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JP2003085528A - 画像ファイリング装置 - Google Patents

画像ファイリング装置

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Publication number
JP2003085528A
JP2003085528A JP2001272625A JP2001272625A JP2003085528A JP 2003085528 A JP2003085528 A JP 2003085528A JP 2001272625 A JP2001272625 A JP 2001272625A JP 2001272625 A JP2001272625 A JP 2001272625A JP 2003085528 A JP2003085528 A JP 2003085528A
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Japan
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image
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album
recording medium
file
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Application number
JP2001272625A
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English (en)
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Inventor
Akihiro Suzuki
昭広 鈴木
Satoshi Ueda
智 上田
Michiaki Uchikawa
通明 内川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001272625A priority Critical patent/JP4224231B2/ja
Publication of JP2003085528A publication Critical patent/JP2003085528A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影画像のファイリングや、保存した撮影画
像の検索を簡単にする。 【解決手段】 画像ファイリング装置10は、第1又は
第2のメモリーカード17,18からすべての撮影画像
ファイルを読み出して、これをCD−Rメディア19へ
保存する機能を備えている。保存時には、撮影画像ファ
イルが作成日付順にソートされ、ソートされた撮影画像
ファイルがCD−Rメディア19内に作成されたフォル
ダに1つのアルバムとして格納される。LCD21には
このアルバムのインデックス画像とともに、アルバム識
別情報を含むインデックス情報が表示される。画像ファ
イリング装置10内に設けられたプリンタユニットを使
用して、前記インデックス画像およびインデックス情報
がプリントされたインデックスプリントを得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録メディアに画
像ファイルをファイリングする画像ファイリング装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラで撮影された画像データ
は、例えば、スマートメディア(商品名)などのメモリ
ーカードに画像ファイルとして記憶される。メモリーカ
ードは記憶容量が小さいため、記憶した画像ファイル
は、比較的容量が大きいCD−R(Compact D
isk−Recordable)メディアなどの光ディ
スクにコピーして保存しておく必要がある。CD−Rメ
ディアからデータを読み取るCD−ROMドライブは、
ほとんどのパーソナルコンピュータに内蔵されているの
で、画像ファイルをCD−Rメディアに保存しておけ
ば、手軽に画像ファイルを再生することができ便利であ
る。
【0003】このCD−Rメディアへデータを書き込む
CD−Rドライブも普及してきており、これを内蔵した
パーソナルコンピュータとデジタルカメラとを接続すれ
ば、メモリーカードに記録した画像ファイルをCD−R
メディアへコピーすることができる。
【0004】このCD−Rへコピーする際に、例えば、
メモリーカード毎にフォルダを作成し、そのフォルダへ
メモリーカード内の複数の画像ファイルをまとめて1つ
のアルバムとして格納するというように、画像ファイル
をファイリングして保存すれば、保存した画像の検索が
しやすく便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーソ
ナルコンピュータで画像ファイルのファイリング作業を
する場合には、CD−R書き込み用ソフトの起動操作、
コピーする画像ファイルの選択操作など各種の操作が必
要である。このように、パーソナルコンピュータを使用
したファイリング作業は、パーソナルコンピュータに不
慣れな人にとっては、手間のかかるものであった。
【0006】また、保存した複数のアルバムの中から所
望の画像を検索する場合には、画像を再生表示しながら
探すのは大変なので、アルバムのインデックス画像があ
ると便利である。特に、ファイリングしたアルバムの数
や、それが保存されたCD−Rメディアの数が増えるに
つれて、インデックス画像の必要性は増す。しかし、パ
ーソナルコンピュータを使用してこのようなインデック
ス画像を作成するためには、専用の画像表示ソフトなど
が必要であり、パーソナルコンピュータに不慣れな人に
とっては、ファイリング作業と同様に手間のかかるもの
であった。
【0007】前述した課題を解決するために、本発明
は、画像ファイリング作業や画像の検索を簡単に行うこ
とができる画像ファイリング装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の記録メディアへアクセスして前記第1の記録
メディアに記録された画像ファイルを読み取る第1のメ
ディアドライブユニットと、前記第1の記録メディアと
は異なる第2の記録メディアへアクセスして、前記第1
の記録メディアから読み取った画像ファイルの書き込み
と書き込まれた画像ファイルの読み取りとをする第2の
メディアドライブユニットと、これら第1および第2の
各メディアドライブユニットを制御するコントローラと
を設け、前記コントローラは、前記各メディアドライブ
ユニットを介して、前記第1の記録メディアからすべて
の画像ファイルを読み取り、これらすべての画像ファイ
ルを1つのアルバムとしてまとめて格納するためのフォ
ルダを前記第2の記録メディア内に作成し、そのフォル
ダ内に前記すべての画像ファイルをファイル作成日付順
にソートして書き込むことを特徴とする。
【0009】前記第2の記録メディアに、1つのアルバ
ムを書き込んだ後に別のアルバムの追加記録ができるよ
うにすることが好ましい。
【0010】前記第1の記録メディア内のすべての画像
ファイルの読み取り処理,前記第2の記録メディア内に
フォルダを作成する処理,そのフォルダ内へ画像ファイ
ルをソートして書き込む処理からなる一連の処理を自動
的に実行するように指示をする専用ボタンを設けること
が好ましい。
【0011】前記アルバム内の画像を表示するための表
示手段を設けることが好ましい。また、この表示手段に
は、アルバムのインデックス画像が表示されることが好
ましい。さらに、前記インデックス画像に加えて、前記
アルバムの識別情報を含むインデックス情報が表示され
ることが好ましい。そして、前記インデックス情報に
は、インデックス画像内のコマの作成日付の範囲情報が
含まれることが好ましい。
【0012】前記アルバム内の画像をプリントするプリ
ンタユニットを設けることが好ましい。前記プリンタユ
ニットを用いて、前記アルバム内の複数のコマが配列さ
れたインデックス画像がプリントされることが好まし
い。また、前記インデックス画像とともに、アルバムの
識別情報を含むインデックス情報がプリントされること
が好ましく、さらに、前記インデックス情報には、イン
デックス画像内のコマの作成日付の範囲情報が含まれる
ことが好ましい。
【0013】前記インデックス画像内の各コマ毎にその
作成日付をプリントしたり、また、前記インデックス画
像内の各コマに対応する画像ファイル名を、コマ番号と
してインデックス画像内にプリントすることが好まし
い。
【0014】
【発明の実施の形態】図1および図2に示すように、画
像ファイリング装置10の装置本体11には、第1およ
び第2のメモリーカード17,18、CD−Rメディア
19の各記録メディアへアクセスして画像ファイルの読
み取りや書き込みを行う各メディアドライブユニット
と、画像ファイルに基づいて画像のプリントをするプリ
ンタユニットが内蔵されている。これら各ユニットによ
り、各記録メディア間での画像ファイルのコピーや、各
記録メディアから読み出した画像のプリントが行われ
る。
【0015】装置本体11の前面には、CD−Rメディ
ア19をセットするためのトレイ14と、給紙カセット
15をセットするための開口16が設けられている。ト
レイ14は、CD−Rドライブユニット13の構成部分
であり、図1に示す引き出し位置と、図2に示す収納位
置との間で移動自在に取り付けられている。この移動
は、取り出しボタン31を押下することによって行われ
る。符号32,33は、CD−Rドライブユニットの動
作状態を示すランプである。
【0016】CD−Rメディア19は、周知のように、
レーザ光を使用してデータの記録および読み取りが行わ
れる光記録メディアである。CD−Rメディア19にい
ったんデータを書き込むと、その部分に再度書き込みを
行うことはできない。CD−Rメディア19は、約65
0MB〜700MBの記憶容量を持ち、各種のメモリー
カードに比べて記憶容量が大きい。このため、メモリー
カードに記録された画像ファイルをファイリングして保
存しておくための記録メディアとして使用される。
【0017】開口16の奥には、プリンタユニット86
が設けられている。開口16には、給紙カセット15が
着脱自在にセットされる。給紙カセット15には、予め
決められたサイズの記録紙36が複数枚収納される。こ
の給紙カセット15からプリンタユニット86へ記録紙
36が引き出され、画像がプリントされる。プリント済
みの記録紙36は、給紙カセット15の上面に排紙され
る。
【0018】装置本体11の前面には、トレイ14と開
口16とを覆う閉じ位置と、これを露呈する開き位置と
の間で開閉自在な蓋12が取り付けられている。
【0019】装置本体11の前面からみてトレイ14お
よび開口16の左横には、電源スイッチ22が設けられ
ている。また、トレイ14および開口16の右横には、
各ユニットを操作するための操作パネル20が設けられ
ている。この操作パネル20内には、各種の操作ボタン
等の他、LCD21と、第1および第2のスロット2
3,24とが設けられている。
【0020】第1のメモリーカード17は、スマートメ
ディア(登録商標)であり、このメモリーカード17
は、スマートメディア(登録商標)専用のスロットであ
る第1のスロット23にセットされる。第2のスロット
24は、PCカードタイプのメモリーカードがセットさ
れるスロットである。このスロット24には、PCカー
ドタイプのアダプタを使用することにより、PCカード
タイプのメモリーカードよりも小型の各種のメモリーカ
ード,例えば,コンパクトフラッシュ(登録商標),S
Dカード(登録商標),メモリスティック(登録商
標),マイクロドライブ(登録商標)などをセットする
ことができる。
【0021】第1および第2の各スロット23,24の
奥には、各メモリーカード17,18のメディアドライ
ブユニットである第1および第2のカードリーダ91,
92が配置されている。
【0022】デジタルカメラ26で撮影された画像ファ
イルは、これら各メモリーカード18に電気的に記録さ
れる。メモリーカードの記憶容量には各種のものがある
が、現在は約16MB〜約64MB程度の記憶容量が標
準的である。
【0023】第1及び第2のカードリーダ91,92は
選択的に使用され、これらの切り替えはスライドスイッ
チ27によって行われる。第1及び第2のスロット2
3,24の奥の入り口付近には、図示しない遮蔽板がス
ライド自在に設けられており、この遮蔽板がスライドス
イッチ27に連動して第1及び第2のスロット23,2
4の一部を選択的に塞ぐ。これにより、スライドスイッ
チ27を第1の位置にセットしたときには、第2のスロ
ット23の一部が遮蔽板により塞がれて、第2のメモリ
ーカード18をセットすることが禁止される。この反対
に、スライドスイッチ27を第2の位置にセットする
と、第1のスロット23の一部が塞がれて、第1のメモ
リーカード17のセットが禁止される。
【0024】符号29は、各スロット23,24にセッ
トされた各メモリーカード17,18を取り出すための
取り出しボタンである。符号30は、各カードリーダの
動作状態を示す動作ランプである。
【0025】操作パネル20の中央には、LCD21が
設けられている。LCD21は、操作画面や、各メモリ
ーカード17,18又はCD−Rメディア19に記録さ
れた画像ファイルを再生表示するための表示手段であ
る。
【0026】LCD21の下には、操作画面内のカーソ
ルの移動や、コマの選択など汎用的に使用される汎用キ
ー38が設けられている。符号39は選択したメニュー
を実行するための実行ボタンであり、符号40は、直前
の操作をキャンセルするためのキャンセルボタンであ
る。操作画面とこれら各種操作ボタンとにより、各種の
指示がなされる。
【0027】また、操作パネル20には、これら汎用的
に使用される各操作ボタンの他、使用頻度の高い機能を
指示するための専用ボタンが設けられている。プリント
ボタン41は、選択した画像やインデックス画像などの
プリント指示をするための専用ボタンである。
【0028】保存ボタン37は、第1又は第2のメモリ
ーカード17,18内のすべての画像ファイルを、アル
バムデータとしてCD−Rメディア19にファイリング
する指示をするための専用ボタンである。
【0029】この保存ボタン37を押下することによ
り、第1又は第2の各メモリーカード17,18内のす
べての画像ファイルの読み取り処理,読み取られたすべ
ての画像ファイルを1つのアルバムデータとしてまとめ
て格納するためのフォルダをCD−Rメディア19内に
作成する処理 画像ファイルをソートして1つのアルバ
ムデータとして、作成したフォルダ内に書き込む処理か
らなる一連の処理が自動的に実行される。
【0030】また、装置本体11の後面には、モニタ4
9と接続するためのビデオ出力端子85や、USB(U
nibersal Serial Bus)コネクタ8
4が設けられている。ビデオ出力端子を使用すれば、操
作画面や画像をモニタ49に出力することもできる。
【0031】USBコネクタ84は、USBケーブルを
接続するためのコネクタであり、デジタルカメラ26や
パーソナルコンピュータとのデータ通信をするために使
用される。画像ファイリング装置10は、装置単体で動
作する単体動作モードの他に、パーソナルコンピュータ
と接続してパーソナルコンピュータの周辺機器として動
作するPC従属動作モードとを備えている。
【0032】単体動作モードでは、各カードリーダ9
1,92,CD−Rドライブユニット13,プリンタユ
ニット86の各ユニットは、操作パネル20からの指示
により動作する。PC従属動作モードでは、各ユニット
の制御権がパーソナルコンピュータへ移行し、コンピュ
ータから入力される指示により各ユニットが動作する。
【0033】このPC従属動作モードでは、各ユニット
は選択的に動作する。各ユニットの切り替えは、装置本
体11の側面に設けられたユニット選択スイッチ42に
よって行われる。
【0034】単体動作モードとPC従属動作モードとの
切り替えは、USBコネクタへのUSBケーブルの抜き
差しにより自動的に行われる。すなわち、パーソナルコ
ンピュータと接続されたUSBケーブルがUSBコネク
タに装着されると、PC従属動作モードに移行し、他
方、USBコネクタからUSBケーブルが抜かれると、
単体動作モードへ移行する。USBインタフェースで
は、前記電源供給線にパーソナルコンピュータから電圧
が供給されるようになっており、画像ファイリング装置
10は、この電圧の有無を検出することにより各モード
の切り替えを行う。
【0035】図3に示すように、デジタルカメラ26で
撮影された画像データは、例えば、第1のメモリーカー
ド17内に撮影画像ファイルMA1〜MAnとして記録
される。これら撮影画像ファイルMA1〜MAnは、撮
影画像フォルダにまとめて格納される。これら撮影画像
ファイルのファイル形式や、フォルダ構造などは、DC
F(Design rule of Camera F
ile system)規格によって決められている。
各撮影画像ファイル1〜nは、例えば、EXIFフォー
マットで記録される。
【0036】EXIFフォーマットは、撮影画像データ
に加えて、EXIFTAGデータが付加されたものであ
る。撮影画像データは、例えば、画像データを圧縮して
格納するJPEG形式で記録される。撮影画像データの
形式としては、このJPEGの他に、画像データとこの
データのファイル内の格納位置などを示す情報を記録す
るTAGとからなるTIFF(Taged Imafe File Forma
t )形式を使用してもよい。さらに、EXIFフォーマ
ットには、インデックス表示等に使用するためのサムネ
イル画像データを含めることもできる。撮影画像ファイ
ルのファイル名もDCFによって決められており、撮影
画像データの形式としてJPEGを使用した場合には、
各撮影画像ファイルMA1〜MAnのファイル名は、D
SCF0001〜n.JPGとなる。
【0037】EXIFTAGデータには、露出値,焦点
距離,ストロボ発光の有無など撮影条件に関する撮影条
件データと、MakerNoteTAGデータとが含ま
れる。MakerNoteTAGとは、各カメラメーカ
ーが自由にメーカー固有の情報を設定できるエリアであ
り、このエリアには、例えば、撮影に使用した機種デー
タなどが記録される。撮影日付等のデータもこのEXI
FTAGデータとして記録される。
【0038】図4は、画像ファイリング装置10を使用
してCD−Rメディア19にアルバムのデータを書き込
んで作成されたオリジナルCD−Rのデータ格納構造を
示す。CD−Rメディア19にデータを記録する際に
は、ファイル管理情報格納領域19aと、データ格納領
域19bとが予め設定される。CD−Rメディア19の
データの記録位置(アドレス)は、FAT(File Aloca
tion Table) ファイルシステムにより管理される。
【0039】FATファイルシステムは、MS−DOS
(登録商標)やWindows(登録商標)など、マイ
クロソフト社が開発したオペレーティングシステムで採
用されているファイル管理システムである。
【0040】ファイル管理情報格納領域19aは、FA
Tファイルシステムに関連するファイル管理情報が格納
されるシステム領域として使用される。このファイル管
理情報格納領域19a内は、さらに、マスターブート領
域,FAT領域,FAT予備領域,ルートディレクトリ
領域などの各領域に区画される。
【0041】CD−Rメディア19へのデータの書き込
みは、セッションと呼ばれる単位で行われる。1つのセ
ッションは、データと、セッションの開始を示すリード
イン情報およびその終わりを示すリードアウト情報とか
らなる。データ格納領域19bへのデータ記録方式とし
ては、ISO9660規格で規定されたマルチセッショ
ン追加記録可能方式(以下、マルチセッション方式とい
う)を採用している。マルチセッション方式とは、CD
−Rメディア19に空き容量がある限り、セッションの
追加書き込みが可能な記録方式をいう。
【0042】例えば、第1のメモリーカード17から読
み出されたすべての撮影画像ファイルMA1〜MAnを
CD−Rメディア19へファイリングする際には、ま
ず、すべての撮影画像ファイルMA1〜MAnが、アル
バム1のデータとしてまとめられる。そして、リードイ
ン情報に続けてアルバム1のデータを書き込み、そのデ
ータの後にリードアウト情報が記録される。
【0043】リードアウト情報の書き込みにより、1つ
のセッションがクローズされる。このように、アルバム
1のデータは、1つのセッションで記録される。そし
て、別のメモリーカードから読み出された撮影画像ファ
イルは、アルバム2のデータとしてまとめられ、セッシ
ョン2として追加記録される。
【0044】CD−Rメディア19内にいくつのセッシ
ョンが記録されているか、また、CD−Rメディア19
の空き容量がどれだけあるかといった情報は、ファイル
管理情報として、ファイル管理情報格納領域19aに記
録される。
【0045】また、後述するように、本装置10は、セ
ットされたCD−Rメディア19がオリジナルCD−R
である場合には、アルバム検索およびその中の画像検索
をしやすいように、インデックス情報を表示する機能を
備えている。オリジナルCD−Rかどうかの判定は、フ
ァイル管理情報格納領域19a内に記録されるボリュー
ム名に基づいて行われる。
【0046】本装置10を使用して未記録のCD−Rメ
ディア19に最初にアルバムのデータを書き込む際に
は、後述するボリューム名付与規則に従って、ボリュー
ム名が記録される。
【0047】図5は、本例で使用されるボリューム名の
名称付与規則を示す。ボリューム名は、画像ファイリン
グ装置10の製品名「NX800M」と、その装置の製
造番号「1345」と、ディスクシリアルNoとからな
る。このうち、製品名と装置番号とが、オリジナルCD
−Rかどうかを識別するためのオリジナルCD−R識別
情報となる。
【0048】また、オリジナルCD−R識別情報とし
て、製品名に加えて、製造番号を使用したことにより、
CD−Rメディア19又は装置10に不具合が生じた場
合など、その製造番号から装置10を特定することがで
きるので、故障箇所を特定しやすいというメリットが得
られる。なお、製品名だけをオリジナルCD−R識別情
報として使用してもよい。
【0049】ディスクシリアルNoは、本装置10を使
用して作成されたオリジナルCD−Rに付与される一連
番号である。新品の画像ファイリング装置10を使用し
て、1枚目の未記録のCD−Rメディア19にアルバム
のデータを書き込む場合には、そのディスクシリアルN
oは「0001」となる。ディスクシリアルNoが「0
021」とは、21枚目に作成されたオリジナルCD−
Rであることを示す。このディスクシリアルNoは、E
EPROMなどの書き換え可能なメモリに記録される。
このメモリ内のディスクシリアルNoは、工場出荷時に
初期値「0001」にセットされ、オリジナルCD−R
を作成する毎に「1」ずつインクリメントされる。
【0050】このように付与された各ディスクシリアル
Noは、複数のオリジナルCD−R内でユニークな番号
となるので、複数のオリジナルCD−Rを識別するため
のディスク識別情報として使用することができる。
【0051】図6は、オリジナルCD−Rのフォルダ構
造を示す。アルバムのデータは、アルバム毎に各フォル
ダ51a,51b,51c・・・が作成され、それぞれ
のフォルダ内にまとめて格納される。各フォルダの名前
は、それぞれの名前が1枚のオリジナルCD−R内でユ
ニークとなるように付与される。これにより、各アルバ
ムの識別が行われる。本例では、最初に作成されたアル
バム1のフォルダ51aの名前を「100」とし、次に
作成されたアルバム2のフォルダ51bの名前を「10
1」というように、各フォルダ名は、作成された順に連
番で付与される。
【0052】また、各フォルダ51a,51b,51c
・・・内の撮影画像ファイルは、作成日付順にソートさ
れて格納される。そして、ソートされた順番に、新たな
ファイル名が付与される。本例では、「DSCF000
1」を先頭に連番でファイル名が付与される。
【0053】このファイル名付与規則は、図3に示した
ように、1台のデジタルカメラ26が未記録のメモリー
カードに撮影画像を記録する場合と同様である。しか
し、1枚のメモリーカードにいったん記録した複数の撮
影画像のうちのいくつかを削除したような場合には、フ
ァイル名に歯抜けが生じることになり、メモリーカード
内の複数の撮影画像のファイル名が連番にはならない。
また、1枚のメモリーカードを2台のデジタルカメラ2
6で使用したような場合には、カメラ毎に撮影画像フォ
ルダが作成され、各フォルダ毎に撮影画像ファイルが記
録される。そして、各撮影画像フォルダ内のファイル名
は、カメラ毎に付与される。
【0054】本装置10では、メモリーカード内の撮影
画像ファイルのファイル名に歯抜けが生じていたり、複
数の撮影画像フォルダに撮影画像ファイルが格納されて
いるような場合でも、そのメモリーカードから読み出し
たすべての撮影画像ファイルに対して作成日付順にソー
ト処理をし、ソートされた順番でファイル名が付与され
る。なお、本例のファイル名付与規則以外でも、アルバ
ム内で各ファイル名が識別できれば、別の規則を使用し
てもよい。
【0055】なお、デジタルカメラ26で撮影された撮
影画像ファイルの作成日付は撮影日付と一致するので、
作成日付順にソートを行えば、結果として撮影日付順に
ソートされたことになる。もちろん、ファイルの作成日
付ではなく、撮影画像ファイル内にEXIFTAGデー
タとして記録された撮影日付を読み出して、撮影日付順
にソートを行ってもよい。
【0056】図7は、オリジナルCD−Rに記録された
アルバムのインデックス画像のプリント例である。この
インデックスプリント111には、24コマのコマ画像
PIC1〜PIC24が並べて配列したインデックス画
像113に加えて、インデックス情報112が記録され
る。なお、オリジナルCD−R以外のCD−Rメディア
19からインデックスプリントを作成する場合には、イ
ンデックス情報112はプリントされず、1枚の用紙に
25コマずつコマ画像がプリントされる。
【0057】インデックス情報112は、例えば、イン
デックスプリント111の左上部分に配置される。この
部分を拡大した図8に示すように、インデックス情報1
12は、インデックスプリントIDと、1枚のインデッ
クスプリント内のコマ画像PIC1〜PIC24の作成
日付の日付範囲情報とからなる。日付範囲情報は、イン
デックス画像113の先頭コマであるコマ画像PIC1
の作成日付と、最終コマであるコマ画像PIC24の作
成日付とからなる。この日付範囲情報により、インデッ
クスプリント111内の各コマ画像がいつ頃撮影された
ものかを簡単に判別することができる。
【0058】また、各コマ画像PIC1〜PIC24の
下には、それぞれのコマ番号と作成日付とがプリントさ
れる。コマ番号としては、当該コマ画像に対応する撮影
画像ファイルのファイル名の一部(DSCF以下のシー
ケンス番号)に、そのファイルが格納されたフォルダ名
を付加したものを使用している。このため、このコマ番
号から、対応する撮影画像ファイルを簡単に検索するこ
とができる。
【0059】本例では、コマ番号にファイル名の一部を
使用しているが、その目的は1つのアルバム内の各ファ
イルを識別することにあるので、その識別ができるので
あればファイル名の全部を使用してもよい。また、コマ
番号にフォルダ名の全部を使用しているが、その目的は
コマ画像が1枚のオリジナルCD−R内のどのアルバム
に属しているかを識別することにあるので、その識別が
できるのであればフォルダ名の一部だけを使用してもよ
い。
【0060】図9は、インデックスプリントIDのID
付与規則を示す。インデックスプリントIDは、インデ
ックスプリント111の識別情報であり、ディスクシリ
アルNo,セッションNo,ページ番号および総ページ
数からなる。ディスクシリアルNoおよびセッションN
oは、ファイル管理情報格納領域19aから読み出され
る。
【0061】1つのアルバムのデータと、CD−Rメデ
ィア19へのデータ書き込み単位である1つのセッショ
ンとは、1対1で対応しているので、セッションNo
は、1枚のオリジナルCD−R内でユニークな情報とな
る。そして、このセッションNoとディスクシリアルN
oとを合わせた情報は、複数枚のオリジナルCD−R内
に保存されたすべてのアルバムを識別するためのアルバ
ム識別情報として利用することができる。
【0062】このアルバム識別情報により、所望の撮影
画像が、複数枚のオリジナルCD−Rの中のどのCD−
Rに保存されているか、さらに、そのオリジナルCD−
Rのどのアルバムに保存されているかを簡単に特定する
ことができる。したがって、保存した複数のアルバムや
画像の検索を非常に簡単に行うことができる。
【0063】総ページ数は、1つのアルバムから作成さ
れたインデックスプリントの総ページ数である。1枚の
インデックスプリント111内にプリントできるコマ数
は、24コマであるので、1つのアルバム内に24コマ
以上の撮影画像が含まれる場合には、そのアルバムのイ
ンデックスプリント111は、複数枚になる。このた
め、インデックスプリントの総ページ数と、そのうちの
何ページ目かを示すことにより、各インデックスプリン
ト111を整理しやすくしている。
【0064】このインデックスプリント111は、メニ
ュー画面からインデックスプリントメニューを選択する
ことにより作成される。また、CD−Rメディア19に
アルバムが書き込まれたときには、そのアルバムのイン
デックスプリント111が自動的に作成される。
【0065】また、本装置10は、インデックス画像1
13をLCD21に表示する機能を備えている。このイ
ンデックス表示では、例えば、図10に示すように、1
画面内にコマ画像が3コマずつ表示される。汎用キー3
8を操作することにより、次のコマ画像が順次表示され
る。もちろん、LCD21に1つのアルバム内のすべて
のコマ画像を表示させてもよい。このようにLCD21
にインデックス画像を表示させるようにしたから、画像
ファイリング装置10にモニタ49を接続することな
く、各記録メディア内の撮影画像を検索することができ
る。
【0066】さらに、オリジナルCD−Rに保存された
アルバムのインデックス画像113を表示する場合に
は、3コマのコマ画像の表示をする前に、図11に示す
ように、先頭の1コマと、インデックス情報112とが
表示されるようにしている。LCD21内には、2つの
インデックス情報112が表示されている。図11に示
された2つのインデックスプリントIDは、ディスクシ
リアルNo,セッションNoが同じであるので、これら
の表示から、1つのアルバムのインデックス画像の1ペ
ージ目と2ページ目であることがわかる。
【0067】また、インデックス情報112には作成日
付の範囲情報が含まれているので、この情報から所望の
撮影画像を含むインデックス画像113の検索がしやす
い。また、この例では、インデックス情報112ととも
に、先頭の1コマのコマ画像を表示するようにしている
が、複数コマを表示させるようにしてもよいし、また、
コマ画像を表示させずに、インデックス情報112だけ
を表示させるようにしてもよい。
【0068】汎用キー38でスライドバー又はカーソル
等を移動させることにより、オリジナルCD−R内のす
べてのアルバムのインデックス画像113およびインデ
ックス情報112を順次表示させることができる。この
例では、LCD21の画面内に2つのインデックス情報
112を同時に表示させるようにしているが、もちろん
1つずつ表示させてもよいし、3つ以上同時に表示させ
てもよい。このように、インデックス情報を表示するこ
とにより、撮影画像やインデックス画像の検索がより簡
単になる。
【0069】この表示から1つのインデックス情報11
2を選択すると、オリジナルCD−R以外のメディアの
場合と同様に、選択されたインデックス画像113内の
コマ画像が3コマずつ表示される。
【0070】図12は、画像ファイリング装置10の電
気構成を示すブロック図である。システムコントローラ
71は、単体動作モードでは、操作パネル20からの指
示により各種プログラムを実行し装置内の各部を制御す
る。また、PC従属動作モードでは、パーソナルコンピ
ュータからの指示に従って、各部を制御する。また、シ
ステムコントローラ71は、セットされたCD−Rメデ
ィア19がオリジナルCD−Rかどうかなど各種の判定
を行う。
【0071】ROM77には、システムコントローラ7
1が実行する各種のプログラムが書き込まれている。メ
インメモリ78は、システムコントローラが各種プログ
ラムを実行する際の作業用メモリとして使用される。V
RAM79は、モニタに画像や操作画面を出力する際に
使用される表示用メモリであり、ビデオ出力端子85と
接続されている。EEPROM80は、上述したディス
クシリアルNoを記憶するために使用される。
【0072】画像処理部81は、撮影画像ファイルに対
して各種の画像処理を施す他、撮影画像ファイルのソー
ト処理,ファイル名変更処理,複数のコマ画像が並べて
配列されるインデックス画像作成処理など各種の加工処
理を施す。
【0073】通信コントローラ83は、USBインタフ
ェースで規定された通信プロトコルにしたがって、US
Bコネクタ84を介して接続された各機器とのデータの
送受信を制御する。プリンタユニット86は、給紙カセ
ット15内から記録紙36を引き出し、引き出した記録
紙36に各コマ毎の撮影画像や、インデックス画像をプ
リントする。
【0074】また、システムコントローラ71には、第
1および第2のカードリーダ91,92と、CD−Rド
ライブユニット13とが接続されている。CD−Rドラ
イブユニット13は、CD−Rメディア19を回転させ
る回転機構,CD−Rメディア19にレーザー光を照射
して書き込みと読み取りとを行うヘッド部,トレイ14
のスライド機構,これらを駆動するための駆動モータな
どからなるドライブ機構94と、このドライブ機構94
を制御するドライブコントローラ95とからなる。
【0075】ドライブコントローラ95には、バッファ
メモリ96が設けられている。バッファメモリ96は、
CD−Rドライブユニット93のデータ書き込み速度
と、他の記録メディアから読み取られるデータの転送速
度との差を緩衝するためのメモリである。
【0076】以下、図13〜15に示すフローチャート
を参照しながら、本発明の作用を説明する。図13に示
すように、撮影画像をファイリングする場合には、電源
スイッチ22をオンして、例えば、撮影画像ファイルが
記録された第1のメモリーカード17を、第1のスロッ
ト23にセットする。他方、書き込み先となるCD−R
メディア19をCD−Rドライブユニット13にセット
する。
【0077】保存ボタン37を押すと、メモリーカード
およびCD−Rメディアの各メディアがセットされてい
るかどうか、CD−Rメディアの空き容量があるかどう
か、記録紙36があるかどうかなどのチェックが行われ
る。これらのいずれかのチェック結果がエラーの場合に
は、警告表示を行う。この警告表示は、例えば、LCD
21にエラーメッセージを表示することにより行われ
る。
【0078】すべてのチェック結果にエラーが無い場合
には、第1のカードリーダ91が第1のメモリーカード
17内のすべての撮影画像ファイルの読み取りを開始す
る。読み取られた撮影画像ファイルは、画像処理部81
に送られる。画像処理部81では、撮影画像ファイルの
ソート処理,ファイル名変更処理が行われる。これらの
処理が終了した撮影画像ファイルは、CD−Rドライブ
ユニット13に送られて、1つのアルバムのデータとし
て、CD−Rメディア19に書き込まれる。
【0079】図14に示すように、CD−Rメディア1
9への書き込み処理では、まず、CD−Rメディア19
が記録済みであるかどうかが判定される。この判定は、
CD−Rメディア19内のファイル管理情報に基づいて
行われる。未記録のCD−Rメディア19と判定された
場合には、EEPROM80から必要な情報を読み出
し、図5に示すボリューム名付与規則にしたがって、フ
ァイル管理情報格納領域19aにボリューム名の書き込
みを行う。
【0080】ボリューム名の書き込み後、データ格納領
域19b内にフォルダが作成される。メモリーカードか
ら読み取られたすべての撮影画像ファイルに対して作成
日付順にソート処理が行われ、さらに、そのソートされ
た順番でファイル名が付与される。これらの撮影画像フ
ァイルがアルバムのデータとしてフォルダ内に格納され
る。CD−Rメディア19への書き込み終了後、インデ
ックスプリント処理が行われる。まず、データ格納領域
19b内のアルバムのデータを読み出して、画像処理部
81で、24コマ毎のインデックス画像113が作成さ
れる。
【0081】また、ファイル管理情報格納領域19aか
ら、ディスクシリアルNo,セッションNoを読み出
し、これらの情報と撮影画像ファイルの作成日付を基に
インデックス情報112が作成される。これら作成され
たインデックス画像113およびインデックス情報11
2とが合成され、合成された画像がプリンタユニット8
6に送られる。プリンタユニット86は、この合成され
た画像を記録紙36にプリントし、インデックスプリン
ト111を排紙する。
【0082】他方、記録済みのCD−Rメディア19で
ある場合には、ボリューム名の書き込みを行なわれな
い。その他の処理は、未記録のCD−Rメディア19の
場合と同様に行われる。また、インデックスプリント処
理では、インデックス情報のプリントは行われず、25
コマのインデックス画像がプリントされる。
【0083】このように、保存ボタン37を押下するこ
とにより、CD−Rメディア19にフォルダを作成し、
そのフォルダ内に、作成日付順にソートされた撮影画像
ファイルが1つのアルバムとしてまとめて格納されるの
で、撮影画像ファイルのファイリング作業を簡単に行う
ことができる。
【0084】この例では、保存ボタン37を押下するこ
とにより、CD−Rメディア19へのアルバムの書き込
み処理と、そのインデックスプリント処理とが自動的に
行われるようにしているが、アルバムの書き込み処理だ
けを自動的に行うようにしてもよい。
【0085】また、インデックスプリント処理をするか
しないかをユーザーが選択できるようにしてもよい。こ
の場合には、インデックスプリント処理をするかしない
かを予め設定できるようにしてもよいし、また、保存ボ
タン37の押下後、データの書き込み前又は後に、イン
デックスプリント処理をするかしないかの問い合わせメ
ッセージをLCD21に表示し、その時点でユーザが選
択できるようにしてもよい。
【0086】また、図15に示すように、CD−Rメデ
ィア19からアルバムのデータを読み出して、LCD2
1にインデックス画像113を表示する場合には、メニ
ュー画面からインデックス表示メニューを選択し、イン
デックス画像の再生を指示する。
【0087】再生指示がなされると、セットされたCD
−Rメディア19のボリューム名を読み取って、そのC
D−Rメディア19がオリジナルCD−Rかどうかの判
定を行う。オリジナルCD−Rではないと判定された場
合には、図10に示すように、CD−Rメディア19内
のアルバムの先頭3コマの画像をLCD21に表示す
る。
【0088】他方、オリジナルCD−Rであると判定さ
れた場合には、図11に示すように、インデックス情報
112と、インデックス画像113の先頭1コマとをL
CD21に表示する。
【0089】このLCD21に表示されたインデックス
画像113やインデックス情報112を基に画像の検索
が行われる。インデックス画像の表示を終了する場合に
は、操作パネル20から終了指示をして終了させる。
【0090】上記例では、画像ファイリング装置内に、
CD−Rドライブユニットの他に、2つのカードリーダ
を設けた例で説明しているが、カードリーダはいずれか
1つでもよいし、3つ以上設けてもよい。このカードリ
ーダとして読み取り専用のCD−ROMドライブを設け
てもよい。こうすれば、CDメディアからCDメディア
へのコピーが可能になる。
【0091】また、アルバムのデータが書き込まれる記
録メディアとしてCD−Rメディアを例に説明したが、
1回書き込みをした部分に再書き込みが可能な光記録メ
ディアであるCD−RWメディアを使用してもよい。こ
の場合には、ドライブユニットをCD−RWに対応させ
る必要がある。また、CD−R,CD−RWの他に、D
VDなどの記録メディアを使用できるようにしてもよ
い。
【0092】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
第1の記録メディアへアクセスして前記第1の記録メデ
ィアに記録された画像ファイルを読み取る第1のメディ
アドライブユニットと、前記第1の記録メディアとは異
なる第2の記録メディアへアクセスして、前記第1の記
録メディアから読み取った画像ファイルの書き込みと書
き込まれた画像ファイルの読み取りとをする第2のメデ
ィアドライブユニットと、これら第1および第2の各メ
ディアドライブユニットを制御するコントローラとを設
け、前記コントローラは、前記各メディアドライブユニ
ットを介して、前記第1の記録メディアからすべての画
像ファイルを読み取り、これらすべての画像ファイルを
1つのアルバムとしてまとめて格納するためのフォルダ
を前記第2の記録メディア内に作成し、そのフォルダ内
に前記すべての画像ファイルをファイル作成日付順にソ
ートして書き込むようにしたから、画像ファイルのファ
イリング作業を簡単に行うことができる。
【0093】また、上記ファイリングをするための一連
の処理を自動的に実行するように指示をする専用ボタン
を設けたから、ファイリング作業をさらに簡単に行うこ
とができる。
【0094】また、アルバムのインデックス画像を表示
する機能や、それをプリントする機能を備えたことによ
り、画像の検索を簡単に行うことができる。しかも、イ
ンデックス画像に加えて、アルバムの識別情報をインデ
ックス情報を表示又はプリントするようにしたから、画
像の検索をより簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像ファイリング装置の外観斜視図である。
【図2】給紙カセットをセットした状態の画像ファイリ
ング装置の外観図である。
【図3】メモリーカード内の撮影画像ファイル格納構造
および撮影画像ファイルのデータ構造の説明図である。
【図4】CD−Rメディアのセッション記録構造の説明
図である。
【図5】ボリューム名付与規則の説明図である。
【図6】オリジナルCD−R内のフォルダ構造の説明図
である。
【図7】インデックスプリントの説明図である。
【図8】インデックス情報と、ボリューム名およびファ
イル名との関連を示す説明図である。
【図9】インデックスプリントIDの付与規則の説明図
である。
【図10】LCDにインデックス画像を表示した例を示
す説明図である。
【図11】LCDにインデックス情報を表示した例を示
す説明図である。
【図12】画像ファイリング装置の電気構成を示すブロ
ック図である。
【図13】撮影画像のファイリング処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図14】CD−Rメディアへの書き込み処理の手順を
示すフローチャートである。
【図15】インデックス表示の手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 画像ファイリング装置 13 CD−Rドライブユニット 17 第1のメモリーカード 18 第2のメモリーカード 19 CD−Rメディア 37 保存ボタン 111 インデックスプリント 112 インデックス情報 113 インデックス画像
フロントページの続き (72)発明者 内川 通明 埼玉県朝霞市泉水3−13−45 富士写真フ イルム株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA09 BA10 BA15 BA20 CA07 EA12 EA19 EA20 FA02 FA03 FA19 GA08 5B057 AA20 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CB19 CE08 CH01 CH11 DA16 5C076 AA16 AA19 AA22

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記録メディアへアクセスして前記
    第1の記録メディアに記録された画像ファイルを読み取
    る第1のメディアドライブユニットと、 前記第1の記録メディアとは異なる第2の記録メディア
    へアクセスして、前記第1の記録メディアから読み取っ
    た画像ファイルの書き込みと書き込まれた画像ファイル
    の読み取りとをする第2のメディアドライブユニット
    と、 これら第1および第2の各メディアドライブユニットを
    制御するコントローラとが設けられ、 前記コントローラは、前記各メディアドライブユニット
    を介して、前記第1の記録メディアからすべての画像フ
    ァイルを読み取り、これらすべての画像ファイルを1つ
    のアルバムとしてまとめて格納するためのフォルダを前
    記第2の記録メディア内に作成し、そのフォルダ内に前
    記すべての画像ファイルをファイル作成日付順にソート
    して書き込むことを特徴とする画像ファイリング装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の記録メディアに、1つのアル
    バムを書き込んだ後に別のアルバムの追加記録が可能な
    ことを特徴とする請求項1記載の画像ファイリング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記録メディア内のすべての画
    像ファイルの読み取り処理,前記第2の記録メディア内
    にフォルダを作成する処理,そのフォルダ内へ画像ファ
    イルをソートして書き込む処理からなる一連の処理を自
    動的に実行するように指示をする専用ボタンを設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2いずれか記載の画像ファ
    イリング装置。
  4. 【請求項4】 前記アルバム内の画像を表示するための
    表示手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれ
    か記載の画像ファイリング装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段には、アルバムのインデッ
    クス画像が表示されることを特徴とする請求項1〜4い
    ずれか記載の画像ファイリング装置。
  6. 【請求項6】 前記インデックス画像に加えて、前記ア
    ルバムの識別情報を含むインデックス情報が表示される
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の画像ファ
    イリング装置。
  7. 【請求項7】 前記インデックス情報には、インデック
    ス画像内のコマの作成日付の範囲情報が含まれることを
    特徴とする請求項1〜6いずれか記載の画像ファイリン
    グ装置。
  8. 【請求項8】 前記アルバム内の画像をプリントするプ
    リンタユニットを設けたことを特徴とする請求項1〜7
    いずれか記載の画像ファイリング装置。
  9. 【請求項9】 前記プリンタユニットを用いて、前記ア
    ルバム内の複数のコマが配列されたインデックス画像を
    プリントすることを特徴とする請求項8記載の画像ファ
    イリング装置。
  10. 【請求項10】 前記インデックス画像とともに、アル
    バムの識別情報を含むインデックス情報がプリントされ
    ることを特徴とする請求項9記載の画像ファイリング装
    置。
  11. 【請求項11】 前記インデックス情報には、インデッ
    クス画像内のコマの作成日付の範囲情報が含まれること
    を特徴とする請求項10記載の画像ファイリング装置。
  12. 【請求項12】 前記インデックス画像内の各コマ毎に
    その作成日付がプリントされることを特徴とする請求項
    10又は11記載の画像ファイリング装置。
  13. 【請求項13】 前記インデックス画像内の各コマに対
    応する画像ファイル名を、コマ番号としてインデックス
    画像内にプリントすることを特徴とする請求項10〜1
    2いずれか記載の画像ファイリング装置。
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