JP2003045808A - 縦型熱処理装置および縦型熱処理方法 - Google Patents
縦型熱処理装置および縦型熱処理方法Info
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- JP2003045808A JP2003045808A JP2001230314A JP2001230314A JP2003045808A JP 2003045808 A JP2003045808 A JP 2003045808A JP 2001230314 A JP2001230314 A JP 2001230314A JP 2001230314 A JP2001230314 A JP 2001230314A JP 2003045808 A JP2003045808 A JP 2003045808A
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Abstract
クルの問題を軽減することを可能とする。 【解決手段】 処理容器2内に下部の開口3から多数枚
の被処理体wを保持した保持具16を収容して開口3を
蓋体17で密閉し、処理容器2の周囲に設けたヒータ1
1により被処理体wを加熱して所定の熱処理を行う縦型
熱処理装置1である。前記処理容器2を単管構造とし、
その頂部にガス導入口4を設け、処理容器2の下側部に
排気口6を設け、前記蓋体17上に前記ガス導入口4か
らの処理ガスを保持具16の下方の中央に導いて前記排
気口6へ案内するガス通路27を設けている。
Description
よび縦型熱処理方法に関する。
理体例えば半導体ウエハに、酸化、拡散、CVD(Chem
ical Vapor Deposition)などの処理を行うために、
各種の熱処理装置が用いられている。そして、その一つ
として、一度に多数枚の被処理体の熱処理が可能な縦型
熱処理装置が知られている。
の開口から多数枚の被処理体を保持した保持具を収容し
て開口を蓋体で密閉し、処理容器の周囲に設けたヒータ
により被処理体を加熱して所定の熱処理例えばCVD処
理を行うようになっている。例えばCVD処理を行う縦
型熱処理装置においては、処理容器を内管と外管の二重
管構造とし、その外管の下側部に設けたガス導入口から
内管内に処理ガスを導入し、内管内を下方から上方へ処
理ガスを流通させる過程で被処理体の処理に供した後、
内管と外管の隙間に上方から下方に処理ガスを通して、
外管の下側部に設けた排気口から排気するように構成さ
れている。
型熱処理装置においては、処理容器が二重管構造で、熱
容量が大きいため、昇降温特性の良いヒータを使用する
場合、その特性を十分に活かすことができないという問
題があった。なお、処理容器を単管構造とし、その下部
にガス導入口を設け、頂部に排気口を設けたものも提案
されているが、排気口に付着した副生成物が下方の被処
理体上に落下してパーティクルの原因になることが懸念
されている。
ので、ヒータの特性を十分に活かすことができると共に
パーティクルの問題を軽減することができる縦型熱処理
装置および縦型熱処理方法を提供することを目的とす
る。
の発明は、処理容器内に下部の開口から多数枚の被処理
体を保持した保持具を収容して開口を蓋体で密閉し、処
理容器の周囲に設けたヒータにより被処理体を加熱して
所定の熱処理を行う縦型熱処理装置において、前記処理
容器を単管構造とし、その頂部にガス導入口を設け、処
理容器の下側部に排気口を設け、前記蓋体上に前記ガス
導入口からの処理ガスを保持具の下方の中央に導いて前
記排気口へ案内するガス通路を設けてなることを特徴と
する。
装置において、前記ガス通路が、前記蓋体上に隙間を存
して設けられ中央にガス取込口を有する底板と、前記処
理容器の内周に隙間を存して設けられ上端が前記排気口
よりも上方の処理容器内周に保持され下端が前記底板の
周縁部に当接される短内管とによって形成されているこ
とを特徴とする。
装置において、前記ガス通路が、前記蓋体の上方に設け
られ中央にガス取込口を有する面状発熱体と、前記処理
容器の内周に設けられ面状発熱体の周縁部との隙間を塞
ぐ塞ぎ部材とによって形成されていることを特徴とす
る。
口から多数枚の被処理体を保持した保持具を収容して開
口を蓋体で密閉し、処理容器の周囲に設けたヒータによ
り被処理体を加熱して所定の熱処理を行う縦型熱処理装
置において、前記処理容器を単管構造とし、その頂部に
ガス導入口を設け、前記蓋体に排気口を設けてなること
を特徴とする。
装置において、前記蓋体の中央部には前記保持具を回転
させる回転機構が設けられ、蓋体の中央部を除く処理容
器内に露出する上面に前記排気口が複数設けられ、蓋体
の下部にはこれらの排気口と連通する排気管部が設けら
れていることを特徴とする。
装置において、前記排気口が蓋体の中央部に設けられて
いることを特徴とする。
口から多数枚の被処理体を保持した保持具を収容して開
口を蓋体で密閉し、処理容器の周囲に設けたヒータによ
り被処理体を加熱して所定の熱処理を行う縦型熱処理方
法において、前記処理容器を単管構造とし、その頂部に
設けたガス導入口から処理容器内に処理ガスを導入し、
該処理ガスを保持具の下方の中央に導いてから処理容器
の下側部に設けた排気口から排気するようしたことを特
徴とする。
口から多数枚の被処理体を保持した保持具を収容して開
口を蓋体で密閉し、処理容器の周囲に設けたヒータによ
り被処理体を加熱して所定の熱処理を行う縦型熱処理方
法において、前記処理容器を単管構造とし、その頂部に
設けたガス導入口から処理容器内に処理ガスを導入し、
該処理ガスを前記蓋体に設けた排気口から排気するよう
にしたことを特徴とする。
付図面に基いて詳述する。
て、1は縦型熱処理装置で、この縦型熱処理装置1は多
数枚の被処理体例えば半導体ウエハwを下方から収容し
て所定の熱処理例えばCVD処理を施す縦型の処理容器
(プロセスチューブ)2を備えている。この処理容器2
は、耐熱性および耐食性を有する材料例えば石英ガラス
により形成されている。
は逆漏斗状に形成されており、下部(下端)が炉口とし
て開口している。処理容器2の下部には開口(炉口)3
が設けられている。処理容器2の頂部中央にはガス導入
口4が設けられ、処理容器2の頂部にはガス導入口4と
連通したガス導入管部5が上方に突設されている。この
ガス導入管部5は直管状に形成されているか、あるい
は、図示例のようにL字状に形成されている。ガス導入
管部5には処理ガスや不活性ガス(例えば窒素ガス)を
所定の流量で供給するガス供給系の配管が接続されてい
る。
れ、処理容器2の下側部には排気口6と連通した排気管
部7が外側方へ突設されている。この排気管部7には圧
力制御可能な弁および真空ポンプ等を有する減圧排気系
の配管(排気管)が接続されており、処理容器2内を所
定の処理圧力に制御し得るようになっている。
けられており、このフランジ8がフランジ保持部材9を
介して中央が開口したベースプレート10上に保持され
ている。このベースプレート10の上方であって、前記
処理容器2の周囲には処理容器2内のウエハwを所定の
熱処理温度に加熱昇温するためのヒータ11が設けられ
ている。このヒータ11は、処理容器2の周囲および上
方を取囲む水冷ジャケット12を有し、この水冷ジャケ
ット12の内周に抵抗発熱体13が配設されている。
置された抵抗発熱体からなる上部ヒータ14を備えてい
ることが好ましい。また、前記ガス導入管部5の周囲に
は、処理ガス成分の析出を防止すべく加熱するための補
助ヒータ15が設けられていることが好ましい。
程度の半導体ウエハwを高さ方向に所定間隔で搭載保持
するために、ウエハwは保持具である例えば石英ガラス
製のボート16に保持されている。処理容器2の下方に
は処理容器2の開口(炉口)3を密閉する例えばSUS
製の蓋体17が設けられている。
らの放熱を抑制する断熱手段(炉口断熱手段)として、
図示例ではサーモプラグ18が設けられている。このサ
ーモプラグ18は、蓋体17上に立設される複数本の脚
柱19と、これら脚柱19の上端部に略水平に設けられ
た面状発熱体からなる下部ヒータ20と、脚柱19に高
さ方向に所定間隔で配設された複数枚の遮熱板21とか
ら主に構成されている。また、蓋体17上には前記ボー
ト16をサーモプラグ18よりも上方位置に載置するた
めの載置台22が設けられている。この載置台22は蓋
体17の中央部に立設される支柱23を有している。前
記サーモプラグ18の下部ヒータ20および遮熱板21
の中央部には前記支柱23を通す穴24が設けられてい
る。蓋体17の下部中央部には載置台22を介してボー
ト16を水平回転させるための回転機構25が設けられ
ており、前記載置台22が回転テーブルになっている。
降させて蓋体17の開閉および処理容器2内に対するボ
ート16の搬入(ロード)、搬出(アンロード)を行う
ための昇降機構(図示省略)が設けられていると共にそ
の作業領域であるローディングエリア26が設けられて
いる。前記蓋体17上には前記ガス導入口4からの処理
ガスを片流れを防止すべくボート16の下方の中央に導
いて前記排気口6へ案内するためのガス通路27が設け
られている。このガス通路27は、前記蓋体17上に隙
間28を存して設けられ中央にガス取込口29を有する
例えば石英ガラス製の底板30と、前記処理容器2の内
周に隙間31を存して設けられ上端が前記排気口6より
も上方の処理容器2内周に保持され下端が前記底板30
の周縁部に当接される短内管32とによって形成されて
いることが好ましい。
される処理ガスは、ボート16の下方中央にガス取込口
29があることから処理容器2内を片流れすることなく
下方へ真っ直ぐ流れ、ウエハwの面内均一な処理に供す
ることができ、また、処理ガスはガス取込口29から隙
間28,31を流通して排気口6へ排気することができ
る。特に、蓋体17の降下によるアンロード時にウエハ
wが排気口6の横を通過しても、排気口6が短内管32
により覆われているため、排気管部7の内周に付着して
いる反応副生成物がウエハwからの輻射熱により気化し
て処理容器内2へ逆流することによるパーティクルの戻
りを抑制することができる。
英ガラス製であることが好ましい。前記底板30は蓋体
17との間にガス流通用の隙間28を形成すべく蓋体1
7上にスぺーサ33を介して設けられているが、サーモ
プラグ18の脚柱19に取付けられていても良い。前記
短内管32は処理容器2の内周との間にガス流通用の隙
間31を形成すべく処理容器2の内径よりも小径に形成
されている。短内管32の上端外周にはフランジ34が
設けられ、このフランジ34が処理容器2の内周に固定
されていても良いが、洗浄性およびメンテナンス性を良
くするために、処理容器2の内周に前記フランジ34を
掛止する鍔部36を適宜間隔で突設し、フランジ34に
は鍔部36を上下方向に通過可能な切欠部(図示省略)
を設けることにより短内管32が着脱自在に保持されて
いることが好ましい。
触による腐食を防止するために例えば石英ガラス製のカ
バー材37で被覆されていることが好ましい。また、処
理容器2には前記ガス導入管部5とは別に下側部から処
理容器2内の処理領域に処理ガスを導入するためのガス
導入管38が設けられていることが好ましい。
の作用および縦型熱処理方法を述べる。ローディングエ
リア26において図示しないカセットからボート6への
ウエハwの移載が終了すると、昇降機構による蓋体17
の上昇によってボート16を処理容器2内に下部の開口
3からロードし、開口3を蓋体17で気密に閉塞する。
この時、蓋体17上の底板30の周縁部が短内管32の
下端部に当接し、ガス取込口29から隙間29,31を
経て排気口6に連通するガス通路27が形成される。
続された排気系による減圧排気により所定の圧力ないし
真空度に制御すると共にヒータ11により所定の処理温
度に制御し、処理容器2の頂部のガス導入管部5に接続
されたガス供給系から所定の処理ガスを供給して処理容
器2頂部のガス導入口4から処理容器2内に導入してウ
エハwに所定の熱処理例えばCVD処理を開始する。
ガス取込口29を有し、ガス導入口4からの処理ガスを
ボート16の下方中央に導いて排気口6に導くガス通路
27が形成されており、単管構造の処理容器2の頂部に
設けたガス導入口4から処理容器2内に処理ガスを導入
し、該処理ガスをボート16の下方の中央に導いてから
処理容器2の下側部に設けた排気口6から排気するよう
したので、処理容器2内の上方から下方へ片流れないし
偏った流れのない真っ直ぐな均一のガス流(下降流)を
形成することができ、ウエハの面内均一な処理が可能と
なる。熱処理が終了したなら、処理ガスの導入を停止
し、不活性ガスの導入により処理容器2内をパージして
から、蓋体17を降下させて処理容器2内を開放すると
共にボート16をローディングエリア26にアンロード
すればよい。
たボート16が排気口6の横を通過することになるが、
排気口6が短内管32によって覆われているので、排気
管部7の内面に付着している反応副生成物がウエハwの
輻射熱で気化したとしても、その気化ガスが処理容器2
内に逆流することによるパーティクルの戻りを抑制する
ことができる。
型熱処理装置の断面図である。図2の実施の形態におい
て、図1の実施の形態と同一部分は同一参照符号を付し
て説明を省略し、異なる部分について説明を加える。図
2の縦型熱処理装置1においては、サーモプラグ18の
面状発熱体(下部ヒータ)20の中央部にガス取込口2
9が設けられ、処理容器2の排気口6よりも上方の内周
には面状発熱体20の周縁部との隙間を塞ぐ内向きフラ
ンジ状の塞ぎ部材40が設けられ、これにより処理容器
2の頂部のガス導入口4から導入された処理ガスをボー
ト16の下方の中央に導いて排気口6へ案内するガス通
路27が形成されている。
短内管32を取付けるために処理容器2の下側部が上側
部よりも大径に形成されているが、図2の処理容器2は
短内管を取付けないので下側部が上側部と同径に形成さ
れている。サーモプラグ18の脚柱19にはガス取込口
29からの処理ガスを排気口6へ案内するための案内板
(遮熱板であっても良い)41が設けられていることが
好ましい。なお、案内板41は、ガス取込口29からの
放熱を補うためにサーモプラグの面状発熱体からなって
いても良い。図2の縦型熱処理装置1ないし縦型熱処理
方法によれば、図1の縦型熱処理装置1と同様の効果が
得られると共に、特に簡単な構成で処理ガスの片流れを
容易に防止できる。
型熱処理装置の断面図である。図3の実施の形態におい
て、図1ないし図2の実施の形態と同一部分は同一参照
符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明を
加える。図3の縦型熱処理装置1においては、処理容器
2の下側部ではなく前記蓋体17に排気口6が設けられ
ている。前記蓋体17の中央部には前記ボート16を回
転させる回転機構25が設けられている。
空室42を有しており、蓋体17の上面部にはこの中空
室42と処理容器2内を連通する複数の排気口6が設け
られ、蓋体17の下部には中空室42を介して前記排気
口6と連通する排気管部7が突設されている。この場
合、排気管部7が蓋体17と一体に昇降移動するため、
その動きを許容すべく排気管部7にはフレキシブル管を
介して排気系の配管が接続されていても良いが、図示例
のように排気管部7を略U字状に形成し、その先端部が
蓋体17の閉時にベースプレート10に貫通状態で固定
されている排気系の配管44の端部と着脱自在に連結
(ドッキング)されるようになっていても良い。図3の
縦型熱処理装置1ないし縦型熱処理方法によれば、図1
ないし図2の縦型熱処理装置1と同様の効果が得られる
と共に、特にボート16を回転できると共に処理ガスの
片流れを容易に防止してウエハwの面内均一な処理が可
能となる。
型熱処理装置の断面図である。図4の実施の形態におい
て、図1、図2ないし図3の実施の形態と同一部分は同
一参照符号を付して説明を省略し、異なる部分について
説明を加える。図4の縦型熱処理装置1においては、蓋
体17の中央部には排気口6が設けられ、蓋体17の下
部には排気口6と連通した排気管部7が突設されてい
る。このため、蓋体17の中央部には回転機構が設けら
れていない。また、ボート16の載置台22は中央部以
外に複数の支柱23を備えている。
るため、その動きを許容すべく排気管部7にはフレキシ
ブル管45を介して排気系の配管が接続されているが、
図3と同じドッキング方式を採用しても良い。図4の縦
型熱処理装置1ないし縦型熱処理方法によれば、単管構
造の処理容器2の頂部に設けたガス導入口4から処理容
器2内に処理ガスを導入し、該処理ガスを前記蓋体17
に設けた排気口6から排気するようにしたので、図1、
図2ないし図3の縦型熱処理装置および縦型熱処理方法
と略同様の効果が得られる(但し、ボートを回転できな
い。)と共に、特に前記排気口6が蓋体17の中央部に
設けられているため、簡単な構成で処理ガスの片流れを
容易に防止できる。
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、前記実施の形態で
は、熱処理の一例としてCVD処理が例示されている
が、本発明の縦型熱処理装置および縦型熱処理方法は、
CVD処理以外に、例えば拡散処理、酸化処理、アニー
ル処理等も可能である。また、本発明の縦型熱処理装置
は、処理容器の下部にガス導入管や排気管部を有するマ
ニホールドを備えていても良い。処理容器の開口の断熱
手段としては、サーモプラグ以外に、例えば保温筒であ
っても良い。また、被処理体としては、半導体ウエハ以
外に、例えばLCD基板やガラス基板等であってもよ
い。
な効果を奏することができる。
内に下部の開口から多数枚の被処理体を保持した保持具
を収容して開口を蓋体で密閉し、処理容器の周囲に設け
たヒータにより被処理体を加熱して所定の熱処理を行う
縦型熱処理装置において、前記処理容器を単管構造と
し、その頂部にガス導入口を設け、処理容器の下側部に
排気口を設け、前記蓋体上に前記ガス導入口からの処理
ガスを保持具の下方の中央に導いて前記排気口へ案内す
るガス通路を設けてなるため、ヒータの特性を十分に活
かすことができると共にパーティクルの問題を軽減する
ことができ、また、処理ガスの片流れを防止して被処理
体の面内均一な処理が可能となる。
通路が、前記蓋体上に隙間を存して設けられ中央にガス
取込口を有する底板と、前記処理容器の内周に隙間を存
して設けられ上端が前記排気口よりも上方の処理容器内
周に保持され下端が前記底板の周縁部に当接される短内
管とによって形成されているため、処理ガスの片流れを
容易に防止できると共に、アンロード時に被処理体が排
気口の横を通過しても前記短内管によって排気口からの
パーティクルの戻りを抑制することができる。
通路が、前記蓋体の上方に設けられ中央にガス取込口を
有する面状発熱体と、前記処理容器の内周に設けられ面
状発熱体の周縁部との隙間を塞ぐ塞ぎ部材とによって形
成されているため、簡単な構成で処理ガスの片流れを容
易に防止できる。
内に下部の開口から多数枚の被処理体を保持した保持具
を収容して開口を蓋体で密閉し、処理容器の周囲に設け
たヒータにより被処理体を加熱して所定の熱処理を行う
縦型熱処理装置において、前記処理容器を単管構造と
し、その頂部にガス導入口を設け、前記蓋体に排気口を
設けてなるため、ヒータの特性を十分に生かすことがで
きると共にパーティクルの問題を軽減することができ、
また、処理ガスの片流れを防止して被処理体の面内均一
な処理が可能となる。
の中央部には前記保持具を回転させる回転機構が設けら
れ、蓋体の中央部を除く処理容器内に露出する上面に前
記排気口が複数設けられ、蓋体の下部にはこれらの排気
口と連通する排気管部が設けられているため、保持具を
回転できると共に処理ガスの片流れを容易に防止して被
処理体の面内均一な処理が可能となる。
口が蓋体の中央部に設けられているため、簡単な構成で
処理ガスの片流れを容易に防止できる。
内に下部の開口から多数枚の被処理体を保持した保持具
を収容して開口を蓋体で密閉し、処理容器の周囲に設け
たヒータにより被処理体を加熱して所定の熱処理を行う
縦型熱処理方法において、前記処理容器を単管構造と
し、その頂部に設けたガス導入口から処理容器内に処理
ガスを導入し、該処理ガスを保持具の下方の中央に導い
てから処理容器の下側部に設けた排気口から排気するよ
うしたので、ヒータの特性を十分に生かすことができる
と共にパーティクルの問題を軽減することができ、ま
た、処理ガスの片流れを防止して被処理体の面内均一な
処理が可能となる。
内に下部の開口から多数枚の被処理体を保持した保持具
を収容して開口を蓋体で密閉し、処理容器の周囲に設け
たヒータにより被処理体を加熱して所定の熱処理を行う
縦型熱処理方法において、前記処理容器を単管構造と
し、その頂部に設けたガス導入口から処理容器内に処理
ガスを導入し、該処理ガスを前記蓋体に設けた排気口か
ら排気するようにしたので、ヒータの特性を十分に生か
すことができると共にパーティクルの問題を軽減するこ
とができ、また、処理ガスの片流れを防止して被処理体
の面内均一な処理が可能となる。
置の縦断面図である。
置の縦断面図である。
置の縦断面図である。
置の縦断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 処理容器内に下部の開口から多数枚の被
処理体を保持した保持具を収容して開口を蓋体で密閉
し、処理容器の周囲に設けたヒータにより被処理体を加
熱して所定の熱処理を行う縦型熱処理装置において、前
記処理容器を単管構造とし、その頂部にガス導入口を設
け、処理容器の下側部に排気口を設け、前記蓋体上に前
記ガス導入口からの処理ガスを保持具の下方の中央に導
いて前記排気口へ案内するガス通路を設けてなることを
特徴とする縦型熱処理装置。 - 【請求項2】 前記ガス通路が、前記蓋体上に隙間を存
して設けられ中央にガス取込口を有する底板と、前記処
理容器の内周に隙間を存して設けられ上端が前記排気口
よりも上方の処理容器内周に保持され下端が前記底板の
周縁部に当接される短内管とによって形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の縦型熱処理装置。 - 【請求項3】 前記ガス通路が、前記蓋体の上方に設け
られ中央にガス取込口を有する面状発熱体と、前記処理
容器の内周に設けられ面状発熱体の周縁部との隙間を塞
ぐ塞ぎ部材とによって形成されていることを特徴とする
請求項1記載の縦型熱処理装置。 - 【請求項4】 処理容器内に下部の開口から多数枚の被
処理体を保持した保持具を収容して開口を蓋体で密閉
し、処理容器の周囲に設けたヒータにより被処理体を加
熱して所定の熱処理を行う縦型熱処理装置において、前
記処理容器を単管構造とし、その頂部にガス導入口を設
け、前記蓋体に排気口を設けてなることを特徴とする縦
型熱処理装置。 - 【請求項5】 前記蓋体の中央部には前記保持具を回転
させる回転機構が設けられ、蓋体の中央部を除く処理容
器内に露出する上面に前記排気口が複数設けられ、蓋体
の下部にはこれらの排気口と連通する排気管部が設けら
れていることを特徴とする請求項4記載の縦型熱処理装
置。 - 【請求項6】 前記排気口が蓋体の中央部に設けられて
いることを特徴とする請求項4記載の縦型熱処理装置。 - 【請求項7】 処理容器内に下部の開口から多数枚の被
処理体を保持した保持具を収容して開口を蓋体で密閉
し、処理容器の周囲に設けたヒータにより被処理体を加
熱して所定の熱処理を行う縦型熱処理方法において、前
記処理容器を単管構造とし、その頂部に設けたガス導入
口から処理容器内に処理ガスを導入し、該処理ガスを保
持具の下方の中央に導いてから処理容器の下側部に設け
た排気口から排気するようしたことを特徴とする縦型熱
処理方法。 - 【請求項8】 処理容器内に下部の開口から多数枚の被
処理体を保持した保持具を収容して開口を蓋体で密閉
し、処理容器の周囲に設けたヒータにより被処理体を加
熱して所定の熱処理を行う縦型熱処理方法において、前
記処理容器を単管構造とし、その頂部に設けたガス導入
口から処理容器内に処理ガスを導入し、該処理ガスを前
記蓋体に設けた排気口から排気するようにしたことを特
徴とする縦型熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001230314A JP4718054B2 (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 縦型熱処理装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001230314A JP4718054B2 (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | 縦型熱処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003045808A true JP2003045808A (ja) | 2003-02-14 |
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