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JP2002320139A - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

Info

Publication number
JP2002320139A
JP2002320139A JP2001121478A JP2001121478A JP2002320139A JP 2002320139 A JP2002320139 A JP 2002320139A JP 2001121478 A JP2001121478 A JP 2001121478A JP 2001121478 A JP2001121478 A JP 2001121478A JP 2002320139 A JP2002320139 A JP 2002320139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
camera device
wavelength
metal complex
complex compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001121478A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiichi Iwanaga
泰一 岩永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001121478A priority Critical patent/JP2002320139A/ja
Publication of JP2002320139A publication Critical patent/JP2002320139A/ja
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  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間照明で来客に不快感を持たせず、かつ薄
暮時及び白熱球による照明下で昼間と同等の自然な色再
現性がある画像が得られる、近赤外LEDを夜間の照明
用光源とするカメラ装置を安価に提供する。 【解決手段】 金属と有機化合物から生成される金属錯
化合物を有する近赤外光カット材料と合成樹脂材料とで
形成され、波長が概略650nm〜800nmの光を選
択的に透過させない光学素子3を、被写体7と撮像手段
4と間に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近赤外領域まで感
度を有するカラービデオカメラを用いたカメラ装置に関
し、特に波長が概略650nm〜800nmの光に対し
て選択的に低い透過率を有する光学素子を具備したカメ
ラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の第1のカメラ装置について、図5
のブロック図を参照しつつ説明する。図5において、従
来の第1のカメラ装置では、概略650nm以上の波長
の光線を透過させない特性を有する近赤外カットフィル
タ10を、CCD 4のセルサイズにより決定されるカ
ットオフ空間周波数以上の周波数成分を減衰させる、い
わゆる色モアレ低減作用を有する光学ローパスフィルタ
2と張り合わせて集光レンズ1と撮像素子4の間に配置
していた。これは、概略700nm以上の長い波長の近
赤外光を除去して、前記近赤外光による露光過多を防止
し、かつ良好な色再現性を実現するためである。また、
この従来の第1のカメラ装置においては、夜間に可視光
LEDで被写体の照明を行ってカラー画像をモニターし
ている。すなわち、従来の第1のカメラ装置は昼夜間と
もにカラー画像をモニターできるよう構成されている。
【0003】ところが、従来の第1のカメラ装置は、可
視光LEDを夜間照明として用いるため、来客には眩し
く、かつ不快感を与える畏れがあった。このことにより
その様な装置の使用者自身が来客に対して失礼であると
感じていた。また、来客が眩しく感じないように光源に
散光手段を用いた場合、照明光が周辺に散乱するので必
要な照度が得られないという問題があった。
【0004】そこで、図6に示す従来の第2のタイプの
カメラ装置として、昼間をカラー画像で、夜間を赤外線
照明によるモノクロ画像でそれぞれ撮影するよう構成さ
れたものがある。そのような第2の従来例のカメラ装置
においては、夜間の照明用光源として800〜1000
nmの範囲内に波長のピークを持つ近赤外LED 5を
用いている。この場合、従来の第1のタイプのカメラ装
置に用いる図5の近赤外カットフィルタ10は、概略6
50nm以上の波長の光線を透過させないため、この第
2のタイプのカメラ装置における照明用光源の近赤外L
ED 5に対しては不適当である。また、第2の従来の
カメラ装置から単に図5の近赤外カットフィルタ10を
除いただけでは、撮像素子4が有効な感度を有する波長
650〜800nmの近赤外光による露光過多現象の結
果、薄暮時及び白熱球による照明下では自然な色再現が
できないという問題があった。
【0005】その問題を解決するために、特開平10−
108206号公報に開示されている図6に示すような
カメラ装置が提案されている。この図6のカメラ装置に
おいては、概略650nm〜800nmの波長の光線の
透過率を低くした、いわゆるバンドストップフィルタ
(以下、このように所定の波長帯域の光の透過率を低く
した透過特性を有するフィルタをバンドストップフィル
タという。)の特性を持った光学薄膜20を光学ローパ
スフィルタ2の片面に蒸着によって形成し、レンズ1と
撮像素子4との間に配置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平10−1082
06号公報に開示されているカメラ装置では、夜間照明
に近赤外LEDを用いて来客に不快感を与えることなく
十分な視認性を確保できるとともに、薄暮時及び白熱球
による照明下では自然な色再現ができる。さらに、その
製造工程において、光学ローパスフィルタと近赤外カッ
トフィルタとの貼り合わせに要する工数と部品点数を削
減を行っている。しかし、この先行例の場合、光学ロー
パスフィルタの片面に蒸着によって形成する光学薄膜自
体が高価であるため、カメラ装置の製造コスト低減には
余り貢献できないという問題があった。
【0007】本発明は、薄暮時及び白熱球による照明下
で昼間と同等の自然な色再現性能を有し、夜間来客に不
快感を与えず、かつ充分な視認性能を安価に提供できる
カメラ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラ装置は、
被写体から入射する光を集光する結像光学手段、前記結
像光学手段により集光された光をカラー映像信号に変換
する撮像素子、前記撮像素子から出力されるカラー映像
信号を処理してビデオ信号を得る映像信号処理手段、前
記被写体を照明する、波長が800〜1000nmの範
囲内にピークを持つ近赤外光を発光する発光手段、及び
金属と有機化合物から生成される金属錯化合物を有する
近赤外光カット材料と合成樹脂材料との混合物で形成さ
れ、前記撮像素子に入射する光の光路上に設けられ、そ
の光の中の波長が650nm〜800nmの光に対して
選択的に低い透過率を有する光学素子を具備している。
【0009】この構成によれば、光学素子がバンドスト
ップフィルタの特性を有しているため、薄暮時及び白熱
球による照明下で、650nm〜800nmの波長の光
の透過率を非常に低くして昼間と同等の自然な色再現性
能を有するカラー画像を撮影することができる。また、
夜間撮影時には、照明用に近赤外光を用いているため、
夜間来客に眩しさによる不快感を持たせず、かつ充分な
視認性能が得られる。さらに、射出成形で容易に形成で
きる光学素子を用いるため、高価な光学薄膜を使用せず
カメラ装置を安価に製造できる。
【0010】上記構成のカメラ装置において、光学素子
を形成する透明な合成樹脂材料は、アクリルまたはポリ
カーボネイトとするのが好ましい。合成樹脂材料を射出
成形が可能な材料とすることで、光学素子を射出成形に
より安価かつ安定的に供給できる。また、カメラ装置の
結像光学手段あるいは外装の一部を、光学素子を形成す
る材料である近赤外光カット材料と透明な合成樹脂材料
との混合物を用いて樹脂成形により形成するのが好まし
い。これにより、光学素子や照明用発光装置の配置に自
由度を持たせ、ひいてはカメラ装置の小型化を可能にで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明のカメラ装置の好適な
実施例について、添付の図面を参照しつつ説明する。
【0012】《実施例1》図1は、本発明の実施例1の
カメラ装置の要部の構成を示すブロック図である。図1
において、照明用近赤外LED 5の発光する光を照射
された、例えば訪問者等の被写体7からの反射光は、結
像光学手段であるレンズ1を通してカメラ装置に入射す
る。カメラ装置に入射した光は、所定厚さの人工水晶か
ら成る光学ローパスフィルタ2、本発明の特徴部分の光
学素子である近赤外光バンドストップフィルタ3を通し
て撮像素子であるCCD 4の受光面にレンズ1により
結像する。CCD 4により撮像された光画像は、カラ
ー映像信号に変換されて映像信号処理部6に入力され、
ビデオ信号として外部に出力される。
【0013】この光学素子である近赤外光バンドストッ
プフィルタ3は、金属と有機化合物から生成される金属
錯化合物(例えば、銅イオン(金属)とリン酸化合物
(有機化合物)との金属錯化合物を有する近赤外光カッ
ト材料と基材となる透明なアクリル樹脂との混合物で形
成されている。この近赤外光バンドストップフィルタ3
の基材としては、透明なポリカーボネート樹脂を使用し
ても同様な効果が得られる。
【0014】この近赤外光バンドストップフィルタ3の
光学特性について図2を参照しつつ説明する。図2は、
この近赤外光バンドストップフィルタ3の透過率の分光
特性を表すグラフである。図2の横軸は光の波長、縦軸
は透過率を表している。図2に示すように、図1に示す
実施例1の近赤外光バンドストップフィルタ3は、波長
が650nm以下の可視光を83%透過させ、波長が6
50〜800nmの図1のCCD 4の感度の高い近赤
外光は概略30%しか透過させない。また、この近赤外
光バンドストップフィルタ3は可視光でない範囲、すな
わち波長が概略950nm±50nmの範囲の近赤外光
について概略80%以上を透過させる特性を有してい
る。
【0015】また、本実施例1に用いる照明用LED
5は、中心波長が波長950nmのものであって、現在
入手できるLEDの中で、LEDの発光部からの発光が
見えないものとしては最短の波長を有するものである。
これより短い波長のLEDを用いると、照明時に発光部
が赤く発色しているのが見える。したがって、中心波長
が950nmより短い波長のLEDを照明用として用い
た場合、赤色の照明光が見え、訪問者が違和感を持つ畏
れがある。
【0016】次に本実施例1のカメラ装置による夜間撮
影の動作について図1を参照しつつ説明する。図1にお
いて、照明用近赤外LED 5から発せられた中心波長
が950nmの近赤外光は被写体7で反射され、結像手
段であるレンズ1を通過し、光学ローパスフィルタ2を
通過する。この光学ローパスフィルタ2は、CCD 4
のセルサイズにより決定されるカットオフ空間周波数以
上の周波数成分を減衰させ、いわゆる色モアレを低減さ
せることを目的として従来より用いられているものであ
る。すなわち、この光学ローパスフィルタ2は、本発明
の光学素子である近赤外バンドストップフィルタ3とは
作用が異なる。光学ローパスフィルタ2を通過した近赤
外光は、次に近赤外バンドストップフィルタ3を通過し
てCCD 4の面で結像する。
【0017】前述したように本実施例1の近赤外バンド
ストップフィルタ3は、概略650〜800nmの波長
の近赤外光の透過率を選択的に非常に低くし、中心波長
950nm付近の照明用LED 5より発せられる近赤
外光を選択的に透過させる。波長が1000nmより長
い近赤外光やそれ以上の波長の赤外光についてはCCD
4が有効な感度をもたないため、透過しても画像に影
響を及ぼさない。また、昼間の撮影では、カメラ装置に
入射する光は、可視光が大部分を占めるため概略800
〜1000nmの波長を有する近赤外光は同様に画像に
影響を及ぼさない。
【0018】この実施例において、近赤外バンドストッ
プフィルタ3は、波長が650nm〜800nmの近赤
外光に対する透過率が低く、かつ650nmより短い波
長の可視光、及び800nm〜1000nmの波長の近
赤外光に対する透過率は高くなるように構成されてい
る。それゆえ、CCD 4の露光感度の高い650nm
〜800nmの波長の近赤外光の透過は低く抑えられ、
露光過多現象は防止できる。薄暮時あるいは白熱電球に
よる照明下の撮像でのカメラ装置に入射する光の分布で
は、800nm以上の近赤外光の量に比べ、可視光の量
が多いため、自然な色再現が可能なカラー撮影ができ
る。さらに、自然光及び白熱電球による光量が撮影には
不足な状況において、波長が800nm〜1000nm
にピークを持つ近赤外LED 5による照明が主となる
場合には、CCD 4にはLED照明による充分な光量
が入射し良好な撮影ができる。
【0019】なお、近赤外バンドストップフィルタ3
は、基材となる合成樹脂材料としてアクリル樹脂あるい
はポリカーボネイト樹脂を用いているため、射出成形に
よりその形状は自在に成形可能である。これにより、こ
の近赤外バンドストップフィルタ3は安価に量産でき
る。
【0020】《実施例2》図3は本発明の実施例2のカ
メラ装置の要部を示すブロック図である。この実施例2
のカメラ装置は、波長が概略650nm〜800nmの
光の透過率を選択的に低くした実施例1の近赤外バンド
ストップフィルタ3を形成する材料で結像光学手段であ
るレンズ1aを形成したものである。したがって、実施
例1と同じ部分には同一付号を付して重複する説明は省
略する。
【0021】図3に示す実施例2のカメラ装置では、レ
ンズ1aが、波長650nm〜800nmの波長の成分
に対して非常に低い透過性をもつ材料で作られている。
それ故、被写体7から入射する反射光の中で波長が概略
650nm〜800nmの光については選択的にレベル
が低い。したがって、実施例2のカメラ装置は、レンズ
1aにより波長が概略650nm〜800nmの光の成
分がをカットされた入射光を光学ローパスフィルタ2を
通してCCD 4の撮像面上に結像させる。この実施例
2では、レンズ1aが実施例1の光学素子である近赤外
バンドストップフィルタ3と同様な作用をするため、レ
ンズと別に近赤外バンドストップフィルタ3を用いずに
図1に示した実施例1と同様な効果が得られる。このよ
うな構成とすることにより、カメラ装置の小型化と部品
点数の削減が可能となる。また、基材となる合成樹脂材
料としてアクリル樹脂あるいはポリカーボネイト樹脂を
用いているため、射出成形によりその形状は自在に成形
可能であり、レンズ1aは容易に大量生産することがで
きる。
【0022】《実施例3》図4は本発明の実施例3のカ
メラ装置の要部の構成を示す断面図である。実施例3の
カメラ装置は被写体からの光が入射するカメラ装置の外
装筐体8の窓部に、実施例1の近赤外バンドストップフ
ィルタ3と同様の材料で形成された光学素子3aを配置
したものである。したがって、実施例1と同じ部分には
同一付号を付して重複する説明を省略する。図4に示し
た、実施例3のカメラ装置は、レンズ1、光学ローパス
フィルタ2、CCD 4、及び照明用近赤外LED 5を
内蔵する外装筐体8と、その窓部に波長が概略650n
m〜800nmの光に対して非常に低い透過率をもつ実
施例1の近赤外バンドストップフィルタ3と同様の材料
で樹脂成形により形成された光学素子3aを配置し、外
装筐体8の一部として構成している。
【0023】光学素子3aは、レンズ1の視野を妨げな
い面積を有し、超音波溶着等により外装筐体8に取り付
けられる。また、光学素子3aは、基材となる合成樹脂
材料としてアクリル樹脂あるいはポリカーボネイト樹脂
を用いているため、射出成形によりその形状は自在に成
型可能であり、図3に示すような平面形状に限らず湾曲
面形状や半球状に形成でき、その効果に変わりはない。
また、照明用LED 5は外装筐体8の内部に配置した
例で説明したが、外部に配置しても良いのはいうまでも
ない。
【0024】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明のカメラ装置によれば、射出成形の容易な材料で
形成した光学素子を用いることにより、波長が概略65
0nm〜800nmの光をカットした入射光による画像
をCCD4の撮像面上に結像させることができる。その
結果、近赤外LEDを夜間の照明用光源とするカメラ装
置において、夜間照明で来客に不快感を持たせず、かつ
薄暮時及び白熱球による照明下で昼間と同等の自然な色
再現性がある画像を安価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1のカメラ装置の要部の構
成を示すブロック図
【図2】本発明による光学素子3の分光特性を示すグラ
【図3】本発明による実施例2のカメラ装置の要部の構
成を示すブロック図
【図4】本発明による実施例3のカメラ装置の構成を示
す断面図
【図5】従来の第1のカメラ装置の要部の構成を示すブ
ロック図
【図6】従来の第2のカメラ装置の要部の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】 1、1a レンズ 2 光学ローパスフィルタ 3、3a 光学素子(近赤外バンドストップフィルタ) 4 CCD 5 照明用LED 6 映像信号処理部 7 被写体 8 外装筐体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体から入射する光を集光する結像光
    学手段、 前記結像光学手段により集光された光をカラー映像信号
    に変換する撮像素子、 前記撮像素子から出力されるカラー映像信号を処理して
    ビデオ信号を得る映像信号処理手段、 前記被写体を照明する、波長が800〜1000nmの
    範囲内にピークを持つ近赤外光を発光する発光手段、及
    び金属と有機化合物から生成される金属錯化合物を有す
    る近赤外光カット材料と透明な合成樹脂材料との混合物
    で形成され、前記撮像素子に入射する光の光路上に設け
    られ、その光の中の波長が650nm〜800nmの光
    に対して選択的に低い透過率を有する光学素子を具備す
    ることを特徴とするカメラ装置。
  2. 【請求項2】 前記光学素子の透明な合成樹脂材料がア
    クリル樹脂またはポリカーボネイト樹脂であることを特
    徴とする請求項1記載のカメラ装置。
  3. 【請求項3】 前記光学素子を、被写体と結像光学手段
    と撮像素子との間の光路少なくとも一つに配設したこと
    を特徴とする請求項1または2記載のカメラ装置。
  4. 【請求項4】 前記結像光学手段を構成する部材の被写
    体からの光が入射する部分を前記金属と有機化合物から
    生成される金属錯化合物を有する近赤外光カット材料と
    透明な合成樹脂材料との混合物を用いて樹脂成形により
    形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のカ
    メラ装置。
  5. 【請求項5】 外装筐体を構成する部材の被写体からの
    光が入射する窓部を前記金属と有機化合物から生成され
    る金属錯化合物の近赤外光カット材料の樹脂成形により
    形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のカ
    メラ装置。
  6. 【請求項6】 前記金属錯化合物は銅イオンとリン酸化
    合物との金属錯化合物であることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載のカメラ装置。
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