[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2002522787A - 特に雨計測のための、運動粒子の大きさを計測する装置 - Google Patents

特に雨計測のための、運動粒子の大きさを計測する装置

Info

Publication number
JP2002522787A
JP2002522787A JP2000565381A JP2000565381A JP2002522787A JP 2002522787 A JP2002522787 A JP 2002522787A JP 2000565381 A JP2000565381 A JP 2000565381A JP 2000565381 A JP2000565381 A JP 2000565381A JP 2002522787 A JP2002522787 A JP 2002522787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring
light
receiving
raindrops
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000565381A
Other languages
English (en)
Inventor
ジャン‐イブ、デラエイ
ジャック、ラベルニァ
ジャン‐ポール、ラウル、バンソン
テオドール、ダンギ
Original Assignee
サントル、ナショナール、ド、ラ、ルシェルシュ、シアンティフィク、(セーエヌエルエス)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サントル、ナショナール、ド、ラ、ルシェルシュ、シアンティフィク、(セーエヌエルエス) filed Critical サントル、ナショナール、ド、ラ、ルシェルシュ、シアンティフィク、(セーエヌエルエス)
Publication of JP2002522787A publication Critical patent/JP2002522787A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/02Investigating particle size or size distribution
    • G01N15/0205Investigating particle size or size distribution by optical means

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、計測空間(110)を通過する個別の雨滴(G)の直径を計測するための雨計測装置であって、光学的発信手段(100)と、少なくとも1つの発信手段から出る光の少なくとも一部を当該光が前記計測空間を通過した後に受容する少なくとも1つのセンサを備えた受容手段と、前記センサ(120)の出力時に信号を受容すると共に雨滴の個別の直径を測定する処理手段(20、30)と、を備える雨計測装置に関する。本発明は、受容手段が前記発信手段から出る光の部分を受容する少なくとも2つのセンサ(124a、124b)を有し、当該部分は粒子の全体の運動方向に沿って重ねられ、処理手段(20、30)は前記センサの出力時の信号に相関処理を実施する、ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、全体に、雨の特性、例えば所定の場所に落ちる雨滴の大きさや速度
の分布及び前記雨滴の到着の回数の分布、の実験的測定による雨量計測のための
装置に関している。
【0002】 雨量計測装置は、既に知られている。そこでは、計測が、例えば空輸のための
気象状況の実時間の形成(modeling)または雨により引起こされる遠距離通信特
にはマイクロ周波数波に対する混乱の予測などの応用のために利用される。
【0003】 これらの装置は、種々の物理的な原理を実現している。主要なものは、 ・容器内の雨滴の収集 ・レーダ検出 ・膜上の雨滴の衝撃に対応する超音波パルスの検出 ・光ビームを通る滴の通過の光学的検出 (滴を収集する)伝統的な雨量計も、レーダ検出雨量計も、検出される滴の大
きさや通過の瞬間についての個別の測定を得ることを可能にしない。
【0004】 他の技術が関連する限りにおいて、それらは各雨滴の個別の情報にアクセスす
ることを可能にするが、それらは小滴の大きさを計測すること(特に0.5mm
より小さい滴径を計測すること)を可能にしない。
【0005】 この限定は、以下に関して不利である。
【0006】 ・降雨の一般的な評価に関して。なぜなら、0.5mmより小さい径を有する
滴は、大多数の降雨スペクトルの無視できない比率を構成するからである。
【0007】 ・さらに、遠距離通信に対する雨の影響を決定することに関して。小径の滴は
この領域でかなりの影響を有する。
【0008】 本発明の目的は、0.5mmより小さい滴の径について、運動する雨滴のスペ
クトル及びそれらの到着の回数の分布を取得することが可能な装置を製造するこ
とを可能にすることである。
【0009】 本発明は、計測空間を通過する雨滴の個別の直径を計測するための雨量計測装
置であって、光学的放射手段と、前記放射手段から出る光の少なくとも一部を当
該光が前記計測空間を通過した後に受容する少なくとも1つのセンサを備えた受
容手段と、前記センサの出力時に信号を受容すると共に雨滴の個別の直径を測定
する処理手段と、を備え、受容手段が前記放射手段から出る光の部分を受容する
少なくとも2つのセンサを有し、当該部分は粒子の運動の全体の方向に沿って重
ねられ、処理手段は前記センサの出力時の信号に相関処理を実施する、ことを特
徴とする雨量計測装置を提供する。
【0010】 以下の文章で与えられる、本発明の典型的な実施の形態の記述を通して理解さ
れるように、このような装置は、運動する小径(0.1mm以下に至る)の雨滴
を検出することを可能にする。
【0011】 更には、これら粒子の速度及びそれらの運動の方向を測定することを可能にす
る。
【0012】 好適であるが限定するもので無い本発明による装置の特徴は、以下の通りであ
る。
【0013】 −放射手段は、発光ダイオードと、前記ダイオードにより発光される光を平行
ビームに直線化するための光学手段と、を備える。
【0014】 −受容手段は、粒子の運動の全体の方向に沿って重ねられると共に計測空間を
通過した光を2つのセンサの一方及び他方にそれぞれ送られる2つの部分に分離
する少なくとも2つのスリットを備える。
【0015】 −受容手段は、スリットの下流において、センサ上に受容される光を集めるた
めの光学手段を備える。
【0016】 −それは、受容手段の光学手段を加熱するための手段を備える。
【0017】 −それは、装置を取り囲む周囲の光の放射からセンサを保護するための手段を
備える。
【0018】 −処理手段は、雨滴の速度を測定するための手段を備える。
【0019】 −処理手段は、雨滴の到着の瞬間を測定するための手段を備える。
【0020】 −処理手段は、雨滴の運動の方向を測定するための手段を備える。
【0021】 本発明の他の特徴、目的及び利点は、例として与えられた以下の実施の形態を
添付の図面を参照しつつ読むことでより明らかである。
【0022】 −図1は、本発明による装置の一実施の形態の概略図である。前記実施の形態
は、雨量計測を実施することが意図されている。
【0023】 −図2は、本装置に用いられる光学鎖(optical chain )の概略図である。
【0024】 −図3a乃至図3cは、雨滴の通過によって発生される信号の時間特性を示し
ている。
【0025】 −図4は、数滴の雨滴の通過によって発生される信号の2つの曲線を示してい
る。
【0026】 図1に示された雨量計測装置は、雨滴Gの計測空間110を通る通過において
特徴的な信号を得るための光電モジュール10と、前記モジュールの制御及びそ
れが得ることを可能にする前記信号の処理のための図1において20、30、4
0、50と付された種々の手段と、を備えている。
【0027】 獲得モジュール10は、90度に近い角度で雨滴を遮断するために、平坦な水
平シートに沿って延びる平行な光ビーム11を発生する放射箱100を有してい
る。
【0028】 このビームは、細長い水平スリット(図には表されていない)を通って放射箱
から出る。このスリットは、8mmの全体の高さを有しており、そのうちの6m
mが測定の有用な厚みに対応している。1mmが頂部の保護部(safeguard )と
して、1mmが底部の保護部として、放射箱と受容箱との間の機械的な変動を考
慮に入れている。それは42mmの全体の幅を有しており、1mmが左側の保護
部として、1mmが右側の保護部として、そのうちの40mmが測定のための有
用な幅である。ビーム11の波長は、赤外線のそれに近い。
【0029】 放射箱を出ると、ビーム11は計測空間110を通って伝わる−これは、モジ
ュール10がその中央部分で提示すると共に、それを通って雨滴が落下し得る開
放空間である。
【0030】 雨滴は、従って、この計測空間110においてビーム11を通過する。
【0031】 ビームは、この後、受容箱120に受容される。それはその入口部において、
2つの鉛直方向に重ねられた水平の長方形スリットを提示する。このスリットは
、前記ビームを前記箱120の光学手段によって2つのフォトダイオード上に収
集される2つの部分に分離する。
【0032】 従って、計測空間110を通過するビーム11は、その情報が用いられない中
間部分によって分離された2つの重ねられた活性部分(図1で11a及び11b
と付されている)からなっていると見なされ得る。
【0033】 落下中、雨滴は上方活性部分11a、中間部分、そして下方部分11bを連続
的に通過する。雨滴は、ビームの3つのシートを、前記シートの平面に対して9
0度に略等しい角度で通過する。
【0034】 図2は、獲得モジュール10の光学要素の図である。前記要素は、ビーム11
を出して、それが計測空間110を通過した後でビームの活性部分11a、11
bの光をそれぞれ集めるための光学鎖(optical chain )を構成している。
【0035】 放射箱100は、発光ダイオードである光源102を備えている。
【0036】 このダイオード102によって発せられる光は、アプラナート凹凸レンズ(ap
lanatic meniscus)及び2つの対向するダブレット(doublet )からなる第1組
立体103によって受容される。
【0037】 ある変形として、光源102はレーザであり得る。
【0038】 この組立体103は、光源102からの光を源孔(source hole )104上に
光を集める。源孔104から出るビーム11は、水平平行ビームを構成すべくト
リプレット105によって直線化される。その後、それは、前記され図2bで1
01と付された長方形スリットを通って放射箱100を出る。
【0039】 放射箱100を出る時、ビーム11は計測空間110を通過して、箱120に
よって提示された2つの水平な長方形入口スリットを介して箱120に入る。こ
れらのスリットは、121a及び121bと付されている。それらは、40×2
mmの大きさであり、2mmによって分離されている。
【0040】 箱120に入った後、2つの活性部分11a及び11bの光は、プリズム12
2及びトリプレット123によって、二重光電受容器124の2つのフォトダイ
オード124a及び124bの上にそれぞれ収集される。
【0041】 さらに、図1で示されるように、雨量計測装置は、獲得モジュールと関連して
以下を備える。
【0042】 ・受容器124から出るアナログ信号を連続のデジタル信号に変換するインタ
フェース19。
【0043】 ・獲得モジュール10に連結されたインタフェース20。このインタフェース
は、インタフェース19から出るデジタル信号を平行信号に変換する。
【0044】 ・前記デジタル信号を再生し、これらの信号を処理してそこから獲得モジュー
ルの計測空間を通過する雨の情報を推定し、当該情報を表示して記憶するために
前記インタフェース20に連結された管理コンピュータ30。
【0045】 ・コンピュータ30と獲得モジュール10との間に相互接続された較正制御モ
ジュール40。この較正制御モジュールは、管理コンピュータから指示を受容し
て、それに応じてモジュール10に較正信号を伝送する。
【0046】 ・獲得モジュールに連結された電源50。
【0047】 箱100によって発せられる光の強度レベルは、計測の持続に亘って一定とみ
なされ得るため、2つの活性部分のビーム11a及び11bのうちの1つを通る
滴の通過は、当該ビームの部分に対応するフォトダイオードに収集される光度に
おける低下をもたらす。
【0048】 ビーム11a及び11bを通っての雨滴Gの降下が図3aに示されており、当
該降下中の、フォトダイオード124a及び124bによって受容される光度I a 及びIb に対する修正が図3b及び図3cのグラフに示されている。
【0049】 計測領域内における雨滴の不在時には、強度Ia 及びIb は、シート状のビー
ム11a及び11bの全体の光にそれぞれ対応する参照値I0a及びI0bである。
【0050】 滴Gが上方ビームシート11aの鉛直方向の厚みに入る時、Ia の値は、滴が
完全に当該部分11aの厚み内に入ってIa が値IGaにて安定するまで、時間間
隔△TDaの間に下方傾斜Daに従って減少する。
【0051】 滴Gがその降下を続けると、それはシート11aの厚みを去って、Ia は上方
傾斜Maに従ってIGaからI0aまで時間間隔△TMaの間に増大する。
【0052】 滴Gが下方ビームシート11bの厚みに入る時、Ib の値は、I0bからIGb
で時間間隔△TGbの間に減少する。最後に、滴がビームシート11bの下方端を
去る時、Ib が△TMbの間の変化を介してその参照値I0bを取り戻す。
【0053】 滴によって吸収されるまたはそらされる光の量は、前記滴の大きさに依存する
。値IGb及びIGaを滴Gの特徴的な大きさ、例えばその等価な直径、と連結する
ことが可能である。当該等価な直径は、もしそれがその降下のために空気力学上
の負荷及びその結果としての変形を経験しないならば球状の滴が有するであろう
直径である。
【0054】 受容される光度と滴の大きさとの間のこのような関係の確立は、それ自体は知
られているが(例えばフランス国特許FR2293718号参照)、各々が信号
を提供する2つの重ねられたビームの本発明による使用は、管理コンピュータ3
0の処理手段によって、信号Ia 及びIb の良好な較正を実施することを有利に
可能にする。
【0055】 信号Ia 及びIb の典型的な記録が、図4のグラフにプロットされている。
【0056】 各信号は、小さい滴の信頼性ある検出を困難にするノイズを有することが指摘
され得る。
【0057】 同一の滴Gの計測空間の通過中に2つのビームにより伝送される信号IGa及び
Gbについての管理コンピュータによって実行される較正処理は、例えば実質的
にその等価の直径が約0.1mmほどに小さい値を有し得る滴を特徴付けること
によって計測の精度が改良されることを許容する。
【0058】 較正処理は、任意のタイプであり得る。それは、例えば高速フーリエ変換(当
業者の専門用語でのFFT)による較正処理からなる。
【0059】 前述の説明は2mmよりも小さい直径の滴を扱っている、ということが指摘さ
れる。しかしながら、当該計測の原理は、もし隠された表面領域がスリットの表
面領域と粒子の表面領域との間の交差に比例するという事実を当該処理が考慮す
るならば、より大きい直径の粒子に等しく適用される。
【0060】 図4において、円で囲まれた値は、ビームを通過する滴の等価の半径である(
mm単位)。前述のように、これらの値は、管理コンピュータ30と関連付けら
れた処理手段から出る。前記処理手段は、装置の2つのフォトダイオードによっ
て受容される信号の間で較正を実施する。
【0061】 更に、2つのビームを使用することによって、前記ビームの厚みを低減するこ
と及び共に降下する2つの異なる滴がビームを通過する時に単一の信号であるよ
うに見える信号を発生する可能性を低減することが可能である。
【0062】 更に、装置の処理手段は、傾斜Da 及びMa 、ビーム内の滴の滞在の持続、及
び、滴の降下の速度を推定することを可能にする。
【0063】 本発明による装置の更なる利点は、2つの信号を使用することによって、滴の
運動の方向を明瞭に測定することが可能である、ということである。このことは
、フランス国特許2293718号に記載されたような従来技術の装置における
事例ではなかった。この利点は、対流によって運ばれて、多数の雨滴が装置を底
部から頂部に上方に通過する限りにおいて無視できない。
【0064】 図示されていない変形例によれば、モジュール10の2つの箱は、図1の電源
50に連結された、光学要素を加熱するための手段を有している。この変形例で
は、加熱手段は、光学の縮合(condensation)の効果を低減することを可能にす
る。
【0065】 本発明の他の変形例によれば、雨量計測への応用の場合において、周囲の放射
がビーム部分11a及び11bの光の計測を妨げることを防止すると共に箱12
0の要素を水はね(water splashes)から保護するために、箱120の2つのス
リットを取り囲む不透明なフラップのような手段が設けられている。本発明によ
る装置を実施する時、獲得モジュールは、特徴付けられるべき滴(または粒子)
の流れの中に置かれる。
【0066】 装置の他の要素は、雨量計測の場合に保護される処理領域内に共にまとめられ
得る。
【0067】 装置の較正のために、本発明によれば、ビーム路内の計測空間110に挿入さ
れ得る鉛直方向ロッドによって、部分的及び交互に、2つのビーム部分11a及
び11bの横方向端縁の一方または他方を隠すことが可能である。
【0068】 作業者は、ロッドによって遮断されるべき光の量を知る時、ビームからの光の
分配における空間的不均質を検出するために計測空間内でロッドを移動すること
が可能である。
【0069】 このような不均質は、汚染によって生じ得るか、あるいは、計測空間内の外来
体(昆虫など)によって生じ得る。ロッドの移動は、較正制御モジュール40に
よって制御される。
【0070】 本発明の他の特性によれば、光源102によって発せられる光を変調する手段
を設けることが可能である。光の発光の変調は、一方で信号Ia 及びIb の信号
/ノイズの比を増大すること、他方で光パルス中及び当該パルス間に受容される
信号の比較によって周囲の光のレベルの高速な計測を実施すること、を可能にす
る。
【0071】 更に変形例として、光源102を源孔104の所定位置に直接に置くことが可
能である。組立体103及び源孔104は、この時、無しで済まされる。用いら
れる光源102は、日立からのRE8404SGというモデルである。他の要素
は変わらないままである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の一実施の形態の概略図である。
【図2】 本装置に用いられる光学鎖(optical chain )の概略図である。
【図3】 雨滴の通過によって発生される信号の時間特性を示している。
【図4】 数滴の雨滴の通過によって発生される信号の2つの曲線を示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月30日(2000.9.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 特に雨計測のための、運動粒子の大きさを計測する装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、全体に、雨の特性、例えば所定の場所に落ちる雨滴の大きさや速度
の分布及び前記雨滴の到着の回数の分布、の実験的測定による雨量計測のための
装置に関している。
【0002】 雨量計測装置は、既に知られている。そこでは、計測が、例えば空輸のための
気象状況の実時間の形成(modeling)または雨により引起こされる遠距離通信特
にはマイクロ周波数波に対する混乱の予測などの応用のために利用される。
【0003】 これらの装置は、種々の物理的な原理を実現している。主要なものは、 ・容器内の雨滴の収集 ・レーダ検出 ・膜上の雨滴の衝撃に対応する超音波パルスの検出 ・光ビームを通る滴の通過の光学的検出 (滴を収集する)伝統的な雨量計も、レーダ検出雨量計も、検出される滴の大
きさや通過の瞬間についての個別の測定を得ることを可能にしない。
【0004】 他の技術が関連する限りにおいて、それらは各雨滴の個別の情報にアクセスす
ることを可能にするが、それらは小滴の大きさを計測すること(特に0.5mm
より小さい滴径を計測すること)を可能にしない。
【0005】 この限定は、以下に関して不利である。
【0006】 ・降雨の一般的な評価に関して。なぜなら、0.5mmより小さい径を有する
滴は、大多数の降雨スペクトルの無視できない比率を構成するからである。
【0007】 ・さらに、遠距離通信に対する雨の影響を決定することに関して。小径の滴は
この領域でかなりの影響を有する。
【0008】 本発明の目的は、0.5mmより小さい滴の径について、運動する雨滴のスペ
クトル及びそれらの到着の回数の分布を取得することが可能な装置を製造するこ
とを可能にすることである。
【0009】 US4529309及US4318180は、計測空間を通過する粒子の直径
を計測するための装置であって、光学的放射手段と、前記放射手段から出る光の
少なくとも一部を当該光が前記計測空間を通過した後に受容する少なくとも1つ
の光検出器を備えた受容手段と、前記センサの出力時に信号を受容する処理手段
と、を備え、受容手段が前記放射手段から出る光の部分を受容する少なくとも2
つの光検出器を有し、これらの部分は粒子の運動の全体の方向に沿って重ねられ
ている、ような装置を既に開示している。
【0010】 そのため、本発明は、前記装置が、雨滴の直径を計測するための雨計測装置で
あって、前記処理手段が、前記光検出器の前方の滴の通過の間に前記光検出器の
出力の電流の強度がそこまで下がる値を測定すると共に、そこから前記滴の個別
の直径を推定するための手段を有し、前記処理手段は、更に、光検出器の出力時
の電流強度のノイズに対して光検出器の前方の小滴の通過を識別すべく、2つの
光検出器の一方及び他方の出力時の電流の強度を相関させるための手段を有する
ことを特徴とする雨計測装置を提供する。
【0011】 以下の文章で与えられる、本発明の典型的な実施の形態の記述を通して理解さ
れるように、このような装置は、運動する小径(0.1mm以下に至る)の雨滴
を検出することを可能にする。
【0012】 更には、これら粒子の速度及びそれらの運動の方向を測定することを可能にす
る。
【0013】 好適であるが限定するもので無い本発明による装置の特徴は、以下の通りであ
る。
【0014】 −放射手段は、発光ダイオードと、前記ダイオードにより発光される光を平行
ビームに直線化するための光学手段と、を備える。
【0015】 −受容手段は、粒子の運動の全体の方向に沿って重ねられると共に計測空間を
通過した光を2つのセンサの一方及び他方にそれぞれ送られる2つの部分に分離
する少なくとも2つのスリットを備える。
【0016】 −受容手段は、スリットの下流において、センサ上に受容される光を集めるた
めの光学手段を備える。
【0017】 −それは、受容手段の光学手段を加熱するための手段を備える。
【0018】 −それは、装置を取り囲む周囲の光の放射からセンサを保護するための手段を
備える。
【0019】 −処理手段は、雨滴の速度を測定するための手段を備える。
【0020】 −処理手段は、雨滴の到着の瞬間を測定するための手段を備える。
【0021】 −処理手段は、雨滴の運動の方向を測定するための手段を備える。
【0022】 本発明の他の特徴、目的及び利点は、例として与えられた以下の実施の形態を
添付の図面を参照しつつ読むことでより明らかである。
【0023】 −図1は、本発明による装置の一実施の形態の概略図である。前記実施の形態
は、雨量計測を実施することが意図されている。
【0024】 −図2は、本装置に用いられる光学鎖(optical chain )の概略図である。
【0025】 −図3a乃至図3cは、雨滴の通過によって発生される信号の時間特性を示し
ている。
【0026】 −図4は、数滴の雨滴の通過によって発生される信号の2つの曲線を示してい
る。
【0027】 図1に示された雨量計測装置は、雨滴Gの計測空間110を通る通過において
特徴的な信号を得るための光電モジュール10と、前記モジュールの制御及びそ
れが得ることを可能にする前記信号の処理のための図1において20、30、4
0、50と付された種々の手段と、を備えている。
【0028】 獲得モジュール10は、90度に近い角度で雨滴を遮断するために、平坦な水
平シートに沿って延びる平行な光ビーム11を発生する放射箱100を有してい
る。
【0029】 このビームは、細長い水平スリット(図には表されていない)を通って放射箱
から出る。このスリットは、8mmの全体の高さを有しており、そのうちの6m
mが測定の有用な厚みに対応している。1mmが頂部の保護部(safeguard )と
して、1mmが底部の保護部として、放射箱と受容箱との間の機械的な変動を考
慮に入れている。それは42mmの全体の幅を有しており、1mmが左側の保護
部として、1mmが右側の保護部として、そのうちの40mmが測定のための有
用な幅である。ビーム11の波長は、赤外線のそれに近い。
【0030】 放射箱を出ると、ビーム11は計測空間110を通って伝わる−これは、モジ
ュール10がその中央部分で提示すると共に、それを通って雨滴が落下し得る開
放空間である。
【0031】 雨滴は、従って、この計測空間110においてビーム11を通過する。
【0032】 ビームは、この後、受容箱120に受容される。それはその入口部において、
2つの鉛直方向に重ねられた水平の長方形スリットを提示する。このスリットは
、前記ビームを前記箱120の光学手段によって2つのフォトダイオード上に収
集される2つの部分に分離する。
【0033】 従って、計測空間110を通過するビーム11は、その情報が用いられない中
間部分によって分離された2つの重ねられた活性部分(図1で11a及び11b
と付されている)からなっていると見なされ得る。
【0034】 落下中、雨滴は上方活性部分11a、中間部分、そして下方部分11bを連続
的に通過する。雨滴は、ビームの3つのシートを、前記シートの平面に対して9
0度に略等しい角度で通過する。
【0035】 図2は、獲得モジュール10の光学要素の図である。前記要素は、ビーム11
を出して、それが計測空間110を通過した後でビームの活性部分11a、11
bの光をそれぞれ集めるための光学鎖(optical chain )を構成している。
【0036】 放射箱100は、発光ダイオードである光源102を備えている。
【0037】 このダイオード102によって発せられる光は、アプラナート凹凸レンズ(ap
lanatic meniscus)及び2つの対向するダブレット(doublet )からなる第1組
立体103によって受容される。
【0038】 ある変形として、光源102はレーザであり得る。
【0039】 この組立体103は、光源102からの光を源孔(source hole )104上に
光を集める。源孔104から出るビーム11は、水平平行ビームを構成すべくト
リプレット105によって直線化される。その後、それは、前記され図2bで1
01と付された長方形スリットを通って放射箱100を出る。
【0040】 放射箱100を出る時、ビーム11は計測空間110を通過して、箱120に
よって提示された2つの水平な長方形入口スリットを介して箱120に入る。こ
れらのスリットは、121a及び121bと付されている。それらは、40×2
mmの大きさであり、2mmによって分離されている。
【0041】 箱120に入った後、2つの活性部分11a及び11bの光は、プリズム12
2及びトリプレット123によって、二重光電受容器124の2つのフォトダイ
オード124a及び124bの上にそれぞれ収集される。
【0042】 さらに、図1で示されるように、雨量計測装置は、獲得モジュールと関連して
以下を備える。
【0043】 ・受容器124から出るアナログ信号を連続のデジタル信号に変換するインタ
フェース19。
【0044】 ・獲得モジュール10に連結されたインタフェース20。このインタフェース
は、インタフェース19から出るデジタル信号を平行信号に変換する。
【0045】 ・前記デジタル信号を再生し、これらの信号を処理してそこから獲得モジュー
ルの計測空間を通過する雨の情報を推定し、当該情報を表示して記憶するために
前記インタフェース20に連結された管理コンピュータ30。
【0046】 ・コンピュータ30と獲得モジュール10との間に相互接続された較正制御モ
ジュール40。この較正制御モジュールは、管理コンピュータから指示を受容し
て、それに応じてモジュール10に較正信号を伝送する。
【0047】 ・獲得モジュールに連結された電源50。
【0048】 箱100によって発せられる光の強度レベルは、計測の持続に亘って一定とみ
なされ得るため、2つの活性部分のビーム11a及び11bのうちの1つを通る
滴の通過は、当該ビームの部分に対応するフォトダイオードに収集される光度に
おける低下をもたらす。
【0049】 ビーム11a及び11bを通っての雨滴Gの降下が図3aに示されており、当
該降下中の、フォトダイオード124a及び124bによって受容される光度I a 及びIb に対する修正が図3b及び図3cのグラフに示されている。
【0050】 計測領域内における雨滴の不在時には、強度Ia 及びIb は、シート状のビー
ム11a及び11bの全体の光にそれぞれ対応する参照値I0a及びI0bである。
【0051】 滴Gが上方ビームシート11aの鉛直方向の厚みに入る時、Ia の値は、滴が
完全に当該部分11aの厚み内に入ってIa が値IGaにて安定するまで、時間間
隔△TDaの間に下方傾斜Daに従って減少する。
【0052】 滴Gがその降下を続けると、それはシート11aの厚みを去って、Ia は上方
傾斜Maに従ってIGaからI0aまで時間間隔△TMaの間に増大する。
【0053】 滴Gが下方ビームシート11bの厚みに入る時、Ib の値は、I0bからIGb
で時間間隔△TGbの間に減少する。最後に、滴がビームシート11bの下方端を
去る時、Ib が△TMbの間の変化を介してその参照値I0bを取り戻す。
【0054】 滴によって吸収されるまたはそらされる光の量は、前記滴の大きさに依存する
。値IGb及びIGaを滴Gの特徴的な大きさ、例えばその等価な直径、と連結する
ことが可能である。当該等価な直径は、もしそれがその降下のために空気力学上
の負荷及びその結果としての変形を経験しないならば球状の滴が有するであろう
直径である。
【0055】 受容される光度と滴の大きさとの間のこのような関係の確立は、それ自体は知
られているが(例えばフランス国特許FR2293718号参照)、各々が信号
を提供する2つの重ねられたビームの本発明による使用は、管理コンピュータ3
0の処理手段によって、信号Ia 及びIb の良好な較正を実施することを有利に
可能にする。
【0056】 信号Ia 及びIb の典型的な記録が、図4のグラフにプロットされている。
【0057】 各信号は、小さい滴の信頼性ある検出を困難にするノイズを有することが指摘
され得る。
【0058】 同一の滴Gの計測空間の通過中に2つのビームにより伝送される信号IGa及び
Gbについての管理コンピュータによって実行される較正処理は、例えば実質的
にその等価の直径が約0.1mmほどに小さい値を有し得る滴を特徴付けること
によって計測の精度が改良されることを許容する。
【0059】 較正処理は、任意のタイプであり得る。それは、例えば高速フーリエ変換(当
業者の専門用語でのFFT)による較正処理からなる。
【0060】 前述の説明は2mmよりも小さい直径の滴を扱っている、ということが指摘さ
れる。しかしながら、当該計測の原理は、もし隠された表面領域がスリットの表
面領域と粒子の表面領域との間の交差に比例するという事実を当該処理が考慮す
るならば、より大きい直径の粒子に等しく適用される。
【0061】 図4において、円で囲まれた値は、ビームを通過する滴の等価の半径である(
mm単位)。前述のように、これらの値は、管理コンピュータ30と関連付けら
れた処理手段から出る。前記処理手段は、装置の2つのフォトダイオードによっ
て受容される信号の間で較正を実施する。
【0062】 更に、2つのビームを使用することによって、前記ビームの厚みを低減するこ
と及び共に降下する2つの異なる滴がビームを通過する時に単一の信号であるよ
うに見える信号を発生する可能性を低減することが可能である。
【0063】 更に、装置の処理手段は、傾斜Da 及びMa 、ビーム内の滴の滞在の持続、及
び、滴の降下の速度を推定することを可能にする。
【0064】 本発明による装置の更なる利点は、2つの信号を使用することによって、滴の
運動の方向を明瞭に測定することが可能である、ということである。このことは
、フランス国特許2293718号に記載されたような従来技術の装置における
事例ではなかった。この利点は、対流によって運ばれて、多数の雨滴が装置を底
部から頂部に上方に通過する限りにおいて無視できない。
【0065】 図示されていない変形例によれば、モジュール10の2つの箱は、図1の電源
50に連結された、光学要素を加熱するための手段を有している。この変形例で
は、加熱手段は、光学の縮合(condensation)の効果を低減することを可能にす
る。
【0066】 本発明の他の変形例によれば、雨量計測への応用の場合において、周囲の放射
がビーム部分11a及び11bの光の計測を妨げることを防止すると共に箱12
0の要素を水はね(water splashes)から保護するために、箱120の2つのス
リットを取り囲む不透明なフラップのような手段が設けられている。本発明によ
る装置を実施する時、獲得モジュールは、特徴付けられるべき滴(または粒子)
の流れの中に置かれる。
【0067】 装置の他の要素は、雨量計測の場合に保護される処理領域内に共にまとめられ
得る。
【0068】 装置の較正のために、本発明によれば、ビーム路内の計測空間110に挿入さ
れ得る鉛直方向ロッドによって、部分的及び交互に、2つのビーム部分11a及
び11bの横方向端縁の一方または他方を隠すことが可能である。
【0069】 作業者は、ロッドによって遮断されるべき光の量を知る時、ビームからの光の
分配における空間的不均質を検出するために計測空間内でロッドを移動すること
が可能である。
【0070】 このような不均質は、汚染によって生じ得るか、あるいは、計測空間内の外来
体(昆虫など)によって生じ得る。ロッドの移動は、較正制御モジュール40に
よって制御される。
【0071】 本発明の他の特性によれば、光源102によって発せられる光を変調する手段
を設けることが可能である。光の発光の変調は、一方で信号Ia 及びIb の信号
/ノイズの比を増大すること、他方で光パルス中及び当該パルス間に受容される
信号の比較によって周囲の光のレベルの高速な計測を実施すること、を可能にす
る。
【0072】 更に変形例として、光源102を源孔104の所定位置に直接に置くことが可
能である。組立体103及び源孔104は、この時、無しで済まされる。用いら
れる光源102は、日立からのRE8404SGというモデルである。他の要素
は変わらないままである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の一実施の形態の概略図である。
【図2】 本装置に用いられる光学鎖(optical chain )の概略図である。
【図3】 雨滴の通過によって発生される信号の時間特性を示している。
【図4】 数滴の雨滴の通過によって発生される信号の2つの曲線を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン‐ポール、ラウル、バンソン フランス国ムドン、リュ、デカルト、8 (72)発明者 テオドール、ダンギ フランス国パリ、リュ、ボビヨ、70

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測空間(110)を通過する雨滴(G)の個別の直径を計測するための雨計
    測装置であって、 光学的放射手段(100)と、 前記放射手段から出る光の少なくとも一部を当該光が前記計測空間を通過した
    後に受容する少なくとも1つのセンサを備えた受容手段と、 前記センサ(120)の出力時に信号を受容すると共に雨滴の個別の直径を測
    定する処理手段(20、30)と、 を備え、 受容手段が前記放射手段から出る光の部分を受容する少なくとも2つのセンサ
    (124a、124b)を有し、当該部分は粒子の運動の全体の方向に沿って重
    ねられ、 処理手段(20、30)は前記センサの出力時の信号に相関処理を実施する ことを特徴とする雨計測装置。
  2. 【請求項2】 放射手段(100)は、発光ダイオード(102)と、前記ダイオードにより
    発光される光を平行ビームに直線化するための光学手段(103、104、10
    5)と、を備える ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 受容手段は、粒子の運動の全体の方向に沿って重ねられると共に計測空間を通
    過した光を2つのセンサの一方及び他方にそれぞれ送られる2つの部分に分離す
    る少なくとも2つのスリットを備える ことを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 受容手段は、スリットの下流において、センサ(124a、124b)上に受
    容される光を集めるための光学手段を備える ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 それは、受容手段の光学手段を加熱するための手段を備える ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 それは、装置を取り囲む周囲の光の放射からセンサを保護するための手段を備
    える ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 処理手段は、雨滴の速度を測定するための手段を備える ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 処理手段は、雨滴の到着の瞬間を測定するための手段を備える ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 処理手段は、雨滴の運動の方向を測定するための手段を備える ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の装置。
JP2000565381A 1998-08-11 1999-08-10 特に雨計測のための、運動粒子の大きさを計測する装置 Withdrawn JP2002522787A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR98/10287 1998-08-11
FR9810287A FR2782384B1 (fr) 1998-08-11 1998-08-11 Dispositif de mesure de la taille de particules en deplacement, notamment pour des mesures pluviometriques
PCT/FR1999/001962 WO2000009987A1 (fr) 1998-08-11 1999-08-10 Dispositif de mesure de la taille de particules en deplacement, notamment pour des mesures pluviometriques

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002522787A true JP2002522787A (ja) 2002-07-23

Family

ID=9529590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000565381A Withdrawn JP2002522787A (ja) 1998-08-11 1999-08-10 特に雨計測のための、運動粒子の大きさを計測する装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6590650B1 (ja)
EP (1) EP1105712B1 (ja)
JP (1) JP2002522787A (ja)
AT (1) ATE230108T1 (ja)
CA (1) CA2339907A1 (ja)
DE (1) DE69904606T2 (ja)
FR (1) FR2782384B1 (ja)
WO (1) WO2000009987A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060082641A (ko) * 2005-01-13 2006-07-19 삼성전자주식회사 액정 적하량 측정 시스템 및 이를 이용한 액정 적하량측정 방법
DE102008041330A1 (de) * 2008-08-19 2010-02-25 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Partikelmessung
KR101201403B1 (ko) * 2010-12-30 2012-11-14 에이피시스템 주식회사 감지 모듈
CN102879835B (zh) * 2012-07-19 2015-08-12 中国科学院合肥物质科学研究院 一种激光降水天气现象的测量方法和激光降水天气现象仪
JP2020006886A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社デンソー 降雨量計測装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2403501C3 (de) * 1974-01-25 1979-02-22 Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim Verfahren zur Regelung der Phasenanpassung einer kohärenten Sekundärstrahlung in einem nichtlinearen Kristall
FR2293718A1 (fr) * 1974-12-06 1976-07-02 Donnadieu Georges Perfectionnements aux appareils de mesures et de statistiques pluviometriques a detecteurs photoelectriques
SE7806922L (sv) * 1978-06-15 1979-12-16 Svenska Traeforskningsinst Forfarande och anordning for att indikera storleksfordelningen av i ett strommande medium befintliga partiklar
US4263508A (en) * 1979-04-20 1981-04-21 Research Corporation Pulse edge measurement for determining particle dimensional characteristics
SE453128B (sv) * 1981-10-01 1988-01-11 Svenska Traeforskningsinst Forfarande for att bestemma medelpartikelradie och/eller medelpartikellengd
US4441816A (en) * 1982-03-25 1984-04-10 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Optical double-slit particle measuring system
US4906094A (en) * 1987-04-23 1990-03-06 Sumitomo Chemical Co. Ltd. Fine particle measuring method and system and a flow cell for use in the system
US4895034A (en) * 1987-07-28 1990-01-23 Amherst Process Instruments, Inc. Powder disperser for aerodynamic particle sizing system
US5249864A (en) * 1992-10-23 1993-10-05 Gas Research Institute System for characterizing temperature of fluids
JPH0815449A (ja) * 1994-04-26 1996-01-19 Omron Corp 雨滴検知センサおよびその雨滴検知センサを用いた雨滴計測装置およびその雨滴計測装置を用いたワイパ駆動装置
US5963315A (en) * 1997-08-18 1999-10-05 Motorola, Inc. Method and apparatus for processing a semiconductor wafer on a robotic track having access to in situ wafer backside particle detection

Also Published As

Publication number Publication date
CA2339907A1 (fr) 2000-02-24
EP1105712B1 (fr) 2003-04-23
EP1105712A1 (fr) 2001-06-13
ATE230108T1 (de) 2003-01-15
WO2000009987A1 (fr) 2000-02-24
US6590650B1 (en) 2003-07-08
FR2782384B1 (fr) 2000-11-10
DE69904606D1 (de) 2004-04-22
FR2782384A1 (fr) 2000-02-18
DE69904606T2 (de) 2004-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0662619B1 (en) Apparatus and method for measuring visibility and present weather
JP5115912B2 (ja) 高速ゲート掃引型3次元レーザーレーダー装置
US6404506B1 (en) Non-intrusive laser-based system for detecting objects moving across a planar surface
US7570372B2 (en) Optical device for measuring the thickness of an at least partially transparent medium
CA1075488A (en) Electro-optical method and system for in situ measurements of particle size and distribution
KR101311312B1 (ko) 이종광원융합형 시정 현천 측정장치
JP2004233078A (ja) 大気中に浮遊する微粒子等の個数、粒径分布等を遠隔において計測するリモートパーティクルカウンター装置
JP2002522787A (ja) 特に雨計測のための、運動粒子の大きさを計測する装置
GB2147697A (en) Level measurement method and apparatus
US20220373690A1 (en) Atmospheric sensor using programmable time-gated detection aperture
US10371641B2 (en) Method and apparatus for measuring inelastic scattering
TW351808B (en) Duel refraction apparatus for measuring optical data carrier and its measuring method
Haschberger et al. Infrared sensor for the detection and protection of wildlife
ATE288585T1 (de) Gefrierpunktmessgerät und verfahren zur messung des gefrierpunktes
EP1828812A1 (en) A weather measurement device for determining the falling speed of hydrometers
JP2002039715A (ja) レーザ光を用いた送電線測定方法および送電線測定装置
CN108562762B (zh) 一种基于双线阵的海洋飞沫测量装置及方法
EP0837301A2 (en) Position detecting element and range sensor
US4077723A (en) Method of measuring thickness
US7158242B2 (en) Method to determine the volume of small, spherical moving objects
GB2211603A (en) Blade incidence tracking apparatus
JPH11248838A (ja) レーザレーダ装置
JPH04175687A (ja) 雨、雪及び霧の識別方法及び装置
JP5305886B2 (ja) 飛翔インク滴の速度測定装置および速度測定方法
US5453828A (en) Method of optical sampling

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061107