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JP2002501579A - Dezincification of galvanized steel - Google Patents

Dezincification of galvanized steel

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JP2002501579A
JP2002501579A JP55408199A JP55408199A JP2002501579A JP 2002501579 A JP2002501579 A JP 2002501579A JP 55408199 A JP55408199 A JP 55408199A JP 55408199 A JP55408199 A JP 55408199A JP 2002501579 A JP2002501579 A JP 2002501579A
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zinc
steel
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standard electrode
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JP55408199A
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モーガン,ウィリアム・エイ
デュデク,フレデリック・ジェイ
ダニエルズ,エドワード・ジェイ
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メタルズ・インベストメント・トラスト・リミテッド
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、亜鉛メッキ鋼から亜鉛を除去する方法を開示する。少なくとも約15重量%の水酸化ナトリウムまたはカリウムを含有する少なくとも約75℃の温度の電解液に、亜鉛メッキ鋼を浸漬して、亜鉛メッキ鋼の表面から亜鉛を電解腐食する。カソードとして作用する物質は、主として電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標準電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質である。電解腐食速度は、(i)亜鉛メッキ鋼を機械的に研磨または変形することによって、亜鉛メッキ鋼において電解腐食部位の数密度を増加させるか、(ii)亜鉛メッキ鋼を加熱して、亜鉛メッキ鋼表面に亜鉛の合金を形成するか、(iii)亜鉛メッキ鋼を、電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標準電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質に混合するか、または(iv)亜鉛メッキ鋼を、電解液中に浸漬している間に、それ自体相互に移動させ、電解液に対し相対的に移動させるによって、促進することができる。   (57) [Summary] The present invention discloses a method for removing zinc from galvanized steel. The galvanized steel is immersed in an electrolyte containing at least about 15% by weight of sodium or potassium hydroxide at a temperature of at least about 75 ° C. to electrolytically etch the zinc from the surface of the galvanized steel. The material acting as the cathode is such a material that has an intermediate standard electrode potential which lies mainly between the zinc standard electrode potential and the cadmium standard electrode potential in the electrochemical train. The rate of galvanic corrosion can be increased by (i) mechanically polishing or deforming galvanized steel to increase the number density of galvanic corrosion sites in galvanized steel, or (ii) heating galvanized steel to form galvanized steel. Forming an alloy of zinc on the steel surface, or (iii) mixing the galvanized steel with a material having an intermediate standard electrode potential between the zinc and cadmium standard electrode potentials in the electrochemical train. Or (iv) galvanized steel can be facilitated by moving itself mutually while immersed in the electrolyte and relative to the electrolyte.

Description

【発明の詳細な説明】 亜鉛メッキ鋼の脱亜鉛化法 発明の背景 本発明は、一般に、鋼廃材(スチールスクラップ)の脱亜鉛化法に関し、特に 、低い水素過電圧ではない鋼などの金属や合金をカソードとして用いる電食脱亜 鉛化法に関する。 亜鉛被覆鋼(亜鉛メッキ鋼)は、自動車産業、建設業、農機具産業などの産業 において汎用されている。これらの産業では、亜鉛メッキ鋼板の製造装置から大 量の新たな鋼廃材が排出され、そのうち、少なくとも数種のものは、亜鉛メッキ されており、鋼や鉄の製造工程での出発物質としてリサイクルして再使用しうる ものである。しかしながら、鋼や鉄の製造工程に使用される鋼廃材中に、亜鉛が 存在すると、環境規制を順守するためのコストが増大し、例えば、ダストの廃棄 コストや、ダストの有害廃棄物としての前処理コストや、亜鉛除去のための排水 処理コストや、ヒューム回収処理コストなどが伴い、これらの処理によって、作 業環境が保持され、屋根排気口からの排出が抑制されうる。このため、鋼廃材か ら亜鉛を除去する経済的な方法の開発に大きな関心が持たれている。 1つの解決法によれば、鋼廃材を、塩酸や硫酸などの酸中に浸漬している。し かしながら、鉄は、酸溶液中で亜鉛と一緒に溶解してしまうため、亜鉛と鉄の分 離が経済的に容易ではないことがわかっている。 また、亜鉛メッキ鋼の廃材から亜鉛を溶解させるため、苛性ソーダ溶液を使用 することも、提案されている。この方法の本質的な利点は、鉄が苛性アルカリに おいて安定であるため、溶液中での亜鉛と鉄の分離が重大な問題とはならないこ とである。しかしながら、この方法の不都合な点は、亜鉛が亜鉛メッキ表面から 除去される速度が比較的遅いため、生産性が低く、亜鉛の除去が不十分なことで ある。 Leekerらの米国特許第5106467号は、苛性電解液中の亜鉛メッキ鋼から亜鉛を 溶解させる方法を開示し、この方法によれば、亜鉛の溶解速度を、硝酸 ナトリウムなどの酸化剤の苛性電解液への添加によって増加させている。しかし ながら、このような硝酸塩の使用は、プロセスのコストを増加させる。さらに、 硝酸塩を使用すると、シアン化物が形成されるため、この解決法は、重大な危険 物質を形成することとなる。 LeRoyらの米国特許第5302260号および第5302261号は、苛性電解液中の亜鉛メ ッキ鋼からの亜鉛の溶解を促進するための他の方法を開示する。これらの特許に よれば、亜鉛メッキ鋼を、苛性電解液中に浸漬して、この電解液中で安定な低水 素過電圧のカソード物質に、電気接続することが示唆されている。LeRoyらによ れば、そのようなカソードには、大表面積のニッケル系材料やコバルト系材料が 包含され、例えば、ラニーニッケル型、ラニーコバルト型、ニッケルモリブデン 酸塩、硫化ニッケル、ニッケル-コバルトチオスピネルおよび混合硫化物、ニッ ケルアルミニウム合金、および電気メッキ活性コバルト組成物などが例示されて いる。鋼廃材が清浄な場合や、塗装されていない場合や、細断されている場合に は、外部電源は、カソード物質に適用されない(LeRoyらの米国特許第5302261号 、2欄、37〜47行参照)。しかしながら、バンドル形態の鋼廃材を脱亜鉛化する 場合には、外部電源をカソードに適用して、亜鉛の剥離速度を増加させることが 示唆されている(LeRoyら、米国特許第5302261号、2欄、47〜54行、参照)。しか しながら、バンドル形態の材料やベール形態の材料をアノード脱亜鉛化するには 、長い処理時間、大きい床面積、これに付随する大きい資本コストおよび電力コ ストが必要となり、そのプロセスは、相対的にコスト高になる。低水素過電圧を 有するようなカソード物質としてのコストも、プロセスのコストを顕著に増加さ せる。 発明の要旨 従って、本発明の目的は、苛性電解液中において鋼廃材を脱亜鉛化する方法、 カソードとして、鋼または比較的高い水素過電圧を有する金属を用いるような方 法、溶解速度の増加のために外部電源をカソード物質に適用する必要がないよう な方法、および、単に苛性電解液中に浸漬した鋼廃材から亜鉛 を除去する場合の亜鉛除去速度に比し、亜鉛の除去速度を増加しうるような方法 を提供することである。 要約すれば、本発明は、亜鉛メッキ鋼から亜鉛を除去する方法を提供する。亜 鉛メッキ鋼を、水酸化ナトリウムまたはカリウムを含有する水性電解液中に浸漬 し、亜鉛メッキ鋼の表面から亜鉛を電解腐食(電食)する。カソードとして作用 する物質は、主として、電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標準 電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質ある。好適な実施 態様によれば、亜鉛の亜鉛メッキ鋼からの電解腐食速度は、亜鉛メッキ鋼を次の ように処理して促進される。 (i)亜鉛メッキ鋼を機械的に研磨または変形することによって、亜鉛メッキ鋼 において電解腐食部位の数密度を増加させるか、 (ii)亜鉛メッキ鋼を加熱して、亜鉛メッキ鋼表面に亜鉛の合金を形成するか、 (iii)亜鉛メッキ鋼を、電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標 準電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質に混合するか、 または (iv)亜鉛メッキ鋼を、電解液中に浸漬している間に、それ自体および電解液に 対し相対的に移動させる。 次に、本発明について他の目的および特徴の一部を、説明して明らかにする。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の脱亜鉛化法による、鋼廃材の移動および苛性電解液循環を示 す模式図である。 本発明の詳細な説明 本発明の方法は、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)または苛性カリ(水酸化カ リウム)のような苛性電解液中に、鋼廃材を浸漬するシステムによって実施され る。しかしながら、苛性ソーダは、コストの点で比較的有利であるため、水酸化 カリウムよりも好適である。電解液中への浸漬の間、鋼廃材の亜鉛被覆表面がア ノード物質として作用し、かつ、鋼露出面または比較的高 い水素過電圧を有するような他の金属がカソード物質として作用し、これにより 、亜鉛被覆鋼が電解腐食される。経済的な実用速度によって電解腐食法を実施す るには、アノード物質の表面積よりも、カソード物質の表面積が大きくなるよう に鋼廃材を処理する。 一般に、亜鉛の溶解速度は、電解液中の苛性ソーダ濃度および電解液の温度を 増加させることによって、増大する。好適には、電解液は、少なくとも約15重量 %濃度の苛性ソーダを含有する水溶液である。より好適には、電解液中の苛性ソ ーダの濃度は、約25重量%〜約50重量%であり、最も好適には、約30重量%〜約 40重量%に維持される。これらの濃度において、電解液は、温度に依存して比較 的粘稠である。従って電解液の温度は、好適には少なくとも75℃であって電解液 の沸点よりも低い温度、より好適には約85〜約95℃であり、最も好適には約90〜 約95℃である。 カソード物質は、金属および合金の電位列において亜鉛よりも貴の金属または 合金のいずれであってもよい。大表面積のニッケル系またはコバルト系材料、ニ ッケルモリブデン酸塩、硫化ニッケル、ニッケル-コバルトチオスピネルおよび 混合硫化物、ニッケルアルミニウム合金、電気メッキ活性コバルト組成物、およ び他の低水素過電圧物質は、非常に高価であるため、好適にはカソード物質とし て使用しない。これらに代えて、カソード物質は、主として、鉄、鋼合金、また は、電気化学列において亜鉛標準電極電位(−0.76V)とカドミウム標準電極電 位(約−0.4V)の間に入るの中間の標準電極電位(還元電位)を有するような 比較的低価格の他の合金または金属である。特に好適な実施態様によれば、亜鉛 メッキ鋼廃材断片または、この廃材断片から亜鉛被膜を除去した領域が、カソー ド物質として使用することができる。 本発明によれば、カソードの表面積は、鋼廃材のアノード表面積に対し種々の 方法によって増加させることができる。例えば、(i)鋼廃材を、加熱してもよ いし、また機械的に研磨または変形させて、鋼廃材におけるカソード領域の数密 度および合計表面積を増加させてもよいし、また(ii)鋼廃材とカソード物質と を緊密に混合してもよい。但し前記したように、これらの方法は、鋼廃材を電解 液 中に浸漬する前または電解液中に浸漬している間に、行われる。 一般に、亜鉛メッキ鋼廃材の表面を比較的高い温度に加熱すると、亜鉛は、亜 鉛被膜から鋼中に拡散すると共に、鉄は、鋼から亜鉛被膜中に拡散する。これら の拡散の結果、2つの異なる金属間の電気的接触が鋼廃材の表面において増加し 、従って、鋼廃材を電解液中に浸漬した場合に、鋼廃材の電解腐食速度が増加す る。好適には、亜鉛メッキ鋼廃材を亜鉛の融点よりも高い温度に加熱し、これに より、上記転位を、工業的に許容される時間で生じるさせる。より好適には、亜 鉛メッキ鋼廃材を少なくとも約470℃、さらに好適には少なくとも約500℃、最も 好適には少なくとも約600℃の温度に加熱する。亜鉛メッキ鋼廃材をこれらの温 度に維持して、所望の効果を達成する時間は、温度の関数である。しかしながら 、一般に、保持時間は約5〜約20分であるのが好適であり、約10〜15分が特に好 適である。 これとは別の態様として、鋼廃材を機械的に研磨または変形して、電解腐食速 度を増加させることもできる。鋼廃材の研磨は、局部的な領域から亜鉛を除去す ることができる。鋼廃材の変形は、亜鉛被膜に亀裂を入れてもよいし、他の方法 として、応力を加えてもよい。これらの露出域および変形域は一般に、亜鉛被膜 領域によって囲まれているので、鋼廃材におけるカソード域の数密度および合計 表面積は、その表面において増加し、これにより、鋼廃材を電解液中に浸漬する と、鋼廃材の電解腐食速度が増加する。鋼廃材は、例えば、鋼廃材の細断、鋼廃 材自体の相対的移動もしくは他の研磨表面に対する鋼廃材の相対的移動、または 鋼廃材のハンマーミルによる粉砕によって、機械的に研磨または変形することが できる。鋼廃材は、代表的には、約2.5〜約120cmの寸法の断片として入手され、 その大部分の断片は約10cm〜約70cmである。従って、鋼廃材が細断される場合は 、細断片が約10〜約20cmの寸法範囲であるのが好適であり、その大部分の断片は 約10〜約15cmの寸法範囲である。寸法は、断片が通過する格子の正方形開口部の 寸法によって、決定される。鋼廃材は、その断片を機械的変形、例えば、屈曲ま たは解体する場合、その変形部分は、好適には、亜鉛メッキ表面全体に均一に分 布し、かつ、 変形した表面積は、平均して、鋼廃材表面積の約10%を越える値、より好適には 約15%を越える値、最も好適には少なくとも約20%である。 本発明の他の実施態様によれば、カソード表面積の大きさは、亜鉛メッキ鋼廃 材アノード表面積の大きさよりも、亜鉛メッキ鋼廃材と、非被覆物質(即ち、亜 鉛被膜を有さない、電位列において亜鉛よりも貴の金属または合金)との混合物 を形成することによって、大きくすることができる。非被覆物質と亜鉛メッキ鋼 廃材との混合物は、非被覆物質を、少なくとも約5重量%、好適には少なくとも 約10重量%、より好適には少なくとも約20重量%、所望により少なくとも約30重 量%の量で含む。このような混合物は、いくつかの鋼廃材製造者から直接に入手 することができ、また、亜鉛メッキ鋼廃材と非被覆物質とを混合することによっ て形成することができる。好適な実施態様によれば、非被覆物質は、亜鉛被膜を 少なくとも部分的に除去した鋼廃材である。 本発明の1つの実施態様によれば、鋼合金のような亜鉛よりも貴のカソード物 質から実質的に構成されるコンベヤーによって、鋼廃材を、電解液中に浸漬し、 そして/または電解液中を通過させる。コンベヤーは、例えば、エンドレス移動 鋼ベルト、または鋼廃材保持用のキャリッジを備えるトラック(鋼廃材は、トラ ックから吊りさげられる)である。 好適な実施態様によれば、キャリッジは、開口部を壁に有する回転式ドラムで あり、その開口部には、回転式ドラムを電解液中に浸潰した際に電解液が通過で きる。電解液中で、ドラムを回転させると、鋼廃材は、それ自体およびドラムに 対し移動することができ、これにより、亜鉛メッキ鋼が機械的に研磨され、かつ 電解腐食速度が増加する。さらに、ドラムの回転によって、鋼廃材は、電解液に 対し移動し、これにより、境界層の厚みが減少し、電解腐食速度がさらに増加す る。 図1を参照すると、番号10は、一般に、本発明の方法を実施するための装置の 好適な態様を示す。脱亜鉛化装置10は、脱亜鉛化タンク12、洗浄タンク14,16、 ならびに一連のエンドレス移動ベルト18,22,24,26を有する。細断 したルースクリッピングのような鋼廃材を、コンベヤー18に供給する。このコン ベヤー18は、鋼廃材を、温度50〜100℃で150〜500g/lのNaOHを含有する水酸化ナ トリウム水溶液を含有する脱亜鉛化タンク12に、供給する。脱亜鉛化タンク12に おいて、移動ベルト20は、パッド21に支えられ、さらに、このパッドは、移動ベ ルト20を脱亜鉛化タンク12および地面から電気絶縁させている。混合鋼廃材を電 解液中に浸漬した直後に、既知のLelandeセルおよび現代的なアルカリ電池に類 似した、電池効果が生じる。反応は、約75℃を越える温度の場合に激しくかつ急 速に進行する(例えば、10分またはそれ以内の時間)。外部電圧は、ルース(バラ 荷)鋼廃材に供給する必要がなく、反応は、亜鉛が溶解して「ブラック」または 脱亜鉛化鋼廃材として一般に知られた物質が形成するまで持続する。清浄な鋼表 面が亜鉛被覆面に緊密に接近すると、プロセスの進行が促進される。 移動ベルト20は、ブラック鋼廃材を移動ベルト22に供給し、ベルト22は、ブラ ック鋼廃材を、脱亜鉛化タンク12の上方に供給してそこから排出し、次いで移動 ベルト24に供給する。移動ベルト24は、鋼廃材を洗浄タンク14内を通過させ、次 いで洗浄した鋼廃材を移動ベルト26に運ぶ。ベルト26は、鋼廃材を洗浄タンク16 内を通過させて第2の洗浄を行う。次に、洗浄したブラック鋼廃材を貯蔵ビンに 移動させるか、または直接に顧客に送る。 溶解した亜鉛を含有する電解液を、ライン28によって脱亜鉛化タンク12から連 続的に取り出し、タンク30で精製して、アルミニウム、鉛、銅、ビスマス、およ び鉄を除去し、スラリーポンプ32で輸送し、真空ドラムまたは他の好適なフィル ター34で濾過し、変圧整流器38に接続した電解亜鉛回収セル36に運ぶ。電解亜鉛 回収セル36において、亜鉛金属は、粉末および/または樹枝形態で、カソード( 例えば、マグネシウムカソード)に沈着し、このカソードから連続的に脱離して 電解セルの底部に沈降する。亜鉛金属粉末スラリーは、亜鉛回収セル36から回収 され、ライン40およびスラリーポンプ42によってフィルター44(または遠心分離 機)にポンプ輸送する。水平タンクフィルター44から排出される湿潤性の亜鉛ケ ークは、ライン46によっ てブリケッティングユニット48に移動し、ここで、貯蔵または販売用の亜鉛粉末 ブリケット50を形成する。電解プロセスによって、苛性ソーダを再生して脱亜鉛 化タンクに戻す。亜鉛含有量が減少した使用済みの電解液(亜鉛約20g/l未満) は、再使用のために脱亜鉛化タンクに戻す。電解液の好適な操作温度は約30〜約 45℃で、投入量は約25〜約40g/lの亜鉛で、苛性液レベルは約150〜約300g/lのNa OHである。 次のような物質を含む材料約1,000トンについて試験を行った。 加温浸漬亜鉛鋼、電解亜鉛被覆鋼、ガルバニール(galvanneal)、ガルバルーム(g alvalume)、ガルファン(galfan)、亜鉛鉄被覆鋼板、亜鉛ニッケル被覆鋼板、お よびターンプレート(鉛被覆鋼板) 出発亜鉛被膜の重量は、平均で0.5〜7重量%の亜鉛であるのに対し、得られた残 留被膜の亜鉛含量は、少量の0.002重量%にまで減少し、平均では約0.02重量% 亜鉛であった。 現在までの実験データによれば、鋼廃材の表面を、水酸化ナトリウム溶液タン ク中への浸漬前に、変形することによって、亜鉛の除去速度を促進することがで き、脱亜鉛化時間は、80分から20分未満に短縮できることが証明されている。脱 亜鉛化作用は、鋼の変形部分、即ち、屈曲部分および引掻き部分から始まり、鋼 表面を横断して進行する。本発明の方法による速度の改善は、鋼をハンマーミル で小さい断片に細断した場合のように、鋼変形部分の数が多ければ多いほど、よ り大きいことが判明した。これにより、高エネルギー部分(変形部分)が形成さ れ、そして、亜鉛を、被覆域に緊密に接近した状態で機械的に除去した領域が形 成される。以上、全ての場合において、電食脱亜鉛化作用が向上する。外部から の電流または酸化剤は、全く必要としない。 本発明の方法のさらなる向上は、亜鉛被覆鋼を、脱亜鉛化タンクへの供給前に 、加熱することによって得ることができる。これは、可動格子上の加熱炉(400 ℃〜800℃)に鋼を通し次いで加熱した材料を溶液に供給することによって行う ことができる。このように加熱した材料は、脱亜鉛化溶液の効果 的な加熱を促進し、低温材料よりも非常に迅速に高温の電解液温度を得ることが でき、かつ、高温の表面によって、溶液の鋼表面を横断する急速な対流挙動が起 こり、これにより、亜鉛の溶液境界層への拡散勾配が減少する。 現在までの実験データによれば、亜鉛被覆鋼板は、脱亜鉛化される場合、その 加熱部分が、未加熱部分の脱亜鉛化前に、脱亜鉛化されることが証明された。以 上の加熱および変形作用の増強は、脱亜鉛化される材料のハンマーミルなどのシ ュレッダーへの供給による充填によって達成することができ、このハンマーミル は、上記材料の変形によってその表面部分から亜鉛を機械的に除去すると同時に 、上記材料を加熱するように操作することができる。 図1に示した方法によれば、平板型線形コンベヤーを使用し、ここでは鋼廃材 は、それらの隣接断片相互間で、ほとんど移動が起こらない。従って、溶液から 相互に遮蔽されて反応が遅延されるような「不活性」亜鉛高濃度域が存在する。 これは、高温溶液の激しい攪拌および循環によって回避することができ、これと は別の態様として、平板型コンベヤーに代えて、回転式ドラムの採用によって解 決することができる。回転式ドラムは、リフターを付設するかまたは所定の角度 で傾斜させると、鋼廃材をタンブリングすることができ、これにより、各断片を 相互に移動でき、溶液を混合でき、それらの表面を相互に研磨でき、亜鉛高濃度 境界層を除去でき、しかも、被覆表面を視覚的に清浄な表面にすることができる 。このような装置は、鋼廃材を、溶液中に通して連続的に排出させることができ る。 実施例1 この試験では、180°F(82℃)の温度に維持した30重量%のNaOHを含有する 水溶液からなる脱亜鉛化浴において、約5〜10cmの寸法を有する加温浸漬鋼廃材 (Zn2.4%)を電解腐食した。鋼廃材は、水平移動式スチールプレート(鋼廃材 はその上に静止)または鋼廃材タンブリング用の回転式スチールドラムを介して 、脱亜鉛化浴中に浸漬し、通した。残留亜鉛含有量を、脱亜鉛化浴中、種々の時 間について分析した。結果を表1に示す。 実施例2 この試験では、180°F(82℃)の温度に維持した30重量%のNaOHを含有する 水溶液からなる脱亜鉛化浴において、約5〜10cmの寸法を有する加温浸漬鋼廃材 (Zn2.4%)を電解腐食した。脱亜鉛化浴に浸漬する前に、いくつかのサンプル を600℃の温度に加熱し、他のサンプルは加熱しなかった。しかしながら、全て の鋼廃材は、鋼廃材タンブリング用の回転式スチールドラムによって脱亜鉛化浴 中に浸漬し、通した。残留亜鉛含有量を、脱亜鉛化浴中、種々の時間について分 析した。結果を表2に示す。 実施例3 この試験では、80℃の温度に維持した30重量%のNaOHを含有する水溶液からな る脱亜鉛化浴において、約7.5〜約4cmの寸法を有する加温浸漬ガルバニール鋼 廃材(2.5%Zn)を、電解腐食した。水平移動式スチールプレー ト(鋼廃材はその上に静止)または鋼廃材タンブリング用の回転式スチールドラ ム(脱亜鉛化浴中に浸潰)によって、鋼廃材を脱亜鉛化浴中に通した。 残留亜鉛含有量を、脱亜鉛化浴中、種々の時間について分析した。結果を表3に 示す。 注目すべきは、回転式ドラムによる脱亜鉛化速度は、短時間の浸漬でも、より 速い。なぜなら、回転式ドラムでは、直線移動式(溶液は攪拌されるが、鋼断片 は相互に移動しない)に比し、鋼断片が相互に移動して、亜鉛のその表面からの NaOH溶液への拡散速度が増加し、かつ亜鉛被覆域は、視覚的に清浄な鋼表面にす ることができるからである。 実施例4 NaOH溶液の温度を95℃にすることを除き、実施例3と同様に試験した。 結果を表4に示す。 実施例5 1.4%の亜鉛皮膜を有するガルバルーム(Zn-Al)被覆鋼を全ての試験に使用し たことを除き、実施例3と同様に試験した。結果を表5に示す。 この試験における脱亜鉛化速度は、直線移動式装置および回転式装置の両者よ って得られる実施例3の速度よりも速い。なぜなら、この試験では、亜鉛がアル ミニウムと合金化されたガルバルームを用いているからである。回転式装置は、 直線移動式装置よりも迅速に脱亜鉛化する。 実施例6 NaOH溶液の温度を95℃に昇温させたことを除き、実施例1と同様に試験した。 結果を表6に示す。 実施例7 この試験では、180°F(82℃)の温度に維持した30重量%のNaOHを含有する 水溶液からなる脱亜鉛化浴において、加温浸漬鋼廃材(Zn2.4%)を電解腐食し た。鋼廃材タンブリング用の回転式スチールドラムによって、鋼 廃材を脱亜鉛化浴中に浸漬し、通した。いくつかの鋼廃材は、入手したまままの 寸法(即ち、約10〜20cmの寸法)でドラムに入れ、一方、他の鋼廃材はドラムに 入れる前に、ハンマーミルで約4〜8cmの寸法に細断した。残留亜鉛含有量を、脱 亜鉛化浴中、種々の時間について分析した。結果を表7に示す。 これらの試験結果が示すように、細断および予熱処理(実施例2および8)は 、脱亜鉛化速度に関し、ほぼ同じ効果が得られ、また脱亜鉛化溶液中の保持時間 は、約0.1%以下の残留亜鉛レベルに達するのに、ほぼ係数2減少した。 実施例8 いくつかのサンプルを、NaOH溶液に浸漬する前に750℃の温度に加熱することを 除き、実施例2と同様に試験した。結果を表8に示す。 以上の結果から明らかなように、細断および予熱処理の両処理は、ほぼ同じ効 果が得られ、また脱亜鉛化溶液中の保持時問は、約0.1%以下の残留亜鉛レベル に達するのに、約係数2.0減少した。 以上の結果から見て、前記した本発明の目的が達成できたことがわかる。 当業者ならば、本発明の範囲を逸脱することなく、前記組成物および方法にお いて種々の変更をなすことができ、よって、前記の開示に含まれる全ての記載は 、例示的なものであって、本発明を制限すること意図するものではない。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION BACKGROUND The present invention dezincification method invention of galvanized steel, in general, to dezincification method of steel scrap (steel scrap), in particular, a metal or alloy such as not lower hydrogen overvoltage steel The present invention relates to an electrolytic corrosion dezincification method using as a cathode. Zinc coated steel (galvanized steel) is widely used in industries such as the automobile industry, the construction industry, and the agricultural equipment industry. In these industries, large quantities of new steel waste are emitted from galvanized steel production equipment, at least some of which are galvanized and recycled as starting material in steel and iron manufacturing processes. And can be reused. However, the presence of zinc in the steel scrap used in the steel and iron manufacturing processes increases the cost of complying with environmental regulations, for example, the cost of dust disposal and the prevalence of dust as hazardous waste. The treatment cost, the wastewater treatment cost for removing zinc, the fume collection treatment cost, and the like are involved, and by these treatments, the working environment can be maintained and the emission from the roof exhaust port can be suppressed. For this reason, there is great interest in developing economical methods for removing zinc from steel scrap. According to one solution, steel scrap is immersed in an acid such as hydrochloric acid or sulfuric acid. However, it has been found that separation of zinc and iron is not economically easy because iron is dissolved together with zinc in an acid solution. It has also been proposed to use caustic soda solution to dissolve zinc from galvanized steel waste. The essential advantage of this method is that the separation of zinc and iron in solution is not a significant problem since iron is stable in caustic. However, disadvantages of this method are that the rate of zinc removal from the galvanized surface is relatively slow, resulting in low productivity and insufficient zinc removal. U.S. Pat.No. 5,106,467 to Leeker et al. Discloses a method of dissolving zinc from galvanized steel in a caustic electrolyte, according to which the rate of zinc dissolution is reduced by the use of a caustic Increased by the addition to However, the use of such nitrates increases the cost of the process. In addition, the use of nitrates results in the formation of cyanide, which leads to the formation of significant hazards. U.S. Pat. Nos. 5,302,260 and 5,322,261 to LeRoy et al. Disclose another method for promoting the dissolution of zinc from galvanized steel in a caustic electrolyte. These patents suggest that galvanized steel be immersed in a caustic electrolyte to make an electrical connection to a low hydrogen overvoltage cathode material that is stable in the electrolyte. According to LeRoy et al., Such cathodes include high surface area nickel-based and cobalt-based materials, such as Raney nickel type, Raney cobalt type, nickel molybdate, nickel sulfide, nickel-cobalt thiospinel. And mixed sulfides, nickel aluminum alloys, electroplated active cobalt compositions, and the like. External power is not applied to the cathode material if the steel waste is clean, unpainted, or shredded (LeRoy et al., U.S. Pat.No. 5,302,261, column 2, lines 37-47. reference). However, when dezincing steel waste in bundle form, it has been suggested that an external power supply be applied to the cathode to increase the rate of zinc exfoliation (LeRoy et al., US Pat. , Lines 47-54). However, anodic dezincing of bundled and bale-shaped materials requires long processing times, large floor space, and associated high capital and power costs, and the process is relatively costly. Get high. The cost as a cathode material having a low hydrogen overvoltage also significantly increases the cost of the process. SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a method for dezincing steel waste in a caustic electrolyte, a method using steel or a metal having a relatively high hydrogen overvoltage as a cathode, and an increase in dissolution rate. Can eliminate the need to apply an external power source to the cathode material, and can increase the rate of zinc removal compared to the rate of zinc removal from steel waste simply immersed in caustic electrolyte It is to provide such a method. In summary, the present invention provides a method for removing zinc from galvanized steel. Galvanized steel is immersed in an aqueous electrolytic solution containing sodium or potassium hydroxide, and zinc is subjected to electrolytic corrosion (electrolytic corrosion) from the surface of the galvanized steel. Materials acting as cathodes are primarily those having an intermediate standard electrode potential that falls between the zinc and cadmium standard electrode potentials in the electrochemical train. According to a preferred embodiment, the galvanic corrosion rate of zinc from galvanized steel is enhanced by treating the galvanized steel as follows. (I) increasing the number density of galvanic corrosion sites in galvanized steel by mechanically polishing or deforming the galvanized steel; or (ii) heating the galvanized steel so that zinc (Iii) mixing the galvanized steel with a material having an intermediate standard electrode potential between the zinc standard electrode potential and the cadmium standard electrode potential in the electrochemical train, or (iv) ) The galvanized steel is moved relative to itself and the electrolyte while immersed in the electrolyte. Next, other objects and some of the features of the present invention will be described and clarified. BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic diagram showing the movement of waste steel and the circulation of caustic electrolyte by the dezincification method of the present invention. DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The method of the present invention is carried out by a system for immersing steel waste in a caustic electrolyte such as caustic soda (sodium hydroxide) or caustic potash (potassium hydroxide). However, caustic soda is preferred over potassium hydroxide because of its relative cost advantages. During immersion in the electrolyte, the zinc-coated surface of the steel waste material acts as the anode material, and the steel exposed surface or other metal having a relatively high hydrogen overvoltage acts as the cathode material, Electrolytic corrosion of zinc coated steel. In order to carry out the electrolytic corrosion method at an economical practical speed, the steel waste material is treated so that the surface area of the cathode material is larger than the surface area of the anode material. Generally, the dissolution rate of zinc is increased by increasing the concentration of caustic soda in the electrolyte and the temperature of the electrolyte. Preferably, the electrolyte is an aqueous solution containing at least about 15% by weight caustic soda. More preferably, the concentration of caustic soda in the electrolyte is from about 25% to about 50% by weight, and most preferably, is maintained from about 30% to about 40% by weight. At these concentrations, the electrolyte is relatively viscous, depending on the temperature. Thus, the temperature of the electrolyte is preferably at least 75 ° C and below the boiling point of the electrolyte, more preferably from about 85 to about 95 ° C, and most preferably from about 90 to about 95 ° C. . The cathode material may be any metal or alloy that is nobler than zinc in the metal and alloy potential train. High surface area nickel or cobalt based materials, nickel molybdate, nickel sulfide, nickel-cobalt thiospinel and mixed sulfides, nickel aluminum alloys, electroplating active cobalt compositions, and other low hydrogen overvoltage materials are very Due to their high cost, they are not preferably used as cathode materials. Alternatively, the cathodic material is primarily an iron, steel alloy, or intermediate standard that falls between the zinc standard electrode potential (-0.76 V) and the cadmium standard electrode potential (about -0.4 V) in the electrochemical column. Other alloys or metals that are relatively inexpensive, such as having an electrode potential (reduction potential). According to a particularly preferred embodiment, the galvanized steel waste fragments or the regions from which the zinc coating has been removed from the waste fragments can be used as cathode material. According to the invention, the surface area of the cathode can be increased in various ways relative to the anode surface area of the steel waste. For example, (i) the steel waste may be heated and mechanically polished or deformed to increase the number density and total surface area of the cathode regions in the steel waste, and (ii) steel The waste material and the cathode material may be intimately mixed. However, as described above, these methods are performed before or while the waste steel is immersed in the electrolytic solution. Generally, when the surface of galvanized steel waste is heated to a relatively high temperature, zinc diffuses from the zinc coating into the steel and iron diffuses from the steel into the zinc coating. As a result of these diffusions, the electrical contact between the two dissimilar metals increases at the surface of the steel scrap, and therefore the rate of electrolytic corrosion of the steel scrap when the steel waste is immersed in the electrolyte. Preferably, the galvanized steel waste is heated to a temperature above the melting point of zinc, thereby causing the dislocation to occur in an industrially acceptable time. More preferably, the galvanized steel waste is heated to a temperature of at least about 470 ° C, more preferably at least about 500 ° C, and most preferably at least about 600 ° C. The time to maintain the galvanized steel waste at these temperatures to achieve the desired effect is a function of temperature. However, it is generally preferred that the retention time be from about 5 to about 20 minutes, with about 10 to 15 minutes being particularly preferred. Alternatively, the steel scrap can be mechanically polished or deformed to increase the electrolytic corrosion rate. Polishing of steel waste can remove zinc from localized areas. Deformation of the steel scrap may involve cracking the zinc coating or, alternatively, applying stress. Since these exposed and deformed areas are generally surrounded by a zinc-coated area, the number density and total surface area of the cathode zone in the steel waste increases at its surface, thereby immersing the steel waste in the electrolyte. Then, the electrolytic corrosion rate of the steel scrap increases. Steel scrap is mechanically ground or deformed, for example, by shredding steel scrap, relative movement of the steel scrap itself or relative movement of the steel scrap to another polishing surface, or grinding of the steel scrap by a hammer mill. Can be. Steel scrap is typically obtained as pieces of about 2.5 to about 120 cm in size, most of which are about 10 cm to about 70 cm. Thus, when steel scrap is chopped, it is preferred that the fine pieces have a size range of about 10 to about 20 cm, with most of the pieces having a size range of about 10 to about 15 cm. The dimensions are determined by the dimensions of the square openings in the grid through which the fragments pass. If the steel waste is mechanically deformed, for example bent or dismantled, its fragments, the deformed parts are preferably distributed evenly over the galvanized surface, and the deformed surface area is, on average, steel It is greater than about 10%, more preferably greater than about 15%, and most preferably at least about 20% of the waste material surface area. According to another embodiment of the invention, the magnitude of the cathode surface area is greater than the magnitude of the galvanized steel waste anode surface area and the galvanized steel waste and the uncoated material (i.e., the potential train having no zinc coating). , A metal or alloy that is nobler than zinc). The mixture of uncoated material and galvanized steel waste may comprise at least about 5%, preferably at least about 10%, more preferably at least about 20%, and optionally at least about 30% by weight of the uncoated material. Including in the amount. Such mixtures are available directly from some steel scrap manufacturers and can be formed by mixing galvanized steel scrap with uncoated materials. According to a preferred embodiment, the uncoated material is a steel waste from which the zinc coating has been at least partially removed. According to one embodiment of the present invention, the steel waste is immersed in the electrolyte by a conveyor consisting essentially of a cathode material nobler than zinc, such as a steel alloy, and / or Through. The conveyor is, for example, an endless moving steel belt or a truck provided with a carriage for holding steel waste material (the steel waste material is suspended from the truck). According to a preferred embodiment, the carriage is a rotary drum having an opening in the wall, through which the electrolyte can pass when the rotary drum is immersed in the electrolyte. When the drum is rotated in the electrolyte, the steel waste can move relative to itself and the drum, thereby mechanically polishing the galvanized steel and increasing the rate of electrolytic corrosion. In addition, the rotation of the drum causes the steel waste to move with respect to the electrolyte, thereby reducing the thickness of the boundary layer and further increasing the rate of electrolytic corrosion. Referring to FIG. 1, numeral 10 generally indicates a preferred embodiment of an apparatus for performing the method of the present invention. The dezincing apparatus 10 has a dezincing tank 12, wash tanks 14,16, and a series of endless moving belts 18,22,24,26. Steel waste, such as shredded loose clipping, is fed to conveyor 18. The conveyor 18 supplies the waste steel to the dezincification tank 12 containing an aqueous sodium hydroxide solution containing 150 to 500 g / l of NaOH at a temperature of 50 to 100 ° C. In the dezincification tank 12, the moving belt 20 is supported by pads 21 which further electrically insulate the moving belt 20 from the dezincification tank 12 and the ground. Immediately after immersing the mixed steel waste material in the electrolyte, a battery effect occurs similar to known Lelande cells and modern alkaline batteries. The reaction proceeds violently and rapidly at temperatures above about 75 ° C (eg, 10 minutes or less). An external voltage need not be supplied to the loose steel waste and the reaction will continue until the zinc dissolves to form a material commonly known as "black" or dezincified steel waste. As the clean steel surface comes closer to the zinc-coated surface, the process progresses. The moving belt 20 supplies the black steel waste to the moving belt 22, which supplies the black steel waste above and out of the dezincification tank 12, and then supplies the moving belt 24. The moving belt 24 allows the steel waste to pass through the washing tank 14 and then transports the washed steel waste to the moving belt 26. The belt 26 passes the waste steel through the washing tank 16 to perform the second washing. The washed black steel waste is then transferred to a storage bin or sent directly to the customer. Electrolyte containing dissolved zinc is continuously removed from dezincification tank 12 by line 28 and purified in tank 30 to remove aluminum, lead, copper, bismuth, and iron and transported by slurry pump 32 It is then filtered by a vacuum drum or other suitable filter 34 and conveyed to an electrolytic zinc recovery cell 36 connected to a transformer rectifier 38. In the electrolytic zinc recovery cell 36, zinc metal is deposited in powder and / or dendritic form on a cathode (eg, a magnesium cathode) and is continuously desorbed from the cathode and settles to the bottom of the electrolytic cell. The zinc metal powder slurry is recovered from a zinc recovery cell 36 and pumped by line 40 and slurry pump 42 to a filter 44 (or centrifuge). The wet zinc cake discharged from the horizontal tank filter 44 travels by line 46 to a briquetting unit 48, where it forms zinc powder briquettes 50 for storage or sale. The electrolytic process regenerates the caustic soda and returns it to the dezincification tank. Spent electrolyte (less than about 20 g / l zinc) with reduced zinc content is returned to the dezincification tank for reuse. The preferred operating temperature of the electrolyte is about 30 to about 45 ° C., the input is about 25 to about 40 g / l zinc, and the caustic level is about 150 to about 300 g / l NaOH. The test was performed on about 1,000 tons of materials containing the following substances: Hot dipped zinc steel, electrolytic zinc coated steel, galvanneal, galvalume, galfan, galvanized steel, zinc nickel coated steel, and turn plate (lead coated steel) Starting zinc coating The weight was on average 0.5 to 7% by weight of zinc, while the zinc content of the resulting residual coating was reduced to a small amount of 0.002% by weight, averaging about 0.02% by weight zinc. According to experimental data to date, the surface of steel scrap can be deformed before immersion in a sodium hydroxide solution tank, thereby accelerating the removal rate of zinc. Proven to be reduced from minutes to less than 20 minutes. The dezincing action begins at the deformed, ie bent and scratched, portions of the steel and proceeds across the steel surface. It has been found that the greater the number of steel deformations, the greater the improvement in speed with the method of the invention, such as when the steel is chopped into small pieces in a hammer mill. This forms a high energy portion (deformed portion) and forms a region where zinc has been mechanically removed in close proximity to the coverage. As described above, in all cases, the electrolytic corrosion dezincing action is improved. No external current or oxidant is required. A further improvement of the method of the invention can be obtained by heating the zinc coated steel before feeding it to the dezincification tank. This can be done by passing the steel through a heating furnace (400 ° C. to 800 ° C.) on a moving grid and then feeding the heated material to the solution. Materials heated in this way promote effective heating of the dezincified solution, can obtain a high electrolyte temperature much more quickly than low temperature materials, and, due to the hot surface, Rapid convection behavior across the surface occurs, which reduces the diffusion gradient of zinc into the solution boundary layer. Experimental data to date have shown that when a zinc-coated steel sheet is dezincified, its heated parts are dezincified before dezincification of the unheated parts. The above-described enhancement of the heating and deformation action can be achieved by filling the material to be dezincified by feeding it to a shredder such as a hammer mill, and the hammer mill removes zinc from its surface by the deformation of the material. The material can be manipulated to heat while being removed mechanically. According to the method shown in FIG. 1, a flat plate linear conveyor is used, in which steel scrap hardly moves between its adjacent pieces. Thus, there is an "inert" high zinc concentration region that is mutually shielded from solution and slows down the reaction. This can be circumvented by vigorous stirring and circulation of the hot solution, which can alternatively be solved by employing a rotating drum instead of a flat conveyor. Rotary drums, when attached to a lifter or tilted at an angle, can tumbl the steel waste, which allows each piece to move with each other, mix the solution and bring their surfaces together. It can be polished, the zinc-rich boundary layer can be removed, and the coating surface can be made visually clean. Such a device allows steel waste to be continuously discharged through the solution. Example 1 In this test, a hot dipped steel waste material (about 5-10 cm in size) was prepared in a dezincification bath consisting of an aqueous solution containing 30% by weight of NaOH maintained at a temperature of 180 ° F. (82 ° C.). Zn 2.4%) was electrolytically corroded. The steel waste was immersed in a dezincification bath and passed through a horizontally moving steel plate (steel waste resting on it) or a rotating steel drum for steel tumbling. The residual zinc content was analyzed for various times in the dezincification bath. Table 1 shows the results. Example 2 In this test, waste hot dip steel having dimensions of about 5 to 10 cm (in a dezincification bath consisting of an aqueous solution containing 30% by weight of NaOH maintained at a temperature of 180 ° F (82 ° C)). Zn 2.4%) was electrolytically corroded. Prior to immersion in the dezincification bath, some samples were heated to a temperature of 600 ° C. and others were not. However, all steel waste was immersed and passed through a dezincification bath by a rotating steel drum for steel waste tumbling. The residual zinc content was analyzed for various times in the dezincification bath. Table 2 shows the results. Example 3 In this test, a hot dip galvaneal steel waste (2.5% Zn) having dimensions of about 7.5 to about 4 cm was used in a dezincification bath consisting of an aqueous solution containing 30% by weight of NaOH maintained at a temperature of 80 ° C. ) Was electrolytically corroded. The steel waste was passed through the dezincification bath by means of a horizontally moving steel plate (steel waste resting on it) or a rotating steel drum for steel tumbling (immersion in a dezincification bath). The residual zinc content was analyzed for various times in the dezincification bath. Table 3 shows the results. Notably, the rate of dezincification by the rotating drum is faster, even with short soaks. Because, on a rotating drum, the steel pieces move relative to each other and the zinc diffuses from its surface into the NaOH solution, compared to a linear movement (the solution is agitated but the steel pieces do not move with each other). The speed is increased and the zinc coverage can be a visually clean steel surface. Example 4 A test was performed as in Example 3, except that the temperature of the NaOH solution was 95 ° C. Table 4 shows the results. Example 5 A test was performed as in Example 3, except that galvalume (Zn-Al) coated steel with a 1.4% zinc coating was used for all tests. Table 5 shows the results. The rate of dezincification in this test is faster than that of Example 3 obtained with both the linear displacement device and the rotary device. This is because this test uses galvaroom in which zinc is alloyed with aluminum. Rotary devices dezincify more quickly than linear displacement devices. Example 6 A test was performed in the same manner as in Example 1 except that the temperature of the NaOH solution was raised to 95 ° C. Table 6 shows the results. Example 7 In this test, waste electrolytically dipped steel (2.4% Zn) was electrolytically corroded in a dezincification bath consisting of an aqueous solution containing 30% by weight of NaOH maintained at a temperature of 180 ° F. (82 ° C.). did. The steel waste was immersed in a dezincification bath and passed through a rotating steel drum for steel tumbling. Some steel waste is placed in the drum as received (i.e., about 10-20 cm in size), while other steel waste is about 4-8 cm in size before being placed in the drum by a hammer mill. Shredded. The residual zinc content was analyzed for various times in the dezincification bath. Table 7 shows the results. As these test results show, the shredding and pre-heat treatments (Examples 2 and 8) had about the same effect on the dezincification rate, and the retention time in the dezincification solution was about 0.1%. A factor of 2 reduction was used to reach the following residual zinc levels. Example 8 Some samples were tested as in Example 2, except that they were heated to a temperature of 750 ° C. before immersion in the NaOH solution. Table 8 shows the results. As is evident from the above results, both shredding and pre-heat treatments have almost the same effect, and the retention time in the dezincification solution can reach a residual zinc level of about 0.1% or less. , The coefficient decreased by about 2.0. From the above results, it can be seen that the above-described object of the present invention has been achieved. Those skilled in the art can make various changes in the compositions and methods without departing from the scope of the present invention, and all descriptions contained in the foregoing disclosure are exemplary. It is not intended to limit the invention.

【手続補正書】 【提出日】平成13年3月9日(2001.3.9) 【補正内容】 補正した請求の範囲 1.亜鉛メッキ鋼から亜鉛を除去する方法において、 亜鉛メッキ鋼を、水酸化ナトリウムまたはカリウムを含む水性電解液中に浸漬 し、 亜鉛がアノードとして作用し、かつ電気化学列において亜鉛標準電極電位とカ ドミウム標準電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質が主 としてカソードとして作用する反応によって、亜鉛メッキ鋼の表面から亜鉛を電 解腐食し、 亜鉛メッキ鋼を次のように処理して、亜鉛の亜鉛メッキ鋼からの電解腐食速度 を促進することを特徴とする方法: (i)亜鉛メッキ鋼を機械的に研磨または変形することによって、亜鉛メッキ鋼 において電解腐食部位の数密度を増加させるか、 (ii)亜鉛メッキ鋼を加熱して、亜鉛メッキ鋼表面に亜鉛の合金を形成するか、 (iii)亜鉛メッキ鋼を、電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標 準電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質(得られる混合 物の少なくとも5重量%の量)に混合するか、または (iv)亜鉛メッキ鋼を、電解液中に浸漬している間に、それ自体相互に移動させ 、電解液に対し相対的に移動させる。 2.亜鉛メッキ鋼を加熱して、亜鉛メッキ鋼表面に亜鉛の合金を形成すること によって電解腐食速度を増加させる請求項1記載の方法。 3.亜鉛メッキ鋼の表面を、少なくとも470℃の温度に加熱する請求項2記載の 方法。 4.亜鉛メッキ鋼の表面を、少なくとも600℃の温度に加熱する請求項2記載の 方法。 5.亜鉛メッキ鋼を機械的に研磨または変形することによって、電解腐食速度 を増加させる請求項1記載の方法。 6.機械的に研磨または変形する表面積は、亜鉛メッキ鋼表面積の10%を超え る値である請求項5記載の方法。 7.機械的に研磨または変形する表面積は、亜鉛メッキ鋼表面積の15%を超え る値である請求項5記載の方法。 8.亜鉛メッキ鋼を、電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標準 電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質(得られる混合物 の少なくとも5重量%の量)に混合するによって、電解腐食速度を促進する請求 項1記載の方法。 9.亜鉛メッキ鋼を、電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標準 電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質(得られる混合物 の少なくとも10重量%の量)に混合するによって、電解腐食速度を促進する請求 項1記載の方法。 10.水性電解液は、少なくとも30重量%の水酸化ナトリウムを含み、少なくとも85℃ の温度を有する請求項1記載の方法。 11.亜鉛メッキ鋼の表面を、亜鉛が亜鉛膜から鋼中に拡散しかつ鉄が鋼から亜 鉛膜中に拡散するような温度に加熱することによって、電解腐食速度を増加させ る請求項10記載の方法。 12.亜鉛メッキ鋼の表面を、少なくとも470℃の温度に加熱する請求項10記載 の方法。 13.亜鉛メッキ鋼は、電解液中への浸漬の間、回転台に配置する請求項1記載 の方法。 14.水性電解液は、少なくとも30重量%の水酸化ナトリウムを含み、少なく も85℃ の温度を有する請求項13記載の方法。 15.亜鉛メッキ鋼を、寸法10〜20cmの断片に分割することによって、電解腐食 速度を促進する請求項1記載の方法。 16.亜鉛メッキ鋼を、主として寸法10〜15cmの断片に分割することによって、 電解腐食速度を促進する請求項1記載の方法。 17.水性電解液は、少なくとも15重量%の水酸化ナトリウムを含み、少なくとも75℃ の温度を有する請求項1記載の方法。[Procedure for Amendment] [Date of Submission] March 9, 2001 (2001.3.9) [Details of Amendment ] Claims Amended In a method of removing zinc from galvanized steel, the galvanized steel is immersed in an aqueous electrolyte containing sodium or potassium hydroxide, the zinc acts as an anode, and a zinc standard electrode potential and a cadmium standard in an electrochemical column. Electrochemical corrosion of zinc from the surface of galvanized steel by a reaction in which a substance having an intermediate standard electrode potential that falls between the electrode potential mainly acts as a cathode, treating the galvanized steel as follows, Method of promoting galvanic corrosion rate of zinc from galvanized steel: (i) increasing the number density of galvanic corrosion sites in galvanized steel by mechanically polishing or deforming galvanized steel Or (ii) heating galvanized steel to form a zinc alloy on the galvanized steel surface; or (iii) galvanizing steel in an electrochemical column. (Iv) at least 5% by weight of the resulting mixture in a substance having an intermediate standard electrode potential between the zinc standard electrode potential and the cadmium standard electrode potential. Are themselves moved relative to each other while immersed in the electrolyte and relative to the electrolyte. 2. The method of claim 1 wherein the galvanized steel is heated to increase the galvanic corrosion rate by forming an alloy of zinc on the galvanized steel surface. 3. The method of claim 2, wherein for heating the surface of galvanized steel, the temperature of even 470 ° C. and less. Four. The method of claim 2, wherein for heating the surface of galvanized steel, the temperature of even 600 ° C. and less. Five. The method of claim 1 wherein the galvanic steel is mechanically polished or deformed to increase the rate of galvanic corrosion. 6. 6. The method of claim 5, wherein the surface area that is mechanically polished or deformed is greater than 10% of the galvanized steel surface area. 7. 6. The method of claim 5, wherein the surface area mechanically polished or deformed is greater than 15% of the galvanized steel surface area. 8. By mixing the galvanized steel with a material (in an amount of at least 5% by weight of the resulting mixture) having an intermediate standard electrode potential that falls between the zinc standard electrode potential and the cadmium standard electrode potential in the electrochemical train; 2. The method of claim 1 wherein the rate of galvanic corrosion is enhanced. 9. By mixing the galvanized steel with a substance (in an amount of at least 10% by weight of the resulting mixture) having an intermediate standard electrode potential that falls between the zinc standard electrode potential and the cadmium standard electrode potential in the electrochemical train; 2. The method of claim 1 wherein the rate of galvanic corrosion is enhanced. Ten. The aqueous electrolyte comprises a sodium hydroxide 30 wt% to as low, method of claim 1, further comprising a temperature of even 85 ° C. and less. 11. 11. The method of claim 10, wherein the galvanized steel surface is heated to a temperature such that zinc diffuses from the zinc film into the steel and iron diffuses from the steel into the zinc film, thereby increasing the rate of galvanic corrosion. 12. The method of claim 10 wherein heating the surface of galvanized steel, the temperature of even 470 ° C. and less. 13. The method of claim 1, wherein the galvanized steel is placed on a turntable during immersion in the electrolyte. 14. The aqueous electrolyte comprises a sodium hydroxide 30 wt% to as little less as the method according to claim 13 also having a temperature of 85 ° C.. 15. Galvanized steel, by splitting into pieces of dimensions 10 to 20 cm, The method of claim 1, wherein promoting galvanic corrosion rate. 16. Galvanized steel, primarily by dividing into pieces of dimensions 10 to 15 cm, The method of claim 1, wherein promoting galvanic corrosion rate. 17. The aqueous electrolyte comprises a sodium hydroxide 15 wt% to as little less as the method of claim 1 also having a temperature of 75 ° C..

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 デュデク,フレデリック・ジェイ アメリカ合衆国60004―3206イリノイ州 アーリントン・ハイツ、イースト・レッド ウッド・レイン703番 (72)発明者 ダニエルズ,エドワード・ジェイ アメリカ合衆国60453イリノイ州オーク・ ローン、サウス・メルビナ9151番────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page    (81) Designated country EP (AT, BE, CH, CY, DE, DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, I T, LU, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ , CF, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, TD, TG), AP (GH, GM, KE, L S, MW, SD, SZ, UG, ZW), EA (AM, AZ , BY, KG, KZ, MD, RU, TJ, TM), AL , AM, AT, AU, AZ, BA, BB, BG, BR, BY, CA, CH, CN, CU, CZ, DE, DK, E E, ES, FI, GB, GE, GH, GM, GW, HU , ID, IL, IS, JP, KE, KG, KP, KR, KZ, LC, LK, LR, LS, LT, LU, LV, M D, MG, MK, MN, MW, MX, NO, NZ, PL , PT, RO, RU, SD, SE, SG, SI, SK, SL, TJ, TM, TR, TT, UA, UG, UZ, V N, YU, ZW (72) Inventors Dudek, Frederick Jay             United States 6004-3206 Illinois             Arlington Heights, East Red             Wood Rain 703 (72) Inventors Daniels, Edward Jay             United States 60453 Oak, Illinois             Lone, South Melvina 9151

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1.亜鉛メッキ鋼から亜鉛を除去する方法において、 亜鉛メッキ鋼を、水酸化ナトリウムまたはカリウムを含む水性電解液中に浸漬 し、 亜鉛がアノードとして作用し、かつ電気化学列において亜鉛標準電極電位とカ ドミウム標準電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質が主 としてカソードとして作用する反応によって、亜鉛メッキ鋼の表面から亜鉛を電 解腐食し、 亜鉛メッキ鋼を次のように処理して、亜鉛の亜鉛メッキ鋼からの電解腐食速度 を促進することを特徴とする方法: (i)亜鉛メッキ鋼を機械的に研磨または変形することによって、亜鉛メッキ鋼 において電解腐食部位の数密度を増加させるか、 (ii)亜鉛メッキ鋼を加熱して、亜鉛メッキ鋼表面に亜鉛の合金を形成するか、 (iii)亜鉛メッキ鋼を、電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標 準電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質(得られる混合 物の少なくとも5重量%の量)に混合するか、または (iv)亜鉛メッキ鋼を、電解液中に浸漬している間に、それ自体相互に移動させ 、電解液に対し相対的に移動させる。 2.亜鉛メッキ鋼を加熱して、亜鉛メッキ鋼表面に亜鉛の合金を形成すること によって電解腐食速度を増加させる請求項1記載の方法。 3.亜鉛メッキ鋼の表面を、少なくとも約470℃の温度に加熱する請求項2記載 の方法。 4.亜鉛メッキ鋼の表面を、少なくとも約600℃の温度に加熱する請求項2記載 の方法。 5.亜鉛メッキ鋼を機械的に研磨または変形することによって、電解腐食速度 を増加させる請求項1記載の方法。 6.機械的に研磨または変形する表面積は、亜鉛メッキ鋼表面積の約10%を超 える値である請求項5記載の方法。 7.機械的に研磨または変形する表面積は、亜鉛メッキ鋼表面積の約15%を超 える値である請求項5記載の方法。 8.亜鉛メッキ鋼を、電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標準 電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質(得られる混合物 の少なくとも5重量%の量)に混合するによって、電解腐食速度を促進する請求 項1記載の方法。 9.亜鉛メッキ鋼を、電気化学列において亜鉛標準電極電位とカドミウム標準 電極電位との間に入る中間の標準電極電位を有するような物質(得られる混合物 の少なくとも10重量%の量)に混合するによって、電解腐食速度を促進する請求 項1記載の方法。 10.水性電解液は、少なくとも約30重量%の水酸化ナトリウムを含み、少なく とも約85℃の温度を有する請求項1記載の方法。 11.亜鉛メッキ鋼の表面を、亜鉛が亜鉛膜から鋼中に拡散しかつ鉄が鋼から亜 鉛膜中に拡散するような温度に加熱することによって、電解腐食速度を増加させ る請求項10記載の方法。 12.亜鉛メッキ鋼の表面を、少なくとも約470℃の温度に加熱する請求項10記 載の方法。 13.亜鉛メッキ鋼は、電解液中への浸漬の間、回転台に配置する請求項1記載 の方法。 14.水性電解液は、少なくとも約30重量%の水酸化ナトリウムを含み、少なく とも約85℃の温度を有する請求項13記載の方法。 15.亜鉛メッキ鋼を、寸法約10〜約20cmの断片に分割することによって、電解 腐食速度を促進する請求項1記載の方法。 16.亜鉛メッキ鋼を、主として寸法約10〜約15cmの断片に分割することによっ て、電解腐食速度を促進する請求項1記載の方法。 17.水性電解液は、少なくとも約15重量%の水酸化ナトリウムを含み、少なく とも約75℃の温度を有する請求項1記載の方法。[Claims]   1. In a method of removing zinc from galvanized steel,   Immerse galvanized steel in aqueous electrolyte containing sodium or potassium hydroxide And   Zinc acts as the anode, and in the electrochemical train, the zinc standard electrode potential Substances having an intermediate standard electrode potential between the domium standard electrode potential are mainly used. Reacts as a cathode, causing zinc to be charged from the surface of the galvanized steel. Decomposes,   Galvanized steel is treated as follows, and the galvanic corrosion rate of zinc from galvanized steel A method characterized by promoting: (I) galvanized steel by mechanically polishing or deforming the galvanized steel; Increase the number density of electrolytic corrosion sites in (Ii) heating the galvanized steel to form a zinc alloy on the galvanized steel surface, (Iii) Galvanized steel was used in the electrochemical column to determine the zinc standard electrode potential and cadmium standard. A substance having an intermediate standard electrode potential that falls between the quasi-electrode potential (the resulting mixture At least 5% by weight of the product) or (Iv) allowing the galvanized steel to mutually move while immersed in the electrolyte; , Relative to the electrolyte.   2. Heating galvanized steel to form a zinc alloy on the galvanized steel surface The method of claim 1, wherein the rate of electrolytic corrosion is increased by:   3. 3. The method of claim 2, wherein the surface of the galvanized steel is heated to a temperature of at least about 470 ° C. the method of.   Four. 3. The method of claim 2, wherein the surface of the galvanized steel is heated to a temperature of at least about 600C. the method of.   Five. Electrolytic corrosion rate by mechanically polishing or deforming galvanized steel 2. The method of claim 1, wherein   6. Surface area mechanically polished or deformed exceeds about 10% of galvanized steel surface area 6. The method according to claim 5, which is a variable value.   7. Mechanically polished or deformed surface area exceeds about 15% of galvanized steel surface area 6. The method according to claim 5, which is a variable value.   8. Galvanized steel is used in the electrochemical column for zinc standard electrode potential and cadmium standard. A substance having an intermediate standard electrode potential that falls between the electrode potential (the resulting mixture At least 5% by weight of) to enhance the rate of galvanic corrosion. Item 7. The method according to Item 1.   9. Galvanized steel is used in the electrochemical column for zinc standard electrode potential and cadmium standard. A substance having an intermediate standard electrode potential that falls between the electrode potential (the resulting mixture At least 10% by weight) to enhance the rate of galvanic corrosion Item 7. The method according to Item 1.   Ten. The aqueous electrolyte contains at least about 30% by weight sodium hydroxide, The method of claim 1 wherein both have a temperature of about 85 ° C.   11. On the surface of galvanized steel, zinc diffuses from the zinc film into the steel and iron Heating to a temperature at which it diffuses into the lead film increases the rate of galvanic corrosion. 11. The method according to claim 10, wherein   12. 11. The method of claim 10, wherein the surface of the galvanized steel is heated to a temperature of at least about 470 ° C. The method described.   13. The galvanized steel is disposed on a turntable during immersion in the electrolyte. the method of.   14. The aqueous electrolyte contains at least about 30% by weight sodium hydroxide, 14. The method of claim 13, both having a temperature of about 85 ° C.   15. By splitting galvanized steel into pieces with dimensions of about 10 to about 20 cm, 2. The method of claim 1, wherein the rate of corrosion is enhanced.   16. By splitting galvanized steel into pieces, mainly about 10 to about 15 cm in size The method of claim 1 wherein the rate of electrolytic corrosion is enhanced.   17. The aqueous electrolyte contains at least about 15% by weight sodium hydroxide, The method of claim 1 wherein both have a temperature of about 75 ° C.
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