JP2003027431A - 視覚障害者誘導用ブロック - Google Patents
視覚障害者誘導用ブロックInfo
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- JP2003027431A JP2003027431A JP2001219473A JP2001219473A JP2003027431A JP 2003027431 A JP2003027431 A JP 2003027431A JP 2001219473 A JP2001219473 A JP 2001219473A JP 2001219473 A JP2001219473 A JP 2001219473A JP 2003027431 A JP2003027431 A JP 2003027431A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストや工費だけでなく、スペース状からも
有利な視覚障害者用のブロックを提供する。 【解決手段】 ブロック本体1自体の少なくとも表面
に、輝度が異る領域を分けて設ける。
有利な視覚障害者用のブロックを提供する。 【解決手段】 ブロック本体1自体の少なくとも表面
に、輝度が異る領域を分けて設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚障害者の歩行
を助けるために、道路や公園、特に駅のプラットホーム
やコンコースなどの歩道に敷設される視覚障害者誘導用
ブロックに関する。
を助けるために、道路や公園、特に駅のプラットホーム
やコンコースなどの歩道に敷設される視覚障害者誘導用
ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】視覚障害者誘導用ブロックは、主に足裏
による触感覚によって歩行位置や歩行方向を案内するた
めに、プラットホームなどの路面に敷設され、その触感
覚を得るために、表面にブロック製造会社などの規格寸
法に従った複数の点状突起や棒状突起が並設されてい
る。そして、このブロックはコンクリートや天然石、あ
るいはこれと同等の剛性を持つ合成樹脂またはこれらの
混合物などにより作られている。
による触感覚によって歩行位置や歩行方向を案内するた
めに、プラットホームなどの路面に敷設され、その触感
覚を得るために、表面にブロック製造会社などの規格寸
法に従った複数の点状突起や棒状突起が並設されてい
る。そして、このブロックはコンクリートや天然石、あ
るいはこれと同等の剛性を持つ合成樹脂またはこれらの
混合物などにより作られている。
【0003】一方、視認性向上の観点から、今日ではブ
ロック本体の表面全体に黄色で着色あるいは突起を設け
ることにより、そのブロックの周囲とは違った色あるい
は突起を施した視覚障害者誘導用ブロックが広く用いら
れている。これにより、弱視者がその着色や突起によっ
て、現在の歩行位置や歩行方向を視覚によって正しく判
断できるようにしている。
ロック本体の表面全体に黄色で着色あるいは突起を設け
ることにより、そのブロックの周囲とは違った色あるい
は突起を施した視覚障害者誘導用ブロックが広く用いら
れている。これにより、弱視者がその着色や突起によっ
て、現在の歩行位置や歩行方向を視覚によって正しく判
断できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような突起や黄色で着色した従来の視覚障害者誘導用ブ
ロックは、弱視者の歩行に必ずしも有効であるとは限ら
ない。その理由は、弱視者は視覚障害者誘導用ブロック
を色彩で認識または判別するのではなく、輝度の違いで
認識または判別できると考えるからである。また、突起
の場合は感触、すなわち触覚してから判別できるもので
あって、触覚を与えない前は判別できない。
ような突起や黄色で着色した従来の視覚障害者誘導用ブ
ロックは、弱視者の歩行に必ずしも有効であるとは限ら
ない。その理由は、弱視者は視覚障害者誘導用ブロック
を色彩で認識または判別するのではなく、輝度の違いで
認識または判別できると考えるからである。また、突起
の場合は感触、すなわち触覚してから判別できるもので
あって、触覚を与えない前は判別できない。
【0005】また、路面へのブロックの敷設に際して、
前記の隣接する相互のブロックに輝度比の違うものを組
み合せて選定することは、一定以上の輝度比をもった色
を着色した視覚障害者誘導用ブロックを製造することは
コストや工費面で不利であるだけでなくスペース状も問
題があった。
前記の隣接する相互のブロックに輝度比の違うものを組
み合せて選定することは、一定以上の輝度比をもった色
を着色した視覚障害者誘導用ブロックを製造することは
コストや工費面で不利であるだけでなくスペース状も問
題があった。
【0006】本発明は前記のような従来の問題を解決す
るものであり、その目的とするところは、ブロック自体
により所定値以上の輝度比を確保し、弱視者の視覚によ
る誘導を十分に安全に実施できる視覚障害者誘導用ブロ
ックを得ることにある。
るものであり、その目的とするところは、ブロック自体
により所定値以上の輝度比を確保し、弱視者の視覚によ
る誘導を十分に安全に実施できる視覚障害者誘導用ブロ
ックを得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、請
求項1の発明にかかる視覚障害者誘導用ブロックは、単
独のブロック本体の少なくとも表面に、輝度が異る領域
を区分けして設けたことを特徴とする。これにより、隣
接する相互のブロックなどの色に関係なく視覚障害者誘
導用ブロック自体を明確に識別でき、弱視者の歩行をよ
り安全なものとすることができる。
求項1の発明にかかる視覚障害者誘導用ブロックは、単
独のブロック本体の少なくとも表面に、輝度が異る領域
を区分けして設けたことを特徴とする。これにより、隣
接する相互のブロックなどの色に関係なく視覚障害者誘
導用ブロック自体を明確に識別でき、弱視者の歩行をよ
り安全なものとすることができる。
【0008】また、請求項2の発明にかかる視覚障害者
誘導用ブロックは、触覚による識別が可能な突起が一体
に設けられたブロック本体の少なくとも表面に、輝度が
異る領域を区分けして設けたことを特徴とする。これに
より、前記輝度比の違いと合わせて、弱視者は足の裏の
触感によって、歩行中の方向変換位置や歩行方向などを
さらに明確に認識できる。
誘導用ブロックは、触覚による識別が可能な突起が一体
に設けられたブロック本体の少なくとも表面に、輝度が
異る領域を区分けして設けたことを特徴とする。これに
より、前記輝度比の違いと合わせて、弱視者は足の裏の
触感によって、歩行中の方向変換位置や歩行方向などを
さらに明確に認識できる。
【0009】また、請求項3の発明にかかる視覚障害者
誘導用ブロックは、輝度が異る前記領域相互の輝度比を
1.5以上としたことを特徴とする。これにより、弱視
者は一つのブロックの中に視覚による誘導が可能な輝度
比にもとづいて視覚障害者誘導用ブロックを提供でき
る。
誘導用ブロックは、輝度が異る前記領域相互の輝度比を
1.5以上としたことを特徴とする。これにより、弱視
者は一つのブロックの中に視覚による誘導が可能な輝度
比にもとづいて視覚障害者誘導用ブロックを提供でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
について説明する。図1および図2は本発明の視覚障害
者誘導用ブロックを示す平面図および正面図である。同
図において、1は縦300mm、横300mmの単体ブ
ロック本体であり、これがコンクリートやこのコンクリ
ートと同等程度の剛性を持つ材料により、例えば全体と
して所定の厚みを有する矩形板状ブロックに成形されて
いる。また、このブロック本体1の上面には、25個の
断面台形の点突起2が一体に並列配置されている。ここ
で、隣り合う点突起2どうしの中心を結ぶ線が、ブロッ
ク本体1の外縁に平行となるように、前記点状突起2が
配列されている。
について説明する。図1および図2は本発明の視覚障害
者誘導用ブロックを示す平面図および正面図である。同
図において、1は縦300mm、横300mmの単体ブ
ロック本体であり、これがコンクリートやこのコンクリ
ートと同等程度の剛性を持つ材料により、例えば全体と
して所定の厚みを有する矩形板状ブロックに成形されて
いる。また、このブロック本体1の上面には、25個の
断面台形の点突起2が一体に並列配置されている。ここ
で、隣り合う点突起2どうしの中心を結ぶ線が、ブロッ
ク本体1の外縁に平行となるように、前記点状突起2が
配列されている。
【0011】また、前記の各突起2は、足の裏で触感が
得られる、例えば5mmの高さとされ、さらに、図2に
示すように、円錐台状の突起2の上面、つまり弱視者な
どの靴底との接触面が平面2aとされている。このよう
な突起2を持つブロック本体1は、このブロック本体1
のある場所が目的の場所であること、または周囲の安全
を確認するために一時停止すべき位置であること、ある
いは方向変更すべき位置であることを、弱視者に認識ま
たは警告するように機能する。
得られる、例えば5mmの高さとされ、さらに、図2に
示すように、円錐台状の突起2の上面、つまり弱視者な
どの靴底との接触面が平面2aとされている。このよう
な突起2を持つブロック本体1は、このブロック本体1
のある場所が目的の場所であること、または周囲の安全
を確認するために一時停止すべき位置であること、ある
いは方向変更すべき位置であることを、弱視者に認識ま
たは警告するように機能する。
【0012】さらに、このブロック本体1の表面には、
ブロック本体と同材料で形成した中央部の領域Aと、こ
の領域Aの周辺部の斜線で示した表面を高輝度の塗料で
塗布した領域Bとに分けて、輝度が異る色に着色されて
いる。そしてその輝度比は1.5以上を確保可能として
おり、例えば前記領域Aと領域Bが同色(同じ色相)に
着色されている。なお、輝度さえ異なれば、色相は同色
でも、異色でもよく、ただ領域AとBを区分することで
十分である。異色の場合としては、黄色と橙色のほか
に、水色と深緑、黄色と濃灰色などの多様な組み合わせ
が考えられる。
ブロック本体と同材料で形成した中央部の領域Aと、こ
の領域Aの周辺部の斜線で示した表面を高輝度の塗料で
塗布した領域Bとに分けて、輝度が異る色に着色されて
いる。そしてその輝度比は1.5以上を確保可能として
おり、例えば前記領域Aと領域Bが同色(同じ色相)に
着色されている。なお、輝度さえ異なれば、色相は同色
でも、異色でもよく、ただ領域AとBを区分することで
十分である。異色の場合としては、黄色と橙色のほか
に、水色と深緑、黄色と濃灰色などの多様な組み合わせ
が考えられる。
【0013】従って、このような輝度比の設定によっ
て、このブロック本体1が、歩行中の弱視者に対し、視
覚障害者誘導用ブロックであることを従来以上に明確に
認知させるとともに、そのブロック本体1のある場所
が、前記のように、例えば一時停止すべき位置あるいは
方向変更すべき位置として認知させることができる。つ
まり、ブロック本体1自体が単独で輝度比が異る領域を
持っているため、このブロック本体1に隣接する他のブ
ロックや床材との輝度比を考慮する必要がなくなる。従
って、常に輝度比1.5以上の路面表示が可能となる。
て、このブロック本体1が、歩行中の弱視者に対し、視
覚障害者誘導用ブロックであることを従来以上に明確に
認知させるとともに、そのブロック本体1のある場所
が、前記のように、例えば一時停止すべき位置あるいは
方向変更すべき位置として認知させることができる。つ
まり、ブロック本体1自体が単独で輝度比が異る領域を
持っているため、このブロック本体1に隣接する他のブ
ロックや床材との輝度比を考慮する必要がなくなる。従
って、常に輝度比1.5以上の路面表示が可能となる。
【0014】図3と図4は、図1と図2に示したものと
同一形状のブロック本体1’の上面に、中央凹部を設け
た平面2a’を有する突起2’およびその突起周辺を含
む斜線で示した領域Cと、これらの領域Cを除く領域D
とに分けて、領域CとDの輝度が異るように施したもの
を示す。なお、これらの輝度比は、前記同様に1.5以
上を確保している。この場合にも、前記同様に歩行中の
弱視者に視覚障害者誘導用ブロックがあることを視覚的
に認知させることができるとともに、前記突起2’から
一時停止すべき位置あるいは方向変更すべき位置の確認
を、前記触覚的コントラストの違いと合わせて、正確に
行わせることができる。
同一形状のブロック本体1’の上面に、中央凹部を設け
た平面2a’を有する突起2’およびその突起周辺を含
む斜線で示した領域Cと、これらの領域Cを除く領域D
とに分けて、領域CとDの輝度が異るように施したもの
を示す。なお、これらの輝度比は、前記同様に1.5以
上を確保している。この場合にも、前記同様に歩行中の
弱視者に視覚障害者誘導用ブロックがあることを視覚的
に認知させることができるとともに、前記突起2’から
一時停止すべき位置あるいは方向変更すべき位置の確認
を、前記触覚的コントラストの違いと合わせて、正確に
行わせることができる。
【0015】図5および図6は、本発明の視覚障害者誘
導用ブロックの実施の他の形態を示すそれぞれの平面図
および正面図である。これは、ブロック本体3の上面に
複数本の棒状突起4を同一方向同間隔に並列配置したも
のからなり、その棒状突起4の長手方向が歩行する弱視
者の移動(誘導)方向を示すように機能する。つまり、
誘導目的が棒状突起4の長手方向の延長線上にあるとい
う情報を、弱視者の足の触感によって与えるようにして
いる。なお、この棒状突起4の上面部4aの長さは、例
えば270mmとされ、底面部の長さは290mmとさ
れ、上面部4aの幅が12mm、底面部の幅が22mm
とされ、高さは5mmとされて、これらの間隔は75m
mとされる。また、方錐台状の突起4の靴底との接触面
となる。
導用ブロックの実施の他の形態を示すそれぞれの平面図
および正面図である。これは、ブロック本体3の上面に
複数本の棒状突起4を同一方向同間隔に並列配置したも
のからなり、その棒状突起4の長手方向が歩行する弱視
者の移動(誘導)方向を示すように機能する。つまり、
誘導目的が棒状突起4の長手方向の延長線上にあるとい
う情報を、弱視者の足の触感によって与えるようにして
いる。なお、この棒状突起4の上面部4aの長さは、例
えば270mmとされ、底面部の長さは290mmとさ
れ、上面部4aの幅が12mm、底面部の幅が22mm
とされ、高さは5mmとされて、これらの間隔は75m
mとされる。また、方錐台状の突起4の靴底との接触面
となる。
【0016】さらに、このブロック本体3の表面には、
図上、左右端縁に近い棒状突起4を含む斜線で示した領
域Eと、この領域Eを除く中央の領域Fとに分けて、輝
度比が異るように、それぞれ同一色の、または異った色
の例えば橙色および黄色の着色が施されている。なお、
この輝度比も1.5以上に設定される。
図上、左右端縁に近い棒状突起4を含む斜線で示した領
域Eと、この領域Eを除く中央の領域Fとに分けて、輝
度比が異るように、それぞれ同一色の、または異った色
の例えば橙色および黄色の着色が施されている。なお、
この輝度比も1.5以上に設定される。
【0017】従って、このような輝度比の設定によっ
て、ブロック本体3が、歩行中の弱視者に視覚障害者誘
導用ブロックであることを認知させることができるとと
もに、足に伝わる触覚的なコントラストによって、その
ブロック本体3上の棒状突起4の向きから、その向きに
歩行すべきを指示していることを、弱視者に認知させる
ことができる。この場合、ブロック本体3自体に輝度比
の識別を助ける着色などを施しておくこともできる。
て、ブロック本体3が、歩行中の弱視者に視覚障害者誘
導用ブロックであることを認知させることができるとと
もに、足に伝わる触覚的なコントラストによって、その
ブロック本体3上の棒状突起4の向きから、その向きに
歩行すべきを指示していることを、弱視者に認知させる
ことができる。この場合、ブロック本体3自体に輝度比
の識別を助ける着色などを施しておくこともできる。
【0018】図7と図8は図5と図6に示したものと同
一形状のブロック本体3’に、各棒状突起4’のみを含
む領域Gと、これらの領域Gを除く平面状の領域Hとに
分けて、それぞれ輝度が異るものを示す。なお、これら
の輝度比は前記同様に1.5以上を確保する。この場合
にも、このブロック本体3’が視覚障害者誘導用ブロッ
クであることを視覚的に認知させることができるととも
に、棒状突起4’の向きから、進行すべき方向を足裏の
触感によって弱視者に正確に確認させることができる。
一形状のブロック本体3’に、各棒状突起4’のみを含
む領域Gと、これらの領域Gを除く平面状の領域Hとに
分けて、それぞれ輝度が異るものを示す。なお、これら
の輝度比は前記同様に1.5以上を確保する。この場合
にも、このブロック本体3’が視覚障害者誘導用ブロッ
クであることを視覚的に認知させることができるととも
に、棒状突起4’の向きから、進行すべき方向を足裏の
触感によって弱視者に正確に確認させることができる。
【0019】そして、上記の円錐状の突起2,2’を持
ったブロック本体1,1’と、方錐台状の棒状突起4,
4’を持ったブロック本体3,3’とを、複数個組み合
わせて路面上に所定のパターンに敷設して、輝度比の異
なる視覚障害者用の歩行誘導路が作られることもでき
る。
ったブロック本体1,1’と、方錐台状の棒状突起4,
4’を持ったブロック本体3,3’とを、複数個組み合
わせて路面上に所定のパターンに敷設して、輝度比の異
なる視覚障害者用の歩行誘導路が作られることもでき
る。
【0020】もちろん、前記各実施の形態において、前
記1.5以上の輝度比を得るためには、各ブロック本体
1,1’、3,3’を必ずしも異った色で着色する必要
はなく、同一色で前記輝度比が得られるようにしてもよ
い。
記1.5以上の輝度比を得るためには、各ブロック本体
1,1’、3,3’を必ずしも異った色で着色する必要
はなく、同一色で前記輝度比が得られるようにしてもよ
い。
【0021】また、輝度が異る領域を、前記のようにブ
ロック本体の表面に設けるのみでなく、その表面を含み
かつ内部の全体または一部に分けて設けることもでき
る。これは、輝度が異る着色または処理を施したコンク
リートを、領域を分けて型内に打ち込んで成形すること
により実現できる。
ロック本体の表面に設けるのみでなく、その表面を含み
かつ内部の全体または一部に分けて設けることもでき
る。これは、輝度が異る着色または処理を施したコンク
リートを、領域を分けて型内に打ち込んで成形すること
により実現できる。
【0022】さらに、本発明では輝度の異なるブロック
本体の少なくとも表面として、ステンレス、真ちゅう、
アルミニウム、天然石、合成樹脂、ゴム、ガラス等の1
つ又はこれらの2つ以上の組み合せを用いることによ
り、製造することもできる。
本体の少なくとも表面として、ステンレス、真ちゅう、
アルミニウム、天然石、合成樹脂、ゴム、ガラス等の1
つ又はこれらの2つ以上の組み合せを用いることによ
り、製造することもできる。
【0023】なお、図1、図3、図4および図6に示す
各ブロック本体1,1’、3,3’は、プラットホーム
などの路面に単独で敷設されるのではなく、例えば歩行
する弱視者を目的の方向に誘導する場合には、その誘導
方向に、複数枚のブロック本体3を並べて敷設され、そ
の誘導方向の変更位置に、例えば一個のブロック本体1
又は1’がブロック本体3又は3’の一つに隣接するよ
うに敷設される。
各ブロック本体1,1’、3,3’は、プラットホーム
などの路面に単独で敷設されるのではなく、例えば歩行
する弱視者を目的の方向に誘導する場合には、その誘導
方向に、複数枚のブロック本体3を並べて敷設され、そ
の誘導方向の変更位置に、例えば一個のブロック本体1
又は1’がブロック本体3又は3’の一つに隣接するよ
うに敷設される。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ブロッ
ク本体の少なくとも表面に、輝度が異る領域を分けて設
けたことにより、隣接する他のブロックなどの色に関係
なく視覚障害者誘導用ブロック自体を識別でき、弱視者
の歩行をより安全なものとすることができる。また、触
覚による識別が可能な突起が設けられたブロック本体の
少なくとも表面に、輝度が異る領域を分けて設けたの
で、輝度比の違いと合わせて、弱視者は視覚障害者誘導
用ブロックと他のブロックなどの床とを明確に識別でき
るという効果が得られる。また、前記着色による輝度比
を1.5以上としたので、弱視者は一つのブロックの輝
度比にもとづいて視覚障害者誘導用ブロックを視覚上明
確に認識できる。
ク本体の少なくとも表面に、輝度が異る領域を分けて設
けたことにより、隣接する他のブロックなどの色に関係
なく視覚障害者誘導用ブロック自体を識別でき、弱視者
の歩行をより安全なものとすることができる。また、触
覚による識別が可能な突起が設けられたブロック本体の
少なくとも表面に、輝度が異る領域を分けて設けたの
で、輝度比の違いと合わせて、弱視者は視覚障害者誘導
用ブロックと他のブロックなどの床とを明確に識別でき
るという効果が得られる。また、前記着色による輝度比
を1.5以上としたので、弱視者は一つのブロックの輝
度比にもとづいて視覚障害者誘導用ブロックを視覚上明
確に認識できる。
【図1】本発明の実施の一形態による視覚障害者誘導用
ブロックを示す平面図である。
ブロックを示す平面図である。
【図2】図1に示す視覚障害者誘導用ブロックの正面図
である。
である。
【図3】本発明の他の実施形態による視覚障害者誘導用
ブロックを示す平面図である。
ブロックを示す平面図である。
【図4】図4は図3の正面図である。
【図5】本発明のその他の実施形態による視覚障害者誘
導用ブロックを示す平面図である。
導用ブロックを示す平面図である。
【図6】図5に示す視覚障害者誘導用ブロックの正面図
である。
である。
【図7】本発明の他の実施形態による視覚障害者誘導用
ブロックを示す平面図である。
ブロックを示す平面図である。
【図8】図8は図7の正面図である。
1,1’、3,3’ ブロック本体
2 円錐台状突起
4 方錐台状の突起
B、C、E、GはA、D、F、Hとは輝度の異なる部分
(箇所)を表わす。
(箇所)を表わす。
Claims (3)
- 【請求項1】 ブロック本体の少なくとも表面に、輝度
が異る領域を区分けして設けたことを特徴とする視覚障
害者誘導用ブロック。 - 【請求項2】 ブロック本体の表面に触覚による識別が
可能な各種形状の突起が設けられたことを特徴とする請
求項1に記載の視覚障害者誘導用ブロック。 - 【請求項3】 輝度が異る前記区分けした領域相互の輝
度比を1.5以上にしたものを含むことを特徴とする請
求項1または請求項2に記載の視覚障害者誘導用ブロッ
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001219473A JP2003027431A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 視覚障害者誘導用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001219473A JP2003027431A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 視覚障害者誘導用ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003027431A true JP2003027431A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19053470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001219473A Pending JP2003027431A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 視覚障害者誘導用ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003027431A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236256A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Taiheiyo Cement Corp | 視覚障害者誘導用ブロックおよびその製造方法 |
JP2011137323A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Nihon Kogyo Co Ltd | 視覚障害者誘導用ブロック、ならびに突起形成体およびブロック体 |
JP2015083529A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-04-30 | 宇部興産株式会社 | 誘導用縁取ブロックおよびその製造方法 |
-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001219473A patent/JP2003027431A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236256A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Taiheiyo Cement Corp | 視覚障害者誘導用ブロックおよびその製造方法 |
JP2011137323A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Nihon Kogyo Co Ltd | 視覚障害者誘導用ブロック、ならびに突起形成体およびブロック体 |
JP2015083529A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-04-30 | 宇部興産株式会社 | 誘導用縁取ブロックおよびその製造方法 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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