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JP2003076948A - カード・カセット装填装置 - Google Patents

カード・カセット装填装置

Info

Publication number
JP2003076948A
JP2003076948A JP2001267369A JP2001267369A JP2003076948A JP 2003076948 A JP2003076948 A JP 2003076948A JP 2001267369 A JP2001267369 A JP 2001267369A JP 2001267369 A JP2001267369 A JP 2001267369A JP 2003076948 A JP2003076948 A JP 2003076948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
loading device
card
engaging
elastic pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001267369A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Aizawa
秀憲 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Tsushin Kogyo Co Ltd filed Critical Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority to JP2001267369A priority Critical patent/JP2003076948A/ja
Publication of JP2003076948A publication Critical patent/JP2003076948A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外部記憶装置として使用される小型メモリー
カードを、カード・カセット装填装置から取り出しやす
くして誤挿入を防止する。 【解決手段】 筐体側に固定される装填装置本体と、該
装填装置本体に移動自在に装着され前記筐体の表面aか
ら出没自在な第1トレー3と、該第1トレーに一端側が
回動自在に支持されて設けられるとともに他端側の開口
部から被装填物が装着される第2トレー4と、該第2ト
レーを前記第1トレーの底面に倒伏した倒伏状態から傾
斜状態に起立させる付勢手段と、を少なくとも有するカ
ード・カセット装填装置1であって、第1トレー3が筐
体表面aから出状態にあって第2トレー4が付勢手段に
よって起立されて傾斜状態にあるときに、装填装置本体
と第1トレー又は第2トレーとに、当該トレーが装填装
置本体の内側に移動するのを規制するストッパー手段4
aが設けられているカード・カセット装填装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、デジタル
カメラやパーソナルコンピュータ等における外部記憶装
置として使用される、コンパクトフラッシュ(登録商
標)、スマートメディア、マルチメディアカード、メモ
リースティック、SDメモリーカード等の小型メモリー
カードを、電子機器等の筐体に着脱させるメモリーカー
ド用コネクタ、若しくは、ビデオテープカセット・オー
ディオテープカセット等のテープカセットを電子機器等
の筐体に装填するカセット装填装置であるカード・カセ
ット装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、メモリーカード装填装置
としては、絶縁性合成樹脂製の筐体にメモリーカードを
載置する移動自在なトレーがあり、当該メモリーカード
の筐体に対する着脱方法としては、該トレーに載置した
メモリーカードを手で当該カード若しくはトレーを、ト
レー戻し用弾性部材の付勢力に抗して押し込んで筐体に
装着させ、更に、手で押し込むことで前記トレーの係止
状態を解除させて手を離すと、前記弾性部材の弾性力で
当該トレーが引き出され、該トレーからメモリーカード
を脱着させるものである。
【0003】このように、トレーを手で押し込んでメモ
リーカードなどを電子機器筐体に脱着作用させるプッシ
ュープッシュ式のカード用コネクタが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トレー
にメモリーカードを載置させて筐体に対して着脱させる
方法においては、例えば、トレーに水平にメモリーカー
ドを載置してそのまま着脱操作するので、メモリーカー
ドが小型化するにつれてトレーから取り出しにくくな
り、細長いメモリースティックでは着脱させるためにト
レーの水平方向の移動量が多くなって、装填装置の強度
若しくは占有空間の拡大により小型化において設計的に
不都合となるという課題がある。本発明に係るカード・
カセット装填装置は、このような課題を解消するために
提案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカード・カ
セット装填装置の上記課題を解決するための要旨は、筐
体側に固定される装填装置本体と、該装填装置本体に移
動自在に装着され前記筐体の表面から出没自在な第1ト
レーと、該第1トレーに一端側が回動自在に支持されて
設けられるとともに他端側の開口部から被装填物が装着
される第2トレーと、該第2トレーを前記第1トレーの
底面に倒伏した倒伏状態から傾斜状態に起立させる付勢
手段と、を少なくとも有するカード・カセット装填装置
であって、第1トレーが筐体表面から出状態にあって第
2トレーが付勢手段によって起立されて傾斜状態にある
ときに、装填装置本体と第1トレー又は第2トレーと
に、当該トレーが装填装置本体の内側に移動するのを規
制するストッパー手段が設けられていることである。
【0006】前記第1トレーには、第2トレーの倒伏状
態を維持するロック手段が設けられ、該ロック手段に
は、前記第2トレーに係合する二つの係合弾性片が設け
られ、当該二つの係合弾性片は、第2トレーの筐体表面
からの出没時において入れ替えられて第2トレーに係合
可能な係合位置に交代配置されること、;また、前記ロ
ック手段は、第2トレーに係合する二つの係合弾性片と
切替手段とを有して、第1トレーに回動自在に支持され
て設けられ、第1トレーが筐体表面から出没状態に移動
したときに、前記切替手段が装填装置本体の切替部に当
接し回動されることで、前記二つの係合弾性片が交代配
置されること、;更に、前記ロック手段の二つの係合弾
性片は、第2トレーに係合可能な係合位置に交代配置さ
れる際に、当該第2トレーにいずれの係合弾性片も係合
しない非係合位置が中間に存在することを含むものであ
る。
【0007】本発明に係るカード・カセット装填装置に
よれば、第1トレーの出状態において、第2トレーが起
立した傾斜状態になっていると、該第2トレーを倒伏状
態にしないで第1トレーを装填装置本体の内部に移動さ
せて没入させようとしても、ストッパー手段により、阻
止される。
【0008】また、ロック手段が第2トレーに対して二
つの係合弾性片を交代配置させて係合するので、第2ト
レーは、第1トレーが出状態のときに、傾斜状態におい
て被装填物が装着されて倒伏状態にされると一方の係合
弾性片でロックされる。第1トレーが押し込まれて没入
状態になるまで前記一方の係合弾性片でロックされ、没
入時に他方の係合弾性片が入れ替わって第2トレーに係
合しロックする。そして、第1トレーの没入時から出状
態になるまで他方の係合弾性片が係合していて、第1ト
レーの出状態時に、前記他方の係合弾性片から前記一方
の係合弾性片に入れ替わって第2トレーに係合する位置
に交代する。この交代時に、二つの係合弾性片が第2ト
レーに係合しない状態が生じて、付勢手段によって第2
トレーが起立されて傾斜状態となる。
【0009】こうして、メモリーカード又はテープカセ
ット等の被装填物を、第1トレーに設けられた第2トレ
ーに装着する際には、第1トレーの底面から付勢手段に
よって起立された傾斜状態の第2トレーの開口部に挿入
・脱着するので、被装填物の出し入れがしやすくなる。
また、第1トレーの筐体表面からの突出させる移動量
も、被装填物を倒伏状態のまま露出させる場合よりも少
なくて済む。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るカード・カセ
ット装填装置について図面を参照して説明する。カード
・カセット装填装置1は、図1乃至図3に示すように、
電子機器の筐体に固定される絶縁性合成樹脂製の装填装
置本体2がある。
【0011】前記装填装置本体2は、図4乃至図5に示
すように、全体が矩形状で、長手方向の一端側に開口さ
せた凹部2aがほぼ全体に亘って形成され、その凹部2
aの底面2bには、ダンパ装着用の凹部2cと、切替部
としての当接壁を有して長手方向に沿って細長い切替溝
2dとが設けられている。
【0012】また、前記装填装置本体2の一方の側壁2
eには、その内側面にプッシュ−プッシュ式のガイド溝
となるハート型溝カム2fが刻設されている。当該本体
2の四隅には筐体等に固定するための固定脚2gがナッ
トを埋め込んで設けられている。
【0013】図1に示すように、前記装填装置本体2に
は、この本体2に対して移動自在に装着され前記筐体等
の表面(図中のa線)から出没自在な第1トレー3が設
けられる。この第1トレー3には、被装填物を略水平状
態に収納する凹部3aが設けられ、その凹部3aの奥側
に、図2に示すように、回転支持軸3bと付勢手段であ
るトーションバネ3cとが設けられている。
【0014】前記回転支持軸3bに、第2トレー4が回
転自在に支持される。そして、前記トーションバネ3c
の一端部が第2トレー4に係合され、常に、凹部3aの
底面から第2トレー4を起立させる方向に付勢するよう
に設定されている。
【0015】また、前記凹部3aにおいて、図1乃至図
2に示すように、第2トレー4の下位置に、当該第2ト
レー4の倒伏状態を維持するロック手段であるロック部
材5が、回動自在に支持されている。
【0016】前記ロック部材5の詳細は、図6に示すよ
うに、例えば、略扇形の外形にした平板状本体5aと、
該本体5aの表側に立設された二つの係合弾性片5b,
5cと、前記本体5aの裏側に立設された切替手段であ
る切替突起5dとからなる。
【0017】前記平板状本体5aにおける略扇形の基部
には、貫通孔5eが設けられており、図1に示すよう
に、前記第1トレー3の凹部3aに立設されたボス等の
軸3dに前記貫通孔5eが嵌合され、水平面内で当該ロ
ック部材5が回動自在に支持される。
【0018】また、ロック部材5の切替突起5dは、第
1トレー3が装填装置本体2に装着された状態になる
と、切替溝2dの内部空間に遊嵌される。
【0019】このほか、第1トレー3には、図1及び図
3に示すように、後部の両端部に、コイルスプリング6
の一端を掛着する係止部3eが装填装置本体2側壁の外
側に突出させて設けられ、前端部には、筐体等の仕上げ
部材と形状・色調等を調合させた着脱自在な蓋部材3f
がネジ止めされ、裏面には、装填装置本体2の凹部2c
(図4参照)に装備されるダンパ7(図1参照)の歯に
係合するラック3gが設けられている。
【0020】また、片側側壁には、図1乃至図2に示す
ように、装填装置本体2のハート型溝カム2fに突起部
8aが係合するとともに、鉛直面内で回転自在に支持さ
れるスイッチレバー8が設けられている。
【0021】第2トレー4は、メモリースティック等の
メモリーカードを直接挿入するトレーであり、図2に示
すように、その後端部には回転支持軸3bを挿通させる
貫通孔があり、また、図1に示すように、片側側壁から
ストッパー4aが突設されている。このストッパー4a
は、第2トレー4が傾斜状態にある時に、図4及び図8
に示す装填装置本体2の起立壁2hの側面に当接するよ
うに配設されている。このストッパー4aと起立壁2h
とが、ストッパー手段を形成する。
【0022】前後方向(装填装置本体2の長手方向)に
移動自在な第1トレー3の下には、第2トレー4に挿入
されたメモリーカード等の被装填物と電気的に接続する
フレキシブルケーブル9が配設されている。
【0023】また、図7に示すように、装填装置本体2
の上面には、ステンレス製のシールドカバーであるシェ
ル10が、前部の係止部10cを前記本体2の係止部2
iに引っかけ、後部をネジ止めすることで、蓋される。
このシェル10の前部両端の係止部10aにコイルスプ
リング6の一端部が係止される。更に、シェル10の前
部10bは、前方上側に傾斜して延設されている。
【0024】このように形成されるカード・カセット装
填装置1を使用すると、図1乃至図3に示すように、第
1トレー3がコイルスプリング6の付勢力で筐体表面a
から外に突出した出状態では、第1トレー3に設けられ
た第2トレー4が、付勢手段のトーションバネ3cによ
って上に持ち上げられ、倒伏状態から傾斜状態にされて
いる。
【0025】第2トレー4の傾斜の程度は、シェル10
前部10bによって規制されている。この状態で、ロッ
ク部材5は、裏面の切替突起5dが切替溝2dの前方端
の壁に当接して、切替突起5dと軸3dとの位置関係に
より、該軸3dを中心にして時計方向に回転した状態に
なって、二つの係合弾性片のうち係合弾性片5cが第2
トレー4と係合可能な位置に配置されている。
【0026】そして、前記第2トレー4の前方開口部
に、被装填物11を挿入し、被装填物11及び第2トレ
ー4を下に押し込んで傾倒させる。第2トレー4の側壁
部によって係合弾性片5cの爪部が撓んで戻り、当該係
合弾性片5cと第2トレー4とが係合する。こうして、
第2トレー4がロック部材5によって倒伏状態にロック
される。
【0027】なお、第2トレー4を傾倒させないまま、
第1トレー3を後方に手で押し込もうとしても、図8に
示すように、ストッパー4aが起立壁2hの側面に当接
しているので、阻止される。よって、前記第2トレー4
を倒伏状態にしてから、第1トレー3を後方に押し込む
ことになる。
【0028】次に、第1トレー3の蓋部材3fを手で後
方に押し込む。コイルスプリング6の付勢力に抗して第
1トレー3が後方に移動され、後端で、スイッチレバー
8の突起部8aがハート型溝カム2fの係止部に係止さ
れて、第1トレー3が、没入状態にて停止する。このと
き、図7(A)に示すように、ロック部材5の切替突起
5dが切替溝2dの後方端の壁に当接する。すると、切
替突起5dと軸3dとの位置関係により、該軸3dを中
心にして反時計方向にロック部材5が回転する。
【0029】前記ロック部材5が、軸3dを中心に反時
計方向へ回転することで、二つの係合弾性片のうち、係
合弾性片5bが第2トレー4に係合する。即ち、前記二
つの係合弾性片5b,5cが、第2トレーに係合するた
めに、交代配置される。
【0030】このときの、ロック部材5の回転により、
二つの係合弾性片の交代配置の途中において、当該第2
トレー4にいずれの係合弾性片5b,5cも係合しない
非係合位置が存在する。よって、トーションバネ3cに
よって第2トレー4が上向きに押し上げられるが、シェ
ル10の天井面によって規制され、第2トレー4は、実
際には倒伏状態のままとなる。
【0031】次に、手で蓋部材3fを再び後方に押し込
み手を離すと、スイッチレバー8の突起部8aがハート
型溝カム2fの係止位置から帰路にガイドされ、コイル
スプリング6の付勢力で、第1トレー3が前方に移動さ
れる。ラック3gが噛合するダンパ7の粘性抵抗によ
り、ゆっくりと移動する。
【0032】第1トレー3は、図1乃至図3に示すよう
に、筐体表面aから突出し、ロック部材5は、切替突起
5dが切替溝2dの前方端の壁に当接して、軸3dを中
心に時計方向に回転する。こうして、再び、二つの係合
弾性片5b,5cの第2トレー4に対する、係合の交代
配置がなされる。
【0033】そして、そのとき、ロック部材5の回転に
より、二つの係合弾性片5b,5cの交代配置の途中に
おいて、当該第2トレー4にいずれの係合弾性片5b,
5cも係合しない非係合位置が存在するので、トーショ
ンバネ3cによって第2トレー4が、シェル10の前部
10bに当接するまで上向きに押し上げられ、傾斜状態
となる。
【0034】かかる状態で、被装填物を第2トレーから
取り出す。傾斜状態にされているので、被装填物を容易
に取り出すことが出来る。また、係合弾性片5cは、再
び第2トレー4の側壁部に係合可能な位置に交代配置さ
れる。
【0035】このように、第2トレー4に対して二つの
係合弾性片が入れ替わって係合すること、その交代配置
の途中においていずれも係合しない状態があることで、
第1トレー3を出し入れすると、第2トレー4が傾斜状
態になり、係合弾性片5cが、第1トレー3の出状態に
おいて、係合可能な位置に配置される。
【0036】また、第1トレー3の前後方向への移動途
中において、二つの係合弾性片5b,5cが、第2トレ
ー4の側壁部に係合していることで、例えば、外乱によ
る振動が筐体に伝播しても、音飛び等が無くデータが途
切れたりするという不都合が生じなくて振動に強く、安
定した性能を発揮するものである。
【0037】本発明の他の実施例として、前記ロック部
材5は、上記の一実施例に限らず、第2トレー4に対し
て同様な係合作用をするものであれば良いので、例え
ば、図9に示すように、二つの係合弾性片12a,12
bと、回転支持部となるべく部材本体に穿設された貫通
孔12cと、部材本体の片側を適宜延長して切替突部1
2dとしたロック部材12とすることが出来る。
【0038】これは、上記実施例のロック部材本体の下
に突出する切替突起を省いたものであり、これにより、
上下方向において、ロック部材本体の下側に突出物が無
いので、設計上、カード・カセット装填装置全体の上下
厚さを薄くできる。図10は、装填装置本体2の側壁に
切替溝2jが設けられ、ロック部材12における二つの
弾性係合片12a,12bが、第1トレーの移動によ
り、第2トレーに対して係合作用が交代配置される様子
を示すものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカー
ド・カセット装填装置は、筐体側に固定される装填装置
本体と、該装填装置本体に移動自在に装着され前記筐体
の表面から出没自在な第1トレーと、該第1トレーに一
端側が回動自在に支持されて設けられるとともに他端側
の開口部から被装填物が装着される第2トレーと、該第
2トレーを前記第1トレーの底面に倒伏した倒伏状態か
ら傾斜状態に起立させる付勢手段と、を少なくとも有す
るカード・カセット装填装置であって、前記第1トレー
が筐体表面から出状態にあって第2トレーが付勢手段に
よって起立されて傾斜状態にあるときに、装填装置本体
と第1トレー又は第2トレーとに、当該トレーが装填装
置本体の内側に移動するのを規制するストッパー手段が
設けられているので、第2トレーが傾斜状態のままの場
合には、第1トレーを内部に押し込むことが阻止され
る。よって、第2トレーを第1トレーに倒伏させた後に
安全に装填操作されるようになると言う優れた効果を奏
するものである。
【0040】前記第1トレーには、前記第2トレーの倒
伏状態を維持するロック手段が設けられ、該ロック手段
には、前記第2トレーに係合する二つの係合弾性片が設
けられ、当該二つの係合弾性片は、第1トレーの筐体表
面からの出没時において入れ替えられて第2トレーに係
合可能な係合位置に交代配置されるので、第2トレーを
傾斜させて、被装填物の出し入れが容易となると言う優
れた効果を奏するものである。
【0041】前記ロック手段は、第2トレーに係合する
二つの係合弾性片と切替手段とを有して、第1トレーに
回動自在に支持されて設けられ、第1トレーが筐体表面
から出没状態に移動したときに、前記切替手段がカード
・カセット装填装置装置本体の切替部に当接し前記本体
が回動されることで、前記二つの係合弾性片が交代配置
されるので、第1トレーの移動により係合弾性片の切替
が行われる。
【0042】前記ロック手段の二つの係合弾性片は、第
2トレーに係合可能な係合位置に交代配置される際に、
当該第2トレーにいずれの係合弾性片も係合しない非係
合位置が中間に存在するので、第1トレーが出状態にな
ったときに、係合弾性片の切替が行われ、その途中にお
いて第2トレーが付勢力で起立されるようになる。よっ
て、第1トレーが出状態になると、第2トレーが傾斜状
態となって、被装填物の出し入れが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード・カセット装填装置であっ
て、第1トレーが出状態である場合の平面図である。
【図2】同本発明に係るカード・カセット装填装置であ
って、第1トレーが出状態である場合の正面図である。
【図3】同本発明に係るカード・カセット装填装置であ
って、第1トレーが出状態である場合の底面図である。
【図4】同本発明に係るカード・カセット装填装置にお
ける。装填装置本体2の平面図である。
【図5】図4におけるX−X線に沿った断面図である。
【図6】同本発明に係るカード・カセット装填装置にお
ける、ロック部材の背面図(A)、平面図(B)、側面
図(C)、正面図(D)である。
【図7】同本発明に係るカード・カセット装填装置であ
って、第1トレーが没入状態である場合の平面図(A)
と正面図(B)である。
【図8】ストッパー手段のストッパー作用を示す正面図
(A)と、斜視図(B)である。
【図9】他の実施例に係るロック部材12の斜視図であ
る。
【図10】同ロック部材12の使用状態説明図(A),
(B)である。
【符号の説明】
1 カード・カセット装填装置、 2
装填装置本体、2a 凹部、 2b
底面、 2c 凹部、2d 切替溝、
2e 側壁、2f ハート型溝カム、
2g 固定脚、 2h 起立壁、2i
係止部 2j 切替溝、3 第1
トレー、 3a 凹部、 3b 回転支
持軸、3c トーションバネ、 4 第2トレ
ー、 4a ストッパー、5 ロック部材、
5a 平板状本体、5b,5c 係合弾性片、
5d 切替突起、 5e 貫通孔、6
コイルスプリング、7 ダンパ、8 ス
イッチレバー、 8a 突起部、9 フレキシ
ブルケーブル、 10 シェ
ル、10a 係止部、 10b 前部、
10c 係止部、11 被装填物
12 他の実施例に係るロック部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体側に固定される装填装置本体と、該装
    填装置本体に移動自在に装着され前記筐体の表面から出
    没自在な第1トレーと、該第1トレーに一端側が回動自
    在に支持されて設けられるとともに他端側の開口部から
    被装填物が装着される第2トレーと、該第2トレーを前
    記第1トレーの底面に倒伏した倒伏状態から傾斜状態に
    起立させる付勢手段と、を少なくとも有するカード・カ
    セット装填装置であって、 第1トレーが筐体表面から出状態にあって第2トレーが
    付勢手段によって起立されて傾斜状態にあるときに、装
    填装置本体と第1トレー又は第2トレーとに、当該トレ
    ーが装填装置本体の内側に移動するのを規制するストッ
    パー手段が設けられていること、 を特徴とするカード・カセット装填装置。
  2. 【請求項2】第1トレーには、第2トレーの倒伏状態を
    維持するロック手段が設けられ、該ロック手段には、前
    記第2トレーに係合する二つの係合弾性片が設けられ、
    当該二つの係合弾性片は、第2トレーの筐体表面からの
    出没時において入れ替えられて第2トレーに係合可能な
    係合位置に交代配置されること、 を特徴とする請求項1に記載のカード・カセット装填装
    置。
  3. 【請求項3】ロック手段は、第2トレーに係合する二つ
    の係合弾性片と切替手段とを有して、第1トレーに回動
    自在に支持されて設けられ、第1トレーが筐体表面から
    出没状態に移動したときに、前記切替手段が装填装置本
    体の切替部に当接し回動されることで、前記二つの係合
    弾性片が交代配置されること、 を特徴とする請求項2に記載のカード・カセット装填装
    置。
  4. 【請求項4】ロック手段の二つの係合弾性片は、第2ト
    レーに係合可能な係合位置に交代配置される際に、当該
    第2トレーにいずれの係合弾性片も係合しない非係合位
    置が中間に存在すること、 を特徴とする請求項2または3に記載のカード・カセッ
    ト装填装置。
JP2001267369A 2001-09-04 2001-09-04 カード・カセット装填装置 Pending JP2003076948A (ja)

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