JP2002301098A - 温度センサーを利用した排便検知装置 - Google Patents
温度センサーを利用した排便検知装置Info
- Publication number
- JP2002301098A JP2002301098A JP2001107857A JP2001107857A JP2002301098A JP 2002301098 A JP2002301098 A JP 2002301098A JP 2001107857 A JP2001107857 A JP 2001107857A JP 2001107857 A JP2001107857 A JP 2001107857A JP 2002301098 A JP2002301098 A JP 2002301098A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaper
- excretion
- information
- temperature
- nurse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/42—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators with wetness indicator or alarm
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 患者のおむつ内の排泄状況を検知し、その検
知した情報を看護・介護者などへ速やかに知らせ、把握
ができる装置を提供することを目的とする。 【構成】 患者のおむつ内に水感知センサーおよび温度
感知センサーを取り付ける。そして、患者の排泄があっ
た時には双方のセンサーからの電気信号を温度等の情報
に変換し、ナースコールに接続し、ナースステーション
において情報(排泄の状況)を把握できるようにする。
知した情報を看護・介護者などへ速やかに知らせ、把握
ができる装置を提供することを目的とする。 【構成】 患者のおむつ内に水感知センサーおよび温度
感知センサーを取り付ける。そして、患者の排泄があっ
た時には双方のセンサーからの電気信号を温度等の情報
に変換し、ナースコールに接続し、ナースステーション
において情報(排泄の状況)を把握できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は看護・介護が必要な寝た
きりの高齢者・障害者の排泄の有無を判別し、速やかに
看護者へ知らせる装置及び方法並びにプログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
きりの高齢者・障害者の排泄の有無を判別し、速やかに
看護者へ知らせる装置及び方法並びにプログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢者人口の増加に伴って病院では、多
くの寝たきり高齢者・障害者などが入院している。ま
た、家庭においても同様に介護を受けている。寝たきり
高齢者及び障害者などの看護をする際のおむつの交換作
業は、生産年齢人口の減少に伴うマンパワー不足の問題
もあり、交換時間を予め設定しておき、一定時間内に一
斉に実施しているのが現状である。このことは、寝たき
り高齢者・障害者などにとっては必ずしも快適ではな
く、場合によっては不快感を示す(交換して欲しい時に
換えてもらえない)こともあった。
くの寝たきり高齢者・障害者などが入院している。ま
た、家庭においても同様に介護を受けている。寝たきり
高齢者及び障害者などの看護をする際のおむつの交換作
業は、生産年齢人口の減少に伴うマンパワー不足の問題
もあり、交換時間を予め設定しておき、一定時間内に一
斉に実施しているのが現状である。このことは、寝たき
り高齢者・障害者などにとっては必ずしも快適ではな
く、場合によっては不快感を示す(交換して欲しい時に
換えてもらえない)こともあった。
【0003】一方、看護・介護者にとっては、マンパワ
ー不足に伴う時間の問題による精神的なストレス、高齢
化による肉体的疲労などの問題がある。このため、負担
の軽減を図るための介護支援機器が望まれている。この
ような環境の中で、患者のおむつ内の排泄を検出する装
置は、多数提案されているものの、市場(病院、施設な
ど)のニーズとは必ずしも合致せず、いずれの提案も実
用化されている状態であるとはいえなかった。
ー不足に伴う時間の問題による精神的なストレス、高齢
化による肉体的疲労などの問題がある。このため、負担
の軽減を図るための介護支援機器が望まれている。この
ような環境の中で、患者のおむつ内の排泄を検出する装
置は、多数提案されているものの、市場(病院、施設な
ど)のニーズとは必ずしも合致せず、いずれの提案も実
用化されている状態であるとはいえなかった。
【0004】例えば、特許公開2000−093447
号は、おむつ内に水感知センサーと臭い感知センサーを
取り付け、おむつ内の排泄情報を管理している。しか
し、利用者にとって不快感は少なくなるが、放屁、排
尿、排便の種別と状況を誤って検知・伝達することがあ
った。
号は、おむつ内に水感知センサーと臭い感知センサーを
取り付け、おむつ内の排泄情報を管理している。しか
し、利用者にとって不快感は少なくなるが、放屁、排
尿、排便の種別と状況を誤って検知・伝達することがあ
った。
【0005】また、特開平7−239990や実用新案
登録第300784号は、患者のおむつ内の排尿の漏れ
具合を看護婦が検出および管理はできる。しかしなが
ら、使用者(医師、看護婦)の立場からすれば、問題で
あったマンパワー不足は解消されるものの、その反面、
排尿の検知・管理装置システムの設備が高価なためにコ
ストが上がるという欠点がある。また、おむつ内の排泄
の検知・把握をすることができず不都合な面もある。
登録第300784号は、患者のおむつ内の排尿の漏れ
具合を看護婦が検出および管理はできる。しかしなが
ら、使用者(医師、看護婦)の立場からすれば、問題で
あったマンパワー不足は解消されるものの、その反面、
排尿の検知・管理装置システムの設備が高価なためにコ
ストが上がるという欠点がある。また、おむつ内の排泄
の検知・把握をすることができず不都合な面もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】看護・介護が必要な寝
たきりの高齢者・障害者などのおむつの交換作業は、生
産年齢人口の減少に伴うマンパワー不足の問題もあり、
交換時間を予め設定しておき、一定時間内に一斉に実施
しているのが現状である。そして、この方法でおむつの
交換作業を実施していると、患者にとっては必ずしも快
適ではなく、場合によっては不快感を示す(交換して欲
しい時に換えてもらえない)こともある。また、看護婦
・介護者にとっても身体的負担(疲労度)が大きいもの
であった。
たきりの高齢者・障害者などのおむつの交換作業は、生
産年齢人口の減少に伴うマンパワー不足の問題もあり、
交換時間を予め設定しておき、一定時間内に一斉に実施
しているのが現状である。そして、この方法でおむつの
交換作業を実施していると、患者にとっては必ずしも快
適ではなく、場合によっては不快感を示す(交換して欲
しい時に換えてもらえない)こともある。また、看護婦
・介護者にとっても身体的負担(疲労度)が大きいもの
であった。
【0007】そこで、本発明は上述のことを考慮して、
看護・介護が必要な寝たきりの高齢者・障害者などのお
むつ内の排泄の種類(便、尿)を検知し、その検知した
情報を看護・介護者へ速やかに知らせ、患者の排泄の状
況を把握することによって患者の不快感を軽減させ、ま
た、該装置を安価なものとして提供することを目的とす
るものである。
看護・介護が必要な寝たきりの高齢者・障害者などのお
むつ内の排泄の種類(便、尿)を検知し、その検知した
情報を看護・介護者へ速やかに知らせ、患者の排泄の状
況を把握することによって患者の不快感を軽減させ、ま
た、該装置を安価なものとして提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】将来は、今以上の急速な
人口構造の高齢化による要介護高齢者の増加、生産年齢
人口の減少が予想され、高齢化社会における問題の一つ
になることが懸念される。このため、看護・介護が必要
な寝たきりの高齢者・障害者などが装着しているおむつ
内の検知・把握することが必要となる。
人口構造の高齢化による要介護高齢者の増加、生産年齢
人口の減少が予想され、高齢化社会における問題の一つ
になることが懸念される。このため、看護・介護が必要
な寝たきりの高齢者・障害者などが装着しているおむつ
内の検知・把握することが必要となる。
【0009】そこで、本発明は上述の目的を達成するた
めに、以下の手段をとった。マンパワー不足を解消、患
者の不快感を軽減、設備を安価にするために、おむつ内
にセットした水感知センサーと温度感知センサーによっ
て排泄を検知し、その検知した電気信号(情報)を温度
に変換し、排泄の種類(便、尿)を判別し、その判別し
た情報を看護者に知らせる。このことによって、看護・
介護者が労力をあまり使わずに知ることができ、尚且つ
看護・介護の質を向上させることが可能となる。
めに、以下の手段をとった。マンパワー不足を解消、患
者の不快感を軽減、設備を安価にするために、おむつ内
にセットした水感知センサーと温度感知センサーによっ
て排泄を検知し、その検知した電気信号(情報)を温度
に変換し、排泄の種類(便、尿)を判別し、その判別し
た情報を看護者に知らせる。このことによって、看護・
介護者が労力をあまり使わずに知ることができ、尚且つ
看護・介護の質を向上させることが可能となる。
【0010】
【作用】看護・介護が必要な寝たきりの高齢者・障害者
などのおむつ内にセットした水感知センサーと温度感知
センサーによって排泄状況を検知し、その検知した電気
信号(情報)を温度に変換し、排泄の種類(便、尿)を
判別し、その判別した情報を看護・介護者に知らせるる
ことができる。看護婦は、その変換した情報をナースス
テーションで労力を使わずに知ることができる(介護者
も居間、訪問介護センターなどで知ることができる)。
また、装置も高価なシステムがいらないので、経済的に
おむつ内の検知・把握およびおむつの交換作業を実施す
ることが可能となり、従来に比較して双方の不快感・ス
トレスを軽減させることが期待できる。
などのおむつ内にセットした水感知センサーと温度感知
センサーによって排泄状況を検知し、その検知した電気
信号(情報)を温度に変換し、排泄の種類(便、尿)を
判別し、その判別した情報を看護・介護者に知らせるる
ことができる。看護婦は、その変換した情報をナースス
テーションで労力を使わずに知ることができる(介護者
も居間、訪問介護センターなどで知ることができる)。
また、装置も高価なシステムがいらないので、経済的に
おむつ内の検知・把握およびおむつの交換作業を実施す
ることが可能となり、従来に比較して双方の不快感・ス
トレスを軽減させることが期待できる。
【0011】
【実施例】図1に本発明の水センサーおよび温度感知セ
ンサーを取り付けたおむつおよびその管理システムの概
要を示す。1はおむつ、2は前記水感知センサー、3は
前記温度感知感知センサー、4はリード線、5はターミ
ナル、6は制御BOXである。
ンサーを取り付けたおむつおよびその管理システムの概
要を示す。1はおむつ、2は前記水感知センサー、3は
前記温度感知感知センサー、4はリード線、5はターミ
ナル、6は制御BOXである。
【0012】前記おむつ1内に前記水感知センサー2お
よび前記温度感知センサー3を取り付ける。そして、双
方のセンサーは前記リード線4に接続し、該リード線4
は前記ターミナル5に接続する。次いで、前記ターミナ
ル5より前記制御BOX6、その後、ナースコール7に
接続し、ナースステーション8において情報を把握す
る。
よび前記温度感知センサー3を取り付ける。そして、双
方のセンサーは前記リード線4に接続し、該リード線4
は前記ターミナル5に接続する。次いで、前記ターミナ
ル5より前記制御BOX6、その後、ナースコール7に
接続し、ナースステーション8において情報を把握す
る。
【0013】図2に前記水感知センサー2の基本回路図
を示す。前記水感知センサー2で検知した電気信号はト
ランジスタTr1、Tr2で増幅し、ランプLEDを抵
抗RfおよびコンデンサーCfによって点滅するように
なっている。抵抗R1、R2は、おしっこ水分の導伝率
分配抵抗の調整をはかるものであり、感度調整を行な
う。また、抵抗Rfは前記ランプLEDの点滅周波数の
調整をするものである。
を示す。前記水感知センサー2で検知した電気信号はト
ランジスタTr1、Tr2で増幅し、ランプLEDを抵
抗RfおよびコンデンサーCfによって点滅するように
なっている。抵抗R1、R2は、おしっこ水分の導伝率
分配抵抗の調整をはかるものであり、感度調整を行な
う。また、抵抗Rfは前記ランプLEDの点滅周波数の
調整をするものである。
【0014】図3には前記おむつ1内の排尿量に対して
の前記ランプLEDの点滅確率を示したものである。図
からもわかるように、排尿していない状態の時は前記ラ
ンプLEDの点滅確率が低く、排尿したときには点滅確
率が高くなっている。これは排尿量によって抵抗が変化
するためであり、抵抗R1、R2を感度調整することで
排尿量によっての前記おむつ1内の把握ができるように
なっている。
の前記ランプLEDの点滅確率を示したものである。図
からもわかるように、排尿していない状態の時は前記ラ
ンプLEDの点滅確率が低く、排尿したときには点滅確
率が高くなっている。これは排尿量によって抵抗が変化
するためであり、抵抗R1、R2を感度調整することで
排尿量によっての前記おむつ1内の把握ができるように
なっている。
【0015】前記おむつ1内の排尿管理警報の動作原理
を以下に説明する。水感知センサー2の抵抗値Rsは、
排尿のない時が無限大であり、図2における破線内に相
当する合成抵抗値rは、Rs+R2であるから無限大と
なる。したがって、トランジスタTr1のベース電位V
BEは0となる。また、トランジスタTr2のベース電
流IBも0になり、Tr2はオフ状態となり、前記ラン
プLEDは点滅を開始しない。次いで、排尿があると、
水感知センサー2の抵抗値Rsは0となり、合成抵抗値
rは、Rs+R2であるからR2となる。したがって、
トランジスタTr1のベース電位VBEは次式で示され
る値をとり、Tr2はオン状態となる。実際のトランジ
スタTr1のベース電流IBは、0.5〜1.0mAと
なり、トランジスタTr2もオン状態になり、ランプL
EDが点滅開始状態になる。
を以下に説明する。水感知センサー2の抵抗値Rsは、
排尿のない時が無限大であり、図2における破線内に相
当する合成抵抗値rは、Rs+R2であるから無限大と
なる。したがって、トランジスタTr1のベース電位V
BEは0となる。また、トランジスタTr2のベース電
流IBも0になり、Tr2はオフ状態となり、前記ラン
プLEDは点滅を開始しない。次いで、排尿があると、
水感知センサー2の抵抗値Rsは0となり、合成抵抗値
rは、Rs+R2であるからR2となる。したがって、
トランジスタTr1のベース電位VBEは次式で示され
る値をとり、Tr2はオン状態となる。実際のトランジ
スタTr1のベース電流IBは、0.5〜1.0mAと
なり、トランジスタTr2もオン状態になり、ランプL
EDが点滅開始状態になる。
【0016】 VBE=(E/Rs+R1+R2)・(Rs+R2) (1)
【0017】図4には患者が排尿した時の前記おむつ1
内の前記温度感知センサー3によって、温度計測した試
験結果を示す。この試験結果から患者が排尿したと同時
に該おむつ1内の温度は一気に上昇した後、徐々に下降
している。
内の前記温度感知センサー3によって、温度計測した試
験結果を示す。この試験結果から患者が排尿したと同時
に該おむつ1内の温度は一気に上昇した後、徐々に下降
している。
【0018】図5には患者が排泄した時の前記おむつ1
内の前記温度感知センサー3によって、温度計測した試
験結果を示す。この試験結果から患者が排便した後、徐
々に該おむつ1内の温度は上昇し飽和の状態になる。
内の前記温度感知センサー3によって、温度計測した試
験結果を示す。この試験結果から患者が排便した後、徐
々に該おむつ1内の温度は上昇し飽和の状態になる。
【0019】図6と図7より、明らかに患者が排尿した
時と排便した時の前記おむつ1内の温度上昇カーブ相違
がある。本発明はこの試験結果を取り入れることによっ
て、従来の問題点を解決することによって、信頼のおけ
る温度センサーを利用した排便検知できるシステムとな
った。
時と排便した時の前記おむつ1内の温度上昇カーブ相違
がある。本発明はこの試験結果を取り入れることによっ
て、従来の問題点を解決することによって、信頼のおけ
る温度センサーを利用した排便検知できるシステムとな
った。
【0020】次いで、本発明のおむつ1内の構成と検知
システムについて説明する。前記水感知センサー2は前
記おむつ1内に一対もしくは二対の導電性線材を配線し
て、簡単な操作で使用できるようにしたものである。そ
して、前記導電性線材を既に実験によって決定した長
さ、均等な間隔を空け、前記おむつ1内に挿入、開回路
としておき、該導電性線材の端末接触部には警報感知セ
ンサー(ランプの点滅、ブザーの音、音声など)が設置
してある。そこで、対をなす前記導電性線材の間に水
(排尿)が漏れることで、電気回路は閉回路となり、お
むつ1内の漏れ情報を容易に電気信号として検知するこ
とができる。前記温度感知センサー3(熱電対)につい
ても前記水感知センサー2と同様に前記おむつ1内に挿
入して、排泄が有無の時の電気抵抗を計測することで検
知することができる。
システムについて説明する。前記水感知センサー2は前
記おむつ1内に一対もしくは二対の導電性線材を配線し
て、簡単な操作で使用できるようにしたものである。そ
して、前記導電性線材を既に実験によって決定した長
さ、均等な間隔を空け、前記おむつ1内に挿入、開回路
としておき、該導電性線材の端末接触部には警報感知セ
ンサー(ランプの点滅、ブザーの音、音声など)が設置
してある。そこで、対をなす前記導電性線材の間に水
(排尿)が漏れることで、電気回路は閉回路となり、お
むつ1内の漏れ情報を容易に電気信号として検知するこ
とができる。前記温度感知センサー3(熱電対)につい
ても前記水感知センサー2と同様に前記おむつ1内に挿
入して、排泄が有無の時の電気抵抗を計測することで検
知することができる。
【0021】患者の前記おむつ1内が排尿で漏れたとす
る。すると、前記おむつ1内に取り付けてある前記水感
知センサー2及び前記水感知センサー2が検知し、電気
信号に変換する。次に、前記ターミナル5を経由し、電
気信号の変化として前記制御BOX6に出力する。そし
て、この出力値をランプの点滅、ブザーの音、音声など
の変化として、ナースコール7を介して、病室にいる患
者の前記おむつ1内の尿の漏れ情報を、ナースステーシ
ョン8の看護婦に対して速やかに知らせ、また、この情
報を管理監視することができるようにもなっている。
尚、病室で上記の情報を看護婦が知ることができるのは
勿論である。
る。すると、前記おむつ1内に取り付けてある前記水感
知センサー2及び前記水感知センサー2が検知し、電気
信号に変換する。次に、前記ターミナル5を経由し、電
気信号の変化として前記制御BOX6に出力する。そし
て、この出力値をランプの点滅、ブザーの音、音声など
の変化として、ナースコール7を介して、病室にいる患
者の前記おむつ1内の尿の漏れ情報を、ナースステーシ
ョン8の看護婦に対して速やかに知らせ、また、この情
報を管理監視することができるようにもなっている。
尚、病室で上記の情報を看護婦が知ることができるのは
勿論である。
【0022】上述の他に、前記おむつ1の内には前記水
感知センサー2と前記温度感知センサー3が取り付けら
れているため、排尿の検出精度が向上し、また、排尿と
排便の判別が可能となり、看護婦が事前に該おむつ1内
の状況を詳細に知っておくことができる。このことで、
患者の不快感を軽減、看護婦の疲労度を抑える(ナース
ステーションにいるだけで情報を知る)、また、看護の
質を向上させることが可能となる。
感知センサー2と前記温度感知センサー3が取り付けら
れているため、排尿の検出精度が向上し、また、排尿と
排便の判別が可能となり、看護婦が事前に該おむつ1内
の状況を詳細に知っておくことができる。このことで、
患者の不快感を軽減、看護婦の疲労度を抑える(ナース
ステーションにいるだけで情報を知る)、また、看護の
質を向上させることが可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述の方法および装置とするこ
とで、以下に記載されるような効果を奏する。
とで、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】患者のおむつ内の排泄状況を水、温度感知
センサーによって検知し、その検知した情報をナースコ
ール7に接続し、ナースステーション8へ速やかに知ら
せ、把握することが可能となる。このことにより、看護
婦は複数の患者のおむつ内の排泄状況について、労力を
あまり使わずに知ることができ、尚且つ看護の質を向上
させることが可能となる。おむつ内の情報量を増やす目
的で、臭い感知センサーを備えさせることは勿論のこと
である。
センサーによって検知し、その検知した情報をナースコ
ール7に接続し、ナースステーション8へ速やかに知ら
せ、把握することが可能となる。このことにより、看護
婦は複数の患者のおむつ内の排泄状況について、労力を
あまり使わずに知ることができ、尚且つ看護の質を向上
させることが可能となる。おむつ内の情報量を増やす目
的で、臭い感知センサーを備えさせることは勿論のこと
である。
【0025】また、マンパワー不足を解消、患者および
看護婦の不快感を軽減、装置の費用を安価、検出精度の
向上、衛生的に良いなど、看護・介護者が寝たきりの高
齢者・障害者などに対して看護・介護をする際のおむつ
の交換作業を能率、コスト、心のケア面でバックアップ
することができる効果を奏する。
看護婦の不快感を軽減、装置の費用を安価、検出精度の
向上、衛生的に良いなど、看護・介護者が寝たきりの高
齢者・障害者などに対して看護・介護をする際のおむつ
の交換作業を能率、コスト、心のケア面でバックアップ
することができる効果を奏する。
【図1】本発明の水、温度感知センサーを取り付けたお
むつおよびその管理システムを示す概略図である。
むつおよびその管理システムを示す概略図である。
【図2】本発明のおむつ内排尿管理警報の動作原理を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】おむつ内の排尿量と発光ダイオード点滅頻度を
示す説明図ある。
示す説明図ある。
【図4】排尿後のおむつ内の温度変化を示す説明図であ
る。
る。
【図5】排便後のおむつ内の温度変化を示す説明図であ
る。
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒口 善央 石川県金沢市山の上町26番47号 (72)発明者 真田 弘美 石川県金沢市岩出町ホ100番地 (72)発明者 松井 和幸 石川県能美郡根上町福島ヨ68番地 Fターム(参考) 2G060 AA07 AC01 AE40 AF08 HC10 HD01 HD02 3B029 BE04 4C098 AA09 CC01 CD09 CD10
Claims (4)
- 【請求項1】 看護・介護が必要な寝たきりの高齢者・
障害者の排便の有無を判別し、速やかに看護・介護者へ
知らせる装置であって、おむつ内にセットした水感知セ
ンサーと温度感知センサーによって排泄を検知する手段
と、その検知した電気信号(情報)を温度等に変換する
手段と、その変換した温度から排泄の種類(尿、便)を
判別する手段と、判別した情報を看護者に知らせる手段
とを備えたことを特徴とする排泄の種類と状況を検知・
伝達する排便検知装置。 - 【請求項2】 看護・介護が必要な寝たきりの高齢者・
障害者の排泄の有無を判別し、速やかに看護・介護者へ
知らせる装置であって、おむつ内にセットした水感知セ
ンサーと温度感知センサーによって排泄を検知する工程
と、その検知した電気信号(情報)を温度等に変換する
工程と、その変換した温度から排便の種類(尿、便)を
判別する工程と、判別した情報を看護者に知らせる工程
とを備えたことを特徴とする排泄の種類と状況を検知・
伝達する排便を検知する方法。 - 【請求項3】 コンピュータによって看護が必要な寝た
きりの高齢者・障害者の排泄の有無を判別し、速やかに
看護者へ知らせるプログラムを記録した記録媒体であっ
て、おむつ内にセットした水感知センサーと温度感知セ
ンサーによって排泄を検知し、その検知した電気信号
(情報)を温度等に変換し、排泄の種類(尿、便)を判
別し、その判別した情報を看護者に知らせるプログラム
を記録した記録媒体。 - 【請求項4】 看護・介護が必要な寝たきりの高齢者・
障害者の排泄の情報量を増やすために,おむつ内には臭
い感知センサー及び水感知センサーを備えたことを特徴
とする請求項1記載の排便検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001107857A JP2002301098A (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 温度センサーを利用した排便検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001107857A JP2002301098A (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 温度センサーを利用した排便検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002301098A true JP2002301098A (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=18960107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001107857A Pending JP2002301098A (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 温度センサーを利用した排便検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002301098A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296566A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Ishikawa Pref Gov | おむつ及び排泄検出装置 |
WO2011049008A1 (ja) | 2009-10-23 | 2011-04-28 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便検出装置 |
WO2011049009A1 (ja) | 2009-10-23 | 2011-04-28 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便排尿判別装置 |
WO2011049010A1 (ja) | 2009-10-23 | 2011-04-28 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便検出装置 |
WO2011078325A1 (ja) * | 2009-12-24 | 2011-06-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 排泄検出装置及び吸収性物品 |
JP2011136055A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Dainippon Printing Co Ltd | おむつ、排泄検知サーバ及び排泄情報配信システム |
WO2011090069A1 (ja) * | 2010-01-19 | 2011-07-28 | ユニ・チャーム株式会社 | 排泄検出装置及び吸収性物品 |
KR101125370B1 (ko) | 2009-10-19 | 2012-04-09 | 한태희 | 대소변 배출 표시 기능이 구비된 일회용 기저귀 |
WO2015102084A1 (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便排尿判定装置、及び、排便排尿判定方法 |
EP2019659B1 (en) * | 2006-05-02 | 2016-04-20 | Fred Bergman Healthcare Pty Ltd | Moisture monitoring system |
EP2180907A4 (en) * | 2007-08-17 | 2017-07-26 | ConvaTec Technologies Inc. | Aspiration system for removing liquid discharged by the human body, and liquid sensor therefor |
WO2023226591A1 (zh) * | 2022-05-27 | 2023-11-30 | 深达创芯(深圳)科技有限公司 | 代谢物检测方法及护理用品 |
-
2001
- 2001-04-06 JP JP2001107857A patent/JP2002301098A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296566A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Ishikawa Pref Gov | おむつ及び排泄検出装置 |
EP2019659B1 (en) * | 2006-05-02 | 2016-04-20 | Fred Bergman Healthcare Pty Ltd | Moisture monitoring system |
EP2180907A4 (en) * | 2007-08-17 | 2017-07-26 | ConvaTec Technologies Inc. | Aspiration system for removing liquid discharged by the human body, and liquid sensor therefor |
KR101125370B1 (ko) | 2009-10-19 | 2012-04-09 | 한태희 | 대소변 배출 표시 기능이 구비된 일회용 기저귀 |
JP2011087824A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Unicharm Corp | 排便排尿判別装置 |
US8882731B2 (en) | 2009-10-23 | 2014-11-11 | Uni-Charm Corporation | Defecation detection apparatus |
WO2011049008A1 (ja) | 2009-10-23 | 2011-04-28 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便検出装置 |
WO2011049009A1 (ja) | 2009-10-23 | 2011-04-28 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便排尿判別装置 |
WO2011049010A1 (ja) | 2009-10-23 | 2011-04-28 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便検出装置 |
CN102573713A (zh) * | 2009-10-23 | 2012-07-11 | 尤妮佳股份有限公司 | 排便/排尿确定设备 |
TWI507179B (zh) * | 2009-10-23 | 2015-11-11 | Uni Charm Corp | Defecation urination discriminating device |
WO2011078325A1 (ja) * | 2009-12-24 | 2011-06-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 排泄検出装置及び吸収性物品 |
CN102713587A (zh) * | 2009-12-24 | 2012-10-03 | 尤妮佳股份有限公司 | 排泄检测装置以及吸收性物品 |
JP2011136055A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Dainippon Printing Co Ltd | おむつ、排泄検知サーバ及び排泄情報配信システム |
WO2011090069A1 (ja) * | 2010-01-19 | 2011-07-28 | ユニ・チャーム株式会社 | 排泄検出装置及び吸収性物品 |
WO2015102084A1 (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便排尿判定装置、及び、排便排尿判定方法 |
JP2015128478A (ja) * | 2014-01-06 | 2015-07-16 | ユニ・チャーム株式会社 | 排便排尿判定装置、及び、排便排尿判定方法 |
WO2023226591A1 (zh) * | 2022-05-27 | 2023-11-30 | 深达创芯(深圳)科技有限公司 | 代谢物检测方法及护理用品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DK2019659T3 (en) | moisture Monitoring | |
US9107776B2 (en) | Incontinence management system and diaper | |
JP6517699B2 (ja) | 尿及び/又は便を検知する方法及びシステム | |
JP2002301098A (ja) | 温度センサーを利用した排便検知装置 | |
JP4405660B2 (ja) | 排泄検知装置 | |
CN105125348A (zh) | 一种智能尿湿报警方法及系统 | |
JP2016516173A (ja) | 排便の位置を決定するための方法及びシステム | |
JP2019520964A (ja) | おむつセンサ装置およびおむつ監視システム | |
KR20090081886A (ko) | 정전용량센서를 이용한 기저귀용 용변 검출 장치 | |
JP2881583B1 (ja) | 無線式介護補助装置 | |
JP2019111312A (ja) | 排泄通知システム | |
Simik et al. | A design of smart diaper wet detector using wireless and computer | |
US11504280B2 (en) | Incontinence care system and method therefor | |
JPH09294762A (ja) | おむつ用センサ | |
JP2000093447A (ja) | 水、臭い感知センサーを利用したおむつ管理システムおよびコミュニケーションシステム | |
KR101112598B1 (ko) | 대소변 감지시스템을 구비하는 모니터링 시스템 | |
AU2007201952C1 (en) | Incontinence management system and diaper | |
KR100762993B1 (ko) | 무선 간호 시스템 | |
CN220309293U (zh) | 穿戴式智能失禁检测装置 | |
EP3769684A1 (fr) | Systeme et procede de detection de l'incontinence de personnes alitees | |
CN213812407U (zh) | 一种温湿度和振动监测装置 | |
JP3003505U (ja) | 被介護者異常情報検出装置 | |
US12029631B1 (en) | Wetness pad assembly, system and method | |
TWM636261U (zh) | 尿布智慧偵測裝置 | |
CN111588224A (zh) | 大小便监测床垫 |