JP2003007005A - データ同期検出方法、この方法を用いたデータ記録装置、この方法に使用される情報記録媒体、並びにデータ同期信号検出装置、これを用いた信号処理装置、及びこれらを備えた情報記録再生装置 - Google Patents
データ同期検出方法、この方法を用いたデータ記録装置、この方法に使用される情報記録媒体、並びにデータ同期信号検出装置、これを用いた信号処理装置、及びこれらを備えた情報記録再生装置Info
- Publication number
- JP2003007005A JP2003007005A JP2001190593A JP2001190593A JP2003007005A JP 2003007005 A JP2003007005 A JP 2003007005A JP 2001190593 A JP2001190593 A JP 2001190593A JP 2001190593 A JP2001190593 A JP 2001190593A JP 2003007005 A JP2003007005 A JP 2003007005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- signal
- data synchronization
- synchronization signal
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 172
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 title abstract description 29
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 101000606504 Drosophila melanogaster Tyrosine-protein kinase-like otk Proteins 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000153 supplemental effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 データ同期信号検出に於いてデータ同期信号
の誤検出を減らすこと、また、情報再生時にリトライエ
ラーが発生した場合のエラー要因がデータ同期信号の検
出誤りによるものか否かでリトライ方法を変えることで
最適なリトライを実施し、情報再生の性能劣化を少なく
した情報記録再生装置を提供することにある。 【解決手段】 データ同期をとるデータ同期信号32に
続けてデータ同期信号32の誤検出を防止するガード信
号33を記録情報であるデータ信号34に対して付加
し、データ同期信号32が正規の位置で検出されない場
合にもデータ同期信号32の誤検出が発生しないように
する。また、データ同期信号32の検出出力をガード信
号長分遅延して再生したデータ信号を出力するようにす
る。
の誤検出を減らすこと、また、情報再生時にリトライエ
ラーが発生した場合のエラー要因がデータ同期信号の検
出誤りによるものか否かでリトライ方法を変えることで
最適なリトライを実施し、情報再生の性能劣化を少なく
した情報記録再生装置を提供することにある。 【解決手段】 データ同期をとるデータ同期信号32に
続けてデータ同期信号32の誤検出を防止するガード信
号33を記録情報であるデータ信号34に対して付加
し、データ同期信号32が正規の位置で検出されない場
合にもデータ同期信号32の誤検出が発生しないように
する。また、データ同期信号32の検出出力をガード信
号長分遅延して再生したデータ信号を出力するようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録再生装置
に係り、特に、データ同期信号が正規のデータ同期信号
の位置で検出出来ない場合のデータ同期信号の誤検出を
防止するデータ同期信号検出装置に関する。
に係り、特に、データ同期信号が正規のデータ同期信号
の位置で検出出来ない場合のデータ同期信号の誤検出を
防止するデータ同期信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ同期信号検出装置の一例と
して、以下図を用いて説明する。
して、以下図を用いて説明する。
【0003】従来の方法について、磁気ディスク装置を
例にして説明する。図13は、磁気ディスク装置の記録
フォーマット10とデータ同期信号の検出タイミングの
一例である。データは、単位記憶領域であるセクタ毎に
記録媒体に対して記録または再生される。各セクタに
は、それぞれクロック同期を実施するPLL(Phase Lo
cked Loop)の引き込みのためのPLO_SYNC3
1、DATAの開始位置を検出して変調された符号の復
調タイミング信号を得るためのデータ同期信号32、実
際にデータを記録再生するDATA部34、さらに、エ
ラー検出や訂正のためのCRC部ECC部35がある。
各セクタの間には、各種の遅延時間を吸収するためのパ
ターンであるGAP部36がある。
例にして説明する。図13は、磁気ディスク装置の記録
フォーマット10とデータ同期信号の検出タイミングの
一例である。データは、単位記憶領域であるセクタ毎に
記録媒体に対して記録または再生される。各セクタに
は、それぞれクロック同期を実施するPLL(Phase Lo
cked Loop)の引き込みのためのPLO_SYNC3
1、DATAの開始位置を検出して変調された符号の復
調タイミング信号を得るためのデータ同期信号32、実
際にデータを記録再生するDATA部34、さらに、エ
ラー検出や訂正のためのCRC部ECC部35がある。
各セクタの間には、各種の遅延時間を吸収するためのパ
ターンであるGAP部36がある。
【0004】また、図14には、データ同期信号検出に
関する再生系の構成を示す。図13のフォーマット10
のように構成された情報を再生し、再生データ入力91
として等化器81に入力する。等化器81では、信号を
等化し、等化器出力92として出力する。データ弁別手
段82は、等化器出力92を入力してデータ弁別を行
い、データ弁別出力93として出力する。データ弁別出
力93は、直列並列変換手段または符号復調手段83と
データ同期信号検出手段84に入力する。データ同期信
号検出手段84では、データ同期信号の検出を行い、デ
ータ同期信号検出出力94を出力する。直列並列変換手
段または符号復調手段83では、データ同期信号検出出
力94のタイミングによりデータ弁別出力93のデータ
ビット列に直列並列変換や符号復調を施し、再生データ
出力95として出力する。
関する再生系の構成を示す。図13のフォーマット10
のように構成された情報を再生し、再生データ入力91
として等化器81に入力する。等化器81では、信号を
等化し、等化器出力92として出力する。データ弁別手
段82は、等化器出力92を入力してデータ弁別を行
い、データ弁別出力93として出力する。データ弁別出
力93は、直列並列変換手段または符号復調手段83と
データ同期信号検出手段84に入力する。データ同期信
号検出手段84では、データ同期信号の検出を行い、デ
ータ同期信号検出出力94を出力する。直列並列変換手
段または符号復調手段83では、データ同期信号検出出
力94のタイミングによりデータ弁別出力93のデータ
ビット列に直列並列変換や符号復調を施し、再生データ
出力95として出力する。
【0005】ここで、前記したデータ同期信号32の正
確な検出は、その後のDATA部34の符号復調のため
に非常に重要であることは、良く知られている。つま
り、DATA部34で符号復調されたデータが非常に良
いエラー率でも、通常数バイト程度であるデータ同期信
号32の検出を誤るとその後の数十から数百バイトのD
ATA部34の符号復調が正しく行われないためであ
る。
確な検出は、その後のDATA部34の符号復調のため
に非常に重要であることは、良く知られている。つま
り、DATA部34で符号復調されたデータが非常に良
いエラー率でも、通常数バイト程度であるデータ同期信
号32の検出を誤るとその後の数十から数百バイトのD
ATA部34の符号復調が正しく行われないためであ
る。
【0006】データ同期信号32の検出性能がどの程度
かを知るための指標としてデータ同期信号検出エラー率
がある。これは、データ同期信号検出を行って誤った回
数をデータ同期信号検出を行った総数で割ったものであ
る。ここで、データ同期信号検出を誤るのは、正規のデ
ータ同期信号検出位置以前でデータ同期信号検出をして
しまう場合と、正規のデータ同期信号検出位置でデータ
同期信号検出が出来なかった場合とである。更データ同
期信号32をより正確に検出するため、データ同期信号
32の検出可能な期間を、例えばイネーブル信号12の
ように与える。この期間は、再生信号とイネーブル信号
の相対的な変動をカバーできるように設定する。
かを知るための指標としてデータ同期信号検出エラー率
がある。これは、データ同期信号検出を行って誤った回
数をデータ同期信号検出を行った総数で割ったものであ
る。ここで、データ同期信号検出を誤るのは、正規のデ
ータ同期信号検出位置以前でデータ同期信号検出をして
しまう場合と、正規のデータ同期信号検出位置でデータ
同期信号検出が出来なかった場合とである。更データ同
期信号32をより正確に検出するため、データ同期信号
32の検出可能な期間を、例えばイネーブル信号12の
ように与える。この期間は、再生信号とイネーブル信号
の相対的な変動をカバーできるように設定する。
【0007】イネーブル信号12が“H”の間にデータ
同期信号検出出力94が図13のデータ同期信号検出出
力信号16のように出力されれば、データ同期信号が検
出されたとするものである。正規のデータ同期信号検出
位置以前でデータ同期信号検出をしてしまう場合が図1
3の23で示される部分である。従って、データ同期信
号検出エラー率を改善するには、23で示される部分で
誤って検出することを防ぐことと、正規のデータ同期信
号検出位置でデータ同期信号検出をより確実に行うこと
が必要である。
同期信号検出出力94が図13のデータ同期信号検出出
力信号16のように出力されれば、データ同期信号が検
出されたとするものである。正規のデータ同期信号検出
位置以前でデータ同期信号検出をしてしまう場合が図1
3の23で示される部分である。従って、データ同期信
号検出エラー率を改善するには、23で示される部分で
誤って検出することを防ぐことと、正規のデータ同期信
号検出位置でデータ同期信号検出をより確実に行うこと
が必要である。
【0008】正規のデータ同期信号検出位置以前でデー
タ同期信号検出をしてしまう場合には、誤ったデータ同
期信号検出出力94によりデータ同期信号検出が正常に
行われたとして再生処理されるが、直列並列変換手段ま
たは符号復調手段83で誤ったデータ符号復調をしてし
まうためにCRC部ECC部35の再生信号によるデー
タの誤り検出と訂正を行うこととなる。しかし、データ
符号復調が誤っているため、多数の誤りが存在し、正し
いデータは得られない。従って、リトライを実施するこ
とになる。
タ同期信号検出をしてしまう場合には、誤ったデータ同
期信号検出出力94によりデータ同期信号検出が正常に
行われたとして再生処理されるが、直列並列変換手段ま
たは符号復調手段83で誤ったデータ符号復調をしてし
まうためにCRC部ECC部35の再生信号によるデー
タの誤り検出と訂正を行うこととなる。しかし、データ
符号復調が誤っているため、多数の誤りが存在し、正し
いデータは得られない。従って、リトライを実施するこ
とになる。
【0009】また、正規のデータ同期信号検出位置まで
データ同期信号検出が出来ない場合には、データ同期信
号検出出力94の未検出としてリトライを実施する。し
かし、実際には、正規のデータ同期信号検出位置でデー
タ同期信号検出出力94が出来ない場合には、その後の
DATA部34を再生したデータ信号部でデータ同期信
号検出出力94を誤って検出してしまう可能性があり、
例えばデータ同期信号検出出力94が図13のデータ同
期信号検出出力信号19のように誤った位置でデータ同
期信号誤検出パルス20として出力される。これは、図
13の24で示される部分である。この24の部分で
は、データ同期信号検出出力が発生しても発生しなくて
も、既にデータ同期検出としては誤っており、データ同
期信号検出エラー率には影響を与えない。
データ同期信号検出が出来ない場合には、データ同期信
号検出出力94の未検出としてリトライを実施する。し
かし、実際には、正規のデータ同期信号検出位置でデー
タ同期信号検出出力94が出来ない場合には、その後の
DATA部34を再生したデータ信号部でデータ同期信
号検出出力94を誤って検出してしまう可能性があり、
例えばデータ同期信号検出出力94が図13のデータ同
期信号検出出力信号19のように誤った位置でデータ同
期信号誤検出パルス20として出力される。これは、図
13の24で示される部分である。この24の部分で
は、データ同期信号検出出力が発生しても発生しなくて
も、既にデータ同期検出としては誤っており、データ同
期信号検出エラー率には影響を与えない。
【0010】しかし、この24の部分で誤ってデータ同
期信号検出出力が発生すれば、先の正規のデータ同期信
号検出位置以前でデータ同期信号検出をしてしまう場合
と同様に誤ったデータ同期信号検出出力によりデータ同
期信号検出が正常に行われたとして再生処理されるが、
誤ったデータ符号復調をしてしまうためにCRC部EC
C部35の再生信号によるデータの誤り検出と訂正を行
うこととなる。
期信号検出出力が発生すれば、先の正規のデータ同期信
号検出位置以前でデータ同期信号検出をしてしまう場合
と同様に誤ったデータ同期信号検出出力によりデータ同
期信号検出が正常に行われたとして再生処理されるが、
誤ったデータ符号復調をしてしまうためにCRC部EC
C部35の再生信号によるデータの誤り検出と訂正を行
うこととなる。
【0011】しかし、データ符号復調を誤っているた
め、多数の誤りが存在し、正しいデータは得られず、リ
トライを実施することになる。この場合、正規のデータ
同期信号検出位置でデータ同期信号検出出力が得られな
いのであるから、本来はデータ同期信号の検出について
改善効果のあるリトライ方法を選択しなければならない
が、データについての誤りがあるということからデータ
部のエラーを減少させるのに効果のあるリトライ方法を
選択してしまい、データ同期信号の検出について改善効
果のあるリトライ方法に至るまでに時間が掛かる。
め、多数の誤りが存在し、正しいデータは得られず、リ
トライを実施することになる。この場合、正規のデータ
同期信号検出位置でデータ同期信号検出出力が得られな
いのであるから、本来はデータ同期信号の検出について
改善効果のあるリトライ方法を選択しなければならない
が、データについての誤りがあるということからデータ
部のエラーを減少させるのに効果のあるリトライ方法を
選択してしまい、データ同期信号の検出について改善効
果のあるリトライ方法に至るまでに時間が掛かる。
【0012】あるいは、データについての誤りが多数あ
るということからデータ同期信号の検出について改善効
果のあるリトライ方法を先に実施したとしても、実際に
データ部の信号品質が悪いためにデータについての誤り
が多数発生する場合もあるので、その場合にも改善効果
のあるリトライ方法に至るまでに時間が掛かることが考
えられる。
るということからデータ同期信号の検出について改善効
果のあるリトライ方法を先に実施したとしても、実際に
データ部の信号品質が悪いためにデータについての誤り
が多数発生する場合もあるので、その場合にも改善効果
のあるリトライ方法に至るまでに時間が掛かることが考
えられる。
【0013】このような訳で、データ同期信号検出出力
が出来た場合にもデータ同期信号の検出について改善効
果のあるリトライ方法を組み合わせる必要があり、結果
的にリトライ処理の回数が増加し、性能が劣化すること
になる。
が出来た場合にもデータ同期信号の検出について改善効
果のあるリトライ方法を組み合わせる必要があり、結果
的にリトライ処理の回数が増加し、性能が劣化すること
になる。
【0014】23で示される部分で誤って検出すること
に対応するための技術として、例えば特開平11−96
681号公報に開示されたような方法により、誤ったデ
ータ同期信号検出出力を除き、正しいデータ同期信号検
出出力を得ようとするものがある。しかし、これも24
の部分については対応できない。
に対応するための技術として、例えば特開平11−96
681号公報に開示されたような方法により、誤ったデ
ータ同期信号検出出力を除き、正しいデータ同期信号検
出出力を得ようとするものがある。しかし、これも24
の部分については対応できない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、正規のデ
ータ同期信号検出位置までにデータ同期信号検出出力を
得ることが出来ないと、その後のデータ部で誤ってデー
タ同期信号を検出してしまい、データの誤り検出訂正を
行ってしまうこと、結果的にリトライの判定が遅れるこ
とと、更にリトライにおいて適切なリトライのパラメー
タの設定を得るまでに時間が掛かること、そのためにリ
トライに於けるデータ再生の性能が低下すること、の技
術的課題がある。従って、本発明では、正規のデータ同
期信号検出位置以降でのデータ同期信号が検出できない
ようにすることが必要である。また、データ同期信号の
検出誤りを確実に検出し、最適なリトライのパラメータ
を設定してリトライすることで、リトライに於けるデー
タ再生の性能の低下を防止することが必要である。さら
に、データ同期信号検出手段の構成が容易で、それを少
ない回路規模で実現することも必要である。
ータ同期信号検出位置までにデータ同期信号検出出力を
得ることが出来ないと、その後のデータ部で誤ってデー
タ同期信号を検出してしまい、データの誤り検出訂正を
行ってしまうこと、結果的にリトライの判定が遅れるこ
とと、更にリトライにおいて適切なリトライのパラメー
タの設定を得るまでに時間が掛かること、そのためにリ
トライに於けるデータ再生の性能が低下すること、の技
術的課題がある。従って、本発明では、正規のデータ同
期信号検出位置以降でのデータ同期信号が検出できない
ようにすることが必要である。また、データ同期信号の
検出誤りを確実に検出し、最適なリトライのパラメータ
を設定してリトライすることで、リトライに於けるデー
タ再生の性能の低下を防止することが必要である。さら
に、データ同期信号検出手段の構成が容易で、それを少
ない回路規模で実現することも必要である。
【0016】本発明では、以上のような課題を解決し、
検出誤りが生じるような場合にも適切にリトライ処理を
行うことが出来るデータ同期信号検出装置を提供するこ
とを目的とする。
検出誤りが生じるような場合にも適切にリトライ処理を
行うことが出来るデータ同期信号検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、第1に、データ同期信号に続けてデー
タ同期信号の誤検出を防止するガード信号部を設けるこ
とである。このようにすることで、正規のデータ同期信
号検出位置以降でのデータ同期信号の検出が発生しにく
くすることが可能となる。ガード信号部を記録媒体に書
き込むためのガードパターン書き込み手段も備える。更
に、再生時はデータ同期信号検出出力が出力されてから
直ぐのデータはガード信号部であるので、データ同期信
号検出出力をガード信号部の長さ分だけ遅延させる遅延
手段を設ける。
め、本発明では、第1に、データ同期信号に続けてデー
タ同期信号の誤検出を防止するガード信号部を設けるこ
とである。このようにすることで、正規のデータ同期信
号検出位置以降でのデータ同期信号の検出が発生しにく
くすることが可能となる。ガード信号部を記録媒体に書
き込むためのガードパターン書き込み手段も備える。更
に、再生時はデータ同期信号検出出力が出力されてから
直ぐのデータはガード信号部であるので、データ同期信
号検出出力をガード信号部の長さ分だけ遅延させる遅延
手段を設ける。
【0018】第2に、データ同期信号検出出力の有無で
リトライ時のパラメータの変更方法を変えることであ
る。具体的には、データ同期信号検出出力が有る場合に
は、データ部のエラーを減らすようなパラメータを設定
しリトライし、データ同期信号検出出力が無い場合に
は、データ同期信号の検出に効果のあるパラメータを設
定しリトライすることである。このようにすることで、
適切なパラメータの設定が可能であり、より早く確実に
データ再生を行うことが可能となる。
リトライ時のパラメータの変更方法を変えることであ
る。具体的には、データ同期信号検出出力が有る場合に
は、データ部のエラーを減らすようなパラメータを設定
しリトライし、データ同期信号検出出力が無い場合に
は、データ同期信号の検出に効果のあるパラメータを設
定しリトライすることである。このようにすることで、
適切なパラメータの設定が可能であり、より早く確実に
データ再生を行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0020】本発明の第1の実施形態に係るデータ同期
信号検出装置について、図1〜図4を用いて以下説明す
る。
信号検出装置について、図1〜図4を用いて以下説明す
る。
【0021】まず、図1の一部を用いて、本発明の実施
形態のフォーマットについて説明する。図1の11は、
情報を記録する際の記録媒体上でのフォーマットを表
す。ここでは、情報の記録単位である1セクタ分を表
す。各セクタには、それぞれクロック同期を実施するP
LL(Phase Locked Loop)の引き込みのためのPLO
_SYNC31、DATAの開始位置を検出して変調さ
れた符号の復調タイミング信号を得る(=データ同期を
とる)ためのデータ同期信号32、データ同期信号が誤
って検出されるのを防止するためのガード信号33、実
際にデータを記録再生するDATA部(データ信号)3
4、さらに、エラー検出や訂正のためのCRC部ECC
部35がある。各セクタの間には、各種の遅延時間を吸
収するためのパターンであるGAP部36がある。
形態のフォーマットについて説明する。図1の11は、
情報を記録する際の記録媒体上でのフォーマットを表
す。ここでは、情報の記録単位である1セクタ分を表
す。各セクタには、それぞれクロック同期を実施するP
LL(Phase Locked Loop)の引き込みのためのPLO
_SYNC31、DATAの開始位置を検出して変調さ
れた符号の復調タイミング信号を得る(=データ同期を
とる)ためのデータ同期信号32、データ同期信号が誤
って検出されるのを防止するためのガード信号33、実
際にデータを記録再生するDATA部(データ信号)3
4、さらに、エラー検出や訂正のためのCRC部ECC
部35がある。各セクタの間には、各種の遅延時間を吸
収するためのパターンであるGAP部36がある。
【0022】次に図3を用いて、第1の実施形態の構成
について説明する。図3は、データ同期信号検出手段を
含む再生系の構成を説明する図である。図1のフォーマ
ット11のように構成された情報を再生し、再生データ
入力51として等化器41に入力する。等化器41で
は、信号を等化し、等化器出力52として出力する。デ
ータ弁別手段42は、等化器出力52を入力してデータ
弁別を行い、データ弁別出力53として弁別ビット列を
出力する。データ弁別出力53は、直列並列変換手段ま
たは符号復調手段43とデータ同期信号検出手段44に
入力する。データ同期信号検出手段44では、データ同
期信号の検出を行い、データ同期信号検出出力54を出
力する。データ同期信号検出手段44でのデータ同期信
号の検出方法は、従来のような方法をそのまま適用でき
る。
について説明する。図3は、データ同期信号検出手段を
含む再生系の構成を説明する図である。図1のフォーマ
ット11のように構成された情報を再生し、再生データ
入力51として等化器41に入力する。等化器41で
は、信号を等化し、等化器出力52として出力する。デ
ータ弁別手段42は、等化器出力52を入力してデータ
弁別を行い、データ弁別出力53として弁別ビット列を
出力する。データ弁別出力53は、直列並列変換手段ま
たは符号復調手段43とデータ同期信号検出手段44に
入力する。データ同期信号検出手段44では、データ同
期信号の検出を行い、データ同期信号検出出力54を出
力する。データ同期信号検出手段44でのデータ同期信
号の検出方法は、従来のような方法をそのまま適用でき
る。
【0023】データ同期信号検出出力54は、直列並列
変換手段または符号復調手段43にデータ弁別出力53
を並列ビットに変換する際の基になるタイミングあるい
はデータ弁別出力53を符号復調する復調の基になるタ
イミングを与える。遅延手段である遅延器45では、デ
ータ同期信号検出出力54を所定時間遅延させて、デー
タ同期信号検出遅延出力55を出力する。前述の遅延器
45でデータ同期信号検出出力54を遅延させる目的
は、データ同期信号検出出力54が出力されるのが、図
1のデータ同期信号32に対応する信号がデータ弁別手
段42から出力されたときであり、次にデータ弁別手段
42から出力されるのはデータではないガード信号33
であり、データ弁別手段42から真のデータが出力され
てくるまでの遅延時間を吸収することである。従って、
遅延器45の遅延量は、ガード信号33の長さに対応し
たものとなる。
変換手段または符号復調手段43にデータ弁別出力53
を並列ビットに変換する際の基になるタイミングあるい
はデータ弁別出力53を符号復調する復調の基になるタ
イミングを与える。遅延手段である遅延器45では、デ
ータ同期信号検出出力54を所定時間遅延させて、デー
タ同期信号検出遅延出力55を出力する。前述の遅延器
45でデータ同期信号検出出力54を遅延させる目的
は、データ同期信号検出出力54が出力されるのが、図
1のデータ同期信号32に対応する信号がデータ弁別手
段42から出力されたときであり、次にデータ弁別手段
42から出力されるのはデータではないガード信号33
であり、データ弁別手段42から真のデータが出力され
てくるまでの遅延時間を吸収することである。従って、
遅延器45の遅延量は、ガード信号33の長さに対応し
たものとなる。
【0024】データ出力手段としての役割を有する直列
並列変換手段または符号復調手段43では、データ同期
信号検出遅延出力55のタイミングによりデータ弁別出
力53のデータビット列に直列並列変換や符号復調を施
し、再生データ出力56として出力する。
並列変換手段または符号復調手段43では、データ同期
信号検出遅延出力55のタイミングによりデータ弁別出
力53のデータビット列に直列並列変換や符号復調を施
し、再生データ出力56として出力する。
【0025】再び図1に戻り、データ同期信号を検出す
るタイミングについて説明する。データ同期信号32を
より正確に検出するため、データ同期信号32の検出可
能な期間を、例えばイネーブル信号12のように与え
る。通常、再生のための制御信号と記録媒体から再生さ
れる再生信号は、記録媒体を回転させるモーターの回転
変動や制御回路を動作させるクロックの変動等により、
相対的な位置が変動するため、それらの変動を吸収でき
る期間で発生させる。データ同期信号検出エラー率に反
映する部分21は、データ同期信号32のビットパター
ン列を厳選することで可能である。
るタイミングについて説明する。データ同期信号32を
より正確に検出するため、データ同期信号32の検出可
能な期間を、例えばイネーブル信号12のように与え
る。通常、再生のための制御信号と記録媒体から再生さ
れる再生信号は、記録媒体を回転させるモーターの回転
変動や制御回路を動作させるクロックの変動等により、
相対的な位置が変動するため、それらの変動を吸収でき
る期間で発生させる。データ同期信号検出エラー率に反
映する部分21は、データ同期信号32のビットパター
ン列を厳選することで可能である。
【0026】この部分は、PLO_SYNC31とデー
タ同期信号32であるので、考慮することが出来た。ま
た、本発明のようにガード信号33をデータ同期信号3
2の後に続けて配置することで、データ同期信号検出エ
ラー率に反映しない部分22でもデータ同期信号32と
ガード信号33とで発生する誤りについて、データ同期
信号検出誤りを起こさないようにするために、データ同
期信号32のビットパターン列を厳選することは、デー
タ同期信号32の前側と同様に可能である。
タ同期信号32であるので、考慮することが出来た。ま
た、本発明のようにガード信号33をデータ同期信号3
2の後に続けて配置することで、データ同期信号検出エ
ラー率に反映しない部分22でもデータ同期信号32と
ガード信号33とで発生する誤りについて、データ同期
信号検出誤りを起こさないようにするために、データ同
期信号32のビットパターン列を厳選することは、デー
タ同期信号32の前側と同様に可能である。
【0027】これにより、データ同期信号検出エラー率
に反映しない部分22でのデータ同期信号検出出力54
の誤り検出を減少させることが出来る。従って、データ
同期信号検出出力54がデータ同期信号検出出力信号1
7のように、データ同期信号誤検出パルス18を発生さ
せることは非常に稀になる。また、データ同期信号32
とガード信号33とで発生する誤りについて、データ同
期信号検出誤りを起こさないようにするために、ガード
信号33をPLO_SYNC31と同じビットパターン
列にすることも可能である。
に反映しない部分22でのデータ同期信号検出出力54
の誤り検出を減少させることが出来る。従って、データ
同期信号検出出力54がデータ同期信号検出出力信号1
7のように、データ同期信号誤検出パルス18を発生さ
せることは非常に稀になる。また、データ同期信号32
とガード信号33とで発生する誤りについて、データ同
期信号検出誤りを起こさないようにするために、ガード
信号33をPLO_SYNC31と同じビットパターン
列にすることも可能である。
【0028】次に図2を用いて、ガード信号33の必要
な長さについて説明する。フォーマット11は、図1と
同様である。データ同期信号検出出力信号16は、デー
タ同期信号検出出力54が正しく検出されたタイミング
を表す。イネーブル信号13は、再生のための制御信号
(イネーブル信号13を含む)と記録媒体から再生され
る再生信号の相対的な位置が変動し、制御信号が相対的
に最も早く発生することが可能な状態を表している。イ
ネーブル信号13の期間の殆どがデータ同期信号検出エ
ラー率に反映する部分21に重なり、正規のデータ同期
信号検出位置の後では誤って検出されることはない。
な長さについて説明する。フォーマット11は、図1と
同様である。データ同期信号検出出力信号16は、デー
タ同期信号検出出力54が正しく検出されたタイミング
を表す。イネーブル信号13は、再生のための制御信号
(イネーブル信号13を含む)と記録媒体から再生され
る再生信号の相対的な位置が変動し、制御信号が相対的
に最も早く発生することが可能な状態を表している。イ
ネーブル信号13の期間の殆どがデータ同期信号検出エ
ラー率に反映する部分21に重なり、正規のデータ同期
信号検出位置の後では誤って検出されることはない。
【0029】また、イネーブル信号14は、逆に再生の
ための制御信号(イネーブル信号14を含む)と記録媒
体から再生される再生信号の相対的な位置が変動し、制
御信号が相対的に最も遅く発生することが可能な状態を
表している。イネーブル信号14の期間の殆どがデータ
同期信号検出エラー率に反映しない部分22に重なり、
正規のデータ同期信号検出位置の後で誤って検出される
場合を考慮しなければならない。
ための制御信号(イネーブル信号14を含む)と記録媒
体から再生される再生信号の相対的な位置が変動し、制
御信号が相対的に最も遅く発生することが可能な状態を
表している。イネーブル信号14の期間の殆どがデータ
同期信号検出エラー率に反映しない部分22に重なり、
正規のデータ同期信号検出位置の後で誤って検出される
場合を考慮しなければならない。
【0030】従って、この状態でも正規のデータ同期信
号検出位置の後で誤って検出されないような長さのガー
ド信号33が必要であり、イネーブル信号が“H”にな
っている時間に相当することがわかる。但し、ガード信
号33は、イネーブル信号が“H”になっている時間よ
りも幾らか短くすることは可能である。これは、データ
同期信号32のパターン長やデータ同期信号32の検出
条件、制御信号が相対的に最も遅く発生する確率が低い
ことなどを考慮することで可能である。
号検出位置の後で誤って検出されないような長さのガー
ド信号33が必要であり、イネーブル信号が“H”にな
っている時間に相当することがわかる。但し、ガード信
号33は、イネーブル信号が“H”になっている時間よ
りも幾らか短くすることは可能である。これは、データ
同期信号32のパターン長やデータ同期信号32の検出
条件、制御信号が相対的に最も遅く発生する確率が低い
ことなどを考慮することで可能である。
【0031】次に、図4を用いて、図1の構成の各部の
信号について説明する。再生動作をするためのRG50
が”H”になると、再生動作を開始し、データ弁別手段
42からはデータ弁別出力53が出力される。時間とと
もにPLO_SYNC31、データ同期信号32、ガー
ド信号33、DATA部34に対応する部分が出力され
る。データ弁別出力53がデータ同期信号32に対応す
る部分を出力し、データ同期信号検出手段44でイネー
ブル信号58が”H”の間にデータ同期信号32を検出
すれば、データ同期信号検出出力54が出力される。遅
延器45では、ガード信号33に対応する時間分の遅延
57の後、データ同期信号検出遅延出力55が出力され
る。データ同期信号検出遅延出力55によって、直列並
列変換手段または符号復調手段43からDATA部34
に対応する信号が出力される。
信号について説明する。再生動作をするためのRG50
が”H”になると、再生動作を開始し、データ弁別手段
42からはデータ弁別出力53が出力される。時間とと
もにPLO_SYNC31、データ同期信号32、ガー
ド信号33、DATA部34に対応する部分が出力され
る。データ弁別出力53がデータ同期信号32に対応す
る部分を出力し、データ同期信号検出手段44でイネー
ブル信号58が”H”の間にデータ同期信号32を検出
すれば、データ同期信号検出出力54が出力される。遅
延器45では、ガード信号33に対応する時間分の遅延
57の後、データ同期信号検出遅延出力55が出力され
る。データ同期信号検出遅延出力55によって、直列並
列変換手段または符号復調手段43からDATA部34
に対応する信号が出力される。
【0032】本発明の第2の実施形態に係る情報を記録
する記録系の構成について、図5を用いて以下説明す
る。
する記録系の構成について、図5を用いて以下説明す
る。
【0033】まず、DATA部34に対応する信号が記
録データ入力71として、符号変調器61に入力され、
記録する情報が符号変調され、変調記録データ72とし
て出力される。変調記録データ72、PLO_SYNC
パターン73、SYNC_BYTEパターン74、ガー
ドパターン75が信号選択手段62に入力され、制御回
路63からの制御信号76により、図1のフォーマット
11のように各信号が選択されて、信号選択手段62か
ら選択出力77が出力される。P/S変換器64では、
選択出力77のデータをシリアルビット列のデータに変
換し、シリアルデータ78を出力する。シリアルデータ
78は、記録補正回路65で記録補正がなされ、記録デ
ータ出力79として出力され、情報記録媒体に書き込ま
れることになる。
録データ入力71として、符号変調器61に入力され、
記録する情報が符号変調され、変調記録データ72とし
て出力される。変調記録データ72、PLO_SYNC
パターン73、SYNC_BYTEパターン74、ガー
ドパターン75が信号選択手段62に入力され、制御回
路63からの制御信号76により、図1のフォーマット
11のように各信号が選択されて、信号選択手段62か
ら選択出力77が出力される。P/S変換器64では、
選択出力77のデータをシリアルビット列のデータに変
換し、シリアルデータ78を出力する。シリアルデータ
78は、記録補正回路65で記録補正がなされ、記録デ
ータ出力79として出力され、情報記録媒体に書き込ま
れることになる。
【0034】ここでは、変調記録データ72、PLO_
SYNCパターン73、SYNC_BYTEパターン7
4、ガードパターン75が一つの信号選択手段62に入
力される構成であるが、記録データ出力79として出力
される間の何れかで、当該の信号が記録データとして選
択されれば良いので、他の構成も多数ある。例えば、P
LO_SYNCパターン73、SYNC_BYTEパタ
ーン74を符号変調器61の前で入力する構成も可能で
あり、PLO_SYNCパターン73をシリアルデータ
列として、P/S変換器64の後で入力する構成も可能
である。また、PLO_SYNCパターン73とガード
パターン75を同じパターンにしても良い。
SYNCパターン73、SYNC_BYTEパターン7
4、ガードパターン75が一つの信号選択手段62に入
力される構成であるが、記録データ出力79として出力
される間の何れかで、当該の信号が記録データとして選
択されれば良いので、他の構成も多数ある。例えば、P
LO_SYNCパターン73、SYNC_BYTEパタ
ーン74を符号変調器61の前で入力する構成も可能で
あり、PLO_SYNCパターン73をシリアルデータ
列として、P/S変換器64の後で入力する構成も可能
である。また、PLO_SYNCパターン73とガード
パターン75を同じパターンにしても良い。
【0035】図6は、本発明の第3の実施形態であり、
データ読み出しのフローチャートを表している。
データ読み出しのフローチャートを表している。
【0036】通常のエラーのない場合のデータ読み出し
処理は、110から開始され、111でデータ読み出し
の準備をする。ここでは、例えば、データを読み出すた
めのパラメータの設定、当該データセクタヘのシーク等
が行われる。準備が完了したら、112でデータを読み
出す。このとき、データ同期信号の検出も行われる。デ
ータ同期信号検出が出来たかどうかを、113で判定す
る。113でデータ同期信号検出が出来た場合には、更
にデータが正しく読み出せたかどうかを、114で判定
する。訂正可能なエラーも含め、正しく読めた場合に
は、115で読み出したデータを上位装置へ転送し、1
24で終了する。
処理は、110から開始され、111でデータ読み出し
の準備をする。ここでは、例えば、データを読み出すた
めのパラメータの設定、当該データセクタヘのシーク等
が行われる。準備が完了したら、112でデータを読み
出す。このとき、データ同期信号の検出も行われる。デ
ータ同期信号検出が出来たかどうかを、113で判定す
る。113でデータ同期信号検出が出来た場合には、更
にデータが正しく読み出せたかどうかを、114で判定
する。訂正可能なエラーも含め、正しく読めた場合に
は、115で読み出したデータを上位装置へ転送し、1
24で終了する。
【0037】また、113で判定した結果、データ同期
信号検出が出来なかった場合には、もう一度データを読
み出すためのリトライシーケンスの方に入る。116で
リトライ回数をカウントし、117でリトライ回数カウ
ント値を判定し、それが制限回数以内であれば、118
でリトライ回数に応じたデータ同期信号の検出方法のパ
ラメータを変更する。具体的には、パターン照合のしき
い値とか照合するパターンを選択するといったことであ
る。このようにしてパラメータを変更し、再び112で
データを読み出すことを繰り返し、113でデータ同期
信号検出が出来た場合には、114でデータが正しく読
み出せたか判定する。
信号検出が出来なかった場合には、もう一度データを読
み出すためのリトライシーケンスの方に入る。116で
リトライ回数をカウントし、117でリトライ回数カウ
ント値を判定し、それが制限回数以内であれば、118
でリトライ回数に応じたデータ同期信号の検出方法のパ
ラメータを変更する。具体的には、パターン照合のしき
い値とか照合するパターンを選択するといったことであ
る。このようにしてパラメータを変更し、再び112で
データを読み出すことを繰り返し、113でデータ同期
信号検出が出来た場合には、114でデータが正しく読
み出せたか判定する。
【0038】114で、データに誤りが有りデータが正
しく読めなかった場合には、もう一度データを読み出す
ためのリトライシーケンスの方に入る。120でリトラ
イ回数をカウントし、121でリトライ回数カウント値
を判定し、それが制限回数以内であれば、122でリト
ライ回数に応じたデータ再生のためのパラメータを変更
する。具体的には、フィルタの係数であるとか、オフト
ラックさせて再生するというようなことである。このよ
うにしてパラメータを変更し、再び112でデータを読
み出すことを繰り返す。このようにして、正しいデータ
が読めた場合には、114から115へ進み、115で
データを上位装置へ転送し、124で終了する。
しく読めなかった場合には、もう一度データを読み出す
ためのリトライシーケンスの方に入る。120でリトラ
イ回数をカウントし、121でリトライ回数カウント値
を判定し、それが制限回数以内であれば、122でリト
ライ回数に応じたデータ再生のためのパラメータを変更
する。具体的には、フィルタの係数であるとか、オフト
ラックさせて再生するというようなことである。このよ
うにしてパラメータを変更し、再び112でデータを読
み出すことを繰り返す。このようにして、正しいデータ
が読めた場合には、114から115へ進み、115で
データを上位装置へ転送し、124で終了する。
【0039】117でリトライを繰り返してもデータ同
期検出が出来ずにリトライ回数の制限回数を超える場合
には、119でデータの読み出し不可であることを上位
装置へ報告し、124で終了する。同様に121でリト
ライを繰り返しても正しいデータが得られずにリトライ
回数の制限回数を超える場合には、123でデータの読
み出し不可であることを上位装置へ報告し、124で終
了する。
期検出が出来ずにリトライ回数の制限回数を超える場合
には、119でデータの読み出し不可であることを上位
装置へ報告し、124で終了する。同様に121でリト
ライを繰り返しても正しいデータが得られずにリトライ
回数の制限回数を超える場合には、123でデータの読
み出し不可であることを上位装置へ報告し、124で終
了する。
【0040】119と121のデータの読み出し不可の
報告は、1つにまとめることも可能である。また、リト
ライ回数は、116と120で別々にカウントしても良
いし、同じカウンタでカウントしても良い。更に、リト
ライの制限回数は、117と121で異なる値としても
良いし、同じ値でも良い。
報告は、1つにまとめることも可能である。また、リト
ライ回数は、116と120で別々にカウントしても良
いし、同じカウンタでカウントしても良い。更に、リト
ライの制限回数は、117と121で異なる値としても
良いし、同じ値でも良い。
【0041】本発明の第4の実施形態として、USP
5,844,920に開示されたデータ同期パターンが
複数有るようなデータフォーマットの形式にも対応可能
である。本発明をそれらの記録媒体に対して記録再生す
る場合のフォーマット形式に適用した一例を図7に示
す。
5,844,920に開示されたデータ同期パターンが
複数有るようなデータフォーマットの形式にも対応可能
である。本発明をそれらの記録媒体に対して記録再生す
る場合のフォーマット形式に適用した一例を図7に示
す。
【0042】図7(A)は、データ同期信号が2カ所に
配置される場合である。PLO_SYNC31、データ
同期信号32、ガード信号33、第1のDATA部10
1、第2のPLO_SYNC103、第2のデータ同期
信号104、第2のガード信号105、第2のDATA
部102、CRC部ECC部35、GAP36がある。
2つのデータ同期信号には、それぞれガード信号が続い
て配置されている。
配置される場合である。PLO_SYNC31、データ
同期信号32、ガード信号33、第1のDATA部10
1、第2のPLO_SYNC103、第2のデータ同期
信号104、第2のガード信号105、第2のDATA
部102、CRC部ECC部35、GAP36がある。
2つのデータ同期信号には、それぞれガード信号が続い
て配置されている。
【0043】図7(B)は、図7(A)の例に於いて、
第2のPLO_SYNC103を含まない場合である。
PLO_SYNC31、データ同期信号32、ガード信
号33、第1のDATA部101、第2のデータ同期信
号104の前後に第3のガード信号106、第2のガー
ド信号105を配置し、第2のDATA部102、CR
C部ECC部35、GAP36がある。第2のデータ同
期信号104には、第2のデータ同期信号104の前に
も第1のDATA部101でのデータ同期信号の誤検出
を防止するための第3のガード信号106が必要にな
る。
第2のPLO_SYNC103を含まない場合である。
PLO_SYNC31、データ同期信号32、ガード信
号33、第1のDATA部101、第2のデータ同期信
号104の前後に第3のガード信号106、第2のガー
ド信号105を配置し、第2のDATA部102、CR
C部ECC部35、GAP36がある。第2のデータ同
期信号104には、第2のデータ同期信号104の前に
も第1のDATA部101でのデータ同期信号の誤検出
を防止するための第3のガード信号106が必要にな
る。
【0044】図7(C)は、図7(A)の例に於いて、
第1のDATA部101を含まない場合である。PLO
_SYNC31、データ同期信号32、第2のPLO_
SYNC103、第2のデータ同期信号104、第2の
ガード信号105、DATA部34、CRC部ECC部
35、GAP36がある。第2のデータ同期信号104
の後にガード信号105が必要になる。
第1のDATA部101を含まない場合である。PLO
_SYNC31、データ同期信号32、第2のPLO_
SYNC103、第2のデータ同期信号104、第2の
ガード信号105、DATA部34、CRC部ECC部
35、GAP36がある。第2のデータ同期信号104
の後にガード信号105が必要になる。
【0045】図7(D)は、データ同期信号が2カ所に
配置される場合であるが、1つがCRC部ECC部35
の後に配置される例である。PLO_SYNC31、デ
ータ同期信号32、ガード信号33、DATA部34、
CRC部ECC部35、第2データ同期信号107、第
2のガード信号108、GAP36がある。ここで、G
AP36にはPLO_SYNCと同じパターンのデータ
が書かれるとする。このようにすることで、第2のデー
タ同期信号107は、GAP36側からデータ弁別され
た場合にもデータ同期信号の誤検出を防止することが可
能となる。
配置される場合であるが、1つがCRC部ECC部35
の後に配置される例である。PLO_SYNC31、デ
ータ同期信号32、ガード信号33、DATA部34、
CRC部ECC部35、第2データ同期信号107、第
2のガード信号108、GAP36がある。ここで、G
AP36にはPLO_SYNCと同じパターンのデータ
が書かれるとする。このようにすることで、第2のデー
タ同期信号107は、GAP36側からデータ弁別され
た場合にもデータ同期信号の誤検出を防止することが可
能となる。
【0046】また、これ以外にもここで例挙したものの
組み合わせ、データ同期信号の配置する場所の数をさら
に多くしたものも可能である。さらに、サーボ領域によ
ってデータセクタが分離するスプリットセクタ方式のフ
ォーマットにそれらを適用した構成も可能である。
組み合わせ、データ同期信号の配置する場所の数をさら
に多くしたものも可能である。さらに、サーボ領域によ
ってデータセクタが分離するスプリットセクタ方式のフ
ォーマットにそれらを適用した構成も可能である。
【0047】本発明の第5の実施形態について、図8〜
図11を使用して、その動作について説明する。この実
施形態は、データ同期信号が2カ所に設けられた例であ
り、第4の実施形態で列挙したフォーマットの内、図7
(B)に対応するフォーマットを使用したものである。
図11を使用して、その動作について説明する。この実
施形態は、データ同期信号が2カ所に設けられた例であ
り、第4の実施形態で列挙したフォーマットの内、図7
(B)に対応するフォーマットを使用したものである。
【0048】図8は、第5の実施形態の構成についての
データ同期信号検出手段を含む再生系の構成を説明する
図である。図7(B)のように構成されたフォーマット
の情報を再生し、再生データ入力151として等化器1
41に入力する。等化器141では、信号を等化し、等
化器出力152として出力する。データ弁別手段142
は、等化器出力152を入力してデータ弁別を行い、デ
ータ弁別出力153として出力する。データ弁別出力1
53は、データ同期信号検出手段143とデータ遅延器
144とデータセレクタ145とに入力する。
データ同期信号検出手段を含む再生系の構成を説明する
図である。図7(B)のように構成されたフォーマット
の情報を再生し、再生データ入力151として等化器1
41に入力する。等化器141では、信号を等化し、等
化器出力152として出力する。データ弁別手段142
は、等化器出力152を入力してデータ弁別を行い、デ
ータ弁別出力153として出力する。データ弁別出力1
53は、データ同期信号検出手段143とデータ遅延器
144とデータセレクタ145とに入力する。
【0049】データ同期信号検出手段143では、イネ
ーブル信号154が”H”の期間で第1のデータ同期信
号32と第2のデータ同期信号104についてデータ同
期信号の検出を行い、第1のデータ同期信号検出出力1
55、第2のデータ同期信号検出出力159を出力す
る。データ同期信号検出手段143でのデータ同期信号
の検出方法は、従来のような方法をそのまま適用するこ
とができる。また、それぞれ検出できなかった場合に
は、第1のデータ同期信号未検出出力157、第2のデ
ータ同期信号未検出出力161を出力する。第1のデー
タ同期信号検出出力155は、遅延器146に入力さ
れ、所定時間だけ遅延されて、第1のデータ同期信号検
出遅延出力156を出力する。
ーブル信号154が”H”の期間で第1のデータ同期信
号32と第2のデータ同期信号104についてデータ同
期信号の検出を行い、第1のデータ同期信号検出出力1
55、第2のデータ同期信号検出出力159を出力す
る。データ同期信号検出手段143でのデータ同期信号
の検出方法は、従来のような方法をそのまま適用するこ
とができる。また、それぞれ検出できなかった場合に
は、第1のデータ同期信号未検出出力157、第2のデ
ータ同期信号未検出出力161を出力する。第1のデー
タ同期信号検出出力155は、遅延器146に入力さ
れ、所定時間だけ遅延されて、第1のデータ同期信号検
出遅延出力156を出力する。
【0050】第1のデータ同期信号未検出出力157
は、遅延器147に入力され、所定時間だけ遅延され
て、第1のデータ同期信号未検出遅延出力158を出力
する。第2のデータ同期信号検出出力159は、遅延器
148に入力され、所定時間だけ遅延されて、第2のデ
ータ同期信号検出遅延出力160を出力する。第1のデ
ータ同期信号検出遅延出力156、第1のデータ同期信
号未検出遅延出力158、第2のデータ同期信号検出遅
延出力160、第2のデータ同期信号未検出出力161
は、制御回路149に入力される。
は、遅延器147に入力され、所定時間だけ遅延され
て、第1のデータ同期信号未検出遅延出力158を出力
する。第2のデータ同期信号検出出力159は、遅延器
148に入力され、所定時間だけ遅延されて、第2のデ
ータ同期信号検出遅延出力160を出力する。第1のデ
ータ同期信号検出遅延出力156、第1のデータ同期信
号未検出遅延出力158、第2のデータ同期信号検出遅
延出力160、第2のデータ同期信号未検出出力161
は、制御回路149に入力される。
【0051】制御回路149は、入力される信号を基
に、データセレクタや、直列並列変換手段または符号復
調手段150で並列ビットに変換する際の基になるタイ
ミングあるいは符号復調する復調の基になるタイミング
を与える制御信号163を出力する。データ遅延器14
4は、入力されたデータ弁別出力153を所定時間遅延
させて、データ弁別遅延出力165を出力する。データ
セレクタ145は、データ弁別出力153、データ弁別
遅延出力165、補充データ164を入力し、制御信号
162によって、選択されたデータをデータ選択出力1
66を出力する。
に、データセレクタや、直列並列変換手段または符号復
調手段150で並列ビットに変換する際の基になるタイ
ミングあるいは符号復調する復調の基になるタイミング
を与える制御信号163を出力する。データ遅延器14
4は、入力されたデータ弁別出力153を所定時間遅延
させて、データ弁別遅延出力165を出力する。データ
セレクタ145は、データ弁別出力153、データ弁別
遅延出力165、補充データ164を入力し、制御信号
162によって、選択されたデータをデータ選択出力1
66を出力する。
【0052】直列並列変換手段または符号復調手段15
0は、データ選択出力166を入力し、制御信号163
によって、データの直列並列変換やデータ復調等を実施
し、再生データ出力167として出力する。
0は、データ選択出力166を入力し、制御信号163
によって、データの直列並列変換やデータ復調等を実施
し、再生データ出力167として出力する。
【0053】図9は、第5の実施形態において、第1の
データ同期信号32を検出した場合の例を説明する図で
ある。まず、再生動作をするためのRG170が”H”
になると、再生動作を開始し、データ弁別手段からデー
タ弁別出力153が出力される。データ弁別出力153
には、時間とともにPLO_SYNC31、第1のデー
タ同期信号32、第1のガード信号33、第1のDAT
A部101、第2のガード信号106、第2のデータ同
期信号104、第3のガード信号105、そして第2の
DATA部102に対応する部分が出力されてくる。
データ同期信号32を検出した場合の例を説明する図で
ある。まず、再生動作をするためのRG170が”H”
になると、再生動作を開始し、データ弁別手段からデー
タ弁別出力153が出力される。データ弁別出力153
には、時間とともにPLO_SYNC31、第1のデー
タ同期信号32、第1のガード信号33、第1のDAT
A部101、第2のガード信号106、第2のデータ同
期信号104、第3のガード信号105、そして第2の
DATA部102に対応する部分が出力されてくる。
【0054】データ弁別出力153において、データ同
期信号32に対応する部分が出力され、データ同期信号
検出手段143でイネーブル信号154が”H”の間に
第1のデータ同期信号32を検出すれば、第1のデータ
同期信号検出出力155が出力される。それを遅延器1
46で所定時間遅延させる。遅延量171は、第1のガ
ード信号33、第2のガード信号106、第3のガード
信号105、第2のデータ同期信号104の部分の長さ
に対応する。こうして遅延器146から、第1のデータ
同期信号検出遅延出力156が出力される。第1のデー
タ同期信号検出遅延出力156を基に制御回路149で
データセレクタ154の制御信号162を生成し、デー
タ弁別遅延出力165を選択し、データ選択出力166
を出力する。
期信号32に対応する部分が出力され、データ同期信号
検出手段143でイネーブル信号154が”H”の間に
第1のデータ同期信号32を検出すれば、第1のデータ
同期信号検出出力155が出力される。それを遅延器1
46で所定時間遅延させる。遅延量171は、第1のガ
ード信号33、第2のガード信号106、第3のガード
信号105、第2のデータ同期信号104の部分の長さ
に対応する。こうして遅延器146から、第1のデータ
同期信号検出遅延出力156が出力される。第1のデー
タ同期信号検出遅延出力156を基に制御回路149で
データセレクタ154の制御信号162を生成し、デー
タ弁別遅延出力165を選択し、データ選択出力166
を出力する。
【0055】データ弁別遅延出力165は、データ弁別
出力153をデータ遅延器144で所定時間遅延させ
る。遅延量174は、第2のガード信号106、第3の
ガード信号105、第2のデータ同期信号104の部分
の長さに対応する。また、制御回路149では、第1の
データ同期信号検出遅延出力156を基に直列並列変換
手段または符号復調手段150の制御信号163も生成
する。
出力153をデータ遅延器144で所定時間遅延させ
る。遅延量174は、第2のガード信号106、第3の
ガード信号105、第2のデータ同期信号104の部分
の長さに対応する。また、制御回路149では、第1の
データ同期信号検出遅延出力156を基に直列並列変換
手段または符号復調手段150の制御信号163も生成
する。
【0056】直列並列変換手段または符号復調手段15
0は、制御信号163により、データ選択出力166を
直列並列変換するかまたは符号復調をし、再生データ出
力167として、データ同期信号32に対応するデー
タ、第1のDATA部101に対応するデータを出力す
る。制御回路149では、第1のDATA部101に対
応する長さ分のデータを処理すると、制御信号162に
よりデータセレクタ154を切り替えて、データ弁別出
力153をデータ選択出力166から出力する。
0は、制御信号163により、データ選択出力166を
直列並列変換するかまたは符号復調をし、再生データ出
力167として、データ同期信号32に対応するデー
タ、第1のDATA部101に対応するデータを出力す
る。制御回路149では、第1のDATA部101に対
応する長さ分のデータを処理すると、制御信号162に
よりデータセレクタ154を切り替えて、データ弁別出
力153をデータ選択出力166から出力する。
【0057】これは、第2のDATA部102に対応す
る部分である。このようにして、第1のDATA部10
1と第2のDATA部102とに対応するデータが続け
て再生データ出力167として出力される。前述のデー
タ遅延器144、遅延器146で遅延させる目的は、第
1のDATA部101と第2のDATA部102とを続
けて出力させるためのものである。
る部分である。このようにして、第1のDATA部10
1と第2のDATA部102とに対応するデータが続け
て再生データ出力167として出力される。前述のデー
タ遅延器144、遅延器146で遅延させる目的は、第
1のDATA部101と第2のDATA部102とを続
けて出力させるためのものである。
【0058】図10は、第5の実施形態において、第1
のデータ同期信号32が検出できず、第2のデータ同期
信号104を検出した場合の例を説明する図である。図
9と同様に、再生動作をするためのRG170が”H”
になると、再生動作を開始し、データ弁別手段からデー
タ弁別出力153が出力される。データ弁別出力153
には、時間とともにPLO_SYNC31、第1のデー
タ同期信号32、第1のガード信号33、第1のDAT
A部101、第2のガード信号106、第2のデータ同
期信号104、第3のガード信号105、そして第2の
DATA部102に対応する部分が出力されてくる。
のデータ同期信号32が検出できず、第2のデータ同期
信号104を検出した場合の例を説明する図である。図
9と同様に、再生動作をするためのRG170が”H”
になると、再生動作を開始し、データ弁別手段からデー
タ弁別出力153が出力される。データ弁別出力153
には、時間とともにPLO_SYNC31、第1のデー
タ同期信号32、第1のガード信号33、第1のDAT
A部101、第2のガード信号106、第2のデータ同
期信号104、第3のガード信号105、そして第2の
DATA部102に対応する部分が出力されてくる。
【0059】データ弁別出力153において、データ同
期信号32に対応する部分が出力されたが、データ同期
信号検出手段143でイネーブル信号154が”H”の
間に第1のデータ同期信号32を検出することが出来
ず、イネーブル信号154が”L”になり、第1のデー
タ同期信号検出出力155が出力されずに、第1のデー
タ同期信号未検出出力157が出力される。第1のデー
タ同期信号未検出出力157は、遅延器147で所定時
間遅延させる。遅延量172は、第2のガード信号10
6、第3のガード信号105、第2のデータ同期信号1
04の部分の長さに対応する。
期信号32に対応する部分が出力されたが、データ同期
信号検出手段143でイネーブル信号154が”H”の
間に第1のデータ同期信号32を検出することが出来
ず、イネーブル信号154が”L”になり、第1のデー
タ同期信号検出出力155が出力されずに、第1のデー
タ同期信号未検出出力157が出力される。第1のデー
タ同期信号未検出出力157は、遅延器147で所定時
間遅延させる。遅延量172は、第2のガード信号10
6、第3のガード信号105、第2のデータ同期信号1
04の部分の長さに対応する。
【0060】こうして遅延器147から、第1のデータ
同期信号未検出遅延出力158が出力される。第1のデ
ータ同期信号未検出遅延出力158を基に制御回路14
9でデータセレクタ154の制御信号162を生成し、
補充データ164を選択し、データ選択出力166を出
力する。ここでは、第1のデータ同期信号32が検出で
きなかったので、第1のDATA部101に対応するデ
ータを再生することが出来ないので、その分のデータを
任意の値の補充データ164として選択する。
同期信号未検出遅延出力158が出力される。第1のデ
ータ同期信号未検出遅延出力158を基に制御回路14
9でデータセレクタ154の制御信号162を生成し、
補充データ164を選択し、データ選択出力166を出
力する。ここでは、第1のデータ同期信号32が検出で
きなかったので、第1のDATA部101に対応するデ
ータを再生することが出来ないので、その分のデータを
任意の値の補充データ164として選択する。
【0061】また、制御回路149では、第1のデータ
同期信号未検出遅延出力158を基に直列並列変換手段
または符号復調手段150の制御信号163も生成す
る。直列並列変換手段または符号復調手段150は、制
御信号163により、データ選択出力166を直列並列
変換するかまたは符号復調をし、再生データ出力167
として、先頭にデータ同期信号109を挿入し、補充デ
ータ164に対応するデータを出力する。制御回路14
9では、第1のDATA部101に対応する長さ分の補
充データ164を処理すると、制御信号162によりデ
ータセレクタ154をオフにする。
同期信号未検出遅延出力158を基に直列並列変換手段
または符号復調手段150の制御信号163も生成す
る。直列並列変換手段または符号復調手段150は、制
御信号163により、データ選択出力166を直列並列
変換するかまたは符号復調をし、再生データ出力167
として、先頭にデータ同期信号109を挿入し、補充デ
ータ164に対応するデータを出力する。制御回路14
9では、第1のDATA部101に対応する長さ分の補
充データ164を処理すると、制御信号162によりデ
ータセレクタ154をオフにする。
【0062】補充データ164に対する処理をしなが
ら、データ弁別出力153において、第2のデータ同期
信号104に対応する部分が出力され、データ同期信号
検出手段143でイネーブル信号154が”H”の間に
第2のデータ同期信号104を検出すれば、第2のデー
タ同期信号検出出力159が出力される。それを遅延器
148で所定時間遅延させる。遅延量173は、第3の
ガード信号105、第2のデータ同期信号104の部分
の長さに対応する。こうして遅延器148から、第2の
データ同期信号検出遅延出力160が出力される。
ら、データ弁別出力153において、第2のデータ同期
信号104に対応する部分が出力され、データ同期信号
検出手段143でイネーブル信号154が”H”の間に
第2のデータ同期信号104を検出すれば、第2のデー
タ同期信号検出出力159が出力される。それを遅延器
148で所定時間遅延させる。遅延量173は、第3の
ガード信号105、第2のデータ同期信号104の部分
の長さに対応する。こうして遅延器148から、第2の
データ同期信号検出遅延出力160が出力される。
【0063】第2のデータ同期信号検出遅延出力160
を基に制御回路149でデータセレクタ154の制御信
号162を生成し、データセレクタ154ではデータ弁
別出力153を選択し、データ選択出力166を出力す
る。このとき、既に補充データ164に対する処理は終
了している。また、制御回路149では、第2のデータ
同期信号検出遅延出力160を基に直列並列変換手段ま
たは符号復調手段150の制御信号163も生成する。
を基に制御回路149でデータセレクタ154の制御信
号162を生成し、データセレクタ154ではデータ弁
別出力153を選択し、データ選択出力166を出力す
る。このとき、既に補充データ164に対する処理は終
了している。また、制御回路149では、第2のデータ
同期信号検出遅延出力160を基に直列並列変換手段ま
たは符号復調手段150の制御信号163も生成する。
【0064】直列並列変換手段または符号復調手段15
0は、制御信号163により、データ選択出力166を
直列並列変換するかまたは符号復調をし、再生データ出
力167として、第2のDATA部102に対応するデ
ータを出力する。
0は、制御信号163により、データ選択出力166を
直列並列変換するかまたは符号復調をし、再生データ出
力167として、第2のDATA部102に対応するデ
ータを出力する。
【0065】図11は、第5の実施形態において、第1
のデータ同期信号32が検出できず、第2のデータ同期
信号104も検出できなかった場合の例を説明する図で
ある。前半の第1のDATA部101に対応する長さ分
の補充データ164を処理し、制御信号162によりデ
ータセレクタ154をオフにする箇所までは同じである
ので省略し、そこからの続きで、説明する。
のデータ同期信号32が検出できず、第2のデータ同期
信号104も検出できなかった場合の例を説明する図で
ある。前半の第1のDATA部101に対応する長さ分
の補充データ164を処理し、制御信号162によりデ
ータセレクタ154をオフにする箇所までは同じである
ので省略し、そこからの続きで、説明する。
【0066】補充データ164に対する処理をしなが
ら、データ弁別出力153において、第2のデータ同期
信号104に対応する部分が出力されたが、データ同期
信号検出手段143でイネーブル信号154が”H”の
間に第2のデータ同期信号104を検出することが出来
ず、イネーブル信号154が”L”になり、第2のデー
タ同期信号検出出力159も出力されずに、第2のデー
タ同期信号未検出出力161が出力される。第2のデー
タ同期信号未検出出力161は、遅延させる必要がな
い。制御回路149では、データセレクタ154の制御
信号162及び直列並列変換手段または符号復調手段1
50の制御信号163を生成しない。第2のデータ同期
信号未検出出力161により、RG170を”L”に
し、再生動作を終了させる。このとき、まだ補充データ
164に対する処理をしている可能性もある。
ら、データ弁別出力153において、第2のデータ同期
信号104に対応する部分が出力されたが、データ同期
信号検出手段143でイネーブル信号154が”H”の
間に第2のデータ同期信号104を検出することが出来
ず、イネーブル信号154が”L”になり、第2のデー
タ同期信号検出出力159も出力されずに、第2のデー
タ同期信号未検出出力161が出力される。第2のデー
タ同期信号未検出出力161は、遅延させる必要がな
い。制御回路149では、データセレクタ154の制御
信号162及び直列並列変換手段または符号復調手段1
50の制御信号163を生成しない。第2のデータ同期
信号未検出出力161により、RG170を”L”に
し、再生動作を終了させる。このとき、まだ補充データ
164に対する処理をしている可能性もある。
【0067】この第5の実施形態について、データセレ
クタの入力側で、直列データを並列データに変換するよ
うに構成しても良い。また、補充データは、直列並列変
換手段または符号復調手段150の後で、選択するよう
に構成しても良い。
クタの入力側で、直列データを並列データに変換するよ
うに構成しても良い。また、補充データは、直列並列変
換手段または符号復調手段150の後で、選択するよう
に構成しても良い。
【0068】さらに、図7(A)の場合も、第2のデー
タ同期信号104の前の第2のガード信号106がPL
O_SYNC103になっているだけの違いであり、本
質的には本実施形態と同じである。
タ同期信号104の前の第2のガード信号106がPL
O_SYNC103になっているだけの違いであり、本
質的には本実施形態と同じである。
【0069】図7(C)の場合は、第1のデータ同期信
号32と第2のデータ同期信号104の間がPLO_S
YNC103であり、第1のデータ同期信号32に対す
る第1のデータ同期信号検出出力の遅延量と第2のデー
タ同期信号104に対する第2のデータ同期信号検出出
力の遅延量とにPLO_SYNC103に対応する分の
差を設けることで、容易に実現可能である。
号32と第2のデータ同期信号104の間がPLO_S
YNC103であり、第1のデータ同期信号32に対す
る第1のデータ同期信号検出出力の遅延量と第2のデー
タ同期信号104に対する第2のデータ同期信号検出出
力の遅延量とにPLO_SYNC103に対応する分の
差を設けることで、容易に実現可能である。
【0070】図7(D)の場合は、第2のデータ同期信
号107がGAP部36の前にあるが、この第2のデー
タ同期信号107を使用するときは、GAP部36側か
ら再生する個とを除いて、データ同期信号検出について
は、データ同期信号が1個の場合と同様に処理できる。
号107がGAP部36の前にあるが、この第2のデー
タ同期信号107を使用するときは、GAP部36側か
ら再生する個とを除いて、データ同期信号検出について
は、データ同期信号が1個の場合と同様に処理できる。
【0071】また、説明中のイネーブル信号154は、
固定的に一定期間”H”になっているが、データ同期信
号の検出により”L”としてもよい。
固定的に一定期間”H”になっているが、データ同期信
号の検出により”L”としてもよい。
【0072】図12は、本発明の第6の実施形態として
の磁気ディスク装置である。第1乃至第5の実施形態を
使用したものである。磁気ディスク装置201は、磁気
ディスク211、磁気ヘッド212、R/W_AMP2
13、HDCマイコン214、データバッファ215、
サーボ処理回路216、機構系ドライバ217、VCM
218、モーター219、信号処理手段220等を持
つ。信号処理手段220は、前述した図1の実施形態及
び図5の実施形態あるいは本発明による他の構成のデー
タ同期信号検出手段、ガードパターン選択手段、あるい
は本発明の実施形態によるデータの読み出しフローチャ
ートによって制御される信号処理手段を含む。この構成
の磁気ディスク装置201は、データ同期信号を誤った
位置で検出することが少ない磁気ディスク装置を実現す
ることができる。
の磁気ディスク装置である。第1乃至第5の実施形態を
使用したものである。磁気ディスク装置201は、磁気
ディスク211、磁気ヘッド212、R/W_AMP2
13、HDCマイコン214、データバッファ215、
サーボ処理回路216、機構系ドライバ217、VCM
218、モーター219、信号処理手段220等を持
つ。信号処理手段220は、前述した図1の実施形態及
び図5の実施形態あるいは本発明による他の構成のデー
タ同期信号検出手段、ガードパターン選択手段、あるい
は本発明の実施形態によるデータの読み出しフローチャ
ートによって制御される信号処理手段を含む。この構成
の磁気ディスク装置201は、データ同期信号を誤った
位置で検出することが少ない磁気ディスク装置を実現す
ることができる。
【0073】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0074】たとえば上述の説明では、磁気ディスク装
置を例にして、本発明によるデータ同期信号検出装置に
ついて説明してきたが、他にも情報処理用の信号処理回
路、信号処理装置、集積回路、光磁気ディスク装置、光
ディスク装置、フロッピー(登録商標)ディスク装置等
の情報記録再生装置にも用いることも可能であるし、上
述の方法でデータ及び信号を記録するデータ記録装置や
データ及び信号が記録される記録媒体に適用可能であ
る。
置を例にして、本発明によるデータ同期信号検出装置に
ついて説明してきたが、他にも情報処理用の信号処理回
路、信号処理装置、集積回路、光磁気ディスク装置、光
ディスク装置、フロッピー(登録商標)ディスク装置等
の情報記録再生装置にも用いることも可能であるし、上
述の方法でデータ及び信号を記録するデータ記録装置や
データ及び信号が記録される記録媒体に適用可能であ
る。
【0075】
【発明の効果】本発明のように、データ同期信号に続け
てデータ同期信号の誤検出防止のためのガード信号を設
けることで、正規のデータ同期信号検出位置以降でのデ
ータ同期信号の誤検出が抑えられ、検出されたデータ同
期信号検出出力の精度を上げることができる。また、そ
れにより適切なリトライの実施が可能であり、リトライ
時に於けるデータ再生性能を向上させることが出来る。
てデータ同期信号の誤検出防止のためのガード信号を設
けることで、正規のデータ同期信号検出位置以降でのデ
ータ同期信号の誤検出が抑えられ、検出されたデータ同
期信号検出出力の精度を上げることができる。また、そ
れにより適切なリトライの実施が可能であり、リトライ
時に於けるデータ再生性能を向上させることが出来る。
【0076】また、それを用いた信号処理回路、情報記
録再生装置、情報伝送装置等のリトライ時に於けるデー
タ再生性能を向上させることも可能となる。
録再生装置、情報伝送装置等のリトライ時に於けるデー
タ再生性能を向上させることも可能となる。
【0077】これにより、データ先頭部にデータ同期信
号に類似したパターンがあった場合に、データ同期信号
での誤りによりデータ先頭部で必ず誤検出していたもの
を無くすことが可能となる。
号に類似したパターンがあった場合に、データ同期信号
での誤りによりデータ先頭部で必ず誤検出していたもの
を無くすことが可能となる。
【図1】本発明のフォーマット形式とデータ同期信号検
出等のタイミングを説明する図である。
出等のタイミングを説明する図である。
【図2】本発明のフォーマット形式とデータ同期信号検
出等のタイミングを説明する別の図である。
出等のタイミングを説明する別の図である。
【図3】本発明によるデータ同期信号検出手段を含む再
生系の構成を説明する図である。
生系の構成を説明する図である。
【図4】図3に示す各部の信号とシーケンスを説明する
図である。
図である。
【図5】本発明の記録系の構成を説明する図である。
【図6】本発明によるリトライ方法を含む情報再生時の
フローチャートを説明する図である。
フローチャートを説明する図である。
【図7】本発明をその他のフォーマット形式に適用した
例を説明する図である。
例を説明する図である。
【図8】本発明によるデータ同期信号が2個の場合の実
施形態のデータ同期信号検出手段を含む再生系の構成を
説明する図である。
施形態のデータ同期信号検出手段を含む再生系の構成を
説明する図である。
【図9】本発明をデータ同期信号検出信号が2個の場合
に適用した場合で第1のデータ同期信号を検出した場合
の例を説明する図である。
に適用した場合で第1のデータ同期信号を検出した場合
の例を説明する図である。
【図10】本発明をデータ同期信号検出信号が2個の場
合に適用した場合で第2のデータ同期信号を検出した場
合の例を説明する図である。
合に適用した場合で第2のデータ同期信号を検出した場
合の例を説明する図である。
【図11】本発明をデータ同期信号検出信号が2個の場
合に適用した場合でデータ同期信号が検出できなかった
場合の例を説明する図である。
合に適用した場合でデータ同期信号が検出できなかった
場合の例を説明する図である。
【図12】本発明による磁気ディスク装置を説明する図
である。
である。
【図13】従来のデータ同期信号検出手段を含む再生系
の構成を説明する図である
の構成を説明する図である
【図14】従来のフォーマット形式とデータ同期信号検
出等のタイミングを説明する図である。
出等のタイミングを説明する図である。
10,11…フォーマット、12,13,14,154
…イネーブル信号、16,17,19…データ同期信号
検出出力信号、18,20…データ同期信号誤検出パル
ス、21,23…SYNC検出率に反映する部分、22,2
4…SYNC検出率に反映しない部分、31,103…PL
O_SYNC、32,104,107…データ同期信
号、33,105,106,108…ガード信号、3
4,101,102…DATA部、35…CRC部・E
CC部、36…GAP部、41,81,141…等化
器、42,82,142…データ弁別手段、43,8
3,150…直列並列変換手段または符号復調手段、4
4,84,143…データ同期信号検出手段、45,1
46,147,148…遅延器、51,91,151…
再生データ入力、52,92,152…等化器出力、5
3,93,153…データ弁別出力、54,94…デー
タ同期信号検出出力、55…データ同期信号検出遅延出
力、56,95…再生データ出力、61…符号変調器、
62…信号選択手段、63…制御回路、64…P/S変
換器、65…記録補正回路、71…記録データ入力、7
2…変調記録データ、73…PLO_SYNCパター
ン、74…SYNC_BYTEパターン、75…ガード
パターン、76…制御信号、77…選択出力、78…シ
リアルデータ、79…記録データ出力、144…データ
遅延器、145…データセレクタ、149…制御回路、
155…第1のデータ同期信号検出出力、156…第1
のデータ同期信号検出遅延出力、157…第1のデータ
同期信号未検出出力、158…第1のデータ同期信号未
検出遅延出力、159…第2のデータ同期信号検出出
力、160…第2のデータ同期信号検出遅延出力、16
1…第2のデータ同期信号未検出出力、162,163
…制御信号、164…補充データ、165…データ弁別
遅延出力、166…データ選択出力、167…再生デー
タ出力、201…磁気ディスク装置、202…上位装
置、211…磁気ディスク、212…磁気ヘッド、21
3…R/W_AMP、214…HDCマイコン、215
…データバッファ、216…サーボ処理回路、217…
機構系ドライバ、218…VCM、219…モーター、
220…信号処理手段
…イネーブル信号、16,17,19…データ同期信号
検出出力信号、18,20…データ同期信号誤検出パル
ス、21,23…SYNC検出率に反映する部分、22,2
4…SYNC検出率に反映しない部分、31,103…PL
O_SYNC、32,104,107…データ同期信
号、33,105,106,108…ガード信号、3
4,101,102…DATA部、35…CRC部・E
CC部、36…GAP部、41,81,141…等化
器、42,82,142…データ弁別手段、43,8
3,150…直列並列変換手段または符号復調手段、4
4,84,143…データ同期信号検出手段、45,1
46,147,148…遅延器、51,91,151…
再生データ入力、52,92,152…等化器出力、5
3,93,153…データ弁別出力、54,94…デー
タ同期信号検出出力、55…データ同期信号検出遅延出
力、56,95…再生データ出力、61…符号変調器、
62…信号選択手段、63…制御回路、64…P/S変
換器、65…記録補正回路、71…記録データ入力、7
2…変調記録データ、73…PLO_SYNCパター
ン、74…SYNC_BYTEパターン、75…ガード
パターン、76…制御信号、77…選択出力、78…シ
リアルデータ、79…記録データ出力、144…データ
遅延器、145…データセレクタ、149…制御回路、
155…第1のデータ同期信号検出出力、156…第1
のデータ同期信号検出遅延出力、157…第1のデータ
同期信号未検出出力、158…第1のデータ同期信号未
検出遅延出力、159…第2のデータ同期信号検出出
力、160…第2のデータ同期信号検出遅延出力、16
1…第2のデータ同期信号未検出出力、162,163
…制御信号、164…補充データ、165…データ弁別
遅延出力、166…データ選択出力、167…再生デー
タ出力、201…磁気ディスク装置、202…上位装
置、211…磁気ディスク、212…磁気ヘッド、21
3…R/W_AMP、214…HDCマイコン、215
…データバッファ、216…サーボ処理回路、217…
機構系ドライバ、218…VCM、219…モーター、
220…信号処理手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(54)【発明の名称】 データ同期検出方法、この方法を用いたデータ記録装置、この方法に使用される情報記録媒体、
並びにデータ同期信号検出装置、これを用いた信号処理装置、及びこれらを備えた情報記録再生
装置
Claims (7)
- 【請求項1】データ同期をとるデータ同期信号とそれに
続くデータ同期信号の誤検出を防止するガード信号とそ
れに続くデータ信号とを含む入力データを入力して前記
入力データのデータ弁別を行う弁別手段と、この弁別手
段から出力された弁別ビット列によりデータ同期を検出
するデータ同期信号検出手段と、このデータ同期信号検
出手段から出力されたデータ同期信号検出出力を入力し
前記ガード信号長分の時間遅延させる遅延手段と、この
遅延手段から出力される信号のタイミングにより前記弁
別手段から出力される弁別ビット列のデータ信号を出力
するデータ出力手段とを備えたデータ同期信号検出装
置。 - 【請求項2】クロック同期のためのPLO_SYNC信
号とデータ同期をとるデータ同期信号とデータ同期信号
の誤検出を防止するガード信号と記録すべき情報である
データ信号とを選択する選択手段とを備えたデータ記録
装置。 - 【請求項3】前記データ同期信号の誤検出を防止するガ
ード信号を前記PLO_SYNC信号と同じビットパタ
ーン列にした請求項2に記載のデータ記録装置。 - 【請求項4】データ同期をとるデータ同期信号とそれに
続くデータ同期信号の誤検出を防止するガード信号とそ
れに続くデータ信号とを含む入力データを入力して前記
入力データのデータ弁別を行う弁別手段と、この弁別手
段から出力された弁別ビット列によりデータ同期を検出
するデータ同期信号検出手段と、このデータ同期信号検
出手段から出力されたデータ同期信号検出出力を入力し
前記ガード信号長分の時間遅延させる遅延手段と、この
遅延手段から出力される信号のタイミングにより前記弁
別手段から出力される弁別ビット列のデータ信号を出力
するデータ出力手段とを備えたデータ同期信号検出装置
と、クロック同期をとるPLO_SYNC信号とデータ
同期をとるデータ同期信号とデータ同期信号の誤検出を
防止するガード信号と記録すべき情報であるデータ信号
とを選択する選択手段とを備えたデータ記録装置とを備
えた信号処理装置。 - 【請求項5】情報を記録する情報記録媒体と、この情報
記録媒体に対して情報の記録又は再生をする記録再生手
段と、記録する情報又は再生される情報の信号処理を行
う信号処理手段と、前記情報記録媒体に情報を記録する
場合にデータ同期をとるデータ同期信号とそれに続けて
データ同期信号の誤検出を防止するガード信号とを前記
記録情報に付加して記録する手段とを備えた情報記録再
生装置。 - 【請求項6】データ同期をとるデータ同期信号とそれに
続くデータ同期信号の誤検出を防止するガード信号とそ
れに続くデータ信号とを含む入力データを、データ弁別
を行う弁別手段に入力し、 この弁別手段から出力された弁別ビット列をデータ同期
を検出するデータ同期信号検出手段に入力してデータ同
期信号検出出力を出力し、 前記データ同期信号検出出力を前記ガード信号長分の時
間遅延させる遅延手段で遅延させた信号により前記弁別
手段から出力された弁別ビット列をデータ信号として出
力するデータ同期検出方法。 - 【請求項7】記録情報であるデータ信号に対して、デー
タ同期をとるためのデータ同期信号と、それに続けてデ
ータ同期信号の誤検出を防止するガード信号が付加して
記録した情報記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001190593A JP2003007005A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | データ同期検出方法、この方法を用いたデータ記録装置、この方法に使用される情報記録媒体、並びにデータ同期信号検出装置、これを用いた信号処理装置、及びこれらを備えた情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001190593A JP2003007005A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | データ同期検出方法、この方法を用いたデータ記録装置、この方法に使用される情報記録媒体、並びにデータ同期信号検出装置、これを用いた信号処理装置、及びこれらを備えた情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003007005A true JP2003007005A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19029342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001190593A Pending JP2003007005A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | データ同期検出方法、この方法を用いたデータ記録装置、この方法に使用される情報記録媒体、並びにデータ同期信号検出装置、これを用いた信号処理装置、及びこれらを備えた情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003007005A (ja) |
-
2001
- 2001-06-25 JP JP2001190593A patent/JP2003007005A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6937415B2 (en) | Method and apparatus for enhanced data channel performance using read sample buffering | |
US8411385B2 (en) | Systems and methods for improved timing recovery | |
US7885027B2 (en) | Magnetic disk drive with error correction | |
JP2001216743A (ja) | 同期信号検出装置、同検出装置を備えた情報記憶装置、及び同期信号検出方法 | |
JP2002133793A (ja) | データ同期検出方法およびデータ同期検出装置、情報記録方法および情報記録装置、情報再生方法および情報再生装置、情報記録フォーマット、信号処理装置、情報記録再生装置、情報記録媒体 | |
JP2563138B2 (ja) | 情報記録単位の先頭検出方法,記録再生装置およびディスク記録媒体 | |
JP4017883B2 (ja) | 欠陥検出方法および欠陥検出装置ならびに情報記録再生装置および磁気ディスク装置 | |
JP2900507B2 (ja) | デジタルデータ再生装置 | |
US20020023248A1 (en) | Medium defect detection method and data storage apparatus | |
US20020135916A1 (en) | Information write/read device and data read method | |
JP2003007005A (ja) | データ同期検出方法、この方法を用いたデータ記録装置、この方法に使用される情報記録媒体、並びにデータ同期信号検出装置、これを用いた信号処理装置、及びこれらを備えた情報記録再生装置 | |
JP2001184806A (ja) | 同期信号検出装置、同検出装置を備えた情報記憶装置、及び同期信号検出方法 | |
JPH0481278B2 (ja) | ||
EP0428411B1 (en) | Information processing apparatus | |
JP2859050B2 (ja) | 情報再生装置 | |
JP2589673B2 (ja) | アドレスデータ検出装置 | |
JP3528953B2 (ja) | シンクパターン検出方法および情報記録再生装置 | |
JP4340380B2 (ja) | データ再生装置 | |
JP3795539B2 (ja) | 情報再生装置の情報再生方法 | |
JP2000243037A (ja) | ディジタル信号再生装置及びディジタル信号再生方法 | |
JPH05189890A (ja) | 光学式記録再生方法および装置 | |
JP3276700B2 (ja) | ディスクのデータ記録方法およびディスクのデータ記録再生方法 | |
JPH0419875A (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP2959320B2 (ja) | Id符号検出方法及びid符号検出装置 | |
JPH10293653A (ja) | 記録データ再生方法及び記録データ再生装置 |