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JP2003042904A - 眼科測定装置 - Google Patents

眼科測定装置

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Publication number
JP2003042904A
JP2003042904A JP2001235521A JP2001235521A JP2003042904A JP 2003042904 A JP2003042904 A JP 2003042904A JP 2001235521 A JP2001235521 A JP 2001235521A JP 2001235521 A JP2001235521 A JP 2001235521A JP 2003042904 A JP2003042904 A JP 2003042904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
lens
signal
area sensor
image signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001235521A
Other languages
English (en)
Inventor
Masateru Kunii
正輝 國井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOPUKON YAMAGATA KK
Original Assignee
TOPUKON YAMAGATA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOPUKON YAMAGATA KK filed Critical TOPUKON YAMAGATA KK
Priority to JP2001235521A priority Critical patent/JP2003042904A/ja
Publication of JP2003042904A publication Critical patent/JP2003042904A/ja
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  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で被測定レンズ体の屈折度を求めた
り、レンズの種類を判別することのできる眼科測定装置
を提供する。 【解決手段】 被検レンズに測定光束を投影してエリア
センサ22にパターン像を形成させ、エリアセンサ22
から出力されるパターン像の画像信号から被検レンズの
屈折度を測定する眼科測定装置であって、エリアセンサ
22から出力される画像信号の信号値と予め設定した閾
値とを比較して、閾値以下の信号値をゼロにするスライ
スレベル処理回路41と、このスライスレベル処理回路
41によってスライス処理された画像信号を圧縮処理す
るランレングス符号化画像圧縮回路43と、このランレ
ングス符号化画像圧縮回路43によって圧縮された画像
データから被測定レンズ体の屈折度を求める演算処理装
置33とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばレンズや
被検眼の屈折度等の測定や生地レンズの種類の判別を行
う眼科測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばレンズの屈折度を測定する
レンズメータが知られている。このレンズメータは、被
検レンズに向けて平行な測定光束を投影する投影光学系
と、被検レンズを透過した測定光束を受光するエリアセ
ンサと、このエリアセンサと被検レンズとの間に配置さ
れたパターン板とを備え、パターン板には複数の透過孔
が設けられており、この透過孔を透過した光束によって
エリアセンサ上に複数の透過孔の透過像が形成され、こ
れら透過像の位置からレンズの屈折度を求めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
レンズメータにあっては、エリアセンサから出力される
画像信号を画像処理することによって透過像の位置を求
めているが、その画像処理に長時間要するため、短時間
でレンズ(被測定レンズ体)の屈折度を求めることがで
きないという問題があった。また、被検眼(被測定レン
ズ体)の屈折度を測定する眼屈折力測定装置においても
同様であった。
【0004】また、生地レンズに付されている隠しマー
クを読み取って生地レンズ(被測定レンズ体)の種類を
判別する場合も同様な問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、短時間で被測定レンズ体の屈
折度を求めたり、レンズの種類を判別することのできる
眼科測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、被測定レンズ体に測定光束を投
影してエリアセンサにパターン像を形成させ、前記エリ
アセンサから出力される前記パターン像の画像信号から
被測定レンズ体の屈折度を測定する眼科測定装置であっ
て、前記エリアセンサから出力される画像信号の信号値
と予め設定した閾値とを比較して、閾値以下の信号値を
ゼロにするスライス処理手段と、このスライス処理手段
によってスライス処理された画像信号を圧縮処理する圧
縮処理手段と、この圧縮処理手段によって圧縮された画
像データから被測定レンズ体の屈折度を求める演算手段
とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、被測定レンズに測定光
束を投影してエリアセンサにマーク像を形成させ、前記
エリアセンサから出力される前記マーク像の画像信号か
ら被測定レンズの種類を判別する眼科測定装置であっ
て、前記エリアセンサから出力される画像信号の信号値
と予め設定した閾値とを比較して、閾値以下の信号値を
ゼロにするスライス処理手段と、このスライス処理手段
によってスライス処理された画像信号を圧縮処理する圧
縮処理手段と、この圧縮処理手段によって圧縮された画
像データから被測定レンズの種類を判別する演算手段と
を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記スライス処理手段
は、閾値以上の画像信号をその閾値を差し引いた値の画
像信号にすることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、前記圧縮処理手段は、
ランレングス符号化処理であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る眼科測定装
置の1つであるレンズメータの実施の形態を図面に基づ
いて説明する。 [第1実施形態]図1において、10はレンズメータで
あり、このレンズメータ10の本体101の前面上部に
はLCDパネルからなるモニタ102が設けられてい
る。このモニタ102には、後述する受光光学系20の
光軸20aを示す中心点Oと、この中心点Oを中心にし
た複数の同心円52と、後述するレンズ受104に載置
された被検レンズ(被測定レンズ体)Lの光軸を示す十
字線51とが表示されるようになっており、被検レンズ
Lがレンズ受104上を移動させたとき、その十字線5
1もその被検レンズLの移動とともに移動していくよう
になっている。これは、被検レンズLのプリズム量から
被検レンズLの光軸位置を求め、この光軸位置に対応さ
せて十字線51をモニタ102に表示するものである。
【0011】被検レンズLの光軸と受光光学系20の光
軸20aとが一致されると、十字線51の中心点51aと
同心円52の中心点Oとが一致されて表示されるように
なっている。
【0012】また、本体101の前面の中間部には下部
筺体103が設けられており、この下部筺体103の上
面にはレンズ受104が設けられている。レンズ受10
4の上方位置には上部筺体105が本体101に一体的
に設けられている。108は印点アームである。
【0013】本体101の下部には、操作部101Aが
設けられており、この操作部101Aには各種の測定モ
ードを設定するモードスイッチS1〜S3と、各種のデー
タの入力や操作指令の入力を行うキースイッチKとが設
けられている。
【0014】上部筺体105内には、図2に示すように
レンズ受台11に載置された被検レンズLに測定光束を
投影する投影光学系12が設けられており、下部筺体1
03内には被検レンズLを透過した測定光束を受光する
受光光学系20が設けられている。
【0015】投影光学系12は、光源13と、ピンホー
ル14aを有するピンホール板14と、コリメータレン
ズ15等とを有しており、被検レンズLを平行光束で投
影するようになっている。ピンホール板14はコリメー
タレンズ15の前側焦点位置に配置されている。
【0016】受光光学系20は、パターン板21と、C
CDからなるエリアセンサ22等とを有している。パタ
ーン板21は光路から離脱したり光路へ挿入されたりす
るようになっている。
【0017】パターン板21は、図3に示すように、ガ
ラス基板21Aに遮光部21Bと透過部21Cとを設け
たものであり、透過部21Cは、円形に形成された8つ
のパターン部21cから構成されている。
【0018】被検レンズLを透過してきた平行光束は、
パターン板21のパターン部21cを透過してエリアセ
ンサ22に達し、エリアセンサ22上に円形状のパター
ン像が形成される。パターン板21が光路から離脱され
た場合には、被検レンズLの影がエリアセンサ22に投
影される。
【0019】図4は、レンズメータ10の信号処理系の
構成を示したブロック図であり、図3において、エリア
センサ22から出力される画像信号G1を相関2重サン
プリングしてA/D変換するA/D変換器31と、この
A/D変換器31によってA/D変換された画像信号
(デジタル信号)Gdを画像処理する画像処理装置(画
像処理手段)40と、この画像処理装置40によって画
像処理された画像データに基づいて被検レンズLの屈折
度等を演算処理するCPU等からなる演算処理装置33
と、この演算処理装置33の演算結果等を記憶するRA
M34と、被検レンズLの屈折度等を演算するプログラ
ム等を記憶したROM35と、モニタ102の表示制御
を行うLCDコントローラ37等とを備えている。
【0020】画像処理装置40は、画像信号Gdの信号
値と所定の閾値とを比較してその信号値が閾値以下の場
合その信号値をゼロにするとともに、その信号値が閾値
より大きい場合その信号値のまま出力するスライスレベ
ル処理回路(スライス処理手段)41と、このスライス
レベル処理回路41によって処理された画像処理信号を
ランレングス符号化処理(圧縮処理)を行うするランレ
ングス符号化画像圧縮回路(圧縮処理手段)43と、こ
のランレングス符号化画像圧縮回路43によって圧縮処
理された圧縮画像データDを記憶するメモリ42,44
と、メモリインターフェース回路45と、エリアセンサ
22の駆動やメモリインターフェース回路45を駆動さ
せる駆動パルスを出力する駆動パルス発生回路46等と
を備えている。 [動 作]次に、上記のレンズメータの動作について説
明する。
【0021】被検レンズLの光学特性を測定する場合に
は、測定モードを設定してパターン板21を光路に挿入
させる。
【0022】そして、投影光学系12の光源13を点灯
させる。光源13が点灯されると、光源13から射出さ
れた測定光束は、ピンホール板14のピンホール14a
を介してコリメータレンズ15に達し、この測定光束は
コリメータレンズ15によって平行光束となって被検レ
ンズLを照明する。この被検レンズLを照明した測定光
束は、レンズ受104に載置された被検レンズLを透過
してパターン板21のパターン部21Cを透過してエリ
アセンサ22に達し、エリアセンサ22上にパターン板
21のパターン部21Cのパターン像が形成される。
【0023】そして、エリアセンサ22は受光したパタ
ーン像に基づいて画像信号G1を出力し、A/D変換器
31がその画像信号G1を相関2重サンプリングしてA
/D変換する。このA/D変換された画像信号Gdは、
画像処理装置40のスライスレベル処理回路41によっ
て、所定の閾値とを比較されその信号値が閾値以下のと
きその信号値がゼロにされ、その信号値が閾値より大き
いときその信号値のまま出力される。
【0024】いま、図4に示すようにエリアセンサ22
上にパターン像21Sが形成され、エリアセンサ22か
らラインL1上の画像信号GLが出力された場合の一例に
ついて説明する。なお、図4に示す画像信号GLの斜線
部分がパターン像21Sに対応する。
【0025】エリアセンサ22のラインL1上のA部分
の画像信号GLaがA/D変換されて例えば図4に示す画
像信号Gdaになる。ここで、図4に示す画像信号Gdaの
各升目がA部分の各画素に対応し、各升目内に示した数
値がその画素の輝度レベル(信号値)を示すものとす
る。
【0026】A/D変換された画像信号Gdaは、画像処
理装置40のスライスレベル処理回路41によって、例
えば閾値70と比較され、閾値70以下の画像信号Gda
の信号値(輝度値)がゼロにされて出力され、閾値70
より大きい画像信号Gdaの信号値はそのまま出力され
る。すなわち、閾値70以下の各画素の信号値がゼロに
されて、図4に示す画像信号Geaとして出力される。
【0027】この画像信号Geaはランレングス符号化画
像圧縮回路43によって圧縮処理される。この圧縮処理
は、連続する同じ信号値のデータの個数と信号値とをペ
アに置き換えていくものであり、例えば、画像信号Gea
の信号値がゼロとなっている個数とゼロとをペアに符号
化し、これをメモリ42に記憶させていくものである。
【0028】ここでは、画像信号Geaの左から数えて信
号値がゼロとなっているデータの個数が7個あるので7
と0、8番目の信号値が100となっており、その10
0のデータの個数が1個であるので1と100、同様に
して4と200、1と100、1と80、5と0に符号
化してそれぞれメモリ42に記憶させていく。このよう
に、符号化していくことによりメモリ42に記憶される
画像データGfaの量が圧縮され、メモリ42に記憶され
るデータ量は少ないものとなる。このメモリ42には、
一画面分の圧縮処理された画像データが記憶される。
【0029】同様にして、次画面の圧縮処理された画像
データがメモリ44に記憶されていく。
【0030】演算処理装置33は、次画面の圧縮処理さ
れた画像データがメモリ44に記憶されている期間、メ
モリ42に記憶された画像データGfaを解凍せずにその
ままの画像データGfaを用いて、被検レンズLの球面度
数S,円柱度C,軸角度A等を演算して求め、この求めた
被検レンズLの球面度数S,円柱度C,軸角度A等をRA
M34に記憶させる。RAM34に記憶された球面度数
S,円柱度C,軸角度A等がモニタ102に表示される。
【0031】次に、演算処理装置33は、メモリ44に
記憶された圧縮された画像データを解凍せずにそのまま
の画像データを用いて、被検レンズLの球面度数S,円
柱度C,軸角度A等を演算して求め、前回求めた被検レ
ンズLの球面度数S,円柱度C,軸角度A等を更新してい
く。
【0032】他方、演算処理装置33がメモリ44に記
憶された圧縮された画像データに基づいて画像解析を行
っている間、メモリ42には圧縮処理された新たな画像
データが取り込まれていく。すなわち、メモリインター
フェース回路45は、メモリ42とランレングス符号化
画像圧縮回路43とを接続し、演算処理装置33とメモ
リ44とを接続し、次に、メモリ44とランレングス符
号化画像圧縮回路43とを接続し、演算処理装置33と
メモリ42とを接続する。これら接続を交互に行って、
圧縮処理された画像データの取り込みと、圧縮処理され
た画像データに基づいた画像解析の処理とを並列処理し
ていくいくものであり、この並列処理により、画像デー
タのメモリ42,44への転送時間をゼロにすることが
できる。
【0033】ところで、演算処理装置33は、メモリ4
2,44に記憶された画像データGfaを解凍せずにその
ままの画像データGfaに基づき、被検レンズLの球面度
数S,円柱度C,軸角度A等を演算処理して求めるので、
画像データGfaが圧縮処理されていることにより、エリ
アセンサ22の各画素毎に対応したメモリ42の各番地
から各データを読み取って演算処理する必要がなく、こ
のため、その演算処理時間を短くすることができる。換
言すれば、画像データGfaのデータ量が少ないことによ
り短時間で被検レンズLの球面度数S,円柱度C,軸角度
A等を求めることができる。すなわち、リアルタイムで
被検レンズLの屈折度数を求めることができることにな
る。
【0034】このため、モニタ102に表示される被検
レンズLの光軸を示す十字線51もレンズ受104に載
置した被検レンズLの移動に対応させてスムーズに移動
させることができる。このため、モニタ102を見なが
らレンズ受104上の被検レンズLを移動させて被検レ
ンズLの光軸Laを投影光学系12(受光光学系20)
の光軸12a(20a)に一致させる際、その被検レンズ
Lの移動操作の操作性を格段に向上させることできる。
【0035】この操作性向上により、エリアセンサ22
を取り付ける際の位置出し工程や補正値入力工程の作業
時間を短縮することができる。
【0036】また、レンズメータ10で累進レンズ,バ
イフォーカルレンズ,単性レンズの判定を行う場合、そ
の判定を短時間で行うことができる。
【0037】ところで、演算処理装置33は、画像解析
を行う前にメモリ42,44に記憶された圧縮された画
像データから最大となる輝度値を抽出し、この最大の輝
度値が所定の大きさの範囲内に入るようにエリアセンサ
22の蓄積時間を制御していき、その最大の輝度値が所
定の範囲内に入ったら上記の画像解析を行っていくもの
である。
【0038】上記実施形態では、エリアセンサ22上に
形成されるパターン像21Sが円形であるが、どのよう
な形状であっても画像圧縮することができ、短時間で被
検レンズLの屈折度を求めることができる。
【0039】次に、生地レンズ(被測定レンズ体)KL
に付されている隠しマークを読み取る場合について説明
する。
【0040】先ず、パターン板21を図2に示す鎖線位
置に示す位置へ移動させて受光光学系20の光路から外
す。パターン板21の移動は、例えば、隠しマークを読
み取りモードに設定すると、ソレノイドなどによって自
動的に移動するように構成してもよく、手動で移動させ
るようにしてもよい。
【0041】パターン板21が図6に示すように受光光
学系20の光路から外れると、コリメータレンズ15に
よって平行光束となった測定光束は、レンズ受104に
載置された生地レンズKLを透過して直接エリアセンサ
22に達し、エリアセンサ22上に生地レンズKLの影
が投影され、モニタ102にその影の像が表示される。
そして、メガネRをレンズ受け104に対して移動させ
ていき、エリアセンサ27上に生地レンズKLの隠しマ
ークの影が投影されると、図7に示すように、隠しマー
クの影の像がモニタ102に表示される。
【0042】モニタ102に隠しマークの影の像が表示
されたら、例えばスタートキーを操作する。すると、エ
リアセンサ22から出力される画像信号をA/D変換器
31がA/D変換し、このA/D変換された画像信号が
画像処理装置40によって画像処理されていく。
【0043】この画像処理は、上記と同様にして、A/
D変換された画像信号は、スライスレベル処理回路41
によって閾値70と比較され、閾値70以下の画像信号
の信号値がゼロにされ、画像信号Geaと同様な画像信号
にされてメモリ42に記憶される。そして、メモリ42
に記憶された画像信号はランレングス符号化画像圧縮回
路43によって圧縮処理され、この圧縮処理された画像
データはメモリ44に記憶されていく。
【0044】演算処理装置33は、メモリ44に記憶さ
れた画像データに基づいて、隠しマークを読みとり、こ
の読み取った隠しマークから生地レンズKLの種類を判
別してモニタ102に表示させる。
【0045】このように、演算処理装置33は、メモリ
44に記憶された画像データに基づいて隠しマークを読
み取るが、そのメモリ44に記憶されている画像データ
が圧縮されていることにより、隠しマークの読み取り処
理の時間を短くすることができ、生地レンズKLの判別
を短時間で行うことができる。すなわち、画像の特徴点
を短時間で抽出することができるので、OCR処理にも
有効である。
【0046】上記実施形態は、画像処理装置40をレン
ズメータに適用した場合について説明したが、眼底にリ
ング像(パターン像)を投影し、このリング像を受光光
学系のエリアセンサに結像させて、そのリング像から被
検眼(被測定レンズ体)の屈折度を求める眼屈折力測定
装置に適用してもよい。この場合も、短時間で被検眼の
屈折度を求めることができることになる。 [第2実施形態]図8は、圧縮処理の第2実施形態を示
したものである。この第2実施形態では、スライスレベ
ル処理回路41によって、閾値70以下の画像信号Gda
の信号値(輝度値)をゼロにする他、閾値70より以上
の画像信号の信号値をスライスして出力するものであ
る。
【0047】すなわち、画像信号Gdaの信号値が100
の場合には信号値を30に、画像信号Gdaの信号値が2
00の場合には信号値を130に、画像信号Gdaの信号
値が80の場合には信号値を10にするものである。こ
のようにスライスした画像信号Gea′を第1実施形態と
同様に圧縮処理するものである。
【0048】この第2実施形態によれば、画像信号Gda
から画像信号Gea′に変換した際に、画像信号Gea′の
変動を最小限に抑えることができる。例えば、信号値7
0にノイズ成分が加わって信号値が71になると、スラ
イスレベルを引かない場合には71になってしまう。こ
れは、信号値が70のときにはゼロであったものが僅か
なノイズ成分が加わったことによって信号値が71とし
て処理されてしまい、処理データが大きく変動すること
になる。
【0049】しかし、スライスレベルを差し引くことに
より、信号値70が僅かなノイズ成分が加わって信号値
71に変動しても、信号値を1として処理することにな
るので処理データの変動を最小限に抑えることができる
ことになる。
【0050】また、第1,第2実施形態とも、圧縮処理
する前に画像信号をスライス処理しているので、ランレ
ングス法による圧縮処理によってデータが膨張してしま
うことを未然に防止することができる。これは、同じ信
号値が連続してしない画像信号をスライスせずにそのま
まランレングス法によって圧縮処理すると、データがか
えって膨張してしまう。スライスレベル以下をゼロにす
ることによってこの膨張を防止することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、短時間で被測定レンズ体の屈折度を求めることがで
き、また、被測定レンズ体の種類を短時間で判別するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレンズメータの概略の外観を示した
斜視図である。
【図2】図1のレンズメータの光学系を示した概略光学
配置図である。
【図3】パターン板を示した平面図である。
【図4】レンズメータの信号処理系の構成を示したブロ
ック図である。
【図5】画像信号の圧縮処理を示した説明図である。
【図6】パターン板を光路から外した状態を示した説明
図である。
【図7】隠しマークがモニタに表示された状態を示した
説明図である。
【図8】信号処理の第2実施形態を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
22 エリアセンサ 33 演算処理装置(演算手段) 41 スライス処理レベル回路(スライス処理手
段) 43 ランレングス符号化画像圧縮回路(圧縮処
理手段) L 被検レンズ(被測定レンズ体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定レンズ体に測定光束を投影してエリ
    アセンサにパターン像を形成させ、前記エリアセンサか
    ら出力される前記パターン像の画像信号から被測定レン
    ズ体の屈折度を測定する眼科測定装置であって、 前記エリアセンサから出力される画像信号の信号値と予
    め設定した閾値とを比較して、閾値以下の信号値をゼロ
    にするスライス処理手段と、 このスライス処理手段によってスライス処理された画像
    信号を圧縮処理する圧縮処理手段と、 この圧縮処理手段によって圧縮された画像データから被
    測定レンズ体の屈折度を求める演算手段とを備えたこと
    を特徴とする眼科測定装置。
  2. 【請求項2】被測定レンズに測定光束を投影してエリア
    センサにマーク像を形成させ、前記エリアセンサから出
    力される前記マーク像の画像信号から被測定レンズの種
    類を判別する眼科測定装置であって、 前記エリアセンサから出力される画像信号の信号値と予
    め設定した閾値とを比較して、閾値以下の信号値をゼロ
    にするスライス処理手段と、 このスライス処理手段によってスライス処理された画像
    信号を圧縮処理する圧縮処理手段と、 この圧縮処理手段によって圧縮された画像データから被
    測定レンズの種類を判別する演算手段とを備えたことを
    特徴とする眼科測定装置。
  3. 【請求項3】前記スライス処理手段は、閾値以上の画像
    信号をその閾値を差し引いた値の画像信号にすることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の眼科測定装
    置。
  4. 【請求項4】前記圧縮処理手段は、ランレングス符号化
    処理であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれか1つに記載の眼科測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084405A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Topukon Yamagata:Kk レンズメータ
JP2018163107A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 株式会社トプコン レンズメータ
JP2022061467A (ja) * 2020-10-06 2022-04-18 國立臺灣科技大學 マルチチャネルの生理学的信号のデータ圧縮のためのブレインコンピューターのインターフェイス装置

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