JP2003059368A - キースイッチ - Google Patents
キースイッチInfo
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- JP2003059368A JP2003059368A JP2001250940A JP2001250940A JP2003059368A JP 2003059368 A JP2003059368 A JP 2003059368A JP 2001250940 A JP2001250940 A JP 2001250940A JP 2001250940 A JP2001250940 A JP 2001250940A JP 2003059368 A JP2003059368 A JP 2003059368A
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- Japan
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- guide hole
- key top
- hole wall
- click rubber
- key
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/04—Cases; Covers
- H01H13/06—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof or flameproof casings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2215/00—Tactile feedback
- H01H2215/004—Collapsible dome or bubble
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2221/00—Actuators
- H01H2221/024—Transmission element
- H01H2221/03—Stoppers for on or off position
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2223/00—Casings
- H01H2223/002—Casings sealed
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キートップに付着した人の手の油脂分がクリ
ックラバーに付着しないようにする。 【解決手段】 本発明は、電子機器のケース12に設置
されるキースイッチ11であって、該キースイッチ11
のキートップ15の下端部に鍔部21を外方に向って突
設し、キートップ15の打鍵動作時に、該キートップ1
5に付着する人の手の油脂分が落下して下方のクリック
ラバー16に直接に付着しないように構成されて成るキ
ースイッチ11を提供する。
ックラバーに付着しないようにする。 【解決手段】 本発明は、電子機器のケース12に設置
されるキースイッチ11であって、該キースイッチ11
のキートップ15の下端部に鍔部21を外方に向って突
設し、キートップ15の打鍵動作時に、該キートップ1
5に付着する人の手の油脂分が落下して下方のクリック
ラバー16に直接に付着しないように構成されて成るキ
ースイッチ11を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム機のコント
ローラ等に装着されるキースイッチに関するものであ
り、特に、キートップの打鍵時に、該キートップに付着
した油脂分が下方へ落下してクリックラバーに付着しな
いように構成されたキースイッチに関するものである。
ローラ等に装着されるキースイッチに関するものであ
り、特に、キートップの打鍵時に、該キートップに付着
した油脂分が下方へ落下してクリックラバーに付着しな
いように構成されたキースイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種キースイッチを図3に従って
説明する。図3は従来例のキースイッチ1の縦断面図で
ある。同図に於いて該キースイッチ1は、ゲーム機のコ
ントローラ等のケース2に設けられたガイド孔3内に、
キートップ4と、該キートップ4の下部に、例えば該キ
ートップ4と一体に形成されたクリックラバー5と、該
クリックラバーの頭部5a下面に設けられている導電体
から成る可動接点6と、該可動接点6の下方に配設され
ている回路基板7に設けられ、前記可動接点6にて断接
される固定接点8,8とを配設して成る。
説明する。図3は従来例のキースイッチ1の縦断面図で
ある。同図に於いて該キースイッチ1は、ゲーム機のコ
ントローラ等のケース2に設けられたガイド孔3内に、
キートップ4と、該キートップ4の下部に、例えば該キ
ートップ4と一体に形成されたクリックラバー5と、該
クリックラバーの頭部5a下面に設けられている導電体
から成る可動接点6と、該可動接点6の下方に配設され
ている回路基板7に設けられ、前記可動接点6にて断接
される固定接点8,8とを配設して成る。
【0003】而して、前記クリックラバー5は椀形に形
成され、そして、該クリックラバー5の頭部5aの内側
面には前述したように可動接点6が設けられ、前記キー
トップ4の打鍵動作に追随して湾曲復元する前記クリッ
クラバー5の弾性力にて該可動接点6が前記固定接点
8,8に断接できるように構成されている。
成され、そして、該クリックラバー5の頭部5aの内側
面には前述したように可動接点6が設けられ、前記キー
トップ4の打鍵動作に追随して湾曲復元する前記クリッ
クラバー5の弾性力にて該可動接点6が前記固定接点
8,8に断接できるように構成されている。
【0004】又、該クリックラバー5の下端周縁部は上
方へ屈曲され、屈曲部にて形成される凹部9に前記ガイ
ド孔3を形成するためのガイド孔壁10の下端部にて該
クリックラバー5を挟持し、該クリックラバー5をケー
ス2内に固定している。
方へ屈曲され、屈曲部にて形成される凹部9に前記ガイ
ド孔3を形成するためのガイド孔壁10の下端部にて該
クリックラバー5を挟持し、該クリックラバー5をケー
ス2内に固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、ケース
に設けられているガイド孔を形成するためのガイド孔壁
と該ガイド孔壁内に上下動自在に遊嵌されるキートップ
との間に僅かに隙間Mが介在している。従って、キート
ップの打鍵時に人の手の油脂分が該キートップに付着
し、そして、該キートップに付着した油脂分が前記隙間
Mを介し、該キートップ周側面に沿って落下した油脂分
が前記クリックラバーに付着することが多い。然るとき
は、クリックラバーは該油脂分によって膨潤し、クリッ
ク感を喪失すると共に円滑なる打鍵機能を発揮できない
と云う不具合が発生することが多い。
に設けられているガイド孔を形成するためのガイド孔壁
と該ガイド孔壁内に上下動自在に遊嵌されるキートップ
との間に僅かに隙間Mが介在している。従って、キート
ップの打鍵時に人の手の油脂分が該キートップに付着
し、そして、該キートップに付着した油脂分が前記隙間
Mを介し、該キートップ周側面に沿って落下した油脂分
が前記クリックラバーに付着することが多い。然るとき
は、クリックラバーは該油脂分によって膨潤し、クリッ
ク感を喪失すると共に円滑なる打鍵機能を発揮できない
と云う不具合が発生することが多い。
【0006】そこで、キートップに付着した人の手の油
脂分がクリックラバーに直接付着しないようにしてクリ
ックラバーの機能を充分に発揮できるようにするために
解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本
発明は該課題を解決することを目的とする。
脂分がクリックラバーに直接付着しないようにしてクリ
ックラバーの機能を充分に発揮できるようにするために
解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本
発明は該課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案せられたものであり、電子機器のケー
スに設けられたガイド孔にキートップを上下動自在に遊
嵌し、且つ、該キートップの下部に配設されているクリ
ックラバーは該キートップの打鍵動作に追随して弾性的
に湾曲復元して、回路基板上の固定接点を断接するよう
に構成されて成るキースイッチに於いて、前記キートッ
プの下端部周縁に鍔部が突設され、該キートップに付着
した油脂分が落下して下部のクリックラバーに付着しな
いように該鍔部にて受け止めるように構成して成るキー
スイッチ、及び、電子機器のケースに設けられたガイド
孔にキートップを上下動自在に遊嵌し、且つ、該キート
ップの下部に配設されているクリックラバーは該キート
ップの打鍵動作に追随して弾性的に湾曲復元して、回路
基板上の固定接点を断接するように構成されて成るキー
スイッチに於いて、前記キートップの下端部周縁に鍔部
が突設され、一方、前記ケースに設けられるガイド孔は
該鍔部のガイド孔に相当する大径ガイド孔壁と、該大径
ガイド孔壁の内側に該大径ガイド孔壁と所定間隔を有
し、且つ、前記キートップの本体部のガイド孔に相当す
る小径ガイド孔壁を設け、前記クリックラバーが上方へ
復帰したとき、前記鍔部が該小径ガイド孔壁の下端面に
当接できるように構成されて成るキースイッチ、並び
に、上記鍔部の外周部にリング状の突縁部を上方へ向っ
て突設し、該突縁部が上記大径ガイド孔壁と小径ガイド
孔壁との間に遊挿されるように形成して成るキートップ
を提供するものである。
成するために提案せられたものであり、電子機器のケー
スに設けられたガイド孔にキートップを上下動自在に遊
嵌し、且つ、該キートップの下部に配設されているクリ
ックラバーは該キートップの打鍵動作に追随して弾性的
に湾曲復元して、回路基板上の固定接点を断接するよう
に構成されて成るキースイッチに於いて、前記キートッ
プの下端部周縁に鍔部が突設され、該キートップに付着
した油脂分が落下して下部のクリックラバーに付着しな
いように該鍔部にて受け止めるように構成して成るキー
スイッチ、及び、電子機器のケースに設けられたガイド
孔にキートップを上下動自在に遊嵌し、且つ、該キート
ップの下部に配設されているクリックラバーは該キート
ップの打鍵動作に追随して弾性的に湾曲復元して、回路
基板上の固定接点を断接するように構成されて成るキー
スイッチに於いて、前記キートップの下端部周縁に鍔部
が突設され、一方、前記ケースに設けられるガイド孔は
該鍔部のガイド孔に相当する大径ガイド孔壁と、該大径
ガイド孔壁の内側に該大径ガイド孔壁と所定間隔を有
し、且つ、前記キートップの本体部のガイド孔に相当す
る小径ガイド孔壁を設け、前記クリックラバーが上方へ
復帰したとき、前記鍔部が該小径ガイド孔壁の下端面に
当接できるように構成されて成るキースイッチ、並び
に、上記鍔部の外周部にリング状の突縁部を上方へ向っ
て突設し、該突縁部が上記大径ガイド孔壁と小径ガイド
孔壁との間に遊挿されるように形成して成るキートップ
を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1及び図2に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来
例と共通した構成についても同時に説明することにす
る。先ず、請求項1及び2記載の発明について説明す
る。図1に於いて11はキースイッチを示す。該キース
イッチ11は、ゲーム機のコントローラ等のケース12
内に設けられている大径ガイド孔壁13にて形成される
大径ガイド孔14内に、キートップ15と、該キートッ
プ15の下部に配設されるクリックラバー16と、該ク
リックラバー16の頭部16a下面に設けられている導
電体から成る可動接点17と、該可動接点17の下方に
配設されている回路基板18に設けられ、前記可動接点
17にて断接される固定接点19,19とを配設して成
る。
1及び図2に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来
例と共通した構成についても同時に説明することにす
る。先ず、請求項1及び2記載の発明について説明す
る。図1に於いて11はキースイッチを示す。該キース
イッチ11は、ゲーム機のコントローラ等のケース12
内に設けられている大径ガイド孔壁13にて形成される
大径ガイド孔14内に、キートップ15と、該キートッ
プ15の下部に配設されるクリックラバー16と、該ク
リックラバー16の頭部16a下面に設けられている導
電体から成る可動接点17と、該可動接点17の下方に
配設されている回路基板18に設けられ、前記可動接点
17にて断接される固定接点19,19とを配設して成
る。
【0009】又、前記クリックラバー16は椀形に形成
され、そして、該クリックラバー16の頭部16aの内
側面には前記可動接点17が設けられ、前記キートップ
15の打鍵動作に追随して湾曲復元するクリックラバー
16の弾性力にて該可動接点17が前記固定接点19,
19に断接できるように構成されている。
され、そして、該クリックラバー16の頭部16aの内
側面には前記可動接点17が設けられ、前記キートップ
15の打鍵動作に追随して湾曲復元するクリックラバー
16の弾性力にて該可動接点17が前記固定接点19,
19に断接できるように構成されている。
【0010】更に又、該クリックラバー16の下端周縁
部は凵字状に折曲されて凹部20が形成され、そして、
該凹部20に前記大径ガイド孔壁13の下端面を当接し
て、該クリックラバー16を挟持し、該クリックラバー
16を前記ケース12内に固定している。
部は凵字状に折曲されて凹部20が形成され、そして、
該凹部20に前記大径ガイド孔壁13の下端面を当接し
て、該クリックラバー16を挟持し、該クリックラバー
16を前記ケース12内に固定している。
【0011】而して、図1に示すように、前記キートッ
プ15の本体部15aの下端周縁部に外方へ突設された
鍔部21が設けられている。該鍔部21は前記大径ガイ
ド孔壁13の内側面に沿って上下動できるように形成さ
れる。更に、該大径ガイド孔壁13の内側へ所定距離を
有して小径ガイド孔壁22が下方へ向って突設されてい
る。而も、該小径ガイド孔壁22は前記クリックラバー
16が上方の位置へ復元したとき、前記鍔部21が該小
径ガイド孔壁22の下端面に当接できる程度の長さに形
成されており、更に、前記キートップ15の本体部15
aが該小径ガイド孔壁22にて形成される小径ガイド孔
23内に上下動自在に遊挿されている。
プ15の本体部15aの下端周縁部に外方へ突設された
鍔部21が設けられている。該鍔部21は前記大径ガイ
ド孔壁13の内側面に沿って上下動できるように形成さ
れる。更に、該大径ガイド孔壁13の内側へ所定距離を
有して小径ガイド孔壁22が下方へ向って突設されてい
る。而も、該小径ガイド孔壁22は前記クリックラバー
16が上方の位置へ復元したとき、前記鍔部21が該小
径ガイド孔壁22の下端面に当接できる程度の長さに形
成されており、更に、前記キートップ15の本体部15
aが該小径ガイド孔壁22にて形成される小径ガイド孔
23内に上下動自在に遊挿されている。
【0012】そこで、該キートップ15を打鍵操作する
とき、該キートップ15の本体部15a表面に付着する
手の油脂分は前記小径ガイド孔壁22と該キートップ1
5の本体部15aとの隙間を介して下方へ落下しても、
前記鍔部21にて受け止められ、下部の前記クリックラ
バー16には到達しない。従って、該油脂分によるクリ
ックラバー16の機能が阻害されるようなことは一切な
くなる。
とき、該キートップ15の本体部15a表面に付着する
手の油脂分は前記小径ガイド孔壁22と該キートップ1
5の本体部15aとの隙間を介して下方へ落下しても、
前記鍔部21にて受け止められ、下部の前記クリックラ
バー16には到達しない。従って、該油脂分によるクリ
ックラバー16の機能が阻害されるようなことは一切な
くなる。
【0013】更に、ケース12の外側に露出するキート
ップ15の本体部15aを小形に形成して前記小径ガイ
ド孔23内を上下動できるようにしても、該キートップ
15に設けた前記鍔部21は大径ガイド孔内を上下動で
きるように構成されているので、前記クリックラバー1
6を収容する空間は充分に大きく形成でき、依って、ク
リックラバー16並びに該クリックラバー16の頭部も
充分に大形に形成することが可能となるので、キートッ
プ15の打鍵操作は円滑に行われ、安定したスイッチン
グ動作が実行されることになるのみならず、良好なるク
リック感触が期待できる。更に、該鍔部21は前記小径
ガイド孔壁22の下端面に当接できるように形成されて
いるので、前述の油脂分のみならず、その他の異物もク
リックラバー16に直接に接触することがなくなり、キ
ースイッチとしての品質及び耐久性も向上する。
ップ15の本体部15aを小形に形成して前記小径ガイ
ド孔23内を上下動できるようにしても、該キートップ
15に設けた前記鍔部21は大径ガイド孔内を上下動で
きるように構成されているので、前記クリックラバー1
6を収容する空間は充分に大きく形成でき、依って、ク
リックラバー16並びに該クリックラバー16の頭部も
充分に大形に形成することが可能となるので、キートッ
プ15の打鍵操作は円滑に行われ、安定したスイッチン
グ動作が実行されることになるのみならず、良好なるク
リック感触が期待できる。更に、該鍔部21は前記小径
ガイド孔壁22の下端面に当接できるように形成されて
いるので、前述の油脂分のみならず、その他の異物もク
リックラバー16に直接に接触することがなくなり、キ
ースイッチとしての品質及び耐久性も向上する。
【0014】次に、請求項3記載の発明の実施の態様を
図2に従って説明する。尚、図1に図示されている構成
と同一構成部分については同一符号を付してその説明を
省略するものとする。図2に示す構成と、図1に示す構
成との相違点は、キートップ15に設けた鍔部21の外
周縁にリング状の突縁部24を上方へ向って突設し、そ
して、該突縁部24を大径ガイド孔壁13と小径ガイド
孔壁22との間の空隙部25内に遊挿されるように形成
している点である。斯くして、キートップ15の打鍵時
にキートップ15の本体部15aに付着した手の油脂分
は前記鍔部21にて下方への落下を阻止されると共に、
前記突縁部24によって形成される凹部26内に該油脂
分のみならず、その他の異物も収納されて下部のクリッ
クラバー16に直接に接触したり、或いは付着するよう
なことがないので、前述の作用効果を一層助成すること
が可能となる。
図2に従って説明する。尚、図1に図示されている構成
と同一構成部分については同一符号を付してその説明を
省略するものとする。図2に示す構成と、図1に示す構
成との相違点は、キートップ15に設けた鍔部21の外
周縁にリング状の突縁部24を上方へ向って突設し、そ
して、該突縁部24を大径ガイド孔壁13と小径ガイド
孔壁22との間の空隙部25内に遊挿されるように形成
している点である。斯くして、キートップ15の打鍵時
にキートップ15の本体部15aに付着した手の油脂分
は前記鍔部21にて下方への落下を阻止されると共に、
前記突縁部24によって形成される凹部26内に該油脂
分のみならず、その他の異物も収納されて下部のクリッ
クラバー16に直接に接触したり、或いは付着するよう
なことがないので、前述の作用効果を一層助成すること
が可能となる。
【0015】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明はキートップの下端
部に鍔部を設けているので、キートップの打鍵時に該キ
ートップに付着する人の手の油脂分が下方へ落下しても
該鍔部によって受け止められ、下部のクリックラバーに
は到達しないので、従来のようにクリックラバーに付着
した油脂分によって該クリックラバーが膨潤してクリッ
ク感を喪失したり、或いは打鍵操作に不具合を生じて円
滑なるスイッチング動作が期待できなくなる等の欠陥は
解消される。又、前記油脂分のみならず、その他の異物
も該クリックラバーには直接接触しないので、キースイ
ッチとしての品質も向上する。
部に鍔部を設けているので、キートップの打鍵時に該キ
ートップに付着する人の手の油脂分が下方へ落下しても
該鍔部によって受け止められ、下部のクリックラバーに
は到達しないので、従来のようにクリックラバーに付着
した油脂分によって該クリックラバーが膨潤してクリッ
ク感を喪失したり、或いは打鍵操作に不具合を生じて円
滑なるスイッチング動作が期待できなくなる等の欠陥は
解消される。又、前記油脂分のみならず、その他の異物
も該クリックラバーには直接接触しないので、キースイ
ッチとしての品質も向上する。
【0017】又、請求項2記載の発明により、キートッ
プの本体部を小形に形成しても、該キートップに設けた
鍔部を大径に形成して大径ガイド孔内を上下動できるよ
うに形成されているため、クリックラバーを収容する空
間は充分に大きく形成でき、依って、クリックラバー並
びに該クリックラバーの頭部も充分に大形に形成するこ
とが可能となり、このため、前記請求項1記載の発明の
効果に加え安定したスイッチング動作が実行される。更
に又、前記鍔部は前記小径ガイド孔壁の下端面に当接で
きるように形成されているので、前述の油脂分のみなら
ず、その他の異物もクリックラバーに直接に接触するこ
とがなくなり、キースイッチとしての品質及び耐久性も
向上することになる。
プの本体部を小形に形成しても、該キートップに設けた
鍔部を大径に形成して大径ガイド孔内を上下動できるよ
うに形成されているため、クリックラバーを収容する空
間は充分に大きく形成でき、依って、クリックラバー並
びに該クリックラバーの頭部も充分に大形に形成するこ
とが可能となり、このため、前記請求項1記載の発明の
効果に加え安定したスイッチング動作が実行される。更
に又、前記鍔部は前記小径ガイド孔壁の下端面に当接で
きるように形成されているので、前述の油脂分のみなら
ず、その他の異物もクリックラバーに直接に接触するこ
とがなくなり、キースイッチとしての品質及び耐久性も
向上することになる。
【0018】又、請求項3記載の発明は、前記鍔部の周
縁部に上方へ向って突設した突縁部を設けたので、該突
縁部によって形成される凹部内に前記油脂分又はその他
の異物を収容でき、斯くして、前記請求項1又は2記載
の発明の効果を一層助成できる等、正に著大なる効果を
奏する発明である。
縁部に上方へ向って突設した突縁部を設けたので、該突
縁部によって形成される凹部内に前記油脂分又はその他
の異物を収容でき、斯くして、前記請求項1又は2記載
の発明の効果を一層助成できる等、正に著大なる効果を
奏する発明である。
【図1】本発明の一実施の形態を示し、キースイッチの
縦断正面図。
縦断正面図。
【図2】本発明の他の実施の形態を示し、キースイッチ
の縦断正面図。
の縦断正面図。
【図3】従来例のキースイッチの縦断正面図。
11 キースイッチ
12 ケース
13 大径ガイド孔壁
14 大径ガイド孔
15 キートップ
15a キートップ本体部
16 クリックラバー
16a クリックラバーの頭部
17 可動接点
18 回路基板
19 固定接点
20 凹部
21 鍔部
22 小径ガイド孔壁
23 小径ガイド孔
24 突縁部
25 空隙部
26 凹部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 佐藤 隆司
東京都調布市国領町8丁目8番地2 ミツ
ミ電機株式会社内
(72)発明者 中川 晶夫
東京都調布市国領町8丁目8番地2 ミツ
ミ電機株式会社内
Fターム(参考) 5G006 AA01 AC03 BA01 CB05 FB06
Claims (3)
- 【請求項1】 電子機器のケースに設けられたガイド孔
にキートップを上下動自在に遊嵌し、且つ、該キートッ
プの下部に配設されているクリックラバーは該キートッ
プの打鍵動作に追随して弾性的に湾曲復元して、回路基
板上の固定接点を断接するように構成されて成るキース
イッチに於いて、前記キートップの下端部周縁に鍔部が
突設され、該キートップに付着した油脂分が落下して下
部のクリックラバーに付着しないように該鍔部にて受け
止めるように構成されたことを特徴とするキースイッ
チ。 - 【請求項2】 電子機器のケースに設けられたガイド孔
にキートップを上下動自在に遊嵌し、且つ、該キートッ
プの下部に配設されているクリックラバーは該キートッ
プの打鍵動作に追随して弾性的に湾曲復元して、回路基
板上の固定接点を断接するように構成されて成るキース
イッチに於いて、前記キートップの下端部周縁に鍔部が
突設され、一方、前記ケースに設けられるガイド孔は該
鍔部のガイド孔に相当する大径ガイド孔壁と、該大径ガ
イド孔壁の内側に該大径ガイド孔壁と所定間隔を有し、
且つ、前記キートップの本体部のガイド孔に相当する小
径ガイド孔壁を設け、前記クリックラバーが上方へ復帰
したとき、前記鍔部が該小径ガイド孔壁の下端面に当接
できるように構成されたことを特徴とするキースイッ
チ。 - 【請求項3】 上記鍔部の外周部にリング状の突縁部を
上方へ向って突設し、該突縁部が上記大径ガイド孔壁と
小径ガイド孔壁との間に遊挿されるように形成して成る
請求項1又は2記載のキートップ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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