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JP2003099786A - 2次元データから尾根を抽出する装置、方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

2次元データから尾根を抽出する装置、方法、プログラムおよび記憶媒体

Info

Publication number
JP2003099786A
JP2003099786A JP2001286983A JP2001286983A JP2003099786A JP 2003099786 A JP2003099786 A JP 2003099786A JP 2001286983 A JP2001286983 A JP 2001286983A JP 2001286983 A JP2001286983 A JP 2001286983A JP 2003099786 A JP2003099786 A JP 2003099786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ridge
pixel
cell
adjacent
maximum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001286983A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Takeuchi
慎介 武内
Tomoyuki Noda
智之 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001286983A priority Critical patent/JP2003099786A/ja
Publication of JP2003099786A publication Critical patent/JP2003099786A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元データから1本の尾根曲線を抽出する
簡単で正確な装置,方法を提供する。 【解決手段】 高さ最大のセルを抽出し(S11)、そ
の近傍に近傍領域を決定し(S12)、近傍極大セル座
標を検出する(S15)。極大セルが1つの場合は(S
16,NO)、スタックされたセル座標があれば(S1
7a,YES)、重みづけ/最短化に従いスタックされ
たセル座標を尾根線として登録し(18a)、近傍極大
セル座標を尾根線として登録し(S19)、S12へ戻
る。スタックされたセル座標がなければ(S17a,N
O)、近傍極大セル座標を尾根線として登録し(S1
9)S12へ戻る。極大セルが複数の場合は(S16,
YES)、セル座標をスタックし(S20)、S12へ
戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元データから
尾根を抽出する装置、方法、プログラム、記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】2次元データ(2次元投影データともい
う)から主たる一つの尾根を抽出するには、図7に示し
たような等高線を肉眼で走査し、図8のように、高い領
域から低い領域に凸状に延びた部分を選びだし連続曲線
とするのが比較的正確な手法であり、これをコンピュー
タにより自動化する試みがなされている。
【0003】第一の従来例として、特開平7−2258
43号公報の従来例での説明がある(以下、従来例1と
略す)。
【0004】尾根を構成するセルは、そのセルで高さ
(セルの値)が急激に変化する。このようなセルでは、
微分の絶対値が大きいので、微分フィルタによって2次
元投影データをフィルタリングし、その絶対値が大きい
セルを、尾根を構成するセルとする。微分フィルタとし
て、図9に示すようなラプラシアンフィルタを例示して
いる。
【0005】尾根を構成するセルをセル列として抽出す
るために、図10に示すような8点近傍セルのセルの高
さZについて、以下の4条件のうち2条件以上を満たし
ていれば、尾根を構成するセルとして見なすことにす
る。Z>=ZoかつZ>=Z4、Z>=Z1かつZ>=
Z5、Z>=Z2かつZ>=Z6、Z>=Z3かつZ>
=Z7。これを図7のX=57〜72,Y=60〜80
の範囲に適用し尾根を構成するセルを抽出したのが図1
1である。図中の数は高さZを小数点以下を四捨五入し
たものである。セルを抽出後、隣接するものを接続す
る。このとき枝分かれする場合もあるが、短い枝を除去
し、長い枝については曲率が最小となるようなセル列の
み残して他は接続を切断して枝分かれのないセル列とす
る。
【0006】第2の従来例として、特開平7−2807
46号公報の実施例での説明がある(以下、従来例2と
略す)。
【0007】高さが最大のセルを検出する。検出された
セルの座標と高さは注目セルとして記憶される。
【0008】まず、2次元投影データからの注目セルの
座標を(A,B)とすると、指定方向に1セルずれた位
置に並ぶ3(ないし4)セル(A−1,B−1),
(A,B−1),(A+1,B−1)のセルの高さ情報
を比較し最も大きかったセルを次の注目セルとし、さら
に1セルずれた位置に並ぶ3(ないし4)セルの高さ情
報を比較し最も大きかったセルを次の注目画素とするよ
うにこれを末端まで続ける。
【0009】これを、従来例1に用いたものと同じ2次
元投影データに適用したものが図12である。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来例1では2次元投影データのセル要素すべてについ
て、それが尾根を構成するものであるかどうかラプラシ
アンフィルタで走査して調べる必要があり、計算機負荷
を大きくしていた。また、図11の座標(61,6
3),(61,66)に示した様に尾根を構成するセル
の座標が不連続になった地点では、隣接セル座標(6
1,66)を探し出すための特殊なアルゴリズムを要す
る。さらに、座標(69,75)のような飛び地に対す
る処理もしなければならない。また、たとえば図11中
の座標(63,70),(63,71),(64,7
1)に見られるようなL字型クランクを座標(63,7
0)と座標(64,71)を結ぶ斜めの線分で表すよ
う、曲率を計算し細線化処理を施さねばならない。
【0011】一方、従来例2では、従来例1で示された
座標(68,78)から座標(69,78)までのX軸
方向に沿った尾根を検出できておらず、図12からわか
る通り間違った尾根を検出している。
【0012】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、2次元データから1本の尾根曲線を抽出する
簡単で正確な装置,方法を提供することを目的とするも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、2次元データから尾根を抽出する装置
を次の(1),(5),(6)の通りに構成し、2次元
データから尾根を抽出する方法を次の(2),(7),
(8)の通りに構成し、プログラムを(3),(9)の
通りに構成し、記憶媒体を次の(4),(10)の通り
に構成する。
【0014】(1)2次元データから尾根を抽出する装
置であって、前記2次元データを2次元格子状に配列さ
れたセルと見なし、それぞれのセルに少なくともセルの
値と参照有無を示す状態値を持つルックアップデータテ
ーブルを有し、前記ルックアップデータテーブルにおけ
るセルの値が最大のセルを抽出する手段11と、前記手
段11で抽出したセルの値が最大のセルを出発点とし逐
次近傍領域を決定する手段12と、前記2次元データの
性質をあらかじめ8点近傍セルヘの遷移確率の重みづけ
により表現する手段と、近傍領域が測定範囲外であるこ
とを検出することで尾根を構成するセルの終点であるか
否かを判断する手段13と、近傍領域として参照された
か否かの識別フラグを立てる手段14と、近傍極大セル
座標を検出する手段15と、前記手段15で検出した極
大セルが複数であるか否かを判定する手段16と、該極
大セルが複数であった場合にその座標をスタック記憶す
る手段20と、前記手段15で検出した極大セルが単数
であった場合にすでにスタック記憶されたセル座標があ
るか否かを判断する手段17aと、前記手段17aの判
断がすでにスタック記憶されたセル座標があった場合に
重みづけと最短化に従いスタックされたセル座標を尾根
線として登録する手段18aと、前記手段15で検出さ
れた単数の近傍極大セル座標を尾根線として登録する手
段19と、前記手段13において終点と判断された場合
にすでにスタック記憶されたセル座標があるか否かを判
断する手段17bと、前記手段17bの判断がすでにス
タック記憶されたセル座標があった場合に重みづけと最
短化に従いスタックされたセル座標を尾根線として登録
する手段18bと、セルの値最大のセル座標からの尾根
線が1本のみであるか否かを判定する手段21と、前記
手段21での判定がセルの値最大のセル座標からの尾根
線が1本のみであった場合、再度セルの値最大のセル座
標近傍の参照有無フラグを該1本の尾根を構成するセル
座標近傍に対してのみ立て直す手段22と、セルの値最
大のセル座標からの尾根線が1本のみでない場合に尾根
検出を終了する手段とを備えた2次元データから尾根を
抽出する装置。
【0015】(2)2次元データから1本の尾根曲線を
抽出する方法であって、前記2次元データを2次元格子
状に配列されたセルと見なし、それぞれのセルに少なく
ともセルの値と参照有無を示す状態値を持つルックアッ
プデータテーブルを有し、前記ルックアップデータテー
ブルにおけるセルの値が最大のセルを抽出する工程11
と、前記手段11で抽出したセルの値が最大のセルを出
発点とし逐次近傍領域を決定する工程12と、前記2次
元データの性質をあらかじめ8点近傍セルヘの遷移確率
の重みづけにより表現する工程と、近傍領域が測定範囲
外であることを検出することで尾根を構成するセルの終
点であるか否かを判断する工程13と、近傍領域として
参照されたか否かの識別フラグを立てる工程14と、近
傍極大セル座標を検出する工程15と、前記手段15で
検出した極大セルが複数であるか否かを判定する工程1
6と、該極大セルが複数であった場合にその座標をスタ
ック記憶する工程20と、前記手段15で検出した極大
セルが単数であった場合にすでにスタック記憶されたセ
ル座標があるか否かを判断する工程17aと、前記手段
17aの判断がすでにスタック記憶されたセル座標があ
った場合に重みづけと最短化に従いスタックされたセル
座標を尾根線として登録する工程18aと、前記工程1
5で検出された単数の近傍極大セル座標を尾根線として
登録する工程19と、前記工程13において終点と判断
された場合にすでにスタック記憶されたセル座標がある
か否かを判断する工程17bと、前記工程17bの判断
がすでにスタック記憶されたセル座標があった場合に重
みづけと最短化に従いスタックされたセル座標を尾根線
として登録する工程18bと、セルの値最大のセル座標
からの尾根線が1本のみであるか否かを判定する工程2
1と、前記工程21での判定がセルの値最大のセル座標
からの尾根線が1本のみであった場合、再度セルの値最
大のセル座標近傍の参照有無フラグを該1本の尾根を構
成するセル座標近傍に対してのみ立て直す工程22と、
セルの値最大のセル座標からの尾根線が1本のみでない
場合に尾根検出を終了する工程とを備えた2次元データ
から尾根を抽出する方法。
【0016】(3)前記(2)記載の方法を実現するた
めのプログラム。
【0017】(4)前記(3)記載のプログラムを格納
した記憶媒体。
【0018】(5)2次元正方格子状に配列された画素
のそれぞれに画素値が対応している2次元画像データか
ら、1本の尾根曲線を抽出する装置であって、画素値が
最大の画素であるところの最大画素を与える手段51
と、尾根画素集合を空にする手段52と、最大画素を尾
根画素集合に登録する手段53と、終了するかどうか判
定する手段54と、尾根画素集合に含まれる画素に隣接
する画素の集合であるところの隣接画素集合を逐次決定
する手段55と、隣接画素集合から、尾根曲線に含まれ
る画素を除く手段65と、隣接画素集合から尾根曲線に
含まれる画素を抽出する手段57と、尾根曲線に含まれ
る画素を互いに隣接している画素同士であるところの隣
接尾根画素集合に分類する手段58と、隣接尾根画素集
合の一つを選択する手段59と、隣接尾根画素集合に含
まれる画素の全てを尾根曲線に登録する手段60と、尾
根画素集合を空にする手段61と、尾根曲線に含まれる
画素の集合に含まれる画素の全てを尾根画素集合に登録
する手段62と、を備えた2次元データから尾根を抽出
する装置。
【0019】(6)前記(5)記載の2次元データから
尾根を抽出する装置において、手段57は、隣接画素集
合に含まれる各画素について、該画素に隣接し隣接画素
集合に含まれる画素の数を調べ、数が2であり、該画素
に隣接し隣接画素集合に含まれる画素の画素値と該画素
の画素値を比較し、該画素の画素値が最も大きい場合
に、該画素を抽出するという手段であることを特徴とす
る2次元データから尾根を抽出する装置。
【0020】(7)2次元正方格子状に配列された画素
のそれぞれに画素値が対応している2次元画像データか
ら、1本の尾根曲線を抽出する方法であって、画素値が
最大の画素であるところの最大画素を与える工程51
と、尾根画素集合を空にする工程52と、最大画素を尾
根画素集合に登録する工程53と、終了するかどうか判
定する工程54と、尾根画素集合に含まれる画素に隣接
する画素の集合であるところの隣接画素集合を逐次決定
する工程55と、隣接画素集合から、尾根曲線に含まれ
る画素を除く工程65と、隣接画素集合から尾根曲線に
含まれる画素の集合を抽出する工程57と、尾根曲線に
含まれる画素を互いに隣接している画素同士である所の
隣接尾根画素集合に分類する工程58と、隣接尾根画素
集合の一つを選択する工程59と、隣接尾根画素集合に
含まれる画素の全てを尾根曲線に登録する工程60と、
尾根画素集合を空にする工程61と、尾根曲線に含まれ
る画素の集合に含まれる画素の全てを尾根画素集合に登
録する工程62と、を備えた2次元データから尾根を抽
出する方法。
【0021】(8)前記(7)記載の2次元データから
尾根を抽出する方法において、工程57は、隣接画素集
合に含まれる各画素について、該画素に隣接し隣接画素
集合に含まれる画素の数を調べ、数が2であり、該画素
に隣接し隣接画素集合に含まれる画素の画素値と該画素
の画素値を比較し、該画素の画素値が最も大きい場合
に、該画素を抽出するという工程である2次元データか
ら尾根を抽出する方法。
【0022】(9)前記(7)または(8)記載の方法
を実現するためのプログラム。
【0023】(10)前記(9)記載のプログラムを格
納した記憶媒体。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を2次元
データから主たる一つの尾根を抽出する装置の実施例に
より詳しく説明する。なお、本発明は、装置の形に限ら
ず、実施例の説明に裏付けられて、方法の形で、またこ
の方法を実現するプログラムの形で、またこのプログラ
ムを格納したCD−ROMなどの記憶媒体の形で実施す
ることができる。
【0025】
【実施例】(実施例1)実施例1である“2次元データ
から主たる一つの尾根を抽出する装置”について説明す
る。
【0026】本実施例でも、従来例同様に先ず図7のX
=57〜72,Y=60〜80の範囲を処理する例によ
り説明する。以後、図1および図2を用いて本実施例を
説明する。
【0027】まず、図7の2次元投影データを2次元格
子状に配列されたセルと見なし、それぞれのセルに少な
くとも高さ(セルの値、たとえば画素の濃度など)Zと
参照有無を示す状態値を持つルックアップデータテーブ
ルを用意する。
【0028】図1のステップ11(図ではS11と表記
する、以下同様)に従い図2に示す2次元投影データか
らZが最大となるセル座標(63,70)を検出し、記
憶する。次いで、ステップ12に従い図2中の領域0で
示された8セルを近傍領域と決定する。ステップ12で
近傍領域が見つからない場合、つまり測定領域外の場合
はステップ13に従い終点とみなす。
【0029】終点ではない場合、ステップ14に従い領
域0のセルはすべて参照有無フラグが立てられる。これ
により、以降の尾根線抽出にはこれらのセルは参照され
なくする。ステップ15に従い領域0から極大となるセ
ルを抽出すると、座標(62,69),(63,7
1),(64,71)が検出される。本実施例では、2
次元投影データの性質をあらかじめ8近傍セルヘの遷移
確率の重みづけすることで特微づける。本実施例におい
ては図3に示すように重みづけされており、このことか
ら座標(63、71),(64、71)が最初の候補と
なる。複数(今の事例では2つ)のセルが候補に上がっ
た場合、図1のステップ20に従い座標は一時スタック
記憶され、次の近傍領域決定のステップ12へとループ
する。ここで、参照有無フラグを参照することで、尾根
を構成するセルの候補、つまり近傍領域は、先の領域0
のセルを除き、図2の領域1に示したような領域とな
る。ここでも、終点ではないので領域1のセルには参照
有無フラグが立てられ、以降の尾根線抽出には参照され
ないようにする。この領域1の極大は座標(64,7
2)のセルただ1つであるから、図1のステップ17a
の判定によりステップ18aに進み、まず、最大セル座
標(63,70)の次のセルとしてスタックされた2つ
の座標のうち座標(63,71)が重みづけによって選
ばれ、これらと(64,72)を結んだ線が尾根を構成
するセルとして抽出される。こうすることにより、L字
型クランクが作られるのを避け細線化が図られる。
【0030】次いで、図2において座標(66,76)
より(71,80)に至る過程を説明する。図1のアル
ゴリズムにしたがって尾根を構成するセルの抽出を行う
と座標(66,76)に到達する。このセルの近傍領域
として領域6が決定される。領域6のセルの参照有無フ
ラグを立てた後、極大セルを検出すると、(66,7
7)と(67,77)の2つのセルがあるので、これは
図1のステップ16の判定とステップ20の操作に従い
一時セル座標がスタックされる。該2セルの近傍領域か
ら参照有無フラグが立っている領域を除いて領域7が近
傍領域として決定されるが、ここでも極大となるセルが
複数あるので、セル座標(67,78)と(68,7
8)がスタック記憶される。
【0031】同様の操作により、次なる近傍領域として
領域8が決定される。この領域での極大は座標(69,
78)のセルのみである。ここで、スタックが開始され
る以前のセル座標(66,76)とX方向、Y方向の変
位を比較することで最短化に従い、それまでにスタック
記憶された座標のうち、(67,77),(68,7
8)が選択される。このように、重みづけと最短化をス
タックしたセル座標に適用することでL字型クランクを
作らずに細線化がなされる。
【0032】セル座標(69,78)での近傍領域は領
域9と決定され、参照有無フラグを領域9のセルに立て
た後、図1のステップ16,17a,19を経て領域1
0を次の近傍領域として決定する。ここでステップ15
によりセル座標(71,80)が極大として検出され、
ステップ16,17a,19を経て尾根線を構成するセ
ルとして登録される。
【0033】しかし、このセルの近傍領域決定を行おう
とすると、測定領域外を走査しようとするため、ステッ
プ13の判定で「終点」と判断される。したがって、ス
テップは17bへと進み、スタックされたセル座標がな
いのでステップ21に進む。
【0034】以上述べた一連の処理では、まだ高さ最大
セル座標から1本の尾根線しか作っていないので、ステ
ップ22へ進む。
【0035】ステップ22では、領域0中の高さが最大
となる中央のセルと尾根線を構成する座標(63,7
1)のセルとこれに隣接する領域0内のセルに参照有無
フラグを立て、それ以外の領域0内のセルの参照有無フ
ラグを下げるという参照有無フラグの立て直しを行う。
その後、ステップ15の近傍極大セル座標検出により、
座標(62,69)が検出される。以降、セル座標(6
0,62)までは前述同様の処理により到達する。
【0036】セル座標(60,62)の近傍領域は領域
18に決定されるが、極大が2セルある。
【0037】したがって、この2つのセル座標はスタッ
ク記憶され、次なる近傍領域、領域19の決定と極大セ
ル座標(59,60)の検出により、重みづけに従い座
標(59,61)が尾根を構成するセルとして選択さ
れ、次なる近傍領域決定において「終点」とステップ1
3により判定され、ステップ17bを経てステップ21
において高さ最大セル座標からの尾根線が2本となり、
処理終了に至る。
【0038】次に、図7のX=46〜61,Y=170
〜190の範囲を処理する例により説明する。
【0039】まず、図1のステップ11に従い2次元投
影データからZが最大となるセル座標(53,181)
を検出し、記憶する。次いで、ステップ12に従い図4
中の領域100で示された8セルを近傍領域と決定す
る。ステップ12で近傍領域が見つからない場合つま
り、測定領域外の場合はステップ13に従い終点とみな
す。
【0040】終点ではない場合、ステップ13に従い領
域100のセルはすべて参照有無フラグが立てられる。
これにより、以降の尾根線抽出にはこれらのセルは参照
されなくする。ステップ15に従い領域100から極大
となるセルを抽出すると、座標(53,182)が検出
される。図1のアルゴリズムに従えば、容易に第一の尾
根の終点セル座標(53,190)に到達する。ここ
で、このセルの近傍領域決定を行おうとすると、測定領
域外を走査しようとするため、ステップ13で「終点」
と判断される。
【0041】したがって、ステップ17bヘと進み、ス
タックされたセル座標がないのでステップ21に進む。
以上述べた一連の処理では、まだ高さ最大セル座標から
1本の尾根線しか作っていないので、ステップ22へ進
む。
【0042】ステップ22では、領域100中の高さが
最大となる中央のセルと尾根線を構成する座標(53,
182)のセルとこれに隣接する領域100内のセル
(52,182),(54,182)に参照有無フラグ
を立て、それ以外の領域100内のせるの参照有無フラ
グを下げるという参照有無フラグの立て直しを行う。そ
の後、ステップ15の近傍極大セル座標検出により、座
標(53,180)が検出される。以降、セル座標(5
4,174)までは同様の処理により到達する。
【0043】セル座標(54、174)の近傍領域は領
域116に決定されるが、極大が座標(53,17
2)、(54,172)の2つのセルとなり、ステップ
20により、スタック記憶される。次の近傍領域決定の
ステップ12では、領域117が検出されるが、ここで
も極大が(53,171),(54,171)となり、
ステップ20によりスタック記憶される。さらに、近傍
領域を検出し極大を見つけると(53,170),(5
4,170),(55,170)の3つのセルがスタッ
ク記憶されるが、ここでステップ12の近傍領域決定手
段から終点であることが判断され、ステップ13により
ステップ17bに進む。ここで、スタック記憶されたセ
ル座標が、4階層、計9セルあるのでステップ18bに
進み、重みづけにより所定のセルが選択され、図4に示
したように尾根線を形成して終了する。
【0044】ステップ17aと17b、ステップ18a
と18bは、全く同じ処理を行っているため、一つの関
数としてまとめることもできる。
【0045】以上説明したように、本実施例によれば、
簡単なアルゴリズムにより2次元データから主たる1本
の尾根を検出することが可能となり、重みづけと最短化
をスタックしたセル座標に適用することでL字型グラン
クを作らずに細線化がなされる。Zが画像の濃度であれ
ば、画像のエッジを検出することができる。
【0046】(実施例2)実施例2である“2次元デー
タから主たる一つの尾根を抽出する装置”について説明
する。
【0047】本実施例でも、実施例1と同様に図7のX
=57〜72,Y=60〜80の範囲を処理する例によ
り説明する。
【0048】図5および図6を用いて本実施例を説明す
る。まず、ステップ51に従い図6の2次元投影データ
から高さ(画素の値、たとえば画素の濃度など)Zが最
大となる画素座標(63,70)を検出し、記憶する。
【0049】また、ステップ52に従い、尾根画素集合
を空にし、更にステップ53に従い、尾根画素集合に画
素(63,70)が登録する。
【0050】次いで、ステップ54に従い、終了判定を
する。終了判定は、たとえば、尾根画素集合が画像の端
に位置しているか、或いは、尾根曲線が所望の長さにな
ったかどうかなどに基づいて判定され、得たい尾根曲線
の性質により、終了判定は異なる。
【0051】次に、ステップ55に従い図6中の領域0
で示された8つの画素を隣接画素集合と決定する。隣接
画素集合は、尾根画素集合に含まれる画素に隣接する画
素の集合から、尾根画素集合に含まれる画素そのものを
除いた集合である。現在は、尾根画素集合は、極大画素
ただ一つからなるため、隣接画素集合は8つの画素から
なる領域0である。
【0052】次に、ステップ56に従い、隣接画素集合
から尾根曲線に含まれる画素を除く。現在は、尾根曲線
は登録されていないので、画素は除かれない。
【0053】次に、ステップ57に従い、隣接画素集合
から、隣接する画素より画素値が大きいか等しい画素を
尾根曲線に含まれる画素として抽出する。これにより、
座標(62,69)、(63,71)、(64,71)
が抽出される。
【0054】たとえば、(62,69)の値は204で
あり、隣接画素集合に含まれる、隣接する画素である
(63,69),(62,70)の値の202,203
よりも大きい。
【0055】次に、ステップ58に従い、尾根曲線に含
まれる画素を互いに隣接している画素同士である所の隣
接尾根画素集合に分類する。現在は、尾根曲線に含まれ
る画素として、(62,69)、(63,71)、(6
4,71)の3つが抽出されているので、これらを、一
つ目の隣接尾根画素集合(62,69)と、二つ目の隣
接尾根画素集合(63,71)、(64,71)に分類
する。一回目にステップ58を実行すると、必ず隣接尾
根画素集合Aは二つ以上あるので、これらの中から、ど
れかを選択しなくてはならない。
【0056】2回目の実行の時でも、尾根曲線が枝分か
れしている場合は、隣接尾根画素集合は2つあるので、
以下の処理を継続するために、どれかを選択しなくては
ならない。
【0057】次に、ステップ59に従い、隣接尾根画素
集合の一つを選択する。今回は画素(63,71)、
(64,71)を含む集合を選択した。選択の基準は本
実施例をどのように適用するかによって異なる。ステッ
プ59を一回目に実行する時と、2回目以降に実行する
時で選択基準を変えても良いし、共通の基準を用いても
良い。X座標が大きいものを常に選択するといった基準
でも良いし、或いは選択しなかった集合を、後々の処理
のために保存しておいても良い。
【0058】次に、ステップ60に従い、隣接尾根画素
集合の各画素を尾根曲線に登録する。次に、ステップ6
1に従い、尾根画素集合を空にし、ステップ62に従
い、尾根曲線に含まれる画素の集合を尾根画素集合に登
録する。
【0059】次に、ステップ54に従い終了判定をし、
ステップ55に従い隣接画素集合を決定する。現在は尾
根画素集合が、図6に示すように、(63,71)、
(64,71)2画素である。このため、隣接画素集合
は、図6中の領域1に示す10画素である。
【0060】次に、ステップ56に従い、隣接画素集合
から尾根曲線に含まれる画素を取り除く。現在は、隣接
画素集合に含まれ、尾根曲線に含まれる画素は(63,
70)だけであるので、これを除く。
【0061】次に、ステップ57に従い、隣接画素集合
から、尾根曲線に含まれる画素を抽出する。
【0062】これにより、座標(64,72)が検出さ
れる。(64,72)は隣接する画素より画素値が大き
いか等しい。(64,72)の値は204であり、隣接
画素集合に含まれる隣接する画素である(63,7
2),(65,72)の値の202,203よりも大き
い。なお、(62,70),(64,70)の2画素
は、隣接する画素集合に含まれる、隣接する画素が、そ
れぞれ(62,71),(65,70)の一つずつであ
るので、選ばれない。
【0063】次に、ステップ58に従い、尾根曲線に含
まれる画素を互いに隣接している画素同士である所の隣
接尾根画素集合に分類する。現在は、抽出された画素は
一つだけであるので、隣接尾根画素集合も一つだけであ
る。
【0064】次に、ステップ59に従い、隣接尾根画素
集合の一つを選択する。現在は隣接尾根画素集合が一つ
であるので、これを選択する。
【0065】次に、ステップ60に従い、隣接尾根画素
集合の画素(64,72)を尾根曲線に登録する。
【0066】次に、ステップ61に従い、尾根画素集合
を空にし、ステップ62に従い、尾根画素集合に尾根画
素集合に含まれる各画素を登録する。
【0067】次に、ステップ54,55の処理を行い、
図6中の領域2に示す画素が隣接画素集合として選ば
れ、ステップ56ないし60の処理を経て、(65,7
3)が隣接尾根曲線に登録される。
【0068】以上の処理を逐次的に行うことにより、尾
根の検出が行われる。
【0069】以上説明したように、本実施例によれば、
簡単なアルゴリズムにより2次元投影データから主たる
1本の尾根が検出できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単なアルゴリズムにより2次元投影データから主たる
1本の尾根が検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の処理を示すフローチャート
【図2】 実施例1による処理結果を示す図(その1)
【図3】 実施例1における近傍セルの重みづけを示す
【図4】 実施例1による処理結果を示す図(その2)
【図5】 実施例2の処理を示すフローチャート
【図6】 実施例2による処理結果の1部を示す図
【図7】 等高線を表示した図
【図8】 図7を肉眼で走査し尾根線を与えた図
【図9】 ラブラシアンフィルタを示す図
【図10】 近傍セルの説明図
【図11】 従来例1による尾根線検出を示す図
【図12】 従来例2による尾根線検出を示す図
【符号の説明】
11 高さ最大セル座標検出手段 12 近傍領域決定手段 14 参照有無フラグを立てる手段 15 近傍極大座標検出手段 17a,17b スタック記憶されたセル座標の有無判
断手段 18a,18b 重みづけ/最短化に従いスタック記憶
されたセル座標を尾根線として登録する手段 19 近傍極大セルを尾根線として登録する手段 20 セル座標をスタック記憶する手段 22 高さ最大セル近傍のセルの参照有無フラグを立て
直す手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元データから尾根を抽出する装置で
    あって、 前記2次元データを2次元格子状に配列されたセルと見
    なし、それぞれのセルに少なくともセルの値と参照有無
    を示す状態値を持つルックアップデータテーブルを有
    し、 前記ルックアップデータテーブルにおけるセルの値が最
    大のセルを抽出する手段11と、 前記手段11で抽出したセルの値が最大のセルを出発点
    とし逐次近傍領域を決定する手段12と、 前記2次元データの性質をあらかじめ8点近傍セルヘの
    遷移確率の重みづけにより表現する手段と、 近傍領域が測定範囲外であることを検出することで尾根
    を構成するセルの終点であるか否かを判断する手段13
    と、 近傍領域として参照されたか否かの識別フラグを立てる
    手段14と、 近傍極大セル座標を検出する手段15と、 前記手段15で検出した極大セルが複数であるか否かを
    判定する手段16と、該極大セルが複数であった場合に
    その座標をスタック記憶する手段20と、 前記手段15で検出した極大セルが単数であった場合に
    すでにスタック記憶されたセル座標があるか否かを判断
    する手段17aと、 前記手段17aの判断がすでにスタック記憶されたセル
    座標があった場合に重みづけと最短化に従いスタックさ
    れたセル座標を尾根線として登録する手段18aと、 前記手段15で検出された単数の近傍極大セル座標を尾
    根線として登録する手段19と、 前記手段13において終点と判断された場合にすでにス
    タック記憶されたセル座標があるか否かを判断する手段
    17bと、 前記手段17bの判断がすでにスタック記憶されたセル
    座標があった場合に重みづけと最短化に従いスタックさ
    れたセル座標を尾根線として登録する手段18bと、 セルの値最大のセル座標からの尾根線が1本のみである
    か否かを判定する手段21と、 前記手段21での判定がセルの値最大のセル座標からの
    尾根線が1本のみであった場合、再度セルの値最大のセ
    ル座標近傍の参照有無フラグを該1本の尾根を構成する
    セル座標近傍に対してのみ立て直す手段22と、 セルの値最大のセル座標からの尾根線が1本のみでない
    場合に尾根検出を終了する手段とを備えたことを特徴と
    する2次元データから尾根を抽出する装置。
  2. 【請求項2】 2次元データから1本の尾根曲線を抽出
    する方法であって、 前記2次元データを2次元格子状に配列されたセルと見
    なし、それぞれのセルに少なくともセルの値と参照有無
    を示す状態値を持つルックアップデータテーブルを有
    し、 前記ルックアップデータテーブルにおけるセルの値が最
    大のセルを抽出する工程11と、 前記手段11で抽出したセルの値が最大のセルを出発点
    とし逐次近傍領域を決定する工程12と、 前記2次元データの性質をあらかじめ8点近傍セルヘの
    遷移確率の重みづけにより表現する工程と、 近傍領域が測定範囲外であることを検出することで尾根
    を構成するセルの終点であるか否かを判断する工程13
    と、 近傍領域として参照されたか否かの識別フラグを立てる
    工程14と、 近傍極大セル座標を検出する工程15と、 前記手段15で検出した極大セルが複数であるか否かを
    判定する工程16と、該極大セルが複数であった場合に
    その座標をスタック記憶する工程20と、 前記手段15で検出した極大セルが単数であった場合に
    すでにスタック記憶されたセル座標があるか否かを判断
    する工程17aと、 前記手段17aの判断がすでにスタック記憶されたセル
    座標があった場合に重みづけと最短化に従いスタックさ
    れたセル座標を尾根線として登録する工程18aと、 前記工程15で検出された単数の近傍極大セル座標を尾
    根線として登録する工程19と、 前記工程13において終点と判断された場合にすでにス
    タック記憶されたセル座標があるか否かを判断する工程
    17bと、 前記工程17bの判断がすでにスタック記憶されたセル
    座標があった場合に重みづけと最短化に従いスタックさ
    れたセル座標を尾根線として登録する工程18bと、 セルの値最大のセル座標からの尾根線が1本のみである
    か否かを判定する工程21と、 前記工程21での判定がセルの値最大のセル座標からの
    尾根線が1本のみであった場合、再度セルの値最大のセ
    ル座標近傍の参照有無フラグを該1本の尾根を構成する
    セル座標近傍に対してのみ立て直す工程22と、 セルの値最大のセル座標からの尾根線が1本のみでない
    場合に尾根検出を終了する工程とを備えたことを特徴と
    する2次元データから尾根を抽出する方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法を実現するためのプ
    ログラム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプログラムを格納したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  5. 【請求項5】 2次元正方格子状に配列された画素のそ
    れぞれに画素値が対応している2次元画像データから、
    1本の尾根曲線を抽出する装置であって、 画素値が最大の画素であるところの最大画素を与える手
    段51と、 尾根画素集合を空にする手段52と、 最大画素を尾根画素集合に登録する手段53と、 終了するかどうか判定する手段54と、 尾根画素集合に含まれる画素に隣接する画素の集合であ
    るところの隣接画素集合を逐次決定する手段55と、 隣接画素集合から、尾根曲線に含まれる画素を除く手段
    55と、 隣接画素集合から尾根曲線に含まれる画素を抽出する手
    段57と、 尾根曲線に含まれる画素を互いに隣接している画素同士
    であるところの隣接尾根画素集合に分類する手段58
    と、 隣接尾根画素集合の一つを選択する手段59と、 隣接尾根画素集合に含まれる画素の全てを尾根曲線に登
    録する手段60と、 尾根画素集合を空にする手段61と、 尾根曲線に含まれる画素の集合に含まれる画素の全てを
    尾根画素集合に登録する手段62と、を備えたことを特
    徴とする2次元データから尾根を抽出する装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の2次元データから尾根を
    抽出する装置において、 手段57は、隣接画素集合に含まれる各画素について、
    該画素に隣接し隣接画素集合に含まれる画素の数を調
    べ、数が2であり、該画素に隣接し隣接画素集合に含ま
    れる画素の画素値と該画素の画素値を比較し、該画素の
    画素値が最も大きい場合に、該画素を抽出するという手
    段であることを特徴とする2次元データから尾根を抽出
    する装置。
  7. 【請求項7】 2次元正方格子状に配列された画素のそ
    れぞれに画素値が対応している2次元画像データから、
    1本の尾根曲線を抽出する方法であって、 画素値が最大の画素であるところの最大画素を与える工
    程51と、 尾根画素集合を空にする工程52と、 最大画素を尾根画素集合に登録する工程53と、 終了するかどうか判定する工程54と、 尾根画素集合に含まれる画素に隣接する画素の集合であ
    るところの隣接画素集合を逐次決定する工程55と、 隣接画素集合から、尾根曲線に含まれる画素を除く工程
    65と、 隣接画素集合から尾根曲線に含まれる画素の集合を抽出
    する工程57と、 尾根曲線に含まれる画素を互いに隣接している画素同士
    であるところの隣接尾根画素集合に分類する工程58
    と、 隣接尾根画素集合の一つを選択する工程59と、 隣接尾根画素集合に含まれる画素の全てを尾根曲線に登
    録する工程60と、 尾根画素集合を空にする工程61と、 尾根曲線に含まれる画素の集合に含まれる画素の全てを
    尾根画素集合に登録する工程62と、を備えたことを特
    徴とする2次元データから尾根を抽出する方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の2次元データから尾根を
    抽出する方法において、 工程57は、隣接画素集合に含まれる各画素について、
    該画素に隣接し隣接画素集合に含まれる画素の数を調
    べ、数が2であり、該画素に隣接し隣接画素集合に含ま
    れる画素の画素値と該画素の画素値を比較し、該画素の
    画素値が最も大きい場合に、該画素を抽出するという工
    程であることを特徴とする2次元データから尾根を抽出
    する方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の方法を実現する
    ためのプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプログラムを格納した
    ことを特徴とする記憶媒体。
JP2001286983A 2001-09-20 2001-09-20 2次元データから尾根を抽出する装置、方法、プログラムおよび記憶媒体 Withdrawn JP2003099786A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000583A (ja) * 2006-05-24 2008-01-10 Iyo Choonpa Gijutsu Kenkyusho:Kk 画像補間方法、画像補間装置、および超音波診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000583A (ja) * 2006-05-24 2008-01-10 Iyo Choonpa Gijutsu Kenkyusho:Kk 画像補間方法、画像補間装置、および超音波診断装置

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