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JP2002527540A - レドックス重合法 - Google Patents

レドックス重合法

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Publication number
JP2002527540A
JP2002527540A JP2000575905A JP2000575905A JP2002527540A JP 2002527540 A JP2002527540 A JP 2002527540A JP 2000575905 A JP2000575905 A JP 2000575905A JP 2000575905 A JP2000575905 A JP 2000575905A JP 2002527540 A JP2002527540 A JP 2002527540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
butylperoxy
methacrylate
bis
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000575905A
Other languages
English (en)
Inventor
スウィーテン,アンドレアス,ペトルス ファン
ワーンダース,ペトルス,パウルス
マルタ,アンネマリーケ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akzo Nobel NV
Original Assignee
Akzo Nobel NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akzo Nobel NV filed Critical Akzo Nobel NV
Publication of JP2002527540A publication Critical patent/JP2002527540A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/12Polymerisation in non-solvents
    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/22Emulsion polymerisation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 重合開始剤、還元剤および重合可能な物質を互いに反応させる工程を含み、ただし、重合開始剤はヒドロパーオキサイドではないところの乳化重合法において、重合開始剤および還元剤を互いに反応させて開始剤の遊離ラジカル部分を用意し、その後、この遊離ラジカル部分が、重合可能な物質の重合を開始し、ここで、この工程は初期の低い出発温度で行われ、その後、温度を上昇させて最終の所定の重合温度まで温度プロファイルに従うことを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乳化重合法、該方法によって得られ得るポリマー、およびその使用方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば乳化重合技術による、水性樹脂の製造は、無機過硫酸塩を用いて熱的に行
われる。熱重合に伴う問題はプロセス時間であり、それは、所望の反応器出力よ
り小さい出力をもたらす。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、プロセス時間を改善することを目的とする、別の重合法を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の局面は、請求項1に記載の方法を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に係る重合法は、熱分解による代わりにレドックス反応によって遊離ラジ
カル開始剤部分を提供するので、重合は、いわゆる「低温開始」によって行うこ
とができ、それは、プロセス時間の短縮および単位時間当たりの反応器出力の増
加を伴う。
【0006】 レドックス重合は、t−ブチルヒドロパーオキサイド「Trigonox A−W70」
に関して公知である。しかし、発明者らは、他の有機パーオキサイドを使用する
レドックス重合が予期しないほどに良好な結果を提供することを示した。
【0007】 本発明者らは、比較的低い初期温度で重合を開始することができることを示した
。これは、熱重合に必要な比較的長い「昇温」時間故に、重合時間が、本発明の
方法を使用することにより短縮され得ることを意味する。
【0008】 本発明者らはさらに、本発明に係る方法により、ポリマーが非常に低い残留モノ
マー量を伴って得られ得ること、一方、熱重合に関しては、使用される開始剤の
量が減少され得ることを示した。
【0009】 良好な結果は、請求項2〜6に定義された条件下で達成された。 重合開始剤は、最も好ましくは、請求項7または8に定義されたような、実質的
に非水溶性の開始剤である。というのは、これらの非水溶性開始剤は、重合にお
いて、予期せぬほどに高い効率を生じるからである。
【0010】 このより高い効率は、より短い重合時間および、改善された特性を有するポリマ
ー樹脂を与える。有機パーオキサイドのより高い効率は、残留モノマーの低いレ
ベルおよび生成したポリマーの低い分子量(Mw/Mn)によって表される。
【0011】 さらに、有機パーオキサイド/レドックス系によって開始された樹脂の伝導率は
、過硫酸塩によって開始された対応する樹脂よりも低い。
【0012】 レドックス系の還元剤は、次の群から選択される。すなわち、ナトリウムホルム
アルデヒドスルホキシレート(SFS)、重亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸
(ビタミンC)、アルデヒド、例えばグルタルアルデヒド、メタ重亜硫酸ナトリ
ウム、ジチオン酸ナトリウムおよび糖類であり、最も好ましくは、還元剤は、ナ
トリウムホルムアルデヒドスルホキシドである。
【0013】 重合可能な物質は好ましくは、次の群から選択される。すなわち、アクリロニト
リル、アクリル酸、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、ジメチ
ルアミノアクリレート、メタクリル酸、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート、ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、2−エチルヘキシ
ルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、ステアリン酸メタクリレート、ジ
メチルアミノメタクリレート、アリルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、アクリルアミド、メタク
リルアミド、グリシジルアクリレート、ベルサチン酸(versatic acid)のビニ
ルエステル、スチレン、p−メチルスチレン、ビニルアセテート、α−メチルス
チレンであり、最も好ましくは、重合可能な物質は、ビニルアセテートおよび/
またはベルサチン酸のビニルエステルである。
【0014】 さらに好ましいプロセス条件は、請求項11〜15に詳述されている。
【0015】 重合は、例えば陰イオン性および非イオン性界面活性剤の混合物、例えばWitcon
ate(ナトリウムα−オレフィンスルホネート)およびSyntopon(エトキシル化
ノニルフェノール)中での通常の乳化において行われる。しかし、他の乳化剤ま
たは混合物も可能である。
【0016】 乳化剤溶液は好ましくは、非イオン性および陰イオン性乳化剤の混合物であり、
最も好ましくは、本質的に下記から成る群から選択される。 長鎖脂肪酸カルボキシレート(イオン性)、 アルキルベンゼンスルホネート(イオン性)、 アルキルスルフェート(イオン性)、 ジアルキルスルホスクシネート(イオン性)、 エトキシル化アルコール(非イオン性)、 エトキシル化アルキルフェノール(非イオン性)、 エトキシル化アミンまたはアミド(非イオン性)
【0017】 本発明の第二の局面は、本方法に従って得られ得るポリマーを提供する。
【0018】
【実施例】
次に、本発明を、下記実施例によってさらに説明する。実施例1〜6は比較例で
あり、実施例7〜12は、レドックス系を使用する本発明に係る実施例である。
実施例3、4、6、8〜12は、初期温度から最終温度へ上昇する温度プロファ
イルに供した。すなわち、いわゆる「低温開始」に供した。実施例7は、一定温
度で行われた。
【0019】製造の手順 全ての実施例における重合を、窒素下で、攪拌機を有する0.25リットルのガ
ラス製反応器中で行った。最初に、反応性成分の10%を重合温度で添加するこ
とにより核を製造した。
【0020】 核の製造を以下のように行った。すなわち、反応器に、酸素を含まない脱イオン
水を用いて製造された、緩衝剤(NaAc/HAc)で処理された乳化剤溶液(
Witconate/Syntopon)を満たした。重合温度で、石鹸(WitconateおよびSyntop
on)を含むプレエマルジョン(pre-emulsion)の10%、モノマー、ならびに本
発明に係るレドックス系の場合には還元剤および触媒をも添加した。さらに、開
始剤の溶液またはプレエマルジョンを添加して、開始剤の正確な投入の管理を達
成した。
【0021】 30分の重合時間の後、残りのモノマー、プレエマルジョンおよび開始剤溶液を
2.5時間で投入した。実施例3、4、6、8〜12では、温度を、温度プロフ
ァイルに従って、同じ時間で最終温度に上昇させた。最終温度を1時間保持した
【0022】 使用された、緩衝剤で処理された石鹸溶液の組成は以下の通りであった。 NaAC.3水和物 0.25g(酢酸ナトリウム) HAc 0.11g(酢酸) H2O 30.3g Witconate 0.38g(石鹸) Syntopon 0.38g(石鹸)
【0023】実施例1 熱系 重合中、温度を70℃で保持した。使用したプレエマルジョンの組成は、以下
の通りであった。 Witconate 1.28g Syntopon 1.28g H2O 34.43g Vac(酢酸ビニル) 52.5g(モノマー) VEOVA(ベルサチン酸のビニルエステル) 22.5g(モノマー)
【0024】 開始剤溶液を、25gのH2O中の4.18ミリモルのアンモニウム/ナトリウ
ムまたはカリウム過硫酸塩で構成した。重合前に反応器の中身を70℃に昇温す
るのに要する時間を含む総プロセス時間は5.5時間に達した。
【0025】実施例2、5、7 温度を、各々、70℃(実施例2、5)および20℃(実施例7)で保持した。
使用したプレエマルジョンの組成は次の通りであった。 Witconate 1.28g Syntopon 1.28g H2O 34.43g 過酸化物 実施例で言及されるように 1.04〜4.18ミリモル Vac(酢酸ビニル) 52.5g(モノマー) VEOVA(ベルサチン酸の 22.5g(モノマー) ビニルエステル)
【0026】 還元剤SFS(ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシド:0.65g)および
触媒(FeSO4:16.7mg)を25gのH2Oに溶解した。総プロセス時間
は4時間であった。
【0027】実施例3、4、6、8〜12 核を製造するために、重合温度を、最初の30分間、20℃で保持した。次いで
、温度プロファイルに従って、温度を20℃/時間だけ上昇させて70℃にした
。 なお、重合の開始のために、または重合の開始および完了のために、他の出発温
度および温度プログラムを使用することができる。 全ての実施例において、残留モノマーは、ガスクロマトグラフィー(GC)によ
って決定された。製造したポリマーの分子量は、較正のためのポリスチレンを使
用して、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により決定された
。転化率/固形含量は、標準的な手順によって決定された。粘度は、ブルックフ
ィールドデジタル粘度計を使用して決定された。 結果を表1に示す。
【0028】実施例13〜24 製造の手順 全ての実施例における重合を、窒素下で、攪拌機を有する0.25リットルのガ
ラス製反応器中で行った。最初に、反応性成分の10%を重合温度で添加するこ
とにより、核を製造した。 核の製造を以下のように行った。すなわち、反応器に、酸素を含まない脱イオン
水を用いて製造された乳化剤溶液(水中のラウリル硫酸ナトリウム)を満たした
。出発重合温度で、石鹸を含むプレエマルジョンの10%、モノマー、およびレ
ドックス系の場合には還元剤および触媒をも添加した。さらに、開始剤の溶液ま
たはプレエマルジョンを添加して、開始剤の正確な投入の管理を達成した。
【0029】 30分の重合時間の後、残りのモノマー、プレエマルジョンおよび開始剤溶液を
2.5時間で投入した。温度を、温度プロファイルに従って、同じ時間で最終温
度に上昇させた。最終温度を1時間保持した。 石鹸溶液の組成は以下の通りであった。 0.10gのラウリル硫酸ナトリウム(乳化剤) 25.0mlの脱イオン水 プレエマルジョン: 1.60gのラウリル硫酸ナトリウム 30mlの脱イオン水 70gのモノマー混合物(ブチルアクリレート/スチレン/メタクリル酸=6/
4/0.1)(水溶性でないならば、開始剤(1.04meq)を含む) 還元剤SFS(ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート0.16g)およ
び触媒(FeSO42.8mg)を10mlの水に溶解した。 酸化剤:還元剤:Feのモル比=1:1:0.01 結果を表2および3に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】結果 参照として、70℃で過硫酸カリウムを用いるビニルアセテートおよびVeo
Vaの乳化共重合を使用した(熱的条件)。 その結果、レドックス条件下での非水溶性有機パーオキサイド(パーオキシエス
テル)に関して低い残留モノマー量であることが分かる。Trigonox Cなどの非水
溶性パーオキシエステルの効率は、水溶性過硫酸塩およびヒドロパーオキサイド
よりもはるかに高かったので、添加量を、使用された開始剤の最初のミリ当量の
20〜40%に低下させることができた。開始剤および還元剤の比較的低い量故
に、pHのための比較的高い値および伝導率のための比較的低い値が得られた。
製造されたポリマーは、VeoVa/VAcの参照コポリマーのものと比較でき
る分子量(Mw/Mn)を有した。 Trigonox 21などのパーオキシエステルは、室温でモノマーの高い転化を与えた
。 本発明は、上記説明に限定されるものではなく、むしろ、要求される権利は以下
の特許請求の範囲によって決定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZA,ZW (72)発明者 マルタ,アンネマリーケ オランダ国, 6605 エックスエス ウィ チェン, デ メレン 1729 Fターム(参考) 4J011 AA03 AA05 AA08 AB02 DA01 DB12 KA02 KA04 KA10 KA11 KA12 KB02 KB05 KB08 KB21 KB22 KB29 4J015 CA06 CA07 CA08 CA09 CA14 CA15 4J038 CC021 CF021 CG031 CG131 CG141 CG161 CG171 CH031 CH041 CH121 CH171 CH201 JA66 KA03 LA02 MA08 MA10 4J040 DB031 DB071 DB081 DE021 DF011 DF021 DF031 DF081 DF091 JA03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合開始剤、還元剤および重合可能な物質を互いに反応させる工
    程を含み、ただし、重合開始剤はヒドロパーオキサイドではないところの乳化重
    合法において、重合開始剤および還元剤を互いに反応させて開始剤の遊離ラジカ
    ル部分を用意し、その後、この遊離ラジカル部分が、重合可能な物質の重合を開
    始し、ここで、この工程は初期の低い出発温度で行われ、その後、温度を上昇さ
    せて最終の所定の重合温度まで温度プロファイルに従うことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 70℃までの初期温度で行われる、例えば50℃までの、好まし
    くは35℃までの初期温度で行われる、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 +10℃〜35℃の範囲、好ましくは15℃〜25℃の範囲にあ
    る初期温度で行われる、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 初期温度が、所定の時間、例えば2時間まで、好ましくは1時間
    まで、最も好ましくは30分までの間、保持される、請求項1〜3のいずれか1
    項記載の方法。
  5. 【請求項5】 初期温度保持期間に続いて、温度を上昇させて最終の重合温度ま
    で、好ましくは高々90℃の最終重合温度まで、温度プロファイルに従い、かつ
    最終重合温度が好ましくは50〜80℃の範囲にあり、最も好ましくは70℃以
    下である、請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 初期温度を所定の時間当たり徐々に増加させる、好ましくは1時
    間当たり約20℃だけ上昇させる、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 開始剤が、ジイソブタノイルパーオキサイド、クミルパーオキシ
    ネオデカノエート、2,4,4−トリメチルペンチル−2−パーオキシネオデカ
    ノエート、t−アミルパーオキシネオデカノエート、ビス(4−t−ブチルシク
    ロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ビス( −エチルヘキシル)パーオキ
    シジカーボネート、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、ジブチルパーオキ
    シジカーボネート、ジセチルパーオキシジカーボネート、ジミリスチルパーオキ
    シジカーボネート、t−アミルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシピ
    バレート、ビス(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキサイド、ジラ
    ウロイルパーオキサイド、ジデカノイルパーオキサイド、2,5”−ビス(2−
    エチルヘキサノイルパーオキシ)−2,5−ジメチルヘキサン、t−アミルパー
    オキシ−2−エチルヘキサノエート、ジベンゾイルパーオキサイド、t−ブチル
    パーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシジエチルアセテ
    ート、1,4−ビス(t−ブチルパーオキシカーボ)シクロヘキサン、t−ブチ
    ルパーオキシイソブタノエート、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,
    3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シ
    クロヘキサン、t−ブチルパーオキシ−3,5−トリメチルヘキサノエート、2
    ,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、t−ブチルパーオキシイソプロピ
    ルカーボネート、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキシルカーボネート、t−
    ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ア
    ミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ビス(t−ブチルパーオキシイ
    ソプロピル)ベンゼン、2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)−2,5−ジメ
    チルヘキサン、t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5−ビス(t−ブチルパ
    ーオキシ)−2,5−ジメチル−3−ヘキシンおよびジ−t−ブチルパーオキサ
    イドから本質的に成る群から選択される、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 開始剤が実質的に非水溶性であり、かつ 脂肪族および芳香族パーオキシエステル、好ましくはt−ブチルパーオキシ−2
    −エチルヘキサノエート(Trigonox 21)、t−アミルパーオキシ−2−エチル
    ヘキサノエート、t−ブチルパーオキシベンゾエート(Trigonox C)、t−アミ
    ルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパー
    オキシ−3,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソブタノ
    エート、t−ブチルパーオキシジエチルアセテート、t−ブチルパーオキシピバ
    レート; パーオキシカーボネート、好ましくはt−ブチルパーオキシイソプロピルカーボ
    ネート(Trigonox BPIC)、およびt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシル
    カーボネート(Trigonox 117) から本質的に成る群から選択される、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 還元剤が、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート(SF
    S)、重亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸(ビタミンC)、アルデヒド、例え
    ばグルタルアルデヒド、メタ重亜硫酸ナトリウム、ジチオン酸ナトリウムおよび
    糖類から本質的に成る群から選択される、請求項1〜8のいずれか1項記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 重合可能な物質が、アクリロニトリル、アクリル酸、メチルア
    クリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルア
    クリレート、メトキシエチルアクリレート、ジメチルアミノアクリレート、メタ
    クリル酸、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレー
    ト、イソブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ラウリル
    メタクリレート、ステアリン酸メタクリレート、ジメチルアミノメタクリレート
    、アリルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ
    プロピルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
    プロピルメタクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、グリシジルアク
    リレート、ベルサチン酸のビニルエステル、スチレン、p−メチルスチレン、ビ
    ニルアセテート、α−メチルスチレンから本質的に成る群から選択される、請求
    項1〜9のいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 触媒の存在下で行われ、該触媒が好ましくは、遷移金属から誘
    導される水溶性の塩であり、最も好ましくはFe2+、Co3+,Cu+およびCe3 + から本質的に成る群から選択される、請求項1〜10のいずれか1項記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 開始剤および還元剤が10:1〜1:5、好ましくは4:1〜
    1:2の比で供給される、請求項1〜11のいずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 触媒:酸化剤の比が約0〜0.1(モルに基づく)である、請
    求項1〜12のいずれか1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項記載の方法に従って得られるポ
    リマー。
  15. 【請求項15】 下記特徴: 約5より低い伝導率、 低い残留モノマー量、 約220nm未満、好ましくは200nm未満の粒径 の1以上を有する、請求項14記載のポリマー。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載のポリマーをコーティングおよ
    び/または接着剤において使用する方法。
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EP98203407.6 1998-10-12
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