JP2003051849A - トランスポートストリームの送信装置および受信装置 - Google Patents
トランスポートストリームの送信装置および受信装置Info
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Abstract
伝送システムにおいて、伝送チャネルの容量を超える容
量のトランスポートストリームパケットを複数のトラン
スポートパケット列に分割可能な分割装置、及び、複数
の伝送チャネルを用い伝送後、元のトランスポートパケ
ット列に戻す多重が可能な多重化装置を提供する。 【解決手段】トランスポートストリームパケット列を分
割し、分割の順序などの情報と伝送チャネルの物理的な
情報を分割したトランスポートストリームに付加する分
割装置と分割した複数のトランスポートストリームから
伝送チャネルの物理情報と分割の順序を示す情報を抜き
出し元のトランスポートストリーム列に戻す多重装置を
構成する。
Description
ートストリームを分割して複数のチャネルを用い伝送す
るための送信装置と伝送後に元のトランスポートストリ
ームに復元することを可能にする受信装置に関するもの
である。
トランスポートストリームパケット(ISO/IEC1
3818−1に規定されるトランスポートストリームパ
ケットまたはこれに誤り訂正符号を付加したパケット)
列で伝送される。BSデジタル放送ではMPEG2トラ
ンスポートストリーム列に周期的なフレーム構造を持た
せその相対的な位置を別の変調信号を用いた信号により
制御することで複数のトランスポートストリームを多重
・分離している。単一の伝送チャネルで複数のトランス
ポートストリームをそれぞれ独立して多重伝送する方法
は特許3051729号で提供され、ケーブルテレビ上
でのトランスポートストリームの伝送に採用されてい
る。複数の伝送チャネルを用いて各伝送チャネルの容量
を超えるトランスポートストリームを伝送する方法は2
000年12月の映像情報メディア学会冬季大会で「ケ
ーブルテレビにおける高速MPEG−TS信号の複数搬
送波による分割伝送方式」として発表されている(大須
賀英己、中村直義、野田勉、小山田公之、伊東普、「6
−7ケーブルテレビにおける高速MPEG−TS信号の
複数搬送波による分割伝送方式」、2000年映像情報
メディア学会冬季大会、講演予稿集93頁)。
技術を検討した結果、前記の方法では伝送チャネルに関
する情報および分割・多重化順序を示す情報とを送信側
と受信側とで事前に取り交わしておくか、あるいは別の
伝送チャネルで伝送する必要があったという問題点を見
いだした。ATMではパケットの伝搬路を切り替えるこ
とも可能であるが、トランスポートストリームパケット
を下位層のパケットにマッピングして伝送するため、下
位層のパケットを伝送するシステムが必要になる。本発
明の目的は複数の伝送チャネルでトランスポートストリ
ームパケットを伝送するに際し、単一チャネルでの伝送
方式に簡単な変更を加え、他の伝送チャネルを用いず伝
送チャネルに関する情報を伝送し、単一の伝送チャネル
での容量を超えるトランスポートストリームを複数のチ
ャネルで伝送するためのトランスポートストリーム送信
装置およびトランスポートストリーム受信装置を提供せ
んとするものである。本発明の前記ならびにその他の目
的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によっ
て明らかになるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。代表的な発明は、トランスポート
ストリームを分割して複数のチャネルでトランスポート
ストリームパケット列のフレーム構造により分割伝送す
る送信装置において、当該送信装置が少なくとも分割し
たトランスポートストリームパケット列に再合成するた
めの情報をトランスポートストリームに挿入する挿入手
段を具備したトランスポートストリームの送信装置であ
る。
スポートストリームを分割して複数のチャネルでトラン
スポートストリームパケット列のフレーム構造により分
割伝送された信号を受信する受信装置において、当該受
信装置が少なくともトランスポートストリームに含まれ
るトランスポートストリームパケット列に再合成する情
報に基づき元のトランスポートストリームパケット列に
多重化する多重化手段を具備したトランスポートストリ
ームの受信装置である。また、分割した各々のトランス
ポートストリームの伝送チャネルの物理情報をトランス
ポートストリームに挿入することもできる。
ランスポートストリームパケットを伝送するに際し、単
一チャネルでの伝送方式に簡単な変更を加え、他の伝送
チャネルを用いず伝送チャネルに関する情報を伝送し、
単一の伝送チャネルでの容量を超えるトランスポートス
トリームを複数のチャネルで伝送するためのトランスポ
ートストリーム送信装置およびトランスポートストリー
ム受信装置を得ることができる。以下、本発明につい
て、実施の形態を詳細に説明する。
態の伝送トランスポートストリーム送信装置は、分割し
たトランスポートストリームを伝送チャネルに振り分け
る順序の情報を伝送する伝送チャネルの順序を示す符号
としてあるいは伝送チャネルのリンク関係を符号化しト
ランスポートストリームパケット形式で送信信号に挿入
する挿入手投を具備したものである。以下添付図面を参
照し本実施の形態を詳細に説明する。図1において本発
明のトランスポートストリーム(TSと称す)の送信装
置および受信装置の実施例の概略の構成ブロック図を示
す。
EG−TS信号源、参照番号2はトランスポートストリ
ーム送信装置、参照番号3は伝送チャネル、参照番号4
はトランスポートストリーム受信装置、参照番号5は表
示装置、参照番号11はTSパケット分離部、参照番号
12はTSレート変換部(TSレート変換器12−1〜
12−N)、参照番号13はデジタル速度変換部(デジ
タル速度変換器13−1〜13−N)、参照番号14は
分割情報発生部(分割情報発生器14−1〜14−
N)、参照番号15はTSパケット多重部(TSパケッ
ト多重器15−1〜15−N)、参照番号16は伝送信
号送信変換部(伝送信号送信変換器16−1〜16−
N)、参照番号21は伝送チャネル選択部(伝送チャネ
ル選択器21−1〜21−N)、参照番号22は伝送信
号受信変換部(伝送信号受信変換器22−1〜22−
N)、参照番号23は分割情報受信制御部(分割情報受
信制御器23−1〜23−N)、参照番号24は分割情
報除去部(分割情報除去器24−1〜24−N)、25
はTSレート変換部(TSレート変換器25−1〜25
−N)、26はデジタル速度変換部(デジタル速度変換
器26−1〜26−N)、27はTSパケット多重部、
28はMPEG−TSパケット分離部、29はMPEG
ビデオデコーダ、30はMPEGオーディオデコーダを
示す。
のそれぞれの伝送チャネルの伝送容量を超える容量のト
ランスポートストリームパケット列が高速MPEG−T
S信号源から入力する。トランスポートストリームパケ
ット列はTSパケット分離部11によりトランスポート
ストリームパケット単位で分割される。ここで分割後の
TSをTS−1〜TS−Nとする。
はそれぞれTSレート変換器12−1〜12−Nで分割
伝送されるTS速度に変換される。TS速度変換後のT
SをTS−1'〜TS−N'とする。TS−1'〜TS−
N'はそれぞれデジタル速度変換器13−1〜13−N
でTSパケット伝送を行うため、時間調整が行われる。
時間調整後のTSをTS−1''〜TS−N''とする。
チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレート、
誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじめと
する物理情報と分割した順序をはじめとする分割情報と
を発生する。
び、分割情報発生部14で生成された物理情報及び分割
情報とをTSパケット多重器15−1〜15−Nで多重
化される。多重化されたTSをTS−1'''〜TS−
N'''とする。
それぞれ伝送チャネルで伝送できるよう伝送信号送信変
換器16−1〜16−Nで信号変換され、伝送チャネル
3を通し伝送される。信号変換の方法としてはQAM変
調をはじめとするデジタル変調が挙げられ、使用する伝
送チャネル3が同軸ケーブルなどの場合には異なる周波
数を用い周波数多重を行うことで1本のケーブルに複数
の伝送チャネルを確保することも可能である。
の例を図2、図3に示す。図2はトランスポートストリ
ーム送信装置2で高速のトランスポートストリームを3
本の伝送チャネルで伝送する例で、図3は3本の伝送チ
ャネルで分割伝送された信号をトランスポートストリー
ム受信装置4で元の高速トランスポートストリームに戻
す処理の例を示す。
同期バイト、42はMPEG−TSパケットのMPEG
データなど、43は誤り訂正符号、44は高速MPEG
−TSパケット列、45a〜45cはTSパケット分離
部11で分割されたTS、46a〜46cはTSレート
変換部12でレートを変換されたTS、47a〜47c
はデジタル速度変換部13で速度変換されたTS、48
a〜48cはTSパケット多重部15でデータ挿入され
たTS、50a〜50cは伝送信号受信変換部22で変
換されたTS、51a〜51cは分割情報除去部24で
挿入データを除去されたTS、52a〜52cはTSレ
ート変換部25でレートを変換されたTS、53a〜5
3cはデジタル速度変換部26で速度変換されたTS、
54はTSパケット多重部27で多重化されたTSをそ
れぞれ示す。
バイト41(1バイト)、MPEGデータ等42(18
7バイト)、および訂正符号43(16バイト)で構成
される。高速MPEG−TS信号源1で発生する高速の
トランスポートストリーム44はトランスポートストリ
ームパケット列として構成されており、各々のMPEG
データ等に相当する部分に映像、音声をはじめとするデ
ータが埋め込まれる。
本の伝送チャネルで分割伝送するため、TSパケット分
離部11にてTSパケット単位で分割され分割されたT
S信号となる。分割されたTS信号45a、45b、4
5cはそれぞれ伝送チャネルの伝送速度に応じたTS速
度にTSレート変換部12で変換される。変換されたそ
れぞれのTSは46a、46b、46cで示される。
b、46cはさらにそれぞれTSパケット列を構成でき
るようにデジタル速度変換部13で時間調整が行われ
る。時間調整が行われたTS信号は47a、47b、4
7cで示される。
b、47cでは、例えば「データ1」と「データ4」の
間や「データ2」と「データ5」の間にトランスポート
ストリームパケットが入る時間的な区間があり、この区
間に分割情報発生部14で発生した物理情報と分割情報
とをトランスポートストリームパケット形式により挿入
データとしてTSパケット多重部15で多重される。多
重されたTS信号は48a、48b、48cで示され、
これらの信号は伝送信号送信変換部16で伝送チャネル
で伝送できる信号に変換され、伝送チャネル3に送出さ
れる。
トリームを分割して複数の伝送チャネルで伝送するに際
し、トランスポートストリーム送出装置2で分割した各
チャネルのトランスポートストリームに分割の順序の情
報を挿入データとして挿入するため、トランスポートス
トリーム受信装置では挿入データをに含まれる分割の順
序の情報を取り出し、その情報に基づき各伝送チャネル
のトランスポートストリームを多重化し、元のトランス
ポートストリームに自動的に復元することが出来る。
ンスポートストリーム送信装置は、伝送に用いる第1の
伝送チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレー
ト、誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじ
めとする物理情報を符号化し、第2以降の伝送チャネル
に対しては上記物理情報の一部又は全部を符号化し、符
号化の記述の順序で分割したトランスポートストリーム
の伝送チャネルヘの振り分け順序の情報としてトランス
ポートストリームパケット形式で送信信号に挿入する挿
入手段を具備したものである。その他の点については実
施の形態1と同様である。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC13818−1)を元に作られた社団法人電波
産業会の定める標準規格「デジタル放送に使用する番組
配列情報」(ARIB STD−B10)や社団法人日
本CATV技術協会の定める「デジタル有線テレビジョ
ン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用基準」(J
CTEA std−003−2.0)の番組配列情報の
体系に図4(a)で示す構造の新しい記述子、複数搬送
波分配システム記述子を図4(b)の対応で上記物理情
報及び分割順序情報を発生することが出来る。
ンスポートストリーム送信装置は、伝送に用いる第1の
伝送チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレー
ト、誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム形式をはじ
めとする物理情報および第2以降の伝送チャネルがある
かの情報を符号化し、第2以降の伝送チャネルがある場
合にはその数と上記物理情報の一部又は全部の情報とを
符号化し、符号化の記述の順序で分割したトランスポー
トストリームの伝送チャネルヘの振り分け順序の情報と
してトランスポートストリームパケット形式で送信信号
に挿入する挿入手段を具備したものである。その他の点
については実施の形態1と同様である。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC 13818−1)を元に作られた社団法人電
波産業会の定める標準規格「デジタル放送に使用する番
組配列情報」(ARIB STD−B10)や社団法人
日本CATV技術協会の定める「デジタル有線テレビジ
ョン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用基準」
(JCTEA std−003−2.0)の番組配列情
報の体系に図5(a)で示す構造に改善を施したケーブ
ル分配システム記述子に図5(b)の対応で上記物理情
報及び分割順序情報を発生することが出来る。
ンスポートストリーム送信装置は、伝送に用いる第1の
伝送チャネルの搬送は周波数、変調型式、シンボルレー
ト、誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじ
めとする物理情報および次に続く伝送チャネルがあるか
の情報を符号化し、続くチャネルがある場合には上記物
理情報の一部又は全部の情報及びさらに続く伝送チャネ
ルがあるかの情報とを符号化しこれを伝送に使用するチ
ャネル全てに繰り返し、符号化の記述の順序で分割した
トランスポートストリームの伝送チャネルヘの振り分け
順序の情報としてトランスポートストリームパケット形
式で送信信号に挿入する挿入手段を具備したものであ
る。その他の点については実施の形態1と同様である。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC 13818−1)を元に作られた社団法人電
波産業会の定める標準規格「デジタル放送に使用する番
組配列情報」(ARIB STD−B10)や社団法人
日本CATV技術協会の定める「デジタル有線テレビジ
ョン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用基準」
(JCTEA std−003−2.0)の番組配列情
報の体系に図6(a)で示す構造に改善したケーブル分
配システム記述子を図6(b)の対応で上記物理情報及
び分割順序情報を発生することが出来る。
ンスポートストリーム送信装置は、伝送に用いる各伝送
チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレート、
誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじめと
する物理情報及び各伝送チャネルの物理情報の一部を羅
列して記述しその記述の順序で分割したトランスポート
ストリームの伝送チャネルヘの振り分け順序を表す情報
をトランスポートストリームパケット形式で送信信号に
挿入する挿入手段を具備したものである。その他の点に
ついては実施の形態1と同様である。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC 13818−1)を元に作られた社団法人電
波産業会の定める標準規格「デジタル放送に使用する番
組配列情報」(ARIB STD−B10)や社団法人
日本CATV技術協会の定める「デジタル有線テレビジ
ョン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用基準」
(JCTEA std−003−2.0)の番組配列情
報の体系のケーブル分配システム記述子及び図7(a)
で示す構造の新しい記述子、複数搬送波リンク記述子を
図7(b)の対応で上記物理情報及び分割順序情報を発
生することが出来る。
ンスポートストリーム送信装置は、伝送に用いる各伝送
チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレート、
誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじめと
する物理情報及びそれぞれの伝送チャネルの識別を符号
化した符号と、分割したトランスポートストリームの伝
送チャネルへの振り分け順序の情報を識別の符号の記述
の順序で表した符号列をトランスポートストリームパケ
ット形式で送信信号に挿入する挿入手段を具備したもの
である。その他の点については実施の形態1と同様であ
る。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC 13818−1)を元に作られた社団法人電
波産業会の定める標準規格「デジタル放送に使用する番
組配列情報」(ARIB STD−B10)や社団法人
日本CATV技術協会の定める「デジタル有線テレビジ
ョン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用基準」
(JCTEA std−003−2.0)の番組配列情
報の体系に図8(a)で示す構造に改善したケーブル分
配システム記述子を図8(b)に対応させると共に、図
9(a)で示す構造の新しい記述子、複数搬送波リンク
記述子を図9(b)に対応させることで上記物理情報及
び分割順序情報を発生することが出来る。
ンスポートストリーム送信装置は、伝送に用いる伝送チ
ャネルの数の情報と、各伝送チャネルの搬送波周波数、
変調型式、シンボルレート、誤り訂正の内符号及び外符
号、フレーム型式をはじめとする物理情報及びその分割
順序の情報とを、符号化しトランスポートストリームパ
ケット形式で送信信号に挿入する挿入手段を具備したも
のである。その他の点については実施の形態1と同様で
ある。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC 13818−1)を元に作られた社団法人電
波産業会の定める標準規格「デジタル放送に使用する番
組配列情報」(ARIB STD−B10)や社団法人
日本CATV技術協会の定める「デジタル有線テレビジ
ョン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用基準」
(JCTEA std−003−2.0)の番組配列情
報の体系に図10(a)で示す構造の新しい記述子、複
数搬送波リンク記述子を図10(b)の対応付けをする
と共に、ネットワークインフォメーションテーブルを図
11で示す構造に改善し、図11(b)の対応で上記物
理情報及び分割順序情報を発生することが出来る。
(a)及び図13(a)で示す構造の新しい記述子、複
数搬送波リンク記述子及び複数のケーブル分配システム
記述子を図12(b)及び図13(b)の対応で上記物
理情報及び分割順序情報を発生することが出来る。
ンスポートストリーム送信装置は、伝送に用いる伝送チ
ャネルの数の情報と、各伝送チャネルの搬送波周波数、
変調型式、シンボルレート、誤り訂正の内符号及び外符
号、フレーム型式をはじめとする物理情報及びその分割
順序の情報及びそのチャネルが最終のチャネルであるか
否かを示す情報とを、符号化しトランスポートストリー
ムパケット形式で送信信号に挿入する挿入手段を具備し
たものである。その他の点については実施の形態1と同
様である。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC 13818−1)を元に作られた社団法人電
波産業会の定める標準規格「デジタル放送に使用する番
組配列情報」(ARIB STD−B10)や社団法人
日本CATV技術協会の定める「デジタル有線テレビジ
ョン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用基準」
(JCTEA std−003−2.0)の番組配列情
報の体系に図14(a)で示す構造に改善したネットワ
ークインフォメーションテーブルを図14(b)の対応
で上記物理情報及び分割順序情報を発生することが出来
る。
(a)で示す構造に改善したケーブル分配システム記述
子を図15(b)の対応で上記物理情報及び分割順序情
報を発生することが出来る。
ンスポートストリーム送信装置は、伝送に用いる伝送チ
ャネルの数の情報を符号化しトランスポートストリーム
パケット形式で送信信号に挿入すると共にフレーム形式
のヘッダ部に分割順序の情報を挿入する挿入手段を具備
したものである。その他の点については実施の形態1と
同様である。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC 13818−1)を元に作られた社団法人電
波産業会の定める標準規格「デジタル放送に使用する番
組配列情報」(ARIB STD−B10)や社団法人
日本CATV技術協会の定める標準規格「デジタル有線
テレビジョン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用
基準」(JCTEAstd−003−2.0)の番組配
列情報の体系に図16(a)で示す構造の新しい記述
子、複数搬送波リンク記述子を図16(b)の対応及び
社団法人日本CATV技術協会の定める標準規格「デジ
タル有線テレビジョン放送多重化装置」(JCTEA
std−002−2.0)の多重フレームヘッダを図1
7(a)、図17(b)による改善で上記物理情報及び
分割順序情報を発生することが出来る。
ランスポートストリーム送信装置は、元のトランスポー
トストリームの分割を行なうが、各伝送チャネルのフレ
ーム形式のヘッダ部に分割順序の次の順序に相当するチ
ャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレート、誤
り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじめとす
る物理情報のうちその一部の情報を挿入する挿入手段を
具備したものである。その他の点については実施の形態
1と同様である。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC 13818−1)を元に作られた社団法人日
本CATV技術協会の定める標準規格「デジタル有線テ
レビジョン放送多重化装置」(JCTEA std−0
02−2.0)の多重フレームヘッダの符号体系に図1
8(a)で示す構造を改善し、図18(b)の対応で上
記物理情報及び分割順序情報を発生することが出来る。
ランスポートストリーム送信装置は、伝送に用いる伝送
チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレート、
誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじめと
する物理情報及びその識別の情報とを、符号化しトラン
スポートストリームパケット形式で送信信号に挿入する
挿入手段と共に各伝送チャネルのフレーム構造のヘッダ
部に分割順序の次に相当する伝送チャネルの識別情報を
挿入する挿入手段を具備したものである。その他の点に
ついては実施の形態1と同様である。
EG2システム(ITU−T H.222.0、ISO
/IEC 13818−1)を元に作られた社団法人電
波産業会の定める標準規格「デジタル放送に使用する番
組配列情報」(ARIB STD−B10)や社団法人
日本CATV技術協会の定める標準規格「デジタル有線
テレビジョン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用
基準」(JCTEAstd−003−2.0)の番組配
列情報の体系に図19(a)で示す構造にケーブル分配
システム記述子を改善し、図19(b)の対応付けを行
うとともに、社団法人日本CATV技術協会の定める標
準規格「デジタル有線テレビジョン放送多重化装置」
(JCTEA std−002−2.0)の多重フレー
ムヘッダの図20(a)、図20(b)による改善で上
記物理情報及び分割順序情報を発生することが出来る。
ランスポートストリーム受信機は、複数の伝送チャネル
で送られるトランスポートストリームパケットの中か
ら、分割した順序の情報とを抜き出す弁別手段と、それ
らの情報に基づき伝送元のトランスポートストリームパ
ケット列に再合成する多重手段を具備したものである。
以下、図1、図2及び図3に基づき詳細に説明する。図
1のトランスポートストリーム受信装置では各伝送チャ
ネルで伝送されてきた伝送信号は伝送チャネル選択器2
1−1〜21−Nでそれぞれ選択され、伝送信号受信変
換器22−1〜22−Nで信号変換されそれぞれTS信
号となる。これらのTS信号は3本の伝送チャネルを用
いる場合には図3の50a、50b、50cで示される
ようになり、送信側の分割情報発生部14で生成された
物理情報及び分割情報とをTSパケット多重部15でそ
れぞれ多重化された信号と同じであり、TS−1'''〜
TS−N'''となる。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は分割情
報受信制御器23−1〜23−Nで物理情報及び分割情
報とを抜き出され、伝送チャネル選択部21、伝送信号
受信変換器22およびTSパケット多重部27への制御
信号を作り出すと共に分割情報除去器24−1〜24−
Nに対し送信側で挿入したTSパケット形式の物理情報
及び分割情報を含む挿入データを除去する制御信号を作
り出す。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は分割情
報受信制御器23−1〜23−Nに入力し上記の各制御
信号を作り出されると共に分割情報除去器24−1〜2
4−Nに入力し、送信側で挿入した物理情報及び分割情
報を含む挿入データが除去される。除去された信号は3
本の伝送チャネルを用いる場合には図3の51a、51
b、51cで示されるようになり、これは送信側で時間
調整後のTS、TS−1''〜TS−N''と同じ信号とな
る。
情報及び分割情報を含む挿入データが除去されたTS信
号TS−1''〜TS−N''はTSレート変換器25−1
〜25−Nで元のTS速度に戻される。TS速度に戻さ
れたTS信号はこれをTS−1''''〜TS−N''''と
し、3本の伝送チャネルを用いる場合には図3の52
a、52b、52cで示されるようになる。
S−N''''はそれぞれデジタル速度変換器26−1〜2
6−NでTSパケット伝送を行うため、時間調整が行わ
れる。時間調整後のTS信号はTS−1'''''〜TS−
N'''''とし、3本の伝送チャネルを用いる場合には図
3の53a、53b、53cで示されるようになる。
−N'''''はTSパケット多重部27で多重化され分割
前の元のTS信号に戻される。元に戻されたTS信号は
3本の伝送チャネルを用いる場合には図3の54の様に
なり、受信側の他の機器に出力し、あるいはMPEGT
Sパケット分離部28に送られる。
ケット分離部28で選択する番組の映像、音声をはじめ
とするパケットを選別し、MPEGビデオデコーダ29
およびMPEGオーディオデコーダ30にMPEGパケ
ットを送出する。映像、音声のパケットはMPEGビデ
オデコーダ、MPEGオーディオデコーダで映像および
音声に変換され、表示装置5で番組を映出する。
トリーム送出装置2でトランスポートストリームを分割
し複数の伝送チャネルで伝送するに際し、分割した各チ
ャネルのトランスポートストリームに分割の順序の情報
を挿入した挿入データにより、トランスポートストリー
ム受信装置4で挿入データに含まれる分割の順序の情報
を取り出し、その情報に基づき各伝送チャネルのトラン
スポートストリームを多重化し、元のトランスポートス
トリームに自動的に復元することが出来る。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝送チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる伝送に用いる第1の
伝送チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレー
ト、誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじ
めとする物理情報と、第2以降の伝送チャネルに対して
は上記物理情報の一部又は全部と、符号化の記述の順序
で分割したトランスポートストリームの伝送チャネルヘ
の振り分け順序との情報を抜き出す弁別手段と、それら
の情報に基づき伝送元のトランスポートストリームパケ
ット列に再合成する多重手段を具備する。その他の点に
ついては実施の形態12と同様である。
信号変換された信号TS−1'''、TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−T H.222.0、ISO/IEC 13818
−1)を元に作られた社団法人電波産業会の定める標準
規格「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARI
B STD−B10)ないし社団法人日本CATV技術
協会の定める「デジタル有線テレビジョン放送番組配列
情報の構成及び識別子の運用基準」(JCTEA ST
D−003−2.0)の番組配列情報の体系を改良し、
図4(b)の情報と符号化の対応により、図4(a)で
示す構造の新しい記述子、複数搬送波分配システム記述
子の形の記述が1つの例としてあげられる。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝達チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる伝送に用いる第1の
伝送チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレー
ト、誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじ
めとする物理情報および第2以降の伝送チャネルがある
かの情報と、第2以降の伝送チャネルがある場合にはそ
の数と上記物理情報の一部又は全部の情報とを符号化
し、符号化の記述の順序で分割したトランスポートスト
リームの伝送チャネルヘの振り分け順序の情報を抜き出
す弁別手段と、それらの情報に基づき伝送元のトランス
ポートストリームパケット列に再合成する多重手段を具
備する。その他の点については実施の形態12と同様で
ある。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−T H.222.0、ISO/IEC 13818
−1)を元に作られた社団法人電波産業会の定める標準
規格「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARI
B STD−B10)ないし社団法人日本CATV技術
協会の定める「デジタル有線テレビジョン放送番組配列
情報の構成及び識別子の運用基準」(JCTEA ST
D−003−2.0)の番組配列情報の体系を改良し、
図5(b)の情報と符号化の対応により、図5(a)で
示す構造に改善したケーブル分配システム記述子の形の
記述が1つの例としてあげられる。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝送チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる伝送に用いる第1の
伝送チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレー
ト、誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじ
めとする物理情報および次に続く伝送チャネルがあるか
を符号化された情報を、続くチャネルがある場合には上
記物理情報の一部又は全容の情報及びさらに続く伝送チ
ャネルがあるかを符号化された情報とこれを伝送に使用
するチャネル全てに繰り返し、符号化の記述の順序で分
割したトランスポートストリームの伝送チャネルヘの振
り分け順序の情報を抜き出す弁別手段と、それらの情報
に基づき伝送元のトランスポートストリームパケット列
に再合成する多重手段を具備する。その他の点について
は実施の形態12と同様である。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−T H.222−0、ISO/IEC 13818
−1)を元に作られた社団法人電波産業会の定める標準
規格「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARI
B STD−B10)ないし社団法人日本CATV技術
協会の定める「デジタル有線テレビジョン放送番組配列
情報の構成及び識別子の運用基準」(JCTEA ST
D−003−2.0)の番組配列情報の体系を改良し、
図6(b)の情報と符号化の対応により、図6(a)で
示す構造のケーブル分配システム記述子の形の記述が1
つの例としてあげられる。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝送チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる伝送に用いる各伝送
チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレート、
誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじめと
する物理情報及び各伝送チャネルの物理情報の一部を羅
列して記述しその記述の順序で分割したトランスポート
ストリームの伝送チャネルへの振り分け順序を表す情報
を抜き出す弁別手段と、それらの情報に基づき伝送元の
トランスポートストリームパケット列に再合成する多重
手段を具備する。その他の点については実施の形態12
と同様である。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−TH.222.0、ISO/IEC 13818−
1)を元に作られた社団法人電波産業会の定める標準規
格「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARIB
STD−B10)ないし社団法人日本CATV技術協
会の定める「デジタル有線テレビジョン放送番組配列情
報の構成及び識別子の運用基準」(JCTEA std
−003−2.0)の番組配列情報の体系を改良し、図
7(b)の情報と符号化の対応により、図7(a)で示
す構造の新しい記述子、複数搬送波リンク記述子の形の
記述及びケーブル分配システム記述子の併用が1つの例
としてあげられる。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝送チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる伝送に用いる各伝送
チャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレート誤
り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじめとす
る物理情報及び符号化されたそれぞれの伝送チャネルの
識別の情報と、識別の符号の記述の順序で表した分割し
たトランスポートストリームの伝送チャネルへの振り分
け順序の情報を抜き出す弁別手段と、それらの情報に基
づき伝送元のトランスポートストリームパケット列に再
合成する多重手段を具備する。その他の点については実
施の形態12と同様である。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−TH.222.0、ISO/IEC 13818−
1)を元に作られた社団法人電波産業会の定める標準規
格「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARIB
STD−B10)ないし社団法人日本CATV技術協
会の定める「デジタル有線テレビジョン放送番組配列情
報の構成及び識別子の運用基準」(JCTEA STD
−003−2.0)の番組配列情報の体系を改良し、図
8(b)の情報と符号化の対応による図8(a)で示す
構造に改善したケーブル分配システム記述子の形の記述
及び図9(b)の情報と符号化の対応による図9(a)
で示す構造の新しい記述子、複数搬送波リンク記述子に
よる記述の併用が1つの例としてあげられる。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝送チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる伝送チャネルの数の
情報と、各伝送チャネルの搬送波周波数、変調形式、シ
ンボルレート、誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム
形式をはじめとする物理情報及びその分割順序の情報を
抜き出す弁別手段と、それらの情報に基づき伝送元のト
ランスポートストリームパケット列に再合成する多重手
段を具備する。その他の点については実施の形態12と
同様である。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−T H.222.0、ISO/IEC 13818
−1)を元に作られた社団法人電波産業会の定める標準
規格「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARI
B STD−B10)ないし社団法人日本CATV技術
協会の定める「デジタル有線テレビジョン放送番組配列
情報の構成及び識別子の運用基準」(JCTEA ST
D−003−2.0)の番組配列情報の体系を改良し、
図10(b)の情報と符号化の対応による図10(a)
で示す構造の新しい記述子、複数搬送波リンク記述子の
形の記述及び図11(b)の情報と符号化の対応による
図11(a)で示す構造に改善したネットワークインフ
ォメーションテーブルによる記述の併用が1つの例とし
てあげられる。
情報と符号化の対応による図12(a)で示す構造の新
しい記述子、複数搬送波リンク記述子の形の記述及び図
13(b)の情報と符号化の対応による図13(a)で
示す構造のケーブル分配システム記述子による記述の併
用があげられる。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝送チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる伝送に用いる伝送チ
ャネルの数の情報と、各伝送チャネルの搬送波周波数、
変調型式、シンボルレート、誤り訂正の内符号及び外符
号、フレーム型式をはじめとする物理情報及びその分割
順序の情報及びそのチャネルが最終のチャネルであるか
否かを示す情報を抜き出す弁別手段と、それらの情報に
基づき伝送元のトランスポートストリームパケット列に
再合成する多重手段を具備する。その他の点については
実施の形態12と同様である。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−TH.222.0、ISO/IEC 13818−
1)を元に作られた社団法人電波産業会の定める標準規
格「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARIB
STD−B10)ないし社団法人日本CATV技術協
会の定める「デジタル有線テレビジョン放送番組配列情
報の構成及び識別子の運用基準」(JCTEA STD
−003−2.0)の番組配列情報の体系を改良し、図
14(b)の情報と符号化の対応により、図14(a)
で示す構造でのインフォメーションネットワークテーブ
ルの形に改良した記述が1つの例としてあげられる。情
報の記述の別例として、図15(b)の情報と符号化の
対応により、図15(a)で示す構造にケーブル分配シ
ステム記述子を改良した記述を構成する方法があげられ
る。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝送チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる伝送に用いる伝送チ
ャネルの数の情報と、フレーム形式のヘッダ部に含まれ
る分割順序の情報を抜き出す弁別手段と、それらの情報
に基づき伝送元のトランスポートストリームパケット列
に再合成する多重手段を具備する。その他の点について
は実施の形態12と同様である。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−T H.222.0、ISO/IEC 13818
−1)を元に作られた社団法人電波産業会の定める標準
規格「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARI
B STD−B10)や社団法人日本CATV技術協会
の定める「デジタル有線テレビジョン放送番組配列情報
の構成及び識別子の運用基準」(JCTEA STD−
003−2.0)の番組配列情報の体系に改良を加え、
図16(b)の情報と符号化のそれぞれの対応により、
図16(a)で示す構造の新しい記述子、複数撒送波リ
ンク記述子の記述及び、社団法人日本CATV技術協会
の定める標準規格「デジタル有線テレビジョン放送多重
化装置」(JCTEA STD−002−2.0)の改
良による図17(b)の情報と符号化の対応により、図
17(a)で示す構造の多重フレームヘッダによる記述
の併用が一つの例としてあげられる。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝送チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる送信側で行った元の
トランスポートストリームの分割に関し各伝送チャネル
のフレーム形式のヘッダ部に含まれる分割順序の次の順
序を示す、チャネルの搬送波周波数、変調形式、シンボ
ルレート、誤り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式
をはじめとする物理情報のうちその一部の情報を抜き出
す弁別手段と、それらの情報に基づき伝送元のトランス
ポートストリームパケットに再合成する多重手段を具備
する。その他の点については実施の形態12と同様であ
る。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−T H.222.0、ISO/IEC 13818
−1)を元に作られた社団法人日本CATV技術協会の
定める標準規格(JCTEA STD−002−2.
0)の多重フレームヘッダの体系を改良し、図18
(b)の情報と符号化の対応により、図18(a)で示
す構造での多重ヘッダの形に改良した記述が1つの例と
してあげられる。
ランスポートストリーム受信装置は、複数の伝送チャネ
ルで送られるトランスポートストリームパケット列の中
から、符号化されその中に含まれる伝送に用いる伝送チ
ャネルの搬送波周波数、変調型式、シンボルレート、誤
り訂正の内符号及び外符号、フレーム型式をはじめとす
る物理情報及びその識別の情報と各伝送チャネルのフレ
ーム構造のヘッダ部に含まれる分割順序の次に相当する
伝送チャネルの識別情報を抜き出す弁別手投と、それら
の情報に基づき伝送元のトランスポートストリームパケ
ット列に再合成する多重手段を具備する。その他の点に
ついては実施の形態12と同様である。
信号変換された信号TS−1'''〜TS−N'''は送信側
で挿入した物理情報及び分割情報が記述されている。記
述の方法としては、例えば、MPEG2システム(IT
U−T H.222.0、ISO/IEC 13818
−1)を元に作られた社団法人電波産業会の定める標準
規格「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARI
B STD−B10)や社団法人日本CATV技術協会
の定める「デジタル有線テレビジョン放送番組配列情報
の構成及び識別子の運用基準」(JCTEA STD1
003−2.0)の番組配列情報の体系に改良を加え、
図19(b)の情報と符号化のそれぞれの対応により、
図19(a)で示す構造のケーブル分配システム記述子
の記述及び、社団法人日本CATV技術協会の定める標
準規格「デジタル有線テレビジョン放送多重化装置」
(JCTEA STD・002−2.0)の改良による
図20(b)の情報と符号化の対応により、図20
(a)で示す構造の多重フレームヘッダによる記述の併
用が一つの例としてあげられる。
で伝送チャネルの物理情報や分割の順序を示す情報を除
去したがTS信号がMPEGデコーダなどに入力する場
合など、情報が含まれても無効となる場合には除去せず
多重部に信号を送り、これらの情報を含んだまま多重化
することも可能である。以上いくつかの実施例により本
発明を説明してきたが、本発明はこれらに限定されるこ
となく特許請求の範囲に規定された発明の要旨内で各種
の変形、変更の可能なことは自明であろう。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。本発明により、伝送チャネルの容量
を超えるトランスポートストリームパケット列を複数の
伝送チャネルで伝送するに当たり、トランスポートスト
リームパケット列の中に多重のための情報や伝送チャネ
ルの物理情報を挿入するので多重のための情報や伝送チ
ャネルの物理情報を事前に通知することなく自動的に受
信側で設定でき、伝送条件の多重のための情報や変更の
設定が随時行うことが出来る。また、物理情報や多重の
ための情報をトランスポートストリーム内に含めて伝送
することにより伝送する特別な伝搬路や下位層のパケッ
ト伝送のシステムも不要になる。
置および受信装置の実施例の概要の構成ブロック図を示
す図である。
トリームパケットの処理の例を示す図である。
トリームパケットの処理の例を示す図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
子を示す図である。
ブルを示す図である。
子を示す図である。
子を示す図である。
ブルを示す図である。
子を示す図である。
す図である。
す図である。
示す図である。
示す図である。
ダの例を示す図である。
TS 46a〜46c…TSレート変換部12でレートを変換
されたTS 47a〜47c…デジタル速度変換部13で速度変換き
れたTS 48a〜48c…TSパケット多重部15でデータ挿入
されたTS 50a〜50c…伝送信号受信変換部22で変換された
TS 51a〜51c…分割情報除去部24で挿入データを除
去されたTS 52a〜52c…TSレート変換部25でレートを変換
きれたTS 53a〜53c…デジタル速度変換部26で速度変換さ
れたTS 54a…TSパケット多重部27で多重化されたTS
Claims (22)
- 【請求項1】 トランスポートストリームを分割して複
数のチャネルでトランスポートストリームパケット列の
フレーム構造により分割伝送する送信装置において、当
該送信装置が少なくとも分割したトランスポートストリ
ームパケット列に再合成するための情報をトランスポー
トストリームに挿入する挿入手段を具備したことを特徴
とするトランスポートストリームの送信装置。 - 【請求項2】 トランスポートストリームを分割して複
数のチャネルでトランスポートストリームパケット列の
フレーム構造により分割伝送する送信装置において、当
該送信装置が少なくとも分割した各々のトランスポート
ストリームの伝送チャネルの物理情報及び分割の順序の
情報をトランスポートストリームに挿入する挿入手段を
具備したことを特徴とするトランスポートストリームの
送信装置。 - 【請求項3】 トランスポートストリームを分割して複
数のチャネルでトランスポートストリームパケット列の
フレーム構造により分割伝送する送信装置において、当
該送信装置が少なくとも分割した1つのトランスポート
ストリームの伝送チャネルの物理情報及び続く伝送チャ
ネルの物理情報を順次トランスポートストリームに挿入
する挿入手段を具備したことを特徴とするトランスポー
トストリームの送信装置。 - 【請求項4】 トランスポートストリームを分割して複
数のチャネルでトランスポートストリームパケット列の
フレーム構造により分割伝送する送信装置において、当
該送信装置が少なくとも分割した1つのトランスポート
ストリームの伝送チャネルの物理情報及び続く伝送チャ
ネルの物理情報のうち異なる情報を順次トランスポート
ストリームに挿入する挿入手段を具備したことを特徴と
するトランスポートストリームの送信装置。 - 【請求項5】 トランスポートストリームを分割して複
数のチャネルでトランスポートストリームパケット列の
フレーム構造により分割伝送する送信装置において、当
該送信装置が少なくとも分割したトランスポートストリ
ームの伝送チャネルの代表的な物理情報を分割の順序に
従い順次トランスポートストリームに挿入する挿入手投
を具備したことを特徴とするトランスポートストリーム
の送信装置。 - 【請求項6】 トランスポートストリームを分割して複
数のチャネルでトランスポートストリームパケット列の
フレーム構造により分割伝送する送信装置において、当
該送信装置が少なくとも分割した各々のトランスポート
ストリームの伝送チャネルの物理情報及びそれぞれを識
別する符号及び分割した順序を符号により情報としてト
ランスポートストリームに挿入する挿入手段を具備した
ことを特徴とするトランスポートストリームの送信装
置。 - 【請求項7】 トランスポートストリームを分割して複
数のチャネルでトランスポートストリームパケット列の
フレーム構造により分割伝送する送信装置において、当
該送信装置が少なくとも分割数の情報と分割した各々の
トランスポートストリームの伝送チャネルの物理情報に
分割の順序を示す情報を付加しトランスポートストリー
ムに挿入する挿入手段を具備したことを特徴とするトラ
ンスポートストリームの送信装置。 - 【請求項8】 トランスポートストリームを分割して複
数のチャネルでトランスポートストリームパケット列の
フレーム構造により分割伝送する送信装置において、当
該送信装置が少なくとも分割数の情報と分割した各々の
トランスポートストリームの伝送チャネルの物理情報に
分割の順序を示す情報と順序の最後か否かを表す情報と
を付加しトランスポートストリームに挿入する挿入手段
を具備したことを特徴とするトランスポートストリーム
の送信装置。 - 【請求項9】 トランスポートストリームを分割して複
数のチャネルでトランスポートストリームパケット列の
フレーム構造により分割伝送する送信装置において、当
該送信装置が少なくとも分割したトランスポートストリ
ームの分割の順序を示す情報をトランスポートストリー
ムのフレームのヘッダとなるトランスポートストリーム
パケットに挿入する挿入手段を具備したことを特徴とす
るトランスポートストリームの送信装置。 - 【請求項10】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送する送信装置において、
当該送信装置が少なくとも分割したトランスポートスト
リームの次の伝送チャネルの物理情報のうち代表する情
報をトランスポートストリームのフレームのヘッダとな
るトランスポートストリームパケットに挿入する挿入手
段を具備したことを特徴とするトランスポートストリー
ムの送信装置。 - 【請求項11】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送する送信装置において、
当該送信装置が少なくとも分割したトランスポートスト
リームの次の伝送チャネルの物理情報を符号化しトラン
スポートストリームのフレームのヘッダとなるトランス
ポートストリームパケットに挿入する挿入手段を具備し
たことを特徴とするトランスポートストリームの送信装
置。 - 【請求項12】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくともトランスポ
ートストリームに含まれるトランスポートストリームパ
ケット列に再合成する情報に基づき元のトランスポート
ストリームパケット列に多重化する多重化手段を具備し
たことを特徴とするトランスポートストリームの受信装
置。 - 【請求項13】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割した各
々のトランスポートストリームの伝送チャネルの物理情
報及び分割の順序の情報をトランスポートストリームに
挿入された信号に基づき元のトランスポートストリーム
パケット列に多重化する多重化手段を具備したことを特
徴とするトランスポートストリームの受信装置。 - 【請求項14】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割した1
つのトランスポートストリームの伝送チャネルの物理情
報及び続く伝送チャネルの物理情報を順次トランスポー
トストリームに挿入された信号に基づき元のトランスポ
ートストリームパケット列に多重化する多重化手段を具
備したことを特徴とするトランスポートストリームの受
信装置。 - 【請求項15】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割した1
つのトランスポートストリームの伝送チャネルの物理情
報及び続く伝送チャネルの物理情報のうち異なる情報を
順次トランスポートストリームに挿入された信号に基づ
き元のトランスポートストリームパケット列に多重化す
る多重化手段を具備したことを特徴とするトランスポー
トストリームの受信装置。 - 【請求項16】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割された
トランスポートストリームの伝送チャネルの代表的な物
理情報を分割の順序に従い順次トランスポートストリー
ムに挿入された信号に基づき元のトランスポートストリ
ームパケット列に多重化する多重手段を具備したことを
特徴とするトランスポートストリームの受信装置。 - 【請求項17】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割した各
々のトランスポートストリームの伝送チャネルの物理情
報及びそれぞれを識別する符号及び分割した順序を符号
により情報としてトランスポートストリームに挿入され
た情報に基づき元のトランスポートストリームパケット
列に多重化する多重化手投を具備したことを特徴とする
トランスポートストリームの受信装置。 - 【請求項18】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割数の情
報と分割した各々のトランスポートストリームの伝送チ
ャネルの物理情報に分割の順序を示す情報を付加しトラ
ンスポートストリームに挿入された情報に基づき元のト
ランスポートストリームパケット列に多重化する多重化
手段を具備したことを特徴とするトランスポートストリ
ームの受信装置。 - 【請求項19】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割数の情
報と分割した各々のトランスポートストリームの伝送チ
ャネルの物理情報に分割の順序を示す情報順序の最後か
否かを表す情報とを付加しトランスポートストリームに
挿入された情報に基づき元のトランスポートストリーム
パケット列に多重化する多重化手段を具備したことを特
徴とするトランスポートストリームの受信装置。 - 【請求項20】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割したト
ランスポートストリームの分割の順序を示す情報をトラ
ンスポートストリームのフレームのヘッダとなるトラン
スポートストリームパケットに挿入された情報に基づき
元のトランスポートストリームパケット列に多重化する
多重化手段を具備したことを特徴とするトランスポート
ストリームの受信装置。 - 【請求項21】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割したト
ランスポートストリームの次の伝送チャネルの物理情報
のうち代表する情報をトランスポートストリームのフレ
ームのヘッダとなるトランスポートストリームパケット
に挿入された情報に基づき元のトランスポートストリー
ムパケット列に多重化する多重化手段を具備したことを
特徴とするトランスポートストリームの受信装置。 - 【請求項22】 トランスポートストリームを分割して
複数のチャネルでトランスポートストリームパケット列
のフレーム構造により分割伝送された信号を受信する受
信装置において、当該受信装置が少なくとも分割したト
ランスポートストリームの次の伝送チャネルの物理情報
を符号化しトランスポートストリームのフレームのヘッ
ダとなるトランスポートストリームパケットに挿入され
た情報に基づき元のトランスポートストリームパケット
列に多重化する多重化手段を具備したことを特徴とする
トランスポートストリームの受信装置。
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