JP2003079027A - ジャンクションボックス - Google Patents
ジャンクションボックスInfo
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- JP2003079027A JP2003079027A JP2001265765A JP2001265765A JP2003079027A JP 2003079027 A JP2003079027 A JP 2003079027A JP 2001265765 A JP2001265765 A JP 2001265765A JP 2001265765 A JP2001265765 A JP 2001265765A JP 2003079027 A JP2003079027 A JP 2003079027A
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- Japan
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- junction box
- relay
- module
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両搭載スペースに応じてジャンクションボ
ックスの形状を簡単に変えられるようにする。 【解決手段】 ジャンクションボックス内に収容される
回路を外部回路に接続されるベース回路部と、ヒューズ
接続回路部あるいは/およびリレー接続回路部に分割
し、ベース回路部を備えたベースモジュールと、上記ヒ
ューズ接続回路部あるいは/およびリレー接続回路部を
備えたヒューズ・リレーモジュールを備え、これらモジ
ュールを結合し、さらに、電子制御ユニットを組みつけ
てジャンクションボックスを組み立てており、上記各モ
ジュールおよび電子制御ユニットの結合位置を変えるこ
とにより車両搭載スペースに対応したジャンクションボ
ックスの形状としている。
ックスの形状を簡単に変えられるようにする。 【解決手段】 ジャンクションボックス内に収容される
回路を外部回路に接続されるベース回路部と、ヒューズ
接続回路部あるいは/およびリレー接続回路部に分割
し、ベース回路部を備えたベースモジュールと、上記ヒ
ューズ接続回路部あるいは/およびリレー接続回路部を
備えたヒューズ・リレーモジュールを備え、これらモジ
ュールを結合し、さらに、電子制御ユニットを組みつけ
てジャンクションボックスを組み立てており、上記各モ
ジュールおよび電子制御ユニットの結合位置を変えるこ
とにより車両搭載スペースに対応したジャンクションボ
ックスの形状としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用のジャン
クションボックスに関し、特に、配置スペースに対応し
てジャンクションボックスの外形を変えるものである。
クションボックスに関し、特に、配置スペースに対応し
てジャンクションボックスの外形を変えるものである。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車に搭載される電装品の急増
に伴い、自動車用電気接続箱、特に、ジャンクションボ
ックスの内部に収容される回路が急増し、高密度で分岐
回路を形成するために、部品点数が非常に多くなり、組
み立て手数も非常にかかるようになっている。
に伴い、自動車用電気接続箱、特に、ジャンクションボ
ックスの内部に収容される回路が急増し、高密度で分岐
回路を形成するために、部品点数が非常に多くなり、組
み立て手数も非常にかかるようになっている。
【0003】自動車用電気接続箱のうち、図13に示す
ジャンクションボックス1では、アッパーケース2とロ
アケース3の間に絶縁板4A〜4Eを介在させてバスバ
ー5A〜5Dを積層配置している。上記アッパーケース
2にはコネクタ収容部2a、リレー収容部2b、ヒュー
ズ収容部2cを設け、これら収容部にコネクタ6、リレ
ー7、ヒューズ8を装着して、これらの端子と上記バス
バーから突設したタブと直接あるいは中継端子を介して
接続させている。また、ロアケース3にもコネクタ収容
部3aを設けて、バスバーのタブ5aを突出してコネク
タと接続している場合もある。
ジャンクションボックス1では、アッパーケース2とロ
アケース3の間に絶縁板4A〜4Eを介在させてバスバ
ー5A〜5Dを積層配置している。上記アッパーケース
2にはコネクタ収容部2a、リレー収容部2b、ヒュー
ズ収容部2cを設け、これら収容部にコネクタ6、リレ
ー7、ヒューズ8を装着して、これらの端子と上記バス
バーから突設したタブと直接あるいは中継端子を介して
接続させている。また、ロアケース3にもコネクタ収容
部3aを設けて、バスバーのタブ5aを突出してコネク
タと接続している場合もある。
【0004】上記絶縁板4A〜4Eに固定するバスバー
5A〜5Dは導電性金属板を所要の回路形状に打ち抜い
て形成されている。このバスバーと外部回路となるワイ
ヤハーネスの電線端末の端子とはコネクタを介して接続
しており、電線端末の端子をコネクタのキャビテイに挿
入し、このコネクタをジョンクションボックスのケース
外面に形成したコネクタ収容部に嵌合すると、上記バス
バーに形成したタブあるいはタブに接続した中継端子
と、上記コネクタ内の電線端末の端子とが嵌合される。
5A〜5Dは導電性金属板を所要の回路形状に打ち抜い
て形成されている。このバスバーと外部回路となるワイ
ヤハーネスの電線端末の端子とはコネクタを介して接続
しており、電線端末の端子をコネクタのキャビテイに挿
入し、このコネクタをジョンクションボックスのケース
外面に形成したコネクタ収容部に嵌合すると、上記バス
バーに形成したタブあるいはタブに接続した中継端子
と、上記コネクタ内の電線端末の端子とが嵌合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
ジョンクションボックスでは、内部構成が非常に複雑と
なっており、さらに、電装機器の急増に伴い、内部回路
が増加し、ヒューズ、リレー、コネクタ等の搭載部品も
増加して、四角形状のジャンクションボックスの縦・横
・厚さが大となってきている。このように、ジャンクシ
ョンボックスが大型化すると、大きな搭載スペースが必
要となる。一方、車両側では、種々の機能の追加、室内
空間の確保等の理由より、ジャンクションボックスを含
めて電気接続箱や他の電装機器の搭載スペースが狭くな
ってきており、ジャンクションボックスが大型化すると
搭載が非常に困難となる場合がある。
ジョンクションボックスでは、内部構成が非常に複雑と
なっており、さらに、電装機器の急増に伴い、内部回路
が増加し、ヒューズ、リレー、コネクタ等の搭載部品も
増加して、四角形状のジャンクションボックスの縦・横
・厚さが大となってきている。このように、ジャンクシ
ョンボックスが大型化すると、大きな搭載スペースが必
要となる。一方、車両側では、種々の機能の追加、室内
空間の確保等の理由より、ジャンクションボックスを含
めて電気接続箱や他の電装機器の搭載スペースが狭くな
ってきており、ジャンクションボックスが大型化すると
搭載が非常に困難となる場合がある。
【0006】さらに、上記従来のジャンクションボック
ス1では、バスバーを回路形状に打ち抜いて形成するた
め、回路変更が生じるとバスバーを形成しなおす必要が
あり、バスバー形成用の金型費が非常に高くつき、回路
変更に柔軟に対応できない問題がある。また、バスバー
材料となる導電性金属板の歩留まりが非常に悪く、コス
ト高になっている。さらにまた、内部回路となるバスバ
ーにコネクタ、ヒューズおよびリレーを接続する構成と
しているため、ヒューズ、リレーと内部回路との接続が
変わる仕様変更が生じた場合に、内部回路の全体を変更
しなければならず、回路変更に容易に対応出来ない問題
がある。
ス1では、バスバーを回路形状に打ち抜いて形成するた
め、回路変更が生じるとバスバーを形成しなおす必要が
あり、バスバー形成用の金型費が非常に高くつき、回路
変更に柔軟に対応できない問題がある。また、バスバー
材料となる導電性金属板の歩留まりが非常に悪く、コス
ト高になっている。さらにまた、内部回路となるバスバ
ーにコネクタ、ヒューズおよびリレーを接続する構成と
しているため、ヒューズ、リレーと内部回路との接続が
変わる仕様変更が生じた場合に、内部回路の全体を変更
しなければならず、回路変更に容易に対応出来ない問題
がある。
【0007】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、基本的にジャンクションボックスの薄型化を図る
と共に、搭載スペースに対応した形状にジャンクション
ボックスを形成できるようにして、車両搭載時の自由度
を高めることを主たる課題としている。さらに、ジャン
クションボックス内に収容するバスバーの歩留まりの良
い共用できるバスバーを用い、かつ、該バスバーとワイ
ヤハーネスの電線とをコネクタレスで直接接続できるよ
うにして、部品コストの削減、作業手数の削減等を図る
ことを課題としている。さらにまた、ヒューズ、リレ
ー、コネクタと接続する回路に変更があった場合には、
ジャンクションボックス全体を変更することなく、簡単
に変更できるようにすることも課題としている。
ので、基本的にジャンクションボックスの薄型化を図る
と共に、搭載スペースに対応した形状にジャンクション
ボックスを形成できるようにして、車両搭載時の自由度
を高めることを主たる課題としている。さらに、ジャン
クションボックス内に収容するバスバーの歩留まりの良
い共用できるバスバーを用い、かつ、該バスバーとワイ
ヤハーネスの電線とをコネクタレスで直接接続できるよ
うにして、部品コストの削減、作業手数の削減等を図る
ことを課題としている。さらにまた、ヒューズ、リレ
ー、コネクタと接続する回路に変更があった場合には、
ジャンクションボックス全体を変更することなく、簡単
に変更できるようにすることも課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ジャンクションボックス内に収容される
回路を外部回路に接続するベース回路部と、ヒューズ接
続回路部あるいは/およびリレー接続回路部に分割し、
ベース回路部を備えたベースモジュールと、上記ヒュー
ズ接続回路部あるいは/およびリレー接続回路部を備え
たヒューズ・リレーモジュールを備え、これらモジュー
ルを結合すると共にモジュール内の導体を接続してジャ
ンクションボックスを組み立てており、上記ベースモジ
ュールは、ケースの内部にX方向の短冊状の縦バスバー
を平行配列して収容していると共に、該縦バスバーの配
置位置にあたるケース外面に、外部電線端末接続用のキ
ャビテイをY方向に多数並設した電線接続ブロックを複
数列突設すると共に、複数のコネクタ収容部とを設け、
直交方向に配列される上記縦バスバーと電線接続ブロッ
クのキャビテイとをX−Y方向の格子状として、縦バス
バーと電線とを所要の交差位置で接続して所要の回路を
形成し、かつ、上記コネクタ収容部に電線端末の端子を
収容したコネクタを嵌合して上記端子を縦バスバーに嵌
合させて所要の回路を形成し、上記ベースモジュールの
ケースの上記電線接続用ブロックおよびコネクタ部を設
けた基本領域の側部にヒューズ・リレーモジュールの搭
載領域設け、該搭載領域と基本領域とは同一平面配置あ
るいは直交配置に変換できる構成としているジャンクシ
ョンボックスを提供している。
め、本発明は、ジャンクションボックス内に収容される
回路を外部回路に接続するベース回路部と、ヒューズ接
続回路部あるいは/およびリレー接続回路部に分割し、
ベース回路部を備えたベースモジュールと、上記ヒュー
ズ接続回路部あるいは/およびリレー接続回路部を備え
たヒューズ・リレーモジュールを備え、これらモジュー
ルを結合すると共にモジュール内の導体を接続してジャ
ンクションボックスを組み立てており、上記ベースモジ
ュールは、ケースの内部にX方向の短冊状の縦バスバー
を平行配列して収容していると共に、該縦バスバーの配
置位置にあたるケース外面に、外部電線端末接続用のキ
ャビテイをY方向に多数並設した電線接続ブロックを複
数列突設すると共に、複数のコネクタ収容部とを設け、
直交方向に配列される上記縦バスバーと電線接続ブロッ
クのキャビテイとをX−Y方向の格子状として、縦バス
バーと電線とを所要の交差位置で接続して所要の回路を
形成し、かつ、上記コネクタ収容部に電線端末の端子を
収容したコネクタを嵌合して上記端子を縦バスバーに嵌
合させて所要の回路を形成し、上記ベースモジュールの
ケースの上記電線接続用ブロックおよびコネクタ部を設
けた基本領域の側部にヒューズ・リレーモジュールの搭
載領域設け、該搭載領域と基本領域とは同一平面配置あ
るいは直交配置に変換できる構成としているジャンクシ
ョンボックスを提供している。
【0009】上記構成によれば、まず、従来は外部回路
の電線をコネクタを介して接続する回路(ベース回路)
と、該回路をヒューズ、リレーと接続する回路とを分割
せずにバスバーを形成していたのに対して、本発明で
は、ベース回路を備えたベースモジュールと、ヒュー
ズ、リレーを備えたヒューズ・リレーモジュールとに分
割し、これらモジュール同士を結合して組みつけること
により、モジュール同士の結合形態を変えることによ
り、ジャンクションボックスを搭載スペースに対応させ
ることができる。
の電線をコネクタを介して接続する回路(ベース回路)
と、該回路をヒューズ、リレーと接続する回路とを分割
せずにバスバーを形成していたのに対して、本発明で
は、ベース回路を備えたベースモジュールと、ヒュー
ズ、リレーを備えたヒューズ・リレーモジュールとに分
割し、これらモジュール同士を結合して組みつけること
により、モジュール同士の結合形態を変えることによ
り、ジャンクションボックスを搭載スペースに対応させ
ることができる。
【0010】さらに、近時は電子制御ユニットをジャン
クションボックスに搭載あるいは内蔵する傾向があるた
め、ベースモジュール、ヒューズ・リレーモジュール、
電子制御ユニットの結合形態を変えることができるよう
にしている。例えば、車両搭載スペースがL状空間、T
状空間、逆T状空間、上下スペースが長く幅が狭い空
間、逆に上下スペースが狭く幅が広い空間であれば、こ
れらの搭載スペースに対応させて、ベースモジュール、
ヒューズ・リレーモジュール、電子制御ユニットを結合
して、ジャンクションボックスの形状を変えている。
クションボックスに搭載あるいは内蔵する傾向があるた
め、ベースモジュール、ヒューズ・リレーモジュール、
電子制御ユニットの結合形態を変えることができるよう
にしている。例えば、車両搭載スペースがL状空間、T
状空間、逆T状空間、上下スペースが長く幅が狭い空
間、逆に上下スペースが狭く幅が広い空間であれば、こ
れらの搭載スペースに対応させて、ベースモジュール、
ヒューズ・リレーモジュール、電子制御ユニットを結合
して、ジャンクションボックスの形状を変えている。
【0011】具体的には、ベースモジュールを垂直配置
し、その基本領域のケースの一面側、下端あるいは上端
に電子制御ユニットを組みつけている。あるいは、ベー
スモジュールを垂直配置し、その基本領域のケースの両
面に上記電線接続ブロックを設けると共に、少なくとも
一面にコネクタ収容部を設け、ヒューズ・リレー搭載領
域を上方あるいは下方に位置させ、その一側面にヒュー
ズ・リレーモジュールを搭載し、他側面に電子制御ユニ
ットを組みつけている。あるいは、ベースモジュールの
基本領域を垂直配置すると共に、その上端あるいは下端
よりヒューズ・リレーモジュールの搭載部を直交方向に
屈折させて配置してヒューズ・リレーモジュールを搭載
させ、かつ、基本領域の一面に電子制御ユニットを組み
つけている。なお、ベースモジュールの基本領域を水平
方向に平置きし、その一端よりヒューズ・リレーモジュ
ールを直交方向に屈折させて垂直配置としてもよく、そ
の場合には、搭載スペースに応じて電子制御ユニットを
ベースモジュールの下面あるいはヒューズ・リレーモジ
ュールの側面に組みつける。
し、その基本領域のケースの一面側、下端あるいは上端
に電子制御ユニットを組みつけている。あるいは、ベー
スモジュールを垂直配置し、その基本領域のケースの両
面に上記電線接続ブロックを設けると共に、少なくとも
一面にコネクタ収容部を設け、ヒューズ・リレー搭載領
域を上方あるいは下方に位置させ、その一側面にヒュー
ズ・リレーモジュールを搭載し、他側面に電子制御ユニ
ットを組みつけている。あるいは、ベースモジュールの
基本領域を垂直配置すると共に、その上端あるいは下端
よりヒューズ・リレーモジュールの搭載部を直交方向に
屈折させて配置してヒューズ・リレーモジュールを搭載
させ、かつ、基本領域の一面に電子制御ユニットを組み
つけている。なお、ベースモジュールの基本領域を水平
方向に平置きし、その一端よりヒューズ・リレーモジュ
ールを直交方向に屈折させて垂直配置としてもよく、そ
の場合には、搭載スペースに応じて電子制御ユニットを
ベースモジュールの下面あるいはヒューズ・リレーモジ
ュールの側面に組みつける。
【0012】本発明では、ベースモジュールの内部回路
として短冊形状の縦バスバーを並列配置する構成として
いるため、ベースモジュールの薄型化を図ることができ
る。これら縦バスバーはアッパーケースあるいはロアケ
ース内面に並設した溝に位置決め保持して配置し、アッ
パーケースに上記電線接続ブロックを設けて電線とコネ
クタレスで直接接続し、また、自動車組み立てラインで
接続されるワイヤハーネス用にコネクタ収容部を設け
て、後付けでコネクタ嵌合できるようにしている。この
ように、多くのワイヤハーネスの電線とコネクタレスで
接続させ、必要最小限のワイヤハーネスの電線のみコネ
クタで接続する構成としているため、部品点数の削減、
それに伴うスペースの削減を図ることができ、小型化に
寄与させることができる。さらに、短冊形状の縦バスバ
ーは導電性金属板の歩留まりを100%に出来ると共
に、従来の縦バスバーではフォーミング加工をしていた
が、本発明の縦バスバーではフォーミング加工が不要で
あり、しかも、ケース内部に一括して自動組み付けを行
うことができる。
として短冊形状の縦バスバーを並列配置する構成として
いるため、ベースモジュールの薄型化を図ることができ
る。これら縦バスバーはアッパーケースあるいはロアケ
ース内面に並設した溝に位置決め保持して配置し、アッ
パーケースに上記電線接続ブロックを設けて電線とコネ
クタレスで直接接続し、また、自動車組み立てラインで
接続されるワイヤハーネス用にコネクタ収容部を設け
て、後付けでコネクタ嵌合できるようにしている。この
ように、多くのワイヤハーネスの電線とコネクタレスで
接続させ、必要最小限のワイヤハーネスの電線のみコネ
クタで接続する構成としているため、部品点数の削減、
それに伴うスペースの削減を図ることができ、小型化に
寄与させることができる。さらに、短冊形状の縦バスバ
ーは導電性金属板の歩留まりを100%に出来ると共
に、従来の縦バスバーではフォーミング加工をしていた
が、本発明の縦バスバーではフォーミング加工が不要で
あり、しかも、ケース内部に一括して自動組み付けを行
うことができる。
【0013】上記ベースモジュールのベース回路を構成
する縦バスバーと、ヒューズ・リレーモジュールの回路
との接続は、該ヒューズ・リレーモジュール内のバスバ
ー先端と上記縦バスバーとを接続させることにより行っ
ている。この接続形態としては、ヒューズ・リレーモジ
ュールのバスバーの先端に形成した端子を圧接スロット
を設けた圧接端子として形成し、該圧接端子の圧接スロ
ットを縦バスバーに挟み込むように嵌合させるだけでワ
ンタッチ接続とすることが好ましい。あるいは溶接で接
続してもよい。このように、ベースモジュールの縦バス
バーとヒューズ・リレーモジュールのバスバーとを接続
すればモジュール間の導体を接続できるため、モジュー
ルの結合形態を変えても、ヒューズ・リレーモジュール
のバスバーの先端の屈折形状を変えるだけで容易に対応
させることができる。
する縦バスバーと、ヒューズ・リレーモジュールの回路
との接続は、該ヒューズ・リレーモジュール内のバスバ
ー先端と上記縦バスバーとを接続させることにより行っ
ている。この接続形態としては、ヒューズ・リレーモジ
ュールのバスバーの先端に形成した端子を圧接スロット
を設けた圧接端子として形成し、該圧接端子の圧接スロ
ットを縦バスバーに挟み込むように嵌合させるだけでワ
ンタッチ接続とすることが好ましい。あるいは溶接で接
続してもよい。このように、ベースモジュールの縦バス
バーとヒューズ・リレーモジュールのバスバーとを接続
すればモジュール間の導体を接続できるため、モジュー
ルの結合形態を変えても、ヒューズ・リレーモジュール
のバスバーの先端の屈折形状を変えるだけで容易に対応
させることができる。
【0014】また、電子制御ユニットはケース内に収容
し、該ケースをベースモジュールのケースの所要の外面
側に結合し、ベースモジュール内の縦バスバーに中継バ
スバー等を介して電子制御ユニットの基板上に形成した
プリント導体と接続している。
し、該ケースをベースモジュールのケースの所要の外面
側に結合し、ベースモジュール内の縦バスバーに中継バ
スバー等を介して電子制御ユニットの基板上に形成した
プリント導体と接続している。
【0015】上記のように、モジュール化して、これら
モジュールを結合してジャンクションボックスを組み立
てているため、ヒューズ接続回路、リレー接続回路の仕
様変更があれば、これらヒューズ・リレーモジュールの
みを変更すればよく、仕様変更に容易に対応することが
できる。逆に、外部電線との接続回路のみが変更される
場合には、ベースモジュールの縦バスバーに接続する電
線の接続位置を代えるだけでよいため、この場合にも回
路変更に容易に対応することができる。なお、ヒューズ
接続回路部を備えたヒューズモジュールと、リレー接続
回路部を備えたリレーモジュールとを分割してもよい。
モジュールを結合してジャンクションボックスを組み立
てているため、ヒューズ接続回路、リレー接続回路の仕
様変更があれば、これらヒューズ・リレーモジュールの
みを変更すればよく、仕様変更に容易に対応することが
できる。逆に、外部電線との接続回路のみが変更される
場合には、ベースモジュールの縦バスバーに接続する電
線の接続位置を代えるだけでよいため、この場合にも回
路変更に容易に対応することができる。なお、ヒューズ
接続回路部を備えたヒューズモジュールと、リレー接続
回路部を備えたリレーモジュールとを分割してもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1乃至図9は第1実施形態を示し、自動
車用ワイヤハーネスに接続されるジャンクションボック
ス100の外形全体を略逆T形状としている。10は垂
直配置するベースモジュール、11はベースモジュール
10の上部に配置するヒューズ・リレーモジュール、1
8はベースモジュール10の下部に直交させて平置き配
置する電子制御ユニット(ECU)ケースである。
て説明する。図1乃至図9は第1実施形態を示し、自動
車用ワイヤハーネスに接続されるジャンクションボック
ス100の外形全体を略逆T形状としている。10は垂
直配置するベースモジュール、11はベースモジュール
10の上部に配置するヒューズ・リレーモジュール、1
8はベースモジュール10の下部に直交させて平置き配
置する電子制御ユニット(ECU)ケースである。
【0017】上記ベースモジュール10は、図2乃至図
4に示すように平置き配置した場合で説明すると、アッ
パーケース12とロアケース14とからなるケース内部
にX方向の短冊状の縦バスバー13を多数並列状態で収
容している。上記縦バスバー13はベース回路を構成
し、アッパーケース12に設けた電線接続ブロック15
の各キャビテイ16に、図5に示すように、電線wの端
子20を直接挿入して縦バスバー13と直接接続してい
る。このベースモジュール10のロアケース14の上部
にヒューズ・リレーモジュール11を搭載している。
4に示すように平置き配置した場合で説明すると、アッ
パーケース12とロアケース14とからなるケース内部
にX方向の短冊状の縦バスバー13を多数並列状態で収
容している。上記縦バスバー13はベース回路を構成
し、アッパーケース12に設けた電線接続ブロック15
の各キャビテイ16に、図5に示すように、電線wの端
子20を直接挿入して縦バスバー13と直接接続してい
る。このベースモジュール10のロアケース14の上部
にヒューズ・リレーモジュール11を搭載している。
【0018】詳しくは、ベースモジュール10のアッパ
ーケース12は、図2に示す上面形状とし、図3に示す
下面形状としている、上面の一側に、長さ方向の略全長
にわたって複数の電線接続ブロック15を平行列で突設
している。各列の電線接続ブロック15は端子挿入部と
なるキャビテイ16をY方向に多数並設している。ま
た、上記電線接続ブロック15の一方側に複数のコネク
タ収容部17を突設している。
ーケース12は、図2に示す上面形状とし、図3に示す
下面形状としている、上面の一側に、長さ方向の略全長
にわたって複数の電線接続ブロック15を平行列で突設
している。各列の電線接続ブロック15は端子挿入部と
なるキャビテイ16をY方向に多数並設している。ま
た、上記電線接続ブロック15の一方側に複数のコネク
タ収容部17を突設している。
【0019】アッパーケース12の内面は、図3に概略
的に示すように、多数並設する縦バスバー13を固定す
るための狭幅の溝12aを多数並設している。これら各
溝12aは、電線接続ブロック15のキャビテイ16の
底面開口およびコネクタ収容部17の底面開口をはさん
で連続させて、各溝12aに縦バスバー13を挿入して
位置決め保持している。なお、上記縦バスバー13を位
置決め保持する溝はロアケース側に設けてもよい。
的に示すように、多数並設する縦バスバー13を固定す
るための狭幅の溝12aを多数並設している。これら各
溝12aは、電線接続ブロック15のキャビテイ16の
底面開口およびコネクタ収容部17の底面開口をはさん
で連続させて、各溝12aに縦バスバー13を挿入して
位置決め保持している。なお、上記縦バスバー13を位
置決め保持する溝はロアケース側に設けてもよい。
【0020】上記各溝12aに挿入固定してX方向に配
置する縦バスバー13と上記Y方向に並設するキャビテ
イ16に挿入する電線端末の端子20とは図6に示すよ
うにX−Y方向の格子状に配置され、所要位置でバスバ
ー13と端子20とを接続して、所要の回路を構成して
いる。各キャビテイ16に挿入する電線端末に圧着され
た端子20は、図5(B)に示すように、一対の挟持片
20aを備え、縦バスバー13を端子20の一対の挟持
片20aにより狭持して接続している。
置する縦バスバー13と上記Y方向に並設するキャビテ
イ16に挿入する電線端末の端子20とは図6に示すよ
うにX−Y方向の格子状に配置され、所要位置でバスバ
ー13と端子20とを接続して、所要の回路を構成して
いる。各キャビテイ16に挿入する電線端末に圧着され
た端子20は、図5(B)に示すように、一対の挟持片
20aを備え、縦バスバー13を端子20の一対の挟持
片20aにより狭持して接続している。
【0021】アッパーケース12に設けたコネクタ収容
部17には、図7に示すように、電線端末の端子を挿入
係止したコネクタ30を嵌合し、コネクタ30の外側の
ロック爪30aとコネクタ収容部17の内壁のロック爪
17aとをロック結合している。コネクタ30には縦バ
スバー挿通溝30bを設けて、縦バスバー13をコネク
タ内に挿通させ、コネクタ内の端子31を縦バスバー1
3に挟持させて接続している。
部17には、図7に示すように、電線端末の端子を挿入
係止したコネクタ30を嵌合し、コネクタ30の外側の
ロック爪30aとコネクタ収容部17の内壁のロック爪
17aとをロック結合している。コネクタ30には縦バ
スバー挿通溝30bを設けて、縦バスバー13をコネク
タ内に挿通させ、コネクタ内の端子31を縦バスバー1
3に挟持させて接続している。
【0022】上記ロアケース14は、上記アッパーケー
ス12と嵌合する基本領域Z1の一側方(図1では上
方)にヒューズ・リレーモジュールの搭載領域Z2とな
る搭載部22を突設している。上記基本領域Z1にはア
ッパーケース12と同様に縦バスバー13の並列部分と
対応する位置にコネクタ収容部17’を設けている。
ス12と嵌合する基本領域Z1の一側方(図1では上
方)にヒューズ・リレーモジュールの搭載領域Z2とな
る搭載部22を突設している。上記基本領域Z1にはア
ッパーケース12と同様に縦バスバー13の並列部分と
対応する位置にコネクタ収容部17’を設けている。
【0023】ヒューズ・リレーモジュール搭載部22に
はコネクタ収容部23を突設すると共に、端子穴24を
設けている。図1中では、このヒューズ・リレーモジュ
ール搭載部22の右側面にヒューズ・リレーモジュール
11のケース25を組みつている。上記ケース25に端
子穴24に嵌合する端子収容部26を突出すると共に、
反対側にリレー収容部27、ヒューズ収容部28を突設
している。
はコネクタ収容部23を突設すると共に、端子穴24を
設けている。図1中では、このヒューズ・リレーモジュ
ール搭載部22の右側面にヒューズ・リレーモジュール
11のケース25を組みつている。上記ケース25に端
子穴24に嵌合する端子収容部26を突出すると共に、
反対側にリレー収容部27、ヒューズ収容部28を突設
している。
【0024】上記ヒューズ・リレーモジュール搭載部2
2とケース25との間には図8に示すように絶縁板36
を収容し、該絶縁板36にヒューズ・リレー用のバスバ
ー40を固定し、このバスバー40を一端に上向き(図
1では下向き)に屈折した挟持片からなる端子40aを
設け、縦バスバー13に挟持させて、ベースモジュール
10の内部回路の縦バスバー13とヒューズ・リレーモ
ジュール12のバスバー40とを接続している。上記バ
スバー40の他端は屈折させて、先端に挟持片からなる
端子40bを設け、ヒューズ収容部28、リレー収容部
27、コネクタ収容部に挿入するリレー50、ヒューズ
60、電源コネクタ(図示せず)の端子とを接続させて
いる。
2とケース25との間には図8に示すように絶縁板36
を収容し、該絶縁板36にヒューズ・リレー用のバスバ
ー40を固定し、このバスバー40を一端に上向き(図
1では下向き)に屈折した挟持片からなる端子40aを
設け、縦バスバー13に挟持させて、ベースモジュール
10の内部回路の縦バスバー13とヒューズ・リレーモ
ジュール12のバスバー40とを接続している。上記バ
スバー40の他端は屈折させて、先端に挟持片からなる
端子40bを設け、ヒューズ収容部28、リレー収容部
27、コネクタ収容部に挿入するリレー50、ヒューズ
60、電源コネクタ(図示せず)の端子とを接続させて
いる。
【0025】さらに、ベースモジュール10の下端面に
電子制御ユニット18を組みつけている。図9に示すよ
うに、電子制御ユニット18はケース56の内部にプリ
ント基板55を収容し、該プリント基板55の導体を中
継バスバー57を介してベースモジュール10より延在
するバスバー13と接続させている。上記ベースモジュ
ール10と電子制御ユニット18との結合は、ベースモ
ジュール10のロアケース14の周壁と電子制御ユニッ
ト18のケース56との間にロック爪58と、該ロック
爪58を係止する被ロック枠59とを突設し、これらを
ロック結合して行っている。
電子制御ユニット18を組みつけている。図9に示すよ
うに、電子制御ユニット18はケース56の内部にプリ
ント基板55を収容し、該プリント基板55の導体を中
継バスバー57を介してベースモジュール10より延在
するバスバー13と接続させている。上記ベースモジュ
ール10と電子制御ユニット18との結合は、ベースモ
ジュール10のロアケース14の周壁と電子制御ユニッ
ト18のケース56との間にロック爪58と、該ロック
爪58を係止する被ロック枠59とを突設し、これらを
ロック結合して行っている。
【0026】上記構成からなるジャンクションボックス
100では、縦バスバー13をアッパーケース12とロ
アケース14内に並列配置して収容してベースモジュー
ル10を組み立てているため、図1に示すように、ジャ
ンクションボックス100は略逆T形状となる。よっ
て、下部にECUケース18の幅D1に相当する寸法の
スペースがあり、その上部のスペースが狭い空間にジャ
ンクションボックス100を配置する場合に適した形状
とすることができる。また、ベース回路部とヒューズ・
リレー接続回路部とを分割して内部回路を効率よく配置
しているため、その前後長さD2と上下高さD3とを小
さくできる。かつ、電子制御ユニット18を下部に直交
配置しているため、上記上下高さD3を大きくならず、
特に、車両搭載スペースが逆T状空間である場合にジャ
ンクションボックス100の外形を適応させることがで
きる。
100では、縦バスバー13をアッパーケース12とロ
アケース14内に並列配置して収容してベースモジュー
ル10を組み立てているため、図1に示すように、ジャ
ンクションボックス100は略逆T形状となる。よっ
て、下部にECUケース18の幅D1に相当する寸法の
スペースがあり、その上部のスペースが狭い空間にジャ
ンクションボックス100を配置する場合に適した形状
とすることができる。また、ベース回路部とヒューズ・
リレー接続回路部とを分割して内部回路を効率よく配置
しているため、その前後長さD2と上下高さD3とを小
さくできる。かつ、電子制御ユニット18を下部に直交
配置しているため、上記上下高さD3を大きくならず、
特に、車両搭載スペースが逆T状空間である場合にジャ
ンクションボックス100の外形を適応させることがで
きる。
【0027】さらに、ベースモジュール10では、縦バ
スバーの両側に電線端末の端子を接続して、両面を外部
回路と接続できる構成としているため、ベースモジュー
ルを薄厚としながら外部回路と密に接続することができ
る。また、ベースモジュール10に対して、並列させた
電線wの端子20を、両側の電線接続ブロック15のキ
ャビテイ16に直接的に一括挿入するだけで縦バスバー
13に接続させることができる。また、ワイヤハーネス
端末のコネクタ30もコネクタ収容部17、17’に嵌
合させるだけで、コネクタ30内の端子31を縦バスバ
ー13に接続させることができる。
スバーの両側に電線端末の端子を接続して、両面を外部
回路と接続できる構成としているため、ベースモジュー
ルを薄厚としながら外部回路と密に接続することができ
る。また、ベースモジュール10に対して、並列させた
電線wの端子20を、両側の電線接続ブロック15のキ
ャビテイ16に直接的に一括挿入するだけで縦バスバー
13に接続させることができる。また、ワイヤハーネス
端末のコネクタ30もコネクタ収容部17、17’に嵌
合させるだけで、コネクタ30内の端子31を縦バスバ
ー13に接続させることができる。
【0028】また、上記ジャンクションボックス100
では、各電線wと縦バスバー13との接続位置さえ変更
すれば回路変更を容易に行うことができる。かつ、ベー
スモジュール10とヒューズ・リレーモジュール11と
を分離し、ヒューズ・リレーモジュール11のヒューズ
・リレー用のバスバー40を縦バスバー13と接続させ
ているため、ベース回路と外部電線との接続形態の変更
があるだけの場合にはヒューズ・リレーモジュール11
を共用することができる。同様に、ヒューズ・リレーモ
ジュール11のヒューズ接続回路のみ変更がある場合に
はベースモジュール10を共用することができる。
では、各電線wと縦バスバー13との接続位置さえ変更
すれば回路変更を容易に行うことができる。かつ、ベー
スモジュール10とヒューズ・リレーモジュール11と
を分離し、ヒューズ・リレーモジュール11のヒューズ
・リレー用のバスバー40を縦バスバー13と接続させ
ているため、ベース回路と外部電線との接続形態の変更
があるだけの場合にはヒューズ・リレーモジュール11
を共用することができる。同様に、ヒューズ・リレーモ
ジュール11のヒューズ接続回路のみ変更がある場合に
はベースモジュール10を共用することができる。
【0029】図10は第2実施形態のジャンクションボ
ックス100を示す。第1実施形態との相違点は、電子
制御ユニット18を、ベースモジュール10の上部のヒ
ューズ・リレーモジュール搭載部22の一側面に組みつ
けている点である。上記ヒューズ・リレーモジュールの
搭載部22の他側面に結合しているヒューズ・リレーモ
ジュール11のケース25と電子制御ユニット18のケ
ース56とをロック結合している。また、ヒューズ・リ
レーモジュール11のバスバーあるいはベースモジュー
ル10のバスバーを電子制御ユニット18内に延長させ
てプリント基板の導体と接続している。
ックス100を示す。第1実施形態との相違点は、電子
制御ユニット18を、ベースモジュール10の上部のヒ
ューズ・リレーモジュール搭載部22の一側面に組みつ
けている点である。上記ヒューズ・リレーモジュールの
搭載部22の他側面に結合しているヒューズ・リレーモ
ジュール11のケース25と電子制御ユニット18のケ
ース56とをロック結合している。また、ヒューズ・リ
レーモジュール11のバスバーあるいはベースモジュー
ル10のバスバーを電子制御ユニット18内に延長させ
てプリント基板の導体と接続している。
【0030】ジャンクションボックス100を上記形状
とすると、厚さD1は大となるが、上下高さD3は小さ
くなり、前後長さD2は第1実施形態と同様となる。よ
って、車両搭載スペースが上下高さがない場合に好適に
対応させることができる。
とすると、厚さD1は大となるが、上下高さD3は小さ
くなり、前後長さD2は第1実施形態と同様となる。よ
って、車両搭載スペースが上下高さがない場合に好適に
対応させることができる。
【0031】図11は第3実施形態のジャンクションボ
ックス100を示す。第1実施形態との相違点は、ベー
スモジュール10はロアケース14側にのみ電線接続ブ
ロック15およびコネクタ収容部17とし、アッパーケ
ースは設けずに、この部分に電子制御ユニット18を取
り付けている。即ち、電線接続側は一面のみとし、他面
は電子制御ユニット18の搭載スペースとして利用して
いる。ベースモジュール10の一面に組みつける電子制
御ユニット18は上部に取り付けるヒューズ・リレーモ
ジュール11の下部に収めている。
ックス100を示す。第1実施形態との相違点は、ベー
スモジュール10はロアケース14側にのみ電線接続ブ
ロック15およびコネクタ収容部17とし、アッパーケ
ースは設けずに、この部分に電子制御ユニット18を取
り付けている。即ち、電線接続側は一面のみとし、他面
は電子制御ユニット18の搭載スペースとして利用して
いる。ベースモジュール10の一面に組みつける電子制
御ユニット18は上部に取り付けるヒューズ・リレーモ
ジュール11の下部に収めている。
【0032】上記結合形態とすると、上下高さD3は大
きくなるが、厚さD1を最も小さくすることができ、車
両搭載スペースが狭い場合に適した形状となる。
きくなるが、厚さD1を最も小さくすることができ、車
両搭載スペースが狭い場合に適した形状となる。
【0033】図12は第4実施形態のジャンクションボ
ックス100を示す。第3実施形態との相違点は、ベー
スモジュール10の基本領域Z1は垂直配置とし、その
上端よりヒューズ・リレーモジュールの搭載領域Z2と
なる搭載部22を直角方向に屈折させて逆L形状として
いる点である。
ックス100を示す。第3実施形態との相違点は、ベー
スモジュール10の基本領域Z1は垂直配置とし、その
上端よりヒューズ・リレーモジュールの搭載領域Z2と
なる搭載部22を直角方向に屈折させて逆L形状として
いる点である。
【0034】本実施形態では、ベースモジュール10の
ロアケース14は、予め電線接続ブロック15とコネク
タ収容部17とを設けたアッパーケース12を組みつけ
る基本領域Z1に対してヒューズ・リレーモジュール搭
載部22を直交方向に形成している。ベースモジュール
10の縦バスバー13とヒューズ・リレーモジュール1
1のバスバー40との接続は図12(C)に示すよう
に、縦バスバー13の上端縁にヒューズ・リレーモジュ
ール11のバスバー40を屈折させ、その先端の圧接端
子40aを圧接接続している。
ロアケース14は、予め電線接続ブロック15とコネク
タ収容部17とを設けたアッパーケース12を組みつけ
る基本領域Z1に対してヒューズ・リレーモジュール搭
載部22を直交方向に形成している。ベースモジュール
10の縦バスバー13とヒューズ・リレーモジュール1
1のバスバー40との接続は図12(C)に示すよう
に、縦バスバー13の上端縁にヒューズ・リレーモジュ
ール11のバスバー40を屈折させ、その先端の圧接端
子40aを圧接接続している。
【0035】なお、ベースモジュール10のロアケース
14を、基本領域Z1とヒューズ・リレーモジュール搭
載領域Z2とをヒンジ結合しておき、同一直縁方向と直
交方向とに変換できるようにし、各位置でロック結合で
きる構成としておいてもよい。また、上記各実施形態と
もベースモジュールを垂直配置しているが、ベースモジ
ュールを水平配置し、ヒューズ・リレーモジュールをベ
ースモジュールの一側部に垂直配置で連結してもよい。
14を、基本領域Z1とヒューズ・リレーモジュール搭
載領域Z2とをヒンジ結合しておき、同一直縁方向と直
交方向とに変換できるようにし、各位置でロック結合で
きる構成としておいてもよい。また、上記各実施形態と
もベースモジュールを垂直配置しているが、ベースモジ
ュールを水平配置し、ヒューズ・リレーモジュールをベ
ースモジュールの一側部に垂直配置で連結してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のジャンクションボックスでは、ベースモジュール、ヒ
ューズ・リレーモジュール、電子制御ユニットに分割
し、これらを結合して組み立てているため、車両の搭載
スペースに応じて簡単に変更することができる。特に、
ベースモジュールでは内部回路として縦バスバーを並列
配置した構成としているため、薄型化を図ることができ
る。また、ワイヤハーネスの外部電線と接続するベース
回路と、ヒューズおよびリレーとを接続する回路を分割
しているため、ジャンクションボックス内の内部回路を
シンプルな構成とすることができ、この点からもベース
モジュールおよびヒューズ・リレーモジュールを夫れ夫
れ薄型化することができる。その結果、車両のジャンク
ションボックス搭載スペースが狭くなっても、また、搭
載スペースの近くに機器が配置されても、該機器の位置
に応じてジャンクションボックスを形状を変えることが
できるため、ジャンクションボックスの搭載が困難とな
ることはない。
のジャンクションボックスでは、ベースモジュール、ヒ
ューズ・リレーモジュール、電子制御ユニットに分割
し、これらを結合して組み立てているため、車両の搭載
スペースに応じて簡単に変更することができる。特に、
ベースモジュールでは内部回路として縦バスバーを並列
配置した構成としているため、薄型化を図ることができ
る。また、ワイヤハーネスの外部電線と接続するベース
回路と、ヒューズおよびリレーとを接続する回路を分割
しているため、ジャンクションボックス内の内部回路を
シンプルな構成とすることができ、この点からもベース
モジュールおよびヒューズ・リレーモジュールを夫れ夫
れ薄型化することができる。その結果、車両のジャンク
ションボックス搭載スペースが狭くなっても、また、搭
載スペースの近くに機器が配置されても、該機器の位置
に応じてジャンクションボックスを形状を変えることが
できるため、ジャンクションボックスの搭載が困難とな
ることはない。
【0037】さらに、内部回路として汎用性のある短冊
状の縦バスバーを並列配置して用いる一方、ケースにキ
ャビテイを並設した電線接続ブロックを突設し、各キャ
ビテイに電線端末の端子を直接挿入して上記縦バスバー
と接続させているため、電線とコネクタとの組みつけ工
程の削減および部品点数の削減を図ることができる。ま
た、短冊形状の縦バスバーを用い、従来のようなフォー
ミング加工による屈曲を付与せず、短冊形状のままで使
用して、ケース内部に並列配置としているため、導電性
金属板の歩留まりを100%に出来ると共にフォーミン
グ加工を省略でき、しかも、ケース内部に一括して自動
組み付けを行うことができる。
状の縦バスバーを並列配置して用いる一方、ケースにキ
ャビテイを並設した電線接続ブロックを突設し、各キャ
ビテイに電線端末の端子を直接挿入して上記縦バスバー
と接続させているため、電線とコネクタとの組みつけ工
程の削減および部品点数の削減を図ることができる。ま
た、短冊形状の縦バスバーを用い、従来のようなフォー
ミング加工による屈曲を付与せず、短冊形状のままで使
用して、ケース内部に並列配置としているため、導電性
金属板の歩留まりを100%に出来ると共にフォーミン
グ加工を省略でき、しかも、ケース内部に一括して自動
組み付けを行うことができる。
【0038】さらに、ジャンクションボックスの内部回
路を、外部回路と接続されるベース回路部と、ヒューズ
接続回路部あるいは/およびリレー接続回路部に分割
し、ベース回路部を備えたベースモジュールと、上記ヒ
ューズ接続回路部を備えたヒューズモジュールあるいは
/および上記リレー接続回路部を備えたリレーモジュー
ルを設け、これらモジュールよりジャンクションボック
スを組み立てているため、ヒューズ接続回路部、リレー
接続回路部の仕様変更があれば、これらヒューズモジュ
ール、リレーモジュールのみを変更すればよく、仕様変
更に容易に対応することができる。逆に、外部電線との
接続回路のみが変更される場合には、ベースモジュール
の縦バスバーに接続する電線の接続位置を代えるだけで
よいため、この場合にも回路変更に容易に対応すること
ができる。
路を、外部回路と接続されるベース回路部と、ヒューズ
接続回路部あるいは/およびリレー接続回路部に分割
し、ベース回路部を備えたベースモジュールと、上記ヒ
ューズ接続回路部を備えたヒューズモジュールあるいは
/および上記リレー接続回路部を備えたリレーモジュー
ルを設け、これらモジュールよりジャンクションボック
スを組み立てているため、ヒューズ接続回路部、リレー
接続回路部の仕様変更があれば、これらヒューズモジュ
ール、リレーモジュールのみを変更すればよく、仕様変
更に容易に対応することができる。逆に、外部電線との
接続回路のみが変更される場合には、ベースモジュール
の縦バスバーに接続する電線の接続位置を代えるだけで
よいため、この場合にも回路変更に容易に対応すること
ができる。
【図1】 (A)は本発明の第1実施形態に係るジャン
クションボックスの斜視図、(B)は側面図である。
クションボックスの斜視図、(B)は側面図である。
【図2】 アッパーケースの斜視図である。
【図3】 アッパーケースの内面側に縦バスバーを取り
付ける状態を示す斜視図である。
付ける状態を示す斜視図である。
【図4】 図1のベースモジュールとヒューズ・リレー
モジュールとを水平状態とした場合の分解斜視図であ
る。
モジュールとを水平状態とした場合の分解斜視図であ
る。
【図5】 (A)は電線接続ブロックへの電線の接続状
態を示す断面図、(B)は電線端末の端子と縦バスバー
の接続状態を示す斜視図である。
態を示す断面図、(B)は電線端末の端子と縦バスバー
の接続状態を示す斜視図である。
【図6】 ベースモジュールの回路と外部回路との接続
状態を示す概略図である。
状態を示す概略図である。
【図7】 (A)は電線が接続されたコネクタの斜視
図、(B)はコネクタをジャンクションボックスのコネ
クタ収容部に嵌合した状態の断面図である。
図、(B)はコネクタをジャンクションボックスのコネ
クタ収容部に嵌合した状態の断面図である。
【図8】 ベースモジュールの一部拡大断面図である。
【図9】 ベースモジュールと電子制御ユニットとの接
続状態を示す要部断面図である。
続状態を示す要部断面図である。
【図10】 第2実施形態を示し、(A)は斜視図、
(B)は側面図である。
(B)は側面図である。
【図11】 第3実施形態を示し、(A)は斜視図、
(B)は側面図である。
(B)は側面図である。
【図12】 第4実施形態を示し、(A)は斜視図、
(B)は側面図、(C)はベースモジュールの縦バスバ
ーとヒューズ・リレーモジュールのバスバーの接続を示
す概略図である。
(B)は側面図、(C)はベースモジュールの縦バスバ
ーとヒューズ・リレーモジュールのバスバーの接続を示
す概略図である。
【図13】 従来のジャンクションボックスの分解斜視
図である。
図である。
100 ジャンクションボックス
10 ベースモジュール
11 ヒューズモジュール
13 縦バスバー
15 電線接続ブロック
16 キャビテイ
17 コネクタ収容部
18 電子制御ユニット
20 端子
22 ヒューズモジュール搭載部
30 コネクタ
40 ヒューズ・リレーモジュールのバスバー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 角田 達哉
三重県四日市市西末広町1番14号 住友電
装株式会社内
Fターム(参考) 5G361 BA02 BB01 BC01
Claims (5)
- 【請求項1】 ジャンクションボックス内に収容される
回路を外部回路に接続するベース回路部と、ヒューズ接
続回路部あるいは/およびリレー接続回路部に分割し、
ベース回路部を備えたベースモジュールと、上記ヒュー
ズ接続回路部あるいは/およびリレー接続回路部を備え
たヒューズ・リレーモジュールを備え、これらモジュー
ルを結合すると共にモジュール内の導体を接続してジャ
ンクションボックスを組み立てており、 上記ベースモジュールは、ケースの内部にX方向の短冊
状の縦バスバーを平行配列して収容していると共に、該
縦バスバーの配置位置にあたるケース外面に、外部電線
端末接続用のキャビテイをY方向に多数並設した電線接
続ブロックを複数列突設すると共に、複数のコネクタ収
容部とを設け、 直交方向に配列される上記縦バスバーと電線接続ブロッ
クのキャビテイとをX−Y方向の格子状として、縦バス
バーと電線とを所要の交差位置で接続して所要の回路を
形成し、かつ、上記コネクタ収容部に電線端末の端子を
収容したコネクタを嵌合して上記端子を縦バスバーに嵌
合させて所要の回路を形成し、 上記ベースモジュールのケースの上記電線接続用ブロッ
クおよびコネクタ部を設けた基本領域の側部にヒューズ
・リレーモジュールの搭載領域設け、該搭載領域と基本
領域とは同一平面配置あるいは直交配置に変換できる構
成としているジャンクションボックス。 - 【請求項2】 上記ベースモジュールを垂直配置し、そ
の基本領域のケースの一面側、下端あるいは上端に電子
制御ユニットを組みつけている請求項1に記載のジャン
クションボックス。 - 【請求項3】 上記ベースモジュールを垂直配置し、そ
の基本領域のケースの両面に上記電線接続ブロック及び
/又はコネクタ収容部を設け、ヒューズ・リレー搭載領
域を上方あるいは下方に位置させ、その一側面にヒュー
ズ・リレーモジュールを搭載し、他側面に電子制御ユニ
ットを組みつけている請求項1に記載のジャンクション
ボックス。 - 【請求項4】 上記ベースモジュールの基本領域を垂直
配置すると共に、その上端あるいは下端よりヒューズ・
リレーモジュールの搭載部を直交方向に屈折させて配置
してヒューズ・リレーモジュールを搭載させ、かつ、基
本領域の一面に電子制御ユニットを組みつけている請求
項1に記載のジャンクションボックス。 - 【請求項5】 上記ベースモジュール内の縦バスバーの
一端と、ヒューズ・リレーモジュール内に配置するバス
バーの先端に屈折して形成した端子とを接続している請
求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のジャンクシ
ョンボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001265765A JP2003079027A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | ジャンクションボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001265765A JP2003079027A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | ジャンクションボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003079027A true JP2003079027A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19092181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001265765A Abandoned JP2003079027A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | ジャンクションボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003079027A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006042501A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
JPWO2006011478A1 (ja) * | 2004-07-27 | 2008-05-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電気接続箱 |
JP2008182797A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 車載用の電気接続箱 |
US8913371B2 (en) | 2012-10-26 | 2014-12-16 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Automotive fuse and relay block assembly |
-
2001
- 2001-09-03 JP JP2001265765A patent/JP2003079027A/ja not_active Abandoned
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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