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JP2002335276A - パスルーティング方法及びデータ処理システム - Google Patents

パスルーティング方法及びデータ処理システム

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JP2002335276A
JP2002335276A JP2002072543A JP2002072543A JP2002335276A JP 2002335276 A JP2002335276 A JP 2002335276A JP 2002072543 A JP2002072543 A JP 2002072543A JP 2002072543 A JP2002072543 A JP 2002072543A JP 2002335276 A JP2002335276 A JP 2002335276A
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Ching-Fong Su
スー チン−フォン
Takafumi Nakajo
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、WDMネットワークにおける故障
保護パスの選択方法を提供する。 【解決手段】 本発明の方法は、保護パス内のリンクを
共用する複数のリンクに関して不同時的な故障イベント
によって与えられる波長確保量共用能力を利用する。バ
ケットと呼ばれるリンクメトリック情報が、ネットワー
ク内の各リンクに関して保護パスに対する波長確保量を
追跡するため使用される。バケットは、波長消費量が最
低限に抑えられた保護パスを生成するため使用される。
この方法は、個々のネットワーク接続装置上で分散型で
利用されるか、又は、保護パスを割り付けるため集中ネ
ットワーク管理システムによって使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムの
分野に係り、特に、波長分割多重化方式(WDM)ネッ
トワークによる保護パスの決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及によって、データ
トラフィックの氾濫が生じている。データトラフィック
は、サービスプロバイダに爆発的な帯域要求を満たす新
しいインフラストラクチャの検討を余儀なくさせてい
る。単一のファイバによって多数の信号を搬送すること
が可能な波長分割多重化方式(WDM)は、インターネ
ット上での帯域不足を解決する有望な候補であると考え
られている。WDMによって得られる非常に大量の帯域
は、より高速なアクセスを求めて高まる気運を緩和させ
るために役立つと共に、ネットワーク管理における非常
に重要な課題を保護/修復させる。たとえば、最新テク
ノロジーによれば、最大で128個の波長を単一ファイ
バで多重化させることができ、各波長は最大で10Gb
psのデータレートを達成する。このデータレートは、
概算すると、単一ファイバが数百万本の電話呼を収容す
ることに相当する。したがって、ファイバの切断が適切
な保護手段を講じることなく発生した場合には、破滅的
な結末が生じることを容易に理解することができる。
【0003】多種類の保護方式が光ネットワークのため
に開発されている。多数の既存の伝送ネットワークは、
光同期伝送網(SONET)リングを使用する。SON
ETリングは、任意のノード対の間に2本の別個のパス
を含む単純なトポロジーをなし、単一のリンク若しくは
ノードの故障に対する修復力がある。リンクアーキテク
チャをWDMネットワークにそのまま適用することは、
簡単かつ素早い対策であるが、多数の問題点を生じさせ
る。周知の如く、リンク構造型の保護方式は、典型的に
過度な容量冗長性に依拠している。これに対して、メッ
シュ状光ネットワークの場合、実質的により少ない限界
に近い容量で保護を行なうことが可能である。メッシュ
状光ネットワークにおける保護方式は、1990年代の
初頭に集中的に研究された。それにもかかわらず、メッ
シュ状SONETは、ある種の不適格性があるため、特
に、修復プロセスに時間がかかり、場合によっては2秒
以上を要することがあるので普及していない。
【0004】伝送ネットワークにおける典型的なデジタ
ル方式クロスコネクトシステム(DCS)は、機能が非
常に制限されている。このため、メッシュ状ネットワー
クに対しては、単純な修復アルゴリズムしか開発されて
いない。近年、WDMネットワーク上で光クロスコネク
ト(OXC)を使用され始め、メッシュ状ネットワーク
の生き残りをかけた課題に新たな解決の糸口が与えられ
ている。インテリジェントOXCは、従来のDCSとは
異なり、非同期転送モード(ATM)スイッチ、又は、
インターネットプロトコル(IP)ルーターと非常に類
似した機能がある。OXCは、光パススイッチングを用
いて動的なコンフィギュレーションを実現し、多数の管
理タスクを分散形式で実行させることが可能である。I
Pトラフィックが支配的であるため、均一(シームレ
ス)のデータ転送が行なえるようにIP指向の制御計画
がWDMベースの光ネットワークに対して検討される。
その目標は、光パスルーティング、シグナリング、及
び、修復のような統合機能を実現することである。これ
により、管理パラダイムは集中制御から分散制御へと大
きく変化する。この管理パラダイムの移行は、WDMネ
ットワーク用の保護方策の設計に重大な影響を与える。
【0005】これにより、ネットワークの生存性/修復
性の主要な二つの問題、すなわち、時間及びリソースの
効率は、別々に対処することが可能になる。修復性は、
プランニング(計画)とアクティベーション(進行)の
二つの面で取り扱われる。リソース効率は計画段階で最
適化され、修復速度は進行段階で最適化される。計画段
階で、保護光パスは、予め計算され、故障が起こる前に
OXCに保持される。実際の故障が生じる進行段階で
は、OXCは予め定められた保護光パスに切り替る。か
くして、トラフィックは、実時間で直ちに再ルーティン
グされ得る。
【0006】生き残り可能なメッシュ状ネットワークに
おけるリソース稼働率の最適化を行なうため提案されて
いる従来の解決策の大半は、トラフィック要求に関する
完全な情報が先験的に既知であることを前提としてい
る。したがって、これらの要求に対する保護パスは、集
中的な方式、又は、分散方式アルゴリズムを用いてバッ
チ処理で計算される。バッチ式計算は、トラフィック要
求が比較的に静的である従来型の電気通信ネットワーク
では良好に動作するが、最近、光ドメイン・サービス接
続(ODSI)及びインターネット・エンジニアリング
・タスク・フォース(IETF)によって検討されてい
る帯域オンデマンド方式のような動的な、データ中心の
環境には不適当である。バッチ式計算の場合、トラフィ
ック要求が増加方向へ変化すると、既存のあらゆるパス
を再計算する必要があるので、望ましくない。
【0007】パス計算を修復するための従来の方法は、
概ね、パス方式とリンク方式に分類される。パス方式の
場合、コネクションの宛先ノードによる故障イベントの
検出後、バックアップパスが活性化されたトラフィック
のソース側へ通知される。リンク方式の場合、故障イベ
ントが検出され、局所的に処理される。すなわち、迂回
路が故障したリンク/ノードの周辺で設定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一方で、パス方式は、
リソースの効率が良いバックアップパスを生成する能力
を備えているという長所があるが、長い応答時間が課さ
れる。他方で、リンク方式は、最適な保護パスを確立す
ることはできないが、バックアップパスを設定する速度
は非常に速い。
【0009】したがって、本発明は、リソース効率に優
れた最適な保護パスを高速に生成することができる、保
護パスを決定する方法及びかかる方法を実現するデータ
処理システムの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ノード
の集合とノード間のリンクの集合とを含むネットワーク
を通る現用パスにおけるリンクの保護パスは、保護パス
リンクの集合に関して保護されたリンクの集合に対する
波長確保量に対応したリンクメトリック情報の集合を用
いて決定される。幅の集合は、リンクメトリック情報の
集合を用いて計算され、幅の集合の中の各幅は、現用パ
スリンクを保護するため保護パスリンクの容量に対応す
る。幅の集合は、最大幅を有する保護パスリンクを用い
て保護パスを決定するため使用される。
【0011】本発明の一局面において、データ処理シス
テムは、リンクの集合によって接続されたノードの集合
の光ネットワークにおける故障イベントリンクに対する
保護パスを決定するよう適合する。データ処理システム
は、保護パスリンクの集合に関する保護されたリンクの
集合に対する波長確保量に対応したリンクメトリック情
報の集合を受け取る。データ処理システムは、リンクメ
トリック情報の集合を用いて幅の集合を計算する。各幅
は、故障イベントリンクを保護するための保護パスリン
クの容量に対応する。データ処理システムは、幅の集合
を用いて故障イベントリンクに対する保護パスリンクを
含む保護パスを計算する。
【0012】本発明の別の局面において、幅は、保護パ
スリンクに関する最大波長確保量と、故障イベントリン
クに対する保護パスリンクに関する波長確保量との間の
正規化された差として計算される。実現可能な保護経路
の集合が計算され、最大幅は実現可能な保護経路の集合
に対して決定される。保護パスの幅は、保護パスに含ま
れた任意の保護パスリンクの最小幅として決定される。
最大幅が0よりも大きい場合、保護経路は、実現可能な
保護経路の集合から無作為に選択される。最大幅が0に
一致する場合、保護パスは、幅が0である保護パスリン
クの数が最も少ない保護パスを決定することによって選
択される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の上記並びにその他の特
徴、局面、及び、利点は、実施例の説明、請求項に記載
された事項、及び、添付図面を参照することによってよ
りよく理解されるであろう。
【0014】本発明は、リンクメトリック情報と、独立
した保護リンクパスの間で波長を最大限に共用する分散
型ルーティング方法の集合とにより構成される。本発明
による分散型ルーティグ方法は、要求に応じたパス計算
を支援するので、トラフィック要求に関する完全な情報
を必要とはしない。リンクメトリック情報及び分散型ル
ーティング方法は、従来のIPルーティングプロトコ
ル、たとえば、オープン・ショーティスト・パス・ファ
ースト(OSPF)の拡張として実現される。
【0015】得られた保護パスは、波長冗長性を減少さ
せるため最適化され、一方、現用光パスは、最小ホップ
・パスを用いてルーティングされ、現用パス選択と保護
パス選択の最適化が分離される。
【0016】図1は、WDM光ネットワークの説明図で
ある。複数のOXCがネットワーク内に接続され、複数
の波長を用いて近くのOXCと通信する。ここで、別々
の通信チャネルは、ネットワーク内の各OXCによって
サポートされた別々の波長に対応する。第1の始点(ソ
ース)OXC80は、第1の中間OXC84及び第2の
中間OXC86を介して第1の終点OXC82へ動作的
に連結される。第1の始点OXC80は、第1の波長8
8を用いて第1の終点OXC82と通信する。同様に、
第2の始点OXC90は、第1の中間OXC84及び第
2の中間OXC86を介して第2の終点OXC92へ動
作的に連結される。しかし、第2の始点OXC90及び
第2の終点OXC92は、第1の始点OXC80及び第
1の終点OXC82とは異なる波長94を使用する。
【0017】これにより、少なくとも一つの波長96
が、第1の中間OXC84と第2の中間OXC86の間
に未使用のままで残され、保護パス内のリンクとして確
保される。たとえば、第3の始点OXC97は、第3の
中間OXC99を介して第3の終点OXC98へ動作的
に連結される。第3の中間OXC99が故障したとき、
第1及び第2の中間OXC84及び86は、第3の始点
OXC97と第3の終点OXC98のための代用パスと
して使用できる。なぜならば、第1の中間OXC84と
第2の中間OXC86は、第3の始点OXC97と第3
の終点OXC98が使用するための波長を確保している
からである。
【0018】図2は、現用パスと、複数の実現可能な保
護パスとを有する例示的なWDMネットワークの説明図
である。本例のネットワークは、Aノード100、Bノ
ード102、Cノード104、Dノード106、Eノー
ド108及びFノード110を含む。AノードとCノー
ドの間の現用経路は、Bノードを介してAノードとCノ
ードを連結する実線として示されている。現用経路にリ
ンク故障が存在する場合、たとえば、BノードからCノ
ードへのリンク105に故障が存在する場合、Aノード
のCノードへのトラフィックは、Eノード及びFノード
を経由してCノードへ達するように再ルーティングされ
る。この再ルーティングされた経路は、一点鎖線で描か
れた、AノードとEノードの間のリンク116、Eノー
ドとFノードの間のリンク114、及び、FノードとC
ノードの間のリンク112によって図示されている。こ
れは、AノードからCノードまでの全経路が代用経路で
保護されている経路保護の一例である。
【0019】或いは、BノードとCノードの間のリンク
は、図2に破線で示されているように、Dノードを経由
するリンク120及びリンク118のリンクトラフィッ
クを再ルーティングすることによっても保護される。し
たがって、Dノードを通過する代用経路は、Bノードか
らCノードへのリンクに対する保護パスである。これ
は、リンク保護の一例である。
【0020】WDMネットワークをG(N,E)のよう
に表わすことにする。ここで、Nはノードの集合を表わ
し、Eはリンクの集合を表わす。ネットワークに広がる
光パスを確立させることを求める要求(デマンド)の集
合をUで表わす。これらのデマンドは、リンク方式の修
復パスによって保護される。たとえば、デマンドu∈U
の現用パス上の各リンク(i,j)は、ノードiとノー
ドjを接続する代用パスによって保護される。ここで、
(i,j) が、デマンドuのトラフィックを搬送す
るため、リンク(i,j)上に確保された波長の量を表
わす、とする。同様に、y
(m,n) (i,j,u)は、リンク(i,j)が故障
した場合に、デマンドuのために確保されているリンク
(m,n)上の波長確保量を表わす。したがって、x
(i,j) 及びy(m,n) (i,j,u)は、現用
パスのルーティング及び保護パスのルーティングを夫々
示している。
【0021】この問題の対処法は、デマンド集合Uの完
全な知識を利用して、ネットワーク管理システム(NM
S)があらゆる保護パスを最適的に構成する集中管理パ
ラダイムに巧く適合する。しかし、このようなオフライ
ン方式アルゴリズムは、光パスに対するデマンドが動的
に到着し、出発する環境では望ましくない。トラフィッ
ク要求が変化する都度、ネットワーク全体を再構成する
にはコストがかかる。これに対して、オンライン保護ル
ーティングアルゴリズムは、動的な環境において好まし
いアルゴリズムである。
【0022】オンラインアルゴリズムは、既存のネット
ワーク状態に基づいて保護ルーティングを決定する。未
来の全てのデマンドがわかること、或いは、既存のデマ
ンドが再ルーティングされ得ることを前提としない。オ
ンラインアルゴリズムの目的は、新たに到着したデマン
ドuによる下限に近い波長要求量を最低限に抑えるこ
とである。現用パスx(i,j) がミニマムホップパ
スによって決定される場合を想定する。最適化問題は、
保護パス、すなわち、y(m,n) (i,j, u)を決
定するため以下の通り定式化することができる。
【0023】
【数1】 但し、
【0024】
【数2】 を条件とする。
【0025】上記の条件において、b(m,n)
(i,j)は、リンク(m,n)がリンク(i,j)の
故障からの修復のためuによって使用される場合、リ
ンク(m,n)に関する付加的な波長要求量である。付
加的な波長要求量は、他の故障との確保量の共用に基づ
く。
【0026】したがって、y(m,n)
(i,j,u*)の決定は、iからjまでの最小コスト
代用パスの検出と等価的であり、既存のネットワーク状
態は、w(m,n) (i,j)及びw(m,n)に集め
られる。その結果として、WDMネットワークにおける
保護ルーティング問題は、データネットワークにおける
最短パスルーティングアルゴリズムを利用する。
【0027】次に、必要なネットワーク状態情報を統計
的な形式で与えるリンクメトリック情報を説明する。リ
ンクメトリック情報は、最新のインターネットルーティ
ングの枠組みに適合したオンライン保護ルーティング方
法で使用される。リンクメトリック情報は、保護パスが
同時に活性化される必要がないので、保護波長を共用す
ることにより異なるリンク故障に対する保護パスを与え
る。
【0028】このリンクメトリック情報は、バケット方
式のリンク状態表現を使用する。ネットワークG(N,
E)において、各リンクlEは、バケットの集合、 h=(h ,k∈E,k≠l) を保持する。各バケット、h は、故障イベントkに
対応し、バケットの高さ、すなわち、h の値は、こ
の故障イベントkに対してリンクl上に確保された保護
波長を示す。最適化問題の用語で説明すると、リンクl
=(m,n)と故障k=(i,j)に対し、対応関係 h =w(m,n) (i,j) が与えられる。確保されるべき波長の数は、バケット高
さの最大値、すなわち、 max と一致する。かくして、各リンクによって与えられた共
用能力に関して必要な情報は、故障イベントによって索
引を付けられた値の系列を保持することによって捕捉さ
れる。
【0029】共用能力は、故障イベントの関数である。
たとえば、図3において、第4リンク200は、第1リ
ンク202、第2リンク204及び第3リンク206に
対する保護パス内のリンクとして役立つ。したがって、
第4リンク200は、3個のパケット、すなわち、第1
リンク202用のバケットh と、第2リンク204
用のバケットh と、第3リンク206用のバケット
とを保持する。本例の場合、第4リンク200
は、第2リンク204のために2個の波長を確保し、第
1リンク202及び第3リンク206のために1個の波
長を確保している。すなわち、第4リンク200は、第
2リンク204のための保護パスの一部として選択され
た場合に、第2リンク204上の付加的な波長を保護す
るため、余分な波長を確保しなければならない。これに
対し、第1リンク又は第3リンク上の付加的な波長を保
護するために、余分な波長を確保しなくてもよい。第4
リンクは、既に、第2リンクのために2個の波長を確保
し、これらの2個の波長の確保は第1リンク若しくは第
3リンクの何れかと共用することができるので、他の波
長を割り当てる必要がない。
【0030】本発明の一実施例において、予め記述され
たリンクメトリック情報は、特定のリンクのためのネッ
トワークを通る保護パスを決定するため、プロセス内で
「最短・最大幅(shortest-widest)」アルゴリズムと結
合される。リンク故障kに関するリンクlの幅、 l_width(l,k) は、最大バケット高さ max と、リンク故障kに対応したバケットとの正規化され
た差として定義される。この幅は、以下のように計算さ
れる。max >0のとき、
【0031】
【数3】 それ以外のとき、 l_width(l,k)=0 である。したがって、幅l_width(l,k
は、0と1の間に収まり、この値は、リンクlが故障k
の保護のため提供しなければならない共用能力を表わ
す。すなわち、この幅の値が大きくなるほど、共用能力
が高くなる。幅l_width(l,k)の値が0で
あるならば、このリンクは、「使い尽くされた(消
尽)」と考えられ、保護パス内でリンクとしての役割を
果たすためには、付加的な波長を確保しなければならな
い。
【0032】本発明の一実施例において、修正型Bellma
n-Fordアルゴリズムが、保護されたリンクの端ノードの
間で最大幅を識別するため、すなわち、最も高い共用能
力を与えるパスを識別するため使用される。ここで、リ
ンク故障kに関するパスpの幅p_width(p,
)は、そのリンク成分の最小値になるように定義さ
れる。すなわち、
【0033】
【数4】 である。
【0034】この定義によって、パスをトラバースする
ための最低限のコストは、パスに沿った最小幅のリンク
によって表わされる。このようなパス候補が二つ以上で
ある場合、それらの幅は全て0であり(すなわち、これ
らのパスは、最低限の波長消費量が非ゼロであるリンク
を通るパスであり)、トラバースする「使い尽くされ
た」消尽リンク、すなわち、幅が0のリンクの数が最も
少ないパスが選択される。正の値のパス幅と同点決勝に
なる他の全ての場合、すなわち、最低限のコストがゼロ
である場合、最大幅パスが無作為的に選択される。上述
の保護パス選択方法は、効率的な保護パスを決定するた
めに、現在のデマンドだけが必要であり、未来に到着す
る情報についての知識は必要ではない。
【0035】本発明の一実施例において、上述のリンク
方式パス選択方法は、ノード方式パス選択方法に変更さ
れる。前述のバケット方式リンクメトリック情報及び対
応した最短・最大幅ルーティングアルゴリズムは、リン
ク故障によって生ずる光信号の損失に基づいている。結
果として得られる計算された保護パスは、保護されたリ
ンクの一方の端から他方の端まで到達するように制約さ
れる。異なるノードを宛先としてトラバースするデマン
ドに対しても故障リンクの一方の端から他方の端まで進
むようにされているので、修復パスのグループは、ロー
カル・エリアを意図的ではなく妨害し、ネットワーク内
の潜在的な共用能力を十分に利用しない場合がある。図
4の(a)及び(b)には、この状況が示されている。
【0036】図4の(a)は、単一リンクを共用する2
本の現用パスのデマンドを説明する図である。第1の始
点ノード400は、第1の中間ノード402及び第2の
中間ノード403を経由して、第1の終点ノード401
に動作的に接続され、第1の中間ノード402と第2の
中間ノード403の間に第1のリンク405が生成され
る。第2の始点ノード406は、第1及び第2の中間ノ
ード402及び403を介して、第2の終点ノード40
7に動作的に接続され、第1の中間ノード402と第2
の中間ノード403の間に第2のリンク410が生成さ
れる。
【0037】リンク方式修復の場合、第1の始点ノード
及び第2の始点ノードから第1の終点ノード及び第2の
終点ノードまでのデマンドに対する保護パスは、第1の
中間ノードから始まり、第2の中間ノードで終了する。
これにより、第3の中間ノード412を経由する2本の
保護パス414及び416が生成される。これは、第4
の中間ノード418を含む代用保護パスを組み込む可能
性を制限する。
【0038】或いは、第1の中間ノード402から始ま
り、第5の中間ノード404及び第6の中間ノード40
8で夫々終了するような保護パスが選択されたとき、第
3の中間ノード412を含む全ネットワーク型の共用能
力を利用するチャンスが高くなる。
【0039】図4の(b)は、図4の(a)の修復問題
に対する別の解決法である。以下では、この修復解決法
をノード方式修復法と呼ぶ。第1の始点ノード400
は、第1の中間ノード402及び第2の中間ノード40
3を介して第1の終点ノード401へ動作的に接続さ
れ、これにより、第1の中間ノード402と第2の中間
ノード403の間に第1のリンク405が生成される。
第2の始点ノード406は、第1及び第2の中間ノード
402及び403を介して、第2の終点ノード407に
動作的に接続され、第1の中間ノード402と第2の中
間ノード403の間に第2のリンク410が生成され
る。
【0040】ノード方式修復法の場合、第1の始点ノー
ド及び第2の始点ノードから第1の終点ノード及び第2
の終点ノードまでのデマンドに対する保護パスは、第1
の中間ノードから始まり、第5の中間ノード404及び
第6の中間ノード408で夫々終了する。これにより、
2本の保護パスが生成される。第1の保護パス419は
第3の中間ノード412を経由する。第2の保護パス4
20は、第4の中間ノード418を経由する。これらの
代用パスは、リンク方式保護パスの状況では利用できな
い全ネットワーク型共用能力を含む。
【0041】図5の(a)及び(b)は、所与のリンク
に対する保護パスが対応した現用パス上で2ホップ離れ
たノードで終了する別の修復メカニズムを示す図であ
る。この修復メカニズムは、ノード方式修復の形式でも
ある。たとえば、図5の(a)において、保護パス50
5は、始点ノード502と第1の中間ノード504の間
のリンク500を保護するリンク方式保護パスである。
或いは、図5の(b)において、リンク500を保護す
る保護パス506は、始点ノード500を第2の中間ノ
ード508へ連結するように構成される。特殊なケース
では、ノード方式保護パスは、第2の中間ノード508
を終点ノード512へ連結する保護パス510である。
この場合、終点ノードは宛先であり、現用パスの下流に
他のノードは存在しないので、ノード方式保護パスはリ
ンク方式の場合と同じ終点ノード512を有する。
【0042】故障したノードは、サービスを中断させる
ことがあり、その場合、故障したノードに隣接した全て
のリンクは、同時に機能しなくなる。このような状況下
で、特定のリンクに対する保護パスを生成するために
は、同時に問題が起こっているリンクを意識的に除外す
る必要がある。しかし、リンクの故障とノードの故障を
区別するには、屡々、時間を要し、サービス修復に望ま
しくない遅れを生じさせる。ある種の場合には、保守的
な対応を取ること、すなわち、故障イベントの一般的モ
デルとしてノード故障を使用し、単一のリンク故障を特
殊ケースとして処理する方が有利である。ノード方式の
上述のジャンプ・アヘッド動作は、このような戦略を実
現するために好適である。
【0043】図6は、本発明によるパス選択処理の一実
施例を説明するフローチャートである。パス選択処理
は、ステップ600において、入力として、ネットワー
クの記述をG(N,E)の形で受け取る。ここで、Nは
ノードの集合を表わし、Eは集合Nの中のノード間のリ
ンクの集合を表わす。sは始点ノードを表わし、tは終
点ノードを表わし、始点ノードsから終点ノードtへの
パスが見つけられる。集合E内の各リンクと関連した予
め記述されたリンクメトリック情報のベクトルの集合を
で表わす。
【0044】パス選択処理は、始点ノードsと終点ノー
ドの間のリンクの現用パスr(s,t)を決定する(ス
テップ602)。現用パスにおける各リンクは、故障
し、故障イベントを発生する可能性がある。したがっ
て、現用パスの各リンクに対し、対応した、起こり得る
リンク故障kが存在する。現用パスにおける起こり得
るリンク故障毎に、パス選択処理は、保護パスを決定す
る(ステップ604)。
【0045】パス選択処理は、起こり得るリンク故障k
に対し、開始ノードs_nodeと、宛先ノードd_
nodeを決定する(ステップ606)。
【0046】開始ノードから、ネットワーク内の各リン
クに対し(ステップ608)、そのリンクの幅がh
ら得られたリンクメトリック情報を用いて上述のように
計算される(ステップ610)。故障リンク自体へ戻る
リンク故障の幅l_width(k,k)は、保護
パスとしての検討範囲から除外される(ステップ61
4)。
【0047】ステップ608で計算された幅の集合を用
いて、パス選択処理は、実現可能な保護パスの集合wi
dest_pathsを決定し、予め計算された幅を用
いて最大幅保護パスの幅widest_widthを決
定する(ステップ616)。全ての実現可能な保護パス
を通じて、最大幅の実現可能な保護パスの幅が0である
場合、集合widest_paths内の全ての実現可
能な保護パスが、上述の少なくとも一つの消尽リンクを
含むことを意味する。
【0048】集合widest_paths内の実現可
能な保護パスの数が1よりも大きく、かつ、最大幅wi
dest_widthがゼロに一致するかどうかを判定
し(ステップ618)、そうであるならば、パス選択処
理は、含まれる消尽パスの個数が最も少ない実現可能な
保護パスの集合内で保護パスを選択することにより、起
こり得るリンク故障kに対する保護パスp[k]を
選択する(ステップ620、622及び626)。
【0049】集合widest_paths内の実現可
能な保護パスの数が1よりも大きく、かつ、最大幅wi
dest_widthが1よりも大きい場合(ステップ
628)、パス選択処理は、実現可能な保護パスの集合
から無作為的に、起こり得るリンク故障kに対する保
護パスp[k]を選択する(ステップ630)。
【0050】実現可能な保護パスの集合に唯一の実現可
能な保護パスが存在する場合、実現可能な保護パスの集
合におけるこの単一の実現可能な保護パスは、起こり得
るリンク故障kに対する保護パスp[k]としてパ
ス選択処理によって選択され(ステップ632)。
【0051】パス選択処理は、現用パス634内の各起
こり得るリンク故障に対する保護パスを選択するまで、
保護パスを選択し続ける(ステップ634)。
【0052】パス選択処理は、現用パスr(s,t)
と、現用パス内の起こり得るリンク故障の全てに対する
保護パスの集合とを返す。
【0053】本発明の他の実施例において、図6に示さ
れた処理はネットワーク全体に分散され、経路内の各ノ
ードは経路内の次のノードへのリンクに対する保護パス
を決定する。図7は、ネットワークを用いて経路全体へ
配分された図6の処理を示す。
【0054】図7は、例示的なネットワークへ適用され
るような本発明による分散型保護パス選択処理の一実施
例のシーケンスチャートである。ネットワークを通る光
パスを確立する要求に応じて、始点ノード700は、図
6のステップ602に関して既に説明したように、端か
ら端までの現用パスを計算する(ステップ702)。本
例において、現用パスは、始点ノード700から、N1
ノード706とN2ノード716を経由して、終端ノー
ド724へ至るパスである。
【0055】始点ノードは、セットアップメッセージを
N1ノードへ送信する(ステップ704)。セットアッ
プメッセージは現用パスを含むので、N1ノードは現用
パス内での次のノードを知ることができる。N1ノード
は、そのノード自体を、現用パスの一部分として構成す
る(ステップ707)。
【0056】始点ノードは、図6のステップ606〜6
34を参照して説明したように、始点ノードのN1ノー
ドへのリンクに対する保護パスを決定する。始点ノード
は、関連した全ノードへ、適切なコンフィギュレーショ
ンを実行するように通知する。本例の場合、S−N1ノ
ード712は、始点ノードとN1ノードの間のリンクに
対する保護パス内のノードとして選択される(ステップ
708)。始点ノードは、S−N1ノードに対し、始点
ノードとN1ノードの間のリンクの保護のため波長を確
保するように通知する(ステップ710)。
【0057】N1ノードは、セットアップメッセージを
経路内の次のノードであるN2ノードへ転送する(ステ
ップ714)。始点ノードがセットアップメッセージ内
に経路を組み込んでいるので、N1ノードは経路内の次
のノードを決定しなくてもよい。しかし、N1ノード
は、N1ノードとN2ノードの間のリンクを保護するた
め、保護パスを選択する役割を担う。N1ノードは、図
6のステップ606〜634に関して説明したように、
N1ノートとN2ノードの間のリンクに対する保護パス
を計算する(ステップ718)。
【0058】本例の場合、N1−N2ノード722は、
N1ノードとN2ノードの間のリンクに対する保護パス
内のノードとして選択される。N1ノードは、N1−N
2ノードがそれ自体を保護パス内のノードとして構成で
きるように、N1−N2ノードへ通知メッセージを送信
する(ステップ720)。
【0059】現用経路内の各ノードは、そのノード自体
を現用パスの一部として構成する処理を繰り返す。すな
わち、現用経路内の各ノードは、現用パス内の次のノー
ドへ通知し、現用パス内の次のノードへのリンクに対す
る保護パスを決定し、保護パスに沿ったノードに対し、
保護パス内で用いることができるようにそのノード自体
をコンフィギュレーションするように通知する。
【0060】図8は、光クロスコネクト(OXC)の一
実施例の構成図である。本実施例のOXC800は、複
数の光出力805の間で複数の光入力803を切り替え
る光スイッチ・ファブリック802と、複数の光入力へ
動作的に接続され、入力多重波長信号808中の別々の
波長を分離する波長デマルチプレクサ804と、複数の
光出力へ動作的に接続され、光出力を単一の多重波長出
力信号810に合成する波長マルチプレクサ806と、
を含む。
【0061】光スイッチ・ファブリック802は、コン
トローラ812へ動作的に接続される。コントローラ
は、複数の光入力を、複数の光出力の間でどのように切
り替えるかを決定し、適切なスイッチング制御信号82
4を光スイッチ・ファブリック812へ送る。
【0062】コントローラ812は、上述の分散型保護
パス選択方法を実現するコントローラ命令814を実行
するプロセッサ(CPU)818を含む。コントローラ
812は、保護パスを計算している間の中間結果を保持
し、かつ、上述のバケットデータを保持するランダム・
アクセス・メモリ(RAM)816を含む。
【0063】コントローラ812は、ネットワーク内の
他のOXCから入力されたネットワーク管理信号820
を受け取る。ネットワーク管理信号は、ネットワーク内
の他のOXCのコンフィギュレーションに関する情報を
含み、たとえば、上述のバケット情報も含まれる。入力
されたネットワーク管理信号は、さらに、上述の他のO
XCからのセットアップメッセージと、通知メッセージ
とを含む。セットアップメッセージは、本例のOXCに
対し、現用パス内のノードになるようにそのOXC自体
を再構成することを要求する。通知メッセージは、本例
のOXCに対し、保護経路内のノードになるようにその
OXC自体を再構成することを要求する。
【0064】コントローラ812は、出力されたネット
ワーク管理信号をネットワーク内の他のノードへ送る。
出力されたネットワーク管理信号は、本例におけるOX
Cのコンフィギュレーションに関する情報を含み、たと
えば、上述のように、本例のOXCによって使用され、
かつ、確保された波長の数に関するバケット情報を含
む。出力されたネットワーク管理信号は、他のノードに
対し、現用経路内のノードとしてそのノード自体を再構
成するように要求するセットアップメッセージを含む。
出力されたネットワーク管理信号は、更に、他のノード
に対し、保護経路内のノードとしてそのノード自体を再
構成するように要求する通知メッセージを含む。
【0065】以上の通り、本発明は、特定の実施例に関
して説明されているが、多数の付加的な変形及び変更が
当業者にとって明白であろう。したがって、本発明は、
上記の実施例に限定されることなく、それ以外の態様で
も実施されることが理解されるべきである。このよう
に、本発明の実施例は、あらゆる観点において、例示的
であり、本発明を制限するものでなく、本発明の範囲
は、この明細書の詳細な説明によってサポートされた請
求項に記載された事項と、それらの均等物とによって定
められる。
【0066】以上の説明に関して更に以下のような態様
が考えられる。
【0067】(付記1) リンクの集合によって接続さ
れたノードの集合を含む光ネットワークにおいて、故障
イベントリンクに対する保護パスを決定する方法であっ
て、保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの
集合に対する波長確保量に対応したリンクメトリック情
報の集合を受ける手順と、リンクメトリック情報の集合
を用いて、故障イベントリンクを保護するため保護パス
リンクの容量に対応した幅情報の集合を計算する手順
と、幅情報の集合を用いて、故障イベントリンクに対す
る保護パスリンクを含む保護パスを計算する手順と、を
有するパスルーティング方法。・・・(1)。
【0068】(付記2) 保護パスリンクの幅情報は、
保護パスリンクに関する最大波長確保量と、故障イベン
トリンクに対する保護パスリンクに関する波長確保量と
の間の正規化された差である、付記1記載のパスルーテ
ィング方法。
【0069】(付記3) 保護パスを計算する手順は、
実現可能な保護パスの集合を決定する手順と、実現可能
な保護パスの集合に対する保護パス最大幅情報を決定す
る手順と、保護パス最大幅情報を用いて実現可能な保護
パスの集合から保護パスを選択する手順と、を有する、
付記2記載のパスルーティング方法。
【0070】(付記4) 保護パス最大幅情報を決定す
る手順は、実現可能な保護パスの集合から実現可能な保
護パス幅情報の集合を決定する手順と、実現可能な保護
パス幅情報の集合から実現可能性な保護パス幅情報の最
大値を選択する手順と、を有する、付記3記載のパスル
ーティング方法。
【0071】(付記5) 実現可能な保護パスの幅情報
は、実現可能な保護パスに含まれる保護パスリンクの幅
情報のうちの最小値である、付記4記載のパスルーティ
ング方法。
【0072】(付記6) 保護パス最大幅情報は、実現
可能な保護パスに含まれる保護パスリンクのうちの最小
幅情報である、付記3記載のパスルーティング方法。
【0073】(付記7) 実現可能な保護パスの集合か
ら保護パスを選択する手順は、保護パス最大幅情報がゼ
ロよりも大きい場合に、保護パスを無作為的に選択する
手順を更に有する、付記3記載のパスルーティング方
法。
【0074】(付記8) 実現可能な保護パスの集合か
ら保護パスを選択する手順は、各実現可能な保護パスに
含まれる幅情報がゼロである保護パスリンクの数を決定
する手順と、幅情報がゼロである保護パスリンクの数が
最も少ない実現可能な保護パスを選択する手順と、を更
に有する、付記3記載のパスルーティング方法。
【0075】(付記9) リンクの集合によって接続さ
れたノードの集合を含む光ネットワークにおいて、始点
ノードから終端ノードへの保護された現用パスを確立す
る方法であって、始点ノードが、現用パスノードの集合
及び現用パスリンクの集合を含む現用パスを決定する手
順と、始点ノードから第1の現用パスノードへ、保護さ
れた現用パスを含むセットアップメッセージを送る手順
と、始点ノードと第1の現用パスノードを連結する現用
パスリンクを決定する手順と、保護パスリンクの集合に
関して保護されたリンクの集合に対する波長確保量に対
応したリンクメトリック情報の集合を受ける手順と、リ
ンクメトリック情報の集合を用いて、現用パスリンクを
保護するため保護パスリンクの容量に対応した幅情報の
集合を計算する手順と、幅情報の集合を用いて、現用パ
スリンクに対する保護パスリンクを含む保護パスを計算
する手順と、を有するパスルーティング方法。・・・
(2)。
【0076】(付記10) 保護パスリンクの幅情報
は、保護パスリンクに関する最大波長確保量と、現用パ
スリンクに対する保護パスリンクに関する波長確保量と
の間の正規化された差である、付記9記載のパスルーテ
ィング方法。
【0077】(付記11) 保護パスを計算する手順
は、実現可能な保護パスの集合を決定する手順と、実現
可能な保護パスの集合に対する保護パス最大幅情報を決
定する手順と、保護パス最大幅情報を用いて実現可能な
保護パスの集合から保護パスを選択する手順と、を更に
有する、付記10記載のパスルーティング方法。
【0078】(付記12) 保護パス最大幅情報を決定
する手順は、実現可能な保護パスの集合において実現可
能な保護パスに対する実現可能な保護パス幅情報を決定
する手順と、実現可能性な保護パス幅情報の最大値を選
択する手順と、を有する、付記11記載のパスルーティ
ング方法。
【0079】(付記13) 実現可能な保護パスの幅情
報は、実現可能な保護パスに含まれる保護パスリンクの
幅情報のうちの最小値である、付記12記載のパスルー
ティング方法。
【0080】(付記14) 保護パス最大幅情報を決定
する手順は、実現可能な保護パスに含まれる保護パスリ
ンクのうちの最小幅情報を決定する手順を更に有する、
付記11記載のパスルーティング方法。
【0081】(付記15) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択する手順は、保護パス最大幅情報が
ゼロよりも大きい場合に、保護パスを無作為的に選択す
る手順を更に有する、付記11記載のパスルーティング
方法。
【0082】(付記16) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択する手順は、各実現可能な保護パス
に含まれる幅情報がゼロである保護パスリンクの数を決
定する手順と、幅情報がゼロである保護パスリンクの数
が最も少ない実現可能な保護パスを選択する手順と、を
更に有する、付記11記載のパスルーティング方法。
【0083】(付記17) リンクの集合によって接続
されたノードの集合を含む光ネットワークにおいて、始
点ノードから終端ノードへの保護された現用パスを確立
する方法であって、始点ノードが先行のノードから、現
用パスノードの集合及び現用パスリンクの集合を含む現
用パスを収容した第1のセットアップメッセージを受け
る手順と、ノードから現用パスノードへ、保護された現
用パスを収容した第2のセットアップメッセージを送る
手順と、ノードと現用パスノードを連結する現用パスリ
ンクを決定する手順と、保護パスリンクの集合に関して
保護されたリンクの集合に対する波長確保量に対応した
リンクメトリック情報の集合を受ける手順と、リンクメ
トリック情報の集合を用いて、現用パスリンクを保護す
るため保護パスリンクの容量に対応した幅情報の集合を
計算する手順と、幅情報の集合を用いて、現用パスリン
クに対する保護パスリンクを含む保護パスを計算する手
順と、を有するパスルーティング方法。・・・(3)。
【0084】(付記18) 保護パスリンクの幅情報
は、保護パスリンクに関する最大波長確保量と、現用パ
スリンクに対する保護パスリンクに関する波長確保量と
の間の正規化された差である、付記17記載のパスルー
ティング方法。
【0085】(付記19) 保護パスを計算する手順
は、実現可能な保護パスの集合を決定する手順と、実現
可能な保護パスの集合に対する保護パス最大幅情報を決
定する手順と、保護パス最大幅情報を用いて実現可能な
保護パスの集合から保護パスを選択する手順と、を更に
有する、付記18記載のパスルーティング方法。
【0086】(付記20) 保護パス最大幅情報を決定
する手順は、実現可能な保護パスの集合において実現可
能な保護パス毎に実現可能な保護パス幅情報を決定する
手順と、実現可能性な保護パス幅情報の最大値を選択す
る手順と、を更に有する、付記19記載のパスルーティ
ング方法。
【0087】(付記21) 実現可能な保護パスの幅情
報は、実現可能な保護パスに含まれる保護パスリンクの
幅情報のうちの最小値である、付記20記載のパスルー
ティング方法。
【0088】(付記22) 保護パス最大幅情報を決定
する手順は、実現可能な保護パスに含まれる保護パスリ
ンクのうちの最小幅情報を決定する手順を更に有する、
付記19記載のパスルーティング方法。
【0089】(付記23) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択する手順は、保護パス最大幅情報が
ゼロよりも大きい場合に、実現可能な保護パスの集合か
ら保護パスを無作為的に選択する手順を更に有する、付
記19記載のパスルーティング方法。
【0090】(付記24) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択する手順は、各実現可能な保護パス
に含まれる幅情報がゼロである保護パスリンクの数を決
定する手順と、幅情報がゼロである保護パスリンクの数
が最も少ない実現可能な保護パスを選択する手順と、を
更に有する、付記19記載のパスルーティング方法。
【0091】(付記25) リンクの集合によって接続
されたノードの集合を含む光リンクにおいて、故障イベ
ントリンクに対する保護パスを決定するよう適合したデ
ータ処理システムであって、プロセッサと、プロセッサ
へ動作的に接続され、上記プロセッサが実行可能なプロ
グラム命令を保持したメモリと、を具備し、プログラム
命令は、保護パスリンクの集合に関して保護されたリン
クの集合に対する波長確保量に対応したリンクメトリッ
ク情報の集合を受けるプログラム命令と、リンクメトリ
ック情報の集合を用いて、故障イベントリンクを保護す
るため保護パスリンクの容量に対応した幅情報の集合を
計算するプログラム命令と、幅情報の集合を用いて、故
障イベントリンクに対する保護パスリンクを含む保護パ
スを計算するプログラム命令と、を有する、データ処理
システム。・・・(4)。
【0092】(付記26) 保護パスリンクの幅情報
は、保護パスリンクに関する最大波長確保量と、故障イ
ベントリンクに対する保護パスリンクに関する波長確保
量との間の正規化された差である、付記25記載のデー
タ処理システム。
【0093】(付記27) 保護パスを計算するプログ
ラム命令は、実現可能な保護パスの集合を決定するプロ
グラム命令と、実現可能な保護パスの集合に対する保護
パス最大幅情報を決定するプログラム命令と、保護パス
最大幅情報を用いて実現可能な保護パスの集合から保護
パスを選択するプログラム命令と、を更に有する、付記
26記載のデータ処理システム。
【0094】(付記28) 保護パス最大幅情報を決定
するプログラム命令は、実現可能な保護パスの集合から
実現可能な保護パス幅情報の集合を決定するプログラム
命令と、実現可能な保護パス幅情報の集合から実現可能
性な保護パス幅情報の最大値を選択するプログラム命令
と、を有する、付記27記載のデータ処理システム。
【0095】(付記29) 実現可能な保護パスの幅情
報は、実現可能な保護パスに含まれる保護パスリンクの
幅情報のうちの最小値である、付記28記載のデータ処
理システム。
【0096】(付記30) 保護パス最大幅情報は、実
現可能な保護パスに含まれる保護パスリンクのうちの最
小幅情報である、付記27記載のデータ処理システム。
【0097】(付記31) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択するプログラム命令は、保護パス最
大幅情報がゼロよりも大きい場合に、保護パスを無作為
的に選択するプログラム命令を更に有する、付記27記
載のデータ処理システム。
【0098】(付記32) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択するプログラム命令は、各実現可能
な保護パスに含まれる幅情報がゼロである保護パスリン
クの数を決定するプログラム命令と、幅情報がゼロであ
る保護パスリンクの数が最も少ない実現可能な保護パス
を選択するプログラム命令と、を更に有する、付記27
記載のデータ処理システム。
【0099】(付記33) リンクの集合によって接続
されたノードの集合を含む光ネットワークにおいて、始
点ノードから終端ノードへの保護された現用パスを確立
するよう適合したデータ処理システムであって、プロセ
ッサと、プロセッサへ動作的に接続され、上記プロセッ
サが実行可能なプログラム命令を保持したメモリと、を
具備し、プログラム命令は、始点ノードが、現用パスノ
ードの集合及び現用パスリンクの集合を含む現用パスを
決定するプログラム命令と、始点ノードから第1の現用
パスノードへ、保護された現用パスを含むセットアップ
メッセージを送るプログラム命令と、始点ノードと第1
の現用パスノードを連結する現用パスリンクを決定する
プログラム命令と、保護パスリンクの集合に関して保護
されたリンクの集合に対する波長確保量に対応したリン
クメトリック情報の集合を受けるプログラム命令と、リ
ンクメトリック情報の集合を用いて、現用パスリンクを
保護するため保護パスリンクの容量に対応した幅情報の
集合を計算するプログラム命令と、幅情報の集合を用い
て、現用パスリンクに対する保護パスリンクを含む保護
パスを計算するプログラム命令と、を有する、データ処
理システム。・・・(5)。
【0100】(付記34) 保護パスリンクの幅情報
は、保護パスリンクに関する最大波長確保量と、現用パ
スリンクに対する保護パスリンクに関する波長確保量と
の間の正規化された差である、付記33記載のデータ処
理システム。
【0101】(付記35) 保護パスを計算するプログ
ラム命令は、実現可能な保護パスの集合を決定するプロ
グラム命令と、実現可能な保護パスの集合に対する保護
パス最大幅情報を決定するプログラム命令と、保護パス
最大幅情報を用いて実現可能な保護パスの集合から保護
パスを選択するプログラム命令と、を更に有する、付記
34記載のデータ処理システム。
【0102】(付記36) 保護パス最大幅情報を決定
するプログラム命令は、実現可能な保護パスの集合にお
いて実現可能な保護パスに対する実現可能な保護パス幅
情報を決定するプログラム命令と、実現可能性な保護パ
ス幅情報の最大値を選択するプログラム命令と、を更に
有する、付記35記載のデータ処理システム。
【0103】(付記37) 実現可能な保護パスの幅情
報は、実現可能な保護パスに含まれる保護パスリンクの
幅情報のうちの最小値である、付記36記載のデータ処
理システム。
【0104】(付記38) 保護パス最大幅情報を決定
するプログラム命令は、実現可能な保護パスに含まれる
保護パスリンクのうちの最小幅情報を決定するプログラ
ム命令を更に有する、付記35記載のデータ処理システ
ム。
【0105】(付記39) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択するプログラム命令は、保護パス最
大幅情報がゼロよりも大きい場合に、実現可能な保護パ
スの集合から保護パスを無作為的に選択するプログラム
命令を更に有する、付記35記載のデータ処理システ
ム。
【0106】(付記40) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択するプログラム命令は、各実現可能
な保護パスに含まれる幅情報がゼロである保護パスリン
クの数を決定するプログラム命令と、幅情報がゼロであ
る保護パスリンクの数が最も少ない実現可能な保護パス
を選択するプログラム命令と、を更に有する、付記35
記載のデータ処理システム。
【0107】(付記41) リンクの集合によって接続
されたノードの集合を含む光ネットワークにおいて、始
点ノードから終端ノードへの保護された現用パスを確立
するよう適合したデータ処理システムであって、プロセ
ッサと、プロセッサへ動作的に接続され、上記プロセッ
サが実行可能なプログラム命令を保持したメモリと、を
具備し、プログラム命令は、始点ノードが先行のノード
から、現用パスノードの集合及び現用パスリンクの集合
を含む現用パスを収容した第1のセットアップメッセー
ジを受けるプログラム命令と、ノードから現用パスノー
ドへ、保護された現用パスを収容した第2のセットアッ
プメッセージを送るプログラム命令と、ノードと現用パ
スノードを連結する現用パスリンクを決定するプログラ
ム命令と、保護パスリンクの集合に関して保護されたリ
ンクの集合に対する波長確保量に対応したリンクメトリ
ック情報の集合を受けるプログラム命令と、リンクメト
リック情報の集合を用いて、現用パスリンクを保護する
ため保護パスリンクの容量に対応した幅情報の集合を計
算するプログラム命令と、幅情報の集合を用いて、現用
パスリンクに対する保護パスリンクを含む保護パスを計
算するプログラム命令と、を有する、データ処理システ
ム。・・・(6)。
【0108】(付記42) 保護パスリンクの幅情報
は、保護パスリンクに関する最大波長確保量と、現用パ
スリンクに対する保護パスリンクに関する波長確保量と
の間の正規化された差である、付記41記載のデータ処
理システム。
【0109】(付記43) 保護パスを計算するプログ
ラム命令は、実現可能な保護パスの集合を決定するプロ
グラム命令と、実現可能な保護パスの集合に対する保護
パス最大幅情報を決定するプログラム命令と、保護パス
最大幅情報を用いて実現可能な保護パスの集合から保護
パスを選択するプログラム命令と、を更に有する、付記
42記載のデータ処理システム。
【0110】(付記44) 保護パス最大幅情報を決定
するプログラム命令は、実現可能な保護パスの集合にお
いて実現可能な保護パス毎に実現可能な保護パス幅情報
を決定するプログラム命令と、実現可能性な保護パス幅
情報の最大値を選択するプログラム命令と、を更に有す
る、付記43記載のデータ処理システム。
【0111】(付記45) 実現可能な保護パスの幅情
報は、実現可能な保護パスに含まれる保護パスリンクの
幅情報のうちの最小値である、付記44記載のデータ処
理システム。
【0112】(付記46) 保護パス最大幅情報を決定
するプログラム命令は、実現可能な保護パスに含まれる
保護パスリンクのうちの最小幅情報を決定するプログラ
ム命令を更に有する、付記43記載のデータ処理システ
ム。
【0113】(付記47) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択するプログラム命令は、保護パス最
大幅情報がゼロよりも大きい場合に、実現可能な保護パ
スの集合から保護パスを無作為的に選択するプログラム
命令を更に有する、付記43記載のデータ処理システ
ム。
【0114】(付記48) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択するプログラム命令は、各実現可能
な保護パスに含まれる幅情報がゼロである保護パスリン
クの数を決定するプログラム命令と、幅情報がゼロであ
る保護パスリンクの数が最も少ない実現可能な保護パス
を選択するプログラム命令と、を更に有する、付記43
記載のデータ処理システム。
【0115】(付記49) リンクの集合によって接続
されたノードの集合を含む光ネットワークにおいて、故
障イベントリンクに対する保護パスを決定させる機能を
コンピュータに実現させるプログラムであって、上記機
能は、保護パスリンクの集合に関して保護されたリンク
の集合に対する波長確保量に対応したリンクメトリック
情報の集合を受ける機能と、リンクメトリック情報の集
合を用いて、故障イベントリンクを保護するため保護パ
スリンクの容量に対応した幅情報の集合を計算する機能
と、幅情報の集合を用いて、故障イベントリンクに対す
る保護パスリンクを含む保護パスを計算する機能と、を
含む、プログラム。・・・(7)。
【0116】(付記50) 保護パスリンクの幅情報
は、保護パスリンクに関する最大波長確保量と、故障イ
ベントリンクに対する保護パスリンクに関する波長確保
量との間の正規化された差である、付記49記載のプロ
グラム。
【0117】(付記51) 保護パスを計算する機能
は、実現可能な保護パスの集合を決定する機能と、実現
可能な保護パスの集合に対する保護パス最大幅情報を決
定する機能と、保護パス最大幅情報を用いて実現可能な
保護パスの集合から保護パスを選択する機能と、を更に
有する、付記50記載のプログラム。
【0118】(付記52) 保護パス最大幅情報を決定
する機能は、実現可能な保護パスの集合から実現可能な
保護パス幅情報の集合を決定する機能と、実現可能な保
護パス幅情報の集合から実現可能な保護パス幅情報の最
大値を選択する機能と、を有する、付記51記載のプロ
グラム。
【0119】(付記53) 実現可能な保護パスの幅情
報は、実現可能な保護パスに含まれる保護パスリンクの
幅情報のうちの最小値である、付記52記載のプログラ
ム。
【0120】(付記54) 保護パス最大幅情報は、実
現可能な保護パスに含まれる保護パスリンクのうちの最
小幅情報である、付記52記載のプログラム。
【0121】(付記55) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択する機能は、保護パス最大幅情報が
ゼロよりも大きい場合に、保護パスを無作為的に選択す
る機能を更に有する、付記51記載のプログラム。
【0122】(付記56) 実現可能な保護パスの集合
から保護パスを選択する機能は、各実現可能な保護パス
に含まれる幅情報がゼロである保護パスリンクの数を決
定する機能と、幅情報がゼロである保護パスリンクの数
が最も少ない実現可能な保護パスを選択する機能と、を
更に有する、付記51記載のプログラム。
【0123】(付記57) リンクの集合によって接続
されたノードの集合を含む光ネットワークにおいて、始
点ノードから終端ノードへの保護された現用パスを確立
する方法であって、始点ノードが、現用パスノードの集
合及び現用パスリンクの集合を含む現用パスを決定する
手順と、始点ノードから第1の現用パスノードへ、保護
された現用パスを含むセットアップメッセージを送る手
順と、始点ノードと第1の現用パスノードを連結する現
用パスリンクを決定する手順と、保護パスリンクの集合
に関して保護されたリンクの集合に対する波長確保量の
集合を受ける手順と、保護パスリンクに関する最大波長
確保量と、現用パスリンクに対する保護パスリンクに関
する波長確保量との間の正規化された差の集合を計算す
る手順と、現用パスリンクに対する実現可能な保護パス
の集合を決定する手順と、実現可能な保護パスの集合か
ら実現可能な保護パス幅情報の集合を決定する手順と、
実現可能な保護パス幅情報の集合から実現可能な保護パ
ス幅情報の最大値を選択する手順と、実現可能な保護パ
スの数が1よりも大きく、かつ、実現可能な保護パス幅
情報の最大値が0よりも大きい場合に、保護パスを無作
為的に選択する手順と、実現可能な保護パスの数が1よ
りも大きく、かつ、実現可能な保護パス幅情報の最大値
が0である場合には、各実現可能な保護パスに含まれる
幅情報がゼロである保護パスリンクの数を決定し、幅情
報がゼロである保護パスリンクの数が最も少ない実現可
能な保護パスを選択する手順と、実現可能な保護パスの
数が1である場合に、該実現可能な保護パスを選択する
手順と、を有するパスルーティング方法。・・・
(8)。
【0124】(付記58) リンクの集合によって接続
されたノードの集合を含む光リンクにおいて、始点ノー
ドから終端ノードへの保護された現用パスを確立するよ
う適合したデータ処理システムであって、プロセッサ
と、プロセッサへ動作的に接続され、上記プロセッサが
実行可能なプログラム命令を保持したメモリと、を具備
し、プログラム命令は、始点ノードが、現用パスノード
の集合及び現用パスリンクの集合を含む現用パスを決定
するプログラム命令と、始点ノードから第1の現用パス
ノードへ、保護された現用パスを含むセットアップメッ
セージを送るプログラム命令と、始点ノードと第1の現
用パスノードを連結する現用パスリンクを決定するプロ
グラム命令と、保護パスリンクの集合に関して保護され
たリンクの集合に対する波長確保量の集合を受けるプロ
グラム命令と、保護パスリンクに関する最大波長確保量
と、現用パスリンクに対する保護パスリンクに関する波
長確保量との間の正規化された差の集合を計算するプロ
グラム命令と、現用パスリンクに対する実現可能な保護
パスの集合を決定するプログラム命令と、実現可能な保
護パスの集合から実現可能な保護パス幅情報の集合を決
定するプログラム命令と、実現可能な保護パス幅情報の
集合から実現可能な保護パス幅情報の最大値を選択する
プログラム命令と、実現可能な保護パスの数が1よりも
大きく、かつ、実現可能な保護パス幅情報の最大値が0
よりも大きい場合に、保護パスを無作為的に選択するプ
ログラム命令と、実現可能な保護パスの数が1よりも大
きく、かつ、実現可能な保護パス幅情報の最大値が0で
ある場合には、各実現可能な保護パスに含まれる幅情報
がゼロである保護パスリンクの数を決定し、幅情報がゼ
ロである保護パスリンクの数が最も少ない実現可能な保
護パスを選択するプログラム命令と、実現可能な保護パ
スの数が1である場合に、該実現可能な保護パスを選択
するプログラム命令と、を有する、データ処理システ
ム。・・・(9)。
【0125】(付記59) 付記49乃至56のうちい
ずれか一項記載のプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体。・・・(10)。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、波長分割多重化方式
(WDM)ネットワークにおいて、リソース効率に優れ
た最適な保護パスを高速に生成することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】WDM光ネットワークの説明図である。
【図2】現用パス及び複数の実現可能な保護パスを有す
るWDMネットワークの一例の説明図である。
【図3】本発明による波長確保量を蓄えるバケットを含
むリンクメトリック情報の一実施例の説明図である。
【図4】(a)はネットワーク内に稼働過多及び稼働不
足を生じるリンク方式修復の説明図であり、(b)は修
復後にネットワークの稼働状態がより効率的になるノー
ド方式修復の説明図である。
【図5】(a)及び(b)はネットワークにおける多数
の中間ノードに対するノード方式修復の説明図である。
【図6】本発明によるパス選択処理のフローチャートで
ある。
【図7】例示的なネットワークに適用された本発明によ
る分散型保護パス選択処理の一実施例のタイミングチャ
ートである。
【図8】WDM方式OXCの一実施例の構成図である。
【符号の説明】
802 光スイッチ・ファブリック 804 波長デマルチプレクサ 806 波長マルチプレクサ 808 多重波長信号 810 多重波長信号 812 コントローラ 814 命令 816 プロセッサ 818 ランダム・アクセス・メモリ 820 ネットワーク管理信号 822 ネットワーク管理信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中条 孝文 アメリカ合衆国,カリフォルニア州 95014,クパティーノ,バブ・ロード 11061番 Fターム(参考) 5K002 DA02 DA09 EA33 5K030 GA12 HA08 JA14 JL03 KX23 LB08 MA01 MD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンクの集合によって接続されたノード
    の集合を含む光ネットワークにおいて、故障イベントリ
    ンクに対する保護パスを決定する方法であって、 保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの集合
    に対する波長確保量に対応したリンクメトリック情報の
    集合を受ける手順と、 リンクメトリック情報の集合を用いて、故障イベントリ
    ンクを保護するため保護パスリンクの容量に対応した幅
    情報の集合を計算する手順と、 幅情報の集合を用いて、故障イベントリンクに対する保
    護パスリンクを含む保護パスを計算する手順と、を有す
    るパスルーティング方法。
  2. 【請求項2】 リンクの集合によって接続されたノード
    の集合を含む光ネットワークにおいて、始点ノードから
    終端ノードへの保護された現用パスを確立する方法であ
    って、 始点ノードが、現用パスノードの集合及び現用パスリン
    クの集合を含む現用パスを決定する手順と、 始点ノードから第1の現用パスノードへ、保護された現
    用パスを含むセットアップメッセージを送る手順と、 始点ノードと第1の現用パスノードを連結する現用パス
    リンクを決定する手順と、 保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの集合
    に対する波長確保量に対応したリンクメトリック情報の
    集合を受ける手順と、 リンクメトリック情報の集合を用いて、現用パスリンク
    を保護するため保護パスリンクの容量に対応した幅情報
    の集合を計算する手順と、 幅情報の集合を用いて、現用パスリンクに対する保護パ
    スリンクを含む保護パスを計算する手順と、を有するパ
    スルーティング方法。
  3. 【請求項3】 リンクの集合によって接続されたノード
    の集合を含む光ネットワークにおいて、始点ノードから
    終端ノードへの保護された現用パスを確立する方法であ
    って、 始点ノードが先行のノードから、現用パスノードの集合
    及び現用パスリンクの集合を含む現用パスを収容した第
    1のセットアップメッセージを受ける手順と、 ノードから現用パスノードへ、保護された現用パスを収
    容した第2のセットアップメッセージを送る手順と、 ノードと現用パスノードを連結する現用パスリンクを決
    定する手順と、 保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの集合
    に対する波長確保量に対応したリンクメトリック情報の
    集合を受ける手順と、 リンクメトリック情報の集合を用いて、現用パスリンク
    を保護するため保護パスリンクの容量に対応した幅情報
    の集合を計算する手順と、 幅情報の集合を用いて、現用パスリンクに対する保護パ
    スリンクを含む保護パスを計算する手順と、を有するパ
    スルーティング方法。
  4. 【請求項4】 リンクの集合によって接続されたノード
    の集合を含む光リンクにおいて、故障イベントリンクに
    対する保護パスを決定するよう適合したデータ処理シス
    テムであって、 プロセッサと、 プロセッサへ動作的に接続され、上記プロセッサが実行
    可能なプログラム命令を保持したメモリと、を具備し、 プログラム命令は、 保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの集合
    に対する波長確保量に対応したリンクメトリック情報の
    集合を受けるプログラム命令と、 リンクメトリック情報の集合を用いて、故障イベントリ
    ンクを保護するため保護パスリンクの容量に対応した幅
    情報の集合を計算するプログラム命令と、 幅情報の集合を用いて、故障イベントリンクに対する保
    護パスリンクを含む保護パスを計算するプログラム命令
    と、 を有する、データ処理システム。
  5. 【請求項5】 リンクの集合によって接続されたノード
    の集合を含む光ネットワークにおいて、始点ノードから
    終端ノードへの保護された現用パスを確立するよう適合
    したデータ処理システムであって、 プロセッサと、 プロセッサへ動作的に接続され、上記プロセッサが実行
    可能なプログラム命令を保持したメモリと、を具備し、 プログラム命令は、 始点ノードが、現用パスノードの集合及び現用パスリン
    クの集合を含む現用パスを決定するプログラム命令と、 始点ノードから第1の現用パスノードへ、保護された現
    用パスを含むセットアップメッセージを送るプログラム
    命令と、 始点ノードと第1の現用パスノードを連結する現用パス
    リンクを決定するプログラム命令と、 保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの集合
    に対する波長確保量に対応したリンクメトリック情報の
    集合を受けるプログラム命令と、 リンクメトリック情報の集合を用いて、現用パスリンク
    を保護するため保護パスリンクの容量に対応した幅情報
    の集合を計算するプログラム命令と、 幅情報の集合を用いて、現用パスリンクに対する保護パ
    スリンクを含む保護パスを計算するプログラム命令と、
    を有する、データ処理システム。
  6. 【請求項6】 リンクの集合によって接続されたノード
    の集合を含む光ネットワークにおいて、始点ノードから
    終端ノードへの保護された現用パスを確立するよう適合
    したデータ処理システムであって、 プロセッサと、 プロセッサへ動作的に接続され、上記プロセッサが実行
    可能なプログラム命令を保持したメモリと、を具備し、 プログラム命令は、 始点ノードが先行のノードから、現用パスノードの集合
    及び現用パスリンクの集合を含む現用パスを収容した第
    1のセットアップメッセージを受けるプログラム命令
    と、 ノードから現用パスノードへ、保護された現用パスを収
    容した第2のセットアップメッセージを送るプログラム
    命令と、 ノードと現用パスノードを連結する現用パスリンクを決
    定するプログラム命令と、 保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの集合
    に対する波長確保量に対応したリンクメトリック情報の
    集合を受けるプログラム命令と、 リンクメトリック情報の集合を用いて、現用パスリンク
    を保護するため保護パスリンクの容量に対応した幅情報
    の集合を計算するプログラム命令と、 幅情報の集合を用いて、現用パスリンクに対する保護パ
    スリンクを含む保護パスを計算するプログラム命令と、
    を有する、データ処理システム。
  7. 【請求項7】 リンクの集合によって接続されたノード
    の集合を含む光ネットワークにおいて、故障イベントリ
    ンクに対する保護パスを決定させる機能をコンピュータ
    に実現させるプログラムであって、 上記機能は、 保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの集合
    に対する波長確保量に対応したリンクメトリック情報の
    集合を受ける機能と、 リンクメトリック情報の集合を用いて、故障イベントリ
    ンクを保護するため保護パスリンクの容量に対応した幅
    情報の集合を計算する機能と、 幅情報の集合を用いて、故障イベントリンクに対する保
    護パスリンクを含む保護パスを計算する機能と、を含
    む、プログラム。
  8. 【請求項8】 リンクの集合によって接続されたノード
    の集合を含む光ネットワークにおいて、始点ノードから
    終端ノードへの保護された現用パスを確立する方法であ
    って、 始点ノードが、現用パスノードの集合及び現用パスリン
    クの集合を含む現用パスを決定する手順と、 始点ノードから第1の現用パスノードへ、保護された現
    用パスを含むセットアップメッセージを送る手順と、 始点ノードと第1の現用パスノードを連結する現用パス
    リンクを決定する手順と、 保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの集合
    に対する波長確保量の集合を受ける手順と、 保護パスリンクに関する最大波長確保量と、現用パスリ
    ンクに対する保護パスリンクに関する波長確保量との間
    の正規化された差の集合を計算する手順と、 現用パスリンクに対する実現可能な保護パスの集合を決
    定する手順と、 実現可能な保護パスの集合から実現可能な保護パス幅情
    報の集合を決定する手順と、 実現可能な保護パス幅情報の集合から実現可能な保護パ
    ス幅情報の最大値を選択する手順と、 実現可能な保護パスの数が1よりも大きく、かつ、実現
    可能な保護パス幅情報の最大値が0よりも大きい場合
    に、保護パスを無作為的に選択する手順と、 実現可能な保護パスの数が1よりも大きく、かつ、実現
    可能な保護パス幅情報の最大値が0である場合には、 各実現可能な保護パスに含まれる幅情報がゼロである保
    護パスリンクの数を決定し、 幅情報がゼロである保護パスリンクの数が最も少ない実
    現可能な保護パスを選択する手順と、 実現可能な保護パスの数が1である場合に、該実現可能
    な保護パスを選択する手順と、を有するパスルーティン
    グ方法。
  9. 【請求項9】 リンクの集合によって接続されたノード
    の集合を含む光リンクにおいて、始点ノードから終端ノ
    ードへの保護された現用パスを確立するよう適合したデ
    ータ処理システムであって、 プロセッサと、 プロセッサへ動作的に接続され、上記プロセッサが実行
    可能なプログラム命令を保持したメモリと、を具備し、 プログラム命令は、 始点ノードが、現用パスノードの集合及び現用パスリン
    クの集合を含む現用パスを決定するプログラム命令と、 始点ノードから第1の現用パスノードへ、保護された現
    用パスを含むセットアップメッセージを送るプログラム
    命令と、 始点ノードと第1の現用パスノードを連結する現用パス
    リンクを決定するプログラム命令と、 保護パスリンクの集合に関して保護されたリンクの集合
    に対する波長確保量の集合を受けるプログラム命令と、 保護パスリンクに関する最大波長確保量と、現用パスリ
    ンクに対する保護パスリンクに関する波長確保量との間
    の正規化された差の集合を計算するプログラム命令と、 現用パスリンクに対する実現可能な保護パスの集合を決
    定するプログラム命令と、 実現可能な保護パスの集合から実現可能な保護パス幅情
    報の集合を決定するプログラム命令と、 実現可能な保護パス幅情報の集合から実現可能な保護パ
    ス幅情報の最大値を選択するプログラム命令と、 実現可能な保護パスの数が1よりも大きく、かつ、実現
    可能な保護パス幅情報の最大値が0よりも大きい場合
    に、保護パスを無作為的に選択するプログラム命令と、 実現可能な保護パスの数が1よりも大きく、かつ、実現
    可能な保護パス幅情報の最大値が0である場合には、 各実現可能な保護パスに含まれる幅情報がゼロである保
    護パスリンクの数を決定し、 幅情報がゼロである保護パスリンクの数が最も少ない実
    現可能な保護パスを選択するプログラム命令と、 実現可能な保護パスの数が1である場合に、該実現可能
    な保護パスを選択するプログラム命令と、を有する、デ
    ータ処理システム。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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