JP2002332917A - Lpg用インジェクタ - Google Patents
Lpg用インジェクタInfo
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
生じることを抑制できるLPG用インジェクタの提供。 【解決手段】 (1)インジェクタの噴口部12の燃料
噴出方向前方に噴口部から噴射された燃料が通る燃料噴
射通路15を設け、該燃料噴射通路15に可動部17を
配置したLPG用インジェクタ10。 (2)可動部17がインジェクタの噴口部12から噴射
される燃料によって動かされるニードルからなり、該ニ
ードルはインジェクタの噴口部方向にばね付勢されてい
る。
Description
る内燃機関のLPG用インジェクタ(燃料噴射ノズル)
に関する。
示すように、インジェクタボデー1の噴口部4がエンジ
ンの吸気系に直接開口しており、インジェクタ内部バル
ブ2が座面3から離れた時に噴口部4からLPG燃料が
液体状態で噴射される。噴射された燃料は噴射直後に減
圧気化する。
用インジェクタでは、液体状態で噴射された燃料が、噴
射直後に気化する時に、吸気から気化熱を奪うので、吸
気中に含まれている水分が噴口まわりに氷結する(アイ
シング)という問題がある。氷結すると氷によって噴口
面積が狭まり、噴射量が変化する(減量になる)こと、
また、氷がとれた時に急に噴射量が変化する(急に増え
る)とともに氷中に含まれていた燃料成分が開放される
ので一時的にリッチ(燃料が濃くなる)という問題が生
じる。本発明の目的は、LPG用インジェクタの噴口ま
わりに氷結が生じることを抑制できるLPG用インジェ
クタを提供することにある。
明はつぎの通りである。 (1) インジェクタの噴口部の燃料噴出方向前方に噴
口部から噴射された燃料が通る燃料噴射通路を設け、該
燃料噴射通路に可動部を配置したLPG用インジェク
タ。 (2) 前記可動部が前記インジェクタの噴口部から噴
射される燃料によって動かされるニードルからなり、該
ニードルは前記インジェクタの噴口部方向にばね付勢さ
れている(1)記載のLPG用インジェクタ。
インジェクタの噴口部の前方に形成された燃料噴射通路
を通してLPG燃料を噴射するので、氷結の起り得る部
位がインジェクタの噴口部から燃料噴射通路の出口部に
移る。この燃料噴射通路出口部に氷結が生じようとして
も、燃料噴射通路に設けた可動部が噴射燃料によって動
くので、氷が可動部によって壊され、燃料噴射通路出口
部の氷結が成長することはなく、氷結が抑制される。上
記(2)のLPG用インジェクタでは、可動部がニード
ルからなり、このニードルがばね付勢されているので、
ニードルが噴射燃料の圧力とばねとによって動き、燃料
噴射通路出口部に形成される氷を壊し、氷結が抑制され
る。
インジェクタを、図1を参照して、説明する。本発明実
施例のLPG用インジェクタ10は、図1に示すよう
に、先端に噴口部12を有するインジェクタボデー11
と、インジェクタボデー11の内部に可動に配置された
インジェクタ内部バルブ13と、を有する。
ジェクタボデー11の先端部に設けられた噴射通路形成
部材14を有し、噴射通路形成部材14には燃料噴射通
路15が形成されている。燃料噴射通路15は、インジ
ェクタボデー11の噴口部12の燃料噴射方向前方に位
置していて、噴口部12から噴射されたLPG燃料を、
自身を通してエンジン吸気通路16内に噴射する。
られている。可動部17は、たとえば頭部17a付きの
ニードルからなり、頭部17aを噴口部12側に向け
て、軸方向に可動する様燃料噴射通路15に挿入されて
いる。可動部17と燃料噴射通路15の内面との間に
は、LPG燃料が通る隙間がある。
2に近づく方向に付勢されている。ばね18は可動部1
7の頭部17aと燃料噴射通路15に形成された段付面
19との間に介装されている。インジェクタボデー11
の先端面には、複数のピラー(柱)20が突出して設け
られており、ばね18によって付勢された可動部17は
ピラー20の先端に当って止まる。噴口部12からの噴
射燃料はピラー20間を通り抜ける。ピラーは、もう一
つのばねを頭部17aを隔ててばね18と反対側に設け
た構造に置換されてもよい。
向しており、噴口部12から燃料噴射があると、噴射燃
料の圧力を受けて、ばね18を圧縮させつつ、噴口部1
2から離れる方向に移動する。その時にニードルの尖っ
た先端部(頭部17aと反対側の端部)が燃料噴射通路
15の出口部から外側に突び出して、もしも燃料噴射通
路15の出口部に氷21があるとそれに当たるように、
ニードルの長さが決められている。
クタの作動を説明する。燃料噴射が無い時は、可動部部
17は、ばね18によって噴口部12側に付勢され、ピ
ラー20に当って静止している。
と、噴口部12から噴射された燃料は、燃料噴射通路1
5を通り抜けてエンジンの吸気通路16内に噴射され
る。噴口部12を通過したところでLPG燃料は減圧気
化するので、急激に温度が下がる。周囲に水分があると
氷結する。しかし、吸気通路16内には噴口部12から
噴射された燃料によってエンジンの吸気が入ってこない
ので、水分がなく、噴口部12の出口近傍で氷結が生じ
ることはなく、氷結が生じる部位が、水分を含んだ吸気
に接触する、燃料噴射通路15の吸気通路16への出口
部に移る。
された燃料の圧力を受けて、可動部17はばね18を圧
縮側に撓ませながら、噴口部12から離れる方向に動
く。この時、可動部17であるニードルの尖った先端は
燃料噴射通路15から吸気通路16内に突出する。可動
部17は、噴射燃料の圧力とばね18とによって、燃料
噴射通路15内で振動する。可動部17は、燃料噴射通
路15の出口部に氷結が生じるとそれをを打ち壊しばら
ばらにする。これによって、燃料噴射通路15の出口部
に氷結が生じることが抑制される。砕かれた結氷はエン
ジンに吸い込まれ、結氷の中に燃料分があると気筒内で
燃焼する。
ば、インジェクタの噴口部の前方に形成された燃料噴射
通路を通してLPG燃料を噴射するので、氷結の起り得
る部位がインジェクタの噴口部から燃料噴射通路の出口
部に移る。この燃料噴射通路出口部に氷結が生じようと
しても、燃料噴射通路に設けた可動部が噴射燃料によっ
て動くので、氷が可動部によって壊され、燃料噴射通路
出口部で氷結が成長することはなく、氷結が抑制され
る。請求項2のLPG用インジェクタによれば、可動部
がニードルからなり、このニードルがばね付勢されてい
るので、ニードルが噴射燃料の圧力とばねとによって振
動し、燃料噴射通路出口部に生じようとする氷結を壊
し、さらに氷結が抑制される。
の断面図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 インジェクタの噴口部の燃料噴出方向前
方に噴口部から噴射された燃料が通る燃料噴射通路を設
け、該燃料噴射通路に可動部を配置したLPG用インジ
ェクタ。 - 【請求項2】 前記可動部が前記インジェクタの噴口部
から噴射される燃料によって動かされるニードルからな
り、該ニードルは前記インジェクタの噴口部方向にばね
付勢されている請求項1記載のLPG用インジェクタ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001137704A JP4511762B2 (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | Lpg用インジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001137704A JP4511762B2 (ja) | 2001-05-08 | 2001-05-08 | Lpg用インジェクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002332917A true JP2002332917A (ja) | 2002-11-22 |
JP4511762B2 JP4511762B2 (ja) | 2010-07-28 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP4511762B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09158784A (ja) * | 1995-12-13 | 1997-06-17 | Aisan Ind Co Ltd | 気体燃料噴射装置 |
-
2001
- 2001-05-08 JP JP2001137704A patent/JP4511762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
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