JP2003056250A - Actuator control device - Google Patents
Actuator control deviceInfo
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- JP2003056250A JP2003056250A JP2001247098A JP2001247098A JP2003056250A JP 2003056250 A JP2003056250 A JP 2003056250A JP 2001247098 A JP2001247098 A JP 2001247098A JP 2001247098 A JP2001247098 A JP 2001247098A JP 2003056250 A JP2003056250 A JP 2003056250A
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車の
サンルーフリッドを自動的に駆動させるアクチュエータ
を制御するアクチュエータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のアクチュエータ制御装置として
は、サンルーフリッドが閉る側に動いている途中で挟み
込みがあると、サンルーフリッドを開く側に反転させる
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のアクチュエータ
制御装置において、車両の振動などの影響によってアク
チュエータのアーマチュア軸の回転数に著しい変動があ
ると、それを挟み込みと誤認してしまうので、挟み込み
を認定する回転数変動に拘る閾値を高く設定していた
が、その場合、大きな振動でも誤認識しないようにする
と、通常の挟み込みの閾値も高くなり、その結果、挟み
込み時の荷重が大きくなるという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明は、振動の大きさに応じて回転
数データを新たな時定数により補正して用いることによ
り、挟み込みの検出精度を向上させることができるアク
チュエータ制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるアクチュエータ制御装置では、スイッチと、スイッ
チに接続され、スイッチのオンにより回転するアーマチ
ュア軸をもつモータと、モータのアーマチュア軸に連結
された出力軸と、モータのアーマチュア軸付近に取付け
られ、アーマチュア軸の回転に応じた回転信号を発生す
る2つの回転信号発生手段と、回転信号発生手段がそれ
ぞれ発生した信号間の時間を測定し回転数データを算出
する出力軸回転数算出ブロックと、出力軸回転数算出ブ
ロックにより算出された回転数データを所定分だけ保存
しておく回転数メモリブロックと、出力軸回転数算出ブ
ロックで得られた回転数データを以前の回転数データと
比較するとともに、ある時定数でもって積分処理するこ
とによって補正回転数データを得る積分補正ブロック
と、積分補正ブロックにて得られた補正回転数データを
所定分だけ保存しておく補正回転数メモリブロックと、
を備えたアクチュエータ制御装置であって、積分補正ブ
ロックは、最新の回転数データと積分補正する前の所定
分以前の回転数データとを比較し、その差が予め定めら
れた値を超えていたときに、新たな時定数で積分処理し
た新たな補正回転数データを挟み込みの判定に用いる構
成としたことを特徴としている。
【0007】
【発明の作用】この発明に係るアクチュエータ制御装置
において、車両の振動等によってアクチュエータのアー
マチュア軸の回転数に変動が生じた際、アーマチュア軸
の回転数データに基いて算出された最新の出力軸回転数
データと所定分以前の回転数メモリブロックに保存され
ている出力軸回転数データとが比較され、その差が予め
定められた値を越えていたときに、新たな時定数で積分
処理した新たな補正回転数データが挟み込みの判定に用
いられる。それ故、挟み込みの判定に、新たな閾値を用
いることなく、車両の振動に応じて設定された新たな時
定数に基いた補正回転数データが用いられる。
【0008】
【発明の実施の形態】
【0009】
【実施例】図1ないし図7にはこの発明に係わるアクチ
ュエータ制御装置の一実施例が示されている。図示する
アクチュエータ制御装置1は、主として、スライド開/
チルトダウンスイッチ2、スライド閉/チルトアップス
イッチ3、電源20、アクチュエータ4から構成されて
いる。アクチュエータ4には、アーマチュア軸5aをも
つモータ5、出力回路6、出力軸7、第1のアーマチュ
ア軸回転信号発生手段8(ホールIC1)、第2のアー
マチュア軸回転信号発生手段9(ホールIC2)、コン
トロールユニットMCU(micro program controlunit)
が組込まれている。コントロールユニットMCUには、
入力ブロック10、制御ブロック11、出力ブロック1
2、エッジ検出ブロック13、出力軸回転数算出ブロッ
ク14、積分補正前出力軸回転数メモリブロック15、
計算間隔タイマ16、積分補正ブロック17、積分補正
後出力軸回転数メモリブロック18が内蔵されている。
積分補正ブロック17は、積分フィルタ定数FTデータ
(X)、積分フィルタ定数FTROMデータ(XA,X
An)、積分フィルタ定数減算値ROMデータ(SUB
n)を用いる。
【0010】スライド開/チルトダウンスイッチ2は、
スライド開動作、チルトダウン動作を行うときに操作さ
れる入力スイッチである。スライド閉/チルトアップス
イッチ3は、スライド閉動作、チルトアップ動作を行う
ときに操作される入力スイッチである。モータ5には、
第1,第2のブラシ5b,5cが備えられており、第
1,第2のブラシ5b,5cは出力回路6にそれぞれ接
続されている。モータ5のアーマチュア軸5aは、出力
軸7に結合されている。出力軸7は、サンルーフリッド
駆動機構30を介してサンルーフリッド31に連結され
ている。出力回路7には、リレーやトランジスタ等のス
イッチング素子が備えられている。出力回路7は、出力
ブロック12から与えられた出力をスイッチング素子用
の出力に変換してスイッチング素子を駆動させ、モータ
5を停止、正転、逆転させるため第1,第2のブラシ5
b,5cに通電する。
【0011】第1のアーマチュア軸回転信号発生手段8
は、アーマチュア軸5aに取付けられた第1のセンサマ
グネット(図示せず、)の外周に非接触にして配置され
ている。第1のアーマチュア軸回転信号発生手段8は、
第1のセンサマグネットがアーマチュア軸5aとともに
回転することによって、アーマチュア軸5aの回転によ
りパルス状の第1の回転信号を発生する。第2のアーマ
チュア軸回転信号発生手段9は、第1のアーマチュア軸
回転信号発生手段8に対して90度ずらした位置に、ア
ーマチュア軸5a上において第1のセンサマグネットと
は別所に取付けられた第2のセンサマグネット(図示せ
ず、)の外周に非接触にして配置されている。第2のア
ーマチュア軸回転信号発生手段9は、第2のセンサマグ
ネットがアーマチュア軸5aとともに回転することによ
って、第1のアーマチュア軸回転信号発生手段8が発生
する第1の回転信号とは1/2周期の位相差をもつパル
ス状の第2の回転信号を発生する。
【0012】入力ブロック10は、スライド開/チルト
ダウンスイッチ2がオン操作されることによって発生し
た入力信号、スライド閉/チルトアップスイッチ3がオ
ン操作されることによって発生した入力信号に対してフ
ィルタ処理、禁止処理等を行い、処理した信号を制御ブ
ロック11に転送する。制御ブロック11は、コントロ
ールユニットMCU全体の動作を統括する。制御ブロッ
ク11は、スライド開/チルトダウンスイッチ2がオン
操作されることによって発生した入力信号、スライド閉
/チルトアップスイッチ3がオン操作されることによっ
て発生した入力信号に応じてアクチュエータ31の動
作、移動方向を決定して出力ブロック12を駆動させ
る。制御ブロック11は、積分補正ブロック17から転
送された出力軸回転数データRo(n)と、積分補正後
出力軸回転数メモリブロック18から転送された過去の
回転数データCOL(M)とを受取り、所定の閾値ND
を超えて減速しているときには、「挟み込みあり」と判
定して、サンルーフリッド31を開方向に動作させるた
めの出力信号を出力ブロック12に与える。出力ブロッ
ク12は、制御ブロック11から与えられた信号を受け
て、出力回路6に対し、モータ5の停止、正転、逆転の
出力を行う。
【0013】エッジ検出ブロック13は、第1のアーマ
チュア軸回転信号発生手段9が発生した第1の回転信
号、第2のアーマチュア軸回転信号発生手段10が発生
した第2の回転信号のそれぞれの立上りエッジ、立下り
エッジを検出し、出力軸回転数データの計算開始を促す
ための計算開始信号を出力する。また、エッジ検出ブロ
ック13は、積分補正ブロック17への計算開始の要因
を作る。出力軸回転数算出ブロック14は、エッジ検出
ブロック13の計算開始信号により、信号間の時間を測
定し、その時間値により、アーマチュア軸5aの回転数
データを算出し、その回転数データに、アーマチュア軸
5aと出力軸7との減速比を乗じて出力軸7の回転数を
算出する。
【0014】積分補正前出力軸回転数メモリブロック1
5は、出力軸回転数算出ブロック14により得られた出
力軸回転数データを所定の数だけ保存する。計算間隔タ
イマ16は、積分計算を一定時間毎に行うための待ち時
間TCALを一定時間セットし、出力軸回転数データが
低いときには、待ち時間TCAL毎に積分補正ブロック
17に処理を促す。
【0015】積分補正ブロック17は、出力軸回転数算
出ブロック14で算出された出力軸回転数データRin
(n)と、前回計算されて積分補正後出力軸メモリブロ
ック18に保存されている出力軸補正回転数データRo
(nー1)と、その時に選択されている積分時定数FT
と、予めわかっている計算間隔Tsまたは、エッジ検出
ブロック13から与えられた計算開始信号とにより、補
正した出力軸回転数値を算出する。また、積分補正ブロ
ック17では、積分補正前出力軸回転数メモリブロック
15に保存されている出力軸回転数データにより、加速
方向の回転数変動をチェックし、積分計算で今回の出力
軸回転数データRin(n)と所定の補正前回転数デー
タREV(L)とを比較し、閾値NAを超えていたらR
OMデータより積分フィルタ定数を設定する。また、エ
ッジ検出ブロック13より与えられた計算開始信号が計
算間隔タイマTs以下のとき、エッジ検出ブロック13
の計算開始信号により補正処理を行う。積分補正後出力
軸回転数メモリブロック18は、積分補正ブロック17
で算出された出力軸回転数データを所定の数だけ保存す
る。
【0016】積分フィルタ定数FTデータ(X)は、積
分補正ブロック17に積分フィルタ定数FTの収束値X
を与える。積分フィルタ定数FTROMデータ(XA,
XAn)は、積分補正ブロック17に積分フィルタ定数
FTに設定されるべき値XA,XAnを与える。積分フ
ィルタ定数減算値ROMデータ(SUBn)は、積分補
正ブロック17に積分フィルタ定数FTから積分演算毎
に所定値だけ減算される値SUBnを与える。
【0017】このようなアクチュエータ制御装置1にお
いて、図2(1)に示されるように、モータ5が回転し
ている際に、時刻t1で、その出力軸回転数がRin
(n)に変動したとすると、計算により求められる補正
回転数は以下の通りになる。
Ro(n)=Ts/FT(Rin(n)−Ro(n−
1)+Ro(n−1)
このとき、今回計算により求められた出力軸回転数デー
タをRo(n)、前回計算により求められた出力軸回転
数データをRo(n−1)、今回測定した計算前の出力
軸回転数データをRin(n)、時定数をFT、計算間
隔をTsとする。
【0018】図2(2)に示されるように、モータ5が
回転することによって第1,第2のアーマチュア軸回転
信号発生手段8,9より第1,第2の回転信号が発生さ
れ、第1,第2の回転信号の立上り毎にアーマチュア軸
5aの回転数計算が実行される。そして、図2(2)に
示される間隔T1,T2,T3におけるアーマチュア軸
5aの1回転分の時間Ro(1),Ro(2),Ro
(3)が算出され、そのアーマチュア軸回転数データに
出力軸7の減速比を乗じて出力軸回転数データが得られ
る。そして、図2(3)、図2(4)に示されるよう
に、その出力軸回転数データに上記の式で示される計算
により所定の積分時定数FTで計算を行い、その計算で
得られた回転数データを補正後の回転数データとして挟
み込みの判定に用いる。上記の計算式から明らかなよう
に、時定数FTが小さくなると、図2(3)のように、
出力軸回転数データの変動は急峻になり、これとは逆
に、時定数FTが大きくなると、図2(4)のように、
出力軸回転数データの変動は緩慢になる。
【0019】図3(5)に示されるように、モータ5が
回転することによって、第1,第2のアーマチュア軸回
転信号発生手段8,9より第1,第2の回転信号が発生
され、第1,第2の回転信号の立上り毎にアーマチュア
軸5aの回転数計算が実行され、図3(6)に示される
ように、モータ5が回転しているときに、車両が悪路等
を走行することによって発生した振動がモータ5に伝わ
り、その結果、サンルーフリッド31において摺動抵抗
に変動が生ずると、出力軸7の回転数も変動する。この
とき、振動がおさまると、モータ5は定常回転数に戻
り、停止要求がされると、モータ5は、高速回転から低
速回転となって停止する。図3(7)に示されるよう
に、モータ5が回転することによる出力軸回転数データ
Rin(n)は、第1,第2の回転信号の立上り(立下
り)毎に計算され、最新の出力軸回転数データから過去
一定数の出力軸回転数データまでは、積分補正用として
補正処理を行わない状態のままでメモリに保存される。
そして、過去N番目の出力軸回転数データと最新の出力
軸回転数データRin(n)とを比較し、その回転数差
が図3(7)のように示される。このとき、回転数差
は、回転数がだんだんと上昇する加速状態ではプラス
(+)の差分となり、これに反して、回転数がだんだん
と下降する減速状態ではマイナス(−)の差分となる。
挟み込みの判定には、このマイナスの差分が閾値NDを
下回ったときに行われる。図2(7)で示されるΔnD
1、ΔnD2、ΔnD3では、いずれも閾値NDを下回
っているので「挟み込みあり」と判定される。図3
(8)に示されるように、出力軸回転数データが閾値N
Dを下回ったときは、「挟み込みあり」と判定される。
【0020】図3(9)に示されるように、図3(7)
での補正していない出力軸回転数差で、加速方向に回転
変動があり、その変動差が閾値NDを越えた時刻t3、
t4、t5において「振動発生」と判定がなされ、積分補
正ルーチンの積分時定数FTを新たな値に設定する。こ
の積分時定数FTにより最新の出力軸回転数データRi
n(0)と前回計算した出力軸回転数データRo(n−
1)とにより回転数変動の補正を行い、補正して求めら
れた出力軸回転数データRo(n)がメモリに保存され
る。この際の出力軸回転数データRo(n)は、先の
「補正を行わない」出力軸回転数データを保存したメモ
リとは別のメモリである。このようにして算出された出
力軸回転数データRo(n)は、補正前の急峻な変動か
ら積分処理された緩慢な変動となる。
【0021】図3(10)に示されるように、図3
(7)と同様にして補正後の出力軸回転数差を求めると
本図のように表され、振動の影響を受けた場合において
も閾値NDを下回ることはない。図3(11)に示され
るように、例え振動の影響を受けたとしても、「挟み込
みあり」と判定される箇所はないので、振動に基づく誤
動作がない。図4(12)に示されるように、図3
(6)の補正無しでの出力軸回転数差を拡大した場合、
本図のように表される。時刻t3、t4、t5において
閾値NAを超えるので、積分フィルタ定数FTに所定の
値が設定され、回転数差が大きくなると、その差に応じ
た定数が設定される。図4(13)に示されるように、
積分フィルタ時定数FTの設定値は、振動の影響を受け
ないときにXの値が設定され、加速方向の回転数差が閾
値NAを超えるとXAの値が設定される。さらに、時刻
t3´、t4´、t5´において回転数差が大きくなれ
ば、それに応じた設定値XA1、XA2、XA3が設定
される。ここで、一度設定された積分定数は、一定時間
毎、あるいは第1または第2の回転信号の入力毎に所定
の値だけ減じられ、初期値のXになると、その値を保持
する。このようにして、積分フィルタが補正される時間
は、設定値がXA1のときはΔtC1の時間、設定値が
XA2のときはΔtC2の時間、設定値がXA3のとき
はΔtC3の時間、となり、TCの時間だけ補正が継続
される。図4(14)に示されるように、出力軸回転数
データは、振動の影響を受けた場合でも、「挟み込みあ
り」と判定される出力軸回転数データから補正され、誤
動作することがない。
【0022】図5(15)に示されるように、出力軸回
転数データの計算は、第1,第2の回転信号の切換りエ
ッジ毎に実施され、その出力軸回転数データを積分補正
する計算は、第1,第2の回転信号の切換り、またはア
ーマチュア軸5aの回転数がLREV以下の時で、前回
の計算からTCAL経過した時に実施される。時刻t6
は、第1,第2の回転信号のエッジではなく、経過時間
によって計算されたタイミングであり、時刻t7は、最
新の出力軸回転数データを計算した時点を示している。
図5(16)に示されるように、積分計算前の出力軸回
転数データの計算は、第1,第2の回転信号のエッジに
同期して実施される。これは、出力軸回転数データの計
算が、同一の出力軸回転信号の切換りであって、そのエ
ッジ方向が同一である間隔を測定している理由による。
図5(17)に示されるように、積分補正は、第1,第
2の回転信号のエッジに同期、または前回の計算からT
CAL経過した時に実施される。この場合、図5(1
6)の場合とは異なり、必ずしもエッジに同期する必要
はない。これは、積分計算のタイミングが、その時点で
の出力軸回転数データを時間の定数で補正するという理
由による。ここで得られた補正後の計算結果は、その時
点での出力軸回転数データとして認識されるほか、次回
の補正計算で使用される。また、回転信号のエッジに同
期しないで計算された出力軸回転数データはメモリに保
存されない。図5(18)に示されるように、補正前の
出力軸回転数データに係るメモリ保存のタイミングが表
されている。出力軸回転数データは、L個のメモリに保
存される。前述の通り、回転信号のエッジに同期しない
場合は、出力軸回転数データのメモリ保存は行われな
い。図5(19)に示されるように、補正後の出力軸回
転数データに係るメモリ保存のタイミングが表されてい
る。出力軸回転数データは、M個のメモリに保存され
る。前述の通り、回転信号のエッジに同期しない場合
は、出力軸回転数データのメモリ保存は行われない。
【0023】このようなアクチュエータ制御装置1は、
図6に示される通常動作用のメインルーチン、図7に示
される回転数積分サブルーチンを実行することにより、
サンルーフリッド50の動きを制御する。プログラム内
において、「GPC」は、ルーフ位置カウンタであっ
て、第1,第2の回転信号の立上り、立下りエッジ毎
に、アーマチュア軸5aの回転方向によりインクリメン
ト、デクリメントされ、アーマチュア軸5aの1/4回
転を1パルスとして1カウントする。「FG SAF
E」は、積分計算された出力軸回転数データで、Mパル
ス前の回転数COL(M)と最新の補正回転数COL
(1)とを比較し、回転数の変動が減速方向で、且つ、
その差が閾値NDを超えていた場合に「挟み込みあり」
と認識してセットされるフラグである。「FG EDG
E」は、第1,第2の回転信号をチェックし、回転信号
の変動があった場合に「エッジあり」と判断してセット
されるフラグである。「COL(1)」は、積分補正後
出力軸回転数メモリブロックの値で、現在の出力軸回転
数Ro(n)と同一値である。「COL(M)」は、積
分補正後出力軸回転数メモリブロックの値で、Mパルス
前の出力軸回転数データである。「ND」は、「挟み込
みあり」と判定するための回転数閾値である。「XSA
FE」は、開方向に反転動作を行った際に「挟み込み反
転動作」を終了する位置データであり、「GPC」と比
較される。「PLS TM」は、第1,第2の回転信号
においてのエッジ間の時間を測定するためのタイマであ
る。「PT1〜PT4」は、第1,第2の回転信号間の
時間値であり、4つでアーマチュア軸5aの1回転に相
当する。「AT」は、アーマチュア軸5aの1回転時間
である。「RAT」は、アーマチュア軸5aと出力軸7
との減速比である。「REV(L)」は、積分補正前の
回転数保存RAMであり、全部でL個もつ。「Rin
(n)」は、最新の出力軸回転数データであり、積分補
正前である。「LREV」は、最低回転数値であり、積
分計算を回転信号毎に行うための閾値である。「TCA
L」は、積分計算を一定時間毎に行うための待ち時間で
ある。「Ts」は、前回の積分計算からの計算間隔であ
る。「INT TM」は、計算間隔を測定するためのタ
イマである。「X」は、積分時定数の収束値である。
「NA」は、積分時定数を新たに設定しなおすための閾
値回転数である。「XAn」は、出力軸7の回転数変動
が加速方向で「NA」を超えたときにROMテーブルデ
ータより設定される積分時定数である。「FT」は、積
分計算に用いられる時定数である。「Ro(n−1)」
は、積分計算において前回の計算結果回転数値である。
「Ro(n)」は、積分計算において今回の計算結果回
転数値である。「COL(M)」は、積分補正後の回転
数保存RAMであり、全部でM個もつ。「SUBn」
は、積分計算毎に時定数FTから減じられる値であり、
Tsの値によりROMテーブルデータより読込まれ、減
算処理が行われる。
【0024】サンルーフリッド31が閉っている状態に
おいて、スライド開/チルトダウンスイッチ2がオンさ
れると、ステップ50、ステップ80、ステップ81、
ステップ51、ステップ52、ステップ53、ステップ
60、ステップ63、ステップ64からステップ50に
戻り、アーマチュア軸5aが正回転を始めてサンルーフ
リッド31が開側に移動を開始する。スライド開/チル
トダウンスイッチ2がオンされている間は、上記のルー
チンが繰り返し実行される。サンルーフリッド31が開
いている状態において、スライド閉/チルトアップスイ
ッチ3がオンされると、ステップ50、ステップ80、
ステップ81、ステップ51、ステップ52、ステップ
56、ステップ57、ステップ58、ステップ62、ス
テップ63、ステップ64からステップ50に戻り、ア
ーマチュア軸5aが逆回転を始めてサンルーフリッド3
1が閉側に移動を開始する。スライド閉/チルトアップ
スイッチ3がオンされている間は、上記のルーチンが繰
り返し実行される。
【0025】通常動作ルーチンが1ループされたことに
より出力軸回転数の計算と回転数積分ルーチンが実行さ
れる。所定の時間TCAL毎、または、第1,第2の回
転信号の変動により「エッジあり」と判別された時に、
出力軸回転数データの積分計算が実行され、それ以外は
実行されない。パルス割り込みで積分処理が実施された
場合、ステップ80、ステップ83、ステップ84、ス
テップ85、ステップ86が実行されることにより、ア
ーマチュア軸5aの1回転の時間が計算され(PT1+
PT2+PT3+PT4)、アーマチュア軸5aの回転
数データが計算され、減速比を乗じて出力軸回転数デー
タ(Rin(n))が得られる。次いで、ステップ8
7、ステップ88が実行され、補正前の出力軸回転数デ
ータが所定のパルス数L個保存され、古いデータは順次
シフトされて最新のL個の回転数データのみが保存され
る。この補正前の回転数データは、その後の処理におい
て積分時定数FTを設定するのに用いられる。
【0026】所定の時間TCALが経過した場合、パル
ス割り込みが発生していないので、出力軸7の回転数計
算、RAM保存は行われない。ただし、前回の積分処理
からの経過時間を次の処理に用いる。ステップ89、ス
テップ90、ステップ91、ステップ92、ステップ9
3が実行され、積分公式の計算間隔Tsに経過時間であ
るINT TMの値がセットされ、補正前の出力軸回転
数データにおいて所定のパルス前の出力軸回転数データ
REV(L)と最新の出力軸回転数データREV(1)
との差を取り、出力軸回転数データの変動が加速方向
で、且つ、その差がNA以上の場合、積分時定数FT
に、その時の回転数差に応じた設定値がROMテーブル
より読み出されてセットされる。このとき、出力軸回転
数データの変動が減速方向であったり、出力軸回転数デ
ータの差がNA以下の場合、ステップ89、ステップ9
0、ステップ91、ステップ92、ステップ94が実行
され、積分時定数FTに収束値Xがセットされる。積分
時定数FTをセットするに際し、新たにセットされる値
がその時の積分時定数FTよりも小さい場合はセットさ
れない。続いて、ステップ95、ステップ96、ステッ
プ97、ステップ98が実行され、前回の補正後の出力
軸回転数データRo(n−1)と、今回の補正無しの出
力軸回転数データRin(n)と、時定数FTと、計算
間隔Tsより積分計算が実施されて、補正後の出力軸回
転数データRo(n)が得られる。このとき、パルス割
り込みで積分処理が行われた場合、前述の補正後の出力
軸回転数データの保存と同様にして、補正後の出力軸回
転数データもM個保存され、通常動作ルーチンの挟み込
みの判定に用いられる。そして、ステップ99、ステッ
プ100、ステップ101、ステップ102、ステップ
103が実行され、時定数FTから経過時間Tsに応じ
たROMテーブルデータ値SUBnが減じられる。時定
数FTが収束値Xを下回ると、ステップ103からステ
ップ104に移行し、時定数FTにXがセットされる。
【0027】サンルーフリッド31が開いている状態に
おいて、スライド閉/チルトアップスイッチ3がオンさ
れ、サンルーフリッド31を閉側に移動させている途中
において挟み込みが発生すると、ステップ51、ステッ
プ52、ステップ56、ステップ57、ステップ58、
ステップ59が実行され、閉方向動作時に、RAMに保
存されている所定の出力軸回転数データCOL(1),
COL(2)が比較され、その差が減速方向で、且つ、
閾値NDを超えているので、「挟み込みあり」の判定が
なされ、反転動作フラグがセットされ、そして、ステッ
プ61、ステップ63、ステップ64、ステップ51、
ステップ54、ステップ60が実行され、アーマチュア
軸5aが停止されてから正回転を始めて、サンルーフリ
ッド31を開側に反転駆動させる。その後、サンルーフ
リッド31が反転動作を終了する位置まで来ると、ステ
ップ51、ステップ54、ステップ55、ステップ6
3、ステップ64、ステップ51、ステップ52、ステ
ップ53、ステップ61が実行され、反転動作フラグが
リセットされ、安全領域まで開側に駆動されたサンルー
フリッド31がその位置で停止する。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
るアクチュエータ制御装置によれば、車両の振動等によ
ってアクチュエータのアーマチュア軸の回転数に変動が
生じた際、アーマチュア軸の回転数データに基いて算出
された最新の出力軸回転数データと所定分以前の回転数
メモリブロックに保存されている出力軸回転数データと
が比較され、その差が予め定められた値を越えていたと
きに、新たな時定数で積分処理した新たな補正回転数デ
ータが挟み込みの判定を用いられる。それ故、挟み込み
の判定に、新たな閾値を用いることなく、車両の振動に
応じて設定された新たな時定数に基いた補正回転数デー
タが用いられる。よって、振動の大きさに応じて回転数
データを新たな時定数により補正して用いることによ
り、挟み込みの検出精度を向上させることができるとい
う優れた効果を奏する。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention
Actuator that automatically drives the sunroof lid
The present invention relates to an actuator control device that controls 2. Description of the Related Art As an actuator control device of this kind,
Is pinched while the sunroof lid is moving to the closing side.
Flips the sunroof lid to the open side
Things are known. [0003] The above-mentioned actuator
In the control device, the
Significant fluctuations in the rotation speed of the armature shaft of the tutor
Then, it is mistaken as a pinch, so pinch
The threshold value for fluctuations in rotation speed was set high.
However, in that case, make sure that even large vibrations are not misrecognized.
And the normal pinch threshold is also high, resulting in pinch
There was a problem that the load at the time of insertion became large. An object of the present invention is to rotate a rotary shaft according to the magnitude of vibration.
Numerical data can be corrected with a new time constant and used.
That can improve the detection accuracy of entrapment
It is an object to provide a tutor control device. SUMMARY OF THE INVENTION [0006] The present invention relates to a first aspect of the present invention.
In the actuator control device, a switch and a switch
Armature that is connected to the
Connected to a motor with a fixed shaft and the armature shaft of the motor
Mounted output shaft and near the motor armature shaft
Generates a rotation signal in accordance with the rotation of the armature shaft.
And two rotation signal generating means.
Measure the time between the generated signals and calculate the rotation speed data
Output shaft speed calculation block and output shaft speed calculation block
Saves only a certain amount of rotation speed data calculated by locking
Rotation speed memory block and output shaft rotation speed calculation block
The rotation speed data obtained by locking is
Compare and integrate with a certain time constant.
Integral correction block to obtain corrected rotation speed data by
And the corrected rotation speed data obtained by the integration correction block
A corrected rotation speed memory block for storing only a predetermined amount,
Actuator control device with an integral correction block.
The lock is based on the latest rotation speed data and the
Minutes before the rotation speed data, and the difference is determined in advance.
If the value exceeds the specified value, the integration process is performed with a new time constant.
The new corrected rotation speed data is used to determine the entrapment.
It is characterized by having been completed. [0007] The actuator control device according to the present invention
In this case, the actuator arm
When the rotation speed of the armature shaft fluctuates, the armature shaft
The latest output shaft rotation speed calculated based on the rotation speed data of
The data and the rotation speed memory block before the specified amount are saved.
Is compared with the output shaft speed data
Integrates with a new time constant when it exceeds the specified value
Processed new corrected rotational speed data is used to determine pinching
You can. Therefore, a new threshold is used to determine pinching.
New time set according to vehicle vibration without
Corrected rotation speed data based on a constant is used. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS FIGS. 1 to 7 show an actuator according to the present invention.
One embodiment of a heater controller is shown. Show
The actuator control device 1 mainly has a slide opening /
Tilt down switch 2, slide closed / tilt ups
It is composed of switch 3, power supply 20, and actuator 4.
I have. The actuator 4 also has an armature shaft 5a.
Motor 5, output circuit 6, output shaft 7, first armature
A shaft rotation signal generating means 8 (Hall IC1),
Mature shaft rotation signal generating means 9 (Hall IC2),
Troll unit MCU (micro program control unit)
Is incorporated. The control unit MCU has:
Input block 10, control block 11, output block 1
2. Edge detection block 13, output shaft rotation speed calculation block
14, an output shaft rotation speed memory block 15 before integration correction,
Calculation interval timer 16, integral correction block 17, integral correction
A rear output shaft rotation speed memory block 18 is incorporated.
The integration correction block 17 calculates the integration filter constant FT data
(X), integral filter constant FTROM data (XA, X
An), integration filter constant subtraction value ROM data (SUB
n). The slide open / tilt down switch 2 is
Operated when performing slide open operation and tilt down operation.
Input switch. Slide closed / tilt ups
The switch 3 performs a slide closing operation and a tilt-up operation.
It is an input switch that is sometimes operated. In the motor 5,
First and second brushes 5b and 5c are provided.
The first and second brushes 5b and 5c are connected to the output circuit 6, respectively.
Has been continued. The armature shaft 5a of the motor 5 outputs
It is connected to the shaft 7. Output shaft 7 is sunroof lid
Connected to a sunroof lid 31 via a drive mechanism 30
ing. The output circuit 7 includes switches such as relays and transistors.
An etching element is provided. The output circuit 7 outputs
Output given from block 12 for switching element
To drive the switching element
1st and 2nd brushes 5 for stopping, normal rotation and reverse rotation
b, 5c. First armature shaft rotation signal generating means 8
Is a first sensor arm attached to the armature shaft 5a.
Gnet (not shown)
ing. The first armature shaft rotation signal generating means 8
The first sensor magnet is together with the armature shaft 5a
By rotating, the rotation of the armature shaft 5a
A first rotation signal in the form of a pulse is generated. The second armor
The armature rotation signal generating means 9 includes a first armature axis.
At a position shifted by 90 degrees with respect to the rotation signal generating means 8,
-With the first sensor magnet on the armature shaft 5a
Is a second sensor magnet (not shown)
, And is arranged in non-contact with the outer periphery of ()). The second a
The armature rotation signal generating means 9 is provided with a second sensor magnet.
When the net rotates with the armature shaft 5a
Therefore, the first armature shaft rotation signal generating means 8 is generated.
Pulse with a phase difference of 1/2 cycle
A second rotation signal in the form of a circle is generated. The input block 10 is a slide open / tilt.
This is caused by turning down switch 2 on.
Input signal, slide close / tilt up switch 3
Input signal generated by the
Filter processing, prohibition processing, etc., and process the processed signal
Transfer to lock 11. The control block 11
It controls the operation of the entire control unit MCU. Control block
The slide open / tilt down switch 2 is turned on
Input signal generated by operation, slide closed
When the / tilt-up switch 3 is turned on,
Of the actuator 31 in response to the input signal
Operation and the moving direction are determined, and the output block 12 is driven.
You. The control block 11 reads from the integral correction block 17
The output shaft speed data Ro (n) sent and after the integration correction
The past value transferred from the output shaft speed memory block 18
Rotation speed data COL (M) and a predetermined threshold ND
When the vehicle is decelerating beyond
To move the sunroof lid 31 in the opening direction.
An output signal is supplied to the output block 12. Output block
The clock 12 receives the signal given from the control block 11.
The output circuit 6 controls the motor 5 to stop, forward, or reverse.
Output. The edge detection block 13 includes a first armor
The first rotation signal generated by the true shaft rotation signal generating means 9
No., the second armature shaft rotation signal generating means 10 is generated
Rising edge, falling edge of the second rotation signal
Detects edges and prompts to start calculating output shaft speed data
To output a calculation start signal for Also, edge detection block
The block 13 is a factor of the calculation start to the integral correction block 17.
make. The output shaft rotation speed calculation block 14 detects an edge.
The time between signals is measured by the calculation start signal in block 13.
And the rotation speed of the armature shaft 5a
Calculate the data and add the armature axis to the rotation speed data.
5a is multiplied by the reduction ratio of the output shaft 7 to obtain the rotation speed of the output shaft 7.
calculate. Output shaft speed memory block 1 before integration correction
5 is the output obtained by the output shaft rotation speed calculation block 14.
A predetermined number of force axis rotation data is stored. Calculation interval
Ima 16 is a waiting time for performing the integral calculation at regular intervals.
Is set for a certain period of time, and the output shaft speed data
When the time is low, the integral correction block is set every waiting time TCAL.
17 is prompted. The integral correction block 17 calculates an output shaft speed.
Output shaft speed data Rin calculated in the output block 14
(N) and the output shaft memory block after the previous calculation and integration correction
Output shaft correction rotation speed data Ro stored in the
(N-1) and the integration time constant FT selected at that time
And the calculation interval Ts known in advance or edge detection
With the calculation start signal given from block 13,
Calculate the corrected output shaft rotation value. In addition, the integral correction block
In block 17, the output shaft rotation speed memory block before integration correction
Acceleration by the output shaft speed data stored in
Check rotation speed fluctuation in the direction and output this time by integral calculation
Shaft rotation speed data Rin (n) and predetermined rotation speed data before correction
REV (L), and if it exceeds the threshold value NA, R
An integration filter constant is set from the OM data. Also,
The calculation start signal provided by the
When the time is less than or equal to the calculation interval timer Ts, the edge detection block 13
The correction process is performed by the calculation start signal. Output after integration correction
The shaft rotation speed memory block 18 includes an integral correction block 17
Save the output shaft rotation speed data calculated in
You. The integral filter constant FT data (X) is obtained by multiplying the product
The convergence value X of the integration filter constant FT is added to the minute correction block 17.
give. Integral filter constant FTROM data (XA,
XAn) indicates the integration filter constant in the integration correction block 17.
The values XA and XAn to be set to FT are given. Integral
The filter constant subtraction value ROM data (SUBn) is
For each integral operation from the integral filter constant FT in the positive block 17
Is given a value SUBn which is subtracted by a predetermined value. In such an actuator control device 1,
And the motor 5 rotates as shown in FIG.
At time t1, the output shaft rotation speed is Rin
If it fluctuates to (n), the correction calculated
The rotation speed is as follows. Ro (n) = Ts / FT (Rin (n) -Ro (n-
1) + Ro (n-1) At this time, the output shaft rotation speed data obtained by this calculation
Is Ro (n), the output shaft rotation obtained by the previous calculation.
Number data Ro (n-1), output before calculation measured this time
Shaft speed data Rin (n), time constant FT, between calculations
The interval is Ts. As shown in FIG. 2B, the motor 5
First and second armature shaft rotation by rotating
First and second rotation signals are generated by the signal generation means 8 and 9.
Armature shaft at every rising of the first and second rotation signals.
The rotation speed calculation of 5a is executed. And in FIG. 2 (2)
Armature axis at the indicated intervals T1, T2, T3
Time Ro (1), Ro (2), Ro for one rotation of 5a
(3) is calculated and converted to the armature shaft speed data.
The output shaft speed data can be obtained by multiplying by the reduction ratio of the output shaft 7.
You. Then, as shown in FIGS. 2 (3) and 2 (4).
In the output shaft speed data,
Is calculated with a predetermined integration time constant FT, and
The obtained rotation speed data is inserted as corrected rotation speed data.
It is used to judge the inclusion. As is clear from the above formula
Meanwhile, when the time constant FT decreases, as shown in FIG.
Output shaft speed data fluctuates sharply, and vice versa.
Meanwhile, when the time constant FT increases, as shown in FIG.
The fluctuation of the output shaft speed data becomes slow. As shown in FIG. 3 (5), the motor 5
By rotating, first and second armature shaft rotation
First and second rotation signals are generated by the rotation signal generation means 8 and 9
Armature at each rising edge of the first and second rotation signals.
Calculation of the number of revolutions of the shaft 5a is performed, and is shown in FIG.
When the motor 5 is rotating, the vehicle
The vibration generated by traveling on the vehicle is transmitted to the motor 5.
As a result, the sliding resistance in the sunroof lid 31
Of the output shaft 7 also fluctuates. this
When the vibration stops, the motor 5 returns to the normal rotation speed.
When a stop request is issued, the motor 5 starts
It stops at high speed. As shown in FIG.
In addition, the output shaft rotation speed data due to the rotation of the motor 5
Rin (n) is the rise (fall) of the first and second rotation signals.
) Calculated from the latest output shaft speed data in the past.
Up to a certain number of output shaft speed data,
The data is stored in the memory without performing the correction processing.
And the Nth output shaft speed data and the latest output
Compared with the shaft rotation speed data Rin (n), the rotation speed difference
Is shown as in FIG. 3 (7). At this time, the rotational speed difference
Is positive in the acceleration state where the rotation speed gradually increases
(+) Difference, and on the contrary, the rotation speed gradually
And in the decelerating state in which it descends, the difference is minus (-).
In the determination of the entrapment, this negative difference determines the threshold ND.
It is performed when it falls below. ΔnD shown in FIG. 2 (7)
1, ΔnD2 and ΔnD3 are all below the threshold value ND
Therefore, it is determined that “jamming is present”. FIG.
As shown in (8), the output shaft rotation speed data is equal to the threshold N
When the value is lower than D, it is determined that “jamming is present”. As shown in FIG. 3 (9), FIG.
In the acceleration direction due to the output shaft rotational speed difference not corrected by
At time t3 when there is a fluctuation and the fluctuation difference exceeds the threshold value ND,
At t4 and t5, it is determined that "vibration has occurred", and
The integration time constant FT of the positive routine is set to a new value. This
The latest output shaft speed data Ri by the integration time constant FT of
n (0) and the output shaft rotational speed data Ro (n−
1) The rotation speed variation is corrected by
Output shaft speed data Ro (n) is stored in the memory.
You. The output shaft speed data Ro (n) at this time is
A memo that stores the "No correction" output shaft speed data
This is another memory. The output calculated in this way
Is the force axis rotation speed data Ro (n) abrupt fluctuation before correction?
The result is a slow variation that is integrated. As shown in FIG. 3 (10), FIG.
When the output shaft rotation speed difference after correction is obtained in the same manner as (7),
It is expressed as shown in this figure, and when it is affected by vibration
Does not fall below the threshold value ND. As shown in FIG.
Even if it is affected by vibration,
There are no locations that are judged to be "
No operation. As shown in FIG.
When the output shaft rotation speed difference without the correction of (6) is expanded,
It is represented as shown in this figure. At times t3, t4, and t5
Since the threshold value NA is exceeded, a predetermined value is set for the integration filter constant FT.
When the value is set and the rotational speed difference increases,
Is set. As shown in FIG.
The set value of the integral filter time constant FT is affected by vibration.
When there is no value, the value of X is set.
When the value exceeds the value NA, the value of XA is set. In addition, the time
At t3 ', t4', t5 ', the difference in the number of rotations becomes large.
If set values XA1, XA2 and XA3 are set accordingly
Is done. Here, the integration constant once set is
Predetermined every time or input of the first or second rotation signal
Is reduced by the value of, and when the initial value X is reached, the value is retained
I do. Thus, the time at which the integration filter is corrected
Is the time of ΔtC1 when the set value is XA1, and the set value is
At XA2, time of ΔtC2, when set value is XA3
Is the time of ΔtC3, and the correction continues for the time of TC
Is done. As shown in FIG.
Even if data is affected by vibration,
Is corrected from the output shaft speed data
Will not work. As shown in FIG. 5 (15), the output shaft rotation
The calculation of the turn data is performed by switching the first and second rotation signals.
This is implemented for each cartridge, and the output shaft speed data is integrated and corrected.
The calculation to be performed is performed by switching the first and second rotation signals or
-When the rotation speed of the armature shaft 5a is less than LREV,
Is executed when TCAL elapses from the calculation of. Time t6
Is not the edge of the first and second rotation signals, but the elapsed time
Is calculated at the time t7.
This shows a point in time when new output shaft speed data is calculated.
As shown in FIG. 5 (16), the output shaft rotation before the integration calculation is performed.
The calculation of the turn data is performed at the edges of the first and second rotation signals.
Performed synchronously. This is the total output shaft speed data.
Is the switching of the same output shaft rotation signal.
This is due to the reason that the interval in which the edge directions are the same is measured.
As shown in FIG. 5 (17), the integral correction is performed for the first and
Synchronous with the edge of the rotation signal 2 or T from the previous calculation
Implemented when CAL has elapsed. In this case, FIG.
Unlike the case of 6), it is always necessary to synchronize with the edge
There is no. This means that the timing of the integration calculation
That the output shaft speed data of
It depends. The corrected calculation result obtained here is
In addition to being recognized as output shaft speed data at
Is used in the correction calculation. Also, the same as the edge of the rotation signal
Output shaft speed data calculated unexpectedly is stored in memory.
Is not preserved. As shown in FIG.
The memory save timing for the output shaft speed data is displayed.
Have been. Output shaft speed data is stored in L memories.
Be preserved. As described above, it is not synchronized with the edge of the rotation signal
Output shaft speed data is not saved in memory.
No. As shown in FIG. 5 (19), the output shaft rotation after the correction is performed.
The timing of memory storage related to turn data is shown.
You. Output shaft speed data is stored in M memories.
You. As described above, when not synchronized with the edge of the rotation signal
Does not store the output shaft speed data in memory. Such an actuator control device 1 includes:
The main routine for normal operation shown in FIG.
By executing the rotation speed integration subroutine
The movement of the sunroof lid 50 is controlled. In the program
, “GPC” is a roof position counter.
The rising and falling edges of the first and second rotation signals
In addition, it is incremented depending on the rotation direction of the armature shaft 5a.
Decremented, 1/4 of armature axis 5a
Inversion is counted as one pulse. "FG SAF
“E” is the output shaft speed data calculated by integration,
Speed COL (M) and the latest corrected speed COL
In comparison with (1), the fluctuation of the rotation speed is in the deceleration direction, and
If the difference exceeds the threshold value ND, "there is a pinch"
This flag is set by recognizing that. "FG EDG
"E" checks the first and second rotation signals,
If there is a change, it is determined that there is an edge and set
Is a flag to be executed. "COL (1)" is after integration correction
The current output shaft rotation is determined by the value of the output shaft rotation speed memory block.
It has the same value as the number Ro (n). "COL (M)" is the product
The value of the output shaft rotation speed memory block after minute correction, M pulses
This is the previous output shaft speed data. "ND" means "sandwich"
This is a rotation speed threshold value for determining “existence”. "XSA
FE ”indicates that when the reversing operation is performed in the opening direction,
Is the position data at which the “rolling operation” ends.
Are compared. "PLS TM" is the first and second rotation signals.
Timer to measure the time between edges at
You. “PT1 to PT4” is a value between the first and second rotation signals.
This is a time value, and four times correspond to one rotation of the armature shaft 5a.
Hit. "AT" is one rotation time of the armature shaft 5a
It is. "RAT" means armature shaft 5a and output shaft 7
And the speed reduction ratio. “REV (L)” is the value before integration correction.
This is a rotation speed storage RAM, and has L in total. "Rin
(N) "is the latest output shaft speed data,
Just before. “LREV” is the minimum rotation value, and the product
This is a threshold value for performing minute calculation for each rotation signal. "TCA
L ”is a waiting time for performing the integral calculation at regular intervals.
is there. “Ts” is a calculation interval from the previous integration calculation.
You. "INT TM" is a parameter for measuring the calculation interval.
I'm imma. “X” is a convergence value of the integration time constant.
"NA" is the threshold for resetting the integration time constant.
It is a value rotation speed. “XAn” is the rotation speed fluctuation of the output shaft 7.
Table data exceeds “NA” in the acceleration direction.
This is the integration time constant set by the data. "FT" is the product
Time constant used for minute calculation. "Ro (n-1)"
Is the rotation value of the previous calculation result in the integral calculation.
"Ro (n)" is the number of times this calculation result
It is a transformation value. “COL (M)” is the rotation after integration correction
It is a RAM for storing numbers, and has M in total. "SUBn"
Is a value subtracted from the time constant FT for each integral calculation,
Read from the ROM table data according to the value of Ts,
Arithmetic processing is performed. When the sunroof lid 31 is closed
The slide open / tilt down switch 2 is turned on.
Then, Step 50, Step 80, Step 81,
Step 51, Step 52, Step 53, Step
60, step 63, step 64 to step 50
Return, armature shaft 5a starts forward rotation and sunroof
The lid 31 starts moving to the open side. Slide open / chill
While the down switch 2 is on,
The chin is executed repeatedly. Sunroof lid 31 opens
Slide close / tilt up switch
When the switch 3 is turned on, Step 50, Step 80,
Step 81, Step 51, Step 52, Step
56, step 57, step 58, step 62,
Step 63, returning from step 64 to step 50,
-The mature shaft 5a starts reverse rotation and the sunroof lid 3
1 starts moving to the closing side. Slide close / tilt up
While the switch 3 is on, the above routine is repeated.
It is executed repeatedly. The normal operation routine has been looped for one time.
The output shaft speed calculation and speed integration routine are executed
It is. Every predetermined time TCAL, or first and second times
When it is determined that there is "edge" due to the change of the
Integral calculation of output shaft speed data is executed.
Not executed. Integration processing was performed by a pulse interrupt
Step 80, Step 83, Step 84,
By executing step 85 and step 86, the
-The time of one rotation of the armature shaft 5a is calculated (PT1 +
PT2 + PT3 + PT4), rotation of armature shaft 5a
Numerical data is calculated and multiplied by the reduction ratio.
(Rin (n)) is obtained. Then, step 8
7. Step 88 is executed, and the output shaft rotation speed data before correction is
Data is stored for a predetermined number of pulses L, and old data
Only the latest L rotation speed data is stored after being shifted.
You. The rotational speed data before correction is used in subsequent processing.
Is used to set the integration time constant FT. When a predetermined time TCAL has elapsed,
Since no interrupt has occurred, the output shaft 7
Calculation and RAM saving are not performed. However, the previous integration process
The elapsed time from is used for the next processing. Step 89,
Step 90, Step 91, Step 92, Step 9
3 is executed, and the elapsed time is set in the calculation interval Ts of the integration formula.
INT TM value is set and the output shaft rotation before correction
Output shaft speed data before a given pulse in numerical data
REV (L) and the latest output shaft speed data REV (1)
And the fluctuation of the output shaft speed data indicates the acceleration direction.
And the difference is equal to or greater than NA, the integration time constant FT
Then, the set value according to the rotation speed difference at that time is stored in the ROM table.
Is read out and set. At this time, the output shaft rotation
The fluctuation of the numerical data is in the deceleration direction or the output shaft speed
Data difference is equal to or smaller than NA, step 89, step 9
0, step 91, step 92, and step 94 are executed
Then, the convergence value X is set to the integration time constant FT. Integral
New value to be set when setting the time constant FT
Is set if is smaller than the integration time constant FT at that time.
Not. Subsequently, steps 95, 96, and
Step 97 and Step 98 are executed, and the output after the previous correction
The shaft rotation speed data Ro (n-1) and the output without correction this time
Force axis rotation speed data Rin (n), time constant FT, and calculation
The integral calculation is performed from the interval Ts, and the output shaft rotation after the correction is performed.
Inversion data Ro (n) is obtained. At this time,
If the integration process has been performed, the output after the aforementioned correction
In the same way as saving shaft speed data,
M number of turns data is also saved, and the normal operation routine is inserted.
It is used to judge only. Then, step 99, step
Step 100, Step 101, Step 102, Step
103 is executed and according to the elapsed time Ts from the time constant FT
The read ROM table data value SUBn is reduced. Timed
When the number FT falls below the convergence value X, the process proceeds from step 103 to step
The process proceeds to step 104, where X is set to the time constant FT. When the sunroof lid 31 is open
The slide close / tilt up switch 3 is turned on.
While the sunroof lid 31 is being moved to the closed side.
When pinching occurs at step 51, step 51, step
Step 52, step 56, step 57, step 58,
Step 59 is executed to store in the RAM during the closing direction operation.
Stored output shaft speed data COL (1),
COL (2) are compared, the difference is in the deceleration direction, and
Since the threshold value ND has been exceeded, the judgment of “jamming”
Done, the invert operation flag is set, and
Step 61, step 63, step 64, step 51,
Steps 54 and 60 are executed and the armature
After the shaft 5a is stopped, start normal rotation and
The lid 31 is driven to be inverted to the open side. Then the sunroof
When the lid 31 reaches the position where the reversing operation is completed,
Step 51, Step 54, Step 55, Step 6
3, step 64, step 51, step 52, step
Step 53 and Step 61 are executed, and the inversion operation flag is set.
Sunlous reset and driven open to safe area
The lid 31 stops at that position. As described above, according to the present invention,
According to the actuator control device, the
Fluctuations in the rotation speed of the armature shaft of the actuator
When it occurs, it is calculated based on the armature shaft speed data
The latest output shaft speed data and the speed before the specified amount
The output shaft speed data stored in the memory block
Are compared and the difference exceeds a predetermined value.
At this time, a new corrected rotation speed data integrated with a new time constant
The data is used to determine the entrapment. Therefore, pinching
Of vehicle vibration without using a new threshold
Corrected rotation speed data based on the new time constant set accordingly
Is used. Therefore, according to the magnitude of vibration,
By using the data corrected by the new time constant
To improve the detection accuracy of entrapment
It has excellent effects.
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるアクチュエータ制御装置の一
実施例のブロック構成図である。
【図2】図1に示したアクチュエータ制御装置の制御動
作を説明するタイムチャートである。
【図3】図1に示したアクチュエータ制御装置の制御動
作を説明するタイムチャートである。
【図4】図1に示したアクチュエータ制御装置の制御動
作を説明するタイムチャートである。
【図5】図1に示したアクチュエータ制御装置の制御動
作を説明するタイムチャートである。
【図6】図1に示したアクチュエータ制御装置の制御動
作を説明するフローチャートである。
【図7】図1に示したアクチュエータ制御装置の制御動
作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 アクチュエータ制御装置
2 (スイッチ)スライド開/チルトダウンスイッチ
3 (スイッチ)スライド閉/チルトアップスイッチ
5a アーマチュア軸
5 モータ
7 出力軸
8 (回転信号発生手段)第1のアーマチュア軸回転信
号発生手段
9 (回転信号発生手段)第2のアーマチュア軸回転信
号発生手段
14 出力軸回転数算出ブロック
15 (回転数メモリブロック)積分補正前出力軸回転
数メモリブロック
17 積分補正ブロック
18 (補正回転数メモリブロック)積分補正後出力軸
回転数メモリブロックBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a block diagram of an embodiment of an actuator control device according to the present invention. FIG. 2 is a time chart for explaining a control operation of the actuator control device shown in FIG. 1; FIG. 3 is a time chart for explaining a control operation of the actuator control device shown in FIG. 1; FIG. 4 is a time chart for explaining a control operation of the actuator control device shown in FIG. 1; FIG. 5 is a time chart for explaining a control operation of the actuator control device shown in FIG. 1; FIG. 6 is a flowchart illustrating a control operation of the actuator control device illustrated in FIG. 1; FIG. 7 is a flowchart illustrating a control operation of the actuator control device illustrated in FIG. 1; [Description of Signs] 1 Actuator control device 2 (switch) slide open / tilt down switch 3 (switch) slide close / tilt up switch 5a armature shaft 5 motor 7 output shaft 8 (rotation signal generating means) first armature shaft rotation Signal generation means 9 (rotation signal generation means) Second armature axis rotation signal generation means 14 Output shaft rotation number calculation block 15 (Rotation number memory block) Output shaft rotation number memory block before integration correction 17 Integration correction block 18 (Correction rotation Number memory block) Output shaft rotation speed memory block after integration correction
フロントページの続き (72)発明者 田中 徳浩 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA06 EA12 EA16 EB01 GA10 GB06 GB12 GB15 GC06 GD03 HA01 KA13 LA08Continuation of front page (72) Inventor Norihiro Tanaka 1760 Higashimatano-cho, Totsuka-ku, Yokohama-shi, Kanagawa Automotive Electric Industry Co., Ltd. F term (reference) 2E052 AA09 BA02 CA06 EA12 EA16 EB01 GA10 GB06 GB12 GB15 GC06 GD03 HA01 KA13 LA08
Claims (1)
するアーマチュア軸をもつモータと、 前記モータのアーマチュア軸に連結された出力軸と、 前記モータのアーマチュア軸付近に取付けられ、該アー
マチュア軸の回転に応じた回転信号を発生する2つの回
転信号発生手段と、 前記回転信号発生手段がそれぞれ発生した回転信号に基
いて前記出力軸の回転数を推測して回転数データを算出
する出力軸回転数算出ブロックと、 前記出力軸回転数算出ブロックにより算出された回転数
データを所定分だけ保存しておく回転数メモリブロック
と、 前記出力軸回転数算出ブロックで得られた回転数データ
を以前の回転数データと比較するとともに、ある時定数
でもって積分処理することによって補正回転数データを
得る積分補正ブロックと、 前記積分補正ブロックにて得られた補正回転数データを
所定分だけ保存しておく補正回転数メモリブロックと、
を備えたアクチュエータ制御装置であって、 前記積分補正ブロックは、最新の回転数データと所定分
以前の回転数データとを比較し、その差が予め定められ
た値を超えていたときに、新たな時定数で積分処理した
新たな補正回転数データを挟み込みの判定に用いること
を特徴とするアクチュエータ制御装置。Claims: 1. A switch, a motor having an armature shaft connected to the switch and rotating by turning on the switch, an output shaft connected to the armature shaft of the motor, Two rotation signal generating means mounted near the armature shaft for generating a rotation signal according to the rotation of the armature shaft; and estimating the number of rotations of the output shaft based on the rotation signals generated by the rotation signal generating means. An output shaft rotation number calculation block for calculating rotation number data, a rotation number memory block for storing a predetermined amount of rotation number data calculated by the output shaft rotation number calculation block, and the output shaft rotation number calculation. By comparing the rotation speed data obtained in the block with the previous rotation speed data, and integrating with a certain time constant, And integral correction block to obtain a positive rotational speed data, a correction rotational amount of memory blocks the correction rotation speed data keep a predetermined amount obtained by the integral correction block,
Wherein the integration correction block compares the latest rotation speed data with the rotation speed data before a predetermined amount, and when the difference exceeds a predetermined value, An actuator control device characterized by using new corrected rotation speed data integrated with a short time constant for judging entrapment.
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JP2006299568A (en) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Asmo Co Ltd | Opening-closing member control device |
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JP4579757B2 (en) * | 2005-04-18 | 2010-11-10 | アスモ株式会社 | Opening / closing member control device |
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