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JP2002509525A - 皮膚臭気軽減組成物 - Google Patents

皮膚臭気軽減組成物

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JP2002509525A
JP2002509525A JP51952298A JP51952298A JP2002509525A JP 2002509525 A JP2002509525 A JP 2002509525A JP 51952298 A JP51952298 A JP 51952298A JP 51952298 A JP51952298 A JP 51952298A JP 2002509525 A JP2002509525 A JP 2002509525A
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skin
water
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soluble
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JP51952298A
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トリン,トーン
トーマス ドッド,マイケル
グレゴリー バートロ,ロバート
マリー ルーカス,ジュリエット
イェガー バクナー,ロビン
マリー カェス,テレサ
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Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
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Priority claimed from US08/946,770 external-priority patent/US5897855A/en
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、下記の成分を含む皮膚に使用して安全な水性臭気吸収組成物に関するものである:組成物の重量で0.1%から5%の可溶化された、水溶性の、未複合シクロデキストリン;組成物の重量で0.5%から30%の350センチストークス以下の公称粘度を有する線状ジメチコーン;及び水性担体。本発明はまた、これらの組成物を体臭、膣臭、及び/又は皮膚の環境臭の軽減のための使用にも関するものである。この組成物はスプレーとして直接適用し、瓶から注ぎ、手で適用し、または拭材で適用してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 皮膚臭気軽減組成物 発明の背景 体臭の原因は皮膚上の脂肪酸によるもの及び微生物源からの悪臭によるものが 最も一般的である。人体の皮膚は本来無数の微生物類の住家であり、これらは種 々の皮膚分泌物(エクリン腺及びアポクリン腺発汗、及び皮脂)、皮膚細胞の残 屑、皮膚の分解生成物及び微生物類自体を栄養源としている。これらの不快な体 臭は主として有機分子で、種々の構造と機能群、例えばアミン類、酸類、アルコ ール類、アルデヒド類、ケトン類、フェノール化合物、多環式化合物、インドー ル類、芳香族炭化水素、多環芳香族炭化水素、等々を有する。それらはまたチオ ール、メルカプタン、硫化物及び/又は二硫化物群で構成されていることがある 。 そのうえ、個人の身体や毛髪に不快な又は消えにくい臭気を残す物質と日々接 触することはほとんど避けられない。魚、玉葱、にんにくその他のスパイスのよ うな食品、調理臭、煙り、煙草、及びガソリンは日常生活での共通した環境的悪 臭源のほんの一部である。 防臭組成物の使用により不快臭を隠蔽する試みは数知れず行われてきた。これ らの組成物は一般的には臭気をごまかすための強い芳香剤又は香料の存在に依存 している。この様な香料又は芳香剤はしばしば不快臭を完全に隠蔽するのに不適 当なだけでなく、使用者を刺激させることが多い。香料又は芳香剤の匂いはそれ 自体使用者の皮膚、呼吸系及び/又は嗅覚に対して、また近くにいる人々に対し て刺激的であったり不快であり得る。 体臭に関係する微生物からその増殖成長に必要な湿潤環境を奪う試みもなされ た。その様な努力には粉剤及び/又は制汗剤の使用が含まれる。身体用粉剤は使 いにくく且つ擦れ落ちて被服に付くので好ましくないことが多い。制汗剤は体臭 調節剤には必ずしも好ましいとはいえない。全身に用いた場合、収斂性塩の作用 で発汗が抑制されることによって体温調節作用が妨害されることがあるからであ る。それに加えて、この様な塩は大多数の使用者にとって、特に骨盤部のような 敏感な領域に使用したとき、刺激性であり得る。 化学及び化粧品関係の文献に記載されている、皮膚分泌物に伴う体臭に対応し /制御することを狙った他の防臭組成物には、棒状乳化物又は棒状懸濁物、エア ロゾル、ロールオン式、パッド、ポンプスプレー、及び棒石鹸まで含まれる。こ れら公知の防臭剤は種々の手段で臭気を制御しようと企てている。例えば、199 6年6月11日発行のBetts:米国特許第5,525,331号は人体分泌物中における微 生物の成長を抑止する組成物を開示している。防臭剤にはまた抗菌性化合物も含 まれ、これは皮膚上に存在するバクテリアの量の破壊/制御を助け、それによっ て皮膚分泌物のバクテリア代謝でつくられる臭気を低減させる。 ゼオライト類、例えばユニオンカーバイド社及びUOPによりABSCENTSの商品 名で市販されている物は、脱臭剤として知られている。しかしながら公知の活性 炭脱臭剤に加えてこれらの一般に知られた固体脱臭剤は、濡れるとその機能を失 う。従って、体液で濡れたり水性溶液中に懸駕される場合には、これらの脱臭剤 はその所望の脱臭特性を失うので好ましくない。そのうえ、ゼオライトは皮膚上 に沈着し過ぎるとザラツキ感の原因になり得る。 1996年7月9日発行のPilosof他:米国特許第5,534,165号には、繊維、とくに 衣類上の臭気を制御するための水性脱臭組成物が記載されている。しかしながら このような組成物は人体の皮膚上に直接使用するためのものではない。 かくして、香料や収斂性制汗剤のような刺激性成分を本質的に含まず、且つ、 全身に使用して安全で有効な、改善された脱臭組成物に対する要求が依然として 存在する。さらに、前記各手段で完全には抑制されない人体及び環境の臭気の広 範なスペクトルを吸収することのできる手頃な残留性(leave on)組成物に対す る要求が存在する。 この様な増強された体臭制御は、皮膚上に残留し、臭気を吸収する未複合のシ クロデキストリンを水溶液中に一体化した組成物を適用することにより、安全に 全身用に提供できることが見出だされた。本発明は、骨盤領域、外陰部、パンテ ィーライン、ブラジャーライン、及び皮膚のひだのような極めて敏感な閉塞され た皮膚領域に適用して、手頃な刺激性のない臭気防御を提供する点に特に利点を 有することが見出だされた。更に、身体及び環境の臭気を抑制するのに、未複合 シクロデキストリン及び他の任意成分の皮膚上への使用が見出だされた。このよ うな組成物及びその使用は最適の脱臭特性と長期保存性を有する残留性皮膚用液 剤を提供する。そのうえ、前記の利点は使用者に皮膚保護及び/又は保湿のよう な皮膚補助効用を任意に与える水性溶液にもたらすことができる。 本発明の上記の及び他の目的は、以下の詳細な説明で直ちに明らかにされるで あろう。 この明細書、実施例、及びクレームにおける%、比率、及び部は、別記のない 限りすべて重量による。ここで使われる「g」なる用語はグラムを意味する。ま た、「ml」はミリリットルを意味する。 発明の概要 本発明は水性臭気吸収組成物に関し、人体の皮膚での使用に安全であり、可溶 化され、水溶性の未複合シクロデキストリンを組成物重量に対し約0.1%から約5 %;公称(nominal)粘度が350センチストークス以下の線状ジメチコーンを組成 物重量に対し約0.5%から約30%;及び水性担体を含有するものである。組成物 はまた以下の任意成分を一種又はそれ以上含むことができる:低分子量ポリオー ル;水溶性防腐剤;亜鉛塩類;水溶性ポリマー;可溶性炭酸塩及び/又は重炭酸 塩;キレート剤;ゼオライト類;活性炭;及びそれらの混合物。組成物はスプレ ーとして、瓶からそそいで手で塗ったり、又は拭材を介して適用したりして直接 皮膚に適用できる。 本発明はまた皮膚上の体臭、膣臭及び/又は環境臭の制御におけるシクロデキ ストリンの使用に関するものである。 発明の詳細な説明 本発明は無香料、水性、臭気吸収組成物に関するものである。本発明はまた皮 膚上の体臭及び/又は環境臭の軽減における臭気吸収組成物の使用に関するもの である。組成物はスプレーとして、瓶からそそいで手で塗るか又は濡らした拭材 を介して皮膚に直接適用できる。 ここで用いられる「体液」なる用語は、エクリン腺発汗、アポクリン腺発汗、 皮脂、経皮喪失水からの顕在湿度の蓄積、膣分泌物、尿、及びそれらの混合物を 包含する。 ここで、「体臭」は人体の自然機能の結果として発生する臭気を意味する。そ の様な臭気には、人間の皮膚の微生物(皮膚分泌物のバクテリア分解物)、尿、 又は膣分泌物及びこれらの混合物によって作られる臭気を包含するが、これらに 限定されない。 ここで「全身」とは、人類又は哺乳類の皮膚の外表面全体を意味する。 「膣臭」は特に女性の骨盤部、特に膣及びパンティーラインから発散する体臭 に関係するものである。 本発明の本質的成分及び任意成分についての詳細な説明を以下に示す。シクロデキストリン ここで使われる「シクロデキストリン」なる用語は、6から12のグルコース単 位を有する未置換のシクロデキストリンのような公知のシクロデキストリンのい ずれも包含し、特にアルファ-シクロデキストリン、ベータ-シクロデキストリン 、ガンマ-シクロデキストリン及び/又はそれらの誘導体、及び/又はそれらの 混合物を包含する。 ここで使われる「未複合シクロデキストリン」とは、本発明の溶液中のシクロ デキストリン内の空洞が、溶液中にある間は本質的に充填されておらず、溶液が 表面に適用されたときシクロデキストリンが各種の臭気分子を吸収できるように なっていることを意味する。ここで使われる「水に可溶な未複合シクロデキスト リン」とは、1%(100グラムの水に1グラム)の最低溶度限界を有する未複合シ クロデキストリンを意味する。 非誘導化ベータ-シクロデキストリンは室温でその溶解限度約1.85%までの水 準で存在し得る。ベータ-シクロデキストリンは拭材基質に適用される場合には 、その溶解限度より高い水準が使用できる。 好ましくは、本発明に用いられるシクロデキストリンはアルファ-シクロデキ ストリン及び/又はその誘導体、ガンマ-シクロデキストリン及び/又はその誘 導体、誘導されたベータ-シクロデキストリン、及び/又はそれらの混合 物のような高度に水溶性のものである。シクロデキストリンの誘導体は主として OH基の幾つかがOR基に変換されている分子からなる。高度に水溶性のシクロデキ ストリンは、室温で少なくとも水100ml中約10g、好ましくは水100ml中約20g、さ らに好ましくは水100ml中約25gの溶解度を有するものである。より好ましいの、 はベータシクロデキストリン、ヒドロキシプロピルアルファ-シクロデキストリ ン、ヒドロキシプロピルベータ-シクロデキストリン、メチル化-アルファ-シク ロデキストリン又はメチル化-ベータ-シクロデキストリンである。 シクロデキストリン類の混合物を使用することも好ましい。このような混合物 は、より広い範囲の分子サイズを有するより広範囲の臭気分子と複合することに よって、より広範囲に体臭を吸収する。シクロデキストリンの水準は組成物の重 量で約0.1%から約5%、好ましくは約0.2%から約4%、より好ましくは約0.3% から約3%、最も好ましくは約0.4%から約2%である。 濃縮された組成物も使用できる。濃縮製品を使用する場合には、すなわち、使 用するシクロデキストリン水準が約3%から約5%である場合には、皮膚のねばつ き感及び/又は不快な量の残滓を避けるため、皮膚に適用する前に組成物を希釈 することが好ましい。好ましくは組成物の重量で約50%から約2000%、より好ま しくは約60%から約1000%、最も好ましくは約75%から約500%の水で希釈され る。 シクロデキストリンと臭気分子間の複合は可溶化されたシクロデキストリンが 最初に皮膚に適用されたとき水の存在で急速に起こる。加えて、皮膚表面で乾燥 したシクロデキストリンは体液で再び濡れたとき、もう一度増強された吸収能力 を達成する。このことは、使用者にとって便利である。シクロデキストリンは乾 いた皮膚上にあるときは、さもなければ体臭を吸収する能力を落としてしまう他 の環境臭気類でその空洞が埋まることがないからである。そのうえ特に、体液に よるシクロデキストリンの可溶化によって、隔離されていた空洞が体臭分子と包 接複合物を形成できるようになる。従って、結局、可溶化された未複合のシクロ デキストリンの有効性が臭気制御作用の効果及び効率に対して不可欠である。本 発明において有用なシクロデキストリン類及びシクロデキストリン誘導体類の更 に完全な記載は1996年7月9日発行のPilosof他:米国特許第5,534,165号に見るこ とができ、ここに引用によって全体的に合体する。ジメチコーン 本発明の組成物には有効水準のジメチコーンも包含され、皮膚の刺激を防止又 は軽減するのを助け、その他にも皮膚対皮膚の摩擦を軽減させるような利点に貢 献する。ここでジメチコーンの「有効水準」とは、ジメチコーンの望ましい皮膚 効用を有効に与える水準である。本発明で用いられるジメチコーン類は、公称粘 度が350センチストークス以下の線状ジメチコーン類でなければならない。好ま しい線状ジメチコーンは公称粘度が約50センチストークスから約100センチスト ークスのもので、Dow Corning R 200 Fluidとして入手できる。 通常、ジメチコーンは組成物の重量で約0.5%から約30%、好ましくは約1%か ら約2%の水準で存在する。水性担体 本発明に有用なシクロデキストリン類は水性担体中で可溶化され分散される。 希釈水溶液は皮膚上でのシクロデキストリン分子の最大分離を与え、臭気分子が シクロデキストリン分子と反応する機会を極大化する。水性担体はまたシクロデ キストリンを所望の皮膚位置に適用する清潔で便利な手段を提供する。加えて、 水性担体はバクテリアの餌となる皮膚細胞屑及び皮膚分泌物並びにバクテリア自 体を洗い流すことによって本来自然にある程度の洗浄力を与え得る。 ここで使われる「水性担体」とは、水及び/又は溶媒として使用可能な任意の 水溶性物質を意味する。蒸留水、脱イオン水、又は水道水のような任意の水が使 用できる。水はシクロデキストリン類の液状担体として役立つだけでなく、組成 物が適用された際の皮膚部位上にある悪臭性分子とシクロデキストリン分子との 間の複合反応をも促進する。 本発明の水性担体は、通常本発明組成物の約80%から約98%よりなる。好まし くは本発明の組成物は約85%から約95%の水性担体を含む。低分子量ポリオール 本発明の組成物はまた低分子量ポリオールを含んでもよい。ここで「低分子量 ポリオール」とは、分子当りアルコール機能基を1個より多く有し、分子量が95 より小さい線状有機化合物をさす。ポリプロピレングリコール及びグリセロール のような水に比して相対的に高い沸点を有する低分子量ポリオールは本発明の組 成物の臭気制御作用を改善するのに好ましい成分である。理論に縛られることな く、本発明の組成物中に少量の低分子量ポリオールを加えることは皮膚の乾燥に つれてシクロデキストリン包接複合体の形成を増強すると考えられる。 水よりも長い期間皮膚上に滞留するポリオールの能力は、皮膚の乾燥につれて シクロデキストリンと幾つかの悪臭分子との三元複合系を形成せしめると考えら れる。グリコールの添加は、比較的小さい寸法の悪臭分子では充填できないシク ロデキストリン空洞中の空間を充填すると考えられる。使用されるグリコールで 好ましいのはプロピレングリコールである。そのようなポリオールのある水準が 得られる方法で調製されたシクロデキストリンは、ポリオールを除去しないで使 用できるので、極めて好ましい。 最適には、低分子量ポリオールは、より大きい寸法の悪臭分子を吸収するシク ロデキストリンの有効能力を大きく減少させることなしに複合体形成を助けるの に有効な水準で添加される。通常、本発明の組成物に対する低分子量ポリオール の添加量は、組成物の重量で約0.01%から約1%、好ましくは約0.02%から約0.5 %、より好ましくは約0.03%から約0.3%である。殺菌防腐剤 組成物には、任意ではあるが好ましいものとして、組成物中の微生物の成長を 阻止及び/又は制限する可溶化された、温和な殺菌防腐剤を含むことができる。 微生物による本発明の組成物の汚染及びその結果の微生物増殖は見苦しい又は悪 臭のある組成物をもたらし得る。同様に、微生物は原料シクロデキストリン中に 通常的に見出だされ、それが水溶液中で増殖する可能性がある。殺菌防腐剤の含 有は本発明の組成物の貯蔵安定性を増すのに役立つ。本発明には、水溶性の殺菌 防腐剤は有効量が含有される。ここで水溶性殺菌防腐剤の「有効量」とは、特定 の期間腐敗を防ぐか又は偶然添加された微生物の成長を防ぐに十分な水準を意味 する。 本発明において有用な殺菌防腐剤は、殺菌性の新陳代謝的化合物(微生物を殺 し且つ又は微生物の成長を抑制する物質)を包含する。適した殺菌防腐剤は 0.3%又はそれ以上の溶解度を有する。加えて、適した防腐剤は強い刺激性なし に皮膚に接触できるものである。好ましい殺菌防腐剤は水溶性で且つ低水準で有 効なものである。水に不溶な有機防腐剤はシクロデキストリン分子と複合体を形 成し、シクロデキストリン空洞に対して悪臭分子と競合し、臭気制御活性につい てシクロデキストリンを無効にするからである。本発明に用いる防腐剤として適 したものは、Lachman,Lieberman,Kanig:The Theory and Practice of Industr ial Pharmacy(産業医薬の理論と実際)3rd.Edition,pages 466-467及び520-5 22(1986)、及び1996年7月9日発行のPilosof他:米国特許第5,534,165号に完全に 記載されており、引用によりここに合体される。 バクテリア(グラム陽性及びグラム陰性)及び菌類の両者に有効な防腐剤のよ うな広いスペクトルの防腐剤を使用することが好ましい。微生物例えば菌類の単 一属にのみ有効なスペクトルの限定された防腐剤は、スペクトルの広い防腐剤又 は追加的及び/又は補充的活性を有する限定された他の防腐剤と組合わせて使う ことができる。広いスペクトルの防腐剤の混合物もまた使用できる。 好ましい水溶性防腐剤には次のものが含まれる:ヒドロキシメチルグリシン酸 ナトリウム(Chatham,NJ.のSutton Lab.製、Suttocide R A);安息香酸ナトリ ウム;イミダゾリジンジオン化合物(例えばヂメチロールジメチルヒダントイン 、即ちLonza製Glydant R Plus、ジアゾリジニル尿素及びイミダゾリジニル尿素 )を含む環状有機窒素化合物及びポリメトキシ2環オキサゾリジン;ベンジルア ルコール、2-フェノキシエタノール及びイセチオン酸ヘキサミジンを含むフェニ ル又はフェノキシ化合物;ポリヘキサメチレンビグアニドを含む四級アンモニウ ム化合物;ホルムアルデヒド及びグルタルアルデヒドを含む低分子量アルデヒド ;クロルヘキシジン、クロロブタノール、及びジブロモプロパミジンを含むハロ ゲン化化合物;及びそれらの混合物。 シクロデキストリンの大部分を臭気制御のために保留しておくために、有効な 防腐剤は最小量を使用すべきである。好ましい防腐剤の水準は組成物の重量で約 0.0001%から約2%、より好ましくは約0.0002%から約1%、最も好ましくは約0. 01%から約0.5%である。pH 本発明の組成物水溶液のpHは、約3から約10、好ましくは約3.5から約8、より 好ましくは約3.5から約6とすべきである。従来の緩衝溶液がいくつか公知技術で 知られており、必要ならpHを所望の水準に調整するのに使用できる。例えば、次 の例に示すような塩と酸、乳酸ナトリウム、くえん酸ナトリウム、燐酸カリウム 、乳酸、くえん酸、燐酸の組合わせが有用である。これらの成分の幾つかは、シ クロデキストリンとの複合によってその有効性が失われるので、処方に当たって はその調整に注意を要する。他の緩衝剤はLachman,Lieberman and Kanig:The T heory and Practice of Industrial Pharmacy(産業医薬の理論と実際)3rd.Ed ition中にあり、引用によりここに合体する。他の成分 本発明の組成物は追加の臭気制御物質を任意に含有することができる。例えば 、亜鉛塩、水溶性カチオン性ポリマー、水溶性アニオン性ポリマー、水溶性炭酸 塩、水溶性重炭酸塩、ゼオライト類、及び活性炭;キレート剤;着色剤;及び/ 又は制汗剤である。 任意ではあるが大いに好ましくは、本発明の組成物は亜鉛塩を包含することが でき、シクロデキストリン溶液に対して臭気吸収及び/又は殺菌の点で利点を追 加する。亜鉛化合物はその悪習改善能力のために、例えば口腔洗浄剤にしばしば 用いられてきた。このことはN.B.Shah他に与えられた1982年発行の米国特許第4, 325,939号及び1083年9月4日発行の米国特許第4,469,674号に記載されており、両 方ともその全体を引用によってここに合体される。塩化亜鉛のような高度にイオ ン化され水溶性の亜鉛塩は最良の亜鉛イオン源を提供する。亜鉛塩ではフェノー ルスルフォン酸亜鉛が本発明の皮膚組成物に用いて好ましいが、他の亜鉛塩も本 発明の範囲に入る。しかしながら、亜鉛塩及びそ水準の選択には注意を要する。 皮膚を刺激し、そのため本発明に使用するには好ましくないものがあるからであ る。 これらの亜鉛塩類は低分子量のアミン及び硫黄含有化合物の吸収を助ける。低 分子量のアミン類及び/又は硫化物やメルカプタン類のような低分子量の硫黄含 有物質は、食品臭(にんにく、たまねぎ)、口臭、小便臭、及び特に体/汗臭の ような多くの悪臭の成分である。 亜鉛塩が本発明組成物に加えられる場合は、その水準は組成物の重量で通常約 0.1%から約10%、好ましくは約0.2%から約8%、より好ましくは約0.3%から約 5%である。 水溶性のカチオン性ポリマー及び水溶性のアニオン性ポリマーのようないくつ かの水溶性ポリマー類は、本発明の組成物に用いて追加の臭気制御効果を与える ことができる。アミノ機能性、アミド機能性、及びその混合を含有するポリマー のような水溶性のカチオン性ポリマー類は、ある種の酸性臭を制御して本発明に 有用である。ポリアクリル酸類及びそれらの水溶性塩はある種のアミン型臭気を 制御して本発明に有用である。好ましいポリアクリル酸類及びそれらのアルカリ 塩類はその平均分子量が約20,000より小さく、より好ましくは5,000より小さい 。スルホン酸基、燐酸基、ホスホン酸基及びそれらの水溶性塩、及びそれらの混 合物、及びカルボン酸とカルボキシル化基との混合物を有するポリマーもまた適 している。 カチオン及びアニオンの両方の作用性を持った水溶性ポリマーもまた適してい る。これらのポリマーの例は1990年3月20日にN.Kobayashi及びA.Kawazoeに対し 発行された米国特許第4,909,986号にあり、その全体が引用によりここに合体さ れる。カチオン及びアニオンの両作用性を持つ水溶性ポリマーの他の例は、ジメ チルジアリルアンモニウムクロリドとアクリル酸の共重合体で、Calgon社からMe rquat 280 Rの商品名で市販されている。 上記の水溶性ポリマー類は本発明に有用であるが、これらの物質の使用に際し ては、アクリル酸の存在に伴う安全性を考慮して、残留アクリル酸の存在しない ことの確認に留意しなければならない。 重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、及びそれらの混合物の ような水溶性のアルカリ金属炭酸塩及び/又は重炭酸塩は、ある種の酸型臭気の 制御を助けるために本発明の組成物に添加することができる。好ましい塩類は炭 酸ナトリウム一水塩、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、及び それらの混合物である。これらの塩類を本発明の組成物に添加する場合、通常そ の水準は組成物の重量で約0.1%から約5%、好ましくは約0.2%から約3%、 より好ましくは約0.3%から約2%である。これらの塩類が本発明の組成物に添加 される場合は、本発明では不適合な金属塩が存在しないことが好ましい。好まし くは、これらの塩類が用いられる場合、組成物は水不溶性の塩を形成する亜鉛及 び他の不適合金属イオン、例えばCa、Fe、等を本質的に含むべきではない。 エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)のようなアミン酸キレート剤は水溶性殺 菌防腐剤の活性を強めるために任意に本発明組成物に添加することができる。キ レート剤を本発明の組成物に添加する場合、その水準は組成物の重量で、通常約 0.01%から約0.3%、好ましくは約0.05%から約0.2%である。ここで重要なこ とは、本発明の組成物に添加されるキレート剤によってキレートされ得る添加金 属イオンを本質的に含まないことで、これらの金属イオンがキレート剤と複合体 を作って不活性化するからである。 ゼオライト類も本発明に使用できる。好ましい型のゼオライトは「中間(inter mediate)」珪酸塩/アルミン酸塩ゼオライト類としての特性を有するもので、特 にアミン型臭気の吸収に用いられる。「高(high)」ゼオライト類はチオール類、 メルカプタン類のような硫黄含有臭気の制御に好ましい。「中間」及び「高」の 両者のゼオライト類は1995年発行のTrihn他:米国特許第5,429,628号により充分 に説明されており、その全体は引用によりここに合体される。 本発明での使用に適する炭素材料は有機分子吸収用及び/又は空気清浄用とし て業界に周知の材料である。しばしば、この様な炭素材料は「活性化」炭素又は 「活性化」炭として引用される。このような炭素はCalgon-Type CPG R;Type PC B;R;Type SGL R;Type CAL R;及びType OL Rのような商品名で市場から入手で きる。 着色料及び染料は視覚的な訴求力及び作用のために臭気吸収組成物に任意に添 加することができる。着色剤を用いる場合には、皮膚を着色しない染料を選択す るよう留意しなければならない。本発明に用いられる好ましい着色剤は高度に水 溶性の染料で、例えば、酸性ブルー3、酸性ブルー104、酸性グリーン1、酸性グ リーン25、酸性イエロー73ナトリウム塩、D&Cグリーンno.5,6及び8、D&Cイエロ ーno.7,8,10及び11、D&Cバイオレットno.2、FD&Cブルーno.1及び2、FD&Cグリー ンno.3、FD&Cイエローno.5及び6並びにこれらの混合物で ある。 任意に、本皮膚用組成物は公知の制汗剤及び/又はこれまで明確には開示して いない他の公知の防臭組成物を含んでもよい。水溶液用に適した制汗剤の例には アルミニウム・ジルコニウムテトラクロロハイドレックスグリシン(aluminum-z irconium tetrachlorohydrex glycine)、アルミニウム・ジルコニウムテトラク ロロハイドレート(aluminum-zirconium pentachlorohydrate)、アルミニウム セスキクロロハイドレート(aluminum sesquichlorohydrate)、又はアルミニウ ムクロロハイドレート(aluminum chlorohydrate)及びそれらの混合物が含まれ る。 組成物の製造方法 本発明に用いられる組成物は、水性担体とすべての成分(ジメチコーンを除く )の混合物をすべてが溶解して混合物が均質になるまで混合する工程を含む方法 によって調製される。ここで「均質」とは均一に分散した溶液を意味する。若し ジメチコーンを用いるなら、組成物の調製方法は更に混合物とジメチコーンとを 高剪断を用いて(例えばミルを用いて)組成物が均質になるまで混合することを 含む。 本発明の組成物は皮膚に直接適用されるものであるから、最大の臭気制御を得 るために組成物を全身に施すのには種々の塗布具が有用である。例えば、組成物 を拭材のような紙製品上に置き、あとで皮膚と接触させて組成物を皮膚に移行さ せることが好ましい。 当業界で一般に知られている拭材の構造及び/又は拭材構造の製造法は本発明 で使用できる。拭材は柔軟な分配手段を含む。ここで「柔軟な分配手段」とは紙 、布、不織布、フィルム、スポンジ、ローラー、パッド、ティッシュー、綿ボー ル、及び類似物を含む。好ましい拭材基質には不織基材、発泡体、スポンジ類の ような、基材の孔内に組成物を保持できる多孔性材料を含む。本発明で特に有用 で経済的なセルロース系不織布の例は1980年発行のTrokhan:米国特許第4,191,60 9号に記載されている。更に、有用な拭材及びその製造法は公告日1995年6月29日 のMitra他:国際出願95/17175号にある。両文献はその全体が引用によりこ こに合体される。 拭材基質と本発明の組成物との結合技術は当業界で周知である。組成物を拭材 基材に結合する一般的方法の例は基材に本発明の組成物を、塗布し、漬け、浸し 、又はスプレーすることを含む。本発明にジメチコーンが含まれている場合には 、高剪断下に(例えばミルで)混合して、拭材に適用する直前に均質な溶液を得 るよう留意しなければならない。本発明の組成物は所望の臭気制御及び/又は本 発明の他の所望の皮膚効用が得られるに十分な水準で拭材基材に添加される。本 発明の組成物を選ばれた拭材基材と結合させる手頃な方法は、完成品が使用され るまで最終的に収容する開口包装内に基材を置く。組成物を基材にそそぎ、十分 にゆきわたらせる。組成物がジメチコーンを含む場合は、均質組成物を拭材の堆 積上よりはむしろそれそれの拭材上にそそぐことが好ましい。 本発明の組成物はまたスプレー容器又は瓶で溶液として配布することができる 。手動で作動するスプレー容器を用い、身体の敏感な領域に刺激を与えることの あるエアロゾルの使用は避けることが好ましい。本発明に有用なスプレー容器は 米国特許第5,534,165号にさらに十分に記載されており、その全体は引用により ここに合体される。 臭気軽減における組成物の使用 本発明はここに記載された組成物の体臭軽減での使用を包含し、ここに記載さ れた組成物の皮膚への適用を含む。 本発明はまたここに記載された組成物の膣臭の軽減での使用を包含し、ここに 記載された組成物の骨盤部、膣外部、及び/又はパンティラインへの適用を含む 。しかし、本発明の組成物は膣内へ挿入すべきでなく、また陰門へも適用すべき ではない。 本発明はまたここに記載された組成物の皮膚上の環境臭の軽減での使用を包含 し、ここに記載された組成物の皮膚上への適用を含む。 ここで言う、本発明組成物の「有効量」とは、体臭、膣臭、及び/又は環境臭 を人間の嗅覚で認知されない点まで吸収するに十分な量を意味する。 本発明の組成物は通常皮膚又は毛髪に直接適用される。組成物は分配手段中に 置かれ、所望の皮膚表面上、通常は全身に、噴霧又はこすりつけによって有効量 を適用することによって施用することができる。好ましくは分配手段は拭材で、 柔軟な分配手段、組成物がジメチコーンを含まない場合は、スプレー容器を含む 。本発明の組成物の分配は調製済みの拭材、手又はスプレー瓶によって達成する ことができる。 代わりに、組成物がジメチコーンを含まない場合には、使用者は彼又は彼女自 身の選択による柔軟な分配手段を含む拭材と本発明の組成物とを組合わせてもよ い。そうするには、使用者は単に、布材のような柔軟な分配手段を選び、瓶又は 他の適当な容器から本発明の組成物を、選んだ分配手段上にそそぎ、身体の所望 の区域に組成物を適用する。このやり方で、使用者は目的とする用途及び臭気制 御の必要度に応じて本発明の組成物を彼/彼女の欲するだけ多く又は少なく使う ことができる。 以下の実施例で本発明の処方及び使用法を説明するが、これらに限定するもの ではない。*任意に、プロピレングリコールを上記実施例に約1%から約1.9%添加すること ができる。くえん酸も上記実施例に約0.12%添加できる。 実施例I及びIIの調製は次のとおりである:各処方において約66%の蒸留水に EDTA四ナトリウムを加え、溶解するまで混合する。次いで、ジメチコーンを 除く残りの成分を上表の順に加えて混合する。各成分が溶解するか又は溶液が均 質化するのを確かめてから次の成分を加える。各処方全体での残りの水を加え、 均質化するまで撹拌する。最後に、ジメチコーンを高剪断を用いて加え、ジメチ コーンを混合液中に均一に分散させる。 実施例IIIの調製は次のとおりである:各々の成分を上表の順で添加し混合す る。各成分が溶解するか溶液が均質化するのを確かめてから次の成分を添加する 。最後に各全処方の残りの水を加えて、均質化するまで攪拌する。 皮膚への適用のための調製:実施例から形成されたような本発明の組成物は拭材 に含ませるか、噴霧器中に注入するか、又は直接皮膚上若しくは皮膚への適用に 便なように使用者が選択した柔軟な分配手段にそそぐ。 拭布の調製:乾いた繊維質又は拭材物質を、最終的には完成品を収容する開口し た包装の内部に置く。組成物がジメチコーンを含む場合、混合液をもう一度激し く混合して均一に分散した混合液を得る必要がある。組成物を繊維質にそそぎ、 まんべんなく行き渡らせる。包装を閉じ、利用者が使用するまで貯蔵される。 スプレー用の調製:組成物を選んだスプレー用包装に注入する。包装を閉じ、利 用者が使用するまで貯蔵される。実施例IV 尿失禁に悩む女性がこの状態に伴う湿潤が膣臭の原因であることを見出だす。 排尿後、女性は実施例Iの組成物を保持する拭材で膣外部を拭く。組成物中のシ クロデキストリン及び亜鉛塩が、尿中に見出だされる多環化合物及びアミン類( それぞれ)のような臭気と複合する。女性は拭材を使用した後臭気の少ないのに 気付く。実施例V 乳房の大きい女性が、運動をすると乳房の下の発汗及び皮膚がひりひりするの を経験する傾向のあることを見出だした。運動の前と後に、その女性は実施例II の組成物を拭材を介して適用した。彼女は組成物で乳房の下を拭き、組成物が汗 及び/又は汗の分解物に伴う臭気化合物に対して防臭した。この女性は臭いが少 なくなったことに気付き、拭材を用いた後はずっと気持ち良く感じた。実施例VI ある男性が防臭化粧品及び制汗剤に強いアレルギーを有し、そのような製品の 使用を避けていた。その結果体臭が制御されず悩んでいた。彼の医者が実施例II Iの温和な臭気吸収組成物を用いることを提案した。その男性は毎朝シャワーの あとスプレーで組成物を用い、アレルギー反応を起こさなかった。彼はもはや悩 むような体臭を有しなかった。彼は必要に応じて適宜用いるに便利なように、実 施例IIIの組成物を含む拭材のパウチを仕事中も持っている。実施例VII ある男性は魚やにんにく、玉葱及び各種の胡淑を刻む必要のある薬味ソースを 料理している。彼は彼の手や毛髪はこれらの食品臭の匂いがすると人に言われ、 その臭気を身体から除きたいと欲している。この男性は実施例Iの組成物を含む 拭材で彼の手及び毛髪をこすった。この男性は拭材を使用したあと、臭気が少な くなったことに気付いた。実施例VIII ある女性は仕事の休憩中に煙草を吸った後、彼女の手と顔が煙と煙草の匂いが することを見出だした。彼女は事前調製した拭材によって実施例IIの組成物を適 用した。封をした包装を破いて開け、拭材(組成物で濡れている)で顔と手をこ すった。組成物は彼女がとても気にしている残留煙と煙草の臭いを除去する。彼 女は臭気の少なくなったことに気付き、スプレーを使ったあと、机に戻りながら ずっと気分の良いのを感じた。実施例IX ある男性が、重要な会合に行く途中、彼の車にガソリンを入れるため停車した 。彼がガソリンタンクに充填しているとき、ガソリンが両手にはねかかった。彼 は紙タオルで手を拭いたが、ガソリン臭は手に残った。彼はスポーツバッグから 小瓶を取り出し、それには実施例IIIの組成物が入れてあった。彼は瓶を開け、 その組成物を幾らか手にそそいだ。それから手を嗅いでみて、もはやガソリン臭 の無いことに気付いた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/738,964 (32)優先日 平成8年10月24日(1996.10.24) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/889,607 (32)優先日 平成9年7月8日(1997.7.8) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/946,770 (32)優先日 平成9年10月8日(1997.10.8) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/947,076 (32)優先日 平成9年10月8日(1997.10.8) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/947,299 (32)優先日 平成9年10月8日(1997.10.8) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/951,185 (32)優先日 平成9年10月15日(1997.10.15) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 バートロ,ロバート グレゴリー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ローズ、レーン 11783、アパートメント エイ (72)発明者 ルーカス,ジュリエット マリー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 エリー、アベニュー 3417、アパートメン ト 410 (72)発明者 バクナー,ロビン イェガー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 シダーブレイクス、レーン 12119 (72)発明者 カェス,テレサ マリー アメリカ合衆国オハイオ州、ラブランド、 イプワース、ロード 6617

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記の成分を含む水性臭気吸収組成物: a.組成物の重量で0.1%から5%の可溶化された、水溶性の、未複合シクロデキ ストリン; b.組成物の重量で0.5%から30%の350センチストークス以下の公称粘度を有す る線状ジメチコーン;及び c.水性担体; ここで該組成物は皮膚に使用して安全なものである。 2.下記の成分を含む組成物: a.組成物の重量で0.1%から5%の可溶化された、水溶性の、未複合シクロデキ ストリン; b.組成物の重量で0.5%から30%の350センチストークス以下の公称粘度を有す る線状ジメチコーン; c.有効量の可溶化された、水溶性の、殺菌防腐剤;及び d.水性担体; ここで該組成物は皮膚に使用して安全なものである。 3.組成物重量で0.01%から1%の低分子量ポリオールを更に含む、請求項1又 は2の組成物。 4.水溶性殺菌防腐剤がヒドロキシメチルグリシン酸ナトリウムである、請求項 2又は3の組成物。 5.シクロデキストリンがベータ-シクロデキストリン類、ベータ-シクロデキス トリン類の誘導体、アルファ-シクロデキストリン類、アルファ-シクロデキスト リン類の誘導体、ガンマ-シクロデキストリン類、ガンマ-シクロデキストリン類 の誘導体、及びそれらの混合物である、請求項1ないし4のいずれ かによる組成物。 6.亜鉛塩類、ゼオライト類、活性炭、水溶性ポリマー、水溶性炭酸塩、水溶性 重炭酸塩、及びそれらの混合物よりなる群から選ばれた1種又は2種以上の補助 的臭気制御材料を更に含む、請求項1ないし5のいずれかによる組成物。 7.低分子量ポリオールがプロピレングリコール、グリセロール、及びそれらの 混合物よりなる群から選ばれたものである、請求項3ないし6のいずれかによる 組成物。 8.請求項1ないし7のいずれかの組成物が柔軟性分配手段を含む拭布上に沈着 されている、予備調製済み拭材組成物。 9.下記の成分を含む水性臭気吸収組成物の、体臭、膣臭、及び/又は皮膚の環 境臭の軽減での使用: a.組成物の重量で0.1%から5%の可溶化された、水溶性の、未複合シクルオデ キストリン;及び b.水性担体; ここで該組成物は皮膚に使用して安全なものである。 10.下記の成分を含む水性臭気吸収組成物の、体臭、膣臭、及び/又は皮膚の 環境臭の軽減での使用: a.組成物の重量で0.1%から5%の可溶化された、水溶性の、未複合シクルオデ キストリン; b.有効量の可溶化された、殺菌性防腐剤;及び c.水性担体; ここで該組成物は皮膚に使用して安全なものである。 11.組成物が、組成物の重量で0.5%から30%の350センチストークス以下 の公称粘度を有する線状ジメチコーンを更に含む、請求項9又は10による使用 。 12.組成物が、組成物の重量で0.01%から1%の低分子量ポリオール類を更に 含む、請求項9、10、又は11による使用。 13.組成物が、亜鉛塩類、ゼオライト類、活性炭、水溶性ポリマ-、水溶性炭 酸塩、水溶性重炭酸塩、及びそれらの混合物よりなる群から選ばれた1種又は2 種以上の補助的臭気制御材料を更に含む、請求項9、10、11、又は12によ る使用。 14.皮膚が骨盤領域、膣外部、及び/又はパンティーラインである、請求項9 、10、11、12、又は13による使用。 15.組成物が柔軟性分配手段を含む拭材を使用して皮膚に適用される、請求項 9、10、11、12、13、又は14による使用。 16.組成物が、スプレー瓶を用いて皮膚に適用される、請求項9、10、11 、12、13、又は14による使用。
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