ナー補給路24には補給トナーをホッパー201aに搬
送するためのスクリュー部材27が配置されている。
【0050】図7(A)には、トナーボトル1を装置本
体100に挿入させる状態が示されている。トナーボト
ル1先端の一端面には、本実施例では円筒状とされるト
ナー補給開口部(以下、単に「開口部」という)1aが
設けてあり、開口部1aは、その先端開口が封止部材2
により封止された状態にある。
体100に挿入させる状態が示されている。トナーボト
ル1先端の一端面には、本実施例では円筒状とされるト
ナー補給開口部(以下、単に「開口部」という)1aが
設けてあり、開口部1aは、その先端開口が封止部材2
により封止された状態にある。
【0051】図7(B)には、トナーボトル1の挿入が
更に進み、封止部材2の先端部に設けた係止部としての
係合突起3が装置本体側の回転力伝達部材20と係合し
た状態が示されている。この回転力伝達部材20と封止
部材2との係合はユーザーがトナーボトル1を挿入した
時の挿入力によって行われる。この時、封止部材2は、
係合突起3に設けた係止面3bによって回転力伝達部材
20とスラスト方向(軸方向)に係止されているため、
封止部材2はこの係止を解除しない限り、回転力伝達部
材20に位置的に固定された状態にある。
更に進み、封止部材2の先端部に設けた係止部としての
係合突起3が装置本体側の回転力伝達部材20と係合し
た状態が示されている。この回転力伝達部材20と封止
部材2との係合はユーザーがトナーボトル1を挿入した
時の挿入力によって行われる。この時、封止部材2は、
係合突起3に設けた係止面3bによって回転力伝達部材
20とスラスト方向(軸方向)に係止されているため、
封止部材2はこの係止を解除しない限り、回転力伝達部
材20に位置的に固定された状態にある。
【0052】図7(C)には、封止部材2と回転力伝達
部材20が係合した後、交換用前カバー15の閉動作に
連動して、スライド部材300が矢印b方向に後退する
ことでトナーボトル1も後退し、相対的に封止部材2が
トナーボトル1から離れて開口部1aが開き、トナー補
給が可能となった状態が示されている。この時、トナー
ボトル1の本体(以下、「ボトル本体」という)1Aに
固定された駆動軸1bは封止部材2から完全に外れるこ
とはなく、駆動軸1bの一部が封止部材2内に残ってい
る。尚、駆動軸1bは、その断面が、四角形や三角形な
どの回転駆動伝達が可能な非円形断面形状になってい
る。
部材20が係合した後、交換用前カバー15の閉動作に
連動して、スライド部材300が矢印b方向に後退する
ことでトナーボトル1も後退し、相対的に封止部材2が
トナーボトル1から離れて開口部1aが開き、トナー補
給が可能となった状態が示されている。この時、トナー
ボトル1の本体(以下、「ボトル本体」という)1Aに
固定された駆動軸1bは封止部材2から完全に外れるこ
とはなく、駆動軸1bの一部が封止部材2内に残ってい
る。尚、駆動軸1bは、その断面が、四角形や三角形な
どの回転駆動伝達が可能な非円形断面形状になってい
る。
【0053】この状態で不図示のモータを駆動させると
回転駆動力は回転力伝達部材20から封止部材2へと伝
達し、更に封止部材2から駆動軸1bへと伝わることで
トナーボトル1が回転する構成になっている。すなわち
この封止部材2はトナーを封止すると同時にトナーボト
ル1の回転駆動力を伝達させる2つの機能を果たしてい
る。
回転駆動力は回転力伝達部材20から封止部材2へと伝
達し、更に封止部材2から駆動軸1bへと伝わることで
トナーボトル1が回転する構成になっている。すなわち
この封止部材2はトナーを封止すると同時にトナーボト
ル1の回転駆動力を伝達させる2つの機能を果たしてい
る。
【0054】又、トナーボトル1は容器受け台50に設
けられたボトル受けローラ23により回転可能に支持さ
れているため、わずかな駆動トルクでもスムーズに回転
することが可能である。このボトル受けローラ23はボ
トル本体1Aに対して鞍となる位置に4ケ所配設されて
いる。ボトル受けローラ23は装置本体100のトナー
補給装置400に回転自在に設けてある。このようにト
ナーボトル1が回転することでトナーボトル1の内部に
収容されていたトナーが開口部1aから順次排出され、
トナー補給路24に設けられたスクリュー部材27によ
って装置本体100側のホッパー201aへと搬送さ
れ、トナー補給が行われる。
けられたボトル受けローラ23により回転可能に支持さ
れているため、わずかな駆動トルクでもスムーズに回転
することが可能である。このボトル受けローラ23はボ
トル本体1Aに対して鞍となる位置に4ケ所配設されて
いる。ボトル受けローラ23は装置本体100のトナー
補給装置400に回転自在に設けてある。このようにト
ナーボトル1が回転することでトナーボトル1の内部に
収容されていたトナーが開口部1aから順次排出され、
トナー補給路24に設けられたスクリュー部材27によ
って装置本体100側のホッパー201aへと搬送さ
れ、トナー補給が行われる。
【0055】[トナー補給容器の交換方法]次に、本発
明におけるトナーボトルの交換方法について説明する。
明におけるトナーボトルの交換方法について説明する。
【0056】画像形成のプロセスに伴い、トナーボトル
1内のトナーが略全量消費されると、装置本体100に
設けられたトナー補給容器空検知手段(不図示)によっ
てトナーボトル1内のトナーが無くなったことが検知さ
れ、その旨が液晶等の表示手段100b(図2参照)に
よりユーザーに知らされる。
1内のトナーが略全量消費されると、装置本体100に
設けられたトナー補給容器空検知手段(不図示)によっ
てトナーボトル1内のトナーが無くなったことが検知さ
れ、その旨が液晶等の表示手段100b(図2参照)に
よりユーザーに知らされる。
【0057】本実施例においてトナーボトル1の交換は
ユーザー自身が行い、その手順は以下の通りである。
ユーザー自身が行い、その手順は以下の通りである。
【0058】先ず、閉じられた状態の交換用前カバー1
5をヒンジ18を中心に回動させて図6の破線で示す位
置まで開く。この交換用前カバー15を開く動作に連動
して後述のトナー補給部開閉手段により、上述の図7
(C)の状態にあるボトル本体1Aが矢印bと反対方向
の図7(A)に示す矢印a方向に移動して、それまでボ
トル本体1Aと離間した、トナー補給開口部1aを開放
する状態にあった封止部材2がトナー補給開口部1aに
圧入嵌合され、トナー補給開口部1aが閉止され、上記
図7(B)に示す状態となる。
5をヒンジ18を中心に回動させて図6の破線で示す位
置まで開く。この交換用前カバー15を開く動作に連動
して後述のトナー補給部開閉手段により、上述の図7
(C)の状態にあるボトル本体1Aが矢印bと反対方向
の図7(A)に示す矢印a方向に移動して、それまでボ
トル本体1Aと離間した、トナー補給開口部1aを開放
する状態にあった封止部材2がトナー補給開口部1aに
圧入嵌合され、トナー補給開口部1aが閉止され、上記
図7(B)に示す状態となる。
【0059】次に、ユーザーは、装置本体100に装着
されているトナーのなくなったトナーボトル1を図7
(A)に示す矢印a方向と逆方向に、即ち、図7(C)
に示す矢印b方向に引き出し、装置本体100から取り
外す。この後、ユーザーは新しいトナーボトル1を図7
(A)に示す矢印aの向きに装置本体100へと挿入し
た後、交換用前カバー15を閉じる。そして、上述のよ
うに、この交換用前カバー15を閉める動作に連動して
トナー補給部開閉手段により封止部材2が容器本体1A
から離間され、トナー補給開口部1aが開封される(図
7(C))。以上が、トナー補給容器の交換手順であ
る。
されているトナーのなくなったトナーボトル1を図7
(A)に示す矢印a方向と逆方向に、即ち、図7(C)
に示す矢印b方向に引き出し、装置本体100から取り
外す。この後、ユーザーは新しいトナーボトル1を図7
(A)に示す矢印aの向きに装置本体100へと挿入し
た後、交換用前カバー15を閉じる。そして、上述のよ
うに、この交換用前カバー15を閉める動作に連動して
トナー補給部開閉手段により封止部材2が容器本体1A
から離間され、トナー補給開口部1aが開封される(図
7(C))。以上が、トナー補給容器の交換手順であ
る。
【0060】[トナーボトル]次に、本実施例のトナー
ボトルについて図8と図9を用いて更に説明する。
ボトルについて図8と図9を用いて更に説明する。
【0061】トナーボトル1は略円筒形状に形成され、
その一端面のほぼ中央にそのボトル本体、即ち、円筒部
1Aより小径の開口部1aが突設されている。開口部1
aには開口部1aを閉じる封止部材2が設けてあり、図
7(A)〜(C)に関連した説明にて理解されるよう
に、この封止部材2がトナーボトル1の軸方向(矢印a
−b方向)にスライドすることにより、開口部1aの開
閉動作を行う構成になっている。封止部材2の先端部に
は弾性変形可能な係合突起3が設けてあり、この係合突
起3は、詳しくは後述する画像形成装置本体内に設けた
回転力伝達部材20と係合して、トナーボトル1に回転
駆動を伝達する機能を果たす構成になっている。この係
合突起3の構成については後で詳細に述べる。
その一端面のほぼ中央にそのボトル本体、即ち、円筒部
1Aより小径の開口部1aが突設されている。開口部1
aには開口部1aを閉じる封止部材2が設けてあり、図
7(A)〜(C)に関連した説明にて理解されるよう
に、この封止部材2がトナーボトル1の軸方向(矢印a
−b方向)にスライドすることにより、開口部1aの開
閉動作を行う構成になっている。封止部材2の先端部に
は弾性変形可能な係合突起3が設けてあり、この係合突
起3は、詳しくは後述する画像形成装置本体内に設けた
回転力伝達部材20と係合して、トナーボトル1に回転
駆動を伝達する機能を果たす構成になっている。この係
合突起3の構成については後で詳細に述べる。
【0062】先ず、トナーボトル1内部の構成について
説明する。
説明する。
【0063】上述のように、トナーボトル1は略円筒形
状を有しており、装置本体100内に略水平に配置さ
れ、装置本体100から回転駆動を受けて、回転する構
成になっている。そして、このトナーボトル1の内面に
は螺旋状の突起1cが設けてある。トナーボトル1が回
転することにより、この螺旋状突起1cに沿ってトナー
が軸方向に搬送され、トナーボトル1端面に設けた開口
部1aからトナーが排出される構成になっている。
状を有しており、装置本体100内に略水平に配置さ
れ、装置本体100から回転駆動を受けて、回転する構
成になっている。そして、このトナーボトル1の内面に
は螺旋状の突起1cが設けてある。トナーボトル1が回
転することにより、この螺旋状突起1cに沿ってトナー
が軸方向に搬送され、トナーボトル1端面に設けた開口
部1aからトナーが排出される構成になっている。
【0064】本発明におけるトナーボトル1内部の構成
については、トナーボトル1が回転することによりトナ
ーが排出するボトル形状であれば、特にその形状や構成
について限定するものではない。
については、トナーボトル1が回転することによりトナ
ーが排出するボトル形状であれば、特にその形状や構成
について限定するものではない。
【0065】つまり、本発明の主旨は、トナーボトル1
を駆動することによってトナーを排出するトナーボトル
1において、トナーボトル1と装置本体100との駆動
伝達部の構成に特徴を持たせたことにあり、トナーボト
ル1の内部構成については、本実施例のように一般的に
よく知られているボトル内部に螺旋状突起1cを形成し
たものや、その他の構成のものであっても構わない。
を駆動することによってトナーを排出するトナーボトル
1において、トナーボトル1と装置本体100との駆動
伝達部の構成に特徴を持たせたことにあり、トナーボト
ル1の内部構成については、本実施例のように一般的に
よく知られているボトル内部に螺旋状突起1cを形成し
たものや、その他の構成のものであっても構わない。
【0066】例えば、本実施例の変形例として図10に
示すようなボトル内部の構成でも良い。本変形例では、
ボトル本体内部に板状のバッフル部材40を設け、バッ
フル部材40の表面にトナーボトル1の軸線方向に対し
て傾斜した傾斜突起40aを複数設けており、この傾斜
突起40aの一端は開口部1aに達している。トナーは
最終的にこの傾斜突起40aから開口部1aを通って排
出される構成になっている。トナーが排出する原理は、
トナーボトル1の回転によってバッフル部材40で掻き
揚げられたトナーがバッフル部材40表面上を滑り落
ち、傾斜突起40aによってトナーボトル1の前方へ搬
送される。この動作を繰り返すことによって、トナーボ
トル内部のトナーは順次、撹拌・搬送されて開口部1a
から排出される。
示すようなボトル内部の構成でも良い。本変形例では、
ボトル本体内部に板状のバッフル部材40を設け、バッ
フル部材40の表面にトナーボトル1の軸線方向に対し
て傾斜した傾斜突起40aを複数設けており、この傾斜
突起40aの一端は開口部1aに達している。トナーは
最終的にこの傾斜突起40aから開口部1aを通って排
出される構成になっている。トナーが排出する原理は、
トナーボトル1の回転によってバッフル部材40で掻き
揚げられたトナーがバッフル部材40表面上を滑り落
ち、傾斜突起40aによってトナーボトル1の前方へ搬
送される。この動作を繰り返すことによって、トナーボ
トル内部のトナーは順次、撹拌・搬送されて開口部1a
から排出される。
【0067】図8及び図9(A)において、上述のよう
にボトル本体1Aにはその一端面に開口部1aが設けて
あり、開口部1a内にボトル本体1Aと一体に設けられ
た駆動軸1bが開口部1aから突出している。この駆動
軸1bは開口部1aのほぼ中心軸線上に位置し、封止部
材2に設けた係合穴2aと係合する。駆動軸1bは装置
本体100から封止部材2を介して回転駆動力をボトル
本体1Aへ伝達させるためのものであることから、駆動
軸1bの断面形状は回転駆動力を伝達可能な四角形状や
Hカット形状、Dカット形状等の形状になっている。駆
動軸1bは適宜手段によってボトル本体1Aに固定され
ている。
にボトル本体1Aにはその一端面に開口部1aが設けて
あり、開口部1a内にボトル本体1Aと一体に設けられ
た駆動軸1bが開口部1aから突出している。この駆動
軸1bは開口部1aのほぼ中心軸線上に位置し、封止部
材2に設けた係合穴2aと係合する。駆動軸1bは装置
本体100から封止部材2を介して回転駆動力をボトル
本体1Aへ伝達させるためのものであることから、駆動
軸1bの断面形状は回転駆動力を伝達可能な四角形状や
Hカット形状、Dカット形状等の形状になっている。駆
動軸1bは適宜手段によってボトル本体1Aに固定され
ている。
【0068】尚、駆動軸1bはボトル本体1Aに固定せ
ずに、図9(B)に示すように封止部材2と一体に設け
ても何らかまわない。その際は、駆動軸1bからの駆動
力を伝達するための係合穴2aをトナーボトル1側に設
ける必要がある。この変形例では、開口部1aの構成部
材1cに係合穴2aを設けている。
ずに、図9(B)に示すように封止部材2と一体に設け
ても何らかまわない。その際は、駆動軸1bからの駆動
力を伝達するための係合穴2aをトナーボトル1側に設
ける必要がある。この変形例では、開口部1aの構成部
材1cに係合穴2aを設けている。
【0069】本実施例においてはボトル本体1Aに駆動
軸1bを固定した構成を採用した。
軸1bを固定した構成を採用した。
【0070】[封止部材]次に、封止部材2について図
11及び図12を用いて更に説明する。
11及び図12を用いて更に説明する。
【0071】図11及び図12において、封止部材2は
トナーボトル1の開口部1aを開封可能に封止する封止
部2b、及び装置本体の回転力伝達部材20と係合する
円筒状のカップリング係合部2cを備えている。封止部
2bの外径は開口部1aの内径よりも適当量大きく設定
されている。そして、封止部2bを開口部1aに圧入嵌
合することにより、封止部材2によって開口部1aであ
るトナー補給口が密封される。
トナーボトル1の開口部1aを開封可能に封止する封止
部2b、及び装置本体の回転力伝達部材20と係合する
円筒状のカップリング係合部2cを備えている。封止部
2bの外径は開口部1aの内径よりも適当量大きく設定
されている。そして、封止部2bを開口部1aに圧入嵌
合することにより、封止部材2によって開口部1aであ
るトナー補給口が密封される。
【0072】上述のように、封止部材2は、駆動軸1b
と係合して装置本体100から受けた駆動力を駆動軸1
bに伝達するための係合穴2aを有している。この係合
穴2aは封止部2b及び係合部2cにわたって形成され
ている。又、この係合穴2aは駆動軸1bの断面形状に
対応した形状を有するとともに、駆動軸1bよりも僅か
に大きく形成されている。これにより駆動軸1bは係合
穴2aに遊嵌される。又、係合穴2aは駆動軸1bと同
断面であって、多角形である。本実施例では正方形を採
用している。
と係合して装置本体100から受けた駆動力を駆動軸1
bに伝達するための係合穴2aを有している。この係合
穴2aは封止部2b及び係合部2cにわたって形成され
ている。又、この係合穴2aは駆動軸1bの断面形状に
対応した形状を有するとともに、駆動軸1bよりも僅か
に大きく形成されている。これにより駆動軸1bは係合
穴2aに遊嵌される。又、係合穴2aは駆動軸1bと同
断面であって、多角形である。本実施例では正方形を採
用している。
【0073】そして、このように駆動軸1bが係合穴2
aに遊嵌されることにより、ボトル本体1Aと封止部材
2とは、ボトル本体1Aの回転方向には互いに係止され
る一方、軸線方向へは相互に移動自在に構成されるよう
になっている。これにより、トナーボトル1をトナー補
給装置400へ装着時、後述するように封止部材2とボ
トル本体1Aとの離間が可能となり、トナー供給口すな
わち開口部1aの開封(開口)が可能となる。
aに遊嵌されることにより、ボトル本体1Aと封止部材
2とは、ボトル本体1Aの回転方向には互いに係止され
る一方、軸線方向へは相互に移動自在に構成されるよう
になっている。これにより、トナーボトル1をトナー補
給装置400へ装着時、後述するように封止部材2とボ
トル本体1Aとの離間が可能となり、トナー供給口すな
わち開口部1aの開封(開口)が可能となる。
【0074】ところで、この係合穴2aと駆動軸1bと
の係合長さは、封止部材2とボトル本体1Aとが離間す
る際、外れることのない長さを有している。これにより
封止部材2がボトル本体1と離間しても、駆動軸1bは
封止部材2を介して駆動力を受けることができる。
の係合長さは、封止部材2とボトル本体1Aとが離間す
る際、外れることのない長さを有している。これにより
封止部材2がボトル本体1と離間しても、駆動軸1bは
封止部材2を介して駆動力を受けることができる。
【0075】次に、本発明の特徴部分の一つである係合
突起3について詳しく説明する。
突起3について詳しく説明する。
【0076】封止部材2には、装置本体100からの回
転駆動力を受けるためカップリング係合部2cに係合突
起3を設けている。係合突起3はカップリング係合部2
cの円筒面よりも半径方向外側に向かって突出してお
り、かつ、回転方向の駆動力を伝達するための回転力受
部としての駆動受け面3aと、トナーボトル1と封止部
材2とを離間させる際に、封止部材2を本体駆動部側に
係止させるための係止部として作用する係止面3bと、
そしてトナーボトル1と封止部材2の係合を解除するた
めの解除部3cと、を有している。すなわち、係合突起
3はトナーボトル1の回転駆動と、トナーボトル1の着
脱方向における位置規制と、トナーボトル1と封止部材
2との解除と、いう3つの異なる働きを、それぞれ駆動
受け面3aと、係止面3bと、解除部3cとで果たして
いる。
転駆動力を受けるためカップリング係合部2cに係合突
起3を設けている。係合突起3はカップリング係合部2
cの円筒面よりも半径方向外側に向かって突出してお
り、かつ、回転方向の駆動力を伝達するための回転力受
部としての駆動受け面3aと、トナーボトル1と封止部
材2とを離間させる際に、封止部材2を本体駆動部側に
係止させるための係止部として作用する係止面3bと、
そしてトナーボトル1と封止部材2の係合を解除するた
めの解除部3cと、を有している。すなわち、係合突起
3はトナーボトル1の回転駆動と、トナーボトル1の着
脱方向における位置規制と、トナーボトル1と封止部材
2との解除と、いう3つの異なる働きを、それぞれ駆動
受け面3aと、係止面3bと、解除部3cとで果たして
いる。
【0077】この解除部3cは封止部材2の円周方向
(ラジアル方向)に設けた傾斜面で、係合突起3と回転
力伝達部材20との係合を解除するためのものである。
この解除部3Cについては後で詳細に説明する。
(ラジアル方向)に設けた傾斜面で、係合突起3と回転
力伝達部材20との係合を解除するためのものである。
この解除部3Cについては後で詳細に説明する。
【0078】係合突起3を封止部材2と一体で設ける際
には、係合突起3の両側にスリット溝2e等を設けて、
係合突起3のみが自由に弾性変形させるような構成にす
るとよい。その理由は、この係合突起3が本体からの作
用によって変位することで、駆動伝達の解除動作を行う
ためである。駆動伝達の解除については後で説明する。
には、係合突起3の両側にスリット溝2e等を設けて、
係合突起3のみが自由に弾性変形させるような構成にす
るとよい。その理由は、この係合突起3が本体からの作
用によって変位することで、駆動伝達の解除動作を行う
ためである。駆動伝達の解除については後で説明する。
【0079】なお、本実施例においては、係合突起3は
封止部材2と一体にして設けた場合を示している。又、
係合突起3の先端部は封止部材2が装置本体の駆動部に
挿入された際に、スムーズに挿入されるように傾斜面3
dを有している。
封止部材2と一体にして設けた場合を示している。又、
係合突起3の先端部は封止部材2が装置本体の駆動部に
挿入された際に、スムーズに挿入されるように傾斜面3
dを有している。
【0080】このような封止部材2はプラスチック等の
樹脂を射出成形して製造するのが好ましいが、他の材料
及び製造方法であっても、任意に分割、接合しても構わ
ない。また、封止部材2はトナー補給開口部に圧入嵌合
してこれを密封するために適度な弾性が必要とされる。
その材料としては低密度ポリエチレンが最も好ましく、
次いでポリプロピレン・直鎖状ポリアミド、例えば商品
名ナイロン・高密度ポリエチレン等が好ましく利用でき
る。
樹脂を射出成形して製造するのが好ましいが、他の材料
及び製造方法であっても、任意に分割、接合しても構わ
ない。また、封止部材2はトナー補給開口部に圧入嵌合
してこれを密封するために適度な弾性が必要とされる。
その材料としては低密度ポリエチレンが最も好ましく、
次いでポリプロピレン・直鎖状ポリアミド、例えば商品
名ナイロン・高密度ポリエチレン等が好ましく利用でき
る。
【0081】[駆動伝達部の構成]次に本発明の特徴を
最もよく表す、封止部材2に設けた回転力受部の構成に
ついて図13を用いて説明する。図13は本発明におけ
るトナーボトル1の駆動伝達機構の構成を表す斜視図で
ある。
最もよく表す、封止部材2に設けた回転力受部の構成に
ついて図13を用いて説明する。図13は本発明におけ
るトナーボトル1の駆動伝達機構の構成を表す斜視図で
ある。
【0082】本発明において封止部材2はトナー補給容
器1の回転力受部となっており、トナー補給装置の回転
力伝達部材20からの駆動力を受けるようになってい
る。
器1の回転力受部となっており、トナー補給装置の回転
力伝達部材20からの駆動力を受けるようになってい
る。
【0083】封止部材2の円筒部2dには先に説明した
ように弾性変形可能な可撓性の係合突起3が2箇所に対
向配置して設けられており、係合突起3は押圧されるこ
とで容易に弾性変形が可能な状態にある。なお、本実施
例ではこの係合突起3を2箇所に配置したが、特にこれ
に限定するものではなく3箇所や4箇所など任意の箇所
に複数個配置しても、もちろんよい。特にトナー容量の
多いボトルの場合、回転駆動トルクが大きいので係合突
起3を複数に配置したほうが係合トルクを大きくするこ
とができ、より好ましい。
ように弾性変形可能な可撓性の係合突起3が2箇所に対
向配置して設けられており、係合突起3は押圧されるこ
とで容易に弾性変形が可能な状態にある。なお、本実施
例ではこの係合突起3を2箇所に配置したが、特にこれ
に限定するものではなく3箇所や4箇所など任意の箇所
に複数個配置しても、もちろんよい。特にトナー容量の
多いボトルの場合、回転駆動トルクが大きいので係合突
起3を複数に配置したほうが係合トルクを大きくするこ
とができ、より好ましい。
【0084】又、この係合突起3の配置については回転
力伝達部材20の回転中心に対して対称に配置するのが
好ましい。その理由は、同じ側に複数個配置するよりも
対称に配置したほうが回転駆動トルクの回転モーメント
のバランスが良く、偏りのない安定した回転駆動力が得
られ易いからである。また同様な理由から、回転力伝達
部材20と係合突起3との係合を解除する際に作用する
解除力のバランスも良いため、滑らかで安定した解除性
が得られ、着脱性に優れトナーボトルを提供できる。
力伝達部材20の回転中心に対して対称に配置するのが
好ましい。その理由は、同じ側に複数個配置するよりも
対称に配置したほうが回転駆動トルクの回転モーメント
のバランスが良く、偏りのない安定した回転駆動力が得
られ易いからである。また同様な理由から、回転力伝達
部材20と係合突起3との係合を解除する際に作用する
解除力のバランスも良いため、滑らかで安定した解除性
が得られ、着脱性に優れトナーボトルを提供できる。
【0085】一方、画像形成装置本体側に設けた回転力
伝達部材20は、封止部材2の係合突起3と係合するよ
うに構成されており、封止部材2が回転力伝達部材20
に挿入された時に滑らかに挿入できるように回転力伝達
部材20の先端内径部は内径が徐々に縮径するような傾
斜面20bを設けてある。この傾斜面20bにより封止
部材2は滑らかに回転力伝達部材20へと挿入される。
また回転力伝達部材20にはトナーボトル1を回転駆動
させるための係合リブ20aが設けられており、この係
合リブ20aは封止部材2が挿入された後、封止部材2
に設けた係合突起3を引っ掛けて回転駆動を伝達するた
めのものである。
伝達部材20は、封止部材2の係合突起3と係合するよ
うに構成されており、封止部材2が回転力伝達部材20
に挿入された時に滑らかに挿入できるように回転力伝達
部材20の先端内径部は内径が徐々に縮径するような傾
斜面20bを設けてある。この傾斜面20bにより封止
部材2は滑らかに回転力伝達部材20へと挿入される。
また回転力伝達部材20にはトナーボトル1を回転駆動
させるための係合リブ20aが設けられており、この係
合リブ20aは封止部材2が挿入された後、封止部材2
に設けた係合突起3を引っ掛けて回転駆動を伝達するた
めのものである。
【0086】次に本発明における回転力伝達部材20と
封止部材2との係合の様子について図14(A)、
(B)、(C)を用いて説明する。
封止部材2との係合の様子について図14(A)、
(B)、(C)を用いて説明する。
【0087】図14(A)はユーザーが新しいトナーボ
トル1を複写機本体にセットするために、矢印方向にト
ナーボトル1を挿入する際の様子を示したものであり、
画像形成装置本体内の回転力伝達部材20と係合する前
の状態を示したものである。
トル1を複写機本体にセットするために、矢印方向にト
ナーボトル1を挿入する際の様子を示したものであり、
画像形成装置本体内の回転力伝達部材20と係合する前
の状態を示したものである。
【0088】やがて、トナーボトル1の挿入が進むと図
14(B)のように封止部材2に設けた係合突起3が回
転力伝達部材20の傾斜面20bに接触し、傾斜面20
bに案内されながら徐々に内側に撓みながら弾性変形し
挿入される。
14(B)のように封止部材2に設けた係合突起3が回
転力伝達部材20の傾斜面20bに接触し、傾斜面20
bに案内されながら徐々に内側に撓みながら弾性変形し
挿入される。
【0089】更に、挿入が進み、ストレート部20dを
通過した係合突起3は図14(C)のように係合リブ2
0aのない空間部分で撓みが解放され、ここで係合突起
3が回転力伝達部材20と係合した状態になる。この図
14(C)の状態において係合突起3は回転力伝達部材
20としっかり係合されており、封止部材2のスラスト
方向(矢印a−b方向)の位置は固定された状態とな
る。従って、その後トナーボトル1を矢印b方向に後退
させても、封止部材2はトナーボトル1と一緒に引きつ
られて後退することなく、しっかり回転力伝達部材20
に固定され、一方トナーボトル1だけが後退するため、
確実に封止部材2とトナーボトル1が離間され開口部1
aが開封する。
通過した係合突起3は図14(C)のように係合リブ2
0aのない空間部分で撓みが解放され、ここで係合突起
3が回転力伝達部材20と係合した状態になる。この図
14(C)の状態において係合突起3は回転力伝達部材
20としっかり係合されており、封止部材2のスラスト
方向(矢印a−b方向)の位置は固定された状態とな
る。従って、その後トナーボトル1を矢印b方向に後退
させても、封止部材2はトナーボトル1と一緒に引きつ
られて後退することなく、しっかり回転力伝達部材20
に固定され、一方トナーボトル1だけが後退するため、
確実に封止部材2とトナーボトル1が離間され開口部1
aが開封する。
【0090】なお、トナーボトル1の後退動作は不図示
の画像形成装置本体の前カバー15の開閉動作に連動し
てトナーボトル1をスライドさせるような構成にしても
よい。
の画像形成装置本体の前カバー15の開閉動作に連動し
てトナーボトル1をスライドさせるような構成にしても
よい。
【0091】次に、回転力伝達部材20と係合したトナ
ーボトル1の回転駆動の動作については図15を用いて
説明する。図15は図14(C)のc−c断面図であ
り、回転力伝達部材20の回転によって封止部材2が回
転駆動伝達される様子を示したものである。
ーボトル1の回転駆動の動作については図15を用いて
説明する。図15は図14(C)のc−c断面図であ
り、回転力伝達部材20の回転によって封止部材2が回
転駆動伝達される様子を示したものである。
【0092】図15(A)、(B)、(C)は、トナー
ボトル1が回転し、トナーを排出するときのトナーボト
ル1の回転状態を示した図である。図15(A)は回転
力伝達部材20が回転している様子を示しており、この
状態ではまだ封止部材2に駆動力は伝達されていない。
回転力伝達部材20の回転が進むとやがて図15(B)
に示したように回転力伝達部材20の係合リブ20aが
係合突起3の駆動受け面3aに接触し、ここで回転駆動
力が封止部材2に伝達される。更に回転が進むと図15
(C)のように封止部材2も回転力伝達部材20の回転
に伴って連れ回りすることでトナーボトル1が回転する
ことになる。通常、トナーを排出する時はこのように回
転力伝達部材20が回転することでトナーボトル1も回
転し、トナーを排出する。以後、このトナーを排出する
回転方向を「正転」といい、排出しない回転方向を「逆
回転」ということにする。
ボトル1が回転し、トナーを排出するときのトナーボト
ル1の回転状態を示した図である。図15(A)は回転
力伝達部材20が回転している様子を示しており、この
状態ではまだ封止部材2に駆動力は伝達されていない。
回転力伝達部材20の回転が進むとやがて図15(B)
に示したように回転力伝達部材20の係合リブ20aが
係合突起3の駆動受け面3aに接触し、ここで回転駆動
力が封止部材2に伝達される。更に回転が進むと図15
(C)のように封止部材2も回転力伝達部材20の回転
に伴って連れ回りすることでトナーボトル1が回転する
ことになる。通常、トナーを排出する時はこのように回
転力伝達部材20が回転することでトナーボトル1も回
転し、トナーを排出する。以後、このトナーを排出する
回転方向を「正転」といい、排出しない回転方向を「逆
回転」ということにする。
【0093】[トナーボトルの解除動作]次に、係合突
起3の解除方法について図16を用いて説明する。
起3の解除方法について図16を用いて説明する。
【0094】トナー補給が終了し、トナーボトル1が空
になると、古いトナーボトル1を取り外し、新しいトナ
ーボトル1に交換しなければならない。その際にそれま
で係合していた封止部材2と回転力伝達部材20の係合
を解除する必要がある。図16は封止部材2と回転力伝
達部材20との係合を解除するときの様子を示した断面
図である。
になると、古いトナーボトル1を取り外し、新しいトナ
ーボトル1に交換しなければならない。その際にそれま
で係合していた封止部材2と回転力伝達部材20の係合
を解除する必要がある。図16は封止部材2と回転力伝
達部材20との係合を解除するときの様子を示した断面
図である。
【0095】トナーボトル1本体との係合を解除する方
法は、極めて簡単で、回転力伝達部材20を逆回転させ
るだけで容易に係合を解除できる。
法は、極めて簡単で、回転力伝達部材20を逆回転させ
るだけで容易に係合を解除できる。
【0096】つまり、図16(A)は正転方向に回転し
ていた状態で、この状態から回転力伝達部材20を、矢
印方向へと逆回転させると、図16(B)に示したよう
になる。更に、回転力伝達部材20の回転が進むにつ
れ、回転力伝達部材20の係合リブ20aは係合突起3
の解除部3c上を移動することとなり、これによって、
係合突起3は徐々に内側に撓み、やがて図16(C)に
示した状態で係合が解除される。
ていた状態で、この状態から回転力伝達部材20を、矢
印方向へと逆回転させると、図16(B)に示したよう
になる。更に、回転力伝達部材20の回転が進むにつ
れ、回転力伝達部材20の係合リブ20aは係合突起3
の解除部3c上を移動することとなり、これによって、
係合突起3は徐々に内側に撓み、やがて図16(C)に
示した状態で係合が解除される。
【0097】解除部3cはラジアル方向に傾斜した面を
有しているため、回転力伝達部材20の係合リブ20a
が解除部3c上に回転移動してきた場合でも解除部3c
の傾斜面によって係合突起3は中心に向って内側に撓む
作用が働く。その結果、それまで回転力伝達部材20に
係合していた係合突起3は滑らかに解除される。
有しているため、回転力伝達部材20の係合リブ20a
が解除部3c上に回転移動してきた場合でも解除部3c
の傾斜面によって係合突起3は中心に向って内側に撓む
作用が働く。その結果、それまで回転力伝達部材20に
係合していた係合突起3は滑らかに解除される。
【0098】この解除部3cの傾斜角度(θ)(図11
(B)参照)はあまり小さくすると解除する際の抵抗が
大きくなり、滑らかな解除性が得られなくなるし、逆に
あまり大きい角度の場合は、解除抵抗は小さいが、その
ぶん傾斜面を広くとる必要があり、コンパクト化には不
適である。従って、ある程度適正な傾斜角度にすること
が好ましい。ここでいう傾斜角度とは、駆動受け面3a
に対する傾斜角度であり、図11(B)に示す角度であ
る。本実施例の検討結果から、適正な傾斜角度(θ)の
範囲としては30°〜85°程度が好ましい。より好ま
しくは45°〜80°の範囲である。
(B)参照)はあまり小さくすると解除する際の抵抗が
大きくなり、滑らかな解除性が得られなくなるし、逆に
あまり大きい角度の場合は、解除抵抗は小さいが、その
ぶん傾斜面を広くとる必要があり、コンパクト化には不
適である。従って、ある程度適正な傾斜角度にすること
が好ましい。ここでいう傾斜角度とは、駆動受け面3a
に対する傾斜角度であり、図11(B)に示す角度であ
る。本実施例の検討結果から、適正な傾斜角度(θ)の
範囲としては30°〜85°程度が好ましい。より好ま
しくは45°〜80°の範囲である。
【0099】このように、係合突起3は回転力伝達部材
20の正転方向に対しては駆動受け面3aが回転力伝達
部材20の係合リブ20aに引掛かり、駆動力が伝達さ
れるが、一方、係合を解除する際は回転力伝達部材20
を逆回転させるだけで容易に係合を解除することができ
る。従って、係合を解除するために画像形成装置本体側
に特別な解除機構を設ける必要がなく、単に回転力伝達
部材20の回転方向を切替えるだけという極めて単純な
動作でトナーボトル1の脱着制御が可能となるため、ト
ナーボトル本体側の構成が非常にコンパクトで安価な構
成にすることができる。
20の正転方向に対しては駆動受け面3aが回転力伝達
部材20の係合リブ20aに引掛かり、駆動力が伝達さ
れるが、一方、係合を解除する際は回転力伝達部材20
を逆回転させるだけで容易に係合を解除することができ
る。従って、係合を解除するために画像形成装置本体側
に特別な解除機構を設ける必要がなく、単に回転力伝達
部材20の回転方向を切替えるだけという極めて単純な
動作でトナーボトル1の脱着制御が可能となるため、ト
ナーボトル本体側の構成が非常にコンパクトで安価な構
成にすることができる。
【0100】また、解除部3cは、封止部材2に設けら
れている場合について説明したが、図17に示したよう
に回転力伝達部材20側に設けても良い。
れている場合について説明したが、図17に示したよう
に回転力伝達部材20側に設けても良い。
【0101】図17(A)、(B)、(C)は、解除部
3cを回転力伝達部材20の内面に2箇所設けた場合の
解除動作を説明する図である。同図において解除部3c
は係合リブ20aに設けてあり、係合リブ20aの一端
面は駆動力伝達部となっており、もう一方の面は傾斜し
た解除部3cとなっている。
3cを回転力伝達部材20の内面に2箇所設けた場合の
解除動作を説明する図である。同図において解除部3c
は係合リブ20aに設けてあり、係合リブ20aの一端
面は駆動力伝達部となっており、もう一方の面は傾斜し
た解除部3cとなっている。
【0102】図17(A)は、正転方向に回転していた
状態で、この状態から矢印方向へと、回転力伝達部材2
0を逆回転させると図17(B)に示す状態となり、更
に、回転が進むにつれ回転力伝達部材20の係合リブ2
0aは係合突起3に接触する。この時、係合リブ20a
に設けた解除部3cが係合突起3上を移動することで係
合突起3は徐々に内側に撓み、やがて図17(C)に示
した状態となり、係合が解除される。
状態で、この状態から矢印方向へと、回転力伝達部材2
0を逆回転させると図17(B)に示す状態となり、更
に、回転が進むにつれ回転力伝達部材20の係合リブ2
0aは係合突起3に接触する。この時、係合リブ20a
に設けた解除部3cが係合突起3上を移動することで係
合突起3は徐々に内側に撓み、やがて図17(C)に示
した状態となり、係合が解除される。
【0103】又、本発明の変形例として図18に示した
ように回転力伝達部材20に付勢部材21を設けると、
係合が解除した際にトナーボトル1を手前側に押出すこ
とができるため、より好ましい補給操作性が可能とな
る。
ように回転力伝達部材20に付勢部材21を設けると、
係合が解除した際にトナーボトル1を手前側に押出すこ
とができるため、より好ましい補給操作性が可能とな
る。
【0104】この付勢部材21は特に複雑な機構を必要
とせず、一般的なバネ部品などを組み込むだけでよい。
また、図18に示す変形例では、付勢部材21を回転力
伝達部材20側に設けたが、本発明においてはこれに限
定するものではなく、封止部材2側に付勢部材21を設
けても何らかまわない。
とせず、一般的なバネ部品などを組み込むだけでよい。
また、図18に示す変形例では、付勢部材21を回転力
伝達部材20側に設けたが、本発明においてはこれに限
定するものではなく、封止部材2側に付勢部材21を設
けても何らかまわない。
【0105】斯かる構成により、回転力伝達部材20が
逆回転した際に、回転力伝達部材20と封止部材2との
係合が解除した瞬間にトナーボトル1は付勢部材21に
よって自動的に取り出し位置まで押出されて、ユーザー
はすぐにトナーボトル1を取り出すことができ、より補
給操作性が向上する。
逆回転した際に、回転力伝達部材20と封止部材2との
係合が解除した瞬間にトナーボトル1は付勢部材21に
よって自動的に取り出し位置まで押出されて、ユーザー
はすぐにトナーボトル1を取り出すことができ、より補
給操作性が向上する。
【0106】更に他の変形例として図19に示すように
トナーボトル1の円筒面に開口部1aがあるようなトナ
ーボトル1の場合、回転力受部としての係合突起3を封
止部材2に設けるのではなく、トナーボトル本体1Aの
端面に直接設けても良い。この場合、開口部1aは、シ
ャッタ部材とされる封止部材2により開閉可能に封止さ
れる。
トナーボトル1の円筒面に開口部1aがあるようなトナ
ーボトル1の場合、回転力受部としての係合突起3を封
止部材2に設けるのではなく、トナーボトル本体1Aの
端面に直接設けても良い。この場合、開口部1aは、シ
ャッタ部材とされる封止部材2により開閉可能に封止さ
れる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の封止部
材、トナー補給容器及びトナー補給装置は、特に、画像
形成装置本体に係止される係止部と、画像形成装置本体
からトナー補給を行うための回転力を受ける回転力受部
と、係止部を変位させて画像形成装置本体との係止を解
除するための解除部であって、回転力とは逆の回転力を
受ける解除部と、を有する構成とされるので、 (1)トナー補給容器の回転力受部の構成が非常に簡易
な構成であるため、従来の凹凸の係合によるカップリン
グ部のような複雑な構成を必要とせず、駆動伝達部のロ
ーコスト化に大きく寄与できる。 (2)トナー補給容器の挿入動作のみで簡単且つ確実に
画像形成装置本体の回転力伝達部材と強い係合力を保持
することができるため、従来のような係合不良が起こら
ず、確実にトナーを補給できる信頼性の高いトナー補給
容器を実現できる。 (3)トナー補給容器の画像形成装置本体への着脱及び
トナー補給動作を簡単な動作及び構成で確実に行なうこ
とができ、操作性を向上させることができる。 (4)トナー補給容器及び画像形成装置本体の機構を簡
単で安価にすることができる。更に、画像形成装置本体
をコンパクト化できる。といった効果を奏し得る。
材、トナー補給容器及びトナー補給装置は、特に、画像
形成装置本体に係止される係止部と、画像形成装置本体
からトナー補給を行うための回転力を受ける回転力受部
と、係止部を変位させて画像形成装置本体との係止を解
除するための解除部であって、回転力とは逆の回転力を
受ける解除部と、を有する構成とされるので、 (1)トナー補給容器の回転力受部の構成が非常に簡易
な構成であるため、従来の凹凸の係合によるカップリン
グ部のような複雑な構成を必要とせず、駆動伝達部のロ
ーコスト化に大きく寄与できる。 (2)トナー補給容器の挿入動作のみで簡単且つ確実に
画像形成装置本体の回転力伝達部材と強い係合力を保持
することができるため、従来のような係合不良が起こら
ず、確実にトナーを補給できる信頼性の高いトナー補給
容器を実現できる。 (3)トナー補給容器の画像形成装置本体への着脱及び
トナー補給動作を簡単な動作及び構成で確実に行なうこ
とができ、操作性を向上させることができる。 (4)トナー補給容器及び画像形成装置本体の機構を簡
単で安価にすることができる。更に、画像形成装置本体
をコンパクト化できる。といった効果を奏し得る。
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図1の画像形成装置を示す斜視図である。
【図3】トナー補給容器を画像形成装置に装着する様子
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】図1の画像形成装置の正面図である。
【図5】図1の画像形成装置の側面図である。
【図6】トナー容器交換用カバーを開いた様子を示す画
像形成装置の平面図である。
像形成装置の平面図である。
【図7】トナー補給容器の装着動作、すなわち、(A)
装着開始時、(B)装着途中、及び(C)装着完了時を
示す断面図である。
装着開始時、(B)装着途中、及び(C)装着完了時を
示す断面図である。
【図8】トナー補給容器の一実施例を示す一部切り欠き
斜視図である。
斜視図である。
【図9】図9(A)は、駆動軸をトナー補給容器本体側
に設けた場合の一実施例を示す部分拡大断面図であり、
図9(B)は、駆動軸を封止部材側に設けた場合の他の
実施例を示す部分拡大断面図である。
に設けた場合の一実施例を示す部分拡大断面図であり、
図9(B)は、駆動軸を封止部材側に設けた場合の他の
実施例を示す部分拡大断面図である。
【図10】トナー補給容器の他の実施例を示す一部切り
欠き斜視図である。
欠き斜視図である。
【図11】封止部材の一実施例を示す正面図(A)、
(A)図のX方向から見た側面図(B)、同じくY方向
から見た側面図(C)である。
(A)図のX方向から見た側面図(B)、同じくY方向
から見た側面図(C)である。
【図12】封止部材を示す図11(A)の線c−cに沿
った断面図である。
った断面図である。
【図13】回転力伝達部材及び回転力受部の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図14】トナーボトルの回転力伝達部材との係合時の
様子、即ち、(A)トナーボトル挿入前、(B)挿入途
中、(C)挿入完了時を示す部分断面図である。
様子、即ち、(A)トナーボトル挿入前、(B)挿入途
中、(C)挿入完了時を示す部分断面図である。
【図15】本発明の一実施例における回転力伝達部材の
正転時の様子を説明するための断面図である。
正転時の様子を説明するための断面図である。
【図16】本発明の一実施例における回転力伝達部材の
正転時の様子を説明するための断面図である。
正転時の様子を説明するための断面図である。
【図17】本発明の変形例における回転力伝達部材の正
転時の様子を説明するための断面図である。
転時の様子を説明するための断面図である。
【図18】本発明の変形例のトナーボトルの回転力伝達
部材における係合解除の様子、即ち、(A)解除前、
(B)解除中、(C)解除完了時を示す断面図である。
部材における係合解除の様子、即ち、(A)解除前、
(B)解除中、(C)解除完了時を示す断面図である。
【図19】本発明のトナー補給容器の他の変形例を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 トナーボトル(トナー補給容器)
1A ボトル本体(トナー補給容器本体)
1a トナー補給開口部
1b 駆動軸
2 封止部材
2b 封止部
2c カップリング係合部
2d 円筒部
3 係合突起(係止部)
3a 駆動受け面(回転力受部)
3b 係止面
3c 解除部
3d 傾斜面
20 駆動力伝達部(回転力伝達部材)
20a 係合リブ
21 付勢部材
100 画像形成装置本体
400 トナー補給装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 田澤 文朗
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 伴 豊
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
Fターム(参考) 2H077 AA03 AA05 AA09 AA35 BA02
BA08 GA04
Claims (39)
- 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能であって、
前記画像形成装置本体にトナーを補給するトナー補給容
器の開口部を封止する封止部材において、 前記画像形成装置本体に係止される係止部と、前記画像
形成装置本体からトナー補給を行うための回転力を受け
る回転力受部と、前記係止部を変位させて前記画像形成
装置本体との係止を解除するための解除部であって、前
記回転力とは逆の回転力を受ける解除部と、を有するこ
とを特徴とする封止部材。 - 【請求項2】 前記封止部材は、前記係止部、前記回転
力受部及び前記解除部を備える凸状部を有することを特
徴とする請求項1に記載の封止部材。 - 【請求項3】 前記凸状部は弾性変形可能であることを
特徴とする請求項2に記載の封止部材。 - 【請求項4】 前記回転力受部、前記係止部及び前記解
除部は弾性変形可能な弾性部材であることを特徴とする
請求項1に記載の封止部材。 - 【請求項5】 前記回転力受部、前記係止部及び前記解
除部を有する前記封止部材は、樹脂製であって一体成形
されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの
項に記載の封止部材。 - 【請求項6】 前記回転力受部、前記係止部及び前記解
除部は、直鎖状ポリアミド系樹脂、ポリプロピレン系樹
脂、ポリエチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ABS
樹脂、HIPS樹脂のいずれかにより形成されることを
特徴とする請求項の5に記載の封止部材。 - 【請求項7】 前記回転力受部、前記係止部及び前記解
除部が複数箇所設けられていることを特徴とする請求項
1〜6のいずれかの項に記載の封止部材。 - 【請求項8】 前記回転力受部、前記係止部及び前記解
除部は、回転駆動の中心軸線に対して対称に配置してい
ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載
の封止部材。 - 【請求項9】 前記解除部は、画像形成装置本体回転力
伝達部材が逆回転した時に前記係止部が解除するような
傾斜面であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
の項に記載の封止部材。 - 【請求項10】 前記解除部の傾斜面の傾斜角度が45
°〜80°の範囲であることを特徴とする請求項9に記
載の封止部材。 - 【請求項11】 前記封止部材は前記トナー補給容器本
体と、回転方向には互いに係止され、軸線方向へは互い
に移動自在であり、前記開口部を開口した状態において
も、前記トナー補給容器本体と回転方向には係合した状
態を保つように構成され、前記回転力受部、前記係止部
及び前記解除部が前記封止部材に設けられていることを
特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記載の封止
部材。 - 【請求項12】 前記封止部材は前記封止部材を画像形
成装置本体に係止して、画像形成装置本体からの作用に
より封止部材が引き抜かれることでトナー補給容器の開
口部が開封されることを特徴とする請求項11に記載の
封止部材。 - 【請求項13】 前記封止部材は前記封止部材を画像形
成装置本体に係止して、画像形成装置本体からの作用に
よりトナー補給容器が移動することによってトナー補給
容器の開口部が開封されることを特徴とする請求項11
に記載の封止部材。 - 【請求項14】 画像形成装置本体に着脱可能であっ
て、前記画像形成装置本体へトナーを補給するトナー補
給容器において、 前記画像形成装置本体に係止される係止部と、前記画像
形成装置本体からトナー補給を行うための回転力を受け
る回転力受部と、前記係止部を変位させて前記画像形成
装置本体との係止を解除するための解除部であって、前
記回転力とは逆の回転力を受ける解除部と、を有するこ
とを特徴とするトナー補給容器。 - 【請求項15】 前記トナー補給容器は凸状部を有し、
前記凸状部は前記係止部、前記回転力受部及び前記解除
部を備えることを特徴とする請求項14に記載のトナー
補給容器。 - 【請求項16】 前記凸状部は弾性変形可能であること
を特徴とする請求項15に記載のトナー補給容器。 - 【請求項17】 前記トナー補給容器は開口を有する容
器本体と前記開口を封止する封止部材とを有し、前記回
転力受部、前記係止部及び前記解除部は前記封止部材に
設けていることを特徴とする請求項14に記載のトナー
補給容器。 - 【請求項18】 前記トナー補給容器は開口を有する容
器本体と前記開口を封止する封止部材とを有し、前記回
転力受部、前記係止部及び前記解除部は前記容器本体に
設けていることを特徴とする請求項14に記載のトナー
補給容器。 - 【請求項19】 前記回転力受部、前記係止部及び前記
解除部は弾性変形可能な弾性部材であることを特徴とす
る請求項14、17又は18に記載のトナー補給容器。 - 【請求項20】 前記回転力受部、前記係止部及び前記
解除部は、直鎖状ポリアミド系樹脂、ポリプロピレン系
樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、AB
S樹脂、HIPS樹脂のいずれかにより形成されること
を特徴とする請求項の14〜19のいずれかの項に記載
のトナー補給容器。 - 【請求項21】 前記回転力受部、前記係止部及び前記
解除部が複数箇所設けられていることを特徴とする請求
項14〜20のいずれかの項に記載のトナー補給容器。 - 【請求項22】 前記回転力受部、前記係止部及び前記
解除部は回転駆動の中心に対して対称に配置しているこ
とを特徴とする請求項14〜20のいずれかの項に記載
のトナー補給容器。 - 【請求項23】 前記解除部は画像形成装置回転力伝達
部材が逆回転した時に前記係止部が解除するような傾斜
面であることを特徴とする請求項14〜22のいずれか
の項に記載のトナー補給容器。 - 【請求項24】 前記解除部の傾斜面の傾斜角度が45
°〜80°の範囲であることを特徴とする請求項23に
記載のトナー補給容器。 - 【請求項25】 前記トナー補給容器は、一端にトナー
を排出するための開口部と、前記開口部を開閉自在に封
止する封止部材とを有し、前記封止部材は前記トナー補
給容器本体と、回転方向には互いに係止され、軸線方向
へは互いに移動自在であり、前記開口部を開口した状態
においても、前記トナー補給容器本体と回転方向には係
合した状態を保つよう構成され、前記回転力受部、前記
係止部及び前記解除部が前記封止部材に設けられている
ことを特徴とする請求項14〜24のいずれかの項に記
載のトナー補給容器。 - 【請求項26】 前記トナー補給容器は前記封止部材を
画像形成装置本体に係止して、画像形成装置本体からの
作用により封止部材が引き抜かれることでトナー補給容
器の開口部が開封されることを特徴とする請求項25に
記載のトナー補給容器。 - 【請求項27】 前記トナー補給容器は前記封止部材を
画像形成装置本体に係止して、画像形成装置本体からの
作用によりトナー補給容器が移動することによってトナ
ー補給容器の開口部が開封されることを特徴とする請求
項25に記載のトナー補給容器。 - 【請求項28】 前記トナー補給容器は略円筒形状であ
って、前記回転力受部から伝達された回転駆動力によっ
て回転することでトナーを搬送・排出するように構成さ
れていることを特徴とする請求項14〜27のいずれか
の項に記載のトナー補給容器。 - 【請求項29】 トナーを補給するトナー補給装置であ
って、前記トナー補給装置に係止される係止部と、トナ
ー補給を行うための回転力を受ける回転力受部と、を有
するトナー補給容器が着脱可能にセットされるトナー補
給装置において、 前記回転力受部に回転力を伝達する回転力伝達部材と、
前記係止部を変位させて前記トナー補給装置と前記トナ
ー補給容器との係止を解除するための解除部であって、
前記回転力とは逆の回転力を受ける解除部と、を有する
ことを特徴とするトナー補給装置。 - 【請求項30】 前記回転力伝達部材は前記解除部を備
えることを特徴とする請求項29記載のトナー補給装
置。 - 【請求項31】 前記トナー補給容器は前記解除部を備
えることを特徴とする請求項29又は30記載のトナー
補給装置。 - 【請求項32】 前記解除部は前記回転力伝達部材が逆
回転したときに、前記係止部の係止が解除するような傾
斜面であることを特徴とする請求項29記載のトナー補
給装置。 - 【請求項33】 前記解除部の傾斜面の傾斜角度が45
°〜80°の範囲であることを特徴とする請求項32に
記載のトナー補給装置。 - 【請求項34】 前記回転力受部、前記係止部及び前記
解除部は弾性変形可能な弾性部材であることを特徴とす
る請求項29〜33のいずれかの項に記載のトナー補給
装置。 - 【請求項35】 前記回転力受部、前記係止部及び前記
解除部は、直鎖状ポリアミド系樹脂、ポリプロピレン系
樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、AB
S樹脂、HIPS樹脂のいずれかにより形成されること
を特徴とする請求項の34に記載のトナー補給装置。 - 【請求項36】 前記回転力受部、前記係止部及び前記
解除部が複数箇所設けられていることを特徴とする請求
項29〜35のいずれかの項に記載のトナー補給装置。 - 【請求項37】 前記回転力受部、前記係止部及び前記
解除部は回転駆動の中心に対して対称に配置しているこ
とを特徴とする請求項29〜36のいずれかの項に記載
のトナー補給装置。 - 【請求項38】 前記解除動作がなされた時にトナー補
給容器を離間する方向へ付勢する付勢部材を前記トナー
補給容器及び前記回転力伝達部材の少なくともどちらか
一方に設けたことを特徴とする請求項29〜37のいず
れかの項に記載のトナー補給装置。 - 【請求項39】 前記トナー補給容器は略円筒形状であ
って、前記回転力受部から伝達された回転駆動力によっ
て回転することでトナーを搬送・排出するように構成さ
れていることを特徴とする請求項29〜38のいずれか
の項に記載のトナー補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001217312A JP2003029519A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001217312A JP2003029519A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003029519A true JP2003029519A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19051660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001217312A Pending JP2003029519A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003029519A (ja) |
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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KR20210038030A (ko) * | 2019-09-30 | 2021-04-07 | 주식회사 건동 | 화장품 디스펜서 |
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KR20240001698U (ko) * | 2023-04-06 | 2024-10-15 | 주식회사 경대테크 | 토너 보급장치용 파손 방지부재 |
-
2001
- 2001-07-17 JP JP2001217312A patent/JP2003029519A/ja active Pending
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WO2023064645A1 (en) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Toner refill cartridge having structure in which driving force is transmitted through toner outlet |
KR20240001698U (ko) * | 2023-04-06 | 2024-10-15 | 주식회사 경대테크 | 토너 보급장치용 파손 방지부재 |
KR200498481Y1 (ko) | 2023-04-06 | 2024-10-31 | 주식회사 경대테크 | 토너 보급장치용 파손 방지부재 |
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