JP2003012416A - フェニル酢酸化合物を含む農園芸用殺菌殺虫剤 - Google Patents
フェニル酢酸化合物を含む農園芸用殺菌殺虫剤Info
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- JP2003012416A JP2003012416A JP2001203273A JP2001203273A JP2003012416A JP 2003012416 A JP2003012416 A JP 2003012416A JP 2001203273 A JP2001203273 A JP 2001203273A JP 2001203273 A JP2001203273 A JP 2001203273A JP 2003012416 A JP2003012416 A JP 2003012416A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 新規農園芸用殺菌殺虫剤の提供。
【解決手段】式(1):
【化1】
〔式中、X1、X2、X3およびX4は各々独立して水素原
子、ハロゲン原子等を表し、YはOMe等を表し、Z−
は式(2): 【化2】 等を表す。〕 で表されるフェニル酢酸化合物を有効成
分として含有する農園芸用殺菌殺虫剤。
子、ハロゲン原子等を表し、YはOMe等を表し、Z−
は式(2): 【化2】 等を表す。〕 で表されるフェニル酢酸化合物を有効成
分として含有する農園芸用殺菌殺虫剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフェニル酢酸化合物
を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤および殺虫剤
に関するものである。
を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤および殺虫剤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある種のアクリル酸化合物は特開昭61
−106538号公報、特開昭63−216848号公
報、特開平2−188565号公報、特開平2−202
806号公報、特開平2−264765号公報、特開平
2−188565号公報、特開平6−92929号公
報、特開平7−76564号公報および国際特許出願公
開公報(WO−9705103号公報)に農園芸用殺菌剤
としての用途が開示されている。しかし、本願記載のフ
ェニル酢酸化合物の農園芸用殺菌剤としての用途に関し
てはなんら記載がない。
−106538号公報、特開昭63−216848号公
報、特開平2−188565号公報、特開平2−202
806号公報、特開平2−264765号公報、特開平
2−188565号公報、特開平6−92929号公
報、特開平7−76564号公報および国際特許出願公
開公報(WO−9705103号公報)に農園芸用殺菌剤
としての用途が開示されている。しかし、本願記載のフ
ェニル酢酸化合物の農園芸用殺菌剤としての用途に関し
てはなんら記載がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】既存の農園芸用殺菌殺
虫剤は耐性菌の増加や既存剤のスペクトラムの狭さ等か
らその効力や残効性の面で満足するべきものではない。
そのため、低薬量で高い効力を有するとともに、より対
象作物に対し安全性の高い植物病害および害虫防除剤の
開発が要望されている。
虫剤は耐性菌の増加や既存剤のスペクトラムの狭さ等か
らその効力や残効性の面で満足するべきものではない。
そのため、低薬量で高い効力を有するとともに、より対
象作物に対し安全性の高い植物病害および害虫防除剤の
開発が要望されている。
【0004】
【発明を解決するための手段】本発明者らはこのような
状況に鑑み、優れた殺菌殺虫剤を見いだすべく種々検討
した結果、本願記載のフェニル酢酸化合物が植物病害お
よび害虫防除剤として顕著な活性を有し、対象作物に対
しても安全であることを見出し、本発明に至った。
状況に鑑み、優れた殺菌殺虫剤を見いだすべく種々検討
した結果、本願記載のフェニル酢酸化合物が植物病害お
よび害虫防除剤として顕著な活性を有し、対象作物に対
しても安全であることを見出し、本発明に至った。
【0005】すなわち、本発明は下記の〔1〕ないし
〔15〕に関するものである。 〔1〕式(1):
〔15〕に関するものである。 〔1〕式(1):
【0006】
【化11】
【0007】〔式中、X1、X2、X3およびX4は各々独
立して水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、
C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルコキシ基、C1
〜C6ハロアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、ホルミ
ル基、(C1〜C6アルコキシ)カルボニル基、(C1〜
C6アルキル)カルボニル基、(C1〜C6ハロアルキ
ル)カルボニルまたは(C1〜C6アルキル)カルボニル
オキシを表し、Yは、OR1またはNR2R3を表し、Z
−は式(2):
立して水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、
C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルコキシ基、C1
〜C6ハロアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、ホルミ
ル基、(C1〜C6アルコキシ)カルボニル基、(C1〜
C6アルキル)カルボニル基、(C1〜C6ハロアルキ
ル)カルボニルまたは(C1〜C6アルキル)カルボニル
オキシを表し、Yは、OR1またはNR2R3を表し、Z
−は式(2):
【0008】
【化12】
【0009】を表し、
R1、R2およびR3は各々独立して水素原子、C1〜C6
アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニ
ル基、C1〜C6ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキ
ル基またはC1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基を表
し、 R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は各々独立し
て水素原子、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル
基、C2〜C6アルキニル基、C1〜C6アルコキシ基、C
2〜C6アルケニルオキシ基、C2〜C6アルキニルオキシ
基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6ハロアルコキシ
基、C3〜C6シクロアルキル基、C1〜C6アルコキシC
1〜C6アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、ホルミル基、(C1〜C6アルコキシ)カルボニル
基、(C1〜C6アルキル)カルボニル基、(C1〜C6ハ
ロアルキル)カルボニルまたは(C1〜C6アルキル)カ
ルボニルオキシを表し、 R11およびR12は各々独立して水素原子、C1〜C6アル
キル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル
基、C1〜C6アルコキシ基、C2〜C6アルケニルオキシ
基、C2〜C6アルキニルオキシ基、C1〜C6ハロアルキ
ル基、C1〜C6ハロアルコキシ基、C3〜C6シクロアル
キル基またはC3〜C6シクロアルキルオキシ基を表し、 R13およびR14は各々独立して水素原子、C1〜C6アル
キル基、C2〜C6アルケニル基またはC2〜C6アルキニ
ル基を表し、 R15は水素原子またはC1〜C6アルキル基を表す。〕で
表されるフェニル酢酸化合物を有効成分として含有する
殺菌剤。 〔2〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zがフェノキシ基を表す、〔1〕記
載の化合物を有効成分として含有する殺菌剤。 〔3〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zが(2−メチルフェノキシ)メチ
ル基を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分として含有
する殺菌剤。 〔4〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zが(2,5−ジメチルフェノキ
シ)メチル基を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。 〔5〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zが(6−トリフルオロメチルピリ
ジン−2−イルオキシ)メチル基を表す、〔1〕記載の
化合物を有効成分として含有する殺菌剤。 〔6〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zが6−(2−シアノフェノキシ)
ピリミジン−4−イルオキシ基を表す、〔1〕記載の化
合物を有効成分として含有する殺菌剤。 〔7〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Z−が式(3):
アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニ
ル基、C1〜C6ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキ
ル基またはC1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基を表
し、 R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は各々独立し
て水素原子、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル
基、C2〜C6アルキニル基、C1〜C6アルコキシ基、C
2〜C6アルケニルオキシ基、C2〜C6アルキニルオキシ
基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6ハロアルコキシ
基、C3〜C6シクロアルキル基、C1〜C6アルコキシC
1〜C6アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、ホルミル基、(C1〜C6アルコキシ)カルボニル
基、(C1〜C6アルキル)カルボニル基、(C1〜C6ハ
ロアルキル)カルボニルまたは(C1〜C6アルキル)カ
ルボニルオキシを表し、 R11およびR12は各々独立して水素原子、C1〜C6アル
キル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル
基、C1〜C6アルコキシ基、C2〜C6アルケニルオキシ
基、C2〜C6アルキニルオキシ基、C1〜C6ハロアルキ
ル基、C1〜C6ハロアルコキシ基、C3〜C6シクロアル
キル基またはC3〜C6シクロアルキルオキシ基を表し、 R13およびR14は各々独立して水素原子、C1〜C6アル
キル基、C2〜C6アルケニル基またはC2〜C6アルキニ
ル基を表し、 R15は水素原子またはC1〜C6アルキル基を表す。〕で
表されるフェニル酢酸化合物を有効成分として含有する
殺菌剤。 〔2〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zがフェノキシ基を表す、〔1〕記
載の化合物を有効成分として含有する殺菌剤。 〔3〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zが(2−メチルフェノキシ)メチ
ル基を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分として含有
する殺菌剤。 〔4〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zが(2,5−ジメチルフェノキ
シ)メチル基を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。 〔5〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zが(6−トリフルオロメチルピリ
ジン−2−イルオキシ)メチル基を表す、〔1〕記載の
化合物を有効成分として含有する殺菌剤。 〔6〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Zが6−(2−シアノフェノキシ)
ピリミジン−4−イルオキシ基を表す、〔1〕記載の化
合物を有効成分として含有する殺菌剤。 〔7〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Z−が式(3):
【0010】
【化13】
【0011】を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。 〔8〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Z−が式(4):
して含有する殺菌剤。 〔8〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Z−が式(4):
【0012】
【化14】
【0013】を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。
して含有する殺菌剤。
〔9〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Yが
メトキシ基を表し、Z−が式(5):
メトキシ基を表し、Z−が式(5):
【0014】
【化15】
【0015】を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。 〔10〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(6):
して含有する殺菌剤。 〔10〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(6):
【0016】
【化16】
【0017】を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。 〔11〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(7):
して含有する殺菌剤。 〔11〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(7):
【0018】
【化17】
【0019】を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。 〔12〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(8):
して含有する殺菌剤。 〔12〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(8):
【0020】
【化18】
【0021】を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。 〔13〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(9):
して含有する殺菌剤。 〔13〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(9):
【0022】
【化19】
【0023】を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。 〔14〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(10):
して含有する殺菌剤。 〔14〕X1、X2、X3およびX4が水素原子を表し、Y
がメトキシ基を表し、Z−が式(10):
【0024】
【化20】
【0025】を表す、〔1〕記載の化合物を有効成分と
して含有する殺菌剤。 〔15〕〔1〕ないし〔14〕に記載のフェニル酢酸化
合物から選ばれる一種以上を有効成分として含有する殺
虫剤。
して含有する殺菌剤。 〔15〕〔1〕ないし〔14〕に記載のフェニル酢酸化
合物から選ばれる一種以上を有効成分として含有する殺
虫剤。
【0026】但し、式(1)で表される化合物に光学異
性体、幾何異性体あるいは互変異性体が存在する場合に
は、それぞれの異性体並びにそれらの混合物の全てが本
願記載のフェニル酢酸化合物に包含される。
性体、幾何異性体あるいは互変異性体が存在する場合に
は、それぞれの異性体並びにそれらの混合物の全てが本
願記載のフェニル酢酸化合物に包含される。
【0027】
【発明の実施の形態】式(1)で表される化合物の置換
基X1、X2、X3、X4、R1、R2、R3、R4、R5、
R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14お
よびR15を具体的に列記する。ただし、記号はそれぞれ
以下の意味を示す。
基X1、X2、X3、X4、R1、R2、R3、R4、R5、
R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14お
よびR15を具体的に列記する。ただし、記号はそれぞれ
以下の意味を示す。
【0028】Me:メチル基、Et:エチル基、Pr−
n:ノルマルプロピル基、Pr−iso:イソプロピル
基、Bu−n:ノルマルブチル基、Bu−iso:イソ
ブチル基、Bu−sec:セカンダリーブチル基、Bu
−tert:ターシャリーブチル基、Pen−n:ノル
マルペンチル基、Hex−n:ノルマルヘキシル基、P
r−cyc:シクロプロピル基、Bu−cyc:シクロ
ブチル基、Pen−cyc:シクロペンチル基、Hex
−cyc:シクロヘキシル基 〔置換基X1、X2、X3およびX4の具体例〕H, F,
Cl, Br, I, Me, Et, Pr−n,
Pr−iso, Bu−n, Bu−iso, Bu
−sec, Bu−tert, Pen−n, Hex
−n, CH2F, CH2Cl, CH2Br, CH2
I,CHF2, CHCl2, CHBr2, CF3,
CCl3, CBr3, CClF2, CBrF2, C
H2FCH2, CHF2CH2, CF3CH2, CF 3
CF2, CF3CF2CF2, ClCH2CH2, Br
CH2CH2, CCl3CH2, CF3CH2CH2,
CCl3CH2CH2, ClCH2CH2CH2,FCH2
CH2CH2, CF3CF2CH2, ClCH2CH2C
H2CH2, OMe, OEt, OPr−n, OP
r−iso, OBu−n, OBu−iso, OB
u−sec, OBu−ter, OCH2F, OC
HF2, OCHCl2, OCHBr2, OCF3,
OCClF2, OCBrF2, OCH2CH2F, O
CH2CHF2, OCH2CF3, OCF2CF3, O
CF 2CF2CF3, OCH2CH2Cl, OCH2CH
2Br, OCH2CCl3,OCH2CH2CF3, OC
H2CH2CCl3, OCH2CH2CH2Cl,OCH2
CH2CH2F, OCH2CF2CF3, OCH2CH2
CH2CH2Cl,CN, NO2, CHO, CO2M
e, CO2Et, CO2Pr−n,CO2Pr−is
o, CO2Bu−n, CO2Bu−iso, CO2
Bu−sec, CO2Bu−ter, C(O)M
e, C(O)Et, C(O)Pr−n, C(O)
Pr−iso, C(O)Bu−n, C(O)Bu−
iso, C(O)Bu−sec, C(O)Bu−t
er, C(O)CH2CH2F, C(O)CH2CH
F2, C(O)CH2CF3, C(O)CF2CF3,
C(O)CF2CF2CF3, C(O)CH2CH2C
l, C(O)CH2CH 2Br, C(O)CH2CC
l3, C(O)CH2CH2CF3, C(O)CH 2C
H2CCl3, C(O)CH2CH2CH2Cl, C
(O)CH2CH2CH2F, C(O)CH2CF2C
F3, C(O)CH2CH2CH2CH2Cl, OC
(O)Me, OC(O)Et, OC(O)Pr−
n, OC(O)Pr−iso, OC(O)Bu−
n, OC(O)Bu−iso, OC(O)Bu−s
ec, OC(O)Bu−tert, OC(O)Pe
n−n, OC(O)Hex−n 〔置換基R1、R2およびR3の具体例〕H, Me,
Et, Pr−n, Pr−iso, Bu−n, B
u−iso, Bu−sec, Bu−tert, P
en−n, Hex−n, CH=CH2, CH2CH
=CH2, CH2CH=CHMe, CH2CMe=C
H2, CH2CH2CH=CH2, C≡CH, CH2
C≡CH, CH2C≡CMe, CHMeC≡CH,
CMe2C≡CH, CH2F, CH2Cl, CH2
Br, CH2I, CHF2, CHCl2, CHB
r2, CF3, CCl3, CBr3, CClF2,
CBrF2, CH2FCH2, CHF2CH2, C
F3CH2, CF3CF2, CF3CF2CF2, Cl
CH2CH2, BrCH2CH2, CCl3CH2, C
F3CH2CH2, CCl3CH2CH2,ClCH2CH2
CH2, FCH2CH2CH2, CF3CF2CH2,
ClCH2CH2CH2CH2, Pr−cyc, Bu−
cyc, Pen−cyc, Hex−cyc, CH
2OMe, CH2OEt, CH2OPr−n, CH2
OBu−n, CH2OBu−iso, CH2OBu−
sec, CH2OBu−ter, CH2CH2OM
e, CH2CH2OEt, CH2CH2OPr−n,C
H2CH2CH2OMe, CH2CH2CH2OEt, C
H2CH2CH2CH2OMe 〔置換基R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10の具
体例〕H, Me, Et, Pr−n, Pr−is
o, Bu−n, Bu−iso, Bu−sec,
Bu−tert, Pen−n, Hex−n, CH
=CH2, CH2CH=CH2, CH2CH=CHM
e, CH2CMe=CH2, CH2CH2CH=C
H2, C≡CH, CH2C≡CH, CH2C≡CM
e, CHMeC≡CH, CMe2C≡CH, OM
e, OEt, OPr−n, OPr−iso, O
Bu−n, OBu−iso, OBu−sec, O
Bu−ter, OCH=CH2, OCH2CH=CH
2, OCH2CH=CHMe, OCH2CMe=C
H2, OCH2CH2CH=CH2, OC≡CH, O
CH2C≡CH, OCH2C≡CMe, OCHMeC
≡CH, OCMe2C≡CH, CH2F, CH2C
l, CH2Br, CH2I, CHF2, CHC
l2, CHBr2, CF3, CCl3, CBr3,
CClF 2, CBrF2, CH2FCH2, CHF
2CH2, CF3CH2, CF3CF2, CF3CF2C
F2, ClCH2CH2, BrCH2CH2, CCl3
CH2, CF3CH2CH2, CCl3CH2CH2,
ClCH2CH2CH2, FCH2CH2CH2, CF3
CF2CH2, ClCH2CH2CH2CH2, OCH 2
F, OCHF2, OCHCl2, OCHBr2,
OCF3, OCClF2, OCBrF2, OCH2C
H2F, OCH2CHF2, OCH2CF3,OCF2C
F3, OCF2CF2CF3, OCH2CH2Cl, O
CH2CH2Br, OCH2CCl3, OCH2CH2C
F3, OCH2CH2CCl3, OCH2CH2CH2C
l, OCH2CH2CH2F, OCH2CF2CF3,
OCH2CH2CH2CH2Cl, Pr−cyc, Bu
−cyc, Pen−cyc,Hex−cyc, CH
2OMe, CH2OEt, CH2OPr−n, CH2
OBu−n, CH2OBu−iso, CH2OBu−
sec, CH2OBu−ter, CH2CH2OM
e, CH2CH2OEt, CH2CH2OPr−n,
CH2CH2CH2OMe, CH2CH2CH2OEt,
CH2CH2CH2CH2OMe, F, Cl, Br,
I, CN, NO2, CHO, CO2Me, C
O2Et, CO2Pr−n, CO2Pr−iso,
CO2Bu−n, CO2Bu−iso, CO2Bu−
sec, CO2Bu−ter,C(O)Me, C
(O)Et, C(O)Pr−n, C(O)Pr−i
so, C(O)Bu−n, C(O)Bu−iso,
C(O)Bu−sec,C(O)Bu−ter, C
(O)CH2CH2F, C(O)CH2CHF2,C
(O)CH2CF3, C(O)CF2CF3, C(O)
CF2CF2CF3,C(O)CH2CH2Cl, C
(O)CH2CH2Br, C(O)CH2CCl3, C
(O)CH2CH2CF3, C(O)CH2CH2CC
l3, C(O)CH 2CH2CH2Cl, C(O)CH
2CH2CH2F, C(O)CH2CF2CF3, C
(O)CH2CH2CH2CH2Cl, OC(O)Me,
OC(O)Et, OC(O)Pr−n, OC
(O)Pr−iso, OC(O)Bu−n,OC
(O)Bu−iso, OC(O)Bu−sec, O
C(O)Bu−tert, OC(O)Pen−n,
OC(O)Hex−n 〔置換基R11およびR12の具体例〕H, Me, E
t, Pr−n, Pr−iso, Bu−n, Bu
−iso, Bu−sec, Bu−tert, Pe
n−n, Hex−n, CH=CH2, CH2CH=
CH2, CH2CH=CHMe, CH2CMe=C
H2, CH2CH2CH=CH2, C≡CH, CH2
C≡CH, CH2C≡CMe, CHMeC≡CH,
CMe2C≡CH, OMe, OEt, OPr−
n, OPr−iso, OBu−n, OBu−is
o, OBu−sec, OBu−ter, OCH=
CH2, OCH2CH=CH2, OCH2CH=CHM
e, OCH2CMe=CH2, OCH2CH2CH=C
H2, OC≡CH, OCH2C≡CH, OCH2C
≡CMe, OCHMeC≡CH, OCMe2C≡C
H, CH2F, CH2Cl, CH2Br, CH
2I, CHF2, CHCl2, CHBr2, C
F3, CCl3, CBr3, CClF 2, CBrF
2, CH2FCH2, CHF2CH2, CF3CH2,
CF3CF2, CF3CF2CF2, ClCH2C
H2, BrCH2CH2, CCl3CH2, CF3CH
2CH2, CCl3CH2CH2, ClCH2CH2C
H2, FCH2CH2CH2, CF3CF2CH2, C
lCH2CH2CH2CH2, OCH 2F, OCHF2,
OCHCl2, OCHBr2, OCF3, OCC
lF2, OCBrF2, OCH2CH2F, OCH2
CHF2, OCH2CF3,OCF2CF3, OCF2C
F2CF3, OCH2CH2Cl, OCH2CH2Br,
OCH2CCl3, OCH2CH2CF3, OCH2C
H2CCl3, OCH2CH2CH2Cl, OCH2CH
2CH2F, OCH2CF2CF3, OCH2CH2CH2
CH2Cl, Pr−cyc, Bu−cyc, Pe
n−cyc,Hex−cyc, OPr−cyc, O
Bu−cyc, OPen−cyc, OHex−cy
c 〔置換基R13およびR14の具体例〕H, Me, E
t, Pr−n, Pr−iso, Bu−n, Bu
−iso, Bu−sec, Bu−tert, Pe
n−n, Hex−n, CH=CH2, CH2CH=
CH2, CH2CH=CHMe, CH2CMe=C
H2, CH2CH2CH=CH2, C≡CH, CH2
C≡CH, CH2C≡CMe, CHMeC≡CH,
CMe2C≡CH 〔置換基R15の具体例〕H, Me, Et, Pr−
n, Pr−iso, Bu−n, Bu−iso,
Bu−sec, Bu−tert, Pen−n, H
ex−n式(1)で表される化合物の一部は特開昭61
−106538号公報、特開昭63−216848号公
報、特開平2−188565号公報、特開平2−202
806号公報、特開平2−264765号公報、特開平
6−92929号公報、特開平7−76564号公報お
よび国際特許出願公開公報(WO−9705103号公
報)等を参考にして製造することができる。また、下記
の実施例により製造することもできる。
n:ノルマルプロピル基、Pr−iso:イソプロピル
基、Bu−n:ノルマルブチル基、Bu−iso:イソ
ブチル基、Bu−sec:セカンダリーブチル基、Bu
−tert:ターシャリーブチル基、Pen−n:ノル
マルペンチル基、Hex−n:ノルマルヘキシル基、P
r−cyc:シクロプロピル基、Bu−cyc:シクロ
ブチル基、Pen−cyc:シクロペンチル基、Hex
−cyc:シクロヘキシル基 〔置換基X1、X2、X3およびX4の具体例〕H, F,
Cl, Br, I, Me, Et, Pr−n,
Pr−iso, Bu−n, Bu−iso, Bu
−sec, Bu−tert, Pen−n, Hex
−n, CH2F, CH2Cl, CH2Br, CH2
I,CHF2, CHCl2, CHBr2, CF3,
CCl3, CBr3, CClF2, CBrF2, C
H2FCH2, CHF2CH2, CF3CH2, CF 3
CF2, CF3CF2CF2, ClCH2CH2, Br
CH2CH2, CCl3CH2, CF3CH2CH2,
CCl3CH2CH2, ClCH2CH2CH2,FCH2
CH2CH2, CF3CF2CH2, ClCH2CH2C
H2CH2, OMe, OEt, OPr−n, OP
r−iso, OBu−n, OBu−iso, OB
u−sec, OBu−ter, OCH2F, OC
HF2, OCHCl2, OCHBr2, OCF3,
OCClF2, OCBrF2, OCH2CH2F, O
CH2CHF2, OCH2CF3, OCF2CF3, O
CF 2CF2CF3, OCH2CH2Cl, OCH2CH
2Br, OCH2CCl3,OCH2CH2CF3, OC
H2CH2CCl3, OCH2CH2CH2Cl,OCH2
CH2CH2F, OCH2CF2CF3, OCH2CH2
CH2CH2Cl,CN, NO2, CHO, CO2M
e, CO2Et, CO2Pr−n,CO2Pr−is
o, CO2Bu−n, CO2Bu−iso, CO2
Bu−sec, CO2Bu−ter, C(O)M
e, C(O)Et, C(O)Pr−n, C(O)
Pr−iso, C(O)Bu−n, C(O)Bu−
iso, C(O)Bu−sec, C(O)Bu−t
er, C(O)CH2CH2F, C(O)CH2CH
F2, C(O)CH2CF3, C(O)CF2CF3,
C(O)CF2CF2CF3, C(O)CH2CH2C
l, C(O)CH2CH 2Br, C(O)CH2CC
l3, C(O)CH2CH2CF3, C(O)CH 2C
H2CCl3, C(O)CH2CH2CH2Cl, C
(O)CH2CH2CH2F, C(O)CH2CF2C
F3, C(O)CH2CH2CH2CH2Cl, OC
(O)Me, OC(O)Et, OC(O)Pr−
n, OC(O)Pr−iso, OC(O)Bu−
n, OC(O)Bu−iso, OC(O)Bu−s
ec, OC(O)Bu−tert, OC(O)Pe
n−n, OC(O)Hex−n 〔置換基R1、R2およびR3の具体例〕H, Me,
Et, Pr−n, Pr−iso, Bu−n, B
u−iso, Bu−sec, Bu−tert, P
en−n, Hex−n, CH=CH2, CH2CH
=CH2, CH2CH=CHMe, CH2CMe=C
H2, CH2CH2CH=CH2, C≡CH, CH2
C≡CH, CH2C≡CMe, CHMeC≡CH,
CMe2C≡CH, CH2F, CH2Cl, CH2
Br, CH2I, CHF2, CHCl2, CHB
r2, CF3, CCl3, CBr3, CClF2,
CBrF2, CH2FCH2, CHF2CH2, C
F3CH2, CF3CF2, CF3CF2CF2, Cl
CH2CH2, BrCH2CH2, CCl3CH2, C
F3CH2CH2, CCl3CH2CH2,ClCH2CH2
CH2, FCH2CH2CH2, CF3CF2CH2,
ClCH2CH2CH2CH2, Pr−cyc, Bu−
cyc, Pen−cyc, Hex−cyc, CH
2OMe, CH2OEt, CH2OPr−n, CH2
OBu−n, CH2OBu−iso, CH2OBu−
sec, CH2OBu−ter, CH2CH2OM
e, CH2CH2OEt, CH2CH2OPr−n,C
H2CH2CH2OMe, CH2CH2CH2OEt, C
H2CH2CH2CH2OMe 〔置換基R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10の具
体例〕H, Me, Et, Pr−n, Pr−is
o, Bu−n, Bu−iso, Bu−sec,
Bu−tert, Pen−n, Hex−n, CH
=CH2, CH2CH=CH2, CH2CH=CHM
e, CH2CMe=CH2, CH2CH2CH=C
H2, C≡CH, CH2C≡CH, CH2C≡CM
e, CHMeC≡CH, CMe2C≡CH, OM
e, OEt, OPr−n, OPr−iso, O
Bu−n, OBu−iso, OBu−sec, O
Bu−ter, OCH=CH2, OCH2CH=CH
2, OCH2CH=CHMe, OCH2CMe=C
H2, OCH2CH2CH=CH2, OC≡CH, O
CH2C≡CH, OCH2C≡CMe, OCHMeC
≡CH, OCMe2C≡CH, CH2F, CH2C
l, CH2Br, CH2I, CHF2, CHC
l2, CHBr2, CF3, CCl3, CBr3,
CClF 2, CBrF2, CH2FCH2, CHF
2CH2, CF3CH2, CF3CF2, CF3CF2C
F2, ClCH2CH2, BrCH2CH2, CCl3
CH2, CF3CH2CH2, CCl3CH2CH2,
ClCH2CH2CH2, FCH2CH2CH2, CF3
CF2CH2, ClCH2CH2CH2CH2, OCH 2
F, OCHF2, OCHCl2, OCHBr2,
OCF3, OCClF2, OCBrF2, OCH2C
H2F, OCH2CHF2, OCH2CF3,OCF2C
F3, OCF2CF2CF3, OCH2CH2Cl, O
CH2CH2Br, OCH2CCl3, OCH2CH2C
F3, OCH2CH2CCl3, OCH2CH2CH2C
l, OCH2CH2CH2F, OCH2CF2CF3,
OCH2CH2CH2CH2Cl, Pr−cyc, Bu
−cyc, Pen−cyc,Hex−cyc, CH
2OMe, CH2OEt, CH2OPr−n, CH2
OBu−n, CH2OBu−iso, CH2OBu−
sec, CH2OBu−ter, CH2CH2OM
e, CH2CH2OEt, CH2CH2OPr−n,
CH2CH2CH2OMe, CH2CH2CH2OEt,
CH2CH2CH2CH2OMe, F, Cl, Br,
I, CN, NO2, CHO, CO2Me, C
O2Et, CO2Pr−n, CO2Pr−iso,
CO2Bu−n, CO2Bu−iso, CO2Bu−
sec, CO2Bu−ter,C(O)Me, C
(O)Et, C(O)Pr−n, C(O)Pr−i
so, C(O)Bu−n, C(O)Bu−iso,
C(O)Bu−sec,C(O)Bu−ter, C
(O)CH2CH2F, C(O)CH2CHF2,C
(O)CH2CF3, C(O)CF2CF3, C(O)
CF2CF2CF3,C(O)CH2CH2Cl, C
(O)CH2CH2Br, C(O)CH2CCl3, C
(O)CH2CH2CF3, C(O)CH2CH2CC
l3, C(O)CH 2CH2CH2Cl, C(O)CH
2CH2CH2F, C(O)CH2CF2CF3, C
(O)CH2CH2CH2CH2Cl, OC(O)Me,
OC(O)Et, OC(O)Pr−n, OC
(O)Pr−iso, OC(O)Bu−n,OC
(O)Bu−iso, OC(O)Bu−sec, O
C(O)Bu−tert, OC(O)Pen−n,
OC(O)Hex−n 〔置換基R11およびR12の具体例〕H, Me, E
t, Pr−n, Pr−iso, Bu−n, Bu
−iso, Bu−sec, Bu−tert, Pe
n−n, Hex−n, CH=CH2, CH2CH=
CH2, CH2CH=CHMe, CH2CMe=C
H2, CH2CH2CH=CH2, C≡CH, CH2
C≡CH, CH2C≡CMe, CHMeC≡CH,
CMe2C≡CH, OMe, OEt, OPr−
n, OPr−iso, OBu−n, OBu−is
o, OBu−sec, OBu−ter, OCH=
CH2, OCH2CH=CH2, OCH2CH=CHM
e, OCH2CMe=CH2, OCH2CH2CH=C
H2, OC≡CH, OCH2C≡CH, OCH2C
≡CMe, OCHMeC≡CH, OCMe2C≡C
H, CH2F, CH2Cl, CH2Br, CH
2I, CHF2, CHCl2, CHBr2, C
F3, CCl3, CBr3, CClF 2, CBrF
2, CH2FCH2, CHF2CH2, CF3CH2,
CF3CF2, CF3CF2CF2, ClCH2C
H2, BrCH2CH2, CCl3CH2, CF3CH
2CH2, CCl3CH2CH2, ClCH2CH2C
H2, FCH2CH2CH2, CF3CF2CH2, C
lCH2CH2CH2CH2, OCH 2F, OCHF2,
OCHCl2, OCHBr2, OCF3, OCC
lF2, OCBrF2, OCH2CH2F, OCH2
CHF2, OCH2CF3,OCF2CF3, OCF2C
F2CF3, OCH2CH2Cl, OCH2CH2Br,
OCH2CCl3, OCH2CH2CF3, OCH2C
H2CCl3, OCH2CH2CH2Cl, OCH2CH
2CH2F, OCH2CF2CF3, OCH2CH2CH2
CH2Cl, Pr−cyc, Bu−cyc, Pe
n−cyc,Hex−cyc, OPr−cyc, O
Bu−cyc, OPen−cyc, OHex−cy
c 〔置換基R13およびR14の具体例〕H, Me, E
t, Pr−n, Pr−iso, Bu−n, Bu
−iso, Bu−sec, Bu−tert, Pe
n−n, Hex−n, CH=CH2, CH2CH=
CH2, CH2CH=CHMe, CH2CMe=C
H2, CH2CH2CH=CH2, C≡CH, CH2
C≡CH, CH2C≡CMe, CHMeC≡CH,
CMe2C≡CH 〔置換基R15の具体例〕H, Me, Et, Pr−
n, Pr−iso, Bu−n, Bu−iso,
Bu−sec, Bu−tert, Pen−n, H
ex−n式(1)で表される化合物の一部は特開昭61
−106538号公報、特開昭63−216848号公
報、特開平2−188565号公報、特開平2−202
806号公報、特開平2−264765号公報、特開平
6−92929号公報、特開平7−76564号公報お
よび国際特許出願公開公報(WO−9705103号公
報)等を参考にして製造することができる。また、下記
の実施例により製造することもできる。
【0029】
(1)2−(2−(6−クロロピリミジン−4−イルオ
キシ)フェニル)酢酸メチルの合成
キシ)フェニル)酢酸メチルの合成
【0030】
【化21】
【0031】4,6−ジクロロピリミジン(5.0g、
33mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(20
ml)溶液に、無水炭酸カリウム(4.6g、34mm
ol)と2−(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル
(3.0g、18mmol)のN,N−ジメチルホルム
アミド(10ml)溶液を0℃にて加えた。室温にて1
0時間攪拌後、水(70ml)を加え、ジエチルエーテ
ルにて抽出した。有機層を塩化ナトリウム飽和水溶液に
て洗浄、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧下溶媒
留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶離液;n−ヘキサン/酢酸エチル=4/
1)にて精製して目的物4.8gを得た。油状物質、屈
折率;nD 21.5=1.5668。 (2)2−(2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリ
ミジン−4−イルオキシ)フェニル)酢酸メチル(化合
物No.1)の合成
33mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(20
ml)溶液に、無水炭酸カリウム(4.6g、34mm
ol)と2−(2−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル
(3.0g、18mmol)のN,N−ジメチルホルム
アミド(10ml)溶液を0℃にて加えた。室温にて1
0時間攪拌後、水(70ml)を加え、ジエチルエーテ
ルにて抽出した。有機層を塩化ナトリウム飽和水溶液に
て洗浄、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧下溶媒
留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶離液;n−ヘキサン/酢酸エチル=4/
1)にて精製して目的物4.8gを得た。油状物質、屈
折率;nD 21.5=1.5668。 (2)2−(2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリ
ミジン−4−イルオキシ)フェニル)酢酸メチル(化合
物No.1)の合成
【0032】
【化22】
【0033】2−(2−(6−クロロピリミジン−4−
イルオキシ)フェニル)酢酸メチル(1.5g、5.4
mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(35m
l)溶液に、無水炭酸カリウム(0.83g、6.0m
mol)と2−シアノフェノール(0.71g、6.0
mmol)を加え、105℃にて1時間攪拌した。室温
まで冷却後、水(80ml)を加え、ジエチルエーテル
にて抽出した。得られた有機層を1規定水酸化ナトリウ
ム水溶液にて洗浄、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、
減圧下溶媒留去した。得られた残渣を薄層シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開液;n−ヘキサン/酢酸
エチル=1/1)にて精製し、目的物0.6gを得た。
油状物質。 〔実施例2〕 (1)2−(2−フェノキシフェニル)酢酸の合成
イルオキシ)フェニル)酢酸メチル(1.5g、5.4
mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(35m
l)溶液に、無水炭酸カリウム(0.83g、6.0m
mol)と2−シアノフェノール(0.71g、6.0
mmol)を加え、105℃にて1時間攪拌した。室温
まで冷却後、水(80ml)を加え、ジエチルエーテル
にて抽出した。得られた有機層を1規定水酸化ナトリウ
ム水溶液にて洗浄、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、
減圧下溶媒留去した。得られた残渣を薄層シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開液;n−ヘキサン/酢酸
エチル=1/1)にて精製し、目的物0.6gを得た。
油状物質。 〔実施例2〕 (1)2−(2−フェノキシフェニル)酢酸の合成
【0034】
【化23】
【0035】(2−フェノキシフェニル)アセトニトリ
ル(1.0g、4.8mmol)の水(10ml)懸濁
液に濃硫酸(8ml)を加え、8時間還流した。室温ま
で冷却後、10%水酸化ナトリウム水溶液(100m
l)を加えて反応混合物をアルカリ性とし、ジエチルエ
ーテルにて洗浄した。水層に35%塩酸を加えて酸性に
した後、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を塩
化ナトリウム飽和水溶液にて洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムにて乾燥、減圧下溶媒留去して目的物0.80gを
得た。融点87−88℃。 (2)2−(2−フェノキシフェニル)酢酸メチル(化
合物No.2)の合成
ル(1.0g、4.8mmol)の水(10ml)懸濁
液に濃硫酸(8ml)を加え、8時間還流した。室温ま
で冷却後、10%水酸化ナトリウム水溶液(100m
l)を加えて反応混合物をアルカリ性とし、ジエチルエ
ーテルにて洗浄した。水層に35%塩酸を加えて酸性に
した後、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を塩
化ナトリウム飽和水溶液にて洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムにて乾燥、減圧下溶媒留去して目的物0.80gを
得た。融点87−88℃。 (2)2−(2−フェノキシフェニル)酢酸メチル(化
合物No.2)の合成
【0036】
【化24】
【0037】2−(2−フェノキシフェニル)酢酸
(0.70g)のメタノール(20ml)溶液に濃硫酸
(0.4ml)を加え、1.5時間還流した。減圧下溶
媒留去して得られた残渣に酢酸エチルを加え、水、炭酸
水素ナトリウム飽和水溶液および塩化ナトリウム飽和水
溶液にて順次洗浄した。得られた酢酸エチル溶液を無水
硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒留去して目的物0.
7gを得た。油状物質、屈折率;nD 21.9=1.561
5。
(0.70g)のメタノール(20ml)溶液に濃硫酸
(0.4ml)を加え、1.5時間還流した。減圧下溶
媒留去して得られた残渣に酢酸エチルを加え、水、炭酸
水素ナトリウム飽和水溶液および塩化ナトリウム飽和水
溶液にて順次洗浄した。得られた酢酸エチル溶液を無水
硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒留去して目的物0.
7gを得た。油状物質、屈折率;nD 21.9=1.561
5。
【0038】次に、本願記載のフェニル酢酸化合物の例
を、前記実施例で合成した化合物を含め第1表ないし第
7表に示すが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。但し、表中の記号は前記と同様の意味を表す。
を、前記実施例で合成した化合物を含め第1表ないし第
7表に示すが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。但し、表中の記号は前記と同様の意味を表す。
【0039】〔第1表〕
【0040】
【化25】
【0041】
【表1】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
X1 X2 X3 X4 R4 R5 R6 R7 R8
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
H H H H H H H H H
H H H H Me H H H H
H H H H H Me H H H
H H H H H H Me H H
H H H H H H H Me H
H H H H H H H H Me
Me H H H H H H H H
H Me H H H H H H H
H H Me H H H H H H
H H H Me H H H H H
H H H H Cl H H H H
H H H H H Cl H H H
H H H H H H Cl H H
H H H H H H H Cl H
H H H H CF3 H H H H
H H H H H CF3 H H H
H H H H H H CF3 H H
H H H H H H H CF3 H
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔第2表〕
【0042】
【化26】
【0043】
【表2】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
X1 X2 X3 X4 R4 R5 R6 R7 R8
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
H H H H H H H H H
H H H H Me H H H H
H H H H H Me H H H
H H H H H H Me H H
H H H H H H H Me H
H H H H H H H H Me
Me H H H H H H H H
H Me H H H H H H H
H H Me H H H H H H
H H H Me H H H H H
H H H H Cl H H H H
H H H H H Cl H H H
H H H H H H Cl H H
H H H H H H H Cl H
H H H H H H H H Cl
H H H H CF3 H H H H
H H H H H CF3 H H H
H H H H H H CF3 H H
H H H H H H H CF3 H
H H H H H H H H CF3
H H H H Me Me H H H
H H H H Me H Me H H
H H H H Me H H Me H
H H H H Me H H H Me
H H H H Me CF3 H H H
H H H H Me H CF3 H H
H H H H Me H H CF3 H
H H H H Me H H H CF3
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔第3表〕
【0044】
【化27】
【0045】
【表3】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
X1 X2 X3 X4 R4 R5 R6 R7
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
H H H H H H H H
H H H H Me H H H
H H H H H Me H H
H H H H H H Me H
H H H H H H H Me
Me H H H H H H H
H Me H H H H H H
H H Me H H H H H
H H H Me H H H H
H H H H Cl H H H
H H H H H Cl H H
H H H H H H Cl H
H H H H H H H Cl
H H H H CF3 H H H
H H H H H CF3 H H
H H H H H H CF3 H
H H H H H H H CF3
H H H H Me Me H H
H H H H Me H Me H
H H H H Me H H Me
H H H H Me CF3 H H
H H H H Me H CF3 H
H H H H Me H H CF3
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔第4表〕
【0046】
【化28】
【0047】
【表4】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
X1 X2 X3 X4 R4 R5 R6 R7 R8
――――――――――――――――――――――――――――――――――
H H H H H H H H H
H H H H Me H H H H
H H H H H Me H H H
H H H H H H Me H H
H H H H H H H Me H
H H H H H H H H Me
H H H H CN H H H H
H H H H H CN H H H
H H H H H H CN H H
H H H H H H H CN H
H H H H H H H H CN
Me H H H H H H H H
H Me H H H H H H H
H H Me H H H H H H
H H H Me H H H H H
H H H H Cl H H H H
H H H H H Cl H H H
H H H H H H Cl H H
H H H H H H H Cl H
H H H H H H H H Cl
H H H H F H H H H
H H H H H F H H H
H H H H H H F H H
H H H H H H H F H
H H H H H H H H F
H H H H CF3 H H H H
H H H H H CF3 H H H
H H H H H H CF3 H H
H H H H H H H CF3 H
H H H H H H H H CF3
H H H H Me Me H H H
H H H H Me H Me H H
H H H H Me H H Me H
H H H H Me H H H Me
H H H H Me CF3 H H H
H H H H Me H CF3 H H
H H H H Me H H CF3 H
H H H H Me H H H CF3
Me H H H H H H H CN
H Me H H H H H H CN
H H Me H H H H H CN
H H H Me H H H H CN
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔第5表〕
【0048】
【化29】
【0049】
【表5】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
X1 X2 X3 X4 R4 R5 R6 R7 R8 R11
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
H H H H H H H H H Me
H H H H Me H H H H Me
H H H H H Me H H H Me
H H H H H H Me H H Me
H H H H H H H Me H Me
H H H H H H H H Me Me
H H H H Cl H H H H Me
H H H H H Cl H H H Me
H H H H H H Cl H H Me
H H H H H H H Cl H Me
H H H H H H H H Cl Me
H H H H CF3 H H H H Me
H H H H H CF3 H H H Me
H H H H H H CF3 H H Me
H H H H H H H CF3 H Me
H H H H H H H H CF3 Me
Me H H H H H H CF3 H Me
H Me H H H H H CF3 H Me
H H Me H H H H CF3 H Me
H H H Me H H H CF3 H Me
H H H H H H H H H H
H H H H Me H H H H H
H H H H H Me H H H H
H H H H H H Me H H H
H H H H H H H Me H H
H H H H H H H H Me H
H H H H Cl H H H H H
H H H H H Cl H H H H
H H H H H H Cl H H H
H H H H H H H Cl H H
H H H H H H H H Cl H
H H H H CF3 H H H H H
H H H H H CF3 H H H H
H H H H H H CF3 H H H
H H H H H H H CF3 H H
H H H H H H H H CF3 H
Me H H H H H H CF3 H H
H Me H H H H H CF3 H H
H H Me H H H H CF3 H H
H H H Me H H H CF3 H H
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔第6表〕
【0050】
【化30】
【0051】
【表6】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
X1 X2 X3 X4 R11 R12 R13
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
H H H H Me Me Me
H H H H Me Et Me
H H H H Me Pr−n Me
H H H H Me Pr−iso Me
H H H H Me OMe Me
H H H H Me OEt Me
H H H H Me OPr−n Me
H H H H Me OPr−iso Me
H H H H Me Me Et
H H H H Me Et Et
H H H H Me Pr−n Et
H H H H Me Pr−iso Et
H H H H Me OMe Et
H H H H Me OEt Et
H H H H Me OPr−n Et
H H H H Me OPr−iso Et
Me H H H Me Me Me
H Me H H Me Me Me
H H Me H Me Me Me
H H H Me Me Me Me
Me H H H Me Et Me
H Me H H Me Et Me
H H Me H Me Et Me
H H H Me Me Et Me
Me H H H Me Pr−iso Me
H Me H H Me Pr−iso Me
H H Me H Me Pr−iso Me
H H H Me Me Pr−iso Me
Me H H H Me OMe Me
H Me H H Me OMe Me
H H Me H Me OMe Me
H H H Me Me OMe Me
Me H H H Me OEt Me
H Me H H Me OEt Me
H H Me H Me OEt Me
H H H Me Me OEt Me
Me H H H Me OPr−iso Me
H Me H H Me OPr−iso Me
H H Me H Me OPr−iso Me
H H H Me Me OPr−iso Me
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔第7表〕
【0052】
【化31】
【0053】
【表7】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
X1 X2 X3 X4 R11 R12 R13 R14
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
H H H H Me Me Me Me
H H H H Me Me Me Et
H H H H Me Me Et Me
H H H H Me Me Et Et
Me H H H Me Me Me Me
H Me H H Me Me Me Me
H H Me H Me Me Me Me
H H H Me Me Me Me Me
MeO H H H Me Me Me Me
H MeO H H Me Me Me Me
H H MeO H Me Me Me Me
H H H MeO Me Me Me Me
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
次に、本願記載のフェニル酢酸化合物の防除対象となる
植物病害としては、イネのいもち病(Pyricularia oryza
e)、ごま葉枯病(Cochliobolms miyabeanus)、紋枯病(Rhi
zoctonia solani)、 ムギ類のうどんこ病(Erysiphe graminis f.sp.horde
i、f.sp.tritici)、斑葉病(Pyrenophora graminea)、網斑
病(Pyrenophora teres)、赤かび病(Gibberellazeae)、さ
び病(Puccinia striiformis、P.graminis、P.recondita、
P.hordei)、雪腐病(Tipula sp.、Micronectria nivali
s)、裸黒穂病(Ustilago tritici、U.nuda)、アイスポット
(Pseudocercosporella herpotrichoides)、雲形病(Rhyn
chosporium secalis)、葉枯病(Septoria tritici)、ふ
枯病(Leptosphaeria nodorum)、カンキツの黒点病(Diap
orthe citri)、そうか病(Elsinoe fawcetti)、果実腐敗
病(Penicillium digitalum、P.italicum)、リンゴのモニ
リア病(Sclerotinia mali)、腐らん病(Valsa mali)、う
どんこ病(Podosphaera lcuchotricha)、斑点落葉病(Alt
ernaria mali)、黒星病(Venturia inaequalis)、ナシの
黒星病(Venturianashicola)、黒斑病(Alternaria kikuc
hiana)、赤星病(Gymnosporangium haraenum)、モモの灰
星病(Sclerotinia cinerea)、黒星病(Cladosporium ca
rpophilum)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.)、ブド
ウのべと病(Plasmopara viticola)、黒とう病(Elsinoe
ampelina)、晩腐病(Glomerella cingulate)、うどんこ
病(Uncinula necator)、さび病(Phakopsora ampelopsi
dis)、カキの炭そ病(Gloeosporium kaki)、落葉病(Cerco
spora kaki、Mycosphaerella hawae)、ウリ類のべと病
(Pseudoperonospora cubensis)、炭そ病(Colletotrichu
m lagenarium)、うどんこ病(Sphaerotheca fuligine
a)、つる枯病(Mycosphaerella melonis)、 トマトの疫病(Phytophthora infestans)、輪紋病(Alter
naria solani)、葉かび病(Cladosporium fulvum)、ナス
の褐紋病(Phomopsis vexans)、うどんこ病(Erysiphe c
ichoracoarum)、アブラナ科野菜の黒斑病(Alternaria j
aponica)、白斑病(Cercosporella brassicae)、ネギのさ
び病(Puccinia allii)、ダイズの紫斑病(Cercospora k
ikuchii)、黒とう病(Elsinoe glycines)、黒点病(Diapor
the phaseololum)、インゲンの炭そ病(Colletotrichum
lindemuthianum)、ラッカセイの黒渋病(Mycosphaerell
a personatum)、褐斑病(Cercospora arachidicola)、エ
ンドウのうどんこ病(Erysiphe pisi)、ジャガイモの夏
疫病(Alternaria solani)、イチゴのうどんこ病(Sphaer
otheca humuli)、チャの網もち病(Exobasidium reticu
latum)、白星病(Elsinoe leucospila)、タバコの赤星病
(Alternaria lingipes)、うどんこ病(Erysiphe cichor
acearum)、炭そ病(Colletotrichum tabacum)、テンサイ
の褐斑病(Cercospora beticola)、バラの黒星病(Diploc
arpon rosae)、うどんこ病(Sphaerotheca pannosa)、キ
クの褐斑病(Septoria chrysanthemiindici)、白さび病
(Puccinia horiana)、種々の作物の灰色かび病(Botryti
s cinerea)、種々の作物の菌核病(Sclerotinia sclero
tiorum)等が挙げられる。
植物病害としては、イネのいもち病(Pyricularia oryza
e)、ごま葉枯病(Cochliobolms miyabeanus)、紋枯病(Rhi
zoctonia solani)、 ムギ類のうどんこ病(Erysiphe graminis f.sp.horde
i、f.sp.tritici)、斑葉病(Pyrenophora graminea)、網斑
病(Pyrenophora teres)、赤かび病(Gibberellazeae)、さ
び病(Puccinia striiformis、P.graminis、P.recondita、
P.hordei)、雪腐病(Tipula sp.、Micronectria nivali
s)、裸黒穂病(Ustilago tritici、U.nuda)、アイスポット
(Pseudocercosporella herpotrichoides)、雲形病(Rhyn
chosporium secalis)、葉枯病(Septoria tritici)、ふ
枯病(Leptosphaeria nodorum)、カンキツの黒点病(Diap
orthe citri)、そうか病(Elsinoe fawcetti)、果実腐敗
病(Penicillium digitalum、P.italicum)、リンゴのモニ
リア病(Sclerotinia mali)、腐らん病(Valsa mali)、う
どんこ病(Podosphaera lcuchotricha)、斑点落葉病(Alt
ernaria mali)、黒星病(Venturia inaequalis)、ナシの
黒星病(Venturianashicola)、黒斑病(Alternaria kikuc
hiana)、赤星病(Gymnosporangium haraenum)、モモの灰
星病(Sclerotinia cinerea)、黒星病(Cladosporium ca
rpophilum)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.)、ブド
ウのべと病(Plasmopara viticola)、黒とう病(Elsinoe
ampelina)、晩腐病(Glomerella cingulate)、うどんこ
病(Uncinula necator)、さび病(Phakopsora ampelopsi
dis)、カキの炭そ病(Gloeosporium kaki)、落葉病(Cerco
spora kaki、Mycosphaerella hawae)、ウリ類のべと病
(Pseudoperonospora cubensis)、炭そ病(Colletotrichu
m lagenarium)、うどんこ病(Sphaerotheca fuligine
a)、つる枯病(Mycosphaerella melonis)、 トマトの疫病(Phytophthora infestans)、輪紋病(Alter
naria solani)、葉かび病(Cladosporium fulvum)、ナス
の褐紋病(Phomopsis vexans)、うどんこ病(Erysiphe c
ichoracoarum)、アブラナ科野菜の黒斑病(Alternaria j
aponica)、白斑病(Cercosporella brassicae)、ネギのさ
び病(Puccinia allii)、ダイズの紫斑病(Cercospora k
ikuchii)、黒とう病(Elsinoe glycines)、黒点病(Diapor
the phaseololum)、インゲンの炭そ病(Colletotrichum
lindemuthianum)、ラッカセイの黒渋病(Mycosphaerell
a personatum)、褐斑病(Cercospora arachidicola)、エ
ンドウのうどんこ病(Erysiphe pisi)、ジャガイモの夏
疫病(Alternaria solani)、イチゴのうどんこ病(Sphaer
otheca humuli)、チャの網もち病(Exobasidium reticu
latum)、白星病(Elsinoe leucospila)、タバコの赤星病
(Alternaria lingipes)、うどんこ病(Erysiphe cichor
acearum)、炭そ病(Colletotrichum tabacum)、テンサイ
の褐斑病(Cercospora beticola)、バラの黒星病(Diploc
arpon rosae)、うどんこ病(Sphaerotheca pannosa)、キ
クの褐斑病(Septoria chrysanthemiindici)、白さび病
(Puccinia horiana)、種々の作物の灰色かび病(Botryti
s cinerea)、種々の作物の菌核病(Sclerotinia sclero
tiorum)等が挙げられる。
【0054】また、本願記載のフェニル酢酸化合物は、
農園芸作物および樹木などを加害するいわゆる農業害
虫、家畜家禽類に寄生するいわゆる家畜害虫、家屋等の
人間の生活環境で様々な悪影響を与えるいわゆる衛生害
虫、倉庫に貯蔵された穀物等を加害するいわゆる貯穀害
虫、および同様の場面で発生加害するダニ類、線虫類、
軟体動物、甲殻類のいずれの害虫も低濃度で有効に防除
できる。
農園芸作物および樹木などを加害するいわゆる農業害
虫、家畜家禽類に寄生するいわゆる家畜害虫、家屋等の
人間の生活環境で様々な悪影響を与えるいわゆる衛生害
虫、倉庫に貯蔵された穀物等を加害するいわゆる貯穀害
虫、および同様の場面で発生加害するダニ類、線虫類、
軟体動物、甲殻類のいずれの害虫も低濃度で有効に防除
できる。
【0055】本願記載のフェニル酢酸化合物を用いて防
除しうる昆虫類、ダニ類、線虫類、軟体動物、甲殻類に
は具体的には次に示すものがあるが、それらのみに限定
されるものではない。
除しうる昆虫類、ダニ類、線虫類、軟体動物、甲殻類に
は具体的には次に示すものがあるが、それらのみに限定
されるものではない。
【0056】ニカメイガ(Chilo suppressalis)、コブ
ノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、フタオビコヤ
ガ(Nerenga aenescens)、イチモンジセセリ(Parnara
guttata)、コナガ(Plutella xylostella)、ヨトウ
ガ(Mamestra brassicae)、モンシロチョウ(Pieris r
apae crucivora)、カブラヤガ(Agrotis segetum)、
ハスモンヨトウ(Spodptera litura)、シロイチモンジ
ヨトウ(Spodptera exigua)、オオタバコガ(Helicove
rpa armigera)、チャノコカクモンハマキ(Adoxophyes
sp.)、チャハマキ(Homona magnanima)、モモシンク
イ(Carposinaniponensis)、ナシヒメシンクイ(Graph
olita molesta)、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophye
s orana fasciata)、キンモンホソガ(Phyllonorycter
ringoniella)、コットンボールワーム(Helicoverpa
zea)、タバコバッドワーム(Heliothis virescens)、
ヨーロピアンコーンボーラー(Ostrinia nubialis)、
フォールアーミーワーム(Spodoptera frugiperda)、
コドリンガ(Cydia pomonella)及びアメリカシロヒト
リ(Hyphantria cunea)などの鱗翅目害虫、ツマグロヨ
コバイ(Nephotettix cincticeps)、トビイロウンカ
(Nilaparvatalugens)、モモアカアブラムシ(Myzus p
ersicae)、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、オン
シツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、シル
バーリーフコナジラミ(Bemisia tabaci)、ナシキジラ
ミ(Psylla pyricola)、ツツジグンバイ(Stephantis
pyriodes)、ヤノネカイガラムシ(Unaspis yanonensi
s)、クワコナカイガラムシ(Pseudococcus comstock
i)、ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens)、オオワ
ラジカイガラムシ(Drosicha corpulenta)、クサギカ
メムシ(Halyomorpha mista)、ナガメ(Eurydema rugo
sam)及びナンキンムシ(Cimex lectularis)などの半
翅目害虫、ニジュウヤホシテントウ(Henosepilachna v
igintioctopunctata)、ドウガネブイブイ(Anomala cu
prea)、マメコガネ(Popilla japonica)、イネミズゾ
ウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、シバオサゾウ
ムシ(Sphenophrus venatus vestitus)、アリモドキゾ
ウムシ(Cylas formicarius)、ウリハムシ(Aulacopho
ra femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta stri
olata)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineat
a)、ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)、ア
オバアリガタハネカクシ(Paederus fusceps)、マツノ
マダラカミキリ(Monochamus alternatus)、カンシャ
コメツキ(Melanotus tamsuyensis)、ヒメヒラタケシ
キスイ(Europea domina)、コーンルートワーム(Diab
rotica spp.)、ココクゾウ(Sitophilus oryzae)、グ
ラナリーウィービル(Sitophilus granarius)及びコク
ヌストモドキ(Tribolium castaneum)などの鞘翅目害
虫、マメハモグリバエ(Liriomyza trifoli)、タネバ
エ(Delia platura)、ヘシアンフライ(Mayetiola des
tructor)、ウリミバエ(Dacus (Zengodacus) cucurbit
ae)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)、イ
エバエ(Musca domestica)、サシバエ(Stomoxys calc
itrans)、ヒツジシラミバエ(Melophagus orinus)、
キスジウシバエ(Hypoderm lineatum)、ウシバエ(Hyp
oderma boris)、ヒツジバエ(Oestrus ovis)、ツェッ
ツェバエ(Golossina palpais)、キアシオオブユ(Pro
simulium yezoensis)、ウシアブ(Tabanus trigonu
s)、オオチョウバエ(Telmatoscopus albipunctatu
s)、トクナガクロヌカカ(Leptoconopsnipponensi
s)、アカイエカ(Culex pipiens pallens)、ネッタイ
シマカ(Aedes aegypti)、ヒトスジシマカ(Aedes alb
opictus)及びシナハマダラカ(Anopheles culicifacie
s)などの双翅目害虫、カブラハバチ(Athalis rosae r
uficornis)、マツノキハバチ(Neodiprion sertife
r)、クリハバチ(Apethymust kuri)、グンタイアリ、
クロオオアリ(Camponotus japonicus)、オオスズメバ
チ(Vespa mandarina)、ブルドックアント、ファイヤ
ーアント及びファラオアントなどの膜翅目害虫、ミナミ
キイロアザミウマ(Thrips palmi)、ネギアザミウマ
(Thrips tabaci)、ミカンキイロアザミウマ(Frankli
niella occidentalis)、ヒラズハナアザミウマ(Frank
liniella intonsa)及びチャノキイロアザミウマ(Scir
tothrips dorsalis)などの総翅目害虫、クロゴキブリ
(Periplaneta fuliginosa)、ヤマトゴキブリ(Peripl
aneta japonica)及びチャバネゴキブリ(Blattella ge
rmanica)などの網翅目害虫、ケラ(Gryllotalpa afric
ana)、エンマコオロギ(Teleogryllus emma)、トノサ
マバッタ(Locusta migratoria)、コバネイナゴ(Oxya
yezoensis)及びサバクワタリバッタ(Schistocerca g
regaria)などの直翅目害虫、イエシロアリ(Coptoterm
es formosanus)、ヤマトシロアリ(Leucotermes spera
tus)及びタイワンシロアリ(Odontotermes formosanu
s)などのシロアリ目害虫、ネコノミ(Ctenocephalides
felis)、ヒトノミ(Pulex irritans)及びケオプスネ
ズミノミ(Xenopsylla cheopis)などの等翅目害虫、ニ
ワトリオオハジラミ(Menacanthus stramineus)及びウ
シハジラミ(Bovicolabovis)などのハジラミ目害虫、
ウシジラミ(Haematopinus eurysternus)、ブタジラミ
(Haematopinus suis)、ウシホソジラミ(Linognathus
vituli)及びケブカウシジラミ(Solenopotescapillat
us)などのシラミ目害虫、ヤマトシミ(Ctenolepisma v
illosa)などの総尾目害虫、ヒラタチャタテ(Liposcel
is bostrychophilus)などの噛虫目害虫、ヤギシロトビ
ムシ(Onychiuras pseudarmatus yagii)及びシロトビ
ムシ(Onychiuridae)などの粘管目害虫、ミカンハダニ
(Panonychus citri)、リンゴハダニ(Panonychus ulm
i)、ナミハダニ(Tetranychus urticae)及びカンザワ
ハダニ(Tetranychus kanzawai)などのハダニ類、ミカ
ンサビダニ(Aculops pelekassi)、ニセナシサビダニ
(Epitrimerus pyri)、チューリップサビダニ(Aceria
tulipae)及びチャノナガサビダニ(Acaphylla thea
e)などのフシダニ類、チャノホコリダニ(Pplyphagota
rsonemus latus)及びシクラメンホコリダニなどのホコ
リダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescetia
e)及びロビンネダニ(Rhizoglyphusrobini)などのコ
ナダニ類、ミツバチヘギイタダニ(Varroa jacobsoni)
などのハチダニ類、オウシマダニ(Boophilus microplu
s)及びフタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicorni
s)などのマダニ類、ヒツジキュウセンダニなどのキュ
ウセンダニ類、ヒゼンダニ(Sarcaptes scabiei)など
のヒゼンダニ類、トビズムカデ、アカズムカデ(Sclope
ndra subspinipes japonica)、ゲジ(Thereuronema hi
lgendorfi)などの唇脚類、ヤケヤスデ(Oxidus gracil
is)、フジヤスデなどの倍脚類、サツマイモネコブセン
チュウ(Meloidogyne incognita)、キタネコブセンチ
ュウ(Meloidogyne hapla)、キタネグサレセンチュウ
(Pratylenchus penetraus)、クルミネグサレセンチュ
ウ(Pratylenchus vulnus)、ジャガイモシストセンチ
ュウ(Globodera rostochiensis)及びマツノザイセン
チュウ(Bursaphelenchus xylophilus)などの線虫類、
スクミリンゴガイ(Pomacea canaliculta)、ナメクジ
(Incilaria pilineata)、アフリカマイマイ(Achatin
a fulica)、ウスカワマイマイ(Acusta despectasiebo
ldiana)及びミスジマイマイ(Euhadra peliomphala)
などの軟体動物、オカダンゴムシ(Armadilliduim vulg
ara latreille)などの甲殻類などがあげられる。
ノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、フタオビコヤ
ガ(Nerenga aenescens)、イチモンジセセリ(Parnara
guttata)、コナガ(Plutella xylostella)、ヨトウ
ガ(Mamestra brassicae)、モンシロチョウ(Pieris r
apae crucivora)、カブラヤガ(Agrotis segetum)、
ハスモンヨトウ(Spodptera litura)、シロイチモンジ
ヨトウ(Spodptera exigua)、オオタバコガ(Helicove
rpa armigera)、チャノコカクモンハマキ(Adoxophyes
sp.)、チャハマキ(Homona magnanima)、モモシンク
イ(Carposinaniponensis)、ナシヒメシンクイ(Graph
olita molesta)、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophye
s orana fasciata)、キンモンホソガ(Phyllonorycter
ringoniella)、コットンボールワーム(Helicoverpa
zea)、タバコバッドワーム(Heliothis virescens)、
ヨーロピアンコーンボーラー(Ostrinia nubialis)、
フォールアーミーワーム(Spodoptera frugiperda)、
コドリンガ(Cydia pomonella)及びアメリカシロヒト
リ(Hyphantria cunea)などの鱗翅目害虫、ツマグロヨ
コバイ(Nephotettix cincticeps)、トビイロウンカ
(Nilaparvatalugens)、モモアカアブラムシ(Myzus p
ersicae)、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、オン
シツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、シル
バーリーフコナジラミ(Bemisia tabaci)、ナシキジラ
ミ(Psylla pyricola)、ツツジグンバイ(Stephantis
pyriodes)、ヤノネカイガラムシ(Unaspis yanonensi
s)、クワコナカイガラムシ(Pseudococcus comstock
i)、ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens)、オオワ
ラジカイガラムシ(Drosicha corpulenta)、クサギカ
メムシ(Halyomorpha mista)、ナガメ(Eurydema rugo
sam)及びナンキンムシ(Cimex lectularis)などの半
翅目害虫、ニジュウヤホシテントウ(Henosepilachna v
igintioctopunctata)、ドウガネブイブイ(Anomala cu
prea)、マメコガネ(Popilla japonica)、イネミズゾ
ウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、シバオサゾウ
ムシ(Sphenophrus venatus vestitus)、アリモドキゾ
ウムシ(Cylas formicarius)、ウリハムシ(Aulacopho
ra femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta stri
olata)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineat
a)、ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)、ア
オバアリガタハネカクシ(Paederus fusceps)、マツノ
マダラカミキリ(Monochamus alternatus)、カンシャ
コメツキ(Melanotus tamsuyensis)、ヒメヒラタケシ
キスイ(Europea domina)、コーンルートワーム(Diab
rotica spp.)、ココクゾウ(Sitophilus oryzae)、グ
ラナリーウィービル(Sitophilus granarius)及びコク
ヌストモドキ(Tribolium castaneum)などの鞘翅目害
虫、マメハモグリバエ(Liriomyza trifoli)、タネバ
エ(Delia platura)、ヘシアンフライ(Mayetiola des
tructor)、ウリミバエ(Dacus (Zengodacus) cucurbit
ae)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)、イ
エバエ(Musca domestica)、サシバエ(Stomoxys calc
itrans)、ヒツジシラミバエ(Melophagus orinus)、
キスジウシバエ(Hypoderm lineatum)、ウシバエ(Hyp
oderma boris)、ヒツジバエ(Oestrus ovis)、ツェッ
ツェバエ(Golossina palpais)、キアシオオブユ(Pro
simulium yezoensis)、ウシアブ(Tabanus trigonu
s)、オオチョウバエ(Telmatoscopus albipunctatu
s)、トクナガクロヌカカ(Leptoconopsnipponensi
s)、アカイエカ(Culex pipiens pallens)、ネッタイ
シマカ(Aedes aegypti)、ヒトスジシマカ(Aedes alb
opictus)及びシナハマダラカ(Anopheles culicifacie
s)などの双翅目害虫、カブラハバチ(Athalis rosae r
uficornis)、マツノキハバチ(Neodiprion sertife
r)、クリハバチ(Apethymust kuri)、グンタイアリ、
クロオオアリ(Camponotus japonicus)、オオスズメバ
チ(Vespa mandarina)、ブルドックアント、ファイヤ
ーアント及びファラオアントなどの膜翅目害虫、ミナミ
キイロアザミウマ(Thrips palmi)、ネギアザミウマ
(Thrips tabaci)、ミカンキイロアザミウマ(Frankli
niella occidentalis)、ヒラズハナアザミウマ(Frank
liniella intonsa)及びチャノキイロアザミウマ(Scir
tothrips dorsalis)などの総翅目害虫、クロゴキブリ
(Periplaneta fuliginosa)、ヤマトゴキブリ(Peripl
aneta japonica)及びチャバネゴキブリ(Blattella ge
rmanica)などの網翅目害虫、ケラ(Gryllotalpa afric
ana)、エンマコオロギ(Teleogryllus emma)、トノサ
マバッタ(Locusta migratoria)、コバネイナゴ(Oxya
yezoensis)及びサバクワタリバッタ(Schistocerca g
regaria)などの直翅目害虫、イエシロアリ(Coptoterm
es formosanus)、ヤマトシロアリ(Leucotermes spera
tus)及びタイワンシロアリ(Odontotermes formosanu
s)などのシロアリ目害虫、ネコノミ(Ctenocephalides
felis)、ヒトノミ(Pulex irritans)及びケオプスネ
ズミノミ(Xenopsylla cheopis)などの等翅目害虫、ニ
ワトリオオハジラミ(Menacanthus stramineus)及びウ
シハジラミ(Bovicolabovis)などのハジラミ目害虫、
ウシジラミ(Haematopinus eurysternus)、ブタジラミ
(Haematopinus suis)、ウシホソジラミ(Linognathus
vituli)及びケブカウシジラミ(Solenopotescapillat
us)などのシラミ目害虫、ヤマトシミ(Ctenolepisma v
illosa)などの総尾目害虫、ヒラタチャタテ(Liposcel
is bostrychophilus)などの噛虫目害虫、ヤギシロトビ
ムシ(Onychiuras pseudarmatus yagii)及びシロトビ
ムシ(Onychiuridae)などの粘管目害虫、ミカンハダニ
(Panonychus citri)、リンゴハダニ(Panonychus ulm
i)、ナミハダニ(Tetranychus urticae)及びカンザワ
ハダニ(Tetranychus kanzawai)などのハダニ類、ミカ
ンサビダニ(Aculops pelekassi)、ニセナシサビダニ
(Epitrimerus pyri)、チューリップサビダニ(Aceria
tulipae)及びチャノナガサビダニ(Acaphylla thea
e)などのフシダニ類、チャノホコリダニ(Pplyphagota
rsonemus latus)及びシクラメンホコリダニなどのホコ
リダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescetia
e)及びロビンネダニ(Rhizoglyphusrobini)などのコ
ナダニ類、ミツバチヘギイタダニ(Varroa jacobsoni)
などのハチダニ類、オウシマダニ(Boophilus microplu
s)及びフタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicorni
s)などのマダニ類、ヒツジキュウセンダニなどのキュ
ウセンダニ類、ヒゼンダニ(Sarcaptes scabiei)など
のヒゼンダニ類、トビズムカデ、アカズムカデ(Sclope
ndra subspinipes japonica)、ゲジ(Thereuronema hi
lgendorfi)などの唇脚類、ヤケヤスデ(Oxidus gracil
is)、フジヤスデなどの倍脚類、サツマイモネコブセン
チュウ(Meloidogyne incognita)、キタネコブセンチ
ュウ(Meloidogyne hapla)、キタネグサレセンチュウ
(Pratylenchus penetraus)、クルミネグサレセンチュ
ウ(Pratylenchus vulnus)、ジャガイモシストセンチ
ュウ(Globodera rostochiensis)及びマツノザイセン
チュウ(Bursaphelenchus xylophilus)などの線虫類、
スクミリンゴガイ(Pomacea canaliculta)、ナメクジ
(Incilaria pilineata)、アフリカマイマイ(Achatin
a fulica)、ウスカワマイマイ(Acusta despectasiebo
ldiana)及びミスジマイマイ(Euhadra peliomphala)
などの軟体動物、オカダンゴムシ(Armadilliduim vulg
ara latreille)などの甲殻類などがあげられる。
【0057】また、本願記載のフェニル酢酸化合物は極
めて低い濃度で水中生物の付着防止に効果を示す。その
水中生物としては、例えばムラサキイガイ、フジツボ、
カキ、ヒドロムシ、ヒドラ、セルプラ、ホヤ、コケム
シ、フサコケムシ、タニシ、アオサ、アオノリ、シオミ
ドロ等の貝類及び藻類等があげられる。
めて低い濃度で水中生物の付着防止に効果を示す。その
水中生物としては、例えばムラサキイガイ、フジツボ、
カキ、ヒドロムシ、ヒドラ、セルプラ、ホヤ、コケム
シ、フサコケムシ、タニシ、アオサ、アオノリ、シオミ
ドロ等の貝類及び藻類等があげられる。
【0058】すなわち、本願記載のフェニル酢酸化合物
は直翅目、半翅目、鱗翅目、鞘翅目、膜翅目、双翅目、
シロアリ目およびダニ・シラミ類の害虫や植物病害を低
濃度で有効に防除できる。更に、本願記載のフェニル酢
酸化合物は海水及び淡水中における各種の水中生物の水
中構築物等への付着を防除できる。一方、本願記載のフ
ェニル酢酸化合物はホ乳類、魚類、甲殻類および益虫に
対してほとんど悪影響がない極めて有用な化合物を含
む。
は直翅目、半翅目、鱗翅目、鞘翅目、膜翅目、双翅目、
シロアリ目およびダニ・シラミ類の害虫や植物病害を低
濃度で有効に防除できる。更に、本願記載のフェニル酢
酸化合物は海水及び淡水中における各種の水中生物の水
中構築物等への付着を防除できる。一方、本願記載のフ
ェニル酢酸化合物はホ乳類、魚類、甲殻類および益虫に
対してほとんど悪影響がない極めて有用な化合物を含
む。
【0059】本願記載のフェニル酢酸化合物を植物病害
および植物害虫防除剤として施用するにあたっては、通
常適当な固体担体又は液体担体と混合し、更に所望によ
り界面活性剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、
結合剤、固結防止剤、崩壊剤および分解防止剤等を添加
して、液剤、乳剤、水和剤、水溶剤、顆粒水和剤、顆粒
水溶剤、懸濁剤、乳濁剤、サスポエマルジョン、マイク
ロエマルジョン、粉剤、粒剤およびゲル剤等任意の剤型
の製剤にて実用に供することができる。また、省力化お
よび安全性向上の観点から、上記任意の剤型の製剤を水
溶性包装体に封入して供することもできる。
および植物害虫防除剤として施用するにあたっては、通
常適当な固体担体又は液体担体と混合し、更に所望によ
り界面活性剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、
結合剤、固結防止剤、崩壊剤および分解防止剤等を添加
して、液剤、乳剤、水和剤、水溶剤、顆粒水和剤、顆粒
水溶剤、懸濁剤、乳濁剤、サスポエマルジョン、マイク
ロエマルジョン、粉剤、粒剤およびゲル剤等任意の剤型
の製剤にて実用に供することができる。また、省力化お
よび安全性向上の観点から、上記任意の剤型の製剤を水
溶性包装体に封入して供することもできる。
【0060】固体担体としては、例えば石英、カオリナ
イト、パイロフィライト、セリサイト、タルク、ベント
ナイト、酸性白土、アタパルジャイト、ゼオライトおよ
び珪藻土等の天然鉱物質類、炭酸カルシウム、硫酸アン
モニウム、硫酸ナトリウムおよび塩化カリウム等の無機
塩類、合成珪酸ならびに合成珪酸塩が挙げられる。
イト、パイロフィライト、セリサイト、タルク、ベント
ナイト、酸性白土、アタパルジャイト、ゼオライトおよ
び珪藻土等の天然鉱物質類、炭酸カルシウム、硫酸アン
モニウム、硫酸ナトリウムおよび塩化カリウム等の無機
塩類、合成珪酸ならびに合成珪酸塩が挙げられる。
【0061】液体担体としては、例えばエチレングリコ
ール、プロピレングリコールおよびイソプロパノール等
のアルコール類、キシレン、アルキルベンゼンおよびア
ルキルナフタレン等の芳香族炭化水素類、ブチルセロソ
ルブ等のエーテル類、シクロヘキサノン等のケトン類、
γ−ブチロラクトン等のエステル類、N−メチルピロリ
ドン、N−オクチルピロリドン等の酸アミド類、大豆
油、ナタネ油、綿実油およびヒマシ油等の植物油ならび
に水が挙げられる。
ール、プロピレングリコールおよびイソプロパノール等
のアルコール類、キシレン、アルキルベンゼンおよびア
ルキルナフタレン等の芳香族炭化水素類、ブチルセロソ
ルブ等のエーテル類、シクロヘキサノン等のケトン類、
γ−ブチロラクトン等のエステル類、N−メチルピロリ
ドン、N−オクチルピロリドン等の酸アミド類、大豆
油、ナタネ油、綿実油およびヒマシ油等の植物油ならび
に水が挙げられる。
【0062】これら固体および液体担体は、単独で用い
ても2種以上を併用してもよい。
ても2種以上を併用してもよい。
【0063】界面活性剤としては、例えばポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
アリールエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
ブロックコポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル等のノニオン性界面活性
剤、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
リグニンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナ
フタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸
塩、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸およ
び燐酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテ
ル硫酸および燐酸塩、ポリカルボン酸塩およびポリスチ
レンスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤、アルキル
アミン塩およびアルキル4級アンモニウム塩等のカチオ
ン性界面活性剤ならびにアミノ酸型およびベタイン型等
の両性界面活性剤が挙げられる。
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
アリールエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
ブロックコポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル等のノニオン性界面活性
剤、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
リグニンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナ
フタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸
塩、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物の塩、
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸およ
び燐酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテ
ル硫酸および燐酸塩、ポリカルボン酸塩およびポリスチ
レンスルホン酸塩等のアニオン性界面活性剤、アルキル
アミン塩およびアルキル4級アンモニウム塩等のカチオ
ン性界面活性剤ならびにアミノ酸型およびベタイン型等
の両性界面活性剤が挙げられる。
【0064】これら界面活性剤の含有量は、特に限定さ
れるものではないが、本発明の製剤100重量部に対
し、通常0.05〜20重量部の範囲が望ましい。ま
た、これら界面活性剤は、単独で用いても2種以上を併
用してもよい。
れるものではないが、本発明の製剤100重量部に対
し、通常0.05〜20重量部の範囲が望ましい。ま
た、これら界面活性剤は、単独で用いても2種以上を併
用してもよい。
【0065】また、本願記載のフェニル酢酸化合物を農
薬として使用する場合には必要に応じて製剤時または散
布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫
剤、殺菌剤、植物生長調節剤、共力剤、肥料、土壌改良
剤などと混合施用しても良い。
薬として使用する場合には必要に応じて製剤時または散
布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫
剤、殺菌剤、植物生長調節剤、共力剤、肥料、土壌改良
剤などと混合施用しても良い。
【0066】特に他の農薬あるいは植物ホルモンと混合
施用することにより、施用薬量の減少による低コスト
化、混合薬剤の相乗作用による殺菌殺虫スペクトラムの
拡大や、より高い有害生物防除効果が期待できる。この
際、同時に複数の公知農薬との組み合わせも可能であ
る。本願記載のフェニル酢酸化合物と混合使用する農薬
の種類としては、例えば、ファーム・ケミカルズ・ハン
ドブック(Farm Chemicals Handb
ook)2000年版に記載されている化合物などがあ
る。具体的にその一般名を例示すれば次の通りである
が、必ずしもこれらのみに限定されるものではない。
施用することにより、施用薬量の減少による低コスト
化、混合薬剤の相乗作用による殺菌殺虫スペクトラムの
拡大や、より高い有害生物防除効果が期待できる。この
際、同時に複数の公知農薬との組み合わせも可能であ
る。本願記載のフェニル酢酸化合物と混合使用する農薬
の種類としては、例えば、ファーム・ケミカルズ・ハン
ドブック(Farm Chemicals Handb
ook)2000年版に記載されている化合物などがあ
る。具体的にその一般名を例示すれば次の通りである
が、必ずしもこれらのみに限定されるものではない。
【0067】殺菌剤:アシベンゾラール(acibenzola
r)、アムプロピルホス(ampropyfos)、アニラジン(a
nilazine)、アザコナゾール(azaconazole)、アゾキ
シストロビン(azoxystrobin)、ベナラキシル(benala
xyl)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomy
l)、ベンザマクリル(benzamacril)、ビナパクリル
(binapacryl)、ビフェニル(biphenyl)、ビテルタノ
ール(bitertanol)、ベトキサジン(bethoxazine)、
ボルドー液(bordeaux mixture)、ブラストサイジン−
S(blasticidin-S)、ブロモコナゾール(bromoconazol
e)、 ブピリメート(bupirimate)、ブチオベート(b
uthiobate)、カルシウムポリスルフィド(calcium pol
ysulfide)、キャプタフォール(captafol)、キャプタ
ン(captan)、カッパーオキシクロリド(copper oxych
loride)、カルプロパミド(carpropamid)、カルベン
ダジン(carbendazim)、カルボキシン(carboxin)、
キノメチオネート(chinomethionat)、クロベンチアゾ
ン(chlobenthiazone)、クロルフェナゾール(chlorfe
nazol)、クロロネブ(chloroneb)、クロロタロニル
(chlorothalonil)、クロゾリネート(chlozolinat
e)、クフラネブ(cufraneb)、 シモキサニル(cymox
anil)、シプロコナゾール(cyproconazol)、シプロジ
ニル(cyprodinil)、シプロフラム(cyprofuram)、デ
バカルブ(debacarb)、ジクロロフェン(dichlorophe
n)、ジクロブトラゾール(diclobutrazol)、ジクロフ
ラニド(diclhlofluanid)、ジクロメジン(diclomedin
e)、ジクロラン(dicloran)、ジエトフェンカルブ(d
iethofencarb)、ジクロシメット(diclocymet)、ジフ
ェノコナゾール(difenoconazole)、ジフルメトリン
(diflumetorim)、ジメチリモール(dimethirimol)、
ジメトモルフ(dimethomorph)、ジニコナゾール(dini
conazole)、ジニコナゾール−M(diniconazole-M)、
ジノカップ(dinocap)、ジフェニルアミン(diphenyla
mine)、ジピリチオン(dipyrithione)、ジタリムホス
(ditalimfos)、ジチアノン(dithianon)、ドデモル
フ(dodemorph)、ドジン(dodine)、ドラゾクソロン
(drazoxolon)、エデフェノホス(edifenphos)、エポ
キシコナゾール(epoxiconazole)、エタコナゾール(e
taconazole)、エチリモル(ethirimol)、エトリジア
ノール(etridiazole)、ファモキサゾン(famoxadon
e)、フェナリモル(fenarimol)、フェブコナゾール
(febuconazole)、フェンフラム(fenfuram)、フェン
ピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン(fenpr
opidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フ
ェンチン(fentin)、フェルバン(ferbam)、フェリム
ゾン(ferimzone)、フルアジナム(fluazinam)、フル
ジオキソニル(fludioxonil)、フルオロイミド(fluor
oimide)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、
フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(f
lusulfamide)、フルトラニル(flutolanil)、フルト
リアフォール(flutriafol)、フォルペット(folpe
t)、フォセチル−アルミニウム(fosetyl-aluminiu
m)、フベリダゾール(fuberidazole)、フララキシル
(furalaxyl)、フェナミドン(fenamidone)、フェン
ヘキサミド(fenhexamid)、グアザチン(guazatin
e)、ヘキサクロロベンゼン(hexachlorobenzene)、ヘ
キサコナゾール(hexaconazole)、ヒメキサゾール(hy
mexazol)、イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾ
ール(imibenconazole)、イミノクタジン(iminoctadi
ne)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロベンホス
(iprobenfos)、イプロジオン(iprodione)、イソプ
ロチオラン(isoprothiolane)、イプロバリカルブ(ip
rovalicarb)、カスガマイシン(kasugamycin)、クレ
ソキシム−メチル(kresoxim-methyl)、マンカッパー
(mancopper)、マンコゼブ(mancozeb)、マンネブ(m
aneb)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(m
epronil)、メタラキシル(metalaxyl)、メトコナゾー
ル(metconazole)、メチラム(metiram)、メトミノス
トロビン(metominostrobin)、ミクロブタニル(myclo
butanil)、ナバム(nabam)、ニッケルビス(ジメチル
ジチオカーバメート)(nickel bis(dimethyldithiocar
bamate))、ニトロタール−イソプロピル(nitrothal-i
sopropyl)、ヌアリモル(nuarimol)、オクチリノン
(octhilinone)、オフレース(ofurace)、オキサジキ
シル(oxadixyl)、オキシカルボキシン(oxycarboxi
n)、オキポコナゾールフマール酸塩(oxpoconazole fu
marate)、ペフラゾエート(pefurzoate)、ペンコナゾ
ール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、
フタライド(phthalide)、ピペラリン(piperalin)、
ポリオキシン(polyoxins)、プロベナゾール(probena
zole)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン
(procymidone)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb
hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconazol
e)、プロピネブ(propineb)、ピラゾホス(pyrazopho
s)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル
(pyrimethanil)、ピロキュロン(pyroquilon)、キノ
キシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(quintozen
e)、硫黄(sulfur)、スピロキサミン(spiroxamin
e)、テブコナゾール(tebuconazole)、テクナゼン(t
ecnazene)、テトラコナゾール(tetraconazole)、チ
アベンダゾール(thiabendazole)、チフルザミド(thi
fluzamide)、チオファネート−メチル(thiophanate-m
ethyl)、チラム(thiram)、トルクロホス−メチル(t
olclofos-methyl)、トリルフラニド(tolylfluani
d)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアジメノー
ル(toriadimenol)、トリアゾキシド(triazoxide)、
トリシクラゾール(tricyclazole)、トリデモルフ(tr
idemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリ
ホリン(triforine)、トリチコナゾール(triticonazo
le)、バリダマイシン(validamycin)、ビンクロゾリ
ン(vinclozolin)、ジネブ(zineb)及びジラム(zira
m)など。
r)、アムプロピルホス(ampropyfos)、アニラジン(a
nilazine)、アザコナゾール(azaconazole)、アゾキ
シストロビン(azoxystrobin)、ベナラキシル(benala
xyl)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomy
l)、ベンザマクリル(benzamacril)、ビナパクリル
(binapacryl)、ビフェニル(biphenyl)、ビテルタノ
ール(bitertanol)、ベトキサジン(bethoxazine)、
ボルドー液(bordeaux mixture)、ブラストサイジン−
S(blasticidin-S)、ブロモコナゾール(bromoconazol
e)、 ブピリメート(bupirimate)、ブチオベート(b
uthiobate)、カルシウムポリスルフィド(calcium pol
ysulfide)、キャプタフォール(captafol)、キャプタ
ン(captan)、カッパーオキシクロリド(copper oxych
loride)、カルプロパミド(carpropamid)、カルベン
ダジン(carbendazim)、カルボキシン(carboxin)、
キノメチオネート(chinomethionat)、クロベンチアゾ
ン(chlobenthiazone)、クロルフェナゾール(chlorfe
nazol)、クロロネブ(chloroneb)、クロロタロニル
(chlorothalonil)、クロゾリネート(chlozolinat
e)、クフラネブ(cufraneb)、 シモキサニル(cymox
anil)、シプロコナゾール(cyproconazol)、シプロジ
ニル(cyprodinil)、シプロフラム(cyprofuram)、デ
バカルブ(debacarb)、ジクロロフェン(dichlorophe
n)、ジクロブトラゾール(diclobutrazol)、ジクロフ
ラニド(diclhlofluanid)、ジクロメジン(diclomedin
e)、ジクロラン(dicloran)、ジエトフェンカルブ(d
iethofencarb)、ジクロシメット(diclocymet)、ジフ
ェノコナゾール(difenoconazole)、ジフルメトリン
(diflumetorim)、ジメチリモール(dimethirimol)、
ジメトモルフ(dimethomorph)、ジニコナゾール(dini
conazole)、ジニコナゾール−M(diniconazole-M)、
ジノカップ(dinocap)、ジフェニルアミン(diphenyla
mine)、ジピリチオン(dipyrithione)、ジタリムホス
(ditalimfos)、ジチアノン(dithianon)、ドデモル
フ(dodemorph)、ドジン(dodine)、ドラゾクソロン
(drazoxolon)、エデフェノホス(edifenphos)、エポ
キシコナゾール(epoxiconazole)、エタコナゾール(e
taconazole)、エチリモル(ethirimol)、エトリジア
ノール(etridiazole)、ファモキサゾン(famoxadon
e)、フェナリモル(fenarimol)、フェブコナゾール
(febuconazole)、フェンフラム(fenfuram)、フェン
ピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン(fenpr
opidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フ
ェンチン(fentin)、フェルバン(ferbam)、フェリム
ゾン(ferimzone)、フルアジナム(fluazinam)、フル
ジオキソニル(fludioxonil)、フルオロイミド(fluor
oimide)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、
フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(f
lusulfamide)、フルトラニル(flutolanil)、フルト
リアフォール(flutriafol)、フォルペット(folpe
t)、フォセチル−アルミニウム(fosetyl-aluminiu
m)、フベリダゾール(fuberidazole)、フララキシル
(furalaxyl)、フェナミドン(fenamidone)、フェン
ヘキサミド(fenhexamid)、グアザチン(guazatin
e)、ヘキサクロロベンゼン(hexachlorobenzene)、ヘ
キサコナゾール(hexaconazole)、ヒメキサゾール(hy
mexazol)、イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾ
ール(imibenconazole)、イミノクタジン(iminoctadi
ne)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロベンホス
(iprobenfos)、イプロジオン(iprodione)、イソプ
ロチオラン(isoprothiolane)、イプロバリカルブ(ip
rovalicarb)、カスガマイシン(kasugamycin)、クレ
ソキシム−メチル(kresoxim-methyl)、マンカッパー
(mancopper)、マンコゼブ(mancozeb)、マンネブ(m
aneb)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(m
epronil)、メタラキシル(metalaxyl)、メトコナゾー
ル(metconazole)、メチラム(metiram)、メトミノス
トロビン(metominostrobin)、ミクロブタニル(myclo
butanil)、ナバム(nabam)、ニッケルビス(ジメチル
ジチオカーバメート)(nickel bis(dimethyldithiocar
bamate))、ニトロタール−イソプロピル(nitrothal-i
sopropyl)、ヌアリモル(nuarimol)、オクチリノン
(octhilinone)、オフレース(ofurace)、オキサジキ
シル(oxadixyl)、オキシカルボキシン(oxycarboxi
n)、オキポコナゾールフマール酸塩(oxpoconazole fu
marate)、ペフラゾエート(pefurzoate)、ペンコナゾ
ール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、
フタライド(phthalide)、ピペラリン(piperalin)、
ポリオキシン(polyoxins)、プロベナゾール(probena
zole)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン
(procymidone)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb
hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconazol
e)、プロピネブ(propineb)、ピラゾホス(pyrazopho
s)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル
(pyrimethanil)、ピロキュロン(pyroquilon)、キノ
キシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(quintozen
e)、硫黄(sulfur)、スピロキサミン(spiroxamin
e)、テブコナゾール(tebuconazole)、テクナゼン(t
ecnazene)、テトラコナゾール(tetraconazole)、チ
アベンダゾール(thiabendazole)、チフルザミド(thi
fluzamide)、チオファネート−メチル(thiophanate-m
ethyl)、チラム(thiram)、トルクロホス−メチル(t
olclofos-methyl)、トリルフラニド(tolylfluani
d)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアジメノー
ル(toriadimenol)、トリアゾキシド(triazoxide)、
トリシクラゾール(tricyclazole)、トリデモルフ(tr
idemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリ
ホリン(triforine)、トリチコナゾール(triticonazo
le)、バリダマイシン(validamycin)、ビンクロゾリ
ン(vinclozolin)、ジネブ(zineb)及びジラム(zira
m)など。
【0068】殺バクテリア剤:ストレプトマイシン(st
reptomycin)、オキシテトラサイクリン(oxyterracycl
ine)及びオキソリニックアシド(oxolinic acid)な
ど。
reptomycin)、オキシテトラサイクリン(oxyterracycl
ine)及びオキソリニックアシド(oxolinic acid)な
ど。
【0069】殺線虫剤:アルドキシカルブ(aldoxycar
b)、フォスチアゼート(fosthiazate)、フォスチエタ
ン(fosthietan)、オキサミル(oxamyl)及びフェナミ
ホス(fenamiphos)など。
b)、フォスチアゼート(fosthiazate)、フォスチエタ
ン(fosthietan)、オキサミル(oxamyl)及びフェナミ
ホス(fenamiphos)など。
【0070】殺ダニ剤:アミトラズ(amitraz)、ブロ
モプロピレート(bromopropylate)、チノメチオネート
(chinomethionat)、クロロベンジラート(chlorobezi
late)、クロフェンテジン(clofentezine)、サイヘキ
サチン(cyhexatine)、ジコフォール(dicofol)、ジ
エノクロール(dienochlor)、エトキサゾール(etoxaz
ole)、フェナザキン(fenazaquin)、フェンブタチン
オキシド(fenbutatin oxide)、フェンプロパトリン
(fenpropathrin)、フェンプロキシメート(fenproxim
ate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、ヘキシ
チアゾックス(hexythiazox)、ミルベメクチン(milbe
mectin)、プロパルギット(propargite)、ピリダベン
(pyridaben)、ピリミジフェン(pyrimidifen)及びテ
ブフェンピラド(tebufenpyrad)など。
モプロピレート(bromopropylate)、チノメチオネート
(chinomethionat)、クロロベンジラート(chlorobezi
late)、クロフェンテジン(clofentezine)、サイヘキ
サチン(cyhexatine)、ジコフォール(dicofol)、ジ
エノクロール(dienochlor)、エトキサゾール(etoxaz
ole)、フェナザキン(fenazaquin)、フェンブタチン
オキシド(fenbutatin oxide)、フェンプロパトリン
(fenpropathrin)、フェンプロキシメート(fenproxim
ate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、ヘキシ
チアゾックス(hexythiazox)、ミルベメクチン(milbe
mectin)、プロパルギット(propargite)、ピリダベン
(pyridaben)、ピリミジフェン(pyrimidifen)及びテ
ブフェンピラド(tebufenpyrad)など。
【0071】殺虫剤:アバメクチン(abamectin)、ア
セフェート(acephate)、アセタミピリド(acetamipir
id)、アジンホス−メチル(azinphos-methyl)、ベン
ジオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfurac
arb)、ベンスルタップ(bensultap)、ビフェントリン
(bifenthrin)、ブプロフェジン(buprofezin)、ブト
カルボキシン(butocarboxim)、カルバリル(carbary
l)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン
(carbosulfan)、カルタップ(cartap)、クロルフェ
ナピル(chlorfenapyr)、クロルピリホス(chlorpyrif
os)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、ク
ロルフルアズロン(chlorfluazuron)、クロチアニジン
(clothianidin)、クロマフェノジド(chromafenozid
e)、クロピリホス−メチル(chlorpyrifos-methyl)、
シフルトリン(cyfluthrin)、ベータ−シフルトリン
(beta-cyfluthrin)、シペルメトリン(cypermethri
n)、シロマジン(cyromazine)、シハロトリン(cyhal
othrin)、ラムダ−シハロトリン(lambda-cyhalothri
n)、デルタメトリン(deltamethrin)、ジアフェンチ
ウロン(diafenthiuron)、ダイアジノン(diazino
n)、ジアクロデン(diacloden)、ジフルベンズロン
(diflubenzuron)、ジメチルビンホス(dimethylvinph
os)、ジオフェノラン(diofenolan)、ジスルフォトン
(disulfoton)、ジメトエート(dimethoate)、EPN、
エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エチオフェ
ンカルブ(ethiofencarb)、エチプロール(ethiprol
e)、エトフェンプロックス(etofenprox)、エトリム
ホス(etrimfos)、フェニトロチオン(fenitrothio
n)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノキシカー
ブ(fenoxycarb)、フェンプロパトリン(fenpropathri
n)、フェンバレレート(fenvalerate)、フィプロニル
(fipronil)、フルシトリネート(flucythrinate)、
フルフェノクスウロン(flufenoxuron)、フルフェンプ
ロックス(flufenprox)、タウ−フルバリネート(tau-
fluvalinate)、ホノホス(fonophos)、フォルメタネ
ート(formetanate)、フォルモチオン(formothio
n)、フラチオカルブ(furathiocarb)、ハロフェノジ
ド(halofenozide)、ヘキサフルムロン(hexaflumuro
n)、ヒドラメチルノン(hydramethylnon)、イミダク
ロプリド(imidacloprid)、イソフェンホス(isofenph
os)、インドキサカルブ(indoxacarb)、イソプロカル
ブ(isoprocarb)、イソキサチオン(isoxathion)、ル
フェヌウロン(lufenuron)、マラチオン(malathio
n)、メタルデヒド(metaldehyde)、メタミドホス(me
thamidophos)、メチダチオン(methidathion)、メタ
クリホス(methacrifos)、メタルカルブ(metalcar
b)、メソミル(methomyl)、メソプレン(methopren
e)、メトキシクロール(methoxychlor)、メトキシフ
ェノジド(methoxyfenozide)、モノクロトホス(monoc
rotophos)、ムスカルーレ(muscalure)、ニテンピラ
ム(nitenpyram)、オメトエート(omethoate)、オキ
シデメトン−メチル(oxydemeton-methyl)、オキサミ
ル(oxamyl)、パラチオン(parathion)、パラチオン
−メチル(parathion-methyl)、ペルメトリン(permet
hrin)、フェントエート(phenthoate)、フォキシム
(phoxim)、ホレート(phorate)、ホサロン(phosalo
ne)、ホスメット(phosmet)、ホスファミドン(phosp
hamidon)、ピリミカルブ(pirimicarb)、ピリミホス
−メチル(pirimiphos-methyl)、プロフェノホス(pro
fenofos)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピラクロホ
ス(pyraclofos)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfe
n)、ロテノン(rotenone)、スルプロホス(sulprofo
s)、シラフルオフェン(silafluofen)、スピノサド
(spinosad)、スルホテップ(sulfotep)、テブフェノ
ジド(tebfenozide)、テフルベンズロン(teflubenzur
on)、テフルトリン(tefluthorin)、テルブホス(ter
bufos)、テトラクロロビンホス(tetrachlorvinpho
s)、チオジカルブ(thiodicarb)、チアメトキサム(t
hiamethoxam)、チオファノックス(thiofanox)、チオ
メトン(thiometon)、トルフェンピラド(tolfenpyra
d)、トラロメスリン(tralomethrin)、トリクロルホ
ン(trichlorfon)、トリアズロン(triazuron)、トリ
フルムロン(triflumuron)及びバミドチオン(vamidot
hion)など。
セフェート(acephate)、アセタミピリド(acetamipir
id)、アジンホス−メチル(azinphos-methyl)、ベン
ジオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfurac
arb)、ベンスルタップ(bensultap)、ビフェントリン
(bifenthrin)、ブプロフェジン(buprofezin)、ブト
カルボキシン(butocarboxim)、カルバリル(carbary
l)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン
(carbosulfan)、カルタップ(cartap)、クロルフェ
ナピル(chlorfenapyr)、クロルピリホス(chlorpyrif
os)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、ク
ロルフルアズロン(chlorfluazuron)、クロチアニジン
(clothianidin)、クロマフェノジド(chromafenozid
e)、クロピリホス−メチル(chlorpyrifos-methyl)、
シフルトリン(cyfluthrin)、ベータ−シフルトリン
(beta-cyfluthrin)、シペルメトリン(cypermethri
n)、シロマジン(cyromazine)、シハロトリン(cyhal
othrin)、ラムダ−シハロトリン(lambda-cyhalothri
n)、デルタメトリン(deltamethrin)、ジアフェンチ
ウロン(diafenthiuron)、ダイアジノン(diazino
n)、ジアクロデン(diacloden)、ジフルベンズロン
(diflubenzuron)、ジメチルビンホス(dimethylvinph
os)、ジオフェノラン(diofenolan)、ジスルフォトン
(disulfoton)、ジメトエート(dimethoate)、EPN、
エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エチオフェ
ンカルブ(ethiofencarb)、エチプロール(ethiprol
e)、エトフェンプロックス(etofenprox)、エトリム
ホス(etrimfos)、フェニトロチオン(fenitrothio
n)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノキシカー
ブ(fenoxycarb)、フェンプロパトリン(fenpropathri
n)、フェンバレレート(fenvalerate)、フィプロニル
(fipronil)、フルシトリネート(flucythrinate)、
フルフェノクスウロン(flufenoxuron)、フルフェンプ
ロックス(flufenprox)、タウ−フルバリネート(tau-
fluvalinate)、ホノホス(fonophos)、フォルメタネ
ート(formetanate)、フォルモチオン(formothio
n)、フラチオカルブ(furathiocarb)、ハロフェノジ
ド(halofenozide)、ヘキサフルムロン(hexaflumuro
n)、ヒドラメチルノン(hydramethylnon)、イミダク
ロプリド(imidacloprid)、イソフェンホス(isofenph
os)、インドキサカルブ(indoxacarb)、イソプロカル
ブ(isoprocarb)、イソキサチオン(isoxathion)、ル
フェヌウロン(lufenuron)、マラチオン(malathio
n)、メタルデヒド(metaldehyde)、メタミドホス(me
thamidophos)、メチダチオン(methidathion)、メタ
クリホス(methacrifos)、メタルカルブ(metalcar
b)、メソミル(methomyl)、メソプレン(methopren
e)、メトキシクロール(methoxychlor)、メトキシフ
ェノジド(methoxyfenozide)、モノクロトホス(monoc
rotophos)、ムスカルーレ(muscalure)、ニテンピラ
ム(nitenpyram)、オメトエート(omethoate)、オキ
シデメトン−メチル(oxydemeton-methyl)、オキサミ
ル(oxamyl)、パラチオン(parathion)、パラチオン
−メチル(parathion-methyl)、ペルメトリン(permet
hrin)、フェントエート(phenthoate)、フォキシム
(phoxim)、ホレート(phorate)、ホサロン(phosalo
ne)、ホスメット(phosmet)、ホスファミドン(phosp
hamidon)、ピリミカルブ(pirimicarb)、ピリミホス
−メチル(pirimiphos-methyl)、プロフェノホス(pro
fenofos)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピラクロホ
ス(pyraclofos)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfe
n)、ロテノン(rotenone)、スルプロホス(sulprofo
s)、シラフルオフェン(silafluofen)、スピノサド
(spinosad)、スルホテップ(sulfotep)、テブフェノ
ジド(tebfenozide)、テフルベンズロン(teflubenzur
on)、テフルトリン(tefluthorin)、テルブホス(ter
bufos)、テトラクロロビンホス(tetrachlorvinpho
s)、チオジカルブ(thiodicarb)、チアメトキサム(t
hiamethoxam)、チオファノックス(thiofanox)、チオ
メトン(thiometon)、トルフェンピラド(tolfenpyra
d)、トラロメスリン(tralomethrin)、トリクロルホ
ン(trichlorfon)、トリアズロン(triazuron)、トリ
フルムロン(triflumuron)及びバミドチオン(vamidot
hion)など。
【0072】本願記載のフェニル酢酸化合物の施用薬量
は適用場面、施用時期、施用方法、栽培作物等により差
異はあるが一般には有効成分量としてヘクタール(h
a)当たり0.005〜50kg程度が適当である。
は適用場面、施用時期、施用方法、栽培作物等により差
異はあるが一般には有効成分量としてヘクタール(h
a)当たり0.005〜50kg程度が適当である。
【0073】次に本願記載のフェニル酢酸化合物を用い
る場合の製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、
これらのみに限定されるものではない。なお、以下の配
合例において「部」は重量部を意味する。 〔水和剤〕 フェニル酢酸化合物 0.1〜80部 固体担体 5〜98.9部 界面活性剤 1〜10部 その他 0〜 5部 その他として、例えば固結防止剤、分解防止剤等があげ
れらる。 〔乳 剤〕 フェニル酢酸化合物 0.1〜30部 液体担体 45〜95部 界面活性剤 4.9〜15部 その他 0〜10部 その他として、例えば展着剤、分解防止剤等が挙げられ
る。 〔懸濁剤〕 フェニル酢酸化合物 0.1〜70部 液体担体 15〜98.89部 界面活性剤 1〜12部 その他 0.01〜30部 その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等が挙げられ
る。 〔顆粒水和剤〕 フェニル酢酸化合物 0.1〜90部 固体担体 0〜98.9部 界面活性剤 1〜20部 その他 0〜 10部 その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられ
る。 〔液 剤〕 フェニル酢酸化合物 0.01〜70部 液体担体 20〜99.99部 その他 0〜 10部 その他として、例えば凍結防止剤、展着剤等が挙げられ
る。 〔粒 剤〕 フェニル酢酸化合物 0.01〜80部 固体担体 10〜99.99部 その他 0〜10部 その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられ
る。 〔粉 剤〕 フェニル酢酸化合物 0.01〜30部 固体担体 65〜99.99部 その他 0〜5部 その他として、例えばドリフト防止剤、分解防止剤等が
挙げられる。
る場合の製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、
これらのみに限定されるものではない。なお、以下の配
合例において「部」は重量部を意味する。 〔水和剤〕 フェニル酢酸化合物 0.1〜80部 固体担体 5〜98.9部 界面活性剤 1〜10部 その他 0〜 5部 その他として、例えば固結防止剤、分解防止剤等があげ
れらる。 〔乳 剤〕 フェニル酢酸化合物 0.1〜30部 液体担体 45〜95部 界面活性剤 4.9〜15部 その他 0〜10部 その他として、例えば展着剤、分解防止剤等が挙げられ
る。 〔懸濁剤〕 フェニル酢酸化合物 0.1〜70部 液体担体 15〜98.89部 界面活性剤 1〜12部 その他 0.01〜30部 その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等が挙げられ
る。 〔顆粒水和剤〕 フェニル酢酸化合物 0.1〜90部 固体担体 0〜98.9部 界面活性剤 1〜20部 その他 0〜 10部 その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられ
る。 〔液 剤〕 フェニル酢酸化合物 0.01〜70部 液体担体 20〜99.99部 その他 0〜 10部 その他として、例えば凍結防止剤、展着剤等が挙げられ
る。 〔粒 剤〕 フェニル酢酸化合物 0.01〜80部 固体担体 10〜99.99部 その他 0〜10部 その他として、例えば結合剤、分解防止剤等が挙げられ
る。 〔粉 剤〕 フェニル酢酸化合物 0.01〜30部 固体担体 65〜99.99部 その他 0〜5部 その他として、例えばドリフト防止剤、分解防止剤等が
挙げられる。
【0074】使用に際しては上記製剤を水で1〜100
00倍に希釈してまたは希釈せずに散布する。
00倍に希釈してまたは希釈せずに散布する。
【0075】本願記載のフェニル酢酸化合物の施用方法
としては、茎葉散布、土壌処理、種子消毒等が挙げられ
るが、通常当業者が利用する一般的な方法においても有
効である。
としては、茎葉散布、土壌処理、種子消毒等が挙げられ
るが、通常当業者が利用する一般的な方法においても有
効である。
【0076】次に、本願記載のフェニル酢酸化合物を有
効成分とする農園芸用殺菌殺虫剤の製剤例を具体的に示
すが、これらのみに限定されるものではない。なお、以
下の製剤例において「部」は重量部を意味する。 〔製剤例1〕 乳剤 化合物No.1 20部 メチルナフタレン 55部 シクロヘキサノン 20部 ソルポール2680 5部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混
合物:東邦化学工業(株)商品名) 以下を均一に混合して乳剤とする。使用に際しては上記
乳剤を50〜20000倍に希釈して有効成分量がヘク
タール当たり0.005〜50kgになるように散布す
る。 〔製剤例2〕 水和剤 化合物No.1 25部 パイロフィライト 66部 ソルポール5039 4部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス#80D 3部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) リグニンスルホン酸カルシウム 2部 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
効成分とする農園芸用殺菌殺虫剤の製剤例を具体的に示
すが、これらのみに限定されるものではない。なお、以
下の製剤例において「部」は重量部を意味する。 〔製剤例1〕 乳剤 化合物No.1 20部 メチルナフタレン 55部 シクロヘキサノン 20部 ソルポール2680 5部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混
合物:東邦化学工業(株)商品名) 以下を均一に混合して乳剤とする。使用に際しては上記
乳剤を50〜20000倍に希釈して有効成分量がヘク
タール当たり0.005〜50kgになるように散布す
る。 〔製剤例2〕 水和剤 化合物No.1 25部 パイロフィライト 66部 ソルポール5039 4部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス#80D 3部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) リグニンスルホン酸カルシウム 2部 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0077】使用に際しては上記水和剤を50〜200
00倍に希釈して有効成分量がヘクタール当たり0.0
05〜50kgになるように散布する。 〔製剤例3〕 粉剤 化合物No.1 3部 カープレックス#80D 0.5部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) カオリナイト 95部 リン酸ジイソプロピル 1.5部 以上を均一に混合粉砕して粉剤とする。使用に際して上
記粉剤を有効成分量がヘクタール当たり0.005〜5
0kgになるように散布する。 〔製剤例4〕 粒剤 化合物No.1 5部 ベントナイト 30部 タルク 64部 リグニンスルホン酸カルシウム 1部 以上を均一に混合粉砕して少量の水を加えて撹拌混合
し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤とする。使用
に際して上記粒剤を有効成分量がヘクタール当たり0.
005〜50kgになるように散布する。 〔製剤例5〕 フロアブル剤 化合物No.1 25部 ソルポール3353 5部 (非イオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) ルノックス1000C 0.5部 (陰イオン界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) ザンサンガム(天然高分子) 0.2部 安息香酸ソーダ 0.4部 プロピレングリコール 10部 水 58.9部 有効成分(本願記載のフェニル酢酸化合物)を除く上記
の成分を均一に溶解し、ついで本願記載のフェニル酢酸
化合物を加えよく撹拌した後、サンドミルにて湿式粉砕
してフロアブル剤を得る。使用に際しては、上記フロア
ブル剤を50〜20000倍に希釈して有効成分量がヘ
クタール当たり0.005〜50kgになるように散布
する。 〔製剤例6〕 粒状水和剤(ドライフロアブル剤) 化合物No.1 75部 ハイテノールNE−15 5部 (アニオン性界面活性剤:第一工業製薬(株)商品名) バニレックスN 10部 (アニオン性界面活性剤:日本製紙(株)商品名) カープレックス#80D 10部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合微粉砕して少量の水を加えて撹拌混合
し、押出式造粒機で造粒し、乾燥してドライフロアブル
剤とする。使用に際しては水で50〜20000倍に希
釈して、有効成分が1ヘクタール当たり0.005〜5
0kgになるように散布する。 〔試験例〕 本願記載のフェニル酢酸化合物の有用性に
ついて、以下の試験例において具体的に説明する。但
し、これらのみに限定されるものではない。
00倍に希釈して有効成分量がヘクタール当たり0.0
05〜50kgになるように散布する。 〔製剤例3〕 粉剤 化合物No.1 3部 カープレックス#80D 0.5部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) カオリナイト 95部 リン酸ジイソプロピル 1.5部 以上を均一に混合粉砕して粉剤とする。使用に際して上
記粉剤を有効成分量がヘクタール当たり0.005〜5
0kgになるように散布する。 〔製剤例4〕 粒剤 化合物No.1 5部 ベントナイト 30部 タルク 64部 リグニンスルホン酸カルシウム 1部 以上を均一に混合粉砕して少量の水を加えて撹拌混合
し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤とする。使用
に際して上記粒剤を有効成分量がヘクタール当たり0.
005〜50kgになるように散布する。 〔製剤例5〕 フロアブル剤 化合物No.1 25部 ソルポール3353 5部 (非イオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) ルノックス1000C 0.5部 (陰イオン界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) ザンサンガム(天然高分子) 0.2部 安息香酸ソーダ 0.4部 プロピレングリコール 10部 水 58.9部 有効成分(本願記載のフェニル酢酸化合物)を除く上記
の成分を均一に溶解し、ついで本願記載のフェニル酢酸
化合物を加えよく撹拌した後、サンドミルにて湿式粉砕
してフロアブル剤を得る。使用に際しては、上記フロア
ブル剤を50〜20000倍に希釈して有効成分量がヘ
クタール当たり0.005〜50kgになるように散布
する。 〔製剤例6〕 粒状水和剤(ドライフロアブル剤) 化合物No.1 75部 ハイテノールNE−15 5部 (アニオン性界面活性剤:第一工業製薬(株)商品名) バニレックスN 10部 (アニオン性界面活性剤:日本製紙(株)商品名) カープレックス#80D 10部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合微粉砕して少量の水を加えて撹拌混合
し、押出式造粒機で造粒し、乾燥してドライフロアブル
剤とする。使用に際しては水で50〜20000倍に希
釈して、有効成分が1ヘクタール当たり0.005〜5
0kgになるように散布する。 〔試験例〕 本願記載のフェニル酢酸化合物の有用性に
ついて、以下の試験例において具体的に説明する。但
し、これらのみに限定されるものではない。
【0078】〔試験例1〕 イネいもち病防除効果試験
(水面施用) 1/2万アールのビーカーポットに植えた1.5葉期の
イネ(品種:日本晴)に、本願記載のフェニル酢酸化合
物乳剤を水で希釈し500ppmに調製した薬液を1ポ
ット当たり10m潅注処理した。
(水面施用) 1/2万アールのビーカーポットに植えた1.5葉期の
イネ(品種:日本晴)に、本願記載のフェニル酢酸化合
物乳剤を水で希釈し500ppmに調製した薬液を1ポ
ット当たり10m潅注処理した。
【0079】潅注処理7日後、処理したイネに、いもち
病菌(Pyricularia oryzae)の胞子
懸濁液(2×105個/ml)を噴霧し接種を行った。
接種を行ったイネを温度20〜25℃、湿度95%以上
の接種箱に一昼夜入れた。その後、温室に置き、接種7
日後に形成された病斑面積の接種葉に占める割合を測定
し、下記の式に従い、防除価を算出した。
病菌(Pyricularia oryzae)の胞子
懸濁液(2×105個/ml)を噴霧し接種を行った。
接種を行ったイネを温度20〜25℃、湿度95%以上
の接種箱に一昼夜入れた。その後、温室に置き、接種7
日後に形成された病斑面積の接種葉に占める割合を測定
し、下記の式に従い、防除価を算出した。
【0080】
【数1】防除価=〔1−(処理区病斑面積率/無処理区
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。
【0081】〔試験例2〕 イネいもち病防除効果試験
(散布試験) 直径7cmのポットで育成した3葉期のイネ(品種:日
本晴)に、本願記載のフェニル酢酸化合物乳剤を水で希
釈して500ppmに調製した薬液をスプレーガンを用
いポット当たり20ml散布した。
(散布試験) 直径7cmのポットで育成した3葉期のイネ(品種:日
本晴)に、本願記載のフェニル酢酸化合物乳剤を水で希
釈して500ppmに調製した薬液をスプレーガンを用
いポット当たり20ml散布した。
【0082】散布翌日イネいもち病菌(Pyricul
aria oryzae)の胞子懸濁液(2×105個
/ml)を噴霧し接種を行った。接種を行ったイネを温
度25℃、湿度95%以上の接種箱に一昼夜入れた。そ
の後、温室におき、接種7日後に形成された病斑面積の
接種葉に占める割合を測定し、下記の式に従い、防除価
を算出した。
aria oryzae)の胞子懸濁液(2×105個
/ml)を噴霧し接種を行った。接種を行ったイネを温
度25℃、湿度95%以上の接種箱に一昼夜入れた。そ
の後、温室におき、接種7日後に形成された病斑面積の
接種葉に占める割合を測定し、下記の式に従い、防除価
を算出した。
【0083】
【数2】防除価=〔1−(処理区病斑面積率/無処理区
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。
【0084】〔試験例3〕 コムギうどんこ病防除効果
試験 直径5.5cmのポットで育成した2.0〜2.5葉期
のコムギ(品種:農林61号)に、本願記載のフェニル
酢酸化合物乳剤を水で希釈して500ppmに調整した
薬液をスプレーガンを用いポット当たり20ml散布し
た。
試験 直径5.5cmのポットで育成した2.0〜2.5葉期
のコムギ(品種:農林61号)に、本願記載のフェニル
酢酸化合物乳剤を水で希釈して500ppmに調整した
薬液をスプレーガンを用いポット当たり20ml散布し
た。
【0085】散布1日後、コムギうどんこ病菌(Ery
siphe graminis)の胞子を直接接種し
た。その後、温室に置き、接種7日後に形成された病斑
面積の接種葉に占める割合を測定し、下記の式に従い、
防除価を算出した。
siphe graminis)の胞子を直接接種し
た。その後、温室に置き、接種7日後に形成された病斑
面積の接種葉に占める割合を測定し、下記の式に従い、
防除価を算出した。
【0086】
【数3】防除価=〔1−(処理区病斑面積率/無処理区
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。 〔試験例4〕 コムギ赤さび病防除効果試験 直径5.5cmのポットで育成した2.0〜2.5葉期
のコムギ(品種:農林61号)に、本願記載のフェニル
酢酸化合物乳剤を水で希釈して500ppmに調整した
薬液をスプレーガンを用いポット当たり20ml散布し
た。
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。 〔試験例4〕 コムギ赤さび病防除効果試験 直径5.5cmのポットで育成した2.0〜2.5葉期
のコムギ(品種:農林61号)に、本願記載のフェニル
酢酸化合物乳剤を水で希釈して500ppmに調整した
薬液をスプレーガンを用いポット当たり20ml散布し
た。
【0087】散布1日後、コムギ赤さび病菌(Pucc
inia recondita)の胞子懸濁液(2×1
05個/ml)を噴霧し、温度20〜25℃、湿度95
%以上の接種箱に一昼夜入れた。その後、温室に置き、
接種10日後に形成された病斑面積を測定し、下記の式
に従い、防除価を算出した。
inia recondita)の胞子懸濁液(2×1
05個/ml)を噴霧し、温度20〜25℃、湿度95
%以上の接種箱に一昼夜入れた。その後、温室に置き、
接種10日後に形成された病斑面積を測定し、下記の式
に従い、防除価を算出した。
【0088】
【数4】防除価=〔1−(処理区病斑面積率/無処理区
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。
【0089】〔試験例5〕 コムギふ枯れ病防除試験
直径5.5cmのポットで育成した2.0〜2.5葉期
のコムギ(品種:アルトリア)に、本願記載のフェニル
酢酸化合物の乳剤を水で希釈して500ppmに調製し
た薬液をスプレーガンを用いポットあたり20ml散布
処理した。
のコムギ(品種:アルトリア)に、本願記載のフェニル
酢酸化合物の乳剤を水で希釈して500ppmに調製し
た薬液をスプレーガンを用いポットあたり20ml散布
処理した。
【0090】散布1日後、ふ枯れ病菌(Leptosp
haera nodorum)の胞子懸濁液(2×10
5 個/ml)を噴霧し接種を行った。接種を行ったコム
ギを温度18〜20℃、湿度95%以上の接種箱に7〜
10日間入れ発病を促進させた。形成された病斑面積の
接種葉に占める割合を測定し、下記の式に従い、防除価
を算出した。
haera nodorum)の胞子懸濁液(2×10
5 個/ml)を噴霧し接種を行った。接種を行ったコム
ギを温度18〜20℃、湿度95%以上の接種箱に7〜
10日間入れ発病を促進させた。形成された病斑面積の
接種葉に占める割合を測定し、下記の式に従い、防除価
を算出した。
【0091】
【数5】その結果、化合物No.1が防除価70以上を
示した。
示した。
【0092】
〔試験例6〕 キュウリべと病防除効果試験
直径7cmのポットで育成した1.5葉期のキュウリ
(品種:相模半白)に、本願記載のフェニル酢酸化合物
乳剤を水で希釈して500ppmに調製した薬液をスプ
レーガンを用いポット当たり20ml散布した。
(品種:相模半白)に、本願記載のフェニル酢酸化合物
乳剤を水で希釈して500ppmに調製した薬液をスプ
レーガンを用いポット当たり20ml散布した。
【0093】散布1日後、キュウリべと病菌(Pseu
doperonospora cubensis)の胞
子懸濁液(2×105 個/ml)を噴霧し、温度20〜
25℃、湿度95%以上の接種箱に一昼夜入れた。その
後、温室におき、接種7日後に形成された病斑面積の接
種葉に占める割合を測定し、下記の式に従い、防除価を
算出した。
doperonospora cubensis)の胞
子懸濁液(2×105 個/ml)を噴霧し、温度20〜
25℃、湿度95%以上の接種箱に一昼夜入れた。その
後、温室におき、接種7日後に形成された病斑面積の接
種葉に占める割合を測定し、下記の式に従い、防除価を
算出した。
【0094】
【数6】防除価=〔1−(処理区病斑面積率/無処理区
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。
病斑面積率)〕×100 その結果、化合物No.1が防除価70以上を示した。
【0095】
【発明の効果】本発明の殺菌殺虫剤は、優れた殺菌およ
び殺虫作用を有し、作物に対しても安全である。
び殺虫作用を有し、作物に対しても安全である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 早坂 史生
埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化
学工業株式会社生物科学研究所内
Fターム(参考) 4C055 AA01 BA02 BA03 BA06 BA13
BA42 BB11 CA01 CA02 CA03
CA06 CA11 CA13 CA39 DA01
DA06 DA13 DA39
4H011 AA01 AC01 AC04 AD01 BA01
BA05 BB05 BB06 BC01 BC05
BC07 BC18 BC20 DA02 DA15
DA16 DD01
Claims (15)
- 【請求項1】 式(1): 【化1】 〔式中、X1、X2、X3およびX4は各々独立して水素原
子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロ
アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアル
コキシ基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、(C1〜
C6アルコキシ)カルボニル基、(C1〜C6アルキル)
カルボニル基、(C1〜C6ハロアルキル)カルボニルま
たは(C1〜C6アルキル)カルボニルオキシを表し、 Yは、OR1またはNR2R3を表し、 Z−は式(2): 【化2】 を表し、 R1、R2およびR3は各々独立して水素原子、C1〜C6
アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニ
ル基、C1〜C6ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキ
ル基またはC1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基を表
し、 R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は各々独立し
て水素原子、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル
基、C2〜C6アルキニル基、C1〜C6アルコキシ基、C
2〜C6アルケニルオキシ基、C2〜C6アルキニルオキシ
基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6ハロアルコキシ
基、C3〜C6シクロアルキル基、C1〜C6アルコキシC
1〜C6アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、ホルミル基、(C1〜C6アルコキシ)カルボニル
基、(C1〜C6アルキル)カルボニル基、(C1〜C6ハ
ロアルキル)カルボニルまたは(C1〜C6アルキル)カ
ルボニルオキシを表し、 R11およびR12は各々独立して水素原子、C1〜C6アル
キル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル
基、C1〜C6アルコキシ基、C2〜C6アルケニルオキシ
基、C2〜C6アルキニルオキシ基、C1〜C6ハロアルキ
ル基、C1〜C6ハロアルコキシ基、C3〜C6シクロアル
キル基またはC3〜C6シクロアルキルオキシ基を表し、 R13およびR14は各々独立して水素原子、C1〜C6アル
キル基、C2〜C6アルケニル基またはC2〜C6アルキニ
ル基を表し、 R15は水素原子またはC1〜C6アルキル基を表す。〕で
表されるフェニル酢酸化合物を有効成分として含有する
殺菌剤。 - 【請求項2】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を表
し、Yがメトキシ基を表し、Zがフェノキシ基を表す、
請求項1記載の化合物を有効成分として含有する殺菌
剤。 - 【請求項3】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を表
し、Yがメトキシ基を表し、Zが(2−メチルフェノキ
シ)メチル基を表す、請求項1記載の化合物を有効成分
として含有する殺菌剤。 - 【請求項4】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を表
し、Yがメトキシ基を表し、Zが(2,5−ジメチルフ
ェノキシ)メチル基を表す、請求項1記載の化合物を有
効成分として含有する殺菌剤。 - 【請求項5】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を表
し、Yがメトキシ基を表し、Zが(6−トリフルオロメ
チルピリジン−2−イルオキシ)メチル基を表す、請求
項1記載の化合物を有効成分として含有する殺菌剤。 - 【請求項6】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を表
し、Yがメトキシ基を表し、Zが6−(2−シアノフェ
ノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ基を表す、請求項
1記載の化合物を有効成分として含有する殺菌剤。 - 【請求項7】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を表
し、Yがメトキシ基を表し、Z−が式(3): 【化3】 を表す、請求項1記載の化合物を有効成分として含有す
る殺菌剤。 - 【請求項8】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を表
し、Yがメトキシ基を表し、Z−が式(4): 【化4】 を表す、請求項1記載の化合物を有効成分として含有す
る殺菌剤。 - 【請求項9】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を表
し、Yがメトキシ基を表し、Z−が式(5): 【化5】 を表す、請求項1記載の化合物を有効成分として含有す
る殺菌剤。 - 【請求項10】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を
表し、Yがメトキシ基を表し、Z−が式(6): 【化6】 を表す、請求項1記載の化合物を有効成分として含有す
る殺菌剤。 - 【請求項11】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を
表し、Yがメトキシ基を表し、Z−が式(7): 【化7】 を表す、請求項1記載の化合物を有効成分として含有す
る殺菌剤。 - 【請求項12】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を
表し、Yがメトキシ基を表し、Z−が式(8): 【化8】 を表す、請求項1記載の化合物を有効成分として含有す
る殺菌剤。 - 【請求項13】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を
表し、Yがメトキシ基を表し、Z−が式(9): 【化9】 を表す、請求項1記載の化合物を有効成分として含有す
る殺菌剤。 - 【請求項14】 X1、X2、X3およびX4が水素原子を
表し、Yがメトキシ基を表し、Z−が式(10): 【化10】 を表す、請求項1記載の化合物を有効成分として含有す
る殺菌剤。 - 【請求項15】 請求項1ないし請求項14に記載のフ
ェニル酢酸化合物から選ばれる一種以上を有効成分とし
て含有する殺虫剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001203273A JP2003012416A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | フェニル酢酸化合物を含む農園芸用殺菌殺虫剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001203273A JP2003012416A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | フェニル酢酸化合物を含む農園芸用殺菌殺虫剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003012416A true JP2003012416A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19039939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001203273A Pending JP2003012416A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | フェニル酢酸化合物を含む農園芸用殺菌殺虫剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003012416A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102952085A (zh) * | 2012-11-20 | 2013-03-06 | 大连九信生物化工科技有限公司 | 2-(2-(6-(2- 氰基苯氧基)嘧啶-4-氧基)苯基)乙酸甲酯的合成方法 |
CN103030598A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-04-10 | 上海禾本药业有限公司 | 甲氧基丙烯酸酯类杀菌剂的制备方法 |
CN104387329A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-03-04 | 河北临港化工有限公司 | 一种中间体2-(2-(6-氯嘧啶-4-基氧)苯基)乙酸甲酯的合成方法 |
WO2015147336A1 (ja) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | 住友化学株式会社 | 芳香族化合物及びその用途 |
US9788547B2 (en) | 2014-03-28 | 2017-10-17 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Aromatic compound and uses thereof |
-
2001
- 2001-07-04 JP JP2001203273A patent/JP2003012416A/ja active Pending
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JPWO2015147336A1 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-04-13 | 住友化学株式会社 | 芳香族化合物及びその用途 |
US9788547B2 (en) | 2014-03-28 | 2017-10-17 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Aromatic compound and uses thereof |
US9907307B2 (en) | 2014-03-28 | 2018-03-06 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Aromatic compound and uses thereof |
CN104387329A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-03-04 | 河北临港化工有限公司 | 一种中间体2-(2-(6-氯嘧啶-4-基氧)苯基)乙酸甲酯的合成方法 |
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