JP2003061169A - 浴室用のワイヤレスリモコン装置 - Google Patents
浴室用のワイヤレスリモコン装置Info
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- JP2003061169A JP2003061169A JP2001247722A JP2001247722A JP2003061169A JP 2003061169 A JP2003061169 A JP 2003061169A JP 2001247722 A JP2001247722 A JP 2001247722A JP 2001247722 A JP2001247722 A JP 2001247722A JP 2003061169 A JP2003061169 A JP 2003061169A
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Abstract
部が形成されている従来品と比べて、ケース凹部に溜ま
る水による通気孔の閉塞が発生しにくく、従って、通気
孔からの給排気が機能不全になるのを防止することがで
きる浴室用のワイヤレスリモコン装置を提供する。 【解決手段】 リモコン本体2の本体ケース10の外面
に、内側へ凹んだケース凹部16を形成する。そのケー
ス凹部16の略中心部分には、本体ケース10の内外を
連通させる通気孔17を設ける。その通気孔17は、空
気は通過させるが水の通過は阻止する多孔質膜によって
本体ケース10の内側から塞ぐ。ケース凹部16は、水
が溜まる底部の幅W1を、通気孔17が設けられた中心
部の幅W2以上の幅広に形成する。
Description
されて浴室温風乾燥装置や給湯装置等を遠隔操作する浴
室用のワイヤレスリモコン装置に関するものである。
般的に、主として浴室内で使用されるリモコン本体と、
そのリモコン本体を収容するリモコンホルダとを備え、
このリモコンホルダが浴室内の壁面等に取り付けられる
ようになっている。
す裏面図である。図12は、図11に示すもののX−X
矢視断面図である。図11,図12に示すリモコン本体
Aは、図示を省略したリモコンホルダに、本体ケースB
の赤外線照射面B1を上にして収容されるようになって
いる。リモコン本体Aの本体ケースB内には、電気回路
基板C等の電気部品が収容されている。本体ケースBの
裏面B2には、内側へ凹んだケース凹部Dが形成され、
そのケース凹部Dの中心部分には、本体ケースBの内外
を連通させる通気孔Eが設けられている。そして、この
通気孔Eは、空気は通過させるが水の通過は阻止する多
孔質膜Fによって本体ケースBの内側から塞がれてい
る。
から本体ケースB内へ水が浸入するのを多孔質膜Fによ
って阻止するようになっている。しかも、浴室内の室温
が上昇して本体ケースB内の空気が膨張した場合には、
本体ケースB内の空気を通気孔Eから本体ケースB外へ
排気でき、浴室内の室温が下降して本体ケースB内の空
気が収縮した場合には、本体ケースB外の空気を通気孔
Eから本体ケースB内へ吸気できるようになっている。
そして、通気孔Eからの給排気によって本体ケースBの
膨張・収縮を防止し、リモコン本体Aの長寿命化と信頼
性の向上とを図るようになっている。なお、多孔質膜F
に関しては、例えば特開平7−131872号公報等に
記載されている。
すもののケース凹部に水が溜まった状態を示す裏面図で
ある。図13に示すように、従来の浴室用のワイヤレス
リモコン装置では、リモコン本体Aの本体ケースBに円
形のケース凹部Dが形成されており、このケース凹部D
に溜まった水Mが表面張力でせり上がって通気孔Eを覆
い易い。このため、従来の浴室用のワイヤレスリモコン
装置には、ケース凹部Dに溜まった水Mが通気孔E内へ
吸引され通気孔Eを塞いで通気孔Eからの給排気を機能
不全に陥れ易い、という問題がある。
ケースに円形のケース凹部が形成されている従来品と比
べて、ケース凹部に溜まる水による通気孔の閉塞が発生
しにくく、従って、通気孔からの給排気が機能不全にな
るのを防止することができる浴室用のワイヤレスリモコ
ン装置を提供することを目的としている。
は、主として浴室内で使用されるリモコン本体と、その
リモコン本体を収容するリモコンホルダとを備え、前記
リモコン本体の本体ケースには、その本体ケースの外面
に、内側へ凹んだケース凹部が形成され、そのケース凹
部の略中心部分に、前記本体ケースの内外を連通させる
通気孔が設けられ、その通気孔は、空気は通過させるが
水の通過は阻止する多孔質膜によって前記本体ケースの
内側から塞がれている浴室用のワイヤレスリモコン装置
において、前記ケース凹部は、水が溜まる底部の幅が、
前記通気孔が設けられた中心部の幅以上の幅広に形成さ
れていることを特徴としている。
の作用が得られる。 (1)ケース凹部は、水が溜まる底部の幅が、通気孔が
設けられた中心部の幅以上の幅広に形成されているの
で、リモコン本体の本体ケースに円形のケース凹部が形
成されている従来品と比べケース凹部の底部の容積を拡
大させて、ケース凹部の底部に溜まる水の表面張力によ
るせり上がりを低く抑えることができる。このため、ケ
ース凹部に溜まる水による通気孔の閉塞が従来品と比べ
て発生しにくくなり、従って、通気孔からの給排気が機
能不全になるのを防止することができる。
が、通気孔が設けられた中心部の幅以上の幅広に形成さ
れていれば良い。従って、ケース凹部の底部の幅は、ケ
ース凹部の中心部の幅と同一であっても良く、ケース凹
部の中心部の幅より幅広であっても良い。
の浴室用のワイヤレスリモコン装置であって、前記ケー
ス凹部の周縁部には、少なくとも前記底部の底面の周縁
部に面取りが施されていることを特徴としている。
ば、請求項1に記載の発明の作用に加えて以下の作用が
得られる。 (1)請求項1に記載の発明と比べて、周縁部の面取り
により水が流下し易いので、ケース凹部の底部に水が溜
まりにくくなり、ケース凹部に溜まる水による通気孔の
閉塞がより発生しにくくなる。従って、通気孔からの給
排気が機能不全になるのを、より確実に防止することが
できる。
りは、平面状の面取りであっても良く、あるいは、曲面
状の面取りであっても良い。また、面取りは、ケース凹
部の少なくとも底部の底面の周縁部に施されていれば良
い。従って、ケース凹部の周縁部全周に面取りが施され
ていても良いのは勿論のことである。更に、面取りは、
例えば底部の底面全体が傾斜面となるように施されてい
ても良い。
に記載の浴室用のワイヤレスリモコン装置であって、前
記本体ケースと前記リモコンホルダとの少なくとも一方
には、前記リモコン本体を前記リモコンホルダに収容し
た状態で前記リモコン本体と前記リモコンホルダとの隙
間から水が前記ケース凹部へ浸入するのを防止する浸入
防止リブが形成されていることを特徴としている。
ば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加えて以下の
作用が得られる。 (1)リモコン本体をリモコンホルダに収容した状態で
リモコン本体とリモコンホルダとの隙間から水が本体ケ
ースのケース凹部へ浸入しケース凹部の底部に溜まるの
を、浸入防止リブによって防止することができる。従っ
て、ケース凹部に溜まる水による通気孔の閉塞を浸入防
止リブによって防止することができ、その結果、通気孔
からの給排気が機能不全になるのを防止することができ
る。
の浴室用のワイヤレスリモコン装置であって、前記浸入
防止リブは前記リモコンホルダに、前記リモコン本体を
前記リモコンホルダに収容した状態で前記ケース凹部を
取り囲むように形成されていることを特徴としている。
ば、請求項3に記載の発明の作用に加えて以下の作用が
得られる。 (1)リモコン本体とリモコンホルダとの隙間から水が
本体ケースのケース凹部へ浸入してケース凹部の底部に
溜まるのを、リモコン本体をリモコンホルダに収容した
状態でケース凹部を取り囲むように形成されたリモコン
ホルダの浸入防止リブによって確実に防止することがで
きる。従って、ケース凹部に溜まる水による通気孔の閉
塞をリモコンホルダの浸入防止リブによって確実に防止
することができ、その結果、通気孔からの給排気が機能
不全になるのを防止することができる。
に記載の浴室用のワイヤレスリモコン装置であって、前
記浸入防止リブは、前記本体ケースと前記リモコンホル
ダとの両方に形成され、前記リモコン本体を前記リモコ
ンホルダに収容した状態では、前記本体ケースに形成さ
れた前記浸入防止リブと、前記リモコンホルダに形成さ
れた前記浸入防止リブとが交互に配置されることを特徴
としている。
ば、請求項3又は4に記載の発明の作用に加えて以下の
作用が得られる。 (1)リモコン本体とリモコンホルダとの隙間から水が
リモコン本体の本体ケースを伝わって本体ケースのケー
ス凹部へ浸入しケース凹部の底部に溜まるのを、本体ケ
ースに形成された浸入防止リブによって防止することが
できる。加えて、リモコン本体とリモコンホルダとの隙
間から水がリモコンホルダを伝わって本体ケースのケー
ス凹部へ浸入しケース凹部の底部に溜まるのを、リモコ
ンホルダに形成された浸入防止リブによって防止するこ
ともできる。しかも、本体ケースの浸入防止リブとリモ
コンホルダの浸入防止リブとは交互に配置されるので、
ケース凹部に溜まる水による通気孔の閉塞を、本体ケー
スの浸入防止リブとリモコンホルダの浸入防止リブとが
協働して防止することができ、その結果、通気孔からの
給排気が機能不全になるのを防止することができる。
何れかに記載の浴室用のワイヤレスリモコン装置であっ
て、前記リモコンホルダには、前記リモコン本体を前記
リモコンホルダに収容した状態で前記ケース凹部と対面
する部位に、前記リモコン本体と前記リモコンホルダと
の隙間から前記ケース凹部へ浸入しようとする水が流れ
込むホルダ凹部又はホルダ孔が形成されていることを特
徴としている。
ば、請求項1〜5の何れかに記載の発明の作用に加えて
以下の作用が得られる。 (1)リモコン本体をリモコンホルダに収容した状態で
リモコン本体とリモコンホルダとの隙間から本体ケース
のケース凹部へ浸入しようとする水をホルダ凹部又はホ
ルダ孔へ逃がして、ケース凹部の底部に水が溜まるのを
防止することができる。従って、ケース凹部に溜まる水
による通気孔の閉塞をホルダ凹部又はホルダ孔によって
防止することができ、その結果、通気孔からの給排気が
機能不全になるのを防止することができる。
を示す斜視図である。図1に示すように、この浴室用の
ワイヤレスリモコン装置1は、主として浴室内で使用さ
れるリモコン本体2と、そのリモコン本体2を収容する
リモコンホルダ3とを備えている。このリモコンホルダ
3は、浴室内の壁面等に取り付けられるようになってお
り、リモコン本体2は、その本体ケース10の赤外線照
射面10aを上にしてリモコンホルダ3に収容されるよ
うになっている。
示す裏面図である。図3は、図2に示すもののY−Y矢
視断面図である。図4は、図3の要部を拡大して示す断
面図である。図2〜図4に示すように、リモコン本体2
の本体ケース10は、上ケース11と下ケース12とが
溶着されて形成されている。本体ケース10内は水密に
密閉され、本体ケース10内には、電気回路基板21,
赤外線LED22,液晶表示装置23等の電気部品が収
容されている。本体ケース10の上ケース11にはパネ
ルスイッチ24が複数取り付けられ、これらのパネルス
イッチ24は、上ケース11に貼着された防水シート2
5によって気密に覆われている。
収容室13が形成され、この電池収容室13は、下ケー
ス12にビス止め固定された蓋部材14によって水密に
密閉されている。本体ケース10の裏面10bには、注
意事項が刻印された刻印領域15と蓋部材14との間
に、内側へ凹んだケース凹部16が形成され、そのケー
ス凹部16の中心部分には、本体ケース10の内外を連
通させる通気孔17が設けられている。そして、この通
気孔17は、空気は通過させるが水の通過は阻止する多
孔質膜26によって本体ケース10の内側から塞がれて
いる。この多孔質膜26は、通気性と高撥水性とを有し
ている。
1が、通気孔17が設けられた中心部の幅W2と同一幅
のカマボコ型に形成されている。ケース凹部16の周縁
部16aには、前記底部の底面16bの周縁部16c
に、平面状の面取りが施されて傾斜面が形成されてい
る。本体ケース10には、ケース凹部16と刻印領域1
5との間に、リモコン本体2をリモコンホルダ3に収容
した状態でリモコン本体2とリモコンホルダ3との隙間
から水がケース凹部16へ浸入するのを防止する浸入防
止リブ18が形成されている。なお、図4において、符
号27と符号28とは防水用のゴムパッキンを示してい
る。
を示す平面図である。図6は、図5に示すもののZ−Z
矢視断面図である。図7は、図1に示すものの要部を拡
大して示す断面図である。図5〜図7に示すように、リ
モコンホルダ3の底面3aには、リモコン本体2をリモ
コンホルダ3に収容した状態で本体ケース10のケース
凹部16と対面する部位に、リモコン本体2とリモコン
ホルダ3との隙間からケース凹部16へ浸入しようとす
る水が流れ込むホルダ凹部31が形成されている。この
ホルダ凹部31は、ケース凹部16の中心部の幅W2よ
り幅広で上下方向の長さL1がケース凹部16の上下方
向の長さL2(図2参照)より長い長穴状に形成されて
いる。
リモコン本体2をリモコンホルダ3に収容した状態でリ
モコン本体2とリモコンホルダ3との隙間から水がリモ
コン本体2のケース凹部16へ浸入するのを防止する浸
入防止リブ32が形成されている。この浸入防止リブ3
2は、リモコン本体2をリモコンホルダ3に収容した状
態では、リモコン本体2のケース凹部16を取り囲むよ
うになっている。また、ホルダ凹部31を臨むリモコン
ホルダ3の底面3aの上端縁部にも、リモコン本体2を
リモコンホルダ3に収容した状態でリモコン本体2とリ
モコンホルダ3との隙間から水がリモコン本体2のケー
ス凹部16へ浸入するのを防止する浸入防止リブ33が
形成されている。
ケース10に形成された浸入防止リブ18は、リモコン
本体2をリモコンホルダ3に収容した状態では、リモコ
ンホルダ3の両浸入防止リブ32,33の間に位置する
ようになっている。すなわち、本体ケース10の浸入防
止リブ18とリモコンホルダ3の両浸入防止リブ32,
33とは、リモコン本体2をリモコンホルダ3に収容し
た状態では交互に配置されるようになっている。
の下方部分には、リモコンホルダ3を浴室の壁面等にビ
ス止め固定するためのビス孔34が設けられている。リ
モコンホルダ3の底面3aの下方領域中央部には、リモ
コンホルダ3をビス止め固定するためのビス用凹部35
と、そのビス用凹部35の下方に位置しビス用凹部35
と連通する矩形の排水孔36とが形成されている。そし
て、ビス用凹部35の中心部分にもビス穴34が設けら
れている。なお、図5,図6において、符号37は、リ
モコン本体2を保持する保持部を示し、符号38は、リ
モコン本体2を載置させる載置部を示している。
レスリモコン装置1では、リモコン本体2の本体ケース
10に形成されたケース凹部16は、水が溜まる底部の
幅W1が、通気孔17が設けられた中心部の幅W2と同
一幅に形成されている。これに対し従来品では、図11
に示すように、リモコン本体Aの本体ケースBに円形の
ケース凹部Dが形成されている。このため、従来品と比
べケース凹部16の底部の容積を拡大させて、ケース凹
部16の底部に溜まる水M(図8参照)の表面張力によ
るせり上がりを低く抑えることができる。従って、ケー
ス凹部16に溜まる水Mによる通気孔17の閉塞が従来
品と比べて発生しにくくなり、その結果、通気孔17か
らの給排気が機能不全になるのを防止することができ
る。
ケース凹部16の底面16bの周縁部16cに面取りが
施されている。このため、図8に示すように、ケース凹
部16の底部に水が溜まりにくくなり、ケース凹部16
に溜まる水Mによる通気孔17の閉塞がより発生しにく
くなる。従って、通気孔17からの給排気が機能不全に
なるのを、より確実に防止することもできる。
体ケース10に浸入防止リブ18が形成され、リモコン
ホルダ3にも2本の浸入防止リブ32,33が形成され
ている。このため、リモコン本体2をリモコンホルダ3
に収容した状態でリモコン本体2とリモコンホルダ3と
の隙間から水が本体ケース10のケース凹部16へ浸入
しケース凹部16の底部に溜まるのを、3本の浸入防止
リブ18,32,33によって防止することができる。
従って、ケース凹部16に溜まる水Mによる通気孔17
の閉塞を浸入防止リブ18,32,33によって防止す
ることができ、この点でも、通気孔17からの給排気が
機能不全になるのを防止することができる。
32は、リモコン本体2をリモコンホルダ3に収容した
状態では本体ケース10のケース凹部16を取り囲むよ
うに形成されている。このため、リモコン本体2とリモ
コンホルダ3との隙間から水が本体ケース10のケース
凹部16へ浸入しケース凹部16の底部に溜まるのを、
リモコンホルダ3の浸入防止リブ32によって確実に防
止することもできる。従って、ケース凹部16に溜まる
水Mによる通気孔17の閉塞を浸入防止リブ32によっ
て確実に防止することもでき、この点でも、通気孔17
からの給排気が機能不全になるのを防止することができ
る。
リブ32,33は、リモコン本体2とリモコンホルダ3
との隙間から水がリモコンホルダ3を伝わって本体ケー
ス10のケース凹部16へ浸入しケース凹部16の底部
に溜まるのを防止する。本体ケース10の浸入防止リブ
18は、リモコン本体2とリモコンホルダ3との隙間か
ら水が本体ケース10を伝わって本体ケース10のケー
ス凹部16へ浸入しケース凹部16の底部に溜まるのを
防止する。しかも、本体ケース10の浸入防止リブ18
は、リモコン本体2をリモコンホルダ3に収容した状態
では、リモコンホルダ3の両浸入防止リブ32,33の
間に位置し、この両浸入防止リブ32,33とは交互に
配置されるようになっている。従って、本体ケース10
の浸入防止リブ18とリモコンホルダ3の両浸入防止リ
ブ32,33とは互いに協働して、ケース凹部16に溜
まる水Mによる通気孔17の閉塞を防止することがで
き、この点でも、通気孔17からの給排気が機能不全に
なるのを防止することができる。
リモコン本体2をリモコンホルダ3に収容した状態で本
体ケース10のケース凹部16と対面する部位に、リモ
コン本体2とリモコンホルダ3との隙間からケース凹部
16へ浸入しようとする水が流れ込むホルダ凹部31が
形成されている。このため、リモコン本体2とリモコン
ホルダ3との隙間から本体ケース10のケース凹部16
へ浸入しようとする水をリモコンホルダ3のホルダ凹部
31へ逃がして、ケース凹部16の底部に水が溜まるの
を防止することができる。従って、ケース凹部16に溜
まる水Mによる通気孔17の閉塞をホルダ凹部31によ
って防止することもでき、この点でも、通気孔17から
の給排気が機能不全になるのを防止することができる。
モコン装置1では、ケース凹部16は本体ケース10の
裏面10bに形成されている。しかし、ケース凹部16
は、本体ケース10の外面に形成されていれば良く、従
って、例えば本体ケース10の側面等に形成されていて
も良い。
では、リモコン本体2の本体ケース10に形成されたケ
ース凹部16は、水が溜まる底部の幅W1が、通気孔1
7が設けられた中心部の幅W2と同一幅に形成されてい
る。しかし、ケース凹部16は、図9,図10に一例を
示すように、底部の幅W1が中心部の幅W2より幅広で
あっても良い。底部の幅W1を中心部の幅W2より幅広
にした場合は、底部の幅W1が中心部の幅W2と同一の
場合と比べケース凹部16の底部の容積を拡大させて、
ケース凹部16の底部に溜まる水の表面張力によるせり
上がりを低く抑えることができるので好ましい。
では、通気孔17はケース凹部16の中心部分に設けら
れている。しかし、通気孔17は、ケース凹部16の中
心部分より上方に設けても良い。通気孔17をケース凹
部16の中心部分より上方に設けた場合は、ケース凹部
16の底面16bから通気孔17までの距離が長くな
り、ケース凹部16の底部に溜まる水Mによる通気孔1
7の閉塞をより確実に防止することができる。
では、ケース凹部16の底面16bの周縁部16cに面
取りが施されている。この面取りに加えて、あるいは、
この面取りに代えて、ケース凹部16の底面16bの周
縁部16cに、ケース凹部16の底部に溜まる水Mを流
下させる流下溝を設けても良い。この流下溝によって、
ケース凹部16の底部に溜まる水Mによる通気孔17の
閉塞を防止することができるからである。
モコンホルダ3に、リモコン本体2とリモコンホルダ3
との隙間から本体ケース10のケース凹部16へ浸入し
ようとする水が流れ込むホルダ凹部31が形成されてい
る。しかし、リモコンホルダ3には、ホルダ凹部31に
代えてホルダ孔を形成しても良い。すなわち、リモコン
ホルダ3には、リモコン本体2をリモコンホルダ3に収
容した状態で本体ケース10のケース凹部16と対面す
る部位に、リモコン本体2とリモコンホルダ3との隙間
からケース凹部16へ浸入しようとする水が流れ込むホ
ルダ孔を形成しても良い。
果が得られる。 (1)ケース凹部は、水が溜まる底部の幅が、通気孔が
設けられた中心部の幅以上の幅広に形成されているの
で、リモコン本体の本体ケースに円形のケース凹部が形
成されている従来品と比べケース凹部の底部の容積を拡
大させて、ケース凹部の底部に溜まる水の表面張力によ
るせり上がりを低く抑えることができる。このため、ケ
ース凹部に溜まる水による通気孔の閉塞が従来品と比べ
て発生しにくくなり、従って、通気孔からの給排気が機
能不全になるのを防止することができる。
に記載の発明の効果に加えて以下の効果が得られる。 (1)ケース凹部の少なくとも底部の底面の周縁部に面
取りが施されているので、請求項1に記載の発明と比べ
て、ケース凹部の底部に水が溜まりにくくなり、ケース
凹部に溜まる水による通気孔の閉塞がより発生しにくく
なる。従って、通気孔からの給排気が機能不全になるの
を、より確実に防止することができる。
又は2に記載の発明の効果に加えて以下の効果が得られ
る。 (1)リモコン本体をリモコンホルダに収容した状態で
リモコン本体とリモコンホルダとの隙間から水が本体ケ
ースのケース凹部へ浸入しケース凹部の底部に溜まるの
を、浸入防止リブによって防止することができる。従っ
て、ケース凹部に溜まる水による通気孔の閉塞を浸入防
止リブによって防止することができ、その結果、通気孔
からの給排気が機能不全になるのを防止することができ
る。
に記載の発明の効果に加えて以下の効果が得られる。 (1)リモコン本体とリモコンホルダとの隙間から水が
本体ケースのケース凹部へ浸入してケース凹部の底部に
溜まるのを、リモコン本体をリモコンホルダに収容した
状態でケース凹部を取り囲むように形成されたリモコン
ホルダの浸入防止リブによって確実に防止することがで
きる。従って、ケース凹部に溜まる水による通気孔の閉
塞をリモコンホルダの浸入防止リブによって確実に防止
することができ、その結果、通気孔からの給排気が機能
不全になるのを防止することができる。
又は4に記載の発明の効果に加えて以下の効果が得られ
る。 (1)リモコン本体とリモコンホルダとの隙間から水が
リモコン本体の本体ケースを伝わって本体ケースのケー
ス凹部へ浸入しケース凹部の底部に溜まるのを、本体ケ
ースに形成された浸入防止リブによって防止することが
できる。加えて、リモコン本体とリモコンホルダとの隙
間から水がリモコンホルダを伝わって本体ケースのケー
ス凹部へ浸入しケース凹部の底部に溜まるのを、リモコ
ンホルダに形成された浸入防止リブによって防止するこ
ともできる。しかも、本体ケースの浸入防止リブとリモ
コンホルダの浸入防止リブとは交互に配置されるので、
ケース凹部に溜まる水による通気孔の閉塞を、本体ケー
スの浸入防止リブとリモコンホルダの浸入防止リブとが
協働して防止することができ、その結果、通気孔からの
給排気が機能不全になるのを防止することができる。
〜5の何れかに記載の発明の効果に加えて以下の効果が
得られる。 (1)リモコン本体をリモコンホルダに収容した状態で
リモコン本体とリモコンホルダとの隙間から本体ケース
のケース凹部へ浸入しようとする水をホルダ凹部又はホ
ルダ孔へ逃がして、ケース凹部の底部に水が溜まるのを
防止することができる。従って、ケース凹部に溜まる水
による通気孔の閉塞をホルダ凹部又はホルダ孔によって
防止することができ、その結果、通気孔からの給排気が
機能不全になるのを防止することができる。
ある。
である。
ある。
態を示す要部裏面図である。
る。
である。
る。
る。
た状態を示す要部裏面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 主として浴室内で使用されるリモコン本
体と、そのリモコン本体を収容するリモコンホルダとを
備え、前記リモコン本体の本体ケースには、その本体ケ
ースの外面に、内側へ凹んだケース凹部が形成され、そ
のケース凹部の略中心部分に、前記本体ケースの内外を
連通させる通気孔が設けられ、その通気孔は、空気は通
過させるが水の通過は阻止する多孔質膜によって前記本
体ケースの内側から塞がれている浴室用のワイヤレスリ
モコン装置において、 前記ケース凹部は、水が溜まる底部の幅が、前記通気孔
が設けられた中心部の幅以上の幅広に形成されているこ
とを特徴とする浴室用のワイヤレスリモコン装置。 - 【請求項2】 前記ケース凹部の周縁部には、少なくと
も前記底部の底面の周縁部に面取りが施されていること
を特徴とする請求項1に記載の浴室用のワイヤレスリモ
コン装置。 - 【請求項3】 前記本体ケースと前記リモコンホルダと
の少なくとも一方には、前記リモコン本体を前記リモコ
ンホルダに収容した状態で前記リモコン本体と前記リモ
コンホルダとの隙間から水が前記ケース凹部へ浸入する
のを防止する浸入防止リブが形成されていることを特徴
とする請求項1又は2に記載の浴室用のワイヤレスリモ
コン装置。 - 【請求項4】 前記浸入防止リブは前記リモコンホルダ
に、前記リモコン本体を前記リモコンホルダに収容した
状態で前記ケース凹部を取り囲むように形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の浴室用のワイヤレス
リモコン装置。 - 【請求項5】 前記浸入防止リブは、前記本体ケースと
前記リモコンホルダとの両方に形成され、前記リモコン
本体を前記リモコンホルダに収容した状態では、前記本
体ケースに形成された前記浸入防止リブと、前記リモコ
ンホルダに形成された前記浸入防止リブとが交互に配置
されることを特徴とする請求項3又は4に記載の浴室用
のワイヤレスリモコン装置。 - 【請求項6】 前記リモコンホルダには、前記リモコン
本体を前記リモコンホルダに収容した状態で前記ケース
凹部と対面する部位に、前記リモコン本体と前記リモコ
ンホルダとの隙間から前記ケース凹部へ浸入しようとす
る水が流れ込むホルダ凹部又はホルダ孔が形成されてい
ることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の浴室
用のワイヤレスリモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247722A JP4495368B2 (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 浴室用のワイヤレスリモコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP4495368B2 JP4495368B2 (ja) | 2010-07-07 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016121439A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | 有限会社西川鉄筋 | 清掃具 |
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- 2001-08-17 JP JP2001247722A patent/JP4495368B2/ja not_active Expired - Lifetime
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