JP2003092877A - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ブーストハーフブリッジ方式(BHB方式)ス
イッチング電源装置において交流電源を入力として高調
波を低減し、安定で高効率なスイッチング電源装置を提
供する。 【解決手段】ブーストハーフブリッジ方式(BHB方
式)スイッチング電源装置において、交流入力に対して
ブリッジダイオードを使い、入力側にある第1のチョー
クコイルを不連続モードで動作させることで入力電源か
らの高調波を削減し、入力側の第1のチョークコイルに
中間端子を設け、第1の直列回路と第2の直列回路の発
生する電圧を変えることで、第1のスイッチング素子の
時比率を50%以上にすることができ、出力側第2チョ
ークコイルの電圧変動を小さくすることが可能となり、
インダクタンスを小さくして高効率な電源装置を作るこ
とができる。
イッチング電源装置において交流電源を入力として高調
波を低減し、安定で高効率なスイッチング電源装置を提
供する。 【解決手段】ブーストハーフブリッジ方式(BHB方
式)スイッチング電源装置において、交流入力に対して
ブリッジダイオードを使い、入力側にある第1のチョー
クコイルを不連続モードで動作させることで入力電源か
らの高調波を削減し、入力側の第1のチョークコイルに
中間端子を設け、第1の直列回路と第2の直列回路の発
生する電圧を変えることで、第1のスイッチング素子の
時比率を50%以上にすることができ、出力側第2チョ
ークコイルの電圧変動を小さくすることが可能となり、
インダクタンスを小さくして高効率な電源装置を作るこ
とができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、1つのコンバータで構
成されたスイッチング電源装置において、交流入力で入
力電流の高調波成分を低減した高効率の電源装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】スイッチング電源の入力電流の高調波成
分を低減する最も一般的な方法はスイッチング電源の入
力段に昇圧チョッパ回路などによって構成されるアクテ
ィブフィルタ回路を用いることである。しかしアクティ
ブフィルタ回路はそれ自身がひとつのコンバータである
ため、全体としては2つのコンバータを直列に接続した
構成となり概して部品点数も増え、効率が低下する原因
となった。 【0003】一方MOSFETを用いた同期整流型スイ
ッチング電源において、高効率化を実現しようとする時
に問題となることは、MOSFETのソース、ドレイン
間の電圧が高いもの程オン抵抗が大きく、電力損失が大
きいため電源の効率が低下するという点である。また同
期整流回路を構成するMOSFETを1次側スイッチの
オフ期間の全期間にわたり駆動することができず、この
期間のスイッチング損失が発生することである。 【0004】本出願人は先にこの問題を改善したスイッ
チング電源装置を提案した。(特開平11−26226
3)図4は直流入力、図5は交流入力の回路例を示す。
図5においてVinは入力交流電源、Bdはブリッジ型
整流回路、2a、2bは該ブリッジ型整流回路の直流出
力を受ける入力端子、L1はチョークコイル、Q1、Q
2はスイッチ素子(MOSFET)、C1、C2はコン
デンサ、Tは出力トランス、N1はその1次巻線、N
a、Nbはその2次巻線(中間端子付き)Q3、Q4は
同期整流MOSFET、L2、C3はそれぞれ出力フィ
ルタを構成するチョークコイル及びコンデンサ、16
a、16bは出力端子、17は負荷、18は制御回路で
ある。 【0005】この回路動作は1次側スイッチ素子Q1、
Q2が交互にオン、オフ(一方のスイッチ素子がオンの
時、他方のスイッチがオフ)して出力トランスを介して
同期整流MOSFET、Q3、Q4にゲート信号を与
え、チョークコイルL2を介して負荷17に給電する。
また、出力端子の電圧を検出し制御回路18を通じて1
次側スイッチ素子Q1、Q2のオンオフ比を変えること
により出力電圧Voutの定電圧制御を行う。 【0006】因みに上記回路は、昇圧チョッパ回路とし
て入力電源VinからコンデンサC1,C2との直列回
路に電力を送り、同時にハーフブリッジ回路の動作によ
りコンデンサC1、C2の直列回路から負荷に電力を供
給する。この従来回路は、同期整流MOSFET、Q
3、Q4を短いオフ期間を除いて常に駆動することが可
能なため、同期整流MOSFETとして耐圧が低くオン
抵抗の小さいものが使用でき、出力フィルタも小さくで
きるので高効率のスイッチング電源を提供することがで
きる。 【0007】図5の交流入力の従来回路において、入力
側にチョークコイルを有しているので入力端子の前段に
ブリッジ型整流回路を用い、このチョークコイルを不連
続電流モードで動作させることにより容易に入力電流の
高調波成分を低減できるが、このチョークを不連続モー
ドで動作させるには下側スイッチ素子Q1の時比率を5
0%以下の小さい値で動作させることが必要になる。こ
のため出力チョークコイルL2に印加される電圧が大き
く、出力チョークコイルL2として大きいインダクタン
スのチョークコイルが必要となり、電源効率を低下させ
る要因となった。 【0008】 【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来
技術の問題点を鑑みてなされたもので、その目的は、ブ
ーストハーフブリッジ方式(BHB方式)スイッチング
電源装置を応用し、出力チョークコイルに印加される電
圧を小さくしてインダクタンスの小型化を図り、入力電
流の高調波成分を低減した高効率の電源装置を提供する
ことにある。 【0009】 【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めになされた請求項記載の発明は、従来のブーストハー
フブリッジ方式スイッチング電源において、入力側のチ
ョークコイルに中間端子を設け、上側スイッチ素子とト
ランスの1次巻線を前記入力側のチョークコイルの中間
端子に接続することで入力側のチョークコイルの不連続
モードを維持しながら、下側スイッチ素子の時比率を5
0%近辺にすることが可能で、出力チョークコイルに印
加される電圧の変化を小さくし、小さなインダクタンス
のチョークコイルを用いることによって、チョークコイ
ルでの損失を低減し、同時に入力電流の高調波成分を低
減した高効率の電源装置を実現することができる。 【0010】すなわち交流電源に接続されたブリッジ型
ダイオードと、該ブリッジ型ダイオードの直流出力を受
ける入力端子2a,2bと1次巻線及び2次巻線を有す
るトランスと、該入力端子間に接続された入力側の第1
のチョークコイルと第1のスイッチ素子と直列回路(第
1)と、該トランスの1次巻線とコンデンサ(第1)と
の直列回路(第2)と、該トランスの1次巻線の端子間
に接続された第2のスイッチ素子と第2のコンデンサと
の直列回路(第3)と、該トランスの2次巻線のそれぞ
れ1端子間に接続された第1と第2の同期整流MOSF
ETの直列回路(第4)と、該トランスの2次巻線の中
間端子と該第1と第2の同期整流MOSFETとの接続
点との間に接続された出力チョークコイルと出力コンデ
ンサとの直列回路(第5)とを備えたスイッチング電源
装置において、第2の直列回路を入力側チョークコイル
の中間端子と該第1のスイッチ素子の該チョークコイル
と接続されていない側の端子との間に接続することによ
って、チョークコイルの不連続モードを維持しながら第
1のスイッチ素子の時比率を50%近辺で動作させるこ
とが可能になり、前記出力側の第2のチョークコイルに
印加される電圧の変化を小さくするようにしたことを特
徴とする、高効率なスイッチング電源を提供するもので
ある。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明に
係る実施形態を説明する。図1は本発明回路の実施例で
ある。図7は図5の従来回路での出力チョークコイルに
掛かるR点の電圧波形を示し図3では本発明による出力
チョークコイルに掛かるR点の電圧波形を示している。
図6は従来方式の入力側第1のチョークコイルに流れる
電流を示し、図2は本発明による入力側に中間端子を設
け、第2の直列回路を接続した場合の入力側チョークコ
イルに流れる電流を示したものである。 【0012】図1においてVinは入力電源であり2
a、2bは入力端子である。L1は第1の入力チョーク
コイルで入力端子とチョークコイルの間にブリッジダイ
オードBdを挿入してある。Q1とQ2はそれぞれ第1
と第2のスイッチ素子であり、C1とC2はそれぞれ第
1と第2のコンデンサであり、TとN1とNaとNbは
それぞれトランス、その1次巻線、第1の2次巻線部
分、第2の2次巻線部分であり、Q3とQ4はそれぞれ
第1の同期整流MOSFET、第2の同期整流MOSF
ETであり、L2とC3はそれぞれ出力フィルタを構成
している第2のチョークコイルと第3のコンデンサで1
6a、16bは出力端子であり17は負荷であり、18
は制御回路である。 【0013】入力側の第1のチョークコイルは中間端子
が設けられ、その両端の端子はそれぞれブリッジダイオ
ードBdと第1のスイッチ素子Q1に接続され、中間端
子は第2のスイッチ素子Q2とトランスの第1次巻線N
1に接続されている。 【0014】ブーストハーフブリッジ方式の電源装置
は、少なくとも1次巻線N1および2次巻線Na、Nb
を有するトランスTと、直流電圧が印加される第1のチ
ョークコイルL1と第1のスイッチ素子Q1とで構成さ
れる第1の直列回路と、前記第1のスイッチ素子Q1間
に接続される前記トランスTの1次巻線N1と第1のコ
ンデンサC1とで構成される第2の直列回路と、前記第
1のスイッチ素子Q1がオフの期間に、前記第1のチョ
ークコイルL1の電流の一部を流す経路を形成するため
の第2のスイッチ素子Q2と第2のコンデンサC2とで
構成される第3の直列回路と、前記トランスTの2次巻
線に接続される整流回路と、前記整流回路に接続される
フィルタ回路と、前記フィルタ回路に接続され負荷に直
流電圧を出力する出力端子16a、16bと、前記出力
端子の出力電圧を検出して、前記第1と第2のスイッチ
素子Q1、Q2を、一方がオンの時に他方がオフである
ように交互にオンさせて、第1、第2のスイッチ素子Q
1、Q2のオンとオフの期間の比率を変化させることに
よって、出力端子16a、16bの出力電圧を一定にす
るように制御する制御回路を有することを特徴としてお
り、交流電圧の入力するためブリッジダイオードBdを
用いている。 【0015】入力電源Vinに直流電源を入力する場合
は高調波電流の影響がないのであるが、交流電源で使用
する場合は高調波電流の影響を受けるため、一般的には
入力電源Vinに交流電源を用いる場合に昇圧チョッパ
回路などによって構成されるアクティブフィルタ回路を
用いて高調波電流成分を低減している。しかしこのよう
な回路構成では部品点数も多く効率の低下しがちであ
る。一方ブーストハーフブリッジ方式の電源装置は入力
側にチョークコイルL1を配置しているため、交流入力
をブリッジダイオードBdで直流に整流し、入力側の第
1のチョークコイルL1を不連続動作させることによっ
て、容易に入力電流の高調波成分を取り除くことがで
き、しかも効率良く直流電力を供給できる。 【0016】実際に入力側の第1のチョークコイルL1
を不連続動作させるための手段として、下側第1のスイ
ッチ素子Q1のオン時間を小さくし、時比率を50%以
下の小さな値にすることが必要になり、その結果とし
て、図7に示すように出力側第2のチョークコイルL2
には下側第1のスイッチ素子Q1のオン期間T1と、上
側第2のスイッチ素子Q2のオン期間T2の電圧の差に
よるリップル電流が発生して、出力側第2のチョークコ
イルL2に大きなインダクタンスを設けて出力電圧を小
さくしないと安定した出力電圧が得られない。 【0017】図2はR点で示す出力側第2のチョークコ
イルL2の入力電圧波形で、第1のスイッチ素子Q1と
第2のスイッチ素子Q2がそれぞれオン期間コンデンサ
C1との電圧とコンデンサC2の電圧をトランスTの1
次巻線N1と第1の2次巻線Na、もしくは第2の2次
巻線Nbの巻線比で変換した電圧であり、これらの電圧
が時比率によって変動するために出力側第2のチョーク
コイルL2の電圧に変動が発生する。 【0018】本発明においては入力側のチョークコイル
に中間端子を設け上側にある第2のスイッチ素子Q2と
トランス一次巻線N1が前記入力側の第1のチョークコ
イルL1の中間端子に接続されているため、時比率が5
0%近辺の場合でも、図2に示すように、入力チョーク
コイルL1が不連続電流モードで動作することが可能と
なり、そのためコンデンサC1とコンデンサC2の電圧
の差が小さくなり、その結果として、出力側の第2のチ
ョークコイルL2に印加される電圧は、第1のスイッチ
素子Q1がオンし第2のスイッチ素子Q2がオフして出
力する時間と、第2のスイッチ素子Q2がオンし第1の
スイッチ素子Q1がオフして出力する時間で、両者の出
力電圧に差を生じないことになり、出力側第2のチョー
クコイルL2に流れる電流はリップルが低減され、出力
側第2のチョークコイルL2はインダクタンスの小さい
ものが使用出来て損失が少なくなる。 【0019】次に、本発明の動作原理を説明する。図5
の従来の回路における入力チョークコイルL1の電流波
形は図6のようになる。ここで入力チョークコイル電流
のピーク値Ip−1とスイッチ素子Q1のオフ期間To
ff−1はそれぞれ次式で表わせる. 【数1】 【数2】 ここでLcは入力チョークコイルL1のインダクタンス
である。 【0020】一方図1の本発明回路における入力チョー
クコイルL1の電流波形は図2のようになる。ここでL
1のe−f間の巻数とインダクタンスをそれぞれNc、
Lcとし、L1のe−g間の巻数とインダクタンスをそ
れぞれNd、Ldとすると次式が成り立つ。 【数3】 また 【数4】 故に 【数5】 また 【数6】 数2と数6を比較するとLdはLcより小さいので、T
off−2はToff−1より小さくなる。故に、中間
端子の位置を調整することにより時比率を50%近辺で
動作させても入力チョークコイルを不連続電流モードで
動作させることが可能である。 【0021】図1の実施例では第1と第2の同期整流M
OSFET、Q3及びQ4のドライブ方法で、図1の回
路における第1と第2同期整流MOSFET、Q3及び
Q4は、それぞれ他方の同期整流MOSFETのドレイ
ンソース間電圧によって駆動しているが、このゲート端
子の駆動方法は図1に示した方法に限らず、トランスT
の巻線から得られる電圧であれば同様な効果は得られ
る。 【0022】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
回路においては、交流入力に対してブリッジダイオード
を使い、第1のスイッチング素子の時比率を50%近辺
で動作させることによって、入力側にある第1のチョー
クコイルを不連続モードで動作させることで入力電源か
らの高調波を削減し、入力側の第1のチョークコイルに
中間端子を設け、出力側第2チョークコイルの電圧変動
を小さくすることが可能で、インダクタンスを小さくし
て高効率な電源装置を作ることができる。 【0023】
成されたスイッチング電源装置において、交流入力で入
力電流の高調波成分を低減した高効率の電源装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】スイッチング電源の入力電流の高調波成
分を低減する最も一般的な方法はスイッチング電源の入
力段に昇圧チョッパ回路などによって構成されるアクテ
ィブフィルタ回路を用いることである。しかしアクティ
ブフィルタ回路はそれ自身がひとつのコンバータである
ため、全体としては2つのコンバータを直列に接続した
構成となり概して部品点数も増え、効率が低下する原因
となった。 【0003】一方MOSFETを用いた同期整流型スイ
ッチング電源において、高効率化を実現しようとする時
に問題となることは、MOSFETのソース、ドレイン
間の電圧が高いもの程オン抵抗が大きく、電力損失が大
きいため電源の効率が低下するという点である。また同
期整流回路を構成するMOSFETを1次側スイッチの
オフ期間の全期間にわたり駆動することができず、この
期間のスイッチング損失が発生することである。 【0004】本出願人は先にこの問題を改善したスイッ
チング電源装置を提案した。(特開平11−26226
3)図4は直流入力、図5は交流入力の回路例を示す。
図5においてVinは入力交流電源、Bdはブリッジ型
整流回路、2a、2bは該ブリッジ型整流回路の直流出
力を受ける入力端子、L1はチョークコイル、Q1、Q
2はスイッチ素子(MOSFET)、C1、C2はコン
デンサ、Tは出力トランス、N1はその1次巻線、N
a、Nbはその2次巻線(中間端子付き)Q3、Q4は
同期整流MOSFET、L2、C3はそれぞれ出力フィ
ルタを構成するチョークコイル及びコンデンサ、16
a、16bは出力端子、17は負荷、18は制御回路で
ある。 【0005】この回路動作は1次側スイッチ素子Q1、
Q2が交互にオン、オフ(一方のスイッチ素子がオンの
時、他方のスイッチがオフ)して出力トランスを介して
同期整流MOSFET、Q3、Q4にゲート信号を与
え、チョークコイルL2を介して負荷17に給電する。
また、出力端子の電圧を検出し制御回路18を通じて1
次側スイッチ素子Q1、Q2のオンオフ比を変えること
により出力電圧Voutの定電圧制御を行う。 【0006】因みに上記回路は、昇圧チョッパ回路とし
て入力電源VinからコンデンサC1,C2との直列回
路に電力を送り、同時にハーフブリッジ回路の動作によ
りコンデンサC1、C2の直列回路から負荷に電力を供
給する。この従来回路は、同期整流MOSFET、Q
3、Q4を短いオフ期間を除いて常に駆動することが可
能なため、同期整流MOSFETとして耐圧が低くオン
抵抗の小さいものが使用でき、出力フィルタも小さくで
きるので高効率のスイッチング電源を提供することがで
きる。 【0007】図5の交流入力の従来回路において、入力
側にチョークコイルを有しているので入力端子の前段に
ブリッジ型整流回路を用い、このチョークコイルを不連
続電流モードで動作させることにより容易に入力電流の
高調波成分を低減できるが、このチョークを不連続モー
ドで動作させるには下側スイッチ素子Q1の時比率を5
0%以下の小さい値で動作させることが必要になる。こ
のため出力チョークコイルL2に印加される電圧が大き
く、出力チョークコイルL2として大きいインダクタン
スのチョークコイルが必要となり、電源効率を低下させ
る要因となった。 【0008】 【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来
技術の問題点を鑑みてなされたもので、その目的は、ブ
ーストハーフブリッジ方式(BHB方式)スイッチング
電源装置を応用し、出力チョークコイルに印加される電
圧を小さくしてインダクタンスの小型化を図り、入力電
流の高調波成分を低減した高効率の電源装置を提供する
ことにある。 【0009】 【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めになされた請求項記載の発明は、従来のブーストハー
フブリッジ方式スイッチング電源において、入力側のチ
ョークコイルに中間端子を設け、上側スイッチ素子とト
ランスの1次巻線を前記入力側のチョークコイルの中間
端子に接続することで入力側のチョークコイルの不連続
モードを維持しながら、下側スイッチ素子の時比率を5
0%近辺にすることが可能で、出力チョークコイルに印
加される電圧の変化を小さくし、小さなインダクタンス
のチョークコイルを用いることによって、チョークコイ
ルでの損失を低減し、同時に入力電流の高調波成分を低
減した高効率の電源装置を実現することができる。 【0010】すなわち交流電源に接続されたブリッジ型
ダイオードと、該ブリッジ型ダイオードの直流出力を受
ける入力端子2a,2bと1次巻線及び2次巻線を有す
るトランスと、該入力端子間に接続された入力側の第1
のチョークコイルと第1のスイッチ素子と直列回路(第
1)と、該トランスの1次巻線とコンデンサ(第1)と
の直列回路(第2)と、該トランスの1次巻線の端子間
に接続された第2のスイッチ素子と第2のコンデンサと
の直列回路(第3)と、該トランスの2次巻線のそれぞ
れ1端子間に接続された第1と第2の同期整流MOSF
ETの直列回路(第4)と、該トランスの2次巻線の中
間端子と該第1と第2の同期整流MOSFETとの接続
点との間に接続された出力チョークコイルと出力コンデ
ンサとの直列回路(第5)とを備えたスイッチング電源
装置において、第2の直列回路を入力側チョークコイル
の中間端子と該第1のスイッチ素子の該チョークコイル
と接続されていない側の端子との間に接続することによ
って、チョークコイルの不連続モードを維持しながら第
1のスイッチ素子の時比率を50%近辺で動作させるこ
とが可能になり、前記出力側の第2のチョークコイルに
印加される電圧の変化を小さくするようにしたことを特
徴とする、高効率なスイッチング電源を提供するもので
ある。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明に
係る実施形態を説明する。図1は本発明回路の実施例で
ある。図7は図5の従来回路での出力チョークコイルに
掛かるR点の電圧波形を示し図3では本発明による出力
チョークコイルに掛かるR点の電圧波形を示している。
図6は従来方式の入力側第1のチョークコイルに流れる
電流を示し、図2は本発明による入力側に中間端子を設
け、第2の直列回路を接続した場合の入力側チョークコ
イルに流れる電流を示したものである。 【0012】図1においてVinは入力電源であり2
a、2bは入力端子である。L1は第1の入力チョーク
コイルで入力端子とチョークコイルの間にブリッジダイ
オードBdを挿入してある。Q1とQ2はそれぞれ第1
と第2のスイッチ素子であり、C1とC2はそれぞれ第
1と第2のコンデンサであり、TとN1とNaとNbは
それぞれトランス、その1次巻線、第1の2次巻線部
分、第2の2次巻線部分であり、Q3とQ4はそれぞれ
第1の同期整流MOSFET、第2の同期整流MOSF
ETであり、L2とC3はそれぞれ出力フィルタを構成
している第2のチョークコイルと第3のコンデンサで1
6a、16bは出力端子であり17は負荷であり、18
は制御回路である。 【0013】入力側の第1のチョークコイルは中間端子
が設けられ、その両端の端子はそれぞれブリッジダイオ
ードBdと第1のスイッチ素子Q1に接続され、中間端
子は第2のスイッチ素子Q2とトランスの第1次巻線N
1に接続されている。 【0014】ブーストハーフブリッジ方式の電源装置
は、少なくとも1次巻線N1および2次巻線Na、Nb
を有するトランスTと、直流電圧が印加される第1のチ
ョークコイルL1と第1のスイッチ素子Q1とで構成さ
れる第1の直列回路と、前記第1のスイッチ素子Q1間
に接続される前記トランスTの1次巻線N1と第1のコ
ンデンサC1とで構成される第2の直列回路と、前記第
1のスイッチ素子Q1がオフの期間に、前記第1のチョ
ークコイルL1の電流の一部を流す経路を形成するため
の第2のスイッチ素子Q2と第2のコンデンサC2とで
構成される第3の直列回路と、前記トランスTの2次巻
線に接続される整流回路と、前記整流回路に接続される
フィルタ回路と、前記フィルタ回路に接続され負荷に直
流電圧を出力する出力端子16a、16bと、前記出力
端子の出力電圧を検出して、前記第1と第2のスイッチ
素子Q1、Q2を、一方がオンの時に他方がオフである
ように交互にオンさせて、第1、第2のスイッチ素子Q
1、Q2のオンとオフの期間の比率を変化させることに
よって、出力端子16a、16bの出力電圧を一定にす
るように制御する制御回路を有することを特徴としてお
り、交流電圧の入力するためブリッジダイオードBdを
用いている。 【0015】入力電源Vinに直流電源を入力する場合
は高調波電流の影響がないのであるが、交流電源で使用
する場合は高調波電流の影響を受けるため、一般的には
入力電源Vinに交流電源を用いる場合に昇圧チョッパ
回路などによって構成されるアクティブフィルタ回路を
用いて高調波電流成分を低減している。しかしこのよう
な回路構成では部品点数も多く効率の低下しがちであ
る。一方ブーストハーフブリッジ方式の電源装置は入力
側にチョークコイルL1を配置しているため、交流入力
をブリッジダイオードBdで直流に整流し、入力側の第
1のチョークコイルL1を不連続動作させることによっ
て、容易に入力電流の高調波成分を取り除くことがで
き、しかも効率良く直流電力を供給できる。 【0016】実際に入力側の第1のチョークコイルL1
を不連続動作させるための手段として、下側第1のスイ
ッチ素子Q1のオン時間を小さくし、時比率を50%以
下の小さな値にすることが必要になり、その結果とし
て、図7に示すように出力側第2のチョークコイルL2
には下側第1のスイッチ素子Q1のオン期間T1と、上
側第2のスイッチ素子Q2のオン期間T2の電圧の差に
よるリップル電流が発生して、出力側第2のチョークコ
イルL2に大きなインダクタンスを設けて出力電圧を小
さくしないと安定した出力電圧が得られない。 【0017】図2はR点で示す出力側第2のチョークコ
イルL2の入力電圧波形で、第1のスイッチ素子Q1と
第2のスイッチ素子Q2がそれぞれオン期間コンデンサ
C1との電圧とコンデンサC2の電圧をトランスTの1
次巻線N1と第1の2次巻線Na、もしくは第2の2次
巻線Nbの巻線比で変換した電圧であり、これらの電圧
が時比率によって変動するために出力側第2のチョーク
コイルL2の電圧に変動が発生する。 【0018】本発明においては入力側のチョークコイル
に中間端子を設け上側にある第2のスイッチ素子Q2と
トランス一次巻線N1が前記入力側の第1のチョークコ
イルL1の中間端子に接続されているため、時比率が5
0%近辺の場合でも、図2に示すように、入力チョーク
コイルL1が不連続電流モードで動作することが可能と
なり、そのためコンデンサC1とコンデンサC2の電圧
の差が小さくなり、その結果として、出力側の第2のチ
ョークコイルL2に印加される電圧は、第1のスイッチ
素子Q1がオンし第2のスイッチ素子Q2がオフして出
力する時間と、第2のスイッチ素子Q2がオンし第1の
スイッチ素子Q1がオフして出力する時間で、両者の出
力電圧に差を生じないことになり、出力側第2のチョー
クコイルL2に流れる電流はリップルが低減され、出力
側第2のチョークコイルL2はインダクタンスの小さい
ものが使用出来て損失が少なくなる。 【0019】次に、本発明の動作原理を説明する。図5
の従来の回路における入力チョークコイルL1の電流波
形は図6のようになる。ここで入力チョークコイル電流
のピーク値Ip−1とスイッチ素子Q1のオフ期間To
ff−1はそれぞれ次式で表わせる. 【数1】 【数2】 ここでLcは入力チョークコイルL1のインダクタンス
である。 【0020】一方図1の本発明回路における入力チョー
クコイルL1の電流波形は図2のようになる。ここでL
1のe−f間の巻数とインダクタンスをそれぞれNc、
Lcとし、L1のe−g間の巻数とインダクタンスをそ
れぞれNd、Ldとすると次式が成り立つ。 【数3】 また 【数4】 故に 【数5】 また 【数6】 数2と数6を比較するとLdはLcより小さいので、T
off−2はToff−1より小さくなる。故に、中間
端子の位置を調整することにより時比率を50%近辺で
動作させても入力チョークコイルを不連続電流モードで
動作させることが可能である。 【0021】図1の実施例では第1と第2の同期整流M
OSFET、Q3及びQ4のドライブ方法で、図1の回
路における第1と第2同期整流MOSFET、Q3及び
Q4は、それぞれ他方の同期整流MOSFETのドレイ
ンソース間電圧によって駆動しているが、このゲート端
子の駆動方法は図1に示した方法に限らず、トランスT
の巻線から得られる電圧であれば同様な効果は得られ
る。 【0022】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
回路においては、交流入力に対してブリッジダイオード
を使い、第1のスイッチング素子の時比率を50%近辺
で動作させることによって、入力側にある第1のチョー
クコイルを不連続モードで動作させることで入力電源か
らの高調波を削減し、入力側の第1のチョークコイルに
中間端子を設け、出力側第2チョークコイルの電圧変動
を小さくすることが可能で、インダクタンスを小さくし
て高効率な電源装置を作ることができる。 【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す電源装置の実施例であ
る。 【図2】本発明の方式による入力側にある第1のチョー
クコイルの入力電流特性を示す図である。 【図3】本発明の方式による出力側にある第2のチョー
クコイルの入力電圧特性を示す図である。 【図4】従来の直流電圧入力電源装置を示す図である。 【図5】従来の交流電圧入力電源装置を示す図である。 【図6】従来方式による入力側にある第1のチョークコ
イルの入力電流特性を示す図である。 【図7】従来方式による出力側にある第2のチョークコ
イルの入力電圧特性を示す図である。 【符号の説明】 2a、2b… 入力端子 16a、16b… 出力端子 17… 負荷 18… 制御回路 C1… 第1のコンデンサ C2… 第2のコンデンサ C3… 出力フィルタの第3のコンデンサ Bd… ブリッジダイオード L1… 第1のチョークコイル L2… 出力フィルタの第2のチョークコイル Q1… 第1のスイッチ素子 Q2… 第2のスイッチ素子 Q3、Q4… 同期整流MOSFET T… トランス N1… トランスTの1次巻線 Na… トランスTの第1の2次巻線 Nb… トランスTの第2の2次巻線 Vin… 入力電源 V(R)…R点の電圧 e、f、g…入力側インダクタンスL1の端子
る。 【図2】本発明の方式による入力側にある第1のチョー
クコイルの入力電流特性を示す図である。 【図3】本発明の方式による出力側にある第2のチョー
クコイルの入力電圧特性を示す図である。 【図4】従来の直流電圧入力電源装置を示す図である。 【図5】従来の交流電圧入力電源装置を示す図である。 【図6】従来方式による入力側にある第1のチョークコ
イルの入力電流特性を示す図である。 【図7】従来方式による出力側にある第2のチョークコ
イルの入力電圧特性を示す図である。 【符号の説明】 2a、2b… 入力端子 16a、16b… 出力端子 17… 負荷 18… 制御回路 C1… 第1のコンデンサ C2… 第2のコンデンサ C3… 出力フィルタの第3のコンデンサ Bd… ブリッジダイオード L1… 第1のチョークコイル L2… 出力フィルタの第2のチョークコイル Q1… 第1のスイッチ素子 Q2… 第2のスイッチ素子 Q3、Q4… 同期整流MOSFET T… トランス N1… トランスTの1次巻線 Na… トランスTの第1の2次巻線 Nb… トランスTの第2の2次巻線 Vin… 入力電源 V(R)…R点の電圧 e、f、g…入力側インダクタンスL1の端子
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】交流電源に接続されたブリッジ型ダイオー
ドと該ブリッジ型ダイオードの直流出力を受ける入力端
子と1次巻線及び2次巻線を有するトランスと、該入力
端子間に接続された中間端子を有するチョークコイルと
第1のスイッチ素子との直列回路(第1)と、該チョーク
コイルの中間端子と該第1のスイッチ素子の該チョーク
コイルと接続されていない側の端子との間に接続された
該トランスの1次巻線とコンデンサ(第1)との直列回路
(第2)と、該トランスの1次巻線の端子間に接続され
た第2のスイッチ素子と第2のコンデンサ(第2)との
直列回路(第3)と、該トランスの2次巻線のそれぞれ
1端子間に接続された第1と第2の同期整流MOSFE
Tの直列回路(第4)と、該トランスの2次巻線の中間
端子と該第1と第2の同期整流MOSFETの接続点と
の間に接続された出力チョークコイルと出力コンデンサ
との直列回路(第5)とを備えたことを特徴とするスイ
ッチング電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284576A JP2003092877A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284576A JP2003092877A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | スイッチング電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003092877A true JP2003092877A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19107870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001284576A Pending JP2003092877A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003092877A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8279629B2 (en) | 2009-07-29 | 2012-10-02 | Tdk Corporation | Switching power supply |
DE102017213418A1 (de) | 2016-08-02 | 2018-02-08 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Spannungsumsetzungsvorrichtung |
DE102017214721A1 (de) | 2016-08-24 | 2018-03-01 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Spannungswandlungsvorrichtung |
WO2022037876A1 (de) * | 2020-08-20 | 2022-02-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur ermittlung eines parameters, wobei der parameter einen strom oder eine spannung in einer schaltungsanordnung charakterisiert |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001284576A patent/JP2003092877A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8279629B2 (en) | 2009-07-29 | 2012-10-02 | Tdk Corporation | Switching power supply |
DE102017213418A1 (de) | 2016-08-02 | 2018-02-08 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Spannungsumsetzungsvorrichtung |
US9966876B2 (en) | 2016-08-02 | 2018-05-08 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Voltage conversion device |
DE102017214721A1 (de) | 2016-08-24 | 2018-03-01 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Spannungswandlungsvorrichtung |
US9973073B2 (en) | 2016-08-24 | 2018-05-15 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Voltage conversion device that ensures supply of power to a controller even if the input voltage decreases |
WO2022037876A1 (de) * | 2020-08-20 | 2022-02-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur ermittlung eines parameters, wobei der parameter einen strom oder eine spannung in einer schaltungsanordnung charakterisiert |
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