[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2003004879A - 電子機器、機器制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、機器制御方法及びプログラム

Info

Publication number
JP2003004879A
JP2003004879A JP2001183884A JP2001183884A JP2003004879A JP 2003004879 A JP2003004879 A JP 2003004879A JP 2001183884 A JP2001183884 A JP 2001183884A JP 2001183884 A JP2001183884 A JP 2001183884A JP 2003004879 A JP2003004879 A JP 2003004879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
electronic device
receiving
unit
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001183884A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Hagiwara
紀子 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001183884A priority Critical patent/JP2003004879A/ja
Publication of JP2003004879A publication Critical patent/JP2003004879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一旦電子機器に設定した設定事項はユーザが再
設定しなければ変更されることはない。そのために、ユ
ーザが設定した設定事項が電子機器が作動する使用環境
に応じた設定でない場合、電子機器の機能を有効に利用
しているとはいい難いものがある。 【解決手段】 電子機器が外部より取得した外部情報に
基づいて、電子機器に設定された設定事項を必要に応じ
て変更する電子機器を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器及び機器
制御方法に関し、特に、電子機器に設定された設定事項
を所定の条件に基づいて変更する電子機器及び機器制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器はその目的に応じて様々
な種類の商品が販売されている。特に家電分野等では該
商品の多機能化が目覚しく、ユーザの日常生活をより一
層快適なものとしている。
【0003】また、これらの電子機器には一般的にタイ
マー機能が備わっており、ユーザは予め電子機器の起動
時刻を自由に設定することができる。
【0004】例えば図15に示すように出社のため毎朝
7時に起床しなければならないユーザは、テレビ100
の目覚まし機能(設定した時刻にテレビ100からアラ
ーム音が発せられる機能)が毎朝7時に起動するように
目覚まし機能の起動時刻をテレビ100のリモコン10
5等を用いてテレビ100に入力する。
【0005】ここでテレビ100に入力された起動時刻
は、テレビ100に設けられた受信部104にて受信さ
れ、該受信部104は受信した起動時刻を目覚まし機能
の起動時刻を管理する起動時刻情報管理部101に転送
する。続いて該起動時刻情報管理部101は上記のよう
にして転送された起動時刻を当該起動時刻情報管理部1
01を構成する記憶部101aに登録する。
【0006】該起動時刻情報管理部101は上記起動時
刻になると、テレビに設けられた機能制御部102にそ
の旨を通知し、この通知を受けると該機能制御部102
は上記機能部103にアラームを発生させるようにな
る。
【0007】更に、上記電子機器にはタイマー機能だけ
でなく、使用環境に適合した複数の機能が備えられてお
り、ユーザが当該電子機器を使用する際に、その時の使
用環境に応じた機能を選択することで、使用環境に依存
することなく電子機器を利用することで得られる目的を
達成することができる。例えば、洗濯機においては、脱
水時間の長さが異なる複数の脱水モードが備わってお
り、ユーザは現在の天候状況を考慮して、天候状況に応
じた脱水モードを選択する。
【0008】また更に、電子機器に当該電子機器の内部
の状態が所定の条件を満たすと、当該電子機器が起動し
て、ユーザに電子機器の内部の状態を知らせる電子機器
が提案されている。例えば、生ごみ処理機内に蓄積され
たごみ量が8分目になると、その旨をユーザに警告する
機能を備えた生ごみ処理機等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電子機器は
ある特定の機能を迅速に、しかも効率よく提供するもの
の、電子機器に対しての指示はユーザが当該電子機器に
設けられえたキーボード或いはリモコン等を用いて手動
で行っており、またこのように電子機器に一旦設定され
た起動時刻等の起動条件は、電子機器自身が使用環境の
変化に応じて変更することはない。
【0010】例えば、ユーザがタイマー機能を利用し、
電子機器が起動する起動時刻の設定をした場合、起動時
刻の設定時から実際に電子機器が起動するまでの間に、
使用環境例えば天候の状況、交通の状況等が変化するこ
とがある。このように天候状況や交通状況等が変化する
と、ユーザは当該状況の変化に応じて、電子機器に設定
した起動時刻を修正しなければならない場合がある。し
かし、これらの状況の変化があってもユーザが当該電子
機器から遠く離れた場合があり、更にユーザが認識する
ことができない状況変化もある。このような場合ユーザ
は状況の変化に応じて起動時刻等の設定を修正すること
ができないことになる。
【0011】そのため、状況の変化に応じて電子機器に
設定した起動時刻等を修正しなければ、ユーザが設定し
た起動時刻等は結果として不適当な起動時刻になる場合
が生じる。
【0012】例えば、9時に出社するために8時に家を
出発するユーザは、目覚まし時計を7時に起動するよう
に設定している。ところが、ある日の早朝に鉄道事故が
発生し鉄道のダイヤが乱れ、7時に起床し8時に家を出
発すると9時に出社することが不可能となることがあ
る。
【0013】また、10分間作動させることで部屋が快
適な温度となるエアコンが自宅に備わっている場合、帰
宅時に部屋が快適な温度になるようにするには、タイマ
ー機能を利用して帰宅予定時刻の10分前をエアコンの
起動時刻としてエアコンに設定すればよい。しかし、出
かける際に帰宅時刻が不明な場合は、帰宅時刻の10分
前をエアコンの起動時刻として設定することができな
い。
【0014】また、電子機器に複数の機能が備えられて
いる場合、ユーザは電子機器を使用する際に、使用環境
に適合した機能を選択する必要がある。しかし、ユーザ
は自身が得た情報等に基づいて機能の選択を行うため、
ユーザが行った機能の選択は必ずしも使用環境に最も適
合した選択とはいい難い。
【0015】そこで本発明は、上記従来の事情に基づい
て提案されたものであって、その時の状況に応じて電子
機器自身が機能を実現することが必要か否かを判断し、
機能を実現することが必要であると判断すると機能を実
現する電子機器と電子機器の制御方法とを提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の手段を採用している。すなわち、本
発明の電子機器は、通信により外部情報を受信し、受信
した外部情報に基づいて必要に応じて電子機器に設定さ
れている設定事項を変更するようになっている。ここで
上記外部情報とは、例えば天候情報、交通情報等刻々変
化する情報である。また、本発明の電子機器は常時又は
所定の間隔で上記外部情報を受信するようになってい
る。
【0017】従って、本発明の電子機器は設定事項が設
定された後、外部情報に基づいて設定事項の変更を行う
ことができる。そのため、電子機器のユーザが、刻々変
化する外部情報応じて設定事項の変更を行わない場合、
また、外部情報に変化があったことを知らないために設
定事項を変更行わない場合であっても、電子機器自身が
外部情報に応じて設定事項の変更を行うようになってい
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の電子機器は、図1に示す
ように設定事項を管理する管理部2が設けられている。
この管理部2には、電子機器1の機能の起動時刻や、電
子機器1が起動するための条件が設定事項として記憶す
る記憶部2aが備えられている。該管理部2は、例えば
該記憶部2aに記憶されている起動時刻になると、当該
電子機器1の機能を実現する機能部4を制御する機能制
御部3に該機能部4を起動させるように指示する。
【0019】更に、本発明の電子機器1には、通信する
ことにより得られる交通情報、天候情報、位置情報等の
外部情報を常時又は所定或いは任意の間隔で受信する外
部情報受信部5が備わっている。該外部情報受信部5が
外部情報を受信すると、当該電子機器1に設けられた変
更部6は上記管理部2に対して設定事項取得要求を転送
する。上記管理部2はこの要求を受けると、上記記憶部
2aから設定事項を取り出して上記変更部6に転送す
る。該変更部6は、上記外部情報受信部5が受信した外
部情報と上記管理部2から転送された設定事項とに基づ
いて、必要に応じて当該設定事項の変更を行い、変更し
た設定事項を上記管理部2に転送し、該管理部2は上記
記憶部2aに登録する。
【0020】そのため上記機能制御部3は、上記外部情
報に応じて上記機能部4に機能を実現するように上記機
能部4を制御するため、電子機器1は外部情報に応じて
機能を実現するようになっている。
【0021】(実施の形態1)出社のため毎朝7時に起
床するテレビ10のユーザは、上記のようにテレビ10
のリモコン17等を用いてテレビ10の目覚まし機能の
起動時刻(例えば「午前7時」)をテレビ10に設定す
る。ここでユーザがリモコン17を用いて「午前7時」
をキー入力し、決定キーを押下すると入力された起動時
刻「午前7時」はテレビ10のリモコン受信部18にて
受信され、該リモコン受信部18は目覚し機能の起動時
刻を管理する起動時刻情報管理部11に当該起動時刻
「午前7時」を転送する。該起動時刻情報管理部11は
起動時刻「午前7時」を受け取ると、当該起動時刻情報
管理部11を構成する記憶部11aに起動時刻「午前7
時」を登録する。このように記憶部11aに登録された
起動時刻は以下に示すような作業を行うことで、鉄道の
ダイヤに関する情報であるダイヤ情報に応じて変更され
る。
【0022】まず、ダイヤ情報に基づいて目覚し機能の
起動時刻が変更するには、ダイヤ情報を受信可能な環境
にテレビ10をおく必要がある。例えば、ユーザは鉄道
のダイヤに関するダイヤ情報を管理し、ダイヤ情報を提
供するダイヤ情報管理サーバ16aにテレビ10のメー
ルアドレス等を登録する。該ダイヤ情報管理サーバ16
aはメールアドレス等が登録されたテレビ10に対し
て、所定の時間毎(例えば10分毎)に所定の鉄道のダ
イヤ情報をダイヤ情報管理サーバ16aからインターネ
ットを介して配信するサービスを行っている。ユーザは
メールアドレスの登録の際に、所望のダイヤ情報、即ち
通勤に利用している鉄道会社の所定の路線区間を指定し
ておく。これにより、上記ダイヤ情報管理サーバ16a
はテレビ10に対してユーザが選択した鉄道会社の路線
区間のダイヤ情報を所定の時刻毎に送信することにな
る。
【0023】ここで上記ダイヤ情報管理サーバ16aが
管理するダイヤ情報は、鉄道の運行状況がダイヤ通りで
あれば「0分」、例えば自然災害或いは交通事故等の原
因でユーザが指定した路線区間の所要時間が通常よりも
1分〜15分長くなっている場合は「−15分」、16
分から30分以内であれば「−30分」のような形式で
管理されているものとする。
【0024】以上のようにテレビ10がダイヤ情報を受
信できる環境におかれると、上記で指定した路線区間の
ダイヤが乱れた場合、下記に示すようにして目覚まし機
能の起動時刻が変更される。
【0025】例えば、鉄道事故の発生によりダイヤが乱
れ、午前6時10分現在ではユーザが指定した路線区間
の所要時間が通常より30分長くなっている。すると、
上記ダイヤ情報管理サーバ16aは午前6時10分現在
のダイヤ情報として「−30分」という情報をテレビ1
0に送信する。
【0026】上記ダイヤ情報管理サーバ16aが送信し
た「−30分」は、テレビ10に設けられた外部情報受
信部14にて受信され、該外部情報受信部14は当該ダ
イヤ情報「−30分」を時刻情報変更部15に転送する
(図3、S301〜S302)。該時刻情報変更部15
は当該ダイヤ情報「−30分」を受け取ると、上記起動
時刻情報管理部11に対して現在設定されている起動時
刻取得要求を転送する(図3、S303)。該起動時刻
情報管理部11は記憶部11aに登録されている目覚ま
し機能の起動時刻「午前7時」を上記時刻情報変更部1
5に転送する(図3、S304)。
【0027】ここで上記起動時刻変更部15は転送され
た現在設定されている起動時刻「午前7時」をダイヤ情
報「−30分」に基づいて「午前6時30分」に変更
し、新しい起動時刻として「午前6時30分」を上記起
動時刻情報管理部11に転送する(図3、S305)。
該起動時刻情報管理部11は転送された新しい起動時刻
「午前6時30分」を上記記憶部11aに登録する(図
3、S305)。
【0028】このように上記起動時刻情報情報管理部1
1は記憶部11aに記憶されている起動時刻(午前6時
30分)になると、機能制御部12に対してアラーム音
を発生させる機能部13(ここでは目覚まし機能)を起
動させるよう指示する。該機能制御部12はこの指示を
受けると上記機能部13を起動させるようになる。
【0029】従って、ユーザは通常より30分早く起床
し、30分早く家を出ることができる。そのためユーザ
はダイヤ情報に応じて目覚まし機能の起動時刻の設定を
行わなくても、ユーザは当初の目的、即ち通常通りの時
間に出社することができる。
【0030】また、以上では上記ダイヤ情報管理サーバ
16aがダイヤ情報をテレビ10に配信しているが、テ
レビ10に備えられた外部情報受信部14に上記ダイヤ
情報管理サーバ16aのURL等を登録しておき、該外
部情報受信部14が常時又は所定或いは任意の間隔で上
記ダイヤ情報管理サーバ16aを参照し、ダイヤ情報を
取得するようにしてもよい。
【0031】尚、以上では電子機器の例としてテレビ1
0を用いて説明したが、電子機器の種類はテレビに限ら
れず、例えば電気炊飯器、ポット、エアコン等であって
もよい。
【0032】また、上記では目覚まし機能の起動時刻の
設定は、テレビ10のユーザが行っているが、例えば放
送により行われる場合もある。例えば災害訓練のために
所定の地域内のテレビに午後3時に、仮想の災害発生を
示す警報を発生させるための情報を予め放送として各テ
レビに配信する場合を想定する。このとき当該警報を含
んだ放送をテレビ10のチューナが受信すると、該チュ
ーナが受信した放送内容はテレビ10に設けられた図示
しない放送内容解析部にて解析される。この放送内容解
析部は解析した放送内容に含まれる起動時刻(午後3
時)を上記起動時刻情報管理部11の記憶部11aに登
録する。
【0033】ここで午後3時になると、上記起動時刻情
報管理部11は上記機能制御部12に例えば目覚し機能
のアラームを用いて警報を発するよう指示したり、或い
は警報放送用のチャンネルに画面を切り替えるように
し、更に住民の避難先等を音声或いは画面で知らせるよ
うにしてもよい。
【0034】以上においては、上記外部情報受信部14
が受信したダイヤ情報に基づいてテレビ10の目覚まし
機能の起動時刻が変更する場合について述べたが、例え
ばテレビ10の目覚まし機能と連動して、電気炊飯器A
に設定した炊飯開始時刻、ポットBの起動時刻、エアコ
ンC等の他の電子機器が起動する起動時刻を変更するよ
うにしてもよい。
【0035】即ち、図2に示すようにテレビ10の機能
制御部12と各電子機器A、B、C・・の機能部13
(図示しない)とを例えばネットワークケーブル等を用
いて通信可能に接続しておく。更に、図4に示すように
上記記憶部11aに、電子炊飯器A、ポットB、エアコ
ンC等の各電子機器A、B、C・・を特定できる例えば
各電子機器A、B、C・・の電子機器ID111と、各
電子機器A、B、C・・の起動時刻112を登録してお
く。
【0036】ここで上記外部情報受信部14は上記ダイ
ヤ情報管理サーバ16aから例えばダイヤ情報「−30
分」を受信すると、当該ダイヤ情報「−30分」を上記
時刻情報変更部15に転送する。続いて、該時刻情報変
更部15は転送されたダイヤ情報「−30分」に基づい
て、上記起動時刻情報管理部11から上記記憶部11a
に記憶されている各電子機器A、B、C、・・・の起動
時刻112取得し、取得した起動時刻を30分早めた時
刻に変更して、上記記憶部11aに再登録する。
【0037】この状態で例えば時刻が電気炊飯器Aの起
動時刻になると、上記起動時刻情報管理管理部11は上
記電気炊飯器Aの電子機器ID111を用いて当該電気
炊飯器Aに起動命令を送信するように上記機能制御部1
2に指示する。該指示を受け取ると機能制御部12は、
上記記憶部11aに記憶されている電子機器ID111
を用いて電子炊飯器Aに起動命令を送信し、当該電子炊
飯器Aは該起動命令を受け取ると起動するようになる。
【0038】また以上では、電気炊飯器A、ポットB、
エアコンCの起動時刻がテレビ10と連動して変更され
る場合について説明したが、いうまでもなく電気炊飯器
A、ポットB、エアコンC等の電子機器が独自にダイヤ
情報を取得して、各電子機器に設定されている起動時刻
を変更するようにしてもよい。
【0039】更に、上記ではダイヤ情報の変化に応じて
目覚まし機能の起動時刻が変更されているが、例えば、
道路交通に関する渋滞情報や、天候に関する天候情報等
の変化に応じて目覚まし機能の起動時刻が変更されても
よい。
【0040】例えば上記外部情報受信部14が、渋滞情
報を提供する渋滞情報管理サーバ16bから、当該ユー
ザが通過予定の道路の状況について、例えば「○○イン
ターを先頭に10km渋滞」という渋滞情報を取得する
と、上記外部情報受信部14は交通情報「○○インター
を先頭に10km渋滞」を上記時刻情報変更部15に転
送する。次に、該時刻情報変更部15は当該渋滞情報に
基づいて渋滞による所要時間の増加量を算出する。
【0041】尚、この算出方法は、例えば予め渋滞距離
と所要時間が対応付けられているテーブルを用いて行な
ってもよいし、所要時間の増加量=F(f)(f:渋滞
情報)というような所定の関数を用いて行ってもよい。
【0042】ここで上記時刻情報変更部15は渋滞箇所
の所要時間が通常時より30分増加することを算出する
と、上記起動時刻情報管理部11に起動時刻取得要求を
転送して、上記のように上記記憶部11aに記憶された
目覚まし機能の起動時刻を取得し、取得した起動時刻を
30分早める。
【0043】従って、目覚まし機能の起動時刻は、道路
の渋滞情報の変化に応じて変更されることになる。
【0044】尚、上記テレビ10は、コンピュータを用
いて具体化することができる。その場合、記憶部11a
はコンピュータの記憶手段を用いることができる。ま
た、起動時刻情報管理部11、機能制御部12、機能部
13、外部情報受信部14、時刻情報変更部15、受信
部18はコンピュータ上でプログラムを動作させること
により具体化される。
【0045】(実施の形態2)本実施の形態1では、電
子機器の起動時刻が変更される場合について説明した
が、本実施の形態では天候情報に基づいて電子機器が実
行する機能の種類が変更される場合について説明する。
【0046】図5に示すように洗濯機30には、洗濯槽
において洗濯処理と脱水処理とを行う洗濯脱水部35が
設けられており、更に、この洗濯脱水部35が行う脱水
処理の時間を管理している脱水情報管理部31が備えら
れている。また、該脱水情報管理部31には、「通
常」、「快晴」、「悪天候」の3種の状況に対応する3
つの脱水モードの脱水時間を記憶する記憶部31aが備
えられている。
【0047】当該洗濯機30には上記選択脱水部35に
対して洗濯または脱水処理を指示する機能制御部32が
設けられており、該機能制御部32は上記脱水情報管理
部31により指示される脱水時間、上記洗濯脱水部35
を作動させる。尚、初期状態において上記脱水情報管理
部31は機能制御部32に対して「通常」の脱水処理モ
ードに基づく脱水時間上記選択脱水部35に脱水処理さ
せるよう指示する。
【0048】更に、上記洗濯機30には、例えば現在か
ら所定時間後までの気温、湿度を含む天候情報を天候情
報管理サーバ36から取得する受信部34が設けられて
いる。該受信部34には、上記天候情報管理サーバ36
にアクセスするために必要なURL等の情報が予め登録
されており、該受信部34は当該URL等を用いて上記
天候情報管理サーバ36にアクセスできるようになって
いる。
【0049】ユーザが上記洗濯機30に洗濯処理を指示
すると、上記機能制御部32は洗濯脱水部35に洗濯処
理を行うように指示する。次に、該洗濯処理が完了する
と上記機能制御部32は上記受信部34に対して、例え
ば現在から6時間後までの気温、湿度を含む天候情報を
取得するように指示する(図6、S601)。
【0050】すると上記受信部34は上記天候情報管理
サーバ36にアクセスし、現在から6時間後までの気
温、湿度等を取得し、該取得した天候情報を設定変更部
38に転送する(図6、S602)。
【0051】該設定変更部38は天候情報を受け取る
と、該取得した天候情報の内容と例えば該設定変更部3
8が保持する図7に示す脱水モード選択テーブル39と
に基づいて、洗濯脱水部35に行わせる脱水モードを選
択する。例えば現在から6時間後までの平均温度が25
度であり、平均湿度が40%であるとことを算出する
と、該設定変更部38は上記脱水モード選択テーブル3
9を参照し、上記脱水処理管理部31に「快晴」モード
が現在の天候状況に最適な脱水モードであることを通知
する(図6、S603)。
【0052】ここで上記脱水情報管理部31は「快晴」
モードの脱水処理時間を上記記憶部31aから取得し、
上記洗濯脱水部35に「快晴」モードに基づく時間、脱
水処理を行わせるように上記機能制御部32に指示する
(図6、S604)。
【0053】上記機器制御部32は上記脱水情報管理部
31から「快晴」モードに基づく時間脱水処理を行う旨
の指示を受けると、上記選択脱水部35に「快晴モー
ド」に対応する時間、脱水を行わせる(図6、S60
5)。
【0054】尚、上記においては、洗濯処理が終了して
から脱水モードを選択するようにしているが、洗濯処理
の前に脱水モードを選択しておき、当該洗濯処理が終了
すると直ぐに、選択された脱水処理モードでの脱水を行
うようにしてもよいことはもちろんである。
【0055】以上のように、天候情報に基づいて脱水処
理のモードの選択を行うことにより、洗濯物に対して天
候情報に応じた脱水処理を行うことができる。
【0056】尚、上記洗濯機30はコンピュータを用い
て具体化することができる。その場合、記憶部31aは
コンピュータの記憶手段を用いることができる。また、
脱水情報管理部31、機能制御部32、洗濯脱水部3
5、受信部34、変更部38はコンピュータ上でプログ
ラムを動作させることにより具体化される。
【0057】(実施の形態3)本実施の形態では外部か
ら取得した情報と、電子機器の内部状態に関する情報と
に基づいて、当該電子機器の機能制御部の起動時刻が変
更される場合について説明する。
【0058】図8に示すように電子機器、例えば生ごみ
処理機40を利用するユーザが、生ごみ処理機40の処
理槽に生ごみを投入すると、生ごみ処理機40は自動的
に、又はユーザが生ごみ処理機40に対して処理指示を
することで生ごみを乾燥処理させる乾燥処理部が起動す
る。
【0059】該乾燥処理により乾燥した生ごみは、上記
処理槽から生ごみ処理機40内の蓄積容器に移される。
【0060】この蓄積容器には、該蓄積容器に蓄積され
たごみの量を検出する、機器状態取得部41が備えられ
ており、例えば蓄積容器の側面に配置された光センサ等
から蓄積容器に蓄積されたごみの量を検出するようにな
っている。この機器状態取得部41がごみの量を検出す
る時刻(機器状態取得部41の起動時刻)は、ごみ収集
情報管理部44を構成するする記憶部44aにて記憶さ
れている。上記機器状態取得部41がごみの量を検出す
る時刻は、例えばごみ収集時刻の所定時間前、例えば毎
週月曜日の午前9時にごみ収集が行われる場合は、毎週
月曜日の午前6時を起動時刻としておく。尚、上記機器
状態取得部41の起動時刻の上記記憶部44aへの登録
は、例えばユーザが当該生ごみ処理機40に備えられた
入力キー43を用いて行う。このように入力キー43に
て入力された起動時刻は上記ごみ収集管理部44に転送
され、該ごみ収集管理部44は転送された起動時刻を上
記記憶部44aに登録する。
【0061】上記ごみ収集情報管理部44は上記記憶部
44aが記憶している上記機器状態取得部41の起動時
刻になると、ここでは毎週月曜日の午前6時になると、
上記機器状態取得部41を起動させる。該機器状態取得
部41は起動すると、上記光センサを用いて蓄積容器に
蓄積されたごみの量を検出し、検出したごみの量を機能
制御部46に通知するようになっている。
【0062】ここで、上記機能制御部46は上記機器状
態取得部41からごみの量が例えば8分目以上蓄積され
ているとの通知を受け取ると、該機能制御部46内に記
憶されている「本日ごみ出しの日」という表示情報を表
示画面47に表示する。しかしながら上記機能制御部4
6は上記機器状態取得部41から、ごみの蓄積量が8分
目未満である通知を受け取ると、表示画面47に「本日
ごみ出しの日」を表示しないことになる。
【0063】従って、上記記憶部44にごみ収集時刻の
3時間前を上記機器状態取得部41の起動時刻として登
録しておくと、ユーザはごみ収集時刻の3時間前に表示
画面47を見て、当該生ごみ処理機40に蓄積されたご
みを捨てるか否かを判断することができる。
【0064】しかし、ごみ収集日(ごみ収集時刻)は、
年始年末やゴールデンウィーク等の時期は行政機関の諸
事情により変更される場合が多く、ごみ収集日が変更さ
れると以下のような問題が生じることが考えられる。
【0065】例えば通常ではごみ収集時刻が毎週月曜日
午前9時であるために、上記記憶部44aには月曜日の
午前6時が上記機器状態取得部41の起動時刻として登
録されている。しかしながら、上記のような事情により
所定の週のごみ収集日が火曜日の午前9時に変更となっ
た場合、当該ごみ収集日には上記機器状態取得部41が
起動しないことになる。
【0066】そこで、ごみ収集日の変更に応じて上記機
器状態取得部41の起動時刻が変更するように、当該生
ごみ処理機40に外部情報受信部42を備えるようにし
ておく。該外部情報受信部42は、例えばインターネッ
トを介して行政機関が運営する公共情報管理サーバ49
を常時または所定の或いは任意の間隔で参照し、ごみ出
しの日に関する情報を取得するようになっている。
【0067】ここで上記外部情報受信部42はごみ出し
の日に関する情報、即ち、ごみ収集時刻は火曜日の午前
9時、という情報を上記公共情報管理サーバ49から取
得すると、該取得した情報を変更部45に転送する(図
9、S901〜S902)。該変更部45は、転送され
たごみ出しの日に関する情報の例えば3時間前、即ち今
週の火曜日の午前6時を今週の上記機器状態取得部41
の起動時刻としてごみ収集情報管理部44に転送し、当
該ごみ収集情報管理部44は上記記憶部44aに登録す
る(図9、S903)。
【0068】従って、今週の火曜日の午前6時になる
と、上記ごみ収集情報管理部44は上記機器状態取得部
41を起動させるようになる。
【0069】そのため、ごみ収集日の変更があっても、
ごみ収集時刻の所定時刻前の時刻が上記機器状態取得部
41の起動時刻として上記記憶部44aに登録されるこ
ととなる。従ってユーザはごみ収集時刻の所定時刻前に
は、常に表示画面47を見て当該生ごみ処理機40に蓄
積されたごみを捨てるか否かを判断することができる。
【0070】また更に、「本日ごみ出しの日」という表
示を、生ごみ処理機40の表示画面47だけでなく、他
の電子機器48A、B、・・・の表示画面に表示するよ
うにしてもよい。
【0071】例えば、当該生ごみ処理機40の機能制御
部46は図示しない通信部を介して他の電子機器48
A、48B、・・・例えばテレビ48に「本日ごみ出し
の日」という表示の表示命令を送信し、テレビ48はテ
レビ画面に「本日ごみ出しの日」という表示をする。
【0072】このようにテレビ画面に「本日ごみ出しの
日」という表示を行うことで、ユーザは生ごみ処理機4
0に設けられた表示画面47だけでなく、テレビ画面を
見て、生ごみ処理機40の蓄積容器から生ごみを取り出
し、生ごみを捨てるか否かを判断することができる。
【0073】尚、上記では当該生ごみ処理機40の表示
画面47またはテレビ画面に「本日ごみ出しの日」とい
う表示をしているが、例えば生ごみ処理機40または生
ごみ処理機40と通信可能に接続されているテレビ48
等の電子機器48A、48B、・・から「本日ごみ出し
の日」との音声を発して、ユーザに生ごみ処理機に蓄積
されたごみを捨てるように知らせてもよい。
【0074】また上記蓄積容器のごみの量の検出方法又
は生ごみ処理機の構成は上記で説明した方法又は構成に
限らない。
【0075】以上のように、ユーザはごみ収集時刻前に
生ごみ処理機40の蓄積容器に蓄積されているごみ量を
チェックすることなく、生ごみ処理機40の表示画面4
7等を見るだけで、生ごみ処理機40に蓄積されたごみ
の量を知ることができ、ごみを捨てるか否かを判断する
ことができる。
【0076】尚、上記生ごみ処理機40は、コンピュー
タを用いて具体化することができる。その場合、記憶部
11aはコンピュータの記憶手段を用いることができ
る。また、ごみ収集情報管理部44、機能制御部46、
機器状態取得部41、変更部45、外部情報受信部42
はコンピュータ上でプログラムを動作させることにより
具体化される。
【0077】以上では、電子機器の一例として生ごみ処
理機を用いて説明したが、本実施の形態で用いられる電
子機器は生ごみ処理機に限られるものではない。
【0078】(実施の形態4)本実施の形態において
は、位置情報に基づいて電子機器の起動時刻が変更する
場合について説明する。
【0079】図10に示すように、第一の電子機器50
には常時または所定或いは任意の間隔で第一の電子機器
50の位置情報を取得する位置情報取得部51が備えら
れている。更に、該電子機器50には位置情報送信部5
2が備えられており、該位置情報送信部52は該位置情
報取得部51が取得した位置情報を常時又は所定或いは
任意の間隔で第二の電子機器60に送信している。
【0080】一方、第二の電子機器60に備えられた情
報取得部61は、上記位置情報送信部52から送信され
た位置情報を、通信部62を介して取得するようになっ
ている(図11、S1101)。
【0081】上記情報取得部61はここで取得した第一
の電子機器50の位置情報を第二の電子機器60に設け
られた変更部63に転送する(図11、S1102)。
【0082】上記変更部63は位置情報を受け取ると、
当該第二の電子機器60の位置情報を位置情報取得手段
66を介して取得すると共に、当該第二の電子機器60
に設けられた設定情報管理部64に対して起動条件取得
要求を転送する(図11、S1103)。
【0083】上記設定情報管理部64には、記憶部64
aが備えられており、該記憶部64aには第二の電子機
器60に予め設定された初期起動時刻と第一の電子機器
50の位置と第二の電子機器60の位置との距離が「○
×km以内」であるという起動条件が記憶されている。
【0084】該設定情報管理部64は上記起動条件取得
要求を受け取ると、上記記憶部64aに記憶されている
起動条件を上記変更部65に転送する(図11、S11
04)。
【0085】ここで上記変更部63は上記第一の電子機
器50の位置情報と当該第二の電子機器60との位置情
報とに基づいて、上記第一の電子機器50と当該第二の
電子機器60との距離を算出し、算出した距離が上記設
定情報管理部64から転送された上記起動条件を満たす
か否かを判定する(図11、S1105)。
【0086】ここで上記変更部63は上記起動条件が満
たされていると判定すると、該変更部63は、当該電子
機器60に設けられている機能制御部65に対して当該
電子機器60の機能を実現するように指示する(図1
1、S1106)。
【0087】ここで、上記電子機器60が自宅にあり、
上記起動条件が1km以内である場合、上記第一の電子
機器50を携帯したユーザが自宅から1kmの距離まで
帰ってくると、上記第二の電子機器60は自動的に起動
するようになる。
【0088】例えば、上記第一の電子機器50が位置情
報を取得可能であるとともに取得した位置情報を上記の
ように第二の電子機器60に送信可能な携帯電話であ
り、当該第二の電子機器60が自宅にあるエアコンの場
合を例にすると以下のようになる。
【0089】ここでのエアコンが起動し部屋の温度がエ
アコンに設定された温度になるまで15分かかり、ユー
ザが帰宅に15分要する距離が例えば自宅から1kmで
あるとすると、ユーザはエアコンの記憶部64aにリモ
コン等を用いて起動条件として1kmを設定すること
で、ユーザが帰宅したときには部屋の温度がエアコンに
設定された温度になっている。尚、起動条件の設定はエ
アコンに備えられた入力キーを用いてもよいし、リモコ
ン等を用いて行ってもよいことはもちろんである。
【0090】従って、出かける際に帰宅時間が不明であ
るためにタイマー機能を利用して電子機器の起動時刻を
設定できない場合であっても、電気を無駄に浪費するこ
となく帰宅時には部屋の温度を快適な温度にすることが
できる。
【0091】また、上記初期起動時刻までに、上記第一
の電子機器50と上記第二の電子機器60との距離が上
記起動条件を満たすことがない場合は、上記設定情報管
理部64は上記初期起動時刻になると上記機能制御部6
5に第二の電子機器60の機能を実現するように指示す
る。
【0092】また、以上においては上記記憶部64aに
は、初期起動時刻が記憶されている場合について説明し
たが、該記憶部64aに初期起動時刻が記憶されていな
いくてもよい。この場合、上記第二の電子機器60が起
動する条件は、上記第一の電子機器50と上記第二の電
子機器60との位置関係が上記起動条件を満たす場合の
みとなる。
【0093】尚、上記では上記変更部63は、上記情報
取得部61から上記第一の電子機器50の位置情報を取
得すると、当該第二の電子機器60の位置情報を取得す
るようにしているが、当該第二の電子機器60の位置が
固定している場合は、例えば当該第二の電子機器60の
位置情報は予め上記変更手段63に登録しておいてもよ
い。
【0094】また、上記第二の電子機器60は、コンピ
ュータを用いて具体化することができる。その場合、記
憶部64aはコンピュータの記憶手段を用いることがで
きる。また、設定情報管理部64、機能制御部65、位
置情報取得部66、情報受信部61、変更部63、通信
部62はコンピュータ上でプログラムを動作させること
により具体化される。
【0095】尚、上記第二の電子機器60の種類は限定
されるものでなく、例えば、電気炊飯器、蛍光灯、自動
湯張り器等であってもよい。もちろん上記第一の電子機
器50の種類は携帯電話に限定されるものでなく、PH
S、ノート型パソコン等、携帯できる電子機器であれば
よい。
【0096】(実施の形態5)本実施の形態において
は、位置情報を第二の電子機器に送信する第一の電子機
器が、当該第一の電子機器の位置情報に基づいて受信側
の電子機器を起動させる場合について説明する。
【0097】図12に示すように位置情報を第二の電子
機器80に送信する第一の電子機器70は、当該第一の
電子機器70の位置情報1003bを、通信部72を介
して常時又は所定の間隔或いは任意の間隔で取得する情
報取得部71を備えている。該情報取得部71は位置情
報1003bを取得すると、該位置情報を第一の電子機
器70に設けられた変更部75に転送する(図13、S
1301〜S1302)。
【0098】上記変更部75は位置情報1003bを受
け取ると、当該第一の電子機器70に備えられた送信条
件管理部74に送信条件取得要求を転送する(図13、
S1303)。該送信条件管理部74には、記憶部74
aが備えられており、該記憶部74aには第二の電子機
器ID1001と、送信条件1002(当該第一の電子
機器70と第二の電子機器80との距離が○○km以
内)と、第二の電子機器80の位置情報1003aが対
応付けられて記憶されている。
【0099】尚、上記記憶部74aに記憶されている第
二の電子機器80の位置情報1003aは、例えば上記
送信条件管理部74が上記通信部72を介して第二の電
子機器80から取得し、上記記憶部74aに登録された
ものである。また、ユーザが入力キー76等を用いて第
二の電子機器80の位置情報を入力し、該入力された位
置情報を上記送信条件管理部74が上記記憶部74aに
登録するようにしてもよい。
【0100】上記送信条件管理部74は上記送信条件取
得要求を上記変更部75から受け取ると、上記記憶部7
4aから当該第二の電子機器ID1001と上記送信条
件1002と上記第二の電子機器80の位置情報100
3aとを上記変更部75に転送する(図13、S130
4)。
【0101】ここで上記変更部75は当該第一の電子機
器70の位置情報1003bと上記第二の電子機器80
の位置情報1003aに基づいて、当該第一の電子機器
70と第二の電子機器80との距離を算出し、この算出
結果が上記送信条件1002を満たすか否かを判定する
(図13、S1305)。
【0102】ここで上記変更部75は上記送信条件が満
たされていると判定すると、機能制御部73に対して、
当該第二の電子機器80に一定の条件を満たす旨を示す
情報、本実施の形態では送信条件を満たす旨を示す情報
を送信するよう指示する。該送信条件を満たす旨を示す
情報とは、具体的には送信条件を満たした時の第一の電
子機器70の位置情報等であるが、送信条件を満たす旨
を示す情報は第一の電子機器の位置情報に限定されるも
のでない。
【0103】該指示があると上記機能制御部73は当該
第二の電子機器80の電子機器ID1001を用いて当
該第二の電子機器80に送信条件が満たされている旨を
示す情報を送信する(図13、S1306)。
【0104】一方、当該第二の電子機器80は位置情報
を受信すると、起動するようになる。
【0105】また、第二の電子機器80の初期起動時刻
までに上記送信条件が満たされない場合、上記送信条件
管理部74は第二の電子機器80の初期起動時刻になる
と上記機能制御部73に対して当該第二の電子機器80
に位置情報を送信するよう指示する。
【0106】また、以上においては上記記憶部74aに
は、初期起動時刻が記憶されている場合について説明し
たが、該記憶部74aに初期起動時刻が記憶されてなく
てもよい。この場合、上記第二の電子機器80が起動す
る条件は、上記第一の電子機器70と上記第二の電子機
器80との位置関係が上記送信条件を満たす場合のみと
なる。
【0107】尚、上記記憶部74aは、図14に示すよ
うに複数の電子機器を第二の電子機器80として、これ
らに対応する電子機器ID1001、送信条件100
2、位置情報1003aを記憶しておいてもよい。
【0108】このように複数の、第二の電子機器80の
起動条件を第一の電子機器70が記憶することで、ユー
ザは複数の第二の電子機器80の起動条件を1つの電子
機器70で管理することができる。
【0109】尚、上記では、第一の電子機器70は第二
の電子機器80に直接位置情報を送信しているが、例え
ばホスト81を介して第二の電子機器80に位置情報を
送信するようにしてもよい。この場合、第一の電子機器
70と第二の電子機器80との間に介在するホスト81
のIDを第二の電子機器ID1001に付け加えたID
を上記送記憶部74aに電子機器IDとして登録してお
き、上記機能制御部73は位置情報1003と電子機器
ID1001(ホスト81のIDを含む)を用いてホス
ト81に送信する。次に、ホスト81は位置情報100
3と電子機器ID1001を受信すると、受信した電子
機器IDを用いて第二の電子機器80に位置情報を送信
する。
【0110】尚、上記第一の電子機器70は、コンピュ
ータを用いて具体化することができる。その場合、記憶
部74aはコンピュータの記憶手段を用いることができ
る。また、送信条件管理部74、機能制御部73、情報
取得部71、通信部72、変更部75、はコンピュータ
上でプログラムを動作させることにより具体化される。
【0111】
【発明の効果】以上のように、本発明によればユーザは
交通情報等刻々変化する情報に応じて電子機器の動作時
刻の設定を行わなくても、ユーザは当所の目的を達成す
ることができる。
【0112】また、電子機器自身が正確な条件情報を取
得し、該取得した条件情報に基づいて作動させる機能を
選択するため、その時、その場に応じた機能が実行され
ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略ブロック図
【図2】第1の実施の形態の概略ブロック図
【図3】第1の実施の形態の手順を示すフローチャート
【図4】設定情報管理部を示した図
【図5】第2の実施の形態の概略ブロック図
【図6】第2の実施の形態の手順を示すフローチャート
【図7】脱水モード洗濯テーブルの内容を示した図
【図8】第3の実施の形態の概略ブロック図
【図9】第3の実施の形態の手順を示すフローチャート
【図10】第4の実施の形態の概略ブロック図
【図11】第4の実施の形態の手順を示すフローチャー
【図12】第5の実施の形態の概略ブロック図
【図13】第5の実施の形態の手順を示すフローチャー
【図14】送信条件管理部を示した図
【図15】従来の電子機器を示したブロック図
【符号の説明】
11 起動時刻情報管理部 12 機能制御部 13 機能部 14 外部情報受信部 15 時刻情報変更部 31 脱水情報管理部 34 受信部 38 設定変更部 41 機器状態取得部 42 外部情報受信部 61 情報取得部 63 変更部 64 設定情報管理部 71 情報取得部 74 送信条件管理部 75 変更部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA05 AD06 AD07 BB00 BB04 DA00 EB01 ED02 EE00 EE06 EE08 FA16 FA32 GA06 GA09 GA17 GC04 GC08 GC22 5C025 BA27 BA30 CB08 DA05 DA10 5C056 BA01 BA10 CA15 DA11

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部情報を受信して、当該外部情報に基
    づいて一定の機能を実行するために予め設定された設定
    事項を変更することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記設定事項が、起動時刻である請求項
    1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記設定事項が、機器動作条件である請
    求項1に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 外部情報を受信する外部情報受信部と、 一定の機能を起動する時刻の情報である時刻情報を管理
    する起動時刻情報管理部と、 前記時刻情報を前記外部情報受信部が受信する情報に基
    づいて変更する時刻情報変更部と、 一定の機能を実現する機能部と、 前記時刻情報変更部で変更された時刻情報が示す時刻に
    機能を実現するように前記機能部に指示する機能制御部
    とを具備する電子機器。
  5. 【請求項5】 前記外部情報が交通に関する情報である
    交通情報であることを特徴とする請求項1または4に記
    載の電子機器。
  6. 【請求項6】 外部情報を受信する受信ステップと、 電子機器の状態を取得する機器状態取得ステップと、 前記受信ステップで受信した外部情報と前記機器状態取
    得ステップで取得した状態に基づいて一定の動作を行う
    機器制御方法。
  7. 【請求項7】 前記外部情報がゴミ出しの日に関する情
    報であり、前記電子機器が生ゴミ処理機であり、前記一
    定の動作がゴミの日である旨を表示する動作であること
    を特徴とする請求項6に記載の機器制御方法。
  8. 【請求項8】 予め機器動作条件を設定し、当該機器動
    作条件に基づいて動作する電子機器であって、 外部情報を受信する受信部と、 前記外部情報に基づいて前記機器動作条件を変更する設
    定変更部とを具備し、 前記設定変更部で変更した機器動作条件に基づいて動作
    することを特徴とする電子機器。
  9. 【請求項9】 前記電子機器が洗濯機であり、 前記外部情報が天候に関する天候情報であり、 前記機器動作条件が脱水時間を含む条件であることを特
    徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 位置情報を送信する第一の電子機器
    と、前記位置情報を受信して起動する第二の電子機器と
    を含む電子機器システムを構成する第二の電子機器であ
    って、 第二の電子機器は一定の条件を満たす位置情報を受信し
    た場合に起動することを特徴とする電子機器。
  11. 【請求項11】 位置情報を送信する第一の電子機器
    と、前記位置情報を受信して起動する第二の電子機器と
    を含む電子機器システムを構成する第一の電子機器であ
    って、 第一の電子機器は一定の条件を満たす位置情報を取得し
    た場合に一定の条件を満たす旨を示す情報を送信するこ
    とを特徴とする電子機器。
  12. 【請求項12】 前記第二の電子機器がエアコン、蛍光
    灯、自動湯張り機のうち少なくとも1つである請求項1
    0または11に記載の電子機器。
  13. 【請求項13】 外部情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した外部情報に基づいて一定の
    機能の予め設定された設定事項を変更する変更ステップ
    とを具備することを特徴とする機器制御方法。
  14. 【請求項14】 外部情報を受信する受信ステップと、 一定の機能を起動する時刻の情報である時刻情報を管理
    する起動時刻情報管理部に管理されている時刻情報を前
    記受信ステップで受信した情報に基づいて変更する時刻
    情報変更ステップと、 前記時刻情報変更ステップで変更された時刻情報が示す
    時刻に機能を実現するように指示する機能制御ステップ
    と、 一定の機能を実現する機能ステップとを具備することを
    特徴とする機器制御方法。
  15. 【請求項15】 外部情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した外部情報に基づいて一定の
    機能を実行するために予め設定された設定事項を変更す
    る変更ステップとを実行させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】 外部情報を受信する受信ステップと、 一定の機能を起動する時刻の情報である時刻情報を管理
    する起動時刻情報管理部に管理されている時刻情報を前
    記受信ステップで受信した情報に基づいて変更する時刻
    情報変更ステップと、 前記時刻情報変更ステップで変更された時刻情報が示す
    時刻に機能を実現するように指示する機能制御ステップ
    と、 一定の機能を実現する機能ステップとを実行させるため
    のプログラム。
  17. 【請求項17】 外部情報を受信する受信ステップと、 電子機器の状態を取得する機器状態取得ステップと、前
    記受信ステップで受信した外部情報と前記機器状態取得
    ステップで取得した状態に基づいて一定の機能を実現す
    る機能ステップとを実行させるためのプログラム。
  18. 【請求項18】 予め設定された機器動作条件に基づい
    て動作する電子機器の制御を行うプログラムであって、 外部情報を受信する受信ステップと、 前記外部情報に基づいて前記機器動作条件を変更する設
    定変更ステップと、前記設定変更ステップで変更した機
    器動作条件に基づいて一定の機能を実現する機能ステッ
    プとを実行させるためのプログラム。
  19. 【請求項19】 位置情報を送信する第一の電子機器
    と、位置情報を受信して起動する第二の電子機器とを含
    む電子機器システムを構成する第二の電子機器の制御を
    行うプログラムであって、 位置情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップにて受信した位置情報が一定の条件を
    満たす位置情報であるか否かを判定する判定ステップ
    と、 前記判定ステップにて前記受信ステップにて受信した位
    置情報が一定の条件を満たす位置情報と判定されると第
    二の電子機器が起動する起動ステップとを実行させるた
    めのプログラム。
  20. 【請求項20】 位置情報を送信する第一の電子機器
    と、位置情報を受信して起動する第二の電子機器とを含
    む電子機器システムを構成する第一の電子機器の制御を
    行うプログラムであって、 位置情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップにて受信した位置情報が一定の条件を
    満たす位置情報であるかを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにて一定の条件を満たす位置情報と判
    定されると一定の条件を満たす旨を示す情報を第二の電
    子機器に送信する送信ステップとを実行させるためのプ
    ログラム。
JP2001183884A 2001-06-18 2001-06-18 電子機器、機器制御方法及びプログラム Pending JP2003004879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001183884A JP2003004879A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 電子機器、機器制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001183884A JP2003004879A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 電子機器、機器制御方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003004879A true JP2003004879A (ja) 2003-01-08

Family

ID=19023751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001183884A Pending JP2003004879A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 電子機器、機器制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003004879A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011021277A1 (ja) 2009-08-18 2011-02-24 富士通株式会社 情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム
WO2015064113A1 (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 京セラ株式会社 通信端末、プログラムおよび制御システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011021277A1 (ja) 2009-08-18 2011-02-24 富士通株式会社 情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム
US9253625B2 (en) 2009-08-18 2016-02-02 Fujitsu Limited Information management apparatus, information management method, and information management program
WO2015064113A1 (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 京セラ株式会社 通信端末、プログラムおよび制御システム
JPWO2015064113A1 (ja) * 2013-10-31 2017-03-09 京セラ株式会社 通信端末、プログラムおよび制御システム
US10083132B2 (en) 2013-10-31 2018-09-25 Kyocera Corporation Management of building and household appliances using portable computing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3787284A2 (en) Remote controller for setting mode according to state of broadcast receiving apparatus
JP2001231083A (ja) 機器の自動制御システム
JP2008033618A (ja) マネージャ装置、制御方法、及び、制御プログラム
WO2013099322A1 (ja) 電力管理サーバ装置、電力管理方法及び電力管理プログラム
JP4394510B2 (ja) ホームネットワークシステム及びこれに用いるホームコントロール装置
JP6815559B2 (ja) 携帯端末および情報提供システム
JP2019039570A (ja) 空気清浄システム
JP2002259012A (ja) 設備機器管理システム
JP2003004879A (ja) 電子機器、機器制御方法及びプログラム
JP2006013780A (ja) 情報端末
JP2017173918A (ja) サービス提供装置、サービス提供方法およびサービス提供プログラム
JP2007122217A (ja) 広告宣伝配信システム
JP6253691B2 (ja) 電気機器管理装置、電気機器、端末装置、電気機器管理方法及びプログラム
JP2002324291A (ja) 安否確認サービスシステム
JP2005309489A (ja) 情報配信サーバおよび端末装置およびプログラム
JP2002278604A (ja) 制御システム、制御方法、プログラム及びその記録媒体
JP2007309813A (ja) 冷暖房機器の予約運転システムおよびそのプログラム
JP6541821B2 (ja) コントローラ、制御システム、および、コントローラの制御方法
JP2010074273A (ja) 防災支援システム、およびこれに使用する家電操作履歴情報生成装置
JP2002291072A (ja) 携帯リモコンシステム及び携帯リモコンシステムの設定方法
JP2003279109A (ja) マルチ空気調和機のゾーン番号設定システム及びその設定方法
JP2001103061A (ja) 宿泊施設における情報通信装置
US12135364B2 (en) Beacon system
JP2020136771A (ja) 情報通知装置および災害時状況通知システム
JP2002238084A (ja) 設備機器の管理システム