JP2003015841A - 無線通信装置および無線通信システム - Google Patents
無線通信装置および無線通信システムInfo
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- JP2003015841A JP2003015841A JP2001201624A JP2001201624A JP2003015841A JP 2003015841 A JP2003015841 A JP 2003015841A JP 2001201624 A JP2001201624 A JP 2001201624A JP 2001201624 A JP2001201624 A JP 2001201624A JP 2003015841 A JP2003015841 A JP 2003015841A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線端末がいろいろな場所のさまざまなプリ
ンタと接続されていても、印刷することができ、また、
無線端末がプリンタの近傍に移動しなくても、接続する
ことができる無線通信装置および無線通信システムを提
供することを目的とするものである。 【解決手段】 無線通信装置が無線端末から所定のコマ
ンドを受信すると、プリンタドライバを無線端末に送信
し、プリンタドライバを受信した無線端末が送信するデ
ータに応じて、印刷手段のパラメータを選択するもので
ある。
ンタと接続されていても、印刷することができ、また、
無線端末がプリンタの近傍に移動しなくても、接続する
ことができる無線通信装置および無線通信システムを提
供することを目的とするものである。 【解決手段】 無線通信装置が無線端末から所定のコマ
ンドを受信すると、プリンタドライバを無線端末に送信
し、プリンタドライバを受信した無線端末が送信するデ
ータに応じて、印刷手段のパラメータを選択するもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Bluetoot
h等によって、任意の無線端末や無線通信装置との間
で、通信を行うことができる無線通信システムに関する
ものであり、特に、印刷手段を有する無線通信装置を使
って、無線端末内のデータを印刷する方法に関するもの
である。
h等によって、任意の無線端末や無線通信装置との間
で、通信を行うことができる無線通信システムに関する
ものであり、特に、印刷手段を有する無線通信装置を使
って、無線端末内のデータを印刷する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、PDAを始めとして、携帯
型の無線端末が急速に普及している。これらの無線端末
は、電子メールやブラウジング画面等、インターネット
上でやり取りされるさまざまな情報をハンドリングし、
取得したデータを記憶する機能を有する。
型の無線端末が急速に普及している。これらの無線端末
は、電子メールやブラウジング画面等、インターネット
上でやり取りされるさまざまな情報をハンドリングし、
取得したデータを記憶する機能を有する。
【0003】また、通常は、上記携帯型の無線端末は、
印刷手段を有していないので、取得したデータを印刷し
ようとする場合、外部のプリンタに接続することが必要
である。
印刷手段を有していないので、取得したデータを印刷し
ようとする場合、外部のプリンタに接続することが必要
である。
【0004】第1の従来例は、特開平9−34656号
公報等に開示されているように、PC等に記憶されてい
るデータを、プリンタで印刷する場合、所定のプリンタ
専用のプリンタドライバを、PC内に予めインストール
し、印刷時に、このインストールされているプリンタド
ライバを使用して、プリントデータを生成する。
公報等に開示されているように、PC等に記憶されてい
るデータを、プリンタで印刷する場合、所定のプリンタ
専用のプリンタドライバを、PC内に予めインストール
し、印刷時に、このインストールされているプリンタド
ライバを使用して、プリントデータを生成する。
【0005】第2の従来例は、特開2000−1323
53公報、特開2000−137586公報に記載され
ているように、プリンタドライバを入手するプリンタ
と、無線端末とが、1対1で接続され、プリンタからP
C等の機器に、赤外線通信によって、プリンタドライバ
を転送するものである。
53公報、特開2000−137586公報に記載され
ているように、プリンタドライバを入手するプリンタ
と、無線端末とが、1対1で接続され、プリンタからP
C等の機器に、赤外線通信によって、プリンタドライバ
を転送するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第1の
従来例においては、印刷するプリンタが固定されている
ので、印刷を行うプリンタのプリンタドライバを、PC
に予めインストールしておくことが可能である。上記第
1の従来例では、携帯電話機やPDA等がBlueto
othによってプリンタと接続される場合、これらの無
線端末は、いろいろな場所で、さまざまなプリンタを使
って印刷を行う可能性が生じる。
従来例においては、印刷するプリンタが固定されている
ので、印刷を行うプリンタのプリンタドライバを、PC
に予めインストールしておくことが可能である。上記第
1の従来例では、携帯電話機やPDA等がBlueto
othによってプリンタと接続される場合、これらの無
線端末は、いろいろな場所で、さまざまなプリンタを使
って印刷を行う可能性が生じる。
【0007】しかし、上記第1の従来例では、上記無線
端末には、大容量のメモリがないので、多くのプリンタ
のプリンタドライバを格納しておくことが困難である。
したがって、上記第1の従来例においては、無線端末が
いろいろな場所のさまざまなプリンタと接続されていて
も、印刷することができないという問題がある。
端末には、大容量のメモリがないので、多くのプリンタ
のプリンタドライバを格納しておくことが困難である。
したがって、上記第1の従来例においては、無線端末が
いろいろな場所のさまざまなプリンタと接続されていて
も、印刷することができないという問題がある。
【0008】また、第2の従来の方法において、プリン
タドライバを入手するプリンタと、無線端末とが、1対
1で接続され、赤外線通信で接続されているので、無線
端末がプリンタの近傍に移動し、赤外線接続を行う必要
があるという問題がある。
タドライバを入手するプリンタと、無線端末とが、1対
1で接続され、赤外線通信で接続されているので、無線
端末がプリンタの近傍に移動し、赤外線接続を行う必要
があるという問題がある。
【0009】また、第2の従来の方法において、他に、
より良いプリンタが存在している場合に、上記より良い
プリンタの存在に気付くことが困難であり、設置場所を
知っているプリンタ以外のプリンタを使用することがで
きないという問題がある。
より良いプリンタが存在している場合に、上記より良い
プリンタの存在に気付くことが困難であり、設置場所を
知っているプリンタ以外のプリンタを使用することがで
きないという問題がある。
【0010】本発明は、無線端末がいろいろな場所のさ
まざまなプリンタと接続されていても、印刷することが
でき、また、無線端末がプリンタの近傍に移動しなくて
も、接続することができる無線通信装置および無線通信
システムを提供することを目的とするものである。
まざまなプリンタと接続されていても、印刷することが
でき、また、無線端末がプリンタの近傍に移動しなくて
も、接続することができる無線通信装置および無線通信
システムを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線通信装置
が無線端末から所定のコマンドを受信すると、プリンタ
ドライバを無線端末に送信し、プリンタドライバを受信
した無線端末が送信するデータに応じて、印刷手段のパ
ラメータを選択するものであり、これによって、無線通
信装置に対応したプリンタドライバで印刷できる。
が無線端末から所定のコマンドを受信すると、プリンタ
ドライバを無線端末に送信し、プリンタドライバを受信
した無線端末が送信するデータに応じて、印刷手段のパ
ラメータを選択するものであり、これによって、無線通
信装置に対応したプリンタドライバで印刷できる。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]
<ハードウェアの構成>図1は、本発明の一実施例であ
る無線通信システム100を示す図である。
る無線通信システム100を示す図である。
【0013】無線通信システム100は、無線通信装置
10と、無線端末20と、公衆携帯電話網30と、サー
バ40とによって構成されている。
10と、無線端末20と、公衆携帯電話網30と、サー
バ40とによって構成されている。
【0014】無線通信装置10は、印刷機能を有し、B
luetoothによって、他の通信装置との間で無線
によるデータ送受信を行うことができる装置であり、つ
まり、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の印刷機能と
無線通信機能とを有する装置であり、上記実施例は、フ
ァクシミリ装置である。
luetoothによって、他の通信装置との間で無線
によるデータ送受信を行うことができる装置であり、つ
まり、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の印刷機能と
無線通信機能とを有する装置であり、上記実施例は、フ
ァクシミリ装置である。
【0015】無線端末20は、無線通信装置10との間
で、Bluetoothによる無線データ通信すること
ができる端末であり、可動性は必須事項ではないが、電
子メール機能やブラウジング機能を持つ端末であり、上
記実施例では、大型液晶付きの携帯電話機である。
で、Bluetoothによる無線データ通信すること
ができる端末であり、可動性は必須事項ではないが、電
子メール機能やブラウジング機能を持つ端末であり、上
記実施例では、大型液晶付きの携帯電話機である。
【0016】公衆携帯電話網30は、無線端末20が接
続される。
続される。
【0017】サーバ40は、公衆通信網30に接続され
るインターネット・サービス・プロバイダ等のサーバで
あり、インターネットと接続され、インターネット上を
やり取りされるデータを格納している。
るインターネット・サービス・プロバイダ等のサーバで
あり、インターネットと接続され、インターネット上を
やり取りされるデータを格納している。
【0018】図2は、上記実施例における無線通信装置
10の内部を示す構成図である。
10の内部を示す構成図である。
【0019】CPU11は、無線通信装置10の制御部
であり、ROM12は、CPUの各種プログラムや固定
データを格納するROMであり、RAM13は、システ
ムに必要な登録データ(各種ソフトスイッチ、通信宛先
データ、装置の電話番号や略称、登録された無線端末等
のID情報)を登録記録するSRAMであり、主電源断
によってデータが失われないように、一次電池14でバ
ックアップされている。
であり、ROM12は、CPUの各種プログラムや固定
データを格納するROMであり、RAM13は、システ
ムに必要な登録データ(各種ソフトスイッチ、通信宛先
データ、装置の電話番号や略称、登録された無線端末等
のID情報)を登録記録するSRAMであり、主電源断
によってデータが失われないように、一次電池14でバ
ックアップされている。
【0020】Bluetooth処理部15は、無線通
信装置10が無線端末20との間で無線データ通信を行
うBluetooth処理部であり、所定のフレーム形
式へのデータ組立/分解、周波数ホッピング制御、Bl
uetoothプロトコル処理を行うCPU内蔵LSI
と、2.4GHzの高周波回路とによって構成されてい
る。
信装置10が無線端末20との間で無線データ通信を行
うBluetooth処理部であり、所定のフレーム形
式へのデータ組立/分解、周波数ホッピング制御、Bl
uetoothプロトコル処理を行うCPU内蔵LSI
と、2.4GHzの高周波回路とによって構成されてい
る。
【0021】カラープリンタ16は、無線通信装置10
のプリンタ部であるインク吐出方式の公知のカラープリ
ンタであり、インクタンクとインク吐出部とが一体にな
っているカートリッジを、記録紙の主走査方向に移動さ
せながら、360dpiの記録解像度で、記録紙に2値
データを記録するものである。
のプリンタ部であるインク吐出方式の公知のカラープリ
ンタであり、インクタンクとインク吐出部とが一体にな
っているカートリッジを、記録紙の主走査方向に移動さ
せながら、360dpiの記録解像度で、記録紙に2値
データを記録するものである。
【0022】CMYK各色のインクタンクとインク吐出
部とを組み合わせたカラーカートリッジと、モノクロイ
ンクのみのインクタンクとインク吐出部とを組み合わせ
たモノクロカートリッジとがあり、カラーカートリッ
ジ、モノクロカートリッジのうちのどれが装着されてい
るかは、上記カートリッジの電気的接点の構成に基づい
て、CPU11が判別できるようになっている。
部とを組み合わせたカラーカートリッジと、モノクロイ
ンクのみのインクタンクとインク吐出部とを組み合わせ
たモノクロカートリッジとがあり、カラーカートリッ
ジ、モノクロカートリッジのうちのどれが装着されてい
るかは、上記カートリッジの電気的接点の構成に基づい
て、CPU11が判別できるようになっている。
【0023】モノクロ記録時の最大記録幅は、B4であ
り、カラーカートリッジ装着時のカラー記録時の最大記
録幅は、A4である。
り、カラーカートリッジ装着時のカラー記録時の最大記
録幅は、A4である。
【0024】画像処理部17は、多値画像データを2値
画像に変換する2値化処理や、画像の拡大縮小等本体側
で必要となる画像処理を行う画像処理部である。ここで
は、画像データの解像度を、プリンタ16の解像度36
0dpiに変換する解像度変換を行い、印刷データをカ
ラープリンタに転送する。
画像に変換する2値化処理や、画像の拡大縮小等本体側
で必要となる画像処理を行う画像処理部である。ここで
は、画像データの解像度を、プリンタ16の解像度36
0dpiに変換する解像度変換を行い、印刷データをカ
ラープリンタに転送する。
【0025】画像読取部18は、カラーコピー時等に使
用される画像読取部であり、CIS(Contact
Image Sensor)等によって構成されてい
る。
用される画像読取部であり、CIS(Contact
Image Sensor)等によって構成されてい
る。
【0026】操作パネル19は、ダイヤル操作や各種の
動作指示を行ったり、各種設定を行ったりするキー入力
部と、装置の状態や各種データを表示する液晶表示部や
LEDとによって構成されている。
動作指示を行ったり、各種設定を行ったりするキー入力
部と、装置の状態や各種データを表示する液晶表示部や
LEDとによって構成されている。
【0027】図3は、上記実施例における無線端末20
の内部を示す構成図である。
の内部を示す構成図である。
【0028】無線端末20は、CPU21と、ROM2
2と、RAM23とを有する。
2と、RAM23とを有する。
【0029】Bluetooth処理部24は、無線端
末20が無線通信装置10との間で無線データ通信を行
うBluetooth処理部であり、所定のフレーム形
式へのデータ組立/分解と、周波数ホッピング制御と、
Bluetoothプロトコル処理とを行うCPU内蔵
LSIと、2.4GHzの高周波回路とによって構成さ
れている。
末20が無線通信装置10との間で無線データ通信を行
うBluetooth処理部であり、所定のフレーム形
式へのデータ組立/分解と、周波数ホッピング制御と、
Bluetoothプロトコル処理とを行うCPU内蔵
LSIと、2.4GHzの高周波回路とによって構成さ
れている。
【0030】携帯電話無線処理部25は、携帯電話公衆
基地局との間で無線通信を行うデータ組立/分解部と、
プロトコル処理部と、高周波回路とを有する。
基地局との間で無線通信を行うデータ組立/分解部と、
プロトコル処理部と、高周波回路とを有する。
【0031】液晶表示部26は、携帯電話公衆基地局を
介して、送受信する電子メールやインターネット情報等
を表示する機能を有する。キー操作部27は、電話をか
けたり、電子メールを送受信したりするときに使用する
キーを有する。
介して、送受信する電子メールやインターネット情報等
を表示する機能を有する。キー操作部27は、電話をか
けたり、電子メールを送受信したりするときに使用する
キーを有する。
【0032】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【0033】<印刷時の動作>無線端末20に格納され
ている情報を、無線通信装置10のプリンタを使って印
刷する場合の動作について説明する。
ている情報を、無線通信装置10のプリンタを使って印
刷する場合の動作について説明する。
【0034】無線端末20に格納されている上記情報
は、無線端末20内のRAM23に格納されている全て
のデータであり、具体的には、携帯電話公衆基地局を介
して、送受信する電子メールファイル、インターネット
にアクセスして入手した画像情報、無線端末20に登録
されている電話番号、電子メールアドレス一覧情報等で
ある。
は、無線端末20内のRAM23に格納されている全て
のデータであり、具体的には、携帯電話公衆基地局を介
して、送受信する電子メールファイル、インターネット
にアクセスして入手した画像情報、無線端末20に登録
されている電話番号、電子メールアドレス一覧情報等で
ある。
【0035】上記実施例においては、インターネットに
アクセスして情報を入手し、それを印刷するまでの動作
について説明する。
アクセスして情報を入手し、それを印刷するまでの動作
について説明する。
【0036】図4は、第1の実施例の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【0037】無線端末20の操作部27の所定キーが押
下されたことをCPU21が認識すると(S401)、
インターネットのサーバ40の電話番号に発信する(S
402)。サーバ40との間で通信回線が接続される
と、続いてログイン処理が行われる(S403)。サー
バ40との間で予め取り決められたユーザ名称とパスワ
ードとを送信し、認証が行われ、サーバ40が認証の確
認を終了すると、それ以降、インターネット情報の送受
信が可能になる。
下されたことをCPU21が認識すると(S401)、
インターネットのサーバ40の電話番号に発信する(S
402)。サーバ40との間で通信回線が接続される
と、続いてログイン処理が行われる(S403)。サー
バ40との間で予め取り決められたユーザ名称とパスワ
ードとを送信し、認証が行われ、サーバ40が認証の確
認を終了すると、それ以降、インターネット情報の送受
信が可能になる。
【0038】HTTPを使って、HTMLファイルをや
り取りすることによって、インターネット情報の送受信
が実行される。無線端末20は、HTTPに基づいて、
サーバ40にファイル要求を送信し、サーバ40から所
望のHTMLファイルをダウンロードすることができ
る。ダウンロードしたHTMLファイルを表示できる形
式に変換し、液晶表示部26に表示する(S404)。
り取りすることによって、インターネット情報の送受信
が実行される。無線端末20は、HTTPに基づいて、
サーバ40にファイル要求を送信し、サーバ40から所
望のHTMLファイルをダウンロードすることができ
る。ダウンロードしたHTMLファイルを表示できる形
式に変換し、液晶表示部26に表示する(S404)。
【0039】液晶表示部26に表示された画面を印刷し
たい場合、操作部27の「印刷」キーを押下する。「印
刷」キーの押下を認識したCPU21は(S405)、
Bluetooth制御タスクを初期化し、Bluet
ooth規格のInquiry手順を利用して印刷でき
る装置を探索するために、無線端末20のInquir
yアクセスコードを入れたInquiryコマンドを送
信する(S406)。
たい場合、操作部27の「印刷」キーを押下する。「印
刷」キーの押下を認識したCPU21は(S405)、
Bluetooth制御タスクを初期化し、Bluet
ooth規格のInquiry手順を利用して印刷でき
る装置を探索するために、無線端末20のInquir
yアクセスコードを入れたInquiryコマンドを送
信する(S406)。
【0040】図5は、第1の実施例における動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【0041】ここで、無線通信装置10がBlueto
othのリンク確立待ちの状態であれば、Inquir
yコマンドを受信すると(S501)、無線通信装置1
0は、無線通信装置10のInquiryアクセスコー
ドが入ったInquiryResponseを送信する
(S502)。
othのリンク確立待ちの状態であれば、Inquir
yコマンドを受信すると(S501)、無線通信装置1
0は、無線通信装置10のInquiryアクセスコー
ドが入ったInquiryResponseを送信する
(S502)。
【0042】所定時間内にInquiry Respo
nseが受信されると(S407)、無線端末20は、
印刷先の装置として無線通信装置10の装置名称を、液
晶表示部26に表示する(S408)。近傍に他の無線
通信装置があり、その装置からもInquiry Re
sponseを受信した場合には、複数の無線通信装置
の名称が表示される。
nseが受信されると(S407)、無線端末20は、
印刷先の装置として無線通信装置10の装置名称を、液
晶表示部26に表示する(S408)。近傍に他の無線
通信装置があり、その装置からもInquiry Re
sponseを受信した場合には、複数の無線通信装置
の名称が表示される。
【0043】無線端末20の操作者が印刷を希望する無
線通信装置を選択すると(S409)、Pagingモ
ードに移行する(S410)。つまり、無線通信装置1
0のデバイス・アクセスコードを指定し、Blueto
oth接続仕様に基づいて、Printing Pro
fileを使用する無線接続要求を行う(S411)。
線通信装置を選択すると(S409)、Pagingモ
ードに移行する(S410)。つまり、無線通信装置1
0のデバイス・アクセスコードを指定し、Blueto
oth接続仕様に基づいて、Printing Pro
fileを使用する無線接続要求を行う(S411)。
【0044】無線通信装置10は、無線接続要求を受信
すると(S503)、無線端末20宛てに、無線接続要
求応答を送信する(S504)。無線端末20は、無線
通信装置10から無線接続要求への応答信号を受信する
と(S412)、Bluetoothのリンク(Pic
onet)が確立される。
すると(S503)、無線端末20宛てに、無線接続要
求応答を送信する(S504)。無線端末20は、無線
通信装置10から無線接続要求への応答信号を受信する
と(S412)、Bluetoothのリンク(Pic
onet)が確立される。
【0045】ここで、無線端末20は、無線通信装置1
0が使用するプリンタドライバ(プリンタドライバソフ
ト)のバージョンや容量等の情報を入手するために、プ
リンタドライバ情報要求メッセージを送信する(S41
3)。プリンタドライバ情報要求メッセージを受信した
無線通信装置10は(S505)、無線通信装置10が
持っている最新プリンタドライバのバージョン情報を格
納したプリンタドライバ情報通知メッセージを、無線端
末20に送信する(S506)。
0が使用するプリンタドライバ(プリンタドライバソフ
ト)のバージョンや容量等の情報を入手するために、プ
リンタドライバ情報要求メッセージを送信する(S41
3)。プリンタドライバ情報要求メッセージを受信した
無線通信装置10は(S505)、無線通信装置10が
持っている最新プリンタドライバのバージョン情報を格
納したプリンタドライバ情報通知メッセージを、無線端
末20に送信する(S506)。
【0046】プリンタドライバ情報通知メッセージを受
信した無線端末20は、その中にあるバージョン情報を
参照し、そのバージョンのプリンタドライバが、RAM
23に格納されているか否かを調べる。上記バージョン
のプリンタドライバが格納されている場合には、S42
0に移行し、印刷処理を開始する。
信した無線端末20は、その中にあるバージョン情報を
参照し、そのバージョンのプリンタドライバが、RAM
23に格納されているか否かを調べる。上記バージョン
のプリンタドライバが格納されている場合には、S42
0に移行し、印刷処理を開始する。
【0047】上記バージョンのプリンタドライバが格納
されていない場合には、プリンタドライバ情報通知メッ
セージ内の容量情報を参照し、RAM23に空きがある
か否かを調べる(S415)。
されていない場合には、プリンタドライバ情報通知メッ
セージ内の容量情報を参照し、RAM23に空きがある
か否かを調べる(S415)。
【0048】RAM23に空きがある場合には、インス
トールを行うか否かを、使用者に選択させるために、
「インストールを行いますか?」を、液晶表示部26に
表示する。ここで、インストールの実行が選択されると
(S416)、液晶表示部26に「プリンタドライバを
インストールします」を表示し、無線通信装置10に、
プリンタドライバ送信要求メッセージを送信する(S4
17)。
トールを行うか否かを、使用者に選択させるために、
「インストールを行いますか?」を、液晶表示部26に
表示する。ここで、インストールの実行が選択されると
(S416)、液晶表示部26に「プリンタドライバを
インストールします」を表示し、無線通信装置10に、
プリンタドライバ送信要求メッセージを送信する(S4
17)。
【0049】上記メッセージを受信した無線通信装置1
0は(S507)、プリンタドライバを無線端末20に
送信し(S508)、無線端末20は、受信したプリン
タドライバを、無線通信装置10の装置名称、無線ID
番号に対応して、RAM23に格納し(S419)、印
刷処理に移行する。
0は(S507)、プリンタドライバを無線端末20に
送信し(S508)、無線端末20は、受信したプリン
タドライバを、無線通信装置10の装置名称、無線ID
番号に対応して、RAM23に格納し(S419)、印
刷処理に移行する。
【0050】具体的には、無線端末20は、選択できる
印刷パラメータを、液晶表示部26に表示する(S42
0)。つまり、印刷する用紙のサイズ、用紙の種別、画
質種別等の選択画面を表示し、操作者が選択すると、無
線通信装置10が印刷処理を開始する(S421)。す
なわち、無線端末20は、選択された印刷パラメータと
合わせて、印刷する画面のHTMLファイル、そのHT
MLファイル内で関連付けられている画像データファイ
ル(JPEGまたはGIF形式ファイル)を、無線通信
装置10に送信する(S422)。
印刷パラメータを、液晶表示部26に表示する(S42
0)。つまり、印刷する用紙のサイズ、用紙の種別、画
質種別等の選択画面を表示し、操作者が選択すると、無
線通信装置10が印刷処理を開始する(S421)。す
なわち、無線端末20は、選択された印刷パラメータと
合わせて、印刷する画面のHTMLファイル、そのHT
MLファイル内で関連付けられている画像データファイ
ル(JPEGまたはGIF形式ファイル)を、無線通信
装置10に送信する(S422)。
【0051】無線通信装置10は、印刷パラメータを無
線端末20から受信すると(S509)、印刷パラメー
タをRAM13に格納し(S510)、続いて、印刷フ
ァイルを受信すると(S511)、HTMLファイルを
展開し、印刷データを生成し(S512)、印刷する
(S513)。
線端末20から受信すると(S509)、印刷パラメー
タをRAM13に格納し(S510)、続いて、印刷フ
ァイルを受信すると(S511)、HTMLファイルを
展開し、印刷データを生成し(S512)、印刷する
(S513)。
【0052】なお、S415において、RAM23に空
きがない場合には、旧バージョンプリンタドライバソフ
トがあるか否かを確認する(S424)。旧バージョン
プリンタドライバソフトがある場合には、旧バージョン
ソフトで印刷処理するために、S420に移行する。
きがない場合には、旧バージョンプリンタドライバソフ
トがあるか否かを確認する(S424)。旧バージョン
プリンタドライバソフトがある場合には、旧バージョン
ソフトで印刷処理するために、S420に移行する。
【0053】旧バージョンソフトがない場合には「標準
形式で印刷します。」を表示し、無線端末20は、A4
サイズの標準紙にモノクロ印刷を行うように印刷パラメ
ータを選択し、印刷ファイルを、無線通信装置10に送
信する。(S425)。
形式で印刷します。」を表示し、無線端末20は、A4
サイズの標準紙にモノクロ印刷を行うように印刷パラメ
ータを選択し、印刷ファイルを、無線通信装置10に送
信する。(S425)。
【0054】上記のようにして、無線通信装置10から
プリンタドライバを入手した上で、無線端末20が、無
線通信装置10に印刷させることができる。
プリンタドライバを入手した上で、無線端末20が、無
線通信装置10に印刷させることができる。
【0055】[第2の実施例]第1の実施例において、
プリンタドライバが格納されていれば、常に印刷できる
ことを想定している。
プリンタドライバが格納されていれば、常に印刷できる
ことを想定している。
【0056】第2の実施例は、無線通信装置10が店に
設置され、有料プリントサービス等を行う場合に、プリ
ンタドライバソフトの使用可能回数を、無線通信装置1
0が記憶する実施例である。
設置され、有料プリントサービス等を行う場合に、プリ
ンタドライバソフトの使用可能回数を、無線通信装置1
0が記憶する実施例である。
【0057】次に、上記第2の実施例の動作について説
明する。
明する。
【0058】図6は、第2の実施例の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【0059】無線通信装置10に、所定のパスワードを
入力すると、無線通信装置10の画面または無線通信装
置10に接続されたPCから、印刷可能な無線端末20
のID番号と、使用可能枚数とを入力することができ
る。
入力すると、無線通信装置10の画面または無線通信装
置10に接続されたPCから、印刷可能な無線端末20
のID番号と、使用可能枚数とを入力することができ
る。
【0060】無線端末20が、100ページ分印刷する
権利を購入した場合には、無線端末20のID番号に対
応して、印刷可能枚数として100枚を記憶する。
権利を購入した場合には、無線端末20のID番号に対
応して、印刷可能枚数として100枚を記憶する。
【0061】第2の実施例では、第1の実施例における
印刷処理と同じ印刷処理において、無線通信装置10
が、印刷データを生成したときに、印刷ページ数と、記
憶している印刷可能枚数とを比較する(S615)。印
刷可能枚数が、印刷ページ数以上である場合には、その
まま印刷を実行し(S616)、1ページ印刷するごと
に、印刷可能枚数を1ずつ小さくし、メモリに格納する
(S617)。全ページの印刷が終了すると(S61
8)、印刷終了メッセージを、無線端末20に送信し
(S619)、印刷動作は、終了する。
印刷処理と同じ印刷処理において、無線通信装置10
が、印刷データを生成したときに、印刷ページ数と、記
憶している印刷可能枚数とを比較する(S615)。印
刷可能枚数が、印刷ページ数以上である場合には、その
まま印刷を実行し(S616)、1ページ印刷するごと
に、印刷可能枚数を1ずつ小さくし、メモリに格納する
(S617)。全ページの印刷が終了すると(S61
8)、印刷終了メッセージを、無線端末20に送信し
(S619)、印刷動作は、終了する。
【0062】印刷可能枚数が、印刷ページ数未満である
場合(たとえば、2枚分不足する場合)には、印刷可能
枚数を無線通信装置10の表示部に表示するとともに、
無線端末20に、印刷可能枚数メッセージを送信する
(S620)。
場合(たとえば、2枚分不足する場合)には、印刷可能
枚数を無線通信装置10の表示部に表示するとともに、
無線端末20に、印刷可能枚数メッセージを送信する
(S620)。
【0063】印刷可能枚数メッセージを受信した無線端
末20は、「印刷可能枚数が2枚不足しています。印刷
を続行しますか?」を表示する。印刷を続行することが
選択されると(S621)、印刷続行メッセージを、無
線通信装置10に送信し、同メッセージを受信した無線
通信装置10は、印刷可能枚数分を印刷する(S622
〜S624)。印刷可能枚数分の印刷が終了すると、印
刷終了メッセージを無線端末20に送信し(S62
5)、印刷動作が終了する。
末20は、「印刷可能枚数が2枚不足しています。印刷
を続行しますか?」を表示する。印刷を続行することが
選択されると(S621)、印刷続行メッセージを、無
線通信装置10に送信し、同メッセージを受信した無線
通信装置10は、印刷可能枚数分を印刷する(S622
〜S624)。印刷可能枚数分の印刷が終了すると、印
刷終了メッセージを無線端末20に送信し(S62
5)、印刷動作が終了する。
【0064】なお、S621において、印刷を続行しな
いことが選択されると、印刷中止メッセージを、無線通
信装置10に送信し、同メッセージを受信した無線通信
装置10が、印刷処理を中止する。
いことが選択されると、印刷中止メッセージを、無線通
信装置10に送信し、同メッセージを受信した無線通信
装置10が、印刷処理を中止する。
【0065】上記のようにし、しかも、料金を支払った
額と連動させて、印刷可能枚数を設定するようにしても
よい。
額と連動させて、印刷可能枚数を設定するようにしても
よい。
【0066】[第3の実施例]第2の実施例では、無線
通信装置10が、印刷可能枚数を記憶している。
通信装置10が、印刷可能枚数を記憶している。
【0067】第3の実施例は、無線端末20内で印刷デ
ータを生成する場合、無線端末20に格納するプリンタ
ドライバに、印刷可能枚数を記憶する実施例である。
ータを生成する場合、無線端末20に格納するプリンタ
ドライバに、印刷可能枚数を記憶する実施例である。
【0068】第3の実施例において、無線通信装置1
0、または無線通信装置10に接続されているPCにお
いて、所定の操作を行った場合にのみ、無線端末20へ
プリンタドライバを送信する。
0、または無線通信装置10に接続されているPCにお
いて、所定の操作を行った場合にのみ、無線端末20へ
プリンタドライバを送信する。
【0069】図7は、第3の実施例の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【0070】たとえば、料金を支払ったときにのみ、印
刷可能枚数情報が入っているプリンタドライバを、無線
通信装置10が無線端末20に送信する。無線通信装置
10では、上記所定の操作が行われると、無線端末20
用のプリンタドライバが購入されたとして、無線端末2
0のID番号に対応して、印刷可能枚数を記憶する(S
707)。
刷可能枚数情報が入っているプリンタドライバを、無線
通信装置10が無線端末20に送信する。無線通信装置
10では、上記所定の操作が行われると、無線端末20
用のプリンタドライバが購入されたとして、無線端末2
0のID番号に対応して、印刷可能枚数を記憶する(S
707)。
【0071】無線端末20からプリンタドライバ要求メ
ッセージを受信したときに、無線端末20のID番号に
対応する印刷可能枚数が記憶されている場合には、印刷
可能枚数を入れたプリンタドライバを、無線端末20に
送信する(S708)。
ッセージを受信したときに、無線端末20のID番号に
対応する印刷可能枚数が記憶されている場合には、印刷
可能枚数を入れたプリンタドライバを、無線端末20に
送信する(S708)。
【0072】以下の処理(S712〜S723)につい
ては、第2の実施例と同様である。
ては、第2の実施例と同様である。
【0073】[第4の実施例]第1の実施例では、印刷
する画面のHTMLファイルを無線通信装置10に送信
し、無線通信装置10において、受信したHTMLファ
イルを印刷形式データに展開する。
する画面のHTMLファイルを無線通信装置10に送信
し、無線通信装置10において、受信したHTMLファ
イルを印刷形式データに展開する。
【0074】第4の実施例は、無線端末20に送信する
プリンタドライバに、印刷形式データへの展開機能を入
れる実施例である。これによって、無線端末20内で印
刷形式データを生成することができ、この生成された印
刷形式データを、無線通信装置10に送信することがで
きる。
プリンタドライバに、印刷形式データへの展開機能を入
れる実施例である。これによって、無線端末20内で印
刷形式データを生成することができ、この生成された印
刷形式データを、無線通信装置10に送信することがで
きる。
【0075】上記実施例によれば、無線通信装置10が
所定のコマンドを受信すると、プリンタドライバを無線
端末20に送信し、プリンタドライバを受信した無線端
末20が送信するデータに応じて、印刷手段のパラメー
タを選択するので、無線通信装置10に対応したプリン
タドライバで印刷できる。
所定のコマンドを受信すると、プリンタドライバを無線
端末20に送信し、プリンタドライバを受信した無線端
末20が送信するデータに応じて、印刷手段のパラメー
タを選択するので、無線通信装置10に対応したプリン
タドライバで印刷できる。
【0076】また、上記実施例によれば、上記コマンド
を受信すると、プリンタドライバの容量を無線端末に通
知する手段を設けるので、プリンタドライバの容量に応
じて無線端末が処理を変えることができる。
を受信すると、プリンタドライバの容量を無線端末に通
知する手段を設けるので、プリンタドライバの容量に応
じて無線端末が処理を変えることができる。
【0077】さらに、上記実施例によれば、無線端末2
0において、選択した無線通信装置10のプリンタドラ
イバを格納しているか否かを判断し、上記プリンタドラ
イバを格納していない場合には、プリンタドライバを要
求するコマンドを、無線通信装置10に送信し、上記コ
マンドを受信した無線通信装置10がプリンタドライバ
を無線端末20に送信することによって、プリンタドラ
イバを格納している場合に、プリンタドライバの転送を
不要とすることができる。
0において、選択した無線通信装置10のプリンタドラ
イバを格納しているか否かを判断し、上記プリンタドラ
イバを格納していない場合には、プリンタドライバを要
求するコマンドを、無線通信装置10に送信し、上記コ
マンドを受信した無線通信装置10がプリンタドライバ
を無線端末20に送信することによって、プリンタドラ
イバを格納している場合に、プリンタドライバの転送を
不要とすることができる。
【0078】そして、上記実施例によれば、無線端末2
0は、無線通信装置のID番号に対応させてプリンタド
ライバを格納し、選択された無線通信装置のID番号に
よって、プリンタドライバの有無の判断を行うことによ
って、無線通信装置10の名称等を入力しなくても、無
線通信装置10特有の無線ID番号を利用してプリンタ
ドライバの有無を判断できる。
0は、無線通信装置のID番号に対応させてプリンタド
ライバを格納し、選択された無線通信装置のID番号に
よって、プリンタドライバの有無の判断を行うことによ
って、無線通信装置10の名称等を入力しなくても、無
線通信装置10特有の無線ID番号を利用してプリンタ
ドライバの有無を判断できる。
【0079】また、上記実施例によれば、無線端末20
では、印刷するデータ種別を認識し、認識したデータ種
別が無線通信装置専用のプリンタドライバを必要とする
場合には、選択した無線通信装置10のプリンタドライ
バを格納しているか否かを判断することによって、プリ
ンタドライバを必要としないデータを印刷するときに
は、プリンタドライバの転送を不要とする。
では、印刷するデータ種別を認識し、認識したデータ種
別が無線通信装置専用のプリンタドライバを必要とする
場合には、選択した無線通信装置10のプリンタドライ
バを格納しているか否かを判断することによって、プリ
ンタドライバを必要としないデータを印刷するときに
は、プリンタドライバの転送を不要とする。
【0080】さらに、上記実施例によれば、選択した無
線通信装置10に対して、印刷に必要なプリンタドライ
バに関する情報を要求し、受信したプリンタドライバ情
報に基づいて、印刷に必要なプリンタドライバを格納し
ているか否かを判断することによって、プリンタドライ
バの内容に応じて、転送が必要であるか否かを無線端末
が判断できる。
線通信装置10に対して、印刷に必要なプリンタドライ
バに関する情報を要求し、受信したプリンタドライバ情
報に基づいて、印刷に必要なプリンタドライバを格納し
ているか否かを判断することによって、プリンタドライ
バの内容に応じて、転送が必要であるか否かを無線端末
が判断できる。
【0081】そして、上記実施例によれば、プリンタド
ライバに関する情報に、プリンタドライバのファイル容
量に関する情報を含み、プリンタドライバの容量が所定
のサイズを越える場合に、無線端末20はその旨を表示
し、無線端末20で所定の操作がされた場合には、無線
通信装置10用のプリンタドライバを使用しないモード
で印刷データを送信することによって、メモリ不足でプ
リンタドライバを格納できない場合でも、最低限の印刷
を実行することができる。
ライバに関する情報に、プリンタドライバのファイル容
量に関する情報を含み、プリンタドライバの容量が所定
のサイズを越える場合に、無線端末20はその旨を表示
し、無線端末20で所定の操作がされた場合には、無線
通信装置10用のプリンタドライバを使用しないモード
で印刷データを送信することによって、メモリ不足でプ
リンタドライバを格納できない場合でも、最低限の印刷
を実行することができる。
【0082】また、上記実施例によれば、プリンタドラ
イバに関する情報に、無線通信装置10の機種を認識で
きる情報および/またはプリンタドライバのバージョン
情報を含め、無線端末20が上記機種のプリンタドライ
バを格納している場合に、送られてきたバージョン情報
と、格納しているプリンタドライバのバージョンを比較
し、送られてきたバージョンが格納しているプリンタド
ライバのバージョンよりも新しいときにのみ、プリンタ
ドライバ転送要求を送信することによって、最新のプリ
ントプリンタドライバのみを転送できる。
イバに関する情報に、無線通信装置10の機種を認識で
きる情報および/またはプリンタドライバのバージョン
情報を含め、無線端末20が上記機種のプリンタドライ
バを格納している場合に、送られてきたバージョン情報
と、格納しているプリンタドライバのバージョンを比較
し、送られてきたバージョンが格納しているプリンタド
ライバのバージョンよりも新しいときにのみ、プリンタ
ドライバ転送要求を送信することによって、最新のプリ
ントプリンタドライバのみを転送できる。
【0083】さらに、上記実施例によれば、無線通信装
置10は、印刷を許可する無線端末20のID番号を記
憶し、プリンタドライバ要求を送信した無線端末20の
ID番号が上記記憶したID番号に一致するか否かを判
断し、記憶したID番号に一致した場合には、プリンタ
ドライバを送信し、記憶したID番号に一致しない場合
には、プリンタドライバ送信拒否を無線端末20に通知
することによって、許可されていない無線端末20が印
刷できない。
置10は、印刷を許可する無線端末20のID番号を記
憶し、プリンタドライバ要求を送信した無線端末20の
ID番号が上記記憶したID番号に一致するか否かを判
断し、記憶したID番号に一致した場合には、プリンタ
ドライバを送信し、記憶したID番号に一致しない場合
には、プリンタドライバ送信拒否を無線端末20に通知
することによって、許可されていない無線端末20が印
刷できない。
【0084】そして、上記実施例によれば、無線通信装
置10は、無線端末20のID番号に対応した印刷可能
枚数を記憶し、無線端末20からの印刷要求を受信した
ときに、記憶した印刷可能枚数を照合し、印刷可能枚数
が1以上の場合に、受信したデータを印刷し、1枚印刷
するごとに、記憶した印刷可能枚数を減じることによっ
て、印刷する際に課金するシステムを構築できる。
置10は、無線端末20のID番号に対応した印刷可能
枚数を記憶し、無線端末20からの印刷要求を受信した
ときに、記憶した印刷可能枚数を照合し、印刷可能枚数
が1以上の場合に、受信したデータを印刷し、1枚印刷
するごとに、記憶した印刷可能枚数を減じることによっ
て、印刷する際に課金するシステムを構築できる。
【0085】また、上記実施例によれば、送信したプリ
ンタドライバは、印刷可能枚数情報を有し、印刷可能枚
数情報に示されている枚数以上の印刷を行った場合に、
印刷データを生成しないことによって、予め支払われた
金額に応じた枚数のみを印刷可能にする。
ンタドライバは、印刷可能枚数情報を有し、印刷可能枚
数情報に示されている枚数以上の印刷を行った場合に、
印刷データを生成しないことによって、予め支払われた
金額に応じた枚数のみを印刷可能にする。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、無線端末が、いろいろ
な場所のさまざまなプリンタと接続して印刷することが
でき、また、無線端末を、プリンタの近傍に移動させな
くても、接続することができるという効果を奏する。
な場所のさまざまなプリンタと接続して印刷することが
でき、また、無線端末を、プリンタの近傍に移動させな
くても、接続することができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例である無線通信システム10
0を示す図である。
0を示す図である。
【図2】上記実施例における無線通信装置10の内部を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図3】上記実施例における無線端末20の内部を示す
構成図である。
構成図である。
【図4】第1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】第1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図6】第2の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】第3の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
100…無線通信システム、
10…無線通信装置、
11…CPU、
12…ROM、
13…RAM、
14…一次電池、
15…Bluetooth処理部、
16…カラープリンタ、
17…画像処理部、
18…画像読取部、
19…操作パネル、
20…無線端末、
24…Bluetooth処理部、
25…携帯電話無線処理部、
26…液晶表示部、
27…キー操作部、
30…公衆携帯電話網、
40…サーバ。
Claims (15)
- 【請求項1】 無線端末との間で無線通信する無線通信
装置において、 プリンタドライバを上記無線端末が受信することを要求
するコマンドを受信するコマンド受信手段と;上記コマ
ンドを受信すると、上記プリンタドライバを、上記無線
端末に送信するプリンタドライバ送信手段と;プリンタ
ドライバを受信した無線端末が送信するデータに応じ
て、印刷手段のパラメータを選択するパラメータ選択手
段と;を有することを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記コマンドを受信すると、上記プリンタドライバの容
量を上記無線端末に通知することを特徴とする無線通信
装置。 - 【請求項3】 無線端末と、上記無線端末との間で無線
通信を行う無線通信装置とを具備する無線通信システム
において、 上記無線端末は、 メモリ内のデータを印刷する指示を受け付ける印刷指示
受付手段と;上記印刷指示を受け付けると、印刷する無
線通信装置を探索するコマンドを送信するコマンド送信
手段と;上記探索コマンドに応答する無線通信装置の名
称を表示する無線通信装置の名称表示手段と;上記表示
されている無線通信装置の中から、印刷させる無線通信
装置を選択する無線通信装置選択手段と;上記選択され
た無線通信装置のプリンタドライバを格納しているか否
かを判断する格納判断手段と;上記選択された無線通信
装置のプリンタドライバを格納していない場合には、プ
リンタドライバを要求するコマンドを、上記無線通信装
置に送信するコマンド送信手段と;を有し、 一方、無線通信装置は、 上記コマンドを受信するコマンド受信手段と;上記コマ
ンドを受信すると、上記プリンタドライバを上記無線端
末に送信するプリンタドライバ送信手段と;を有するこ
とを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項4】 請求項3において、 上記無線端末は、 上記無線通信装置のID番号に対応してプリンタドライ
バを格納するプリンタドライバ格納手段と;選択された
無線通信装置のID番号に基づいて、プリンタドライバ
の有無を判断するプリンタドライバ有無判断手段と;を
有することを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項5】 請求項3において、 上記無線端末は、 印刷するデータ種別を認識するデータ種別認識手段と;
上記認識したデータ種別が、無線通信装置専用のプリン
タドライバを必要とする場合には、選択した無線通信装
置のプリンタドライバを格納しているか否かを判断する
判断手段と;上記プリンタドライバを格納していない場
合には、プリンタドライバを要求するコマンドを、上記
無線通信装置に送信するコマンド送信手段と;上記コマ
ンドを受信した無線通信装置は、プリンタドライバを無
線端末に送信する送信手段と;を有することを特徴とす
る無線通信システム。 - 【請求項6】 請求項3において、 上記無線端末は、 印刷に必要なプリンタドライバに関する情報を、選択し
た無線通信装置に要求する要求手段と;上記受信したプ
リンタドライバ情報に基づいて、印刷に必要なプリンタ
ドライバを格納しているか否かを判断する判断手段と;
上記プリンタドライバを格納していない場合には、プリ
ンタドライバを要求するコマンドを、上記無線通信装置
に送信するコマンド送信手段と;を有することを特徴と
する無線通信システム。 - 【請求項7】 請求項6において、 上記プリンタドライバに関する情報は、上記プリンタド
ライバのファイル容量に関する情報を含み、 上記無線端末は、 プリンタドライバの容量が所定のサイズを越える場合
に、プリンタドライバの容量が所定のサイズを越える旨
を表示する表示手段と;無線端末において所定の操作が
された場合に、上記無線通信装置用のプリンタドライバ
を使用しないモードで、印刷データを送信する印刷デー
タ送信手段と;を有することを特徴とする無線通信シス
テム。 - 【請求項8】 請求項6において、 上記プリンタドライバに関する情報は、無線通信装置の
機種を認識できる情報、プリンタドライバのバージョン
情報のうちで、少なくとも一方の情報であり、 上記無線端末は、 上記機種のプリンタドライバを格納している場合に、上
記送られてきたプリンタドライバのバージョン情報と、
上記格納しているプリンタドライバのバージョンとを比
較する手段と;上記送られてきたプリンタドライバのバ
ージョンが、上記格納しているプリンタドライバのバー
ジョンよりも新しいときにのみ、ドライバ転送要求を送
信するドライバ転送要求送信手段と;を有することを特
徴とする無線通信システム。 - 【請求項9】 請求項3において、 上記無線通信装置は、 印刷を許可する無線端末のID番号を記憶する無線端末
ID番号記憶手段と;上記プリンタドライバ要求を送信
した無線端末のID番号が、上記記憶したID番号と一
致するか否かを判断する判断手段と;上記プリンタドラ
イバ要求を送信した無線端末のID番号が、上記記憶し
たID番号と一致している場合には、プリンタドライバ
を送信するプリンタドライバ送信手段と;上記プリンタ
ドライバ要求を送信した無線端末のID番号が、上記記
憶したID番号と一致しない場合には、プリンタドライ
バ送信拒否を、上記無線端末に通知する手段と;を有す
ることを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項10】 請求項3〜請求項9のいずれか1項に
おいて、 上記無線通信装置は、 上記無線端末のID番号に対応する印刷可能枚数を記憶
する印刷可能枚数記憶手段と;上記無線端末からの印刷
要求を受信したときに、記憶した印刷可能枚数を照合す
る印刷可能枚数照合手段と;印刷可能枚数が1以上であ
る場合に、受信したデータを印刷する受信データ印刷手
段と;1枚印刷するごとに、上記記憶した印刷可能枚数
を減ずる印刷可能枚数減算手段と;を有することを特徴
とする無線通信システム。 - 【請求項11】 請求項3〜請求項10のいずれか1項
において、 上記送信したプリンタドライバは、印刷可能枚数情報を
有し、上記印刷可能枚数情報に示されている枚数以上の
印刷を行った場合に、印刷データを生成しないことを特
徴とする無線通信システム。 - 【請求項12】 無線通信装置において、 プリント機能を有する装置を検索する検索手段と;メモ
リの空き容量に応じて、上記検索手段により検索された
装置でプリントを行うためのプリンタドライバを、上記
装置から受信する受信手段と;上記受信手段により受信
したプリンタドライバを用いて、上記装置によるプリン
ト処理を実行する制御手段と;を有することを特徴とす
る無線通信装置。 - 【請求項13】 請求項12において、 上記検索手段は、Bluetooth規格のInqui
ry手順により上記検索を行うことを特徴とする無線通
信装置。 - 【請求項14】 請求項12において、 上記受信手段による受信は、上記検索手段により検索さ
れた装置でプリントを行うためのプリンタドライバを、
既にメモリに記憶しているか否かに応じて行われること
を特徴とする無線通信装置。 - 【請求項15】 請求項12において、 上記受信手段による受信は、既にメモリに記憶している
プリンタドライバのバージョンに応じて行われることを
特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001201624A JP2003015841A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 無線通信装置および無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001201624A JP2003015841A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 無線通信装置および無線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003015841A true JP2003015841A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19038547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001201624A Pending JP2003015841A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 無線通信装置および無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003015841A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005352584A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Canon Inc | 印刷装置 |
JP2007011793A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Canon Inc | 周辺装置制御システム及びその制御方法及び情報処理装置、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
JP2017059063A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム |
-
2001
- 2001-07-03 JP JP2001201624A patent/JP2003015841A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7616337B2 (en) | 2004-06-08 | 2009-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus that allows an information device to transmit a print instruction to a public printer via a server even when the information device does not know the access address of the server in advance |
JP2007011793A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Canon Inc | 周辺装置制御システム及びその制御方法及び情報処理装置、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
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