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JP2003084178A - Lens barrel caulking device - Google Patents

Lens barrel caulking device

Info

Publication number
JP2003084178A
JP2003084178A JP2001279316A JP2001279316A JP2003084178A JP 2003084178 A JP2003084178 A JP 2003084178A JP 2001279316 A JP2001279316 A JP 2001279316A JP 2001279316 A JP2001279316 A JP 2001279316A JP 2003084178 A JP2003084178 A JP 2003084178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
lens
horn
caulking
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001279316A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Shigeru Miyaura
茂 宮浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2001279316A priority Critical patent/JP2003084178A/en
Publication of JP2003084178A publication Critical patent/JP2003084178A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a lens barrel caulking device in which a constant proper pressing force always applied to a lens and the caulking precision is not affected by size variance among individual components. SOLUTION: A work is biased by a backup 1 and a compression spring 3 so that the circumferential edge 6b of a resin frame 6 abuts against a horn 4 for heating, and during caulking operation, the lens 7 receives only the proper pressing force corresponding to the biasing force.

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ、電
子スチルカメラ(デジタルスチルカメラ)、あるいは銀
塩フィルムスチルカメラ等の撮像装置の光学系内部に配
設するレンズ鏡筒組立体を組立てるために、レンズ玉を
レンズ鏡筒内にかしめ固定するためのレンズ鏡筒かしめ
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、レンズ鏡筒かしめ装置として以下
のような構成を有する装置が知られている。図3は従来
のレンズ鏡筒カシメ装置の一例の側面図であって、基台
151上に立設された支柱152の上部には自動運転を
行なうための制御装置153とシリンダ154とが設け
られている。 【0003】シリンダ154のロッド154a下部には
ヒータ155が固設され、ヒータ155の下部には下端
面にテーパ面を有するパイプ状(円筒状)のホーン15
6が設けられている。 【0004】一方、基台151上にはベース157が固
設され、このベース157上には樹脂材のような熱溶融
性部材で形成されたレンズ鏡筒158が載置されてお
り、このレンズ鏡筒158には一方の開口部側からレン
ズ玉159が挿入されている。そしてレンズ鏡筒158
の軸心と、上記したホーン156の軸心とが同一軸線上
となるように構成されている。 【0005】以上の構成からなる装置は、シリンダ15
4によりホーン156を下降し、レンズ鏡筒158の上
端面にある開口部の周囲縁158aにこのホーン156
を当接する。この時、ホーン156はヒータ155によ
り熱せられているので、ホーン156が当接する周囲縁
158aの加熱及び加圧変形が行なわれる。その後ホー
ン156が上昇して、レンズ玉159の周囲で加圧変形
した周囲縁158aがレンズ玉159をレンズ鏡筒15
8内にかしめ固定するよう、装置は構成されていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術に係
るレンズ鏡筒かしめ装置は、下記するような未だ解決さ
れない課題を有していた。 【0007】まず、従来のレンズ鏡筒かしめ装置が「か
しめ」作業を実行するに際しては、ワーク(かしめを行
なうレンズ鏡筒組立体)に向って下降したホーン156
は、レンズ鏡筒158の周囲縁158aに当接した後も
この周囲縁158aを押圧し続ける。またワークが載置
されたベース157は、基台151上に固定的に配設さ
れていた。 【0008】このためワークは、ホーン156とベース
157とに挟まれて両側から押圧されるので、ホーン1
56によって加熱及び加圧変形した周囲縁158aの樹
脂材は、ホーン156が当接する間は、ホーン156か
らダイレクトに押圧力を受け続ける。この結果、押圧力
を受けた溶融樹脂材が今度はレンズ玉159をレンズ鏡
筒158内の所定の座面に対して押圧する。するとレン
ズ玉159は上記の座面にならって位置決めされた後、
かしめ固定されるので、この座面の面精度がかしめ後の
レンズ玉の面精度に対して大きく影響することとなる。 【0009】一方、樹脂材で形成されたレンズ鏡筒は、
個々の部品について見ると樹脂成形時の変形等に起因し
た寸法のバラツキを有し、上記の座面の面精度は例えば
20μm程度の公差を有している。そして上記に説明し
たように、このようなバラツキを有する座面に対してホ
ーンがダイレクトにレンズ玉を押圧し続ける構成であれ
ば、この座面の面精度バラツキに振られて、かしめ後の
レンズ玉の面精度もまた大きなバラツキを有し、組立後
のレンズ鏡等を配設するビデオカメラ等では所定の光学
性能を維持することが困難となる、という問題が生じ
た。 【0010】例えば径寸法20mm、中心における肉厚
4mm程度の正パワーを有するレンズ玉を、上記したよ
うに座面が20μm程度のバラツキを有する樹脂成形レ
ンズ鏡筒内にかしめ固定すると、かしめ後のレンズ玉の
面精度が0.3μm程度悪化することが、本発明人等の
検討によって判明した。 【0011】ところで、この種のかしめ作業によって組
立が行なわれたレンズ鏡筒を内部に配設する撮像装置は
近年ますます小型軽量化が進行し、それに伴って光学系
構成もまた小型化が進んでいる。小型化が進んだ光学系
においては、各レンズ玉の面精度も従来にも増して高精
度が要求されることなる。 【0012】このように従来にも増して高精度が要求さ
れるにもかかわらず、レンズ鏡筒の座面の寸法バラツキ
等に起因して充分な精度でレンズ玉のかしめ固定が実現
できない、という上記した問題点を解決しようとして、
下記するようないくつかの提案がなされてきた。 (1)ホーンの下降位置を制限する方法。 これは、ホーンがレンズ鏡筒に対して下降する際にレン
ズ鏡筒に対するホーンの下限の高さを規制するストッパ
を設けて、必要以上にホーンが溶融樹脂を押圧しないよ
うにして、レンズ玉の面精度悪化を防ごうとするもので
ある。 【0013】(2)レンズ鏡筒内のレンズ玉座面に複数
の当接点を設ける方法。 レンズ玉に対してレンズ鏡筒内の座面が全周で当接する
のではなく、たとえば3点のみで当接する構成として、
座面の面精度を管理し易くし、この結果かしめ後のレン
ズ玉の面精度を向上させようとするものである。 【0014】(3)レンズ鏡筒を金属材で構成する方
法。 これは、レンズ鏡筒を熱溶融性の樹脂材等ではなく金属
部材の切削やダイキャスト等によって形成し、従って当
然加熱及び加圧変形によらない他の方法によってレンズ
玉を固定することによって、レンズ玉の面精度を向上さ
せようとする方法である。 【0015】しかしながら上記の各方法では、それぞれ
下記するような理由によって上記課題の本質的な解決が
実現できなかった。 【0016】すなわち「(1)ホーンの下降位置を制限
する方法」では、レンズ鏡筒個々の寸法バラツキ、及び
レンズ玉個々の寸法バラツキによって、たとえかしめ装
置内におけるホーンの下降寸法位置を制限したとして
も、レンズ鏡筒やレンズ玉に対してホーンが下降する相
対的位置はバラツキを有し、その結果、あるワークにつ
いては従来と同様に過度の押圧力でレンズ玉が押される
ので面精度が悪化し、また他のワークについてはホーン
との当接が不充分で加熱及び加圧が適切に行なえない恐
れがある。すなわち周囲縁やレンズ玉に対するホーンの
押圧力の程度がばらついてしまうので、最適なレンズ玉
のかしめ固定が実現出来なかった。 【0017】上記の問題に対して、個々の部品の寸法バ
ラツキを予め測定しておき、個々のワークの測定値に応
じてホーンの下降制限位置をワーク毎に調整することに
より、ホーンの押圧力を一定範囲に収めて解決しようと
する方法を想起することは容易である。しかし、上記の
下降制限位置の調整の幅が極めて微小でクリチカルであ
り適切に調整を行なうことが困難であるとともに、個々
の部品の寸法を予め測定し、かつこの測定値に合わせて
調整を実行しつつかしめ作業を行なうことは、作業性を
大きく低下させ、現実には実行が極めて困難である。 【0018】また「(2)レンズ鏡筒内のレンズ玉座面
に複数の当接点を設ける方法」においても、これらの複
数の当接面が樹脂成形に伴う寸法バラツキを有すること
は何ら変わることが無く、これら複数の当接点にならっ
たレンズ玉は面精度が悪化する点も変わりが無いことか
ら、本質的な解決とはならなかった。 【0019】更に、「(3)レンズ鏡筒を金属材で構成
する方法」によれば、部品コストを低廉として、かつ高
い生産性を実現する樹脂製レンズ鏡筒の熱圧着かしめ方
法を放棄することとなり、コスト上昇と生産性の低下を
もたらす不具合が生じた。 【0020】本発明は、上記した状況に鑑みなされたも
のであって、特にレンズ鏡筒内にその一方の端部開口部
からレンズ玉を挿入し、この端部開口部の周囲縁を加熱
及び加圧変形することによりレンズ玉をレンズ鏡筒内に
かしめ固定するレンズ鏡筒かしめ装置であって、所定位
置にあるレンズ鏡筒に対して接近及び離脱を行なうよう
移動自在であり、接近した状態で加熱した円筒状金属部
の一端部がレンズ鏡筒の周囲縁に当接して周囲縁の加熱
及び加圧変形を行なうホーン部と、接近した状態のホー
ン部に対して接近及び離脱を行なうよう移動自在に構成
した、レンズ鏡筒を載置するための載置台と、接近した
状態のホーン部の一端部と、載置台上に載置されたレン
ズ鏡筒の周囲縁とが当接状態を維持するよう所定の付勢
力で載置台をホーン部側に付勢する付勢手段とを備え
て、周囲縁の加熱及び加圧変形時に付勢手段の付勢力に
応じた押圧力のみがレンズ玉に加わるよう構成したこと
を特徴とするレンズ鏡筒かしめ装置とすることによっ
て、かしめ作業時にレンズ玉に対して加わる押圧力を常
に最適な範囲内とし、かつ部品毎に寸法のバラツキが有
る場合でも上記の押圧力を常に最適な範囲内とすること
によって、樹脂製レンズ鏡筒内にレンズ玉を高い精度で
かしめ固定可能な、レンズ鏡筒かしめ装置を提供するこ
とを目的とする。 【0021】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、下記する構成を有するレンズ鏡筒かし
め装置を提供する。すなわち、レンズ鏡筒(樹脂枠)6
内にその一方の端部開口部6aからレンズ玉7を挿入
し、この端部開口部6aの周囲縁6bを加熱及び加圧変
形することにより前記レンズ玉7を前記レンズ鏡筒6内
にかしめ固定するレンズ鏡筒かしめ装置であって、所定
位置にある前記レンズ鏡筒6に対して接近及び離脱を行
なうよう移動自在であり、前記接近した状態で加熱した
円筒状金属部の一端部4aが前記レンズ鏡筒6の前記周
囲縁6bに当接して前記周囲縁6bの加熱及び加圧変形
を行なうホーン部4と、前記接近した状態のホーン部4
に対して接近及び離脱を行なうよう移動自在に構成し
た、前記レンズ鏡筒6を載置するための載置台(バック
アップ)1と、前記接近した状態のホーン部4の前記一
端部4aと、前記載置台1上に載置された前記レンズ鏡
筒6の前記周囲縁6bとが当接状態を維持するよう所定
の付勢力で前記載置台1を前記ホーン部4側に付勢する
付勢手段(コンプレッション・スプリング)3とを備え
て、前記周囲縁6bの加熱及び加圧変形時に前記付勢手
段3の付勢力に応じた押圧力のみが前記レンズ玉7に加
わるよう構成したことを特徴とするレンズ鏡筒かしめ装
置である。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して、
本発明の実施形態に係る好ましい実施例であるレンズ鏡
筒かしめ装置の説明を行なう。図1は本実施例のレンズ
鏡筒かしめ装置のワークである、レンズ鏡筒組立体の断
面図、図2は本実施例のレンズ鏡筒かしめ装置の要部断
面図である。 【0023】本実施例のレンズ鏡筒かしめ装置によって
かしめが実行されるレンズ鏡筒組立体5は、図1の断面
図に示すように、樹脂枠6と、樹脂枠6の開口部6a内
にかしめ固定されるレンズ7とから構成される。 【0024】上記の樹脂枠6の開口部6a内には、挿入
されたレンズ7と当接してレンズ7を支持する座面6c
が設けられている。また開口部6aの周囲には周囲縁6
bが設けられており、後に説明するようにホーン4によ
り加熱された周囲縁6bが加圧変形することにより、レ
ンズ7のレンズ鏡筒6内へのかしめ固定が実現する。 【0025】図2は本実施例のレンズ鏡筒かしめ装置の
要部断面図である。ここで、図2はこのレンズ鏡筒かし
め装置の特徴的な部分を重点的に図示したものであり、
図示を行なわない部分として、ベース2が載置固定され
た基台、基台から上方へ延設して設けられた支柱、支柱
によってベース2等の上方に配設されてホーン4を支持
するシリンダ、ホーン4の近傍に配設されてホーン4の
加熱を行なうヒータ、及び各種のアクチュエータと制御
手段等を備えている。これらの図示しない構成は、例え
ば図3に示した従来技術のレンズ鏡筒かしめ装置に準じ
た構成としても良いし、あるいはその他の公知の技術に
基いて構成することも可能である。 【0026】図2に従い、本実施例のレンズ鏡筒かしめ
装置の特徴的な構成を順次説明すると、まず図示せざる
基台上に、ベース2が載置固定されている。ベースの中
心軸には貫通孔が形成され、この貫通孔に移動自在に嵌
合することにより、図示姿勢上下方向に所定範囲内を移
動可能なようにバックアップ1が設けられている。 【0027】ベース2の上記の貫通孔内にはコンプレッ
ション・スプリング(圧縮バネ)3が配設され、上記し
たバックアップ1を図示姿勢上方へ向かって付勢してい
る。一方、ベース2の貫通穴と嵌合するバックアップ1
の下端には円盤状のストッパ1aが配設されており、こ
のストッパ1aがベース2に当接することにより、バッ
クアップ1がそれ以上、上方へ移動することが阻止され
る。 【0028】また、下方へ移動したバックアップ1はベ
ース2の上面に当接することによりそれ以上、下方へ移
動することが阻止される。すなわちバックアップ1は、
ベース2に対して上記した所定範囲内で上下動自在に構
成されており、かつ上記のコンプレッション・スプリン
グ3によって上方へ向かって付勢されて、下方への外力
が加わらない自由時には上下動範囲の上端に位置するよ
う構成されている。 【0029】またバックアップ1の上面は、かしめを行
なうレンズ鏡筒組立体を載置するための形状を有してい
る。 【0030】更に、ホーン4はその下端面が断面テーパ
状に構成され、図示しないシリンダによって下降したホ
ーン4は図示しないホーンストッパにより、装置内の相
対的な位置である所定の位置で、それ以上の下降が規制
されるよう構成されている。 【0031】次に、上記に説明した構成を有するレンズ
鏡筒かしめ装置を用いて図1のレンズ鏡筒組立体に対す
るかしめを行なう動作を、図2に従って順次説明する。 【0032】(第1ステップ−かしめ待機段階−図2
(A))かしめ作業を行なうに際しては、まず樹脂枠6
の開口部6a内にレンズ玉7を挿入し、この状態のレン
ズ鏡筒組立体5をバックアップ1の上面に載置する(図
2(A))。この時、載置されたレンズ鏡筒組立体5の
重力は、コンプレッション・スプリング3の付勢力より
も充分に小さいので、バックアップ1は未だ上下移動範
囲の上端の位置にある。 【0033】(第2ステップ−かしめ始動段階−図2
(B))次に、レンズ鏡筒かしめ装置の所定の操作を行
うことによって、ホーン4をワーク(レンズ鏡筒組立体
5)に向って下降させる。ホーン4は下降するに従っ
て、まず樹脂枠6の周囲縁6bの上部端面に当接し、さ
らにコンプレッション・スプリング3の付勢力に抗って
バックアップ1とともにワークを下降させる。 【0034】やがて、図示しないホーン・ストッパによ
ってホーン4の下降は停止し、停止した状態で樹脂枠6
の周囲縁6bはホーン4によって加熱及び加圧されて変
形が始まる。 【0035】この時、ワークを載置するバックアップ1
はコンプレッション・スプリング3によって常に上方へ
付勢されているので、周囲縁6bの加圧変形が進んで
も、常に周囲縁6bの上端面はホーン4の下端面と当接
し、従って加熱及び加圧が中断することは無い。また同
様にコンプレッション・スプリング3の付勢作用によっ
て、レンズ玉7は弱い適度な押圧力でホーン4と座面と
に挟まれているので、かしめ作業途中にレンズ玉7が歪
んで面精度を悪化させることも無い。 【0036】また、コンプレッション・スプリング3の
付勢力は、ワークを載置したバックアップ1を上方へ持
ち上げてホーン4に当接するに十分なだけの、適度な大
きさの力とすることが出来て、この結果、樹脂材及びレ
ンズ玉7は必要以上に大きな押圧力をホーン4から受け
ることが無いので、かしめ後のレンズ玉の面精度を良好
に維持することが可能となる効果が有る。 【0037】更に、樹脂枠6あるいはレンズ玉7が、個
々の部品毎に寸法バラツキを有していても、この寸法バ
ラツキはワークとともにバックアップ1が下降する過程
で充分に吸収されてしまうので、ホーン4からワークに
加わる押圧力に上記のバラツキが影響することは無く、
従って部品寸法のバラツキがかしめ後のレンズ玉7の面
精度に与える影響も抑圧することが出来る。 【0038】(第3ステップ−かしめ終了段階−図2
(C))次に、樹脂枠6の周囲縁6bの加熱及び加圧変
形の進行が、かしめを行なうに充分な状態に達した時点
で、かしめ装置における所定操作を行うことによって、
ホーン4の上昇を開始する。当初はコンプレッション・
スプリング3の付勢力によってワーク、バックアップ
1、及びホーン4が一体となって上昇するが、バックア
ップ1の移動範囲上限に達するとワークとバックアップ
1は停止し、ホーン4のみが上昇を続けるので、ホーン
4の下端と、変形した周囲縁6bの樹脂材とは分離す
る。 【0039】樹脂材はレンズ玉7の周囲で成形され、樹
脂枠6内部にレンズ玉7をかしめ固定する一連の作業が
完了する。 【0040】上記に説明した本実施例のレンズ鏡筒かし
め装置の構成に基づく、有利な点は下記の点である。 (1)レンズ玉がホーンから過大な押圧力を受けること
が無いので、かしめ後のレンズ玉の面精度が向上する
点。 上記したようにかしめ作業においては、コンプレッショ
ン・スプリング3の付勢力によってのみワークはホーン
に対して押圧される。またホーンと樹脂枠との間の当接
が持続して加熱が中断せず、またレンズ玉がかしめ途中
に歪まないよう押さえる程度の、適度な付勢力を有する
ように上記のコンプレッション・スプリング3を構成す
ることは容易である。すなわち本実施例のレンズ鏡筒か
しめ装置によれば、レンズ玉がホーンから過大な押圧力
を受けることが無いようにして、かしめ後のレンズ玉の
面精度を向上させることが出来る。 【0041】(2)樹脂枠あるいはレンズ玉が、個々の
部品毎に寸法バラツキを有していても、これに影響を受
けることなく、かしめ後のレンズ玉の面精度を高い水準
で維持出来る点。 上記したように樹脂枠あるいはレンズ玉の個々の部品寸
法がばらついていたとしても、このバラツキは上下移動
自在に構成したバックアップ1の上下移動量の中で充分
吸収されてしまい、ホーンからレンズ玉に加わる押圧力
に対して影響を与えることが無い。従って、個々の部品
寸法のバラツキによって上記の押圧力がバラツキを生
じ、この結果、かしめ後のレンズ玉の面精度が悪化す
る、という従来技術構成における問題が解決される効果
が有る。 【0042】本実施例のレンズ鏡筒かしめ装置は、先に
詳述した如くの格別の構成を有することから、上記の
(1)、(2)のような従来には無い、有利な効果を発
揮する。更に従来の構成と対比してかしめ作業のための
動作時間が特に延伸することがなく、また低コストでか
しめ装置を実現出来る。また、本実施例のレンズ鏡筒か
しめ装置を用いて実際にかしめ作業を実行する検討を本
発明人らが行なったところ、上記したようにφ20m
m、中心肉厚4mm程度の正パワーレンズ玉では、かし
め後のレンズ玉面精度は0.03μm程度を実現するこ
とが出来、従来技術に係るかしめ装置を用いた場合の
0.3μm程度の面精度と比較して約1/10に低減さ
れた結果が得られたことから、上記の各効果を本発明人
らは確認することが出来たものである。 【0043】 【発明の効果】上述の如く、本発明は、レンズ鏡筒内に
その一方の端部開口部からレンズ玉を挿入し、この端部
開口部の周囲縁を加熱及び加圧変形することによりレン
ズ玉をレンズ鏡筒内にかしめ固定するレンズ鏡筒かしめ
装置であって、所定位置にあるレンズ鏡筒に対して接近
及び離脱を行なうよう移動自在であり、接近した状態で
加熱した円筒状金属部の一端部がレンズ鏡筒の周囲縁に
当接して周囲縁の加熱及び加圧変形を行なうホーン部
と、接近した状態のホーン部に対して接近及び離脱を行
なうよう移動自在に構成した、レンズ鏡筒を載置するた
めの載置台と、接近した状態のホーン部の一端部と、載
置台上に載置されたレンズ鏡筒の周囲縁とが当接状態を
維持するよう所定の付勢力で載置台をホーン部側に付勢
する付勢手段とを備えて、周囲縁の加熱及び加圧変形時
に付勢手段の付勢力に応じた押圧力のみがレンズ玉に加
わるよう構成したことを特徴とするレンズ鏡筒かしめ装
置とすることによって、かしめ作業時にレンズ玉に対し
て加わる押圧力を常に最適な範囲内とし、かつ部品毎に
寸法のバラツキが有る場合でも上記の押圧力を常に最適
な範囲内とすることによって、樹脂製レンズ鏡筒内にレ
ンズ玉を高い精度でかしめ固定可能な、レンズ鏡筒かし
め装置を提供することが出来る。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a video camera, an electronic still camera (digital still camera), and a silver halide film still camera. The present invention relates to a lens barrel caulking device for caulking and fixing a lens ball in a lens barrel in order to assemble a lens barrel assembly. 2. Description of the Related Art Conventionally, an apparatus having the following configuration has been known as a lens barrel caulking apparatus. FIG. 3 is a side view of an example of a conventional lens barrel caulking device. A control device 153 and a cylinder 154 for performing automatic operation are provided above a support 152 standing upright on a base 151. ing. A heater 155 is fixed below the rod 154a of the cylinder 154, and a pipe-like (cylindrical) horn 15 having a tapered lower end surface is provided below the heater 155.
6 are provided. On the other hand, a base 157 is fixed on a base 151, and a lens barrel 158 formed of a heat-fusible member such as a resin material is mounted on the base 157. A lens ball 159 is inserted into the lens barrel 158 from one opening side. And the lens barrel 158
And the axis of the horn 156 are on the same axis. [0005] The device having the above-described structure is a cylinder 15
4, the horn 156 is lowered, and the horn 156 is attached to the peripheral edge 158a of the opening at the upper end surface of the lens barrel 158.
Abut. At this time, since the horn 156 is heated by the heater 155, the peripheral edge 158a with which the horn 156 contacts is heated and deformed under pressure. Thereafter, the horn 156 rises, and the peripheral edge 158 a deformed under pressure around the lens ball 159 moves the lens ball 159 to the lens barrel 15.
The device was configured to be swaged in 8. [0006] The lens barrel caulking device according to the prior art described above has the following unsolved problems. First, when the conventional lens barrel caulking device performs the "caulking" operation, the horn 156 lowered toward the workpiece (the lens barrel assembly for caulking).
Keeps pressing the peripheral edge 158a even after contacting the peripheral edge 158a of the lens barrel 158. Further, the base 157 on which the work is placed is fixedly disposed on the base 151. For this reason, the work is sandwiched between the horn 156 and the base 157 and is pressed from both sides.
The resin material of the peripheral edge 158a that has been heated and deformed by the pressure by 56 continues to receive the pressing force directly from the horn 156 while the horn 156 contacts. As a result, the molten resin material that has received the pressing force presses the lens ball 159 against a predetermined seating surface in the lens barrel 158 this time. Then, after the lens ball 159 is positioned following the above-mentioned seating surface,
Since the surface is fixed by caulking, the surface accuracy of the seat surface greatly affects the surface accuracy of the lens ball after caulking. On the other hand, a lens barrel made of a resin material
Looking at individual components, they have dimensional variations due to deformation and the like during resin molding, and the surface accuracy of the above-mentioned seating surface has a tolerance of, for example, about 20 μm. And, as described above, if the horn directly presses the lens ball against the bearing surface having such a variation, the lens is swung due to the variation in the surface accuracy of the bearing surface, and the lens after swaging is formed. The surface accuracy of the balls also has a large variation, and there has been a problem that it is difficult to maintain a predetermined optical performance in a video camera or the like in which a lens mirror or the like after assembly is disposed. For example, when a lens ball having a positive power of about 20 mm in diameter and about 4 mm in thickness at the center is caulked and fixed in a resin-molded lens barrel having a seat surface having a variation of about 20 μm as described above, It has been found by the present inventors that the surface accuracy of the lens ball deteriorates by about 0.3 μm. By the way, in recent years, the size and weight of an image pickup apparatus in which a lens barrel assembled by this type of caulking operation is disposed have been increasingly reduced, and accordingly, the optical system configuration has also been reduced in size. In. In a miniaturized optical system, the surface accuracy of each lens ball is required to be higher than before. As described above, despite the demand for higher precision than ever before, it is impossible to caulk and fix the lens ball with sufficient precision due to dimensional variations of the seating surface of the lens barrel. In an attempt to resolve the above issues,
Several proposals have been made, including: (1) A method of restricting the lowering position of the horn. This is because, when the horn is lowered with respect to the lens barrel, a stopper is provided to regulate the lower limit of the height of the horn with respect to the lens barrel, so that the horn does not press the molten resin more than necessary, and This is to prevent the surface accuracy from being deteriorated. (2) A method of providing a plurality of contact points on a lens seat surface in a lens barrel. As a configuration in which the bearing surface in the lens barrel does not abut on the lens ball at the entire circumference, but abuts at only three points, for example.
The purpose is to make it easier to manage the surface accuracy of the seat surface, and as a result, to improve the surface accuracy of the lens ball after caulking. (3) A method in which the lens barrel is made of a metal material. This is because the lens barrel is formed by cutting or die-casting a metal member instead of a hot-melt resin material or the like, and thus fixing the lens ball by another method not depending on heating and pressure deformation. This is a method for improving the surface accuracy of a lens ball. However, in each of the above-mentioned methods, the above-mentioned problems cannot be essentially solved for the following reasons. That is, in the "(1) Method for limiting the lowering position of the horn", it is assumed that the lowering position of the horn in the caulking device is limited by the dimensional variation of each lens barrel and the dimensional variation of each lens ball. However, the relative position at which the horn descends with respect to the lens barrel and lens ball varies, and as a result, the lens ball is pushed with an excessive pressing force for a certain work, as before, and the surface accuracy is deteriorated. In addition, other workpieces may not be sufficiently contacted with the horn, so that heating and pressing may not be performed properly. That is, the degree of the pressing force of the horn on the peripheral edge and the lens ball varies, so that the optimal fixing of the lens ball cannot be realized. To solve the above problem, the dimensional variation of each part is measured in advance, and the lowering limit position of the horn is adjusted for each work in accordance with the measured value of each work, so that the pressing force of the horn is It is easy to recall a method that attempts to solve the problem within a certain range. However, the adjustment width of the lowering limit position is extremely small and critical, and it is difficult to perform appropriate adjustment. In addition, the dimensions of individual parts are measured in advance, and adjustment is performed in accordance with the measured values. Performing the caulking operation greatly reduces the workability, and it is actually extremely difficult to execute. Also in "(2) a method of providing a plurality of contact points on the lens seat surface in the lens barrel", the fact that these plurality of contact surfaces have dimensional variations associated with resin molding is not changed. There was no change in the point that the surface accuracy was deteriorated in the lens ball having the plurality of contact points, so that it was not an essential solution. Further, according to "(3) Method of constructing lens barrel of metallic material", a method of thermocompression bonding of resin lens barrel which reduces parts cost and realizes high productivity is abandoned. As a result, there was a problem that the cost increased and the productivity decreased. The present invention has been made in view of the above circumstances, and particularly, a lens ball is inserted into one end opening of a lens barrel, and a peripheral edge of the end opening is heated and heated. A lens barrel caulking device for caulking and fixing a lens ball in a lens barrel by deforming under pressure. The lens barrel caulking device is movable so as to approach and separate from a lens barrel at a predetermined position, and is in an approaching state. The one end of the cylindrical metal part heated in step abuts on the peripheral edge of the lens barrel to perform heating and pressure deformation of the peripheral edge, and approaches and separates from the horn part in the close state. The mounting table for mounting the lens barrel, which is configured to be movable, one end of the horn portion in the close state, and the peripheral edge of the lens barrel mounted on the mounting table are in contact with each other. Hold the mounting table with the specified biasing force to maintain A lens mirror provided with biasing means for biasing the lens portion so that only a pressing force corresponding to the biasing force of the biasing means is applied to the lens ball when the peripheral edge is heated and deformed by pressure. By using a tube caulking device, the pressing force applied to the lens ball during the caulking operation is always within the optimum range, and even when there is a dimensional variation among parts, the above pressing force is always within the optimum range. Accordingly, an object of the present invention is to provide a lens barrel caulking device capable of caulking and fixing a lens ball in a resin lens barrel with high accuracy. In order to solve the above problems, the present invention provides a lens barrel swaging apparatus having the following configuration. That is, the lens barrel (resin frame) 6
The lens ball 7 is inserted into the lens barrel 6 from one end opening 6a, and the peripheral edge 6b of the end opening 6a is heated and pressed to deform the lens ball 7 into the lens barrel 6. A lens barrel swaging device for fixing, which is movable so as to approach and separate from the lens barrel 6 at a predetermined position, and one end 4a of the cylindrical metal portion heated in the approached state. A horn portion 4 which abuts on the peripheral edge 6b of the lens barrel 6 to heat and deform the peripheral edge 6b;
A mounting table (backup) 1 on which the lens barrel 6 is mounted so as to be movable so as to approach and depart from the camera; the one end 4a of the horn 4 in the approaching state; Urging means for urging the mounting table 1 toward the horn portion 4 with a predetermined urging force so as to maintain a contact state with the peripheral edge 6b of the lens barrel 6 mounted on the mounting table 1 (Compression spring) 3 so that only a pressing force according to the urging force of the urging means 3 is applied to the lens ball 7 when the peripheral edge 6b is heated and deformed under pressure. This is a lens barrel caulking device. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Referring to FIGS. 1 and 2,
A description will be given of a lens barrel swaging apparatus which is a preferred example according to the embodiment of the present invention. FIG. 1 is a sectional view of a lens barrel assembly, which is a work of the lens barrel swaging apparatus of the present embodiment, and FIG. 2 is a sectional view of a main part of the lens barrel swaging apparatus of the present embodiment. As shown in the sectional view of FIG. 1, the lens barrel assembly 5 in which the lens barrel caulking device of this embodiment performs the caulking is provided with a resin frame 6 and an opening 6a of the resin frame 6. And a lens 7 fixed by caulking. In the opening 6a of the resin frame 6, a seating surface 6c which contacts the inserted lens 7 and supports the lens 7 is provided.
Is provided. A peripheral edge 6 is provided around the opening 6a.
b is provided, and the peripheral edge 6b heated by the horn 4 is deformed under pressure as described later, whereby the lens 7 is fixed by caulking into the lens barrel 6. FIG. 2 is a sectional view of a main part of the lens barrel swaging apparatus of the present embodiment. Here, FIG. 2 mainly shows characteristic portions of the lens barrel caulking device,
As a portion not shown, a base on which the base 2 is mounted and fixed, a column extending upward from the base, and a cylinder disposed above the base 2 and the like to support the horn 4 by the column , A heater arranged near the horn 4 for heating the horn 4, and various actuators and control means. These unillustrated configurations may be configured, for example, according to the prior art lens barrel caulking device shown in FIG. 3, or may be configured based on other known technologies. Referring to FIG. 2, the characteristic structure of the lens barrel caulking device of the present embodiment will be sequentially described. First, the base 2 is mounted and fixed on a base (not shown). A through-hole is formed in the center axis of the base, and a backup 1 is provided so as to be movably fitted into the through-hole so as to be movable within a predetermined range in the vertical direction in the illustrated posture. A compression spring (compression spring) 3 is disposed in the through hole of the base 2 and urges the backup 1 upward in the illustrated posture. On the other hand, the backup 1 which fits into the through hole of the base 2
A disc-shaped stopper 1a is disposed at the lower end of the backup 1. When the stopper 1a contacts the base 2, the backup 1 is prevented from moving further upward. Further, the backup 1 that has moved downward contacts the upper surface of the base 2 to prevent further movement downward. That is, backup 1
It is configured to be vertically movable within the above-mentioned predetermined range with respect to the base 2, and is urged upward by the compression spring 3 so that the vertical movement range is free when no downward external force is applied. It is configured to be located at the upper end. The upper surface of the backup 1 has a shape for mounting a lens barrel assembly for caulking. The horn 4 has a tapered cross section at its lower end, and the horn 4 lowered by a cylinder (not shown) is moved to a predetermined position which is a relative position in the apparatus by a horn stopper (not shown). Is configured to be regulated. Next, the operation of caulking the lens barrel assembly of FIG. 1 using the lens barrel caulking device having the above-described configuration will be described sequentially with reference to FIG. (First Step-Caulking Standby Stage-FIG. 2)
(A)) When the caulking operation is performed, first, the resin frame 6
The lens barrel 7 is inserted into the opening 6a, and the lens barrel assembly 5 in this state is mounted on the upper surface of the backup 1 (FIG. 2A). At this time, the gravity of the mounted lens barrel assembly 5 is sufficiently smaller than the urging force of the compression spring 3, so that the backup 1 is still at the upper end of the vertical movement range. (Second Step—Caulking Start Stage—FIG. 2)
(B)) Next, the horn 4 is lowered toward the work (the lens barrel assembly 5) by performing a predetermined operation of the lens barrel caulking device. As the horn 4 descends, the horn 4 first comes into contact with the upper end surface of the peripheral edge 6 b of the resin frame 6, and further lowers the work together with the backup 1 against the urging force of the compression spring 3. Then, the lowering of the horn 4 is stopped by a horn stopper (not shown), and the resin frame 6 is stopped in the stopped state.
Is heated and pressurized by the horn 4 and deformation starts. At this time, backup 1 for placing the work
Is constantly urged upward by the compression spring 3, so that even when the peripheral edge 6b is deformed under pressure, the upper end surface of the peripheral edge 6b always comes into contact with the lower end surface of the horn 4, so that heating and pressurizing are not performed. There is no interruption. Similarly, the urging action of the compression spring 3 causes the lens ball 7 to be sandwiched between the horn 4 and the seating surface with a weak moderate pressing force. Nothing to do. Further, the biasing force of the compression spring 3 can be set to an appropriate magnitude enough to lift the backup 1 on which the work is placed upward and abut against the horn 4. As a result, since the resin material and the lens ball 7 do not receive an unnecessarily large pressing force from the horn 4, there is an effect that the surface accuracy of the lens ball after crimping can be maintained satisfactorily. Furthermore, even if the resin frame 6 or the lens ball 7 has a dimensional variation for each component, the dimensional variation is sufficiently absorbed in the process of lowering the backup 1 together with the work, so that the horn The above variation does not affect the pressing force applied to the workpiece from 4
Therefore, it is possible to suppress the influence of the variation in the component size on the surface accuracy of the lens ball 7 after the caulking. (Third Step-End Stage of Caulking-FIG. 2)
(C) Next, when the progress of the heating and pressurizing deformation of the peripheral edge 6b of the resin frame 6 reaches a state sufficient to perform caulking, a predetermined operation in the caulking device is performed,
Horn 4 starts to rise. Initially compression
The work, the backup 1 and the horn 4 rise together as a result of the urging force of the spring 3. However, when the upper limit of the movement range of the backup 1 is reached, the work and the backup 1 stop, and only the horn 4 continues to rise. 4 is separated from the deformed resin material of the peripheral edge 6b. The resin material is molded around the lens ball 7, and a series of operations for caulking and fixing the lens ball 7 inside the resin frame 6 are completed. Advantageous points based on the configuration of the lens barrel caulking device of the present embodiment described above are as follows. (1) Since the lens ball does not receive an excessive pressing force from the horn, the surface accuracy of the lens ball after caulking is improved. As described above, in the caulking operation, the work is pressed against the horn only by the urging force of the compression spring 3. In addition, the compression spring 3 is provided so that the contact between the horn and the resin frame is maintained, the heating is not interrupted, and the compression spring 3 has an appropriate urging force enough to hold the lens ball so as not to be distorted during caulking. It is easy to configure. That is, according to the lens barrel caulking device of the present embodiment, the surface accuracy of the lens ball after caulking can be improved by preventing the lens ball from receiving an excessive pressing force from the horn. (2) Even if the resin frame or the lens ball has a dimensional variation for each part, the surface accuracy of the lens ball after caulking can be maintained at a high level without being affected by this. . As described above, even if the individual component dimensions of the resin frame or the lens ball vary, this variation is sufficiently absorbed in the vertical movement amount of the backup 1 that is configured to be vertically movable, and the horn transfers the lens ball to the lens ball. There is no effect on the applied pressing force. Therefore, the above-described pressing force varies due to variations in the dimensions of individual components, and as a result, there is an effect of solving the problem in the conventional configuration that the surface accuracy of the lens ball after crimping deteriorates. Since the lens barrel caulking device of this embodiment has a special structure as described in detail above, it has the advantageous effects which have not been obtained in the prior art as described in the above (1) and (2). Demonstrate. Further, as compared with the conventional configuration, the operation time for the caulking operation is not particularly extended, and a caulking device can be realized at low cost. Further, when the inventors of the present invention conducted a study of actually performing the caulking operation using the lens barrel caulking device of the present embodiment,
With a positive power lens ball having a center thickness of about 4 mm, the accuracy of the lens ball surface after caulking can be about 0.03 μm, and a surface of about 0.3 μm when a caulking device according to the prior art is used. Since the results obtained were reduced to about 1/10 compared to the accuracy, the present inventors could confirm the above-mentioned respective effects. As described above, according to the present invention, a lens ball is inserted from one end opening into a lens barrel, and the peripheral edge of the end opening is deformed by heating and pressing. A lens barrel caulking device for caulking and fixing a lens ball in a lens barrel by moving the lens barrel close to and away from a lens barrel at a predetermined position, and a cylinder heated in a close state. A horn part where one end of the metal-shaped part contacts the peripheral edge of the lens barrel to heat and deform the peripheral edge, and is movably configured to approach and separate from the horn part in the close state The mounting table for mounting the lens barrel, the one end of the horn portion in the approaching state, and the peripheral edge of the lens barrel mounted on the mounting table are maintained in a predetermined state so as to maintain the contact state. With the urging force of the above, the mounting table is urged to the horn side. A lens barrel caulking device, characterized in that the lens barrel is provided with a biasing means so that only a pressing force corresponding to the biasing force of the biasing means is applied to the lens ball when the peripheral edge is heated and pressurized and deformed. By setting the pressing force applied to the lens ball at the time of caulking operation always within an optimum range, and even when there is a dimensional variation among components, the above-mentioned pressing force is always within the optimum range. A lens barrel caulking device capable of caulking and fixing a lens ball in a cylinder with high accuracy can be provided.

【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施形態に係る一実施例のレンズ鏡
筒かしめ装置のワークである、レンズ鏡筒組立体の断面
図である。 【図2】 本実施例のレンズ鏡筒かしめ装置の要部断面
図である。 【図3】 従来技術に係るレンズ鏡筒かしめ装置の側面
図である。 【符号の説明】 1 バックアップ(載置台) 3 コンプレッション・スプリング(付勢手段) 4 ホーン(ホーン部) 4a ホーンの一端部(円筒状金属部の一端部) 6 樹脂枠(レンズ鏡筒) 6a 樹脂枠の開口部(端部開口部) 6b 周囲縁 7 レンズ玉
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a cross-sectional view of a lens barrel assembly which is a work of a lens barrel caulking device of one example according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of a main part of the lens barrel swaging apparatus according to the present embodiment. FIG. 3 is a side view of a lens barrel swaging apparatus according to the related art. [Description of Signs] 1 Backup (mounting table) 3 Compression spring (biasing means) 4 Horn (horn part) 4a One end of horn (one end of cylindrical metal part) 6 Resin frame (lens barrel) 6a Resin Opening of frame (end opening) 6b Peripheral edge 7 Lens ball

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項1】レンズ鏡筒内にその一方の端部開口部から
レンズ玉を挿入し、この端部開口部の周囲縁を加熱及び
加圧変形することにより前記レンズ玉を前記レンズ鏡筒
内にかしめ固定するレンズ鏡筒かしめ装置であって、 所定位置にある前記レンズ鏡筒に対して接近及び離脱を
行なうよう移動自在であり、前記接近した状態で加熱し
た円筒状金属部の一端部が前記レンズ鏡筒の前記周囲縁
に当接して前記周囲縁の加熱及び加圧変形を行なうホー
ン部と、 前記接近した状態のホーン部に対して接近及び離脱を行
なうよう移動自在に構成した、前記レンズ鏡筒を載置す
るための載置台と、 前記接近した状態のホーン部の前記一端部と、前記載置
台上に載置された前記レンズ鏡筒の前記周囲縁とが当接
状態を維持するよう所定の付勢力で前記載置台を前記ホ
ーン部側に付勢する付勢手段とを備えて、前記周囲縁の
加熱及び加圧変形時に前記付勢手段の付勢力に応じた押
圧力のみが前記レンズ玉に加わるよう構成したことを特
徴とするレンズ鏡筒かしめ装置。
Claims: 1. A lens ball is inserted into a lens barrel from one end opening thereof, and a peripheral edge of the end opening is heated and pressed to deform the lens ball. A lens barrel caulking device for caulking and fixing the lens barrel in the lens barrel, wherein the cylindrical body is movable so as to approach and separate from the lens barrel at a predetermined position, and is heated in the close state. A horn part in which one end of the metal part abuts on the peripheral edge of the lens barrel to perform heating and pressure deformation of the peripheral edge; and moves so as to approach and separate from the horn part in the close state. A freely-configured mounting table for mounting the lens barrel, the one end of the horn portion in the approaching state, and the peripheral edge of the lens barrel mounted on the mounting table. Specified to maintain contact Urging means for urging the mounting table to the horn side with the urging force of the lens, wherein only the pressing force corresponding to the urging force of the urging means at the time of heating and pressurizing deformation of the peripheral edge is the lens. A lens barrel caulking device characterized by being configured to be added to a ball.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100405109C (en) * 2004-06-05 2008-07-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 Lens assembling apparatus and assembling mthod

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