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JP2002329008A - 生体情報検出システム、生体情報検出方法、生体情報処理装置、健康管理方法 - Google Patents

生体情報検出システム、生体情報検出方法、生体情報処理装置、健康管理方法

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Publication number
JP2002329008A
JP2002329008A JP2002014832A JP2002014832A JP2002329008A JP 2002329008 A JP2002329008 A JP 2002329008A JP 2002014832 A JP2002014832 A JP 2002014832A JP 2002014832 A JP2002014832 A JP 2002014832A JP 2002329008 A JP2002329008 A JP 2002329008A
Authority
JP
Japan
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program
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data
terminal
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JP2002014832A
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Inventor
Yasuhiro Mori
康浩 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002014832A priority Critical patent/JP2002329008A/ja
Publication of JP2002329008A publication Critical patent/JP2002329008A/ja
Publication of JP2002329008A5 publication Critical patent/JP2002329008A5/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測項目ごとに独立した計測器が必要で、複
数を生体に装着するのが困難であった。 【解決手段】 生体情報を検出するセンシング装置10
2〜104と、センシング装置により検出された生体情
報を処理、蓄積、表示するデータプロセッシング装置1
21とを備え、センシング装置は、検出した生体情報を
一時蓄積するバッファ手段111〜113と、生体情報
処理手段と通信するための通信手段114〜116とを
少なくとも有し、データプロセッシング装置は、センシ
ング装置と通信するための通信手段122と、生体情報
を記憶する記憶手段125と、記憶手段に記憶された生
体情報に所定の処理を行うデータ処理手段123と、前
記記憶手段に記憶された生体情報および/またはデータ
処理手段の出力データを表示する表示手段124とを少
なくとも有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体から生体情報
を収集・処理する生体情報検出システム、生体情報検出
方法、生体情報処理装置等、およびそれを用いた健康管
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】成人病の予防・治療には、運動が有効で
あり、心臓、肺、筋肉の機能を強化するほか、肥満の改
善、血糖や血圧を下げ、またHDLコレステロール(善
玉コレステロール)を増やす効果がある。特に、近年増
大している糖尿病患者(日本人の場合、インスリン非依
存型糖尿病(NIDDM)が95%を占める)の場合に
は、血糖値の降下や糖尿病の様々な症状の改善のほか、
動脈硬化の予防、老化防止といった点でも効果があるこ
とが報告されている。
【0003】予防・治療を目的とした運動は、しっかり
と呼吸しながらなるべく全身を使う運動、例えば、歩
行、ジョギング、縄跳び、水中歩行、水泳、サイクリン
グ、エアロビクスが推奨され、運動強度は「最高にきつ
い」(これ以上は不可能)運動を100として、その4
0%〜60%程度の強度が良いとされている。この運動
強度を測る方法としては、例えば、表1に示す自覚症状
に依る方法(ボルグスケール)がある。
【0004】
【表1】 表1に示すように、自分が「楽〜ややきついと」感じる
範囲での運動をする。
【0005】この方法は感覚的な測定方法であるので、
心拍数による判断方法を用いるのがより具体的で安全で
ある。運動時の目安となる心拍数は、簡易に心拍数を求
めるBlackburnの式から、次の式によって得る
ことができる。
【0006】(心拍数)=(220−(年齢))×K
(ただしK(0〜K〜1):運動強度) 例えば、40歳患者の50%の強度での運動時の心拍数
は、(220−40)×0.5=90となり、心拍数が
90となるような強度で運動を行えばよい。
【0007】このように、心拍数をリアルタイムに知る
ことは、運動強度を知り、自分の体に無理の無い範囲で
の運動をする上で重要である。
【0008】さらに、運動の効果を具体的な数値で知る
には、消費カロリーを参考にするのが最適である。以上
のように、心拍数や消費カロリーをリアルタイムにモニ
タリングすることは、成人病の予防・治療を目的とした
運動をする上で、非常に重要であると言える。
【0009】また、健常者であっても、ダイエットが女
性向け週刊誌の定番メニューの一つであるように、ダイ
エットに対する関心は高く、日常生活の中で、消費カロ
リーをリアルタイムに知ることができれば、ダイエット
を継続していく上での励みにもなるし、様々な点でメリ
ットは大きい。
【0010】そこで、健康管理を目的として、人体の心
拍数や、消費カロリーを計測する装置が、医療現場や職
場、家庭等にて用いられている。
【0011】こうした、人体のような生体の消費カロリ
ーを計測する装置としては、例えば心拍数に基づいて消
費カロリーを算出することを目的とした装置がある。こ
のような消費カロリー計の中には、脈波検出装置の他に
体動検出装置と体温検出装置を備え、精神的な要因によ
るゆらぎを排除してより精度の高い消費カロリー値を得
ることができるようにしたものがある。
【0012】図13は、上記従来の技術による、心拍数
に基づいて消費カロリーを算出する消費カロリー計の構
成を示すブロック図である。図に示すように、従来例に
おける消費カロリー計の基本要素は心拍数検出手段11
と消費カロリー算出手段12であり、心拍数検出手段1
1は、脈波検出手段13、A/D変換手段14、周波数
処理手段15を含む。心拍数検出手段11によって、検
出された心拍数を近似式に代入し、消費カロリーを得る
構成となっている。体温検出手段16と体動検出手段1
7は、その出力に応じて相関関係記憶手段18にて、消
費カロリー算出のための近似式を選択し、算出する消費
カロリーの精度を上げるために付加されている。消費カ
ロリー算出手段12は、相関関係記憶手段18によって
選択された近似式に心拍数を代入して消費カロリーを算
出する。消費カロリーは時系列に記憶手段19に記憶さ
れると共に、告知手段20に表示され、使用者にリアル
タイムで消費カロリーを告知することができる。
【0013】体動検出手段17は、使用者が動いている
かどうかを判定して、使用者が活動していると判断した
場合には、活動時の近似式を使用し、そうでない場合は
安静時の近似式を使用する。また、体温検出装置16に
よって、体温を検出し、基礎代謝状態を特定し、あるい
は使用者の活動状態を判別する際の判断基準の一つとす
る。こうした構成により、精度の高い消費カロリー値
(誤差5%以内)を得ることが可能であるとしている。
【0014】また、この消費カロリー計は、腕時計型、
ネックレス型、カード型、眼鏡型など様々なウェアラブ
ルな形態にて実現されるとしており、腕時計型の場合、
心拍数、消費カロリーをリアルタイムで腕時計の、例え
ば液晶表示を行う表示部分に表示する他、積算消費カロ
リー、達成度など統計的なデータ、あるいはそれを視覚
化したグラフもそこに表示するようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の消費カロリー計は、消費カロリーの検出に特
化したものであるので、その他の生体情報は扱えない。
例えば、消費カロリーの他に血圧を測定したい使用者の
場合は、上記の消費カロリー計の他に血圧計(血圧情報
をセンシングする部分と、センシングにより得られたデ
ータを処理する部分)を別途装着しなければならない。
【0016】このように、生体において、監視すべき項
目が増えると、それに応じて計測器(監視項目に該当す
る生体情報をセンシングする部分と、それをデータ処理
する部分)を増やしていかなければならない。
【0017】また、計測器から得られたデータを、二次
利用する際に、外部の情報処理を行うサーバに転送する
ことがあるが、この場合も、計測器の個数が増えると、
データ転送のためのハードウェアもまた、計測器毎に用
意する必要があり、システム全体の構成の複雑化や、ひ
いては作業効率を悪くしてしまう。
【0018】また、上記の消費カロリー計のような計測
器単体に関しては、以下のような課題があった。
【0019】第1にデータの表示能力である。上述した
ようにウェアラブルな装置の場合、その表示デバイスの
表示面積や解像度には制約があるため、表示できるデー
タ量と文字サイズはトレードオフの関係にある。小さい
文字で表示する場合には多量のデータ量を表示できる
が、一方で視力に衰えのある可能性の高い老人や糖尿病
患者には不向きである。
【0020】第2に操作するためのキーと操作性であ
る。ウェアラブルなデバイスは小型であるので、その表
面積が小さく、従って装備できるキーも小型化せざるを
得ないし、数を増やすこともできない。従って、一つの
キーに2つ以上のファンクションを割り当てることにな
るが、これは操作性を犠牲にすることになる。
【0021】デバイスは少ないキーによってシンプルな
操作を実現することが望ましい。従来例では、リアルタ
イムな計測データ、並びにそれを基にした統計データを
同一のデバイス上に表示するため、どうしてもキー操作
が増え、シンプルなキー操作を実現できなかった。
【0022】第3に使用者への適用のしにくさである。
運動メニューを紙、電子メールなどでもらって、自分で
目標値を入力し、運動メニューを決めるのは、面倒であ
って、習慣性を阻害する原因である。あらゆるメニュー
が自動的にダウンロードされて、健康管理装置上に表示
され、セットされるのが望ましい。
【0023】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、使用目的とその際に必要なデータの種類に適
した健康管理を行う生体情報検出システム、生体情報処
理装置を実現可能で、さらにそれを使用しての健康管理
方法を提供するものである。
【0024】また、使用者の健康状態の管理に必要な情
報を、その状態変化に追従して得ることのできる生体情
報検出システム等を提供するものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、生体情報を
検出する検出手段が接続可能な端末と、前記検出手段を
動作させるためのプログラムおよび/またはデータを蓄
積したプログラムサーバと、前記端末と通信する情報サ
ーバとを備え、前記検出手段の動作スイッチがONにな
ると、前記端末は、前記検出手段の種類を含む情報を前
記プログラムサーバに送信し、前記プログラムサーバ
は、前記情報を受信すると、これに基づき、所定のプロ
グラムおよび/またはデータを前記端末に送信し、前記
検査手段は、前記端末が受信した所定のプログラムおよ
び/またはデータに基づき動作して生体情報を検出し、
前記端末は、前記検出手段の検出結果を前記情報サーバ
へ送信する生体情報検出システムである。
【0026】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、生体情報を検出する検出手段が接続可能な端末と、
前記検出手段を動作させるためのプログラムおよび/ま
たはデータを蓄積したプログラムサーバと、前記端末と
通信する前記検出結果を取得する情報サーバとを用い、
前記検出手段の動作スイッチがONになると、前記端末
は、前記検出手段の種類を含む情報を前記プログラムサ
ーバに送信する工程と、前記プログラムサーバは、前記
情報を受信すると、これに基づき、所定のプログラムお
よび/またはデータを前記端末に送信する工程と、前記
検査手段は、前記端末が受信した所定のプログラムおよ
び/またはデータに基づき動作して生体情報を検出する
工程と、前記端末は、前記検査手段の検出結果を前記情
報サーバへ送信する工程とを備えた生体情報検出方法で
ある。
【0027】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、生体情報を検出する検出手段が接続可能な端末であ
って、前記検出手段を動作させるためのプログラムおよ
び/またはデータを蓄積したプログラムサーバと、前記
検出結果を取得する情報サーバと通信を行い、前記検出
手段の動作スイッチがONになると、前記検出手段の種
類を含む情報を前記プログラムサーバに送信し、前記プ
ログラムサーバが、前記情報を受信すると、これに基づ
き、所定のプログラムおよび/またはデータを送信し、
前記検査手段が、前記端末が受信した所定のプログラム
および/またはデータに基づき動作し生体情報を検出
し、前記検査手段の検出結果を前記情報サーバへ送信す
る端末である。
【0028】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、生体情報を検出する検出手段が接続可能で端末と通
信する、前記検査手段を動作させるためのプログラムま
たはデータを蓄積したプログラムサーバであって、前記
検出手段の動作スイッチがONになり、前記端末から、
前記検出手段の種類を含む情報が送信された場合、前記
情報を受信すると、これに基づき、所定のプログラムお
よび/またはデータを前記端末に送信し、前記検査手段
は、前記端末が受信した所定のプログラムおよび/また
はデータに基づき動作して生体情報を検出し、前記端末
は、前記検査手段の検出結果を、情報サーバへ送信する
ものであるプログラムサーバである。
【0029】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、生体情報を検出する検出手段が接続可能な端末と通
信する情報サーバであって、前記端末は、前記検出手段
を動作させるためのプログラムおよび/またはデータを
蓄積したプログラムサーバとも通信を行い、前記検出手
段の動作スイッチがONになり、前記端末が、前記検出
手段の種類を含む情報を前記プログラムサーバに送信す
ると、前記プログラムサーバが、前記情報を受信する
と、これに基づき、所定のプログラムおよび/またはデ
ータを前記端末に送信し、前記検査手段が、前記端末が
受信した所定のプログラムおよび/またはデータに基づ
き動作して生体情報を検出し、前記端末が、前記検査手
段の検出結果を送信すると、その検出結果を受信する情
報サーバである。
【0030】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、生体情報を検出する生体情報検出手段と、前記検出
手段により検出された生体情報を処理、蓄積、表示する
生体情報処理手段とを備え、前記生体情報検出手段は、
検出した生体情報を一時蓄積するバッファ手段と、前記
生体情報処理手段と通信するための第1通信手段とを少
なくとも有し、前記生体情報処理手段は、前記生体情報
検出手段と通信するための第2通信手段と、前記生体情
報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された生
体情報に所定の処理を行う処理手段と、前記記憶手段に
記憶された生体情報および/または処理手段の出力デー
タを表示する表示手段とを少なくとも有する生体情報処
理装置である。
【0031】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記生体情報処理手段は、外部のサーバと通信する
ための第3通信手段をさらに備えた第6の本発明の生体
情報処理装置である。
【0032】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記バッファ手段および前記記憶手段は、取り外し
可能なリムーバブルメディアを有し、前記リムーバブル
ディアを移動させることによって、前記生体情報検出手
段と前記生体情報処理手段との間で、そのリムーバブル
メディアに蓄積されたデータの移動を行う第6の本発明
の生体情報処理装置である。
【0033】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記生体情報検出手段は、使用者の脈波を計測する
脈波センサであって、前記処理手段は、検出された前記
生体情報をFFT(高速フーリエ変換)処理する周波数
処理手段と、前記周波数処理手段の出力から心拍数を計
測する心拍数計測手段と、前記心拍数から消費カロリー
を算出する消費カロリー算出手段とを有する第6から第
8のいずれかの本発明の生体情報処理装置である。
【0034】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記生体情報処理手段は、前記心拍数をFFT
処理するFFT処理手段をさらに有し、前記FFT処理
の結果を用いて前記使用者が運動状態であるか否かを判
定し、使用者が運動状態ではないという判定がなされ、
かつ前記心拍数が所定の設定値より高い場合は、前記消
費カロリー算出手段は、前記計測した心拍数を用いず、
予め記憶していた前記使用者の安静時の心拍数を基に消
費カロリーを算出する第9の本発明の生体情報処理装置
である。
【0035】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、使用者が、自分の氏名、年齢、性別を含むパー
ソナルデータ、消費カロリーの日別、週別、月別、最終
目標値を含む健康管理指標、及び運動時の心拍数の上限
値、下限値、運動時間を含む運動指標を入力するための
入力手段をさらに備えた上記本発明である。
【0036】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、前記健康管理指標および前記運動指標は、前記
表示手段に表示される第9の本発明の生体情報処理装置
である。
【0037】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記心拍数が、前記入力手段に入力された心拍
数の前記上限値または前記下限値を越えた場合は、前記
使用者に警告を発する告知手段をさらに備えた第9の本
発明の生体情報処理装置である。
【0038】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、前記処理手段は、前記消費カロリーの積算、目
標値との差分、目標に対する達成度の計算、現在のカロ
リー消費ペースでの目標到達予測時間の計算を行って、
前記記憶手段内の生体情報データとは異なる領域に記憶
し、前記表示手段は、心拍数と消費カロリーの時系列の
変化、消費カロリーの積算値、目標に達するまでの予測
時間を表示する第11の本発明の生体情報処理装置であ
る。
【0039】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、前記生体情報検出手段は、第3の本発明の端末
に接続される前記検出手段として用いられ、前記生体情
報処理手段は、第3の本発明の端末として用いられる第
6の本発明の生体情報処理装置である。
【0040】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、前記生体情報検出手段および前記生体情報処理
手段は、第3の本発明の端末の前記検出手段として用い
られる第6の本発明の生体情報処理装置である。
【0041】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、第5,第7または第16の本発明の生体情報処
理装置を用いて、前記情報サーバまたは前記サーバの使
用者である健康管理指導者の指導に基づき前記生体処理
装置の使用者の健康を管理する健康管理方法であって、
前記情報サーバまたは前記サーバが、前記使用者の身
長、体重、体脂肪率、体温を含む情報を含む使用者カル
テに基づき、前記生体情報処理装置の使用者の運動指
標、運動メニュー、健康管理指標の全部または一部を含
む健康管理プログラムを作成し、これを前記生体情報処
理装置へ送信する第1工程と、前記生体情報処理装置が
前記健康管理プログラムを受信するとともに、前記使用
者が前記健康管理プログラムに基づいて前記生体情報処
理装置を使用し、計測データを取得する第2工程と、前
記情報サーバまたは前記サーバが、前記得られた計測デ
ータを基に前記健康管理プログラムを更新する第3工程
と、前記生体情報処理装置は、前記計測データが前記健
康管理プログラムに対して設定された値の範囲外にある
場合には、前記情報サーバまたは前記サーバに注意を促
す警告情報を発信する第4工程とを備え、前記健康管理
指導者は、前記警告情報を確認すると、これに基づく判
断により、前記健康管理プログラム中の運動指標および
/または運動メニューを変更し、前記情報サーバまたは
前記サーバが、前記変更された運動指標および/または
運動メニューを前記生体情報処理装置へ送信し、前記生
体情報処理装置が変更された前記運動指標および/また
は運動メニューを受信すると、これに基づき、前記使用
者が所定のレベルで運動を行う健康管理方法である。
【0042】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、前記生体情報処理装置は、前記使用者に対し、
前記計測データの更新を促す旨の催促情報を送信し、前
記使用者は、前記催促情報を確認すると、これに基づく
判断により、前記生体情報処理装置を動作させ、前記生
体情報処理装置は、新たな計測データを取得すると、こ
れを前記情報サーバまたはサーバへ送信する第17の本
発明の健康管理方法である。
【0043】また、第19の本発明(請求項19に対
応)は、前記情報サーバまたは前記サーバは、前記使用
者に対し、取得した前記計測データの更新を促す旨の催
促情報を出力し、前記使用者は、前記催促情報を確認す
ると、これに基づく判断により、前記情報サーバまたは
前記サーバを動作させ、前記情報サーバまたは前記サー
バは、新たな計測データを取得すると、これに基づき、
新たな健康管理プログラムを作成する第17の本発明の
健康管理方法である。
【0044】また、第20の本発明(請求項20に対
応)は、前記催促情報は、前記計測データが所定期間以
上更新されていない場合に出力される第18または第1
9の本発明の健康管理方法である。
【0045】また、第21の本発明(請求項21に対
応)は、前記催促情報は、前記使用者が前記計測データ
を更新するための前記生体情報処理装置の操作方法を含
む第18の本発明の健康管理方法である。
【0046】また、第22の本発明(請求項22に対
応)は、前記催促情報は、前記使用者が前記計測データ
を更新するための前記情報サーバまたは前記サーバの操
作方法を含む第18の本発明の健康管理方法である。
【0047】また、第23の本発明(請求項23に対
応)は、前記情報サーバまたは前記サーバは、前記使用
者の使用者カルテと前記使用者とを一意に関係づける使
用者IDを格納した使用者IDテーブルをさらに備え、
前記使用者IDは、前記健康管理プログラムとともに前
記健康管理装置に送信されるものである第17の本発明
の健康管理方法である。
【0048】また、第24の本発明(請求項24に対
応)は、第1の本発明の生体情報検出システムの、生体
情報を検出する検出手段が接続可能な前記端末と、前記
前記検出手段を動作させるためのプログラムおよび/ま
たはデータを蓄積した前記プログラムサーバと、前記端
末と通信する前記情報サーバの全部または一部としてコ
ンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0049】また、第25の本発明(請求項25に対
応)は、第3の本発明の端末であって、生体情報を検出
する検出手段が接続可能な端末の全部または一部として
コンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0050】また、第26の本発明(請求項26に対
応)は、第4の本発明のプログラムサーバであって、生
体情報を検出する検出手段が接続可能で前記端末と通信
する、前記検査手段を動作させるためのプログラムまた
はデータを蓄積したプログラムサーバの全部または一部
としてコンピュータを機能させるためのプログラムであ
る。
【0051】また、第27の本発明(請求項27に対
応)は、第5の本発明の情報サーバであって、生体情報
を検出する検出手段が接続可能な前記端末と通信する情
報サーバの全部または一部としてコンピュータを機能さ
せるためのプログラムである。
【0052】また、第28の本発明(請求項28に対
応)は、第6の本発明の生体情報処理装置の、前記生体
情報処理手段の前記処理手段の全部または一部としてコ
ンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0053】また、第29の本発明(請求項29に対
応)は、第17の本発明の健康管理方法の、前記第1工
程、前記第2工程、前記第3工程および前記第4工程の
全部または一部をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムである。
【0054】また、第30の本発明(請求項30に対
応)は、第17の本発明の健康管理方法の、前記第1工
程の構造、前記第2工程の構造、前記第3工程の構造お
よび前記第4工程の構造の全部または一部を有する、コ
ンピュータで利用可能なデータ構造である。
【0055】また、第31の本発明(請求項31に対
応)は、所定の検査項目に対応した生体情報を生体から
検出する検出手段を有する端末と、前記検出手段を動作
させるためのプログラムおよび/またはデータを蓄積し
たプログラムサーバと、前記端末と通信し、前記生体情
報に基づき前記検査項目に対する判断を行う検査項目判
断サーバとを備え、前記端末が起動すると、前記検査項
目判断サーバは、あらかじめ設定された検査項目に対応
した生体情報に基づき、前記あらかじめ設定された検査
項目に関する判断を行い、前記判断の結果に基づき、前
記端末に、所定のプログラムおよび/またはデータを前
記プログラムサーバからダウンロードさせて、前記検出
手段に前記所定のプログラムおよび/またはデータに基
づく動作を行わせる生体情報検出システムである。
【0056】また、第32の本発明(請求項32に対
応)は、所定の検査項目に対応した生体情報を生体から
検出する検出手段を有する端末と、前記検出手段を動作
させるためのプログラムおよび/またはデータを蓄積し
たプログラムサーバと、前記端末と通信し、前記生体情
報に基づき前記検査項目に対する判断を行う検査項目判
断サーバとを備え、前記端末は、前記検出手段が、あら
かじめ設定された検査項目に対応した生体情報を検出す
ると、これを前記検査項目判断サーバに送信し、前記検
査項目判断サーバは、検出された生体情報を受信する
と、これに基づき前記あらかじめ設定された検査項目に
関する判断を行い、前記判断の結果に基づき、前記検出
手段の動作を継続させるかどうかの決定を行い、前記決
定が前記検出手段の動作の継続である場合は、前記検出
手段に従前と同一の動作を行わせるか、または前記プロ
グラムサーバから所定のプログラムおよび/またはデー
タをダウンロードさせて、これら所定のプログラムおよ
び/またはデータに基づく動作を行わせる生体情報検出
システムである。
【0057】また、第33の本発明(請求項33に対
応)は、前記検出手段は前記端末から脱着可能に接続さ
れており、前記所定のプログラムおよび/またはデータ
のダウンロードに伴い、前記端末に接続される前記検出
手段の種類および/または個数が変更されるものである
第31または第32の本発明の生体情報検出システムで
ある。
【0058】また、第34の本発明(請求項34に対
応)は、前記所定のプログラムおよび/またはデータの
ダウンロードは、前記検出手段の動作が対応する検査項
目の変更のために行われる第31または第32の本発明
の生体情報検出システムである。
【0059】また、第35の本発明(請求項35に対
応)は、前記所定のプログラムおよび/またはデータの
ダウンロードは、前記検出手段の動作が、対応する検査
項目が従前と同一のものであって検査方法が異なるもの
への変更のために行われる第31または第32の本発明
の生体情報検出システムである。
【0060】また、第36の本発明(請求項36に対
応)は、前記検査項目判断サーバの前記判断には、前記
生体情報として、前記検出手段の検出対象である生体に
個別に関連した個別生体情報が用いられ、前記端末に
は、前記個別生体情報と対応づけられたIDが付与され
ており、前記検査項目判断サーバは、前記端末のIDを
参照することにより、前記個別生体情報を用いて前記判
断を行う第31または第32の本発明の生体情報検出シ
ステムである。
【0061】また、第37の本発明(請求項37に対
応)は、前記IDは、前記端末から前記検査項目判断サ
ーバに発信されることにより、前記検査項目判断サーバ
が参照できるようになるものである第36の本発明の生
体情報検出システムである。
【0062】また、第38の本発明(請求項38に対
応)は、前記IDは、前記検査項目判断サーバがあらか
じめ保持している第36の本発明の生体情報検出システ
ムである。
【0063】また、第39の本発明(請求項39に対
応)は、所定の検査項目に対応した生体情報を生体から
検出する検出手段を有する端末であって、起動時に、前
記生体情報に基づき前記検査項目に対する判断を行う検
査項目判断サーバ検査項目判断サーバが、あらかじめ設
定された検査項目に対応した生体情報に基づき、前記あ
らかじめ設定された検査項目に関する判断を行うと、
その判断の結果に基づき、前記検出手段を動作させるた
めのプログラムおよび/またはデータを蓄積したプログ
ラムサーバから、所定のプログラムおよび/またはデー
タをダウンロードして、前記検出手段に前記所定のプロ
グラムおよび/またはデータに基づく動作を行わせる端
末である。
【0064】また、第40の本発明(請求項40に対
応)は、所定の検査項目に対応した生体情報を生体から
検出する検出手段を有する端末であって、前記検出手段
が、あらかじめ設定された検査項目に対応した生体情報
を検出すると、これを前記端末と通信し、前記生体情報
に基づき前記検査項目に対する判断を行う検査項目判断
サーバに送信し、前記検査項目判断サーバは、検出され
た生体情報を受信すると、これに基づき前記あらかじめ
設定された検査項目に関する判断を行い、前記判断の結
果に基づき、前記検出手段の動作を継続させるかどうか
の決定を行い、前記決定が前記検出手段の動作の継続で
ある場合は、前記検出手段に従前と同一の動作を行わせ
るか、または前記検出手段を動作させるためのプログラ
ムおよび/またはデータを蓄積したプログラムサーバか
ら所定のプログラムおよび/またはデータをダウンロー
ドさせて、これら所定のプログラムおよび/またはデー
タに基づく動作を行わせる端末である。
【0065】また、第41の本発明(請求項41に対
応)は、前記検出手段は前記端末から脱着可能に接続さ
れており、前記所定のプログラムおよび/またはデータ
のダウンロードに伴い、前記端末に接続される前記検出
手段の種類および/または個数が変更されるものである
第39または第40の本発明の端末である。
【0066】また、第42の本発明(請求項42に対
応)は、前記所定のプログラムおよび/またはデータの
ダウンロードは、前記検出手段の動作が対応する検査項
目の変更のために行われる第39または第40の本発明
の端末である。
【0067】また、第43の本発明(請求項43に対
応)は、前記所定のプログラムおよび/またはデータの
ダウンロードは、前記検出手段の動作が、対応する検査
項目が従前と同一のものであって検査方法が異なるもの
への変更のために行われる第39または第40の本発明
の端末である。
【0068】また、第44の本発明(請求項44に対
応)は、前記検査項目判断サーバの前記判断に用いられ
る、前記検出手段の検出対象である生体に個別に関連し
た、前記生体情報としての個別生体情報と対応づけられ
たIDが付与されており、前記検査項目判断サーバは、
前記端末のIDを参照することにより、前記個別生体情
報を用いて前記判断を行う第39または第40の本発明
の端末である。
【0069】また、第45の本発明(請求項45に対
応)は、所定の検査項目に対応した生体情報を生体から
検出する検出工程を有する工程と、前記検出工程を実行
させるためのプログラムおよび/またはデータを蓄積し
たプログラム蓄積工程と、前記検出工程により検出され
た前記生体情報に基づき前記検査項目に対する判断を行
う検査項目判断工程とを備え、前記検出工程が実行開始
すると、前記検査項目判断工程により、あらかじめ設定
された検査項目に対応した生体情報に基づき、前記あら
かじめ設定された検査項目に関する判断を行い、前記判
断の結果に基づき、前記検出工程を有する工程のため
に、前記プログラム蓄積工程により蓄積されている所定
のプログラムおよび/またはデータをダウンロードさせ
て、前記検出工程により、前記所定のプログラムおよび
/またはデータに基づく動作を行わせる生体情報検出方
法である。
【0070】また、第46の本発明(請求項46に対
応)は、所定の検査項目に対応した生体情報を生体から
検出する検出工程を有する工程と、前記検出工程を実行
させるためのプログラムおよび/またはデータを蓄積し
たプログラム蓄積工程と、前記検出工程により検出され
た前記生体情報に基づき前記検査項目に対する判断を行
う検査項目判断工程とを備え、前記検出工程により、あ
らかじめ設定された検査項目に対応した生体情報を検出
すると、前記検出工程を含む工程により、これを前記検
査項目判断工程にて処理されるよう送信し、前記検査項
目判断工程により、検出された生体情報に基づき、前記
あらかじめ設定された検査項目に関する判断を行い、前
記判断の結果に基づき、前記検出工程を継続させるかど
うかの決定を行い、前記決定が前記検出工程の継続であ
る場合は、前記検出工程に従前と同一の動作を行わせる
か、または前記プログラム蓄積工程により蓄積されてい
る所定のプログラムおよび/またはデータをダウンロー
ドさせて、これら所定のプログラムおよび/またはデー
タに基づく動作を行わせる生体情報検出方法である。
【0071】また、第47の本発明(請求項47に対
応)は、第31の本発明の生体情報検出システムの、所
定の検査項目に対応した生体情報を生体から検出する検
出手段を有する端末と、前記検出手段を動作させるため
のプログラムおよび/またはデータを蓄積したプログラ
ムサーバと、前記端末と通信し、前記生体情報に基づき
前記検査項目に対する判断を行う検査項目判断サーバと
の全部または一部としてコンピュータを機能させるため
のプログラムである。
【0072】また、第48の本発明(請求項48に対
応)は、第32の本発明の生体情報検出システムの、所
定の検査項目に対応した生体情報を生体から検出する検
出手段を有する端末と、前記検出手段を動作させるため
のプログラムおよび/またはデータを蓄積したプログラ
ムサーバと、前記端末と通信し、前記生体情報に基づき
前記検査項目に対する判断を行う検査項目判断サーバと
の全部または一部としてコンピュータを機能させるため
のプログラムである。
【0073】また、第49の本発明(請求項49に対
応)は、第24の本発明のプログラムを担持した媒体で
あって、コンピュータにより処理可能な媒体である。
【0074】また、第50の本発明(請求項50に対
応)は、第47の本発明のプログラムを担持した媒体で
あって、コンピュータにより処理可能な媒体である。
【0075】また、第51の本発明(請求項51に対
応)は、第48の本発明のプログラムを担持した媒体で
あって、コンピュータにより処理可能な媒体である。
【0076】以上のような本発明は、その一例として、
使用者の生体情報データを計測して出力するセンシング
装置と、センシングされたデータを処理、蓄積、表示す
るデータプロッセッシング装置から構成され、両装置間
は通信手段によってリンクされ、前記データプロセッシ
ング装置は1つ以上のセンシング装置とリンク可能であ
って、前記センシング装置は、使用者の生体情報を計測
するセンシング手段と、前記センシング手段の出力信号
をデジタル変換するA/D変換手段と、前記A/D変換
手段から出力される生体情報データを先入れ先出し方式
にて一時的に記憶するバッファ手段と、前記バッファ手
段に記憶された生体情報データを送出する第1の通信手
段を含み、前記データプロセッシング装置は、前記セン
シング装置の第1の通信手段と通信する第2の通信手段
と、前記第2の通信手段が受信したデータを記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に記憶された生体情報データに
対してアプリケーションに応じた処理を行う処理手段
と、前記記憶手段に記憶された生体情報データ、あるい
は処理手段の出力データを表示する表示手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0077】また、本発明は、他の一例として、前記デ
ータプロセッシング装置は、ネットワークに接続してサ
ーバと通信するための第3の通信手段を備えたことを特
徴とする。
【0078】また、本発明は、他の一例として、前記セ
ンシング装置のセンシング手段は、使用者の脈波を計測
する脈波センサであって、前記データプロッセシング装
置の処理手段は、センシング装置によって得られた生体
データをFFT処理する周波数処理手段と、前記周波数
処理手段の出力から心拍数を計測する心拍数計測手段
と、前記心拍数から消費カロリーを算出する消費カロリ
ー算出手段とを含むことによって消費カロリー計として
動作することを特徴とする。
【0079】また、本発明は、他の一例として、前記の
消費カロリー計であって、前記データプロッセシング装
置は、心拍数をFFT処理するFFT処理手段を備え、
その結果を用いて使用者が運動状態であるか否かを判定
し、使用者が運動状態にないにも関わらず心拍数が高い
場合には、緊張状態による心拍数の一時的な高まりであ
ると判断して、予め記憶していた安静時の心拍数を基に
消費カロリーを算出することを特徴とする。
【0080】また、本発明は、他の一例として、前記の
消費カロリー計であって、使用者が、自分の氏名、年
齢、性別を含むパーソナルデータ、消費カロリーの日
別、週別、月別、最終目標値を含む健康管理指標、及び
運動時の心拍数の上限値、下限値、運動時間を含む運動
指標を入力するための入力手段を備え、さらにこの健康
管理装置を用いた健康管理方法は、使用者があらかじ
め、パーソナルデータ、健康管理指標、運動指標を前記
入力手段を用いて入力して、前記記憶手段に蓄積してお
き、健康管理装置の使用中にあっては、前記健康管理指
標、並びに運動指標を参考にして運動の強度を決定する
ことを特徴とする。
【0081】また、本発明は、他の一例として、上記の
消費カロリー計であって、前記データプロセッシング装
置は、前記心拍数計測手段が出力する心拍数が上記本発
明の方法で設定された心拍数の上限値と下限値のレンジ
を外れた場合に、使用者に警告を発する告知手段を備え
たことを特徴とする。
【0082】また、本発明は、他の一例として、前記消
費カロリー計を用いた健康管理方法であって、前記デー
タプロセッシング装置の処理手段にて、消費カロリーの
積算、目標値との差分、目標に対する達成度の計算、現
在のカロリー消費ペースでの目標到達予測時間の計算を
行って、前記記憶手段内の生体情報データとは異なる領
域に記憶し、前記表示装置にて、心拍数と消費カロリー
の時系列の変化、消費カロリーの積算値、目標に達する
までの予測時間を表示して健康管理の参考とすることを
特徴とする。
【0083】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理装置において、前記センシング装置のバッファ手
段、並びにデータプロセッシング装置の記憶手段は、取
り外し可能なリムーバブルメディアであり、前記センシ
ング装置、並びにデータプロセッシング装置の第1、第
2の通信装置は前記リムーバブルメディアのインターフ
ェースであって、前記リムーバブルメディアをセンシン
グ装置とデータプロセッシング装置間で移動させること
によって、そこに記憶されたデータの移動を行うことを
特徴とする。
【0084】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理装置において、前記リムーバブルメディアは、不
揮発性半導体メモリであることを特徴とする。
【0085】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理装置は、前記データプロセッシング装置の記憶手
段は、取り外し可能なリムーバブルメディアであり、前
記第3の通信装置は、前記リムーバブルメディアのイン
ターフェースであって、前記リムーバブルメディアをデ
ータプロセッシング装置とサーバ間で移動させることに
よって、そこに記憶されたデータの移動を行うことを特
徴とする。
【0086】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理装置において、前記リムーバブルメディアは、不
揮発性半導体メモリであることを特徴とする。
【0087】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法は、サーバを使用する健康管理指導者の指導
に基づき前記健康管理装置の使用者の健康管理を行う方
法であって、前記健康管理指導者は使用者の身長、体
重、体脂肪率、体温を含む生体情報を含む使用者カルテ
を基に健康管理装置の使用者の運動指標、運動メニュ
ー、健康管理指標を含む健康管理プログラムを作成し、
使用者が前記健康管理プログラムに基づいて健康管理装
置を使用した結果得られた計測データを基に前記健康管
理プログラムを更新する方法であって、前記計測データ
が前記健康管理プログラムに対して予測の範囲外にある
場合には、健康管理指導者に注意を促すための警告ボタ
ンを付加して表示し、前記健康管理指導者は、前記警告
ボタンの付加された計測データを見て、前記使用者に異
常/問題が発生すると予期される場合には、前記健康管
理プログラム中の運動指標、運動メニューを変更して前
記端末にダウンロードし、使用者はこのデータを基に次
の所定期間の運動レベルを決定することを特徴とする。
【0088】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法であって、健康管理指導者はサーバにアップ
デートされたデータが所定期間以上更新されていない場
合には、使用者にメッセージを送信してデータの更新を
促すことを特徴とする。
【0089】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法であって、前記メッセージは、サーバによっ
て自動生成された電子的なテキスト文書であって、サー
バから自動的に健康管理装置の使用者のもつ電子メール
アドレスへ電子メールとして送信することを特徴とす
る。
【0090】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法であって、前記メッセージは、サーバによっ
て自動生成された電子的なテキスト文書であって、サー
バから自動的に健康管理装置の使用者の所有するFAX
へ送信することを特徴とする。
【0091】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法であって、前記メッセージは警告アイコンを
含むHTML文書であって、前記健康管理装置の端末は
受信したHTML文書を表示することによって、前記健
康管理装置の使用者に警告を通知することを特徴とす
る。
【0092】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法は、使用者が計測データをアップロードし、
新たな運動指標、運動メニュー、健康管理指標をダウン
ロードする方法であって、前記計測データは健康管理装
置が送信し、サーバにて受信するものにおいて、健康管
理装置とサーバが接続された状態では、サーバは、使用
者のパーソナルデータを受信し、これと使用者カルテの
両者に関連つける使用者IDを割り振り、前記使用者I
Dを健康管理装置に送信し、および前記運動指標、運動
メニュー、健康管理指標と共に、アップロードボタンを
含む表示情報を送信し、前記健康管理装置側では、使用
者IDを受信してストアしておき、前記表示情報を受信
して表示し、前記アップロードボタンが選択されると、
それに応答して、前記計測データであって、前記使用者
IDを含む情報をサーバシステムにアップロードし、前
記サーバシステムではアップロードされた前記使用者I
Dを含む計測データと前記使用者カルテを結合して、運
動指標、健康管理指標、並びに運動メニューを新たに作
成し、これらデータを前記健康管理装置にダウンロード
し、以上によって、前記使用者は前記アップロードボタ
ンを選択することによって、計測データをサーバシステ
ムにアップロードし、次回の運動指標、並びに運動メニ
ューをダウンロードして設定することを特徴とする。
【0093】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記健康管理装置とサーバシステ
ムはインターネットを介して通信することを特徴とす
る。
【0094】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法は、前記表示は前記サーバシステムによって
提供されるHTML形式のドキュメントを表示すること
を含むことを特徴とする。
【0095】また、本発明は、他の一例として、前記方
法において、前記表示は前記サーバシステムによって提
供されるXML形式のドキュメントを表示することを含
むことを特徴とする。
【0096】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法は、健康管理装置が計測データをサーバシス
テムにアップロードする方法であって、当該方法は、健
康管理装置にあって、計測データを表示すると共に、前
記計測データをアップロードするために実行すべきアク
ションの指示を表示し、前記アクションが実行されるこ
とに呼応して前記計測データをサーバシステムに送信
し、以上によって健康管理装置は運動指標、ならびに運
動メニューを更新するために最新の情報をアップロード
することを特徴とする。
【0097】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記アクションはシングルアクシ
ョンであることを特徴とする。
【0098】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記シングルアクションは、前記
表示された情報を示すアイコンをマウスでクリックする
ことであることを特徴とする。
【0099】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記シングルアクションは、ペン
デバイス、あるいは指によって表示デバイス上の前記表
示された情報を示すアイコン付近をタッチすることであ
ることを特徴とする。
【0100】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法は、使用者の計測データをアップデートし、
新たな運動指標、運動メニュー、健康管理指標をダウン
ロードする方法であって、運動指標、運動メニュー、健
康管理指標はサーバで作成して、送信し、健康管理装置
にて受信するものにおいて、サーバにあっては、使用者
ID、最新の計測データとその更新日時を含む表示デー
タを作成して表示し、さらに更新日時が所定の範囲を超
えた場合には、前記表示データにアップデートボタンを
付加して表示し、前記アップデートボタンが選択された
場合には、前記アップデートボタンと関連つけられた使
用者IDの示す健康管理装置と通信して、そこにある最
新の計測データをサーバにアップロードし、前記使用者
が実施している健康管理プログラムに基づいて、アップ
デートした計測データが所定の範囲内の値であれば、次
回の所定期間における運動指標、運動メニュー、健康管
理指標を自動生成し、前記3つのデータを健康管理装置
にダウンロードし、以上によって、使用者の健康指導者
はサーバにある使用者の計測データをアップデートし、
次の所定期間における健康指導データを生成してダウン
ロードすることを特徴とする。
【0101】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法であって、アップデートされた計測データの
更新日時がさらに所定の範囲外にある場合には、サーバ
システムは健康管理装置の使用者である使用者に警告の
メッセージを送信することを特徴とする。
【0102】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法であって、サーバシステムが使用者の計測デ
ータを更新するための方法であって、当該方法は、最新
の計測データを表示すると共に計測データの更新日時を
表示し、同時に更新日時が所定の範囲外である場合に
は、計測データをアップロードするために実行すべきア
クションの指示を表示し、上記アクションが実行される
ことに呼応して、健康管理装置から計測データを受信
し、以上によってサーバシステム上の計測データをアッ
プデートすることを特徴とする。
【0103】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記アクションはシングルアクシ
ョンであることを特徴とする。
【0104】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記シングルアクションは、前記
表示された情報を示すアイコンをマウスでクリックする
ことであることを特徴とする。
【0105】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記シングルアクションは、ペン
デバイス、あるいは指によって表示デバイス上の前記表
示された情報を示すアイコン付近をタッチすることであ
ることを特徴とする。
【0106】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記健康管理装置とサーバシステ
ムはインターネットを介して通信することを特徴とす
る。
【0107】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記サーバシステムにおける表示
はHTML形式のドキュメントを表示することを含むこ
とを特徴とする。
【0108】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法において、前記表示中のアップデートボタン
に対象となる使用者の健康管理装置のURLが関連つけ
られていることを特徴とする。
【0109】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法であって、前記メッセージは、サーバによっ
て自動生成された電子的なテキスト文書であって、サー
バから自動的に健康管理装置の使用者のもつ電子メール
アドレスへ電子メールとして送信することを特徴とす
る。
【0110】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法であって、前記メッセージは、サーバによっ
て自動生成された電子的なテキスト文書であって、サー
バから自動的に健康管理装置の使用者の所有するFAX
へ送信することを特徴とする。
【0111】また、本発明は、他の一例として、前記健
康管理方法であって、前記メッセージは警告アイコンを
含むHTML文書であって、前記健康管理装置の端末は
受信したHTML文書を表示することによって、前記健
康管理装置の使用者に警告を通知することを特徴とす
る。
【0112】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。
【0113】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による健康管理装置を示すブロック図であり、図に
示すように、健康管理装置101は、1つ以上のセンシ
ング装置と1つのデータプロセッシング装置とから構成
される。図1では、3つのセンシング装置102〜10
4とデータプロセッシング装置121から構成される健
康管理装置を例として図示した。
【0114】センシング装置102〜104は、それぞ
れ、生体情報を検出(センシング)するセンシング手段
105〜107、検出した生体情報をデジタル変換する
A/D変換手段108〜110、デジタル変換された生
体情報である生体データを一時蓄積するバッファ手段1
11〜113、通信手段114〜116を含み、データ
プロセッシング装置121は、通信手段122、生体デ
ータ他のデータを処理するデータ処理手段123、生体
データ他のデータを表示する表示手段124、生体デー
タ他のデータを記憶する記憶手段125を含む構成であ
る。ただし上記の構成において、健康管理装置101
は、本発明の生体情報処理装置の一例であり、センシン
グ装置102〜104は、本発明の生体情報検出手段の
一例であり、データプロセッシング装置121は、本発
明の生体情報処理手段の一例である。これは以下の実施
の形態においても共通である。
【0115】センシング装置102〜104の通信手段
114〜116は、データプロセッシング装置121の
通信手段122と通信可能である。通信手段114〜1
16は、相互に通信できない仕様であるか、あるいは、
隣接するセンシング装置から送られてきたデータに対し
て何もせずに単に他のセンシング装置/データプロセッ
シング装置の通信手段に転送する、といった中継動作だ
けを行う仕様である。受信したデータをバッファ手段1
11〜113に書き込むような動作は行わない。
【0116】データ処理手段123は専用のハードウェ
アか、CPUを搭載したプログラマブルなデバイスによ
って構成され、記憶手段125に記憶されている生体情
報他データを処理する。プログラマブルなデバイスによ
って構成される場合は、データ処理手段123の機能
は、ソフトウェアによって実現され、そのソフトウェア
は記憶手段125に格納される。
【0117】記憶手段125はデータの読み出し/書き
込み可能なデバイスであって、図2に示すように、記憶
手段125の記憶領域400は、生体データを時系列に
記憶する領域401、データ処理手段のプログラムを記
憶する領域402、データ処理手段の実行時に必要とさ
れるパラメータ/初期設定データを記憶する領域403
に分けられる。さらに生体データ領域401は、センシ
ング装置102〜104によって計測されたデータを記
憶する計測データ領域401aと、前記計測されたデー
タを、前記データ処理手段123によって処理した結果
を記憶する処理データ領域401bとに分けられる。
【0118】また、図3は、本実施の形態による健康管
理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0119】以下、図3を用いて、本実施の形態による
健康管理装置の動作について説明する。
【0120】センシング装置102〜104は、以下の
動作を繰り返すものである。 (S201)センシング手段105〜107は、ユーザ
ーの生体情報を検出(センシング)する。(S202)
センシング手段105〜107によって得られた生体情
報を、A/D変換手段108〜110によりA/D変換
し、デジタルデータである生体データに変換する。(S
203)生体データをバッファ手段111〜113に先
入れ先出し方式によって時系列に蓄積していく。 (S204)通信手段114〜116は、バッファ手段
111〜113から生体データを読み出し、データプロ
セッシング装置121に送信する。
【0121】以上の動作において、(S201)でのセ
ンシング手段105〜107のセンシングのきっかけ
は、データプロセッシング装置121からの要求であっ
たり(オンデマンド型)、データプロセッシング装置1
21によってあらかじめ設定された時間毎に周期的に実
行するものであったり(周期実行型)、あるいは、常時
計測型であったりする。これらは、計測する項目によっ
て選択されるべきものである。後述するように、脈波を
計測する場合は、常時計測型であるし、体温を計測する
場合は周期実行型であってもオンデマンド型であっても
構わない。同様に(S204)での、通信手段114〜
116のデータ送信もまた、データプロセッシング装置
121からのデータ送信要求があった場合、これに応答
して行われるであっても、周期的に自発的に送信するも
のであっても構わない。また、バッファ手段111〜1
13に生体データがある限り、常時送信するものであっ
ても良い。いずれにしても、(S201)でのセンシン
グ動作と(S204)での送信動作は、その両者が必ず
しも同期して行われる必要はなく、完全に非同期であっ
ても構わない。
【0122】次にデータプロセッシング装置121の動
作について説明する。 (S205)通信手段122が、センシング装置102
〜104から生体データを受信する。(S206)通信
手段122は、受信した生体データを記憶手段125に
書き込む。(S207)データ処理手段123は、記憶
手段125に記憶された生体データを処理し、処理結果
を記憶手段125の、生体データが格納される領域40
1内の処理データ領域401bに格納する。(S20
8)処理結果を読み出して、表示手段120に表示す
る。
【0123】なお、本実施の形態においては、センシン
グ装置は102〜104の3つあるものとして説明を行
ったが、それぞれが別々な項目(体温、血圧、血糖値な
ど)を計測するセンシング装置であっても、同一の項目
を計測するセンシング装置であってもよい。
【0124】図4は、本実施の形態による健康管理装置
の、他の構成例を示すブロック図である。図4に示す健
康管理装置は、図1に示す構成例に加えて、データプロ
セッシング装置121とネットワーク接続して外部のサ
ーバ127と通信するための通信手段126を備えたも
のである。
【0125】通信手段126は、有線、あるいは無線に
よって、サーバ127との通信を実現する。通信手段1
26によって、記憶手段125に蓄積されたデータをサ
ーバ127へアップロードしたり、データ処理手段12
3の動作を決めるパラメータやプログラムそのものをサ
ーバ127からダウンロードすることが可能となる。
【0126】これにより、健康管理装置で収集した生体
データを外部のサーバ127に蓄積して、健康管理装置
の使用者の健康状態を長期間にわたって管理できるよう
になる。また、サーバ127を管理、もしくは使用する
使用者が、医者/健康管理サービスを行う医者/健康管
理サービスプロバイダである場合、健康管理上必要なプ
ログラム/パラメータをサーバ127が蓄積していれ
ば、これをデータプロセッシング装置121へダウンロ
ードすることによって、使用者の健康管理指導が容易に
なる効果がある。
【0127】なお、図1において、センシング装置10
2〜104とデータプロセッシング装置121は、通信
手段114〜116、122を介しての有線/無線によ
る通信にてデータを交換する。さらに、通信手段114
〜116、122をリムーバブルメディアのインターフ
ェースに、また、バッファ手段111〜113、並びに
記憶手段125をリムーバブルメディアに置き換える構
成であっても、健康管理装置を構成できる。
【0128】本構成の場合、使用者は一定時間センシン
グ装置を装着して、生体データをリムーバブルメディア
に蓄積する。時間の長さは、(リムーバブルメディアの
容量)/(単位時間あたりのデータ量)によって算出さ
れる値を最大として、計測項目に応じて決めればよい。
一定時間経過した後、使用者はリムーバブルメディアを
センシング装置から外して、データプロセッシング装置
にセットする。データプロセッシング装置は、リムーバ
ブルメディアから生体データを読み出して、必要な処理
を行うことができる。
【0129】また、図4において、記憶手段125はリ
ムーバブルメディア、通信手段126がそのインターフ
ェース手段としても構成できる。本構成では、使用者は
リムーバブルメディアに蓄積したデータをサーバにアッ
プロードする時、リムーバブルメディアを外し、その読
み出し装置にセットする。読み出し装置は、サーバに直
接接続された構成であってもいいし、読み出し装置とサ
ーバがネットワークで接続された構成であっても構わな
い。また、健康管理装置にパーソナルデータ、健康管理
指標、運動指標などをこのリムーバブルメディアにサー
バから書き込むことで、セットすることができる。
【0130】リムーバブルメディアは、計測項目によっ
て選択すればよいが、不揮発性半導体メモリは最も適当
なメディアである。
【0131】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2による消費カロリー計のブロック図である。図5
は、実施の形態1における健康管理装置を、特に消費カ
ロリー計として構成したものである。
【0132】本実施の形態による消費カロリー計は、デ
ータ処理手段123が、周波数処理手段141、心拍数
計測手段142、消費カロリー算出手段143によって
構成されている。また、センシング装置102のセンシ
ング手段105は脈波を検出する脈波センサである。図
5ではセンシング装置は一つであるが、もちろん2つ以
上であっても問題はない。2つ以上のセンシング装置を
装着することで、一つのセンシング装置からのデータを
受信できなくても他から受信したデータを使って消費カ
ロリーを算出できる、あるいは、複数の脈波データの平
均値を使うなど、算出される消費カロリーの信頼性を上
げることができる。
【0133】次に、データ処理手段123は、周波数処
理手段141、心拍数計測手段142、消費カロリー算
出手段143から構成される。周波数処理手段141
は、センシング装置から取得した脈波データを、FFT
(高速フーリエ変換)処理するものである。心拍数計測
手段142はその処理結果から心拍数を求めるものであ
る。そして、消費カロリー算出手段143は、その心拍
数に基づいて、単位時間ごとの消費カロリーを算出す
る。実施の形態1と同様に周波数処理手段141、心拍
数計測手段142、消費カロリー算出手段143の機能
は、専用のハードウェアで実現しても、CPUをコアと
するプログラマブルなデバイスにて実行されるプログラ
ム(ソフトウェア)として実現しても構わない。ソフト
ウェアとして実現する場合は、そのプログラムと実行時
のスタック、変数領域は記憶手段125に取る。
【0134】以上のような構成を有する本実施の形態に
よる消費カロリー計の動作を以下に説明する。
【0135】センシング装置102は、脈波センサであ
るセンシング手段105にて使用者の脈波を検出して、
A/D変換手段108にてA/D変換した後、デジタル
データである脈波データをデータプロセッシング装置1
21に送信する。通信手段122は、脈波データを受信
して、記憶手段125に時系列に保存する。次いでデー
タ処理手段123において、周波数処理手段141が記
憶手段125に記憶された脈波データをFFT処理し、
心拍数計測手段142はその処理結果から心拍数を求
め、消費カロリー算出手段143が、その心拍数に基づ
いて、単位時間ごとの消費カロリーを算出する。算出さ
れた消費カロリーは、記憶手段125において、脈波デ
ータが格納される領域とは異なる領域に格納され、表示
手段124に表示可能となる。
【0136】上記の動作に関し、従来より、消費カロリ
ーと、心拍数との間には高い相関関係があって、心拍数
から消費カロリーを概算できることが報告されている。
これは、所定の近似式に対して心拍数を代入し、消費カ
ロリーを算出するものであり、データ処理手段123の
動作はこの相関関係を使用して消費カロリーを求めるよ
うにしている。
【0137】例えば、消費カロリーは以下の式によって
概算される。
【0138】(消費カロリー)(kcal)=運動時心
拍数(拍子/分)×時間(分)×定数a ただし、上記の定数aは、150m/分の定常状態の走
速度と心拍数とを計測し、以下の式に代入することによ
り求められる。
【0139】(定数a)=0.193×0.005×走
速度(m/分)×体重(kg)/運動時心拍数(拍子/
分) データ処理手段123は計測された心拍数を上記の消費
カロリーに求める式に代入し、消費カロリーを得る。
【0140】なお、上記の動作に関し、心拍数は、ここ
に記述したように脈波データをFFT処理した結果から
求めても良いが、脈波データ中の脈波波形のピーク間隔
を求めて、その逆数から求めることも可能である。
【0141】また、FFT処理による出力を用いて、脈
波データから精神的な要因によるゆらぎを排除すること
が可能であって、これによって算出される消費カロリー
の精度を上げることができる。
【0142】次に、図6は本実施の形態による消費カロ
リー計の、他の構成例を示すブロック図である。図6に
示す消費カロリー計は、図5に示す構成例に加えて、使
用者がデータを入力するための入力手段128を付加し
た構成を有している。なお、入力手段128の具体的な
構成としては、通常のパーソナルコンピュータに用いら
れるキーボードや、マウス、タブレット等のポインティ
ングデバイス、音声入力装置などがあげられる。
【0143】使用者は、この入力手段128を使って、
以下のデータを入力する。 (1)パーソナルデータ……氏名、性別、生年月日など
の使用者に関する個人情報、(2)健康管理指標……消
費カロリーの日別、週別、月別、最終目標などの、所定
の単位毎の消費カロリー値の情報(3)運動指標……使
用者の運動時の心拍数の上限値、下限値、運動時間など
の記録情報、など。
【0144】これらのデータは、記憶手段125に蓄積
され、使用者が本消費カロリー計を使って、運動を行う
場合、前記の健康管理指標、運動指標を表示装置124
に表示し、運動の強度、時間などを決める参考とする。
【0145】なお、入力手段128は、消費カロリー計
である健康管理装置101から取り外し可能であっても
構わない。すなわち、データの入力が必要な場合のみ消
費カロリー計のデータプロセッシング装置に接続して、
入力動作が終了すると、これから取り外すようにすれ
ば、消費カロリー計本体の携帯性を損なわないようにで
きる。
【0146】次に、図7は本実施の形態による消費カロ
リー計の、さらなる他の構成例を示すブロック図であ
る。図7に示す消費カロリー計は、図6に示す構成例に
加えて、使用者に情報を告知するための告知手段129
を付加した構成となっている。
【0147】このような消費カロリー計の動作は次のよ
うなものである。心拍数計測手段142は、心拍数を計
測する都度、計測した心拍数と、入力手段128により
入力されている心拍数の上限値、下限値とを比較し、計
測した心拍数が、入力された上限値および下限値にて定
められるレンジを外れた場合には、表示手段124にそ
れを表示するようなリクエストを発行すると共に、告知
手段129に信号を送る。告知手段129はその信号を
受けて、使用者に警告を発する。警告の情報である警告
情報を告知する媒体は、例えば、音声、振動、光であ
り、使用者に消費カロリー計の表示装置124を見るき
っかけとなるものであれば、何であっても構わない。す
なわち、告知手段129は、電球やLED、スピーカ、
圧電ブザー、液晶ディスプレイ、バイブレータ、等によ
って実現されるものものでよい。
【0148】使用者は、告知手段129からの警告情報
を受けることによって、自らの身体の状態を判断し、運
動の強度を弱めたり、強めたりすることが可能となるの
で、過度な運動による体へのダメージを避けることがで
きる。したがって、本消費カロリー計を用いれば安全に
運動を継続することができるようになる。
【0149】次に、図8は本実施の形態による健康管理
装置である消費カロリー計の消費カロリー算出手段14
3の内部構成を示すブロック図であって、図8におい
て、消費カロリー算出手段143は、消費カロリーを算
出する計算部151、算出した消費カロリーを積算する
積算部152、積算した値を目標値から減算する減算部
153、現在のカロリー消費のペースでの目標値までの
到達時間を算出する達成時間計算部154を持つ。
【0150】以下にその動作を説明する。最初に、計算
部151は心拍数を読み出して、上述した相関関係に基
づく計算によって、単位時間あたりの消費カロリーを算
出する。消費カロリーは記憶手段125内の処理データ
領域401bに書き込む。
【0151】次に、積算部152は、記憶手段125か
ら積算値、消費カロリーを読み出して、それらの和を計
算し、得られた和を新しい積算値として、記憶処理手段
125内の処理データ領域401bに書き込む。このと
き、得られた積算値は上書きされることなく、時系列に
並べて蓄積される。
【0152】次に、減算部153は積算値(時系列的に
一つ過去の積算値と新たに得られた消費カロリーとの
和)と目標値を読み出して、その差を計算する。差は残
りの消費カロリー値として記憶手段125に書き込む。
【0153】最後に、達成時間計算部154にて、減算
部153が得た残りの消費カロリーを、単位時間あたり
の消費カロリーで割り算することにより、残りの消費カ
ロリーを消化するまでの時間を計算する。
【0154】上記の動作において、これらのデータは、
計算中も、すべて記憶手段125から読み出されて、表
示手段124にて表示される。したがって、使用者が運
動中にこうしたデータを表示手段124を介してリアル
タイムに知ることができるので、使用者は、運動を継続
する時間や、運動強度を知ることができ、運動を継続す
る励みとなる。また、運動の強度を適度に保つためのパ
ラメータともなるので無理な運動を継続することなく安
全に運動できるようになる。
【0155】(実施の形態3)図9は、本発明の実施の
形態3による、本発明の生体情報検出装置を用いた健康
管理方法を説明するための図である。ここで本発明の生
体情報検出装置の一例として、実施の形態1の健康管理
装置を用いた。ただし簡単のためデータプロセッシング
装置部分のみを記載し、センシング装置は省略した。使
用者301は、例えば入院または加療中の患者であっ
て、健康管理装置101を使用する。
【0156】健康管理装置101は、インターネット等
のネットワークを介してサーバ127が接続されてお
り、サーバ127側には、使用者301の健康管理を指
導する、例えば医師のような健康管理指導者(以後、指
導者と記す)302がいる。
【0157】指導者302の元には、サーバ127の蓄
積データとして処理可能な使用者カルテ304があっ
て、使用者の病歴(現在の状態を含む)、身長、体重、
体脂肪率、体温などの生体情報が記載されている。
【0158】サーバ127は、使用者カルテ304、サ
ーバ127の蓄積データである計測データ305を参考
に、サーバ127の蓄積データである使用者の健康管理
プログラム303を自動的に作成するが、これは計測デ
ータに問題/異常がない場合であって、例外的な計測デ
ータが検出された場合は、指導者302はマニュアルで
健康管理プログラムを修正する。
【0159】健康管理プログラム303は、運動指標、
運動メニュー、健康管理指標で構成され、使用者301
は、そこに記載された運動メニューに従って運動を行
う。また運動の程度や時間は、運動指標の示す強度、時
間に従って行う。これにより、健康管理指標に示された
値を目指す。健康管理プログラム303は、健康管理を
始める際に、例えば1年といった長期的なスパンで指導
者によって決められたプログラムから、より短いスパン
(例えば1週間とか10日間)を1サイクルとして設定
し、その間に実行すべき内容を切り出したものである。
したがって、前回のサイクルでの計測データが予測の範
囲内にある場合には次のサイクルで実行すべき内容を切
り出せばよい。
【0160】使用者301は、上記健康管理プログラム
303を健康管理装置101にダウンロードし、表示手
段124でそれらを参照しながら、運動メニュー、およ
び運動指標に従った運動を実行する。運動の間、健康管
理装置101は、使用301から生体データを取得し、
これを計測データとして記憶手段125に一時保存す
る。
【0161】使用者301が、運動を実行した後は、計
測データを通信手段122を使ってサーバ127にアッ
プロードする。
【0162】以上の操作を繰り返すことによって、健康
管理プログラムの実行サイクルを繰り返し、使用者の健
康管理を行う。
【0163】ここで図10は、本実施の形態による健康
管理方法のフローチャート図である。図10を用いて、
そのアルゴリズムを説明する。
【0164】(S331)指導者302は、最初に使用
者カルテ304を参照し、この現在の状況から運動管理
プログラム303を決定する。
【0165】(S332)運動管理プログラムから、短
いスパンに実施するショートプログラムを切り出す。た
だし、計測データがあって、警告ボタンの表示を伴って
いる場合には、運動量を減らす、運動強度を下げる、運
動時間を短縮する、などの、運動負荷を軽くするための
処方を指導者302が講じる。
【0166】(S333)健康管理装置101は、前記
の健康管理プログラム303をネットワークを介して、
サーバ127からダウンロードする。
【0167】(S334)使用者301は、健康管理装
置101の表示手段124を介して、前記の健康管理プ
ログラムに従って運動する。運動の間、健康管理装置1
01は使用者301の生体データを計測し、計測データ
として得る。
【0168】(S335)健康管理装置101は、計測
データをサーバ127にアップロードする。
【0169】(S336)サーバ127は、健康管理装
置101からアップロードされた計測データに基づき、
計測データ305を更新する。
【0170】(S337)サーバ127は、計測データ
から得られる計測値が、前記の健康管理プログラムによ
る予測される範囲にあるかどうかを判断する。このとき
サーバ127内は、図示しないが、判断動作のための判
断手段を備えているものとする。
【0171】(S338)計測値が健康プログラムに設
定された範囲内にない場合は、警告ボタンの表示を伴っ
て、サーバ127のディスプレイに計測データを表示す
るが、範囲内の場合は、警告ボタンは表示しない。
【0172】以上の工程を繰り返すことによって、健康
管理プログラム303を更新しつつ、使用者301の健
康管理を行う。
【0173】通常は、計測データに問題がなければ、健
康管理プログラムが自動的に更新される。問題がある場
合には、指導者の判断に委ねる必要があるので、使用者
の注意を喚起するために警告ボタンと共にサーバに計測
データを表示する。
【0174】本実施の形態によって、サーバ127側の
指導者302は、使用者301の健康管理装置101か
らアップロードされた計測データが、現在実施中の健康
管理プログラムによる成果の予測される範囲内にあるか
否かを一目で判別できる。このため、指導者302は現
在の健康管理プログラムをそのまま継続するか、あるい
は改めて健康管理プログラムを作り直すかを判断でき
る。
【0175】さらに、計測データをサーバ127側で表
示する場合に、その計測データが所定の日時以前のもの
である場合には、健康管理装置101にメッセージを送
信することによって、使用者301に対し、健康管理プ
ログラムの実施継続を促すことができる。
【0176】健康管理装置101へ送信するメッセージ
は、例えば電子的なテキスト文書であって、例えばサー
バ127と健康管理装置101とがインターネットにて
接続されており、健康管理装置101の通信手段125
に使用者301の電子メールアドレスが設定されている
場合は、使用者301の電子メールアドレスへそれを電
子メールとして送信することによって、健康管理プログ
ラムの実施継続を促すことができる。
【0177】また、さらに電子的なテキスト文書ではな
くて、HTML文書としてメッセージを作成し、使用者
の健康管理装置の表示手段でそれを表示することによっ
て、健康管理プログラムの実施継続を促しても構わな
い。
【0178】また、サーバ127側は、健康管理装置1
01を用いず、使用者301に対して他の方法で健康管
理プログラムの実施継続を促すようにしてもよい。例え
ば、使用者のパソコンや携帯電話等の電子メールが使用
できる端末を用いても良い。さらに、電子的なテキスト
文書を使用者の所有するFAXへ送信しても良い。この
場合、使用者が頻繁に電子メールの着信をチェックする
習慣がない場合でも、余計なディレイなしに使用者に通
知することができる。
【0179】次に、図11は、本実施の形態による健康
管理方法において、使用者301が主体となって、計測
データをサーバ127にアップロードして、その結果を
折り込んだ次のサイクルでの運動管理プログラムをサー
バ127からダウンロードして、健康管理装置101に
設定する方法を示す図である。ただし図9に示す例と
は、サーバ127が、使用者301に対して設定された
使用者IDを蓄積する使用者IDテーブル320を有す
る点が異なる。
【0180】上記の構成によれば、最初に健康管理装置
101をサーバ127に接続した時に、サーバ127に
おいて、使用者IDを割り振り、使用者IDテーブル3
20に登録しておく。使用者IDは、以後、サーバ12
7内で使用者301のあらゆるデータを関連づけるため
に用いられる。
【0181】次に、サーバ127は作成した健康管理プ
ログラムと使用者ID、そして、計測データをアップロ
ードするために使用者が実行すべき操作を表示したアッ
プデートボタン322を含む表示情報を健康管理装置1
01へダウンロードする。
【0182】ここまでのサーバ127の動作の間、健康
管理装置101は、まだ計測を始めていない。次いで健
康管理装置101は、以下のステップを繰り返し実行す
る。
【0183】健康管理装置101側では、表示情報を受
け取り、健康管理プログラム、並びに使用者IDを記憶
手段122内に、パーソナルデータ321と共に保存す
る。また、表示手段124において、アップデートボタ
ン322を含む表示情報を表示する。この後、使用者3
01は、表示手段124に表示された運動メニュー、健
康管理指標、運動指標を参考に運動を実行し、計測デー
タを収集する。
【0184】運動終了後、使用者はアップデートボタン
322を操作する。この操作によって、計測データと共
に使用者IDは、サーバ127に自動的にアップロード
される。
【0185】サーバ127側では、計測データのアップ
ロードを受けて、計測データ305の内容を更新し、こ
れと使用者カルテ304とを元にして、健康管理プログ
ラム303を更新して、次の期間で使用者が実施すべき
健康管理プログラムを作成する。
【0186】健康管理プログラムの作成は、例えば、あ
らかじめ長期的なスパンで作成されたものから、計測デ
ータに応じて、運動強度を弱めたり、運動時間を長くし
たりといった調整を行い、次の期間の健康管理プログラ
ムを切り出すことによってなされるものである。作成さ
れた健康管理プログラムは使用者ID、アップデートボ
タン322のを含む表示情報としてダウンロードされ
て、使用者の健康管理装置で表示される。
【0187】本実施例では、使用者301の表示手段1
24上でのアップデートボタンに対する操作によって、
入力手段128がONとなり、使用者が計測データをア
ップロードすることによって、次の期間での健康管理プ
ログラムを得ることができる。従って、使用者301が
主体となって健康管理を行うケースに適している。
【0188】なお、サーバ127からダウンロードされ
る表示情報はHTML形式であっても、あるいはXML
形式であっても構わない。
【0189】また、アップロードボタン322に関し
て、アップロードボタン322より表示される内容は、
マウス、キーボードなど標準的な入力デバイスを用いた
ものであるが、キーを押す、アイコンをクリックするな
ど1回のアクションであるほうが、使用者301にとっ
て、より便利であり、好ましい。
【0190】また、入力手段128が、表示手段124
と一体化したタッチパネルである場合は、表示手段12
4の特定の領域を指、ペンなどでタッチする方法であっ
ても構わない。この方法は、視覚に対して直接的である
ので、あらゆる階層の人に受け入れられるという効果が
ある。
【0191】次に、図12は、本実施の形態による健康
管理方法において、健康管理指導者302が主体となっ
て、計測データをサーバ127にアップロードして、そ
の結果を折り込んだ新たな運動管理プログラムを健康管
理装置にダウンロードする方法を示す図である。図11
同様、図9に示す例とは、サーバ127が、使用者30
1に対して設定された使用者IDを蓄積する使用者ID
テーブルを有する点が異なる。
【0192】上記の構成によれば、サーバ127におい
ては、使用者ID、最新の計測データ305およびその
更新日時を含む表示データを作成して、図示しないディ
スプレイ上に表示する。この時、更新日時が一定以上経
過したものについては、健康管理プログラムの実行が滞
っていると判断して、アップデートボタン323を付加
して表示する。
【0193】指導者302は、ディスプレイに表示され
た表示データを眺めて、アップデートボタン323が表
示されたものについては、それを操作することによっ
て、アップデートボタン323が付与された使用者ID
に対応づけられた健康管理装置101から計測データを
更新する。
【0194】この更新操作によって、所定期間内の日時
の計測データが得られた場合には、計測データに基づい
て健康管理プログラム303を更新し、次の期間での新
たな健康管理プログラムを作成し、使用者IDの示す健
康管理装置101にダウンロードする。
【0195】以上の一連の操作によって、指導者302
側の主導で計測データを更新でき、サーバ127に接続
されたすべての健康管理装置101の使用者301の、
健康管理プログラムの状態を管理できる。
【0196】さらに、更新操作によっても所定期間内の
日時の計測データが得られない場合は、使用者に警告の
メッセージを送ることが可能である。健康管理装置10
1へ送信するメッセージは、例えば電子的なテキスト文
書であって、例えばサーバ127と健康管理装置101
とがインターネットにて接続されており、健康管理装置
101の通信手段125に使用者301の電子メールア
ドレスが設定されている場合は、使用者301の電子メ
ールアドレスへそれを電子メールとして送信することに
よって、健康管理プログラムの実施継続を促すことがで
きる。
【0197】また、さらに電子的なテキスト文書ではな
くて、HTML文書としてメッセージを作成し、使用者
の健康管理装置の表示手段でそれを表示することによっ
て、健康管理プログラムの実施継続を促しても構わな
い。
【0198】また、サーバ127側は、健康管理装置1
01を用いず、使用者301に対して他の方法で健康管
理プログラムの実施継続を促すようにしてもよい。例え
ば、使用者のパソコンや携帯電話等の電子メールが使用
できる端末を用いても良い。さらに、電子的なテキスト
文書を使用者の所有するFAXへ送信しても良い。この
場合、使用者が頻繁に電子メールの着信をチェックする
習慣がない場合でも、余計なディレイなしに使用者に通
知することができる。本メッセージは電子的なテキスト
文書であって、使用者のメールアドレスへ電子メールを
送る形式であったり、使用者の所有するFAXへ送信す
る形式であったも構わない。また、メッセージはHTM
L文書であって、健康管理装置の表示手段にそれを表示
する形式であっても構わない。
【0199】また、アップロードボタン323に関し
て、アップロードボタン323より表示される内容は、
マウス、キーボードなど標準的な入力デバイスを用いた
ものであるが、キーを押す、アイコンをクリックするな
ど1回のアクションであるほうが、指導者302にとっ
てより便利であり、好ましい。
【0200】また、入力デバイスが、ディスプレイと一
体化したタッチパネルである場合は、ディスプレイの特
定の領域を指、ペンなどでタッチする方法であっても構
わない。この方法は、視覚に対して直接的であるので、
あらゆる階層の人に受け入れられるという効果がある。
【0201】なお、サーバ127にて表示される表示情
報はHTMLの形式であっても構わない。あるいは、使
用者IDは健康管理装置のURLと関連付けられたもの
であっても構わない。この場合、それをクリックするこ
とによって、使用者301の健康管理装置101とつな
がり、計測データをアップロードできるようになる。
【0202】(実施の形態4)図14は、本発明の実施
の形態4による生体情報検出システムの構成図である。
図において、図4と同一部または相当部は同一符号を付
し説明を省略する。また情報サーバ130は、健康管理
装置101より生体データを取得する手段である。ま
た、プログラムサーバ140は、健康管理装置101の
データプロセッシング装置121と通信を行い、データ
処理手段123またはセンシング手段105にプログラ
ムおよび/またはデータをアップロードする手段であ
る。
【0203】以上のような構成を有する本発明の実施の
形態4による生体情報検出システムの動作について、以
下、説明を行うとともに、本発明の生体情報検出方法に
ついて説明を行う。
【0204】本実施の形態において、健康管理装置10
1は、既に述べた実施の形態1〜2と同様の動作を行う
が、本実施の形態においては、センシング装置102〜
104内のセンシング手段105〜107の動作に必要
なプログラムまたはデータ、もしくはその両方が、プロ
グラムサーバ140に格納され、健康管理装置101の
動作毎に、プログラムサーバ140から必要なプログラ
ム等をアップロードするようにしている。
【0205】情報サーバ130からの命令を通信手段1
26が受信し、データプロセッシング装置121、次い
でセンシング装置102〜104が起動すると、データ
プロセッシング装置121は、センシング装置102,
103,104の種類別に関する情報を通信手段122
より取得し、通信手段126よりプログラムサーバ14
0に送信する。現在の場合、センシング装置102は消
費カロリー計、センシング装置103は発汗計、センシ
ング装置104は血圧計であるとする。
【0206】プログラムサーバ140は、データプロセ
ッシング装置121よりセンシング手段種別の情報を受
けると、これに対応したプログラムやデータを健康管理
装置101へアップロードする。
【0207】健康管理装置101は、プログラムやデー
タを取得すると、センシング装置102〜104にこれ
らをセットアップする。セットアップ後は、実施の形態
1と同様の動作を行う。このとき、プログラムやデータ
に応じて、同一のセンシング装置を異なる用途に用いる
ようにしてもよい。例えば、現在消費カロリー計である
センシング装置102を、次回の起動時には血圧計とし
て用いるようにしてもよい。
【0208】このように、本実施の形態による生体情報
検出システムによれば、動作の度にプログラムサーバ1
40からプログラムやデータがダウンロードされ、これ
に基づき健康管理装置101はセンシング動作を行うの
で、健康管理装置101側のメモリの負担を減らすこと
が可能となる。また、プログラムサーバ140からデー
タプロセッシング装置121の記録手段125へ常に最
新のプログラムまたはデータを得て動作することができ
るため、精度の高い生体情報検出を行うことが可能とな
る。
【0209】なお、上記の実施の形態において、本発明
の生体情報検出システムを用いて、実施の形態3に記載
の健康管理方法を実施しても良い。この場合、情報サー
バ130が指導者302によって管理されることにな
る。また、既に説明したように、情報サーバ130はサ
ーバ127の機能を有するようにしてもよい。
【0210】また、上記の実施の形態において、健康監
視装置101のデータプロセッシング装置121が本発
明の端末の一例であり、センシング装置102〜104
が本発明の検出手段の一例であるが、本発明はこれに限
定するものではなく、センシング装置102〜104お
よびデータプロセッシング装置121を含めた健康管理
装置101全体を本発明の検出手段とし、健康管理装置
101,情報サーバ130,プログラムサーバ140と
それぞれ通信を行う端末を別途用い、これを本発明の端
末としてもよい。この場合、データプロセッシング装置
121内のデータ処理手段123や表示手段124のプ
ログラムもしくはデータもプログラムサーバ140側に
蓄積することができ、健康管理装置101の負担をより
軽減することが可能となる。また、健康管理プログラム
の中から分散可能なデータをプログラムサーバ140に
蓄積することもでき、情報サーバ130側の負担も軽減
することが可能となる。
【0211】(実施の形態5)図15は、本発明の実施
の形態5による生体情報検出システムの構成図である。
図において、生体情報検出システムは、健康管理装置5
00、プログラムサーバ700および検査項目判断サー
バ600を備えている。
【0212】健康管理装置500は、1つ以上のセンシ
ング装置と1つのデータプロセッシング装置とから構成
される。図では、3つのセンシング装置510a〜51
0cとデータプロセッシング装置520から構成される
健康管理装置を例として示した。
【0213】センシング装置510a〜510cは、そ
れぞれ、生体から生体情報を検出(センシング)するセ
ンシング手段511a〜511c、検出した生体情報を
デジタル変換するA/D変換手段512a〜512c、
デジタル変換された生体情報である生体データを一時蓄
積するバッファ手段513a〜513c、データプロセ
ッシング装置520に対し、通信を行ったり、検出した
生体データを転送するための通信手段514a〜514
cを有する。
【0214】また、データプロセッシング装置520
は、センシング装置510a〜510cと通信するため
の通信手段A521、生体データ他のデータを処理して
検査結果を生成するデータ処理手段522、生体データ
他のデータを表示する表示手段523、生体データ他の
データを記憶する記憶手段526、ネットワークを介し
て検査項目判断サーバ600およびプログラムサーバ7
00と通信するための通信手段B524、および左記の
各手段およびセンシング装置510a〜510cを含め
た健康管理装置500全体の動作を管理する管理手段5
25とを備えている。
【0215】センシング装置510a〜510cの通信
手段514a〜514cは、データプロセッシング装置
520の通信手段A521と通信し、相互に通信できな
い仕様であるか、あるいは、同一のデータプロセッシン
グ装置に接続された他のセンシング装置から送られてき
たデータに対しては何もせず、単に他のセンシング装置
もしくはデータプロセッシング装置の通信手段に転送す
る、といった中継動作だけを行う。
【0216】データ処理手段522は、専用のハードウ
ェアか、CPUを搭載したプログラマブルなデバイスに
よって構成され、記憶手段526に記憶されている生体
情報他データを処理する。データプロセッシング装置5
20がプログラマブルなデバイスによって構成される場
合は、データ処理手段522の機能は、ソフトウェアに
よって実現され、そのソフトウェアは記憶手段526に
格納される。
【0217】また、管理手段525は、上述した各手段
の動作を管理するほか、健康管理装置500の管理対象
となる生体に対して付与されたIDを管理する。このI
Dは、健康管理装置500の対象となる生体を個別に識
別するためのもので、記憶手段526に格納されてい
る。
【0218】次に、検査項目判断サーバ600は、ネッ
トワークを介して健康管理装置500より情報を取得
し、プログラムサーバ700と通信するための通信手段
610と、健康管理装置500の管理対象となる生体に
関する情報を蓄積した生体データベース620と、健康
管理装置500より取得した情報と、生体データベース
620内の情報とを処理してプログラムサーバ700に
対する命令を生成するとともに、通信手段610および
生体データベース620を含む検査項目判断サーバ60
0全体の動作の管理を行う検査項目判断サーバ管理手段
630とを有している。
【0219】また、プログラムサーバ700は、検査項
目判断サーバ600および健康管理装置500と通信す
るとともにデータの授受を行うための通信手段710
と、センシング装置510a〜510c、データプロセ
ッシング装置520を動作させるためのプログラムおよ
びデータを蓄積したプログラムサーバ本体720および
通信手段710およびプログラムサーバ本体720を含
むプログラムサーバ700全体の動作の管理を行うプロ
グラムサーバ管理手段730とを有している。
【0220】なお、上記の構成において、データプロセ
ッシング装置520を含む健康管理装置500は、本発
明の端末の一例であり、センシング装置510a〜51
0cは本発明の検出手段の一例である。また、プログラ
ムサーバ700は本発明のプログラムサーバの一例であ
り、検査項目判断サーバ600は本発明の検査項目判断
サーバの一例である。
【0221】また、以下の説明において、健康管理装置
500は、本発明の生体として人間の被験者を対象とし
て、被験者の健康状態を管理しているものとし、生体デ
ータベース620においては、健康管理装置500にて
取得した情報を含む人体の健康状態に関する情報は、カ
ルテの形式で蓄積されているものとする(以下、「被験
者カルテ」と称する)。
【0222】一方、健康管理装置500のデータプロセ
ッシング装置520の記憶手段526には、被験者を個
別に識別するためのID(以下、「被験者ID」と称す
る)が記憶されており、被験者IDは管理手段525に
管理されているものとする。また、被験者IDは被験者
カルテと一意に対応づけられているものとする。すなわ
ち、生体データベース620内の被験者カルテは、被験
者IDによって分類、管理されている。
【0223】また、以下の説明において、センシング装
置510aは被験者の血圧を検出し、センシング装置5
10bは被験者の脈拍を検出し、センシング装置510
cは被験者の血中酸素濃度を検出する用途にそれぞれ特
化しているものとする。
【0224】以上のような構成を有する本発明の実施の
形態5による生体情報検出システムの動作について以
下、説明を行うとともに、本発明の生体情報検出方法、
本発明の端末の動作について、図16のフローチャート
を参照して説明を行う。
【0225】はじめに、健康管理装置500の電源をO
Nにし動作が開始すると(ステップ1601)、データ
プロセッシング装置520においては、管理手段525
が記憶手段526から被験者IDを読み出して、これを
通信手段B524がネットワークを介して検査項目判断
サーバ600に送信する(ステップ1602)。
【0226】検査項目判断サーバ600では、通信手段
610が被験者IDを受信すると(ステップ160
3)、検査項目判断サーバ管理手段630は、生体デー
タベース620を検索して、受信した被験者IDに対応
した被験者カルテを選択する(ステップ1604)。続
いて検査項目判断サーバ管理手段630は、被験者カル
テに記載された、被験者の健康状態を示す各項目の内、
検査する必要のある項目があるかどうかの判断を行い、
必要がある場合は検査項目として選出する(ステップ1
605)。例えば、被験者カルテに「血圧」という項目
があって、過去1週間の被験者の血圧が、健康とみなさ
れるあらかじめ定められた値域外である場合、もしくは
範囲内であっても範囲外に近い値域にある場合は、これ
を検査項目に設定するようにする。
【0227】設定された検査項目は、通信手段B524
がネットワークを介してプログラムサーバ700に送信
する(ステップ1606)。このとき、検査項目ととも
に被験者IDも同時に送信されるようにする。
【0228】プログラムサーバ700では、通信手段7
10が被験者IDおよび検査項目を受信すると(ステッ
プ1607)、プログラムサーバ管理手段730は、プ
ログラムサーバ本体720を検索して、そこから検査項
目に対応したプログラムまたはデータを抽出する(ステ
ップ1608)。続いて通信手段710は、ネットワー
クを介して、設定された検査項目を含む情報、および抽
出したプログラムを健康管理装置500に送信する(ス
テップ1609)。このとき、送信用のアドレスには、
先に受信した被験者IDを含まれるようにする。
【0229】健康管理装置500では、プログラムサー
バ700から設定された検査項目を含む情報およびプロ
グラムを受信する(ステップ1610)。このとき管理
手段525はプログラムとともに受信された被験者ID
を参照して、先に検査項目判断サーバ600に対して送
信したものと同一かどうかを確認する。受信した被験者
IDが送信したものと異なる場合はプログラムを破棄す
るなどして、以後健康管理装置500内で処理されない
ようにする。
【0230】受信したIDが送信したものと一致する場
合は、管理手段525は、表示手段523に検査項目を
表示し、被験者にこれを告知する(ステップ161
1)。
【0231】次に、管理手段525は、プログラムの内
容に応じて、センシング装置510a〜510c、デー
タ処理手段522のうち、必要なものに対して、プログ
ラムをセットアップする(ステップ1612)。例え
ば、センシング装置510a〜510cが初期状態であ
って、検出動作を行うよう設定されていない場合、先の
検査項目の例に従えば、血圧計であるセンシング装置5
10aを動作させ、データ処理手段522にセンシング
装置510aからの生体データを血圧値として処理する
ためのプログラムが、データ処理手段522のそれぞれ
にセットアップされる。
【0232】所定のセンシング装置510a〜510c
のいずれかのうち、プログラムをセットアップされたも
のが動作し、被験者の生体データを取得し、データプロ
セッシング装置520において、処理され、生体情報と
して取得される(ステップ1614)。検査項目が血圧
である場合は、血圧計としてセンシング装置510aが
被験者の血圧の測定を行い、A/D変換手段512a、
バッファ手段513a、通信手段514aを経て、デー
タプロセッシング手段の通信手段A521にて受信さ
れ、生体情報として血圧値を管理手段525が取得す
る。
【0233】得られた生体情報は、通信手段B524
が、ネットワークを介して検査項目判断サーバ600へ
送信する(ステップ1615)。このとき、被験者ID
も同時に送信されるようにする。
【0234】検査項目判断サーバ600では、生体情報
を受信すると(ステップ1616)、検査項目判断サー
バ600は、受信した生体情報を用いて、生体データベ
ース620内の、被験者IDに対応する被験者カルテの
内容を更新し(ステップ1617)、動作を完了する。
【0235】次に、図17のフローチャートを参照し
て、本実施の形態の他の動作例について説明を行う。
【0236】はじめに、健康管理装置500の電源をO
Nにし動作開始すると、データプロセッシング装置52
0においては、管理手段525が待機状態となる制御を
行い、通信手段B524がネットワークを介したデータ
を受信可能な状態とする(ステップ1700)。
【0237】次に、検査項目判断サーバ600の電源を
ONにし動作開始すると、検査項目判断サーバ管理手段
630は、生体データベース620を検索して、あらか
じめ設定されたの被験者IDに対応した被験者カルテを
選択する(ステップ1701)。ここで被験者IDの設
定は、検査項目判断サーバ600の動作時に外部から入
力するものでもよいし、前回の動作において設定されて
いたものであってもよい。あるいは、生体データベース
620全体を検索することによって、監視が必要な生体
情報もしくはそれに対応する検査項目を抽出し、そこか
ら得られるものであってもよい。
【0238】続いて検査項目判断サーバ管理手段630
は、被験者カルテに記載された、被験者の健康状態を示
す各項目の内、検査する必要のある項目があるかどうか
の判断を行い、必要がある場合は検査項目として選出す
る(ステップ1702)。例えば、被験者カルテに「血
圧」という項目があって、過去1週間の被験者の血圧
が、健常者の血圧平均等に基づき医学的に定められた、
健康とみなされる値域外である場合、もしくは範囲内で
あっても範囲外に近い値域にある場合は、これを検査項
目に設定するようにする。
【0239】設定された検査項目は、通信手段B524
がネットワークを介してプログラムサーバ700に送信
する(ステップ1703)。このとき、検査項目ととも
に被験者IDも同時に送信されるようにする。
【0240】以下、プログラムサーバ700では、図1
6に示す動作例と同様に、ステップ1607〜1609
の動作が実行され、健康管理装置500では、ステップ
1610〜1615の動作が実行され、検査項目判断サ
ーバ600では、ステップ1616〜1617の動作が
実行される。
【0241】このように、本実施の形態による生体情報
検出システムによれば、健康管理装置500または検査
項目判断サーバ600の動作開始時に、健康管理装置5
00の管理対象となる生体の健康状態に応じて、検査に
適したプログラムやデータがプログラムサーバ700か
らダウンロードされ、これに基づき健康管理装置500
は生体のセンシング動作を行うことができる。同一の健
康管理装置を用いて、検査を開始する毎に異なる検査を
行うことができるので、各種の検査装置を前もって用意
する必要がなくなり、検査を簡略化することができる。
【0242】(実施の形態6)本実施の形態による生体
情報検出システムは、健康管理装置が、生体の生体情報
を継続的に検出しながら、検出したデータに変動が生じ
た場合、その変動に応じて、生体の検査項目や検査方法
を変更させることができるようにしたものである。
【0243】本実施の形態の生体情報検出システムの構
成は、実施の形態5と同様なので、説明には図15を用
い、詳細な説明は省略する。
【0244】また、本実施の形態においても実施の形態
5と同様、健康管理装置500は、本発明の生体として
の被験者の健康状態を管理しているものとし、生体デー
タベース620においては、健康管理装置500にて取
得した情報を含む人体の健康状態に関する情報は、カル
テの形式で蓄積されているものとする(以下、「被験者
カルテ」と称する)。被験者カルテは、健康管理装置5
00のデータプロセッシング装置520の記憶手段52
6に記憶され、管理手段525に管理されている被験者
のID(以下、「被験者ID」と称する)と一意に対応
づけられている。すなわち、生体データベース620内
の被験者カルテは、被験者IDによって分類、管理され
ている。
【0245】また、センシング装置510aは被験者の
血圧を検出し、センシング装置510bは被験者の脈波
を検出し、センシング装置510cは被験者の血中酸素
濃度を検出する用途にそれぞれ特化しているものとす
る。
【0246】以上のような構成を有する本発明の実施の
形態6による生体情報検出システムの動作について以
下、説明を行うとともに、本発明の生体情報検出方法、
本発明の端末の動作について、図18のフローチャート
を参照して説明を行う。ただし、健康管理装置500、
検査項目判断サーバ600およびプログラムサーバ70
0内の各手段の動作の詳細については、実施の形態5と
同様のものは省略し、相違点がある場合について述べ
る。
【0247】健康管理装置500が検査を行い、生体情
報として血圧値を取得し、これを検査項目判断サーバ6
00に送信すると(ステップ1801)、検査項目判断
サーバ600は、生体情報を受信し、受信した生体情報
を用いて、生体データベース620内の、被験者IDに
対応する被験者カルテの内容を更新するとともに、検査
項目判断サーバ管理手段630は、この生体情報を検査
結果として、以後の動作をどうするかの判断を開始する
(ステップ1802)。
【0248】判断ははじめに、検査を続けるかどうかを
判断する(ステップ1803)。検査を続ける必要がな
いと判断した場合は、検査項目判断サーバ600は、健
康管理装置500に動作終了を通知し、通知を受けた健
康管理装置500は、センシング装置510aの動作を
終了し、検査項目判断サーバ600は、健康管理装置5
00の動作終了を確認すると、その動作を終了する。
【0249】一方、検査を続けるとの判断がなされた場
合は、検査項目判断サーバ管理手段630は、続いて検
査項目を変更するかどうかを判断する(ステップ180
4)。
【0250】検査項目を変更する場合は、検査項目判断
サーバ600は、検査項目の変更を行い、変更した検査
項目をプログラムサーバ700に送信する。プログラム
サーバ700は、変更された検査項目を受信すると、こ
れに対応したプログラムまたはデータとを抽出し、変更
された検査項目を含む情報とともに健康管理装置500
に送信する。健康管理装置500では、プログラムサー
バ700から、変更された検査項目を含む情報およびプ
ログラムを受信し、プログラムの内容に応じて、センシ
ング装置510a〜510c、データ処理手段522の
うち、必要なものに対して、既にプログラムがセットア
ップされているものについては、プログラムを更新し、
未設定状態にあるものは新たなプログラムをセットアッ
プする(ステップ1806)。
【0251】セットアップが完了すると、健康管理装置
500は新しいプログラムによって動作を開始し、検査
を再開して、検査項目判断サーバ600に対し、新たに
得られた生体情報を送信する。すなわち生体情報検出シ
ステム全体としては、ステップ1801以降の動作を繰
り返し行う。
【0252】一方、検査項目を変更しない場合は、検査
項目判断サーバ管理手段630は、検査項目は現状のま
ま従前の生体情報を取得するものとして、生体情報の取
得を他の検査方法によってかどうか、すなわち検査方法
を変更するかどうかを判断する(ステップ1807)。
【0253】検査方法を変更する必要がないと判断した
場合は、検査項目判断サーバ600は、ステップ180
2の判断時の検査項目および検査方法にて動作を続ける
ものと決定し、健康管理装置500に動作継続を通知す
る(ステップ1808)。通知を受けた健康管理装置5
00は、センシング装置510aの動作を継続し、検査
を再開して、検査項目判断サーバ600に対し、新たに
得られた生体情報を送信する。生体情報検出システム全
体としては、ステップ1801以降の動作を再び繰り返
す。
【0254】一方、検査方法を変更する場合は、検査項
目判断サーバ600は、検査方法の変更を行い、変更し
た検査方法をプログラムサーバ700に送信する。プロ
グラムサーバ700は、変更された検査方法を受信する
と、これに対応したプログラムまたはデータとを抽出
し、変更された検査方法を含む情報とともに健康管理装
置500に送信する。健康管理装置500では、プログ
ラムサーバ700から、変更された検査方法を含む情報
およびプログラムを受信し、プログラムの内容に応じ
て、センシング装置510a〜510c、データ処理手
段522のうち、必要なものに対して、既にプログラム
がセットアップされているものについては、プログラム
を更新し、未設定状態にあるものは新たなプログラムを
セットアップする(ステップ1809)。
【0255】セットアップが完了すると、健康管理装置
500は新しいプログラムによって動作を開始し、検査
を再開して、検査項目判断サーバ600に対し、新たに
得られた生体情報を送信する。すなわち生体情報検出シ
ステム全体としては、ステップ1801以降の動作を繰
り返し行う。
【0256】次に、上記ステップ1806の検査項目の
変更例について説明を行う。
【0257】第1の変更例を説明する。まず健康管理装
置500の動作開始時には、センシング装置510a〜
510cの内、センシング装置510aが心拍の波形を
脈波として検出する波形検出器として動作しているが、
管理手段525は、波形自体を生体情報として検査項目
判断サーバ600に送信しているものとする。
【0258】このとき、例えば異常状態として、検出さ
れた波形が、あらかじめ記憶された健常人のパターンと
異なることが検出された場合は、検査項目判断サーバ6
00はその原因を探るためのいくつかのオプションとな
る検査項目を用意しておき、いずれかのオプションを所
定の順序もしくは被験者カルテに記載された他の生体情
報に基づき決定する。
【0259】ここで新たな検査項目として心拍数を設定
し、これをプログラムサーバ700に送信したとする
と、プログラムサーバ700は、健康管理装置500の
データ処理手段522が、センシング装置が検出した波
形から、そのピークのみを取り出して心拍数として処理
するためのプログラムを抽出して、健康管理装置500
に送信する。
【0260】健康管理装置500では、このプログラム
をデータ処理手段522にセットアップして、心拍波形
の検出から、心拍数の検出へと検査項目を変更して、生
体情報の発信を継続する。
【0261】第2の変更例を説明する。まず健康管理装
置500の動作開始時には、センシング装置510a〜
510cの内、センシング装置510aが動作してお
り、健康管理装置500が取得する生体情報は、血圧値
であるものとする。
【0262】このとき、例えば、血圧値が健常人が示す
値域から逸脱した場合は、検査項目判断サーバ600は
その原因を探るためのいくつかのオプションとなる検査
項目を用意しておき、いずれかのオプションを所定の順
序もしくは被験者カルテに記載された他の生体情報に基
づき決定する。
【0263】ここで新たな検査項目として心筋の酸素消
費量、いわゆるダブルプロダクトを設定し、これをプロ
グラムサーバ700に送信したとすると、プログラムサ
ーバ700は、健康管理装置500のデータ処理手段5
22が、ダブルプロダクトを生体情報として算出するた
めのプログラムおよびデータを抽出する。ダブルプロダ
クトは、心拍数と血圧との積であるから、現在センシン
グ装置510aが検出する血圧値の他に、他のセンシン
グ装置が心拍数を検出するためのプログラムと、心拍数
と血圧とからダブルプロダクトを求めるためのプログラ
ムが抽出され、健康管理装置500に送信される。
【0264】健康管理装置500では、心拍数を検出す
るためのプログラムをセンシング装置510bにセット
アップし、ダブルプロダクトを求めるためのプログラム
をデータ処理手段522にセットアップする。これによ
り、健康管理装置500では、センシング装置510a
に加えて、センシング装置510bが動作し、血圧の検
出から、ダブルプロダクトの検出へと検査項目を変更し
て、生体情報の発信を継続する。
【0265】次に第3の変更例を説明する。第2の変更
例と同様の検査結果が得られ、ダブルプロダクトを検出
しようとする状態であって、健康管理装置500が、血
圧のみを検出するただ一つのセンシング装置510aの
みを有している場合は、プログラムサーバ700は、健
康管理装置500のデータ処理手段522が、ダブルプ
ロダクトを生体情報として算出するためのプログラムお
よびデータを抽出し健康管理装置500に対して送信
し、センシング装置510aの他に必要なセンシング装
置についての情報、およびそのセンシング装置をデータ
プロセッシング装置520と通信可能な状態にするな
ど、健康管理装置500の一部として動作させるように
促す動作命令も健康管理装置500に対して送信する。
【0266】健康管理装置側では、プログラムを受信す
ると、これをデータプロセッシング装置520の記憶手
段526に一時記録しておく。一方、動作命令を受信す
ると、これを表示手段523にて表示し、被験者もしく
は健康管理装置500を直接操作する操作者に対し、セ
ンシング装置510aの他に必要なセンシング装置を用
意するよう告知する。
【0267】表示手段によって動作命令を確認した被験
者もしくは操作者は、これに基づき、心拍数を検出する
ことが可能なセンシング装置を別途用意して、健康管理
装置500の一部として稼働できるように設定する。
【0268】設定が完了された後には、先に記憶手段5
26に一時記憶されていた、新たなセンシング装置51
0bが動作するのに必要なプログラムがセットアップさ
れ、健康管理装置500では、センシング装置510a
に加えて、心拍数を検出するセンシング装置510bが
動作、血圧の検出から、ダブルプロダクトの検出へと検
査項目を変更して、生体情報の発信を継続する。
【0269】なお、第1の変更例では、同一のセンシン
グ装置を一つ用いて検査項目を変更するものとして説明
を行ったが、同一のセンシング装置は複数であってもよ
い。
【0270】また、第2の変更例では、単一のセンシン
グ装置の使用から2つのセンシング装置の使用へと個数
変更することにより検査項目を変更するものとして説明
を行ったが、複数のセンシング装置から単一のセンシン
グ装置への変更、または任意の複数のセンシング装置の
組み合わせの変更により検査項目を変更するものとして
もよい。
【0271】また、第3の変更例では、単一のセンシン
グ装置のみ備えた健康管理装置から、複数のセンシング
装置を備えた構成へと、健康管理装置の構成を変更させ
ることにより検査項目を変更するものとして説明を行っ
たが、任意の個数のセンシング装置の組み合わせによっ
て、健康管理装置の構成を変更させることにより、検査
項目を変更してもよい。
【0272】さらに、上記第1から第3の変更例の全部
または一部を組み合わせることによって、検査項目を変
更してもよい。
【0273】次に、上記ステップ1809の検査方法の
変更例について説明を行う。
【0274】まず健康管理装置500の動作開始時に
は、生体情報として体温を設定し、これを検査項目とし
て検査項目判断サーバ600に送信しており、その体温
は、センシング装置510a〜510cの内、センシン
グ装置510aが、体温の変化を電流の変化として検出
し、データ処理手段522が、この変化が平衡状態とな
った時を被験者の体温として設定しているものとする。
【0275】このとき、例えば異常状態として、体温
が、あらかじめ設定された健常者の体温の閾値より高く
なった場合は、検査項目判断サーバ600はその原因を
探るためのいくつかのオプションとなる検査項目を用意
しておき、いずれかのオプションを所定の順序もしくは
被験者カルテに記載された他の生体情報に基づき決定す
るが、検査項目において他のオプションを利用する理由
がない場合、検査項目判断サーバは検査方法を変更す
る。この場合も、異常状態を探るいくつかのオプション
となる検査方法を用意しておき、いずれかのオプション
を所定の順序もしくは被験者カルテに記載された他の生
体情報に基づき決定する。
【0276】新たな検査方法として、体温を、体温の温
度変化を電流の変化として検出するが、その変化の変化
率に基づき被験者の体温を求めるものと設定し、これを
プログラムサーバ700に送信したとすると、プログラ
ムサーバ700は、健康管理装置500のデータ処理手
段522が、上記の電流の時間変化率に基づき体温を決
定するためのプログラムを抽出して、健康管理装置50
0に送信する。
【0277】健康管理装置500では、このプログラム
をデータ処理手段522にセットアップして、センシン
グ装置510aの検出するデータは同一のまま、その処
理方法を変更して、従前と同一の検査項目のまま、生体
情報の発信を継続する。
【0278】なお、上記の説明において、検査方法の変
更としては、センシング装置の動作および構成を代えず
に、データ処理手段522のプログラムを変更すること
によるものとして説明を行ったが、検査方法の変更は、
検査項目の各変更例と同様に、センシング装置の構成、
個数の組み合わせ、プログラムの変更、またはデータ処
理手段のプログラムの変更によって、実現するようにし
てもよい。
【0279】また、上記の説明においては、センシング
装置を動作させるプログラムの種類はあらかじめ特定の
ものに特化して、データプロセッシング装置におけるデ
ータ処理のプログラムをセットアップ変更することによ
り検査項目または検査方法を変更するものとして説明を
行ったが、センシング装置のプログラムをセットアップ
してもよい。例えば、上述の例においてはセンシング装
置510aは血圧を測定するものとしたが、プログラム
サーバ700からのデータのダウンロード、セットアッ
プによっては、血中酸素濃度、血糖値など、他の検査項
目を測定するようにしてもよい。要するに、本発明は、
検査項目および/または検査項目を変更することができ
れば、センシング装置、データプロセッシング装置のい
ずれに対しても、プログラムおよび/またはデータがダ
ウンロードされてセットアップされるようにすればよ
い。
【0280】また、上記の説明においては、検査項目の
変更を行ってから、検査方法の変更を行うものとして説
明を行ったが、検査方法の変更を行ってから、検査項目
の変更を行うものとしてもよい。
【0281】このように、本実施の形態による生体情報
検出システムによれば、生体情報検出システムが生体の
検査を実行しながら、健康管理装置500の管理対象と
なる生体の健康状態の変化に応じて、検査に適したプロ
グラムやデータがプログラムサーバ700からダウンロ
ードされ、これに基づき健康管理装置101は生体のセ
ンシング動作を行うことができる。同一の健康管理装置
を用いて、検査を開始する毎に異なる検査を行うことが
できるので、常時生体の状態を自動的に管理することが
できる。
【0282】なお、上記の実施の形態5および6におい
て、被験者等になる生体は人間であっても、家畜、愛玩
動物等の動物であっても、作物、観葉植物等の植物であ
ってもよい。
【0283】また、上記の実施の形態5および6におい
て、被験者IDによって生体データベースの情報を管理
し、本発明の端末は、本発明の生体情報としての個別生
体情報を検出するようにしたが、IDによる認証を省い
て、任意の生体から生体情報を検出して、同一の健康管
理装置を、類似の生体情報を必要とする任意の種類、個
数の生体の管理に用いるようにしてもよい。
【0284】また、表示手段523は省略してもよい。
【0285】なお、上記の実施の形態5,6において、
本発明の生体情報検出システムを用いて、実施の形態3
に記載の健康管理方法を実施しても良い。この場合、検
査項目判断サーバ600が指導者302によって管理さ
れることになる。また、既に説明したように、検査項目
判断サーバ600はサーバ127の機能を有するように
してもよい。
【0286】また、本発明は、センシング装置510a
〜510cおよびデータプロセッシング装置520を含
めた健康管理装置500全体を本発明の検出手段とし、
健康管理装置500,検査項目判断サーバ600,プロ
グラムサーバ700とそれぞれ通信を行う端末を別途用
い、これを本発明の端末としてもよい。この場合、デー
タプロセッシング装置520内のデータ処理手段522
や表示手段523のプログラムもしくはデータもプログ
ラムサーバ700側に蓄積することができ、健康管理装
置500の負担をより軽減することが可能となる。ま
た、生体データベースの中から分散可能なデータをプロ
グラムサーバ700に蓄積することもでき、検査項目判
断サーバ600側の負担も軽減することが可能となる。
【0287】また、上記の実施の形態1〜3において、
センシング装置102〜104は本発明の生体情報検出
手段、バッファ手段111〜113は本発明のバッファ
手段、通信手段114〜116は本発明の第1通信手段
に相当し、データプロセッシング装置121は本発明の
生体情報処理手段、通信手段122は本発明の第2通信
手段、通信手段126は本発明の第3通信手段、記憶手
段125は本発明の記憶手段、データ処理手段123は
本発明の処理手段、表示手段124は本発明の表示手段
に相当する。
【0288】また、上記の説明においては、本発明の実
施の形態における健康管理装置、生体情報検出システム
について説明を行ったが、本発明の生体情報検出システ
ム、生体情報処理装置は、上述した本発明の生体情報検
出システムの、生体情報を検出する検出手段が接続可能
な前記端末と、前記前記検出手段を動作させるためのプ
ログラムおよび/またはデータを蓄積した前記プログラ
ムサーバと、前記端末と通信する前記情報サーバの全部
または一部としてコンピュータを機能させるためのプロ
グラムであって、コンピュータと協働して動作するプロ
グラムであってもよい。
【0289】また、本発明の端末であって、生体情報を
検出する検出手段が接続可能な端末の全部または一部と
してコンピュータを機能させるためのプログラムであっ
て、コンピュータと協働して動作するプログラムであっ
てもよい。
【0290】また、本発明のプログラムサーバであっ
て、生体情報を検出する検出手段が接続可能で前記端末
と通信する、前記検査手段を動作させるためのプログラ
ムまたはデータを蓄積したプログラムサーバの全部また
は一部としてコンピュータを機能させるためのプログラ
ムであって、コンピュータと協働して動作するプログラ
ムであってもよい。
【0291】また、本発明の情報サーバであって、生体
情報を検出する検出手段が接続可能な前記端末と通信す
る情報サーバの全部または一部としてコンピュータを機
能させるためのプログラムであって、コンピュータと協
働して動作するプログラムであってもよい。
【0292】また、本発明の生体情報処理装置の、前記
生体情報処理手段の前記処理手段の全部または一部とし
てコンピュータを機能させるためのプログラムであっ
て、コンピュータと協働して動作するプログラムであっ
てもよい。
【0293】また、本発明の健康管理方法の、前記第1
工程、前記第2工程、前記第3工程および前記第4工程
の全部または一部としてコンピュータを機能させるため
のプログラムであって、コンピュータと協働して動作す
るプログラムであってもよい。
【0294】また、本発明の健康管理方法の、前記第1
工程、前記第2工程、前記第3工程および前記第4工程
の全部又は一部の工程において、コンピュータと協働し
て利用されるデータ構造であってもよい。
【0295】また、本発明は、上述した本発明の生体情
報検出システムの、所定の検査項目に対応した生体情報
を生体から検出する検出手段を有する端末と、前記検出
手段を動作させるためのプログラムおよび/またはデー
タを蓄積したプログラムサーバと、前記端末と通信し、
前記生体情報に基づき前記検査項目に対する判断を行う
検査項目判断サーバの全部または一部の機能をコンピュ
ータにより実行させるためのプログラムであって、コン
ピュータと協働して動作するプログラムであってもよ
い。
【0296】また、本発明は、上述した本発明の生体情
報検出システムの、生体情報を検出する検出手段が接続
可能な前記端末と、前記前記検出手段を動作させるため
のプログラムおよび/またはデータを蓄積した前記プロ
グラムサーバと、前記端末と通信する前記情報サーバの
全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピ
ュータにより実行させるためのプログラムを担持した媒
体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み
取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して
前記機能を実行する媒体であってもよい。
【0297】また、本発明は、上述した本発明の生体情
報検出システムの、所定の検査項目に対応した生体情報
を生体から検出する検出手段を有する端末と、前記検出
手段を動作させるためのプログラムおよび/またはデー
タを蓄積したプログラムサーバと、前記端末と通信し、
前記生体情報に基づき前記検査項目に対する判断を行う
検査項目判断サーバの全部または一部の手段の全部また
は一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプ
ログラムを担持した媒体であり、コンピュータにより読
み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コ
ンピュータと協動して前記機能を実行する媒体であって
もよい。
【0298】なお、本発明の一部の手段(または、装
置、素子、回路、部等)、本発明の一部のステップ(ま
たは、工程、動作、作用等)とは、それらの複数の手段
またはステップの内の、幾つかの手段またはステップを
意味し、あるいは、一つの手段またはステップの内の、
一部の機能または一部の動作を意味するものである。
【0299】また、本発明の一部の装置(または、素
子、回路、部等)とは、それらの複数の装置の内の、幾
つかの装置を意味し、あるいは、一つの装置の内の、一
部の手段(または、素子、回路、部等)を意味し、ある
いは、一つの手段の内の、一部の機能を意味するもので
ある。
【0300】なお、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
【0301】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。
【0302】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良
い。
【0303】また、本発明のデータ構造としては、デー
タベース、データフォーマット、データテーブル、デー
タリスト、データの種類などを含む。
【0304】記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝
送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、光・電
波・音波等が含まれる。
【0305】なお、以上説明した様に、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
【0306】以上のような本発明の各実施の形態は、下
記のような効果がある。
【0307】本発明の実施の形態によれば、健康管理装
置を一つ以上のセンシング装置と一つのデータプロセッ
シング装置で構成できる。複数の計測項目がある場合で
も、データプロセッシング装置で共通の処理(データの
蓄積、処理・加工、サーバとの通信など)を実行できる
ので、独立した計測器を複数装着するよりも効率が良い
のは明白である。また、一つのデータプロセッシング装
置で生体情報を管理できるので、データ相互に関連する
処理が容易である。
【0308】また、データプロセッシング装置とセンシ
ング装置が分離しているので、データプロセッシング装
置は使用者の状態やアプリケーションに応じて、表示手
段、入力手段を選択し、適切なサイズに設計できる。一
方、センシング装置は生体情報の取得と送出のみを行う
構成であるので、より小型化・軽量化しやすい。
【0309】さらにデータプロセッシング装置の処理手
段をCPUをコアとするプログラマブルなデバイスで構
成する場合には、その機能を実現する処理プログラムを
サーバからダウンロード可能であって、より柔軟に健康
管理装置をカスタマイズ可能である。
【0310】また、データプロセッシング装置のデータ
処理手段は周波数処理手段と心拍数計測手段と消費カロ
リー算出手段を含む構成によって、消費カロリー計とし
て動作させることができる。本構成による消費カロリー
計は、2つ以上のセンシング装置と接続可能であるの
で、一つのセンシング装置から脈波データを取得できな
い場合であっても、他のセンシング装置から得られた脈
波データを元に消費カロリーを算出したり、2つ以上の
脈波データから異常なデータを排除するなどの処理によ
ってより信頼性の高い消費カロリーを算出できる。
【0311】また、使用者の健康管理プログラムの実行
中に予測の範囲外の計測データを検出し、健康管理者に
警告ボタンを付加して表示することによって、プログラ
ムの修正・変更を促すことが可能となる。一人の指導者
が多数の使用者を指導して、健康管理を行う場合に問題
のある計測結果を自動的に抽出して、対応できるように
なる。
【0312】また、使用者が主体となって、健康管理プ
ログラムの管理サイクルを実行することが可能である。
すなわち、使用者は計測データと共に表示されたアップ
ロードボタンの示す動作を実行することにより、計測デ
ータをサーバにアップロードし、次のサイクルでの健康
管理プログラムを取得する。自主的に実行した結果をア
ップロードして、サーバの計測データを更新し、新たな
健康管理プログラムをダウンロードできる。
【0313】また、アップロードの動作はワンアクショ
ンであって、ワンアクションによって計測データのアッ
プロードと健康管理プログラムの更新が可能であるの
で、使用者はプログラムの習慣性を損なうことなく継続
することができる。
【0314】また、指導者が主体となって、健康管理プ
ログラムの管理サイクルを実行できる。すなわち、計測
データのタイムスタンプが所定の日時以前のものについ
てアップデートボタンを含む表示データを作成して、こ
れをサーバにて表示し、アップデートボタンの示す動作
が実行された場合には、使用者の健康管理装置に計測デ
ータを取得しに行き、新たに健康管理プログラムを書き
込む。したがって、健康管理装置とサーバが常時接続さ
れた状態にある場合に適した健康管理方法であるといえ
る。
【0315】また、アップロードの動作はワンアクショ
ンであって、ワンアクションによって計測データのアッ
プロードと健康管理プログラムの更新が可能であるの
で、指導者が多数の使用者を指導している場合であって
も、操作自体は最小で済む。
【0316】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、使用目
的とその際に必要なデータの種類に適した生体情報を得
ることができる生体情報検出システム、生体情報処理装
置、健康管理方法等を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による健康管理装置を示
すブロック図
【図2】健康管理装置の記憶手段のマッピングの一例を
示すブロック図
【図3】健康管理装置のアルゴリズムを示すフローチャ
ート図
【図4】本発明の実施の形態1による健康管理装置の他
の構成例を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2による健康管理装置を示
すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2による健康管理装置の他
の構成例を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態2による健康管理装置のさ
らなる他の構成例を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態2による健康管理装置の消
費カロリー算出手段143の内部構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態3による健康管理方法の一
実施例を示すブロック図
【図10】図9の健康管理方法の一実施例での動作アル
ゴリズムを示すフローチャート図
【図11】本発明の実施の形態3による健康管理方法に
おいて、使用者側から計測データをアップロードする動
作を示す図
【図12】本発明の実施の形態3による健康管理方法に
おいて、指導者側から計測データをアップロードする動
作を示す図
【図13】従来の技術による消費カロリー計の構成を示
すブロック図
【図14】本発明の実施の形態4による生体情報検出シ
ステムの構成図
【図15】本発明の実施の形態5および6による生体情
報検出システムの構成図
【図16】本発明の実施の形態5による生体情報検出シ
ステムの動作のフローチャート図
【図17】本発明の実施の形態5による生体情報検出シ
ステムの他の動作例のフローチャート図
【図18】本発明の実施の形態6による生体情報検出シ
ステムの動作を説明するためのフローチャート図
【符号の説明】
102〜104 センシング装置 105〜107 センシング手段 108〜110 A/D変換手段 111〜113 バッファ手段 114〜116 通信手段 121 データプロセッシング装置 122 通信手段 123 データ処理手段 124 表示手段 125 記憶手段 130 情報サーバ 140 プログラムサーバ

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体情報を検出する検出手段が接続可能
    な端末と、 前記検出手段を動作させるためのプログラムおよび/ま
    たはデータを蓄積したプログラムサーバと、 前記端末と通信する情報サーバとを備え、 前記検出手段の動作スイッチがONになると、前記端末
    は、前記検出手段の種類を含む情報を前記プログラムサ
    ーバに送信し、 前記プログラムサーバは、前記情報を受信すると、これ
    に基づき、所定のプログラムおよび/またはデータを前
    記端末に送信し、 前記検査手段は、前記端末が受信した所定のプログラム
    および/またはデータに基づき動作して生体情報を検出
    し、 前記端末は、前記検出手段の検出結果を前記情報サーバ
    へ送信する生体情報検出システム。
  2. 【請求項2】 生体情報を検出する検出手段が接続可能
    な端末と、 前記検出手段を動作させるためのプログラムおよび/ま
    たはデータを蓄積したプログラムサーバと、 前記端末と通信する前記検出結果を取得する情報サーバ
    とを用い、 前記検出手段の動作スイッチがONになると、前記端末
    は、前記検出手段の種類を含む情報を前記プログラムサ
    ーバに送信する工程と、 前記プログラムサーバは、前記情報を受信すると、これ
    に基づき、所定のプログラムおよび/またはデータを前
    記端末に送信する工程と、 前記検査手段は、前記端末が受信した所定のプログラム
    および/またはデータに基づき動作して生体情報を検出
    する工程と、 前記端末は、前記検査手段の検出結果を前記情報サーバ
    へ送信する工程とを備えた生体情報検出方法。
  3. 【請求項3】 生体情報を検出する検出手段が接続可能
    な端末であって、 前記検出手段を動作させるためのプログラムおよび/ま
    たはデータを蓄積したプログラムサーバと、前記検出結
    果を取得する情報サーバと通信を行い、 前記検出手段の動作スイッチがONになると、前記検出
    手段の種類を含む情報を前記プログラムサーバに送信
    し、 前記プログラムサーバが、前記情報を受信すると、これ
    に基づき、所定のプログラムおよび/またはデータを送
    信し、前記検査手段が、前記端末が受信した所定のプロ
    グラムおよび/またはデータに基づき動作し生体情報を
    検出し、前記検査手段の検出結果を前記情報サーバへ送
    信する端末。
  4. 【請求項4】 生体情報を検出する検出手段が接続可能
    で端末と通信する、前記検査手段を動作させるためのプ
    ログラムまたはデータを蓄積したプログラムサーバであ
    って、 前記検出手段の動作スイッチがONになり、前記端末か
    ら、前記検出手段の種類を含む情報が送信された場合、
    前記情報を受信すると、これに基づき、所定のプログラ
    ムおよび/またはデータを前記端末に送信し、 前記検査手段は、前記端末が受信した所定のプログラム
    および/またはデータに基づき動作して生体情報を検出
    し、前記端末は、前記検査手段の検出結果を、情報サー
    バへ送信するものであるプログラムサーバ。
  5. 【請求項5】 生体情報を検出する検出手段が接続可能
    な端末と通信する情報サーバであって、 前記端末は、前記検出手段を動作させるためのプログラ
    ムおよび/またはデータを蓄積したプログラムサーバと
    も通信を行い、 前記検出手段の動作スイッチがONになり、前記端末
    が、前記検出手段の種類を含む情報を前記プログラムサ
    ーバに送信すると、 前記プログラムサーバが、前記情報を受信すると、これ
    に基づき、所定のプログラムおよび/またはデータを前
    記端末に送信し、 前記検査手段が、前記端末が受信した所定のプログラム
    および/またはデータに基づき動作して生体情報を検出
    し、 前記端末が、前記検査手段の検出結果を送信すると、 その検出結果を受信する情報サーバ。
  6. 【請求項6】 生体情報を検出する生体情報検出手段
    と、 前記検出手段により検出された生体情報を処理、蓄積、
    表示する生体情報処理手段とを備え、 前記生体情報検出手段は、 検出した生体情報を一時蓄積するバッファ手段と、 前記生体情報処理手段と通信するための第1通信手段と
    を少なくとも有し、 前記生体情報処理手段は、 前記生体情報検出手段と通信するための第2通信手段
    と、 前記生体情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された生体情報に所定の処理を行う
    処理手段と、 前記記憶手段に記憶された生体情報および/または処理
    手段の出力データを表示する表示手段とを少なくとも有
    する生体情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記生体情報処理手段は、外部のサーバ
    と通信するための第3通信手段をさらに備えた請求項6
    に記載の生体情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記バッファ手段および前記記憶手段
    は、取り外し可能なリムーバブルメディアを有し、 前記リムーバブルディアを移動させることによって、前
    記生体情報検出手段と前記生体情報処理手段との間で、
    そのリムーバブルメディアに蓄積されたデータの移動を
    行う請求項6に記載の生体情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記生体情報検出手段は、使用者の脈波
    を計測する脈波センサであって、 前記処理手段は、検出された前記生体情報をFFT(高
    速フーリエ変換)処理する周波数処理手段と、前記周波
    数処理手段の出力から心拍数を計測する心拍数計測手段
    と、前記心拍数から消費カロリーを算出する消費カロリ
    ー算出手段とを有する請求項6から8のいずれかに記載
    の生体情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記生体情報処理手段は、前記心拍数
    をFFT処理するFFT処理手段をさらに有し、 前記FFT処理の結果を用いて前記使用者が運動状態で
    あるか否かを判定し、使用者が運動状態ではないという
    判定がなされ、かつ前記心拍数が所定の設定値より高い
    場合は、 前記消費カロリー算出手段は、前記計測した心拍数を用
    いず、予め記憶していた前記使用者の安静時の心拍数を
    基に消費カロリーを算出する請求項9に記載の生体情報
    処理装置。
  11. 【請求項11】 使用者が、自分の氏名、年齢、性別を
    含むパーソナルデータ、消費カロリーの日別、週別、月
    別、最終目標値を含む健康管理指標、及び運動時の心拍
    数の上限値、下限値、運動時間を含む運動指標を入力す
    るための入力手段をさらに備えた請求項9に記載の生体
    情報処理装置。
  12. 【請求項12】前記健康管理指標および前記運動指標
    は、前記表示手段に表示される請求項11に記載の生体
    情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記心拍数が、前記入力手段に入力さ
    れた心拍数の前記上限値または前記下限値を越えた場合
    は、前記使用者に警告を発する告知手段をさらに備えた
    請求項9に記載の生体情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記処理手段は、前記消費カロリーの
    積算、目標値との差分、目標に対する達成度の計算、現
    在のカロリー消費ペースでの目標到達予測時間の計算を
    行って、前記記憶手段内の生体情報データとは異なる領
    域に記憶し、 前記表示手段は、心拍数と消費カロリーの時系列の変
    化、消費カロリーの積算値、目標に達するまでの予測時
    間を表示する請求項11に記載の生体情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記生体情報検出手段は、請求項3に
    記載の端末に接続される前記検出手段として用いられ、 前記生体情報処理手段は、請求項3に記載の端末として
    用いられる請求項6に記載の生体情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記生体情報検出手段および前記生体
    情報処理手段は、請求項3に記載の端末の前記検出手段
    として用いられる請求項6に記載の生体情報処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項5,7,または16に記載の生
    体情報処理装置を用いて、前記情報サーバまたは前記サ
    ーバの使用者である健康管理指導者の指導に基づき前記
    生体処理装置の使用者の健康を管理する健康管理方法で
    あって、 前記情報サーバまたは前記サーバが、前記使用者の身
    長、体重、体脂肪率、体温を含む情報を含む使用者カル
    テに基づき、前記生体情報処理装置の使用者の運動指
    標、運動メニュー、健康管理指標の全部または一部を含
    む健康管理プログラムを作成し、これを前記生体情報処
    理装置へ送信する第1工程と、 前記生体情報処理装置が前記健康管理プログラムを受信
    するとともに、前記使用者が前記健康管理プログラムに
    基づいて前記生体情報処理装置を使用し、計測データを
    取得する第2工程と、 前記情報サーバまたは前記サーバが、前記得られた計測
    データを基に前記健康管理プログラムを更新する第3工
    程と、 前記生体情報処理装置は、前記計測データが前記健康管
    理プログラムに対して設定された値の範囲外にある場合
    には、前記情報サーバまたは前記サーバに注意を促す警
    告情報を発信する第4工程とを備え、 前記健康管理指導者は、前記警告情報を確認すると、こ
    れに基づく判断により、前記健康管理プログラム中の運
    動指標および/または運動メニューを変更し、 前記情報サーバまたは前記サーバが、前記変更された運
    動指標および/または運動メニューを前記生体情報処理
    装置へ送信し、 前記生体情報処理装置が変更された前記運動指標および
    /または運動メニューを受信すると、これに基づき、前
    記使用者が所定のレベルで運動を行う健康管理方法。
  18. 【請求項18】 前記生体情報処理装置は、 前記使用者に対し、前記計測データの更新を促す旨の催
    促情報を送信し、 前記使用者は、前記催促情報を確認すると、これに基づ
    く判断により、前記生体情報処理装置を動作させ、 前記生体情報処理装置は、新たな計測データを取得する
    と、これを前記情報サーバまたはサーバへ送信する請求
    項17に記載の健康管理方法。
  19. 【請求項19】 前記情報サーバまたは前記サーバは、 前記使用者に対し、取得した前記計測データの更新を促
    す旨の催促情報を出力し、 前記使用者は、前記催促情報を確認すると、これに基づ
    く判断により、前記情報サーバまたは前記サーバを動作
    させ、 前記情報サーバまたは前記サーバは、新たな計測データ
    を取得すると、これに基づき、新たな健康管理プログラ
    ムを作成する請求項17に記載の健康管理方法。
  20. 【請求項20】 前記催促情報は、前記計測データが所
    定期間以上更新されていない場合に出力される請求項1
    8または19に記載の健康管理方法。
  21. 【請求項21】 前記催促情報は、前記使用者が前記計
    測データを更新するための前記生体情報処理装置の操作
    方法を含む請求項18に記載の健康管理方法。
  22. 【請求項22】 前記催促情報は、前記使用者が前記計
    測データを更新するための前記情報サーバまたは前記サ
    ーバの操作方法を含む請求項18に記載の健康管理方
    法。
  23. 【請求項23】 前記情報サーバまたは前記サーバは、
    前記使用者の使用者カルテと前記使用者とを一意に関係
    づける使用者IDを格納した使用者IDテーブルをさら
    に備え、 前記使用者IDは、前記健康管理プログラムとともに前
    記健康管理装置に送信されるものである請求項17に記
    載の健康管理方法。
  24. 【請求項24】 請求項1に記載の生体情報検出システ
    ムの、生体情報を検出する検出手段が接続可能な前記端
    末と、前記前記検出手段を動作させるためのプログラム
    および/またはデータを蓄積した前記プログラムサーバ
    と、前記端末と通信する前記情報サーバの全部または一
    部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  25. 【請求項25】 請求項3に記載の端末であって、生体
    情報を検出する検出手段が接続可能な端末の全部または
    一部としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ム。
  26. 【請求項26】 請求項4に記載のプログラムサーバで
    あって、生体情報を検出する検出手段が接続可能で前記
    端末と通信する、前記検査手段を動作させるためのプロ
    グラムまたはデータを蓄積したプログラムサーバの全部
    または一部としてコンピュータを機能させるためのプロ
    グラム。
  27. 【請求項27】 請求項5に記載の情報サーバであっ
    て、生体情報を検出する検出手段が接続可能な前記端末
    と通信する情報サーバの全部または一部としてコンピュ
    ータを機能させるためのプログラム。
  28. 【請求項28】 請求項6に記載の生体情報処理装置
    の、前記生体情報処理手段の前記処理手段の全部または
    一部としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ム。
  29. 【請求項29】 請求項17に記載の健康管理方法の、
    前記第1工程、前記第2工程、前記第3工程および前記
    第4工程の全部または一部をコンピュータに実行させる
    ためのプログラム。
  30. 【請求項30】 請求項17に記載の健康管理方法の、
    前記第1工程の構造、前記第2工程の構造、前記第3工
    程の構造および前記第4工程の構造の全部または一部を
    有する、コンピュータで利用可能なデータ構造。
  31. 【請求項31】 所定の検査項目に対応した生体情報を
    生体から検出する検出手段を有する端末と、 前記検出手段を動作させるためのプログラムおよび/ま
    たはデータを蓄積したプログラムサーバと、 前記端末と通信し、前記生体情報に基づき前記検査項目
    に対する判断を行う検査項目判断サーバとを備え、 前記端末が起動すると、前記検査項目判断サーバは、あ
    らかじめ設定された検査項目に対応した生体情報に基づ
    き、前記あらかじめ設定された検査項目に関する判断を
    行い、前記判断の結果に基づき、前記端末に、所定のプ
    ログラムおよび/またはデータを前記プログラムサーバ
    からダウンロードさせて、前記検出手段に前記所定のプ
    ログラムおよび/またはデータに基づく動作を行わせる
    生体情報検出システム。
  32. 【請求項32】 所定の検査項目に対応した生体情報を
    生体から検出する検出手段を有する端末と、 前記検出手段を動作させるためのプログラムおよび/ま
    たはデータを蓄積したプログラムサーバと、 前記端末と通信し、前記生体情報に基づき前記検査項目
    に対する判断を行う検査項目判断サーバとを備え、 前記端末は、前記検出手段が、あらかじめ設定された検
    査項目に対応した生体情報を検出すると、これを前記検
    査項目判断サーバに送信し、 前記検査項目判断サーバは、検出された生体情報を受信
    すると、これに基づき前記あらかじめ設定された検査項
    目に関する判断を行い、前記判断の結果に基づき、前記
    検出手段の動作を継続させるかどうかの決定を行い、 前記決定が前記検出手段の動作の継続である場合は、前
    記検出手段に従前と同一の動作を行わせるか、または前
    記プログラムサーバから所定のプログラムおよび/また
    はデータをダウンロードさせて、これら所定のプログラ
    ムおよび/またはデータに基づく動作を行わせる生体情
    報検出システム。
  33. 【請求項33】 前記検出手段は前記端末から脱着可能
    に接続されており、 前記所定のプログラムおよび/またはデータのダウンロ
    ードに伴い、前記端末に接続される前記検出手段の種類
    および/または個数が変更されるものである請求項31
    または32に記載の生体情報検出システム。
  34. 【請求項34】 前記所定のプログラムおよび/または
    データのダウンロードは、前記検出手段の動作が対応す
    る検査項目の変更のために行われる請求項31または3
    2に記載の生体情報検出システム。
  35. 【請求項35】 前記所定のプログラムおよび/または
    データのダウンロードは、前記検出手段の動作が、対応
    する検査項目が従前と同一のものであって検査方法が異
    なるものへの変更のために行われる請求項31または3
    2に記載の生体情報検出システム。
  36. 【請求項36】 前記検査項目判断サーバの前記判断に
    は、前記生体情報として、前記検出手段の検出対象であ
    る生体に個別に関連した個別生体情報が用いられ、 前記端末には、前記個別生体情報と対応づけられたID
    が付与されており、 前記検査項目判断サーバは、前記端末のIDを参照する
    ことにより、前記個別生体情報を用いて前記判断を行う
    請求項31または32に記載の生体情報検出システム。
  37. 【請求項37】 前記IDは、前記端末から前記検査項
    目判断サーバに発信されることにより、前記検査項目判
    断サーバが参照できるようになるものである請求項36
    に記載の生体情報検出システム。
  38. 【請求項38】 前記IDは、前記検査項目判断サーバ
    があらかじめ保持している請求項36に記載の生体情報
    検出システム。
  39. 【請求項39】 所定の検査項目に対応した生体情報を
    生体から検出する検出手段を有する端末であって、 起動時に、前記生体情報に基づき前記検査項目に対する
    判断を行う検査項目判断サーバ検査項目判断サーバが、
    あらかじめ設定された検査項目に対応した生体情報に基
    づき、前記あらかじめ設定された検査項目に関する判断
    を行うと、 その判断の結果に基づき、前記検出手段を
    動作させるためのプログラムおよび/またはデータを蓄
    積したプログラムサーバから、所定のプログラムおよび
    /またはデータをダウンロードして、前記検出手段に前
    記所定のプログラムおよび/またはデータに基づく動作
    を行わせる端末。
  40. 【請求項40】 所定の検査項目に対応した生体情報を
    生体から検出する検出手段を有する端末であって、 前記検出手段が、あらかじめ設定された検査項目に対応
    した生体情報を検出すると、これを前記端末と通信し、
    前記生体情報に基づき前記検査項目に対する判断を行う
    検査項目判断サーバに送信し、 前記検査項目判断サーバは、検出された生体情報を受信
    すると、これに基づき前記あらかじめ設定された検査項
    目に関する判断を行い、前記判断の結果に基づき、前記
    検出手段の動作を継続させるかどうかの決定を行い、 前記決定が前記検出手段の動作の継続である場合は、前
    記検出手段に従前と同一の動作を行わせるか、または前
    記検出手段を動作させるためのプログラムおよび/また
    はデータを蓄積したプログラムサーバから所定のプログ
    ラムおよび/またはデータをダウンロードさせて、これ
    ら所定のプログラムおよび/またはデータに基づく動作
    を行わせる端末。
  41. 【請求項41】 前記検出手段は前記端末から脱着可能
    に接続されており、 前記所定のプログラムおよび/またはデータのダウンロ
    ードに伴い、前記端末に接続される前記検出手段の種類
    および/または個数が変更されるものである請求項39
    または40に記載の端末。
  42. 【請求項42】 前記所定のプログラムおよび/または
    データのダウンロードは、前記検出手段の動作が対応す
    る検査項目の変更のために行われる請求項39または4
    0に記載の端末。
  43. 【請求項43】 前記所定のプログラムおよび/または
    データのダウンロードは、前記検出手段の動作が、対応
    する検査項目が従前と同一のものであって検査方法が異
    なるものへの変更のために行われる請求項39または4
    0に記載の端末。
  44. 【請求項44】 前記検査項目判断サーバの前記判断に
    用いられる、前記検出手段の検出対象である生体に個別
    に関連した、前記生体情報としての個別生体情報と対応
    づけられたIDが付与されており、 前記検査項目判断サーバは、前記端末のIDを参照する
    ことにより、前記個別生体情報を用いて前記判断を行う
    請求項39または40に記載の端末。
  45. 【請求項45】 所定の検査項目に対応した生体情報を
    生体から検出する検出工程を有する工程と、 前記検出工程を実行させるためのプログラムおよび/ま
    たはデータを蓄積したプログラム蓄積工程と、 前記検出工程により検出された前記生体情報に基づき前
    記検査項目に対する判断を行う検査項目判断工程とを備
    え、 前記検出工程が実行開始すると、前記検査項目判断工程
    により、あらかじめ設定された検査項目に対応した生体
    情報に基づき、前記あらかじめ設定された検査項目に関
    する判断を行い、前記判断の結果に基づき、前記検出工
    程を有する工程のために、前記プログラム蓄積工程によ
    り蓄積されている所定のプログラムおよび/またはデー
    タをダウンロードさせて、前記検出工程により、前記所
    定のプログラムおよび/またはデータに基づく動作を行
    わせる生体情報検出方法。
  46. 【請求項46】 所定の検査項目に対応した生体情報を
    生体から検出する検出工程を有する工程と、 前記検出工程を実行させるためのプログラムおよび/ま
    たはデータを蓄積したプログラム蓄積工程と、 前記検出工程により検出された前記生体情報に基づき前
    記検査項目に対する判断を行う検査項目判断工程とを備
    え、 前記検出工程により、あらかじめ設定された検査項目に
    対応した生体情報を検出すると、前記検出工程を含む工
    程により、これを前記検査項目判断工程にて処理される
    よう送信し、 前記検査項目判断工程により、検出された生体情報に基
    づき、前記あらかじめ設定された検査項目に関する判断
    を行い、前記判断の結果に基づき、前記検出工程を継続
    させるかどうかの決定を行い、 前記決定が前記検出工程の継続である場合は、前記検出
    工程に従前と同一の動作を行わせるか、または前記プロ
    グラム蓄積工程により蓄積されている所定のプログラム
    および/またはデータをダウンロードさせて、これら所
    定のプログラムおよび/またはデータに基づく動作を行
    わせる生体情報検出方法。
  47. 【請求項47】 請求項31に記載の生体情報検出シス
    テムの、所定の検査項目に対応した生体情報を生体から
    検出する検出手段を有する端末と、前記検出手段を動作
    させるためのプログラムおよび/またはデータを蓄積し
    たプログラムサーバと、前記端末と通信し、前記生体情
    報に基づき前記検査項目に対する判断を行う検査項目判
    断サーバとの全部または一部としてコンピュータを機能
    させるためのプログラム。
  48. 【請求項48】 請求項32に記載の生体情報検出シス
    テムの、所定の検査項目に対応した生体情報を生体から
    検出する検出手段を有する端末と、前記検出手段を動作
    させるためのプログラムおよび/またはデータを蓄積し
    たプログラムサーバと、前記端末と通信し、前記生体情
    報に基づき前記検査項目に対する判断を行う検査項目判
    断サーバとの全部または一部としてコンピュータを機能
    させるためのプログラム。
  49. 【請求項49】 請求項24に記載のプログラムを担持
    した媒体であって、コンピュータにより処理可能な媒
    体。
  50. 【請求項50】 請求項47に記載のプログラムを担持
    した媒体であって、コンピュータにより処理可能な媒
    体。
  51. 【請求項51】 請求項48に記載のプログラムを担持
    した媒体であって、コンピュータにより処理可能な媒
    体。
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