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JP2002301088A - 内視鏡用治療装置 - Google Patents

内視鏡用治療装置

Info

Publication number
JP2002301088A
JP2002301088A JP2001107442A JP2001107442A JP2002301088A JP 2002301088 A JP2002301088 A JP 2002301088A JP 2001107442 A JP2001107442 A JP 2001107442A JP 2001107442 A JP2001107442 A JP 2001107442A JP 2002301088 A JP2002301088 A JP 2002301088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
probe
electrode
frequency
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001107442A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Sugi
芳彦 杉
Masahiro Ishikawa
石川  正宏
Ko Kimura
耕 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001107442A priority Critical patent/JP2002301088A/ja
Publication of JP2002301088A publication Critical patent/JP2002301088A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、内視鏡の処置具挿通孔に異な
る機能の処置具を入れ替えて処置する必要がなく、病変
組織の切除と止血とに至る一連の作業を迅速に行うこと
ができる内視鏡用治療装置を提供すること。 【解決手段】本発明は、経内視鏡的に使用でき、生体の
処置対象部位に高周波電流を流すことによって処置対象
部位を切開・止血・凝固する内視鏡用治療装置におい
て、経内視鏡的に体内に挿入可能で、且つ先端で開口す
る通孔を有する長尺なプローブ3と、前記プローブ3の
先端付近に設けられ、前記プローブ3の先端より突没可
能で、且つ高周波電流を通電可能な電極用ナイフ部11
と、前記ナイフ部11の先端に設けられた、前記ナイフ
部11より大径な先端絶縁部12と、前記ナイフ部11
に高周波電流を供給する高周波電源と前記プローブ3が
有する前記通孔に対する不活性ガスを供給する管路と前
記ナイフ部11に対する高周波電流の供給を制御する手
段とを有する制御装置7とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経内視鏡的に使用
され、高周波電流を流すことにより、生体組織を切開し
たり、出血部などの生体の処置対象部位を止血または凝
固したりする内視鏡用治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】出血部に高周波電流を流すことによって
止血を行う内視鏡用高周波凝固装置は、特開平9-164149
号公報等に開示されている。
【0003】また、アルゴン・ビーム・コアギュレータ
ーとして知られている特開平9-164149号公報に開示され
た装置は、イオン化可能なガス(アルゴンなどの不活性
ガス)を供給するためのガス供給手段と、HF源と、H
F源からガス中にHF電流を導く1つのエレメントとを
備える。これは、ガス供給手段によって出血部に向けて
噴射されたガスを媒体としてHF電流を出血部に流し、
これによって、非接触で一度に広範囲の止血を行うこと
ができる。
【0004】一方、経内視鏡的に患部の粘膜の切除を行
うようにした内視鏡用処置装置は、特開平8-299355号公
報等に開示されている。この特開平8-299355号公報に開
示された内視鏡用処置装置は、針状の高周波ナイフと、
高周波ナイフの先端に設けられた、高周波ナイフよりも
大径の電気的絶縁チップとを備えたものである。これに
よると、絶縁部を患部に押し当てながら切開するため、
粘膜の切開中において、切開すべきでない深部組織への
刺入や不要な焼灼を防止し得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、粘膜
の切開後に止血を行う際、特開平8-299355号公報等に開
示された内視鏡用処置装置により、粘膜に切開を加えた
後、特開平9-164149号公報等に開示された別の内視鏡用
高周波凝固装置に入れ替えていた。
【0006】この従来の場合、処置具の入れ替えを行う
必要があり、その入れ替えの手間と時間が必要になり、
術者や患者の負担が大きい。
【0007】更に、特開平9-164149号公報等に開示され
た内視鏡用高周波凝固装置を用いて止血を行う際にあっ
ては、その装置先端部分に粘膜が接触すると、プローブ
先端に粘膜がこびり付くことがあり、このような場合
は、本来の処置機能を充分に果たせなくなり、プローブ
自体を交換するなど、手間と時間がかかるという欠点が
あった。
【0008】本発明は前述した事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、内視鏡の処置具挿通
孔に異なる機能の処置具を入れ替えて処置する必要がな
く、病変組織の切除と止血とに至る一連の作業を迅速に
行うことができる内視鏡用治療装置を提供することと、
患部の粘膜が装置先端に接触しても粘膜が電極にこびり
付くことが防げる内視鏡用治療装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明は、経内視鏡的に使用でき、生体の処置対象部位
に高周波電流を流すことによって処置対象部位を切開・
止血・凝固する内視鏡用治療装置において、経内視鏡的
に体内に挿入可能で、且つ先端で開口する通孔を有する
長尺なプローブと、前記プローブの先端付近に設けら
れ、前記プローブの先端より突没可能で、且つ高周波電
流を通電可能な電極と、前記電極の先端に設けられた、
前記電極より大径の電気絶縁体と、前記電極に高周波電
流を供給する高周波電源と、前記プローブが有する前記
通孔に不活性ガスを供給する手段と前記電極に高周波電
流を供給する手段とを有する制御装置とを具備したこと
を特徴とする。
【0010】本発明によれば、ひとつの処置具に切開す
る機能と、止血する機能が備わっているため、処置具の
入れ替えが不要になる。また、電極先端に設けた電気絶
縁体を患部に当てることにより、プローブの電極先端と
粘膜との距離が保たれる。このため、粘膜が電極先端に
付着することを防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1〜図14を
参照しながら、本発明の第1実施形態について説明す
る。本実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置は、図1
に示されるように、後述する内視鏡1(図8を参照)の処
置具挿通孔2に挿入可能で長尺なプローブ(処置用プロ
ーブ本体)3と、このプローブ3の手元側操作部4にそ
れぞれ接続される通電ケーブル(高周波供給手段)5及
び流体供給チューブ(流体供給手段)6と、前記通電ケ
ーブル5と前記流体供給チューブ6を介して前記プロー
ブ3が接続される制御装置7と、術者が制御装置7を操
作するためのフットスイッチ8とを備える。
【0012】前記プローブ3は、図2に示すように、挿
入部9と、これに挿通される高周波ナイフ13と、前記
制御装置7からの高周波電流を高周波ナイフ13に伝え
るための導電ワイヤ21と、前記手元側操作部4とによ
って構成されている。
【0013】図3に示すように、前記プローブ3の挿入
部9は、樹脂チューブ15と、これの先端に取り付けら
れる先端チップ10とからなり、先端チップ10はリン
グ状の仲介具19を介して前記樹脂チューブ15に連結
されている。前記樹脂チューブ15は、中心に形成され
る比較的大きな径の管路48と、その周囲に少なくとも
1つ以上設けられた比較的小さな径の管路16を形成し
た、いわゆるマルチルーメンチューブからなるものであ
る。また、樹脂チューブ15は、例えばPTFE等の可
撓性に優れる材質で作られていることが望ましい。ま
た、樹脂チューブ15の外径は、φ1.5mm〜φ6mmで
あるが、特にφ2mm〜3.5mmであることが望ましい。
また、樹脂チューブ15の長さは内視鏡1の処置具挿通
孔2の全長よりも長い。
【0014】樹脂チューブ15の径が大きい方の管路4
8の径は、高周波ナイフ13と導電ワイヤ21が進退し
ても、適量の不活性ガスが流れるのに十分な大きさであ
る。
【0015】また、小さな径の方の管路16には操作ワ
イヤ18が挿通されており、操作ワイヤ18の一端は管
路16の先端部分で樹脂チューブ15に接着固定されて
いる。操作ワイヤ18のもう一端側は樹脂チューブ15
の基端部分まで伸び、図5に示すように、樹脂チューブ
15の基端部分に形成したスリット54から外へ伸び出
している。操作ワイヤ18は手元側で押し引き操作する
ことにより進退が可能なものである。
【0016】図3に示すように、樹脂チューブ15の小
さな径の方の管路16の先端側部分には矩形状に形成さ
れた複数のスリット(孔)17が設けられている。この
ようにスリット17を形成したことにより、小さな径の
管路16に挿通している操作ワイヤ18を手元側に引い
た際、樹脂チューブ15の先端が手元側に引き寄せら
れ、前記スリット17を形成した部分から湾曲するよう
になる。これを利用して、プローブ3先端の向きを自由
に調節することができる(図8を参照)。
【0017】なお、前記スリット17の幅は、1mm〜1
0mmであり、特に3mm〜6mmであることが望ましい。ス
リット17の間隔は、1mm〜100mmであり、特に2mm
〜5mmであることが望ましい。スリット17の数は図に
示される個数に限らない。
【0018】樹脂チューブ15の管路48における先端
側内面には前記仲介具19が接合されて接着固定されて
いる。前記仲介具19は、例えばセラミック等の比較的
硬質で耐熱性を有する材料で作られている。前記仲介具
19の中心部には通孔47が設けられている。また、こ
の通孔47の径は高周波ナイフ13が進退し、且つ適量
の不活性ガスが流れるのに十分な大きさである。
【0019】前記仲介具19の先端側外周部分にはねじ
部22が形成され、このねじ部22には先端チップ10
がねじ込まれている。先端チップ10は例えばセラミッ
ク等の比較的硬質で耐熱性を有する材料で作られてい
る。先端チップ10の外径はφ1.5mm〜φ6mmである
が、特にφ2mm〜φ3.5mmであることが望ましい。
【0020】先端チップ10の中心部には通孔14が設
けられており、この通孔14の径は、高周波ナイフ13
が進退し、不活性ガスが流れるのに十分な大きさであ
る。
【0021】先端チップ10の基端側内表面にはねじ部
22が設けられている。これにより、先端チップ10は
前記仲介具19に固定的に取り付けられるが、着脱自在
でもある。また、先端チップ10と仲介具19との接続
手段は、着脱自在であればどのような接続方式でもよ
く、ねじ方式のものだけに限らない。
【0022】高周波ナイフ13は前記プローブ3の先端
より突没可能で、且つ高周波電流を通電可能な電極とし
てのナイフ部11と、これの先端に設けられる電気絶縁
体としての先端絶縁部12とからなる。前記ナイフ部1
1は、例えばタングステン、ステンレス、金等の導電性
に優れる材質からできている。また、ナイフ部11の長
さは、3mm〜20mmであるが、特に5mm〜10mmである
ことが望ましい。また、ナイフ部11は先端チップ10
の通孔14より突没自在であり、このときの突出長さは
1mm〜7mmであるが、特に2mm〜5mmであることが望ま
しい。
【0023】ナイフ部11の先端に取り付けられる先端
絶縁部12は、電極としてのナイフ部11の外径よりも
大径である。また、先端絶縁部12は、例えばセラミッ
クなどの電気的絶縁性及び耐熱性に優れる材料で作られ
ている。また、先端絶縁部12の表面には粘膜のこびり
つき防止のために、例えばフッ素コート等が薄くコーテ
ィングされている。
【0024】ナイフ部11の基端側には接続パイプ20
を介して前記導電ワイヤ21の先端が接続されている。
接続パイプ20はステンレスや金などの導電性に優れる
材質で作られている。
【0025】前記手元側操作部4は、図5に示すよう
に、パイプ状の本体49と、口金部材(流体供給接続手
段)50と、通電コネクタ(高周波供給接続手段)23と
を備えてなる。本体49は内部管路51を有しており、
この内部管路51の内径は口金部材50の先端側部分が
挿通するのに十分な大きさである。
【0026】本体49における内部管路51内表面の一
部と、口金部材50の先端付近の外表面には、それそれ
半円状の突起28,27が設けられている。また、それ
ぞれの突起28,27の位置関係は、図5に示すよう
に、高周波ナイフ13を最も突き出したとき、突起27
が突起28よりも先端側に位置するようになっている。
これにより、突起27,28は、故意に口金部材50を
動かさない限りは移動しないようにするストッパ代わり
になる。
【0027】よって、高周波ナイフ13を、最も突き出
した位置に固定できる。このとき、口金部材50の凸部
61が本体49の開口端を封する役割をしている。この
ため、内部管路51内は気密が保たれている。また、そ
れぞれの突起27,28の表面は十分に滑らかなため、
故意に口金部材50を動かそうとするときには比較的容
易に動かすことができる。また、突起27,28の形状
は図のものに限らず、楕円形でも台形でも三角形等でも
よい。また、ストッパ機構は突起のものに限らず、ねじ
などで固定する方式のものとしてもよい。
【0028】図5に示すように、口金部材50には不活
性ガスを流入させるための管路25が貫通するように形
成され、また、凸部61よりも手元側壁部には通電コネ
クタ23が設けられている。通電コネクタ23はカバー
部24と接続端子26とが設けられている。接続端子2
6はカバー部24内に位置し、L字パイプ52を介して
前記導電ワイヤ21と電気的に接続されている。L字パ
イプ52は例えばステンレスや金などの導電性に優れる
材質で作られている。これにより、口金部材50の進退
操作で高周波ナイフ13の進退操作が可能である。
【0029】次に、図6〜図14を参照しながら、本実
施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置の作用を説明す
る。まず、図6に示すように、図示しない局注針を用い
て粘膜29と筋層31との間の結合組織30に生理食塩
水を注入し、粘膜29を膨瘤させる。また、予め、電極
(Pプレート)を患者の体外に張っておく。
【0030】次に、高周波ナイフ13の切開部11で、
膨瘤した粘膜29に小切開53を加えた後、高周波ナイ
フ13の先端絶縁部12を粘膜29の下に差し入れる。
この状態で粘膜29を切除することにより、筋層31へ
の通電を防ぎながら粘膜29の切開を行なう。
【0031】次に、粘膜切除を行っている間、もしくは
切除完了後における出血部位の止血操作について説明す
る。図7に示すように、内視鏡1で観察しながら出血部
位に対して高周波ナイフ13を向ける。高周波ナイフ1
3を先端チップ10の通孔14より突出させ、出血部位
に高周波ナイフ13の先端絶縁部12を押し当てる。
【0032】次に、不活性ガスの放出と高周波通電を行
う。これによってナイフ部11とこれに隣接する生体組
織との間でプラズマ反応を引き起こし、出血部位を焼灼
して止血を行う。このとき、電極としてのナイフ部11
を突き立てているため、プローブ10のナイフ部11が
粘膜に接触することがない。
【0033】更に、手元側の操作で、操作ワイヤ18を
引っ張り、図8に示すように、挿入部9の先端部分を湾
曲させることで、内視鏡1の方を湾曲できないような狭
い管腔臓器内でも、挿入部9の先端部分と止血部位とを
容易に正対させて止血を行うことができる。
【0034】このとき、図9に示すように、内視鏡1の
挿入部55に導電体の被覆32を施し、手元側で制御装
置7に接続するようにした場合には、内視鏡1の挿入部
55が人体側の電極(Pプレート)の代わりとなり、人体
内で、図9に示すように電流の受け渡しを行える。これ
により、人体側の電極(Pプレート)を患者の体外に張る
手間が省ける。
【0035】また、内視鏡1に被覆を施さずに、図10
に示すように、オーバーチューブ33に導電体の被覆3
4を施し、接続具36及び接続コード37を介して、制
御装置7に接続してもよい。このときは、あらかじめ体
内に挿入されたオーバーチューブ33内に手元口金35
より内視鏡1を挿入して使用する。
【0036】さらに、先端チップ10は取替え可能であ
るため、用途によって様々な種類のチップに交換して使
い分けることができる。以下に、いくつかの先端チップ
10の例を挙げ、それらの説明する。
【0037】(1)図11に示すものは、先端が閉じた
形状の先端チップ10であり、先端チップ10の側面に
側口37を備える。この先端チップ10によれば、内視
鏡1を湾曲できないような狭い管腔臓器内の止血を行う
際、操作ワイヤ18の進退操作を必要としないため、よ
り容易に止血を行うことができる。側口37の大きさは
流体が流出するのに十分な大きさである。また、側口3
7の形状は図11のものに限らない。
【0038】(2)図12に示すものは、先端チップ1
0の軸中心に設けられた、電極挿通孔38と、先端チッ
プ10の側壁に設けられた複数の流体挿通孔39とを備
えたものである。
【0039】この先端チップ10によれば、図13に示
すように、同時に多方向へ流体及び高周波電流を流すこ
とができるため、一度に広範囲の止血が可能である。特
に凹状になっている患部の止血に有効である。また、電
極挿通孔38の大きさは、高周波ナイフ13が進退し、
流体が流出するのに十分な大きさである。流体挿通孔3
9の大きさは、流体が流出するのに十分な大きさであ
る。流体挿通孔39の数は図12及び図13に示すもの
に限らない。また、流体挿通孔39の形状は図12及び
図13のものに限らず、楕円形でも、三角形でも、四角
形でもよい。
【0040】(3)図14に示す先端チップ10は先端
が閉じた形状のものであり、軸方向に前記側孔37を複
数個並べている。この先端チップ10によれば、軸方向
に長く高周波電流を流すことができるため、一度に広範
囲の止血が可能になる。特に細長い管腔臓器の止血に有
効である。なお、側孔37の数は図14に示すものに限
らない。
【0041】本実施形態のものによれば、内視鏡1の処
置具挿通孔(チャンネル)2に異なる機能の処置具を入
れ替えることなく、病変組織の切除と止血とに至る一連
の作業を連続して容易に行うことができ、結果的に手術
時間の短縮を図ることができる。
【0042】また、高周波ナイフ13の先端絶縁部12
を患部に押し当てることで、プローブ3の先端チップ1
0と粘膜29との距離を適度に離すことができる。した
がって、先端チップ10に粘膜29が付着して、不活性
ガスが流れにくくなり、出血部周辺に対して均等に止血
を行えなくなるといった事態を防ぐことができる。
【0043】(第2実施形態)図15及び図16を参照
しながら、本発明の第2実施形態について説明する。本
実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置は、切開の機能
と広範囲止血の機能に加え、局所止血の機能も加えたも
のであり、大まかな構成は前術した第1実施形態のもの
と同じである。
【0044】挿入部9は、先端チップ10と、接続具1
9と、シングルルーメンチューブ56と、保護部材41
とを備えたものである。先端チップ10は、例えばタン
グステン、ステンレス、金などの導電性に優れる材質で
作られている。先端チップ10の表面には焦げ付き防止
のために、例えばフッ素樹脂などを薄くコーティングし
ている。また、接続具19は、例えばタングステン、ス
テンレス、金などの導電性に優れる材質で作られてい
る。接続具19の通孔47の大きさはこの後に説明する
高周波ナイフ13のナイフ部11の先端側端部に設けら
れた突起40の径よりも小さい。
【0045】また、シングルルーメンチューブ56は、
例えばPTFE等の可撓性に優れる材質で作られてい
る。また、保護部材41は例えばセラミック等の比較的
硬質で耐熱性を有する材料で作られている。また、保護
部材41は先端チップ10の通孔14内で、高周波ナイ
フ13と先端チップ10との間に割って入るように配設
されている。保護部材41は止血時のプラズマ反応によ
って先端チップ10が溶けないように保護する役割をす
る。
【0046】また、高周波ナイフ13のナイフ部11に
おける先端部分にはそのナイフ部11よりも大径であ
り、且つ先端絶縁部12よりも小径である円盤状の突起
40を設けた。突起40は例えばタングステン、ステン
レス、金などの導電性に優れる材料で作られている。な
お、上記突起40の断面形状は円に限らず、楕円形でも
四角形でも三角形でもよい。
【0047】上述のように、突起40の径は仲介具19
の通孔47よりも大きいため、図16に示すように、高
周波ナイフ13を収納した際には突起40が仲介具19
に接触するようになっている。
【0048】次に、本実施形態に係る内視鏡用高周波凝
固装置の作用について説明する。まず、切開を行なう方
法については、前述した第1実施形態の場合と同じであ
る。なお、突起40の径は先端絶縁部12よりも十分に
小さいため、切開時に突起40が意図しない部分を切開
することはない。また、広範囲にわたり止血する方法に
ついても前述した第1実施形態の場合と同じである。
【0049】局所的な止血方法については、図16に示
すように、内視鏡1で観察しながらプローブ3の先端チ
ップ10を出血部位に押し当てる。このとき、高周波ナ
イフ13をいっぱいに引き込み、突起40と仲介具19
を接触させておく。そして、先端チップ10を出血部位
に押し当てた後、制御装置7よりHF電流を供給する。
すると、供給された高周波電流は、導電ワイヤ21→ナ
イフ部11→突起40→仲介具19→先端チップ10の
順に伝わっていき、出血部位を直接焼灼することにより
止血を行う。この際、先端チップ10には焦げ付き防止
用のコーティングを施しているため、粘膜がこびり付い
て通孔14を塞ぐこともない。
【0050】本実施形態によれば、前述した第1実施形
態の効果に加えて、処置具の入れ替えを行わずに、比較
的勢いのある出血(アルゴン・ビーム・コアギュレータ
ーの不得意としている)にも対応できる。
【0051】(他の止血プローブの例)ここで、出血部
の他の止血プローブの別例を示す。図17に示すもの
は、高周波ナイフ13の代わりに渦巻き状に形成した電
極42を用いてプローブ3を構成する。このプローブ3
によれば、第1実施形態に記載した場合のように、不活
性ガス中にプラズマを発生させて止血する方法も可能で
あると同時に、止血剤をプローブ3内の管路から散布す
ることも可能である。このとき、前記電極42は、ねじ
のように渦巻状に溝43を設けているため、流体を霧状
にして、広範囲に止血剤を散布することが可能である。
【0052】図18に示すものは高周波ナイフ13の代
わりに高周波スネア44を用いてプローブ3を構成し
た。このプローブ3によれば、例えばポリペクトミーな
どの病変部を高周波スネア44で切除後、第1実施形態
に記載したように不活性ガス中にプラズマを発生させて
止血するといった一連の操作を、処置具の入れ替えを行
うことなくできる。
【0053】また、図19に示すものは、軸方向に対
し、中心に設けられた電極用通孔45と、その周囲に設
けられた複数個の流体用通孔46とを持つ先端チップ1
0を備えたプローブ3とした。このプローブ3によれ
ば、電極45が常に中心の位置に固定されるため、電極
45を中心にしてプラズマを電極45の周囲に均等に発
生させることができる。これにより、止血状態のムラが
なくなる。
【0054】(第3実施形態)図20及び図21を参照
しながら、本発明の第3実施形態について説明する。本
実施形態は、前述した第2実施形態における局所止血の
機能を持つプローブにおいて、バイポーラ高周波を用い
た例と、その製造方法であり、これらを以下に説明する
が、概略の構成は前述した第2実施形態と同じであり、
異なる構成部を中心に説明する。
【0055】図20及び図21に示すように、プローブ
3の挿入部9は、先端チップ10が電気的絶縁性の樹脂
チューブ15と導線59を備えてなり、先端チップ10
の表面には2本の独立したらせん電極57および58を
設けている。らせん電極57は樹脂チューブ15内に内
蔵された導線59と接続され、らせん電極58は先端チ
ップ10に内蔵された仲介具19と接続されている。よ
って、高周波ナイフ13を基端側に引き込み、高周波ナ
イフ13を仲介具19に当て付けることで、らせん電極
58に通電させることが可能となるように構成されてい
る。
【0056】ここで、らせん電極57および58は先端
チップ10の外表面上に凹凸なく同一平面に形成されい
る。また、らせん電極57および58は導電性の素材で
あれば、同一の素材でも、異なる素材でも構わないが、
耐熱性を考慮すると、銀や金といった素材よりも白金等
の融点が高い素材の方が好ましい。
【0057】次に、先端チップ10の製造方法につい
て、図20乃至図25を参照して説明する。まず、図2
2及び図23に示すように、先端チップ10の外表面に
予め2本のらせん溝60を形成する(らせん溝形成工
程)。
【0058】次に、図24に示すように、先端チップ1
0の外表面を完全に被覆するようにらせん電極57およ
び58となる素材を形成する(電極素材となる被覆形成
工程)。
【0059】最後に、図25に示すように、らせん電極
57および58となる素材によって被覆された先端チッ
プ10の外表面を均等に研磨もしくは研削することによ
り、らせん状電極57および58を独立的に露出させる
(らせん状電極露出形成工程)。
【0060】本実施形態のプローブ3を用いて切開する
方法は前述した第1実施形態のものに同じである。ま
た、広範囲の止血方法も第1実施形態の場合に同じであ
る。
【0061】局所的な止血方法は内視鏡1で観察しなが
らプローブ3の先端チップ10を出血部位に押し当て
る。また、このとき、高周波ナイフ13を一杯まで引き
込み、突起40と接続パイプ19を接触させておく。先
端チップ10を出血部位に押し当てた後、制御装置7よ
り凝固電流を供給する。すると、供給された高周波電流
は、導電ワイヤ21→ナイフ部11→突起40→仲介具
19→らせん電極58の順に伝わり、押し当てられた出
血部位を経て、らせん電極57→導線59から供給源に
戻り、出血部位を直接焼灼することにより止血を行う。
【0062】本実施形態の効果は、前述した第2実施形
態の効果に加えて、次のような効果が得られる。
【0063】まず、先端チップ10の外表面に設けられ
た止血用高周波電極(らせん電極)57,58がバイポ
ーラ電極であるため、人体側の電極(Pプレート)を必要
とせず、簡便に処置が行える。
【0064】また、らせん電極57および58が先端チ
ップ10の外表面に凹凸無く同一面に形成されているの
で、先端チップ10の外表面がフラットであり、内視鏡
1の処置具挿通孔2内をスムーズに挿通させることがで
きる。
【0065】さらに、らせん溝60を設けた後、らせん
電極57および58を形成しているため、らせん電極5
7および58の幅を高精度に均一に形成することがで
き、均一な高周波凝固能を発揮できる。
【0066】尚、本発明は前述した各実施形態に限定さ
れるものではなく、他の形態にも適用が可能である。
【0067】前述した説明によれば、以下に列挙する事
項および以下に列挙した事項のものを任意に組み合わせ
た事項のものが得られる。
【0068】1.経内視鏡的に使用でき、生体の処置対
象部位に高周波電流を流すことによって処置対象部位を
止血・凝固する内視鏡用高周波凝固装置において、経内
視鏡的に体内に挿入可能で、且つ先端で開口する通孔を
有する長尺なプローブと、前記プローブの先端付近に設
けられた、高周波電流を通電可能な電極と、前記電極の
先端に設けられた、前記電極より大径の電気絶縁体と、
前記電極に高周波電源を供給するための高周波電源装置
と、前記プローブが有する前記通孔に不活性ガスを供給
する手段及び前記電極に高周波電流を供給する手段とを
有した制御部とからなることを特徴とする内視鏡用高周
波凝固装置。
【0069】2.第1項において、前記プローブは、前
記先端チップと前記樹脂チューブとを着脱自在に取り付
けられる取付機構を持つことを特徴とするもの。
【0070】3.第1項において、前記電極は前記プロ
ーブ先端において突没自在であり、その突出量が1mm〜
7mmに設定されていることを特徴とするもの。
【0071】4.第3項において、前記プローブは、前
記電極が最も突出した位置で固定される固定機構をもつ
ことを特徴とするもの。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、切
開機能と凝固機能を併せ持たせたことにより、内視鏡の
処置具挿通孔に異なる機能の処置具を入れ替えることな
く、病変組織の切除と止血とに至る一連の作業を行うこ
とができ、その結果、手技が簡便になると共に手技時間
の短縮が図れる。また、電極の先端に設けた電気絶縁体
を組織に押し当てることで、アルゴン・ビーム・コアギ
ュレーターのプローブ先端と組織とを確実に適正な距離
に離した状態に保てるため、電極先端が組織に触れて電
極に組織が焦げ付いて付着してしまい、不活性ガスが流
れなくなるという問題を生じさせない。その結果、手技
中に本来の機能を損なうことなく、組織を凝固できると
共に、治療装置のメンテナンスが不要であり、また、短
期間の使用で廃棄してしまうことがなくなり、医療費の
削減にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝
固装置の概略的な説明図。
【図2】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置の
プローブの先端部付近の斜視図。
【図3】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置の
プローブの先端部付近の縦断面図。
【図4】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置の
プローブの手元側部分の斜視図。
【図5】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置の
プローブの手元側部分の縦断面図。
【図6】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置の
作用の説明図。
【図7】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置の
作用の説明図。
【図8】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置の
作用の説明図。
【図9】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置の
変形例における作用説明図。
【図10】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置
の他の変形例における作用説明図。
【図11】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置
の先端チップの変形例の使用状態の斜視図。
【図12】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置
の先端チップの他の変形例の説明図。
【図13】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置
の先端チップの他の変形例の作用説明図。
【図14】第1実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置
の先端チップの他の変形例の作用説明図。
【図15】第2実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置
のプローブの先端部付近の縦断面図。
【図16】第2実施形態に係る内視鏡用高周波凝固装置
のプローブの先端部付近の使用状態での縦断面図。
【図17】止血プローブの別例を示す先端部付近の縦断
面図。
【図18】止血プローブの他の例を示す先端部付近の縦
断面図。
【図19】止血プローブのさらに他の例を示す先端部付
近の縦断面図。
【図20】本発明の第3実施形態に係るプローブにおけ
る先端部の側面図。
【図21】本発明の第3実施形態に係るプローブにおけ
る先端部の縦断面図。
【図22】本発明の第3実施形態に係るプローブにおけ
る先端チップの製造方法の手順の説明図。
【図23】本発明の第3実施形態に係るプローブにおけ
る先端チップの製造方法の説明図。
【図24】本発明の第3実施形態に係るプローブにおけ
る先端チップの製造方法の手順の説明図。
【図25】本発明の第3実施形態に係るプローブにおけ
る先端チップの製造方法の手順の説明図。
【符号の説明】
1…内視鏡、2…処置具挿通孔、3…プローブ、4…手
元側操作部、5…通電ケーブル、6…流体供給チュー
ブ、7…制御装置、9…挿入部、10…先端チップ、1
1…ナイフ部、12…先端絶縁部、13…高周波ナイ
フ、23…通電コネクタ、26…接続端子、48…管
路、49…本体、50…口金部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 耕 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 FF10 FF19 KK03 KK04 KK05 KK06 KK09 KK10 KK13 KK17 KK20 4C061 GG15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】経内視鏡的に使用でき、生体の処置対象部
    位に高周波電流を流すことによって処置対象部位を切開
    ・止血・凝固する内視鏡用治療装置において、 経内視鏡的に体内に挿入可能で、且つ先端で開口する通
    孔を有する長尺なプローブと、 前記プローブの先端付近に設けられ、前記プローブの先
    端より突没可能で、且つ高周波電流を通電可能な電極
    と、 前記電極の先端に設けられた、前記電極より大径の電気
    絶縁体と、 前記電極に高周波電流を供給する高周波電源と、 前記プローブが有する前記通孔に不活性ガスを供給する
    手段と前記電極に高周波電流を供給する手段とを有する
    制御装置とを具備したことを特徴とする内視鏡用治療装
    置。
JP2001107442A 2001-04-05 2001-04-05 内視鏡用治療装置 Withdrawn JP2002301088A (ja)

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