JP2003068736A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
部接続用電極端子)に押し付ける時、はんだバンプが傷
つき変形し、プリント配線基板に接合する際に用いる自
動認識装置で認識できないという不具合を防止する。 【解決手段】 電極パッド202と電気的に接続され、
延在された金属配線(導電部材)205が、衝撃緩衝用
部材204上に形成され、衝撃緩衝用部材204上に形
成された金属配線(導電部材)205上と、電極パッド
202から衝撃緩衝用部材204上に至るまでの金属配
線(導電部材)205上の一部の領域を開口するように
ソルダーレジスト(絶縁材)206が形成されている。
さらに衝撃緩衝用部材204上の金属配線(導電部材)
205上に設けられたソルダーレジスト(絶縁材)20
6の開口部の表面には検査用電極端子207が形成され
ている。
Description
において、外部接続用電極端子とは別に検査用電極端子
を設けた半導体装置およびその製造方法に関するもので
あり、特に、本半導体装置を電気的検査する際の半導体
基板への機械的ダメージを低減するとともに、外部装置
と電気的に接続した後にも電気的検査が容易に可能な半
導体装置およびその製造方法に関するものである。
部品などの高密度実装が要求されている。それに対応す
るために、半導体部品の小型化、多ピン化、電極端子の
狭ピッチ化が進んでいる。これらの要求を満たすため、
最近では、WLCSP(Wafer Level Ch
ip Size Package)のように、半導体基
板上に、外部機器と接合するためのバンプのような外部
電極端子を形成した半導体装置が実用化されている。
装置について図面を参照しながら説明する。
体装置を示す断面図である。
01と、半導体基板101上に形成された電極パッド1
02と、電極パッド102が露出するように形成された
ポリイミド層(絶縁層)103と、はんだバンプ(外部
接続用電極端子)104と、電極パッド102とはんだ
バンプ(外部接続用電極端子)104とを電気的に接続
する銅配線(導電部材)105と、はんだバンプ(外部
接続用電極端子)104を露出するように形成された感
光性樹脂(絶縁材)106とから構成される。なお図5
の107は、半導体基板101内の回路が形成されてい
る領域を示し、アクティブエリアと称する部分である。
また108は、銅配線(導電部材)105とはんだバン
プ(外部接続用電極端子)104の接合面に形成された
バリアメタルである。
のように行われる。
び、ポリイミド層(絶縁層)103が形成された半導体
基板101上に、フォトリソ法で、銅配線(導電部材)
105を形成する。次に、はんだバンプ(外部接続用電
極端子)104を形成する部分を開口するように、感光
性樹脂(絶縁材)106を塗布、露光、現像、熱硬化し
て形成する。
口部に、はんだペーストを印刷して供給し、焼成して、
はんだバンプ(外部接続用電極端子)104を形成す
る。
の半導体装置の構造や製造方法では、出荷時の電気的検
査工程において、検査装置の検査用端子をはんだバンプ
(外部接続用電極端子)に押し付けて電気的に接触させ
るので、はんだバンプが傷つき変形する。このように、
はんだバンプが傷ついた状態では、プリント配線基板に
バンプを接合する装置に付属した自動認識装置で認識で
きないという不具合が発生していた。
は、はんだバンプの酸化面積が大きくなるため、プリン
ト配線基板に接合した際に、はんだバンプとプリント配
線基板との接合部の接合強度低下が発生していた。
う問題を解決するための手段として、はんだバンプを形
成する前に電気的検査工程を入れた場合は、はんだバン
プ形成時に発生する不良を検出できないとともに、検査
装置の検査用端子を押し付ける応力が半導体基板のアク
ティブエリアに直接加わるために半導体基板内の電気特
性に影響を及ぼしてしまう。
査装置の検査用端子を押し付ける応力で傷つけてしま
い、はんだバンプの形成に不具合が生じていた。
ント配線基板に接合した後、プリント配線基板が正常に
動作しているかを検査するために、プリント配線基板上
に、検査用の端子を設ける。しかし近年、高密度実装を
実現するために、その半導体装置と隣り合う部品との間
隔が極めて狭く、プリント配線基板上に検査用の端子を
設ける領域が確保できないという問題があった。
解決するものであり、検査用端子電極とバンプ形成用の
外部接続用端子電極の両方を形成した半導体装置および
その製造方法を提供することを目的とする。
るために、本発明の半導体装置は、半導体基板と、前記
半導体基板の主面に形成された電極パッドと、前記電極
パッドと電気的に接続されるように形成された外部接続
用電極端子と、前記外部接続用電極端子と電気的に接続
されるように形成された検査用電極端子とからなる。
子と前記電極パッドとを電気的に接続する金属配線上に
形成されている。
に、検査用電極端子を備えるとともに、外部接続用電極
端子が検査用電極端子と電極パッドとの電気的接続経路
上に位置するため、出荷時の電気的検査工程において、
検査装置の検査用端子によって、はんだバンプ(外部接
続用電極端子)の傷つき変形を与えることなく、確実に
検査用電極端子から半導体基板内部の電気的検査を行う
ことができるものである。
に形成され、前記半導体基板の主面と前記検査用電極端
子との間に衝撃緩和用部材が形成されている。
間に形成された衝撃緩衝用部材が、出荷時の電気的検査
工程における検査用端子の押し付け応力による、アクテ
ィブエリアへのダメージを緩衝するため、半導体基板の
電気特性に影響を与えることのない電気的検査を可能と
するものである。
に形成されている。
電極端子の形成された前記半導体基板面の裏面に形成さ
れており、本半導体装置をプリント配線基板などの外部
機器に接続した後、プリント配線基板に検査用端子を設
けなくても、接続後の電気的検査を可能とするものであ
る。
半導体基板の主面上に電極パッドを形成する工程と、前
記半導体基板の主面に導電部材を形成し、前記電極パッ
ドと前記導電部材とを電気的に接続する工程と、前記導
電部材の上面の一部を外部接続用電極端子または検査用
電極端子として露出するように、前記導電部材の上面の
一部を除く部分に絶縁層を形成する工程とからなる。
端子と前記電極パッドとを電気的に接続する金属配線上
に形成する。
形成する工程と、前記半導体基板の主面に導電部材を形
成し、前記電極パッドと前記導電部材とを電気的に接続
する工程との間に、衝撃緩衝用部材を前記半導体基板の
主面と前記導電部材との間に形成する工程を設ける。
成する工程と、前記半導体基板の主面に第1の導電部材
を形成し、前記電極パッドと前記第1の導電部材とを電
気的に接続する工程と、前記半導体基板の裏面および前
記半導体基板の側面に第2の導電部材を形成し、前記第
1の導電部材と前記第2の導電部材とを電気的に接続す
る工程と、前記第1の導電部材の表面の一部を第1の外
部接続用電極端子または第1の検査用電極端子として露
出するように、前記第1の導電部材の表面の一部を除く
部分に第1の絶縁層を形成する工程と、前記第2の導電
部材の表面の一部を第2の外部接続用電極端子または第
2の検査用電極端子として露出するように、前記第2の
導電部材の表面の一部を除く部分に第2の絶縁層を形成
する工程とからなる。
り、半導体基板を基材として、バンプ形成用の外部接続
用電極端子以外に検査用電極端子を形成することによ
り、バンプにダメージを与えることなく、また、バンプ
形成時の不良を検出することが可能となる。
その製造方法の一実施形態について、図面を参照しなが
ら説明する。
明する。
面図である。
置は、半導体基板201の主面上に配列された電極パッ
ド202が露出するように形成された第1の絶縁層20
3上に、衝撃緩衝用部材204が形成されている。そし
て電極パッド202と電気的に接続され、延在された金
属配線(導電部材)205が、衝撃緩衝用部材(樹脂)
204上に形成されている。そして衝撃緩衝用部材20
4上に形成された金属配線(導電部材)205上と、電
極パッド202から衝撃緩衝用部材204上に至るまで
の金属配線(導電部材)205上の一部の領域を開口す
るようにソルダーレジスト(絶縁材)206が形成され
ている。さらに衝撃緩衝用部材204上の金属配線(導
電部材)205上に設けられたソルダーレジスト(絶縁
材)206の開口部の表面には検査用電極端子207が
形成されている。また、電極パッド202から衝撃緩衝
用部材204上に至るまでの金属配線205(導電部
材)上に形成されたソルダーレジスト(絶縁材)206
の開口部の表面にはバリアメタル208とはんだバンプ
(外部接続用電極端子)209が形成されているもので
ある。
バンプ(外部接続用端子)209とは別に、検査用電極
端子207を備えるとともに、はんだバンプ(外部接続
用電極端子)209が、検査用電極端子207と電極パ
ッド202とを電気的に接続する金属配線205上に形
成されているため、出荷時の電気的検査工程において、
検査装置の検査用端子による、はんだバンプ(外部接続
用電極端子)209の傷つき変形を与えることなく、確
実に検査用電極端子207から半導体基板201内部の
電気的検査を行うことができるものである。
層203との間に形成された衝撃緩衝用部材204が、
出荷時の電気的検査工程における検査用電極端子207
の押し付け応力による、アクティブエリア210へのダ
メージを緩衝するため、半導体基板201の電気特性に
影響を与えることのない電気的検査を可能とするもので
ある。
電極端子207の下部のみに形成されているが、例え
ば、はんだバンプ(外部接続用電極端子)209の下に
形成してあってもよい。また、電極パッド202は、ア
クティブエリア210上にあってもかまわないし、さら
に、はんだバンプ(外部接続用電極端子)209が、電
極パッド202の直上部に位置していてもよい。また、
本実施形態では、外部接続用電極端子として、はんだバ
ンプ209を用いているが、特に、はんだバンプでなく
とも、銅ボールや導電性樹脂などの突起状電極でもかま
わないし、ソルダーレジスト(絶縁材)206の開口部
をそのまま外部接続用電極端子として用いてもかまわな
い。
について説明する。
法の各工程を示す断面図である。
半導体基板、202は電極パッド、203は電極パッド
202を開口するように形成された第1の絶縁層、21
0は半導体基板201内の回路が形成されている領域を
示し、アクティブエリアと称する部分である。
用部材204を第1の絶縁層203上に形成する。形成
方法の例としては、感光性を有した樹脂材料を塗布、露
光、現像、硬化して、パターニングする方法や、予めパ
ターニングされた樹脂フィルムを第1の絶縁層203上
に貼り付ける方法を用いる。また衝撃緩衝用部材とし
て、本実施形態では樹脂層としているが、特にポリイミ
ドやエポキシ等の樹脂系に限定するものではなく、Ni
(ニッケル)などの金属層でもかまわない。
法、スパッタリング法、CVD法あるいは無電解めっき
法により、半導体基板201の上面の電極パッド202
側全面に金属配線層を形成する。そして、電極パッド2
02と電気的に接続するように、第1の絶縁層203上
および衝撃緩衝用部材204上に所望のパターンで、金
属配線205(導電部材)を形成する。なお、ここでの
一例として金属配線(導電部材)205は、TiW(チ
タンタングステン)の上面にCu(銅)が形成された2
層の金属層からなる。金属配線205を形成する方法と
しては、まず、電解めっきを用いて金属層、例えばCu
(銅)層を形成する。次に、感光性レジストを塗布し、
所望のパターン部以外を露光、現像、硬化する。そし
て、金属層を溶解することのできるエッチング材に浸漬
し、感光性レジストが開口した部分の金属層を除去した
後、レジストを溶解除去して所望の金属配線205(導
電部材)のパターンを形成する。
205上に感光性ソルダーレジスト206(絶縁材)を
塗布する。ここでは、フォトリソグラフィー技術を用い
てソルダーレジスト(絶縁材)206を、検査用電極端
子および、外部接続用電極端子となる部分を開口するよ
うに形成する。
レジスト(絶縁材)206の開口部の金属配線205の
表面にNi(ニッケル)めっきを形成し、さらにAu
(金)めっきを形成し、検査用電極端子207および、
バリアメタル208を形成する。ただし、ここではNi
およびAuめっきを施しているが、とくにめっきを施さ
ずに、ソルダーレジスト(絶縁材)206の開口部をそ
のままで、検査用電極端子207および外部接続用電極
端子としてもよい。この場合、検査用電極端子、外部接
続用電極端子は金属配線205(TiW/Cu)とな
る。
タル208上にはんだバンプ(外部接続用電極端子)2
09を形成する。形成方法としては、はんだボールをバ
リアメタル208上に搭載し、溶融接合させる方法や、
はんだペーストを印刷、溶融する方法や、はんだめっき
によって形成する。また、ここでは外部接続用電極端子
の材料として、はんだバンプを用いたが、そのほかに、
銅、ニッケル、導電性樹脂材料でもよい。
は、はんだバンプ(外部接続用電極端子)209とは別
に、検査用電極端子207を備えるとともに、はんだバ
ンプ(外部接続用電極端子)209が、検査用電極端子
207と電極パッド202とを電気的に接続する金属配
線205上に位置するため、出荷時の電気的検査工程に
おける、検査装置の検査用端子による、はんだバンプ
(外部接続用電極端子)209の傷つき変形を与えるこ
となく、確実にはんだバンプ(外部接続用電極端子)2
09から半導体基板201内部の電気的検査を行うこと
ができる半導体装置を製造できるものである。
縁層203との間に形成された衝撃緩衝用部材204
が、出荷時の電気的検査工程における検査用電極端子2
07の押し付け応力による、アクティブエリア210へ
のダメージを緩衝するため、半導体基板の電気特性に影
響を与えることのない電気的検査を可能とする半導体装
置を製造できるものである。
方法の別の実施形態について、図面を参照しながら説明
する。
面図である。
置は、半導体基板201の主面上に配列された電極パッ
ド202が露出するように形成された第1の絶縁層20
3a上に、第1の金属配線(導電部材)205aが、電
極パッド202と電気的に接続するように形成されてい
る。さらに、半導体基板201の裏面に形成された第2
の絶縁層203b上に、衝撃緩衝用部材204が形成さ
れ、第2の金属配線(導電部材)205bが、第1の金
属配線(導電部材)205aと半導体基板201の側面
を介して電気的に接続するように形成されている。そし
て、延在された第2の金属配線(導電部材)205b
が、衝撃緩衝用部材204上に形成されている。そし
て、第1の金属配線(導電部材)205a上の一部の領
域と、衝撃緩衝用部材204上に形成された第2の金属
配線(導電部材)205b上が開口するように、第1の
絶縁層203aおよび第1の金属配線(導電部材)20
5aに第3の絶縁層206aが形成され、第2の絶縁層
203bおよび第2の金属配線(導電部材)205bに
第4の絶縁層206bが形成されている。本実施形態で
は、第3の絶縁層206aおよび第4の絶縁層206b
は、ソルダーレジスト(絶縁材)である。
面には検査用電極端子207が形成されている。また、
第3の絶縁層206aの開口部表面にはバリアメタル2
08と、はんだバンプ(外部接続用電極端子)209が
形成されているものである。
バンプ(外部接続用電極端子)209の裏面に、検査用
電極端子207を備えることにより、本半導体装置をプ
リント配線基板などの外部機器に接続した後、プリント
配線基板に検査用端子を設けなくても、接続後の電気的
検査を可能とするものである。
電極端子207の下部のみに形成されているが、例え
ば、はんだバンプ(外部接続用電極端子)209の下に
形成してあってもよい。また、電極パッド202は、ア
クティブエリア210上にあってもかまわないし、さら
に、はんだバンプ(外部接続用電極端子)209が、電
極パッド202の直上部に位置していてもよい。また本
実施例において、外部接続用電極端子として、はんだバ
ンプ209を用いているが、特にはんだバンプでなくと
も、銅ボールや導電性樹脂などの突起状電極でもかまわ
ないし、第3の絶縁層206aの開口部をそのまま外部
接続用電極端子として用いてもかまわない。さらに本実
施形態において、はんだバンプ(外部接続用電極端子)
209は、電極パッド202形成面に形成されている
が、検査用電極端子207を電極パッド形成面に形成
し、その裏面にはんだバンプ(外部接続用電極端子)2
09を形成してもかまわない。
について説明する。
法を示す工程ごとの断面図である。201は半導体基
板、202は電極パッド、203aは電極パッド202
を露出するように形成された第1の絶縁層、203bは
半導体基板201の裏面に形成された第2の絶縁層、2
10は半導体基板201内の回路が形成されている領域
を示し、アクティブエリアと称する部分である。
板201の主面に電極パッド202を形成し、電極パッ
ド202を除く半導体基板201の主面に第1の絶縁層
203aを形成し、半導体基板201の裏面に第2の絶
縁層203bを形成する。
用部材204を第2の絶縁層203b上に形成する。形
成方法の例としては、感光性を有した樹脂材料を塗布、
露光、現像、硬化して、パターニングする方法や、予め
パターニングされた樹脂フィルムを第2の絶縁層203
b上に貼り付ける方法を用いる。また、衝撃緩衝用部材
204として、本実施形態では樹脂層としているが、特
にポリイミドやエポキシ等の樹脂系に限定するものでは
なく、Ni(ニッケル)などの金属層でもかまわない。
法、スパッタリング法、CVD法あるいは無電解めっき
法により、半導体基板201の電極パッド202側、そ
の裏面全面およびその側面に金属配線を形成するが、こ
こで、電極パッド202と電気的に接続するように、第
1の絶縁層203a上、第2の絶縁層203b上およ
び、衝撃緩衝用部材204上に所望のパターンで、第1
の金属配線(導電部材)205aおよび第2の金属配線
(導電部材)205bを形成する。なお、第1の金属配
線(導電部材)205aおよび第2の金属配線(導電部
材)205bは、TiW(チタンタングステン)の上面
にCu(銅)が形成されているものである。ここで、金
属配線205a,205bを形成する方法としては、ま
ず、電解めっきを用いて金属層、例えばCu(銅)層を
形成する。次に、感光性レジストを塗布し、所望のパタ
ーン部以外を露光、現像、硬化する。そして、金属層を
溶解することのできるエッチング材に浸漬し、感光性レ
ジストが開口した部分の金属層を除去した後、レジスト
を溶解除去して所望の金属配線205(導電部材)のパ
ターンを形成する。
aと第2の金属配線(導電部材)205bとの電気的接
続は、半導体基板201の側面にめっきをして接続して
もかまわないし、導電性ペーストを塗布してもよい。ま
た、半導体基板201の側面で接続するのではなく、半
導体基板201に貫通孔を空け、その中に導電材料を充
填してもよい。
縁層203a上および第2の絶縁層203b上に感光性
ソルダーレジストを塗布する。ここではフォトリソグラ
フィー技術を用いて第3の絶縁層206aおよび第4の
絶縁層206bを、検査用電極端子および、外部接続用
電極端子となる部分が開口するように形成する。本実施
形態では、第3の絶縁層206aおよび第4の絶縁層2
06bは、ソルダーレジストを用いている。
縁層206aおよび第4の絶縁層206bの開口部の第
1の金属配線(導電部材)205a表面および第2の金
属配線(導電部材)205b表面に、Ni(ニッケル)
めっきを形成し、さらにAu(金)めっきを形成して、
検査用電極端子207および、バリアメタル208を形
成する。ただし、ここではNi/Auめっきを施してい
るが、特にめっきを施さずに、第3の絶縁層206aお
よび第4の絶縁層206bの開口部をそのままで、検査
用電極端子207および外部接続用電極端子としてもか
まわない。
タル208上にはんだバンプ(外部接続用電極端子)2
09を形成する。形成方法としては、はんだボールをバ
リアメタル208上に搭載し、溶融接合させる方法や、
はんだペーストを印刷、溶融する方法や、はんだめっき
によって形成する。ここで、外部接続用電極端子の材料
として、はんだバンプを用いたが、そのほかに、銅、ニ
ッケル、導電性樹脂材料でもよい。
は、はんだバンプ(外部接続用電極端子)209の裏面
に、検査用電極端子207を備えることにより、本半導
体装置をプリント配線基板などの外部機器に接続した
後、プリント配線基板に検査用端子を設けなくても、接
続後の電気的検査が可能になる。
は、外部接続用電極端子とは別に、検査用電極端子を備
えるとともに、外部接続用電極端子が検査用電極端子と
電極パッドとを接続する金属配線上に位置するため、出
荷時の電気的検査工程において、検査装置の検査用端子
によって、はんだバンプ(外部接続用電極端子)に傷つ
き変形を与えることなく、確実に外部接続用電極端子か
ら半導体基板内部の電気的検査を行うことができるもの
である。
成された衝撃緩衝用部材が、出荷時の電気的検査工程に
おける検査用端子の押し付け応力による、アクティブエ
リアへのダメージを緩衝するため、半導体基板の電気特
性に影響を与えることのない電気的検査を可能とするも
のである。
端子の形成された半導体基板面の裏面に形成されてお
り、本半導体装置をプリント配線基板などの外部機器に
接続した後、プリント配線基板に検査用端子を設けなく
ても、接続後の電気的検査を可能とするものである。
各工程を示す断面図
各工程を示す断面図
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の主面に形成された電極パッドと、 前記電極パッドと電気的に接続されるように形成された
外部接続用電極端子と、 前記外部接続用電極端子と電気的に接続されるように形
成された検査用電極端子とからなることを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項2】 外部接続用端子が前記検査用電極端子と
前記電極パッドとを電気的に接続する金属配線上に形成
されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
置。 - 【請求項3】 検査用電極端子は半導体基板の主面に形
成され、前記半導体基板の主面と前記検査用電極端子と
の間に衝撃緩和用部材が形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項4】 検査用電極端子は半導体基板の裏面に形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体
装置。 - 【請求項5】 半導体基板の主面上に電極パッドを形成
する工程と、 前記半導体基板の主面に導電部材を形成し、前記電極パ
ッドと前記導電部材とを電気的に接続する工程と、 前記導電部材の上面の一部を外部接続用電極端子または
検査用電極端子として露出するように、前記導電部材の
上面の一部を除く部分に絶縁層を形成する工程とからな
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 外部接続用電極端子を、検査用電極端子
と前記電極パッドとを電気的に接続する金属配線上に形
成することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項7】 半導体基板の主面上に電極パッドを形成
する工程と、前記半導体基板の主面に導電部材を形成
し、前記電極パッドと前記導電部材とを電気的に接続す
る工程との間に、衝撃緩衝用部材を前記半導体基板の主
面と前記導電部材との間に形成する工程を設けることを
特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 半導体基板の主面に電極パッドを形成す
る工程と、 前記半導体基板の主面に第1の導電部材を形成し、前記
電極パッドと前記第1の導電部材とを電気的に接続する
工程と、 前記半導体基板の裏面および前記半導体基板の側面に第
2の導電部材を形成し、前記第1の導電部材と前記第2
の導電部材とを電気的に接続する工程と、 前記第1の導電部材の表面の一部を第1の外部接続用電
極端子または第1の検査用電極端子として露出するよう
に、前記第1の導電部材の表面の一部を除く部分に第1
の絶縁層を形成する工程と、 前記第2の導電部材の表面の一部を第2の外部接続用電
極端子または第2の検査用電極端子として露出するよう
に、前記第2の導電部材の表面の一部を除く部分に第2
の絶縁層を形成する工程とからなることを特徴とする半
導体装置の製造方法。
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