[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2002308182A - 強化型航海データ記録装置 - Google Patents

強化型航海データ記録装置

Info

Publication number
JP2002308182A
JP2002308182A JP2002031514A JP2002031514A JP2002308182A JP 2002308182 A JP2002308182 A JP 2002308182A JP 2002031514 A JP2002031514 A JP 2002031514A JP 2002031514 A JP2002031514 A JP 2002031514A JP 2002308182 A JP2002308182 A JP 2002308182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voyage
enhanced
recorder
voyage recorder
solid state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002031514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3878025B2 (ja
Inventor
Margaret Browning
ブラウニング マーガレット
Gregory W Purdom
ダブリュー パードン グレゴリー
Andrew Zarling
ザーリング アンドリュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
L3 Technologies Inc
Original Assignee
L3 Communications Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by L3 Communications Corp filed Critical L3 Communications Corp
Publication of JP2002308182A publication Critical patent/JP2002308182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3878025B2 publication Critical patent/JP3878025B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0841Registering performance data
    • G07C5/085Registering performance data using electronic data carriers
    • G07C5/0858Registering performance data using electronic data carriers wherein the data carrier is removable

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Recording Measured Values (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 航海データ記録装置(VDR)によって取得
されたデータを保護して、事故または「事件」の捜査の
際にデータを使うことができる強化型の航海記録装置
(HVR)を提供すること。 【解決手段】 本発明の強化型航海記録装置は、航海船
舶上において用いられる取外し可能なメモリモジュール
を含む強化型航海記録装置であって、該取外し可能なメ
モリモジュールは、(a)ソリッドステートメモリを収
容する内部キャビティを含む外側ハウジングと、(b)
該外側ハウジング用のカバーと、(c)該内部キャビテ
ィの内部に配置される熱絶縁体であって、該熱絶縁体
は、第2の内部キャビティの少なくとも一部分を規定
し、該ソリッドステートメモリは、該第2の内部キャビ
ティ内に配置される、熱絶縁体とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海上輸送船舶の運
行に関するデータを記録するための方法および装置に関
する。より詳細には、本発明は、事故または「事件」に
至るデータを記録し、保護するための方法および装置に
関する。さらに、本発明は概して、熱に弱いアイテム
(例えば、航海データ記録装置において用いられるソリ
ッドステートメモリデバイスおよびそのようなもの)
を、航海事故の後に発生し得る火災から保護する方法お
よび装置に関する。本発明は概して、このようなアイテ
ムを衝撃による損傷および湿気による影響から保護する
方法および装置にも関する。
【0002】
【従来の技術】国外にいる船舶において発生するデータ
および可聴コマンドの記録は、航海時の事故および事件
の調査に有用であり得ることが、長年指摘されてきた。
実際、これは従来の船舶の航海日誌にとって欠かせない
技術適用であると、多くの人が認識していた。このよう
な要望が頂点に達したことにより、航海データ記録装置
(VDR)の性能を管理する国際規格が作られた。
【0003】上記の主張の価値は、1974年、国際海
事機関(IMO)の「海上における人命の安全のための
国際条約」(SOLAS)会議によって承認され、同会
議は、航空機のフライトレコーダである「ブラックボッ
クス」に類似した記録装置を船舶に搭載したいとの希望
を表明した。これが契機となって、航海データ記録装置
(VDR)に関する国際規格および要件が時間をかけて
確立されることとなった。
【0004】1996年、長年議論が重ねられてきたこ
のVDRに関する要件が、IMOの航行(naviga
tion)およびエレクトロニクスに関する部会(NA
V)において浮上した。その後のIMOによるVDRに
関する決議を見越して、IEC(国際電気標準会議)T
C80はWG11を形成し、NAVによる要求の起草案
に基づいて、VDRに関する仕様の構築に着手した。1
997年11月、IMOはA.861(20)に関する
決議を通過させ、1999年3月の投票による委員会の
草案として、IEC規格61996が完成した。この仕
様書は、2000年8月に公開された。
【0005】IEC61996の海上輸送データ記録装
置の性能に関する要求においては、データ取得機能およ
び格納機能についての記載があり、「保護カプセル」お
よび「最終格納媒体」について言及している。この規格
を満たすためのアーキテクチャが、2つの主要コンポー
ネントと共に現れた。
【0006】第1のコンポーネントにおいて、船舶のイ
ンターフェース、データ取得機能およびソフト記録機能
が、データ管理ユニット(DMU)に収容される。DM
Uは、比較的良好な環境のブリッジでの取付けを想定し
ている。第2のコンポーネントは、保護カプセルおよび
最終格納媒体を収容する強化型の航海記録装置(HV
R)である。HVRは、残存性および復元性を重要視し
て設計され、船橋楼甲板へのまたは上部構造の上面への
外部からの取付けを想定している。
【0007】強化型の航海記録装置(HVR)の主な機
能は、航海データ記録装置(VDR)によって取得され
たデータを保護して、事故または「事件」の捜査の際に
データを使うことができるようにすることである。
【0008】同一譲受人に譲渡され、かつ、同時係属中
である米国特許出願に、HVRのエレクトロニクスおよ
びソフトウェアに関連する詳細についての開示がある。
本願は、メモリを含む「保護カプセル」の物理的な面に
ついての詳細に関する。この保護カプセルは、衝撃によ
る損傷、熱による損傷および湿気による損傷からメモリ
を保護しなければならない。
【0009】航空機のフライトレコーダの分野では、
「ボイラー」を用いて、メモリを熱による損傷から保護
することが知られている。本明細書中、「ボイラー」と
いう用語を、保護対象のデバイス(例えば、ソリッドス
テートメモリデバイス)から熱質量を隔離するために用
いることが可能な、複数の(2つ以上の)区画分けされ
た収納構造として定義する。
【0010】1998年5月12日に出願された、「F
light Crash Survivable St
orage Unit With Boiler Fo
rFlight Recorder Memory」と
いうタイトルの米国特許第5,750,925号(原譲
受人:Local Fairchild,Corp.)
に、このような「ボイラー」についての記載がある。本
明細書中、同特許の内容全体を参考のため援用する。よ
り詳細には、この’925特許では、摂氏1100度
(およそ華氏2000度)の温度に耐えるように設計さ
れたユニットについての記載がある。本明細書中、この
温度を、比較的短期間における「高温」環境として定義
する。
【0011】’925特許に記載されたこのユニット
は、熱に弱いコンポーネント(例えば、ソリッドステー
トメモリ)を高温環境(例えば、航空機の火災が生じる
ことの多い環境)において保護する用途に適している。
しかし、航海における衝突の後に熱に弱いコンポーネン
トを残存させるという点に密接に関係する問題は、航空
機事故の後のそれとは全く異なり、また、Purdom
らによってもあるいはあらゆる公知の航海記録装置によ
っても対策は講じられていない。
【0012】詳細には、航海記録装置は、「低温」での
火災(すなわち、比較的長時間(例えば、10時間)に
わたって260℃で燃える(またはくすぶる)火災。こ
れを本明細書における低温火災の定義とする)において
残存しなければならない。このような要求は、1100
℃の環境に1時間にわたって耐える能力を要求している
航空機レコーダ業界の高温残存性に関する仕様とは、反
対である。
【0013】低温火災は、従来技術の保護ユニット(例
えば、上記にて援用した’925特許に記載の保護ユニ
ット)の場合は問題とはならなかった。なぜならば、こ
れらのユニットでは、「TSOP」(肉薄小型外形パッ
ケージ)メモリコンポーネントを用いて、そこからリー
ドを伸ばしていたからである。その結果、基板が低温火
災において残存できなかった(あるいは残存しなかっ
た)した場合にも、メモリは必ず残存し、「再作動」
(すなわち、別の基板上に容易に配置して、読み出すこ
と)が可能であった。
【0014】本願(航海記録装置に関する出願)では、
基板レベルでの低温火災残存性が非常に重要となる。な
ぜならば、この点は、メモリコンポーネント用の「BG
A」(ボールグリッドアレイ)パッケージを用いる際に
所望される点であるからである。これらの小型のパッケ
ージはより高密度でのパッケージングが可能であり、
「不動産」の利用が少ないなどの特徴があるが、接続が
デバイスの下で行なわれるという制約(すなわち、(T
SOPからはリードは伸びているのに対し)BGAパッ
ケージの周辺部からはリードが伸びていない点)が難点
となっている。これにより、低温火災後に基板を再作動
させることが困難または不可能になっている。それで
も、このBGA設計は、別の場合においては上記のよう
な理由(および下記に述べるような理由)のために所望
されている。
【0015】さらには、例えば、BGAはTSOPより
も接続部分の間隔が大きいため、BGAパッケージング
が望ましい。この点により、BGAの方が半田ブリッジ
を回避するのが容易となるため、BGAユニットの信頼
性が増す。信頼性が高いことに加えて、BGAメモリを
用いたユニットは、作製が容易である。
【0016】そのため、BGAからのリード伸長ができ
ない点と、低温火災時に基板が破壊された場合にメモリ
格納ユニットの再作動が困難(あるいは不可能)である
点とを以ってしても、BGAメモリを(航海でのコンテ
キストにおいて)提供し、保護すること(すなわち、
(比較的長時間にわたる低温火災において基板レベルで
残存することが可能な)ボイラーによって保護されたB
GAソリッドステートメモリを提供すること)が望まし
い。
【0017】さらに、’925特許を基準フレームとし
て用いて、同特許に記載されているボイラーは、航海で
の用途において要求される機械的統合性を提供しない。
より詳細には、航海用途の仕様において「貫入」につい
て述べた部分は、フライトレコーダに関するそれとは異
なる。なぜならば、航海事故に伴う物体のサイズは、航
空機の衝突に伴う比較的軽量の物体よりもかなり大きい
ことが多いからである。
【0018】そのため、貫入物(貫入する物体)はエネ
ルギーを吸収せず、破壊される。物体(例えば、船舶の
コンポーネントまたは船舶そのもの)は(航空機部品と
比較して)比較的大きく、重量も重く、また、貫入物の
エネルギーは直接ボイラーに向かい得るため、航海のコ
ンテキストにおいてボイラーを用いる際の構造の問題
は、フライトレコーダのコンテキストには存在しなかっ
た新たな深刻な問題となっている。航海用途のボイラー
が残存し、その保護機能を果たした場合、ボイラーに用
いられる形状、構造および材料が問題となる。
【0019】従来技術のボイラーが呈しているさらなる
問題(例えば、’925特許に記載されている問題)の
ために、従来技術のボイラーには航海用途における適切
性の点において制約がある。詳細には、このようなボイ
ラーと関連して用いられるケーブルを出す設計は、航海
用途には不適切である。なぜならば、この設計は、ボイ
ラーそのものの構造統合性に強い影響を与えるため、航
海環境用途には不適切であるからである。
【0020】’925特許を参照すると、プレートエッ
ジ部から矩形に切り抜かれた部分を介してケーブルをボ
イラーから出していることが分かる;これが、ふたの弱
点となっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、航海
データ記録装置(VDR)によって取得されたデータを
保護して、事故または「事件」の捜査の際にデータを使
うことができる強化型の航海記録装置(HVR)を提供
することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の実施形態は、I
EC61996試験仕様の要件を満足するかまたは上回
る強化型航海記憶装置を提供する。
【0023】本発明の実施形態はまた、ボイラーにおい
て保護されるメモリユニットを組み込んだ強化型航海記
憶装置を提供する。
【0024】本発明の実施形態は、低温火災に比較的長
時間耐えることのできるボイラーを含む強化型航海記憶
装置を提供する。
【0025】本発明の実施形態は、BGAメモリを用い
た強化型航海記憶装置を提供する。
【0026】本発明の実施形態は、ボイラーの統合性に
影響が出ないように改良されたケーブル配線を備えたボ
イラーを含む強化型航海記憶装置を提供する。
【0027】本発明の実施形態は、改良されたカバーを
有するボイラーを含む強化型航海記憶装置を提供する。
【0028】本発明の実施形態は、ボイラーによって保
護されるスタック型メモリを含む強化型航海記憶装置を
提供する。
【0029】本発明を実現する強化型航海記憶装置(H
VR)は、2つの分離可能なサブアセンブリを含む。第
1のサブアセンブリは、船舶に直接取り付けられ、か
つ、電力接続およびデータ接続用の防水ケーブルを挿入
できるように設計された、取付けベースサブアセンブリ
である。第2のサブアセンブリは、素早い取外しが可能
なクランプによって取付けベースに取り付けられた取外
し可能な強化型メモリサブアセンブリである。
【0030】上記強化型メモリサブアセンブリは、外部
に取り付けられる水中位置ビーコンのためのブラケット
を有する。上記水中位置ビーコンは、(スプレー、雨ま
たはホースによる放水が原因となって発生する不注意に
よる活性化を回避するための)デュアル活性化湿気セン
サを備える。上記HVRは好適には、白色の反射ラベル
の付いた視認性の高いオレンジ色の蛍光色で塗装され
る。上記反射ラベルは、以下のような必要なテキストを
含む:これは、航海データ記憶装置です。開けないでく
ださい。(開けた場合)当局に通報が行きます。
【0031】上記取付けベースサブアセンブリは、本願
と同時出願された米国特許出願により詳細に開示されて
いるような、上記強化型メモリサブアセンブリ中のメモ
リに対するデータ受信およびデータ書込みを行うための
電子回路を含む。
【0032】上記取外し可能な強化型メモリサブアセン
ブリは好適には、1.5ギガバイトのスタック状に構成
されたBGAソリッドステートメモリを含む。上記BG
Aソリッドステートメモリは、ボイラーにおいて保護さ
れる。この好適な上記によれば、上記強化型メモリサブ
アセンブリは、実質的に円筒状のステンレススチール
「ベル」を含む。上記ベルは、上記ボイラーを受け入れ
る円筒状のウェルを規定する実質的な絶縁層を含む。
【0033】本発明を実現するボイラーは、二又分岐型
の円筒状部材を含む。上記二又分岐型の円筒状部材の一
方の部分は、相変化材料またはヒートシンクとして機能
する「熱質量」を含むように適合された熱膨張型キャビ
ティである。上記二又分岐型の円筒状部材のもう一方の
部分は、スタック型メモリ用の格納区画を規定する。
【0034】一実施形態において、リボンケーブルが、
上記スタック中の最終メモリ基板から伸びて、ステンレ
ススチールカバーのエッジ部から間隔を空けて配置され
た円形の開口部を通過する。上記ボイラーは、上記ベル
中の絶縁部によって規定される上記円筒状のウェルに配
置される。上記リボンケーブル上には、上記リボンケー
ブルを保護するためのシリコンゴムパッドが配置され、
上記円筒状のウェル中には、円筒状の絶縁体が充填され
る。ステンレススチールカバーは、絶縁部および上記ボ
イラーを上記ベル中に保持するために用いられ、2つの
スナップリングによって上記ベルにロックされる。
【0035】本発明の強化型航海記録装置は、航海船舶
上において用いられる取外し可能なメモリモジュールを
含む強化型航海記録装置であって、該取外し可能なメモ
リモジュールは、(a)ソリッドステートメモリを収容
する内部キャビティを含む外側ハウジングと、(b)該
外側ハウジング用のカバーと、(c)該内部キャビティ
の内部に配置される熱絶縁体であって、該熱絶縁体は、
第2の内部キャビティの少なくとも一部分を規定し、該
ソリッドステートメモリは、該第2の内部キャビティ内
に配置される、熱絶縁体とを備え、これにより上記目的
が達成される。
【0036】前記第2の内部キャビティ内に配置された
ボイラーをさらに備え、該ボイラーは、熱質量を収容す
るための収納区画と、内部に前記ソリッドステートメモ
リが配置される保護区画と、該収納区画と該保護区画を
相互接続するための手段とを含み、該相互接続手段は、
開くと、該収納区画と該保護区画との間に通路を提供し
得る。
【0037】前記ソリッドステートメモリは、およそ1
0時間にわたる260°Cのオーダーの温度から保護さ
れ得る。
【0038】前記ソリッドステートメモリは少なくとも
1つのBGAチップを含み得る。
【0039】前記外側ハウジングは、航海用途に適した
衝撃統合性を有し得る。
【0040】前記ボイラーは、前記保護区画を被覆する
カバープレートを含み、該カバープレートは、該カバー
プレートのエッジ部から間隔を空けて配置された貫通穴
を規定し、前記ソリッドステートメモリは、該貫通穴を
通じて伸びるケーブルに結合され得る。
【0041】前記ソリッドステートメモリはBGAメモ
リを含み得る。
【0042】前記ソリッドステートメモリはスタック型
メモリであり得る。
【0043】前記ボイラーは、前記保護区画を被覆する
カバープレートを含み、該カバープレートは、該カバー
プレートのエッジ部から間隔を空けて配置された貫通穴
を規定し、前記ソリッドステートメモリは、該貫通穴を
通じて伸びるケーブルに結合され得る。
【0044】前記貫通穴は実質的に円形であり得る。
【0045】前記カバープレートは前記ボイラーにプレ
スばめされ得る。
【0046】前記熱質量は相変化材料(PCM)を含み
得る。
【0047】前記PCMは、熱を吸収する気化作用によ
るエネルギー吸収を用い得る。
【0048】前記PCMは水であり得る。
【0049】前記水は、該水が凍結または膨張するのを
抑止する乾燥材料中に含まれ得る。
【0050】前記乾燥材料は、スポンジ、シリカ、ポリ
アクリルアミド、ケイ酸カルシウムまたは陶磁器用土を
含み得る。
【0051】前記熱質量は、水およびシリカを組み合わ
せることにより形成される乾燥粉体であり得る。
【0052】前記熱質量は、衝撃を吸収し得る。
【0053】前記熱質量は、水とポリアクリルアミドと
を組み合わせることにより形成されるゲルであり得る。
【0054】所定の温度において開くことにより、前記
熱質量を前記通路に流すことを可能にする安全バルブを
さらに備え得る。
【0055】前記安全バルブは、所定の温度において解
放される少なくとも1つの熱ベントプラグを備え得る。
【0056】前記熱ベントプラグは、蝋、パラフィン、
ビスマス合金または電気半田を含み得る。
【0057】前記外側ハウジング用の前記カバーは、ス
ナップリングによって該外側ハウジングに結合され得
る。
【0058】前記外側ハウジング用の前記カバーは、2
つのスナップリングによって該外側ハウジングに結合さ
れ得る。
【0059】前記外側ハウジングは、3メートルの距離
から発射された100mm、250kgの貫入物に耐え
得る。
【0060】
【発明の実施の形態】ここで図1〜3を参照して、本発
明による強化形航海記憶装置(HVR)10は、2つの
分離可能なサブアセンブリを含む。第1のサブアセンブ
リ12は、船舶に直接取り付けられ、かつ、電力接続部
およびデータ接続部用の防水ケーブルを挿入できるよう
に設計された、取付けベースサブアセンブリである。第
2のサブアセンブリ14は、素早い取外しが可能なクラ
ンプによって取付けベースに取り付けられた、取外し可
能な強化型メモリサブアセンブリである。
【0061】ここで、図1および2に示すようなサブア
センブリ12の機械的特徴を参照して、取付けベースサ
ブアセンブリ12は、3つの取付け穴18、20、22
を規定する下部フランジ16を有する。電力ケーブルと
データケーブルと(図示せず)の防水接続を提供するた
めに、2つのケーブルグランドコネクタ24、26が提
供される。図2において最良に分かるように、サブアセ
ンブリ12には、上部フランジ28も設けられる。上部
フランジ28は、取外し可能な強化型メモリサブアセン
ブリ14とのシーリング係合を提供するために用いられ
る強化型メモリサブアセンブリ14の機械的特徴として
は、水中位置ビーコン40外部から取り付けられる用の
ブラケット38がある。このビーコンは好適には、スプ
レー、雨またはホースによる放水が原因となって発生す
る不注意による活性化を回避するためのデュアル活性化
湿気センサを備える。サブアセンブリ14はまた、2つ
のリフトハンドル42、44と下部フランジ46とを有
する。下部フランジ46は、サブアセンブリとのシーリ
ング係合を提供するために用いられる。
【0062】HVRはまた、2つの素早い取外しが可能
なクランプ50、52を有するV字バンド48も有す
る。上述したように、HVRは好適には、白色の反射ラ
ベル(例えば、図1および図2に図示のラベル54)を
備えた、視認性の高いオレンジ色の蛍光色で塗装され
る。この反射ラベルは、以下のような(IEC6199
6によって)必要とされているテキストを含む:これ
は、航海データ記憶装置です。開けないでください。
(開けた場合)当局に通報が行きます。反射テープのス
トリップ19が図1に図示されており、これは、IEC
61996の要件をさらに満足させるものである。
【0063】HVR10のこの好適な実施形態は、高さ
がおよそ13インチで、直径はおよそ8インチである。
サブアセンブリ12の下部フランジ16は実質的に三角
形であり、側部はおよそ10インチである。HVRの総
重量はおよそ41ポンドであり、その中には、ベース1
2の重量であるおよそ13ポンドと、メモリサブアセン
ブリ14の重量であるおよそ28ポンドとが含まれる。
【0064】図4に示すように、サブアセンブリ14は
概して、ボイラー58において保護されるメモリ56を
含む。
【0065】より詳細には、サブアセンブリ14は、ス
テンレススチールベル60を含む。ステンレススチール
ベル60は好適には円筒状の形状であり、第1の内部円
筒状空間62を規定する。この円筒状空間62中には、
第2の内部円筒状空間66を規定する第1の絶縁部材6
4が配置される。
【0066】図4から分かるように、円筒状空間66
は、段差形状を有する。円筒状空間66中には、メモリ
56を含むボイラー58が配置される。円筒状空間66
中に第2の絶縁部材68が配置され、ボイラー58と空
間66の段差部分とを被覆する。ベル60は、ステンレ
ススチールディスク70でシーリングされる。このステ
ンレススチールディスク70は、内側スナップリングお
よび外側スナップリング(図示せず)によって所定位置
に保持される。
【0067】ここで図5〜図8を参照して、本発明によ
るボイラー58は、二又分岐型の円筒状部材80を含
む。この二又分岐型の円筒状部材80の一方の部分は、
相変化材料すなわちヒートシンクとして機能する「熱質
量」(図示せず)を含むように適合された、熱膨張型キ
ャビティ82(これを、図7において最良に図示する)
である。二又分岐型の円筒状部材80のもう一方の部分
84は、スタック型メモリ56用の格納区画を規定す
る。これらの2つの部分82および84は、デミスター
壁83によって分断される。デミスター壁83は、安全
バルブ85を含む。この安全バルブ85は、所定の温度
で開くことにより、熱質量を区画84中に入らせて、メ
モリを火災から保護する。
【0068】熱質量としての用途に適した適切な化合物
を挙げると、水および蝋があり、これらはどちらとも相
変化材料である。しかし、熱質量は相変化材料でなくて
もよい。熱質量に要求されるのは、ヒートシンクとして
の機能だけである。本発明の一実施形態によれば、水の
凍結または膨張を阻止する乾燥材料中に水を含ませる。
このような材料としては、(例えば)スポンジ、シリ
カ、ポリアクリルアミド、ケイ酸カルシウムまたは陶磁
器用土がある。熱質量を収容する収納区画82は、熱質
量の膨張を収容するための熱膨張型キャビティを含むこ
とができる点に留意されたい。
【0069】別の受容可能な熱質量としては、水および
シリカの組み合わせによって形成される乾燥粉体熱質量
か、または、水およびポリアクリルアミドの組み合わせ
によって形成されるゲルがある。このような組成物から
生成された熱質量は、本質的に衝撃を吸収し、これによ
り、ボイラー80中に含まれるメモリ56をさらに保護
することが可能となる。
【0070】この好適な実施形態によれば、メモリ56
は、3つの回路基板86、88、90を含む。これらの
3つの回路基板86、88、90はそれぞれ、電気結合
部87、89、91を有する。各回路基板は好適には、
4個の128メガバイトのBGAメモリチップまたは1
6個の32メガバイトのBGAメモリチップ(図示せ
ず)から組み立てられた、512メガバイトのメモリを
提供する。従って、メモリ56の総容量は好適には1.
5ギガバイトである。上記にて援用した関連出願に記載
されているように、メモリ基板に有利にMICチップを
設けて、メモリをアドレシングしてもよい。
【0071】各メモリ基板には、4つの周辺取付け穴9
2、94、96、98;100、102、104、10
6;および108、110、112、114が設けられ
る。3つのメモリ基板86、88、90は、4つのねじ
116、118、120、122と、4つのナイロン製
ナット(そのうち3つのみを図5中に示す)124、1
26、128と、8個のスペーサ(そのうち6つのみを
図5中に示す)130、132、134、136、13
8、140と組み立てられる。
【0072】これらの4つのねじ116、118、12
0、120はそれぞれ、図8中のねじ122を参照する
と最良に図示してあるねじ切り(threaded)ヘ
ッドを有する。4つの短尺短尺ねじ152、154、1
56、158によって、4つの周辺取付け穴144、1
46、148、150を有するカバープレート142
を、ねじ116、118、120、120のねじ切りヘ
ッドに締め付ける。図8に示すように、基板間コネクタ
は、基板の一方の側に雌部を有し、基板のもう一方の側
に雄部を有し、これにより、任意の数のスタッキングを
可能にする。従って、カバープレート142に直接隣接
するコネクタ91が、テープ160の一部によってカバ
ープレートから絶縁される。本発明の好適な実施形態に
よれば、図8に最良に示すように、カバープレート14
2は、ボイラー80中にプレスばめされる。
【0073】本発明のこの好適な実施形態によれば、図
8に最良に示すように、リボンケーブル162は、最終
メモリ基板90にハードワイヤードされる。上記にて援
用した本願と同時出願された関連出願により詳細に記載
があるように、リボンケーブル162には好適にはJl
Oコネクタ164が設けられ、これにより、ベースアセ
ンブリ中の電子回路に結合される。
【0074】本発明の好適な実施形態によれば、カバー
プレート142には、プレートのエッジ部から間隔を空
けて配置された円形の開口部166が提供される。リボ
ンケーブル162は、この開口部166を通過する。
【0075】これらの図(特に図4)に示すように、ケ
ーブル162は、6つの湾曲部を通る経路をたどる。こ
れらの湾曲部により、ケーブルがボイラーから出て行
き、2つの絶縁体64、68(図4)の間を通って、ス
テンレススチールディスク70中の開口部71を介して
ベル60から出て行き、ベルの底部上を移動して、図2
中の電子回路サブアセンブリ12に向かうことを可能に
する。開口部71から出ていくときのストレスを軽減す
るため、開口部71にケーブルガイド73が隣接して配
置される。
【0076】図4中に最良に示すように、リボンケーブ
ルの構成は、リボンケーブルが、従来技術のボイラー
(例えば、上述したような925特許のボイラー)の場
合におけるケーブルのように絶縁部を横断しなくてもよ
いような構成にされる。本発明によれば、このケーブル
は、ケーブルと絶縁部との間に配置されたシリコンゴム
パッドによってさらに保護される。
【0077】本発明による取外し可能なメモリサブアセ
ンブリは、3メートルの距離から発射された100mm
で250kgの貫入物に耐える。この取外し可能なメモ
リサブアセンブリは、は、11msの正弦半周期の50
gの衝撃と6,000メートルの深さの浸没とに耐え
る。このメモリは、260℃の火災に10時間耐える。
【0078】本明細書において、強化型航海データ記録
装置と、取外し可能なメモリモジュールアセンブリと、
内部のメモリを保護するためのボイラーとについて説明
および図示してきた。本発明の特定の実施形態について
説明してきたが、本発明をこれらの実施形態に限定する
ことは意図していない。なぜならば、本発明は、当該分
野が許す限りの範囲において広範であり、本明細書もそ
のように読まれることを意図しているからである。従っ
て、当業者であれば、本明細書中の特許請求の範囲に記
載されている意図および範囲から逸脱することなく、記
載の発明に特定の改変を為すことが可能であることが、
理解される。
【0079】強化型航海データ記録装置は、2つのサブ
システム(すなわち、取外し可能な不揮発性メモリモジ
ュールと、データ感知システムへの通信および上記メモ
リへのアクセスを行うための電子回路ならびにファーム
ウェアを含むベース)を有する。本発明によれば、上記
メモリは、「ボイラー」において保護されたスタック型
BGAメモリである。上記「ボイラー」は、比較的長時
間の低温火災環境に耐えるように設計される。上記ボイ
ラーおよび上記メモリモジュールサブシステムは、海難
事故に関連する貫入力に耐えるように設計される。上記
メモリのケーブル配線は、上記ボイラーの統合性に悪影
響が出ないように構成される。
【0080】
【発明の効果】本発明により、航海データ記録装置(V
DR)によって取得されたデータを保護して、事故また
は「事件」の捜査の際にデータを使うことができる強化
型の航海記録装置(HVR)を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるHVRの斜視図である。
【図2】図2は、本発明によるHVRの側面図である。
【図3】図3は、ビーコンブラケットを取り外した状態
の強化型メモリサブアセンブリ側部の立面図である。
【図4】図4は、図3中の線A〜Aに沿った断面図であ
る。
【図5】図5は、本発明によるボイラーの分解斜視図で
ある。
【図6】図6は、ボイラーを組み立てた状態の平面図で
あり、リボンケーブルを示す。
【図7】図7は、ボイラーを組み立てた状態の部分的断
面側部の立面図である。
【図8】図8は、図7において丸で印を付けた部分を拡
大した詳細図である。
【符号の説明】
12 サブアセンブリ 14 強化型メモリサブアセンブリ 16 下部フランジ 28 上部フランジ 38 ブラケット 40 水中位置ビーコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレゴリー ダブリュー パードン アメリカ合衆国 フロリダ 34232, サ ラソタ, ピン オークス ストリート 3737 (72)発明者 アンドリュー ザーリング アメリカ合衆国 フロリダ 34233, サ ラソタ, カサス ボニタス ドライブ 27

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航海船舶上において用いられる取外し可
    能なメモリモジュールを含む強化型航海記録装置であっ
    て、該取外し可能なメモリモジュールは、 (a)ソリッドステートメモリを収容する内部キャビテ
    ィを含む外側ハウジングと、 (b)該外側ハウジング用のカバーと、 (c)該内部キャビティの内部に配置される熱絶縁体で
    あって、該熱絶縁体は、第2の内部キャビティの少なく
    とも一部分を規定し、該ソリッドステートメモリは、該
    第2の内部キャビティ内に配置される、熱絶縁体とを備
    える、強化型航海記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の内部キャビティ内に配置され
    たボイラーをさらに備え、該ボイラーは、熱質量を収容
    するための収納区画と、内部に前記ソリッドステートメ
    モリが配置される保護区画と、該収納区画と該保護区画
    を相互接続するための手段とを含み、該相互接続手段
    は、開くと、該収納区画と該保護区画との間に通路を提
    供する、請求項1に記載の強化型航海記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ソリッドステートメモリは、およそ
    10時間にわたる260°Cのオーダーの温度から保護
    される、請求項2に記載の強化型航海記録装置。
  4. 【請求項4】 前記ソリッドステートメモリは少なくと
    も1つのBGAチップを含む、請求項2に記載の強化型
    航海記録装置。
  5. 【請求項5】 前記外側ハウジングは、航海用途に適し
    た衝撃統合性を有する、請求項2に記載の強化型航海記
    録装置。
  6. 【請求項6】 前記ボイラーは、前記保護区画を被覆す
    るカバープレートを含み、該カバープレートは、該カバ
    ープレートのエッジ部から間隔を空けて配置された貫通
    穴を規定し、前記ソリッドステートメモリは、該貫通穴
    を通じて伸びるケーブルに結合される、請求項2に記載
    の強化型航海記録装置。
  7. 【請求項7】 前記ソリッドステートメモリはBGAメ
    モリを含む、請求項3、4、5または6に記載の強化型
    航海記録装置。
  8. 【請求項8】 前記ソリッドステートメモリはスタック
    型メモリである、請求項3、4、5または6に記載の強
    化型航海記録装置。
  9. 【請求項9】 前記ボイラーは、前記保護区画を被覆す
    るカバープレートを含み、該カバープレートは、該カバ
    ープレートのエッジ部から間隔を空けて配置された貫通
    穴を規定し、前記ソリッドステートメモリは、該貫通穴
    を通じて伸びるケーブルに結合される、請求項3、4、
    5または6に記載の強化型航海記録装置。
  10. 【請求項10】 前記貫通穴は実質的に円形である、請
    求項9に記載の強化型航海記録装置。
  11. 【請求項11】 前記カバープレートは前記ボイラーに
    プレスばめされる、請求項9に記載の強化型航海記録装
    置。
  12. 【請求項12】 前記熱質量は相変化材料(PCM)を
    含む、請求項3、4、5または6に記載の強化型航海記
    録装置。
  13. 【請求項13】 前記PCMは、熱を吸収する気化作用
    によるエネルギー吸収を用いる、請求項12に記載の強
    化型航海記録装置。
  14. 【請求項14】 前記PCMは水である、請求項12に
    記載の強化型航海記録装置。
  15. 【請求項15】 前記水は、該水が凍結または膨張する
    のを抑止する乾燥材料中に含まれる、請求項14に記載
    の強化型航海記録装置。
  16. 【請求項16】 前記乾燥材料は、スポンジ、シリカ、
    ポリアクリルアミド、ケイ酸カルシウムまたは陶磁器用
    土を含む、請求項15に記載の強化型航海記録装置。
  17. 【請求項17】 前記熱質量は、水およびシリカを組み
    合わせることにより形成される乾燥粉体である、請求項
    12に記載の強化型航海記録装置。
  18. 【請求項18】 前記熱質量は、衝撃を吸収する、請求
    項3、4、5または6に記載の強化型航海記録装置。
  19. 【請求項19】 前記熱質量は、水とポリアクリルアミ
    ドとを組み合わせることにより形成されるゲルである、
    請求項18に記載の強化型航海記録装置。
  20. 【請求項20】 所定の温度において開くことにより、
    前記熱質量を前記通路に流すことを可能にする安全バル
    ブをさらに備える、請求項3、4、5または6に記載の
    強化型航海記録装置。
  21. 【請求項21】 前記安全バルブは、所定の温度におい
    て解放される少なくとも1つの熱ベントプラグを備え
    る、請求項20に記載の強化型航海記録装置。
  22. 【請求項22】 前記熱ベントプラグは、蝋、パラフィ
    ン、ビスマス合金または電気半田を含む、請求項21に
    記載の強化型航海記録装置。
  23. 【請求項23】 前記外側ハウジング用の前記カバー
    は、スナップリングによって該外側ハウジングに結合さ
    れる、請求項3、4、5または6に記載の強化型航海記
    録装置。
  24. 【請求項24】 前記外側ハウジング用の前記カバー
    は、2つのスナップリングによって該外側ハウジングに
    結合される、請求項23に記載の強化型航海記録装置。
  25. 【請求項25】 前記外側ハウジングは、3メートルの
    距離から発射された100mm、250kgの貫入物に
    耐える、請求項3、4、5または6に記載の強化型航海
    記録装置。
  26. 【請求項26】 前記外側ハウジングは、11msの正
    弦半周期の50gの衝撃に耐える、請求項3、4、5ま
    たは6に記載の強化型航海記録装置。
  27. 【請求項27】 前記外側ハウジングは、6,000メ
    ートルの深さの浸没に耐える、請求項3、4、5または
    6に記載の強化型航海記録装置。
  28. 【請求項28】 前記航海船舶上に配置されたデータセ
    ンサからのデータを受信する電子回路と、前記メモリモ
    ジュールへのデータ書込みを行う電子回路と、前記強化
    型航海記録装置を前記航海船舶上に取り付けるための取
    付け可能ベースとをさらに備える、請求項1に記載の強
    化型航海記録装置。
JP2002031514A 2001-04-10 2002-02-07 強化型航海データ記録装置 Expired - Fee Related JP3878025B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US28282101P 2001-04-10 2001-04-10
US09/899,646 2001-07-06
US60/282,821 2001-07-06
US09/899,646 US20020144834A1 (en) 2001-04-10 2001-07-06 Boiler for a hardened voyage data recorder

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006024982A Division JP2006151384A (ja) 2001-04-10 2006-02-01 強化型航海データ記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002308182A true JP2002308182A (ja) 2002-10-23
JP3878025B2 JP3878025B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=26961688

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002031514A Expired - Fee Related JP3878025B2 (ja) 2001-04-10 2002-02-07 強化型航海データ記録装置
JP2006024982A Pending JP2006151384A (ja) 2001-04-10 2006-02-01 強化型航海データ記録装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006024982A Pending JP2006151384A (ja) 2001-04-10 2006-02-01 強化型航海データ記録装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20020144834A1 (ja)
EP (1) EP1249796A3 (ja)
JP (2) JP3878025B2 (ja)
KR (1) KR20020080240A (ja)
CN (1) CN1284701C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101005864B1 (ko) 2005-09-01 2011-01-05 현대중공업 주식회사 선박용 항해기록장치의 사고 데이터 재생 및 표시방법
JP2012051609A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Furuno Electric Co Ltd 断熱庫、航海データ記録ユニット及び航海データ記録装置
CN109335346A (zh) * 2018-09-27 2019-02-15 苏州睿达矩自动化设备有限公司 一种无线电船用通信器显控单元用防护固定架

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005128870A (ja) 2003-10-24 2005-05-19 Jatco Ltd 車両の制御装置
SG143103A1 (en) * 2006-12-08 2008-06-27 Pamarine Pte Ltd A vdr capsule unit
WO2009068255A1 (en) * 2007-11-26 2009-06-04 Danelec Electronics A/S A voyage data recorder
US8121752B2 (en) * 2008-05-08 2012-02-21 L-3 Communications Coporation Crash survivable memory unit
US20100063654A1 (en) * 2008-09-08 2010-03-11 L-3 Communications Corporation Locator Beacon Disposed Internal to an Enclosure of a Flight Data Recorder and Method Therefor
US8294790B2 (en) * 2008-09-24 2012-10-23 Visual Defence, Inc Blast resistant video recording device
DE102009020457B4 (de) * 2009-05-08 2011-05-19 Martin Hess Verfahren und Anordnung zur Regulierung der Temperatur in einem Innenraum eines Gehäuses, insbesondere einem Instrumentenschutzkasten, für elektrische Komponenten sowie Gehäuse
CN102005066B (zh) * 2009-09-03 2013-04-03 杨东宁 航行器紧急状态信息系统
DE202009013112U1 (de) * 2009-10-01 2010-12-09 Novega Produktionssysteme Gmbh Datenspeichergerät
FR2952747B1 (fr) 2009-11-13 2012-01-20 Architecture Et Conception De Systemes Avances Procede et dispositif de collecte a distance de donnees d'enregistreurs d'aeronefs ou de navires
JP2011149644A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Furuno Electric Co Ltd 収納庫、航海データ記録ユニット及び航海データ記録装置
EP2630330A2 (en) * 2010-10-22 2013-08-28 National Oilwell Varco, L.P. Hardened data recording system for drilling rigs and other drilling equipment
US8618928B2 (en) 2011-02-04 2013-12-31 L-3 Communications Corporation System and methods for wireless health monitoring of a locator beacon which aids the detection and location of a vehicle and/or people
CN102360220B (zh) * 2011-05-31 2013-06-12 江汉大学 航空记录仪海底搜索装置及其方法
US8467420B2 (en) 2011-07-06 2013-06-18 L-3 Communications Corporation Systems and methods for synchronizing various types of data on a single packet
CN102853984B (zh) * 2012-07-30 2015-06-10 华中科技大学 抗冲击防护浮筒
CN102867345B (zh) * 2012-09-13 2014-12-24 深圳市多尼卡电子技术有限公司 航空机载语音记录装置
CN103035045B (zh) * 2012-12-24 2015-11-18 江苏海兰船舶电气系统科技有限公司 船用数据保护单元
CN103644928B (zh) * 2013-11-27 2016-09-14 芜湖致通汽车电子有限公司 一种传感器连接结构
CN104331950A (zh) * 2014-10-28 2015-02-04 陕西千山航空电子有限责任公司 一种轻小型航空记录器
CN104960629A (zh) * 2015-06-06 2015-10-07 陈爱华 数据保护装置
CN104966332A (zh) * 2015-06-06 2015-10-07 刘飞 数据保护单元真空桶结构
CN105079995A (zh) * 2015-09-01 2015-11-25 上海康霆机电有限公司启东二公司 一种数据保护装置
CN105109621A (zh) * 2015-09-01 2015-12-02 启东晋盛大公化工有限公司 一种船用电子数据保护装置
CN105126273A (zh) * 2015-09-01 2015-12-09 上海康霆机电有限公司启东二公司 一种电子数据保护单元
CN105080000A (zh) * 2015-09-01 2015-11-25 启东晋盛大公化工有限公司 一种船用数据保护单位
CN105107107A (zh) * 2015-09-01 2015-12-02 启东晋盛大公化工有限公司 数据保护装置
CN105261080B (zh) * 2015-10-10 2018-04-03 陕西千山航空电子有限责任公司 一种船用航行数据记录仪数据保护容器
CN115984994B (zh) * 2023-01-04 2023-10-27 北京海兰信数据科技股份有限公司 一种数据存储装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU551038B2 (en) * 1983-09-07 1986-04-17 Sundstrand Data Control, Inc. Heat shielded flight data memory unit
DE3610372A1 (de) * 1985-03-29 1986-11-06 Gerd 3000 Hannover Ihlenfeld Schutzbehaelter
FR2673065B1 (fr) * 1991-02-20 1993-05-14 Telemecanique Procede et dispositif pour proteger thermiquement des moyens electroniques et etiquette electronique mettant en óoeuvre ce procede.
US5123538A (en) * 1991-04-26 1992-06-23 Sundstrand Corporation Crash protection enclosure for solid state memory devices
JP3058942B2 (ja) * 1991-06-27 2000-07-04 三菱電機株式会社 ナビゲーション装置
FR2685644B1 (fr) * 1991-12-31 1994-04-01 Fabrication Instruments Mesure Dispositif de protection mecanique et thermique, notamment pour la protection des enregistreurs de donnees installes a bord des aeronefs.
US5285559A (en) * 1992-09-10 1994-02-15 Sundstrand Corporation Method and apparatus for isolating electronic boards from shock and thermal environments
US5499164A (en) * 1994-06-22 1996-03-12 Northrop Grumman Corporation High impact digital crash data recorder
GB2302994B (en) * 1995-07-01 1999-06-09 British Aerospace Thermal and shock resistant data recorder assembly
AU7359398A (en) * 1997-04-17 1998-11-11 Stage Iii Technologies, L.C. Vehicle crash data recorder, locator and communicator
KR20010002160A (ko) * 1999-06-11 2001-01-05 오재철 차량용 기록시스템의 실딩장치 및 그의 제조방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101005864B1 (ko) 2005-09-01 2011-01-05 현대중공업 주식회사 선박용 항해기록장치의 사고 데이터 재생 및 표시방법
JP2012051609A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Furuno Electric Co Ltd 断熱庫、航海データ記録ユニット及び航海データ記録装置
CN109335346A (zh) * 2018-09-27 2019-02-15 苏州睿达矩自动化设备有限公司 一种无线电船用通信器显控单元用防护固定架

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006151384A (ja) 2006-06-15
EP1249796A2 (en) 2002-10-16
JP3878025B2 (ja) 2007-02-07
CN1381380A (zh) 2002-11-27
US20020144834A1 (en) 2002-10-10
KR20020080240A (ko) 2002-10-23
EP1249796A3 (en) 2003-07-30
CN1284701C (zh) 2006-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002308182A (ja) 強化型航海データ記録装置
US5756934A (en) Flight crash survivable storage unit with aquarium container for flight recorder memory
US4944401A (en) Crash survivable enclosure for flight recorder
US5438162A (en) Method and apparatus for isolating electronic boards from shock and thermal environments
US5708565A (en) Thermal and shock resistant data recorder assembly
JP2011149644A (ja) 収納庫、航海データ記録ユニット及び航海データ記録装置
US6153720A (en) Data and cockpit voice recorder enclosure
WO2009068255A1 (en) A voyage data recorder
JPH05262299A (ja) 機械的および熱的保護装置
GB2151410A (en) Heat shielded memory unit for an aircraft flight data recorder
US6040526A (en) Access panel retention device
KR100668803B1 (ko) 블랙박스의 자료보호 모듈
WO2008069758A1 (en) A voyage data recorder capsule unit
CA2361797A1 (en) Boiler for a hardened voyage data recorder
JP2012051609A (ja) 断熱庫、航海データ記録ユニット及び航海データ記録装置
US20060272838A1 (en) Protection device for electronic components
CN218647631U (zh) 一种具有盒中盒结构的存储器核心盒
WO2020248787A1 (zh) 数据灾备存储装置以及载具
CN202404666U (zh) 存储器耐热装置及航海数据记录装置
CN210222838U (zh) 一种船载固定式数据存储介质
CA2292878C (en) Aircraft black box having airbag
CN222530028U (zh) 一种内部盒及数据记录器
US20180370708A1 (en) Ejectable container
CN118571272A (zh) 一种内部盒及数据记录器
CN220121489U (zh) 一种防护存储装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050801

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051026

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3878025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees